(PDF:5.15MB)[2016年7月1日] - 学校法人-暁星学園

「愛には偽りがあってはなりません。悪を忌み嫌い、悪か
ら離れなくてはなりません。互いに兄弟愛をもって心から
愛し、競って尊敬し合いなさい。
」(ローマ 12、9-10)
7.2016
No. 21
暁星中学高等学校には、ボランティアや募金の活動を
積極的に行うための会 “ 暁星シャリテ ” があります。こ
の活動を支えるためにシャリテ委員会がボランティア活
動を企画し全校への呼びかけを行っています。
さまにも募金の呼びかけを行
いました。限られた時間であっ
たにも関わらず、みなさまか
らのご理解と多くのご協力を
いただきました。本当にあり
がとうございました。
-熊本地震 募金活動-
暁星中学高等学校では熊本地震被
災地への緊急校内募金活動を3日間
(4/20,21,22) にわたり実施いたしま
した。4月 22 日は授業参観と保護
者会にいらっしゃった保護者のみな
今年度は、教皇フランシス
コの呼び掛けにより “ いつく 寄付総額 192,155円
送金先 カリタスジャパン
しみの特別聖年 ” にあたりま (熊本地震被災者支援のため)
す。生徒たちには、同じ時代
に生きている「いつくしみ、愛」を必要としている人々
を想い、行動することを呼び掛けております。
暁星シャリテから
EDUCATIO INTEGRALIS(全人教育)
理事長 柿山 隆
私たちは、学園生活(幼小中高)の 14 年を通して、
どのような教育を目指しているのでしょうか? マリ
ア会を設立母体とする暁星学園はマリアニスト・ス
クールです。キリスト教人間観に基づくマリアニスト
教育が掲げる目標の一つに、
「EDUCATIO INTEGRALIS
(全人教育)
」があります。私たちには、それぞれの
両親を通して神から頂いた恵み・資質を備え持った 3
歳から 18 歳までの子供たちが委ねられています。
私たちの教育(ラテン語 EDUCATIO)は、子供たち
一人一人が潜在的に持つ恵み・資質を導き出して、こ
れを顕在化させ、定着化させ、深化させることによっ
て、神の似姿すなわち真の人間としての彼らの成長を
手助けすることにあります。私たちは彼ら一人一人が
持つ恵み・資質を何一つおろそかにしないように心掛
けるべきですし、これが先に述べた全人教育の目指す
べきところです。
成長過程にある子供たちの内にある恵み・資質の現
れ方は個人差もあるでしょうし、その導き出し方にも
成長の段階に伴う年齢差もあるでしょう。当然のこと
ながら、その最初の時期における重要な役割は家庭教
育にあります。家庭教育は、あらゆる教育の基礎であ
りますし、子供たちがどのような成長段階にあっても
継続されるはずのものです。
もくじ
フロントトピックス …1
教室から ……………2
新入生紹介 …………3
暁星学園における 14 年間に及ぶ教育期間は、全て
の教育の緒であり原点でもある家庭教育に続くもので
あります。そのため各家庭と学園とが同じ教育観を共
有することが重要です。この共通の観点は、暁星学園
における各教育段階間の連携を適切に行うことによっ
て、私たちが望む良質な教育の提供の可能性を大きく
してくれるでしょう。これが私たちの教育共同体の強
みでなければならないと思います。
しかし、
私たち一人一人には自ずと限界があります。
そこで重要なのが均質性と一貫性を保証する教育共同
体の存在です。私たちはこのような教育共同体に属す
る者、あるいはこれを形成する者として、個としてで
はなくチームとして、協働者としてこの任務を遂行す
ることができます。教育共同体の教育理念を理解し、
これを体現しながら、子供たちと真摯に向き合うこと
によって、各自が置かれた場で、自らの役割を果たす
ことができます。
子供たちと真摯に向き合う姿こそ、私たち教育者に
求められることです。「私は植え、アポロは水をやり
ました。しかし、成長させてくださったのは神です。
」
(1 コリント 3,6)と聖書にある通り、この姿勢があ
れば、私たちは、自分が置かれた場で、自分の役割を
十分に果たすことができるでしょうし、あとは、神の
働きを信頼し期待して、
安んじて私たちの教育の成果、
刈り入れを待つことができるでしょう。
進め、クラブ活動 ………4
進学実績!
