平成26年度 事業報告書 学校法人 後藤学園 「学園目標」 本当になすべき教育を探り、実現すること。 ~「学生を惹きつける授業」の実現~ 目 Ⅰ 次 法人の概要 1.沿革 3~4 2.設置する学校等の所在地 4 3.役員の概要 4 4.評議員の概要 4~5 5.理事会・評議員会・常務会の開催状況 6~13 6.学園を取り巻く環境 Ⅱ 14~17 事業の概要 1.入学定員及び学生数 18 2.教職員数 19 1 Ⅰ 法人の概要 学校法人後藤学園の歴史は、昭和 22 年に洋裁の技術者養成という社会的要請のもと設 立された武蔵野ドレスメーカー女子学院にさかのぼることができる。その後、昭和 43 年に武蔵野調理師学校を、昭和 45 年に武蔵野栄養専門学校を相次いで設立し、調理技術・ 公衆衛生の知識を備えた調理師法に基づく調理師の養成、また栄養士法に基づく栄養士 の養成を中心として「衣」 「食」という実生活に直接係りある専門家の養成を行い、社会 に有為な人材を数多く輩出し続けてきた。 さらに、社会全体が健康志向になるという社会的要請に鑑み、「健康」と「スポーツ」 をテーマとした健康栄養専攻と健康スポーツ専攻からなる健康生活学科単科の武蔵丘短 期大学を平成3年に開学し、平成 24 年度からは、健康マネジメント専攻を加えた三専攻 体制とし、幅広い分野で活躍する人材を社会に送り出してきた。平成 26 年度からは、文 部科学大臣の認定を受けた「職業実践専門課程」が新たな学校種への先導的試行として スタートし、本学園では、調理師学校の高度調理経営科及び栄養学校の栄養科が初年度 に申請し認定された。更に調理師学校のダブルプログラム科、ファッションカレッジの アパレルプロフェッショナル科・ファッションスタイリング科も申請し認定されたこと から平成 27 年度からは対象となる2年制の学科はすべて「職業実践専門課程」となった。 文部科学省は、学校種として「専門職業大学」の構想を発表しているが、本学園では常 に時代の要請に応え続けるべく、動向を注視して行きたい。 このように本学園は、社会に対する即戦力を養成すべく体感・体験・体得を目的とする 「身体で覚えた技術は一生を貫く」という教育理念のもと実学を重視し、 「優れたプロは 優れた人格を有する」ことから人格教育に力を注いでおり、徳育を重視し、情操豊かな 人材の育成と専門教育という、その時代時代の社会的要請に応じつつ、国民生活・文化の 向上に貢献しうる有為な人材育成に努めている。 2 1.沿革 昭和22年6月 東京都板橋区大山西町に「武蔵野ドレスメーカー女子学院」を 設立。 昭和23年6月 東京都知事より各種学校の認可を受ける。 昭和25年2月 東京都豊島区南池袋に木造1階建て校舎を新築し、移転。 昭和26年9月 学校法人の認可を受け、 「学校法人後藤学園 武蔵野ドレスメー カー女子学院」となる。 昭和29年2月 「武蔵野クッキングスクール」設立。 昭和32年6月 創立10周年。 昭和42年6月 創立20周年記念式典開催。 昭和43年2月 第三校舎(地上5階地下1階、現在の3号館)完成。 昭和43年4月 「武蔵野調理師学校」を設立。厚生大臣、東京都知事認可、調 理師養成施設となる。 昭和45年4月 「武蔵野栄養専門学校」を設立。厚生大臣、東京都知事認可、 栄養士養成施設となる。 昭和50年9月 武蔵野ドレスメーカー女子学院を「武蔵野服飾美術学校」に校 名変更。 昭和51年10月 専修学校法施行を機に、校名を「武蔵野服飾美術専門学校」、 「武蔵野調理師専門学校」と変更。武蔵野栄養専門学校とあわ せ、3校が専修学校として東京都知事認可となる。 昭和52年3月 同年4月 創立30周年記念式典開催。 東京都板橋区徳丸に学生寮建設。 平成2年10月 埼玉県比企郡吉見町に後藤学園総合グラウンド完成。 平成3年4月 埼玉県比企郡吉見町に「武蔵丘短期大学」を開学。 平成7年4月 武蔵野調理師専門学校、高度調理経営科(2年制)新設。 平成17年4月 武蔵野服飾美術専門学校を「専門学校武蔵野ファッションカレ ッジ」に校名変更。 平成20年4月 武蔵野調理師専門学校、ダブルプログラム科(2年制)新設。 平成23年4月 武蔵丘短期大学開学20周年。 平成23年9月 学校法人後藤学園設立60周年。 