看護師募集パンフレット

看護師募集要綱
複十字病院
看護師のみなさんへ
『緑と酸素の街』清瀬で働いてみませんか
院長 後藤 元
複十字は、“緑と酸素の街”で「呼吸器疾患」「がん」「生活習慣」の専門医療を柱に、地域に根
ざした病院として歩みつづけています。
清瀬という街
人口7万人を超える清瀬市は、いま発展中の街です。JR 山手線のターミナル駅である池袋へ西武池
袋線で 30 分。地下鉄有楽町線、副都心線の乗り入れで、銀座や渋谷へも乗り換えなしで行けるように
なりました。緑豊かな清瀬市は、かつて結核サナトリウムの街でもありました。複十字病院の周辺に
は最高時 15 の病院、5 千床を超える呼吸器疾患の専門病床がありました。日本でこれほど呼吸器を専門と
する街はありません。複十字病院はそんな緑豊かな清瀬市にあります。
清瀬は、“緑と酸素の街”でもあるのです。
複十字病院の医療
複十字病院は、財団法人結核予防会(現在の総裁は秋篠宮紀子妃殿下)のもとに、第二次世界大戦
後、日本の結核医療をリードしてきた結核研究所の臨床研究部として発足しました。今、複十字病院
は、「呼吸器」「がん」「生活習慣病」の 3 つの専門医療を柱に、地域に根ざした病院として新しい
歩みをつづけています。呼吸器センターでは、伝統ある結核医療
を結核研究所との連携のもとに、日本でも中核的な役割を果たし
ています。年間切除 100 例を超える都内 10 指に入る肺がん診療
呼吸器
と、国内最大規模の非結核性抗酸菌症診療は重要な特色です。呼
吸ケアリハビリセンターは、COPD 等高齢社会が求める、複十字
病院の新しい特色となりつつあります。
複十字病院に入院される患者さん(年間約 4,500 名)の 45%
生活習
はがんの患者さんです。消化器疾患の治療にあたる消化器センタ
がん
慣病
ー、年間切除 100 例を超える乳がん治療にあたる乳腺センターは、
呼吸器センターでの肺がん治療や PET センターとともに、複十字
病院の「がん」医療の柱になっています。
働きやすい職場
複十字病院は看護師の中途退職が少ないことも誇りにしています。新卒者でも心配ありません。先
輩が後輩を教え、教えることから先輩も学ぶ「プリセプター制度」がしっかりと定着しているからで
す。有給休暇の取得率が 90%と非常に高く、労働基準法遵守の優等生です。複十字病院は、広い敷
地内に看護師寮と保育所を新築しました。看護師寮は、バス、トイレ、キッチン設備のあるワンルーム
で、周囲を気にせず安らげます。子育てをされる皆さんのために院内保育園もあります。複十字病院では
40 年前から率先して 24 時間の院内保育を続けてきました。木の香りする広々とした新築の保育園は、
夜間でもお子さんを預けて安心して働けます。
こんな複十字病院で一緒に働いてみませんか?
看護部の概要
私たち看護職員は、病院・看護の理念を基に、地
域の患者さんに心の触れ合う看護を提供できるよ
うに日々研鑽しています。 人を育て自分も育つ環境
作りをしながら「思いやりの心」を持った方と一緒に
働きたいと願っております。自分の大切な人を安心し
て受診させる事が出来る病院で皆さんのキャリアを築
いていきませんか。お待ちしています。
看護部長 渡部昌子
看護部の組織
看護師・看護助手
各病棟師長
スタッフ
外来師長
スタッフ
手術・中材師長
スタッフ
内視鏡副師長
スタッフ
看護部会 副師長会
教育委員会・業務委員会・臨時実習委員会
新人育成委員会・その他
看護部の方針
基本理念:【人間尊重を基盤にした医療・看護サービスの提供】
1. 私看護専門職であるとの自覚をもって、患者の立場になった思いやりのある安全な看護を提供し、
地域住民の信頼に応える。
2. 医療の高度化に対応した知識・技術の研鑽を積み看護レベルの向上に努める。
3. いかなる医療の場にも対応できる看護師の育成。
看護体制
◆施設基準
◆看護方式
一般病棟 10:1(238 床)・結核病棟 13:1(60 床)・療養病棟 25:1(41 床)
プライマリ+モジュール型
(一人の看護師が個々の患者を受け持ち、その患者・家族全体のニーズを
認識して看護計画を立てる。モジュール(小グループ)内で勤務計画、
分担計画を立て継続看護ができる看護方式)
勤務体制
勤務時間:2交替制
