平成26年度 年 報 An annual report of 2014 理念と基本方針 「基本方針」 「理念」 と 「理念」 私たちは人道・博愛の赤十字精神にのっとり、 人間の尊厳を重んじ、 生命と健康を守ります。 「基本方針」 1.患者さんの権利と意思を尊重し、安全な医療を提供します。 2.災害・救急医療、急性期医療を担うことによって地域医療に貢献します。 3.保健・福祉・医療機関と連携し、総合力を活かした高度医療を行います。 4.日々研鑽に努め、地域に開かれた教育・研修環境を提供します。 5.健全な経営基盤の維持に努めます。 「患者さんの権利」 1.診療の内容や危険性、回復の可能性についてわかりやすく説明を受け、納得し、 同意した上で医療を受けることができる。 (インフォームドコンセント) 2.主治医以外の医師から意見を求めることができる。 (セカンドオピニオン) 3.患者さんの個人情報が守られる。 (プライバシー保護) 4.自らの意思にもとづいて医療行為を選択することができる。 (リビングウィル) 5.治療記録の内容により自己の状態や医療内容について知り、 情報を得ることができる。 (カルテ開示) 「患者さんへのお願い」 1.ご自身の現在の症状とこれまでの治療の経過など、 できるだけ正しくお伝えください。 2.医療の安全性を高めるため、疑問がある場合には職員に遠慮なくお尋ねください。 3.感染に対する予防として手洗いとマスクの使用をお願いしています。 4.暴言・暴力など他人への迷惑行為があった場合には診療をお断りすることがあります。 5.当院は地域医療を担う人材を育成していますので、ご理解とご協力をお願いします。 「職員職業倫理要綱」 1.患者さんの権利と意思を尊重し、誠意ある対応に努め、患者さん中心の医療を提供する。 2.赤十字の使命や職務と医療の公共性を自覚し、社会の発展と地域社会に貢献する。 3.職務により知り得た個人情報の保護を徹底するとともに、関係法規範を遵守する。 4.医療記録を充実して、正確で最良な情報を提供する。 5.生涯学習に努め、医療に携わるものとしての責任の重さを自覚し、教養・人格を高 め資質の向上に努める。 6.全職員が互いに協力しあい、尊重と信頼のもとにチーム医療を提供する。 ま え が き 平成26年度もいろいろな出来事があった。国内では御嶽山の突然の大噴火で58名が死亡し、広島の豪雨による土 砂災害で74名が亡くなるなど自然災害が多かった。世界的にはロシアによる突然のクリミアの編入、またイスラム 教過激派によるテロが多発するなど、相変わらず何時になったら人類に平和な時代が来るのだろうと悲観的な状況が 続いている。医療や健康の方面ではアフリカを中心にエボラ出血熱が猛威を振るい一時は世界的な流行が懸念された。 日本でも国内で以前は南洋の病気であったデング熱の感染が見られたり、STAP細胞論文を巡る不正が大きく社会を 揺るがせた。 こんな世情で、当院のこの一年間の特に大きな成果は新病院建設の進展である。移転用の土地取得が完了し、実 施設計も終了し、来年度早々からの施行業者の選定開始と、完成に向って予定通りに動き始めた。この間の急激な 建築費の高騰は予想外だったが、これまでの蓄積もあり何とか計画通り進められる目途が立った。これも皆さんの これまでの努力の結果であり、感謝している。新病院の建築に当たっては丁寧に現場の意見を聴取するなどしてき たので、みんなにやさしい病院のコンセプトどおりの病院の完成が期待される。 経営面ではまず26年度はDPCⅡ群に指定されたことが良かった。Ⅱ群の条件として当院で不足していた手術指数 を上げるべく取り組んできたが、なかなか成果が上らず半ばあきらめていた中での指定で余計に嬉しかった。また稼 働は前半は消費税の引き上げに伴う経費の増加、増税による心理的な受診抑制によるとしか考えられない患者数減少 があり赤字が続いたが、後半は若干持ち直した。また特筆すべきこととして前橋市の協力を得て約2億3千万円の特 別交付税をいただけることになったことである。これも当院は地域に貢献することでしか生き残れないという基本的 な考え方を実践してきたことが成果につながったものと考えられる。最終的な決算ではかなりの黒字を計上でき、何 とか病院の建て替え後の経営の目途も立てられたといえる。 私は今年度で病院を去るが新病院では新院長の下、全職員が一丸となって素晴らしい病院を作り上げることを期待 している。 平成27年8月 前橋赤十字病院 院長 宮﨑 瑞穗 目 次 理念と基本方針 まえがき Ⅰ 病院の現況 ………………………………… 1 Ⅲ 診療部門概況……………………………… 71 1 病院の概要 ……………………………… 1 2 会議・広報活動 ………………………… 5 Ⅳ 診療補助部門概況 …………………… 115 3 施 設 …………………………………… 6 4 交通案内図 ……………………………… 8 Ⅴ 委員会 …………………………………… 151 5 沿 革 …………………………………… 9 1 事故調査委員会 ……………………… 151 6 組 織 …………………………………… 18 2 M&Mカンファレンス委員会 ……… 152 7 歴代幹部職員 …………………………… 19 3 医療安全委員会 ……………………… 153 8 年間行事 ………………………………… 20 4 医療ガス部会 ………………………… 154 5 放射線安全部会 ……………………… 155 Ⅱ 統 計 ……………………………………… 23 6 放射線治療品質管理委員会 ……… 156 1 医事統計 ………………………………… 23 7 個人情報保護法委員会 ……………… 157 2 稼働統計 ………………………………… 29 8 防火・防災委員会 …………………… 158 3 域医療支援・急性期紹介率 …………… 34 9 衛生委員会 …………………………… 159 4 経営状況 ………………………………… 35 10 医療廃棄物委員会 …………………… 160 5 光熱水費・営繕工事状況 ……………… 37 11 高度救命救急センター・ICU 運営・ 6 在職職員数の推移 ……………………… 38 7 実習受入一覧 …………………………… 39 8 図書室の利用統計等 …………………… 41 9 手術室統計 ……………………………… 43 災害対策委員会 ……………………… 161 12 高度救命救急センター・ICU 運営・ 災害対策委員会 CTAS-JTAS 部会… 162 13 高度救命救急センター・ICU 運営・ 10 放射線診断科部統計 …………………… 44 災害対策委員会 11 臨床検査科部統計 ……………………… 45 院内災害対応マニュアル作成部会 … 163 12 薬剤部統計 ……………………………… 47 14 高度救命救急センター・ICU 運営・ 13 栄養課統計 ……………………………… 50 災害対策委員会 14 健康管理センター統計 ………………… 52 当直体制検討部会 …………………… 164 15 高度救命救急センター統計 …………… 54 15 高度救命救急センター・ICU 運営・ 16 ドクターヘリ統計 ……………………… 58 災害対策委員会 17 リハビリテーション統計 ……………… 59 全館満床体制改善プロジェクト部会… 165 18 透析室統計 ……………………………… 60 16 健診センター運営委員会 …………… 166 19 内視鏡室統計 …………………………… 60 17 手術室運営委員会 …………………… 167 20 訪問看護統計 …………………………… 61 18 医師臨床研修管理委員会 …………… 168 21 医療社会事業課統計 …………………… 62 19 地域医療連携委員会 ………………… 170 22 死亡統計 ………………………………… 63 20 がん診療委員会 ……………………… 171 23 院内がん登録 …………………………… 68 21 診療情報管理委員会 ………………… 173 22 臨床検査科部・病理診断科部運営委員会… 175 23 放射線部運営委員会 ………………… 176 Ⅶ 研 究 ………………………………… 223 24 消化器病センター運営委員会 ……… 177 1 学会発表 ……………………………… 223 25 血液浄化療法運営委員会 …………… 178 2 論文 …………………………………… 247 26 透析機器安全管理委員会 …………… 179 3 地域連携学術講演会・疾患別勉強会など 27 輸血委員会 …………………………… 180 地域医療者向け研修 ………………… 255 28 栄養委員会 …………………………… 181 4 クリニカルパス大会 ………………… 257 29 業務改善委員会 ……………………… 182 5 プライマリケア勉強会 ……………… 258 30 NST(NutritionSupportTeam): 6 内科系カンファレンス ……………… 259 栄養サポートチーム ………………… 183 7 CPC ………………………………… 259 31 褥瘡対策委員会 ……………………… 184 8 日赤健康教室 ………………………… 260 32 かんわ委員会 ………………………… 185 9 院内コンサート ……………………… 260 33 院内感染対策委員会 ……………… 186 34 クリニカルパス委員会 ……………… 188 Ⅷ 派遣事業 ………………………………… 261 35 病院機能委員会・機能評価部会 …… 189 36 病院機能委員会・QMS Ⅸ 新規購入医療機器 …………………… 271 (QualityManagementSystem)部会… 190 37 教育研修委員会 ……………………… 191 38 広報・記録・ホームページ委員会 … 192 39 病院サービス委員会 ………………… 193 40 医療倫理委員会 ……………………… 194 41 臓器提供委員会 ……………………… 196 42 院内 CAPS 委員会…………………… 197 43 治験審査委員会 ……………………… 198 44 薬事委員会 …………………………… 199 45 購買委員会 …………………………… 200 46 保険診療委員会 ……………………… 202 47 治療材料委員会 ……………………… 203 48 病院システム検討委員会 …………… 205 Ⅵ 資 格 ………………………………… 207 1 医師有資格者 ………………………… 207 2 メディカルスタッフ等有資格者 …… 218 Ⅹ 新規採用者・退職者・表彰 ……… 275 Ⅰ 病院の現況 Ⅰ 病院の現況 1 病院の概要 (平成27年3月31日現在) 開 設 年 月 日 大正2年3月23日 開 設 者 日本赤十字社群馬県支部 支部長 大澤 正明 (群馬県知事) 名 称 前橋赤十字病院 院 長 宮﨑 瑞穗 所 在 地 〒371-0014 群馬県前橋市朝日町三丁目21番36号 TEL027-224-4585 FAX027-243-3380 ホームページ :http://www.maebashi.jrc.or.jp/ E-mail :[email protected] 診 療 科 目 (30科) 総合・感染症内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、血液内科、精神科、神経内科、呼吸器内科、 消化器内科、外科、乳腺・内分泌外科、心臓血管内科、小児科、整形外科、形成・美容外科、脳 神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハ ビリテーション科、放射線診断科、放射線治療科、歯科口腔外科、麻酔科、救急科、病理診断科、 臨床検査科 病 床 数 592床(一般570床、感染症病棟6床、人間ドック16床) 診 療 受 付 時 間 午前8時30分~午前11時 指 定 / 機 能 保険医療機関、国保療養取扱医療機関、指定養育医療機関、労災保険指定医療機関、母体保護法 指定医療機関、生活保護法指定医療機関、自立支援医療(更生医療、育成医療、精神通院医療) 、 難病指定医療機関、小児慢性特定疾患医療機関、身体障害者福祉法指定病院、原子爆弾被爆者指 定医療機関、原子爆弾被爆者一般疾病医療機関、救急告示病院、災害拠点病院(基幹災害医療セ ンター) 、地域医療支援病院、日本病院会優良二日ドック認定施設、優良短期人間ドック施設、 第二種感染症指定医療機関、群馬県地域周産期母子医療センター、臨床研修指定病院、卒後臨床 研修評価機構認定病院、日本医療機能評価機構認定病院、エイズ診療拠点病院、地域がん診療連 携拠点病院、高度救命救急センター、消化器病センター、血液浄化療法センター、地域医療支援 ・連携センター(訪問看護ステーション) 、臓器提供施設、群馬県高次脳機能障害支援拠点機関指 定、ISO9001認証 学 会 認 定 日本内科学会認定医制度教育病院 日本糖尿病学会認定教育施設 日本内分泌学会認定教育施設 日本腎臓学会認定研修施設 日本血液学会認定研修施設 日本精神神経学会精神科専門医研修施設 日本総合病院精神医学会一般病院連携精神医学専門医研修施設 日本老年精神医学会専門医制度認定施設 日本神経学会専門医制度教育施設 日本呼吸器学会認定施設 日本呼吸器内視鏡学会認定施設 日本呼吸療法医学会専門医研修施設 日本アレルギー学会認定教育施設 日本消化器病学会専門医制度認定施設 日本肝臓学会認定施設 日本消化器内視鏡学会認定指導施設 日本消化器外科学会専門医修練施設 日本外科学会外科専門医制度修練施設 日本乳癌学会認定医専門医制度認定施設 日本肝胆膵外科学会認定肝胆膵外科高度技能専門医修練施設B 日本循環器学会認定循環器専門医研修施設 日本不整脈学会・日本心電学会認定不整脈専門医研修施設 日本心血管インターベンション治療学会研修施設 日本形成外科学会認定施設 1 日本乳房オンコプラスティックサージャリ―学会エキスパンダー実施施設 日本乳房オンコプラスティックサージャリ―学会インプラント実施施設 日本小児科学会小児科専門医研修支援施設 日本リウマチ学会教育施設 日本整形外科学会専門医制度研修施設 日本脳卒中学会研修教育病院 日本脳神経外科学会専門医認定制度基幹施設 日本呼吸器外科専門医制度基幹施設 心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設 下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施施設 腹部大動脈瘤ステントグラフト実施施設 日本脈管学会認定研修指定施設 日本皮膚科学会認定専門医研修施設 日本泌尿器科学会専門医教育施設 日本透析医学会専門医制度認定施設 日本急性血液浄化学会認定指定施設 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設 日本気管食道科学会研修施設(咽喉系) 日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設 日本眼科学会専門医制度研修施設 日本リハビリテーション医学会研修施設 日本放射線腫瘍学会認定施設 日本核医学会専門医教育病院 日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関 日本臨床腫瘍学会認定研修施設 日本がん治療認定医機構認定研修施設 日本病理学会研修認定施設B 日本麻酔科学会麻酔科研修施設認定病院 日本救急医学会救急科専門医指定施設 日本集中治療医学会専門医研修施設 日本熱傷学会熱傷専門医認定研修施設 日本航空医療学会指定施設 日本環境感染学会認定教育施設 日本外傷学会外傷専門医研修施設 日本静脈経腸栄養学会NST稼働施設 日本静脈経腸栄養学会NST実地修練施設 日本栄養療法推進協議会認定NST稼動施設 日本緩和医療学会認定研修施設 日本人間ドッグ学会人間ドッグ専門医制度研修施設 日本人間ドッグ学会優良二日ドッグ施設指定 届 出 施 設 基 準 一般病棟7対1入院基本料 総合入院体制加算 臨床研修病院入院診療加算(基幹型) 救急医療管理加算 超急性期脳卒中加算 妊産婦緊急搬送入院加算 診療録管理体制加算 医師事務作業補助体制加算1(15対1) 急性期看護補助体制加算1 療養環境加算 重症者等療養環境特別加算 無菌治療室管理加算1 無菌治療室管理加算2 がん診療連携拠点病院加算 栄養サポートチーム加算 医療安全対策加算1 感染防止対策加算1 感染防止対策地域連携加算 患者サポート体制充実加算 褥瘡ハイリスク患者ケア加算 ハイリスク妊娠管理加算 ハイリスク分娩管理加算 退院調整加算 救急搬送患者地域連携紹介加算 救急搬送患者地域連携受入加算 総合評価加算 呼吸ケアチーム加算 病棟薬剤業務実施加算 救命救急入院料1 救命救急入院料4 データ提出加算2 特定集中治療室管理料2 救命救急入院料の「注3」 「注5」に掲げる加算 小児入院医療管理料に係る加算 小児入院医療管理料3 歯科外来診療環境体制加算 2 短期滞在手術基本料2 ウイルス疾患指導料 心臓ペースメーカー指導管理料(植込型除細動器移行加算) 糖尿病合併症管理料 高度難聴指導管理料 がん患者指導管理料 がん性疼痛緩和指導管理料 院内トリアージ実施料 糖尿病透析予防指導管理料 外来放射線照射診療料 外来リハビリテーション診療料 地域連携診療計画管理料(大腿骨頚部骨折) 開放型病院共同指導料(Ⅱ) がん治療連携計画策定料 地域連携診療計画管理料(脳卒中) 肝炎インターフェロン治療計画料 がん治療連携管理料 医療機器安全管理料1 薬剤管理指導料 在宅患者訪問看護・指導料(緩和ケア・褥瘡ケア) 医療機器安全管理料2 持続血糖測定器加算 造血器腫瘍遺伝子検査 HPV核酸検出及びHPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定) 検体検査管理加算(Ⅰ) 検体検査管理加算(Ⅳ) 心臓カテーテル法による諸検査の血管内視鏡検査加算 植込型心電図検査 時間内歩行試験 ヘッドアップティルト試験 皮下連続式グルコース測定 神経学的検査 コンタクトレンズ検査料1 小児食物アレルギー負荷検査 センチネリンパ節生検(乳がんに係るものに限る。) CT透視下気管支鏡検査加算 内服・点滴誘発試験 画像診断管理加算2 画像診断管理加算1 ポジトロン断層・コンピューター断層複合撮影 ポジトロン断層撮影 冠動脈CT撮影加算 CT撮影及びMRI撮影 心臓MRI撮影加算 外傷全身CT加算 外来化学療法加算1 大腸CT撮影加算 抗悪性腫瘍剤処方管理加算 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ) 無菌製剤処理料 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ) 運動器リハビリテーション料(Ⅰ) 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ) がん患者リハビリテーション料 集団コミュニケーション療法料 歯科口腔リハビリテーション料2 認知療法・認知行動療法2 処置の休日加算1、時間外加算1及び深夜加算1 透析液水質確保加算2 皮膚悪性腫瘍切除術(悪性黒色腫センチネルリンパ節加算を算定する場合に限る) 組織拡張器による再建手術(一連につき) (乳房(再建手術)の場合に限る。 ) 乳がんセンチネルリンパ節加算1及び2 頭蓋骨形成手術(骨移動を伴うものに限る。) ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 経皮的冠動脈形成術 経皮的冠動脈形成術 (特殊カテーテルによるもの) 経皮的冠動脈ステント留置術 経皮的中隔心筋焼灼術 脳刺激装置植込術(頭蓋内電極植込術を含む。 )及び脳刺激装置交換術 脊髄刺激装置埋植込術及び脊髄刺激装置交換術 ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 経皮的大動脈遮断術 植込型心電図記録計移植術及び植込型心電図記録計摘出術 両心室ペースメーカー移植術及び両心室ペースメーカー交換術 植込型除細動器移植術及び植込型除細動器交換術 体外衝撃波胆石破砕術 両室ペーシング機能付き植込型除細動器移植術及び両室ペーシング機能付き植込型除細動器交換術 3 腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術 大動脈バルーンパンピング法(IABP法) 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 ダメージコントロール手術 輸血適正使用加算 腹腔鏡下肝切除術 歯周組織再生誘導手術 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 放射線治療専任加算 医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6(歯科点数表第2章第9部の通則4を含む。)に掲げる手術 手術の休日加算1、時間外加算1及び深夜加算1 輸血管理料Ⅰ 貯血式自己血輸血管理体制加算 高エネルギー放射線治療 1回線量増加加算 強度変調放射線治療(IMRT) 人工肛門・人工膀胱造設術前処置加算 体外照射呼吸性移動対策加算 麻酔管理料(Ⅰ)及び(Ⅱ) 定位放射線治療呼吸性移動対策加算 外来放射線治療加算 画像誘導放射線治療(IGRT) 酸素の購入単価 定位放射線治療 24時間連絡体制加算〔訪問看護ステーション〕 病理診断管理加算1 第2項先進医療 硬膜外自家血注入療法 入院時食事療養(Ⅰ) 24時間対応体制加算〔訪問看護ステーション〕 特別管理加算〔訪問看護ステーション〕 人 間 ド ッ ク 日帰りドック 週5回、二日ドック 週3回 人 工 透 析 ベッド数 35床 救 急 体 制 救急指定、高度救命救急センター、群馬県ドクターヘリ基地病院 集中治療室設置 ICU12床(BCU12床) NICU10床 CCU 3床 SCU 4床 がん検診治療設備 リニアック、ガンマカメラ、MRI装置、マルチスライスX線CT装置、血管撮影装置、マンモグ ラフィー、PET/CT リハビリテーション施設 理学療法室、言語療法室、作業療法室、水治療室 病 理 解 剖 施 設 標本作製室、検鏡室、解剖室、霊安室 特 殊 外 来 神 経 内 科 物忘れ 呼吸器内科 睡眠時無呼吸 外 科 ストーマ、栄養サポート、リンパ浮腫 心臓血管内科 ペースメーカー、デバイス 小 児 形成・美容外科 口唇口蓋裂、メディカルメイク 脳神経外科 二分脊椎、心理 心臓血管外科 シャント、静脈瘤 泌 尿 器 科 小児泌尿器、二分脊椎 産 婦 人 科 中高年、骨粗鬆症、助産師、妊娠と薬 眼 科 網膜光凝固、白内障 リハビリテーション科 摂食嚥下 総 合 内 科 緩和 付 帯 施 設 科 血液、喘息、新生児、心臓、神経、慢性疾患、乳児健診 健康管理センター、訪問看護ステーション、みどり保育園、 群馬県立赤城養護学校日赤分校 4 2 会議・広報活動 1)会 議 幹 部 会 議 毎月第 2・第 4 水曜日 管 理 会 議 毎月第 1 月曜日 診 療 部 長 会 議 毎月第 1 月曜日 業 務 連 絡 会 議 毎月第 2 月曜日 2)広報活動 週報(院内報) 毎週木曜日発行 院内広報誌「前橋日赤」 年4回発行 院外広報誌「博 愛」 年3回発行 週報 №22 前橋日赤 第336号 博愛 No.50 5 3 施 設 1) 土 地 35,769.25㎡、 (内借用地 4,498.24㎡ ) 院 内 34,498.26㎡、 院 外 1,270.99㎡ 2) 建 物 延床面積 50,450.07㎡ 建物の名称 本館 リハビリ棟 保育園 増築 本館棟 本館増築Ⅰ期 本館増築Ⅱ期 本館増築棟 第2CT室増築 本館管理棟増築 待合増築 中庭便所増築 内科・外科増築 脳外科増築 アトリウム 消化器科増築 リハビリ棟 リハビリ棟増築 保育園 保育園増築 保育園増築 体育館 寝具棟 清心館 医師住宅 教育研修推進センター 健康管理センター 車庫 2(院長車) 工務室 手術棟 職員厚生会 MRI棟 車庫 1(マイクロ) 渡廊下1 渡廊下2 搬送廊下 北渡廊下 立体駐車場 警備室 東館 ドクターヘリ用エレベーター 高度救命救急センター 医療ガスボンベ室 ゴミ置場 焼却炉 基幹災害医療センター 廃棄物処理棟 臨床研修医宿舎 感染症病棟 寝具室棟 養護学校 北玄関 寝具北倉庫 養護学校増築 前橋市無償貸借 建設年月 S 46.2 S 46.2 S 48.6 S 53.6 S 57.12 S 59.9 S 60.10 S 60.10 H 1.3 H 2.3 H 7.2 H 7.10 S 48.2 S 54.12 S 46.7 S 54.4 H 18.11 S 53.6 S 50.9 S 50.9 H 1.10 H 1.10 H 11.10 S 48.9 S 52.4 S 52.4 S 60.9 S 60.9 S 61.9 S 62.7 S 63.7 H 1.3 H 1.7 H 2.2 H 7.2 H 7.2 H 7.2 H 4.2 H 4.2 H 6.10 H 21.1 H 7.2 H 7.2 H 7.2 H 9.5 H 12.6 H 14.10 H 17.2 S 49.3 6 構造 鉄筋コンクリート造4階 鉄筋コンクリート造 鉄骨造 鉄筋コンクリート造4階 鉄骨造平屋建て 鉄筋コンクリート造2階 鉄骨造平屋建て コンクリートブロック造 鉄骨造平屋建て 鉄骨造平屋建て 鉄骨造平屋建て 鉄骨造平屋建て 鉄筋コンクリート造2階 鉄筋コンクリート造2階 木造平屋建て 木造平屋建て 軽量鉄骨造平屋建て 鉄骨造2階建て 鉄筋コンクリート造2階 鉄骨造 鉄骨造 鉄骨造 鉄骨造 鉄筋コンクリート造5階 鉄筋コンクリート造3階 鉄筋コンクリート造6階 鉄筋コンクリート造3階 鉄骨造平屋建て 軽量鉄骨造平屋建て 鉄筋コンクリート造4階 軽量鉄骨造平屋建て 鉄骨造2階建て 鉄骨造平屋建て 鉄骨造 鉄骨造 鉄骨造 鉄骨造 鉄骨造 鉄骨造平屋建て 鉄骨造地下1階地上 10 階建て 鉄骨造 鉄骨造2階建て コンクリートブロック造 鉄筋コンクリート造1階 鉄骨造 鉄骨造4階建て 鉄骨造平屋建て 鉄骨造2階建て 鉄筋コンクリート造2階 延面積 棟別面積 8,090.57 234.00 258.00 2,767.50 9.34 493.20 12,327.76 72.00 37.75 141.30 98.25 116.85 9.00 218.93 706.13 487.20 79.50 29.81 166.01 56.70 1,200.04 484.40 220.98 42.94 1,070.40 55.22 266.86 1,879.20 591.30 3,233.62 1,566.42 17.25 77.76 2,766.14 84.00 183.41 34.24 98.50 29.00 296.91 97.31 72.10 2,111.44 7.03 16,264.57 16,308.15 43.58 1,405.45 12.00 30.00 51.54 3,262.67 84.25 441.79 535.16 50,450.07㎡ 27 建物等配置図 病院配置図 54床 (消化器内科、外科、乳腺・内分泌外科) 産科、婦人科 50床 (消化器内科、外科、乳腺・内分泌外科) 心臓血管内科、心臓血管外科、救急科 形成・美容外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、麻酔科 眼科、小児科、歯科、泌尿器科 外来治療室 運航待機室 ■運航器材室 35床 糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、血液内科 呼吸器内科、呼吸器外科、放射線治療科 糖尿病・内分泌内科、血液内科、心臓血管内科 心臓血管外科、腎臓内科 60床 、眼科 外科、呼吸器外科、神経内科、整形外科 脳神経外科、精神科、産婦人科 糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、血液内科 呼吸器内科、放射線診断科 乳腺・内分泌外科、 リハビリテーション科 消化器内科、総合・感染症内科 中央採血室 ■栄養指導室 ■第一血管撮影室 ■第三血管撮影室 17 床 ■ドクターヘリ通信センター 60床 褥瘡対策室 推進 診断科 ■第二血管撮影室 ■自己血輸血採血室 16床 6床 (熱傷含む) ・美容 6 健康指導室・会議室 熱傷含む 58床(NICU10床含) 小児一般 科 等 診察室 7 屋上へリポート 4 交通案内図 前橋公園 国道 号 前橋市役所 勢多農林高 城東小 ampm 前橋テルサ 中央前橋駅 17 城東駅 前橋こども 公園 ドラッグスギ GS 本町3丁目 前橋女子高 前橋駅 洋服の青山 ミニストップ セブン イレブン ネッツトヨタ 前橋赤十字病院 前橋保健所 マクドナルド 朝日町西 フレッセイ 中央小 上泉駅 片貝駅 三俣駅 GS 孝顕寺 前橋市消防局 ファミリー マート スバル 朝日町東 レクサス ドラッグ スギ 日産 国道5 0号 前橋東署 前橋刑務所 けやき ウォーク 群馬県赤十字 血液センター 前橋清陵高 前橋商業高 モスバーガー TSUTAYA アクセス方法 ●関越自動車道前橋I. C. より・ ・ ・車で20分 ●JR前橋駅より・ ・・バスで7分、 徒歩で15分∼20分 ●上毛電鉄「城東駅」 より・ ・ ・徒歩で10分 8 ファミリーマート 5 沿 革 明治 20 11 6 26 11 16 44 8 18 日本赤十字社群馬県委員部発足 日赤群馬県委員部支部昇格 前橋市議会で支部病院建設決定 県支部長から本社へ建設申請 45 大正 2 10 5 2 23 2 26 3 23 前橋市から病院建設用地 32,096㎡寄付 日本赤十字社群馬支部病院建設着手 竣工式 初代院長 桑原政栄就任 日本赤十字社群馬支部病院開院 内科、外科、耳鼻科、眼科、婦人科、病床数80床 看護学校併設(名称 日本赤十字社救護看護婦養成所) 4 1 診療開始 日本赤十字社群馬支部救護看護婦養成所として救護看護婦生徒養成開始 12 13 15 昭和 3 5 12 16 17 18 18 22 23 25 26 29 32 33 4 9 4 8 4 6 8 12 3 12 1 2 6 12 9 11 10 4 5 11 3 19 二代目院長 松岡武治郎就任 3号病舎(一等病舎)1棟増築 結核病棟増築1棟 13 三代目院長 加藤繁就任 小児科新設(診療科6科) 結核病床増築 病床数180床(一般110床、結核60床、伝染病10床) 8 四代目院長 阪井昭雄就任(旧姓藤本) 高崎陸軍病院赤十字病院となり軍患者収容(16年5月まで) 歯科新設(診療科7科) 看護婦宿舎増改築 1 2 前橋赤十字病院と名称変更 五代目院長 久保園善次郎就任 霞ケ浦海軍病院前橋赤十字病院分院となり軍患者収容(20年12月まで) 26 28 25 1 生活保護法認定施設承認 厚生大臣 労働者災害保険法指定医療機関 前橋赤十字高等看護学院に名称変更 3年制1学年30名定員 結核予防法指定医療機関 結核病棟増築1棟 1 6 健康保険法による保険医療機関承認 総合病院承認 一般病棟一部増改築 病床数275床(一般185床、結核80床、伝染病10床) 34 4 1 4 35 3 20 5 10 国民健康保険法による療養取扱い機関承認 整形外科、皮膚泌尿器科、理学診療科新設(診療科10科) 性病予防法指定医療機関 コバルト治療室新設 一般病棟改築(鉄筋3階建) 病床数302床(一般242床、結核50床、伝染病10床) 36 2 4 1 1 原子爆弾被爆者の医療等に関する療養取扱い機関承認 日本国有鉄道嘱託医 国民健康保険実施(国民皆保険達成) 12 12 日本病院会短期人間ドック指定病院 9 昭和 37 2 38 10 人間ドック開始(2床) 1 一般病棟増改築 病床数350床(一般300床、結核40床、伝染病10床) 39 42 44 46 48 49 11 3 7 14 1 10 12 1 4 8 3 5 7 9 11 3 50周年記念式典 救急告示病院(群馬県知事) 救急医療センター指定(S.39.2.20 厚生省令第8号) 病床数変更 388床(一般338床、結核40床、伝染病10床) 六代目院長 白崎敬志就任 皮膚泌尿器科を廃し皮膚科、泌尿器科とする(診療科11科) 放射線科新設(診療科12科) 本館増改築 結核、伝染病棟廃止 一般病床数388床 脳神経外科新設(診療科13科) 院内保育所開設 定員16名 看護婦宿舎増改築 収容人員72名 リハビリテーション棟増改築 コバルト治療室増改築 霊安解剖室改築 4 1 伝染病予防法による前橋広域市町村圏振興整備組合立伝染病棟の管理委託契約締結 病床数413床(一般388床、伝染病25床) 50 10 51 2 6 24 52 3 31 群馬県立養護学校前橋日赤分校および寝具室増改築 RI診療棟増改築 前橋赤十字看護専門学校に名称変更 前橋赤十字看護専門学校増改築 1学年定員50名 医師住宅増改築(博心館) 7 9 53 4 16 5 1 9 6 11 54 3 1 13 12 27 56 4 3 麻酔科新設(診療科14科) 七代目院長 長 洋就任 病棟増改築 病床数467床(一般442床、伝染病25床) 二次救急告示病院 体育館新築(育心館) 院内保育所増改築(定員20名) 臨床研修病院指定(厚生省) リハビリ診療棟増改築 形成外科新設(診療科15科) 旧1号病棟再開 病床数502床(一般477床、伝染病25床) 59 60 61 9 1 8 12 9 3 3 10 管理棟増築 日航機墜落(御巣鷹山)8.13~9.28救護班出動 健康管理センター新築(病床数12床) 9号病棟処置室病室改修 病床数524床(一般483床、ドック16床、伝染病25床) 9 1 12 9 62 7 1 7 31 9 7 63 3 29 重収重看29床承認(重収20床、重収重看9床) 内科特殊外来 精神科 隔週第2(火)・第4(金) 重収重看承認変更(重収20床、重収重看10床) 中央手術室及び給食施設増改築、病歴室新設、職員食堂、学生食堂拡張準備 マレーシア国ビドン島国際救護派遣 放射線技師 臨床修練指定病院の指定 (外国医師又は外国歯科医師が行う臨床修練病院) 10 昭和 63 平成 6 6 8 8 1 3 3 4 5 9 9 10 2 1 5 6 1 8 6 29 13 30 27 1 27 28 1 17 1 1 精神科、神経内科、循環器科の標榜(診療科18科) 新病棟建築に伴う57床の増床認可(地域医療計画) 4週5休制試行実施(一部) 市医師会との病診連携協定書締結 病院隣接市有地(214.7㎡)払下 内科外来棟増築部分竣工 呼吸器科標傍(新設 10月1日)(診療科19科) 特Ⅲ類看護承認(1号46床・8号34床) 内科・外科外来棟、MRI棟竣工記念式典 前橋赤十字病院ボランティアクラブ創立10周年記念式典 呼吸器科新設(診療科19科)院内救急部設置 マレーシア国ビドン島国際救護派遣 放射線技師(6ヶ月間) 特Ⅲ類看護承認(1・5号94床、8・9・11号139床) 呼吸器外科新設(診療科20科) 健診部・病理部設置 3 4 5 6 7 10 1 1 2 4 10 2 4 7 10 11 1 3 4 10 1 6 7 10 1 1 1 28 1 1 1 3 1 12 1 24 19 18 1 15 13 1 19 8 17 地域医療計画に基づく増床使用許可(57床中14床稼働) 増床に伴う重収変更(群馬県保険課) 第1回前橋赤十字病院経営審議会開催(組織・委員等全文改訂し現在に至る) 特Ⅲ類看護単位変更承認(1・5号、8・9・11号2単位を1単位) 救急部 本社承認 特Ⅲ類看護病棟追加承認 5病棟(267床)→6病棟(321床) 自走式立体駐車場設置 1F104台、2F111台 全病棟特Ⅲ類看護施設承認 全病棟を1単位 一般497床 4週6休制試行実施 消化器科の新設(診療科21科) カンボジア医療協力事業医療要員派遣 医師(3ケ月間) 新病棟建築に係る起工式 平成4年度国際救護・開発協力要員現地研修派遣 看護婦(2ケ月間) 臨床工学課の新設 ドック増床許可及び施設一部変更許可ドック16床→20床 パキスタン アフガン難民救援医療要員派遣 医師(3ケ月間) 心臓血管外科の新設(診療科22科) カンボジア医療協力事業 看護婦(8ケ月間) 新病棟稼働 一般519床 阪神大震災 1.25~28 救護班 1個班派遣、物資輸送班要員2名派遣 1.31~2.8 神戸日赤応援看護婦2名派遣 2.6~10 救護班 1個班派遣 2.15~19 救護班 1個班派遣 8 4 1 4 4 5 1 9 14 3 29 八代目院長 塩﨑秀郎就任 救急棟稼働 新当直体制(医師6名) 1号病棟(17床) 一般536床 新病棟竣工式 エイズ診療拠点病院指定 11 平成 9 2 2 3 3 4 10 10 6 12 11 3 4 1 28 17 27 1 3 1 21 30 1 理学療法科→リハビリテーション科名称変更 フィリピン平成8年度国際救援開発協力要員派遣 事務職(6ケ月間) 救急業務連絡会議(前橋消防本部・勢多中央広域本部)年1回定期開催 基幹災害医療センター指定 病床変更承認(ドック20→18床、一般病床536→538床) アフリカ難民支援としてタンザニア共和国派遣 医師 群馬大学医学部臨床教育病院指定 30床(救命救急センター分)増床申請承認 救命救急センター施設指定 感染症2種6病床指定 病床数変更(一般551床、ドック18床、感染症6床) 5 6 6 8 9 11 12 6 7 13 1 4 7 2 15 23 24 2 1 7 28 1 救命救急センター院内開設式 日本赤十字社近衞副社長病院視察 病院ボランティアクラブ20周年記念式典 日本医療機能評価機構による施設認定 エイズ拠点病院機能調査 アルバニア難民支援としてコソボ南西部派遣 医師 病床数変更(一般568床、ドック18床、感染症6床) 救命救急・基幹災害医療センター竣工式 インド地震国際救援支援としてインド西部派遣 医師 第九代目院長 宮﨑瑞穗就任 訪問看護ステーション開設 12 12 14 1 2 6 15 1 3 5 7 16 3 8 10 1 7 1 1 1 22 31 8 1 30 9 23 オーダリングシステム稼働 アフガニスタン援助支援として海外派遣 医師 地域医療支援病院承認並びに開放型病院の共同指導認定 ドクターカー運用開始 週休2日制度試行 アフガニスタン医療復興事業のための海外派遣 医師 高度救命救急センター指定 杉辺売店新装開店 消化器病センター開設 電子カルテ導入 地域医療支援・連携センター開設 新潟県中越地震 10.24~26 第1回救護班派遣 10.27~29 第2回救護班派遣 11.14~18 第3回こころのケア救護班派遣 11.28~30 第4回救護班派遣 17 2 3 4 5 5 6 9 28 28 1 1 11 1 30 医師臨床研修医宿舎完成 日本医療機能評価機構による「一般病院Ver4.0」施設認定 前橋地域医療連携ベッド情報の会発足 みどり保育園 ピジョンハーツ㈱に運営委託開始 オーダリングサーバーディスク増設 群馬県周産期医療機関協力病院認定 院内杉辺商店閉鎖 12 平成 17 10 1 10 24 11 1 11 17 18 3 1 院内売店グリーンリーブス開店 パキスタン北部地震救援として海外派遣 医師(2ヶ月間) 芳賀日赤へ内科系医師7名派遣(1ヶ月間) 第1回日赤東部ブロック病診連携実務研究会(年1回定期開催) 6号・9号病棟交替(9・10・11号病棟を消化器病センター) 7号・8号病棟再編(7号病棟を循環器科、心臓血管外科、血液・腎臓内科、 8号病棟を呼吸器科、呼吸器外科、内分泌内科、放射線科) 3 15 4 6 5 1 7 1 7 1 7 12 8 1 9 1 12 14 輸血オーダーシステム開始 摂食・胃ろう外来開設 DPC導入 7:1入院基本料導入 セカンドオピニオン外来開設 日本赤十字社近衞社長視察来院 外来化学療法室増床(8床→15床) PET-CT導入 厚生労働省並びに群馬社会保険事務局及び群馬県による社会保険医療担当者の 特定共同指導(~15日まで) 19 2 1 2 22 みどり保育園増築(定員35名) 厚生労働省並びに群馬社会保険事務局及び群馬県による社会保険医療担当者の 特定共同指導(~23日まで) 3 17 3 31 4 26 前橋赤十字看護専門学校閉校記念式典 前橋赤十字看護専門学校閉校 厚生労働省並びに群馬社会保険事務局及び群馬県による社会保険医療担当者の 特定共同指導(~27日まで) 5 21 国際救援・開発協力要員海外派遣 看護師(6ヶ月) (ジンバブエHIV/AIDS予防対策事業) 19 5 30 7 16 7 20 退職職員会25周年記念式典 新潟県中越沖地震災害第1回救護班派遣(~18日まで) 臨床研修病院機能評価受審 新潟県中越沖地震災害第2回救護班派遣(~22日まで) 7 11 20 2 4 4 7 7 28 1 8 1 23 10 22 日本赤十字社群馬県支部・大澤支部長就任 卒後臨床研修病院機能評価認定 地域がん診療連携拠点病院指定 前橋赤十字訪問看護ステーション指定更新 大澤日赤群馬県支部長等による病院視察 医療安全全国共同行動院内キックオフ 新電子カルテ・画像システム(レントゲンフィルムレス)稼働 診察室変更 循環器・心外科⇔神経内科 7 8 8 9 9 10 29 1 25 9 13 20 展望風呂閉鎖 標榜診療科新設・変更(診療科22科→30科) 第1回前橋赤十字病院建て替え検討審議会開催 宮﨑院長救急医療功労者厚生労働大臣表彰受賞 脳死判定後の臓器提供実施(脳死判定76例目 群馬県内初) 第2回前橋赤十字病院建て替え検討審議会開催 内山歯科部長国民健康保険功績者厚生労働大臣表彰受賞 13 平成 20 11 11 12 12 21 1 2 2 2 2 3 4 5 6 6 7 9 10 11 11 11 12 22 3 4 5 5 6 6 6 8 8 8 9 17 18 30 3 17 18 20 25 1 13 1 17 1 2 15 1 9 17 9 17 13 13 17 7 18 24 4 9 23 1 第3回前橋赤十字病院建て替え検討審議会開催 前橋赤十字病院建て替え検討審議会中間答申の提出 ジンバブエ共和国 コレラ救援活動派遣 看護師(4週間) 屋上へリポート用エレベーター、ドクターヘリ通信センター、クルー待機室完成 バングラデシュ サイクロン復興支援プロジェクト派遣 看護師(8週間) 群馬県ドクターヘリ運航開始式 群馬県ドクターヘリ運航開始 群馬県ドクターヘリ初出動(吾妻消防) 第4回前橋赤十字病院建て替え検討審議会開催 口唇口蓋裂センター設立 前橋赤十字病院建て替え検討審議会最終答申の提出 理念と基本方針の改正 日本医療機能評価機構による「一般Ver5.0」受審(~19日まで) 赤十字奉仕団30周年記念式典 卒後臨床研修病院機能評価受審 第45回日本赤十字社医学会総会(~16日まで) 卒後臨床研修病院機能評価認定 日本医療機能評価機構による「一般Ver5.0」施設認定 第1回前橋赤十字病院建築検討委員会開催 第2回前橋赤十字病院建築検討委員会開催 第3回前橋赤十字病院建築検討委員会開催 第4回前橋赤十字病院建築検討委員会開催 群馬県高次脳機能障害支援拠点機関指定 第9手術室増設稼働 第5回前橋赤十字病院建築検討委員会開催 みどり保育園 24時間保育開始(毎月第3金曜日) 群馬県高次脳機能障害支援拠点機関運用開始 コンビニエンスショップ グリーンリーブス開店(衛材売店と統合) 血管撮影室変更・増設(2室→3室) ベーカリーカフェ開店 第6回前橋赤十字病院建築検討委員会開催 建築検討委員会から支部長へ最終報告書提出 12 15 現在地建て替え推進協議会 第11回役員総会 大澤支部長と宮﨑院長出席 (移転建替方針了承) 23 1 27 3 11 第118例目の脳死下臓器提供実施 東日本大震災(災害対策本部立上) 3.11~14 初動救護班第1班派遣 3.12~15 初動救護班第2班派遣 3.13~15 初動救護班第3班派遣 3.14~15 初動救護班第4班・第5班派遣 3.15~17 日赤救護班第6班派遣 3.16 9:40~12:40 計画停電 3.17 14:30~17:30 計画停電 3.17~21 日赤救護班第7班派遣 3.18 18:40~20:40 計画停電 14 平成 23 4 5 6 7 8 9 10 11 1 5 10 16 22 4 10 16 22 3 16 21 29 1 4 6 15 23 3 4 28 9 1 6 31 11 25 3.19~20 南相馬市「大町病院」から62名の患者受入れ(1回目) 3.20~24 日赤救護班第8班派遣 3.20~21 初動救護班第9班派遣 3.21 南相馬市「大町病院」から62名の患者受入れ(2回目) 3.21 初動救護班第10班派遣 3.23 18:40~20:20 計画停電 3.26 ドクターヘリ広域連携(群馬、栃木、茨城)に係る協定書の締結 総合内科の新設(診療科31科) 日赤救護班第11班出動(岩手県山田高校) 日赤救護班第12班出動(岩手県釜石地区) 日赤救護班第13班出動(岩手県釜石地区) 日赤救護班第14班出動(岩手県釜石地区) 日赤救護班第15班出動(岩手県釜石地区) 日赤救護班第16班出動(岩手県釜石地区) 日赤救護班第17班出動(岩手県釜石地区) 日赤救護班第18班出動(岩手県釜石地区) 日赤救護班第19班出動(岩手県釜石地区) 日赤救護班第20班出動(福島県会津若松地区) 日赤こころのケア第1班出動(岩手県釜石地区) 群馬県ドクターヘリ1000回出動 ドクターヘリ広域連携の運用開始 新リニアック装置稼働 日赤初動救護班第21班出動(福島県双葉郡) 日赤こころのケア第2班出動(岩手県釜石地区) 日赤救護班第22班出動(福島県南相馬市) 前橋赤十字病院移転先検討委員会設置 群馬県地域周産期母子医療センター認定 第1回前橋赤十字病院移転先検討委員会 みどり保育園 24時間保育拡大(月2回) 臨床検査科の新設(診療科32科) 新病院基本計画説明会 前橋赤十字病院跡地利用検討委員会設置 第1回前橋赤十字病院跡地利用検討委員会 第2回前橋赤十字病院移転先検討委員会 第2回前橋赤十字病院跡地利用検討委員会 12 22 関東信越厚生局群馬事務所による施設基準等に係る適時調査 関東信越厚生局及び群馬県による社会保険医療担当者の個別指導 26 第3回前橋赤十字病院移転先検討委員会 第3回前橋赤十字病院跡地利用検討委員会 24 2 17 4 9 29 5 2 6 15 29 日赤救護班第23班出動(福島県南相馬市) 超電導磁気共鳴画像診断装置(MRI)更新 関越自動車道バス事故対応 初動救護班第1・2班派遣 関越自動車道高速バスツアー事故における協力活動に対し群馬県警察本部から感謝状の受領 前橋赤十字病院建設委員会設置 第1回前橋赤十字病院建設委員会開催 15 平成 24 7 1 8 29 9 9 14 10 10 11 7 8 16 18 27 12 3 25 2 12 13 14 外科・消化器外科・内視鏡外科を外科に統合(診療科30科) 関東農政局との第1次協議 第20回群馬県救急医療懇談会開催 本社常任理事会開催、移転建て替え整備事業の了承 関東農政局との第2次協議 群馬県ドクターヘリ2000回出動 関東農政局との第3次協議 群馬県ドクターヘリ2000回記念および関越自動車道バス事故へのDMAT派遣に対し群馬県知事から感謝状の受領 日本医療マネジメント学会第2回群馬県支部学術集会 ISO9001第1段階登録審査(~ 29日まで) 設計監理業者選定プロポーザル公示 ISO9001第2段階登録審査(~ 15日まで) ドクターカー試行運用開始 設計監理理業者として株式会社山下設計を特定 造成設計等業者として株式会社オウギ工設と契約締結 18 4 5 18 4 1 3 25 北関東道大型トラック横転事故対応 初動救護班1班派遣 綿貫病院入通院患者医療対応 初動救護班第1・2班派遣 関東農政局との第4次協議 ISO9001認証取得 病床数変更(一般570床、ドック16床、感染症6床)ドック18床→16床、10号病棟48床→50床 設計監理業者として株式会社山下設計と契約締結 5 6 7 8 10 26 1 2 26 10 20 27 7 24 25 27 28 7 6 17 22 厚生労働大臣感謝状伝達式 関東農政局との第5次協議 移転候補地測量調査開始 農林水産省への陳情訪問 関東農政局との第6次協議 関東農政局との第7次協議 関東農政局との事前協議の終了 移転候補地第1次ボーリング調査開始 ISO9001定期維持審査(~ 31日まで) 群馬県ドクターヘリ3000回出動 病院機能評価訪問受審支援 2管球CT装置の更新 土地収用法第15条の14に基づく事業説明会開催 土地収用法事業認定申請 3 3 事業名:前橋赤十字病院移転新築事業及びこれに伴う附帯工事並びに 市道付替工事及び農業用用排水路付替工事 26 5 6 7 8 24 28 6 10 26 8 23 3 14 移転候補地第2次ボーリング調査開始 移転新築事業および関係工事が土地収用法事業として認定 群馬県ドクターヘリ運航5周年記念講演会 土地収用法第116条の規定に基づく「協議の確認の申請」 病院機能評価認定更新審査(~ 27日まで) 日本赤十字社大塚副社長病院視察 土地収用法第118条の規定に基づく「協議の確認」 移転建設用地の所有権取得 建設準備委員会講演会 16 平成 26 10 7 ISO9001第2回定期維持審査(~ 10日まで) 移転建設用地の所有権移転登記完了 12 16 27 1 13 20 22 26 2 3 3 20 31 用排水路付替工事開始 第2回前橋赤十字病院建設委員会開催 みどり保育園保育室の名称変更(本棟→にこにこ棟 プレハブ棟→おひさま棟) 警察運営における協力活動に対し群馬県前橋東警察署長から感謝状の受領 埋蔵文化財発掘調査開始 関東信越厚生局による施設基準等に係る適時調査 本社理事会開催、移転建て替え工事施工の承認 地域がん診療連携拠点病院指定(更新) 17 前橋赤十字病院組織図 6 組 織 平成27年 3 月31日 院長 ─────┬─ 高度救命救急センター ─┬─ 救 急 科 部 │ └─ 集 中 治 療 科 部 副院長 ├─( 消 化 器 病 セ ン タ ー)─┬─ 第 一 消 化 器 内 科 部 │ ├─ 第 二 消 化 器 内 科 部 一 外 科 部 │ ├─ 第 二 外 科 部 │ └─ 第 └──────────┬─ 総 合・ 感 染 症 内 科 部 臓 内 科 部 ├─ 腎 │ ( 血液 浄化 療 法 セ ン タ ー) ├─ 糖 尿 病・ 内 分 泌 内 科 部 液 内 科 部 ├─ 血 神 科 部 ├─ 精 経 内 科 部 ├─ 神 ├─ 呼 吸 器 内 科 部 ├─ 心 臓 血 管 内 科 部 ├─ 第 一 小 児 科 部 ├─ 第 二 小 児 科 部 ├─ 乳 腺・ 内 分 泌 外 科 部 ├─ 第 一 整 形 外 科 部 ├─ 第 二 整 形 外 科 部 ├─ 形 成・ 美 容 外 科 部 ├─ 第 一 脳 神 経 外 科 部 ├─ 第 二 脳 神 経 外 科 部 ├─ 呼 吸 器 外 科 部 ├─ 心 臓 血 管 外 科 部 膚 科 部 ├─ 皮 ├─ 第 一 泌 尿 器 科 部 ├─ 第 二 泌 尿 器 科 部 ├─ 第 一 産 婦 人 科 部 ├─ 第 二 産 婦 人 科 部 科 部 ├─ 眼 ├─ 耳 鼻 咽 喉 科 部 ┌─ ├─ 第 一 麻 酔 科 部 │ ├─ 第 二 麻 酔 科 部 ├─ ├─ 放 射 線 診 断 科 部 ──┤ 技師長 └─ │ ├─ 放 射 線 治 療 科 部 ├─ リ ハビ リ テ ー シ ョ ン 科 部 ──── 放 射 線 第 一 課 ─┬─ 放 射 線 管 理 係 └─ 核 医 学 検 査 係 放 射 線 第 二 課 ─┬─ 放 射 線 画 像 技 術 係 └─ 画 像 情 報 シ ス テ ム 係 放 射 線 第 三 課 ─── 放 射 線 治 療 係 リハビリテーション課 ─┬─ │ ├─ │ └─ 歯 科 口 腔 外 科 部 ├─ ──── 歯 科 衛 生 課 ─── 病 理 診 断 科 部 ├─ ──── 病 理 診 断 課 ─┬─ │ └─ 健 診 部 診 課 ─── ├─ ──── 健 │ ( 健 康 管 理 セ ン タ ー) 剤 部 ──┬─ 薬 事 管 理 課 ─┬─ ├─ 薬 │ │ └─ 剤 課 ─── │ ├─ 調 剤 課 ─── │ ├─ 製 │ └─ 医 薬 品 管 理 課 ─── 療 技 術 部 ──┬─ 栄 養 課 ─┬─ ├─ 医 │ │ ├─ │ │ ├─ │ │ └─ │ └─ 臨 床 工 学 技 術 課 ─┬─ │ └─ 護 部 ──┬─ 外 来 ─── ├─ 看 棟 ─── │ 看護副部長├─ 病 術 室 ─── │ ├─ 手 │ └─ 中 央 材 料 室 ─── 検 査 部 ├─ ──┬─ 検 査 第 一 課 ─── 技師長 ├─ 検 査 第 二 課 ─── │ │ ├─ 検 査 第 三 課 ─── │ └─ 検 査 第 四 課 ─── ├─ 医 療 社 会 事 業 部 ──┬─ 医 療 社 会 事 業 課 ─── 会 課 ─┬─ │ (地域医療支援・連携センター) ├─ 社 │ │ └─ │ ├─ 訪問看護ステーション │ └─ 地 域 医 療 連 携 課 ─── 務 部 ──┬─ 総 務 課 ─┬─ ├─ 事 │ │ ( 患 者 相 談 室 ) ├─ │ │ └─ │ ├─ 企 画 情 報 管 理 課 ─┬─ │ │ └─ 事 課 ─┬─ │ ├─ 人 │ │ ├─ │ │ └─ 計 課 ─── │ ├─ 会 │ ├─ 医 療 の 質 管 理 課 ─── │ │ (診察情報管理室) 事 課 ─┬─ │ ├─ 医 │ │ ├─ │ │ └─ 財 課 ─┬─ ├─ 医 療 安 全 推 進 室 ├─ 管 ├─ 教 育 研 修 推 進 室 │ ( 跡 地 対 策 室 ) └─ 染 管 理 室 ├─ 感 ├─ 病 院 建 設 室 ─── ├─ か ん わ ケ ア 支 援 室 └─ 医 局 診 療 秘 書 室 ─┬─ 瘡 対 策 室 └─ 褥 └─ 18 理 学 療 法 係 作 業 療 法 係 言 語 聴 覚 係 歯 科 衛 生 係 病 理 検 査 係 細 胞 診 検 査 係 健 診 係 薬 事 管 理 係 医 薬 品 情 報 係 調 剤 係 製 剤 係 医 薬 品 管 理 係 栄 養 係 栄 養 業 務 係 特 別 食 調 理 係 調 理 係 臨 床 工 学 第 一 係 臨 床 工 学 第 二 係 外 来 係 病棟係(ICU・11病棟) 手 術 室 係 中 央 材 料 室 係 生 化 学・ 免 疫 検 査 係 血液・一般・輸血・血清検査係 生 理 検 査 係 細 菌 検 査 係 医 療 社 会 事 業 係 社 会 係 救 急・ 災 害 医 療 係 地 総 広 医 企 情 人 厚 研 会 医 域 連 務 報・ 公 局 秘 画 報 管 事 給 生 修 計 療 の 携 聴 書 理 与 質 係 係 係 係 係 係 係 係 係 係 係 医 事 係 入 院 係 外 来 係 管 財 係 施 設・ 保 全 室 係 病 院 建 設 係 医局診療秘書第一係 医局診療秘書第二係 7 歴代幹部職員 病院長 副院長 事務部長 看護部長 第 一 代 第 二 代 第 三 代 第 四 代 第 五 代 第 六 代 第 七 代 第 八 代 第 九 代 第 一 代 第 二 代 第 三 代 第 四 代 第 五 代 第 六 代 第 七 代 第 八 代 第 九 代 第 十 代 第十一代 第十二代 第十三代 第十四代 第十五代 第十六代 第十七代 第十八代 第十九代 第 一 代 第 二 代 第 三 代 第 四 代 第 五 代 第 六 代 第 七 代 第 八 代 第 九 代 第 十 代 第十一代 第十二代 第十三代 第十四代 第十五代 第十六代 第 一 代 第 二 代 第 三 代 第 四 代 第 五 代 第 六 代 第 七 代 第 八 代 第 九 代 第 十 代 (平成27年3月31日現在) 桑 原 政 栄 松 岡 武治郎 加 藤 繁 阪 井 昭 雄 久保園 善次郎 白 崎 敬 志 長 洋 塩 﨑 秀 郎 宮 﨑 瑞 穗 松 岡 武治郎 加 藤 繁 長 沢 博 佐久間 一 久保園 善次郎 神 前 穣 黒 川 潔 久保園 徹 長 洋 竹 内 政 夫 片 貝 重 之 饗 場 庄 一 宮 﨑 瑞 穗 池 谷 俊 郎 稲 沢 正 士 加 藤 清 司 阿 部 毅 彦 中 野 実 前 田 陽 子 高 村 小文治 丹 後 斎 治 丸 橋 麟 逸 鳥 海 喜久多 相 原 守 三 高 橋 清 北 爪 銀 象 石 川 正 八 新 井 健 二 女 屋 正 斌 黒 澤 洋一郎 土 田 仁 一 八 木 健 二 上 原 彰 飯 塚 史 郎 関 根 稔 秋 石 原 ハ ル 水 野 ケ イ 松 井 き ち 金 子 シ ズ 松 本 民 子 加 部 八重子 佐 藤 ミチ江 福 島 迪 子 牧 野 協 子 前 田 陽 子 外 科 内 科 外 科 外 科 内 科 内 科 外 科 外 科 脳神経外科 内 科 外 科 内 科 産婦人科 内 科 耳鼻咽喉科 外 科 内 科 外 科 小児科 内 科 外 科 脳神経外科 外 科 呼吸器内科 麻酔科 消化器内科 救急科 看護部 19 大正 2. 2.26 大正12. 4.20 大正15. 8.14 昭和 5. 8. 9 昭和18. 2. 2 昭和42.12. 1 昭和53. 4.16 平成 7. 4. 1 平成13. 4. 1 大正 2. 3. 1 大正13. 3.31 大正15. 8.13 昭和 4.11.29 昭和 9. 8. 1 昭和18. 3.20 昭和21. 7.31 昭和45. 5. 1 昭和45. 5. 1 昭和53. 6. 1 昭和57. 5. 1 平成 4. 6. 1 平成 9. 4. 1 平成12. 4. 1 平成14.11. 1 平成19. 4. 1 平成23. 4. 1 平成24. 4. 1 平成24. 4. 1 大正 2. 2.19 大正12. 4.19 大正13. 2.27 昭和 7. 1.23 昭和10. 1.23 昭和17. 4.10 昭和43. 2. 1 昭和54. 4. 1 昭和59. 5. 1 平成 4. 4. 1 平成 4. 9. 1 平成 8. 4. 1 平成13. 4. 1 平成17. 4. 1 平成19. 4. 1 平成24. 4. 1 大正 2. 3.18 大正12. 6. 9 昭和 7.11. 1 昭和10. 1.11 昭和43. 4. 1 昭和54. 4. 1 平成 5. 5. 1 平成10. 4. 1 平成15. 4. 1 平成19. 4. 1 ~ 大正12. 4.19 ~ 大正15. 8.13 ~ 昭和 5. 8. 8 ~ 昭和18. 1.31 (旧姓藤本) ~ 昭和42.11.30 ~ 昭和53. 4.15 ~ 平成 7. 3.31 ~ 平成13. 3.31 ~ 現在に至る ~ 大正12. 4.19 ~ 大正15. 8.13 ~ 昭和 4.11. 9 ~ 昭和 9. 8. 1 ~ 昭和18. 2. 1 ~ 昭和18. 9.10 ~ 昭和42. 4.22 ~ 昭和53.11.29 ~ 昭和53. 4.15 ~ 平成 4. 3.31 ~ 平成10. 3.31 ~ 平成 9. 3.31 ~ 平成13. 3.31 ~ 平成24. 3.31 ~ 平成21. 3.31 ~ 現在に至る ~ 現在に至る ~ 現在に至る ~ 現在に至る ~ 大正12. 4.18 ~ 大正13. 2.26 ~ 昭和 7. 1.22 ~ 昭和10. 1.22 ~ 昭和17. 4. 9 ~ 昭和43. 1.31 ~ 昭和54. 3.31 ~ 昭和59. 4.30 ~ 平成 4. 3.31 ~ 平成 4. 4.30 ~ 平成 8. 