平成 2 6 年度 飯塚市中学生海外研修事業 研 修 報 告 書 ~Iizuka to Sunnyvale~ 飯 塚 市 飯塚市教育員会 目 次 平成26年度中学生海外研修事業 研修記録 ・・・ 1 平成26年度中学生海外研修事業 研修生名簿 ・・・ 5 平成26年度中学生海外研修事業 実施日程 ・・・ 6 平成26年度中学生海外研修事業 研修生報告 ・・・ 8 研修の様子 事前研修(サニーベール学生との交流) 事前研修(先輩からの講話) 事前研修(勾玉作り) 事前研修(訪問先の学習) 出発式 出発直後のバス車内 ゴールデンゲートブリッジ 1 ゴールデンデートブリッジを眺める レストランでの夕食 ホテルでの朝食 世界遺産 ヨセミテ国立公園 2 ヨセミテ国立公園で自然を満喫 レストランでの昼食 Google 本社見学&社内でのランチ Tech Museum 見学 ミドルスクールでのウェルカムセレモニー ホストファミリーとの対面 3 桜の植樹(サニーベール市庁舎) ミドルスクールでの交流 桜の植樹(ミドルスクール) お別れパーティー(公園でのBBQ) お別れパーティー(公園でのBBQ) ホストファミリーや学生とのお別れ ホストファミリーや学生とのお別れ 解団式 4 平成26年度飯塚市中学生海外研修事業 研修生名簿 【研修生20名】 氏 名 1 安 藤 2 石丸 3 今 橋 4 大谷 5 大 村 6 尾知 7 学 年 所 属 研修班 備 考 翼 2年 穂 波 西中 学 校 2班 明香里 3年 飯塚第一中学校 4班 愛 2年 穂 波 西中 学 校 5班 宗暉 3年 鎮 西 中 学 校 1班 陸 1年 飯塚日新館中学校 1班 佐耶佳 3年 幸 袋 中 学 校 3班 3 班班長 金海 晃輝 3年 二 瀬 中 学 校 2班 2 班班長 8 河島 奈央 2年 二 瀬 中 学 校 3班 9 佐藤 颯太 2年 二 瀬 中 学 校 2班 10 角 日菜子 3年 二 瀬 中 学 校 5班 11 土屋 萌々花 2年 飯塚日新館中学校 4班 12 中西 那月 2年 飯塚日新館中学校 3班 13 西園 佳紀 2年 飯塚第二中学校 2班 14 西田 赳士 2年 飯塚第一中学校 1班 15 西田 千夏 2年 穂 波 西中 学 校 4班 16 西村 耕成 2年 飯塚第二中学校 1班 17 野見山 未来 3年 筑 穂 中 学 校 4班 18 益田 典佳 2年 飯塚日新館中学校 2班 19 山下 海音 2年 飯塚第一中学校 3班 20 吉水 理乃 2年 飯塚日新館中学校 5班 1 班班長 5 班班長 4 班班長 【随行者4名】 氏 名 所 属 備 考 1 片 峯 誠 飯 塚 市 教 育 委 員 会 団 2 西牟田 公洋 飯塚市立飯塚第一中学校 生活指導 3 末吉 美寿々 飯 塚 市 立 幸 袋 中 学 校 生活指導 4 岩城 憲太郎 飯塚市教育委員会生涯学習 課 事 5 長 務 局 平成26年度中学生海外研修事業実施日程 期 日 場 所 備 考 選 考 会 5 月 18 日 ( 日 ) 説 明 会 6 月 7 日(土) 穂 波 公 民 館 事業説明会 事前研修① 6 月 18 日 ( 水 ) 伊岐須小学校 サニーベール市学生との交流 事前研修② 6 月 28 日 ( 土 ) ~ 6 月 29 日 ( 日 ) 社会教育総合センター 宿泊研修 事前研修③ 7 月 24 日 ( 木 ) イイヅカコミュニティセンター 訪問先の学習 事前研修④ 8 月 5 日 ( 火 ) イイヅカコミュニティセンター コミュニケーション研修 説 会 8 月 10 日 ( 日 ) 穂 波 公 民 館 渡航説明会 現 地 研 修 8 月 20 日 ( 水 ) ~ 8 月 28 日 ( 木 ) カリフォルニア州 サニーベール市近郊 ホームステイ 現地学生との交流など 事後研修① 9 月 15 日 ( 月 ) 穂 波 公 民 館 研修報告書作成 事後研修② 9 月 21 日 ( 日 ) 穂 波 公 民 館 報告会に向けての準備 帰国報告会 10 月 26 日(日) 穂 波 公 民 館 明 イイヅカコミュニティセンター 6 研修報告 平成26年度中学生海外研修事業現地研修行程表 月日(曜) 8 月 20 日 (水) 場 所 スケジュール 穂 波 公 民 館 福 岡 空 港 成 田 空 港 出発式 成田空港へ出発 サンフランシスコ空港へ出発 サンフランシスコ観光 サンフランシスコ ツインピークス、フェリープラザ、フィッシャー マンズワーフ、ゴールデンゲートブリッジ 8 月 21 日 (木) 8 月 22 日 (金) ヨ サ セ ン ミ ノ テ ゼ サニーベール 8 月 23 日 (土) 8 月 24 日 (日) 8 月 25 日 (月) 世界遺産ヨセミテ国立公園見学 Tech Museum 見学 Google 見学 スタンフォード大学見学 ミドルスクールでウェルカムセレモニー ホストファミリーと対面 サニーベール 終日ホストファミリーと過ごす サニーベール 終日ホストファミリーと過ごす サニーベールミドルスクール登校 サニーベール 授業参加 桜の植樹 サニーベールミドルスクール登校 8 月 26 日 (火) サニーベール 8 月 27 日 (水) サニーベール サンノゼ空港 ホストファミリーとお別れ 成田空港へ出発 8 月 28 日 (木) 成 田 空 港 福 岡 空 港 穂 波 公 民 館 福岡空港へ出発 穂波公民館へ出発 解団式 授業参加 公園でお別れパーティー 7 『海外研修に参加して』 穂波西中学校 2年 安藤 翼 出発式の時、僕は家を離れる不安よりアメリカに行ける、楽しみだなという気持ちの 方が強かったです。だから出発する時もずっと笑顔で友達と話しながら家族のもとを離 れました。 福岡空港に到着して搭乗手続きの時、荷物の重さがギリギリだったので、尐し驚いた けど預けられたので安心しました。飛行機に乗って離陸する時の感覚が久しぶりだった ので、とても怖かったです。飛行機からの景色は真っ青でとてもきれいでした。 成田空港に到着して尐し時間があったので、売店などを見てまわりました。時間にな って飛行機に乗り自分の席に座ると目の前に画面とリモコンがついていました。初めて だったので驚きました。