不朽の自由

Human Rights Watch
March 2004 Vol. 16, No. 3(C)
”Enduring Freedom”
Abuses by U.S. Forces in Afghanistan
(Summary Translation of HRW Report)
「不朽の自由」
アフガニスタンにおける米軍の虐待
(HRW レポート要約)
要約
2001 年 9 月 11 日の襲撃を受けて、米国は国家安全保障と基本的権利および自由の保護という名
のもとに、そしてアフガニスタンの人々をタリバンの残虐で不安定な支配から解放するという二次的
な狙いを携えて、アフガニスタンにおける戦争に向かった。
未だに今日、アフガニスタンの国土において、米国は現行の軍事・情報活動の一部として逮捕・拘
留のシステムを持続しているが、これは国際人権法および国際人道法(戦時法)を犯している。その
ようにして、米国はアフガニスタン市民の生命を危機にさらし、アフガニスタンにおける法の支配の
回復努力を損ない、また基本的権利の原則を守るという義務に疑問に晒している。
本報告書は 2003 年および 2004 年初期に東南および東アフガニスタンにおいて行われた調査に基
づくものであるが、ここではアフガニスタンで米国軍がどのように人々を逮捕・拘留したかに焦点を
おいている1。ここでは米国人員による数々の不正を詳述するが、この中には逮捕中の過剰暴力や、
無原則で無期限の拘留や、拘留者の虐待といった事例も含んでいる。本稿はまた、アフガニスタンで
米国によって施されている拘留システムの全般的な法律上の欠陥を詳述する。それは本稿で示される
ように、ほぼ完全に法の支配の外で運営されている。
アフガニスタンでは、米国軍と多国籍軍は現地のアフガニスタン軍と共同して武装集団と戦ってい
る。この武装集団はタリバン勢力(聖戦集団 [mujahidin group] イスラム党[Hezb-e Islami])と、比
較的少数の非アフガニスタン人戦士(彼等の一部はアルカイダに関連している)で構成されている。
それらの活動の一環として、これらの武装集団は国際人道法や人権基準に従う意思をほとんど見せて
いない。例えば、市民や人道主義的援助のために働く人々を拉致したり襲撃したり、また市場やその
他の民間居住地区で爆弾を爆発させたりしている。彼等(同武装集団のリーダー達も含む)はこれら
の違反行為に関与しており、もし捕まれば、アフガニスタンの法律ならびに戦時法に対する違反につ
いて取り調べられ、起訴されるはずである。けれども、こられの武装集団の活動は米国の違反の言い
訳にはならない。ジュネーブ条約は相互主義の適用を求めていない。一方の争いに対する不正は、そ
れがどんなに酷くとも、他方の違反を正当化しない。これは国際人道法の基本原則である。
本報告書の意向で、
「米国軍(U.S. forces)
」という用語は国防省および中央情報局(Central Intelligence
Agency: CIA )の米国人員と、総じて米国大統領の指揮下にいる他の全ての軍人を指すこととする。ア
フガニスタンにおける米国主導の多国籍軍には他の国々からの兵士が約 2000 人いるが、同軍は主に米国
人員で成り立っている。また米国に統治されている国際治安支援部隊(International Security Assistance
Force:ISAF)の一部として、様々な国々からの約 6000 人の兵士もカブールやクンドゥス市に配置され
ている。
1
The following translation was done through the Japan Afghan NGO Network (JANN) and is taken from the following
Human Rights Watch report: ”Enduring Freedom” Abuses by U.S. Forces in Afghanistan. The full report is available at
the Human Rights Watch website www.hrw.org. The overview was translated by Ms Yayoi Sugii and Mr. Nobuhiro Tsuji
and edited by Tohru Tada and Christian Dennys.
以下の翻訳は日本アフガン NGO ネットワーク(JANN)を通じておこなわ、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)のレポート「
『不
朽の自由』アフガニスタンにおける米軍の虐待」を元にしました。完全版は HRW のウェブサイト www.hrw.org で利用可能です。
これは杉井弥生と辻伸浩が翻訳し、多田透とクリスデニスが編集しました.
