研究助成事業に関する運用内規 制 定:平成 21 年 4 月 11 日 最近改正:平成 28 年 3 月 27 日 第 1 条 2 この運用内規は、研究推進事業に関する規程第5条、及び第11条に基づき、これを定める。 研究助成事業における助成の決定は以下の順序で行う。 (1) 一般社団法人日本心理臨床学会(以下「本会」という。)の正会員に対して研究者候補及び研究課題を公 募し、または本会理事により推挙された研究課題について研究者候補を公募する等の方法により、本会正会 員の中から研究者候補を募る。 (2) 研究者候補及び研究課題等について研究助成審査委員会が審査を行う。 (3) 業務執行理事会が、研究者候補及び研究課題等についての審議を行う。この審議にあたっては、研究助成 審査委員会の審査結果及び推薦が尊重される。 (4) 理事長が、助成の可否、助成にあたって必要な事項等を決定し、その結果を公表する。この決定にあたっ ては、上記(2)及び(3)号の審査ないし審議の結果及び研究助成審査委員会の推薦が尊重される。 3 研究助成審査委員会による審査は、5名以上の委員の協議により行う。 4 研究助成審査委員会による審査期間は3ヶ月程度とする。 第 2 条 研究助成事業に応募する者は、個人またはグループであり、いずれの場合も本会正会員でなければなら ない。 2 応募者は、所定の書式に従って、提示された研究テーマに関する研究計画概要等を、公募期間内に研究推進 事業委員会へ提出しなければならない。 第 3 条 研究助成事業の研究期間は、1年以内と1年以上2年以内の2種とする。 第 4 条 研究助成事業に関する助成金額は以下の通りとする。 (1) 個人又はグループを申請対象とし、研究期間を1年以内として100万円を限度とする。 (2) 個人又はグループを申請対象とし、研究期間を1年以上2年以内として150万円を限度とする。 (3) 若手研究者を申請対象とし、研究期間を1年以内として30万円を限度とする。 第 5 条 研究助成事業による助成を受けた研究者は、理事長に、研究助成事業の対象となった研究成果について の報告書を提出しなければならない。理事長は、その報告書を学会ホームページに掲載する。 2 研究助成事業による助成を受けた研究者は、前項の報告内容を本会大会または本会学会誌等に公表すること が望ましい。なお、その場合には本助成を受けた研究であることを明記すること。 3 研究助成事業による助成を受けた研究者は、少なくとも助成を受けた後5年間は本会会員でなければならない。 4 研究助成事業の対象となった研究が、何らかの事情で遂行が困難になった場合は、研究者は、速やかにその 旨を研究推進事業委員会に所定の書式にしたがって届け出なければならない。この場合、本会は研究助成期間 の延長や中止、助成金の返還請求を行うなどの措置をとることがある。 5 研究助成事業をめぐる当事者の権利義務関係(具体的助成金額、著作権、その他の義務等)については、本 運用内規に定めるほか、個別に取り交わす契約書の定めるところによる。 第 6 条 附 1 附 1 附 1 本運用内規の改廃は、業務執行理事会の審議を経て、理事長がこれを行う。 則 この運用内規は平成 21 年 4 月 11 日より発効する。 則 この運用内規は平成 24 年 4 月 15 日より発効する。 則 この運用内規は平成 28 年 3 月 27 日より発効する。
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