実働時間
(日勤)8:30~
日 勤(A勤) 08 時 30 分~ 17 時 00 分(休憩 60 分)
全夜勤(B勤) 16 時 30 分~翌 9 時 00 分(休息・休憩 90 分)
7 時間 30 分/日(全夜勤:15 時間 00 分)
37 時間 30 分/週
休憩 60 分
17:00
(夜勤)16:30~
0:00~
翌 9:00
教育計画
クリニカルラダー方式で院内年間教育計画を実施。卒後教育、現任教育及び新医療機器導入に伴う
指導計画の立案実施。
教育目的
複十字病院の看護師として、知識・技術の自己研鑽をつみ看護の質の向上をめざし、
より良い看護を提供できる看護師を育成する。
教育目標
1.個人の持つ基礎技術、知識を実務において展開できるよう援助する。
2.関連諸科学の展開に対して効果的に看護が遂行しうる能力を養うように援助する。
3.より良い人間関係を保つよう援助する。
4.看護の本質を追求し、その向上に貢献しうる能力を養えるように援助する。
5.複十字病院の職員としての自覚を持ち、病院の目的達成に協力できるよう援助する。
教育の概要
看護の基礎を身につけられる新人教育から高度
な知識や技術を習得できる継続教育まで学ぶ意欲の
あるナースをサポートしています。
卒後教育は、病院のシステム・ME 器機・看護技
術・緊急時の対応などを約 1 か月かけ教育訓練を
していきます。その他、プリセプター委員が主催
する勉強会などを企画しています。
教育研修制度は、クリニカルラダーシステム を
導入し年間研修計画を立て各レベルに添った研修を
行なっています。また、自己のスキルアップに繋が
るように積極的に院外研修にも参加 できます。
新人教育
新人を見守りフォローするチーム支援型
特定の指導係りを置かず、チームで新人職員を教育・支援します。
看護の基礎技術はWEB媒体のナーシングスキルを導入。統一した看護技術を習得できます。
PC・スマホがあればいつでもどこでも見ることができます。
ナーシングスキル
スキマ時間に最新の看護技術を学ぶことができます。
調べたい手技を動画・画像・テキストを使ってくり
返し学べ、もちろん育児休暇中も利用できるので、
安心して復帰ができます。
手順チェックリスト、小テストつきで理解度UP!
クリニカルラダーシステム
看護師としての経験を積みながら成長・発展していく過程を行動目標で示した、クリニカル
ラダーシステムを導入しています。
能力開発プログラム(クリニカルラダー)
レベル
目
研修内容
標
・基礎技術が出来る
・基礎技術ができる病棟の特殊性(疾病など)を学ぶ
Ⅰ期
・情報の伝達、確認することを学ぶ
(4~5月)
・業務の優先順位がわかる
・モジュール型プライマリーナーシングが理解できる
・新採用オリエンテーション
・講義
疾患別看護
・緊急時の看護
・レスピレーター装着時の看護
・Ⅰ期の評価と修正
・看護課程(個別性)がわかる
Ⅱ期
・夜勤業務の流れがわかる ・緊急時の対応を学ぶ
(6~10 月)
・アソシエイトナースの役割ができる
・ドレーンの管理
・感染について
Ⅲ期
・Ⅱ期の評価と修正
(11~2 月)
・夜勤業務が理解できる
・プライマリーができる
・全体のまとめ
認定看護師取得支援
認定看護師資格取得制度を用意しています。多くの看護師がチャレンジしています。
あなたが向上心を持ち続ける限り、私たちはそれに答える義務があると考えています。
◇入学金・受講料の援助
◇受講中の期間は日勤扱いとし、給与及び賞与は全額支給致します。
看護部の教育計画以外に、年に 1 回各職場の研
究を発表しあう院内発表会の開催や、医療人と
して 必要なテーマについて、医療安全管理部
教育委員会にて全職種向け講演会を実施してい
ます。
毎年 12 月には、院内発表会が開催されます。
各部署より 1 年間の業績を発表し合い、活発な意
見交換を行なっています。また、会の終わりには懇
親会を開催しており、職種・部署こえて親睦を深め
ています。
医療安全管理部主催講演会として、医療
安全に関するテーマを 2 題、感染管理に関
するテーマを 2 題。年間 4 テーマについて
講習会を実施しています。
教育委員会では、倫理・接遇・医療ガスについて
講演会を実施しています。その他に、診療報酬
改定に関する講演会の実施。職種に関係なく当院