飛行時間が9時間だったので、ずっと映画を観たり、音楽を聴 いて暇をつぶしました。機内食はとてもおいしかったです。 サンフランシスコ空港に到着しても全然アメリカにいるという実感がありませんで した。でも入国手続きを終えて空港を出てバスで移動するとき見慣れない車や広い道路、 英語の道路標識などを見てやっとここはアメリカなんだなと実感しました。 アメリカ観光で特に印象に残った所は三つあります。 まず、フィッシャーマンズワーフです。ここでは昼食をとったりしました。子どもだ けだったので、英語がよく分からなかったけどなんとか乗り越えることができたので、 良かったです。もう一つは、世界遺産のヨセミテ国立公園です。ここではとてもきれい な自然の景色を見ることができました。あと一つは、グーグル本社に行ったことです。 ここではグーグルの会社について学びました。滅多に入れないところだと聞いてとても うれしかったです。 サニーベールミドルスクールで初めてホストファミリーと会いました。ホームステイ での印象に残ったことは二つです。 一つ目はアメリカンフットボールの観戦です。ルールがよくわからなかったけどでき たばかりのスタジアムでとてもきれいでした。二つ目は野球の観戦です。ブーイングの 時の迫力がとてもすごかったです。 この海外研修で尐し英語を好きになれて良かったです。この経験を活かして、これか らの将来英語を使ってたくさんの人と交流する経験や勉強を重ねていきたいと思いま す。 8 『成長と、ともに得たもの』 飯塚第一中学校 3年 石丸 明香里 私が思う成長できたところは、誰とでも仲よくなれる明るいところです。前までは研 修生ともまともに話すこともできませんでした。でも、研修生と出会いたくさん話した り笑い合ったりすることで、仲よくなれました。一緒に海外に行く最高のメンバーと出 会えました。だから安心して家族と離れることができました。 アメリカについて思ったことは、自分の思ったことは、はっきり言わないとダメだな ということです。日本では普通のことでもアメリカでは普通ではないからそこは困りま した。でもアメリカの人たちはみんなとても優しくて言葉もまともに話すことのできな い私を受け入れてくれました。本当に感謝しています。私のホストファミリーは私を 色々な所に連れていってくれ、初めての体験をたくさんしました。 まず、ハンバーガーを食べさせてくれました。日本とあまり大きさは変わらないけど、 量が多くて半分しか食べられませんでした。でも味はとてもおいしかったです。最初は カロリー高くてきついのかなと思っていたので驚きました。そして帰りに手のひらサイ ズのクッキーを食べました。さすがアメリカだなと思いました。でも改めて思ったのは 英語が通じなくて困ったことです。 次の日は親戚の家でパーティーをしました。家にプールがあって驚きました。そこで 泳いだりして遊びました。楽しかったです。ただ深くておぼれそうになったことを除い て。TV 番組も言葉は分からなかったけど、おもしろかったです。日本にもこういうも のがあったらいいのにと思いました。その日は疲れてすぐ寝ました。 3日目は遊園地に行きました。日本のものよりスピードが速かったり、後ろにまわる 乗り物があって楽しかったです。私が一番びっくりしたのはメリーゴーランドです。ス ピードが速くてしかも、棒についているリングをまわっているなか取って穴に入れると いうゲームみたいなのがついていてびっくりしました。 アメリカの学校に行っても授業の受け方が違ったり、校則がなかったり、違いすぎて ついていくのが必死でした。でもその中で得たものがあります。1つ目はもう一つの大 切な家族です。本当の家のように落ちつくことができ、優しい家族です。2つ目は学校 の仲間です。戸惑う私に気軽に明るく声をかけてくれた大切な仲間です。そして私とペ アになってくれた友達です。明るくて優しい人です。とても年下とは思えませんでした。 3つ目は私と一緒にアメリカというものを体験した研修生です。助けあってたくさんの ことをやりとげた大切な友達です。 初めての海外で得たものがこれです。尐ないかもしれないけれど私にとっては大切で 大きな存在です。いつかまた海外に行きたいと思いました。次にいく海外はやっぱりア メリカです。もう一度会って再会を喜びあいたいです。今回この研修に参加できよかっ たです。 貴重な体験ありがとうございました。 9 『海外研修に参加して』 穂波西中学校 2年 今橋 愛 私は、海外研修に参加して、いろんなことを経験した中で特に印象に残ったものが三 つあります。 一つ目は、私は自分のお父さんが会社の作業服やスーツで出勤している姿をよく目に していたので、それが日本では当たり前のことだと思っていました。でも、グーグル社 に行って会社を見渡すと私のイメージと違っていてびっくりしました。服装はTシャツ に短パンなどみんな楽なかっこうでした。その他に会社の中にバレーボールのコート、 ビリヤード、プールなどがありました。仕事中にそれらをやっている人がいたので(仕 事中にこんなことをやっていいのだろうか)と私は思いました。私の会社のイメージは 仕事中に遊ぶという発想がなかったからとても驚きました。 二つ目は、私は海外ドラマが好きなので、よく見るのですが、靴のままで家に入って いるシーンをよく見るので、アメリカはそれが当たり前だと思っていました。でもホス トファミリーの家に行ってみると玄関に靴を脱いでいました。私の想像していたのと違 うので、驚きましたが、靴を脱ぐ習慣の私にとっては安心しました。 三つ目は、私は、幼稚園の頃から英会話をしているので聞いたり話したりすることに は尐し自信がありました。海外研修中の会話もある程度できたと思っています。しかし、 ある言葉が通じませんでした。その言葉は「ストロベリーズ」です。ミドルスクールで 何が好きかと聞かれていちごと答えたつもりだったんですが、何回か聞き直されて、い ちごという簡単な単語が通じないのはショックでした。 私が海外研修を通じて思ったことは、私が思っていたアメリカと実際のアメリカが想 像している以上に違っていたことと、日本の習慣とアメリカの習慣が違うということで した。