Human Rights Watch
March 2004 Vol. 16, No. 3(C)
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2002 年から現在まで、アフガニスタンでは少なくとも 1000 人のアフガニスタン人および他国民
が米国主導の軍に逮捕・拘留されているとヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch、
HRW)は見積もっている。これら逮捕者のうちのある者達は(直接的に敵対行為へ参加しているう
ちに)軍事活動中に捕まえられたが、拘留されている他の者達は現行の敵対行為に明らかな関連を持
っていない市民であった(後者の分類は犯罪行為で指名手配された人々も含むであろうが、しかしこ
のような逮捕はアフガニスタンの法律あるいは国際法の基準に従って執行されていない)。
米国軍がアフガニスタンの居住区で逮捕を執行する時、過度あるいは無差別な武力を行使したとい
う多数の報告がある。本報告書で示されるように、米国軍部隊は繰り返し武装ヘリコプターから破壊
的武器を使用したり、小型および大型の銃を使用したりしている(これは無方向に打つ鎮圧射撃も含
んでいる)。本来は法執行機関が争う者のいない場所で人々を逮捕するべき時に、このようなことが
行われている。これらの戦術の使用は、回避することができた市民の死傷を招いており、個々のケー
スにおいては国際人道法の違反ということになる可能性がある。
HRW はまた、米国軍と並んで配備されているアフガニスタン兵士が逮捕執行中に人々を殴打ある
いは虐待したり、また家を略奪したり、あるいは拘留中の人々の土地を奪取したりしてきたことも実
証している。これらの違反行為は米国にとって憂慮すべき事態となるはずである。アフガニスタン政
府の統制下にあるアフガニスタン軍の違反行為の責任は依然としてアフガニスタン政府にあり、そし
て個々のアフガニスタン軍司令官は彼等の兵士の不正によって有罪となっている。しかしアフガニス
タン軍が軍事行動中に米国による事実上の統制あるいは支配の下におかれているところでは、米国人
員はアフガニスタン軍兵士による現行の不正を防ぐ責任を負っている。そしてもしそれができなけれ
ば、刑事的に有罪となる可能性がある。
米国軍によって逮捕された多くの人々は米国軍基地あるいは前哨地で無期限に拘留されている。捕
まっている間、これら拘留者の一部は赤十字国際委員会(International Committee of the Red Cross:
ICRC)からの訪問を受けてはいるものの、親戚あるいはその他の人々とは全く接触をしていない。
拘留者は、拘留されている根拠に対して異議を申し立てる機会を有しておらず、虐待や拷問を被るこ
ともある。ある拘留者はキューバのグアンタナモ湾海軍基地にある米国拘置所に送られ、他の者はア
フガニスタンに留められている2。多くの者は最終的には解放されているが、一部の拘留者は 2 年間
以上も拘留され続けている。
米国軍は首都カブール北部にあるバグラム空軍基地でアフガニスタンにおける主要な拘留施設を
保持している。アフガニスタン国内には(カンダハール、ジャララバード、アサダバードの基地にあ
るものなど)未確定数の追加的な米国拘留施設がある。米国中央情報局(Central Intelligence Agency、
CIA)もまた未確定数の拘留施設を保持している(バグラム空軍基地にも、またカブールを含むアフ
ガニスタン国内の他の土地にも)。さらに米国は、米-アフガニスタン共同作戦の期間中に、現地のア
フガニスタン当局が何百人もの人々を拘留することを促していた。これらの人々は保護もなく拘束さ
れて粗末な状態に置かれ、一部の者は拷問やその他の虐待を被っている。シベルガンの北部の街では、
約 1000 人の拘留者(タリバンとされる戦闘員や、またそれらの人と手を組んで共に捕まったりした
外国人戦闘員)がアフガン人のアブドゥル・ラシド・ドスタム将軍の統制下にある施設に拘束されて
いる。ドスタム将軍はカルザイ政権の一員であり、また主にウズベク人で構成されているジュンビシ
米国が約 660 人(そのほとんどはアフガニスタンで身柄を拘束された者)を拘留しているキューバのグ
アンタナモ湾海軍基地は本稿の主題ではない。
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and edited by Tohru Tada and Christian Dennys.
以下の翻訳は日本アフガン NGO ネットワーク(JANN)を通じておこなわ、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)のレポート「
『不
朽の自由』アフガニスタンにおける米軍の虐待」を元にしました。完全版は HRW のウェブサイト www.hrw.org で利用可能です。
これは杉井弥生と辻伸浩が翻訳し、多田透とクリスデニスが編集しました.