3.31 ~ 平成13. 3.31 ~ 平成17. 3.31 ~ 平成19. 3.31 ~ 平成24. 3.31 ~ 現在に至る ~ 大正12. 6. 8 ~ 昭和 7.10.31 ~ 昭和10. 1.10 ~ 昭和42.12.31 ~ 昭和54. 1.31 ~ 平成 5. 4.30 ~ 平成10. 3.31 ~ 平成15. 3.31 ~ 平成19. 3.31 ~ 現在に至る 8 年間行事 ◆平成26年4月 ◆7月 ◦新規採用職員研修会(1~4日) ◦新入職員歓迎レセプション(2日) ◦個人情報保護法研修会(11日) ◦第14回医療安全推進者養成ワークショップ(5・6日) ◦日本赤十字社大塚副社長来訪(8日) ◦医療安全講演会 (8日) ◦第40回日赤夏祭り (24日) 日本赤十字社 大塚副社長来訪 新規採用職員研修会 第40回日赤夏祭り ◆5月 ◆8月 ◦群馬県ドクターヘリ運航5周年記念講演会(6日) ◦第84回クリニカルパス大会(23日) ◦東部ブロック 体育大会C地区 予選会(24・25日) ◦かんわケア研修会 (24・25日) ◦倫理講演会(30日) ◦移転病院建設予定地草刈作業(3日) ◦特別講演会「アート・イン・ホスピタル」(14日) ◦第114回日赤院内 コンサート(23日) ◦第52回日赤東部 ブロック体育大会 (30・31日) 東部ブロック体育大会 C地区予選会 移転病院建設予定地 草刈作業 倫理講演会 第52回日赤東部ブロック体育大会 ◆6月 ◆9月 ◦第11回日赤市民健康フォーラム(1日) ◦前橋ばら部会切りバラ配布(9日) ◦前橋赤十字病院 奉仕団総会(17日) ◦防犯対策講習会 (18日) ◦医療機能評価認定 更新審査(26・27日) ◦第15回前橋赤十字病院登録医大会(17日) ◦同門会・退職職員会総会(25日) ◦ISO9001第2回 定期維持審査事前 説明会(26日) ◦第85回クリニカル パス大会(26日) 第11回日赤市民健康 フォーラム 第15回前橋赤十字病院 登録医大会 防犯対策講習会 退職職員会総会 20 ◆10月 ◆平成27年1月 ◦【前期】消防・総合訓練(3日) ◦臓器移植委員会講演会(3日) ◦ISO9001第2回定期維持審査(7日~ 10日) ◦リレー・フォー・ ライフジャパン2014 ぐんま(11・12日) ◦院長年頭挨拶(5日) ◦経営審議会(16日) ◦前橋東警察署感謝状贈呈式(22日) ◦前橋赤十字奉仕団新年会(26日) ◦前橋赤十字奉仕団バザー(30日) リレー・フォー・ライフ ジャパン2014ぐんま 院長年頭挨拶 ◆11月 ◆2月 ◦新型インフル訓練(前橋市・医師会・保健所合同) (6日) ◦ICT祭り(6日) ◦第9回慰霊祭(16日) ◦がん講演会(19日) ◦職員厚生会 日帰りバスツアー 【東京ディズニーランド】 (29日) ◦施設基準等に係る適時調査(3日) ◦第9回医療安全研修アドバンスコース(14日) ◦職員厚生会日帰りバスツアー【横浜中華街と横浜港 クルージング】 (28日) 新型インフル訓練 第9回医療安全研修 アドバンスコース 第9回慰霊祭 ◆12月 ◆3月 ◦新病院基本設計職員説明会(1日・2日) ◦第6回医療安全大会(4日) ◦第40回職員忘年会 (12日) ◦第116回 院内コンサート (18日) ◦【後期】消防・総合訓練(2日) ◦接遇研修会(11・27日) ◦宮㟢院長送別会(20日) ◦初期臨床研修医 第10期生修了式(27日) ◦宮㟢院長退任挨拶 (31日) 第40回職員忘年会 初期臨床研修医修了式 第116回院内コンサート 宮﨑院長退任挨拶 21 Ⅱ 統 計 Ⅱ 統 計 1 医事統計 外来患者数 (単位:人) (単位:人/日) 230,000 940 228,000 905.4 226,000 224,000 876.4 222,000 890 872.2 857.4 220,000 220,007 852.5 218,000 216,000 212,976 214,000 840 213,701 外来延患者数 1日平均患者数 212,000 210,000 790 207,999 207,485 208,000 206,000 204,000 740 平成 22年度 平成 23年度 平成 24年度 平成 25年度 平成 26年度 診療科別外来延患者数は、特に 救急科、心臓血管内科、産婦人科、歯科口腔外科等で増加した。 年間外来延患者数 科 名 一日平均患者数 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 血 液 内 科 3,491 4,116 5,177 5,544 5,523 14.4 16.9 21.1 22.7 22.7 腎 臓 内 科 10,597 10,457 11,128 11,760 12,137 43.8 43.0 45.4 48.2 49.9 糖 尿 病・ 内 分 泌 内 科 8,148 35.9 総 合 精 内 神 8,760 8,957 8,638 8,712 33.7 36.0 36.6 35.4 1,565 1,462 2,111 2,182 - 6.4 6.0 8.7 9.0 4,237 3,937 4,104 4,222 4,305 17.5 16.2 16.8 17.3 17.7 科 科 科 6,443 7,330 7,246 7,315 7,497 26.6 30.2 29.6 30.0 30.9 呼 吸 器 内 科 10,712 9,869 8,156 8,816 8,792 44.3 40.6 33.3 36.1 36.2 消 化 器 内 科 21,908 20,951 20,900 20,934 21,938 90.5 86.2 85.3 85.8 90.3 科 神 経 内 14,186 14,051 14,236 15,441 15,532 58.6 57.8 58.1 63.3 63.9 乳 腺 内 分 泌 外 科 3,223 3,460 3,558 3,831 3,737 13.3 14.2 14.5 15.7 15.4 心 臓 血 管 内 科 7,515 8,885 7,222 8,618 9,998 31.1 36.6 29.5 35.3 41.1 小 科 7,569 8,129 7,285 6,224 6,253 31.3 31.1 29.7 25.5 25.7 科 12,851 12,793 13,696 12,005 12,295 53.1 52.6 55.9 49.2 50.6 形 成・ 美 容 外 科 8,090 8,442 8,630 7,687 7,977 33.4 34.7 35.2 31.5 32.8 脳 神 経 外 科 6,666 6,442 6,660 6,557 6,509 27.5 26.5 27.2 26.9 26.8 呼 吸 器 外 科 2,588 3,025 2,937 3,447 4,235 10.7 12.4 12.0 14.1 17.4 心 臓 血 管 外 科 1,273 1,652 1,720 2,100 2,015 5.3 6.8 7.0 8.6 8.3 皮 科 4,129 4,169 4,511 4,316 4,338 17.1 17.2 18.4 17.7 17.9 75.6 78.3 72.3 71.5 68.4 外 整 児 形 外 膚 泌 尿 器 科 18,301 19,035 17,721 17,444 16,613 産 婦 人 科 14,492 14,651 16,120 16,204 18,187 59.9 60.3 65.8 66.4 74.8 科 7,313 7,056 7,126 8,040 8,783 30.2 29.0 29.1 33.0 36.1 35.0 眼 耳 鼻 咽 喉 科 6,992 7,451 8,229 8,312 8,509 28.9 30.7 33.6 34.1 リ ハ ビ リ 科 1,996 2,337 2,684 2,439 3,033 8.2 9.6 11.0 10.0 12.5 放 射 線 治 療 科 5,377 5,575 6,987 5,046 5,240 22.2 22.9 28.5 20.7 21.6 放 射 線 診 断 科 12,174 11,371 9,232 741 813 50.3 46.8 37.7 3.0 3.3 酔) 3,262 3,449 3,860 5,818 7,198 13.5 14.2 15.8 23.8 29.6 歯 科 口 腔 外 科 3,952 4,018 4,157 4,389 7,656 16.3 16.5 17.0 18.0 31.5 207,485 212,976 213,701 207,999 220,007 857.4 876.4 872.2 852.5 905.4 救 急 科(麻 合 計 *平成23年4月総合内科を新設 *平成26年4月歯科より歯科口腔外科に標榜変更 23 入院患者数 (単位:人/日) (単位:人) 600 196,000 195,000 194,000 512.3 511.8 517.2 504.3 193,000 513.9 500 192,000 191,000 190,000 188,789 189,000 188,000 187,003 187,000 400 187,590 187,328 186,000 185,000 延入院患者数 1日平均患者数 300 184,064 184,000 183,000 200 182,000 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 診療科別入院延患者数は、特に心臓血管内科、外科、脳神経外科、形成・美容外科等で増加した。 年間入院延患者数 科 名 一日平均入院患者数 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 血 液 内 科 9,497 8,416 9,163 9,494 8,862 26.0 23.0 25.1 26.0 24.3 腎 臓 内 科 5,999 5,589 5,260 5,729 5,420 16.4 15.3 14.4 15.7 14.8 糖 尿 病・ 内 分 泌 内 科 3,603 3,340 3,157 2,964 2,683 9.9 9.1 8.6 8.1 7.4 科 - 178 158 317 295 - 0.5 0.4 0.9 0.8 科 - - - - - - - - - - 科 7,445 9,164 7,650 7,805 6,851 20.4 25.0 21.0 21.4 18.8 総 合 精 神 内 神 経 内 呼 吸 器 内 科 13,475 11,788 12,388 13,339 13,630 36.9 32.2 33.9 36.5 37.3 消 化 器 内 科 22,003 22,456 22,186 21,684 20,247 60.3 61.4 60.8 59.4 55.5 科 26,449 26,951 23,521 24,700 25,505 72.5 73.6 64.4 67.7 69.9 外 乳 腺 内 分 泌 外 科 1,064 1,210 1,054 979 1,118 2.9 3.3 2.9 2.7 3.1 心 臓 血 管 内 科 11,159 11,045 12,176 15,090 15,786 30.6 30.2 33.4 41.3 43.2 小 科 11,116 10,612 9,439 8,765 7,780 30.5 29.0 25.9 24.0 21.3 科 17,396 16,835 17,056 14,400 15,063 47.7 46.0 46.7 39.5 41.3 形 成・ 美 容 外 科 5,731 4,984 4,263 4,282 5,168 15.7 13.6 11.7 11.7 14.2 整 児 形 外 脳 神 経 外 科 16,691 14,937 19,065 19,368 21,061 45.7 40.8 52.2 53.1 57.7 呼 吸 器 外 科 4,102 4,968 4,926 5,292 4,547 11.2 13.6 13.5 14.5 12.5 心 臓 血 管 外 科 1,513 3,180 3,126 3,351 3,325 4.1 8.7 8.6 9.2 9.1 科 945 1,010 1,244 1,008 1,250 2.6 2.8 3.4 2.8 3.4 泌 尿 器 科 10,074 11,700 9,892 8,708 9,292 27.6 32.0 27.1 23.9 25.5 産 婦 人 科 8,604 8,175 7,999 7,372 7,405 23.6 22.3 21.9 20.2 20.3 科 888 1,008 1,028 870 873 2.4 2.8 2.8 2.4 2.4 科 5,759 6,364 5,612 7,275 5,983 15.8 17.4 15.4 19.9 16.4 放 射 線 治 療 科 176 72 315 155 174 0.5 0.2 0.9 0.4 0.5 放 射 線 診 断 科 - - - - - - - - - - 3,247 3,346 3,386 5,842 4,974 8.9 9.1 9.3 16.0 13.6 皮 膚 眼 耳 救 鼻 急 咽 喉 科(麻 酔) 歯 科 口 腔 外 科 合 計 67 187,003 - 187,328 - 184,064 - 188,789 *平成23年4月総合内科を新設 *平成26年4月歯科より歯科口腔外科に標榜変更 24 298 0.2 - 187,590 512.3 511.8 - 504.3 - 0.8 517.2 513.9 外来地域別患者数割合 伊勢崎市 4.7% 桐生市 玉村町 1.6% 1.5% その他 10.1% 渋川市 4.5% 高崎市 前橋市 7.9% 69.7% 外来地域別患者数は、前橋市が69.7%を占めている。 市町村 前橋市 高崎市 渋川市 伊勢崎市 桐生市 玉村町 その他 合 計 平成22年度 患者数 構成比 146,916 17,200 8,969 7,310 3,459 2,432 21,199 207,485 平成23年度 患者数 構成比 70.8% 155,382 8.3% 17,271 4.3% 10,039 3.5% 7,364 1.7% 3,412 1.2% 2,818 10.2% 16,690 100.0% 212,976 外来患者 平成24年度 患者数 構成比 平成25年度 患者数 構成比 平成26年度 患者数 構成比 73.0% 149,504 70.0% 144,686 69.6% 153,331 69.7% 8.1% 18,182 8.5% 17,448 8.4% 17,488 7.9% 4.7% 10,083 4.7% 9,952 4.8% 9,863 4.5% 3.5% 8,282 3.9% 8,552 4.1% 10,238 4.7% 1.6% 3,403 1.6% 3,286 1.6% 3,483 1.6% 1.3% 2,790 1.3% 2,777 1.3% 3,292 1.5% 7.8% 21,457 10.0% 21,298 10.2% 22,312 10.1% 100.0% 213,701 100.0% 207,999 100.0% 220,007 100.0% 入院地域別患者数割合 桐生市 1.3% 吉岡町 1.4% 玉村町 1.6% その他 10.9% 伊勢崎市 4.8% 前橋市 67.4% 渋川市 4.8% 高崎市 7.6% 入院地域別患者数は、前橋市が67.4%を占めている。 市町村 前橋市 高崎市 渋川市 伊勢崎市 桐生市 玉村町 吉岡町 その他 合 計 平成22年度 患者数 構成比 125,153 14,280 9,592 7,439 2,812 2,430 2,062 23,235 187,003 平成23年度 患者数 構成比 66.9% 127,511 7.7% 15,293 5.1% 9,592 4.0% 7,369 1.5% 3,652 1.3% 2,539 1.1% 3,155 12.4% 18,217 100.0% 187,328 入院患者 平成24年度 患者数 構成比 平成25年度 患者数 構成比 平成26年度 患者数 構成比 68.1% 122,049 66.3% 125,216 66.3% 126,467 67.4% 8.2% 16,157 8.8% 16,824 8.9% 14,253 7.6% 5.1% 10,072 5.5% 10,862 5.8% 9,087 4.8% 3.9% 7,075 3.8% 8,355 4.4% 9,087 4.8% 1.9% 2,489 1.4% 2,175 1.2% 2,457 1.3% 1.4% 2,297 1.2% 2,377 1.3% 3,089 1.6% 1.7% 2,011 1.1% 2,565 1.4% 2,708 1.4% 9.7% 21,914 11.9% 20,415 10.7% 20,442 10.9% 100.0% 184,064 100.0% 188,789 100.0% 187,590 100.0% 25 外来年齢別構成 70才∼ 35.6% 0∼9才 5.5% 10∼19才 3.3% 20∼29才 4.9% 30∼39才 7.7% 40∼49才 9.9% 50∼59才 11.1% 60∼69才 22.0% 外来年齢別構成比は、60歳以上の患者数で57.6%を占めている。 外来患者 平成23年度 平成24年度 平成22年度 年齢 患者数 構成比 患者数 構成比 患者数 構成比 13,049 6.3% 13,316 6.3% 12,903 6.0% 0~9才 6,898 3.3% 7,469 3.5% 7,725 3.6% 10~19才 10,602 5.1% 10,090 4.7% 10,181 4.8% 20~29才 17,733 8.5% 17,539 8.2% 17,959 8.4% 30~39才 18,651 9.0% 18,938 8.9% 19,992 9.4% 40~49才 24,492 11.8% 25,307 11.9% 25,243 11.8% 50~59才 49,482 23.9% 49,992 23.5% 47,695 22.3% 60~69才 66,578 32.1% 70,325 33.0% 72,003 33.7% 70才~ 計 207,485 100.0% 212,976 100.0% 213,701 100.0% 平成25年度 患者数 構成比 11,950 6,956 9,741 17,000 20,755 23,540 47,135 70,922 207,999 平成26年度 患者数 構成比 5.7% 12,024 5.5% 3.3% 7,258 3.3% 4.7% 10,835 4.9% 8.2% 17,019 7.7% 10.0% 21,872 9.9% 11.3% 24,332 11.1% 22.7% 48,396 22.0% 34.1% 78,271 35.6% 100.0% 220,007 100.0% 入院年齢別構成 0∼9才 5.6% 10∼19才 1.9% 20∼29才 3.2% 30∼39才 4.1% 40∼49才 5.7% 70才∼ 52.2% 50∼59才 8.2% 60∼69才 19.2% 入院年齢別構成比は、60歳以上の患者数で71.4%を占めている。 入院患者 平成23年度 平成24年度 平成22年度 年齢 患者数 構成比 患者数 構成比 患者数 構成比 13,250 7.1% 12,020 6.4% 11,237 6.1% 0~9才 3,803 2.0% 4,746 2.5% 3,771 2.0% 10~19才 6,375 3.4% 6,194 3.3% 5,429 2.9% 20~29才 9,576 5.1% 8,710 4.7% 8,217 4.5% 30~39才 9,961 5.3% 10,444 5.6% 10,790 5.9% 40~49才 17,774 9.5% 18,175 9.7% 17,216 9.4% 50~59才 38,052 20.3% 36,929 19.7% 36,928 20.0% 60~69才 88,212 47.2% 90,110 48.1% 90,476 49.2% 70才~ 計 187,003 100.0% 187,328 100.0% 184,064 100.0% 26 平成25年度 患者数 構成比 10,923 3,367 5,543 8,602 11,058 16,264 36,026 97,006 188,789 平成26年度 患者数 構成比 5.8% 10,480 5.6% 1.8% 3,552 1.9% 2.9% 5,914 3.2% 4.6% 7,715 4.1% 5.9% 10,664 5.7% 8.6% 15,348 8.2% 19.1% 35,924 19.2% 51.3% 97,993 52.2% 100.0% 187,590 100.0% 平均在院日数 (単位:日) 13.2 13.1 13.1 13.0 12.9 12.9 12.8 12.7 12.7 12.6 12.5 12.5 12.5 12.4 12.3 12.2 平成 22年度 平成 23年度 平成 24年度 平成 25年度 平成 26年度 平均在院日数は、前年度に比べ、0.6日短縮した。 平成22年度 科 名 血 液 内 科 腎 臓 内 科 糖尿病・内分泌内科 総 合 精 神 科 科 - 内 科 22.4 11.8 12.8 15.8 5.6 13.2 7.5 19.0 10.6 21.0 10.9 17.7 18.9 10.2 6.1 2.0 8.9 呼 吸 器 内 科 消 化 器 内 科 外 科 乳腺内分泌外科 心 臓 血 管 内 科 小 整 児 形 科 外 科 形 成・ 美 容 外 科 脳 神 経 外 科 呼 吸 器 外 科 心 臓 血 管 外 科 皮 44.6 27.8 16.6 内 神 経 平成23年度 膚 科 泌 尿 器 科 産 婦 人 科 眼 科 耳 鼻 咽 喉 科 - リ ハ ビ リ 科 - 放 射 線 治 療 科 30.9 平成24年度 40.0 25.5 16.2 9.9 - 25.2 11.1 13.3 16.6 5.7 11.0 7.5 19.4 9.3 18.9 10.6 26.9 15.8 10.2 6.2 2.0 8.0 - 23.3 平成25年度 35.7 25.8 16.0 10.8 - 21.9 11.4 12.9 13.8 5.7 12.6 7.1 18.0 7.6 21.4 12.3 24.5 13.0 9.6 6.6 2.0 6.7 - - 9.9 - - - 8.2 8.0 - 10.8 - - - 12.7 12.5 13.1 *平成23年4月総合内科を新設 *平成26年4月歯科より歯科口腔外科に標榜変更 *診療科別平均在院日数については、短期滞在を含む。 *平成26年度診療報酬改定に伴い、短期滞在手術を除くと13.5日になります。 27 - 18.1 11.1 11.7 15.8 3.1 13.5 7.0 16.2 9.9 21.1 11.5 24.6 17.8 9.6 6.6 1.0 8.0 9.7 6.9 5.1 12.9 科 - 22.1 12.7 13.6 15.2 5.4 12.8 8.3 15.9 8.3 21.4 13.5 21.7 12.9 9.0 6.7 1.1 8.9 32.5 29.5 14.8 11.4 - 救 急 科(麻 酔) 合 計 34.9 25.7 15.7 15.3 14.7 放 射 線 診 断 科 歯 平成26年度 - 7.8 3.0 12.5 病床利用率 91.0% 90.5% 90.7% 90.2% 90.2% 90.1% 90.0% 89.5% 89.0% 88.8% 88.5% 88.0% 87.5% 平成 22年度 平成 23年度 平成 24年度 平成 25年度 平成 26年度 病床利用率は、入院患者の減少により前年度に比べ0.5%低下した。 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 救命センター 95.1% 91.6% 93.1% 93.0% 92.1% 3 号 94.0% 94.5% 93.3% 96.1% 97.5% 4 号 95.3% 96.8% 94.1% 97.5% 95.5% 5 号 72.0% 68.1% 63.5% 61.5% 60.6% 6 号 95.2% 94.9% 95.4% 97.8% 100.2% 7 号 100.0% 99.1% 97.2% 101.1% 101.1% 8 号 98.9% 98.0% 96.0% 100.4% 93.4% 9 号 82.7% 83.3% 81.9% 84.1% 84.3% 10号 89.5% 88.4% 87.1% 86.2% 86.6% 11号 93.2% 93.4% 93.2% 95.8% 96.3% 12号 78.8% 75.9% 76.6% 77.7% 76.5% ICU 90.6% 92.5% 92.1% 94.7% 95.2% 平 均 90.2% 90.1% 88.8% 90.7% 90.2% 病棟名 28 2 稼働統計 (単位:円) 3,700,000,000 3,600,000,000 3,500,000,000 3,400,000,000 3,300,000,000 3,200,000,000 3,100,000,000 3,000,000,000 2,900,000,000 2,800,000,000 2,700,000,000 外来稼働額 3,600,715,312 3,387,698,363 3,306,783,241 3,195,925,688 3,022,077,615 平成 22年度 平成 23年度 平成 24年度 平成 25年度 平成 26年度 診療科別外来稼働額は、特に消化器内科、救急科、心臓血管内科、総合内科等で増加した。 平成22年度 科 名 血 液 内 科 腎 臓 内 科 糖尿病・内分泌内科 総 合 精 神 内 神 経 内 科 - 科 22,073,332 56,947,068 212,262,058 295,753,201 271,087,186 60,066,150 81,020,423 62,207,016 132,988,191 56,878,991 61,286,202 18,963,688 7,684,825 21,689,427 360,599,109 82,173,212 65,463,826 51,976,035 8,702,461 220,202,560 304,148,697 76,189,086 15,719,042 3,022,077,615 科 呼 吸 器 内 科 消 化 器 内 科 外 科 乳腺内分泌外科 心 臓 血 管 内 科 小 整 児 形 科 外 科 形 成・ 美 容 外 科 脳 神 経 外 科 呼 吸 器 外 科 心 臓 血 管 外 科 皮 膚 科 泌 尿 器 科 産 婦 人 科 眼 科 耳 鼻 咽 喉 科 リ ハ ビ リ 科 放 射 線 治 療 科 放 射 線 診 断 科 救 急 科(麻 酔) 歯 科 口 腔 外 科 合 計 107,314,358 280,895,454 87,786,017 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 164,956,710 291,517,148 96,202,476 9,506,914 20,396,520 59,726,936 204,181,506 296,725,012 285,787,978 62,740,490 95,426,232 81,638,424 136,433,963 54,931,477 64,519,664 24,404,281 11,392,868 21,426,410 385,354,510 82,765,314 60,611,778 56,827,392 10,653,200 225,568,660 297,054,110 79,567,170 15,608,545 3,195,925,688 205,124,825 296,661,610 100,111,389 9,807,273 21,124,189 61,857,285 193,513,636 310,867,028 334,865,766 75,736,208 91,880,878 75,482,750 147,851,527 62,301,463 74,299,694 37,885,324 12,894,370 22,811,460 362,887,669 88,210,904 59,074,714 67,293,579 11,586,994 219,848,790 242,231,575 100,788,432 19,783,909 3,306,783,241 220,825,475 321,803,595 101,668,187 20,648,375 23,051,574 80,537,919 207,821,597 381,974,644 401,595,204 108,265,600 122,942,140 71,931,356 135,219,784 61,076,869 83,620,918 72,103,985 21,612,680 24,696,860 376,946,525 98,756,215 70,492,591 80,154,077 11,676,976 89,242,470 36,777,505 139,050,611 23,112,831 3,387,606,563 222,975,721 324,461,380 103,742,846 43,080,343 23,144,197 85,053,714 212,357,588 452,795,182 367,304,484 109,621,941 150,526,988 79,549,285 125,551,230 61,104,911 86,355,124 91,873,617 22,521,547 23,190,850 348,428,848 106,765,294 87,917,020 83,216,187 15,809,220 99,824,560 43,189,338 187,509,737 42,844,160 3,600,715,312 *平成23年4月総合内科を新設 *平成26年4月歯科より歯科口腔外科に標榜変更 29 入院稼働額 (単位:円) 14,000,000,000 13,000,000,000 11,000,000,000 12,856,357,976 12,524,901,729 12,000,000,000 12,061,549,263 11,763,155,767 12,002,106,288 10,000,000,000 9,000,000,000 8,000,000,000 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 診療科別入院稼働額は、特に心臓血管内科、外科、脳神経外科、整形外科等で増加した。 平成22年度 科 名 血 液 内 科 腎 臓 内 科 糖尿病・内分泌内科 総 合 精 神 内 神 経 内 科 - 科 - 科 呼 吸 器 内 科 消 化 器 内 科 外 科 乳腺内分泌外科 心 臓 血 管 内 科 小 整 児 形 科 外 科 形 成・ 美 容 外 科 脳 神 経 外 科 呼 吸 器 外 科 心 臓 血 管 外 科 皮 膚 科 泌 尿 器 科 産 婦 人 科 眼 科 耳 鼻 咽 喉 科 415,783,534 619,488,298 1,120,992,765 1,606,820,765 81,414,984 1,115,739,274 588,735,534 1,045,181,656 377,754,364 1,255,955,866 418,458,763 144,713,618 34,033,858 503,609,901 663,504,755 73,163,988 292,155,866 リ ハ ビ リ 科 放 射 線 治 療 科 - 6,708,246 放 射 線 診 断 科 救 急 科(麻 酔) 歯 科 口 腔 外 科 合 計 平成23年度 516,253,790 257,693,270 131,139,498 - 平成24年度 480,105,746 260,614,830 130,052,968 8,002,832 - 512,766,169 557,583,542 1,191,144,624 1,688,792,262 85,273,964 1,056,184,603 562,926,996 1,028,027,711 335,677,844 1,160,947,150 471,430,768 312,356,660 42,538,092 619,236,658 692,198,618 83,705,106 351,770,715 - 2,996,380 - 平成25年度 530,509,127 228,242,120 118,180,742 6,397,290 - 415,949,455 572,470,739 1,197,094,574 1,547,773,932 89,404,590 1,213,980,380 476,129,170 1,027,387,556 306,320,368 1,354,089,179 485,346,478 329,933,180 49,317,050 531,131,596 605,465,283 85,702,410 335,725,990 - 15,007,770 - 平成26年度 528,900,044 254,328,572 122,218,698 11,949,750 - 419,700,486 597,951,342 1,182,558,193 1,707,199,897 90,610,240 1,405,400,334 446,034,553 971,499,165 311,944,776 1,337,437,814 504,363,801 399,746,648 40,412,736 497,140,441 552,478,654 90,160,768 392,788,714 - 13,136,602 - 521,337,254 233,162,340 104,737,166 12,892,992 - 374,140,274 648,701,662 1,094,213,356 1,802,003,763 84,654,180 1,518,385,446 399,130,044 1,033,507,853 373,325,484 1,535,402,381 464,926,736 424,962,650 49,296,646 515,893,013 543,696,108 115,268,636 343,248,964 - 14,081,126 - 490,544,474 427,215,025 480,547,309 646,934,079 630,459,230 3,308,700 - - - 18,930,672 11,763,155,767 12,061,549,263 12,002,106,288 12,524,896,307 12,856,357,976 *平成23年4月総合内科を新設 *平成26年4月歯科より歯科口腔外科に標榜変更 30 一人一日当たり外来稼働額 (単位:円) 17,000 16,500 16,366 16,287 16,000 15,500 15,474 15,000 15,006 14,500 14,565 14,000 13,500 平成 22年度 平成 23年度 平成 24年度 平成 25年度 平成 26年度 診療科別一人一日当たり外来稼働額は、特に総合内科、放射線診断科、放射線治療科、救急科等で増加した。 平成22年度 科 名 血 液 内 科 腎 臓 内 科 糖尿病・内分泌内科 総 合 精 神 内 神 経 内 科 - 科 5,210 8,839 19,815 13,500 19,109 18,637 10,781 8,219 10,348 7,031 9,194 7,328 6,037 5,253 19,704 5,670 8,952 7,434 4,360 40,953 24,983 23,357 3,977 14,565 科 呼 吸 器 内 科 消 化 器 内 科 外 科 乳腺内分泌外科 心 臓 血 管 内 科 小 整 児 形 科 外 科 形 成・ 美 容 外 科 脳 神 経 外 科 呼 吸 器 外 科 心 臓 血 管 外 科 皮 膚 科 泌 尿 器 科 産 婦 人 科 眼 科 耳 鼻 咽 喉 科 リ ハ ビ リ 科 放 射 線 治 療 科 放 射 線 診 断 科 救 急 科(麻 酔) 歯 科 口 腔 外 科 合 計 平成23年度 30,740 26,507 10,774 40,077 27,878 10,982 6,075 5,181 8,148 20,689 14,163 20,339 18,133 10,740 10,043 10,665 6,507 10,015 8,068 6,896 5,139 20,245 5,649 8,590 7,627 4,558 40,461 26,124 23,070 3,885 15,006 *平成23年4月総合内科を新設 *平成26年4月歯科より歯科口腔外科に標榜変更 31 平成24年度 39,622 26,659 11,177 6,708 5,147 8,537 23,727 14,874 23,522 21,286 12,722 10,361 10,795 7,219 11,156 12,899 7,497 5,057 20,478 5,472 8,290 8,178 4,317 31,465 26,238 26,111 4,759 15,474 平成25年度 39,831 27,364 11,770 9,781 5,460 11,010 23,573 18,247 26,008 28,260 14,266 11,557 11,264 7,945 12,753 20,918 10,292 5,722 21,609 6,095 8,768 9,643 4,788 17,686 49,632 23,900 5,266 16,287 平成26年度 40,372 26,733 11,908 19,744 5,376 11,345 24,154 20,640 23,648 29,334 15,056 12,722 10,212 7,660 13,267 21,694 11,177 5,346 20,973 5,870 10,010 9,780 5,212 19,050 53,123 26,050 5,596 16,366 一人一日当たり入院稼働額 (単位:円) 69,000 68,000 68,534 67,000 66,000 66,343 65,000 65,206 64,000 64,387 63,000 62,904 62,000 61,000 60,000 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成 25年度 平成 26年度 診療科別一人一日当たり入院稼働額は、診療報酬改正の影響により特に眼科、救急科、心臓血管外科等で増加した。 平成22年度 科 名 血 液 内 科 腎 臓 内 科 糖尿病・内分泌内科 総 合 精 神 - - - - - 55,847 45,973 50,947 60,752 76,518 99,986 52,963 60,082 65,914 75,247 102,013 95,647 36,015 49,991 77,116 82,392 50,730 55,954 47,301 53,043 62,662 70,474 95,626 53,046 61,065 67,351 77,723 94,893 98,225 42,117 52,926 84,673 83,041 55,275 54,372 46,212 53,957 65,804 84,824 99,703 50,443 60,236 71,856 71,025 98,528 105,545 39,644 53,693 75,693 83,368 59,823 53,773 44,827 58,438 69,117 92,554 93,135 50,888 67,465 72,850 69,054 95,307 119,292 40,092 57,090 74,943 103,633 53,992 54,611 47,594 54,043 70,653 75,719 96,186 51,302 68,612 72,238 72,903 102,249 127,808 39,437 55,520 73,423 132,037 57,371 科 心 臓 血 管 内 科 児 科 外 科 形 成・ 美 容 外 科 脳 神 経 外 科 呼 吸 器 外 科 心 臓 血 管 外 科 皮 58,828 43,019 39,037 43,705 科 乳腺内分泌外科 形 55,709 44,393 41,234 37,696 科 外 整 57,897 43,392 37,435 40,489 平成26年度 内 消 化 器 内 科 膚 科 泌 尿 器 科 産 婦 人 科 眼 科 耳 鼻 咽 喉 科 - 57,047 46,630 38,938 44,960 平成25年度 科 呼 吸 器 内 科 小 54,360 42,956 36,397 平成24年度 内 神 経 平成23年度 リ ハ ビ リ 科 - - - - - 放 射 線 治 療 科 38,115 41,616 47,644 84,752 80,926 放 射 線 診 断 科 - - - - 救 急 科(麻 酔) 151,076 49,384 62,904 127,679 141,922 110,738 歯 科 口 腔 外 科 合 計 - - - 64,387 65,206 66,343 *平成23年4月総合内科を新設 *平成26年4月歯科より歯科口腔外科に標榜変更 32 - 126,751 63,526 68,534 外来稼働額診療行為別割合 放射線治療料 2.4% 精神科専門療法料 放射線治療料 0.4% 2.4% 精神科専門療法料 0.4% その他 4.9% 再診料 4.9% 再診料 在宅管理料 3.2% その他 3.2% 初診料 リハビリテーション料 2.4% 0.4% 初診料 0.4% 2.4% リハビリテーション料 5.3% 指導料 5.3% 指導料 投薬料3.0% 在宅管理料 画像診断料 3.0% 4.3% 20.1% 投薬料 画像診断料 4.3% 20.1% 注射料 19.0% 注射料 検査料 22.2% 手術料 22.2% 手術料 検査料 処置料 19.0% 8.5% 処置料 3.9% 8.5% 3.9% 入院稼働額診療行為別割合 検査料 リハビリ テーション料 リハビリ 2.3% テーション料 2.3% その他 1.2% 検査料 画像診断料1.2% 0.4% 在宅管理料 0.1% 在宅管理料 指導料 0.1% 0.7% 画像診断料 指導料 0.4% 0.7% 0.6% その他 手術料 0.6% 手術料 28.1% 28.1% 入院料 (包括評価・ 入院料 初診・食事含む) (包括評価・ 63.7% 初診・食事含む) 処置料 1.2% 処置料 精神科専門療法料 1.2% 63.7% 0.02% 精神科専門療法料 注射料 0.02% 放射線治療料 0.8% 放射線治療料 0.5% 0.3% 0.3% 平成22年度 外 来 一日平均(人) 平均通院日数(日) 一人一日当たり外来稼働額(円) 延数(人) 入 院 一日平均(人) 病床利用率(%) 平均在院日数(日) 一人一日当たり入院稼働額(円) 室料差額1日当たり(円) 投薬料 0.5% 年度別比較表 延数(人) 注射料 投薬料 0.8% 207,485 857.4 8.3 14,565 187,003 512.3 90.2 12.9 62,904 565,169 平成23年度 212,976 876.4 8.3 15,006 187,328 511.8 90.1 12.7 64,387 558,441 33 平成24年度 213,701 872.2 8.2 15,474 184,064 504.3 88.8 12.5 65,206 532,559 平成25年度 207,999 852.5 7.9 16,287 188,789 517.2 90.7 13.1 66,343 508,317 平成26年度 220,007 905.4 8.3 16,366 187,590 513.9 90.2 13.5 68,526 530,242 3 域医療支援・急性期紹介率 地域医療支援病院紹介率は平成26年度4月より「地域医療支援病院のあり方検討」に拠り、紹介率計算式と紹介 率の定義が全く変わり、時間外や休日深夜、救急車による紹介を除くこととなり、いわゆる時間内での紹介率のみを さすこととなった。従って前年との単純比較は現実的ではないが、平成26年度は前年の86.6%に比べて3.3%増の 88.9%と安定的な数値となった。科別の統計については地域医療支援病院紹介率では計算式の大幅変更を受けて、26 年度からの科別数値を変更した。 紹介率推移(急性期) 紹介率推移 ( 地域医療支援病院 ) (単位:%) (単位:%) 75 70 70.0% 65 60 65.3% 65.8% 62.2% 55 50 45 40 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 90.0 88.0 86.0 84.0 82.0 80.0 78.0 76.0 74.0 72.0 70.0 88.9% 86.6% 79.1% 診療科別紹介率・急性期病院紹介率(%) 診 療 科 平成24年度 (H26年より計算後紹介患者数は、時間外等除いてある) 平成25年度 平成26年度 紹介 紹介率 紹介 紹介率 紹介 紹介率 紹介 紹介率 患者数 (%) 患者数 (%) 患者数 (%) 患者数 (%) 糖尿病内分泌内科 258 腎 臓 内 科 188 血 液 内 科 179 精 神 科 46 神 経 内 科 581 呼吸器内科 840 消 化 器 内 科 1,098 心臓血管内科 463 小 児 科 1,011 外 科 569 乳腺内分泌外科 131 整 形 外 科 696 形成美容外科 664 脳神経外科 556 呼吸器外科 122 心臓血管外科 115 皮 膚 科 352 泌 尿 器 科 702 産 婦 人 科 635 眼 科 596 耳鼻咽喉科 883 麻 酔 科 0 放 射 線 科 714 リハビリ科 1 歯科口腔外科 59 救 急 科 160 総 合 内 科 127 計 11,746 61.3 60.6 73.4 49.0 82.7 78.0 53.0 74.9 191.4 67.8 76.6 43.7 58.7 73.2 95.7 68.2 56.5 63.6 49.5 73.7 72.2 0.0 96.0 50.0 4.8 59.8 20.1 62.2 H26年度 地域医療支援病院紹介 (初診紹介数で非保険含む・6才未満計算後) 平成23年度 H25年度 H24年度 291 62.6 234 56.1 265 69.0 207 50.4 210 54.1 231 60.6 218 69.4 233 55.5 225 61.3 60 63.6 48 50.9 43 63.7 544 86.9 537 95.9 609 90.6 864 86.2 885 80.6 882 83.2 1,092 59.1 1,051 63.9 1,189 69.0 591 88.5 517 82.4 529 87.0 1,082 178.6 941 151.8 937 204.1 531 64.5 561 73.0 553 85.5 135 82.3 157 79.7 132 74.6 660 42.8 667 48.6 675 68.9 738 59.6 768 61.5 790 61.2 580 73.6 594 87.1 570 91.4 138 107.5 127 110.4 146 77.8 108 76.8 156 86.6 163 88.1 395 53.5 389 55.1 383 64.7 713 67.8 705 71.6 702 78.9 622 45.7 705 49.6 741 50.7 657 78.3 673 80.5 474 71.7 1,092 75.8 1,134 85.8 1,084 98.3 0 0.0 0 0.0 0 0.0 743 93.7 690 91.1 708 97.8 2 33.3 6 42.9 16 88.9 140 10.7 36 2.9 624 31.3 155 69.2 162 61.9 285 60.0 122 19.2 163 22.4 171 21.9 12,480 65.3 12,349 65.8 13,127 70.0 34 平成24年度 平成25年度 平成26年度 紹介+ 紹介率 紹介+ 紹介率 紹介+ 紹介率 救急入院 (%) 救急入院 (%) 救急入院 (%) 334 265 263 60 689 1,039 1,471 768 1,336 826 139 909 759 976 195 125 405 839 700 659 1,145 0 745 2 140 395 134 15,184 116 264 126.8 252 132.2 271 63.2 44 120.9 708 117.7 1,049 120 1,413 140.4 796 167.2 1,165 173.9 776 87.4 160 65 901 70.5 761 118.9 971 184 202 106.8 180 63.7 389 101.5 776 55.5 759 79.2 702 96.0 1,185 0 0 96 705 33.3 10 10.9 18 32.7 588 27.1 173 79.1 15,218 109.1 126.0 124.3 41.9 127.3 118.1 130.0 168.6 171.1 147.0 241 200 210 40 562 749 992 409 725 448 106 110.5 118.6 44.9 124.1 123.4 148.1 270.9 223.8 222.9 95.6 134 91.8 81.5 552 67.5 765 120.2 373 172.6 96 100.0 151 60.1 379 94.7 653 57.2 683 81.1 495 106.2 1,055 0 0 98.1 703 45.5 16 1.5 572 33.7 51 29.6 160 86.6 11,414 114.0 69.4 227.4 192.0 117.1 65.0 90.9 53.2 76.6 110.6 0 97.1 123.1 29.5 22.5 26.1 88.9 4 経営状況 損益計算書 入院及び外来患者一人一日当たりの診療単価の増加に伴い、医業収益は増加した。支出(費用)については、手術 数の増加及び高度先進医療に対応した高額な手術材料を使用する手術や抗がん剤治療等の増加に伴い、材料費が増加 した。また安心・安全な高度専門医療を提供するための人員増等により給与費が増加した。 収入(収益) (単位:円) 医 業 収 益 入院診療収益 室料差額収益 外来診療収益 その他医業収益 保険料査定減 医 業 外 収 益 医療社会事業収益 付 帯 事 業 収 益 特 別 利 益 収 益 合 計 平成22年度 15,211,656,191 11,756,946,860 211,225,760 2,963,957,099 306,967,362 ▲27,440,890 842,468,312 22,594,329 48,553,862 13,629,000 16,138,901,694 平成23年度 15,571,610,245 11,986,267,344 207,036,680 3,122,012,017 284,954,537 ▲28,660,333 803,038,531 35,275,984 48,306,280 399,160,512 16,857,391,552 平成24年度 16,103,906,860 12,378,035,650 198,601,445 3,279,452,094 287,309,816 ▲39,492,145 838,744,525 10,737,561 51,000,343 47,911,980 17,052,301,269 平成25年度 16,424,567,267 12,591,011,522 199,110,664 3,373,142,029 298,915,625 ▲37,612,573 826,231,906 18,052,557 49,183,417 11,421,946 17,329,457,093 平成26年度 17,067,937,369 13,016,830,127 205,947,649 3,580,736,541 307,780,432 ▲43,357,380 1,123,714,646 28,728,597 53,997,002 5,886,951 18,280,264,565 支出(費用) 費 与 料 給 材 経 委 託 研 究 研 修 設 備 関 係 医 業 外 費 医 療 奉 仕 費 付 帯 事 業 費 特 別 損 失 費 用 合 用 費 費 費 費 費 費 用 用 用 等 計 平成22年度 14,498,166,733 7,753,979,442 3,831,208,381 743,818,000 862,498,310 74,120,903 1,232,541,697 395,681,094 97,530,678 31,411,087 93,490,451 15,116,280,043 平成23年度 15,007,672,091 8,158,423,860 4,097,335,824 595,004,497 886,107,836 71,963,501 1,198,836,573 338,177,993 125,972,271 33,873,745 213,832,218 15,719,528,318 平成24年度 15,413,256,640 8,468,820,129 4,381,105,803 597,270,102 689,904,282 72,450,709 1,203,705,615 457,785,481 101,676,421 37,709,373 287,416,307 16,297,844,222 平成25年度 16,422,939,577 8,936,342,578 4,629,347,124 866,083,758 738,672,711 78,769,102 1,173,724,304 461,627,035 107,191,248 34,385,680 33,826,095 17,059,969,635 平成26年度 16,969,617,599 9,258,374,595 4,816,929,589 724,878,250 776,250,825 85,544,385 1,307,639,955 467,913,628 117,351,209 39,808,615 24,374,334 17,619,065,385 医 損 収 支 益 713,489,458 1,022,621,651 563,938,154 1,137,863,234 690,650,220 754,457,047 1,627,690 269,487,458 98,319,770 661,199,180 平成22年度 平成23年度 医 業 療 貸借対照表 産 産 産 資 計 8,509,110,960 5,877,042,040 188,154,454 2,399,653,029 16,973,960,483 9,804,499,202 5,871,785,761 180,800,202 2,760,559,089 18,617,644,254 平成24年度 11,342,897,474 5,514,031,899 175,122,791 2,598,518,963 19,630,571,127 平成25年度 12,407,471,798 5,707,249,437 259,749,187 2,482,399,888 20,856,870,310 平成26年度 11,203,007,180 7,150,634,490 258,840,854 2,319,941,064 20,932,423,588 流 動 負 債 固 定 負 債 基 本 金 基 金 積 立 金 利 益 剰 余 金 負債及び基金合計 2,014,424,450 4,425,989,977 31,918,686 16,446,233 10,485,181,137 16,973,960,483 2,406,042,511 4,540,192,453 31,918,686 16,446,233 11,623,044,371 18,617,644,254 2,359,525,508 4,845,179,282 31,918,686 16,446,233 12,377,501,418 19,630,571,127 3,004,608,306 5,156,908,209 31,918,686 16,446,233 12,646,988,876 20,856,870,310 2,193,017,046 5,382,853,567 31,918,686 16,446,233 13,308,188,056 20,932,423,588 流 動 比 率 自 己 資 本 比 率 422.4% 62.1% 407.5% 62.7% 480.7% 63.3% 412.9% 60.9% 510.8% 63.8% 流 動 資 有 形 固 定 資 無 形 固 定 資 投 資 産 合 35 医業収益に対する費用の割合 120.0% 設 備 関 係 費 100.0% 研 究 研 修 費 委 80.0% 託 経 60.0% 40.0% 費 費 材 料 費 給 与 費 20.0% 0.0% 平成 22年 平成 23年 平成 24年 平成 25年 平成 26年 医業収益に対する費用の割合(%) 医 業 収 費用内訳 給 与 材 料 益 費 費 経 費 委 託 研 究 設 医 研 備 業 費 修 関 費 係 用 費 費 計 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 100% 51.0% 25.2% 4.9% 5.7% 0.4% 8.1% 95.3% 100% 52.4% 26.3% 3.8% 5.7% 0.5% 7.7% 96.4% 100% 52.6% 27.2% 3.7% 4.3% 0.4% 7.5% 95.7% 100% 54.4% 28.2% 5.3% 4.5% 0.5% 7.2% 100.0% 100% 54.2% 28.2% 4.3% 4.6% 0.5% 7.7% 99.4% 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 101.6 100.0 66,694 16,217 6,159 4,815 103.7 100.6 69,390 16,276 6,162 5,020 平成25年度 平成26年度 経営分析 総費用対総収益比率(%) 医業費用対医業収益比率(%) 患者一人当たり診療収入・入院(円) 患者一人当たり診療収入・外来(円) 患者一人当たり薬品費(円) 患者一人当たり診療材料費(円) 106.8 104.9 62,780 14,285 5,336 3,879 107.2 103.8 63,985 14,659 5,843 3,806 104.6 104.5 67,249 15,346 6,022 4,449 キャッシュ・フロー計算書 平成22年度 平成23年度 業務活動によるキャッシュ・フロー(円) 1,911,192,751 平成24年度 1,910,392,641 1,936,531,995 1,704,031,570 793,699,123 212,990,231▲1,440,631,682▲1,340,822,225 ▲746,851,732▲3,237,924,598 財務活動によるキャッシュ・フロー(円) ▲313,237,492 ▲41,779,938 ▲1,262,011 ▲1,170,882 ▲887,646 現金及び現金同等物の増加額(円) 1,810,945,490 427,981,021 594,447,759 956,008,956▲2,445,113,121 投資活動によるキャッシュ・フロー(円) 36 5 光熱水費・営繕工事状況 光熱水費 光熱水費全体では、対前年比3.8%、約1,131万円の増加となった。 