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製品名 :マイクリーナ 2011年 5月24日(03版) 1 / 7
製 品 安 全 デ ー タシ ー ト
1.化 学 物 質 等 及 び 会 社 情 報
製 品名 (商 品名 )
マイクリー ナ
会社名
日本 曹 達 株 式 会 社
住所
担 当部 門
〒 1008165東 京 都 千 代 田 区大 手 町 2-2-1
化 学 品 エコケアG
TEL
03-3245-6148
FAX
03-3245-6248
緊急連 絡先
化 学 品 エコケア G
TEL
03-3245-6148
作成 日
1996年4月 23日
2011年 5月 24日 (03版)
改訂 日
2危 険有 害性 の 要約
GHS分 類 】
【
火薬類
分類 対 象外
可燃 性 /引火 性 ガス
可燃 性 /引 火 性 エ アゾール
分類 対象外
支燃 性 /酸 化性 ガス
分類 対象外
高圧 ガス
分類 対象 外
引火 性 液 体
分類 対象 外
分類 対 象 外
可燃 性 固体
区分外
自己反 応性 化 学 品
分類対象外
自然 発 火性 液 体
分 類 対象 外
自然 発火 性 固体
区分 外
自己発 熱性 化 学 品
区分 外
水反 応 可燃 性 化 学 品
区分 外
酸 化性 液 体
分類 対 象 外
酸 化性 固体
分 類 できない
有機 過 酸化 物
分類 対象 外
金 属腐 食 性
急 性 毒性 :経口
分 類 できない
区分 3
急性 毒性 :経皮
分類 できない
急 性 毒性 :吸入 (ガス)
急性 毒性 :吸入 (蒸気 )
ミス
急性 毒性 :吸入 (粉塵 ・
ト)
分 類 対 象外
分類 対象 外
分 類 できない
皮 膚腐 食 性 /刺激性
眼 に対 す る重篤 な損 傷/眼
刺激 性
区分 1
区分 1
呼吸器 感 作性
分類 できない
分類 できない
皮 膚感 作性
生殖 細 胞 変 異原性
発 がん性
分類 できない
分類 できない
生殖 毒性
特 定標 的臓 器 /全身 毒性
(単回曝 露 )
特 定標 的臓器 /全身 曝露
(反復 曝 露 )
分類 できない
区分 1(呼吸器 )
吸 引性 呼吸器 有 害性
水 生 毒性 (急性 )
区分 1
区分 3
水 生 毒性 (慢性 )
分 類 で きない
分 類 できない
管理番号 :NO-9432101
製 品名 : マ イクリー ナ 2 0 H 年
5 月2 4 日( 0 3 版) 2 / 7
管理 番 号 : N O - 9 4 3 2 1 0 1
GHSラ ベ ル 要素】
【
絵表示又はシンボル
腐食性
どくろ
健康有害性
注意喚起語
危険
飲み込むと有毒
眼の損傷
重篤な皮膚 の薬傷 ・
重篤な眼の損傷
危険有害性情報
危険有害性情報
(予防策)
1)予
呼吸器 の障害
飲み込み,気 道 に侵入すると生命 に危険のおそれ
水生生物 に有害
8.暴 露防
7取 扱 いおよび保 管 上 の注意」、「
防策 については、「
止措 置及 び保護措置」を参照
2)他の容器 に移し替えないこと。
(応急処置)
1)応
3)取扱 い後、手等をよく洗うこと。
4に の製 品を使用する時に、飲食 または喫煙をしないこと。
5)粉じん、ヒュームを吸入しないこと。
6)保護手袋/保 護衣/保 護 眼鏡/保 護面を着用すること。
7)環境 へ の放 出を避けること。
5火 災時 の処置」を参照
4応 急措置」、「
急処置については、「
2)飲み込んだ場合 :口をすすぐこと。無理 に吐かせないこと。直ちに医師
に連絡すること。
3)皮膚 に付着した場合 :直ちに汚染された衣服をす べて脱ぐこと/取り除
くこと。皮膚を多量 の水で洗うこと。
4)汚染 した衣類を再使用する場合 には洗濯すること。
5)吸入した場合 :空気 の新鮮な場所 に移動し、呼吸 しやす い姿勢 で休息さ
せること。直ちに医師 に連絡すること。
6)眼に入つた場合 :水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズ
を着用していて容易 に外せる場合 は外すこと。その後も洗浄を続 けること
(保管)
(廃棄)
1)保
1)廃
。直ちに医師に連絡す ること。
7)暴露した場合、医師に連絡す ること。
7取 扱 い及び保管上 の注意」
を参照。
管 については、「
2)施錠して保管すること。