また、今後に活かしたいことは、アメリカで、実際に英語を話してみて「ストロ ベリーズ」という単語が通じなかったから、発音がまだまだだなと思いました。だから これからは発音をもっと勉強したいです。 『海外研修に行って』 鎮西中学校 3年 大谷 宗暉 日本からアメリカに着くまで、僕はどんなところなのだろうという不安と期待の気持 ちでいっぱいでした。やっとアメリカに着きバスに乗って移動したのですが、道路が右 車線で幅が広く常に二車線以上なのに驚きました。そして、町の中をバスの中から見て いると、冬用の温かそうなコートをきている人から、半そで半ズボンというスタイルの 人がいて個性があっておもしろいと思いました。 僕がアメリカに行って印象に残ったことが三つあります。 10 一つ目は、天気がよく湿気がないことです。湿気がないので日に当たると暑いですが 日陰に入るととても涼しいし夜は寒かったです。天気がよく雤が降らなかったです。そ のため、現地の山はほとんど木が生えていなくて岩がむき出しのため、日本のような緑 の山でなく黒っぽい茶色の山で地形や気候が日本と全く違うことに驚きました。 二つ目は、アジア系の人や白人、黒人、日系アメリカ人などたくさんの人種の人々が いました。そこでホームステイ先の子供にたくさんの人種の人々がいてどう思うか聞い てみると、そんなこと考えたことがないと言われ、さすが自由の国アメリカだと思いま した。 そして三つ目は、ホストファミリーの人たちがとても優しかったことです。家族は子 供が二人兄弟で四人家族でしたが家にプールがあり、毎日遊びました。ホームステイ先 には五泊しましたが両親の休みの日は海や水族館、遊園地、さらに野球の試合を観に連 れて行ってくれました。僕のためだけにもてなしてくれてとてもうれしく思いました。 今回の研修は、楽しい思い出をたくさん作れましたし、一緒に海外研修に行った人達 ともたくさんふれ合うことができました。そして言葉の大切さ、コミュニケーションの 難しさが分かりました。多くの事が学べて良かったです。 今回、このような貴重な体験をさせてくださり本当にありがとうございました。 『今までの自分とこれからの自分』 飯塚日新館中学校 1年 大村 陸 海外研修へ行く前と行った後の僕からの目線は全然違いました。今までの自分は自国 に慣れ、もっと良い点を探そうという好奇心がなく、ただただ平凡に過ごしてきました。 そのため、いつもが短く感じる毎日となっていました。 海外へ行くと、まず驚いたことは、全て英語だったことです。当たり前のことですが、 国境をとても感じました。ホームステイをしていく中でも助けあいの心を学びました。 アメリカはとにかく何でもどこでも、大きかったです。アメリカの方はとてもやさしい 人が多く、快適で楽しい毎日を過ごせました。日本の人はとてもやさしいです。そこな どで日本と日本人の優しさに気付きました。 一つ目は、日本には助け合おうと思う気持ちの深さです。きっとアメリカの方に負け ないくらい助けようとする気持ちが深いです。 二つ目は、どんどん友情が芽生えてくることです。けんかをし、一度は諦めかけた友 だちとの関係があるとします。しかし、やはり日本人の優しさで、助け合うことが多い です。そういった手助けをしていく中で、仲直りができます。きっとそこには新たな強 い友情が結ばれます。 三つ目は、思いやりです。特に思いやりの関係が強いのは、家族です。絶対にきれな い、関係と血は、家族をより、成長させてくれます。どんなときでも家族は家族を支え、 11 解決する方向へと正してくれます。そこに日本の良い所があると思います。もっともっ と「日本」という国には良い所があるので、他国へ行ったという「経験」を生かし、活 用し、比べていきます。 僕は、ホームステイ先の子、 「ダニエル」君とは、結果的に、家族というものへと繋 がった気がします。向こうの家族との思い出を忘れず、いつかきっと、また会いに行き たいです。そして、次こそは、もっと楽しんで大きい心を育てていきたいです。 『アメリカで感じた事』 幸袋中学校 3年 尾知 佐耶佳 私にとって初めてのホームステイをする事になった今回の海外研修。英語だけの生活 は厳しいかなと思っていましたが、そんな事を忘れるほど楽しくて、カルチャーショッ クも受けて、刺激的な毎日を送る事ができました。 8月20日から22日までは皆でサンフランシスコやヨセミテ、サンノゼを観光しま した。食事が口に合わなくて苦労したけど、これも一つの経験だ!と思い、挑戦しまし た。往復8時間かけて行ったヨセミテ。青々とした広い空との絶景は「絵」みたいでし た。大迫力の自然でした。22日のグーグル見学は、規模が大きくてびっくりしました。 本当に仕事してるのかなと疑うほど自由で、社員なら誰でも使える施設がたくさんあり、 さすがグーグル!と思うほどハイテクでした。私もいつかは、アメリカのこんな所で働 いてみたいなと思いました。でも、マーク加藤さんの話によると、英語だけ話せてもだ め。誰にも負けない才能が一番大事だと言っていました。なぜなら英語を話せる人は世 界中、たくさんいるからです。私も早く、自分の才能を見つけて磨き上げていきたいな と思いました。 ホストファミリーさんとの5日間は本当にあっという間で、驚きの連続でした。家が 広くて、シャワーとトイレが1階と2階あわせて3つもあるし、ホストファミリーさん 皆がいつも笑顔で優しくて、別れが本当に辛かったです。 こんなに貴重な体験ができて、家族、海外派遣事業に協力してくれた皆様、SSCA の 皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ミドルスクールではたくさん友達ができて、メー ルアドレスもたくさん教えてもらったので今後も交流を続けていきたいと思います。 この経験からまっさきに思った事は、将来絶対アメリカに住む!という事です。仕事 もアメリカでしたいと思いました。そのために今回の経験を忘れずに、早く自分の才能 をみつけて、これから辛いこともたくさんあるかもしれないけど日々努力したいです。 12 『海外研修に参加して・・・』 二瀬中学校 3年 金海 晃輝 初めての海外に尐しの不安を胸にアメリカ行きの飛行機に乗った。