内 訳 は、 電 気 56,900kw減・1,431万 円 増、 ガ ス 462 ㎥ 減・313万 円 増、 水 道 7,343 ㎥・154万 円 減、 灯 油 44,000ℓ・458万円減。 光熱水費の削減に努めた結果、前年より使用量は削減することができたが、消費税増税と電気単価上昇の影響もあ り、費用は増加となった。 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 電 気 料 金 (円) 125,499,964 127,788,946 142,710,381 171,178,183 185,483,934 電 気 使 用 量 (kw) 8,843,952 8,130,825 8,106,192 8,350,776 8,293,876 ガ ス 料 金 (円) 21,135,558 20,878,351 21,938,609 24,102,926 27,230,364 ガ ス 使 用 量 (㎥ ) 364,878 348,893 358,726 375,637 375,175 水 道 料 金 (円) 57,603,789 52,444,226 49,435,669 48,991,843 47,450,146 水 道 使 用 量 (㎥ ) 171,163 155,035 141,314 141,560 134,217 灯 油 料 金 (円) 39,328,000 46,855,528 45,462,555 50,500,800 45,923,760 灯 油 使 用 量 (ℓ ) 594,000 594,000 534,000 574,000 530,000 金 額 合 計 (円) 243,567,311 247,967,051 259,547,214 294,773,752 306,088,204 営繕工事 内視鏡室や手術室を中心に、患者等の利便性を考慮した改修工事を行った。 100万円以上の営繕工事 (単位:円) 工事内容 金 額 1,684,800 1,649,160 2,408,400 2,214,000 2,084,400 10,040,760 内視鏡検査室患者待合改修工事 手術室待合ホール仕切り工事 内視鏡室空調機更新工事 手術室空気清浄度測定及びフィルター交換工事 放射線撮影室空調機更新工事 合 計 37 竣工日 平成26年 5月17日 平成26年 6月22日 平成26年 7月20日 平成26年10月 5日 平成27年 1月18日 6 在職職員数の推移 (平成27年3月31日現在) 在職職員数の推移(職種別)平均年齢 37.5 ヶ月 平均在職年数 9年7ケ月 (単位:人) 平成22年度 職 種 医 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 常勤 非常勤 常勤 非常勤 常勤 非常勤 常勤 非常勤 常勤 非常勤 師 95 40 103 46 101 46 104 54 119 61 専 攻 医 28 33 30 29 26 研 修 医 24 25 26 26 24 薬 剤 師 23 25 27 32 31 看 護 師 564 49 578 47 613 42 614 45 637 44 3 5 3 4 3 3 3 3 3 1 39 9 42 12 40 18 1 18 1 准 看 護 師 6 看 護 助 手 39 40 理 学 療 法 士 9 10 11 14 作 業 療 法 士 7 7 8 10 12 言 語 聴 覚 士 2 2 2 4 4 マ ッ サ ー ジ 師 1 1 1 1 1 臨 床 工 学 技 士 11 13 12 12 12 臨 床 検 査 技 師 29 30 29 心 理 判 定 士 1 1 臨 床 心 理 士 1 1 2 30 3 1 33 1 1 診療放射線技師 22 23 24 24 26 管 理 栄 養 士 8 9 11 11 10 栄 士 1 1 1 1 1 歯 科 衛 生 士 3 4 4 5 6 視 能 訓 練 士 1 社 会 福 祉 士 6 養 事 医 ( 務 事 厚 課 生 会 2 2 1 2 7 1 7 4 2 1 7 2 1 9 員 82 10 93 11 103 11 104 10 116 8 員 16 1 16 1 17 1 19 7 24 10 3 5 3 6 3 5 3 8 5 ) 業 務 員 5 調 理 師 12 12 11 10 8 技 能 労 務 員 6 6 6 9 8 そ 他 2 2 2 2 2 計 1,002 電 話 交 換 手 の 合 110 1,052 115 1,097 119 1,120 140 1180 156 業務委託・派遣事務員 平成22年度 職 種 医 救 事 急 外 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 課 61 66 67 66 66 来 11 10 11 11 10 38 7 実習受入一覧 医療職関係の実習病院として、将来の医療を担う人材育成や、医療人のスキルアップのための実習受入れを行なっ ている。前年度に比べ、実習生数は約11.9%増加、延日数は約9.9%増加した。 平成24年度 職 種 医 教育施設名/所属施設名 師 平成25年度 平成26年度 実習生数 実習生数 実習生数 延日数 延日数 延日数 (実人数) (実人数) (実人数) 群馬大学 45 424 54 474 自治医科大学 - - - - 埼玉医科大学 - - - - 北里大学 - - - 日本医科大学 - - 1 筑波大学 - 54 2 2 1 463 36 38 15 10 - - 1 10 - - - - - - 46 22 2 3,288 75 17 116 1 457 472 56 75 15 492 901 160 2 12 44 24 - - 509 10 1 52 3,773 158 4 147 - - 64 72 2 3 548 479 48 63 9 18 - - 435 11 4 31 3,389 158 34 124 - - 34 82 2 5 3 50 103 4 501 521 56 110 15 600 925 336 2 11 1 483 9 1 29 1 45 74 2 4 3 41 105 2 - - - - 臨 床 検 査 技 師 群馬大学 - - 1 10 - - 信州大学 1 5 - - - - 帝京大学 - - - - 2 1 2 46 33 46 92 32 92 10 40 15 30 10 40 1 2 3 4 1 1 3 4 57 56 75 92 5 16 45 40 - - 4 40 茨城県立医療大学 桐生大学 群馬県看護協会 群馬県立県民健康科学大学 群馬大学 群馬大学医学部附属病院 群馬パース大学 看 護 師 国際医療福祉大学 上武大学 高崎健康福祉大学 日本看護協会 日本赤十字看護大学 日本赤十字幹部看護師研修センター 前橋高等看護学院 前橋東看護学校 北里大学保健衛生専門学院 岐阜医療科学大学 臨床工学技士 太田医療技術専門学校 北里大学保健衛生専門学院 太田医療技術専門学校 救 急 救 命 士 救急救命東京研修所 晃陽看護栄養専門学校 東洋パラメディカル学院 桐生大学 管 理 栄 養 士 女子栄養大学 栄 養 高崎健康福祉大学 東日本栄養医薬専門学校 士 (旧 東日本ふくし・栄養士専門学校) 明和学園短期大学 群馬県立県民健康科学大学 診療放射線技師 国際医療福祉大学 日本救急撮影技師認定機構 39 - - 44 122 3 1 528 774 230 2 - - 3 30 - - 4 40 4 1 4 2 2 1 3 1 4 1 5 1 5 1 5 4 80 2 1 20 392 106 2 2 70 2 10 388 104 - - 3 69 2 3 15 371 102 6 - - 1 20 平成24年度 職 種 教育施設名/所属施設名 前橋医療福祉専門学校 群馬医療福祉大学附属リハビリ専門学校 (旧:群馬社会福祉大学付属医療福祉専門学校) 群馬大学 理 学 療 法 士 群馬パース大学 高崎健康福祉大学 前橋医療福祉専門学校 言 語 聴 覚 士 目白大学 社 会 福 祉 士 群馬医療福祉大学 15 2 34 4 4 1 4 4 9 23 1 2 2 5 20 57 - - 2 35 1 1 1 1 19 1 19 1 19 24 1 1 1 1 2 66 15 12 34 27 46 4 1 1 1 1 69 39 33 34 28 26 1 1 1 1 71 39 33 34 29 - - - - - - 145 80 20 15 163 - 2 2 28 20 4 8 7 40 107 68 - - - - 5 210 54 1 4 5 212 千葉科学大学 1 4 1 9 9 1 2 3 - - - - 帝京平成大学 - - 1 54 星薬科大学 - - - - 1 1 53 54 1 967 10 8,566 - - - - 1,005 8,335 1,123 9,140 大原簿記情報ビジネス医療福祉専門学校 医療事務・医療秘書 中央情報経理専門学校 東京医療秘書福祉専門学校 前橋医療福祉専門学校 高崎健康福祉大学 師 1 - 太田医療技術専門学校 剤 平成26年度 実習生数 実習生数 実習生数 延日数 延日数 延日数 (実人数) (実人数) (実人数) 群馬医療福祉大学附属リハビリ専門学校 (旧:群馬社会福祉大学付属医療福祉専門学校) 作 業 療 法 士 群馬大学 富士修紅学院健康科学大学 薬 平成25年度 養 護 教 諭 東京福祉大学 合計 40 8 図書室の利用統計等 1.図書室利用教育・指導実績 ※日常業務での利用案内、文献検索指導は除く 内 容 対象 ①新入職医師 ②メディカルスタッフ ③新人看護師 ①看護研究グループ ①研修医 オリエンテーション・図書室見学ツアー 文献検索指導 オリエンテーション・見学ツアー・文献検索指導 開催月日 4月1日 4月2日 4月10日 4月7日~ 18日 4月11日 回数 1 1 1 15 1 2.図書室概要 平成26年度の受入数は図書244冊(購入 和書197冊、洋書17冊、DVD3枚 寄贈(和書)27冊)増加した。 (1)蔵書数 年度 蔵書数 平成26年度 (3)受入データベース 1 医中誌web版 同時アクセス数3-4 2 JdreamⅢ 同時アクセス数3 3 メディカルオンライン 4 最新看護索引Web 同時アクセス数1 内 訳 5,715 474 30 802 和書 洋書 7,021 DVD 製本雑誌 5 6 7 8 (2)雑誌購読タイトル数 購入雑誌 総 167誌 和雑誌 110誌 12誌 洋雑誌プリント版 45誌 洋雑誌電子版 3.利用統計 (1)図書・雑誌貸出状況 4月 5月 6月 77 51 53 図 書 雑 誌 88 90 107 合計 165 141 160 7月 34 69 103 8月 48 68 116 UpToDate SpringerLinkHospitalEdition MEDLINEwithFullText(EBSCO) CINAHL withFullText(EBSCO) 9 月 10 月 11 月 12 月 42 63 34 44 72 57 65 78 114 120 99 122 1月 58 92 150 2月 41 96 137 3月 40 94 134 合計 585 976 1,561 (2)部門別貸出件数 医局 図 書 雑 誌 合計 186 368 554 看護部 318 462 780 薬剤 検査 4 7 11 放射線 リハビリ 事務・ 栄養士 衛生士・ 視能訓練士 10 3 13 12 63 75 15 29 44 20 18 38 8 12 20 ME 学生/研修生 その他 4 9 13 9 4 13 合計 586 975 1,561 1,388 1,269 1,232 1,200 976 889 769 661 552 585 図書 雑誌 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 図書 雑誌 (3)データベース利用状況 4月 5月 474 371 医中誌 メディカルオンライン 882 789 889 1,269 6月 458 1,179 7月 381 920 661 1,232 8月 367 853 769 1,388 552 1,200 9月 10月 11月 12月 268 371 239 277 607 1015 640 601 医中誌:ログイン回数 メディカルオンライン:ダウンロード数 41 585 976 1月 2月 337 303 693 1,162 3月 合計 246 4,092 548 9,889 4.相互貸借業務 前年度と比較し、当院からの申込件数が、他施設からの受付件数を若干上回ったが、ほぼ横ばいである。昨年度か ら参加している日赤図書室協議会での赤十字会員施設文献無料化の影響から電子ジャーナルの依頼が増加傾向にあ る。依頼件数には当室が所蔵している資料の複写や電子ジャーナルのダウンロード数は含んでいない。 (1)相互貸借数(依頼数・受付数) 国内雑誌 外国雑誌 電子ジャーナル 依頼 388 104 197 受付 482 73 24 (2)月別申し込み件数(前橋日赤⇒他施設) 4月 5月 6月 7月 依頼先 日 赤 24 39 38 31 大学図書館 31 23 19 15 病院図書室 3 6 5 7 県内病院図書室 1 0 2 0 文 献 業 者 2 0 0 1 そ の 他 2 0 2 2 合 計 63 68 66 56 (3)部門別申し込み件数 医局 看護部 480 薬剤部 181 8月 25 16 4 0 1 0 46 検査部 20 9月 35 16 6 0 0 1 58 合 計 13 24 10月 24 21 2 2 3 1 53 事務部 6 図 書 11月 34 10 0 1 0 1 46 リハビリ 14 702 603 12月 29 9 2 0 2 1 43 1月 67 16 1 0 0 0 84 2月 39 9 3 0 0 1 52 3月 46 14 0 6 1 0 67 合計 431 199 39 12 10 11 702 合 計 1 702 (4)科別申込件数(件:実利用者数(人) ) 部署名 件数 人数 総 合 内 科 22 2 精 神 科 1 1 神 経 内 科 11 1 呼 吸 器 内 科 24 2 消 化 器 内 科 18 6 外 科 17 3 心臓血管内科 2 2 小 児 科 26 2 部署名 件数 人数 整 形 外 科 3 2 形成・美容外科 45 3 脳 神 経 外 科 28 2 呼 吸 器 外 科 20 3 心臓血管外科 6 1 皮 膚 科 43 1 泌 尿 器 科 8 2 産 婦 人 科 1 1 (5)月別受付件数(他施設⇒前橋日赤) 4月 5月 6月 7月 受付先 日 赤 47 71 43 28 大学図書館 0 1 1 0 病院図書室 15 20 18 19 県内病院図書室 6 2 2 0 そ の 他 0 0 0 0 合 計 68 94 64 47 8月 20 0 18 0 0 38 900 800 700 600 部署名 件数 人数 集中治療科・救急科 153 13 病理診断科 2 1 歯科・口腔外科 26 1 健 診 部 6 1 研 修 医 18 5 看 護 部 181 27 薬 剤 部 20 6 検 査 部 6 2 9月 22 1 6 2 0 31 10 月 55 0 10 0 0 65 11 月 29 0 13 3 0 45 12 月 19 0 8 1 0 28 部署名 件数 人数 リハビリテーション課 1 1 事 務 部 2 1 図 書 室 3 1 栄 養 課 9 2 計 1月 23 1 2 5 0 31 817 740 718 607 500 632 628 702 603 565 457 依頼 受付 400 300 200 100 0 依頼 受付 2月 25 0 5 3 0 33 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 740 607 565 457 817 632 42 628 718 702 603 702 3月 39 2 15 3 0 59 95 合計 421 6 149 27 0 603 9 手術室統計 総手術件数が6,589件となり、過去最高数を示した。年度の代わりで529件の増加は過去最高である。呼吸器外科、 整形外科、脳神経外科および歯科で過去最高数となった。緊急手術件数も800件となり、過去最高数を示した。外科・ 消化器外科および脳神経外科で過去最高数となった。緊急手術の割合は平成26年度12.3%であった。 予定緊急別手術件数 平成25年度 予定・緊急 予 定 平成26年度 緊 急 計 予 定 緊 急 計 外科・消化器外科 830 283 1,113 808 284 1,092 呼 吸 器 外 科 238 19 257 252 18 270 心 臓 血 管 外 科 195 36 231 190 28 218 泌 科 682 38 720 718 57 775 科 163 1 164 166 0 166 科 789 132 921 818 134 952 脳 神 経 外 科 107 169 276 144 176 320 形 科 790 17 807 1,081 21 1,102 耳 鼻 咽 喉 科 479 22 501 466 11 477 産 科 462 69 531 477 69 546 眼 科 525 1 526 587 2 589 歯 科 6 0 6 74 0 74 他 7 0 7 8 0 8 5,273 787 6,060 5,789 800 6,589 尿 皮 整 器 膚 形 外 成 外 婦 そ 人 の 合 計 麻酔別手術件数 平成25年度 管理・麻酔法 全身麻酔 平成26年度 局所麻酔 計 全身麻酔 局所麻酔 計 外科・消化器外科 1,053 60 1,113 1,043 49 1,092 呼 吸 器 外 科 244 13 257 262 8 270 心 臓 血 管 外 科 101 130 231 104 114 218 泌 科 265 455 720 355 420 775 科 10 154 164 3 163 166 科 612 309 921 613 339 952 脳 神 経 外 科 183 93 276 201 119 320 形 科 399 408 807 453 649 1,102 耳 鼻 咽 喉 科 455 46 501 440 37 477 産 科 406 125 531 411 135 546 眼 科 29 497 526 33 556 589 歯 科 5 1 6 60 14 74 他 6 1 7 4 4 8 3,768 2,292 6,060 3,982 2,607 6,589 尿 皮 整 そ 器 膚 形 外 成 外 婦 人 の 合 計 43 10 放射線診断科部統計 検査・治療の総人数は近年増え続け、平成26年度は7,712人の増加であった(前年比106.6%) 。多くの項目は前年 を上回ったけれども、骨塩定量・消化器AG・ポータブル・核医学のSPECT /シンチが昨年度より若干減少した。 健診人数は例年とほぼ変わらず、その内訳は胸部4,985人、マンモグラフィー 925人(オプション819人・さわや か106人)、胃透視557人、骨塩定量175人であった。胃透視は減少傾向にあるが、毎年健診の内訳比率に大きな変化 はありません。その他PET健診者が46人おりましたが、統計上PET健診者数は健診の中には含んでおりません。 検査・治療人数の推移 130,000 150,000 145,000 135,000 120,000 130,000 115,000 125,000 120,000 110,000 人︶ : 115,000 110,000 105,000 検査・治療件数︵単位 件︶ 検査・治療人数︵単位 140,000 : 125,000 105,000 100,000 検査・治療人数 検査・治療件数 平成22年度 平成 23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 111,133 126,665 109,079 125,301 114,447 128,735 117,275 131,561 124,987 146,847 100,000 項目別検査・治療人数の推移 項 目 一般撮影 マンモグラフィー 単純 パノラマ 骨塩定量 消化器 脳血管 AG 放射線 心臓血管 透視撮影 ポータブル CT MRI SPECT・シンチ 核医学 PET コピ- 放射線治療 健診 総検査・治療人数 総検査・治療件数 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 前年度比% 41,694 308 301 358 290 96 63 777 2,805 13,008 24,654 6,713 1,558 1,358 5,350 5,182 6,618 111,133 126,665 40,981 363 329 360 280 91 101 906 2,512 13,955 23,792 6,201 1,444 1,293 5,546 4,520 6,405 109,079 125,301 41,463 424 366 397 287 126 136 940 2,420 13,826 24,885 7,048 1,475 1,347 6,384 6,242 6,681 114,447 128,735 40,742 437 398 480 247 153 83 1,171 2,388 14,354 26,254 7,276 1,442 1,339 7,533 6,353 6,625 117,275 131,561 43,587 447 675 443 241 205 98 1,197 2,654 13,946 28,569 7,651 1,410 1,426 8,986 6,810 6,642 124,987 146,847 107.0 102.3 169.6 92.3 97.6 134.0 118.1 102.2 111.1 97.2 108.8 105.2 97.8 106.5 119.3 107.2 100.3 106.6 111.6 *放射線治療装置更新のため平成22年12月より平成23年6月末まで放射線治療業務を停止した。 治療再開の平成23年7月より放射線治療の統計方法が変更されている。 *平成25年度より、新RISの集計方法による統計に変更した(過去3年分も新RISにて再集計した)。 *健診の人数は胸部・マンモ・骨塩・胃透視の合計であり、PET/CTは含まない。 44 11 臨床検査科部統計 検査統計は全体で2,984,130件、前年度比190,654件(106.8%)の増加であり、一般検査(98.5%)以外の項目で 前年を上回った。特に、生化学検査は108.4%と大きな伸びを示した。他の分野は、生理103.4%、血液102.6%、免疫・ 輸血103.3%および細菌103.2%であった。 輸血製剤の使用状況はRBC-LRが9,829単位で前年度と比較して431単位の増加、FFP-LRは4,710単位で1,383単位 の減少、PCは9,345単位で170単位の増加であった。 廃棄数はRBC-LRが40単位で前年度と比較して16単位減少した。FFP-LRは72単位で10単位増加した。PCは110単 位で40単位増加した。 自己血は66名(使用総量39,084ml)が使用し、前年と比較して25名の減少だった。使用総量も17,416ml減少した。 検査件数(年度別比較) 平成22年度 分 野 臨 床 化 学 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 1,856,894 1,942,153 1,961,970 2,064,262 2,236,969 一 般 81,501 86,641 84,193 84,342 83,043 生 理 54,420 55,762 55,501 58,279 60,267 血 液 244,235 270,771 291,740 311,209 319,371 免 疫・ 輸 血 184,434 193,398 199,739 209,510 216,523 62,353 64,341 65,250 65,874 67,957 2,483,837 2,613,066 2,658,393 2,793,476 2,984,130 細 菌 合 計 検査件数(外来・入院・健診・外来委託・入院委託) 分 野 外 来 臨 床 化 学 入 院 健 診 外来委託 入院委託 合 計 1,274,846 842,105 99,206 15,536 5,276 2,236,969 一 般 48,747 16,860 9,044 8,352 40 83,043 生 理 34,706 9,945 15,616 0 0 60,267 血 液 165,671 143,551 8,831 674 644 319,371 免 疫 輸 血 104,587 63,987 21,152 19,965 6,832 216,523 23,059 43,725 0 1,072 101 67,957 1,651,616 1,120,173 153,849 45,599 12,893 2,984,130 細 菌 合 計 委託検査(年度別推移) 平成22年度 委 託 検 査 42,601 平成23年度 平成24年度 51,918 51,699 45 平成25年度 51,333 平成26年度 58,492 血液製剤 購 入 数 使 用 数 (u) (u) 廃 棄 数 (u) (%) RCC-LR 9,851 9,829 40 0.41 FFP-LR 4,810 4,710 72 1.50 P C 9,455 9,345 110 1.16 C 0 0 0 0 W R 自己血(年度別推移) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 107 88 83 91 66 使 用 総 量(ml) 67,126 60,642 51,440 56,500 39,084 使 用 量( 単 位 ) 430 306 270 292 200 使 用 人 数 アルブミン製剤(年度別推移) 平成26年度 20%高張アルブミン(50ml)使用本数 アルブミン重量(g) 5%等張アルブミン(250ml)使用本数 1,923 19,230 2,296 アルブミン重量(g) 28,700 アルブミン製剤使用総重量(g) 47,930 アルブミン製剤使用単位(重量/3) 15,976 46 12 薬剤部統計 ・薬剤管理指導業務は、指導件数が前年比2.3%減の16,380件で、638,700円の減収となった。 ・調剤業務は、外来処方箋が4.2%増の18,912枚、入院処方箋は3.9%増の95,736枚、院外処方箋は4.2%増の18,912 枚で、院外処方箋発行率は81.7%であった。 ・入院注射処方箋は、0.7%増の226,606枚であった。 ・TDM業務は、88.7%増の1,557件を解析し、1,411,400円の増収となった。 ・混注業務は、入院外来を合わせて、抗がん剤の混合件数は6.3%減の10,016件で算定金額は2,616,500円であった。 TPNの混合件数は6.9%減の3,637件で、算定金額は996,800円であった。 ・入院時の持参薬識別件数は15.8%増の8,363件であった。また、手術前中止薬確認件数は1,396件だった。 処方箋枚数推移 (単位:枚) 100,000 * 但し、外来処方箋枚数は当直処方箋枚数を含む。 95,736 90,000 91,461 88,237 80,000 92,139 87,565 85,886 81,615 81,614 82,373 75,014 70,000 60,000 外来処方箋枚数 50,000 (当直処方箋枚数 ) 院外処方箋枚数 40,000 入院処方箋枚数 30,000 19,919 20,277 19,007 20,000 18,912 18,143 10,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 19,919 20,277 19,007 18,143 18,912 5,557 5,919 6,139 5,603 5,621 院外処方箋枚数 75,014 81,615 81,614 82,373 85,886 入院処方箋枚数 88,237 87,565 91,461 92,139 95,736 外来処方箋枚数 (当直処方箋枚数) 院外処方箋集計 処方箋枚数 院外処方発行率 75,014 81,615 81,614 82,373 85,886 79.0% 80.1% 81.1% 82.0% 82.0% 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 47 薬剤管理指導業務の推移 (単位:件) (単位:点) 18,000 16,000 7,000,000 16,771 件数 16,380 (退院時指導) 6,000,000 (麻薬管理加算) 14,000 点数(加算分も含む) 12,973 5,695,180 12,980 5,631,310 5,000,000 11,788 12,000 4,799,550 10,000 4,000,000 4,401,305 4,386,520 8,000 3,000,000 6,000 2,000,000 4,000 1,000,000 2,000 0 504 0 平成22年度 件数 (退院時指導) (麻薬管理加算) 点数 ( 加算分も含む) 0 350 平成23年度 12,973 0 504 4,799,550 1 264 平成24年度 11,788 0 350 4,386,520 361 372 平成25年度 12,980 1 264 4,401,305 176 296 平成26年度 16,771 361 372 5,695,180 0 16,380 176 296 5,631,310 外来・入院処方箋集計 枚 数 外 来 入 院 件 数 計 外 来 入 院 計 平成22年度 19,919 88,237 108,156 41,340 151,459 192,799 平成23年度 20,277 87,565 107,842 41,187 156,743 197,930 平成24年度 19,007 91,461 110,468 37,107 161,879 198,986 平成25年度 18,143 92,139 110,282 34,863 168,288 203,151 平成26年度 18,912 95,736 114,648 36,159 173,792 209,951 薬品管理業務 入院注射処方箋 外来注射処方箋 一本渡し病棟 平成22年度 190,171枚 428,811件 44,129枚 平成23年度 212,884枚 462,558件 49,658枚 平成24年度 209,106枚 460,967件 48,210枚 平成25年度 224,973枚 491,610件 49,596枚 平成26年度 226,606枚 486,648件 53,096枚 48 TPN・抗がん剤 混注件数 TPN 抗がん剤 入院 処方箋枚数 混合件数 外来 入院 請求件数 処方箋枚数 混合件数 外来 請求件数 処方箋枚数 混合件数 請求件数 処方箋枚数 混合件数 請求件数 平成22年度 3,089 3,463 2,955 327 331 ― 2,228 3,900 2,150 2,846 6,729 2,784 平成23年度 3,697 4,160 3,177 179 172 ― 2,410 3,974 2,309 3,092 7,261 3,060 平成24年度 2,815 3,056 2,062 24 35 ― 2,255 3,753 2,092 3,430 8,377 3,162 平成25年度 3,453 3,896 2,422 3 10 ― 1,998 3,150 1,795 3,133 7,538 2,780 平成26年度 3,152 3,637 2,492 0 0 ― 1,890 2,995 1,879 2,908 7,021 2,564 製剤業務集計 平成22年度 種類 件数 1.一般製剤 総量 種類 件数 平成24年度 総量 種類 件数 平成25年度 総量 種類 件数 平成26年度 総量 種類 件数 - - - 1種 4件 外用散剤 - - - - - - - - - - - - - - - 軟膏剤 - - - - - - - - - - - - - - - 外用液剤 - - - - - - - - - - - - - - - 14,308本 19種 124A 特 殊 16,487本 22種 173A 16,329本 17種 163A 350ml 1種 4件 総量 内用液剤 1種 6件 2,100ml 1種 4件 1,000ml 一 般 20種 2.無菌製剤 平成23年度 18,025本 17種 400ml 19,976本 202A 124A 4種 38件 4,200ml 4種 38件 4,200ml 4種 31件 2,200ml 7種 34件 2,500ml 4種 51件 12,600ml 70g 70g 80g 150g 70g 入院時持参薬・手術前中止薬識別件数 予定入院 緊急入院 合計 手術前中止薬確認件数 平成22年度 4,174件 1,204件 5,378件 450件 平成23年度 4,433件 1,707件 6,140件 478件 平成24年度 4,578件 2,003件 6,581件 860件 平成25年度 4,389件 2,834件 7,223件 939件 平成26年度 4,516件 3,847件 8,363件 1,396件 TDM解析件数 解析件数 平成22年度 246件 平成23年度 446件 平成24年度 550件 平成25年度 825件 平成26年度 1,557件 49 13 栄養課統計 平成26年度の延総食数は424,850食で前年度に比べ12,806食(2.9%)減少した。 特別食の延総食数は139,791食で昨年度より134食僅かに増え、特別食比率は1.0%増の32.9%となった。尚、平成 24年度から食事基準を一部、病態別から成分栄養管理法に変更したため、糖尿病、心臓病、脂質異常症、高度肥満、 高尿酸血症は、エネルギーコントロール食の適応疾患となるため、食数はエネルギーコントロール食として合計を記 載している。 総食数 (一般食・特別食) 平成22年度 食 種 (単位:食) 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 延総食数 一日平均 延総食数 一日平均 延総食数 一日平均 延総食数 一日平均 延総食数 一日平均 一 般 食 297,454 815 301,702 827 298,352 817 297,999 816 285,059 781 特 別 食 137,712 377 135,914 372 127,072 348 139,657 383 139,791 383 合 計 435,166 1,192 437,616 1,199 425,424 1,165 437,656 1,199 424,850 1,164 特別食 食数内訳 (単位:食) 平成22年度 食 種 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 延総食数 一日平均 延総食数 一日平均 延総食数 一日平均 延総食数 一日平均 延総食数 一日平均 エネルギーコントロール食 79,424 218 75,465 207 60,017 164 59,856 164 63,379 174 肝 臓 病 食 19,138 52 18,731 51 17,823 49 17,926 49 14,608 40 膵 臓 病 食 5,301 15 4,734 13 2,581 7 2,770 8 2,498 7 腎 臓 病 食 17,140 47 21,088 58 23,472 64 28,381 78 29,810 82 胃潰瘍食・胃術後食 9,088 25 8,060 22 7,963 22 11,684 32 11,172 31 経 管 栄 養 食 5,404 15 5,733 16 13,489 37 15,677 43 13,523 37 痛 風 食 208 1 69 0 0 0 0 0 0 0 貧 血 食 968 3 458 1 549 2 507 1 221 1 食 1,041 3 1,576 4 1,178 3 2,856 8 4,580 13 383 139,791 385 低 残 渣 合 計 137,712 379 135,914 372 127,072 50 348 139,657 平成26年度の個人栄養指導件数は、糖尿病、心疾患、胃の術後等の指導が増え、入院指導件数と外来指導件数が共 に増加し、全体では前年比56.3%増の3,832件であった。特に入院の心疾患の指導件数は前年の2.4倍と大きく伸びた。 個人栄養指導件数 (単位:件) 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 入院 外来 合計 入院 外来 合計 入院 外来 合計 入院 外来 合計 入院 外来 合計 374 糖尿病 糖尿病腎症 36 糖尿病透析 10 高度肥満症 5 心臓、高血圧症 24 脂質異常症 15 ワーファリン(算定外) 6 痛風 1 貧血 4 腎炎 3 ネフローゼ症候群 8 腎不全 27 透析食 5 胃、十二指腸潰瘍 9 胃の手術後 140 食道の手術後 2 腸の手術後 66 イレウス(算定外) 68 クローン病 6 潰瘍性大腸炎 7 低残渣食 3 肝炎 4 肝硬変、肝不全 51 膵臓病 24 胆石(算定外) 83 COPD(算定外) 13 PEG(算定外) 2 その他(算定外) 75 合 計 1,071 322 696 313 37 73 34 5 15 4 5 10 2 10 34 50 8 23 12 1 7 8 0 1 0 1 5 2 3 6 8 3 11 9 44 71 36 3 8 9 2 11 23 8 148 141 1 3 6 5 71 58 8 76 81 4 10 3 2 9 8 0 3 1 0 4 25 3 54 38 7 31 12 18 101 82 0 13 5 0 2 3 14 89 67 514 1,585 1,040 233 546 271 41 75 29 1 5 10 22 24 0 9 59 95 10 22 23 0 8 8 2 2 1 0 2 0 13 21 5 5 14 10 45 81 18 3 12 17 3 26 11 6 147 161 0 6 11 7 65 99 3 84 79 2 5 3 0 8 7 1 2 2 2 27 40 6 44 25 5 17 27 8 90 82 1 6 2 0 3 0 5 72 99 433 1,473 1,135 214 485 354 40 69 43 2 12 15 10 10 4 23 118 309 22 45 48 1 9 6 3 4 6 2 2 1 15 20 13 10 20 19 32 50 36 7 24 21 3 14 21 14 175 193 0 11 15 6 105 149 6 85 88 1 4 6 7 14 8 1 3 0 2 42 56 3 28 50 4 31 39 18 100 121 0 2 4 0 0 3 25 124 94 471 1,606 1,722 379 733 576 397 973 39 82 42 19 61 1 16 34 2 36 6 10 5 9 14 42 351 745 43 788 42 90 112 24 136 1 7 2 1 3 5 11 5 3 8 0 1 2 1 3 14 27 16 8 24 2 21 23 0 23 51 87 75 52 127 7 28 40 7 47 1 22 39 3 42 39 232 215 225 440 27 42 22 61 83 9 158 180 32 212 3 91 45 3 48 1 7 3 6 9 3 11 9 1 10 3 3 1 2 3 0 56 57 1 58 4 54 97 1 98 4 43 54 9 63 4 125 92 1 93 0 4 4 1 5 0 3 2 1 3 43 137 296 126 422 730 2,452 2,793 1,039 3,832 集団栄養指導件数 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 指導回数 参加人数 指導回数 参加人数 指導回数 参加人数 指導回数 参加人数 指導回数 参加人数 糖尿病教室(入院) 36 93 25 65 31 70 29 75 35 90 母親学級 (外来) 11 59 9 43 10 63 11 43 11 48 合 計 47 152 34 108 41 133 40 118 46 138 *母親学級は妊産婦対象のため算定外 51 14 健康管理センター統計 宿泊ドックの減少が62名と年々減少傾向にある、日帰りドックは102名増でした。 人間ドック等受診者数の推移 (単位:人) 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 宿泊ドック 1,004 879 767 719 657 日帰りドック 3,059 3,094 3,322 3,604 3,706 995 883 1,010 1,273 1,819 その他 人間ドック受診者割合 男女別受診者割合 宿泊ドック その他 13% 14% 男子 女子 51% 49% 日帰りドック 73% 宿泊ドック受診者年齢割合 70歳以上 23% 39歳以下 1% 日帰りドック受診者年齢割合 70歳以上 7% 40∼49歳 10% 39歳以下 15% 60∼69歳 20% 60∼69歳 39% 50∼59歳 27% 50∼59歳 30% 52 40∼49歳 28% 健診料等稼働比較表 検査項目 平成23年度 件数 平成24年度 金額 件数 平成25年度 金額 件数 平成26年度 金額 件数 前年度比 金額 健康管理センター 団 体 健 診 598 5,983,000 720 7,203,000 639 6,433,000 664 6,707,531 104.3% 乳 児 検 診 298 1,001,280 306 1,028,160 315 1,058,400 281 967,488 91.4% 長期ドック 0 0 0 0 0 0 0.0% 宿泊ドック 879 57,366,750 767 49,916,580 719 46,863,760 654 44,047,068 94.0% 日帰りドック 3,094 97,691,481 3,322 106,514,853 3,604 112,248,152 3,710 118,661,764 105.7% 25,936,208 104.0% オプション検査 (4,582) 18,906,773 (6,135) 24,079,720 (6,405) 24,944,054 (6,607) 特定健康診査 33 222,375 31 221,025 55 375,375 69 341,820 91.1% 特定保健指導 252 612,916 259 663,994 264 605,220 299 491,120 81.1% 5,154 181,784,575 5,405 189,627,332 5,596 192,527,961 5,677 189,477,980 98.4% 一 般 検 診 0 0 0 0 0 0 0.0% 妊 婦 検 診 4,503 26,419,200 5,779 34,252,510 5,036 29,529,760 5,694 33,078,840 112.0% 産 後 検 診 300 1,500,000 314 1,570,000 308 1,540,000 282 1,495,000 97.1% 新生児検診 181 470,600 200 520,000 172 447,200 178 477,552 106.8% 市さわやか検診 0 0 0 0 0 0 0.0% *そ の 他 検 診 256 2,376,349 229 2,289,951 236 1,164,118 316 1,257,509 108.0% 5,240 30,766,149 6,522 38,632,461 5,752 32,681,078 6,470 36,308,901 111.1% 225,209,039 12,147 225,786,881 100.3% 小 計 病 院 小 計 合 計 10,394 212,550,724 11,927 228,259,793 11,348 *その他検診の金額には乳房マッサージを含む 53 15 高度救命救急センター統計 平成26年度の救急患者数は、18,837人で前年度に比べ288人(1.6%)増加しており、その内重症患者数(入院及 び死亡)は、5,354人で前年度に比べ193人(3.7%)増加となり、重症患者の割合が全体的に増加しつつある。また、 救急車で搬送された患者数は、6,033人で前年度に比べ330人(5.8%)増加した。 救急患者数 (単位:人) 30,000 25,000 18,363 18,503 18,325 18,549 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 18,837 20,000 15,000 10,000 5,000 0 平成26年度 科別救急患者数 受診科 総 合 内 科 血 液 内 科 腎 臓 内 科 糖尿病・内分泌内科 精 神 科 神 経 内 科 呼 吸 器 内 科 消 化 器 外 科 消 化 器 内 科 内 視 鏡 外 科 乳腺・内分泌外科 心 臓 血 管 内 科 小 児 科 外 科 整 形 外 科 形成・美容外科 脳 神 経 外 科 呼 吸 器 外 科 心 臓 血 管 外 科 皮 膚 科 泌 尿 器 科 産 婦 人 科 眼 科 耳 鼻 咽 喉 科 放 射 線 治 療 科 麻 酔 科 歯 科 救 急 科 総 計 (単位:人) 平成22年度 - 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 164 366 309 33 561 926 135 152 284 261 23 565 810 155 193 362 290 32 551 672 268 342 386 324 33 471 905 248 286 304 227 31 514 832 - - - - - 1,923 1,817 1,590 1,714 1,626 - - - - - 19 831 2,133 1,284 2,650 674 1,247 203 46 112 733 536 31 526 7 2 22 3,025 18,363 18 963 2,086 1,335 2,646 629 1,225 271 84 116 760 483 30 652 5 2 22 3,129 18,503 14 819 1,861 1,383 2,513 534 1,402 244 79 189 749 524 31 627 34 30 1,141 1,663 1,122 1,541 506 988 247 68 64 529 500 17 375 64 1 5 5,245 18,549 50 1,187 1,645 946 1,205 429 988 314 105 43 430 535 9 312 1 54 22 3,455 18,325 22 6,548 18,837 来院手段別救急患者割合 来院手段 防災ヘリ ドクターヘリ 0.2% 救 急 車 以 外 ドクターカ ー 救急車 32.0% 6,033 ド クタ ーヘ リ 747 急 リ 32 ド クタ ーカ ー 57 防 災 ヘ 総 計 救急車以外 11,968 車 救 0.3% 4.0% 患者数(人) 18,837 63.5% 時間帯 時間帯別救急患者割合 (単位:人) 3,000 患者数(人) 0~1時59分 1,143 2~3時59分 773 4~5時59分 660 6~7時59分 849 2,500 8~9時59分 1,321 2,000 10~11時59分 1,820 1,500 12~13時59分 1,778 14~15時59分 1,640 16~17時59分 2,088 500 18~19時59分 2,844 0 20~21時59分 2,360 22~23時59分 1,561 総 計 18,837 0∼ 1時 5 2∼ 9分 3時 5 4∼ 9分 5時 5 6∼ 9分 7時 5 8∼ 9分 9時 59 10 分 ∼ 11 時 59 12 分 ∼ 13 時 59 14 分 ∼ 15 時 59 16 分 ∼ 17 時 59 18 分 ∼ 19 時 5 9分 20 ∼ 21 時 59 22 分 ∼ 23 時 59 分 1,000 科別救急患者割合 ( ドクターヘリ・防災ヘリ・ドクターカー ) 呼吸器内科 0.5% 消化器内科 0.7% 整形外科 心臓血管内科 3.8% 5.6% 外科 1.4% 神経内科 形成・美容外科 1.9% 1.0% 脳神経外科 腎臓内科 8.0% 0.2% 呼吸器外科 1.0% 心臓血管外科 0.6% 泌尿器科 0.2% 産婦人科 0.1% 耳鼻咽喉科 救急科 0.1% 74.8% 55 診療科 ドクターヘリ 防災ヘリ ドクターカー 患者数(人) 腎 臓 内 科 2 2 神 経 内 科 6 2 8 呼 吸 器 内 科 2 1 1 4 消 化 器 内 科 4 1 1 6 心臓血管内科 27 2 3 32 外 科 11 1 12 整 形 外 科 40 6 1 47 形成・美容外科 14 2 16 脳 神 経 外 科 55 3 9 67 呼 吸 器 外 科 8 8 心臓血管外科 4 1 5 泌 尿 器 科 2 2 産 婦 人 科 1 1 耳 鼻 咽 喉 科 1 1 救 急 科 570 16 39 625 総 計 747 32 57 836 科別救急患者割合 ( 救急車 ) 腎臓内科 血液内科 総合内科 0.87% 1.09% 0.48% 糖尿病・内分泌内科 0.99% 精神科 救急科 35.34% 0.31% 神経内科 4.03% 呼吸器内科 5.07% 歯科 0.02% 消化器内科 7.49% 放射線治療科 乳腺・内分泌外科 0.02% 0.10% 耳鼻咽喉科 心臓血管内科 1.67% 8.19% 眼科 0.07% 小児科 4.34% 産婦人科 1.46% 外科 泌尿器科 4.13% 整形外科 2.25% 8.52% 皮膚科 心臓血管外科 0.10% 0.65% 形成・美容外科 脳神経外科 呼吸器外科 1.57% 9.37% 1.86% 年代別救急患者割合 診療科 総 合 内 科 血 液 内 科 腎 臓 内 科 糖尿病・内分泌内科 精 神 科 神 経 内 科 呼 吸 器 内 科 消 化 器 内 科 乳腺・内分泌外科 心 臓 血 管 内 科 小 児 科 外 科 整 形 外 科 形成・美容外科 脳 神 経 外 科 呼 吸 器 外 科 心 臓 血 管 外 科 皮 膚 科 泌 尿 器 科 産 婦 人 科 眼 科 耳 鼻 咽 喉 科 放 射 線 治 療 科 歯 科 救 急 科 総 計 患者数(人) 年 代 患者数(人) 29 66 53 60 19 243 306 452 6 494 262 249 514 95 565 112 39 6 136 88 4 101 1 1 2,132 6,033 (単位:人) 3,000 2,500 0 ~ 1 0 歳 11~20歳 21~30歳 31~40歳 41~50歳 51~60歳 61~70歳 71~80歳 81~89歳 90歳以上 2,000 1,500 1,000 500 総 計 上 歳 以 歳 90 89 歳 80 ∼ 81 歳 71 ∼ 70 歳 60 50 ∼ 61 歳 ∼ 51 歳 ∼ 40 41 歳 30 ∼ 31 ∼ 21 ∼ 11 0∼ 10 20 歳 歳 0 市町村別救急患者割合 榛東村 吉岡町 0.8% その他 5.7% 2,592 1,344 1,607 1,570 1,715 1,609 2,622 2,745 2,396 637 18,837 市町村 前 橋 市 高 崎 市 伊 勢 崎 市 玉 村 町 渋 川 市 吉 岡 町 榛 東 村 そ の 他 県 外 総 計 県外 3.9% 1.5% 渋川市 3.6% 玉村町 1.5% 伊勢崎市 5.0% 高崎市 5.9% 前橋市 72.1% 56 患者数(人) 13,581 1,112 936 274 686 281 157 1,083 727 18,837 救急患者転帰割合 救急搬送患者転帰割合 (救急車・防災ヘリ・ドクターヘリ・ドクターカー) 死亡 転院 死亡 1.0% 3.1% 2.8% 転院 8.2% 入院 27.4% 帰宅 41.6% 入院 帰宅 47.4% 68.5% 転 帰 患者数(人) 転 帰 患者数(人) 帰 宅 12,907 帰 宅 2,859 入 院 5,160 入 院 3,258 転 院 576 転 院 561 死 亡 194 死 亡 191 18,837 総 計 6,869 総 計 時間外診療費徴収割合 70.0% 61.2% 61.0% 62.0% 62.3% 平成 24 年度 平成 25 年度 61.8% 60.0% 50.0% 平成 22 年度 対 象 患 者 数 徴 収 患 者 数 非 徴 収 患 者 数 徴 収 率 平成 23 年度 平成 26 年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 11,600 7,104 4,496 61.2% 11,732 7,153 4,579 61.0% 11,450 7,101 4,349 62.0% 10,904 6,789 4,115 62.3% 10,818 6,689 4,133 61.8% 57 16 ドクターヘリ統計 5月末から6月上旬にかけて約2週間にわたる長期運休があったが、平成26年度のドクターヘリ出動件数は881件 で前年度に比べ38件(4.5%)増加した。要件数の増加に伴い未出動件数も増加していることから、平成23年7月よ り栃木県及び茨城県との北関東3県でドクターヘリ広域連携を行うなど未出動の削減に向け対策を講じており、平成 27年3月からは埼玉県とドクターヘリ広域連携試行事業が開始となった。 月別出動・要請・活動件数 区 分 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 45 45 33 58 67 67 65 55 51 55 52 55 現場出動 施設間搬送 6 7 2 4 4 5 10 2 6 4 6 7 出動数 881 出動後キャンセル 15 16 8 9 13 21 23 15 12 13 9 14 その他 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 未出動 30 35 44 34 34 37 34 34 34 35 31 35 要請数 1,298 (単位:件) 140 120 100 未出動 80 その他 出動後キャンセル 60 施設間搬送 現場出動 40 20 0 5月 4月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年度別要請件数 年 度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 79 57 88 82 89 87 92 71 98 100 79 80 1,002 97 97 93 113 127 88 102 93 92 94 67 75 1,138 96 104 87 105 118 130 133 106 103 107 98 111 1,298 (単位:件) 140 120 100 平成24年度 80 平成25年度 60 平成26年度 40 20 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年度別出動件数 年 度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 57 44 71 66 69 65 70 60 71 77 56 64 770 69 77 68 87 100 67 68 69 60 68 54 56 843 66 69 43 71 84 93 99 72 69 72 67 76 881 (単位:件) 120 100 80 平成24年度 60 平成25年度 平成26年度 40 20 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 58 2月 3月 17 リハビリテーション統計 26年度の診療報酬規定で廃用症候群リハの適応範囲が狭くなり、その部分が呼吸器、心血管やがんリハの適応と なった。言語療法では摂食機能療法の算定が増えた。 (単位:件) 理学療法 脳血管 運動器 心血管 平成22年度 18,703 12,955 - 平成23年度 23,854 12,455 平成24年度 22,145 平成25年度 平成26年度 作業療法 がん 言語療法 呼吸 脳血管 運動器 心血管 - 2,139 18,646 4,835 - - - 5,816 - - - - 2,174 19,004 5,937 - - - 5,509 - - 13,996 - - 3,478 21,152 7,440 - - - 3,117 - - 31,684 14,993 - - 3,630 24,346 7,818 - - - 10,060 - - 24,911 18,500 8,607 4,092 7,923 25,716 10,687 453 2,797 1,061 8,652 449 1,661 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 がん 呼吸 脳血管 がん 摂食機能 平成26年度 理学療法 作業療法 (単位:件) (単位:件) 35,000 35,000 30,000 30,000 25,000 25,000 20,000 20,000 15,000 15,000 10,000 10,000 5,000 5,000 0 0 脳血管 運動器 心血管 がん 呼吸 脳血管 言語療法 (単位:件) 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 脳血管 がん 摂食機能 59 運動器 心血管 がん 呼吸 18 透析室統計 当院の透析室は、手術や検査のために入院が必要になった透析患者の透析が多い。アフェレーシス療法は対応でき る治療法も幅広く件数も多い。