13.廃 棄 上の注意」
参照。
棄 については、「
2)必ず多量 の水 の 中に少 しず つ溶 かした後、希硫酸、希塩酸等 で中和し、
多量 の水で処理する。
製 品名 : マイクリーナ 2 0 1 1 年 5 月2 4 日( 0 3 版) 3 / 7
管理番号 : N 0 9 4 3 2 1 0 1
3組 成 、成分情報
区男り
混合物
水 酸 化 カリウム及 び 水 酸 化 ナ トリウム を含 む 化 学 洗 浄 剤
化学名
組成情報
《水酸化カリウムのデ ータ》
1310-58-3
CAS No
化学式
KOH
含有量
75%
化審法
安衛法
官報 公 示整 理 番 号 (1)369
なし( 公表 化 学 物 質 扱 い )
《水酸化ナトリウムのデ ータ》
CAS No
1310-73-2
化学式
NaOH
含有量
20%
化審法
官報公示整理番 号 1-410
安衛法
なし(公表化学物質扱 い)
《トリポリ燐酸ソーダのデータ》
CAS No
7758-29-4
化学式
Na5P3010
含有量
5%
化審法
安衛法
官 報 公 示 整 理 番 号 1497
なし(公表 化 学 物 質 扱 い )
4.応 急 措 置
飲 み込 んだ場 合
口をすす ぐ。直 ちに医師 に連 絡 す る。
吸入 した場 合
無 理 に吐かせ てはならない。
息させ る。
被 災者 を空気 の新鮮 な場 所 に移 動 し、呼吸 しや す い 姿勢 で休 ′
皮 膚 に付 着 した場 合
直 ちに医師 に連 絡 す る。
直 ちに、す べ ての汚 染 され た衣 類 を脱 くソ取 り除く。多 量 の水 で洗 う。
直 ちに医師 に連 絡 す る。
眼 に入 つた場 合
5火 災時 の処置
消火方法
水 で数 分 間注 意 深 く洗 う。次 に、コンタクトレンズ を着 用 していて容 易 に
外 せ る場 合 は、外 す。その後も洗 浄 を続 ける。直ちに医 師 に連 絡 す る。
腐食性ガ
本品は不燃性 であるが、容器 は燃 える。また火 災により刺激性 ・
スを発生するおそれ があるので、自給式呼吸器を含む消火保護具を着用 の
こと。
周辺火災 の場合、速やかに容器を安全な場所 に移動する。移動不可能 な場
合は、容器及び周辺 に散水して冷却する。本製 品に直接水を掛けてはなら
ない。
消火剤
周辺火災に適 した消火剤
製 品名 : マ イクリー ナ 2 0 1 1 年 5 月2 4 日( 0 3 版) 4 / 7
管理番 号 : N 0 9 4 3 2 1 0 1
6漏 出時 の措置
立入禁 止 」の措置
1)人を退避させ 、飛散 ・
漏 出 した周辺 にロープを張り、「
を行う。
を参
2)作業 の際は、保護具を着用する。保護具については「
暴露防止 措置」
照 の事。
3)飛散した物を、ホウキ、スコップ等 で集 めて、できるだけ空容器 に回収
する。
4)回収 した跡 、又は回収できないものは散水して溶 解 した後、希塩酸、希
硫酸等で中和 した後、多量 の水で洗 い流す。洗 い流す場合、濃厚な廃液 が
下水河川等 に流入しないよう注意する。また、中和 の際は発熱 し、飛沫 が
生じることがあるので注意する。
7.取 扱 い及び保管上 の注意
1)取
取扱 い
暴露防止 措置」
扱う場合 は、保護具着用 のこと。保護具 については、「
参照 のこと。
2)眼や皮膚を腐食するので 、こばれ 、飛散 しないよう注意し取り扱うこと
3)本製 品を水に溶かして使用する場合、発熱するため、必ず水を張つた容
器 に少量ず つかき混ぜながら加 えて溶かす。
4)本製 品をトラップ 中に投入して使用する場合 、これに水を注ぐ時、飛沫
が跳ねるので 、保護具を着用 し充分 に注意 して作業を行う。また熱湯を注
ぐと沸騰状態 になり飛沫 が飛び散るおそれがあるので、常温 の水を使用す
る。
5)取り扱 い後は、手や顔などを良く洗うこと。
6)塩ビ製 のトラップや蛇 腹管 は、反応熱 で変形するおそれがあるので使用
しない。
7)他の容器 に移し替 えないこと。
8)他の用途 には絶対に使用 しないこと。
保管
1)強
アルカリであるので、酸性物質と同じ場所 に貯蔵又は保管しない事。
2)強アルカリに耐えるコンクリート床 の場所で貯蔵する。
3)吸湿性が強く、空気 中の湿気や炭酸ガスを吸収し品位 が低下する。その
ため、密封 して直射 日光 の 当たらない 、換気 の良い乾燥 した屋 内に保管す
