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石下地区第2
石下地区第2回まちづくり懇談会
まちづくり懇談会での
懇談会での皆様
での皆様との
皆様との意見交換
との意見交換
【岡田・飯沼地区】
◎
今の説明にあった交付金ですが、市の計画する内容に応じて補助金がどのくらい出せ
るのか枠が決まっていると思いますが、石下駅前の整備をする場合にはどのくらいの予
算を考えていますか。
【事務局】
現段階では何億円かかるという試算はしておりません。国の補助金についてですが、
石下地区では何億円までという縛りはありません。先ほどご説明した中にもありましたよ
うに、全体の4割は国からお金が交付されますが、残り6割については市が負担しなけれ
ばなりません。これは市全体の事業として考えまして、財政も含めまして検討していかな
ければなりません。また最初から市で上限を決めてしまいますと、計画がそれでいいのか、
ということになりますので、最初は予算を決めず、石下地区中心市街地の整備をするにあ
たっては、どのくらいの面積を整備するのか、またその内容もどのような事業を展開して
いくのかということも含めまして、至急精査しまして、今後皆様と一緒に試算し計画して
いきたいと考えています。
【事務局】
現在水海道地区で行っている事業は、合併以前から市街地整備構想がありまして、2
30ha のエリアを作りまして整備を進めています。今後、にぎわい再生事業としまして、
カスミ周辺の整備及びポリテクセンターから市街地までの道路整備を行い完了すること
となります。当初、平成 19 年から 5 年間で整備が完了する予定でしたが、震災の影響に
より 1 年間遅れまして、24 年度には完成させるといったスケジュールになっております。
今後は、石下地区においても、まちづくり懇談会やまちづくり検討協議会を開催し、
社会資本整備総合交付金を活用し、整備をしていければと考えております。
◎
私たちの地域は田園都市構想という地域になっていますが、具体的にはどういう計画
になりますか。
【事務局】
田園都市構想というのは、都市計画マスタープランの中で位置づけております。西部
地区は農地が多くあります。まもなく圏央道が開通し、そのインターチェンジ周辺が市
の起爆剤になると考えております。インターチェンジ周辺の整備をするにあたって工場
を誘致するばかりではなく、地場産業である野菜、お米等の流通拠点として、企画課、
農政課も含めて検討しているところです。農産物の生産も含め、そういった場所の選定
及び整備をどのような方向で持っていくのか課題として取り上げていき、懇談会等での
皆様の意見を踏まえまして、庁内で協議する場を設けていきたいと考えております。今
日の段階では申し訳ありませんが具体的なお答えは控えさせていただきます。
◎
石下橋が開通し、駅に行くには大変便利になりましたが、橋及び豊田城周辺の用水路
は地元住民が清掃を行っております。用水路の改修についても、まちづくり計画の中に
入れて、きれいなまちにしてほしいと思います。
また、治水の問題について記述されていますが、岡田小学校付近は大雨が降ると道路
が冠水し通行できなくなります。鬼怒川の水位が高いため、将門川が溢れることが原因
ではないかと思います。国及び県に改修の要望はしていますか。
【事務局】
排水路・用水路については、豊田城周辺及び江連用水が町の中心を流れています。こ
の整備にも交付金を使うことができます。現在石下地区においても都市下水路の整備が
下流にあたる大房地区から始まり、その周辺へと着々と整備を進めています。
岡田小学校周辺の冠水については、50 ミリ程度の雨量で冠水するということで、市と
しましても当惑しているところであります。将門川は県管理となりますので、市としま
しても、県に改修を毎年強く要望しているところですが、道路整備が優先され河川整備
の予算が削られていることもあり、整備が進んでいないのが現状です。今後も最優先課
題としまして、早急に改修していただけるよう要望してまいります。
◎
西地区では通学路の整備が遅れています。いつ頃までに整備できるでしょうか。
また、畑の土が道路及び歩道に溜まります。市で定期的に土の撤去等お願いできません
か。地元で撤去することもありますが、トラックもありませんし土を捨てる場所もあり
ません。
【事務局】
市道について全体的に歩道を整備するというのは難しいのが現状です。まず、地元の
声として区長さんが中心となり、地権者及び周辺住民の方にもご協力いただき、子供た
ちの安全のため歩道整備についての要望書の提出をしていただければ、市の計画に盛り
込むことができます。そういった方向でお願いいたします。
歩道の土については、道路課が担当となりますので話しをしておきます。