前年度より外来透析は0.64%増、入院透析は6.2%増であった。アフェレーシス治療は 226件で35.0%減であった。 血液透析 年 度 外来透析件数 入院透析件数 導入患者延数(単位:人) 平成24年度 平成25年度 平成26年度 9,910 3,284 61 9,929 3,694 42 9,993 3,924 81 アフェレーシス療法 年 度 白血球吸着療法 腹水濾過濃縮再静注法 ビリルビン吸着 血漿交換 免疫吸着 LDL 吸着 エンドトキシン吸着 活性炭吸着 合 計 (単位:件) 平成24年度 平成25年度 平成26年度 112 75 34 21 16 14 11 1 284 176 39 10 38 20 12 8 2 305 104 58 0 19 18 20 6 1 226 19 内視鏡室統計 上部、下部内視鏡、ERCPともに総検査数は過去最高となった。 上部、下部ESDは毎週定期的に施行出来るようになり手技も安定し大きな事故もなかった。 ERCP関連では、乳頭切開(EST)や超音波内視鏡ガイド下穿刺吸引生検術(EUS-FNA)などの特殊検査・治療 件数が大きく伸びた。健診棟内視鏡室での経鼻内視鏡件数も3,502件と順調に増加中である。 上部消化管内視鏡 年 度 上部内視鏡 ポリペク+EMR+ESD 止血術 EIS+EVL 胃瘻造設 異物除去 ESD (単位:件) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 6,619 11 167 84 136 30 6,764 40 225 111 111 19 37 6,839 65 160 97 87 23 57 7,021 57 134 90 75 37 53 3,430 7,264 49 145 81 65 35 44 3,502 健診経鼻内視鏡 60 下部消化管内視鏡 年 度 大腸内視鏡 ポリペク+EMR+ESD 止血術 経肛門イレウス管 (単位:件) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 1,886 322 359 10 1,876 320 320 17 1,950 360 352 17 14 67 11 1,989 393 373 17 18 49 13 2,198 427 408 23 29 57 9 ESD - - ダブルバルン小腸内視鏡 82 32 50 20 カプセル内視鏡 膵・胆道系関連 年 度 ERCP ERBD メタリックステント EST EPBD EUS-FNA (単位:件) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 366 223 18 117 1 314 149 18 83 5 4 12 356 173 16 112 8 13 16 297 150 30 94 10 13 13 374 152 28 165 15 35 21 - 重症膵炎(ICU) - 20 訪問看護統計 延べ利用者数は前年比8.4%増、延べ訪問件数は前年比10.3%増であった。 看護患者数 年 度 総訪問利用者数(人) 総 訪 問 件 数(件) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 955 5,396 1,058 5,401 1,053 5,497 1,023 5,040 1,109 5,559 61 21 医療社会事業課統計 新規ケースが増加しており、退院期になる前の入院時や入院継続中に支援を開始することが増加し、早期介入の傾 向が伺える。 援助方法 (実) 年度実人数 ケースの区分 7,515人 前年からの継続ケース 年度の新規ケース 方 法 実 人 数 入 院 1,908人 外 来 467人 合 計 9,890人 今年度の終了ケース 2,320人 本 人 面 接 家族・親戚縁者 本 人 電 話 家族・親戚縁者 家族・親戚縁者 訪 問 その他 同行・同伴・代行 月別延人数 ケースの区分 文書・FAX 延 人 数 情報収集 10,732人 年間延人数 院内協議・院内カンファレンス 相談援助調整内容 内 容 院外協議・院外カンファレンス 件 数 合同カンファレンス 1 家族関係に関すること 207件 2 在宅介護・地域生活に関すること 1,840件 3 療養生活に関すること 1,083件 4 経済的問題に関すること 5 就労・職場環境に関すること 92件 6 就学・教育環境に関すること 52件 リハビリ職 7 虐待・暴力・人権に関わること 65件 その他院内職員 8 受診・受療に関すること 9 転院に関すること 合 計 区 分 628件 医師 看護師 1,556件 本人 6,054件 家族・親戚縁者 715件 院外関係者 11 心理・情緒的問題に関すること 392件 近隣者・知人 13 その他 1,566件 ソーシャルワーカー 52件 合 計 その他 合 計 14,302件 家族関係の問題 人 数 介護・療養生活上の問題 38人 受診 外来継続 303人 経済に関する問題 入院時 105人 日常生活上の問題 1,754人 就労・職場の問題 入院継続 退院期 54人 その他 127人 合 計 人 数 1,312人 518人 4人 100人 84人 243人 80人 5人 14人 21人 2,381人 新規問題実数 相談援助介入の時期 区 分 2,293件 5,081件 149件 2,505件 2件 11件 42件 1,498件 296件 6,345件 6,508件 217件 24,947件 新ケースの紹介経路 10 他施設利用に関すること 12 他福祉関係法利用に関すること 件 数 教育の問題 医療の確保に関する問題 人権に関わる問題 2,381人 心理・情緒的問題 制度説明・活用 その他 合 計 62 94件 844件 245件 86件 31件 6件 1,243件 28件 89件 475件 15件 3,156件 22 死亡統計 原死因別死亡統計 コード A09 A31 A41 A49 B18 B19 B59 B90 C02 C10 C13 C15 C16 C17 C18 C19 C20 C22 C23 C24 C25 C32 C34 C43 C50 C53 C54 C56 C58 C61 C64 C65 C66 C67 C71 C73 C79 C80 C81 C82 C83 C85 C90 C91 C92 病 名 急性腸炎 肺非定型抗酸菌症 敗血症 菌血症 慢性ウイルス肝炎 詳細不明のウイルス肝炎 ニューモシスチス症 結核の続発後遺症 舌癌 中咽頭癌 下咽頭癌 食道癌 胃癌 小腸の悪性腫瘍 結腸癌 直腸S状結腸部癌 直腸癌 肝癌 胆嚢癌 胆管癌 膵癌 喉頭癌 肺癌 悪性黒色腫 乳癌 子宮頚癌 子宮体癌 卵巣癌 絨毛癌 前立腺癌 腎癌 腎盂癌 尿管癌 膀胱癌 脳の悪性腫瘍 甲状腺癌 その他の部位の続発性悪性新生物 原発不明癌 ホジキン病 濾胞性リンパ腫 びまん性リンパ腫 悪性リンパ腫 多発性骨髄腫 リンパ性白血病 骨髄性白血病 件 コード 1 1 9 1 3 1 2 1 1 2 2 5 32 2 18 4 7 22 6 4 16 2 40 1 3 3 3 1 1 8 5 3 2 6 1 1 1 5 1 2 6 5 4 4 9 D27 D43 D46 D61 D70 E06 E11 E56 G06 G30 I20 I21 I23 I24 I25 I26 I27 I34 I35 I42 I44 I46 I48 I49 I50 I51 I60 I61 I62 I63 I65 I70 I71 I74 J13 J15 J18 J43 J44 J47 J69 J70 J84 J86 J96 63 病 名 卵巣の良性腫瘍 脳腫瘍 骨髄異型性症候群 再生不良性貧血 無顆粒球症 甲状腺炎 インスリン非依存性糖尿病 その他のビタミン欠乏症 脳膿瘍 アルツハイマー病 狭心症 急性心筋梗塞 急性心筋梗塞後心破裂 急性心疾患 慢性虚血性心疾患 肺塞栓症 肺高血圧症 非リウマチ性僧帽弁障害 非リウマチ性大動脈弁障害 拡張型心筋症 房室ブロック 心停止 心房細動 心室細動 心不全 診断不明確な心疾患 くも膜下出血 脳出血 慢性硬膜下血腫 脳梗塞 脳底動脈閉塞症 閉塞性動脈硬化症 大動脈瘤および解離 動脈塞栓症および血栓症 レンサ球菌による肺炎 細菌性肺炎 肺炎 肺気腫 慢性閉塞性肺疾患 気管支拡張症 誤嚥性肺炎 放射線肺臓炎 間質性肺疾患 膿胸 呼吸不全 件 1 1 11 3 1 1 2 1 1 1 1 20 1 1 8 3 1 2 5 2 3 1 7 1 7 51 17 23 1 9 1 1 26 1 2 5 32 4 2 1 36 1 14 1 1 コード J98 K25 K31 K55 K56 K57 K62 K63 K65 K66 K70 K72 K74 K76 K80 K81 K83 K85 K92 M06 M30 M72 N12 N13 N17 N18 N19 N39 N71 Q20 R06 R11 R54 R57 R68 T68 T82 V03 V04 V09 V13 V14 V23 V43 V44 病 名 その他の呼吸器障害 急性出血性胃潰瘍 急性胃粘膜病変 腸管膜動脈血栓症 腸閉塞 腸の憩室性疾患 肛門および直腸のその他の疾患 腸穿孔 腹膜炎 腹腔内出血 アルコール性肝炎 肝不全他に分類されないもの 肝硬変 その他の肝疾患 胆管結石 胆嚢炎 胆道のその他の疾患 急性膵炎 消化管出血 関節リウマチ アレルギー性肉芽腫性血管炎 線維芽細胞性障害 尿細管間質性腎炎 閉塞性尿路疾患および逆流性尿路疾患 急性腎不全 慢性腎不全 腎不全 尿路感染 子宮の炎症性疾患、子宮頚(部)を除く 心臓の房室および結合部の先天奇形 呼吸の異常 悪心および嘔吐 老衰 ショック、他に分類されないもの 多臓器不全 低体温 大動脈ステント分離 交通事故 乗用車と衝突した歩行者 交通事故 大型輸送車と衝突した歩行者 その他の交通事故により受傷した歩行者 交通事故 乗用車と衝突した自転車乗員 交通事故 大型輸送車両またはバスとの衝突により受傷した自転車乗員 交通事故 乗用車と衝突したオートバイ乗員 交通事故 乗用車と衝突した乗用車乗員 交通事故 大型輸送車と衝突した乗用車乗員 件 1 1 1 11 5 2 1 1 2 1 4 3 8 1 2 1 1 1 3 1 1 3 1 1 1 4 1 2 1 1 1 1 2 1 1 1 1 5 2 1 2 2 2 4 2 コード 病 名 件 V47 V54 V58 V84 W01 W06 W10 W12 W13 W15 W18 W20 W31 W65 W69 W79 W80 W83 X02 X06 X23 X59 X67 X70 X71 X73 X76 X78 X80 X99 Y04 交通事故 固定した物体と衝突した乗用車乗員 3 1 1 1 6 1 3 2 2 1 4 2 1 2 1 12 2 1 1 2 1 3 1 12 2 1 6 1 3 1 1 1 749 交通事故 大型輸送車両またはバスと衝突した軽トラック乗員 交通事故 転落した軽トラック乗員 農業用特殊車両の乗員で交通事故により受傷した者 同一平面上での転倒 ベットからの転落 階段からの転落 足場からの転落 建造物からの転落 がけからの転落 同一平面上でのその他の転倒 平面での転倒 その他および詳細不明の機械との接触 浴槽内での溺水 自然の水域内での溺死及び溺水 食物の誤嚥 その他の物体の誤嚥 その他の明示された窒息 建造物内の管理された火への暴露 その他の着衣の発火 スズメバチ、ジガバチおよびミツバチとの接触 詳細不明の要因への暴露 自殺 その他のガスおよび蒸気による中毒 自殺 縊首 自殺 溺水 ライフル、散弾銃および大型銃器の発射による故意の自傷および自殺 自殺 灯油をかぶり着火 自殺 切創 自殺 飛び下り 他殺 鋭利な物体による加害 他殺 暴力による加害 不明 合 計 64 科別死亡者数 (単位:人) 平成25年度 入院 精 神 神 呼 心 経 吸 臓 科 内 器 血 小 科 内 管 内 児 科 科 科 外 科 整 形 外 科 形 成 外 科 脳 神 経 外 科 呼 吸 器 外 科 心 臓 血 皮 管 外 膚 科 科 泌 尿 器 科 産 婦 人 科 眼 耳 科 鼻 咽 喉 科 リハビリテーション科 救 歯 急 科 口 部 腔 外 科 血 液 内 科 腎 臓 内 科 糖 尿 病・ 内 分 泌 内 科 乳 腺・ 内 分 泌 外 科 放 消 射 線 化 総 治 器 合 療 内 内 合 計 剖検数 剖検率 CPA(来院時心肺停止) 48 時間以内死亡 科 科 科 0 14 88 53 1 76 4 2 72 11 12 2 30 10 0 4 0 48 0 47 8 1 5 0 102 0 590 外来 0 2 0 11 0 1 0 0 1 0 3 0 0 0 0 0 0 154 0 0 0 0 1 0 2 0 175 5件 0.7% 202人 299 人 65 平成26年度 計 0 16 88 64 1 77 4 2 73 11 15 2 30 10 0 4 0 202 0 47 8 1 6 0 104 0 765 入院 0 7 82 50 0 75 0 3 77 8 9 2 20 10 0 8 0 62 0 50 9 1 2 2 79 0 556 外来 0 0 1 1 1 2 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 186 0 0 0 0 0 0 0 0 193 計 0 7 83 51 1 77 0 3 77 8 9 2 22 10 0 8 0 248 0 50 9 1 2 2 79 0 749 リハビリ科 983 966 671 433 516 73 構成比(%) 100.0% 11.4% 6.2% 7.0% 0.5% 6.4% 7.0% 6.9% 4.8% 3.1% 3.7% 0.5% 2.6% 18 3 5 17 2 91 3 4 3,375 23.5% 797 7 22 374 386 11 137 103 4 10 13 0.7% 5 04:内分泌、栄養および代 286 2.0% 13 05:精神および行動の障害 15 0.1% 06:神経系の疾患 640 4.5% 07:眼および付属器の疾患 459 3.3% 08:耳および乳様突起の疾患 91 0.7% 謝疾患 2 3 4 1 22 93 1 5 8 18 6 556 3 10:呼吸器系の疾患 1,466 10.4% 9 1 2 3 11:消化器系の疾患 1,663 11.8% 705 4 3 12:皮膚および皮下組織の 170 1.2% 1 12 13:筋骨格系および結合組 237 1.7% 2 132 14:腎尿路生殖器系の疾患 797 5.6% 10 15:妊娠、分娩および産じ 404 2.9% 16:周産期に発生した病態 163 1.2% 17:先天奇形、変形および 244 1.8% 18: 症状、徴候および異常臨床所見・異 145 1.0% ょく<褥> 染色体異常 常検査所見で他に分類されないもの 19:損傷、中毒およびその 他の外因の影響 1,558 11.0% 34 33 3 3 1 3 17 2 423 34 69 1 439 338 1 1 5 15 21 3 50 1 18 6 80 5 2 4 411 4 27 169 21 10 11 1 404 163 5 20 45 694 1 107 53 4 1 223 4 17 4 16 16 47 44 28 1 124 4 8 144 6 1 5 20:傷病および死亡の外因 21:健康状態に影響をおよぼす要 因および保健サービスの利用 115 0.1% 7 1 2 1,957 13.9% 織の疾患 9 4 09:循環器系の疾患 疾患 25 科 102 ならびに免疫機構の障害 酔 03:血 液および造血器の疾患 73 科 02:新生物 365 歯科口腔外科 耳鼻咽喉科 眼 科 894 形成・美容外科 産 婦 人 科 68 麻 泌 尿 器 科 小 科 987 児 脳神経外科 986 膚 整 形 外 科 皮 科 14,252 100.0% 1,630 数 総数 01:感染症及び寄生虫症 外 構成比︵%︶ 総 疾病大分類別・診療科別・病名数 22:特殊目的用コード 66 救 科 血 液 内 科 腎 臓 内 科 総 合 内 科 糖尿病・内分泌内科 乳腺・内分泌外科 170 338 294 204 23 186 160 16 1,638 構成比(%) 7.9% 2.5% 8.0% 2.6% 1.2% 2.4% 2.1% 1.5% 0.2% 1.3% 1.1% 0.1% 11.6% 01:感染症及び寄生虫症 9 15 39 8 1 19 9 17 8 1 02:新生物 4 5 335 187 4 219 1 03:血 液および造血器の疾患 3 3 4 3 39 5 04:内分泌、栄養および代 9 3 4 2 12 4 10 3 1 1 4 147 292 05:精神および行動の障害 06:神経系の疾患 7 科 謝疾患 神 ならびに免疫機構の障害 11 5 消化器内科 心臓血管外科 376 放射線診断科 呼吸器外科 1,156 放射線治療科 呼吸器内科 363 急 神 経 内 科 1,121 精 心臓血管内科 総数 96 146 15 537 13 3 160 12 8 1 3 3 7 07:眼および付属器の疾患 08:耳および乳様突起の疾患 5 1 09:循環器系の疾患 972 141 9 1 10:呼吸器系の疾患 19 18 435 11:消化器系の疾患 3 1 1 12:皮膚および皮下組織の 4 13:筋骨格系および結合組 2 7 6 14:腎尿路生殖器系の疾患 10 2 3 疾患 織の疾患 136 2 9 6 11 1 5 132 22 7 7 6 4 1 4 1 2 1 2 1 3 2 8 4 77 1 1 20 841 2 5 3 29 8 3 117 1 3 4 1 1 14 15:妊娠、分娩および産じ ょく<褥> 16:周産期に発生した病態 17:先天奇形、変形および 3 18: 症状、徴候および異常臨床所見・異 2 11 25 2 1 3 1 19:損傷、中毒およびその 73 5 3 35 20 229 1 染色体異常 常検査所見で他に分類されないもの 他の外因の影響 1 20:傷病および死亡の外因 21:健康状態に影響をおよぼす要 因および保健サービスの利用 1 22:特殊目的用コード 67 1 1 3 19 350 23 院内がん登録 350 300 5大がん数 院内がん登録数 350 300 (単位:件) 250 350 300 250 200 300 250 200 150 (単位:件) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 胃がん 大 腸 がん 肝がん 肺がん 乳がん 合計 133 163 87 137 62 582 121 183 69 125 69 567 147 186 61 121 79 594 170 253 98 164 88 773 233 303 119 251 121 1,027 250 200 150 100 200 150 100 50 150 100 50 0 100 50 0 50 0 0 140 胃がん 院内がん登録数 病期 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 不明 合計 68 9 9 35 0 121 77 14 22 34 0 147 94 15 25 35 1 170 128 25 26 53 1 233 大腸がん 胃がん 肝がん 大腸がん 胃がん 肺がん 肝がん 大腸がん 胃がん 乳がん 肺がん 肝がん 大腸がん 乳がん 肺がん 肝がん 乳がん 肺がん 乳がん 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 140 120 (単位:件) 120 140 100 (単位:件) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 70 11 13 39 0 133 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 胃がん Ⅰ 140 100 120 80 Ⅱ Ⅰ 120 80 100 60 Ⅲ Ⅱ Ⅰ Ⅳ Ⅲ Ⅱ Ⅰ 不明 Ⅳ Ⅲ Ⅱ 不明 Ⅳ Ⅲ 100 60 80 40 80 40 60 20 60 20 40 0 40 0 20 20 0 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 不明 Ⅳ 不明 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 大腸がん 院内がん登録数 病期 0 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 不明 合計 80 (単位:件) 70 80 (単位:件) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 24 29 35 35 40 0 163 33 41 35 35 39 0 183 34 38 35 39 40 0 186 57 55 42 50 46 3 253 0 60 70 80 50 60 80 70 40 50 70 60 74 67 61 54 44 3 303 Ⅰ 0 Ⅱ Ⅰ 0 Ⅲ Ⅱ Ⅰ 0 Ⅳ Ⅲ Ⅱ Ⅰ 不明 Ⅳ Ⅲ Ⅱ 30 40 60 50 20 30 50 40 10 20 40 30 0 10 30 20 0 20 10 10 0 不明 Ⅳ Ⅲ 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 不明 Ⅳ 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 不明 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 肝がん 院内がん登録数 病期 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 不明 合計 0 (単位:件) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 50 (単位:件) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 46 17 16 8 0 87 31 16 18 4 0 69 9 30 9 13 0 61 29 35 19 11 4 98 50 40 50 40 50 30 40 30 40 20 30 20 30 10 20 10 20 0 10 0 10 0 44 33 21 19 2 119 68 0 100 100 80 Ⅰ Ⅱ Ⅰ Ⅲ Ⅱ Ⅰ Ⅳ Ⅲ Ⅱ Ⅰ 不明 Ⅳ Ⅲ Ⅱ 不明 Ⅳ Ⅲ 不明 Ⅳ 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 不明 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 0 Ⅲ Ⅲ Ⅳ Ⅳ 不明 不明 20 20 10 10 0 0 肺がん 院内がん登録数 病期 0 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 不明 合計 (単位:件) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 0 50 8 39 40 0 137 1 39 8 38 39 0 125 0 26 10 26 59 0 121 0 48 9 37 68 2 164 (単位:件) 100 100 80 80 2 80 21 54 92 2 251 病期 0 40 40 20 20 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 不明 合計 (単位:件) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 7 22 20 8 5 0 62 7 25 21 11 5 0 69 9 32 19 11 8 0 79 13 27 26 14 8 0 88 0 0 Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅱ Ⅲ Ⅲ Ⅳ Ⅳ 不明 不明 60 60 0 0 乳がん 院内がん登録数 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 13 48 36 18 5 1 121 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 (単位:件) 60 60 50 50 0 0 Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅱ Ⅲ Ⅲ Ⅳ Ⅳ 不明 不明 40 40 30 30 20 20 10 10 0 0 69 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 Ⅲ 診療部門概況 Ⅲ 診療部門概況 救急科 部長 中野 実 た。戸田医師は平成26年7月24日、25日、28日~ 30日 [スタッフ] に行った。土方医師は平成26年7月31日、8月1日、 中野 実部長(高度救命救急センター長、集中治療科 部長兼任)、高橋栄治副部長、中村光伸副部長、宮﨑 4日~6日に行った。広上医師は平成26年12月2日~ 大副部長、町田浩志副部長、鈴木裕之副部長、菊谷祥博 5日、8日に行った。杉本医師は平成27年1月19日~ 副部長、藤塚健次医師、雨宮 優医師、櫻澤 忍医師、 21日に行った。 田中由基子医師、菊川哲英医師、原澤朋史医師、小倉崇 超音波検査室での超音波検査専従の研修を、菊谷医師 以医師、岡島真理医師、専攻医として、小林喜郎医師、 は 平 成27年 1 月20日 ~ 23日、26 ~ 30日、 2 月 3 日、 大瀧好美医師、星野江里加医師に加え、4月より、戸田 4日、6日に行った。 祐太医師が専攻医として、劉 啓文医師、白戸康介医師、 麻酔科で麻酔業務専従の研修を、岡島医師が平成26 増田 衛医師、小橋大輔医師が後期研修医として研修さ 年4月7日、21日、5月7日、19日、6月12日、7月 れた。また、4月から9月まで、土方利之医師(長野県 10日、8月6日、9月3日、22日、12月15日、平成27 立こども病院)が、12月から2月まで田上大祐医師(上 年2月9日、26日、3月6日に行った。菊川医師は平 尾中央総合病院)が専攻医として研修され、4月から11 成26年6月30日~7月4日、8月19日~ 22日、28日、 月まで、青山 康医師が後期研修医として研修された。 平成27年1月14日~ 16日、20日に行った。 初期臨床研修医師は、当院本院コースの藤田真弥研修 医師(平成26年6月30日~7月27日) 、中嶋愛一郎研修 [業務の現況] 医師(平成26年11月25日~ 12月7日) 、毛見勇太研修 ICU運営においては、原則として、副部長以上の医師 医師(平成26年11月25日~ 12月21日) 、和田元研修医 1名をリーダーとして配置し、救急科医師および専攻医 師(平成27年1月5日~1月25日) 、丹下沙羅研修医師 のうち2~3名と専攻医または研修医2~3名の計6~ (平成27年2月9日~2月22日)が2年目選択科目期と 7名が平日および休祝日日勤帯のICU担当医師となるこ して集中治療科・救急科を選択され研修された。また群 ととした。救急ICU 6床、病院ICU 6床に分け運営し、 馬大学から戸田和辰研修医師(平成26年6月2日~8 各ICUに救急科の医師・専攻医師1名ずつ宿直者を配置 月31日)、鯉淵郁也研修医師(平成26年7月7日~ 10 した。 月5日)が選択科目とし当院の集中治療科・救急科を選 救急外来業務においては、平日日勤帯はすべて救急科 択され研修された。さらに群馬大学救急重点研修プログ が担当した。日宿直においては、救急科医師2名が担当 ラムの研修医師として広上智宏研修医師(平成26年9 した。すべての日宿直時に、救急科医師が救急PHS当番 月1日~平成27年2月28日) 、杉本健輔研修医師(平成 を担当することとした。 26年10月1日~平成27年3月31日)が当院の集中治療 病棟業務においては、前年度の体制を踏襲して、救急 科医師のうち3名を病棟当番とした。 科・救急科で研修された。 ドクターヘリ業務においては、前年度の体制を踏襲し 当院本院コースの必修研修部門としての救急部門3ヶ 月の研修(集中治療科・救急科1.5 ヶ月、麻酔科1.5 ヶ月) て、中野 実・高橋栄治・中村光伸・宮崎 大・町田浩 には、1年目初期臨床研修医師1名(坂井俊英研修医師) 志・鈴木裕之・藤塚健次・雨宮 優・原澤朋史・小倉崇 と2年目初期臨床研修医師9名(星野晶子研修医師、羽 以医師の内1名を当番とした。 鳥悠平研修医師、藤田真弥研修医師、和田 元研修医師、 [実績] 丹下沙羅研修医師、田口亜由子研修医師、關谷真志研修 平成26年度(平成26年4月1日~平成27年3月31日) 医師、星野圭治研修医師、町田純帆研修医師)が研修さ れた。 は、救急外来にて救急科医師が初診で診察しトリアージ 院内研修については、細菌検査室での細菌検査専従の した患者数については延べ9,748名(前年度比1.26)、救 研修を、増田医師が平成26年6月3日~6日、9日に 急科の外来患者として扱われた救急患者数は延べ5,930 行った。青山医師は平成26年6月10日~ 13日、16日に 名(前年度比1.26)、主治医となって入院管理した患者数 行った。劉医師は平成26年6月17日~ 20日、23日に行っ は延べ617名(前年度比1.16)、主治医となって入院管理 た。白戸医師は平成26年7月15日~ 18日、22日に行っ した患者の延べ入院日数は4,974日、主治医となって入 71 院管理した一日平均入院患者数13.6人/日であった。 集中治療科(ICU) 部長 中野 実 [スタッフ] [業務の現況] ICUベッド1~6が救命救急入院料算定対象(以下救 平成25年度の途中から加算体制を救急ICU、本院ICU 急ICU)、ベッド7~ 12が特定集中治療室管理料算定対 と変更したため、単純比較は困難であるが、合計での入 象(以下本院ICU)となっている。救命救急ICU当直1名、 室患者数は前年比で増加した。 (前年比1.36) 本院ICU当直1名となった。 平成26年度ICU稼動状況を下記に掲載する。 医師勤務体系としては、全て当院医師で行った。 日勤帯は、平成26年1月までは平日は麻酔科医師・ 専攻医師のうちから1名、集中治療科・救急科常勤医師・ 専攻医師・初期臨床研修医師のうちから5~6名、2月 以降は基本的に集中治療科・救急科の常勤医師・専攻医・ 初期臨床研修医医師のみ、月1~2週程度麻酔科専攻医 師から1名とでICU担当医師は計6~7名とした。 準夜帯・深夜帯は平日土日に関わらず、すべて集中治 療科・救急科医師で行った。体制としては救命救急ICU 側1名、本院ICU側1名の計2名で業務を行った。 平成 26 年度 年 4 月 12 運営ベット数 新規入室患者数 総在床日数 平均在床日数 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 計 3 本 院 44 39 44 38 45 37 46 56 54 45 41 44 533 救命救急 30 43 50 47 44 41 40 36 31 28 34 37 461 計 74 82 94 85 89 78 86 92 85 73 75 81 994 本 院 168 145 160 150 160 147 161 168 186 169 156 180 1,950 救命救急 194 155 158 162 160 158 165 173 178 176 153 178 2,010 計 362 300 318 312 320 305 326 341 364 345 309 358 3,960 本 院 3.7 日 本 院 5.3 床 救命救急 4.4 日 救命救急 5.5 床 計 4.0 日 計 10.8 床 平均1日在床数 72 高度救命救急センター センター長 中野 実 防から34名の対象救急救命士が救急外来での3~5週 高度救命救急センター付け医師は、救急科については 「救急科」の項目参照としていただくこととして、救急 間の実習を行った。 科以外については、脳神経外科は佐藤医師及び山口医師、 また、前橋市消防局より救急救命士に対する再教育病 心臓血管内科は庭前医師及び小暮医師、神経内科は水島 院実習を、4月1日から5月11日及び2月16日から3 医師、心臓血管外科は林医師、小児科は萩原医師及び安 月31日までの計85日間で延131名に対して行い、救急救 藤医師、整形外科は内田医師が担当した。 命士資格取得後の就業前研修と就業後研修を3名受け入 「前橋赤十字病院 高度救命救急センター BLS&AED れ、計12日間の研修を行った。 コース」は、平成23年度4月よりG2010版で再開催した。 平成26年度も概ね1回/月で開催し、開催回数13回・延 高度救命救急センター病床の運営については、平成 25年度も引き続き30床運営の実質全稼動であった。 べ受講者数159名(通算で162回・2,386名)となった。 [群馬県ドクターヘリ] 恒例となった前橋市立前橋高等学校の依頼による同校 1 学 年 生 を 対 象 と し た「 第11回 市 立 前 橋 高 等 学 校 平成26年度は、フライトドクターは中野医師、高橋 BLS&AEDコース」(平成26年10月)を開催した。 医師、中村医師、宮﨑医師、町田医師、鈴木医師、藤塚 群馬県救急医療体制検討協議会(群馬県メディカルコ 医師,雨宮医師、小倉医師、原澤医師の10名が、フラ ントロール〔以下MC〕協議会)の依頼により県と当院の イトナースは高寺看護師、小池看護師、萩原看護師、木 共催で、平成26年10月に「第25回ぐんま外傷セミナー 村看護師、城田看護師、滝沢看護師の6名が担当して開 (JPTECインストラクターコース)」、平成27年3月に「第 始した。フライトドクターは平成26年11月から菊谷医 26回ぐんま外傷セミナー (JPTECインストラクターコー 師、平成27年2月から菊川医師が、フライトナースは ス)」、平成26年9月に「第26回群馬県ICLS(インストラ 平成27年1月から田村看護師が、同乗実習を終えて担 ク タ ー )コ ー ス 」、 平 成27年 2 月 に「 第27回 群 馬 県 当に加わった。 ICLS(インストラクター )コース」を開催し、当院はじ ドクターヘリ症例検討会は、平成26年度は5月、8月、 め県内各病院の医師・歯科医師・看護師、コメディカル、 11月、平成27年2月の4回開催した。 平成26年度は、要請は1,298件、前年度比1.14、出動 県内各消防の救急救命士・救急隊員が受講した。 群馬県MC協議会の関連以外では、当院を会場に、平 は881回、前年度比1.05であった。 成26年7月に「群馬Local-DMAT研修会」 、8月に「第 4回ぐんまMCLS標準コース」 、平成27年3月に「第5 高度救命救急センターの諸統計、群馬ドクターヘリの 回ぐんまMCLS標準コース」 、平成26年8月に「第21回 諸統計は別項を参照されたい。 群馬ISLS/PSLSコース」 、平成27年1月に「JATECコー ス」、2月に「第7回群馬ITLSアドバンスコース」、「第 6 回 1 day-MIMMS前 橋 コ ー ス 」、 「 第 6 回 Hospital- MIMMS前橋コース」、3月に「JNTECコース」が開催 された。 群馬県内の消防の救急救命士を対象とした2ヶ月間の 中期研修は、平成26年度も行われなかった。 群馬県MC協議会の依頼を受けて当高度救命救急セン ターが県内唯一の実習受入施設となっている救急救命士 の薬剤投与実習については、平成26年度には県内10消 73 基幹災害拠点病院 災害対策委員長 中野 実 平成26年度の基幹災害拠点病院の業務は、前年度ま ○院内災害対策本部設営前情報収集チーム活動 ・近 隣災害、事故に対する院内災害対策本部設営前情報 でと同様に、迅速かつ正確な災害救護活動が行われた。 そうした中で、日本の噴火災害史上最も悲惨な災害と 収集チームの活動 平 成26年7月16日 伊勢崎市境上渕名自動車多重事 なった御嶽山噴火災害での救護活動では、被災県である 長野県を除く県外でいち早く情報収集を開始し、初動救 故 平成26年9月14日 関越自動車道上り119.5キロポス 護班派遣に至ったことと、長野県立木曽病院では本部支 援活動から患者搬送活動、火山灰の除染活動など種々の ト交通事故 平 成27年1月6日 上信越道上り41.4キロポスト多 活動を担うこととなったが、これは日々の災害関連研修 会や災害対応訓練による活動要員の養成によって、実践 重衝突事故 での効率的でかつ有効な活動がなされたものと考えられ ○臨時救護 た。 群 馬県支部の要請により、46回の臨時救護要員の派 平成26年度も引き続き、こうした今後起きうる災害 遣を行った。 に備えて基幹災害拠点病院として、種々の県内外の研修 救護要員:医師8名、看護師86名、合計94名 会や訓練への要員派遣を行い、加えて研修会や訓練の開 救護延べ日数:70日間 催を行い、活動要員の養成を行った。また、基幹災害拠 点病院である当院の責務として、県内の災害拠点病院の 2.院外研修活動 職員に対しても、教育・研修行うことが重要と考え、当 ○日本DMAT(以下JDMAT)隊員養成研修会への参加 院で開催した研修会にそうした施設の方々にも参加頂い 医 師・看護師・事務部ともに、積極的にJDMAT養成 た。 研修を受講し、タスク・インストラクターとしても参 加した。その結果、平成26年度末でJDMAT隊員資格 所有者は合計53名となり、インストラクター資格所 [活動実績] 1.救護活動 有者は9名となった。 ○DMAT派遣及び院内災害対策本部設営事案 ・DMAT隊員 合計53名(新規取得者6名、他院より ・平成26年9月27日~ 29日 御嶽山噴火 DMAT派遣 異動1名) 院内災害対策本部設営(医師9名、看護師7名、事務 医 師 14名(平成26年度 隊員資格取得:桜澤忍医師、 員3名) 田中由基子医師) DMAT派遣(医師2名、看護師3名、事務員2名) 看 護師 18名(平成26年度 隊員資格取得:牧口み 活動場所:信州大学、木曽病院 どり看護師、矢内健太看護師) ・平 成26年11月22日22時13分頃 長野県北部地震(震 事務員 11名 薬 剤師 1名(平成26年度 隊員資格取得:町田忠 度6弱) 院内災害対策本部設営(医師8名、看護師8名、事務 利薬剤師) 員10名) 放 射線技師 1名(平成26年度 隊員資格取得:佐 DMAT・救護班派遣なし 藤良祐技師) ・平 成26年12月14日16時02分頃 安中市松井田町地内 支部職員 4名 ・JDMAT資格 バス単独横転事故 院内災害対策本部設営(医師5名、看護師1名、事務 統括DMAT資格取得者 9名 中野 実医師、髙橋栄治医師、中村光伸医師、宮崎 員1名) 傷病者9名 大医師、町田浩志医師、鈴木裕之医師、藤塚健次医師 (以下、平成 26年度取得者)菊川哲英医師、雨宮 優 当院の受入れなし ・平 成26年11月17日13時00分頃 国道17号(みなかみ 医師 NBC災害・テロ対策研修会修了者 21名 町) 院内災害対策本部設営(医師4名、看護師3名、事務 中野 実医師、髙橋栄治医師、中村光伸医師、町田浩 員3名) 志医師、宮崎 大医師、高寺由美子看護師、小池伸享 当院の受入れなし 看護師、萩原ひろみ看護師、城田智之看護師、滝沢 74 的に参加した。 悟看護師、石川めぐみ看護師、田村千佳子看護師、齊 藤 悟看護師、太田吉保事務員、関根 晃事務員、関 ・平成26年7月5日~7日 第1回 日本赤十字社本社 口範之事務員、中里敏則事務員、板倉孝之事務員、友 参加者:スタッフ5名 ・平成26年9月13日~ 15日 第2回 日本赤十字社本社 野正章事務員、内林俊明事務員、佐藤良祐放射線技師 JDMATインストラクター 9名 参加者:受講者4名、スタッフ10名 中野 実医師、髙橋栄治医師、中村光伸医師、宮崎 ・平成26年11月22日~ 24日 第3回 北海道札幌市産 大医師、町田浩志医師、高寺由美子看護師、小池伸享 業振興センター 看護師、城田智之看護師、太田吉保事務員 参加者:スタッフ5名 ・JDMAT関連研修会 ・平成27年1月10日~ 12日 第4回 日本赤十字社本社 平成26年度第1回関東ブロックDMAT技能維持研修 参加者:スタッフ6名 平成26年5月24日~ 25日 内閣府立川災害対策本部 3.院内研修活動 予備施設 研 修参加者:主事2名 ○第2回群馬Local-DMAT研修 平成26年度第1回統括DMAT研修 群 馬県との共催で県内災害拠点病院を対象に、群馬 平成26年7月14日~ 15日 国立病院機構災害医療セ DMAT隊員資格を取得できる研修会を行った。 ンター 当院受講者:6名 研修参加者:医師2名 平成26年7月12日~ 13日 当院にて開催 平 成26年度第1回関東ブロック統括DMAT技能維持 ○第11回群馬県災害医療研修(亜急性期~慢性期) 平 成26年度は、昨年度初めて行った、亜急性期~慢 研修 平成26年9月20日~ 21日 内閣府立川災害対策本部 性期を対象とした研修会を群馬県との共催で開催し た。 予備施設 研修参加者:医師1名 平成26年12月13日 群馬県庁にて開催 平成26年度第2回関東ブロックDMAT技能維持研修 当院受講者:8名 平成26年9月20日~ 21日 ○MIMMSコース 研修参加者:医師1名、看護師2名 平 成26年度で第6回となる英国の災害コースを、県 平成26年度第3回関東ブロックDMAT技能維持研修 内災害拠点病院を対象に行った。 平成26年9月30日~ 10月1日 埼玉県県民活動総合 ・平成27年2月13日 1dayMIMMSコース ・平成27年2月14日~ 15日 HospitalMIMMSコース センター 研修参加者:主事1名 研修会参加者:受講者32名、講師10名、事務局2名 平 成26年度関東ブロックDMAT訓練(日赤群馬県支 ○MCLSコース 日本集団災害医学会主催の、 災害対応コースを行った。 部災害救護訓練共同開催) 平 成26年11月28日~ 29日 群馬県庁、陸上自衛隊相 群馬県内外の医療機関職員・消防職員等を受講者とし 馬原駐屯地、県内災害拠点病院、他 て、広く災害医療の啓蒙を行った。 スタッフ参加者:医師4名、看護師3名、主事3名 ・平成26年8月25日 第4回MCLS標準コース 訓練参加者:医師3名、看護師6名、主事5名、薬剤 研修会参加者:受講者36名、講師54名 ・平 成26年10月3日 第1回群馬MCLSインストラク 師1名、診療放射線技師1名 平成26年度第4回関東ブロックDMAT技能維持研修 ターコース 平成27年1月6日~1月7日 群馬県庁 研修会参加者:受講者35名、講師10名 研修参加者:医師2名、看護師6名、主事5名(内血 ・平成27年3月5日 第5回MCLS標準コース 研修会参加者:受講者24名、講師52名 液センター職員1名) ○急性期災害医療(レベルⅠ)コース ○全国赤十字救護班研修会(旧日赤DMAT研修会) 平 成25年度も引き続き、災害対応の入門的教育コー 日本赤十字社主催の全国赤十字救護班研修会に、受講 スとして、院内独自のコースを行った。群馬県内外の 者だけでなくインストラクター及びタスクとして積極 医療機関職員・消防職員等を受講者として、広く災害 75 訓練参加者:医師3名、看護師6名、薬剤師1名、診 医療の啓蒙を行った。 開 催回数12回(通算56回) 受講者:延べ220名(通 療放射線技師1名、主事5名 算949名) スタッフ参加者:医師4名、看護師3名、主事3名 当院ドクターヘリ参加 ○日本赤十字社群馬県支部災害救護訓練(関東ブロック 4.災害訓練 DMAT訓練共同開催) ○群馬県広域医療搬送受入訓練 平成26年5月13日 陸上自衛隊相馬原駐屯地 平 成26年11月29日 日本赤十字社群馬県支部、群馬 訓練参加:医師4名、看護師2名、薬剤師1名、主事 県庁、群馬県消防学校 訓 練参加者:医師1名、看護師3名、薬剤師1名、主 3名 スタッフ参加:医師2名、看護師1名、主事1名 事2名 当院ドクターヘリ参加 ○群馬県災害対策本部図上訓練 ○内閣府主催総合防災訓練広域医療搬送実動訓練 平成27年2月13日 群馬県庁 平 成26年8月30日 大分、熊本、宮崎、鹿児島県内 訓練参加者:医師2名、看護師2名、薬剤師1名、主 の災害拠点病院 等 事1名 スタッフ参加者:医師3名、主事2名 スタッフ参加者:医師1名 ○群馬県総合防災訓練 ○災害時等における燃料対策訓練 平 成26年9月8日 渡良瀬川右岸「渡良瀬スポーツ 平成27年3月24日 群馬県庁、当院 他 広場」 訓練参加者:管財課員2名 訓 練参加者:医師1名、看護師3名、薬剤師1名、主 5.委嘱 事2名 当院ドクターヘリ参加 ○群馬県災害医療コーディネーター ○原町赤十字病院災害救護訓練 平成26年7月30日~平成28年7月29日 平成26年9月27日 原町赤十字病院 中野実医師 訓練参加者:医師1名、看護師3名、薬剤師1名、主 委嘱内容:群馬県における災害医療のマネージメント 事2名 を行う ○館林市総合防災訓練 ○群馬県災害医療サブコーディネーター 平成26年10月5日 館林市役所東広場 平成26年6月12日~平成27年6月11日 訓練参加者:医師1名、看護師3名、薬剤師1名、主 中村光伸医師、宮崎 大医師、町田浩志医師、鈴木裕 事2名 之医師 ○本社・2B支部災害救護訓練 ○群馬県地域災害医療コーディネーター(前橋地域) 平 成26年11月3日~4日 さいたまスーパーアリー 平成26年6月12日~平成27年6月11日 ナ 髙橋栄治医師 ○日 赤災害医療コーディネーター・コーディネートス 訓練参加者:医師1名、看護師3名、主事2名 ○前橋市総合防災訓練 タッフ 平成26年11月9日 前橋工科大学 平成25年10月1日~平成27年9月30日 訓練参加者:医師1名、看護師3名、薬剤師1名、主 中野 実医師、髙橋栄治医師、中村光伸医師、宮崎 事2名 大医師、町田浩志医師、高寺由美子看護師、小池伸享 ○関東管区緊急援助隊総合訓練 看護師、萩原ひろみ看護師、城田智之看護師、滝沢 平成27年11月14日 陸上自衛隊相馬原駐屯地 悟看護師、太田吉保事務員、板倉孝之事務員、唐澤 訓練参加者:医師1名、看護師2名、主事2名 明事務員、友野正章事務員、内林俊明事務員 ○関 東ブロックDMAT訓練(日本赤十字社群馬県支部 6.付録 災害救護訓練共同開催) 平 成26年11月28日~ 29日 群馬県庁、陸上自衛隊相 ○院 内対策本部設置および初動救護班(DMAT)参集 馬原駐屯地、県内災害拠点病院 他 を行う前に、 『院内対策本部設置前情報収集チーム』 76 を立ち上げる基準 ③群馬県より群馬DMATの出動要請があったとき ①群 馬県内において、災害または事故により、多数傷 ④群 馬県内の消防・警察より群馬DMATの出動要請 病者発生または発生の恐れの情報を入手したとき があったとき ②群馬県内の消防・警察より、多数傷病者発生および ⑤EMISによる日本DMATの待機要請または出動要請 発生の恐れの通報があったとき があったとき ⑥上記以外で院内対策本部設置前情報収集チームが必 ③群馬県内に震度5弱の地震が発生したとき * ④2ブロック および長野県に震度5強以上の地震が 要と判断したとき 2ブロック*=茨 城県、栃木県、埼玉県、千葉県、東 発生したとき ⑤2ブロック*以外または長野県以外に震度6弱以上 京都、神奈川県、山梨県、新潟県 の地震が発生したとき ⑥上記以外で院内対策本部設置前情報収集チームの設 置が必要と判断したとき ○院 内対策本部設置及び初動救護班(DMAT)参集す る基準 ①群 馬県内において,災害または事故により,死傷者 10名以上発生または発生の恐れがあるとき ②群馬県内に震度5強以上の地震が発生したとき 消化器内科 部長 高山 尚 ERCP件数が過去最高となった(374件/年)。特に検査可 [スタッフ] 阿部毅彦副院長、高山 尚部長、新井弘隆部長、豊田 能日の増加に伴い内視鏡的乳頭切開術(165件/年)や超 満夫医師、飯塚賢一副部長、大塚 修副部長、山田俊哉 音波内視鏡ガイド下穿刺吸引生検術(EUS-FNA)(35件/ 副部長、上野敬史副部長、増田智之医師、長坂昌子医師、 年)など高難度の診断・治療手技が飛躍的に増加してい 佐藤綾希医師、春日健吾医師、清水雄大医師(13名) る。胃手術後症例に対してはダブルバルン内視鏡下での 胆道ドレナージも試みている。重症膵炎でICU管理が必 要となった症例は21例/年となりこれも増加中である。 [業務の現況] 今年度は常勤医8名+専攻医3名+非常勤医2名のメ 小腸疾患に対するカプセル内視鏡(9件/年)やダブ ンバーとなり、また健診棟内視鏡室では内視鏡パート医 ルバルン小腸内視鏡(57件/年)は導入後8年が経過し 師8名の応援を得てのスタートとなった。 相変わらず他院からの紹介患者が多いが、これまで未知 消化管については、上部消化管内視鏡7,264件/年(う であった小腸腫瘍や憩室、血管異型などの出血源に出く ち健診経鼻内視鏡3,502件/年) 、下部消化管内視鏡2,198 わす機会が増えてきた。 件/年と上部・下部ともに過去最高となった。内視鏡的 肝疾患については、C型肝炎に対する治療がペグイン 粘膜下層剥離術(ESD)については上部・下部ともに症 ターフェロン+リバビリン+プロテアーゼ阻害剤による 例数の増加と手技の熟練に伴いほぼ毎週定期的に施行し 3剤併用療法から直接作用型抗ウィルス薬(DAA製剤) ている。(上部44件/年、下部29件/年)。特に、大腸腫瘍 内服治療へと変革中である、新規の経口2剤療法が平成 のESDについては県内でも実施可能な数少ない施設の1 26年11月に開始となり平成27年3月までに35症例に導 つに認定されている。 早期癌の内視鏡的治療のみならず、 入され現在注意深く経過観察中である。 潰瘍性大腸炎やクローン病など重症・難治性の炎症性腸 肝臓癌については、2年ほど前から減少傾向となって 疾患も増加中であり、免疫調節薬やインフリキシマブ・ きている印象がある。これまでの長期間にわたるC型肝 アダリムマブ、血球成分除去療法などを組み合わせて寛 炎治療が功を奏してきている可能性が考えられ全国のが 解導入・維持を試みている。 ん統計とも一致している。当院では全国に先駆けてマイ クロバルーン閉塞下肝動脈塞栓術(B-TACE)を取り入 胆・膵疾患についても閉塞性黄疸症例の増加に伴い 77 れておりこれによる奏効率の向上が寄与している可能性 <上部消化管内視鏡> も考えられる。また、門脈圧亢進に合併する胃・食道静 年 度 脈瘤や脾腫に対しBRTO、TJO、PSEなどのIVR治療も 上部内視鏡 積極的に行っており県内の中心的役割を担っている(12 ポリペク+ EMR + ESD 件/年)。ICU管理での人工肝補助が必要となるような劇 止血術 症肝炎症例はなかったが、高齢のため一般病棟で保存的 EIS+EVL に対応した症例が数例あった。 胃瘻造設 異物除去 平成22 平成23 平成24 平成25 平成26 6,619 11 167 84 136 30 ESD [今後の課題] 6,764 40 225 111 111 19 37 6,839 65 160 97 87 23 57 健診経鼻内視鏡 複数の合併症を有する高齢患者が増加中であり、治療 7,021 57 134 90 75 37 53 3,430 7,264 49 145 81 65 35 44 3,502 以前の問題として検査を行うこと自体がハイリスクと考 えられる症例が増えている。内視鏡穿孔事例が2件あっ <下部消化管内視鏡> 年 度 たが、いずれも高難度ハイリスクな高齢者症例であった。 検査前のインフォームドコンセントを十分すぎるくらい 大腸内視鏡 行うことを念頭に置き、検査説明・同意書の書式を一部 ポリペク+ EMR + ESD 改訂した。 止血術 経肛門イレウス管 また、透視下での内視鏡検査数・時間の増加に伴い術 者自身の被爆量がかなり増えている。放射線遮蔽用の防 ESD 護スクリーンを購入していただき被爆量の軽減に努めて ダブルバルン小腸内視鏡 いる。 カプセル内視鏡 平成22 平成23 平成24 平成25 平成26 1,886 322 359 10 1,876 320 320 17 82 32 50 20 1,950 360 352 17 14 67 11 1,989 393 373 17 18 49 13 2,198 427 408 23 29 57 9 <膵・胆道系関連> 年 度 ERCP ERBD メタリックステント EST EPBD EUS-FNA 平成22 平成23 平成24 平成25 平成26 366 223 18 117 1 重症膵炎(ICU) 314 149 18 83 5 4 12 356 173 16 112 8 13 16 297 150 30 94 10 13 13 374 152 28 165 15 35 21 <肝疾患関連> 年 度 AG(TACE,TAI を含む ) BRTO,TJO,PTO PSE ラジオ波焼灼術 肝生検 ペグインターフェロン DAA 経口 2 剤療法 劇症肝炎(ICU) 78 平成22 平成23 平成24 平成25 平成26 276 10 4 41 36 46 271 10 5 62 37 30 278 8 5 46 20 52 240 17 4 64 18 59 8 4 10 239 9 3 59 19 43 35 0 外科 部長 安東 立正 図る。 [スタッフ] ③地 域連携パスの運用数を増やし、地域医療機関とのス 安東立正部長、富澤直樹部長、荒川和久副部長、小林克 巳副部長、黒崎亮副部長、佐藤弘晃副部長、岩松清人副 ムーズな関係を発展させる。 ④今後始まる外科専門研修プログラムの基幹研修施設と 部長、榎田泰明副部長,池田文広副部長、岡田拓久後期 研修医、小澤直也後期研修医、八木直樹後期研修医 なり、後期研修医の充実を図る。 [業務の現況] 部位 今年度は後期研修医の白石医師が2年の研修を終え上 手術症例 症例数 視鏡下 頸部・胸部 食道疾患 食道切除再建術 6 6 野村の僻地診療に赴いた。新たに八木医師が後期研修医 バイパス術 として加わった。臨床的には、 腹腔鏡下手術に力を入れ、 食道離断術 全手術の4割以上を占めるようになった。なかでも完全 その他 4 1 腹腔鏡下手術や鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下手術な 乳腺疾患 摘出術 16 ど、根治性を維持しつつも難易度の高い腹腔鏡下手術に 乳房温存術 47 取り組んでいる。医療安全を第一に考え、必要と思われ 乳房切除術 22 甲状腺疾患 全摘術 4 亜全摘術 7 部分切除術 12 副甲状腺全摘術 るものは院内倫理委員会を通しその認証を得て手術を行 なっている。また内視鏡外科学会技術認定医が2名常勤 し、後輩の指導にあたっている。その他ヘルニア、急性 虫垂炎等の疾患から救急疾患等を幅広くカバーしてい る。どの疾患も、高度救命救急センターやICUと連携し、 副甲状腺摘出術 1 副甲状腺腫摘出術 幅広い救急疾患に対応できる体制を常時整え、地域医療 腹部 胆道膵疾患 胆嚢摘出術 の中心的役割を果たしている。また次代を担う若い外科 胆管切石術 医の教育にも積極的に取り組んでいる。後期研修医は、 胆管形成 外科専門医カリキュラムに沿って日々研修を行っている 膵頭十二指腸切除術 が、短期の国内留学も可能である。また消化器外科専門 膵全摘術 医や内視鏡外科技術認定医の取得を目指し日々努力して 膵体尾部切除術 5 いる。周術期の管理では、NST、ICT、緩和チームなど 胆管悪性腫瘍手術 4 の横断的な院内のチームと連携し、栄養管理やSSI対策、 緩和医療などを行っている。また、切除不能の進行、再 発例に対しては、放射線化学療法や、化学療法室を利用 した外来化学療法を多数の症例に行っている。また外科 103 101 2 24 3 2 胆嚢悪性腫瘍手術 2 その他 2 胃・十二指腸疾患 噴門側胃切除術 2 1 幽門側胃切除術 61 39 32 7 6 5 胃全摘術 的治療のみではなく緩和医療への取り組みも積極的に 胃部分切除術 行っている。各種疾患のクリニカルパスも適応率は5割 バイパス術 6 を超え、治療の標準化を図っている。5大がん(胃、大 胃瘻造設術 1 1 腸、肝、肺、乳)の地域連携パスも整備し胃がん、大腸 大網充填術 15 2 がん、乳がんの連携パスを運用している。 Hassab手術 その他 また、当院は日本外科学会、日本消化器外科学会の認 定施設であり、日本肝胆膵外科学会高度技能専門医修練 肝・脾疾患 肝切除術 施設にもなっている。 脾摘術 [今後の課題] ①地 域中核病院として、専門性を生かした高度な診療を おこなう。そのため、学会、研修会等へ積極的に参加 して新しい医療知識や技術の習得を目指す。 ②医療安全システムの確立と、医療従事者の負担軽減を 79 27 7 8 6 その他 1 腸疾患 小腸切除術 28 4 結腸切除術 123 73 大腸全摘術 5 2 前方切除術 25 20 低位前方切除術 27 24 部位 手術症例 症例数 視鏡下 超低位前方切除術 部位 手術症例 3 3 症例数 視鏡下 3 直腸脱根治術 腹会陰式直腸切断術 ハルトマン手術 人工肛門閉鎖術 虫垂切除術 イレウス解除術 直腸腫瘍摘出術 ISR その他 ヘルニア 鼠径ヘルニア根治術 大腿ヘルニア根治術 13 8 副腎 副腎摘出術 5 5 閉鎖孔ヘルニア根治術 2 皮膚 腫瘍摘出術 6 5 3 その他 開腹リンパ節生検 10 3 リンパ節郭清 2 骨盤内臓全摘術 2 試験開腹術 7 1 人工肛門造設術 10 腹壁腫瘍摘出 5 1 11 その他 急性汎発性腹膜炎手術 15 後腹膜悪性腫瘍手術 2 1 5 血管 開腹止血術 8 1 2 2 腫瘍(尾骨合併)切除、肛門括約筋形成 24 腹腔鏡下生検術 リンパ節摘出 19 104 101 25 193 168 腹壁瘢痕ヘルニア根治術 6 4 その他 臍ヘルニア根治術 6 合計 内ヘルニア根治術 上腰ヘルニア根治術 肛門疾患 痔核根治術 6 総合・感染症内科 1,124 608 部長 佐藤 浩二 研修医教育は、外来診療の実践を通して、医師患者関 [スタッフ] 係の構築、 医療面接における基本的コミュニケーション、 佐藤浩二部長、末丸大悟医師、林 俊誠医師 基本的な身体診察、臨床推論を到達目標として行ってい る。 [業務の現況] 平成26年度は、新規患者801名を診療した。患者さん 総合・感染症内科では、 「診断のついていない健康上 の問題で悩まれている方」「健康上に問題はあるが、ど が受診された主訴としては、主に痛み、発熱、めまい、 の専門科に受診したらよいか分からない方」の初期診察 しびれ、浮腫などで、ほとんどの患者さんは総合内科外 を行っている。呼吸器・消化器など臓器別の枠にとらわ 来で完結し、専門科へ引き継いだのは148名であった。 れず、心理的・社会的な問題を含めた患者さんのニーズ 継続治療が必要な患者さんは、地域の登録医療機関を逆 に合わせた総合的な医療を提供できるよう努めている。 紹介とした。 専門診療科での精密検査・治療が必要な場合には、各専 門診療科外来を紹介し、専門診療科と連携をとりながら [今後の課題] 平成26年度は、総合・感染症内科と名称変更を行った。 