!………………5
学園行事・人事往来 ……6
慈しみの後援会 ………7
行動する同窓会 ………8
1
教室から ........................Choses vues, Choses méditées en classe
真の「暁星ボーイ」としての三つの指針
(
「入学式学校長告辞」より)
中学・高等学校長 飯
田 雅 章
カトリックのミッションスクールに集う私たちは「神と
人への愛」の精神のもとに生きてゆくことが肝要です。そ
こで私は noblesse oblige の精神のもと、
「暁星ボーイ」とし
て生きてゆくための三つの指針を生徒諸君に提起したいと
思います:
「一つ紳士たれ、一つ賢者たれ、一つ江戸っ子たれ」
です。noblesse oblige(ノブレス・オブリージュ)とはフ
ランス語で「貴族は義務を負う」という意味で、最近では
「恵まれた者は社会の模範となるように振る舞うべきだ」と
いう社会的・道義的責任に関して用いられます。暁星に通
うことのできる生徒諸君にはその精神のもと、上記の三つ
の指針を実践して欲しいのです。
順序が逆になりますが、
「江戸っ子たれ」とは生まれや出
身のことではなく、東京の真ん真ん中に位置する本校に通
う者として、大都会でのルールやマナーをしっかり守れる
人になって欲しいということです。
「江戸しぐさ」という言
葉を聞いたことがあるでしょうか。それは百万都市とも言
われた大都会、大江戸に暮らす者にとっての必要不可欠な
幼小教育の連携
幼稚園長・小学校長 佐
藤 正 吉
一日のリズムが急変した感がある新年度です。
これまで通りに朝 7 時 10 分に小学校の門を開けて元気
な子どもたちとの挨拶で始まりますが、朝礼後には幼稚
園での朝の挨拶です。
9 時 15 分の開門には、保護者としっかり手を繋いだ園
児が整列しています。そして、各保育室での先生と園児
の新鮮な毎日の生活です。どんぐりグランドで、砂場で、
二階のソレイユでは大きな積み木で ・・・、年少さんにとっ
ての暁星幼稚園は、着替え、トイレ、お弁当など全てが
新しいことです。
改めて、幼稚園教育と小学校教育の結びつきの大切さ
を考えさせられる毎日です。この言葉は、45 年前の『中
央教育審議会答申』で「4、5 歳児から小学校の低学年
の児童までを同じ教育機関で一貫した教育を行うことに
よって、幼年期の教育効果を高めることを狙いとした先
導的試行に着手する必要があること。
」という指摘が出発
と言えます。以来、
小学校での生活科の新設などが行われ、
現在の『幼稚園教育要領』には、「幼稚園教育が、小学校
以降の生活や学習の基盤の育成につながることに配慮し、
幼児期にふさわしい生活を通して、創造的な思考や主体
2
ルールでありマナーでした。代表的な「傘かしげ」は、
雨の日に狭い道でぶつからず、濡れることもなくすれ違
うために、互いの傘を外側に傾(かし)げる仕草を言い
ます。江戸しぐさとは人々がより快適で安全に暮らすた
めに培ってきた生活の知恵であり、自己中心的な言動を
戒めることでもありますが、その本質は他人(ひと)さ
まを大事にする人間関係の知恵であり、隣人のみならず、
街ですれ違う見知らぬ人々への「思い遣りの心」なので
す。それを実践できる人になって欲しいと思います。
「賢者たれ」の賢者 philosophe は、普通「哲学者」と
いう意味で使われますが、ここでは物事を表面的ではな
く、その本質を見極めることができる人間ということで
あり、真理を見極めるための考える力とそれを成し得る
ための教養を養って欲しいということです。
「紳士たれ」の紳士とは、品格に富み、教養があり礼
儀正しい男性、立ち居振る舞いや言動などが社会的模範
になるような立派な人のことですが、そこに「隣人を自
分と同じように愛し」尊重する精神があって初めて、紳
士たる暁星ボーイと言えるのです。イエスの説いた全身
全霊で無条件、無私の愛こそがキリスト教の根本理念で
あり、最も大切な教えです。この理念を建学の精神とす
る暁星学園に集う私たちは心して、
正しく真の「暁星ボー
イ」とならねばならないのです。
的な生活態度などの基礎を培う」と示されています。
また、『小学校学習指導要領』では、「小学校間、幼稚
園や保育所、中学校及び特別支援学校などとの間の連
携や交流を図る」と明記されています。これまで以上
に互いを知り合うためのくさびとなることが、「兼務」
である私なりの受け止め方です。
幼児期の教育は、建学の精神に示されている人格形