の職員が学会で発表した演題を複数題選出し、上
半期と下半期に 1 回ずつ年 2 回、職員向けに学会
報告会を開催しています。
先輩看護師
Interview
感染管理認定看護師
医療安全管理部 部長
緩和ケア認定看護師
さとう あつこ
佐藤 厚子
看護部副看護師長
私が認定看護師を目指すきっかけとなったの
は、1999 年 7 月に手術室・中材への異動でした。
こばやし じゅんこ
小林 潤子
今までと全く違う職場での業務にとまどい、感
染対策委員会での活動も初めての経験でした。自
己流で学んだ感染管理に限界を感じていた時に、院
長、看護部長はじめとする組織の理解と協力のお
かげで、2005 年に日本看護協会看護研修学校へ
入学、試験を受ける度に若いときにはなかった苦
労がありましたが、2006 年に感染管理の認定資
格を取得する事が出来ました。
学校は当院の向かいにあり、病院のサポート
も得ることができ、これから認定看護師を目指す
人にはお勧めの環境の良さだと思います。
現在、私は医療安全管理部に所属し、感染管理
認定看護師として自分の学んできたことを組織
の中で活用し、安全な医療・療養環境を作ってい
くことに少しでも貢献できるように、もう 1 名の
認定看護師とともに頑張っています。
認定看護師を目指した理由は、がん患者の看護
についてもっと深く勉強したいと感じたこと、看
護師として主体的に患者・家族と関わり支える
ことのできる存在になりたいと考えたからです。
授業では、アセスメントの未熟さを痛感し、
緩和ケア病棟での実習では、苦悩する患者や家
族を前に無力な自分と向き合い、これまでの看
護を振り返って自分は何をしてきたのかと自信を
失う大変な日々でした。
現在は、その貴重な体験があったからこそ、 今
の自分があると思っています。緩和ケアは、
人の痛みや苦悩に関わる分野で関心を寄せれば寄
せるほど、患者のつらさを共体験し悩み迷うこと
の方が多いと思います。そんなときは、一人で悩
まず誰か( 同僚、上司、緩和ケアに携わる看護
師、心理士、家族、友人 ) に自分の思いを聴い
てもらうことが大切です。
家族や友人は、一般の人の感覚を思い出させ
てくれますし、聴いてもらえると問題は解決でき
なくても最後まで患者・家族と向き合える力が
湧いてきます。共に考えながら、私自身も日々
成長していきたいと思っていますのでお気軽に声
をおかけください。
充実したプライベートタイムが
もてる環境を提供しています
看護師寮レジデンス松山
【設備】エアコン・キッチン・バス・トイレ
・クローゼット・床フローリング仕上
【セキュリティ】
家 賃
エントランスオートロック
キャリア年数 1~2 年目 20,000 円
キャリア年数 3~4 年目 25,000 円
キャリア年数 5 年目
30,000 円
*入居可能年数は、5 年目まで
別途、住宅手当制度もあり。賃貸の場合は最大
月額 27,000 円の手当を支給
結婚・出産後も安心して、
仕事と育児の両立が可能です。
複十字病院の規模・特徴
医療の規模
複十字病院は 339 床(一般病床 238 床(看護配置 10 対1)、療養病床 41 床、結核病床 60
床)の入院病床があり、1 日 530~550 人の外来診療を診療しています。
〈入院診療科〉
呼吸器内科・呼吸器外科・消化器内科・消化器外科
乳腺外科
〈外来一覧〉
呼吸器内科・呼吸器外科・消化器内科・消化器外科
乳腺外科・循環器内科・内科・耳鼻咽喉科・
泌尿器科・糖尿病内科・歯科・ものわすれ外来
〈院内他科からのみの外来〉
(初診は診察しておりません)
整形外科・化学療法科・神経内科・眼科・皮膚科
精神科・放射線治療科・緩和ケア外来
健康管理センター
複十字訪問看護ステーション
病棟名
病床数
診療科
2A病棟
42
呼吸器内科
3A病棟
60
呼吸器内科
1C病棟
48
消化器外科
2S病棟
43
呼吸器外科
3S病棟
45
乳腺外科
消化器内科
一般病棟
238
療養病棟
41
療養
結核病棟
60
結核
合計
339
医療の特徴
複十字病院は、結核・呼吸器、がん、生活習慣病の 3 つを柱として医療を進めています。
(1) 結核・呼吸器の専門医療
呼吸器センターでは、伝統ある結核医療を結核研究所との連携のもとに、日本でも中核的