る。
4 ) 子供 の手 の届 かない所 に保管する。
5 ) 医薬用外濠1 物であるため、盗難 の際は、警察署 に届け出る。
8.暴 露 防 止 措 置及 び保 護 措 置
《水 酸化 カリウムのデ ータ》
設 定 されてい ない
厚 生 労働 省 管理 濃 度
ー
ムの
タ》
ナ
ト
デ
リ
水
酸化
ウ
《
厚 生 労働 省 管理 濃 度
設 定 されていない
許容濃度
《水 酸化 カリウムの デ ータ》
(2007年版 )2mg/m3(最 大許 容 濃 度)
産 業衛 生 学 会
ACGIH TLVs(CEIL)(2007年
《水 酸 化 ナ トリウムの デ ータ》
産 業衛 生 学 会
版 )2mg/m3(最 大許 容 濃 度)
2mg/m3(最大許 容 濃 度)(2009年
度)
ACGIH TLVs(CEIL)2mg/m3(最
大許 容 濃 度)(2008年度 )
設備 対 策
1)局所 排 気 装 置 の設 置
眼の保護具
手 の保護具
ゴーグル型
ゴム・
塩 ビ等 の不浸透性手袋
2)取扱 場 所 付 近 に洗 眼器 及 び安 全 シャワー を設 ける。
製品名 :マイクリーナ 20H年 5月24日(03版) 5 / 7
管理番号 :NO-9432101
防塵 マスク
ゴム製 前掛 け、ゴム長 靴
呼吸器 用 の保 護 具
皮 膚 及 び身 体 の保 護 具
9.物 理 及 び 化 学 的性 質
外観 等
形状
固体
色
白色
臭い
無臭
そ の他
フレー ク状
pH
強 アル カリ性
溶解度
かさ} ヒ
重
水 に良く溶 ける(約 52%)。 溶 解 時 に発 熱 す る。
潮解性
あり
085
10.安 定性 及 び反 応 性
点
引火 ′
該 当せ ず (不燃 物 )
デ ータがないため 、GHS区 分 は、分類 できないとしたが 、本 品 はアル ミニ
ウムを腐 食 す る。洗 面器 、食器 類 を近 づ けない 。
金 属腐 食 性
安 定性 。
反応性
1)酸
と激 しく反 応 し、中和熱 を発 生 す る。
2)湿気 や 水 分 があると亜鉛 、アル ミニウム、す ず 、鉛 等 の金 属 と反応 して
可燃 性 の水 素 を発 生 し、爆 発 す ることがあるので注 意 す る。
3)湿気 や 水 と接 触 す ると発 熱 す ることがある。
11.有 害性情報
総括的な有害性情報
日
算式 から区分 3とした。
1)急 性毒性 (経口):力
2)皮膚腐食性 :主成 分 が 区分 1の水酸化 カリウム及び水酸化ナトリウムで
あるため、区分 1とした。
3)眼腐食性 :主成分 が区分 1の水 酸化 カリウム及び水酸化ナトリウムであ
るため、区分 1とした。
4)特定標的臓器/全身毒性 (単回暴露):主成分が区分 1(呼吸器)の水酸化 カ
リウム及び水酸化 ナトリウムであるため、区分 1とした。
5)吸引性呼吸器有害性 :区分 1の水酸化 カリウムを75%含有するため、区分
1とした。
刺激性
《水酸化 カリウムのデータ》
サギ)
強 い腐食性 (ウ
皮膚刺激性
ムの
データ》
《水酸化ナトリウ
いずれ の濃度 でも壊 死を伴う強 い腐食性 (プタ)(2N(8%),4N(16%),8N(24
皮膚刺激性
%)を塗布)〔*01〕
眼刺激性
ヒト皮膚 に対して0.5%以上で刺激性を引き起こす。ブタ皮膚 に対し8%以上
*02〕
で腐食性を引き起こす。 〔
*03〕
ウサギ皮膚 に対して5%4時 間で重度 の壊死を引き起こす。 〔
(04%)、
(1.2%)(ウ
(0.2%以
サギ)(
腐食性
下)、軽微な刺激性
刺激性なし
00、
0 2 % 、0 . 儡、1 , 2 % で
テスト
.04%、
) 〔* 0 4 〕
濃度 0 . 0 0 47°
ヒト眼に対 して重篤な損傷を引き起こす。ウサギ眼に対 して12%以 上で腐
*05〕
食性を引き起 こす。 〔
急性毒性
《水酸化カリウムのデータ》
ット
):273mg/kg
LD50(ラ
急性経 口毒性
ムの
データ》
リ
《水酸化ナト ウ
サギ)i325mg/kg:
LD50(ウ
急J性経 口毒性
ヒトでの 中毒実例 より、ヒトの体重を60kgとすると致死量は80mg/kg∼ 167
*06〕
mg/kg(固 体 カセイソーダ)となるため、区分 3と判断 した。 〔
製 品名 : マイクリーナ 2 0 1 1 年 5 月2 4 日( 0 3 版) 6 / 7