患者さんに適切な医療を受けていただけるよう診療を 行っている。また、地域医療支援病院として高度な医療 スタッフも3名体制となり、診療内容の充実を図ること を提供する窓口としての役割を担い、かかりつけ医療機 ができた。今後も高度な医療を提供する窓口として専門 関と緊密に連絡を取ることを心がけており、元々かかり 診療科との連携を更に深めていく所存である。 つけ医をお持ちでない患者さんには、近隣の登録医療機 関を逆紹介させていただいている。 感染症関連として、職員・スタッフの血液暴露時の対 応、感染症関連疾患の院内コンサルテーションを行って いる。 80 腎臓内科 部長 岡上 準 [スタッフ] 紫斑病など)に対する血漿交換療法、家族性高コレステ ロール血症やネフローゼ症候群に対するLDL吸着療法な 岡上 準部長、加家壁健副部長、本橋玲奈副部長、清 水愛果医師 ど、アフェレシス療法も積極的に行っている。近年では 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎など)に対する白血球除去療 法が増加しており、それらを合わせると年間50例以上 [業務の現況] 当科では、慢性腎炎や腎不全、膠原病(リウマチ性疾 の実績がある。 患)、関節リウマチの患者さんの診療、および腎不全を このような疾患では一人ひとりの患者さんごとに症状 中心にした血液浄化療法を主に行っている。 が異なり、それぞれの症状に応じた適切な診療が行える 近年「慢性腎臓病は末期腎不全や心血管疾患の大きな よう治療方針に関して毎週ミーティングを行っている。 危険因子である」とする多くの知見が得られたこと、病 また必要に応じて他科へのコンサルトや大学病院など他 態解明に基づく治療法が進歩し「腎臓病には治療法があ 施設との合同検討会への症例提示などを行い治療法の検 る」ことが明確になってきたことなどから、慢性腎臓病 討を行っている。 対策が注目を浴びるようになってきた。当科では慢性腎 炎、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症などに罹患した患 [診療体制の現況] 者さんの診療に関して、適切な腎機能の評価とともに、 平成26年度は上記4名での診療であった。 積極的に腎生検を行い正確な診断をもとに診療を行って いる。平成26年度は約15例の腎生検を施行しており、 [今後の課題] これらの結果から適切な治療方針を決定し、薬物治療、 ・地域の中核病院としての当院において、専門性を生か した診療を行えるよう努力する。 食事療法などを総合して、末期腎不全への進展を防ぐた ・新しい医療を習熟するために、研修会や学会などへの めに努力している。 膠原病、リウマチ性疾患については、関節リウマチ、 参加を積極的に行なう。 全身性エリテマトーデスなどを中心に診療を行ってい ・県 内の内科レジデント(主に腎臓・透析・リウマチ性 る。関節リウマチは、比較的早期から抗リウマチ剤を投 疾患)の育成の一端を担えるよう努力し、他施設とも 与することで関節リウマチの進行を抑制し、関節の変形 協力・連携を深める。 に伴う機能障害を防ぐように努力している。また生物学 的製剤(TNF阻害薬,IL-6阻害薬、T細胞選択的共刺激 調節剤等)の治療も積極的に行っている。全身性エリテ マトーデス、混合性結合組織病、リウマチ性多発筋痛症、 血管炎症候群、成人発症スティル病などの膠原病及びそ の類縁疾患についても根拠に沿った治療を行い、治療に 伴う副作用についても常に気を配っている。病変が全身 に及ぶことが多いため、 他科との連携を密にとりながら、 総合的に診療するように心がけている。 慢性腎不全の患者さんに対しては、当院では泌尿器科 と協力し、血液浄化療法センターにて主に血液透析を 行っている。平成26年度では約67名の外来透析患者様 が通院している。また急性および慢性腎不全患者の透析 導入症例、他院で維持透析中の患者が合併症により当院 に入院された場合の維持透析患者数は200名以上あり 年々増加傾向である。 その他神経疾患や膠原病疾患に対する免疫吸着療法、 肝臓疾患(劇症肝炎など)、血液疾患(血栓性血小板減少性 81 糖尿病・内分泌内科 部長 上原 豊 インスリン注射が困難な症例では持続皮下インスリン注 [スタッフ] 入(CSII)の導入も施行している。今後さらに症例を増 上原 豊部長,石塚高広副部長、橋田 哲副部長、末 やしてく予定である。平成22年4月から血糖持続モニ 丸大悟、中村保子顧問 ター(CGM)に保険適応が認められるようになった。 今年度のスタッフは前年度同様で、常勤の4名は健診 平成24年4月からコンパクトな新しいCGMの機械が使 センターの内科診察も兼任している。 用できるようになり、日常生活での24時間血糖のモニ [業務の現況] ターが可能になり、当院でのCGM運用は県内随一と思 [特色] われる。CGMの使用により今まで以上に、実地臨床で 外来は糖尿病・代謝、甲状腺・内分泌疾患に対応して の血糖把握が可能になり、糖尿病コントロールを改善す いる。 る点で威力を発揮できると期待している。 糖尿病地域連携パスも現在約65名が登録されている。 外来新患枠は地域医療施設からの紹介患者さんが大半 を占めている。その7~8割は糖尿病疾患で占められ、 半年毎に来院して頂き、血糖コントロールのみならず、 救急搬送も含め、高血糖での糖尿病コントロール目的、 合併症、血圧、脂質管理もアウトカムに設定し、経過観 合併症治療が大半である。また、術前や、ステロイドに 察している。パス運用者の血糖コントロールは5年経過 よる血糖コントロールの悪化時の糖尿病コントロールの した登録患者のHbA1cの平均はは7%前後で、良好に推 依頼が増えているのも特徴である。 移している。 もう一つの診療の柱である内分泌分野では、下垂体疾 内分泌領域では、甲状腺疾患が多数を占めているが、 二次性高血圧の精査などで紹介される症例も多く、特に 患、甲状腺・副甲状腺疾患、副腎疾患、電解質異常など 原発性アルドステロン症疑いの症例が増えている。 に対応し、各種内分泌機能検査の他、エコー、CT, また、糖尿病地域連携パスが運用されてから、約6年 MRI, シンチなどの画像診断を組み合わせて的確な診 目を迎えた。今年度の新規運用患者数は14名で、総数 断のもと適切な治療を行っている。疾患の中には外科的 が65人前後に増えている。地域連携を中心として、近 治療が必要になるため、内分泌乳腺外科とも連携を密に 隣医療者への専門医療情報提供や勉強会、院外講師を招 して対応している。 いての講演会などを開催している。 [その他] [診療] 糖尿病患者会を月一回開催して、患者さんを対象に講 外来診療は午前は初診、紹介を中心に、午後は再来患 演、生活指導、バイキング会などを実施した。年一回、 者の診療にあたっている。新患患者は、他院からの紹介、 県内の他の施設の患者会と合同でウオークラリーに参加 院内からの紹介患者が大部分を占めている。その内訳は して、屋外での活動も行っている。 糖尿病110番を新設して、月一回の勉強会を行っている。 ほとんどが糖尿病患者で占められている。糖尿病初診、 血糖コントロール不良、急性代謝失調、妊娠糖尿病、周 参加者は院内の多くの職種の方が参加し、困った事案や症 術期糖尿病コントロール、ステロイド使用によるコント 例などの検討を行って診療のレベルアップを図っている。 ロールの乱れなど、様々な病態に対応している。 糖尿病の治療では、より早期から血糖コントロールを [今後の課題] 厳密に行い合併症を予防することが重要であると従来よ 高齢化社会を迎えた現在、糖尿病の患者数は増加の一 り叫ばれている。糖尿病患者ではインスリン分泌やイン 途です。当院は急性期病院ですが、 さまざまな疾患の中に、 スリン抵抗性などの病態のチェックとともに網膜症、腎 糖尿病を合併している例が多く、24時間体制で診療に取 症、神経症、動脈硬化性変化、歯科などの合併症検索を り組みたいと考えている。また、昨今糖尿病の新規経口糖 行い、患者さんの病態に合わせた治療を行っている。高 尿病薬が上梓され、適正使用という課題が出てきている。 血糖の糖毒性解除の目的で、外来でのインスリン導入も そのために専門的立場から、院内のみならず、地域連携 積極的に行っている。1型糖尿病の血糖管理で、強化イ を通して新しい情報の発信を行い、専門医としての責務を ンスリン療法でコントロール不良例や、ライフスタイルで 果たし、診療に携わって行きたいと考えている。 82 精神科 部長 小保方 馨 自殺未遂歴が自殺の最大の危険因子であり、再発防止を [スタッフ] 目的として、救命救急センターに入院となった自殺未遂 常 勤:小保方馨部長、佐久間泰専攻医 事例には全例面接を行っている。隔週火曜日に精神科勉 強会を行っている。 [業務の現況] 平成26年4月より櫻井医師から佐久間医師に交代し 夜間休日に救急外来において身体科医が対応し、精神 た。佐久間医師は病棟往診に携わり院内ニーズに素早く 疾患が疑われた事例は3件あった。夜間休日の精神科オ 対応することを心掛け、小保方医師は院内各科や地域連 ンコールは16件あった。入院時医学管理加算を算定す 携室を通じた依頼に外来で応じる形で診療を行った。 ることに絡み、精神科として24時間対応できるよう夜 間は待機をしている。 (単位:件) がん診療に伴う精神的苦痛の相談は、外来18件(F3: 120 100 39 %、F0・F4:28 %、F1: 6 %)、 病 棟45件(F0: 外来 80 51 %、F4:18 %、F3:13 %、F5:11 %、F2: 4 %) 病棟 60 である。加えてかんわ支援チームの活動に毎日参加して 40 いる。緩和ケア研修会では当院、および桐生厚生総合病 20 院の研修会にファシリテーターとして参加した。また、 0 がん診療を担う医師向けの「悪い知らせを伝える」CST F0 F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7 r で、群馬大学や高崎医療センター、当院での個別開催に F8 othe 関わった。 本年度の新患は総数459件(外来172人、往診284人、 臨床研修について。 群馬県立精神医療センターと組み、 夜間休日3人)、ICD-10による診断分類をグラフに示す。 初期研修医13名に対して、1ヶ月間ずつの初期研修を 外来新患は172人であり、一般開業医から27件、精神科 行っている。研修医は平均26名/月の診察に携わる。ま 関係から22件、院内各科から94件の依頼があった。診 た全国の若手精神科医を対象とした臨床研修指導医講習 断の割合はF4(神経症性)>F3(気分障害)>F0(器 会に参加した。若手精神科医の教育を目的として「ぐん 質性)>F2(精神病性)の順である。 まを支える若手精神科臨床勉強会」も発足した。 平成27年2月の1ヶ月間で見ると、精神科外来に通 その他に、院内では倫理委員会、衛生委員会での復職 院中の方は257人いる。年間207件の書類を医療秘書と 支援相談、院外では精神医療審査会や実地審査の参加を 協力しながら書いている。 求められている。認知症の健康教室、新しい睡眠薬の講 院内の往診は年間284人である。身体疾患の入院治療 演会、災害時の心のケア研修会(31名参加)を行った。 中に精神疾患を合併したり、精神症状が出現した事例に 自殺対策について。平成25年4月1日より群馬県自 対して、主治医と共に診療する(CLS活動) 。精神医学 殺未遂者実態調査事業が始まり、毎朝、未遂事例につい 的診断ではF0(器質性)>F4(神経症性)>F3(気分 ての検討を精神科医師・社会福祉士で行っている。未遂 障害)>F2(精神病性)の順である。往診対象は常に 者支援情報交換会を当院、もしくは高崎医療センターで 平均20人いる状態であり、往診による入院精神療法は 年4回行い、各職種からの視点で事例検討会を行った。 年間1,354回行われた。当科から一般病院への紹介は 参加者は、県の精神保健室、保健所職員、救急部医師、 149件、精神科病院・メンタルクリニックへの紹介は外 看護師、精神科医師、社会福祉士、司法書士、心の健康 来・病棟を含めて56件であった。 センター職員等である。この経緯で判明した内容を小倉 救命救急センター・ICUからの相談は109件である。 市で行われた自殺予防学会で報告した。前橋市において 自殺未遂に対する相談は46件である(内訳はF3:33%、 も自殺対策ネットワーク会議が年2回行われ事例検討に F4:26%、F6:17%、F2:9%、F8:7%、F7:4%、 参加した。一次予防を目的に、藤岡市、館林市、いのち F0・F5:2%)。自殺企図により医師が救命救急入院を の電話研修会で講演をさせて頂いた。またゲートキー 要すると認めた重篤な患者に対して、背後にある精神疾 パー養成の為の自殺危機初期介入ワークショップ、医療 患に精神保健指定医が診断治療を行う事に加算がつく。 安全を趣旨とした院内自殺予防研修会、救急医療におけ 83 る精神症状評価と初期診療(PEECプログラム)に参加 することに協力を頂いた方々にお礼を申し上げたい。 した。看護協会ではGK養成研修会を行った。群馬県で は県内の自殺者数が410人(H.29年)を下回るよう目標 [今後の課題] が掲げられている。 継続して自殺未遂者支援や緩和ケアに取り組む。新病 新病院に向けて。県の医務課・精神保健室、群馬県精 院に向けては、合併症を伴う精神疾患にかかる精神病床 神科病院協会の協力を得て、厚労省に特例病床の設置を (22床)の設置の許可が下りた為、医療職の採用・育成、 申請し、10月に許可が下りた。11月には全国赤十字精 病棟の運用方法、後方転送を含めた連携体制等について 神科連絡協議会でこれまでの経緯について講演した。院 協議を進めていく。 内では外来ブースや精神病棟の設計図についての検討を 繰り返し、12月に院内報告会があった。ここまで進捗 神経内科 部長 針谷 康夫 [スタッフ] るが、脳血管障害等で入院された方は原則として紹介医 常勤:針谷康夫部長、水島和幸副部長、関根彰子医師、 にお返ししているので、再診患者はパーキンソン病、多 非常勤:佐藤正行医師 発性硬化症、重症筋無力症などの神経難病やアルツハイ マー病の方が主体である。当科は脳ドックも担当してお り、外来診療中に本年度は28名の方に対し、診察およ [業務の現況] 脳・脊髄・神経・筋の多岐にわたる神経内科疾患を扱っ び結果説明を行った。当院は地域支援病院であり、症状 ているが、高度救命救急センターを有する急性期病院で の安定した患者さんや軽症の患者さんに関しては、かか あるため、特に脳血管障害や髄膜炎・脳炎等の炎症性疾 りつけの先生方に経過観察をお願いしている。入院診療 患や痙攣発作など緊急性の高い疾患を当直医の要請のも については、平成26年の入院患者は総数375名で、主な と24時間拘束体制で診療に当たっている。特に急性期 疾患は脳梗塞177名(tPA 静注療法施行12名)、てんか 脳梗塞患者には経験豊かな脳外科医と連携しrt-PA静注 んおよび関連疾患56人、神経変性疾患45名、髄膜炎、 療法をはじめ最善の治療を心がけている。神経内科にお 脳炎含む感染症32人、末梢神経・筋疾患33人であった。 ける専門的治療としては、免疫系神経疾患(ギラン・バ 救急医療に重点を置いている病院のため当科の入院患者 レー症候群、重症筋無力症など)に対する血漿交換療法、 も必然的に救急搬送された方が多くなるが、精査目的、 大量γグロブリン療法や眼瞼痙攣・片側顔面痙攣などに 変性疾患の薬剤調節、リハビリ目的等、多岐にわたる疾 対するボツリヌス毒素注射を行っている。アルツハイ 患を受け入れている。個々の入院症例は週一回の症例検 マー病の診断には、MRIでのVSRAD解析やECD-SPECT 討会、部長回診を通して治療、診断の検討を行っている。 のeZIS解析などの画像診断のみならず、弘前大学大学院 また脳外科との合同カンファレンスを週一回行い、密な 脳神経内科学講座(東海林幹夫教授)の協力のもと、生 連携が図れるように努めている。さらに学会発表・病診 化学的診断マーカー(髄液中Tau、A・40、A・42)の 連携を含め院外活動にも積極的に取り組んでいる。 測定も取り入れている。また、パーキンソン病・脊髄小 [今後の課題] 脳変性症・筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患には、 薬物療法のみならず生活指導を積極的に行いQOLの向 常勤医3人態勢も定着したが、院内のニーズも多く、 上に努めている。外来診療は月曜日から金曜日までの午 さらなる増員を希望している。また初期研修を通じて、 前中に通常の神経内科外来を行い、火曜日の午後に特殊 研修医に神経学・神経疾患へ興味を向けていただくよう 外来として物忘れ外来を行っている。原則としては完全 指導することも大切な仕事と考えている。今後も積極的 予約制だが、救急患者に対しては随時診察を行っている。 に学会に参加発表し(日本神経学会学術大会、日本神経 外来新患患者の約80 %が登録医の先生方から御紹介い 学会関東・甲信越地方会、欧州神経学会には毎回発表し ただいた方であった。あらゆる神経疾患を対象としてい ている) 、最新の医療を習熟し、創り上げるのが我々の 84 使命であり、 今後も日々の研鑚に務めたいと考えている。 さらに神経救急疾患の診療を通じて救急医療に貢献し、 御紹介いただいた登録医の先生方と積極的に症例検討会 を重ね情報を共有していきたいと思っている。 呼吸器内科 部長 滝瀬 淳 ③COPDについては、多数の吸入薬とデバイスが増えた [スタッフ] 滝瀬 淳部長(外来化学療法室長兼任) 、堀江健夫副 ため、吸入指導も順調に定着しつつあるが、合剤も含 部長(パス担当)、川田忠嘉副部長(院内感染対策) 、土 め新しい吸入薬やデバイスの扱いが今後の課題であ 屋卓磨副部長(がん診療委員会) 、西岡正樹医師の5名 る。 ④高齢者や基礎疾患を持った患者の肺炎が多く、救急を 中心に多い。その大半はNHCAP(医療介護関連肺炎) [業務の現況] であり、肺炎治療というよりは他科領域の疾患管理と 2014年の主な疾患の入院患者数,当科での検査処置 転院の斡旋にエネルギーを要する仕事である。時に重 件数を下記の通り示す。 主たる入院病名 CAP等(各種肺炎) COPD 気管支喘息発作 間質性肺炎 睡眠時無呼吸症候群 胸膜疾患 気管支鏡件数 経気管支生検(TBLB) 気管支肺胞洗浄(BAL) EBUS 局所麻酔下胸腔鏡 HOT導入件数 化学療法件数 もみられる。 276 181 52 11 44 277 50 原発性肺癌 検査等 症肺炎やARDSでPCPSの管理が必要な重症例の紹介 入院件数 ⑤喘息発作治療パスが広く使用され、吸入ステロイドの 普及で入院患者は減少した。 ⑥睡眠スタディー、睡眠時無呼吸症候群の診断治療はほ ぼ定型化した。 ⑦間質性肺炎や膠原病肺病変などが増加傾向であるが、 有効な治療法が確立しておらず、毎回議論や問題とな る事が多い。今後の医療自体の課題である。 件数 210 96 31 8 8 61 261 [今後の課題] ①重症救命困難な症例が多く、当院診療を支える呼吸器 内科医の質量ともに不足している。 ②がん患者やCOPD、高齢者などが多く、基本的には療 養ベッドの確保に追われる。ホスピスや療養病床を持 たない当院では終末医療、看取りの連携が急務。 ③間質性肺炎の定型的診断治療の確立。 ④研修医教育も含めて、呼吸器内科医不足を補う安定し ①肺癌結核健診や健診センター症例もあり、微小な症例 た人材の確保と卒後研修システムの確立が重要。 が増え、術前診断に苦労するが、積極的に検査し精査 困難な症例は呼吸器外科とのカンファレンスを介して 対応している。高齢者肺癌の増加や進行癌の増加があ り、化学療法や放射線療法の存在は重要である。外来 治療も定型化したが、分子標的薬の発売により、殺細 胞薬による化学療法は横ばいである。 ②気 管 支 鏡 は 大 き な 合 併 症 は な く、 生 検 数 も 増 加、 EBUSも少しずつ増加し、院内での手技も安定してで きる様になった。胸水診断としての局所麻酔下胸腔鏡 も定型化した。 85 血液内科 部長 小倉 秀充 [スタッフ] が行える体制を整えている。また悪性リンパ腫の標準的 治療であるR-CHOP療法等はクリニカルパスで運用して 3名の血液内科医(部長:小倉秀充、副部長:齋藤竜 大、医師:大崎洋平) おり、安全で質の高い医療の提供を心掛けている。 また患者さんご自身の造血幹細胞を利用する自己末梢 [業務の現況] 血幹細胞移植や各種の分子標的薬や抗体医薬を使用した 白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器腫 先進的医療も行える。治療方針はすべて科学的根拠に基 瘍をはじめ原因がわからない貧血や血小板減少、リンパ づいて患者さんと決定している。 また学会活動としては、 節の腫れ、発熱などについて県内全域から患者さんを紹 平成26年6月に日本内科学会関東地方会において「重 介していただいている。特に悪性リンパ腫や多発性骨髄 症 筋 無 力 症(MG) に 対 す る 胸 腺 摘 出 後 に 赤 芽 球 癆 腫などのリンパ系腫瘍の症例数は県内でもトップクラス (PRCA)を発症した1例」を発表し、発表者が学会奨 にあり、悪性リンパ腫ののべ入院患者数は約90 ~ 100 励賞を受賞した。 名ほどになっている。悪性リンパ腫は可及的診断、治療 が必要な患者さんも少なくなく、耳鼻科や外科、放射線 [今後の課題] 科の協力のもと、生検が迅速に行えるのも当院の強みで 緊急性の高い血液疾患や総合病院の特性を生かし合併 ある。平成24年度より当科担当医師が2名から3名に 症や併存疾患の多い患者さんを今後も積極的に受け入れ 増員となった。また当院の特徴として診断が比較的困難 る予定である。 な血管内リンパ腫は国内でも単一施設としては多いかと 思う。化学療法(抗がん剤を使用した治療)後の白血球減 少時期にみられ易い呼吸器感染症を予防するための完全 無菌室や移動型無菌層流装置を備えており、安全に治療 心臓血管内科 部長 丹下 正一 [スタッフ] その他 177 丹下正一部長、庭前野菊副部長、小暮真也副部長、長 シャント不全 坂崇司医師、今井美智子医師、飯塚貴士医師、佐々木孝 急性冠症候群 170 48 志医師、内田浩太郎医師 計8名 末梢動脈疾 患 69 [業務の現況] 不整脈 105 狭心症 311 本年度のスタッフの異動として、反町医師が転出し、 長坂医師と当院で初期研修を行ったレジデント4年目の 心不全 209 内田医師が加わり心臓血管内科医師数は8名に増員と なった。また10月からは今井医師が東京女子医科大学 病院循環器内科に1年間不整脈、アブレーションの習得 施設認定に関しては、日本循環器学会、日本心血管イ のため出向している。 ンターベンション治療学会の教育施設になっている。 本年度の当科の新入院数は1,088人、外来患者延数は 当科で実際の診療で扱う病気として一番頻度が高いの 9,992人、平均在院日数は13.5日であった。 は、狭心症、心筋梗塞など虚血性心疾患であり、カテー テルによるインターベンション治療(PCI)は255例と 本年度の心臓疾患の内訳は下記に示した。 なった。11月にカテーテル10,000例目を迎えることが 出来た。スタッフ一同新たな気持ちで、循環器疾患に対 処していく所存である。 86 虚血性心疾患に対するPCIについては、再狭窄の少な く、患者さんの情報を共有しながら全領域の循環器疾患 いDESとバルーン(DCB)を使用するほか、石灰化病変 領域に対応できるglobalな循環器チームが当院心臓血管 にはロータブレーターによる治療を選択枝に加えてい 内科の特徴である。長年の念願であった365日循環器当 る。 直を昨年度から開始した。連日当直により緊急カテ治療 不整脈治療に関しては、上室性頻拍症・心房細動・心 までの時間は30分近く短縮できたことから診療の質を 室頻拍などに対するアブレーションによる不整脈根治術 上げられたと確信している。外科チームとは週一回心臓 も成績は安定しており、本年度は18例に施行した。徐 カンファレンスを行っている。 このカンファレンスでは、 脈性不整脈や頻脈性不整脈に対するペースメーカー治療 心臓外科手術の適応患者のプレゼンテーションばかりで は46例に施行した。心室リードは原則心室中隔ペーシ はなく、両科の患者の状態についての情報交換の場とし ングで行っている。致死的不整脈を治療するICDペース ている。また当院で初期研修を修了した後直接当科に入 メーカー治療は21例に施行した。CRTDペースメーカー 職した医師が3人いることから心臓血管内科スタッフ数 はdyssynchronyを認める慢性心不全患者に臨床的にか も8名と増加し、今後は質の向上を目指していきたいと なりの有用性が認められ11例に施行した。 思っている。 末梢動脈閉塞性病変(PAD)に対する血管形成術(PPI) また臨床工学技師さんが心臓血管内科業務に従事して は62例に施行した。シャント閉塞に対する血管形成術 くれており、カテーテル検査、ペースメーカー植え込み、 は75例に施行した。また新たな疾患概念である慢性血 ペースメーカー外来、ICD、CRTD管理、緊急症例のカ 栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)に対する治療として肺 テーテル、循環補助装置の使用時等、益々業務量も増加 動脈バルーン拡張術(BPA)を県内で最初に当院で2例 し必要不可欠な役割をして頂いている。 治療を行い、ともに顕著な有効性を確認した。今後も適 また診療秘書の2人には、各学会への症例登録、市販 応のある患者さんに対して積極的に施行していくつもり 後調査、入院台帳作成、外来での記録補助など昨年にも である。 増して多方面にわたり尽力してもらっている。より一層 の活躍を期待している。 その他の入院としては肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症 や心膜炎、心筋炎、感染性心内膜炎などの感染症、弁膜 来年度も看護師、生理検査室、臨床工学技師、診療秘 症、心タンポナーデ、ショック・CPA症例など多彩な 書が加わり、スタッフ全員力を合わせて今まで以上にパ 心臓疾患を診ている。一昨年から心サルコイドーシスの ワーアップしていきたい。 診断に有用とされているPETが保険適応となったため、 [今後の課題] いままで臨床像がはっきりしなかった不整脈、心機能低 下例に対して積極的に施行するようになった。そのため 今年度は地域の医療機関の先生方との連携を密に図る 数例の心サルコイドーシスが発見されており、早期治療 ため、心血管系病診連携勉強会を年2回開催した。年2 開始することにより心機能低下を予防し予後改善に導け 回の救急隊、当院看護師、開業医師対象の心臓救急症例 ることを期待している。 カンファレンスとともにひきつづき継続して行っていき たい。また、現在の当科の臨床レベルを知っていただき 地域の患者さんに利用していただけるよう吾妻地区、沼 [特色] 田地区でも循環器疾患の啓蒙のため講習、講演など積極 当科では、毎朝の入院患者の申し送りと、週3回行っ ている冠動脈造影カンファレンスを通じて、科内におけ 的に行っていきたい。 る治療の標準化をめざし、また個々の患者さんの状況に 合わせスタッフ全員で合意した上で日々の診療を行うよ う努力している。スタッフ間のコミュニケーションがよ 87 小児科 部長 松井 敦 や喉頭炎などの上・下気道感染症で約40 %を占めてい [スタッフ] 松井 敦部長、清水真理子副部長、萩原里実副部長、 た。気道感染症のなかで、RSウイルス感染症は例年以 上の流行がみられ105人が入院した。年齢は日齢11から 柴 梓副部長、安藤桂衣医師、杉立 玲医師、山田 諭 専攻医、肥沼淳一専攻医 計8名 5歳で平均は1歳1か月、時期は8月末から2月までで 12月がピークだった。105人中7人が呼吸器を使用し、 内訳はCPAP 4人、挿管3人で全員が3か月齢以下だっ [業務の現況] 小児科の人事状況から説明する。昨年度からスタッフ た。挿管した3人のうち1人は重症だったためドクター 2名が去り、 新たに3名を迎えたので1名増員となった。 ヘリで都立小児総合医療センターへ搬送しECMOを導 年度途中で1名が産休をとり、1名が育児休暇から復帰 入され救命することができた。急性胃腸炎などの腸管感 したため、実働医師数は6~7名で、その中の当直可能 染症は入院全体の約8%で、以前は15 %程度だったた 医師数は5名で昨年度と変わらなかった。勤務の軽減を め減少している。特にロタウイルス感染症に伴う胃腸炎 はかるため、当直翌日は朝から帰宅できるようすること は激減しており、新規ワクチンの効果を実感している。 と、休日の日直を勤務扱いとし、その代休を平日にとる また、割合としては多くないが、食物アレルギーによる ことを行っている。当直や休日勤務の負担を減らせてい アナフィラキシーが増加している。 る反面、平日昼間の勤務者が少なくなるため勤務状況に 入院中の患者で専門医療機関へ転院した症例は、群馬 合わせて巧みにワークシェアすることが望まれる。育児 県立小児医療センターへは血液疾患と外科疾患がそれぞ 短時間勤務をする女性医師と当直可能な常勤医をうまく れ3人、群馬大学附属病院へは膠原病関連、血液疾患、 組み合わせることが解決策の一つだと考える。 腎疾患と呼吸障害がそれぞれ1人、都立小児総合医療セ 小児科外来は従来通りに血液外来、新生児外来、小児 ンターへは呼吸障害が1人だった。入院中の死亡例はな かった。 心臓外来などの専門外来を開設している他、パリミズマ ブ投与のためのシナジス外来を行っている。一般のかか りつけ医としての機能は周辺の診療所に譲り、 病診連携・ [今後の課題] 群馬県内でも小児科の入院対応ができる病院は徐々に 病病連携に注力している。 小児科の入院患者数は全国的に減少傾向にあり、少子 少なくなってきている。前橋市内でも平成26年度末で 化の影響と新規導入ワクチンの効果によるところが大き 済生会前橋病院の常勤小児科医が不在となり入院診療を いと言われている。当科でも2年程前より入院患者数は 終了した。病院小児科はなくなる病院と残る病院がある 減少の傾向にあり、病気で入院する子供が減っているこ が、残る病院でも大きく残る病院と小さく残る病院に分 とは望ましいことだと感じている。その結果、医療的に かれて来ている。大きく残る病院は診療の守備範囲を広 余力ができたため、紹介患者の受け入れを増やす方策を げてゆく必要がある。当院小児科では3年後の新病院に 検討し実行した。従来は紹介患者の受け入れ時間は17 向け拡大を目指したい。 時30分までだったが、一般の診療所の診療時間が19時 ころまでであるため、紹介を受け入れる時間をそこまで 延長した。それを可能にするため、紹介患者当番となる 小児科医の勤務時間を2時間シフトし、時間外勤務とな らないようにした。その結果、紹介患者数は増加した。 新規入院患者数は971人で、昨年度からは微増だった。 入院患者の割合で最も多いのは例年通り肺炎、気管支炎 88 乳腺・内分泌外科 副部長 池田 文広 [スタッフ] 外来治療が中心であり、1週間平均で8人を治療してい る。乳癌は女性特有の疾患であり、また、40歳代の若 安東立正部長、池田文広副部長 計2名 年者も少なくない。当院には乳がん看護認定看護師がい [業務の状況] ないため、化学療法に伴う脱毛や病気に対する不安には 〔当科の特色〕 外来看護師が女性の立場から相談に乗ってもらってい 乳腺・内分泌外科は平成19年度まで一般外科として る。また、平成24年10月からは腋窩リンパ節郭清を施 消化器病センター(外科)に所属していたが、平成20 行した患者に対してリンパ浮腫外来を開設し、乳癌術後 年8月の診療科再編に伴い標榜科として独立した。当科 患者のQOLの向上に努めている。乳癌術後は無再発で が扱うのは、主に乳癌を中心とした乳腺疾患と甲状腺 (副 も約10年の外来経過観察が必要であり、乳腺外来は混 甲状腺)の外科的疾患である。現在、乳癌は女性が罹患 雑するばかりである。これに対して当科では平成16年 する癌の第1位で年々増加傾向にある。当院における平 度より乳癌術後の地域連携クリティカルパスを導入し、 成26度の新規の乳癌患者は例年並みの78例であった(手 現在、地域開業医と約160名の乳癌術後患者の共同診療 術非適応、再発例を含む) 。また、当科の特色としては を行っている。 乳癌術後の慢性期患者を対象に地域連携クリティカルパ 甲状腺(副甲状腺)疾患の中で外科治療の対象となる スを考案し、平成16年3月より運用している点である。 ものは甲状腺癌、甲状腺良性腫瘍、副甲状腺機能亢進症 地域医療機関との連携をはかりつつ、乳癌術後患者の継 などである。平成26年度の手術件数は23例であり、甲 続医療と役割分担を担うツールとして活用している。平 状腺癌11例、良性甲状腺腫瘍10例、甲状腺機能亢進症 成22年4月からは連携パスを群馬県内のがん診療拠点 1例、副甲状腺機能亢進症1例であった。甲状腺は頚部 病院間で統一し、より一層の乳腺専門外来の質の向上と 臓器ではあるが、病変が縦隔の深部にまで達することが 効率化を目指している。 ある。当院は呼吸器外科、心臓血管外科との協力体制が 整っているため縦隔内甲状腺腫に対しても安全に手術を 〔診療内容〕 行うことができる。副腎疾患に関しては現在、内視鏡手 術が主体であり、内視鏡外科(安東部長)に担当しても 乳腺内分泌科の外来診療は、毎日の健診センターでの 乳腺甲状腺の一次健診(平成26年度の検診者数は約 らっている。 1,800人、マンモグラフィー併用検診72例)、前橋市や [今後の課題] 群馬県健康づくり財団からの二次健診、開業医からの紹 介患者と術後経過観察、再発患者の治療である。平成 ①乳癌は診断、治療、再発、緩和ケアと経過も長く各部 26年度の乳腺疾患の手術件数は82例で原発性乳癌が66 署との関わりが大きい疾患である。今後も各専門チー 例、良性の乳腺疾患手術が16例であった。乳癌手術は ムと協力し、乳癌患者の継続的な医療が実践できれば 乳房温存術と胸筋温存乳房切除術が主流であるが、術前 よいと思う。 化学療法を行うことで腫瘤の縮小を図り、温存術の適応 ②人工乳房が保険適応になり、今後は乳房再建を希望す も拡大している(平成26年度の乳房温存術は46例で温存 る患者の増加が見込まれる。形成外科と協力し、現在 率69%))。また、適応症例にはセンチネルリンパ節生検 は二期的に行っている乳房再建を一期的にも行ってい を積極的に実施して腋窩リンパ節郭清に伴う術後合併症 きたい。 の低下に努めている(平成26年度のセンチネルリンパ 節生検の実施件数は58例) 。乳癌の治療は外科的治療だ けではなく、内分泌化学療法も重要である。化学療法は 89 整形外科 部長 浅見 和義 [スタッフ] 浅見和義部長(手の外科、一般整形外科) 、内田 徹 入院患者数、外来患者数は若干減少傾向たが、総手術 副部長(手の外科、一般整形外科) 、中島飛志副部長(脊 件数、緊急手術件数、多数箇所手術件数はすべて過去最 椎脊髄外科、一般整形外科)、反町泰紀副部長(脊椎脊 高であった。脊椎脊髄手術と人工関節件数も年々増加傾 髄外科、一般整形外科)、安藤貴俊医師(手の外科、一 向である。近隣の医療機関からの紹介患者も増加してい 般整形外科)、友松祐介医師(一般整形外科) 、山本哲生 る。平均在院日数は年々減少している。 医師(非常勤、リウマチ関節外科) 、竹内公彦(非常勤、 リウマチ関節外科)、松下正寿(非常勤、リウマチ関節 [今後の課題] 救急病院の整形外科として必要とされる手の外科分野 外科) 、計9名(常勤医6名、非常勤医3名) と脊椎脊髄外科分野に加え、関節外科分野も充実してき [業務の現況] ている。救急外傷に関しては、より高度で専門的な医療 [特徴] が提供できる体制となった。 今後は人員の増員をはかり、救急外傷整形に於いて質 地域の基幹病院として外傷、変性疾患など広く整形外 の高い手術治療を目指し、手の外科と脊椎脊髄外科、関 科全般にわたり診療治療を行っている。 外傷に関してはほとんどの部位でLockingpateを用 節外科では更に専門性を高めていきたい。また地域の基 い、可能な限り低侵襲なplate固定法(MIPO)で治療を 幹病院としては大腿骨頚部骨折以外でも周辺地域の医療 行い、 良 好 な 成 績を得ている。上肢 の挫滅外傷で は 機関と連携を強化し、急性期医療の中心的役割を果たし microsurgeryを用いて積極的に一次再建を行っている。 ていきたい。 また、形成外科と週1回カンファレンスを行い、形成外 科と協力し軟部組織再建も行っている。 [手術内容] 鎖骨骨折 上腕骨近位端骨折 脊椎脊髄では年々手術件数も増え、脊椎外傷以外にも 頚髄症や腰部脊柱管狭窄症、腰椎ヘルニアといった変性 疾患の手術も積極的に行っている。また近年、脊椎低侵 襲手術として腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡下ヘル ニア摘出術や、椎体圧迫骨折に対するBKP(Balloon Kyphoplasty)、更には小切開で低侵襲な脊椎後方固定 術(MIS)も行い、良好な成績を得ている。 山本医師が担当する関節外科(THA、TKA)の手術症 上肢 例は年々増加している。各種関節手術だけでなく、骨盤 骨折(骨盤輪、 寛骨臼骨折)の手術も積極的に行っている。 ドクターヘリ運航後、年々多発外傷例も増え、緊急手 術症例は年々増えている。特に下肢長幹骨骨折では Damagecontrolsurgeryとして、緊急手術として積極的 上腕骨骨幹部骨折 上腕骨顆上顆部骨折 肘関節脱臼骨折 肘頭骨折 前腕両骨骨折 橈骨骨折 尺骨骨折 手根管骨折 手指骨骨折 上肢偽関節 上肢開放性骨折等 槌指 上肢切断 指切断 腱断裂・癒着 に髄内釘固定術や開放性骨折以外でも創外固定術を行 神経損傷・癒着 動脈損傷 関節拘縮 手指腱鞘炎 上肢感染等 上肢その他 頚椎 い、術後全身状態改善に寄与している。 整形外科専用のエコーを購入し、外来診療を中心に軟 部組織の診断や穿刺、神経ブロックでの上肢手術も積極 的に行っている。 大腿骨頚部骨折地域連携パスも、9年目となりパス適 脊椎 応基準の改定を行い、適応患者も増え、ますます活発と なっている。 [実績] 手術件数:950件(うち多発外傷37件 緊急手術116件) 90 胸腰椎 観血的整復術 観血的整復術 人工骨頭置換術 献血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 偽関節手術 槌指手術 断端形成術 断端形成 再接着 縫合術・剥離術・移行 術 縫合術・剥離術 吻合術 授動術 腱鞘切開術 切開排膿洗浄 後方拡大術 後方固定術 前方固定術 内視鏡下ヘルニア摘出術 椎弓形成術 後方固定術 経皮的椎体形成術 その他 30 12 2 10 23 7 7 19 61 6 0 10 5 9 13 2 18 7 31 29 6 4 21 6 29 23 7 0 15 11 22 2 4 股関節脱臼骨折 大腿骨頚部骨折 2 2 4 109 43 17 9 4 43 24 3 6 20 25 9 22 絞枙性神経剥離術 腫瘍その他 下肢 大腿骨骨幹部骨折 大腿骨顆上顆部骨折 膝蓋骨骨折 下腿骨骨折 足関節脱臼骨折 足根骨中足骨骨折 踵骨骨折 開放性骨折等 下肢壊疽等 下肢感染 下肢その他 観血的整復固定術 創外固定術 観血的整復術 観血的整復固定術 人工骨頭置換術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 観血的整復固定術 創外固定術 切断術 デブリ洗浄等 関節外科 骨盤 骨盤骨折 上肢 下肢 脳神経外科 人工股関節手術 関節形成術 関節固定術 関節鏡視下手術 手根管開放術 肘部管神経剥離術 腫瘍摘出術 腫瘍摘出術 抜釘術 植皮術皮弁術 脱臼徒手整復術 8 1 6 1 26 5 7 0 163 14 7 部長 朝倉 健 [スタッフ] て5号病棟で入院治療を行うなど、総合病院の特色を生 脳神経外科医は宮﨑瑞穗院長、朝倉 健、藤巻広也、 かした治療を行っている。リハビリテーション科と連携 佐藤晃之、山口 玲、川島隆弘(~平成26.12月)の脳 し、休日からでも早期リハビリを行ったり、病棟内リハ 神経外科専門医6名、吉澤将士専攻医1名である。この 室を利用したり、早期離床に努めている。 群馬県最後の砦としてドクターヘリ搬送患者など脳神 他初期研修医が1~2名ローテーションしている。 経外科関連の救急患者依頼はすべて受け入れ、最良の治 療を行うことをモットーとしている。また脳卒中地域連 [特色] 携クリニカルパスの運営は群馬県の中心的存在である。 脳神経外科は脳卒中、頭部外傷をはじめとする救急疾 患に24時間随時対応しているとともに、脳腫瘍や先天 [業務の現況] 性奇形等の小児脳神経疾患を含むほぼすべての中枢神経 系疾患の外科治療に当たっている。脳腫瘍や先天奇形の 平成26年度の入院患者総数は999名、手術件数は429 手術はナビゲーションシステムやモニタリングシステム 件で、昨年度の895名、382件よりもそれぞれ12%増加 を利用し安全で確実な手術を目指している。小児医療セ した。群馬県内の脳神経外科ではトップクラスの入院患 ンターと連携し、二分脊椎など新生児先天奇形の紹介を 者・手術数である。平成26年度より休日・時間外・深 随時受けたり、出向いて手術を行うこともある。脳内出 夜の手術加算1を取り、約3,700万円の収入を得た。予 血除去術には侵襲の少ない神経内視鏡を用いた血腫除去 定手術前日の呼び出しがないように少ないスタッフを診 術を行っている。開頭手術ばかりでなく脳動脈瘤コイル 療秘書がうまく調整した。 塞栓術や頭頚部血管狭窄に対するステント留置術などの 手術内訳は破裂および未破裂脳動脈瘤クリッピング術 血管内手術も増加している。近年急性期血行再建を目的 37件、高血圧性脳内血腫除去術20件(開頭10件、内視 としたペナンブラ、トレボ、ソリティア等血栓回収器具 鏡 手 術10件 ) 、 こ れ ら を 含 め た 脳 血 管 障 害 が139件 が用いられ、rt-PA治療の適応外症例やrt-PA治療が奏功 (33%) 、脳腫瘍摘出術28件(7%) 、慢性硬膜下血腫除 しなかった症例に行っている。髄液減少症は典型例にの 去術などの外傷が135件(31 %) 、二分脊椎などの小児 みブラッドパッチ治療を行っている。 奇形が16件(4%) 、シャント手術など水頭症が36例 神経内科と同じ6号病棟で毎週カンファレンスを開催 (8%) 、脳神経減圧術や頭蓋形成術などその他が75例 するなど連携良く神経疾患の治療を行っている。多発外 (17%)だった。血管内手術は脳動脈瘤塞栓術18件を含 傷などの重症患者はICUで、小児疾患は小児科と協力し め61件(14%)と徐々に増加している。 91 平成26年度は神経内科を含めた脳卒中入院患者231名 [今後の課題] ①群馬県における急性期脳卒中治療の中心として重篤な が脳卒中地域連携クリニカルパスを利用して転院した。 群馬県全体で脳卒中連携パスを利用して転院した患者は 患者もすべて受け入れ、地域連携をさらに密とし、地 1,040名であり、当院はその22%を占める。当院を中心 域医療機関とのスムーズな関係を発展させていきた とする「群馬脳卒中医療連携の会」は維持期まで繋がる い。 ②パス適応率の向上、他科やメディカルスタッフとの連 脳卒中地域連携クリニカルパスの全県共通化を達成し、 計画管理病院12病院、関連リハビリ病院33病院が参加 携強化などにより、業務の効率化を図り、少ない脳神 し、維持期である県内221の診療所、18の介護老人健康 経外科医への負担を軽減したい。 保険施設の参加を得ている。平成26年度は計画管理病 ③群馬大学との関係を深め、人員を確保・増加したい。 院からリハビリ病院を介さずに退院し、直接かかりつけ 医にかかった場合の脳卒中地域連携パスを当院中心に作 [手術件数] 37 20 血腫除去 (内視鏡10件、開頭10件) 上記以外の脳血管障害 82 腫瘍摘出 28 外傷 135 小児奇形 16 水頭症 36 その他 75 429 クリッピング 成した。 群馬県における脳卒中救急に関わる職種の連携を目指 し、前橋赤十字病院を事務局として立ち上げた「群馬脳 卒中救急医療ネットワーク(GSEN) 」は平成26年11月18 日に群馬県庁で第6回全体会を開催した。GSEN事務局 である当院の集計により平成25年度は平成24年度よりも 群馬県内rt-PA治療実施数が22%増加する成果を上げた。 神経内科、救急科等と開催している医師、看護師、消 防等、急性期脳神経疾患にかかわる多職種を対象とする 「脳神経救急医療カンファレンス」は、平成26年6月18 日に第8回、12月3日に第9回を行い、多数の参加者 を得た。 血管内手術 (うち動脈瘤) 形成・美容外科 61 18 9% 5% 19% 7% 31% 4% 8% 17% 100% 14% 副部長 林 稔 医師に口唇口蓋裂患者の診察をしていただき、県内の矯 [スタッフ] 常勤:村松英之部長(~ 26年12月) 、 林 稔副部長(26 正歯科との連携や適切な手術時期の提案などを行ってい 年10月~)、徳中亮平副部長、梅澤和也医師(26年4月 る。 ~ 27年3月) 非常勤:浜島昭人医師、佐藤友紀医師、荒木夏枝医師、 [業務の現況] 群馬県内唯一の形成外科認定医施設として、また地域 白石春野医師 常勤医師は10月から一時的に4人体制となり、平成 医療支援病院として、群馬県内だけでなく県外からも 27年1月に所属長を村松部長から林副部長へ交代した。 様々な症例の紹介を受けている。それらの治療に当たっ 村松部長は昭和大学本院へ異動となり、1月からは非常 ては、群馬県立小児医療センター・形成外科とも密接な 勤医師として毎週金曜日に外来を行っている。また、第 連携をとり、手術方針などは毎週合同カンファレンスを 2、4火曜日の午前中には小児医療センターより浜島医 行い決定している。業務実績として平成26年1年間の 師、荒木医師に外来を手伝っていただき、さらに毎週火 形成外科新規患者数は1,605名、入院患者数は477名で 曜日の午後には手術の応援及び夕方のカンファレンスを あった。手術実績としては全身麻酔が446件(うち腰椎、 合同で行っている。毎週木曜日には埼玉医科大学より白 伝達麻酔が4件) 、局所麻酔手術601件と合計で1,047件 石医師に非常勤として働いていただいた。そのほか、毎 となり、手術件数は年々増加傾向にある。疾患の内訳と 月第4金曜日には昭和大学矯正歯科学教室より佐藤友紀 しては顔面外傷が一番多く、顔面骨骨折の手術は96件 92 [メディカルメイク] であった。その他全身熱傷患者は救急科と連携して治療 • メイク 平井佳子(医局診療秘書室) を行っており、培養表皮を用いた治療も積極的に行って いる。先天異常に関しては口唇口蓋裂に対して「前橋赤 狩野佳子(看護師) 十字病院口唇口蓋裂センター」による各科との連携のも • カウンセラー 野上美由紀(看護師) とに診療を行い、手術件数は64件であった。また、口 池田理香(看護師) 計4名 唇口蓋裂の親の会「なないろ」も変わらず盛況で参加家 メディカルメイクとは、皮膚病変などを特殊なメイク 族数も増えてきている。皮膚腫瘍に関しては近隣の病院 方法により、手軽に修復する医療の補助手段のひとつで から多数の紹介をいただき、良性腫瘍は375件、悪性腫 ある。適応症例は、しみ・そばかす・ニキビ・あざ・母 瘍は14件であった。そのほか悪性腫瘍の再建術のひと 斑・赤ら顔・血管腫・白斑・傷痕・手術痕・刺青等であ つに乳房再建が挙げられるが、乳房オンコプラスティッ る。 現在、外来は毎月第2金曜日の午後であり、3人枠ま クサージェリー学会のエキスパンダー、インプラント二 次再建の施設認定を受けており、9件の再建を行った。 で受診可能で、希望に応じて火曜日を設けている。今年 外傷、熱傷による瘢痕、ケロイドは合計49件、褥瘡な 度は延患者数29名中、メイク施術29回、カウンセリン どの難治性潰瘍は39件手術を行った。最後に、外来レー グ7回であった。 ザーの手術を第3、第4木曜日の午後にまとめる事で効 外来開設から4年が経過したため2012 ~ 2013年度に 率化を図り、合計207件であった。来年度に向けて年々 メディカルメイクを施術した患者48人に当院のメディ 増加傾向にある患者数への対応のために常勤医師を4人 カルメイク外来において、患者からの「今後の要望」に へ増員し、治療対象となる疾患に関しても平成27年2 対してアンケート調査を行った。アンチエイジング・美 月の日赤健康教室で眼瞼下垂症をテーマにしたように眼 容・栄養アドバイス・エステに対する要望が25%と高く、 瞼下垂症の症例や美容分野にも力を入れてゆく予定であ 更に当外来をもっと世間に周知してほしいとあった。今 る。 後も、患者の要望を随時把握し、患者に必要とされる外 来を目標として取り組む必要があると考えられた。 [今後の課題] 群馬県内における形成外科の認知度は、他県と比較し ても相変わらず非常に低いと思われる。今後は更なる地 域の医療機関の連携を高め、他科より必要とされる科に なることが重要と考える。 呼吸器外科 部長 上吉原 光宏 346件となっており、関東甲信越内でも有数の呼吸器外 [スタッフ] 上吉原光宏 部長 井貝 仁 副部長 伊部崇史 副部長 河谷菜津子 医師 科施設である。 肺がんなどに対しては、胸腔鏡を用いた低侵襲手術を 主体としている。とりわけ早期の肺がんに対しては胸腔 鏡を用いることによって3cm程度のきず(肺の取り出 計4名 し口)と1.5cm程度のきず(胸腔鏡を入れる部分)を1 [業務の現況] ~2箇所をつけるのみで、筋肉や肋骨を切らないで手術 本院は呼吸器外科専門合同委員会・基幹施設、日本胸 を行っている。2000年より徐々に導入開始し、現在で 部外科学会・認定施設、外科専門医合同委員会・基幹施 は全体の約9割が胸腔鏡手術となっている。これにより 設、日本外科学会・認定施設となっている。 患者に対する疼痛などの負担を最小限にとどめつつ、従 当科では、肺がん(気道腫瘍も含める)を中心に、自 来の開胸手術と遜色ない手術成績をおさめている。さら 然気胸、縦隔・胸壁・胸膜疾患、気道狭窄、胸部外傷な に気管支形成術などに対しても胸腔鏡を併用している。 ど、多彩な疾患を扱っている。1998年6月~ 2014年12 気道狭窄症例に対しては気道形成術やステント留置など 月までの総手術件数は3,119件となっている、過去3年 を行っている。 間 の 手 術 件 数 は2012年307件、2013年292件、2014年 また集中治療室による心肺リスク患者の術後管理、常 93 勤病理医による術中迅速病理診断などが可能である。ま そかになりがちであり。それを仕方なしとする見方もあ た再発及び進行肺がん患者に対しては呼吸器科、放射線 る。しかし、多くのそして様々な患者様を診察するから 科と協力して集学的治療を行い、患者のQOLの向上を こそ、鋭い洞察力や科学的な視点などのスキルを身につ 図っている。 けることが大切である。臨床と研究(論文執筆や学会発 外来診療は、毎週、月(午前・午後) 、火(午前) 、木 表等)は決して相反するものではなく、 「車の両輪」の 曜日(午前・午後) 、金曜日(午前)に外来診療を行っ ように互いになくてはならない。これらを身につけなが ているが、救急患者に対しては適宜対応している。 ら、患者さんに対する全人的な思いやりの気持ちをもっ て診察すること(最も大切なこと)を、当科の基本方針 [今後の課題] としている。 多くの臨床医は日常臨床活動に必至に取り組み、多忙 な毎日を送っている。一方、ともすれば研究活動はおろ [手術統計] 胸腔鏡 肺腫瘍 115 肺 悪性 原発性 87 肺葉切除 転移性 20 +二葉切除 4件 8 良性 肺以外の腫瘍 18 3 胸壁・胸膜 感染/炎症性 43 区域切除 14 1 肺全摘 14 部分/楔状切除 28 生検 縦隔 0 診査 胸壁 1 縦隔 68 1 106 102 4 3 4 15 7 4 9 10 腫瘍摘出 67 巨大気腫性のう胞 14 3 +気管支形成術 2件 膿胸 自然気胸 62 +胸壁合併切除 1件 肺 嚢胞性疾患 72 +completion 1件 15 縦隔 緊急 201 +胸腺全摘 1件 5 5 生検 胸部外傷 48 気道疾患 6 肺剥皮/開窓/筋弁充填 胸腔内異物 1 ERT / ELT 5 交感神経緊張症 3 止血 6 1 5 水気胸 1 修復術(肋骨/心膜/肺) 29 3 13 乳び胸 2 ステント、EWS等 呼吸不全 その他 胸壁/胸膜腫瘍摘出 5 1 24 11 5 9 1 36 気管切開 35 5 異物除去 1 1 ETS 4 4 デンバーシャント 1 346 その他 ※予定手術の在院死亡 1件(高度COPD気胸手術症例) ※胸腔鏡手術の定義:完全鏡視下手術のみ。「HybridVATS」は開胸手術として集計。 94 11 346 4 2 1 221 1 2 43 心臓血管外科 部長 森 秀暁 [スタッフ] 法に加えてレーザー治療を開始した。 周術期の心臓リハビリテーションのほか、ASVを用 常勤 森 秀暁(部長) 、林 弘樹(副部長) 、石川和 徳(副部長) いた呼吸器リハビリテーション、口腔嚥下評価、栄養サ 常勤心臓血管外科専門医3人による診療体制は前年同 ポート体制を積極的に導入し成果を上げてきている。 様。 [今後の課題] [業務の状況] 手術症例の高齢化と重症化から在院日数がやや増加す る傾向にあり、周術期リハビリテーションと地域連携の 前年とほぼ同様の診療内容であったが、開心術(心臓 および胸部大動脈手術)は初めて50例を超えた。 強化をさらに促進していく必要がある。 下肢静脈瘤の治療では従来の結紮法やストリッピング [手術症例] 2014年1月~12月:心臓血管外科 手術症例 【開心術】 弁膜症 【末梢動脈疾患】 AVR + MVR +MVR+ICD 植込み +MVP+Maze +左心耳縫縮 + CABG MVR + Maze + Maze +卵円孔閉鎖 + TVP + CABG MVP 虚血性心疾患 8 onpump 17(3) 止血術 心嚢膜開窓 1(1) 3 1(1) 1(1) 1(1) 左心室破裂 左心室破裂形成 心タンポナーデ 止血術 閉胸術 +グラフトシャント血栓除去 7 (バイパス術) F-F + F-P F-P +CIA 血管形成術 EIA-Graft-Pop.A +血栓除去 Ao - FA,EIA+ F - P 急性動脈閉塞 血栓除去(上肢) 血栓除去(上間膜) グラフト血栓閉塞 血栓摘除術+再バイパス 血栓除去+グラフト延長、内シャント造設 動脈損傷 1 1 1(1) 1 1(1) 5 4(4) 左室破裂修復 PAD EIA - PA CABG offpump + PVisolation + Lvappendectomy oozing Rupture 合併症 19 4 2 1 1 1 1 4 1 1 1 1 1 26 1 1 2 1 1 1 2 1(1) 1(1) 3 1 1(1) 1 3 修復(下肢) 1(1) バイパス(膝窩動脈) 2(2) 2 腫瘍切除に伴う血行再建 (バイパス術) 95 F-F + EIA 切除 Ax-F 1 1 【大動脈】 【静脈】 胸部大動脈瘤 9 下肢静脈瘤 上行置換 + Bentail 弓部 +下行+肺損傷修復 + CABG 下行 Bebtail + CABG +瘤切除 左鎖骨下-下行大動脈バイパス 腹部大動脈瘤 人工血管置換 +両側大腿 - 腋窩動脈バイパス +左前腕内シャント Stentgraft +コイル塞栓 開腹術 抜去術 1 1(1) 2 1 1 1 1 (1) 21 11(3) 1 1 4 3 1(1) 結紮術 +足背血管腫切除 高位結紮術 +硬化療法 硬化療法 血管内レーザー + stubavulusion 【シャント関連】 シャント造設 自家静脈 +表在化 グラフトシャント (鎖骨下静脈) 表在化 シャント 【腹腔内動脈】 腫瘍切除に伴う血行再建 GEA -4PD グラフト血行再建 59 4 4 1 38 1 3 7 (1) 動脈 1 1 シャント狭窄 PTA シャント閉塞 血栓摘除 + PTA +シャント再建 シャント瘤 瘤切除+シャント再建 59 48(1) 5 5 1 2 1 1 1 1 4 1(1) 2(2) 1 1 1 【その他】 血管損傷 修復術 +血栓摘除 結紮術 CV カテーテル迷入 修復術 PCPS 離脱・ECMO 離脱 修復術 仮性動脈瘤 修復術 ペースメーカー ジェネレーター植込み術 リード埋没術 リード抜去術 4 2(2) 1(1) 1(1) 1 1(1) 6 6(6) 1 1(1) 4 1 1 2(1) 創感染 デブリードマン 恥骨部粉瘤 切除術 腫瘍放射線治療後 胸骨、肋骨部分切除 全手術症例 開心術+ CABG +胸部大動脈瘤 96 2 2(1) 1 1 1 1 248例 56例 皮膚科 部長 大西 一德 入院診療では、疾患別にみると基底細胞癌、有棘細胞 [スタッフ] 大西一德部長(平成15年6月着任) 、森本奈緒子副部 癌、悪性黒色腫、ボーエン病などの皮膚悪性腫瘍が多く、 長(平成23年7月着任)計2名 次いで当院の性格上、蜂窩織炎、丹毒、汎発性帯状疱疹 などの急性感染症、全身症状を伴う紅斑症などが多い。 褥瘡対策委員とともに週に2回褥瘡回診を行い、本院 [業務の現況] のほぼ全ての褥瘡患者の治療にも携わっている。 [特色] 平成15年6月より大西部長が着任し、豊富な臨床経 [実績] 験に基づく、正しい診断、適切な治療をモット-に、地 手術件数は194件、皮膚筋生検数は163件と昨年より増 域医療支援病院の皮膚科として、そのニ-ズに応える医 加 し た。Acutegeneralizedexanthematouspustulosis、 療を提供している。 外来診療では、地域の医院や病院から紹介される湿疹・ 入院および外来でラミクタールによる非定型的薬剤性過敏 皮膚炎、皮膚真菌症、虫刺症などから緊急入院が必要な 症症候群、Well'ssyndrome、amyopathicdermatomyositis、 感染症、全身症状を伴う紅斑性疾患や蕁麻疹、さらに皮 四肢の関節可動域制限を伴う汎発性斑状強皮症、古典的 膚悪性腫瘍や自己免疫水疱症など、当科を受診する患者 および皮膚型結節性動脈周囲炎、光線検査で診断に至っ さんは多彩である。当院他科からも薬疹、中毒疹、全身 た慢性光線性皮膚炎、PUPPP、関節リウマチに合併し 性強皮症、全身性エリテマトーデス、サルコイドーシス た汎発性膿疱性乾癬、肉芽腫性口唇炎、乳児のBCG肉芽 などの疾患についてコンサルトを求められる。本院が地 腫、lichenaureus、意義未確定のIgG-λ型M蛋白による 域支援病院として病診連携の主旨に沿って、診断、治療 クリオグロブリン血症、スポロトリコーシス等の診療を 方針が決定し、経過が順調な患者さんには近くの診療所 行った。 での加療を勧め、積極的に紹介するよう努めている。 [手術件数] 麻酔 全身麻酔(3件) 手術名 件数 皮膚腫瘍摘出術 皮膚腫瘍摘出術、皮弁作成術 1 2 皮膚腫瘍摘出術 皮膚悪性腫瘍切除術、センチネルリンパ節生検 皮膚悪性腫瘍切除術、全層植皮術、センチネルリンパ節生検 デブリードマン、創傷処理 皮膚切開術 1 1 1 1 1 脊椎麻酔 (5件) 局所麻酔 (186件) 皮膚悪性腫瘍切除術 皮膚悪性腫瘍切除術、全層植皮術 皮膚悪性腫瘍切除術、皮弁作成術 皮膚腫瘍摘出術 皮膚切開術 皮膚血管腫摘出術 耳介悪性腫瘍切除術 リンパ節摘出術 創傷処理 陥入爪手術 合計 97 24 2 1 118 20 2 2 2 1 13 194 泌尿器科 部長 松尾 康滋 外傷の一部としての腎外傷を多く経験した。 [スタッフ] 松尾康滋部長、久保田裕部長、鈴木光一副部長は引き 血液浄化療法:県内唯一の腎臓内科泌尿器科共同診療 続き。2年間勤務した岡本亘平副部長が桐生厚生病院に で血液浄化療法センターを運営している。当科はCAPD 異動、藤塚雄司副部長が公立富岡総合病院から着任。中 (腹膜透析)管理、バスキュラーアクセス作成管理を中 山紘史医師が伊勢崎市民病院に異動し、鈴木智美医師が 心に、それぞれの得意分野を担当している。シャント作 足利赤十字病院から着任。本年度も非常勤医師の派遣は 製は46例を行った。 本年の手術室を使用した手術検査件数は775件であっ なく、5人での診療を行っている。 た。若干の増加とはなっているが、 手術枠の問題もあり、 [業務の現況] 増加は予定手術より追加・緊急手術に負うところが大き [特色] いと考える。 日本泌尿器科学会、日本透析医学会の認定施設になっ 鏡視下鏡手術の導入も4年目になった。ついに念願叶 ている。診療範囲は泌尿器科全般、血液浄化療法を幅広 い、認定医を出すことができた。第2、第3の認定医を くカバーしている。ほかの泌尿器科施設にくらべ、尿路 出せるように努力していく予定である。いままで遅れを 外傷、敗血症を伴う結石性腎盂腎炎などの泌尿器科的救 とっていた鏡視下手術の進展がまず重要な課題である。 急疾患が多いことが特徴といえる。また、 日本小児泌 次は病院移転までに解決しておくべき問題だが、移転 尿器科学会認定医を2名擁しており、県内、近県隣接地 後のベッドが限られることから、新規入院のためのベッ 区から多くの小児泌尿器科患者さんが紹介になってい ド確保の問題がある。いままでも平均在院日数は短縮し る。 てきたが、当科はご高齢の入院患者が多く、今までの方 法では在院日数の短縮には限界があり、今後手術当日入 [現状] 院などの導入も必要と考えている。移転後のベッド確保 尿路性器腫瘍の治療:手術療法では腎癌に対する開腹 の仕組みとして協力できるものを作成していく。 による手術4(腎摘3、部分切除1)、鏡視下手術14、 我々の泌尿器科では多額の資金、人手を要する新技術 腎盂尿管癌に対する開腹手術7、鏡視下手術3、膀胱癌 の導入はなかなか難しい点がある。当科に期待される使 に対し経尿道的膀胱腫瘍切除(止血目的の電気凝固術も 命は救急を得意とする病院の泌尿器科としての診療、群 含む)140、膀胱全摘4、前立腺癌に対し根治手術とし 馬県での小児泌尿器科の中心としての診療、そして一般 て前立腺全摘10を行った。 泌尿器科診療をよりいっそう洗練することと考える。そ れらを達成すべく研鑽を進めていく。 腹腔鏡手術導入の取り組みでは、鈴木光一副部長が技 研修指定病院の使命として、すべての研修医に「泌尿 術認定を得た。引き続いて群馬大学泌尿器科の協力指導 の下、手術は行われており、16例の鏡視下腎摘を行った。 器科ってなんだ」と提供することと、新しい泌尿器科の 化学療法では尿路上皮腫瘍のGC療法はパス化され多 仲間を増やしていくことも大切な仕事である。本年は泌 くの患者さんは5日で外来に戻られている。前立腺癌に 尿器科医1名の誕生をみ、群馬の泌尿器科の仲間として 対するタキソテール療法については初回のみ1週間程度 ともに活動を開始している。 の入院で、腎癌に対する分子標的薬は初回投与のみの入 まだまだ他にも周囲医療機関との連携推進、我々の QOLの問題確保などやらなければならないことがある。 院で対応している。 小児泌尿器科診療:群馬県唯一の小児泌尿器科学会認 一つ一つじっくり取り組み、成果を出していくためにも 定医の常勤する病院としての使命を果たしている。木曜 皆さんのご協力をお願いし、明日の泌尿器科を作ってい 日午後の小児泌尿器科外来はコンスタントに毎回3人以 きたい。 上の紹介・初診をいただいている。本年、初めて15歳 未満の手術が102例と100例を越えた。全手術件数775例 の13 %が小児手術になった。停留精巣手術21(腹腔鏡 併用3) 、精巣精索水瘤10、尿道下裂11、膀胱尿管逆流 防止16、腎盂形成5例などを行った。 泌尿器科一般疾患の診療:例年同様にご高齢・全身状 態不良の方の敗血症を伴う結石性腎盂腎炎、多くは多発 98 [手術件数] 腎 腎盂尿管 膀胱 尿路変向 前立腺 陰嚢内容 尿道 結石 透析 根治的腎摘除術 腎悪性腫瘍部分切除術 単純腎摘除術 腹腔鏡下腎摘除術 (うち悪性腫瘍に対して) (うち腎細胞癌に対して) (うち尿路上皮癌に対して) 経皮的尿路結石除去術 腎瘻造設術 腎尿管全摘除術 腎盂形成術 腹腔鏡下腎盂形成術 DJステント留置交換 TUR-Bt 膀胱全摘除術 膀胱瘻造設術 膀胱尿管逆流防止術 (うちDeflux注入) 膀胱拡大術 回腸導管造設術(膀胱全摘) 代用膀胱造設 代用膀胱造設 TUR-P 前立腺被膜下摘除 前立腺全摘除術 前立腺生検 高位精巣摘除術 精巣摘除術 陰嚢水瘤・精索水瘤根治術 (うち小児) 停留精巣手術 (うち腹腔鏡併用) 精巣捻転手術 精索静脈瘤手術 尿道下裂手術 陰茎形成 外尿道口嚢胞 尿道狭窄内視鏡手術 ESWL 腎盂尿管結石内視鏡手術 膀胱結石内視鏡手術 尿管切石 膀胱切石 内シャント造設 内シャント血管PTA 計 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 19 1 14 5 3 1 7 6 8 1 2 9 6 11 10 2 3 14 7 3 15 15 13 2 2 7 5 4 3 1 5 16 14 11 3 3 9 7 6 73 119 4 4 9 117 140 4 5 16 1 12 6 3 1 55 121 5 3 11 89 136 7 4 7 5 7 10 2 11 160 4 21 19 1 17 2 17 178 5 11 11 16 2 4 7 49 25 13 0 48 13 2 2 2 9 4 11 54 42 11 2 0 49 94 128 8 4 10 2 8 1 4 15 1 14 11 165 3 20 8 24 4 3 2 9 2 12 53 31 15 1 49 12 147 8 32 16 13 28 8 3 4 11 3 1 21 1 10 144 3 22 12 10 21 3 3 1 11 3 37 33 18 3 10 32 54 21 1 40 46 心内 695 99 794 719 720 775 産婦人科 部長 曽田 雅之 [スタッフ] スク症例の増加によりいわゆる正常分娩は数えるほどし 曽田雅之 部長 かない。地域周産期センターとして、母体搬送の受け入 大沢 稔 副部長(教育研修推進室兼任) れは38例で分娩後の産褥搬送が10件であった。分娩後 塚越規子 副部長 の搬送は分娩時の大量出血やDICなど全身管理を必要と 村田知美 副部長 する症例で高度救命センターのある当院だからこそ対応 田口千香 副部長 できる症例ばかりで救急部とのいっそうの連携が必要で 萬歳千秋 医師 ある。最近、目立つことは社会的ハイリスク妊娠例で出 産後も児童相談所は地域保険婦との連携が必要な症例の 非常勤 増加である。病棟ではこれらのハイリスク例の抽出と妊 山田清彦 前部長 娠中から小児科、地域とともに出産後の支援を行うため 今井文晴 医師(群大からの派遣) の試みを開始している。 北原慈和 医師(群大からの派遣) [今後の課題] [業務の現況] 全国的に産婦人科医不足は解消されず、群馬県もまた 群大からの派遣の平石医師と交代で村田医師が、さら 同様の状況である。当院も増員になったものの女性医師 に萬歳医師、田口医師の2名が加わり25年度に比べ2 の割合が増加したものの主婦と仕事の両立をして頑張っ 名増員の5.5名となった。非常勤医も山田前部長と2名 てくれているものもおり、QOLを保ちながら仕事を進 の群大からの派遣の計3名で診療にあたった。 めていく環境の確立が重要である。日々の業務に加え学 人員的には昨年度に比べ常勤で2名の増員のため、日 常の業務は多少余裕が出てきた。そのため昨年度は手術 会発表や、研修会への参加など一般業務を越え意欲を持 てるよう援助継続してゆきたい。 日にあたる水曜日の外来を休診にしていたが、婦人科外 来を再会した。また予約外、救急対応の当番を1名おく ことにした。ちなみに、常勤中4名は女性であり女性を 扱う婦人科としては、患者にとって敷居が若干低くなっ たかもしれない。 手術件数は547件、分娩件数315件で昨年度の手術件 数530件、分娩313件と増加したと言うよりも横ばいで あった。 症例数と医師数の割合では例年よりも労働環境は改善 したと考えるが手術日の予定手術の終了が準夜帯になる ことは相変わらずで人員の増加のみで改善できる問題で もなさそうである。もちろん今年度も大きな事故もなく やって来られたことは、外来、病棟、手術室をはじめと するスタッフのおかげでと感謝している。 手術内容は、婦人科良性疾患の腹腔鏡手術が中心で手 術の半数以上は鏡視下手術である。ただ、子宮筋腫の子 宮全摘術については開腹手術を選択せざるをえない腹腔 鏡手術適応困難な症例が紹介されるようになり、結果的 に希望に沿うことができない結果となることもある。期 待の沿える様さらに技術向上研鑽してゆきたい。 悪性疾患のついては手術件数も多少増加している。群 大をはじめとして県内の腫瘍専門病院と連携をとって症 例に応じた対応をすすめている。 分娩件数は約300件で、ここ数年同様であり、ハイリ 100 [手術件数] 産 科 産科手術 悪性手術 腹腔鏡 婦人科手術 開腹 腟式他 術式 総分娩数(22週以降) 出生児 死産 ・経腟 頭位分娩 ・経腟 吸引分娩 ・経腟 鉗子分娩 ・経腟 骨盤位分娩 双胎 人工妊娠中絶術(中期) 帝王切開術 流産手術 人工妊娠中絶術 子宮外妊娠手術(開腹) 子宮外妊娠手術(腹腔鏡) その他 産科手術 悪性卵巣腫瘍手術 子宮頚癌手術 円錐切除術 子宮頚癌手術 広汎子宮全摘 悪性子宮頸癌_単純子宮全摘 悪性子宮体部腫瘍_単純子宮全摘 悪性子宮体部腫瘍_準広汎子宮全摘 悪性子宮体部腫瘍_広汎子宮全摘 腹腔鏡手術、卵巣腫瘍 腹腔鏡手術、内膜症病巣切除 腹腔鏡手術、癒着剥離術 腹腔鏡手術、子宮筋腫核出 腹腔鏡手術、子宮腟上部切断術摘 腹腔鏡手術、子宮全摘 子宮鏡下筋腫摘出術 良性子宮疾患手術_腹式子宮全摘術 良性子宮疾患手術_筋腫核出術 その他、良性子宮腫瘍手術 良性卵巣腫瘍手術 腟式手術、子宮矯正術、膣式子宮全摘 腟式手術、子宮矯正術 その他、腟式手術 外陰手術、バルトリン腺手術 その他、外陰手術 その他、内膜掻爬 その他 手術総数 例数 315 318 10 218 26 0 1 3 8 59 20 20 0 17 3 18 30 1 0 9 1 2 139 9 5 57 27 18 19 35 8 8 15 7 5 6 1 3 中期含む 子宮内反整復術1件含む 19 0 547 101 重複除く 眼科 部長 板倉 宏高 体のしくみを解明することで網膜硝子体疾患の予防や [スタッフ] 医師:板倉宏高(部長) 、羽生田直人(非常勤)板倉麻 治療に役立てたいと考えている。今回、これまでの硝子 理子(非常勤)、群大医師(非常勤) 体研究に対して、第61回北関東医学会総会(2014年9月 視能訓練士:青木領子、岩鼻美和子、小島由加利 26日)にて、北関東医学会奨励賞を、第53回日本網膜 診療秘書:佐藤美里 硝子体学会総会(2014年11月29日)にて、第7回田野 受付事務:加藤之瑛 YoungInvestigator’sAwardを受賞した。 [業務の現況] [今後の課題] 本年度も地域の医療機関からたくさんの患者様をご紹 紹介患者数、手術件数の増加、電子カルテ導入等に伴 介いただいた。白内障手術や硝子体注射、レーザー治療 い、外来待ち時間の延長や、手術待ちの期間の延長を生 の依頼、光干渉断層計(OCT)による網膜硝子体疾患 じている。昨年度にひきつづき、外来診療の効率化、ク や緑内障の診断依頼など様々であったが、とくに白内障 リニカルパス、マニュアルの見直し、スタッフの勉強会 手術目的での紹介が多い1年であった。手術件数を可能 を定期的に行い日々精進していく。 な限り増やして対応したが、件数の増加に伴うミスや事 [白内障手術件数] 故が発生しないように心がけた。 診療の傍ら、眼の硝子体(しょうしたい)のしくみ について研究を行っている。硝子体は眼球の約7割の 体積を占める寒天のような組織で、透明なので観察が 難しく謎めいていて、そこが面白いところでもある。 これまで教科書にはイラストで描かれることが多かっ た硝子体だが、最近 OCTという装置が進化してリアル な画像が得られるようになった。硝子体は加齢で変化 すると網膜を牽引して様々な病気を引き起こす。硝子 [手術件数] 446眼 白内障 局所麻酔 381件 その他 眼瞼下垂症手術 全身麻酔 30件 眼瞼内反手術 超音波乳化吸引術+眼内レンズ挿入 眼内レンズ縫着術 441眼 5眼 網膜静脈分枝閉塞症 網膜中心静脈閉塞症 増殖性糖尿病性網膜症 糖尿病黄斑症 加齢黄斑変性症 ルセンティス 網膜静脈分枝閉塞症 網膜中心静脈閉塞症 増殖性糖尿病性網膜症 加齢黄斑変性症 マキュエイド 増殖性糖尿病性網膜症 糖尿病黄斑症 黄斑浮腫 アイリーア 翼状片手術 446眼 霰粒腫瘍摘手術 眼瞼結膜腫瘍手術 132眼 硝子体注射 アバスチン 斜視手術 加齢黄斑変性症 黄斑変性 8眼 2眼 5眼 4眼 9眼 38眼 10眼 5眼 15眼 3眼 16眼 2眼 13眼 2眼 緑内障手術 兎眼矯正術 角膜切除術 28眼 結網嚢形成手術 68眼 21眼 15眼 102 52眼 28眼 4眼 2眼 1眼 3眼 3眼 1眼 2眼 2眼 6眼 耳鼻咽喉科 部長 二宮 洋 に力を注いでいる。 [スタッフ] 外来患者数、入院患者数、手術件数ともに例年と同様 二宮 洋 部長 桑原幹夫 副部長 で大きな変化はなかったが、耳下腺腫瘍の症例が多かっ 横堀有紀 医師 た印象がある。また、嚥下障害に対する誤嚥防止手術と して喉頭気管分離術(気管弁法)を施行することができ た。 [業務の現況] 本年度は昨年と同じ3名のスタッフで診療にあたっ [今後の課題] た。 当院は、日本耳鼻咽喉科学会専門医制度研修施設およ 県内の耳鼻咽喉科常勤施設に比べて、当科の入院患者 び日本気管食道科学会認定気管食道科専門医研修施設 数・手術症例数は例年かなり多くなっている。前橋、高 (咽喉系)に認定されており、群馬県内における耳鼻咽 崎および北毛地域の患者さんについては群馬大学と当科 喉科基幹病院として、耳鼻咽喉科疾患全般にわたり診療 で担当しているためである。今後はスタッフの増員につ を行っている。特に地域支援病院としての役割を担うた いて検討していきたいと考えている。 めに、救急症例、手術・入院を要する症例に対する診療 [手術症例] 部位 疾患名 慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎 術式 鼓室形成手術 疾患名 術式 11 声帯ポリープ 喉頭微細手術 5 反回神経麻痺 喉頭形成術 31 喉頭 乳突削開術 部位 件数 件数 33 3 4 耳 喉頭蓋嚢腫摘出術 1 喉頭良性腫瘍 喉頭微細手術 先天性耳瘻孔 先天性耳瘻管摘出術 6 喉頭異物 喉頭異物摘出術 1 耳介腫瘍 耳介腫瘍摘出術 1 嚥下障害 嚥下機能手術(喉頭気管分離術) 1 外耳道骨腫切除術 1 耳下腺腫瘍 耳下腺腫瘍摘出術 耳茸摘出術 2 顎下腺腫瘍・唾石 顎下腺摘出術 外耳道骨腫・腫瘍 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 慢性副鼻腔炎 ESS 鼻前庭嚢胞 鼻前庭嚢胞摘出術 唾液腺 喉頭蓋嚢胞 鼓膜切開術 滲出性中耳炎 75 頚部リンパ節腫瘍・頚部リンパ節炎 リンパ節摘出術 13 15 9 14 鼻副鼻腔 1 正中頚・側頸嚢胞 頚嚢摘出術 7 4 深頚部膿瘍 深頸部膿瘍切開術 2 頚部腫瘤 頸部腫瘍摘出術 5 舌癌 舌悪性腫瘍手術 4 耳下腺癌 耳下腺悪性腫瘍手術 6 鼻・副鼻腔癌 鼻副鼻腔腫瘍摘出術 3 下咽頭癌 下咽頭悪性腫瘍摘出術 鼻副鼻腔腫瘍摘出術 鼻茸 鼻茸摘出術・出血性鼻茸切除術 術後性上顎嚢胞 術後性上顎嚢胞摘出術 肥厚性鼻炎 粘膜下下鼻甲介骨切除術 18 鼻中隔弯曲症 鼻中隔矯正術 24 アレルギー性鼻炎 経鼻腔的翼突管神経切除術 4 鼻出血 鼻腔粘膜焼灼術 2 扁桃炎・扁桃肥大 口蓋扁桃手術 アデノイド肥大 アデノイド切除術 扁桃摘出術後出血 止血術 1 扁桃周囲膿瘍 扁桃周囲膿瘍切開術 1 上咽頭ポリープ 上咽頭ポリープ摘出術 1 下口唇粘液嚢胞 口唇粘液嚢胞摘出術 4 下咽頭嚢胞 下咽頭腫瘍摘出術 1 中咽頭腫瘍 中咽頭腫瘍摘出術 1 舌腫瘍 舌腫瘍摘出術 1 舌小帯短縮症 舌小帯形成手術 2 口腔内唾石症 唾石摘出術 1 咽頭異物 異物摘出術 1 21 6 頚部 喉頭癌 148 90 103 喉頭微細手術 1 12 喉頭悪性腫瘍手術(全摘) 3 軟口蓋癌 中咽頭悪性腫瘍摘出術 1 悪性リンパ腫 耳下腺悪性腫瘍摘出術 1 顎下腺悪性腫瘍手術 2 気管切開術 9 リンパ節摘出術 その他 口腔咽頭 鼻腔良性腫瘍 気道狭窄 その他 気管切開孔閉鎖術 その他 合 計 16 2 5 637 [患者数] 4月 5月 外来新患者数 126 93 再診患者数 664 611 外来患者延数 790 704 新入院患者数 56 50 退院患者数 58 53 入院患者延数 571 543 在院患者延数 513 490 6月 126 588 714 57 46 655 609 7月 107 644 751 57 69 690 621 8月 109 671 780 69 68 569 501 9月 10月 11月 12月 85 100 89 83 607 652 540 575 692 752 629 658 55 59 53 57 57 58 52 64 429 416 464 428 372 358 412 364 1月 74 565 639 54 45 368 323 2月 93 568 661 49 56 411 355 麻酔科 3月 98 641 739 50 43 439 396 合計 1,183 7,326 8,509 666 669 5,983 5,314 部長 伊佐 之孝 〔術後管理〕 [スタッフ] ・常 勤麻酔科医 加藤清司(副院長) 、伊佐之孝部長、 ・術 後診察は、全ての麻酔科管理患者を対象として連日 肥塚恭子副部長、柴田正幸副部長、熊倉(新田)みな 直接病棟に出向いて行っている。 み専攻医、川原ひろみ専攻医(平成26年4月1日~ ・術後鎮痛として、IV-PCAを広く用いている。 9月30日)、藤井(篠原)理紗専攻医(平成26年10月 ・超音波ガイド下神経ブロック適応症例を拡張して行っ 1日~平成27年3月31日) 、田村誠志専攻医(平成26 ている。 年4月1日~9月30日) 、松井祐介(平成26年10月1 ・長時間症例・ハイリスク患者症例および緊急・準緊急 日~平成27年3月31日) 、伊藤奈穂美副部長、比嘉愛 症例が多く、術後全身状態が不安定な時期を集中治療 専攻医、加藤円専攻医 計10名 室等と連携しながら安全管理に努めている。 ・非常勤麻酔科医 安藤光医師および毎週月から金曜ま で各日1名、9:00から17:00。それに加えて、水から 〔外来〕 金曜は1名、13:00から17:00。 ・予 定手術患者に対し、上級医と研修医がペアとなって 術前診察を行っている。患者の状態を把握した上で、 [業務の現況] 麻酔方法・麻酔のリスク・併発症および合併症の可能 〔概要および手術麻酔について〕 性などについて説明を行い、麻酔承諾を得ている。術 ・平成27年度は、手術室麻酔管理、集中治療室患者管理、 前 の 経 口 補 水 療 法(ORT:OralRehydration Therapy)に加え、術後の早期経口摂取開始プロトコー 麻酔科外来患者診察および術後診察を行った。 ・救急救命士の気管挿管実習(ビデオ硬性挿管用喉頭鏡 ルを導入し、術前と術後の絶飲食の時間を大幅に短縮 させ患者のストレス軽減および脱水予防に努めてい 実習を含む)を1名受け入れて行った。 ・麻酔科管理件数は4,453件で過去最高数となった。過 去の管理件数を示すと4,156件(平成23) 、4,308件(平 る。 ・ペインクリニックは休止している。 成24)、4,271 件(平成25)である。複数の部位およ び複数科で同時に行われる長時間重症症例は増え続け [今後の課題] ている。緊急手術件数は550件(平成23) 、573件(平 ・平 日麻酔管理は連日20件を越え長時間に渡る手術も 成24)、625件(平成25) 、613件(平成26)とほぼ年々 多いため、日々の業務ストレスは大きくなる一方であ 増加している。日勤外および休日の緊急手術件数が増 る。平日日勤業務は現在のスタッフで対応可能である えるに従って、一度に複数の重症症例を管理する局面 が、休日や深夜早朝に及ぶ長時間麻酔管理や深夜早朝 が多発しており、業務に当たる麻酔科オンコール当番 呼び出しによる緊急手術管理による麻酔科オンコール の精神的・肉体的負担は一層増大している。 当番の負担は限界に達しており、大学と連携を取りな がら何とか乗り越えている。平成26年6月から、手 104 術室9番での「脊髄くも膜下麻酔管理」に加えて「全 身麻酔管理」を開始した。予定手術だけでも徐々に終 了時間が遅くなりがちな状況である。麻酔科医師およ び手術室スタッフが確保できれば、手術枠数の増加を 検討したい。 [手術統計] 麻酔別 全身麻酔 全麻+硬麻 脊麻+硬麻 脊麻 その他 合計 平成24 3,635 3,589 3,801 103 89 95 41 15 1 526 577 553 3 1 3 4,308 4,271 4,453 平成25 平成26 ASA分類別 平成24 平成25 平成26 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ 平成26 945 753 794 Ⅰ-E 108 95 100 2,146 2,125 2,284 Ⅱ-E 261 307 265 633 742 746 Ⅲ-E 182 199 220 11 26 16 Ⅳ-E 19 24 28 0 0 0 Ⅴ-E 2 0 0 0 0 0 Ⅵ-E 1 0 0 年齢別 ~ 1 ヶ月 ~ 1歳 ~ 5歳 ~ 18歳 ~ 65歳 ~ 85歳 平成24 9 3 4 18 29 33 175 173 172 349 372 399 2,064 1,923 1,979 1,470 1,569 1,621 平成24 平成25 平成25 平成26 86歳~ 223 202 245 ASA分類で平成25のⅠ分類が200例弱減ったのは、喫煙者をPSⅡに統一したことが大きな理由となっている。 105 放射線診断科 部長 森田 英夫 [血管系IVR手技の内訳] [スタッフ] 血管系IVR(計99件) 森田英夫部長、松田吉裕医師 計2名 高エネルギー外傷性出血に対するTAE [業務の現況] 多臓器損傷出血 [特色] 骨盤骨折 肝損傷 1.3次救急病院かつ日本医学放射線学会専門医修練機 脾損傷 関としての広く深い画像診断。 腎損傷 2. 救急部との協力により急性疾患の画像診断および 喀血 IVR(画像ガイド下低侵襲手術)に対応。 腫瘍出血 3.IVR専門医修練施設として若手医師のIVR指導医資 急性膵炎動注カテーテル留置 格取得に必要な研修期間提供。 腫瘍術前止血 4.併設する健康管理センターにおける集団検診および 特発性筋内出血 人間ドックにて、早期診断。 脾動脈瘤 副腎静脈サンプリング [診療] 産後出血 MDCT装置3機が前年度同様に稼働している。うち1 十二指腸潰瘍 機はSiemens社の2管球多列CTであり、広範囲の高速 その他 撮影の他、外科術前血管マッピング、心血管や肺動脈灌 流像などバリエーションに富んだ撮影を施行している。 MRIは2機のうち、Phillips社3.0Tにて通常業務の他、 心臓、脳腫瘍のMRSなど特殊な撮影も施行している。 もう1機の1.5Tは救急外来 にて、主に急性期脳血管疾 患を撮影している。 CT検査総数は28,569件(前年度26,254件にて2,315件 増)、MRI検査は7,651件(前年度7,276件にて375件増) であり、いずれも増加した。特に2管球CTの本格的使 用による影響が大きいと思われる。 IVRは血管系手技が99件(前年度87件)、非血管系手 技が70件(前年度74件)であり、血管系は外傷出血に 対するTAEが増加し、非血管系は主にCTガイド下の生 検、ドレナージ手技で、ほぼ同数であった。 [今後の課題] 2管球および64列MDCT、3.0Tおよび救急外来1.5T のMRIにより、3次救急病院に相応しい幅広い疾患への 対応に努めたい。また、IVR専門医修練施設であること から、若手医師と専門スタッフの育成を図ることとした い。 106 計51 18 (2回施行4人) 14 (2回施行1人) 12 (2回施行1人) 4 ( 2回施行1人) 3 ( 2回施行1人) 10 (2回施行1人) 8 5 5 5 3(2回施行1人) 2 2 1 7(主に造影のみ) 放射線治療科(放射線治療部門) 部長 伊藤 潤 毎週カンファレンスを行っており、他の科のスタッフや [業務の現況と課題] 当院は癌診療連携拠点病院であり、放射線専門医研修 担当医とは、定期的にカンファレンスを行い、症例事の 施設、日本放射線腫瘍学会の協力認定施設に認定されて 治療方針や問題点を検討しております。患者さんが安心 いる。 して治療を受けられるよう精度の高い安全な治療を目指 平成23年5月に新しい治療装置を導入し、通常の3 している。 次元原体照射に加え、強度変調放射線治療(IMRT) 、 疾患名 定 位 放 射 線 治 療(SRT) 画 像 誘 導 高 精 度 放 射 線 治 療 (IGRT)などの高精度治療が可能となった。 前立腺癌の患者さんは、PSA検診が普及し、近年増加 傾向にある。IMRT治療は前立腺に集中した照射が可能で、 周囲臓器の直腸、膀胱への被ばくが低減される結果、癌 病巣に高線量の照射が可能となり治療成績の向上が期待 される。当院では平成25年4月より、IMRTを行っている。 転移性脳腫瘍は肺癌や乳癌の転移が多い。3cm以下 の腫瘍で3個以内の腫瘍では、手術を行う事無く治療が 可能でピンポイント(脳定位)照射を4日間で行ってい 患者数 乳癌 肺癌 縦隔腫瘍 食道癌 脳腫瘍 65 60 1 16 9 喉頭癌 中咽頭腫瘍 下咽頭癌 外耳癌 鼻腔腫瘍 耳下腺腫瘍・小唾液腺腫瘍 12 10 5 1 1 1 る。回転軌道で腫瘍の形状に合わせながら多軌道で照射 を行う方法で、腫瘍に限局した照射が可能である。当院 の定位照射は頭部固定に可塑性マスクを使用するため、 γナイフの治療のような侵襲的固定を要さず侵襲性の少 直腸癌 結腸癌 肛門癌 胃腫瘍 9 5 1 4 肝癌 膵癌 胆道癌 9 3 1 子宮頚部癌 子宮体部癌 卵巣癌 1 3 2 ない治療法である。 早期肺がんに対しては、定位照射を行っている。7~ 10 方向の多方向から腫瘍の形状に合わせて限局した照射(肺 定位照射)を4日間で行う。手術と同程度の治癒率が得ら れているとの報告があり手術の不可能な方には推奨される。 呼吸性移動の大きな、下肺野にある肺癌や肝臓等の腫 瘍に対しては、呼吸の動きに合わせて 照射する“呼吸 同期照射”を行っている。呼吸同期を行う事で、照射範 囲を縮小でき、周囲正常肺の照射を低減することが可能 である。 その他、照射中、透視画像により照射部位が確認でき、 前立腺癌 腎癌 腎盂癌 膀胱癌 尿管癌 47 1 2 9 3 悪性リンパ腫 白血病 骨髄異形成症候群 多発性骨髄腫 15 13 4 3 腫瘍が確実に入っている事を確認できるため安心してい ただける機構を有している。 平成25年1月から12月までの患者数は339人であっ た。乳癌65例、肺癌60例、前立腺癌47例、喉頭癌を主 とする頭頸部癌28例、悪性リンパ腫などが多くを占め ている。良性病変ではケロイドの治療を10例行った。 特殊治療として白血病の骨髄移植前の全身照射を19例、 定位放射線治療は、脳定位照射6例、肺定位照射2例、 前立腺癌IMRTは35例行った。 (表) スタッフは治療医2名(専門医1名、専攻医1名) 、 治療看護師1名(専任1名) 、技師は4名(放射線物理 皮膚癌 軟部腫瘍 2 1 原発不明 他 4 5 ケロイド 甲状腺眼症 10 1 士1名)である。 スタッフ間の情報の共有、意思疎通、連携を図るため 107 総計 339 リハビリテーション科 部長 大竹 弘哲 が 1 名の36名の体制となった。 [特 色] 平成26年度も入院患者のリハビリテーション(以下、 [業務の現況] リハ)に重点を置き、診療を進めた。主治医のリハ依頼 これまで、脳血管疾患等リハビリテーション料Iと運動 箋の発行から2日以内に療法士の介入を開始し、土日も 器リハビリテーション料I、呼吸器リハビリテーション料I 含めて訓練を行っている。 を算定していたが、26年度より心大血管疾患リハビリテー ション料Iとがん患者リハビリテーション料の算定を開始 [スタッフ] 26年度より専任医師として心臓血管外科の森 秀暁 した。期を同じくして、肺炎や心不全、がんに伴う廃用症 先生、林 弘樹先生、石川和徳先生、心臓血管内科の丹 候群などが診療報酬の規定で制限されるようになったた 下正一先生、庭前野菊先生、小暮真也先生、飯塚貴士先 め、脳血管疾患等リハビリテーション料の算定は減った。 生、長坂崇司先生、今井美智子先生、 内田浩太郎先生、 佐々 PT、OTとST合 計 の リ ハ ビ リ 点 数 が、26年 度 は 木孝志先生が新たに加わって頂き、脳神経外科の朝倉 29,014,450点と年々増加している。スタッフ人数の増員に 健先生、整形外科の浅見和義先生、形成外科の村松英之 見合って、昨年から約2割増えた。 先生、呼吸器内科の堀江健夫先生、神経内科の水島和幸 先生と合わせて16名の医師にご尽力頂いた。専従医師 [今後の課題] 1. 言語聴覚士や理学療法士が足りていない状況で、新 は引き続きリハ専門医の大竹弘哲が勤務した。 また理学療法士(PT)の竹内一馬、石井文弥、高橋 採用者の教育と共にスタッフの補充を進めていく。 さおりと、作業療法士(OT)の今井彩陽、西富一哉が 2.病棟リーダー療法士の配置を拡充し、他職種との連 入職し、パートとしてPT宮口琢磨も加わり、PTが19名、 携やカンファレンスなどをさらに充実させていく。 OTが12名、言語聴覚士(ST)が 4 名、マッサージ師 3.新病院での回復期病棟の開設に向けて、準備を進める。 [患者表] 平成22年度 8,406,385 6,171,149 1,631,385 16,208,919 理学療法 作業療法 言語療法 合 計 平成23年度 平成24年度 9,669,795 6,520,934 1,574,150 17,764,879 9,798,720 7,455,190 863,660 18,117,570 平成25年度 12,745,400 8,454,260 2,758,155 23,957,815 年度別リハビリテーション料点数 30,000,000 言語療法 作業療法 理学療法 25,000,000 軸ラベル 20,000,000 15,000,000 10,000,000 5,000,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 108 平成25年度 平成26年度 平成26年度 15,832,140 10,391,075 2,791,235 29,014,450 歯科口腔外科 部長 内山 壽夫 [今後の課題] [スタッフ] 部長:内山壽夫 ●診療科の体制の見直し 副部長:五味暁憲 歯科口腔外科として業務を開始した背景があり、今年 歯科衛生士:高坂陽子、長岡恵美子、田中淳子、 度はこれまで行われてきた全ての業務に再評価と改善を 木村千亜貴、難波侑里、江原彩利 加えていく必要があった。まだ十分な改善には至ってお らず、院内外からの意見を伺いつつ、口腔疾患に十分対 応できる診療科に成長していきたいと考えている。 [業務の現況] 本年度より群馬大学大学院医学系研究科顎口腔科学分 ●地域と連携する周術期口腔機能管理 野の関連診療科として口腔外科専門医が派遣され、歯科 本管理の需要は増加傾向である一方で、当科単独での 口腔外科として業務を開始した。 対応は困難であり、地域連携による口腔機能管理が必要 ●口腔外科疾患患者への対応 である。すでに本管理についての地域連携パスは作成さ 歯牙疾患、口腔感染症、口腔腫瘍、先天異常、外傷、 れ、地域の歯科医院の協力のもと実施されているが、さ 口腔粘膜疾患などを対象に診療を行ってきた。小手術は らなるパス利用のため、われわれは本管理の啓蒙ととも 外来診療室で行っており、主に難抜歯術、粘液嚢胞摘出 に受け入れ可能な歯科医院の協力を増やす努力をしなけ 術、線維腫摘出、挫創縫合、歯牙脱臼整復固定などを実 ればならない。 施してきた。口腔外科専門医が常勤となり、早期の対応 ●学術的活動の充実 が可能となった。これまで他科に依頼していた顎骨骨折 加療の効果を省みなければ更なる発展はないと考え などの外傷や蜂巣炎の治療は、今年度からは当科で対応 る。したがって、治療のプロトコール作成、治療効果を している。 評価する方法の確立を行い、学会発表を行う方向で活動 ●全身麻酔下口腔外科手術の実施 していきたい。 全身麻酔下手術は6月から恒常的に実施している。平 ●手術実績(全身麻酔下口腔外科手術) 成26年度は62件実施した。外来で対応困難な難抜歯術 の他、良性腫瘍摘出術、顎骨嚢胞摘出術、顎骨骨折観血 的整復固定術等を手掛けてきた。また、行動調整の困難 手 術 名 (全身麻酔) 下顎埋伏歯抜歯術 症例数 手 術 名 (全身麻酔) 17 舌部分切除術 過剰埋伏歯抜歯術 3 口腔粘膜白板症切除術 歯根端切除術 3 口蓋ろう孔閉鎖術 下顎・口蓋隆起形成術 2 障害者齲蝕治療 院内診療科において全身麻酔下手術を受ける (受けた) 歯科インプラント除去術 1 患者の口腔衛生・機能管理を行っている。本管理の目的 腐骨除去術 1 は術後の合併症発症の抑制である。需要は増加傾向であ 歯根嚢胞摘出術 1 り、地域連携による口腔機能管理の実践にも力を注いで 顎骨腫瘍・嚢胞摘出術 5 いる。 顎骨嚢胞開窓術 1 ●入院患者の歯科治療 舌腫瘍摘出術 1 当院に入院中の患者は、かかりつけ歯科医院の受診が オトガイ下嚢胞摘出術 1 難しいため、代わって当科で処置を行い、退院後の治療 ラヌーラ開窓術 2 舌粘液嚢胞摘出術 1 歯性上顎洞炎手術 1 上顎骨・下顎骨骨折手術 4 顎骨固定プレート除去術 1 な知的障害者の全身麻酔下歯科治療を15件実施した。 ●周術期口腔機能管理 に結びつけている。特に摂食機能に支障を来たすような 義歯不適合、歯牙動揺、疼痛には迅速に対応するよう心 がけている。 ●入院患者の口腔衛生管理・摂食機能療法 歯科医師の指示のもと歯科衛生士が中心となって行っ ている(歯科衛生課の頁を参照) 。対象は脳血管障害、 呼吸器疾患など多岐にわたり、需要は高い。 ●学術的活動 学会発表8演題、誌上発表4本 109 症例数 1 1 1 15 病理診断科 部長 井出 宗則 [スタッフ] な議論が行われている。参加者個々の専門性や得意分野 病理医1(病理専門医1細胞診専門医1) 、 を生かし、議論を通じて全体の質の向上が得られている 臨床検査技師4.5名(細胞検査士6名) と感じている。 臨床支援:個々の症例、臨床のニーズに応じて、きめ細 [業務の現況] かなサービスを提供できるよう努力している。 昨年は一時期常勤病理医が不在という時期がありまし たが、平成26年度は常勤病理医が1名になった。全例 [今後の課題] 院内で処理するのは困難であり、一部外注検査に提出し 近年、新しい疾患概念や病理診断に要求される検索項 ているが、群馬大学病理部、近隣病院からも非常勤病理 目が増えており、また分子標的治療の進歩に伴い、治療 医の支援を仰ぎ診療を行っている。 の適応を免疫染色により判定するなど、病理への需要は 院内臨床各科と十分なカンファレンスを行うには人手 増大している。 不足感は否めないが、群馬県内外の病理部門とのカン 今後、主に腫瘍に関する遺伝子診断などの新技術をど ファレンスも継続し、診断水準の維持、向上をはかって の程度まで院内で対応するか、そのための人員確保をど いる。 病理解剖は5例と減少している。CPCは5回であった。 うするかの課題がある。 また、群馬県全体では病理医の不足が深刻化している 日本内科学会認定教育施設の認定基準として内科剖検体 数が10例必要のため各科に協力を依頼している。 が、専修医のローテーションが望ましいとされる中、大 受託検査:病診連携施設からの病理・細胞診委託検査を 学や他の基幹病院との連携、人事の流動性の担保がさら 継続している。 に重要になると考えている。 他施設との連携:群馬県内外の病院との症例検討会には 各病院から病理医、細胞検査士、臨床医が参加し、活発 [病理検査件数] 件 数 組織 婦人科 細胞診 その他 小計 病理検査合計 組織 迅速診断 細胞診 小計 一般 4種追加加算 免疫抗体法 造血器悪性腫瘍 ER/PGR HER2 小計 解剖 入院 4,678 15 1,207 1,222 5,900 177 29 206 355 128 1 47 65 596 4 110 外来 2,742 1,813 1,412 3,225 5,967 0 0 0 197 64 0 27 27 331 1 検診 179 1,603 1,143 2,746 2,925 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 受託 353 0 0 0 353 0 0 0 135 0 0 0 0 135 0 合計 7,952 3,431 3,762 7,193 15,145 177 29 206 687 192 1 74 108 1,062 5 健診部 部長 上原 豊 [ドック利用者数] [スタッフ] 上原 豊健診部長、中村保子顧問、嘱託医師(塩崎秀 月 4 郎医師)、関連各科医師 5 6 [業務の現況] 平成26年度の健診受診者は下記別表の通りです。二 7 日ドックが651件(前年度比60名減) 、 日帰りドック3,712 8 件(前年度比102名増)と、二日ドックの利用が例年の 9 ように減少している。 二日ドックの減少は全国的な傾向であるので、稼働を 上げるため、一昨年より、関係各科のご協力のもと、日 帰りドックの1日あたりの受診者定員を20名に増加し た。お陰様で日帰りドック人数の増加に繋がっている。 この場をお借りして関係された方々に感謝申し上げる。 新たなオプションとしてアミノインデックスを追加し た。アミノインデックスとは、血液検査で、各臓器のが んリスクを示し、従来の画像検査や腫瘍マーカーと異な り、がんに対するアプローチを異にする検査法である。 本年度の施行者186名とオプション検査の中でも、非常 に需要が高かった項目になり、がんに対する注目度が高 いことを示唆する結果となった。 健診における病診連携も重要な点で、積極的に診療所 に紹介状を作成させていただいた。積極的に診療所医師 とも係わっていきたいと考えている。健診をセカンドオ ピニオンの場所として利用されている受診者もおり、医 療現場とは異なったサービスの一環として主治医との連 携を形あるものに整備していきたと思っている。 当健診センターは、 前橋赤十字病院の診療の礎のもと、 早期発見と保健指導で、良さを発揮していきたいと考え ている。 111 10 11 12 1 2 3 合計 二日ドック 41 39 64 77 64 53 70 52 60 48 52 30 651 日帰りドック 243 245 358 359 349 294 334 291 313 305 307 314 3,712 教育研修推進室 副室長 大澤 稔 おいては惜しくも入賞は逃したものの、そのプレゼン [スタッフ] 大西一德(室長)、大澤 稔(副室長) 、佐藤浩二(総 テーション能力は十分発揮されており、日々の研修の成 合内科副部長)、横山隆則(事務部主監) 、藤井順子(人 果を垣間見る良いプレゼンテーションであったことも申 事課研修係長)、小林佳那子(人事課主事)計6名(+ し添える。 研修医24名) 当院のプログラムは平成19年度に第3者評価である NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)の訪問審査を 受け、その後平成21年と平成25(昨年)に更新を済ま [業務の現況] はじめに教育研修推進室の日々の活動が各科指導医な せたプログラム(認定番号Pg0019- 8)である。しかし らびに院内すべてのスタッフ方々のご尽力の下に成り 平成25年度の更新審査で残念ながら『更新2年』とい 立っておりますことをこの場を借りて改めてお礼申し上 う格下げ評価を得てしまった。その意味で今年度(平成 げる。 26年度)は改善を図るべく始動した折り返しの年であっ 平成26年度のプログラム稼働状況としては前橋赤十 た。その主な指摘事項は“評価方法”ならびに“記録の 字病院臨床研修プログラムの10期生(平成25年度採用) 残し方”の改善であった。早速その指摘に基づき、今年 の後半ローテーションと新たに11期生(平成26年度採 度(平成26年度)からはポートフォリオ評価を始める 用)を迎えた年であった。今年度の動きとして林俊誠医 こととし、 臨床研修管理委員会でも了解を得た。 このポー 師(当院初期臨床研修第5期生)による当院の感染症内 トフォリオ評価法は今後どの研修方面においても必須評 科立ち上げをきっかけに、初期研修指導にも参加いただ 価法となることは明かであり、今回の結果を厳粛に受け いた。これまでもオリエンテーション時や日常診療でグ 止め、平成27年度の更新審査では是非とも4年更新(以 ラム染色の“いろは”について、金子心学技師長を初め 上)を目標に掲げるところである。なおこの第3者評価 とした検査部スタッフにご尽力をいただいてきたが、林 は県内では当院と公立藤岡総合病院が認定を受けている 俊誠医師のご協力により更なる指導力を充実するに至っ に過ぎない。これは前橋赤十字病院臨床研修プログラム たことは特筆に値する。 他にも担当患者の発熱時の対応、 の質の高さを担保するものとなっている。 その他教育研修推進室は医師臨床研修以外にも各職種 抗菌薬のアドバイス、感染症カンファレンス等が研修医 の知識及び技術向上のための機会を提供する場でもある に与えた効果は大きいと感じている。 10期生でも引き続き、西吾妻福祉病院をはじめとし と考えている。その一環として平成18年より続く「プ た各協力病院ならびに協力施設において地域医療研修の ライマリ・ケア勉強会」は引き続き盛況の下に開催され ご協力をいただいている。各施設からの評価は上々であ ており、おかげさまで院内全職員のみならず登録医や院 り、また院内各部署からの好評価もあり無事13名が良 外保健行政機関などにも浸透し、毎週早朝にもかかわら 好な成績で修了することができた。修了の式典ではポー ず平均40人を越える参加が定着している。最近では診 トフォリオの発表を行い、宮﨑瑞穗院長から修了証を手 療秘書室の充実からその大勢の秘書の方々の参加もあ 渡されその成果を労った。 り、大変好評を得ている。この会は決して最新の治療や 対外活動としては群馬県の臨床研修病院合同ガイダン 管理の勉強を目指したものでなく、誰もが最低限知って スならびにレジナビフェア2014in東京(医学生向け) おきたい基本事項(プライマリ・ケア)を専門家の立場 に研修医同伴で参加。また今年度からレジナビフェア・ から他のチームスタッフへの「メッセージ」として伝え スプリング2015in 東京(医学生向け)にも参加。その る会と位置づけている。講師も医師以外の専門職の方々 効果もあり当院での初期臨床研修を希望する見学者(医 にまで及び病院全体の関わりを実現した会に成長してい 学生)の多数受け入れにつながっている。主に大澤と藤 る。 井により研修プログラムの説明、見学の感想を交えた意 最後に群馬県の研修医の採用状況は未だに十分とは言 見交換を行っている(現在も遂行中) 。また今年度も群 えず、もはや医師確保は病院ごとの問題ではなく県全体 馬県レジデントサポート協議会と群馬大学地域医療推進 の問題として顕在化している。そのため認定指導医なら 研究部門との合同で第3回目となる“医学生向け臨床研 びに研修医を多数抱える当院への注目は更に増すばかり 修病院見学ツアー”が行われ、当院をツアールートに含 である。今後も院内スタッフのみならず地域の方々に支 むコースの人気度が高かったのは昨年同様であった。そ えていただき、研修医教育の向上に努めていきたいと考 して同協議会が主催する第4回レジデントグランプリに えている。 112 療センター・原町赤十字病院・前橋広瀬川クリニック・ [当院の協力病院・施設] あかぎ診療所】 西吾妻福祉病院 国立病院機構沼田病院 11月6日 ●初期研修医対象「クレーム研修」 群馬県健康づくり財団 (ニューサンピア高崎/群馬県臨床研修セミナー) 前橋市保健所・群馬県保健福祉事務所 11月7日 群馬県立精神医療センター ●ぐんまレジデントグランプリ 11月14日 群馬県立小児医療センター ●CV講習会 11月20日 原町赤十字病院 11月26日 渋川市国民健康保険あかぎ診療所 11月26日 マンモプラス竹尾クリニック ●全国赤十字病院臨床研修医研修(1年目対象) おかむらクリニック 12月6日 前橋広瀬川クリニック 2月28日 ●病院忘年会 12月12日 ●医局忘年会 12月15日 ●平成26年度採用 研修医オリエンテーション ●第2回臨床研修管理委員会 12月16日 ●日本医療教育プログラム推進機構(JAMEP) [活動内容のまとめ] 4月1日~ 11日 ●縫合実習 4月16日 「基本臨床能力評価試験」実施 ●群馬県臨床研修病院合同ガイダンスin群大 1月28日 ●第3回臨床研修管理委員会【終了認定会議】 ●ポンプ講習会 4月30日 ●自己血輸血実習 5月13日 ●群馬県臨床研修病院見学バスツアー(医学生向け) ●日赤群馬県支部主事研修(代表者参加) 5月22日 3月9日 5月30日 ●接遇研修会 3月11日 3月27日 ●研修医旅行(水上町) 7月5日~6日 ●第1回臨床研修管理委員会 7月10日 3月5日 ●群馬県臨床研修病院合同ガイダンス2014春 (群馬県庁) ●臨床研修協力病院訪問(教育研修推進室) 原町赤十字病院・西吾妻福祉病院 7月14日 ●レジナビフェア・スプリングin2015 ●ビアパーティー(前橋テルサ) 7月17日 (東京ビックサイト) ●レジナビフェア2014in東京(東京ビックサイト) ●臨床研修修了式 (初期臨床研修医第10期生) 7月20日 3月16日 3月22日 3月27日 ●平成27年度採用分 研修医採用試験 受験者:21名 [指導医に関する数字] 合格者:12名 【指導医養成講習会修了者】 (マッチ者:11名、マッチング以外:1名) 8月11日 受講者数:15名(平成26年度新規) 受講者総数:88人/ 99人中(臨床経験7年以上) 8月21日 ●新規集団指導講習会 【プログラム責任者養成講習会修了者】 (生涯学習センター/関東信越厚生局) 8月24日 受講者数:1名(平成26年度新規) � 10月20日 受講者総数:9名 インフルエンザ予防接種講習 10月21日 10月28日 ●臨床研修協力病院訪問(教育研修推進室) 国立病院機構沼田病院 10月27日 ●地域医療(選択研修)協力施設説明会 【西吾妻福祉病院・国立病院機構沼田病院・群馬県健 康づくり財団・県立精神医療センター・県立小児医 113 Ⅳ 診療補助部門概況 Ⅳ 診療補助部門概況 ◎放射線診断科部 技師長 久保田 利夫 [スタッフ] 診療放射線技師26名 検査総人数 画像診断部門 技師19名+嘱託業務員1名 PET 核医学検査部門 技師3名 骨シンチ 心筋シンチ 脳血流シンチ 放射線治療部門 技師4名 25年度 2,781 1,339 676 188 268 26年度 前年度比(%) 2,836 2.0 1,426 6.5 669 -1.0 241 28.2 266 -0.7 [業務の現況] 画像診断部門 放射線治療部門 主な装置 CT 3台、MR 2台、AG 3台、マンモ2台 装置 リニアック1台、治療計画CT1台 平成26年8月、第3AG室の血管造影用装置を三次元 治療担当スタッフを1人増員するとともに、時差出勤 血管像・CTlikeImageが撮影可能な機種INFX8000Cに 制度を導入したことで、今年度の目標であった時間外勤 更新した。9月、PACSもクラウド機能を伴った新シス 務を減少できた。さらにQA・QCの一層の充実に向けて、 テムに更新し、さらに平成27年3月、VistaScanを導入 放射線治療品質管理委員会を立ち上げ、QA・QCについ しデンタル画像のデジタル化を実現した。 て多職種が検討に加わるようにした。 一般撮影全体の業務実績は前年に比べ約7%増え、特 7月からIMRT枠を1人増やし、1日7人枠として治 に歯科口腔外科と形成美容外科の利用の多いデンタルお 療を待っておられる患者さんを一人でも減らせるように よびパントモグラフィー撮影は合わせて75%と激増し した。またIMRTの投与線量の見直しも行った。 た。また、昨年透視装置を1台更新したことによって、 治療の実人数は、昨年度の322人に対して今年度は 透視室の使用枠が増え、昨年より約300件増えた透視検 339人、特殊照射については、脳定位10例、肺定位4例、 査にも順調に対応できた。地域連携にも繋がる画像CD 全身照射20例、IMRTが34人であった。 の作成や、紹介患者さんが持参した画像CDあるいはフィ ルムのPACSへの取り込みは、年々増加している。 (Ⅱ 統計 10放射線科部 参照) 放射線治療専門技師の有資格者が一人増え、4人に なった。 相当する)、脳外科AGの49件(同24%) 、放射線診断科 区 分 治療人数 延べ人数 全身照射 肺定位 脳定位 AGの73件(同78%)は救急対応の処置および検査であ IMRT IVR(AG+心カテ)は全体としては増加し、脳外科 AG件数は平成24年度からは増加傾向にあり、26年度も さらに増えている。心カテの215件(全心カテの18%に 25年度 322 6,863 21 3 10 20 26年度 前年度比(%) 339 5.3 6,719 -2.1 20 -4.8 4 33.3 10 0.0 34 70.0 り、高度救急救命センターを持つ当院の特徴を如実に表 した数字となっている。 [今後の課題] 核医学検査部門 像情報ネットワークとも接続した。速やかに画像ネット PACS更新に伴い群馬県下の14施設が参加している画 装置 PET-CT1台、 ガンマカメラ2台 ワークの効果的な活用を目指す。 核医学全体では、前年度より55人増えた(前年度比 2.0 %)。PET/CTは87人増加したものの、SPECT/シン チ特にガリウムシンチや腎シンチなどが減った。しかし、 心筋シンチは前年度より53人増加している。 品質管理とりわけ呼吸同期放射線治療及びIGRT治療 の品質管理をより一層充実するよう取り組む。 放射線技師の業務は画像検査と放射線治療に分かれ、 画像検査はCT・MRIや核医学など多種多様であり、ど 入院検査数は374人、外来検査数は2,462人であった。 外来の中には、人間ドック46人(PET検査)、紹介者 382人が含まれている。 PET検査・シンチグラフィー(ガンマーカメラ)とも に1日当たり5.8人、合計で1日当たり11.6人であった。 115 の分野も専門性が求められている。多くのスタッフが専 門性を追求できるように職場環境を整備していきたい。 ◎歯科部 歯科衛生課 課長 高坂 陽子 以上、3部門に担当制をとり、全入院患者対象に口腔 [スタッフ] 衛生機能管理を実施している。 歯科医師2名 歯科衛生士6名 また、NST回診や嚥下カンファレンスなどのチーム [業務の現況] 医療にも重点をおき、 医科歯科連携の充実を図っている。 1、歯科口腔外科業務:外来口腔外科手術介助と口腔衛 その結果、 摂食機能療法の院内普及は定着してきており、 生管理 2014年度では2,651例、17,577件を病棟看護師と連携を 今年度より歯科口腔外科が開設された。紹介患者様 とり実施した。外来における周術期口腔機能管理は地域 の増加により歯科口腔外科の手術件数は激増(歯科口 連携パスを勧め、実施件数は、756例、2,204件、収益 腔外科年報を参照)した。歯科衛生業務もそれに伴い は1,683,133点となった。 体制を整備した。 2、周術期口腔機能管理業務:周術期、化学療法、放射 [今後の課題] 周術期口腔機能管理は地域連携パスを使用して、登録 線療法における口腔機能管理 術前からの医科歯科連携の重要性が評価され、今年 医の先生方と病診連携をすすめている。院内で周知され 度から周術期口腔機能管理Ⅰ、Ⅱの点数が大幅に引き てきた結果、地域連携パスは開始時の18 %から32 %に 上げられた。適応疾患に心臓血管外科も組み入れ、周 普及してきている。今後は患者満足度調査や登録医の先 術期口腔機能管理の充実を進めた。 生方へのアンケートを通してご意見をいただき、さらに 3、病棟口腔衛生管理業務:口腔ケア、摂食機能療法、 パスの改良を進め、全身麻酔で手術される全ての科で、 口腔ケアスクリーニング 周術期口腔機能管理が実施できるように取り組んでいき 歯科医師の増員により、初診時に歯科医師の口腔機 たい。 能評価が実施されるようになり、嚥下評価や脱落危険 歯の抜歯、義歯調整などの口腔環境整備が進み、経口 摂取確立への早期対応が可能になった。 [業務実績] 業務 口腔ケア(依頼) スクリーニング 周術期口腔機能管理 摂食機能療法 症例数(例) 実施回数(件) 実施内容 468 1,118 7,638 1,118 756 2,204 手術決定時・術前・術後・退院時の計4回。 口腔内評価・専門的口腔ケア・歯科衛生指導 2,651 17,577 病棟看護師と連携して摂食機能療法を実施 口腔ケア・摂食機能訓練実施・歯科衛生指導 患者・家族・病棟看護師に指導。口腔ケア実施 口腔衛生指導活動 63(回) 253(人) 見学者受け入れ 3(回) 8(人) 糖尿病教室(週1) ・母親教室(月1)・養護学校・糖友 会(年1) NST勉強会 プライマリー勉強会 看護レベル1研修会 研修医 看護学生、歯科衛生士学生 116 ◎健診部 健診課 課長 関口 範之 [スタッフ] で1日6人で運用した。 ・医師 3名 部長(兼務) 、嘱託医 係長が人事異動で課長が兼務になり1名の人員減と 他関係部の医師 なった。また、今年度は受診者増のため個人個人の業務 ・看護師 3名(正規1名、パート2名) 負担が大きくなった。 ・保健師 2名(正規1名、パート1名) オプション検査でアミノインデックスを採用したこと により186件と収益増につなげることができた。 ・看護助手 3名(パート3名) ・事務 7名(課長1名(係長兼務) 講演会も理容業組合の総会で人間ドックについて講演 することができ、来年度に向け受診者増が期待できる。 主事2名、嘱託1名、 パート3名 [今後の課題] 受診者増になったが今後は許容量オーバーのため受診 [業務の現況] 者増は望めなくなり収益増もないと思われる。 二日ドック、日帰りドック、脳ドック、生活習慣病予 新たなオプション検査などを視野に入れながら対策を 防健診、労安法健診、特定健康診査、特定保健指導等の 考えて行きたい。 コースを用意している。 日帰りドック、月・火・水・金曜日コース1日20人、 木曜日コース6人、二日ドック 月・水・木曜日コース ◎薬剤部 部長 前島 和俊 務ではすべての抗MRSA薬投与患者に介入でき、実施 [組織とスタッフ] 薬剤師31名 件数も1,557件とほぼ倍増し、薬物治療の質の向上に大 きく寄与したといえる。来年度からは当院に感染症科が 薬剤部長1名 設置予定で、今後さらに期待される分野である。相互作 薬剤副部長1名(薬事管理課長兼務) 調剤課長0名 用や副作用、病態の変化等に対する処方内容の変更や提 製剤課長1名 医薬品管理課長1名 薬事管理課長1名 案は1,757件行われ、変更率は85.7 %と高値であった。 調剤係長1名 製剤係長1名 医薬品管理係長1名 薬事管理係長1名 また、残念ながら短期入院患者が算定できないことや中 医薬品情報係長1名 途退職者2名の影響もあり、薬剤管理指導業務の算定件 4名 主任 他、薬 剤 師 18名 薬剤助手 4.5名 数は2.3 %減少し、全退院患者に対する実施率も74.4 % と前年度に比べ4%減少した。 12月に薬剤師1名が退職となり31名となった。パー 薬剤助手が増員されたことにより、薬剤師が行ってい ト事務は2名増えて4.5名となった。年度末をもって薬 た事務作業を移管し、手術室への麻薬補充作業や当直者 剤部長が定年に、また薬剤師が1名退職した。 の業務軽減を行うことができた。 [今後の課題] [業務の現況] 平成25年7月より病棟薬剤業務実施加算の算定を開 今年度で薬剤部長が退職となり、来年度は新体制での 始し、今年度も1年間薬剤師の病棟への常駐が実施でき 出発となる。また、今年度補充できなかった2名を増員 た。病棟薬剤業務実施加算による収入は、約3,000万円 し、薬剤師は34名となる予定だが、退職者の補充を含 程度だが(機能評価係数:0.0067) 、病棟に薬剤師が常 め5名の新人を教育しながらとなるため部員の協力体制 駐することで、全入院患者の持参薬の確認や代替薬の提 が必要といえる。病棟常駐により、薬剤師が医薬品の適 案、ユニットドーズへの定期薬の配薬、医師や看護師へ 正使用を通した医療の質や安全性の向上へ寄与すること の情報提供などを行うことが可能となり医療の安全性を が実感できた。どのようなアウトカムを達成できるか、 担保し、他職種の業務を軽減できたと考える。TDM業 エビデンスの構築が今後の課題である。 117 ◎医療技術部 栄養課 課長 立川 厚子 軽に相談できる環境はありがたい。食事や経管栄養など [スタッフ] 管理栄養士 10名 (課長1名、係長2名、主任1名) 相談しやすく業務がスムーズ。 」などの評価をいただい 栄養士 1名 (係長1名) た。また、管理栄養士も病棟に常駐することで各科のカ 専門調理師 3名 (主任1名) ンファレンスへの参加が容易になり、治療の進行度、退 調理師 4名 (主任1名) 院予定、問題点等が把握しやすく、栄養指導や食事内容 嘱託調理師 1名 の調整を医師と対面して行うことで、コミュニケーショ 事務 1名 ンが取りやすくなり、他職種とも情報共有ができ、患者 委託調理師 13名 さんにとって今何が必要か、カルテだけでは読み取るこ 委託食器洗浄8名 とができない情報も得ることができ、入院中2回の栄養 今年度は、管理栄養士の採用はなかったが係長枠を増 指導や急な栄養指導依頼にも即座に対応可能となり業務 やし新たに栄養係長を設けた。また、今までの栄養管理 効率も良く指導件数のアップにつなげることができた。 係長は栄養業務係長に職名変更した。調理師は6月から また、常に病棟にいることで、きめ細かい食事内容の提 8月にかけて主任を含め3名の退職者がありその都度募 案ができ患者さんからも感謝の言葉をいただいた。現在 集したが最終的に1名の嘱託調理師の補充のみとなっ は病棟数に対し管理栄養士の不足と病棟掛け持ちで た。来年度は委託から直営に切り替えることも決定して NSTや給食業務の仕事を持ちながら病棟担当業務を いるが調理師募集については、すでに新卒の調理師採用 行っているため、効果を十分発揮できていないが新病院 試験の時期を過ぎての募集となり人員確保が厳しく調理 移転までには食数管理業務などの給食管理業務も整理し 師、嘱託調理師、派遣の調理師、調理補助の必要人数の て管理栄養士の病棟常駐を実現したい。