成の基礎を培うものです。そこには幼小の違いはあり
ません。実践人と言われた森信三先生の「しつけの三
原則」には「朝の挨拶、ハイと返事、席を立ったら椅
子を入れハキモノを脱いだら必ず揃えられる子に」と
いう言葉があります。私は、
「挨拶」と「ハイの返事」は、
人間関係の第一歩と捉えています。ですから、自分か
らはっきりできることが肝心なのです。そして、「椅
子を入れる・靴を揃える」は自律の第一歩です。自分
のことが自分でできる、それは自立へとつながるもの
です。
当然のことですが、子どもの成長は一律ではありま
せん。その子なりの成長を温かくかつ厳しく見守り、
必要なときにそっと支えるそんなしつけが、幼児期に
は特に大切と言えます。そして、
「挨拶、返事、揃える」
は、まず親が、先生が、周囲の大人が行うことがスター
トと言えるでしょう。
Sept Boutons dorés flambant neufs .................. 新 入 生 紹 介
雨でも元気に!~ 中学・高校入学式 ~
中学・高校の入学式は、4月7日(木)、ホテルメトロポリタンエドモントで行われました。
新入生は 9 時に会場に集合し、式に臨みました。会場は2階悠久の間でしたが、エスカレー
ターで上ってくるとすぐにクラス名簿が手渡され、自分のクラスを確認して受付に進みました。
自分でしっかりとクラス・番号・氏名を言って確認を終える生徒が大半でした。他者をサポー
トするために自立する、そんな暁星スピリットへの第一歩だったのかもしれません。
9 時 30 分、入学式がスタートしました。式ではクラス担任が紹介され、その担任から新入生
の氏名が 1 名ずつ読み上げられました。
飯田新校長は、時折笑いを誘いながら、和やかな雰囲気でスピーチを行いました。その中で、
「江戸っ子たれ」というメッセージが新入生に伝えられましたが、相手のことを慮ることの具体例として「えどしぐさ」が挙げ
られ、それを通じて暁星学園の教育のあり方をわかりやすい言葉で語っておりました。ホテルでの入学式は初めての試みでし
たが、照明が明るかったこともあって、教員と生徒、また生徒同士はお互いの顔がはっきりと認識でき、その分距離感が縮まっ
たように思います。
式典終了後、新入生は徒歩で学校へ向かいました。あいにくの雨でしたが、みな速いペー
スで二合半坂を登り、新たな学び舎に吸い込まれていきました。やはり子供は明るく元気な
ものです。
学校では聖堂で入学ミサが行われました。中学受験を経て入学した生徒たちも、配布され
るプリントや先生の先導に助けられて、滞りなくミサにあずかっていました。聖堂内はホテ
ルの会場とは違った厳粛な雰囲気があり、新入生たちの記憶にはこのコントラストが印象深
い思い出として刻まれたのではないでしょうか。
1年生の入学式の報告 ~小学校~
星の子たちの入園式 ~幼稚園~
4月8日(金)
、澄み渡る青空の下、2016 年度の新一年生
春の息吹が感じら
の入学式が執り行われました。毎年式場になっていた講堂が
れる4月12日(火)、
改築のため、今年度は学園聖堂で行いました。座席の関係で、
5 0 名 の 年 少 児 が、
参列者は、新一年生と保護者、在校生を代表して6年生のみ
新しい暁星の「星の
でしたが、大変厳かな雰囲気の入学式となりました。大きめ
子」として仲間入り
の制服に、クラスカラーの A 組の赤、B 組の黄、C 組の青の
をしました。保護者
リボンを付けてもらい、6年生に手をひかれ緊張した面持ち
と な ら れ た 皆 様 も、
で入場してきた120名の新入生。校長先生や来賓の方の長
大きな希望と少しばかりの心配が交差する中、入園式を迎
いお話にも背中をピンとして静かに耳を傾け、暁星小学校の
えられたことでしょう。
一年生として立派な態度で式に臨むことができました。
年長児になったばかりの50名は、幼稚園ホールいっぱ
小学校の入学式は、新入生にとって暁星小学校の生活がス
いに響く明るく元気な声で、
「マリアさまのこころ」や「暁
タートする日であると共に、6年生にとって、最上級生とし
星幼稚園園歌」を歌ってくれました。また、歓迎のことばや、
てデビューする大切な日でもあります。6年生は、慣れない
花束を渡す姿にも一年間の成長が見うけられました。
式場で臨機応変に動き、保護者の手を離れて緊張している一
星の子のスタートラインに立った子どもたちは、家庭を
年生に気を配り、安心してこの一日を終えられるように終始