平成24年4月 武蔵丘短期大学、健康生活学科(健康栄養専攻・健康スポーツ 専攻)に新たに健康マネジメント専攻を開設。 平成26年4月 武蔵野調理師専門学校高度調理経営科及び武蔵野栄養専門学 校栄養科が、文部科学大臣の認定する「職業実践専門課程」と してスタート。 平成27年4月 専門学校武蔵野ファッションカレッジアパレルプロフェッシ 3 ョナル科・ファッションスタイリング科及び武蔵野調理師専門 学校ダブルプログラム科が、文部科学大臣の認定する「職業実 践専門課程」としてスタート。 2.設置する学校等の所在地 【法人事務局、専門学校武蔵野ファッションカレッジ、武蔵野調理師専門学校、武蔵 野栄養専門学校】 〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-12-5 【武蔵丘短期大学】 〒355-0154 埼玉県比企郡吉見町南吉見111-1 3.役員の概要〈平成27年3月31日現在〉 【理事】 定員 11人 現員 10人 理事長 後藤 人基 (学校法人後藤学園 学園長) 理 事 川合 武司 (武蔵丘短期大学 学長) 理 事 福島 正八 (武蔵野調理師専門学校 校長) 理 事 中村 昌次 (学校法人後藤学園 フードスタッフ部 部長) 理 事 三井 祐二 (学校法人後藤学園 スチューデントサポート部 部長) 理 事 河合 一武 (武蔵丘短期大学 教授) 理 事 根岸 成直 (武蔵丘短期大学 事務局長) 理 事 太田 忠一 (大阪国際大学 名誉教授) 理 事 吉武 毅人 (第一工業大学 学長) 理 事 福本 修也 (福本総合法律事務所 弁護士) 【監事】 定員 2人 現員 2人 監 事 若井 英之 (若井会計事務所 税理士) 監 事 峠 (峠修治税理士事務所 税理士) 修治 ※ 選任根拠条文順 4.評議員の概要〈平成27年3月31日現在〉 【評議員】 定員 24人 現員 23人 後藤 人基 上村 紀夫 飯尾 哲司 河合 一武 杉山 仁志 桑名 元人 神原 晃 森 志麻乃 高橋 勇一 四方 聡 深田由美子 小倉 展伸 大野 強 田中 沙織 雅楽川典義 4 小林 浩 飯島 敬子 深山 英孝 片桐 芳子 道家 元雄 中村 昌次 5 山中 輝夫 三井 祐二 ※ 選任根拠条文順 5.理事会・評議員会・常務会の開催状況 (1)平成26年度理事会の開催状況は以下の通りである。 区分 開催日現在の状況 定員 現員(a) 11 人 理事会 11 人 10 人 出 開催年月日 開催時間 平成 26 年 5 月 27 日 15:20~17:25 平成 26 年 7 月 22 日 13:30~14:00 平成 26 年 7 月 22 日 15:00~15:30 平成 26 年 9 月 30 日 15:00~17:00 平成 26 年 11 月 25 日 15:00~17:40 平成 27 年 1 月 15 日 15:00~15:30 平成 27 年 2 月 8 日 15:00~16:00 平成 27 年 3 月 26 日 15:00~17:00 席 者 数 等 監事の 出席状況 実出席者数 (b) 実出席率 (b/a) 意思表示 出席者数 8人 72.7% 3人 1/2 9人 81.8% 2人 0/2 9人 81.8% 2人 0/2 9人 90.0% 1人 1/2 8人 80.0% 2人 1/2 10 人 100.0% 0人 2/2 9人 90.0% 0人 1/2 9人 90.0% 1人 1/2 平成26年度理事会 議題 日 付 議決事項・報告事項 1.議決事項 (1)平成25年度第三次補正予算(案)について (2)平成25年度事業報告及び決算(案)について 平成 26 年 5 月 27 日(火) 2.報告事項 (1)私立学校法の一部を改正する法律の施行について 3.その他 平成 26 年 7 月 22 日(火) 第1回 1.議決事項 (1)任期満了に伴う学園長の選任について (2)任期満了に伴う理事の選任について(寄附行為第8条第1項 第3号及び第5号理事) (3)任期満了に伴う監事候補者の選出について (4)任期満了に伴う評議員の選任について 2.その他 平成 26 年 7 月 22 日(火) 第2回 1.議決事項 (1)任期満了に伴う理事の選任について(寄附行為第8条第1項 第4号理事) (2)理事長の選任について 6 2.