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March 2004 Vol. 16, No. 3(C)
ュ・イ・ミリ(Junbish-e Melli:国家イスラム運動)の司令官である。CIA と米国軍の尋問官はこれ
らの拘留者や他のアフガニスタン軍によって拘束された者に接近できると信じている。アフガニスタ
ン政府とパキスタン政府がこれらの拘留者を釈放に向けて選別しようとしている行動に米国は反対
している。
HRWは拘留中の人々の虐待についても関心を持っている。HRWは米国の拘留から解放された人々
にしか面会できていない。3 そのため、HRWの調査員は米国当局が危険人物と思っていない拘留者、
あるいは起訴されるべき刑法上の罪があると思っていない拘留者にしか面会できていない。しかしな
がらHRWは、このような拘留者から米国の拘留における虐待の確かな疑惑を入手した。これらの疑
惑はアフガニスタン独立人権委員会(Afghan Independent Human Rights Commission、AIHRW)や、
国連アフガニスタン支援ミッション(United Nations Assistance Mission in Afghanistan、UNAMA)
や、多数の国際ジャーナリスト達から入手した他の疑惑と一致している。
2002 年にバグラム空軍基地に拘束されたアフガン人は、数週間に亘って拘束され、継続的に身体
を束縛され、意図的に長時間睡眠できないようにされ、また長時間跪かされたり、苦痛な姿勢で立た
されたりした、と語っている。ある者は逮捕時に蹴られたうえに殴られ、わざと眠らせないようにさ
れたと言っている。ある者は冬に氷のような水を浴びせられたと言う。同様の陳述が 2002 年と 2003
年にカンダハールおよびジャララバードとアサダバードの東の町にある米軍の拘留施設における待
遇についても行われている。
2002 年 12 月、2 人のアフガン人拘留者がバグラムで死んだ。検死解剖を行った米軍の医師は 2
人とも殺人による死亡と診断した。国防総省当局がこの死亡について 2003 年 3 月に調査を開始した
と述べた。2003 年 6 月にもう1人のアフガン人がクナール県のアサダバード近くの拘留施設で死ん
だ。国防総省はこれらの死亡の状況について未だに充分な説明を行っていない。HRW は調査結果が
永久に公表されず、また犯罪に対する適切な懲罰が行われないのではないかと危惧している。
バグラムにおける状況に対する懸念は続いている。AIHRW は最近釈放された拘留者および今もっ
て拘束されている者の家族から拷問や虐待についての苦情を収集している。
また HRW は拘留者に対する法的手続きが取られていないことを深く憂慮している。米国がアフガ
ニスタンに設けたシステムには拘留者が拘束に対して異議を申し立て、解放されるような手続きが存
在しない。軍事作戦により逮捕され拘束された一般市民は絶望的な状況に置かれている。収容所に入
れられてしまうと拘束に対して法的根拠に基づき異議を唱える、あるいは裁判団の前で聴聞を受ける
方法がない。弁護士を頼むこともできない。解放されるのは米軍司令部の決定による場合だけで、国
際法すなわち国際人権法の下における市民の取扱、あるいは人権法の正当な手続き要求などまったく
無視している。
3
人権ウォッチはアフガニスタンにおける米国の拘留施設を訪問し、国防省職員と共に米国軍が行ったと
される不正に関する我々の懸案事項を議論する許可を求めるために、2003 年にドナルド・ラムズフェル
ド(Donald Rumsfeld)国防長官と中央軍(Central Command: CENTCOM)の司令官であるジョン・
アビザイド(John Abizaid)将軍に要求書を送った。今日まで、我々は何の応答も受けていない。ペンタ
ゴンと中央軍(CENTCOM)の広報課職員は人権ウォッチに対して、2003 年 10 月および再度 2004 年 1
月に、このような要求は許諾されないであろうと告げた。人権ウォッチは中央情報長官であるジョージ・
テネット(George Tenet, the Director of Central Intelligence)にもアフガニスタンにおけるCIA活動に
ついての懸案事項に関して要求書を作成した。CIAの法律顧問(General Counsel)からの応答は、CIA
職員はアフガニスタンにおける活動に関する議論に応じることができないであろうと示唆していた。
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March 2004 Vol. 16, No. 3(C)
2001 年に米軍の作戦が始まってからアフガニスタンで拘束された者は一人として 1949 年のジュ
ネーブ条約4による戦争捕虜あるいはその他の法的身分を与えられたことがない。敵対行為が始まっ
てから今日まで米国に拘束されたものは誰もなんらかの罪で告発され、裁判に掛けられておらず(唯
一の例外はアメリカ人のウオーカー・リンド(Walker Lindh)である)、アメリカも現アフガニスタ
ン政府も軍事作戦に関連して捕らえた拘留者を裁くための裁判所あるいはそれに代わる法的な機構
を設立していない。アメリカは拘留者全員が「不法な戦闘員」としてアフガニスタンで捕らえたもの
であり、ジュネーブ条約あるいは人権法の完全な庇護を受ける権利のない者として取り扱うという態
度を取り続けている。
アフガニスタン政府はまた国境の内側にいる人間の権利を保護する義務がある。ハミド・カルザイ