離れ、新しい友達と出会い、園生活を始める最初の意味深
サポート役に徹してくれました。保護者をはじめ、たくさん
い日となりました。これからの日々の中で、神さまやマリ
の人たちに見守られながら、小学校生活の第一歩を踏み出し
ア様に出会い、いろいろな人から愛されていることをより
た一年生。これからの小学校生活に神様のお恵みがたくさん
深く知るようになっていきます。入園式は、園児、保護者、
ありますように、そして、子どもたちにとって実り豊かなも
ご来賓の皆様、そして教職員が一体となって、神さまに招
のになるようお祈りしています。
かれていることを感じるひとときとなりました。
幼稚園は集団教育の場です。集団生活を体験するところ
であると同時に、人との関わり方を学ぶところです。家庭
教育の基盤の上に、子どもたちは、さまざまな経験を通じ
て止まることなく成長していきます。昨日できないことが
今日はでき、明日はまた新たな発見もあります。教職員一同、
惜しみなく心から援助し、教育に努めて参ります。
3
進め
.......................Nos clubs en mouvements
中高テニス部
中高合唱部
中高テニス部の目標は、公式戦で1つでも多く勝
つことです。本年度は、高校生は個人戦予選 5 回戦、
都団体戦 4 回戦に進出しました。中学生は、昨年新
人団体戦にて都ベスト 16 入り、今春のブロック大
会個人戦では、シングルス準優勝、ダブルス 5 位の
成績を残し、2 人が都大会に進出しました。
テニスは個人競技ですが、中高全体の練習は勿論、
公式戦では一人一人が暁星を背負う気持ちで戦い、
仲間を真剣に応援し、良いチームを作っています。
練習は月水金土の放課後、実力別に面分けし、幹部
学年の高2が指導しています。日曜日は公式戦があ
ります。合宿は春夏年 2 回、部員全員が参加します。
上下関係は重んじ、それでいて、先輩後輩が分け
隔てなく信頼関係を深めているのが暁星テニス部の
最大の強みであり、伝統でもあります。
暁星小学校聖歌隊 OB の有志が「中高でも歌い続
けたい」と集まり、“Sepia Voice Orchestra” として文
化祭の講堂ステージに立ちました。翌年、様々な学
年からメンバーが集まって部活動となり、今年で創
部5年目になります。
現在部員は8名と少数ですが、文化祭での発表を
はじめ、姉妹校の晃華学園中高聖歌隊との混声合唱、
チャリティーコンサートにおける小学校聖歌隊との
合同演奏、創立記念式典や入学・卒業ミサでの聖歌
先唱など、様々な場で歌う機会を頂いています。
今年は新たな試みとして、ハンガリーの合唱団で
ある「カンテムス少女合唱団」の演奏会に歓迎演奏
という形で参加することとなりました。7月 31 日
の 17:30 より神奈川サイエンスパーク宴会場で演奏
します。多くの皆様にセピア色の歌声を届けられる
よう歌声をあわせていきたいと思っております。
小学校図画工作クラブ
「楽しさと喜びを味わえる活動」
木曜日のクラブの時間に、6年生3名、5年生5
名で活動しています。前期は油絵、
後期は陶芸を行っ
ています。小学校の授業では使用していない油絵は
児童にとっては初めて学ぶ物です。キャンバス、
イー
ゼル、モチーフなどの呼び名から始まり、道具の使
い方そして油絵ならではの描き方や表現など基礎か
ら学んで自画像や静物画を完成させます。
後期は小学校の授業で1年生から学んだ陶芸の基
礎を踏まえて、家庭で使える陶芸作品を製作してい
ます。どちらも作ること、
表現することの「楽しさ」
、
完成した時、飾ったり使ったりした時の「喜び」を
味わえるクラブ活動を目指しています。
4
2016年大学合格者実績 ( 卒業生 173 名 )
◆国 公立 大学 ◆
大学名
◆私立大学◆
合格者数
小樽商科大学
東北大学
筑波大学
千葉大学
東京大学
東京医科歯科大学
東京外国語大学
東京海洋大学
東京学芸大学
東京工業大学
東京農工大学
一橋大学
新潟大学
福井大学
山梨大学
信州大学
京都大学
岡山大学
九州大学
琉球大学
高崎経済大学
首都大学東京
横浜市立大学
合計
大学名
1
1
8
5
15
2
1
1
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
3
1
52
◆ 東京 大学 ◆
学部名
文科Ⅰ類
文科Ⅱ類
文科Ⅲ類
文科合計
理科Ⅰ類
理科Ⅱ類
理科Ⅲ類
理科合計
推薦
合計
合格者数
1
3
2
6