アメリカまでの飛 行時間が約九時間だったが、体が疲れていないのか全く寝れなかった。そして、アメリ カのサンフランシスコ空港に着いた。日本とはまるで違う景色にビックリした。周りは 全て英語だった。空港に着いてからすぐに、サンフランシスコの観光に行った。いろい ろ見て回ったが、飛行機で寝なかったので生まれて初めて時差に苦しんだ。とてもきつ かった。アメリカの建造物は全てが大きかった。そしてあっという間に夜になり、宿泊 するホテルへ行った。ホテルには、銭湯がなかったので、尐し寂しいと思った。その日 の夜はぐっすりと眠れた。 二日目の朝、ホテルの朝食を食べた。一つ一つのボリュームが大きかったので、すぐ に満腹になった。その後、片道五時間かけて、世界遺産のヨセミテ国立公園に行った。 生まれて初めて景色を見て感動をおぼえた。昼食はそこのレストランで食べた。白ご飯 が出てきたのでテンションが上がった。しかし、一口食べて、そのテンションは右肩下 がりになった。白ご飯は、乾燥してパサパサで食べれるような物ではなかったのである。 もったいないと思いながらも白ご飯は残すことにした。それから五時間かけてホテルに 戻った。その日は尐し夜更かしをして寝た。 三日目は、動物の映画を観てから、Google の本社へ行った。みんな遊びながら仕事 をしていたので、天国のように見えた。社員の方々は、僕達に、日本語であいさつをし てくれた。みんな優しかった。そこで昼食を食べた。その後、ホストファミリーと対面 するために、サニーベールの中学校に行った。学校に着くと、みんなが外で手を振って 出迎えてくれた。その中に、マットの姿もあった。マットは僕の名前を覚えてくれてい た。そこでウェルカムセレモニーをして、マットの家に行った。そこでは、マットの兄 ジャックと兄の友達、マットの父が、釜でピザを焼いてくれた。美味しかった。その日 はすぐにシャワーを浴びて寝た。 四日目は、赳士と、マットとリアムで遊園地へ行った。三つくらいジェットコースタ ーに乗り終えると、あまりの激しさに僕と赳士はフラフラだった。とても楽しい一日だ った。 五日目は、アメリカンフットボールの見に行った。人がとても多かった。試合はとて も迫力があった。応援していたチームが勝ったので嬉しかった。その後、みんなでプー ルに行った。プールの水は海水だった。アメリカのスポーツを観戦できた素晴らしい一 日だった。 六日目は、学校へ行った。面白い人達がいっぱいで、すぐに仲良くなった。授業がと ても楽しかった。 七日目も、学校へ行った。オリジナルのあいさつを覚え、仲もぐっとよくなり、別れ たくないと思った。その日はとても時間が早く感じた。その日の夜、公園でお別れパー ティーをした。とても楽しかった。その日の夜は、寝たくないと思った。だって目が覚 13 めたらお別れなのだから・・・。 お別れの日、朝起きるとお母さんが泣きながら僕をハグして、 「ありがとう。」と耳元で言ってくれたのだ。僕も、涙がでそうになった。その後、 着替えて学校へ行った。学校には、僕達の空港行きのバスがあった。僕は、日本に帰り たくないと思った。そこには人が集まり、みんな涙を流していた。僕はアメリカの BESTFRIEND と別れの写真を撮った。幸せな時間は一瞬にして終わった。みんなバスに 乗り、バスが走りだした。みんなが走って追いかけてきた。僕はとても感動した。でも、 すぐにみんなの姿が遠くに見えていき、見えなくなった。でも僕はこのときにもう一度 アメリカに来ると心に誓った。みんなとの約束を果たすために。もう一度みんなに会い にくるという約束を残して・・・。 最後に、こんな素晴らしい機会をあたえてくださった家族に感謝しきれないけど、尐 しずつ恩を返していきたいと思います。 『海外研修に参加して』 二瀬中学校 2年 河島 奈央 私は海外研修に参加して、日本とアメリカの文化や生活習慣の違いにびっくりしまし た。 私が海外研修で一番びっくりしたことは学校です。日本とアメリカの学校ではたくさ ん違うとこがありました。 まず学校の大きさです。アメリカの学校は教室から教室に移動するのも大変なくらい 広かったです。なので私は「こんな広い学校あるの」と思いました。 次に授業です。アメリカでは自分たちのクラスはなく授業ごとに教室を移動しなけれ ばなりません。そして、なんの授業を受けるかは自分たちで決めていました。私が授業 中にびっくりしたことはいつでも水を飲んでいいし、先生が質問すると日本と違って恥 ずかしがらずにどんどん自分達の考えを発表していたことです。私はそれを見てすごい 授業の雰囲気がよくてとても楽しそうでいいなあと思いました。日本の学校より何倍も 楽しかったです。 そして学校の他にもホストファミリーとたくさん出かけました。海に行ってサーファ ーを見たり、買い物に行ったり、いちご狩りに行ったりしました。私はホームステイ中 にびっくりしたことはどこに行くにも高速道路をつかうことです。そして高速道路は6 車線もありました。あと高速道路はいくら車ではしっても無料なのでびっくりしました。 しかしアメリカの人たちと会話があまりできませんでした。私は、英語を話すことが できずボディーランゲイジでした。現代は国際化が進み英語を話せないとい恥ずかしい 時代です。なので私は将来英語が話せるように単語を勉強するだけでなくリスニング力 をみにつけ、学校で習っている英語を日々の生活で役立てていきたいです。 14 最後に社会を知るためにも今の社会を担っていくためにもこの貴重な体験を有意義 なものにし、理解を深め国際交流に役立たせられたらいいなと思います。 『僕の海外研修』 二瀬中学校 2年 佐藤 颯太 僕は、この海外研修に参加して、たくさんの事を経験することができました。 僕は、初め海外研修の試験に合格したとわかってからうれしかった反面、ホームステ イに対する不安もありました。しかし、研修をやるにつれて友達も増え、ホストファミ リーと事前にメールのやりとりをしていたこともあって、次第に不安はなくなりました。 ホームステイでは、とても明るくて優しいホストファミリーだったので、とても楽し く過ごすことができました。