また、地元自治会のボランティア活動の一環として、草刈や土砂の撤去等を行っていた
だく場合には、補助金の交付制度等もありますのでご相談ください。
◎
西地区はマスタープランにおいて、田園都市地区となっていますが、ホームジョイ及
び石下総合運動公園周辺から大生郷工業団地へ通じる道路沿線の構想はどのように考え
ていますか。
【事務局】
農地については、現在の状態を守っていくというのは確定していますが、石下地区は
非線引き地域ということで、民間企業の進出が多く見られるところです。
ホームジョイも含め水海道地区には見られないような形で、民間企業が進出しています。
未利用地の利用ということで、市の財政面においても有効であると考えております。市
としましても、西地区にはある程度産業の集積するような場所を計画してはどうかとい
う構想があります。ただし、無秩序に展開されてはインフラの整備にもお金がかかりま
すので、ある程度、既存の工業団地から道路沿線に集積させていきたいというのが今の
考えです。大生郷工業団地の南側に花島工業団地がございますが、こちらは整備後すぐ
に全ての区画が完売しました。これは進出した企業には3年間固定資産税を奨励金とし
て交付するといった税制優遇をおこなったことが企業進出に有効な手法となりました。
こういった手法も取り入れながら、虫食い状態の企業進出ではなく、ある程度まとまっ
た地区に集積してもらうことで、地元住民の方にも色々な面でご迷惑がかからないです
むのではと考えています。地区の指定には、やはり地権者の方の同意が最も重要なこと
であると考えておりますので、今後ともこういった懇談会の際に説明を行い、検討して
いきたいと考えています。
◎
国生地区にも石下町時代に虫食い状態に様々な企業が進出してきており、条例がない
ため未処理のまま排水したり、夜中にゴミやプラスチックを燃やしたりということが頻
繁にありました。最近は生活環境課の方々の努力により改善されましたが、今後の企業
誘致にあたって農家や住民の生活を守るために、旧水海道市にあった条例を石下地区に
も適用し健全な企業の進出を期待します。
【事務局】
旧水海道市では公害防止協定というものがありまして、合併してからは石下地区の既
存の工場に対しても、生活環境課が各企業を回り、公害防止協定の締結を進めていると
ころです。毎年着実に協定を結ぶ企業の数を増やしていますので、徐々に改善できると
考えています。また、新たに進出する企業には、必ず協定を結ぶということを条件とし
て、宅地開発の指導を行っています。今後も関係部門と連携して進めていきます。
◎
幼稚園・学校周辺の道路整備について
西公民館・石下総合運動公園周辺を合わせた整備について
本庁舎へのアクセス向上について
旧役場跡地と石下駅を合わせた市街地活性化計画について
【事務局】
飯沼小学校周辺の整備ですが、崎房から飯沼地区につながる道路について請願が出さ
れ、12 月議会では継続審議となりました。今後議会で採択されれば、時間はかかると思
いますが、地権者の理解を経て整備していくこともあります。
西公民館及び石下総合運動公園周辺の活用方法については、都市計画マスタープラン
に地域資源の活用や魅力の向上という地域に指定されていますので、今後のまちづくり
の課題として引き続き検討していきます。
高崎坂東線については、8,600名以上の要望をいただきまして、早期完成の請願が
議会で採択されました。今後事業資金の確保にむけ、県支援事業や合併特例債の活用等
について、県と協議し市の最優先の道路事業として取り組んでいきたいと考えています。
◎
古河市に日野自動車が進出するということで、関連企業の倉庫関係の話がでているよ
うですが、雇用も良くなるのではと期待しています。ある程度の区域に企業を集積させ
るということも進めていただければ、以前問題になりました肥料の再生工場の悪臭問題
といったこともなくなり、住民にとってもプラスになると思います。
【事務局】
日野自動車の古河工場についてですが、昨日、市長・副市長が関連企業誘致について
橋本知事に要望に行ってまいりました。関連企業が数百社あるということで、市としま
しても企業誘致を積極的にピーアールするためにも、誘致場所について早急に選定する
必要があります。企業側としましても、関連企業がバラバラになるのではなく、工業団
地といった形で一箇所に集積したいという考えを持っています。ご存知のように市内に
は農地面積が多く、4ha 以上の農地転用については農林水産大臣の許可が必要となり、
これが非常に高いハードルとなっています。昨日、私も参加したのですが、県の関係各
課及び農水担当者も含め第1回目の勉強会を行いました。市としましても企業誘致の場
所の確保について準備を進めておりますので、順次市民の皆様にもご報告させていただ
きたいと考えています。
◎