7
2
0
9
0
15
◆ 京都 大学 ◆
学部名
農
合計
合格者数
1
1
◆ その 他の 大学 ◆
大学名
防衛大学校
防衛医科大学校
合計
合格者数
4
4
8
早稲田大学
慶應義塾大学
上智大学
東京理科大学
明治大学
青山学院大学
立教大学
中央大学
法政大学
学習院大学
成蹊大学
成城大学
日本大学
専修大学
東洋大学
駒澤大学
国学院大学
神奈川大学
東海大学
帝京大学
国士舘大学
国際基督教大学
東京都市大学
芝浦工業大学
東京電機大学
東京農業大学
桜美林大学
神奈川工科大学
多摩美術大学
帝京平成大学
同志社大学
立命館大学
立命館アジア太平洋大学
愛知医科大学
岩手医科大学
大阪医科大学
金沢医科大学
川崎医科大学
北里大学
杏林大学
近畿大学
埼玉医科大学
順天堂大学
昭和大学
聖マリアンナ医科大学
東北医科薬科大学
東京医科大学
東京慈恵会医科大学
合格者数
61
54
15
36
46
11
13
24
14
2
1
2
17
4
2
1
1
3
1
7
1
3
1
3
3
7
1
1
3
2
3
2
1
1
2
2
1
1
5
4
1
9
6
8
1
2
4
3
東京大学 15 名、医学部 83 名、早慶上智 130 名合格 国公立大・私立大・その他 合格者総合計 486 名
文系の卒業生の健闘が光りました。
理系の卒業生の奮起を期待します!
東邦大学
獨協医科大学
日本医科大学
日本歯科大学
日本獣医生命科学大学
酪農学園大学
明治薬科大学
私立合計
5
2
6
2
1
1
1
414
◆医学部◆
大学名
合格者数
筑波大学
東京医科歯科大学
新潟大学
福井大学
岡山大学
愛知医科大学
岩手医科大学
大阪医科大学
金沢医科大学
川崎医科大学
北里大学
杏林大学
慶應義塾大学
埼玉医科大学
順天堂大学
昭和大学
聖マリアンナ医科大学
東北医科薬科大学
帝京大学
東海大学
東京医科大学
東京慈恵会医科大学
東邦大学
獨協医科大学
日本医科大学
日本大学
私立医学部合計
防衛医科大学
医学部合計
4
2
1
1
1
1
2
2
1
1
4
3
3
9
6
6
1
2
6
1
4
3
5
2
6
2
70
4
83
◆海外大学◆
大学名
Earlham College
Orange Coast College
Unversity of Exeter
Unversity of Sussex
Unversity of London.Royal Holloway
合計
◆早稲田大学◆
学部名
合格者数
政治経済学部
法学部
商学部
文学部
文化構想学部
教育学部
社会科学部
基幹理工学部
創造理工学部
先進理工学部
国際教養学部
スポーツ科学部
人間科学部
合計
9
5
12
3
2
4
5
2
6
9
2
1
1
61
◆ 慶 応 義 塾 大学 ◆
学部名
合格者数
文学部
経済学部
法学部
商学部
医学部
薬学部
看護学部
理工学部
総合政策学部
環境情報学部
合計
5
11
7
9
3
1
0
12
3
3
54
◆上智大学◆
学部名
神学部
文学部
法学部
経済学部
国際教養学部
総合人間科学
外国語
理工学部
合計
合格者数
0
2
5
7
0
0
0
1
15
合格者数
1
1
1
1
1
5
125周年記念事業準備室からのお知らせ
125 記念事業準備室は、
本年4月にメンバーが新たになり、
新室長として和田信之(兼学園事務長)
、室長補佐として佐
梁健、そして引き続きですがアドバイザーの青木伸美の三
人体制となりました。暁星の歴史に残る事業を担える喜び
を胸に、三人でスクラムを組んで努力していきますのでよ
ろしくお願いします。
事業につきましては、この夏から第1期本工事のための
準備工事が始まります。先ずは、本工事間に工事事務所と
して使われる旧講堂内の天井落としの工事を行います。地
震等により落下の可能性のある危険部分の撤去になります。
次いで、正門そばのマリア像の移設です。このため、現
在の正門守衛所を仮設場所に移
設、そのあとにマリア像を設置
します。これは仮設設置ではな
く、本工事終了後もその場所に
置かれるため、各方面のご意見を聞きながら慎重に進めて
いきます。
秋からは新講堂体育館建設地にある樹木の移植や伐採、
石等の移動などを行い、その後の第1期本工事に繋がって
いく予定です。
工事等により、いろいろとご不便もかけますが、ご協力
をお願いいたします。
5
....................................