初めてホストファミリーに会った時からとてもフレンドリ ーに接してくれたので、すぐにうちとける事ができて良かったです。会った初日から、 すぐに遊ぶ所に連れて行ってもらったり、iPad を貸してもらったり、家がとても大き くて、自転車がたくさん置いてあるガレージがあったり、色々なことにびっくりしまし た。日本から持って行ったお土産は、とても喜んでくれて、すぐにリビングに飾ってく れました。そのお土産で子供たちと遊ぶこともできました。 ホームステイで、特に印象に残っていることが二つあります。 一つ目は、フェンシングを体験させてもらったことです。たまたま、ホームステイ先 の子供たちがフェンシングをやっていたので、自分からやりたいと言ってルールを教え てもらいながら一緒にしました。めったに体験できることではないと思うので、思いき って自分から言ってみてよかったです。 二つ目は、アメリカに行く前から楽しみにしていたアメリカらしい食べ物をたくさん 食べれたことです。ハンバーガーは想像していたよりも大きくて、最初の一口をどう食 べようか迷いました。ピザは日本のピザと比べ物にならないくらい大きかったです。ジ ュースも大きくて、全体的に日本より大きくて食べごたえがありました。お米は、日本 米と違っていたので尐し苦手だったけど、他は全部おいしかったです。ホームステイ期 間中とても楽しくて、貴重な体験ができてとてもうれしかったです。これからもメール などで連絡を取り合いたいです。 ホームステイ以外では、普通入れないグーグル本社へ入って、社内の様子をたくさん 見ることができ、ミドルスクールで、そこの学校の子と仲良くなれて良かったです。 アメリカでの経験はほとんどが初体験のことばかりだったので全てがいい思い出に なりました。ありがとうございました。 15 『思い出いっぱいの海外研修』 二瀬中学校 3年 角 日菜子 私は、海外研修に行ってたくさんのことを学びました。アメリカと日本は日常生活で 使う言語が違うので通じるか不安でした。しかし、いざ、アメリカへ行くと「もっと話 したいな。」と思い、一生懸命相手に伝えようとジェスチャーや自分の知っている数尐 ない単語を並べました。どうしたらいいかわからなくても、とにかく日本語で話しかけ てみました。それは、相手にしっかりと伝わり、会話が成り立ちました。私は、自分自 身が一生懸命になってコミュニケーションをとりたいと思えば必ずうまくいくという ことを学びました。 さらに、アメリカと日本での生活スタイルの違いを学びました。アメリカの食べ物は 大きいと聞いていたから、どのくらいかなと考えていましたが、それ以上の大きさとボ リュームだったので驚きました。特に驚いたのはピザです。一切れだけで自分の顔と同 じくらいあったことです。ハンバーガーもとても大きく口を開いてもはいらないくらい 大きかったです。アメリカの食べ物は全部美味しくてとても嬉しかったです。 私はホストファミリーにたくさんお世話になりました。特にホストフレンドのラリッ サとは、何もかも相性ぴったりでとてもいいコンビだと思います。ラリッサは私が何も 言わなくても私のことをわかってくれる、とても優しく頭の良い人です。私もラリッサ もお互いのことをよく理解しあっているので、本当にいい友達だと思います。私にとっ て彼女はかけがえのない存在です。大切な親友です。 私は、海外研修メンバーがこの二十名で本当によかったと思います。この二十名は、 たくさん先生たちに怒られたり、注意されたりしたけど、本当に仲が良くてまとまりが あります。みんなと過ごしたアメリカでの時間は私にとって一生の宝物だと思います。 私は、またこの二十名でアメリカに行きたいと思っています。そのためにもずっとずっ と連絡を取り合っていきたいです。 私はこれから、英語を今まで以上に勉強して、もっともっと海外に旅行に行ったり、 今回の研修で出会った友達とたくさんコミュニケーションがとれるようになりたいと 思います。そして、将来、英語勉強していてよかったと思えるようになりたいと思いま す。私は今回の研修を無駄にせず、活かして成長していきたいと思います。 『ホームステイで学んだこと。』 飯塚日新館中学校 2年 土屋 萌々花 九日間のアメリカ研修では世界遺産を見学したり観光をしたりしたが、その中で最も 良い経験となり、多くの事を学ぶ事が出来たのはホームステイだ。 ホームステイは初めての経験だった為、研修前はホストファミリーと上手くコミュニ 16 ケーションかとれるか?など様々な不安があった。日常会話で使う英語を学んでいたは ずなのに、ホストファミリーの言葉が聞き取れなかったり、思い切って話しかけた言葉 も通じなかったり不安になることも多く「はやく日本に帰りたい」とばかり思っていた。 しかし、ホストファミリーは英語がわからず質問に答えられない私を気遣い「It’s OK」 と言ってくれた。間違った英語で話したことが多かったと思うが、真剣に話を聞いてく れ、必死に理解しようとしてくれた。そのおかげで、 「帰りたい」という思いも徐々に なくなり、英語での生活にもすぐに慣れることが出来た。気付けば尐しずつではあった けれど自分から積極的にホストファミリーに話しかける事ができるようになっていた。 なんとなくではあったけれど英語がわかるようになりホストファミリーと尐しだけ会 話が出来るようになったのはなにより嬉しい事だった。 二日間訪問したサニーベールミドルスクールは制服がなく、髪の毛を染めている子も いて、とても自由であることに大変驚いた。また、日本の中学校とは違い、生徒が授業 ごとに教科担当の先生がいる教室へ移動していった。日本の文化との違いに戸惑うこと もあったが、その中で授業を受けたことはとても新鮮で大変楽しかった。ミドルスクー ルの生徒とも仲良くなることが出来て、今でも連絡を取り合っている。 ホームステイの経験は、私にとって新たな一歩を踏み出すきっかけとなった。今まで は「日本人なのだから英語なんて話せなくていい」と思っていた。しかし、海外研修を 通して英語の必要性を身を持って知ることができた。これからは、今まで以上に英語を 一生懸命勉強し、「もっと話せるようになりたい」と強く思った。そして必ずまたホス トファミリーに会いに行き、もっともっと多くの事を話したいと思った。