高崎・坂東線の整備についても社会資本整備総合交付金を活用できるのですか。
【事務局】
一路線の整備についてこの交付金が使えるというものではありせんが、指定エリア内
であれば使うこともできます。他の交付金も含め国・県とも相談し、最も有効な方法で
整備を行っていきたいと考えています。
【事務局】
今後、石下地区にぎわい再生検討委員会など市民参加型の委員会を作り、検討してい
きたいと考えています。岡田・飯沼地区の皆様もぜひ参加いただき、東地区の皆様と一
緒に石下地区のまちづくりについて、より広い視点からご意見をいただき、旧市街地の
再生につなげていきたいと考えています。ぜひ、ご協力をお願いいたします。
◎
石下東地区の構想について、西地区の住民が参加することは良いことだと思います。
西地区も30~40年前と比べると総合運動公園や東仁連川の改修、南総土地改良区の
農地整備など大きく前進していると感じます。
ただし、住みよいまちづくりを考えますと、負の遺産もあります。水海道地区・石下
東地区・西地区と分けて考えるのではなく、市全体のバランスを考えて事業を検討し進
めていただきたいと思います。
【事務局】
貴重なご意見として今後の参考とさせていただきます。
飯沼・岡田地区については、古間木、鴻野山など農地以外の土地も多くあります。市
内でも唯一企業誘致ができる場所と考えています。住宅地区とも混在していますので、
周辺の住民の方に迷惑のかからない企業の誘致を進めていきたいと考えています。
その他
◎
国生農業集落センターの水道管の修繕について
【石下・
石下・玉・豊田地区】
豊田地区】
◎
平成 23 年 11 月 26 日に石下橋が開通したその日の夕方、近くのお弁当屋さんが賑わっ
ていたが、その先は線路と駅で行き止まりになってしまう。東側までの道路の開通を出
来ればと願っています。
【事務局】
今後検討会や勉強会等を立ち上げて、話し合いたいと考えております。
◎
中沼線の駅東、国道 294 号までの道路、旧石下庁舎跡地並びに駅前広場を含めた整備
をぜひお願いします。
【事務局】
道路事業、庁舎跡地、駅前など一体的に住民の皆様を交えて検討していきたいと考え
ています。
◎
中沼線を国道 294 号まで整備することや庁舎跡地など一体的な整備が多くの方々の意
見だと思います。以前事務局から検討するとの答弁をいただいているがその後どうか。
【事務局】
都市再生整備計画を検討し中心市街地の活性化を図っていこうとするのと同時に、検
討委員会をつくりながら、県への要望など働きかけながら進めていくことを検討してい
ます。
◎
今回でているような計画が市街地活性化には一番良いと思います。地域の人々の声を
きいても、そのような人が非常に多くいます。よく考えてぜひ進めていただきたい。
【事務局】
橋が開通した効果について、地元の方々はどのような認識でいらっしゃるでしょうか。
◎
アピタなど大きなお店は駅の東側にあります。向こうから来ても行く場所が分散して
しまうし、つくば市へ行く場合もあると思います。プレミアム商品券でも小売店はがん
ばっている。
◎
東側と旧商店街を円滑に結べるというのは、いろいろな意味で利点があります。やは
り、その周辺が中心になるべきです。旧石下庁舎周辺で空地を含め1町歩あります。市
街地のなかにそれだけの土地があることは素晴らしいことで、それを利用しない手はな
いです。買い物難民といわれている高齢者の方々が多くいますし、将来的には日常生活
用品ぐらいは買い物に行ける場所が必要です。そういう意味からも旧石下庁舎周辺の利
用価値はあります。
◎
旧石下庁舎周辺は閑散として自治会として件数は少なく高齢化が進み運営が困難にな
ってきています。聞いた話しでは借地の方が多く建て替えするにも困難です。旧庁舎跡
の再利用を考えようとするならば石下地区でしっかり考えなければならないが、この計
画を検討し話し合い、さらに 3 年から 5 年かけて実行するころはもう誰もいなくなるの
ではないか。新しい橋ができてお店が賑わったというのは、やはり利便性により買い物
に来る方々が多いと思います。つくば市でさえ最終駅のつくば駅と研究学園駅前のとこ
ろでは雲泥の差があります。研究学園駅前に比べ最終駅は閑散としています。人の流れ
とはそういうことだと思います。魅力があっていろいろなものが出店してくる所は人が
集まります。お年寄りの方や地域の若い方も含め、コンビニでちょっと買い物に行ける
ような、量販店に行って買わなくてもよいような、いろいろな考えがある。旧石下庁舎
周辺の再利用は急いで失敗するよりはゆっくりと、ということも分かるがゆっくり過ぎ
ると世の中の景気が悪く衰退していくので、話し合いの場を持つことは分かるが行政の
対応を早くしてほしい。協力をするので、期間をあまりかけすぎないでほしい。
【事務局】