中学・高等学校
・入学式/始業式
・オリエンテーション ( 中1)
4月
・保護者会
・校外活動
小学校
9月
・学年ミサ ( 高3)
・中間試験
・イースターデー
・那須合宿 (3・4・6 年 )
・親子遠足
・一日動物村
・保護者会 ( 年長 )
・誕生会
・日本丸遠足 ( 年長 )
・文化祭
・中間試験
10 月 ・保護者会
・学年ミサ ( 高1)
・創立記念日式典
・運動会
・那須合宿 (2・5 年 )
・参観日
・ファミリーデー
・誕生会
・保護者後援会
1学期
・学年ミサ ( 中3)
・期末試験
・終業式
・校外学習 ( 中 1)
・終業式
・誕生会
・水泳実習 (3・4・5・6 年 ) ・保護者会
・一般サッカー那須合宿
・終業式
・ステラ那須合宿
・夏休み
・夏期講習
・夏休み
・水泳実習 (1・2 年 )
・那須体験合宿
・選抜サッカー那須合宿
・聖歌隊那須合宿
2学期
・始業式/入学式
・保護者会
・誕生会
・学級懇談会 ( 年長 )
6 月 ・修学旅行 ( 高2)
8月
中学・高等学校
・始業式/入学式
・保護者会
・健康診断
・校外学習
5月
7月
幼稚園
2016 年4月~ 12 月
11 月
・始業式
・校内実力テスト
・研修旅行 ( 中3)
・学年ミサ ( 中2)
・期末試験
・終業式
12 月 ・クリスマスミサ
小学校
幼稚園
・始業式
・水泳大会
・保護者会
・那須合宿 (3・4 年 )
・始業式
・保護者会
・誕生会
・全校ミサ
・那須合宿 (2 年 )
・運動会
・参観日
・運動会
・芋掘り遠足
・誕生会
・入学試験
・創立記念日
・中学進学試験
・創立記念日
・七五三の集い
・一日動物村
・誕生会
・サッカー大会
・終業式
・クリスマスの集い
・保護者会
・星の子コンサート
・クリスマスの集い
・終業式
・夏休み
新しい五月人形 ~気高い凛々しさを受け継いで~
「端午の節句」は、子どもたちの健やかな成長を願う大切なお祝いです。今まで
の古い人形は感謝の気持ちを込めて供養し、園には新たなに訪れた鎧や兜を初飾り
致しました。これからも、男の子の健やかな成長とともに、事故や病気から守って
くれるよう願いを込めました。
人事
採用 よろしくお願いいたします。
◎幼稚園
園長(兼小学校長)
佐藤 正吉 先生
◎小学校
専任教諭 渡邊 輝也 先生
非常勤講師(ステラ)
松原 純子 先生
◎中高校
中校長兼高校長 飯田 雅章 先生
非常勤講師(数学)
佐藤 雅哉 先生
非常勤講師(理科)
森本 康幹 先生
非常勤講師(音楽)
山内 佑太 先生
非常勤講師(理科・物理)
山下 大輔 先生
非常勤講師(家庭)
市川 千秋 先生
非常勤講師(宗教)
大槻 俊介 先生
非常勤講師(国語)
神山慎太郎 先生
非常勤講師(社会・地理)
藤井 淳 先生
特別非常勤講師(仏語)
Brochen Philippe 先生
特別非常勤講師(仏語)
Stienne Richard 先生
嘱託教育職員(英語)
大町 強 先生
◎学園事務
学園事務長兼創立 125 周年事業準備室長 和田 信之
創立 125 周年事業準備室長補佐 佐梁 健
6
往来
退職 お疲れさまでした。
◎幼稚園
園長 櫻井 早苗 先生
◎小学校
非常勤講師(小学校クラブ活動指導)林 啓太 先生
再雇用教育職員 小山 幸子 先生
◎中学 ・ 高等学校
中校長兼高校長 勝部 純明 先生
教諭(社会)
吉野 興一 先生
教諭(英語)
棚田 哲史 先生 教諭(国語)
染野 太朗 先生
非常勤講師(数学)
青木 信 先生
非常勤講師(理科)
三枝 和樹 先生
非常勤講師(音楽)
古荘 達郎 先生
非常勤講師(仏語)ドゥロルム・ピエール・ジル 先生
再雇用教育職員(数学)
平田 公一 先生
◎学園事務
学園事務長兼創立 125 周年事業準備室長 斉藤 琢朗
再雇用現業職員 中泉 孝司
Vois des Parents d’ Elèves ..................