管理番号 : N 0 9 4 3 2 1 0 1
12環 境影響情報
環境影響情報
水に溶けてアルカリ性を示す ので、動物や植物 に有害な影 響 を与えること
がある。
環境毒性
《水酸化 カリウムのデータ》
LC50(western mosquitoish):80mg/1(96hr)
急′
性魚毒性
《水酸化ナトリウムのデ ータ》
(24hr)〔
*07〕
魚):160mgハ
LC50(金
急性魚毒性
*08〕
LC50(Luucicus idus melanotus):189mg/L(48hr)〔
LC50(グッピー):125mg/L(96hr)〔 *09〕
02〕
L C 5 0 ( カダヤシ) : 1 2 5 m g / L ( 9 6 h r )*〔
13廃 棄 上の注意
必ず多量 の水 の 中に少 しず つ溶か した後 、希硫酸、希塩酸等 で中和し、多
量 の水で処理する。
14.輸 送上 の注意
1)荷役 中の取扱 いは、慎重丁寧 に行い 、転倒 ・
落下 ・
衝撃等 により容器を傷
め、内容物を飛散させてはならない。
2)輸送 中は、直射 日光や雨水 の浸透を防止するため、被覆すると共に、容
輸送する。
器を動揺、摩擦、転倒 、落下が起 こらないように積載 ・
3)休憩時等 の保安、盗難 、紛失 に注意する。
4)車両に積載する場合、酸類 から遠ざける。又、有機薬品の上に積み重 ね
てはならない。積み荷 の高さは、3m以 下とする。
5)lt以上の量を車両で運搬する場合で、運送を業者 に委託するときは、
名称、成分及びその含有量 並びに数量 並びに事故時 の応急措置を記載 した
書面を交付す る。
(ク
食性物質)
8(腐
国連分類 ラス)
Ⅱ
国連分類 (容器等級)
ルカリ性 のもの))
の他 の腐食性物質(無機物)(固体)(ア
国連分類 (国連番号) 3262(そ
海洋汚染物質
非該 当
15適 用法令
《毒物及び劇物取締法》
劇物
《労働安全衛 生法》
通知対象物
表示物質
水酸化 カリウム (政令番号 316)
水酸化ナトリウム (政令番号 319)
非該 当
《化学物質管理促進法》
非該 当
《水質汚濁防止 法》
水素イオン濃度 (PH)
有害物質
《廃棄物 の処理及び清掃 に関する法律(廃アルカリ)》
製 品名 : マイクリーナ 2 0 H 年 5 月2 4 日( 0 3 版) 7 / 7
管理番号 : N 0 9 4 3 2 1 0 1
そ の他 の情 報
記 載 内容 の 問 い 合 せ 先
N/1SDS弓 1用三
丈南た
化 学 品エコケアG
(TEL:03-3245-6148 FAX:03-3245-6248)
The sigma―
Aldrich Libraly of Chemical Safety Data,2nd ed.vol.2,p
2904(1988)
毒劇 物 基 準通 知 表 改訂増 補 版 , p p 4 0 , 4 2 ( 1 9 9 1 )
* 0 1 〕S n k n s h n a e t d . I n V t t r oc oTtot対g y 4 , 2 0 7 2 1 5
〔
各 項 引用 文献
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本 ソータ'工業 会 ),2007
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0つ
卜
いen M,前
掲
:き
::漢
Ъ鳳:1鵠
よ
:糧冊:棚々
lJ胤鰭
)
,7潤詭
damage,Proc. control
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Juhnke et al,Z VVasser abwasser Forsch,11,161-164(1978)
*
0
9
〕
Wdttn et a,Waters Sewage lnd.Watstes,29,695711
〔
1 瀦 比え
i裔
愛 ぎ
裂 臨
倉
暢
織
炉窪
鰐
肇又
の
には用 ・
用 法 に適 した安 全 対策 を実施 の上 、利 用 してください。
場合
途
中毒 したときの緊急連絡先
(財)日本 中毒情報 センター
中毒 情 報 センター 中毒 1 1 0 番( 大阪)
072-727-2499(1終
日)
中毒 情 報 センター 中毒 1 1 0 番( つくば)
029-852-9999(9∼
21時 )
、