ホームステイ 中、ホストファミリーには色々と迷惑を掛けた事だと思う。ホストファミリーの皆さん はどんな時でも温かく、私が楽しめる様にといつも気遣ってくれた。言葉は上手く通じ なくても、その優しさ、思いは伝わり本当に嬉しかった。帰国の日「日本に帰りたくな い」と涙し思う事が出来たのはホストファミリーのお陰だ。そんなホストファミリーと は今後も連絡を取り合っていこうと思う。そしていつかこの感謝の気持ちを英語でお礼 を言いたい。 「貴重な経験をする事が出来たのはあなた達ホストファミリーのお陰です。そして、ア メリカに移住する事が私の夢です。」と添えて・・・。 『サニーベールでの経験を生かして』 飯塚日新館中学校 2年 中西 那月 「分かんない事があったら先に言っといてね。」サニーベールミドルスクールでの訪 問一日目の3時限目の理科の時間。私はある男の子に話しかけられた。その子は私より も三歳くらい年下の日系人だった。私は思わず 「あ、うん。ありがとう。 」 17 と言った。その時、今までもっと真剣に英語を学んでいればよかった、と私は思った。 まさかこんな言葉を、しかも年下の子に言われるとは思ってもいなかったからだ。授業 中、その子を見てみると、同年代の子と話し、笑いあっている。二カ国語を使い分ける なんてカッコいい。また数学の授業の時、二歳くらい年下の男の子と女の子に話しかけ られた。何て言ったのか聞き直しても、何て言ってるのか全く分からない。二回くらい 聞き直すと、もういいよ、と言われた。その時、英語を聞きとることすら出来なかった 自分がとても情けなかった。 今までは、そこまで意識して英語を勉強しておらず、主要五教科の一つだからと思っ ていた。しかし、この海外研修を通して、英語は他の教科よりも意識して勉強しなけれ ばならないことが分かった。国語・数学・社会・理科の四教科は将来、役に立つかも しれない。しかし、英語は将来、必ず役に立つからだ。英語といっても、ただ文章が書 けるだけでなく、日常会話も使えるようにならなければいけないことも分かった。日頃 は先生が授業で黒板に書いたことを、ただノートに書き写していくだけの作業で、英語 で会話するのは週に一度ある英会話の時間だけだ。たった一時間という短い時間だが、 上手く活用して英語で話す力をつけていきたい。 私はこの研修で色々なことを学べた。集団で行動するためには、自分たちが一つにな らなければいけないことや、英語をもっと勉強しなければならないこと。そして、色々 なことに挑戦していかなければ何も始まらないこと。思っていることや、自分がやりた いことは何でも挑戦して、実現に向けて一歩だけでも近づきたい。 『海外研修に参加して』 飯塚第二中学校 2年 西園 佳紀 僕はこの海外研修に参加してとても良かったと思います。理由はこれからの生活は必 ず国際社会へと発展していくと思うからです。 僕はアメリカに行って尐し行けば広大な畑が、尐し行けばにぎやかな市街地があると いう土地の広さに驚きました。ヨセミテ国立公園に行ったとき、片道四時間もかかりま したがとても短く感じられました。なぜなら日本からはとても遠いアメリカの風景がま さに異文化と言っていいほど新鮮だったからです。 僕が一番心に残っていたのは、ホームステイです。初日、会ったばかりのときは、緊 張のあまり、顔が固まっていたと他の人は言っていました。しかし、夕飯のときにピザ を食べに自転車で行ったとき、いろんなことに驚き、気がつくと、自然と会話が弾んで 楽しかったです。ピザは一ピースだけでしたがとても大きく、日本のデリバリーピザの 一枚分を食べているような感じでした。 次の日は、スーパーマーケットに行きました。まずそこは広く、カートがでかく陳列 棚が高くびっくりしました。他にテニスをしました。アメリカのコートは日本のように 18 人口芝っぽくなく、コンクリートでとても動きやすかったです。 日曜日は教会に行きました。最初はそこがどこなのか分からなかったけど、十字架や しゃべっている人を見ると、そこが教会だと分かりました。午後は、パーティーに行き ました。それはいろんな家庭が作ったものを出すという形式でした。会場にはテニスコ ートや卓球台、プールがありました。ホストファミリー二人と、その場で会ったおじさ んと僕でダブルスをしました。今、習っているサーブがアメリカで通用したのにびっく りしました。プールでは危うく溺れかけました。 月曜日学校にいきました。授業は分かりやすく理解できました。しかし、いつもは眠 くならない四時間目に寝そうになりました。放課後テニスを習っているのですが普通に 遅刻しても怒られませんでした。僕はそこで時間にうるさい日本人と、マイペースなア メリカ人の違いを感じました。でも学校は遅刻しませんでした。 僕はこの研修に参加して本当に良かったと思います。僕はこの経験を活かしてこれか らの生活を過ごしていきます。 『海外研修で得たもの』 飯塚第一中学校 2年 西田 赳士 僕はこの海外研修に参加して本当によかったです。そして、英語の魅力を改めて分か りました。理由は三つあります。 一つ目は、英語で話すとよく分からないけどとても話しているのが楽しくなることで す。 二つ目は、アメリカ人のフレンドリーでとても優しかったことがこの研修を通してよ く分かったことです。 三つ目は、通じない自分の英語がだんだん通じるようになってくることです。 僕は最初本当に不安でした。正直英語が好きなだけでやっていけるか、まったく外国 人との会話もしてないのに、そのような気持ちでいっぱいでした。やはり最初はそうで した。なかなか自分の言いたいことが言えずお腹が痛いのをジェスチャーで伝えようと するとお腹が空いていると勘違いされたりなど色々と困ることがありました。でも、最 終日の前の夜ホストファミリーの子供から 「YOU ARE FAMIRY」 と言われました。本当に涙か出そうになるくらい嬉しかったです。 そして、ついに最終日がきました。これまでに色々な迷惑をかけたので、できるだけ 英語で感謝の気持ちを伝えました。すると、僕に抱きついてこちらこそと言ってくれま した。本当に良い経験ができたなと思いました。 