後援会長としての一年を振り返って
暁星学園後援会 会長 後 藤 伊 織
新緑が目にも鮮やかで、爽やかな風薫る季節となりました。
昨年 6 月に、前任から会長職を引き継ぎ、一年が経過しよう
としていることに、時の経つことの速さを感じます。周りを
見渡して職務を遂行することがようやくできるようになって
参りましたのも、理事長をはじめ学園の関係者、保護者の皆
様の温かいご支援の賜物と感謝を申し上げます。特に保護者
の皆様におかれましては、後援会活動にご理解とご協力を賜
り深謝いたします。
本年 1 月 22 日には本学園の設立母体でありますマリア会
の青木勲地区長にご講演をお願いいたしました。暁星学園の
教育理念、生徒たちの歩むべき道筋など今後どのような人間
形成を期待するかといったお話を拝聴し、この学園で子供を
育んでいけることへ改めて感謝いたしました。その後に行わ
れた新春懇親会にも柿山理事長はじめ、フランス大使館から
クレール・テュオーデ文化部参事官、浅尾同窓会長をお迎えし、
後援会 新春文化講演会・懇親会
後援会恒例の新春文化講演会
及び懇親会が、1 月 22 日(金)
、
ホテルメトロポリタンエドモン
ドにて開催されました。
今年の新春文化講演会には、
カ ト リ ッ ク・ マ リ ア 会 地 区 長
であられます青木勲神父様をお
招き致しました。暁星学園創立
125 周 年 記 念 事 業 工 事 の 関 係
で、昨年 11 月 1 日の創立記念式典をもって講堂が閉鎖された
ため、新春文化講演会と懇親会は同じ会場で行われました。
マリア会地区長青木勲神父様は、暁星学園を卒業後、上智大
学神学部修士課程を経て、33 年間にわたるブラジルでの布教
活動で多大な成果を収めたのち、2011 年に帰国、現在に至っ
ています。
ご講演では、マリア会の歴史や全国のマリア会の学校の様子、
姉妹校の様子などのほか、神奈川県片瀬の本蓮寺というお寺の
ご子息が、暁星学園で学びながらカトリックに改信したのち、
海軍軍人として活躍、原敬首相の仏語の先生ともなった山本信
次郎さんのお話しなど、興味深くうかがいました。
その中でも印象深かったお話を二つご紹介します。一つ目は、
暁星の制服の 7 つボタンのことです。7 つとは、聖霊の 7 つの
賜物、すなわち上智・聡明・賢慮・剛毅・知識・
孝愛・敬畏です。胸に光る7つボタンにはこの
ような意味があったのですね!