報告事項 (1)任期満了に伴う監事の選任について 3.その他 1.議決事項 (1)平成26年度第一次補正予算(案)について (2)武蔵野栄養専門学校学則の改正(案)について (3)武蔵丘短期大学被災学生奨学金規程の制定(案)について (4)武蔵丘短期大学入学時特別奨学金規程の改正(案)について 平成 26 年 9 月 30 日(火) 2.報告事項 (1)職業実践専門課程の申請について (2)平成26年7月度財務報告について (3)武蔵丘短期大学の現状と課題について 3.その他 (1)代々木ゼミナール池袋校の件について (2)調理師養成施設の内容変更について (3)鶴ヶ島市農業大学校の跡地利用について (4)その他について 1.議決事項 (1)平成27年度事業計画(案)について (2)武蔵野調理師専門学校学則の改正(案)について 平成 26 年 11 月 25 日(火) 2.報告事項 (1)平成26年9月度財務報告について (2)武蔵丘短期大学での第三者評価訪問調査について 3.その他 1.議決事項 (1)武蔵丘短期大学専任教員の採用について 平成 27 年 1 月 15 日(木) 2.報告事項 3.その他 平成 27 年 2 月 8 日(日) 1.議決事項 (1)武蔵野栄養専門学校校長の選任について (2)武蔵丘短期大学客員教授の委嘱について (3)武蔵丘短期大学専任教員の昇格について (4)2020年オリンピック・パラリンピック連携協定に基づく武 蔵丘短期大学の新たな施策について (5)専門学校武蔵野ファッションカレッジ学則の改正(案)につい て (6)武蔵野調理師専門学校学則の改正(案)について 7 (7)武蔵野栄養専門学校学則の改正(案)について 2.報告事項 3.その他 平成 27 年 3 月 26 日(木) 1.議決事項 (1)平成26年度第二次補正予算(案)について (2)平成27年度当初予算(案)について (3)武蔵丘短期大学副学長に関する規程の制定(案)について (4)諸規程の改正(案)について (組織規程、事務分掌規程、管理規程、文書取扱規程、武蔵丘短期大 学連絡調整会議の設置及び運営規程、就業規則、給与規程、出張規程、 経理規定、固定資産及び物品管理規程、人事評価規程、武蔵丘短期大 学の専攻長及び教養・教職部長に関する規程) (5)武蔵丘短期大学学則の改正(案)について 2.報告事項 (1)職業実践専門課程の認定について (2)武蔵野栄養専門学校第三者評価について (3)武蔵丘短期大学第三者評価の指摘事項への対応について (4)武蔵丘短期大学教員の人事異動について (5)2号館の耐震診断結果及び耐震補強案について 3.その他 8 (2)平成26年度評議員会の開催状況は以下の通りである。 区分 開催日現在の状況 定員 現員(a) 24 人 評議員会 24 人 23 人 出 開催年月日 開催時間 平成 26 年 5 月 27 日 13:30~15:15 平成 26 年 5 月 27 日 17:30~18:30 平成 26 年 7 月 22 日 14:00~14:20 平成 26 年 9 月 30 日 13:30~14:30 平成 26 年 11 月 25 日 13:30~15:00 平成 27 年 2 月 8 日 13:30~13:50 平成 27 年 3 月 26 日 13:30~14:40 席 者 数 等 監事の 出席状況 実出席者数 (b) 実出席率 (b/a) 意思表示 出席者数 20 人 83.3% 4人 1/2 20 人 83.3% 4人 1/2 21 人 87.5% 1人 0/2 19 人 82.6% 3人 1/2 20 人 87.0% 1人 1/2 23 人 100.0% 0人 1/2 21 人 91.3% 2人 1/2 平成26年度評議員会 議題 日 付 平成 26 年 5 月 27 日(火) 諮問事項・報告事項 1.諮問事項 (1)平成25年度第三次補正予算(案)について 第1回 平成 26 年 5 月 27 日(火) 1.報告事項 (1)平成25年度事業報告及び決算について 第2回 平成 26 年 7 月 22 日(火) 1.諮問事項 (1)任期満了に伴う理事候補者の推薦について(寄附行為第8条 第1項第4号理事) (2)任期満了に伴う監事候補者の同意について 2.