大統領はアメリカ当局に米軍による虐待について折りに触れて苦情を言ってきた。アフガニスタン政
府もアフガニスタン国防省も米軍の作戦や方針にあまり影響を及ぼすことはできないが、アフガニス
タンで作戦行動する米軍にもっと国際人道法および人権法を守るように強く要求することはできる。
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本報告に述べられている拘留者の権利侵害はアメリカ当局がアフガニスタンのバグラムおよびそ
の他の拘留施設について堅持している不透明性のためにさらに悪くなっている。アメリカは拘留者の
家族、弁護士、支持者、報道関係者、NGO 組織代表者(ICRC を除く)が近づくことを拒否してい
る。またアメリカがアフガニスタンで保持している拘束システムが米軍の安全につながっているかど
うかははっきりしない。日常的な逮捕や、武装反対勢力とはっきりしたつながりのない人物を曖昧に
拘束することがアフガニスタンの人々を怒らせ、米軍への協力意欲を削いでいる。
国際人権法を侵害していると言われているアメリカの取り調べあるいは米軍の告発についてはほ
とんど知られていない(これはイラクと明確に違っている。イラクでは米軍兵士による多数の事件が
公に報道されている)。一言でいえば、アメリカはアフガニスタンにおける拘留施設を刑罰を免れる
ような状況で運営している。すでに述べたように、バグラムとアサダバードでのアフガン人を死に追
いやった取り調べの結果を公表しておらず、これらの死亡の経緯を充分に説明していない。そればか
りでなく、アフガニスタンの米軍による虐待や拷問に対する人権グループやアメリカ議会の議員5に
よる質問に充分に対応をしていない。
アフガニスタンやその他の地域におけるアメリカのテロ容疑者拘束の方針が世界中のアメリカに
対する評判を傷つけており、また国際テロリズムと戦うための連携を築く努力をある程度損ねている
ことは疑いを入れない。
4
アメリカとタリバンとの間の国際武力紛争の間に捕らえられた戦闘員は他に規定がない限り第5
条による「合法的な法廷」に掛けられるまでは第3ジュネーブ条約による戦争捕虜としての地位を与
えられるべきである。アメリカは 2003 年にイラクで、またその前の紛争で、数百人を拘束してい
るにもかかわらず、アフガニスタンにおいて第5条による裁判を一度も開いていない。戦争捕虜でな
いアフガニスタン人は第 4 ジュネーブ条約による「被保護者」の地位が与えられるべきである。
5 たとえば上院議員パトリック・リー(Patrick Leahy)が 2003 年 6 月 2 日に国家安全保障担当補
佐官コンドリーサ・ライス(Condoleeza Rice)に送った手紙、
http://www.hrw.org/press/2003/06/letter-to-rice.pdf、および国防総省相談役(General
Counsel)ウイリアム・ヘインズ(William Haynes)が上院議員リーに宛てた返書、
http://www.hrw.org/press/2003/06/letter-to-leahy.pdf 参照。
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これは杉井弥生と辻伸浩が翻訳し、多田透とクリスデニスが編集しました.
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またこの方針はアメリカにとって他の政府が拘留施設で国際人権法や人道法を侵害していること
を批判するのをさらに難しくしている。毎年アメリカ国務省は「各国の人権擁護状況報告(Country
Reports on Human Rights Practices)
」を発行しているが、これは本報告に述べているのと同様に殴
打、睡眠妨害、継続的な身体の拘束、長期の隔離などの人権侵害への非難も含んでいる6。アメリカ
は他の国について非難しているまさに同じ侵害を犯すことによってこの報告の効果を台無しにして
いる。
アフガニスタンにおけるアメリカの拘束方針は世界中の国そしてアフガニスタン自身にとっての
悪例を提供している。アフガニスタンの米軍と共に部隊を配備している軍閥は拘留者の取扱に関する
これまでのおぞましい記録をほとんど改めていない。アメリカは彼らにお手本となる例を示すどころ
か、二重の規準を使っているというメッセージを送っている。そして今や世界的に、全ての政府がア
フガニスタンにおけるアメリカの侵害を指摘することによって、自国の人権維持不履行を容易に正当
化できる。
このようなやり方であってはならない。HRW は国際人道法および人権法によって与えられる人権
擁護は国家安全保障と対立するものではないと考える。アメリカおよびアフガニスタン両政府は自国
民の安全を保障し、また国家安全保障を脅かしたり法を侵害したりする者に対して適切な処置を執る
義務と責任がある。しかしアフガニスタンにおいてアメリカはただ一途に安全保障を追求しており、
個人の人権や、アメリカ憲法に深く根ざし、国際法(また以前および現在のアフガニスタン憲法にも)
に反映されている権利を擁護する義務をないがしろにしている。この行動方針は近視眼的であり、ア
フガニスタンのみならず全世界の法の原則を損なっている。
アメリカ、アフガニスタン政府およびアフガニスタンに関係するその他の国に対する勧告を 51 ペ
ージ以降に掲げる。
(以上)
6
付属文書参照。
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