青木神父様は「最近、制服をだらしなく着て
いる子供たちを見かけますが、残念でなりませ
ん。
」と仰っておりました。聖霊の 7 つの賜物
を常に胸に掲げている暁星ボーイたち、しっか
り胸を張り、この 7 つの宝を輝かせてもらいた
いと思いました。
慈しみの後援会
ご講演をいただいた青木地区長にも引き続きご参
列を頂き、盛会のうちに終えることができました。
3 月 10 日には高校卒業式に参列いたしました。
逞しく成長し、未来に向かい目を輝かせている卒
業生を目の前にし、今後の彼らの人生に大いなる期待を寄
せ、めでたく御卒業をお迎えした保護者の皆様のお気持ち
を少し分けていただきました。ご卒業をお迎えされた保護
者の皆様には長らく後援会活動にご協力を賜り感謝を申し
上げます。
4 月には中高に始まり、小学校、幼稚園と新しい制服に
袖を通したお子様たちの晴れの入学、入園式にも出席いた
しました。小学校の入学式での新一年生代表の挨拶は大き
な声で堂々と見事に成し遂げていました。幼稚園の入園式
では年長児に優しく手を引かれ、初々しくも、きちんと話
を聞く姿勢を見せた立派な入園式でした。
今年度も、暁星学園の生徒たちの活躍に期待し、昨年度
以上の成果が成し遂げられますようお祈りいたします。ま
た、新しく暁星学園に入られた保護者の皆様には、是非こ
れからの後援会活動にご協力をお願いいたします。
「制服の 7 つボタンに込められた願い」
マリア会地区長 青木勲 神父様をお招きして
二つ目です。暁星学
園 と は、 優 秀 な 大 学
に入るためだけの学
校(勿論、優秀な大学
に入学して欲しいです
が)ではありません。
一番重要なのは、健全
な心を持った暁星紳士
を創り上げることであり、これこそがこの学園を創立する
目的であるというものでした。
健全な心で正しく生きて欲しいという創立の精神、この
思いが 125 年以上の歴史を繋いだのかと思います。あらた
めて、子供が学ばせて頂いていることを心から感謝致しま
した。普段直接お話をお聞きする機会がない青木神父様の
お話に、参加者全員が感銘を受け、盛大な拍手とともに幕
を閉じました。
その後に懇親会では、柿山理事長をはじめとする教職員
の皆さま、同窓会長の浅尾氏をはじめとする諸先輩の皆さ
ま、さらにはフランス大使にもご出席を賜り、大変有難く
感じました。
この会は、子供たちがお世話になってい
る担任の先生方やお話をする機会が少ない
専科の先生方などと、私たち保護者が歓談
できる大変貴重な時間となっています。ご
父兄の皆さま、ご子息が通うこの暁星学園
をより近くに感じる年に一度の機会です。
どうか、来春は更にお一人でも多くの保護
者の皆様のご出席を賜りますようお願い申
し上げます。
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行動する同窓会
...................................Echos des Anciens Elèves
同窓会のこれから
暁星学園窓会 会長 浅 尾 空 人
今から 10 年ほど前、それまで低迷してい
開始され 2018 年春には竣工予定だそうです。
た同窓会を何とか少しでも活性化して一人で
その節には昨年 10 月開催し、同窓生と在校
も多くの卒業生に目を向けて欲しいとの思い
生、またご家族や保護者の皆さま合わせて
から、先輩・後輩を問わず、ひとつの趣味で
約 1300 人程が参加下さいました「さよなら
交流できる機会を作ろうとウオーキングをは
講堂」のイベントにつづいて、オープニング
じめ俳句・グルメ・ゴルフ・釣り・フランス
記念行事も盛大に開催したいと思っておりま
文化・観劇等・・・11 の同好会を発足させ
す。その節には多数のご参加を期待しており
ました。
ます。
それらの同好会参加者は 20 歳代~ 80 歳
同窓会も若返りを図り今年度から役員の主
代まで年齢を問わず一つになりお互いに生き
力を 50 歳代まで引き下げ、より一層活性化に
生きとした会話が弾む様を見て、大変嬉しい
力を入れ若い人がより多く参加しやすくなる
思いをいたしました。おかげさまで同窓会に
ように、今までとは少し違う新しい事業を行
関心を向ける会員が以前より大幅に増えまし
い、同窓会のマンネリ化を防ぐとともに、若
たこと、役員一同大変感謝しております。
いカで会を運営することによって常に新しさ
学園との話し合いも大変スムースに行われ
を求め、皆様のご期待に添えるような同窓会
ており、125 周年記念の建築委員会にも参加
になるよう新役員一同頑張って参る所存です。
させて頂いております。
これからもご協力の程よろしくお願いいた
この秋からは講堂・体育館の建て替え工事が
します。
暁星学園報 第 21 号
発行日 2016 年 7 月 1 日
発行者 柿山 隆
発行所 暁星学園事務室
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