その他 平成 26 年 9 月 30 日(火) 1.諮問事項 (1)平成26年度第一次補正予算(案)について (2)武蔵野栄養専門学校学則の改正(案)について (3)武蔵丘短期大学被災学生奨学金規程の制定(案)について (4)武蔵丘短期大学入学時特別奨学金規程の改正(案)について 2.報告事項 (1)職業実践専門課程の申請について (2)武蔵丘短期大学の現状と課題について 3.その他 9 (1)調理師養成施設の内容変更について 1.諮問事項 (1)平成27年度事業計画(案)について (2)武蔵野調理師専門学校学則の改正(案)について 平成 26 年 11 月 25 日(火) 2.報告事項 (1)武蔵丘短期大学での第三者評価訪問調査について 3.その他 平成 27 年 2 月 8 日(日) 1.諮問事項 (1)専門学校武蔵野ファッションカレッジ学則の改正(案)につ いて (2)武蔵野調理師専門学校学則の改正(案)について (3)武蔵野栄養専門学校学則の改正(案)について 2.報告事項 平成 27 年 3 月 26 日(木) 1.諮問事項 (1)平成26年度第二次補正予算(案)について (2)平成27年度当初予算(案)について (3)武蔵丘短期大学副学長に関する規程の制定(案)について (4)諸規程の改正(案)について (組織規程、事務分掌規程、管理規程、文書取扱規程、武蔵丘短期大 学連絡調整会議の設置及び運営規程、就業規則、給与規程、出張規程、 経理規定、固定資産及び物品管理規程、人事評価規程、武蔵丘短期大 学の専攻長及び教養・教職部長に関する規程) (5)武蔵丘短期大学学則の改正(案)について 2.報告事項 (1)職業実践専門課程の認定について (2)武蔵野栄養専門学校第三者評価について (3)武蔵丘短期大学第三者評価の指摘事項への対応について (4)武蔵野栄養専門学校校長の選任について 3.その他 10 (3)平成26年度常務会の開催状況は以下の通りである。 区分 開催日現在の状況 開催年月日 開催時間 現員(a) 常務会 平成 26 年 5 月 20 日 13:30~16:00 平成 26 年 7 月 10 日 13:30~14:15 平成 26 年 9 月 22 日 13:30~15:35 平成 26 年 11 月 17 日 13:30~15:50 平成 27 年 1 月 13 日 10:30~11:00 平成 27 年 1 月 26 日 10:30~11:00 平成 27 年 3 月 17 日 13:30~16:00 9人 出 席 者 数 等 出席者数 (b) 出席率 (b/a) 9人 100.0% 8人 88.9% 7人 77.8% 9人 100.0% 8人 88.9% 8人 88.9% 9人 100.0% 平成26年度常務会 議題 日 付 平成 26 年 議決事項・報告事項 1.議決事項 (1)評議員会および定例理事会の開催について 評議員会 平成26年5月27日(火)午後1時30分より 理事会 平成26年5月27日(火)午後3時より (2)平成25年度事業報告及び決算(案)について 5 月 20 日(火) 2.報告事項 (1)その他 3.その他 平成 26 年 7 月 10 日(木) 1.審議事項 (1)臨時理事会および評議員会の開催について 理事会【1回目】 平成26年7月22日(火)午後1時30分より 評議員会 平成26年7月22日(火)午後2時より 理事会【2回目】 平成26年7月22日(火)午後3時より (2)任期満了に伴う学園長の選任について (3)任期満了に伴う理事の選任について(寄附行為第8条第1項 第3号及び第5号理事) (4)任期満了に伴う監事候補者の選出について (5)任期満了に伴う評議員の選任について (6)任期満了に伴う理事候補者の推薦について(寄附行為第8条 第1項第4号理事) (7)任期満了に伴う監事候補者の同意について (8)任期満了に伴う理事の選任について(寄附行為第8条第1項 第4号理事) 11 (9)理事長の選任について 2.報告事項 (1)その他 3.その他 平成 26 年 9 月 22 日(月) 1.