僕は海外研修で色々なことを学べました。愛情や優しさ、他にもたくさんの事を理解 できました。僕は確信できたことがあります。それは、やはり英語が好きだということ 19 です。アメリカから帰ってきて単語を調べた履歴をみてみると数えきれないほどの単語 を調べていました。 僕はこの経験を絶対に無駄にはしたくないです。だから、もし英語がもっと上手にな れたら、グローバル人材になったりしてもっと世の中に貢献できるようにしたいと思い ます。そして、今自分の生活に役立てられるときがあればどんどん使っていきたいです。 『海外研修に参加して』 穂波西中学校 2年 西田 千夏 今回私が、なぜこの海外研修に参加しようと決めたかというと、いつでも家族に頼っ てばかりの生活を見直し、ホームステイという体験にチャレンジすることで、自分の英 語力を試してみたいと思ったからです。 実際、この海外研修に参加してみると、やはり想像以上に難しく、始めは大変苦労し ました。でも、尐しずつですが、外国人には、どのように気持ちを伝えればいいのかが わかりました。例えば、伝わりにくい会話も顔の表情や全身で表現することにより、相 手が理解してくれるということです。そうして、気持ちが伝わったときは、すごく喜び を感じることができ、自分の英語にも、尐し自信がつきました。 しかし、研修中乗り物酔いをしたり、ホテルの食事があわなかったため、とても辛く なり、帰りたいと思ってしましたが、翌日ホストファミリーと会い、すごく歓迎してい ただいたおかげで、そんな気持ちも、一気に消えました。ホストファミリーは、私を家 族としてやさしく受け入れてくれ、いつも気にかけてくれました。その優しさを思い出 すと今でも本当に感謝の気持ちで一杯です。 この研修で、アメリカの文化を体験することができ、日本とは、どのようなことが違 うのかを知ることができました。特に、食文化の違いには、興味を持ちました。日本ほ ど、食事のマナーは厳しくなく、毎日、楽しい食事を心かげているんだと思いました。 また、言葉の文化において、日本では言わなくても、ある程度状況がわかっていれば 相手は理解してくれるけど、外国ではそうはいかず、自分から主張していかなければい けないということも感じました。 この貴重な体験を経て、自分から行動する大切さ、出会いの大切さ、前向きな気持ち など本当に数多くのことを学びました。これから、この経験をいかし、もっと英語の力 を身につけていき、将来、グローバル化社会の一員として、役に立てるような大人にな りたいと思います。 20 『海外研修で学んだこと』 飯塚第二中学校 2年 西村 耕成 僕は海外研修に参加するとき、二つの目標をかかげていました。 一つ目の目標は、コミュニケーション能力の上達でした。海外に行くということは、 話す言葉はもちろんのこと、考え方も日本とは全く違うところに行くということでした。 しかも、研修先のアメリカ合衆国のカリフォルニア州は世界の大企業が集まっていて、 いろんな国籍を持った人が暮らしていました。その国の数だけの文化が集まった場所と も言えます。外国人がいても、不思議ではないのです。その中で僕たちは、たくさんの 国の人たちと交流し合い、友達にもなりました。みんなはとてもフレンドリーで日本よ りも過ごしやすかったです。このような友達ができたこともコミュニケーションの上達 につながったと思います。 二つ目の目標は、自立することでした。今までの僕は、There is no place like home. と思っていて、家以外の場所では不安で眠れないこともありました。今回の海外研修で は、9 日間という今までに経験したことのない長期間、家や家族とも離れて、しかも違 う国で暮らしました。また、初めて会った人とも生活をして、僕には、不安の二文字し か頭にありませんでした。しかし、僕のホストファミリーは、会った初日、午後五時な のに、 「昼寝をしたら。」 と、進んで会話をしてくれました。僕は、その一言に落ち着いたのか、次の日の午前八 時半までずっと寝ていました。この一日のおかげで、僕はその後のホストファミリーと 過ごした日々は、不安を感じずに「楽しい」や「安心」といった気持ちになり、充実し た生活でした。今回の海外研修では、ホストファミリ-はいましたが、住みなれた家や 家族といなくても生活することができました。自立への第一歩が踏みだせたと思います。 海外研修での経験で、成長できたことは、他にもまだまだたくさんありましたが、そ れらはすべて、ホストファミリーや、海外研修をサポートしてくださった方々のおかげ です。みなさんありがとうございました。僕はこの研修で学んだことを活かして、大人 になったら世界に負けない人になりたいと思います。 『海外研修に参加して』 筑穂中学校 3年 野見山 未来 今回、この海外研修に参加して学んだことや感じたことはたくさんあります。 まずは、集団で行動するので自分勝手に行動することは許されません。今までも集団 行動はありましたが、今回は海外だったので特に時間通りに動くことの大切さが分かり ました。それから、マナーをきちんと守ることです。アメリカには日本と違ったマナー 21 もたくさんありました。それを、知らないからいいとかじゃなくて、きちんと理解し受 け入れることも大切だと思いました。 私は、この研修に参加して楽しみもたくさんあったけど現地にいくまでは不安ばかり でした。きちんと会話できるのかな、アメリカの文化についていけるかな、料理はどん なかんじだろうかとかたくさんありました。それから、わたしは人見知りもあるので向 こうのテンションについていけるか不安でした。でも、現地にいってみて、みんなとっ てもフレンドリーでいっぱい話しかけにきてくれたので人見知りなんてしているひま もありませんでした。あと、会話をしていて私は尐ししか英語が話せなかったのに今考 えてみたらきちんと会話できていたなと思いました。会話は英語がきちんと話せなくて も気持ちが伝われば会話になるんだということに気づき自信が持てました。 それから、アメリカに行ってみて一番びっくりしたことは人種の多さです。アメリカ は、金髪で青い目でみたいなイメージだったけどむしろそういう人のほうが尐なくてと てもびっくりしました。