な役割を果たしており、厚生労働省から東日本で唯一の結核 「高度専門施設」に指定され、
2013 年から長崎大学連携大学院(臨床抗酸菌学)になりました。また、年間切除 100 例を超
え都内 10 指に入る肺がん診療と、国内最大規模の非結核性抗酸菌症の診療は複十字病院の重
要な特色です。呼吸ケアリハビリセンターは、COPD など高齢社会が求める、複十字病院の新
しい特色となりつつあります。
(2)がんの集学的医療
複十字病院に入院される患者さん(年間約 4 千 500 人)の 45%は、がんの患者さんです。
胃がん、大腸がんをはじめ消化器疾患の治療にあたる消化器センター、年間 65 例を超える乳
がん治療にあたる乳腺センターは、呼吸器センターでの肺がん化学療法や PET センター、放
射線治療センターとともに、複十字病院の「がん」医療の柱になっています。2012 年に肺が
ん、大腸がん、乳がんは,それぞれ東京都(部位名)がん診療連携協力病院に指定されました。
ちなみに人口 400 万人の多摩地区(北多摩北部、北多摩西部、北多摩南部、南多摩、西多摩)
の大学附属病院や公立病院を含むDPC病院41施設の中で、複十字病院の取り扱い患者数は
大腸がん 1 位、肺がん第 2 位、乳がんも 10 指に入っています。2013 年度の大腸内視鏡件数
は 2272 件、胃内視鏡は 4349 件でした。こうした、高度のがんの医療を進めるには、優れた
外科医、放射線専門医、化学療法専門医などの力を集めた“集学的医療”が必要です。放射
線領域では、PET-CT、3D放射線治療装置などさまざまな高度な機器が活躍しています。ま
た、がん診療センターでは外来化学療法室と緩和ケア診療科がそれぞれの専門領域を超えた、
すべてのがんを対象にした診療支援を行っています。
(3)生活習慣病と地域医療
高齢化社会の進行のなかで、高血圧、糖尿病をはじめ生活習慣病の予防と治療は大きな
課題です。生活習慣病(循環器、糖尿病)、整形外科、眼科、耳鼻科、皮膚科、泌尿器科
等の診療は、糖尿病・生活習慣病センターの外来診療として行っています。2013 年、認
知症診療支援センターが発足しました。認知症は早期に治療を開始することによって症状
を改善させ、進行を遅らせることができます。MRI や脳血流シンチグラム、PET を駆使し
て、アルツハイマー病の早期発見と早期治療を進めます。また、複十字病院に併設された
健康管理センターでは、地域と企業のみなさんの健康診断と人間ドックをおこなっており、
疾患の予防と早期発見に努めています。
地域のみなさんの健康と医療は、もとより複十字病院だけで守れるものではありません。
複十字病院は清瀬市医師会、北多摩医師会に所属するとともに、複十字病院独自の「登録
医会」制度があり、かかりつけ医約 240 名の先生方との病診連携を推進しています。
2009 年、救急告示病院(東京都二次救急病院)となり、呼吸器、消化器を中心に月間
約 100 台の救急車を受け入れています。2011 年 11 月、これまで院内にあった訪問看護室
が「複十字訪問看護ステーション」として独立しました。これによって、複十字病院だけ
でなく他の病院やかかりつけ医の先生方からの依頼にも応えることができるようになりま
した。
複十字病院は登録医会を中心に清瀬市医師会や地域の先生方や病院の先生方と病診・病
病連携を密にした地域の基幹病院を目指しています。
当院外観
結核研究所外観
結核とたたかうシール坊や
JICA 研修生の受け入れ(説明者:渡部看護部長)
(結核予防会キャラクター)
複十字病院への交通は
◆
◆
電車で
西武池袋線清瀬駅南口から徒 10 分
または バス停 3 つ目 複十字病院バス停下車
(清瀬駅南口②番乗場からのバスはすべて経由します)
車で
小金井街道「清瀬高校入口」信号から図書館通りを 300m
東京都道 226 号東村山清瀬線「全生園東」信号から約 2km
郵便局前
梅園駐在所前
看護大学校
複十字病院バス停
三井住友銀行
複十字病院
清瀬高校
清瀬高校入口
複十字病院
TEL:042-491-4111(代表)
FAX:042-492-4765
〒204-8522 東京都清瀬市松山 3-1-24
http://www.fukujuji.org