審議事項 (1)評議員会および定例理事会の開催について 評議員会 平成26年9月30日(火)午後1時30分より 理事会 平成26年9月30日(火)午後3時より (2)平成26年度第一次補正予算(案)について (3)武蔵野栄養専門学校学則の改正(案)について (4)武蔵丘短期大学被災学生奨学金規程の制定(案)について (5)武蔵丘短期大学入学時特別奨学金規程の改正(案)について 2.報告事項 (1)職業実践専門課程の申請について (2)平成26年7月度財務報告について (3)武蔵丘短期大学の現状と課題について 3.その他 (1)代々木ゼミナール池袋校の件について (2)調理師養成施設の内容変更について (3)鶴ヶ島市農業大学校の跡地利用について 平成 26 年 11 月 17 日(月) 1.審議事項 (1)評議員会および定例理事会の開催について 評議員会 平成26年11月25日(火)午後1時30分より 理事会 平成26年11月25日(火)午後3時より (2)平成27年度事業計画(案)について (3)武蔵野調理師専門学校学則の改正(案)について 2.報告事項 (1)平成26年9月度財務報告について (2)武蔵丘短期大学での第三者評価訪問調査について 3.その他 (1)学費徴収について 平成 27 年 1.審議事項 (1)臨時理事会の開催について 臨時理事会 平成27年1月15日(木)午後3時より (2)武蔵丘短期大学専任教員の採用について 1 月 13 日(火) 2.報告事項 (1)武蔵丘短期大学第三者評価指摘事項への改善計画について 12 3.その他 平成 27 年 1.審議事項 (1)臨時理事会の開催について 臨時理事会 平成27年2月8日(日)午後3時より (2)武蔵野栄養専門学校校長の選任について (3)武蔵丘短期大学専任教員の昇格について 1 月 26 日(月) 2.報告事項 (1)その他 3.その他 平成 27 年 3 月 17 日(火) 1.議決事項 (1)評議員会および定例理事会の開催について 評議員会 平成27年3月26日(木)午後1時30分より 理事会 平成27年3月26日(木)午後3時より (2)平成26年度第二次補正予算(案)について (3)平成27年度当初予算(案)について (4)武蔵丘短期大学副学長に関する規程の制定(案)について (5)諸規程の改正(案)について (組織規程、事務分掌規程、管理規程、文書取扱規程、武蔵丘短期大 学連絡調整会議の設置及び運営規程、就業規則、給与規程、出張規程、 経理規定、固定資産及び物品管理規程、人事評価規程、武蔵丘短期大 学の専攻長及び教養・教職部長に関する規程) (6)武蔵丘短期大学学則の改正(案)について 2.報告事項 (1)職業実践専門課程の認定について (2)武蔵野栄養専門学校第三者評価について (3)武蔵丘短期大学第三者評価の指摘事項への対応について (4)武蔵丘短期大学教員の人事異動について (5)その他 3.その他 13 6.学園を取り巻く環境 (1)学生・生徒募集について 文部科学省の「平成 26 年度学校基本調査」によると、高校卒業者数は、前年比減 の 105 万人。進路の内訳は、大学に 50.5 万人、短大には 6 万人となり平成6年度以 降短大の進学率は下降線の一途となった。 一方、専門学校への進学者数は、前年比マイナスの 17.8 万人に留まり、進学率は 17%となった。ここ数年続いていた上昇傾向がストップすることとなった。 こうした厳しい状況下にあっての学生募集であったが、各校の協力を得ながら前 年度比微減とはなったが、ほぼ前年並みの出願者数を確保することが出来た。 具体的な活動としては、広報課による高校訪問・進学説明会等の外訪活動。広報 企画課による各種媒体PR、SEO対策の実施。プレスメディア課によるWeb利 用の広報活動をきめ細かく実施し、出願者数の増加策をきめ細かく行った。 体験イベントでの歩留まり率向上への取り組みが今後重要になってくると思われ る。 「選ばれる学校」となるべく学園教職員が一体となって地道な努力を継続してい かなければならない。 (2)学園を取り巻く教育環境変化への対応について ①職業実践専門課程への取り組み 文部科学省が、新しい学校種への過渡的取組として職業実践専門課程の認定制度 を発表し、初年度の申請で武蔵野調理師専門学校高度調理経営科と武蔵野栄養専門 学校栄養科が認められたが、本年度申請において武蔵野ファッションカレッジのア パレルプロフェッショナル科とファッションスタイリング科の両科、更に武蔵野調 理師専門学校のダブルプログラム科も文部科学大臣認定の職業実践専門課程として 新たなスタートを切ることとなった。 