二日間学校にも通ったけど本当にたくさんの人種がありました。 でもその中で見かけが違うからといっていじめなんかなくてみんな仲良しで、そういう 所はやっぱりアメリカのいいところだと思います。そういう光景をみて、今まで悩んで いた事もとっても小さいことにみえてきて何をそんなに悩んでいたんだろうと思いま した。アメリカに行く前よりいろんな面で成長できたのではないかと思います。 今回の研修のおかげで、海外の文化にももっと興味がわきこれからもっと知りたいと 本気で思いました。今回の研修が無駄にならないように、これからの生活に活かしてい きます。 『アメリカ研修で学んだこと』 飯塚日新館中学校 2年 益田 典佳 私はアメリカに行ってたくさんビックリしたことがありました。 一番ビックリしたのは、私のホストファミリーのジェニファーが駐車場で車をとめて いる時にとなりの車にぶつけてしまって言い争いがはじまるのかなー。と思っていたら、 なんと二分くらい話した後、笑顔で握手をして戻ってきたことです!!日本なら警察が 来るのに、あっという間に仲直りしていて私は、心が広いなーと思いました。日本人も アメリカ人のような広い心を持った人が増えてほしいです。 アメリカの学校はおかしを持っていってもおこられないどころか、授業中に先生がコ ーヒーを飲みながら授業をしていました。とってもうらやましいです。制服もなかった し、みんなスマホをあつかいながら音楽を聞いたりしていてものすごく自由で楽しそう でした。ほとんどの人の服装がジーパンに T シャツにスニーカーで、カッコよかったで す。 アメリカの学校に行って、分かったこと。 22 日本の学校は厳しい。先生と生徒に関わりが尐ない。日本の先生、といえば、 「怖い」 っていうイメージがあるけどアメリカの先生のイメージは「面白い」です。だからアメ リカの学校の教室の中の生徒はみんなニコニコしています。行きたくないな、って思う こともなさそうです。食べものは手で食べても、歩きながら食べても、別に行儀が悪い というふうには見られないみたいです。ルールやマナーも日本とは全然違いました。だ けど町はきれいだったので、ポイ捨てをしたりする人が尐ないんだなと思いました。私 はアメリカ人のように優しくて面白くてゆかいな人が、日本にも増えてほしいです。そ したら、犯罪も減っていきそうです。 私が友達に、アメリカのすごい所や良い所をたっくさん話して尐しでもアメリカのこ とを知ってほしいです。アメリカに住みたくなるくらい楽しかったです。 『海外研修で学んだこと』 飯塚第一中学校 2年 山下 海音 私は今回の「海外研修」に参加して、たくさんのことを学びました。 まず、自分の事だけでなく人の事も考える事の大切さです。 それが大切だと思った理由は、アメリカグーグル社に訪問させてもらってお昼ご飯を 食べ終わって返すときにどこに返せばいいのかわからなくて迷っていたら、グーグルの 社員の方が教えてくれてとても助かった事と、ホームステイをした時にホームステイ先 へジューンちゃんや、妹のブリットちゃん、お母さん、お父さんが英語があまりわから ない私にも分かるように、ゆっくり話してくれたりしてくれました。さらにジューンち ゃんは、他の子と遊ぶ時や、学校に行った時も、私が一人にならないように、ずっと一 緒にいてくれました。 これらのホームステイ先やグーグル社の人アメリカの人々の自分の事だけではなく、 人の事も考える優しさに、私は何度も救われたので自分の事だけでなく人の事も考える という事は、人が生きていくためにとても大切な事なんだなと思いました。 次に学んだ事は、一人一人の個性を大事にする事の大切さです。 アメリカでは、日本より色んな国から、来た人や、文化が違う人が多いです。でも、 文化が違うからといって批判する人は私がアメリカで会った人の中ではいませんでし た。逆に私や日本の事をもっと知りたいと思ってくれて聞いてくれる人や、文化の違う 私と仲良くしようとしてくれる人達の方が多く、アメリカの人達は一人一人の個性を大 切にする事が出来る人が多い国だからこそ、急激な技術の発展をしているんじゃないか なと思いました。 私は、これらの学んだ事から、日本をもっと良い国にしていくために、自分の事だけ でなく人の事を考え、一人一人の個性を大切にしていき、その大切さを日本の人々に伝 え、日本をもっと良い国にしたいと思います。 23 『アメリカ研修で学んだこと』 飯塚日新館中学校 2年 吉水 理乃 「何だか空気が違う。 」 私のアメリカに到着した時の最初に感想です。長旅から解放されたからなのか、フッと 風が通り過ぎた様な感じを受け取りました。前日は期待と不安でいっぱいでしたが、も うアメリカの空気にふれただけで、これから先に起こる未知の体験に心躍らせました。 私のホームステイ先は急きょ変更になりましたが、 「災い転じて福となす」のことわ ざのように、ベッカー家族と出会えた事が運命だったんだと思えました。 今回のアメリカ研修の最大の喜び、収穫はベッカー家族との四日間です。突然の受け 入れだったにもかかわらず、そんな事はみじんも感じさせない優しい対応だったのです。 さすがアメリカ!! 国も人もスケールが違う。私はアメリカの大らかな物事にこだわらない自由さが大好き になりました。 日本の時間とカリキュラム、スケジュールに守られた授業とは全く違うのです。授業 それさえも自由なのです。ここからアメリカ人の広いのびのびとした性格、行動、博愛 主義は生まれるのだなと思いました。まさに大ショックを受けました。私もこの学校で 勉強したらどうなるのだろう。あまりの違いに想像もつきませんが、生徒達はみんな私 達に寛大で友愛的で私はとても感動してこの地から離れたくありませんでした。 私達日本人もいい所は沢山あります。しかし、 「外に対して心を開く」事に関しては どうでしょう。クラスでもグループを作ったり人と違う事を許さないのは世界が狭いか らでしょう。私はこれから、この研修を楽しかったの一言では終わらせません。自分の 居場所から尐しずつ変えていきたいです。 24
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