構想ができるまではしっかり議論していきたい。次回は実行委員会のようなものに市
民の方にも参加していただいて、早期に結論を出して事業化に向けて進めていきたいと
考えています。
◎
石下駅前交差点は新しい橋が出来て朝晩は非常に交通が多くなりました。早く事業の
話しを下ろしてもらいたい。私たちもいろいろ検討しています。毎年工事事務所や茨城
県に要望もしていますが、話しは進んでいません。空地も多く中心市街地とは言えない
ような状態であり、早く良くしたいです。
【事務局】
県事業か市事業かということではなく中心は地元の皆様の利便性を第一と考え、これ
からの情報は共有し勉強会などを通して皆様に出席していただきまして早急に協議の場
を持ちたいと考えていますのでよろしくお願いします。
◎
中沼線は県の事業で、その先を市で整備する場合は駅が邪魔になる。石下駅の移設も
考えなければならない。駅の東側は道路が完成しているので、駅の移設ができれば東西
道路の接続は出来ると思う。踏切の問題が出てくるだろうが南側の踏切は旧石下庁舎跡
地の整備で必要なくなると思う。その代替としてなら踏切をつくるのは可能だろう。
◎
今ある踏切を統合すれば、それは可能です。
◎
旧石下庁舎跡と石下駅を含めた開発が可能になる。
◎
農協関連の施設はいつでも撤去可能とのことです。
【事務局】
初めてお聞きした話しもあり、このような会合を持たないと得られなかったことで、
協議を早急に実施して地元の総意を受けて、事業を整理して実現に向けて展開していき
たいと考えています。
◎
この会議について、必ず会議録を残して資料と一緒に出席者に配ってください。
【事務局】
前回の会議録等を市のホームページへ掲載していますが、紙に印刷したものも用意し
て次回からは皆様にお配りいたします。
◎
市長へもこの話しは通じているのでしょうか。
【事務局】
議事録を作成すると同時に時間をかけて説明をしています。
石下地区ばかりでなく、玉地区や豊田地区の方々からもご意見をいただきたいと思い
ますがどうでしょうか。
◎
石下地区で約30年前に区画整理事業や都市計画道路整備をしたものですが、南北の
都市計画道路は整備されていますが、東西の線、石下駅中沼線が問題です。問題という
のは、観光バスが石下駅に来ても方向転換するのに困難です。そこで、まちづくりを推
進するのは、駅東と西の市街地を一体的にならないと町の発展はありません。石下駅中
沼線の整備がこれからの大きな仕事であります。
【事務局】
皆様のご意見をお聞きしますと鉄道で東西に分断されていることが問題で、これから
一体的に整備していくには、町の中を東西に結ぶ大きな道路がもう一本必要だという事
が認識させられました。これは今回の事業の中でまず一番に考えなくてはならないと、
それが賑わいを生み、町の発展につながると認識しましたので、市長へも市全体の課題
として伝えていきたいと思います。
◎
旧石下庁舎跡地も含めてお願いします。
◎
豊田地区ですが、下妻に道の駅などがありますが、豊田・玉地区は農業が大きなポイ
ントになると思います。人を集める所を294号沿いに出来ないでしょうか。
【事務局】
農産物集荷施設など様々な議論をして候補地として東部拠点があげられましたが、土
地を取得した目的と合わないことなど法律的な問題で利活用が出来ないことが現在ネッ
クになっています。294沿いで非常に利用価値の高い場所と認識しておりますが、そ
の様な問題があり事務サイドで前に進めないでいるところです。
◎
かつては“コンクリートから人へ”という言葉がキャッチフレーズにありましたけれ
ど、今年の震災を契機としてコンクリートも大事だったということが改めて見直された
と思います。今回の石下橋は様々な障害を経て 20 年の月日をかけて完成した橋でありま
す。これは有効に使っていただきまして、常総市も合併して今年で 6 年目を迎えている
ところですけれど、完成した石下橋を起爆剤として、そしてまた、旧石下庁舎跡地を含
めて総合的なまちづくりを、お年寄りから若い方まで、いろいろな方の意見を結集して
新しいプランをお作りいただければと思っております。また、先ほどのお話しにもあり
ましたように、待った無しの状況であります。常総市をとりまく環境も大きく変わって
いきます。予定ですと平成 26 年には三妻地内に圏央道のインターチェンジが完成する予
定であります。また目を西に向けますと、旧三和町、現在の古河市に日野自動車の工場
が早ければ来年 4 月には一部稼動が始まるということで、この県西地区をとりまく環境
も少しずつではありますが、大きく様変わりをしようかとしています。そういった中で、
この石下を通過しない、石下に人が寄っていただけるような施策を皆様と一緒に勉強し
ていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。