本年度は、295 校、677 学科が認定され、二年間の累計では 673 校、2042 学科が「職 業実践専門課程」として認定されたこととなる。学校数、学科数とも全体の約 25% の割合となっている。 職業実践専門課程の認定は、今後迎えるであろう選別の時代・二極化の時代に勝 ち組としての「選ばれる学校」として必要最低限の準備であり、新たな学校種とし て文部科学省が提示する「専門職業大学」構想に向け越えなければならないハード ルであったと考える。 ②厚生労働省による「調理師養成施設指導要領の改正」について 調理師法施行規則の一部改正が、平成 27 年4月1日から施行されることに伴い、 厚生労働省から「調理師養成施設指導要領について」の通知がなされた。 14 カリキュラムの変更(教科科目から教育内容への変更、総合調理実習の導入) 、教 員資格の変更その他各種の新指導要領に沿った対応を準備し、定着に向けてスター トを切ったところである。 ③第三者評価への取り組み 武蔵丘短期大学は、更新期間を一年前倒し、平成 26 年度において(一財)短期大 学基準協会による第三者評価を受け、適格認定を受けた。 また、武蔵野栄養専門学校が専門学校3校の先陣を切って特定非営利活動法人私 立専門学校等評価研究機構の第三者評価を受け、基準 1~10 のすべての項目で「可」 の判定を受けた。申請書類の提出に向け栄養学校全校を挙げた取り組みが奏功した ものである。 ④WEB対策について 新しい学校種の構想、前段としての職業実践専門課程の認定、指導要領の改正等々 の環境変化に対応し、従来型の入学案内に始まる広報活動を見直し、伝えたい情報 の整理を行い、本学園の提供するサービスである「教育」の質の差別化、学納金等 とのコストパフォーマンスを含めた満足度向上等他校との差別化、有利性の確認を 行ってきた。今後は、広報活動の基幹となっていくであろうWEB対策に更に着目 し、現行の各校ホームページのリニューアルを実施したい。これにより学生募集の 有為なツールとし、更に学園の情報発信ツールとしての充実を図っていくこととす る。 (3)学生・生徒支援への取り組み ①就職支援について 実学・職業教育の専門学校の評価は、ある種就職実績に尽きるとも言って過言で はない。1年から2年という短期間の中で学生・生徒が望む企業等への就職の夢を 叶えさせていくことが必要となる。各学校においては、企業説明会の企画、インタ ーンシップへの取り組み等就職担当者だけではなく全学を挙げての取り組みにより 求人先数の増加、早期内定の獲得、就職率の向上を実現させ就職希望者ベースでは、 各校とも 100%に近い実績を残した。 ②メンタルヘルスについて 臨床心理士二人体制が定着し、相談日数、相談回数の増加により、カウンセリン グが受けやすい環境を整備した。学生・生徒の心の問題については、中途退学防止 の観点からも重点課題として位置づけ、各学校の担任力向上が生徒指導上にも効果 15 があることから担任向け研修会およびメンタルヘルス担当者向け学習会を複数回実 施した。 (4)地域との連携、社会貢献について ①専門学校での地域貢献 東京都帰宅困難者対策条例の施行を受け、豊島区との間で「帰宅困難者対策の連 携協力に関する協定」を締結し、帰宅困難者用の備蓄品を常備し、併せて池袋の専 門学校3校の防災対策としての諸備蓄を完了した。更に例年取り組んでいる各種避 難訓練の実施・地域防災訓練への協力・参加等地域に根ざした活動にも学園全体で 取り組んだ。 ②短期大学での地域貢献 短期大学においては、吉見町との地域連携協定を土台に文部科学省で採択された 「スポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業」に全面的に協力し、東松山 市との相互連携協定のもと「健康長寿プロジェクト」への継続的参画、地域の名産 を活用したスイーツ開発を教育としても実践し、今後の教育改革にも鋭意取り組ん だ。 (5)卒業生ネットワークの構築に向けた取り組み 学園設置の各学校の卒業生を対象に現場で活躍する卒業生の生の情報を伝えるべ く現地へ赴いての取材活動を積極的に進め、取材記事を卒業生ホームページに掲載 した。 16 Ⅱ 事業の概要 1.入学定員及び学生数(平成26年5月1日現在) 学校 専門学校 武蔵野 ファッション カレッジ 修業 入学 入学 充足率 年限 定員 者数 科・専攻 アパレル 2年 プロフェッショナル科 ファッション 2年 スタイリング科 ファッション 1年 マスター科 昼間部 調理師科 夜間部 武蔵野 調理師 専門学校 1年 武蔵丘 短期大学 充足率 計 男 女 16 53.3% 60 22 5 17 36.7% 60 45 75.0% 120 75 21 54 62.5% 6 1 5 60.0% 67 67.0% 190 103 27 76 54.2% 320 292 91.3% 320 292 214 78 91.3% 10 専門 課程 1年 6か月 40 高等 課程 1年 6か月 40 6 60.0% 40 100.0% 1 2.5% 10 80 88 45 80 5 5 43 110.0% 0 6.3% 高度調理経営科 2年 160 162 101.3% 320 342 280 ダブルプログラム科 2年 160 165 103.1% 320 365 103 262 114.1% 栄養科 62 106.9% 720 660 91.7% 1120 1092 647 445 97.5% 小計 武蔵野栄養 専門学校 平成 26 年度 在籍者数 30 100 小計 収容 定員 2年 小計 240 238 99.2% 480 480 67 413 100.0% 240 238 99.2% 480 480 67 413 100.0% 健康栄養専攻 2年 80 88 110.0% 180 178 22 156 98.9% 健康スポーツ専攻 2年 80 68 85.0% 180 128 39 89 71.1% 健康マネジメント専攻 2年 40 2 12 35.0% 小計 合計 6 15.0% 40 14 200 162 81.0% 400 320 63 257 80.0% 1260 1127 89.4% 2190 1995 804 1191 91.1% 17 2.教職員数(平成26年5月1日現在) 常勤教員等 校長 学長 専門学校 専門学校 助手 教務職員 教員 非常勤 教員 計 事務 職員 在籍者 在籍者数÷ 常勤教員等 法人事務局 - - - - - - 21 - - 専門学校 武蔵野 ファッション カレッジ 1 8 0 - 9 17 1 103 11.4 武蔵野調理師 専門学校 1 49 6 17 73 53 7 1092 15.0 武蔵野栄養 専門学校 1 16 13 - 30 36 8 480 16.0 武蔵丘 短期大学 1 26 - - 27 28 14 320 11.9 合計 4 99 19 17 139 134 51 1995 14.4 (注1) 法人事務局の事務職員数には、常勤役員(1名)は含みません。また、 三専門学校の事務職員 16 名(ファ1・調理7・栄養8)は、学校法人会計 人件費計上の都合により、法人事務局の事務職員を割り当てています。 (注2) 専門学校武蔵野ファッションカレッジの教員の人数は、専修学校設置基 準が定める要件を満たす者を算定しています。 (注3) 武蔵野調理師専門学校の教員及び助手(調理実習)の人数は、調理師養 成施設指導要領が定める要件を満たす者を算定しています。なお教務職 員(学校法人後藤学園管理規程第4条第1項第1号で定める職員)とは、 同校において教員・助手ではない者のことです。 (注4) 武蔵野栄養専門学校の教員及び助手の人数は、栄養士法施行規則及び栄 養士養成施設指導要領が定める要件を満たす者を算定しています。 (注5) 武蔵丘短期大学常勤教員の内訳は、教授 10 名・准教授5名・講師9名・助 手3名です。なお、同大学の教職員数は、事務職員と准教授を兼任して いる1名を「事務職員」として計上しており、また学校法人基礎調査(日 本私立学校振興・共済事業団)では報告していない事務職員を計上して いるため、同調査の報告数とは異なります。 18
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