と考えている。 確保は年度末となった。委託業務の引き継ぎは3月から 給食業務については、今まで献立を1名の管理栄養士 徐々に開始した。 が管理していたが、新たに2名の管理栄養士が献立作成 にあたり献立に変化を持たせることができた。また、嚥 [業務の現況] 下食も見直し、5月からは摂食・嚥下リハ学会の学会分 臨床業務については、延総食数は前年度に比べ12,806 類2013に沿った嚥下調整食をスタートさせ、患者さん 食(2.9%)減少し424,850食であったが、特別食比率は により適切な食事を選択することが可能となり、細かい 管理栄養士の医師への働きかけもあり1%増の32.9%で 対応ができるようになり、味も改善され患者さんからも 特別食食数は134食増の139,791食であった。栄養指導 大変喜ばれている。特に味付けについては患者さんに美 件数については昨年7月より管理栄養士全員の体制も整 味しく食べていただけるように嚥下チームやNSTと何 い指導可能になったことと栄養管理計画等で栄養指導の 度も会議を開きスタッフ間の試食会を数多く行ってき 必要な患者さんには積極的に指導を働きかけ、栄養課で た。また、来年度実施に向けて、現在、寝たままで食べ 管理栄養士が栄養指導依頼箋を入力し主治医に承認して られる串刺し食の試作を行っている。今後も衛生面に十 いただく形を設け、消化器のクリニカルパスの中に栄養 分注意し患者さんに 「安全で美味しく心のこもった食事」 指導を組み込んだことで昨年7月から右肩上がりで推移 を提供していきたい。 してきたが、今年度はほぼ横ばい状態となった。指導件 数については入院が62.2%増の2,793件、月平均233件、 [今後の課題] 外来が42.3 %増の1,039件、月平均86件となり総指導件 1.管理栄養士の病棟配置に向けての業務整理 数は3,832件、昨年度の約1.6倍に増えた。また、管理栄 2.管理栄養士の学会参加と発表、専門資格の取得 養士の病棟配置に向け、 7号病棟(循環器) 、 9号病棟(消 3.栄養指導と特別食の更なる件数アップ 化器)において7月の1か月間、単月で試験的に病棟常 4.調理師の確保と新人教育の充実 駐を試み、病棟カンファレンスや回診への参加、食事内 5.ドック食の再開 容、食形態、経腸栄養剤の検討・提案、栄養指導の実施、 6.厨房内施設と調理機器の整備 栄養不良患者の抽出、NSTとの連携など、医師、看護 師の業務を軽減できるよう「栄養」に関する全ての業務 に管理栄養士が積極的に関わり、医師、看護師から「気 118 臨床工学技術課 係長 髙田 清史 [スタッフ] 4.高気圧酸素療法 臨床工学技士 12名 (係長1名 主任3名含む) 高気圧酸素業務における実績は、救急66回、非救急 86回であった。その内訳は、突発性難聴131回、一酸化 炭素中毒30回、イレウス17回、熱傷3回、放射線性膀 [業務の現況] 胱炎10回であった。 現在の当科臨床工学技士業務は、血液浄化療法、手術 室関連業務、ME機器管理、高気圧酸素療法、心臓血管 5.心臓血管内科関連 内科関連業務、集中治療室関連業務となっている。 心臓血管内科業務における実績は、経皮的冠動脈形成 1.血液浄化療法 術289例、心臓ペースメーカ53例、植込み型除細動器22 血液浄化療法センターにおける実績は、外来透析9,993 例、心臓再同期療法14例、心臓電気生理検査41例、カテー 回、入院透析3,924回であった。アフェレーシス療法は テル心筋焼灼術19例であった。ペースメーカ外来、デ 血漿交換19回、免疫吸着18回、LDL吸着20回、エンド バイスチェックを毎月約6日、延べ年72日行った。 トキシン吸着6回、活性炭吸着1回、腹水濾過濃縮再静 6.集中治療室関連 注法58回、白血球吸着療法104回であった。 集中治療室における実績は、ECMO療法29例(V-V13 例、V-A16例) 、血液透析療法118件、アフェレーシス 療法16件であった。 2.手術室関連 手術室における実績は、消化器外科559件、婦人科 270件、泌尿器科56件、呼吸器外科3件、心臓血管外科 [今後の課題] 71件、全科手術総計959件であった。術式別には、腹腔 1.当直業務の拡充 鏡下手術751件、腹腔鏡補助下手術91件、胸腔鏡下手術 スタッフに技術レベルの差があり、当直者が全ての業 8件、人工血管置換術14件、開心術57件、ESWL36件、 務に対応できていない。現状では待機当番を決め、呼び その他3件であった。 出しにて対応している。今後は業務に最低限求められる 業務範囲を明確にし、スタッフの技術レベルを向上させ 3.ME機器管理 ていく必要がある。また、現在1名体制で当直を行って ME機器管理業務における実績は、人工呼吸器保有数 いるが、 臨床工学技士に求められる業務は多岐にわたり、 33台(成人用28台、小児用6)、輸液ポンプ保有数165台、 業務が重なることも少なくない。緊急に対応を求められ シリンジポンプ保有数161台、IPC保有数56台、経腸栄 ることから、当直者2名体制も検討している。 養用ポンプ保有数45台の各装置を中央管理し、点検・ 貸出業務を行った。また病棟ラウンドを行い、体外式除 2.医療安全の啓発 細動器・人工呼吸器・モニター・IABP・ECMOなどの メディカルスタッフを対象としたME機器の安全使用 定期点検・使用中点検を行った。 に関する勉強会を積極的に開催し、医療安全確保に貢献 する。 ◎看護部 副院長兼看護部長 前田 陽子 [スタッフ] 看護部長 前田陽子 看護副部長 川井ひで子(業務・医療安全担当) 福田富江(総務担当) 林 昌子(教育担当) [看護職員配置状況] 709名(内パー 1.平成27年3月31日現在の看護師数は、 ト49名)離職率は5.92%である。 119 2.平成26年度の看護師採用者は、63名(内パート看護 師8名)と割愛制度利用者4名(医療センター・水戸 日赤・さいたま日赤・深谷日赤)で67名の新しい仲間 (内パート看護師10名) を迎えた。同時に退職者は50名 である。退職理由は、定年2名・早期退職1名・割愛 2名(長岡日赤・深谷日赤)・結婚7名・進学3名・病 気3名・出産育児7名・介護8名・離職、転職17名であっ た。離職・転職者は、急性期看護への疲弊感があり、 出産育児・介護を理由に退職する者の背景には、仕事 と家庭の両立の困難さが伺える。パート看護師の離職 理由は、正規職員になるには夜勤が障害となっており、 夜勤がない施設への転職が8割を占めていた。又、産 休・育休は平均46名で、育休期間は平均1年5か月と 延長傾向にある。院内保育園の定員が一杯で入園が できず、市の保育園も空き待ち状態で復帰困難となり、 待機児童問題が影響している。 3.看護補助加算50:1で、正規看護助手と嘱託看護助 手が混在している。急性期病院における看護助手業務 と描いていた業務内容に格差を感じ、数日から数週間 で退職していく者もおり、看護助手教育内容の充実、 定期的な面接や振り返り時間を設け、定着へ向けて 努力している。今年度より看護学生の休日看護助手業 務アルバイト募集を開始した。看護大学生を中心に着 実に成果を上げている。 4.正看護師の割合は98%、全看護職員に対する赤十字 看護学校卒業生の占める割合は45.6%で、赤十字救 護員研修修了者は69.2%である。 [業務の現況] 今年度、新病院移転を念頭に看護部事業計画(2014 年度~ 2018年度)を提示した。 1.看護必要度監査体制構築:承認システム実施 2.NANDA看護診断導入:導入説明会実施 3.倫理感性向上:カンファレンスの実施 4.看護チームの協働充実:看護助手教育、定着 5.新病院看護体制整備 1)12時間夜勤体制構築 2)看護方式検討 3)身体合併精神科病棟体制検討 4)患者サポートセンター等外来機能体制整備 5)新ユニフォーム検討 6)看護管理者マネジメント能力向上 を掲げた。看護師長会や各プロジェクトチームを中 心に現状分析から課題の明確化に取り組んだ。 平成26年度看護部目標 Ⅰ.患者・家族が安全で安心できる看護の質を保証 する。「看護実践の見える記録の充実を図る」 Ⅱ.働き続けられる職場環境を整備する。 「看護職員の在職年数の延長を図る」 「看護助手の定着を図る」 Ⅰ.患者・家族が安全で安心できる看護の質を保証する 1.看護実践の見える記録の充実を図る 評価尺度:他職種とのカンファレンス記録数・デスカ ンファレンス実施数・看護倫理に関するカンファレンス、 学習会開催数・入院診療計画書作成率・看護必要度承 認率・在宅復帰率・退院支援計画書作成率・術前訪問率・ 入院前外来指導率 他職種とのケアカンファレンス開催数は、月平均3.8件 で医師・リハビリスタッフ・MSWとのカンファレンスは毎 週実施されているが、退院支援が中心となっている。 デスカンファレンス実施数は、年10.8回実施で、患者 との関わりを振り返ることで看護観の共有や倫理的な視 点の考察ができていた。 看護倫理に関するカンファレンス、学習会は、年3.3回実 施された。実践者ラダーⅢの看護倫理研修受講者を中心 に各部署で更に倫理的視点の向上を図れるようにしたい。 入院診療計画書作成率は100%であるが、個別性につ いて更に内容の精選と質の向上が課題である。 看護必要度承認率は98.5%で承認システムの周知が 必要である。 在宅復帰率は91%で、自宅退院に向けて早期からリン クナース中心に介入が積極的に展開された。 退院支援計画書作成率は90%で入院後7日以内の着 手は100%実施できている。その後の完結が各部署によ り相違があり、リンクナースによる確認や管理者からの アプローチ等、検討が必要である。 術前訪問率は目標値50%でスタートしたが、前期39% 後期26.7%であった。背景には、緊急手術の増加や人員 配置等の問題がある。現状の人員では目標値達成は困 難であり、術前訪問をどのように展開すれば患者満足に 繋がるか根本から再構成しなければならない。 入院前外来指導率は、予約入院患者に関しては100% 実施できた。外来でアセスメントした問題は電子カルテ に入力され継続内容として病棟で共有された。 Ⅱ.働き続けられる職場環境を整備する。 1.看護職員の在職年数の延長を図る 評価尺度:看護職員在職年数・バーンアウトが理由 の離職率・職員満足度調査・実践者ラダー認定数 看護職員在職年数は、正規職員9.7年であった。看 護管理者を除くと6.9年となり、働き続けられる職場 環境について真摯に取り組んでいきたい。 バーンアウトが理由の離職率は、正規職員退職者の 12.6%であった。急性期看護への疲弊感の裏には、役 割期待へのプレッシャーや人間関係、労働環境など、 様々な思いが隠されており、上司や周囲の支援をより 具体的に実施できるよう検討したい。 職員満足度調査は、看護主任会により年2回実施さ れた。結果・考察が有効に活用されていない状況であ り今後、改善に向けてどのように共有し活用するか検 討したい。 実践者ラダー認定数は、レベルⅢ認定者は29名で合 計71名の認定となった。実践者ラダーの認定者は年々増 加傾向にあり、着実に取得に向けて努力している。今後、 管理者ラダーを推進していきたい。 2.看護助手の定着を図る 評価尺度:看護助手離職率・看護助手夜勤体制施行数・ 師長と看護助手の話し合い回数 看護助手離職率は20%と高く、離職理由は転職・進学・ 不適応・体調不良であった。転職や体調不良の理由の裏に は、看護助手間の人間関係等が影響しており、組織風土と 120 21:00まで延長・隔週土曜日曜開園・24時間保育月2回 24時間保育利用者が1~2名と少なく、回数の拡大 して改善が急務である。 看護助手夜勤体制実施は看護助手の定着が図れず未実 施となった。増員された部署から中勤から始めていきたい。 師長と看護助手の話し合い回数は、部署により毎日 実施、月1回実施と様々であったが、話し合い実施は 定着した。日頃からコミュニケーションを円滑にし、 チームの一員として看護助手との協働を促進したい。 に躊躇している現状がある。看護師確保目的の院内保育 園から、全職員へ拡大したことにより定員35名枠は入 園困難者を出している。 院内保育園利用者へのアンケート調査結果は、 保育面・ 利用料金共に満足度が高く、定員増を期待する声が多く 聞かれた。現状の立地条件から定員増は困難で新病院建 築の際、病児保育も含め、定員増を最優先で考えていく 方針である。 [院内保育園] (みどり保育園:昭和46年7月15日開園) スタッフ:外部委託 株式会社ピジョンハーツ 定員:35名・3歳児以下の乳幼児 ・月曜金曜は 保 育 時 間: 7 :30 ~ 19:30( 延 長20:00) 一般診療外来 診断治療外来 健診センター [スタッフ] 師長 六本木 京子 目標に、一般外来だけでなく診断治療外来も健診セン 看護師60名 嘱託看護師2名 パート看護師30名 ターもスタッフ育成マニュアルを基に看護師全員の 看護補助者(看護助手8名) チェックを行なった。チェックをすることであまり経験 のない業務が明確になり、出来る業務を増やしたいと前 [業務の現況] 向きに捉えている。今後も年2回のチェックを継続して 一般診療外来は21診療科と外来手術室・中央採血室 行きたいと考えている。 で業務を行なっている。糖尿病看護認定看護師2名、皮 膚・排泄ケア(WOC)看護師1名、医療リンパドレナー [今後の課題] 1.検査説明・手術説明や入院時の説明が各科で様々な ジセラピスト1名が看護外来を行なっている。 地域連携枠で紹介患者さんの予約が取れるようになり 待ち時間の短縮がはかれる様になった。 方法で行なわれている。事務が担う業務と看護師でな ければならない業務を統一していく。 次回診察前採血・検査・レントゲンの指示が出ている 2.入院が決まった時に外来で行なう入力する内容が増 場合、再来機を通ると受付番号に指示が印字され患者さ えている。入院が決まると入院するまでにする業務の んが効率よく移動できるようになった。また中央採血室 中で、入力に時間がとられてしまう状況があるので、 が8時開始になり診察が開始になるころには結果が出て 担当科事務や病棟看護師同士の支援の連携をとってい 待ち時間短縮することに役立っている。 く。 診断治療外来は透析室、化学療法室、放射線科、内視 3. 新病院の建築に向けて、診療介助の方法について検 鏡室、健診センターと専門的な業務を行なっている。 日々 討していく必要がある。ブロック別の外来になるので 進歩している業務に対応している。 計画を立てて看護師の配置を考える。 平成26年度も「外来看護師の質を保障する」ことを 退院支援室 師長 笹原 啓子 ①在宅療養にむけた環境整備支援 [スタッフ] 看護師長1名 各病棟に退院支援リンクナースが2~ 在宅療養を希望する患者・家族との面談を行い、導入 したいサービスや継続的な医療行為などをアセスメント 4名所属し連携 し、必要な事業所への介入依頼を行っている。また社会 福祉士が介入しているケースでも、必要に応じて相談業 [業務の状況] 務等を共同で行う。 1.院内での取り組み 121 ②退院前カンファレンスの開催支援 前橋市医師会が主催する病院在宅連携の会に加わり、 ケアマネジャーや訪問看護ステーション、開業医など 近隣病院の退院支援部門看護師、訪問看護ステーション と連絡を取り、在宅療養へ移行する患者の退院前カン 看護師、ケアマネジャー等と毎月1回情報交換を行う。 ファレンスを設定し、病棟看護師や主治医が地域の関係 また年2回は150名から180名ほど多職種で集まる研修 職種と情報共有する場を作っている。 会を開催し(人工呼吸器装着症例、 がん末期患者の症例、 ③退院支援リンクナースへの支援 社会的背景が複雑な症例など) 、病院側、在宅側での取 退院調整に関するカンファレンス開催数の年間目標の り組みの理解を深める機会としている。 状況確認や、在宅支援に結びついた症例のケーススタ ②地域の看護大学との連携 ディを通して自部署の活動の振り返りや課題の発見等の 高崎健康福祉大学の在宅看護学担当教授が主催する 機会を作る。また地域で行われる退院支援関連の研究会 「退院支援を考える会」に参加し、前橋市以外の地域で や研修会を案内し、院外での取り組みなどの学習を共に 活躍しているMSW、ケアマネジャー、退院支援部署看 行い、自部署での参考となるか議論を行う。 護師、調剤薬局薬剤師などと勉強会、研究会を開催して ④地域の連携病院や登録医への訪問 いる。 地域連携課長、医療社会事業課長とともに地域の連携 先病院や登録医を訪問し、転院、在宅医療への移行など [今後の課題] に関連したご意見を伺い、対応改善への足がかりとして 1.退院支援についての看護師教育の充実 いる。 2.地域の多職種とのより充実した連携にむけた関係作り 2.院外での取り組み 3.当院での退院支援の質評価 ①地域の医師会との連携 高度救命救急センター外来 師長 髙寺 由美子 [スタッフ] される。早期に専門的な治療の開始が出来るよう、各科 看護師28名 パート看護師1名 看護補助者(看護 当番医師との連携もスムーズに行えるよう協力しながら 助手・クラーク ICU・高度救命救急センター病棟兼務) 診療にあたっている。 業務の可視化のために「救急車受け入れ」 「来院して から入院するまで」などのPFCの作成、また近年増えて [勤務体制] 看護師 3交代制勤務(深夜勤務3名・準夜勤務4名・ いる小児虐待に関して院内CAPS委員会と協力し、18歳 中勤1~2名) 未満の全症例に対し、虐待の疑いの観察を医師と看護師 その他指定日に各病棟からの主任支援あり 双方で行えるチェックリストを作成し、疑いがあった場 合には迅速に組織的な対応が出来るような体制をとって いる。 チーム医療の強化のため3年前から関連部署とのカン [業務の現況] 救急患者総数 18,837名(昨年度+288名) ファレンスを行っている。お互いを理解した上で協力し 救急車受け入れ台数6,033台(昨年度+330台) 診療していくために効果があり,継続している。 救急車受け入れ拒否率2.0%(昨年度-0.6%) 救急外来に来院する患者の救命はもとより、家族も含 当院の方針である「災害・救急医療、急性期医療を担 めた精神的なケアも看護の重要な役割であり、コミュニ うことによって地域医療に貢献します」を念頭におき、 ケーションを大切にし、適切なサービスが提供できる看 可能な限り救急車を断らないよう全スタッフが協力しな 護の展開をしていきたいと考える。 がら診療を行っている。夜間休日の勤務開始時に、救急 科医師を中心に勤務に就くスタッフが集まり、スムーズ に診療できるような体制の確認や空床ベッド状況などの [今後の課題] 1. 患者が自分の受けた治療の過程、結果に満足しても 情報共有のためのミーティングを行っている。患者は来 院後トリアージナースによるトリアージ(緊急度重症度 らえるような看護の展開を行う 2.チーム医療の強化をはかる 判定)を受け、その結果で担当医師が決定され初療開始 122 高度救命救急センター(ICU) 師長 吉野 初恵 医療・看護の提供に向けた今後の課題となっている。 [スタッフ] 看護師47名 看護補助者(クラーク1名) [今後の課題] 1.看護師のチーム体制の強化 [業務の現況] 病床数は12床で、平成26年度の業務概況は、平均在 チームにおけるコーディネーターの役割を明確にし、 院日数3.3日、病床利用率95.2 %であった。夜間入室患 より質の高い看護の提供に向けた体制を整えてきた。看 者を受け入れるための準夜帯での救命センターへの押し 護師の30%がICU経験3年未満を占める中で、経験の浅 出しは6件、一般病棟への押し出しは2件で、計8件で い看護師を、実践を通して指導し育てていくためにも、 あった。(月平均0.67件、前年比36.3%) 更にチームにおける看護の提供が効果的に機能するよ 平成25年4月より、適応患者に対するECMO治療を開 う、現在の体制を評価し、整えていく必要がある。 始しており、平成26年度のV-VECMO導入患者は11名で 2.他職種との連携強化 あった。 ECMO治療開始など、ICUにおける治療はより高度化 平成26年度診療報酬改定に伴い、施設基準を満たす しており、患者の重症度も高くなっている。処置や検査 ための準備を行い、平成26年6月よりICU本院6床につ も増えている中で、安全に治療を継続し、更に看護師が いて特定集中治療室管理料1の届出が認められた。これ ケアに専念する環境を整えるためにも、医師や薬剤師、 に伴い、特定集中治療室用の重症度、医療・看護必要度 臨床工学技士や理学療法士との連携を強化していく必要 について、A項目3点以上かつB項目3点以上である患 がある。更に、最も患者とその家族と関わり、状況や思 者が9割以上を占めることが求められることとなった いを理解する医療従事者として、看護師がチームの要と が、これに対しては、今までの重症度、医療・看護必要 なり、役割を果たしていく事ができるよう、力をつけて 度の状況からみても、問題なく基準を維持している状況 いく必要がある。 である。 3.ICUマニュアルの整備 看護体制については、ICUセンター(Aチーム)と 昨年度より、ICUマニュアル係を中心に、ECMOや持 ICU本院(Bチーム)の2チームに分けて受け持つ体制 続濾過透析などICUでしかおこなわれない治療に関し を整え、チーム毎のコーディネーター制の確立や、朝の て、マニュアルの整備をおこなってきた。新病院開設に 全体申し送りの改善、電子カルテの患者ワークシートの 向けて、看護師の教育が急務であることからも、ICUに 改善などを通し、チーム間のコミュニケーションを密に おいて、必要な決まり事項について、院内の統一マニュ とり、質の高い看護ケアを継続して提供するための取り アルと照らし合わせながら、マニュアル整備を継続して 組みを行っている。一方、チーム別にしたことで他チー いく必要がある。 ムの患者の状態把握が困難になっていること、意識下で の長期間にわたる挿管管理に伴う、患者とその家族に対 する精神的なケアの重要性や、医師や理学療法士との更 なる連携の必要性などの課題が挙げられ、更に質の高い 高度救命救急センター病棟 師長 牧口 みどり [診療科] [業務の現況] 病床数は24床、実動稼働病床は23床である。平成26 全科 年度の業務概況は、新規入院患者数は1,278名(昨年度 より202名減) 、述入院患者数は8,067名(77人減)、平 [スタッフ] 看護師 44名・看護補助者(看護助手5名、高度救 均在院日数10.1日(2日増) 、病床利用率96.1%(0.9%減) であった。ICUからの転入患者も増え、重症患者が一般 命救急センター兼務) クラーク1名(救急外来・救命センター病棟兼務) 病棟へ転棟できず救命センター病棟に滞り在院日数が増 え常に満床に近い状況が続き、新規入院患者数が減少し 123 た。夜間一般病棟へ年間50名前後の患者が転入し入院 増床すること・透析ができる病室環境を整備していくこ 患者を受け入れる現状が続いており、昼間のベッドコン とを視野に入れてスタッフの教育を計画し、実施してい トロールが課題となっている。 くことが必要であると考えている。 また、救命センター病棟と同様にICUの満床状態も続 いていることから、平成26年度は治療困難な重症熱傷 [今後の課題] の患者がICUへ入室せずセンター病棟で受け入れること 1. 満床状態を回避し、救急患者を速やかに受け入れ、 も増えてきた。救急部医師に勉強会を実施してもらうな 新規入院患者数を増やす ①一 般病棟との連携を深め、効率のよいベッド調整を ど計画したが、患者家族のグリーフケアについての学習 も検討していきたいと考えている。 行う ②救急患者の入院時から、他職種と協働し退院調整に 入院患者の3割を占める脳神経外科の入院患者に対し て、業務の標準化・効率化を目指し脳出血の電子化クリ 向けた行動を開始する ニカルパスを平成25年度作成し、平成26年度は稼働し ③脳神経外科の脳出血電子化クリニカルパスのバリア た。脳神経外科のパス稼働率は40 %を超える事ができ ンス分析を行い、更なる標準化・効率化を目指す 2.新病院への体制作りを計画的に実施する た。次年度はバリアンス分析を実施し、更なるパスの標 準化・効率化を目指し脳外科病棟以外の病棟でも脳出血 の患者が受け入れられるような体制作りを目指したい。 新病院への体制作りとして、今後救命センター病棟が 3 号病棟 師長 志水 美枝 まなかったりする者も少なくない。そこでそれらの改善 [診療科] を目的に、昨年度からそのような患者を対象にレクリ 整形外科 皮膚科 形成外科 エーションを開始した。そして、今年度は看護研究とし てその効果を評価することができた。 [スタッフ] 看護師35人 パート看護師2人 看護補助者(看護 看護師側としては、5名の新人看護師と、院外より3 名のキャリアナース、院内異動により2名の看護師を迎 助手5人 クラーク1名) えた。4月以降10名の新しい仲間を迎えたことで、新 [業務の現況] しい風が吹き込まれ、より活気のある病棟にリフレッ 平均在院日数 16.5日、平均病床利用率 102.6 %、 シュされた。そのような中、今年度も学会発表やラダー 新入院患者1,136人。昨年度と同様多忙な1年間であっ レベル認定を行うことができた。学会発表では、日本看 た。 護学会への発表を行った。ラダーレベル認定では、レベ 整形外科では、昨年度から運用を開始した、認知症を ルⅡが3名認定された。 その他、医師と看護師によるカンファレンス時には、 適応除外基準とした大腿骨頸部骨折地域連携パスの適切 な運用のため、医師・看護師・理学療法士・メディカル 医師から疾患や病態についてのレクチャーを行っても ソーシャルワーカーにより、地域連携パス適応を継続す らったり、リハビリスタッフとは当病棟該当科以外の患 るか否かの判定会議を週2回開催するようになり、軌道 者のリハビリカンファレンスを開始したりするなど、新 に乗り始めている。 たな取り組みも開始した。 患者側に目を向けると、緊急入院や、重症化または状 態の安定化までに時間を要する患者も多くなってきてい る。それに伴い、当病棟の診療科である整形外科、皮膚 [今後の課題] 1. 業務の見直しを行い、質が高くかつ効率が良い業務 科、形成外科でコラボレーションしながら治療に当たる 症例も複数件あり、一人一人の患者に対する看護の幅や 改善につなげる。 2.既存のクリニカルパスの見直しと運用により、業務 深さがより拡大した1年であった。また、入院患者の特 徴として高齢者が多く、それに伴う認知症や認知機能の の効率化をはかる。 3.ワークライフバランスを考慮し、やりがい感のある 低下などから入院生活に適応できなかったり、離床が進 職場づくりを行う。 124 4号病棟 師長 中川 美行 病棟における医療連携チームスタッフ間で、今後も質の [スタッフ] 看護師 38名(パート看護師1名含む、育児短時間 高い医療が提供できるという自信に繋がった。 病棟目標として「多職種を交えたカンファレンスを実 制度利用者2名)、看護補助者(看護助手 4名、クラー 施し、活発な情報交換をすることで、質の高い看護を ク1名) 提供することが出来る」を掲げた。診療科が増え様々な [業務の現況] 情報が届いてくる。その情報をスタッフ間で統一した共 平均在院日数:11.0日 平均病床利用率:95.5% 有をしないと、医療事故に繋がる恐れがある。4号に属 病床数59床、5つの診療科(泌尿器科、耳鼻科、形成・ する全ての診療科で、多職種を含めたカンファレンスを 美容外科、腎臓内科、救急科)からなる混合病棟である。 実施する事が理想であるが、日程の調整上、定期的な開 H26年度より、歯科・口腔外科が新たに加わり、6診療 催になっていない診療科もある。今後はチーム医療の質 科となった。 の向上のためにも、多職種を交えたカンファレンスが実 施できる様カンファレンスのあり方の工夫が課題である。 急性期・周手術期患者が主であるが、慢性期や終末期 の患者も混在しているため、幅広い看護実践能力が求め 昨年度より、患者の情報共有やプライマリー看護師の られる病棟である。特に救急科は複合的な症状を有する リフレクションのため、 「患者カンファレンス」を開始 患者が多いため重症度が高く、より高度な看護実践能力 した。 「エンゼルカンファレンス」を含めて、大切にし が必要となる。 ている看護について看護師間の『看護の語りの場』とな 本年度より、歯科・口腔外科が加わったことで、更に るよう更に充実させていきたい。 在院日数が縮小され、入退院の激しさも増してきた。短 い在院日数の中でも、スタッフは臨機応変な動きで対応 [今後の課題] し、患者満足度が高められるよう、一人一人が丁寧な看 護を心掛けている。 1. 質の高い医療を提供し、患者・家族に寄り添った質 の高い看護を提供するため、多職種を交えたカンファ H26年度は、医療機能評価受審の監査対象病棟となっ たため、関係各部署・部門の医療スタッフ一丸となり審 レンスの充実 (エンゼルカンファレンス・患者カンファ レンスを含む) 査項目に沿って準備を進めた。その過程において、多職 2.安全・安心な療養環境にするための業務改善 種間で連帯感を育む事が出来、より質の高い医療を目指 3.働くスタッフの職場満足度を高められるような職場 して医療チーム連携をとる大切さが再認識できた。4号 風土の構築 5号病棟 師長 柴﨑 広美 脳外科では手術を中心とした患児、外傷による骨折や熱 [スタッフ] 看護師31名(パート看護師1名含む) 傷の救急入院など、入院患児の多くは急性期疾患の治療 看護補助者(看護助手3名 クラーク1名) 保育士1名 を目的とした入院が多い。NICUでは産科と連携し、早 産や先天疾患などハイリスク出生児を受け入れている。 [業務の現況] 病床稼働率は低迷している半面で、平均在院日数は短 当病棟は、14歳以下の小児全科を対象とする小児病 縮傾向にあり、ベッド回転率は5.1と入退院が多い病棟 棟として58床(NICU10床を含む)を有している。平成 である。子どもの病気には、感染性疾患や季節性の疾患 26年度業務実績は、新入院患者数1,792名(前年比94名 も多いことから、流行の傾向によって病棟内の混雑状況 増)、平均在院日数6.3日(前年比0.6日減) 、病床利用率 が大きく変化するのも当病棟の特徴である。短期入院に 60.6%(前年比0.9%減)であった。 効率かつ確実な対応ができるよう、クリニカルパスの活 前橋市内4病院の輪番制による夜間・休日急患の受け 用にも努めている。現在、運用している小児領域のクリ 入れ施設として、24時間体制で救急入院に対応してい ニカルパスは5診療科41種類に及び、年齢や体重によっ る。小児科では肺炎・気管支炎・喘息・痙攣・感染性の て使い分けている。 ウィルス疾患などが多い。耳鼻科や泌尿器科、 形成外科、 今年度は、特定少数の患児ではあるが、長期入院患児 125 [今後の課題] の在宅療養や転院に向けた取り組みや、終末期患児を支 援する団体の活動に看護の役割で関わる機会などを経験 1.コーディネーター業務の充実と看護提供方式の見直し できた。いずれも、他部門や他部署を巻き込んだ患児や チーム医療における看護の役割・専門性が発揮でき 家族との関わりを通して、小児病棟の看護師としての看護 る体制を整え、看護の質を高める。 2.家族付添いのあり方を見直し、家族のケアの充実を のあり方や関わり方、チーム医療の中での役割などについ て知識や意識を深める貴重な経験となった。 はかる 様々な家族背景や家族の状況に柔軟に対応し、安心 看護師は1年間で新たに8名を迎え、その多くは育休 からの復帰者である。半数以上の看護師が入院患児と同 して入院できる環境を提供する。 じ年代の現役子育て経験者であるという立場を、患児や その家族の気持ちに寄り添った看護実践に活かし、「こ の病棟に入院してよかった」と思っていただける病棟を 目指している。 6号病棟 師長 田村 美春 識と経験を還元することが期待される。キャリア開発ラ [診療科] ダーに則ってのレベル認定も着実に増加し、それぞれの 脳神経外科、神経内科、眼科 スタッフがキャリアアップを意識し取り組んでいる。看 護補助者については、他病棟同様看護助手の定着が課題 [スタッフ] 看護師43名 パート看護師1名 であり、目標管理を行いながら、やりがいのある職場環 看護補助者(看護助手5名・クラーク1名) 境を作り上げていく必要がある。 [今後の課題] [業務の現況] 1.地域包括ケアシステムの中での急性期医療・看護の 頭部系疾患と眼疾患の患者を受け入れ、ほぼ満床の状 態が続いた一年であった。 役割遂行 患者層は年々高齢化、重症化しており、基礎疾患に高 急性期医療における当院の役割を認識し、安全・安 血圧、糖尿病、腎不全、不整脈を有する患者が多く、在 楽・安心な医療と看護を提供し、切れ目のない連携を 院日数の増加への対策が必須である。また意識障害や麻 視野に入れて業務を遂行する。 痺のある患者に起こりやすい誤嚥性肺炎、転倒転落、褥 2.医療安全文化の醸成 瘡等の合併症予防対策が常に重要である中、 急性期医療・ 医療安全の意識を高く持ち、インシデントやヒヤリ 看護・リハビリを提供し、退院・転院に向けて多職種で ハット事例を分析し、療養環境・職場環境を改善する。 支援を行っている。中でも脳卒中地域連携パスの改良や、 3.キャリア開発の充実 患者、 家族が活用できる「ぐんまちゃんの脳卒中ノート」 看護師の卒後教育を充実させ、また看護補助者にお の完成により群馬県における医療地域連携に大きな役割 いてもキャリア開発を考慮した相互支援を行う。 を果たしている。また新たなクリニカルパスの作成を行 4.働き続けられる環境作り い、適応率・稼働率を上げることにより、業務の標準化、 ワーク・ライフ・バランスを考慮した勤務体制を考 記録の効率化を図った。眼科においてはクリニカルパス え、個々の看護師がやりがいを感じる職場作りを検討 適応率100%であった。 していく。 看護スタッフとしては5名の新人看護師を新たに迎え た。認知症看護認定看護師の資格を取得した看護師を中 心として、認知症看護の理解を深め、さまざまな取り組 みを始めた。今後は病棟のみならず、病院全体での活動 を拡大していくことが課題となる。臨床指導者研修にも 1名が参加する機会を得、今後病棟及び看護部にその知 126 7号病棟 師長 関口 美千代 救急外来から救命救急センター病棟やICUに入院と [診療科] 心臓血管内科 心臓血管外科 血液内科 腎臓内科 なった患者の転棟も受け入れているため翌日の入院予約 ベッドが確保出来ず、心臓血管内科の第2病棟の11号 [スタッフ] 病棟にも入院患者を受け入れてもらっている。様々な状 看護師38名 育児短縮看護師2名 パート看護師1 況から多くの病棟に患者の受け入れを依頼しているた め、各部門との連携が求められている。 名 看護補助者(看護助手6名・クラーク1名) 検査・手術・透析などの準備や移送、退院後の入院や 転入受け入れ準備など看護師だけでは担えない業務を看 [業務の現況] 当病棟は、4科の混合病棟で58床を有する。開心術 護助手と協力しながら業務の効率化を図っている。 やシャント関連手術・心臓カテーテル治療・抗癌剤治療・ パルス療法・透析など4科の専門的治療に伴う看護も多 [今後の課題] 岐にわたり、専門性の高い知識が求められている。特に 1.速やかな退院調整 心臓血管疾患に対しては、心臓血管内科・外科・心臓リ 入院時から患者の退院後の生活を見据えた調整を行 ハビリ・NST・薬剤師・管理栄養士・医療相談室など い、 患者・家族の意向を取り入れながら退院支援を行っ がチームで関わり、治療や在宅での生活が充実できるよ ていく う取り組んでいる。病床利用率101.1%、在院日数23.9 2.救命救急センター病棟をはじめとする他病棟との連携 日でベッドが空くことなく稼働している。入院患者は、 救命救急センター病棟からの転棟患者の受け入れを 持続的心電図のモニタリング管理や輸液ポンプ・シリン 円滑にし、高度救命救急センターとしての機能を十分 ジポンプによる薬剤投与などに加え、高齢者が多く日常 果たせるように連携をとっていく。また、他病棟との 生活動作をはじめとする看護必要度も高くなっており、 連携を密にしながら入院のベッドを確保していく 細やかなベッドサイドケアが求められている。患者の生 3.患者・家族の思いに寄り添い、スタッフが看護に対 活背景や多疾患合併や治療により入院期間が長期化する してやりがいを持てるよう職場環境を整備していく 患者や再入院を繰り返す患者もおり、医師・看護師・ MSWやリハビリスタッフと協力してカンファレンスを 定期的に行ない、退院調整を行っている。 8号病棟 師長 大館 由美子 指導と多岐にわたっている。 [診療科] 今年度は、VREの病棟内感染があり病床が使用でき 呼吸器内科・呼吸器外科・ 糖尿病、内分泌内科・放射線科 ない期間があった。今後再発防止に向けて、さらなる環 境整備、 清掃に力を入れる必要を感じる。 [スタッフ] 退院支援については、1回/週のカンファレンスに重 看護師37名 パート看護師 1名 点を置き、リハビリ、MSW、薬剤師と合同で行い、患 看護補助者(看護助手5名・クラーク1名) 者さん個々に、退院へ焦点を合わせ、不足する情報、支 援内容、現在はどの段階か(ステップⅠ~Ⅲ)などを確 [業務の現況] 認しあった。平均在院日数の変動はあるが、今年度は 当病棟は、定数57床で、呼吸器内科・呼吸器外科・ 11.9日と短縮ができた。臥床によるADL低下予防に早期 糖尿病・内分泌内科、放射線科の混合病棟である。平均 リハビリを介入した。今後さらなる在宅移行の症例増加 在院日数が11.9日病床利用率93.4%であった。慢性閉塞 に伴って、より充実したカンファレンスを実施する。 性肺疾患・呼吸不全・喘息・誤嚥性肺炎、肺がんの手術 スタッフは年度初めに34名の看護師が新人配置、パー 患者や化学療法の患者、糖尿病の教育入院患者、放射線 ト看護師、育時短縮制度利用中の看護師の配置があり、 照射療法の患者が主で、術後管理・呼吸管理・糖尿病の 結婚退職、一身上の都合で退職する者がおり、最高で 127 40名が年度末には、37名になった。看護補助者も配属 [今後の課題] 後家庭の事情、体調不良で退職したため、パートの補助 1.働き続けられる職場環境を整備する 者が多く週末勤務に苦慮した。 2.看護業務のコーディネーター業務を見直す 3.看護補助者と看護師との協働を考える 週休が不足することはなかったが、年休取得数は昨年 度と変化はあまりない、余裕をもった勤務体制はできて いない。 9号病棟 師長 戸塚 広江 得られた知識を最大限に活かし、さらなる成長へとつな [診療科] げていきたい。 消化器内科 外科 乳腺内分泌外科 業務改善として、2015年1月より看護協会推奨の「12 [スタッフ] 時間夜勤」の試行を開始した。試行に際し、スタッフの 看護師29名 パート看護師2名 積極的な協力により開始することができた。業務改善等 看護補助者(看護助手3名・クラーク1名) 考えなければならないことが多々あるが、病棟全体で前 向き考えられる風土を持つ病棟である。より働きやすい 職場環境と勤務体制を目指し、日々頑張っている。 [業務の現況] 9号病棟は3つある消化器病センター病棟の一つを 担っており病床数は43床(稼働36床)である。疾患と [今後の課題] しては、食道癌の周術期患者以外は他の2病棟と同じく 1.患者・家族が安心して療養できる環境整備と退院支援 外科も内科も受け入れている。26年度の業務状況は、 ・アクシデントを未然に防げる体制をつくる 平均在院日数13.1日(前年比-1.4日) 、病床利用率は ・退院支援を早めに行い、在院日数延長しないよう 100.7%(前年比-3.3%)であった。課題である退院支 にする 援に力を入れたことで昨年度に比べ、在院日数が短く 2.働きやすい職場環境の構築 なったと評価している。しかし、患者の高齢化や認知症 ・ 「 12時間夜勤」の確立 の増加、手術後のADLの低下などでスムーズな退院・ ・ 「 12時間夜勤」に伴う各勤務の業務改善を行う 転院が難しい傾向にあるのは同様である。今後もタイム 3.自身の看護を語れる環境を整える リーな退院支援が出来るように力を入れていきたい。 ・看護を語ること・聞くことでそれぞれの看護をふ 業績としては、ICT大会ではカルタ部門で1位年末の りかえり、看護観を培う 忘年会では27年度のスローガン(3年連続)として取 ・看護・医療倫理を考える場とする り上げられた。瞬発力と発想力に長けた人材を有してい ると自負している。また、看護協会研修・看護学会・緩 和・クリニカルパス・NSTなどの学会で発表や参加をし、 看護の視野を広げる努力を自主的に行っている。 今後は、 10 号病棟 師長 杉村 みどり [診療科] 看護補助者(看護助手3名・クラーク1名) 消化器内科 外科 乳腺内分泌外科 [業務の現況] 平均在院日数13.3日で過去5年間の平均より約1日の [スタッフ] 看護師31名 育児短時間制度利用者2名 短縮、また病床利用率は100.5%で若干上がった。その 128 ような中26年度は病棟スタッフがそれぞれの役割、委 1.16時間夜勤の見直し 員会を通じ業務改善や新しい取り組みに力を発揮した年 現 在の16時間夜勤を12時間夜勤に移行するための業 であった①退院調整ナースは病棟での退院調整カンファ 務改善が必須。新病院開設までに他病棟で取り組み始 レンスの定期開催が軌道に乗り、そのため訪問医や訪問 めた12時間夜勤体制を参考にし業務の見直しを進め 看護師、包括支援センタースタッフなどを交えた退院前 ていく。 カンファレンスの件数が順調に伸びてきている②看護必 2.平均在院日数の短縮 要度チームは研修を受けた指導員の増加によりスタッフ 退 院調整カンファレンスが順調に行われるようには への周知徹底や正しい評価に向けて受け持ち看護師、 なってきたがまだまだスムーズなケースばかりではな コーディネーターの両方でチェックし入力することで過 い。高齢者の一人暮らしに加え、合併症を多く抱えた 小評価、過大評価が無く評価出来、また毎月のデータが 患者の増加、核家族化、少子化などの背景からまだま 看護部から示され20 %以上をKeepしている。③病棟研 だ退院調整が滞っている傾向は否めない。 究や多職種との合同研究で学会発表の件数が増えた。 3.働きやすい職場環境を整える NST、パス、急性期看護学会などが全国発表、また緩 有 休休暇の取得が一人10日/年に満たない。目標は1 和やNSTは地方学会での発表など学会参加で特に若い 日/月の有休取得。また最近は看護記録にしっかり記 スタッフなどはこれらが日々のモチベーションUPに繋 述する事、記録に残すことの重要性を多方面から指摘 がっている④消化器センター合同カンファレンスの定期 されており、記録に費やす時間の確保が日々の看護業 開催が軌道に乗って来た。約1~2か月に1回のペース 務の中で優先課題の1つである。 で医師と看護師、多職種などの参加を得、その時々のト ピックスや業務改善に繋がる事、対応に苦慮している ケースカンファレンス、インシデントなどテーマを選び 多くのコメディカル参加によるカンファレンスで従来以 上にスタッフ間の風通しも良くなりコミュニケーション が図れるようになった事は医療安全にも繋がっている。 [今後の課題] 11 号病棟 師長 市川 美代子 迎え、入院患者は80歳以上を占める割合が年々増加し [診療科] 消化器内科、外科、乳腺・内分泌外科、心臓血管内科 ている。独居や認知症の患者も増え、さらに、複数の疾 患を有するなど重症化し、入院期間が長期化するケース [スタッフ] も増えている。また、医療は複雑化・高度化が進んでい 看護師37名 パート看護師1名含む る。 看護補助者(看護助手5名・クラーク1名) 今年度は退院支援カンファレンスを後半より1回/月 から2回/月に増やし、退院支援室の師長をはじめMSW・ PT等情報を共有し、退院調整を行った。しかし、患者・ [業務の現況] 消化器病センター3病棟の1つとして病床数52床で 家族の思いを把握するのに時間を要したり、医師との連 あり、消化器病センターの中では病床数が一番多い病棟 絡調整不備等があったり、退院支援開始時期が遅れてし である。また、心臓血管内科も第2の病棟として入院患 まったこともあった。 効率的な退院支援をするためには、 者を受け入れており、消化器病の学習はもとより、院内 入院時より家族とコミュニケーションを図り、情報を収 外の心電図研修等にも多くのスタッフが自主的に受講 集・提供することが重要である。また、医師・看護師・ し、自己研鑽している。 MSW等のメディカルスタッフとの連携も重要となる。 平成26年度の平均在院日数は13.8日、病床利用率は そして、家族の協力はもとより、地域・在宅医療に向け 100.0%であり、昨年度と比較すると平均在院日数は0.5 ケアマネジャー・訪問看護師等との連携も欠かせない。 日短縮し、病床利用率は0.4 %と増加した。高齢社会を 今後はこれらのことを一人ひとりの看護師がしっかりと 129 実践していくことが課題となる。 [今後の課題] デスカンファレンスにおいては、緩和リンクナースが 1.退院支援の充実 ・入 院時より退院後の生活を考慮し、計画立てて退 中心となって2カ月に1回ではあるが開催することがで き、終末期看護の振り返り、看取りのケア・緩和ケアの 院支援を進める 向上、そして、スタッフ自身のストレス軽減等に繋がり、 ・医師・看護師・MSW等のメディカルスタッフや 軌道に乗ることができた。 ケアマネージャー、訪問看護師等と情報を共有し、 病棟スタッフにおいては、今年度は結婚5名、出産5 連携を図り支援していく 名であり、 結婚後も出産後も働きやすい職場となるよう、 2.働きやすい、やりがいのある職場づくり 今後もワークライフバランスを考慮した勤務体制を整え ・業務整理、業務改善に取り組む ていくことが重要であると考える。 ・キャリアアップをめざし、自己研鑽する 12 号病棟 師長 田村 教江 り今後の看護に活かせることができました。退院支援カ [診療科] ンファレンスでは、 患者さん・ご家族・ケアーマネージャ・ 産婦人科・小児科・眼科 訪問看護師等と実施することができ退院後安心して生活 を送ることに繋がりました。 [スタッフ] 助産師24名 看護師2名 また、患者さん・ご家族が理解しやすい入院診療計画 書や看護計画を作成しました。患者さん用看護計画につ 看護補助者(看護助手2名・クラーク1名) いては、初回化学療法治療を行う方に対し作成し、実際 に運用しました。患者さんから安心して治療に臨めるな [業務の現況] 「女性のライフスタイルに適し、入院してよかった・ どのご意見を頂いています。今後再評価を実施・新たに 産んでよかったと思える安心・安全な医療・看護を心が 患者さん用看護計画を作成し安心・安全な看護の提供を けます。」を病棟ビジョンに掲げ医療を提供しています。 実践していきたいと考えています。 婦人科は、主に内視鏡手術が50%を占め、外来からクリ ニカルパスを運用し患者さんのQOLの向上や在院日数 [今後の課題] の短縮に繋がっています。また緊急手術や悪性腫瘍の治 1. 看護職員の専門的スキルの向上を図るため、スキル 療・ターミナルケアなどメディカルスタッフと協働し患 アップに役立つ勉強会、研修報告会を実施する。また 者中心のケアを提供しています。産科は自然分娩を主体 パートナ―シップナーシングシステムを導入し、看護 とした産科管理と、地域周産期母子センターとしての役 実践能力の向上を図る。 割を担うため、小児科と連携しハイリスク妊娠・分娩の 2.患者さん・ご家族が理解しやすい入院診療計画書・ 母体搬送の受け入れを積極的に行い、高度医療の提供に 看護計画を作成し、外来から十分説明を行う。 努めています。産婦人科手術件数553件、 分娩数318件 (自 然分娩率71%)、眼科(女性) 白内障の一泊入院の患者さ んがほとんどで229人の方が入院しました。在院日数5.6 日、入退院が激しい病棟です。 今年度は、患者さん・ご家族が安全で安心できる看護 の保証をするため、外来から早期退院をめざし満足でき る支援を目標として掲げました。そのため退院までの チェックリストを見直し退院支援スクリーニング・退院 支援計画書作成を早期から取り組みました。そして訪問 看護師にスタッフが同行し患者さんの在宅での生活を知 130 手術室 師長 三枝 典子 (30分~1時間、1~2時間、2~3時間、3時間以 [手術室概要] 中央手術室 8室(8ベッド) 上) 、予定Short=予定時間より実施時間が短い場合 外来手術室 1室(2ベット) (30分~1時間、1~2時間、2~3時間、3時間以上) リカバリールーム 1室(3ベッド) として、診療科毎にその割合を提示し、予定通りの手 スタッフ 40名 術実施をお願いした。また、予定時間超過症例(超過 率50%以上)の30症例を提示し、手術室内への掲示も [スタッフ] 行った。 看護師40名 4.第9手術室で全身麻酔管理の手術の開始 麻酔科医師・看護師人員が可能な場合、1室増加し [業務の現況] ての対応ができるようになってきた。 しかし、稼働率は横ばいであるため、麻酔科医師・ 当院手術室では、「高度医療に対応する手術を、安全・ 安心・効率よく提供する高度救命救急センターを併設す 看護師の充足が課題である。 る手術室として、24時間365日迅速・安全に緊急手術に 対応する」をミッションとして、 「進化する手術室」を [手術看護の質の向上] 手術看護の質の可視化を行い、術前訪問率・術後訪問 目指している。 平成26年度の手術総件数は6,589件(緊急手術800件) 率の向上、褥瘡発生率の低下を図っている。また、手術 で前年度より293件増加し過去最高であった。 室目標の評価尺度・目標数を意識して,担当者を中心に 年間24時間稼働率は87.6%(前年比+4.9%)、定時内 達成に向けて,具体的な取り組みを行っている。 稼働率は64.8%(前年比+3.9%)であった。 手術看護の専門性を高めるため導入した、固定チーム 制は3年を経過したが、スタッフは、診療科のカンファ 新病院移転まで、限られた手術室数で稼働率を上げ、 手術件数を増加させていくことが課題であり、新しい取 レンスの参加や、チームの器械・物品管理、マニュアル り組みを検討し実施してきた。 作成等行い、役割意識を高く持ち,自己研鑽し専門性は 1.手術枠組みの再編成 養われている。しかし、各診療科の医師から求められる 手術枠の稼働状況を手術室運営委員会で提示し、稼 ものも高くなっているため、不足点や問題点を解決して 働率50%以下、70%以上、100%以上で分類し、50% いく必要がある。導入前から課題となっていた緊急手術 以下の場合は診療科に調整をお願いし100%以上の診 への対応や、準夜・深夜帯での固定チーム以外の手術を 療科の枠へと移行するという一部再編を行った。この 担当する場合に弊害もあるため、検討を重ねていく必要 結果、稼働率50%以下の枠はなくなり、100%以上の がある。人材育成のためのOJTも充実し、多重課題・ 枠の稼働率が下がり、定時内稼働率が上がった。 急変時・災害時・超特急カイザーなど、多くのシミュレー 2.開放枠の申請制と有効活用 ションを実施し、体験学習の場を増やしている。また、 診療科の医師に学会等で使用しない手術枠や予定手 シャドウイング研修では、 役割段階のアップする時期 (器 術の無い場合、開放枠として申請して頂き、各診療科 械だし・外回り・科別リーダー・メインリーダー)に先 にインフォメーションして調整する方法を導入し、開 輩看護師の看護・業務を参加観察して、フィードバック 放枠に他の診療科の予定手術を入れ枠の稼働率が上 の機会を設け、気づきと学びを深めている。学会発表も がった。また、週間予定表が出た時点で空いている枠 11演題あり、研究内容等を外部に発信している。学会・ に他の診療科の手術を入れるという煩雑・困難な状況 セミナー参加も多く、得た情報を現場に活かす努力をし を回避でき、患者へも早めにインフォメーションでき ている。 るようになった。 3.予定手術時間と実施手術時間の差異状況の提示 [今後の課題] 予定時間通りに手術を行い、実施手術時間の延長や 短縮による手術室の使用状況への停滞や空き時間を回 1. 更なる手術室・手術の可視化を図り、より良い手術 室を運営する。 避する。実施手術時間(執刀)―予定手術時間(申込) 2.安全な手術を行うための仕組みを強化する。 =差異時間とし、手術時間前後30分以内を予定通り 3.手術看護の質の評価指標を明確にし、実施した看護 とし、予定Long=予定時間より実施時間が長い場合 131 を評価して、手術看護の質を向上させる。 ◎臨床検査科部 技師長 金子 心学 [スタッフ] 医師8名 平成26年4月1日現在 自己血貯血看護師試験取得の輸血検査実習2名 医師(部長)1名、 顧問1名 心臓血管内科勉強会講師 臨床検査技師28.5名 健康福祉大学講師 検査技師長1名、 病棟心電図講習講師 検査第一課(臨床化学・免疫)5名、 ・更新機器 検査第二課(血液・一般・輸血) 6.5名、 血中BNP測定装置 TOSO AIA-2000ST 検査第三課(生理) 11名、 (2015年3月) 検査第四課(細菌) 5名 その他10名(パート検査技師4名、業務員1名、 [今後の課題] 嘱託事務員1名、パート業務員3名、 事業計画基本方針の骨子として パート事務員1名) 計38.5名 1)教育研修プログラムの充実 2)各種資格・認定の取得 3)定期的ローテーションの導入 [業務の現況] 4)夜間体制の見直し 本年度新規実施事項 5)中央採血室の充実 1.中央採血室開始時間を30分早め、午前8時にした。 6)新 病院移行計画の原案つくりを具体的取り組み 中央採血室始業時の混雑緩和と、9時開始の外来診 ①検 査部教育研修(カンファレンス)を年間18回以 療に検査結果を間に合わせるために行った。 上実施する。 これに合わせ、検体検査測定体制も変更し、フレッ ②検査部研修会の定期的運営を行う。 ③認 定資格の取得。 (緊急検査技師、 認定一般検査技師、 クスタイム制を導入した。 ・施設認定 認定血液検査技師、認定臨床微生物検査技師) 群馬県医師会、群馬県臨床衛生検査精度管理協議会 ④その他の認定に挑戦 ⑤新人についてローテーションを行う。 による群馬県臨床衛生検査値標準化施設認定 ⑥夜間勤務体制について、健康と安全を基に検討し、 日本臨床検査技師会精度保証施設認証 日本臨床衛生検査技師会耐性菌サーベイランス施設 新病院移転時の完全目標達成を目指す。 ⑦中央採血室8時採血実施より1年が経過することか 認定 認定臨床微生物検査技師研修施設 ら、検証と是正を行う。 ⑧新病院の大綱がまとまったことから、検査室の具体 ・外部精度管理 日本医師会 的運用の検討に入る。 日本臨床検査技師会 群馬県臨床衛生検査精度管理協議会 他 [目標] ・各種管理加算算定 ・楽しい検査 輸血管理料Ⅰ 外来迅速検査管理加算 検体検査管理加算Ⅰ 検体検査管理加算Ⅳ 感染防止対策加算Ⅰ 感染防止対策加算Ⅱ ・他科支援 医師への腹部エコー実習 研修医3名、院内医師 1名、院外医師1名 前橋市医師会からの委嘱13名 医 師へのグラム染色の実習 研修医12名 救急部 132 医療社会事業課 課長 中井 正江 平成22年度より群馬県からの委託を受けている「群 [スタッフ] 課長(社会福祉士・認定医療社会福祉士・精神保健福 馬県高次脳機能障害支援拠点機関」としての業務も5年 祉士)1名、 目となり、相談支援業務を中心に行いながら、各種研修 社会福祉士8名(うち4名は精神保健福祉士あり) 会などでも講師を行い、関係機関の啓発に努めた。群馬 計 ソーシャルワーカー9名 県高次脳機能障害支援連絡会を通して、 「ぐんま高次脳 機能障害あんしんブック」の作成に取り組み、本年度よ [業務の現況] り活用を開始している。また、全国的に話題になってい 社会福祉の立場から、患者、家族の抱えている心理・ る高次脳機能障害者の自動車運転再開については、先進 社会、経済的問題解決の援助を行っている。具体的には、 的な研究をしているチームの研修会に参加し、高次脳機 経済的問題の解決援助、退院(社会復帰)援助、受診受 能障害者の社会復帰に役立てている。 療援助、福祉関係法活用の援助等を業務としている。 当院の急性期医療を担うという役割より、突然の病気 [問題点と今後の課題] や怪我の発症で生活の再編を余儀なくされ、心理的、経 当院の急性期病院としての機能を維持することはもと 済的、社会的援助が必要な患者、つまりソーシャルワー より、患者・家族が安心して退院ができる退院支援、転 カーの支援が必要な患者は年々増加している。特に当院 院支援は重要であると認識しており、その重要性は年々 での急性期の治療が終了した患者のその後のリハビリ・ 高まっている。早期に患者や家族に介入できるよう、病 療養・生活の場についての相談(退院支援)が増加して 棟配置の仕組み作りをより一層進めていく必要があると いる。ソーシャルワーカーが関わる退院支援は圧倒的に 考えている。 医療機関への転院支援が多いが、自宅退院に向けての支 自殺未遂者支援実態調査事業においては、県の事業が 援も少なからずあり、院内各部門との連携は元より外部 継続されるか否かに関わらず、自殺未遂者に対する院内 から介護支援専門員をはじめてとして、訪問看護ステー の仕組みを図っていきたい。 ションなど在宅で支えるスタッフとの合同カンファレン また、 「がん相談支援センター」としては「がんサロン」 スも増加している。このような状況に対応するために、 も軌道にのりつつあるので、参加者が主体となり積極的 ソーシャルワーカーの病棟配置を計画し、年度末には4 に活動できるような仕組みを検討していく必要があると 病棟及び消化器病センターに担当ソーシャルワーカーを 考えている。 「高次脳機能障害支援拠点機関」としては「高次脳機 配置した。 群馬県より委託を受けている「自殺未遂者支援実態調 能障害あんしんブック」の普及啓発、活用の評価などを 査事業」は2年目となり、昨年度同様に担当者1名を配 行い、地域の関係機関と協力連携を図り、地域に根ざし 置し、自殺未遂者を把握しカルテより情報収集、精神科 た支援体制を構築していきたい。 に依頼があったケースについて精神科医とカンファレン スを実施しソーシャルワーカーも介入した。本年度の調 査 対 象 者 は146名、 そ の う ち34名 に 介 入 し( 介 入 率 28 %)、 昨 年 度( 調 査 対 象163名、 介 入29名 で 介 入 率 17.8%)より調査対象は減少したが、介入者が上昇し積 極的に介入した。また、本年度は高崎総合医療センター も同事業を開始しており、調整連絡会議はそれぞれ2回 開催し、現状報告・意見交換を行った。 「がん相談支援センター」としては、日常的にがん患 者さんの相談支援を行うことはもとより、長年懸案で あった「がんサロン」を9月から立ち上げることができ、 月に1回、参加者10名前後で定期的開催でき、参加者 には好評を得ている。また、群馬県がん対策推進協議会 がん対策情報収集・分析検討部会の委員を委嘱され相談 支援の現場の立場から会議に参加した。 133 社会課 課長 矢内 啓子 また、今年は山岳救助で県警ヘリによる患者搬送事案 [スタッフ] が発生し、この検証と組織間の緊密な連携のため、第1 課長(兼職)1名、係長1名、主任1名 回ドクターヘリ、県警ヘリ、防災ヘリ連携ワーキンググ ループ会議が開催された。 [業務の現況] 主な業務は高度救命救急センター運営、群馬県ドク ドクターヘリの円滑な運航に向け、運航調整委員会1 ターヘリの運営、ドクターカーの運営、救急外来事務の 回、 運航調整作業部会2回、 ドクターヘリ症例検討会(勉 委託管理、災害救護関係、訪問看護ステーションの医療 強会)4回開催した。 事務、ボランティアや奉仕団の運営、地域住民向け講演 この中で、訓練を受けた消防士以外の者による安全確 会等の開催、赤十字講習会への指導員派遣、臨時救護へ 保が承認され、山間部等における初療開始時間の短縮が の医師・看護師の派遣、救命士等の病院実習の管理など 期待される。 今後も行政・消防・病院等の関係機関との連携を更に 幅広い業務を行っている。 強化し、早期に質の高い医療を提供できるよう努めてい きたい。 [主な業務内容] 3.ドクターカー試行運用 1.高度救命救急センター運営 今年度の救急患者数は、18,837名(前年度比101.6%) 群馬県ドクターヘリ運航時間終了後に発生した救急患 で288名増加した。うち入院患者数は5,353名(前年度 者の救命率の向上・後遺症の軽減を図ることを目的に、 比103.7%)と193名増加した。 平成24年から試行的に運行されているドクターカーは また、懸案事項の一つである救急車受入拒否件数につ 今年3年目を迎えた。これまでドクターヘリ運航終了後 いては、平成25年度と比較して件数で31件少ない124件、 や運休時の運用が行われていたが、6月9日から重複要 拒否率は0.6ポイント減少し2.0%となり、要請件数が増 請時の運行も始まり、運行実績は前年を99回上回る125 え続けている中、受入れ拒否件数・拒否率ともこの3年 回となった。 年間で最低の水準となった。これは、平成25年度に救 4.災害救護活動 命センター満床改善プロジェクトが設置され、一定の改 9月27日長野県で発生した御嶽山噴火災害の救護活 善か見られたものの、救命センターを中心とした検討に 動のため医師2名看護師3名事務員2名(1名は支部職 限界があったことから、平成26年度に全館満床体制改 員)のDMAT隊員を信州大学及び木曽病院に派遣し救 善プロジェクト会議を設置して、9回にわたり検討と改 護活動にあたった。 有事の際の救護出動に備え初動救護班2個班を含む8 善を重ねたことが要因の一つと考えられる。 個班を組織。災害救護訓練に12回、本社及び支部の救 しかしながら、受入れ拒否件数は依然高い状況が続い ており、今後も更に改善を図って行きたい。 護班研修3回参加、本社の救護班研修会4回にスタッフ また、医師の負担軽減のため当直体制の見直しと改善 を派遣した。資器材の整備関係では、県の補助による が継続的に行われている。 NBC災害等の装備品の整備や日赤群馬県支部からの救 2.群馬県ドクターヘリの運営 護資機材等の配備を受けた。また、災害対応マニュアル 平成21年に開始されたドクターヘリは、平成27年2 の改訂に取り組んでいる。今後も訓練等を通じて職員の 月に満6年を迎え、年度末までの要請件数は5,443件、 技能の向上を図って行きたい。 出動件数は4,040件となった。今年度の出動は38件増え 5.救急救命士の実習の受入れ 881件となり、順調な運航を行っている。 県内各市の消防から、救急救命士の薬剤投与、静脈路 ただ、5月下旬から6月上旬にかけて機体整備時の代 確保実習と気管挿管実習、就業前実習、就業後実習、再 替機の確保が出来ず運休した影響等も有り、未出動率が 教育実習等を受入れており、今年度は合計で38名の受 32.1%と高い比率になったが、この間、防災ヘリ、広域 け入れを行った。また、救急救命士の再教育実習も受け 連携ドクターヘリ、ドクターカーなどの支援で代替搬送 入れており、延131名を受け入れ、救急救命士の資質の をこうなうことができた。 向上と救命率の向上に貢献している。 平成27年3月25日には、埼玉県と群馬県の2県連携 6.赤十字講習会、臨時救護への医師、看護師の派遣 による試行運航が始まり、県南部や多野藤岡地域等での 日本赤十字社群馬県支部からの要請を受けて、赤十字 要請の選択肢が一層広がり救命率の向上も期待される。 講習の指導員延べ209名、臨時救護に医師8名、看護師 134 86名の述べ94名を派遣した。 健康維持に益々関心が高まっているので、期待に応えら 7.訪問看護ステーションの医療事務 れるよう今後も工夫を加えて行きたい。 10.前橋日赤院内コンサート 社会課では訪問看護の医療事務を担当している。訪問 計画や実績管理なども含め訪問看護事業を円滑に推進す 平成9年に始められた院内コンサートは今年度4回 るため、昨年度訪問看護システムを導入し1年が経過し、 (第114回~第117回)開催され、毎回100名以上の患者 患者情報の共有化により訪問が円滑に実施され、利用者 さんや近隣の方々に参加いただいている。 数は前年度対比109%と増加した。 [今後の課題] 8.前橋赤十字病院奉仕団・ボランティア 前橋赤十字病院奉仕団は平成27年3月で結成36周年 ・大規模災害時対応マニュアル改訂、 受入れ訓練の実施。 を迎えた。団員数は 40名、玄関の車椅子補助・院内 ・救護班主事の技能維持 のご案内、衛生材料作成、移動図書、JR前橋駅座布団 ・前橋赤十字病院奉仕団員の増強と高齢化 設置、敬老の日のプレゼント作成、小児病棟への点滴着 ・個人ボランティアの増強 作製等を行っている。また個人ボランティアも松葉杖の ・災害資機材の管理 メンテナンスや、日赤健康教室等の行事の運営などの活 動を行っている。 9.日赤健康教室 一般市民対象の保健予防活動を目的とする 「日赤健康 教室」 を10回、出前講座として前橋市の明寿大学での 講演を2回の計12回開催した。テーマの設定や広報活 動に工夫を加えた結果、1回あたりの参加者は130.8名 と、 年間1,570名のご参加をいただいた。高齢社会を迎え、 訪問看護ステーション 師長 笹原 啓子 ている。地域包括ケアシステムを支える一員として、少 [スタッフ] 管理者1名 しでも長く在宅療養を続けられるよう、利用者の傍に寄 専従看護師:常勤4名 嘱託1名 パート5名 り添い、支え合える訪問看護の実践を心がけている。今 兼任看護師:常勤8名(外来看護業務との兼務) 年度は、がん分野における中堅看護師実務研修に訪問看 護師が1名参加し、在宅でのがん看護の充実に向けた学 [業務の現況] 習を行う事ができた。そこでの学びを今後の業務に活か 平成26年度の訪問看護ステーションの営業日数は242 し、在宅での質の高いがん看護の提供をステーション全 日であり、総利用者数1,109名(前年度比108.4 %増)、 体で考えていきたい。また今年度は新人訪問看護師を1 訪問件数5,559件(前年度比110.3%増)であった。利用 名迎え、新規採用訪問看護師養成マニュアルに沿った教 者の平均年齢は77歳(2歳~ 102歳)で、男女比はほぼ 育を実施し、設定期間内で到達目標を達成することがで 同 率で あ っ た。利用者の主たる疾患は、悪性新 生 物 きた。初めて使用するマニュアルであったが、その効果 36 %、脳血管系疾患12 %、呼吸器系疾患11 %、心臓血 と検証を今後も行ってきたい。 管系疾患11 %、神経系疾患9%となっている。一日平 均訪問件数は23件で、医療保険利用者は277名(25%) 、 [今後の課題] 介護保険利用者は831名(75%)であった。訪問看護導 1.在宅看取りの充実 入時の訪問看護指示書の交付では、当院医師が60 %、 2.地域の多職種との連携強化 開業医が40 %であり、開業医からの割合が近年増加傾 3.退院前カンファレンスなどを通じた病院スタッフと 向にある。利用終了者では、半数以上が死亡を理由とし ているが、その内17名が在宅での看取りとなった。が んでターミナル期を迎えた方でも、家に帰りたいと希望 される方が増え、それを支える地域医療の充実も行われ 135 の連携強化 地域医療連携課 課長 須賀 一夫 を迎えての特別講演を開催した。 [スタッフ] 地域医療支援・連携センター長(兼職)医師1名、 2. 「群馬脳卒中救急医療ネットワーク(GunmaStroke EmergencyNetwork=GSEN」活動 課長1名、係長1名、主任2名、主事1名、パート1名 平成21年2月に発足した群馬脳卒中救急医療ネット ワークは、26年度も①t-PA療法WG(公立藤岡病院・甲 [業務の現況] 当課の主な業務は外来事前予約、紹介患者受付、かか 賀先生) 、②PSLS・ISLSWG(美原記念病院・谷崎先生)、 りつけ医案内、紹介状返書管理、学術講演会・地域連携 ③パス共有WG(高崎総合医療センター・栗原先生)、 パス・疾患別勉強会及び診療科別研究会等の企画と運営、 ④市民啓蒙WG(館林厚生病院・松本先生)をリーダーに、 登録医事務局と支援、開業医訪問と苦情対応及び、郡市 当院が事務局として活動した。また本年も日本脳卒中協 医師会・歯科医師会交流と連携広報、 学区内学校支援(ま 会群馬県支部への協力を含めて、年に2回の県内急性期 ちたんけん、職場体験学習) 、群馬脳卒中医療連携の会 病院を対象としたt-PA療法実態調査を行い、群馬県内 代表事務局・群馬脳卒中救急医療ネットワーク事務局、 での共有を図ることで結果を郡市消防本部へ情報提供し 市民健康フォーラム事務局、転院患者等事前予約調整、 た。代表事務局の当院では他に、11月3日には渋川市 地域連携統計事業、医療連携協議会等としての地域医療 民文化会館にて市民啓蒙として脳卒中市民フォーラムを 連携全般である。医療圏内の病院間における地域連携業 開催し、11月18日は県庁にて群馬県医務課と共催によ 務の共有に伴う多角化、他職化、拡大化による「連携」 り、平成26年度総会においての各WGの活動成果と26年 の事業展開に関連する内容と業務量は医師会や地域から 度活動計画が報告された。 の要望など多様化のなか大幅な増加にある。 3. 「大腿骨頚部骨折地域連携パス連携病院研究会」活 1. 「 群 馬 脳 卒 中 医 療 連 携 の 会(Gunma Stroke 動 Network=GSN)」活動 当院が事務局である本会は、回復期リハ病院に当番病 当課が代表事務局として関わってきたなかで、26年 院を依頼して年間4回のバリアンス分析目的の本会議を 4月の第17回本会議にて。地域連携パスのオーバー 運営している。本年度は第34回を前橋協立病院、第35 ビューやMSWシート、看護シート等の改定の他、薬剤 回を老年病研究所病院、第36回を当院、第37回をわか シート新規作成の報告と承認を受けて、新しい連携パス ば病院に当番病院として本会議の運営を行なった。 なお27年3月31日現在の本会は、計画管理病院1、 一式の使用を開始した。併せて急性期から維持期(維持 期)へ回復期を経由しない「ダイレクト連携パス」を作 回復期リハ病院9の正式参加で構成されている。 成して、第19回本会議にて承認を得、使用開始となった。 4.地域連携クリニカルパス作成と疾患別勉強会・研究 本年度3月末にて27年度より運用として回復期から計 会の開催 画管理へ黒沢病院の区分変更、回復期への月夜野病院の 当院では急性期修了の患者さんを地域のかかりつけ医 新規加入により当院による急性期からの受入先医療機関 でフォローしてもらうため、 地域連携クリ二カルパス (以 の変更と拡大があった。 下連携パス)を作成してスムーズな医療連携をツールと 糖尿病手帳のように患者による自己管理や病院・施設 して運用している。26年度に作成稼働した連携パスは 毎の情報共有を目的とした「ぐんまちゃんの脳卒中ノー ないが、アナフィラキシーショック対応のための勉強会 ト」について、朝倉健代表世話人を中心とした当院の連 を開催した。26年度における連携パスにおける勉強会 携スタッフにより編集・作成するとともに、これを群馬 開催は、口唇口蓋裂連携パスを1回、肺がん連携パスを 県医務課より8,000冊の印刷作成の支援を受けて、県内 2回、周術期口腔機能管理連携パスを2回、糖尿病連携 の脳卒中連携病院や医師会、介護施設などに配布するこ パスを2回開催した。参加者は延べ240名で、そのうち とができ、完成のほとんどの配布を終了した。 二次医療圏からは115名の出席となった。 27年1月17日の第19回本会議は当院の他3病院が当 疾患別勉強会や研修会は、心臓救急症例カンファラン 番として、グリーンドーム前橋を会場に県内外の脳卒中 スを2回、漢方症例検討会を2回、皮膚科カンファレン 連携実務者の340人出席となり、 併せて「2025年へのロー スを1回、アナフィラキシー勉強会を1回、眼科・形成 ドマップ~病床機能分化と地域連携~」を演題に、国際 外科連携研究会を1回、脳神経救急医療カンファランス 医療福祉大学大学院教授(医療経営管理分野責任者)兼 を2回開催した。参加者は延べ730名で、そのうち二次 参議院厚生労働委員会調査室客員調査員の武藤正樹先生 医療圏からは221名の出席が得られた。 136 5.学術講演会の開催 過後の学会発表についても、熊本での日赤医学会総会に て係長による学会発表を行った。また毎月一定時期に、 本会は地域医療支援病院として診療所や地域医療従事 者を対象とした研修の一環で、21年度より第一部で症 連携課ミーティングを行い、情報共有と役割分担と立ち 例報告、第二部で学術講演のスタイルを試みている。本 位置確認を行った。 年度は第63回から76回まで14回の学術講演会を開催し た。参加者は延べ1,250名で、そのうち二次医療圏から [今後の課題] は170名の出席が得られた。 1. 地域連携パスの作成と運用 6.地域医療支援病院紹介率と急性期病院紹介率の動向 医療連携の逆紹介の重要なツールとして、地域連携パ 平成26年4月より地域医療支援病院のあり方検討委 スの有意性は疑いの余地もないので、課員のクリ二カル 員会の答申を受けて、大幅な紹介率の算出方法の見直し パスに対する専門的知識は今後も求められる。今後も各 があり、時間外や休日・深夜における受診患者及び時間 科の支援と協力をいただき、毎年新規の地域連携クリ二 内の救急車・ドクターヘリ搬入患者とそれぞれの紹介患 カルパスの作成と運営を果たしていきたい。 者を除く、いわゆる時間内における紹介率が求められる 2.ICTによる医療連携情報ネットワークの構築 ようになった。このことから26年度では前年度の比較 ICTを利用したネットワークシステムとしては、今や は計算式の違いもあるが、本年度の初診算定紹介患者数 時代の流れと思われるが、特にからっ風ネット運用強化 は13,127人(778人増)で、初診患者数は26,390人(386 や前橋市ICTシルクネット協力、来年度からの地域画像 人増) 、他の病院又は診療所に紹介した患者数は16,120 連携システム参加など新たな展開が求められている。 人( 1,528人増)により、紹介率は88.9%、逆紹介率は 3. 当院からの連携医療機関のネットワーク化 125.6%となった。急性期病院紹介率では本年度70.0%と 急性期としての当院から、次の加療を担う回復期や療 養など一般病院や施設との医療連携のネットワーク化 なった。 当課では地域医療支援病院の立場から、地域の紹介元 は、当院にとって生命線といっても過言ではない。当院 や患者さんから選ばれる病院になるために、紹介元医療 の患者さんを受け入れていただけるための方法や顔の見 機関を始めとしたあらゆる要望に対して常に改善し、医 える連携づくりをしっかり進めていきたい。 療サービスの引き上げにより更なる積極的な連携活動を 今後はさらに地域医療機関や郡市医師会・歯科医師会 進めたい。 7.からっ風ネット(ID-LINK)の稼働 との共同事業が増えつつあり、課員は地域からの要望に 平成26年度より当院と済生会前橋病院で共同して運 応えられるよう日々研鑽を積み、地域からの「選ばれる 営の「からっ風ネット(ID-LINKによる地域医療連携ネッ 病院」となるように、より良い地域医療連携の構築に努 トワーク)」を県内で最初の稼働を始めた。診療所や病 めたい。そのためにも地域医療機関に対して病院を代表 院とりわけ当院からの転院の際の画像(CT、MRI、内 しての対応が求められており、自己研鑽による個々の能 視鏡)、画像レポート、処方、注射、検査結果の閲覧提 力引き上げとともに問題解決能力の養成、電話や常識人 供を行うために、参加と閲覧による医療情報提供を進め としての対応のために資質を高めていきたい。 ている。 8. 連携スタッフのスキルアップ研修 当課の連携スタッフのスキルアップに向けて、平成 26年4月に日赤東部ブロック医療連携協議会で編纂発 行した「赤十字連携室 これだけは」の「初級編改定版」 と「中級 病診・病病連携編」 、 「在宅連携編」の完成に 伴い、課員全員に配布し熟読による能力向上を図った。 また本年度は7月の群馬クリ二カルパス研究会又は2月 の日本医療マネジメント学会群馬支部集会どちらかの参 加義務による自己研鑽を行なった。また院外での医療講 演会やセミナー、県外での医療マネジメント学会地方会 や研究会に積極的な参加を呼びかけ、「連携課員の生涯 学習」としての意識向上に努める環境づくりを行った。 係長以上の義務として連携課で要望している配属一年経 137 ◎事務部 事務部長 関根 稔秋 平成21年2月18日から全国15都道府県の17機目とし [スタッフ] 部長1名、課長・室長・副室長9名、課内室長3名(兼 て、当院を基地病院として本格運行を開始した「群馬県 務1) 、係長以下148名(常勤嘱託・パート職員を含む) ドクターヘリ事業」については、平成26年度の運行実 (組織)事務部は、総務課、企画情報管理課、人事課、 績は出動数881件(20年度26件、21年度323件、22年度 会計課、医療の質管理課、医事課、管財課、病院建設室、 523件、23年度676件、24年度770件、25年度843件)と 医局診療秘書室の7課2室体制で構成されている。 着実に稼働数を増やしてきており、平成27年3月には 稼働件数4千回を達成することができた。 [業務の現況] 4.経営状況 平成26年度の病院総収入は、前年度比5.5 %の増の 1.新病院建設事業 新病院建設における用地取得に関しては、地元前橋市 182億8,026万円、一方で総費用は、前年度比3.3%増の のご支援を受けるとともに群馬県県土整備部用地対策室 176億1,906万円となり、差引き6億6,119万円の黒字と のご指導のもと、地元自治会や地権者の皆様に全面的な なった。医業収支では、医業収益が前年度比3.9 %増の ご協力をいただき、土地収用法に基づき建設用地を取得 170億6,793万円、医業費用が前年度比3.3 %増の169億 することができた。8月には職員の有志で建設用地の草 6,961万円となり、9,831万円の黒字となっている。 刈りを2度にわたり実施したが、新病院建設を身近に感 収入では入院患者延数は減少したものの「1人1日当 じることができたことにより職員の士気がより高まる結 たり入院診療単価」が増加したこと、外来患者延数が増 果となった。 加したこと等により医業収益が増加した。 平成27年2月から敷地の中央を流れている農業用水 支出では消費税率が8%に上げられたこと等により材 路の付け替え工事を開始したほか、平行して埋蔵文化財 料費が前年度比で4.1%伸びたこと、診療報酬の新たな 調査も行われており、米の作付けが始まる6月までには 加算に対応するため職員数を増やしたことにより給与費 工事及び調査を終了させる予定である。 が前年度比で3.6%伸びたこと、等により医業費用が増 建設工事に関しては本社における平成27年3月の理 加している。 事会で、建設計画等が承認されたことから、本年9月の 着工を目指して建設業者の選定事務を進める予定であ [今後の課題] 新病院建設に向けて建設業者の選定等の準備を進める る。 跡地の利用については、平成26年8月に群馬県支部 とともに、移転後の跡地利用についても関係者と十分協 内に県、前橋市、関係団体及び地域住民代表を含めた「前 議をしながら調整を進めていく必要がある。また、平成 橋赤十字病院跡地利活用検討委員会」を設置し、幅広い 28年度には診療報酬の改定が予定されており、病院機 視野から跡地利用について意見交換を行った。平成27 能の分化が更に進められることが予想されることから、 年3月に同委員会の報告書がまとめられたが、 「今後と 十分な情報収集を行い新たな改訂に対応できるよう準備 も日本赤十字社が主体となり、群馬県及び前橋市と連携 していく必要がある。 し、夜間急病診療所の移転や福祉・医療施設の誘致、民 間活力の導入等を視野に入れて、改めて検討する」必要 のあることが報告された。 2.安全・安心な医療の提供を支える人材の確保 医療の人材確保が年々難しさを増している中、平成 26年4月の採用状況を踏まえ、平成27年度の医師・看 護師等の人材確保に取り組んだ。初期臨床研修等のカリ キュラムの充実やチーム医療の充実などの取組みを進め た結果、初期研修医12名を含め、看護師、薬剤師、臨 床検査技士、放射線技師、理学療法士、社会福祉士、診 療秘書等の人材について、概ね採用目標人員を確保する ことができた。 3.群馬県ドクターヘリ事業 138 企画情報管理課 課長 笠井 賢二 [スタッフ] [今後の課題] 課長(企画係長兼務) 、情報管理係長1名、企画係主 1.企画係 地域医療構想への対応、DPCⅡ群病院維持、機能評価 任1名、主事3名 計6名 係数Ⅱ向上など、病院経営にとって重要な課題に継続し [業務の現況] て取り組む。 企画係では事業計画策定及び院長・診療科ヒアリング のほか、病床機能報告制度対応、DPCⅡ群病院維持、機 2.情報管理係 能評価係数Ⅱ分析など、病院経営の重要事項に取り組ん 診療におけるシステムの重要性は年々増しており、情 だ。また、情報管理係は、電子カルテ更新後の運用管理、 報管理係の役割は極めて重要なものになってきている。 地域連携システムID-Linkの活用推進、DWHの活用推進、 また、昨今ではライセンスなどIT資産管理の厳格化が PACS更新、新病院建設対応、前橋市ICTしるくプロジェ 求められ、これに係る事務処理が増大していることや、 クトへの参画などに取り組んだ。 新病院建設移転の検討が本格化してくるなど、昨年度以 上にマンパワーの確保が喫緊の課題となっている。 1.企画係 今年度は医療制度改革が本格始動し「病床機能報告制 度」が開始され、当院は全ての病棟で「高度急性期」を 選択して報告した。今後、県が策定する地域医療構想で は必ずしも全ての病棟が「高度急性期」として認められ るとは限らず、急性期病院の生き残りは厳しさが増して いる。このような中、本年度も診療科ごとに「院長・診 療科ヒアリング」を実施し、各科の目標・方向性を協議 して事業計画の策定を行った。この他、DPCⅡ群病院維 持に向けた手術指数分析、機能評価係数Ⅱ分析、クリニ カルパス適用率向上の取り組み、 各種加算の算定増等々、 多くの経営課題に取り組んだ。また、臨床指標を医療の 質管理課と共同で完成させ、Ver.1として当院ホームペー ジにて外部公開した。 2.情報管理係 H26年3月に更新した電子カルテシステムについて、 院内関係部署やベンダーとの調整やシステム改善を図 り、安定稼働に努めた。一方、重要事項に係るシステム 障害もあり、原因調査や今後の対策・検討などに数か月 を要すこととなった。システム障害は単に業務に支障を きたすだけでなく、最終的に患者に影響を与えるもので あ る た め、 今 後 も 安 定 稼 働 に 努 め て い く。 こ の 他、 PACS更新、ID-Link、DWH(データウェアハウス)な どの既存システム更新や新規システムの活用促進、新病 院建設移転に係る検討、前橋市の「ICTしるくプロジェ クト」への参画など、多岐に渡る事業へ取り組んだ。ま た、ポータルサイトの導入提案など、院内の業務効率化 に向けたシステム提案も積極的に行った。 139 総務課 課長 吉澤 康 2.リレー・フォー・ライフジャパン2014ぐんま [スタッフ] 平 成 26 年 10 月 11 日( 土 )12:00 ~ 10 月 12 日( 日 ) 課長 1名、係長 3名、 主事 2名、主幹1名、 12:00の24時間、群馬県総合スポーツセンターふれあい 司書1名(図書室) 、運転手1名 計 9名 グランド、サブアリーナを会場として開催された。群馬 電話交換手(外部委託) 県では平成25年度より開催され、2回目の開催となり 診療部、看護部、その他メディカルスタッフ、事務部等 の参加により総勢150名を超え、昨年度より50名以上の [業務の現況] 総務課の業務は、施設基準、開設許可変更等の届出、 参加者増となった。 各種補助金の申請、契約書の管理、文書授受、医療紛争 リレー・フォー・ライフとは「がん征圧を目指し、が やクレーム等の対応、医局と医師室の管理運営、総務課 ん患者や家族、支援者らが24時間 交代で歩き、勇気と に係る内規等の改廃、院内・院外広報誌の発行ホームペー 希望を分かち合うチャリティーイベント」であり、当院 ジ管理と運用、図書室の管理運営、車両管理と運行管理、 は、がん診療連携拠点病院としてこれからも積極的に参加 日本赤十字社病院長連盟事務局等を担当し、院内の総合 していきたい。 調整を主に幅広い業務を実施している。 また、管理会議、業務連絡会議の運営、事務部課長会 [今後の課題] 議の運営にあたるとともに、福利厚生事業の一環として 職員に求められる職務遂行能力の向上 地元自治会等を対象に実施する「日赤夏祭り」 、職員対 「コミュニケーション能力」 「マネジメント能力」 「経 象の忘年会等を実施している。このほか院内保育園運営 営分析能力」 「広い視野・教養」など高い次元での能力 に係る事務局を担当するとともに、防犯に注力し、安全 向上がこれからの病院職員として求められるものであ 安心を提供できる病院運営に努めている。 る。また「柔軟性」などの「人間性」の向上も重要であ り、新病院に向けた新しい事務職員の養成が急務と考え 1.施設基準について る。 平成26年度の診療報酬改定は、団塊の世代が75歳以 上となる2025年(平成37年)に向けて、医療提供体制 の再構築、地域包括ケアシステムの構築が図られ、入院 医療及び外来医療を含めた医療機関の機能分化・強化と 連携、在宅医療の充実等に取り組むこととなった。全体 改定率ではプラス0.10%となっているが、平成26年4月 に消費税率引上げに伴い医療機器・医薬品等の課税仕入 れにかかるコスト増への対応分が全体でプラス1.36%が 含まれることから、実質的にはマイナス1.26%となって おり、厳しい改定だったといえる。 年々複雑化・多様化する診療情報体系への対応として、 各関係部署との連携や情報共有の体制強化が重要と思わ れる。 140 人事課 課長 鈴木 典浩 [スタッフ] を整備するために取り組んでおり、県外施設とも「日赤 課長1名、係長2名、主任2名、主事3名、嘱託職員1 東部ブロック労務管理研究会」等に参加することで情報 名、事務部主監1名兼任計10名 交換するなど、他施設の良いところは取り入れながら業 務改善や新たな取り組みを実施している。その成果とし て各学会での発表を推奨しており、今年度は、日本赤十 [業務の現況] 字社医学会総会で「当院のメンタルヘルスの取り組み」 人事課は、人事給与係、厚生係、研修係の3つの係が あり、人事給与係および厚生係は事務室内に配置し、① について発表を行い、その後も標準化したプロセスに従 職員の採用や退職、昇任、配置換等の人事異動に関する い、復職支援に向けてチーム(組織)として関与できた こと、②給与、賞与等の支給関係事務に関すること、③ ことは良かったと思う。 社会保険(法定福利)の手続きに関すること、④職員健 日々の業務は学会発表が目的でないが、自分たちで知 康管理や職員の勤怠管理に関すること、⑤その他、職員 恵を出し合って作り上げたものについては、学会等で発 の出張管理や賞罰に関する業務や法定外福利など、職員 表することで勤労意欲の向上にも繋がるので、来年度以 の労務管理におけるすべての業務を担当している。 また、 降も継続して発表できるように取り組みたいと考える。 研修係は、教育研修推進センターの事務局として教育研 最後に、今後も新病院建設に向けて、優秀な人員の確 修推進センターの1階にあり、①医師の臨床研修に関す 保および適正な配置はもちろんのこと、将来に向けての ること、②医学生をはじめ、看護師やその他メディカル 人材育成も継続して求められており、 人事課としては「ヒ スタッフの実習受入れに関すること、③職員の教育研修 ト」の管理が重要な任務となっている。来年度以降も医 に関することなどを担当している。 療サービスを含めた病院業務が停滞することなく円滑に 当院の職員数は、年度末現在で常勤、非常勤併せて 進められるよう人員確保を図るとともに職員が「働きや 1,345名おり、今年度1年間での採用人員は158名(内 すい病院」となるように注力していきたい。 パート21名)、退職者は140名(内パート9名)と職員 の採用と退職が頻繁にある状況である。各部門での更な [今後の課題] る充実を図りながら、新たな業務への対応など、医療の 質向上に向けて多くの職種において人員確保が必要不可 1.人材の確保 病院運営の根幹となる医療の提供において医師確保は 欠であるため、今年度も数多くの職員を採用する一方で、 最重要課題であり、一部の診療科では不足している現状 逆に医師の入れ替えも含め、様々な理由により退職する があるため、今後も医師の雇用対策には積極的に取り組 職員も少なくなく、今年度の離職率は10.4%であった。 んでいく。また、医師以外では、院長、各部門長、人事 また、県内の赤十字施設との人事交流や県内外を問わず 課の3者によるヒアリングを実施することで採用者を決 割愛による転入転出も毎年実施しているため、職員の異 定しており、看護師をはじめ医療技術系の有資格者も 動も多いことが挙げられる。 チーム医療には欠かせない存在であることから、併せて 人事課の業務は、毎月の定型業務のほかに突発的な対 確保していきたい。 応も数多くあり、最近では職員ごとの雇用形態の違いや 育児短時間制度導入により働き方なども多様化してきて いる。また、各行政機関などによる子育て支援対策や障 2.職員の教育・研修 人材確保と併行して重要なのが職員への教育である。 害者雇用の強化、さらには、有期雇用契約等の法改正な 数年前に教育研修推進センターを立ち上げ、組織的な教 ど、常にアンテナを高くして新しい情報をキャッチしな 育体制の充実を図ろうとしているが、思うように進んで がら対応しないといけない状況になっているため、毎週 いないのが現状である。今年度も職員のスキルアップを 開催するランチカンファレンスなどを利用し、課員一同 目的に全職員対象の講演会や「医療の質・安全教育講座」 協力しながら今年度も一年間努めてきた。そして、日々 の継続実施などを行ったが、個人ごとの評価までには の業務と併行して、年間を通して各種イベントや研修会 至っていない。看護職員については、ラダー教育が確立 等へ参加するなど、課員のスキルアップを図っている。 されており一定のレベルで教育が進んでいるが、その他 また、他の赤十字施設との交流としては、日赤群馬県 の職員については構築されていない。 教育研修委員会 (事 支部を中心に県内四施設での定期的な会合に参加するな 務局:人事課)を中心に職種別のカリキュラムデザイン ど、赤十字施設間においても職員が働きやすい労働環境 の作成に取り組んできたい。 141 ことから、人事異動で職員の配置が変わることや、新た 3.勤務評定の実施 な職員が採用になるなど、ある程度の標準化した業務手 本社推奨の勤務評定マニュアルによる評定を一部の職 員を対象にスタートしている。 ここでいう勤務評定とは、 順書(マニュアル)は引継ぎ時にも必要であると考え、 個人に差を付けて給与格差に反映させるものではなく、 事務部各課の課マニュアルを作成した。 職員の士気の高揚と組織の活性化を図るために行うもの 5.ストレスチェック であり、人員配置や職員研修ともリンクしてくる。した 平成26年6月の労働安全衛生法改正によって創設さ がって、効果的な勤務評定を実施することは組織として れ、平成27年12月1日から施行されるにストレスチェッ も必要であり、職員のモチベーションにも繋がると考え ク制度は、労働者の心理的な負担の程度を把握するため る。勤務評定の運用は、どうしてもヒトがヒトを評価す に、医師や保健師等による検査の実施が事業者に義務づ ることが前提となるため、導入するのが難しいこともあ けられる。当院も職場におけるメンタルヘルス対策の強 るが、近い将来、実施していく必要があると考えること 化と充実そして職場環境の改善を進める必要があり、衛 から、人事課だけではなく幹部や各部門長などとコンセ 生委員会の協力のもと、準備を進めていきたい。 ンサスを図りながら着手していきたい。 4.業務の標準化・可視化 事務部門全般に業務プロセスの可視化が進んでいない 会計課 課長 古源 真 入である。 [スタッフ] 一方、病院費用については、安全で安心な医療を提供 課長 1名、係長 1名、主事 1名、 するため、医師、看護師、医療技術職員、事務職員等の 嘱託職員 2名、パート 1名、出向 1名 増員により給与費は増加したが、医業収益に対する給与 費率は54.2 %と0.2ポイントの減少となった。材料費に [業務の現況] 会計課は予算編成、予算管理、収支決算(年次、月次) 、 ついてはジェネリック医薬品の採用促進及び赤十字病院 資金調達・運用、現金収納並びに支払等に関する業務を 間での価格情報の共有など診療材料等の費用の削減に引 行っている。 き続き取り組んだが、手術件数の増加や高度先進医療に 対応した高額な診療材料等を使用する手術等が増えたこ 1.病院収支 となどから増加となった。材料費率は前年と変わらず 今年度の病院総収入は、182億8,026万円余で一方、 28.2%となった。また経費については前年に電子カルテ 病 院 総 費 用 は176億1,906万 円 余 と な り 病 院 総 収 支 は の更新に伴う機器の入れ替え等があったため大きく減少 6億6,119万円余の黒字決算となった。また、病院本来 した。経費率についても同様に1.0ポイント減少した。 業務である医業収支についても昨年同様9,831万円余の 黒字となった。 3.財務状況等 2.収支の内容 期安全性をみる指標)は510.8%、自己資本比率(財務 当院の経営状態を財務体質面からみると、 流動比率 (短 病院収益の内容として、まず、医業収益のうち入院診 療収益は平均在院日数が短縮し、入院患者延べ数は減少 の健全性をみる指標)は63.8%とどちらの数値も適正と される数値を確保している。 したものの、新規入院患者数の増加等に伴い、入院診療 なお、キャッシュ・フロー計算書の「業務活動による 単価が増加したことから増収となった。また、外来診療 キャッシュ・フロー」では+7億9,369万円であること 収益については、外来患者数の増加、抗がん剤治療等の から、本業の活動は順調であることを示す数値と考えら 増加や歯科口腔外科を開設したこと等により外来手術件 れる。 「投資活動におけるキャッシュ・フロー」は△32 数が増加し増収となった。 億3,792万円であり資金運用や新病院建設に係る設備投 医業外収益は、駐車場や売店等の不動産の貸付などの 資を適切に行っているといえる。また、 「財務活動によ 収益事業と施設設備補助金や運営費補助金の救命救急セ るキャッシュ・フロー」は△88万円を示すなどこれら ンター運営事業費、ドクターヘリ事業費などの補助金収 のデータを踏まえた病院全体の財務状況は、良好な状態 142 ぎ、新病院建設を考慮した中長期的な展望に立った計画 が確保されていると考えている。 的整備や費用対効果を踏まえ、効率的に取り組むことが [今後の課題] 重要である。 1.新病院建設資金の確保 新病院建設については、銀行からの資金調達のめどが 立ったところであるが、 建設に係る自己資金を積み増し、 借入額を減少させることが喫緊の課題である。このため 診療報酬体系に合致した運営方針により、医業収益の更 3.経営管理の視点を有する人材の育成 病院経営における課題の発見、対策の立案、実行を財 務の切り口から提案できる人材を育成する。 このため会計課に財務を担当する係を新設したほか、 なる確保を図ることはもちろん、補助金等を確保するた 事務系係長級以上の職員を対象に財務研修会を開催す め、行政及び関係機関に対し当院の実情と地域において る。また日常の課題解決の実践を通じて、ゼロベース思 果たすべき使命・役割・機能等を充分に説明し理解を得 考など財務マインドを醸成する。 ることが重要である。一方、費用面では建物・建物付属 設備や医療機器の老朽化により、修理費用や更新費用な ど様々な経費が必要となるが、無駄な費用を抑制し、限 りある資金を有効活用することが重要である。 4.未収金の適正管理と縮減策 診療費の未収金の回収効率を上げるため、診療費のコ ンビニ収納サービスを導入する。また入院、外来、救急 に係る未収金の一元管理を開始し、責任を明確にするこ 2.施設及び医療機器等の整備等 とによって、管理を適正化する。 建物等の施設設備や医療機器等の設備整備をはじめと する設備投資については、現状を把握し無駄な投資を防 医療の質管理課 課長 角田 貢一 [スタッフ] 曜日に医療安全委員会を開催し、それぞれ事務局と 課長、室長(兼務) 、係長2名、主任1名、 して運営を行った。 ○毎 月5日を「医療安全ラウンド」とし、5Sの視点 主事1名、嘱託4名 により院内各部署のラウンドを実施した。ラウンド [業務の現況] 結果は、毎月第三水曜日に開催する医療安全推進者 当課は医療の質の向上に向けて医療の質係、診療情報 会議で報告した。 管理係の2つの係で構成されている。今年度、診療情報 ○医 療安全研修として、第14回医療安全推進者養成 管理係については、組織として診療情報管理業務全般の ワークショップおよび第9回医療安全研修アドバン 強化を目的に8月から職員を増やした。また、増員に併 スコースを開催、また、改善活動の成果報告会とし せて作業環境の整備を図りつつ、診療録管理体制加算1 て第6回医療安全大会を開催した。その他、院内の の届出も行った。 医療安全に関する様々な研修やイベントについても 事務局として企画から実施まで携わった。 ○今 年度も継続して院内の標準ルールの取り決めであ 医療の質係 1.医療安全 る「質・安全 虎の巻」を作成、発行し、職員への 医療安全への取り組みは最も重要な活動のひとつであ る。当係は、医療安全推進室の事務担当であり、多職種 情報発信を行っている。 2.QMS(QualityManagementSystem) で構成する医療安全推進室の一員として他のメンバーと この取り組みも引き続き、QMS部会を中心に部会の 協力しながら各部署から報告されるインシデント・アク 下部組織である各WGの事務局として活動に取り組ん シデントデータをもとに各事例に対する現状把握、原因 だ。今年度のQMS活動の最大の成果は「文書管理シス 分析、再発防止策の立案、対策の実施およびその後の評 テム」の稼働である。ここ数年、準備段階が続き、なか 価などを行い、より安全な医療が提供できるよう、1年 なか稼働までには至らなかったが、今年度は稼働を目標 を通して改善活動を実施した。 に取り組んだことで達成できたと考える。 ○毎週火曜日に医療安全カンファレンスを毎月第二火 143 なお、医療の質向上に向けた継続的改善を目指すこの 活動に終わりはないが、院内にも「業務の標準化・可視 診療情報管理委員会の委員を中心に実際の診療記録を定 化」 、「プロセス志向」の考え方が徐々に浸透してきた。 期的にチェックする仕組みも構築しており、カルテ監査 来年度以降も「深化」していきたい。 の事務局として運営を担当している。 ○PDCAによる改善を図るため、外来診療プロセスお 2.診療録開示(カルテ開示) よび病棟での注射プロセスについてPFCをベースに 当院の「患者さんの権利」の中に診療録開示が謳われ ていることもあり、以前から積極的に対応している。 内部監査を実施した。 ○文書管理システムの稼働を達成した。 今年度の診療録開示請求は42件で、全例に対して開 ○今 年度もQMS-H研究会を通じて、外部有識者と医 示を行った。診療録開示件数は年々増加している。 療版QMSの共同研究に取り組んだ。 また、外部からの診療録閲覧依頼にも当院の規定に ○内部監査プロセスの改善を図ったことを 「医療の質・ 安全学会」で発表した。 則って対応し、20件の閲覧に応じた。 3.サマリー管理 3.クリニカルパス 退院患者の退院時サマリーについて、当院では退院後 クリニカルパス(以下パス)活動の事務局として、パ 2週間以内の提出を義務付けており、医師に対しての提 ス委員会やパス兼任看護師と連携し、管理者側と現場と 出依頼や督促依頼など、当係の対応により2週間以内提 のパイプ役としてパスの拡充および改善に努めた。 出率が98%を維持できている。 また、年に数回開催する院内パス大会のほか、パス作 4.がん登録 地域がん登録1,926件を県へ、院内がん登録1,356件 成会やバリアンス分析会の事務局としても作業を行っ (2013年診断症例)を国立がんセンターへ提出した。 た。 4.外部審査対応 5.各指標の作成 日本赤十字本社、日本病院会などのQI事業へ参加し 当院の外部審査は、医療の質向上を目的に実施してい る。審査員からの客観的評価をもとに更なる改善を図る ているため、 それぞれに該当する指標を提出した。また、 べく対応している。 提出した指標とは別に企画情報管理課と連携し、「病院 ○8月に医療機能評価Ver5.0の認定期間が終了となる 指標バージョン1.0」を完成させ、病院ホームページで ため、6月に新たなバージョンである病院機能評価 公開した。 3rdGV1.0による更新審査を受審した。いくつか 6.その他 当係も委員会事務局を複数担当しており、会議の効率 の指摘があり、再審査を受審したが、最終的には無 的な運用に努めた。また、医事課支援をはじめ、事務部 事に認定を継続することができた。 ○10月にISO9001第2回定期維持審査を実施した。指 の各課とも連携することで円滑な業務運営を心がけた。 摘事項はなかったが、観察事項および改善課題が検 [今後の課題] 出されたため、今後は改善に向けて着手していく。 両係とも医療の質向上に向けて様々な取り組みをして 5.その他 この他にも、事故調査委員会事務局や各委員会の下部 きているが、新たな業務への検討と合わせて今までの取 組織として構成されているWGや部会など、多くの事務 り組みを見直す時期でもあることから、来年度以降、着 局を担っており、それぞれの会議が効率的に運営できる 手していきたい。また、両係で連携を図りながら、今ま よう取り組んだ。 で以上に各種指標を作成し、当課主導で積極的に診療部 門等にフィードバックができるような運用を構築してい 診療情報管理係 きたい。 1.診療情報管理 なお、医療の質係に関しては、現状のチーム医療への ICDコードを用いた入院診療情報のコーディングをは 関与だけではなく、他のチームについても事務局として じめ、退院患者の診療記録のチェックおよび登録作業、 携わっていく必要があると思うが、現体制ではマンパ そして紙ベースの記録類のスキャナ取り込みや過去の診 ワー不足が否めないことから、さらに業務を充実させる 療録の貸出管理など、診療記録全般に関して日々管理し べく人員体制の強化について働きかけていきたい。 ている。診療録には病院で定めた保存期間があるため、 一定期間は必ず保管する必要があるが、管理場所が狭い ため、来年度以降、保存年数の見直しも必要と考える。 また、診療録管理の一環で「カルテ監査」と題して、 144 医局診療秘書室 副室長 石田 澄夫 [スタッフ] 義務づけられているデータ登録は、医師の業務負担軽減 室長(兼務) 、副室長、係長2名(兼務1名) 、主任4 のみならず、医療の質向上のために重要な業務となって 名、技術員3名、嘱託職員31名 いる。また周術期連携パスの係わりも前年度を大きく上 回ることが出来た。 2.職員(医師事務作業補助者)教育等 [業務の現況] 当室は医師の事務作業を補助する部署として平成20 施設基準で定められている医師事務作業補助者の研修 年4月にスタートし、毎年体制の強化をしてきた。今年 (6ヶ月間;32時間)については、各担当を決めてマニュ 度4月には医師事務作業補助体制加算15対1の2の施 アル化を進めて細かいところまで指導し、研修の充実を 設基準を取得し、さらに外来や病棟の作業スペースを確 図った。また、各担当の業務マニュアル見直しを推し進 保するとともに人員体制を強化して、8月に医師事務作 め、グループ内の業務協力体制強化を図ったが、一部で 業補助体制加算15対1の1の施設基準をクリアできた は、まだ機能していないグループもあるので、今後の課 ことにより、医師との距離が縮まり、業務の幅も広がり 題として継続的に推し進める事とした。 補助業務が増加し、医師の医局診療秘書への期待が大き [今後の課題] くなった。 26年度途中で取得した医師事務作業補助体制加算15 1.医局診療秘書業務 各種診断書の作成、紹介医へのお返事、入院診療計画 対1の1施設基準を維持し、医師事務作業の軽減のため 書、退院時サマリー等の書類作成業務では、各種診断書 に、担当業務の拡大及び教育・研修を行う。また個々の 作成業務件数が大きく伸び、 その他(紹介医へのお返事・ スキルアップに努めることや、グループ内やグループ間 退院時サマリー・入院診療計画書)も増加して、医師の での業務内容の共有化を進めて、秘書室全体の協力体制 事務作業補助に貢献出来た。 の強化や、医局診療秘書の作業環境の改善・整備も課題 他、5大がん地域連携パスでは、患者説明や同意書作 となる。 成等、医師の指示の下、患者に直接携わる機会も増えた。 各科独自の様々なデータベース構築が進み、特に学会で 月別書類作成件数 診断書 区 分 (単位:件) 4月 5月 6月 7月 8月 1,017 1,122 902 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平成22年度 878 791 平成23年度 768 848 869 平成24年度 759 971 890 1,209 1,088 840 1,025 935 平成25年度 984 952 973 971 1,069 979 1,008 1,176 1,466 1,019 1,207 1,073 1,066 1,127 5月 6月 7月 8月 平成26年度 1,055 1,096 1,005 1,325 1,129 4月 月平均 792 834 876 823 764 795 813 10,407 867 838 876 841 851 925 940 838 10,695 891 958 950 901 941 11,467 956 957 1,011 878 909 12,005 1,000 13,216 1,101 869 1,097 921 紹介医へのお返事 区 分 合計 (単位:件) 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均 平成22年度 416 378 463 423 505 451 442 475 459 414 400 407 5,233 436 平成23年度 523 615 761 630 795 725 774 769 741 763 786 746 8,628 719 平成24年度 666 707 810 855 879 804 990 869 800 813 856 871 9,920 827 平成25年度 807 947 779 888 888 812 850 880 805 806 748 818 10,028 836 平成26年度 992 890 970 1,381 827 931 827 922 1,009 11,822 985 1,010 1,057 1,006 145 退院時サマリー (単位:件) 区 分 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均 平成22年度 644 610 676 727 757 734 645 717 646 746 748 736 8,386 699 平成23年度 758 750 881 877 979 822 769 847 803 855 916 813 10,070 839 平成24年度 786 813 781 888 895 805 916 826 866 789 774 932 10,071 839 平成25年度 823 876 725 922 847 809 868 800 844 909 779 802 10,004 834 平成26年度 813 885 804 893 867 871 924 791 843 926 810 966 10,393 866 入院診療計画書 (単位:件) 区 分 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 月平均 平成22年度 216 201 241 259 284 276 279 353 253 311 275 330 3,278 273 平成23年度 275 306 380 331 367 383 339 487 449 442 475 441 4,675 390 平成24年度 421 444 492 509 529 466 541 515 459 494 467 414 5,751 479 平成25年度 449 482 470 512 480 474 487 463 482 483 461 489 5,732 478 平成26年度 453 455 421 501 461 576 548 441 509 511 498 536 5,910 493 医事課 課長 鈴木 美恵子 [スタッフ] 施設基準の届出 課長1名 医事係 5名(係長2名含) 入院係 12名 ・平 成26年度は診療報酬改定があり、新たに届出 (係長1名・派遣1名含)総合受付主事1名 嘱託3名・ をしたものについては13項目(新規・新設含む) パート8名 診断書窓口・入院説明窓口 嘱託3名・パー であった。なかでも【手術・処置の休日・時間外・ ト2名 深夜加算1】 (救急科・脳神経外科)は、人事課・ 外来受付業務 (外部委託) 常勤27名 パート21名 診療秘書室と連携し、毎月の管理を行っている。 査定率の推移 [業務の現況] ・査 定については、1,000点以上の高額査定をすべ 医事課は、外来患者の受付、入院患者・退院患者の手 て洗い出し、担当者が考察した結果を元に保険診 続き、診療費の請求、医事統計、各種保険(健康保険・ 療委員会で議論を行っている。目標査定率を0.2% 公費・労災・自賠責等)の診療報酬請求、委員会( 消化 に設定し、本年度は目標値をやや上回る値で推移 器病センター運営、NST、褥瘡、かんわ、保険診療) 事 した。査定に対する再審査請求も積極的に行い、 務局等の業務を担当している。 およそ260,000点の再請求が認められた。 平成26年度は歯科の診療体制が変わり、標榜科名が 未収金回収 ・社会情勢が厳しく未収金増加の要素が増えたが、 歯科口腔外科となった。それに伴い医師が1名増員の計 2名となり、外来だけでなく入院診療も行えるように 入院時に高額医療委任支払制度の説明を確実に行 なった。 い、また出産育児一時金の医療機関への直接支払 患者数については、前年度と比べ外来で(歯科口腔外 制度の活用を徹底することで、未収金の発生防止 科、産婦人科、救急科、心臓血管内科等)約8,000人増加、 に努めた。また、支払困難な患者さんには、病棟 入院では(脳神経外科、形成・美容外科、外科、心臓血 担当者と他1名の職員同席のもと、分割支払いを 管内科等)約4,000人の増加であった。1日当たりの患 促し、そこで未払い確認書を交付することにより、 者数では外来が52.9人増加、入院は3.3人の減少であっ 患者さんへ支払の意識付けを行い、毎月必ず支 た。また、新外来患者数については、昨年度121名の減 払っていただけるような工夫をしている。一方、 少であったが本年度については387名の増加となった。 未収金対策チームが病棟別の未収金グラフを医事 一方入院に関しては、本年度の延入院患者は1,199名の 課ミーティングで提示し、どの病棟にどれくらい 減少、しかし新入院患者数については455名の増加と の未収金があるかを課内で共有している。未収が なった。 発生した場合は関係部署と連携してマニュアルに 146 沿った迅速な対応(電話による督促→文書による 督促)を行い未収金回収に努めた。しかし、全て [今後の課題及び改善策] の未収金を回収することは困難であり、理由別に ・DPCを含めた医事関係データの分析等が充分できて 精査し、一部回収困難なものについては債権回収 いないので、データを早期に分析し、その結果を経営 業者に委託した。 部門に提供出来るようにしたい。 ・各種施設基準の取得を推進すると同時に、算定状況の 外来運用の変更 ・平 成26年度は総合受付業務を委託から職員へ移 チェックをし、診療部と情報を共有して算定漏れのな いように努めたい。 行すると同時に、地域医療連携課にあった紹介状 受付が総合受付に移行した。最初は戸惑いもあっ ・診 療報酬請求事務のなお一層の質的向上を図ること たが、3か月・6か月と経過して行くことで流れ と、新たに医事課配属された職員の基礎教育を徹底す を掴みスムーズに運用できるようになった。さら るために、 教育チームが中心となり勉強会を開催する。 に、診断書窓口・入院説明窓口の業務が明確にな り、患者様にとって分かりやすい窓口となった。 管財課 課長 清水 浩幸 [スタッフ] 工事を集中的に実施したことから、今年度は放射線検査 事務職員 課長 1名、係長 2名、主任 2名、 室、内視鏡検査室の空調設備の不調による入替工事や患 主事 2名、嘱託 2名 計 9名 者待合室の改修工事等、例年と比較して小規模な修繕工 現場業務担当職員 電気 1名、ボイラー 2名、 事にとどまった。 環境 1名、工務 1名 計 5名 [今後の課題] 高度な先進医療機能を維持させるため、建物や設備全 医薬品・医療材料のコスト削減が更に必要なため、赤 般にわたる保全管理をはじめ、医療機器の購入及び保守 十字施設間との緊密な連携を図りながら積極的な情報収 管理、また医薬品・医療材料・各種物品の購入から管理、 集に努め、適切な物品選定や価格評価を踏まえた経済的 更には廃棄物・防火・警備・清掃等の業務を担当してい な物品の調達を行う。また、新病院移転を見据えた物品 る。 管理を構築するため、医療機器の更新、保守管理、廃棄 手続きを計画的に実行し、適正な管理業務に取り組む。 [業務の現況] 他方、施設の老朽化が激しく突発的な不具合が予想さ 1.管財係 れることから、移転までの間は、特に安全面を考慮した 医療機器の取得など購買業務全般に関することのほ 電気・給排水設備を中心に、補修・修繕工事を計画的に か、機器の保守点検や修理の手続きを迅速に行い、安全 進めると共に、慢性的な駐車場不足に伴う車両の混雑緩 な運用に努めている。 和に向けた取り組みも併せて実行する。 大型医療機器としては、日本損害保険協会からの一部 寄付金によりX線血管造影診断装置であるアンギオグラ フィシステム( 東芝InfinixCeleve-i) を8月に導入 した。他の医療機器整備については、購買委員会で審査 され購入が決定された32件を含む 総計38件の整備を 行った。また1件当たり100万円を超える医療機器の修 理については12件、1,000万円を超えた放射線関連の修 理が2件発生した。 2.施設・保全係 最も古い本館棟は築40年以上が経過し、施設・設備 の老朽化による不具合が突発的に発生し、各所において 緊急的な修繕工事を実施した。昨年度、高額設備の更新 147 病院建設室 室長 八木 聡 [スタッフ] 等説明 ④ 4月30日 地権者・代替地提供者への説明会 事務部主監1名、室長1名(係長兼務) 、主任2名、 ・土地売買価格提示、売買スケジュー 嘱託1名(一級建築士) ル及び売買契約にかかる事務手続き [業務の現況] 等説明 新病院の移転建設事業は、平成30年早期の開院を目 ⑤ 5月10日 土 地売買契約締結(地権者41名、代 指してスケジュール・工程等の進捗管理をしているが、 ~ 12日 替地提供者3名) 平成26年度については、 「移転建設用地の取得に向けた ⑥ 5月13日 土地売買契約締結(地権者1名) 取り組み(地権者交渉) 」 、 「周辺農地への配慮及び建築 ⑦ 5月30日 土地売買契約締結(地権者1名) 単価高騰等に伴う建設計画変更」 、 「用排水路付替工事及 ⑧ 9月17日 土地売買契約締結(地権者1名) び埋蔵文化財発掘調査等の実施」 、 「病院本体工事にかか (2)土地収用法に基づく「協議の確認」及び建設用地 る本社理事会承認」といった大きく4つの課題解決に向 けた取り組みを行った。詳細は以下のとおり。 所有権取得等 当院の移転建設事業が土地収用法に基づく事業として 1 建設用地取得に向けた取り組み 認定されたものの、建設用地が市街化調整区域内の優良 (1) 建設用地取得にかかる地権者交渉および売買契約 農地の真ん中に位置し、かつ敷地面積が10ha以上あ 締結等 るため、建設用地を取得するには国(農林水産省)から 平成26年3月28日、当院の移転建設事業が土地収用 農地転用許可を得る必要があった。しかし本許可を得る 法に基づく事業として認定されたことにより、建設用地 には相当期間を要することがわかっており、一刻も早く の地権者等で組織される地権者連絡協議会に対して正式 建て替え事業に着手するにはこの課題を解決する必要が に土地売買価格等を提示することが可能となった。 あった。 このことから、地権者連絡協議会役員会の了承のもと、 そこで、農地転用許可手続きが不要となる土地収用法 4月27日に地権者連絡協議会総会を開催し、建設用地 第118条の規定に基づく「協議の確認」を得ることを前 の土地売買価格提示、売買スケジュール及び売買契約に 提として、 本申請に必要な同意書を地権者等から取得し、 かかる事務手続きを説明し了承を得、5月10日~ 12日 6月10日に群馬県収用委員会あて「協議の確認の申請 の3日間にほぼ全ての地権者等と土地の売買契約を締結 (土地収用法第116条)」を行い、7月23日に同委員会か した(※正式には、土地収用法第116条の規定に基づく ら「協議の確認」を得た。同日、地権者等に対し土地代 「協議の確認の申請」に必要な同意書を取得) 。また、代 金の支払いを済ませ、8月3日に建設用地の所有権を取 替の農地取得を希望する地権者とは、別途、地権者・代 得した。 替地提供者・日赤との間で3者契約を締結した。 ① 6月10日 土 地収用法第116条の規定に基づく 他方、取得する土地の中には、耕作権、抵当権、納税 猶予などの権利設定がされている土地や相続手続未了の 「協議の確認の申請」 ② 7月23日 土 地収用法第118条の規定に基づく 土地があったため、土地売買契約と同時並行して権利設 定解除など必要な事務手続きを行った。 「協議の確認」 ③ 〃 地権者等へ土地代金の支払い ① 4月17日 地権者連絡協議会役員会 ④ 8月3日 建設用地63筆の所有権取得 ・土地売買価格提示、売買スケジュー 〃 第1回建設用地の除草作業 ル及び売買契約にかかる事務手続き ⑤ 8月9日 第2回建設用地の除草作業 等説明 ⑥ 10月2日 建設用地63筆の所有権移転登記完了 ② 4月20日 後閑町自治会への説明会 ⑦ 10月7日 建設用地1筆の所有権移転登記完了 ・計画概要等説明 ⑧ 10月17日 建設用地64筆の合筆登記完了 ③ 4月27日 地権者連絡協議会総会 ・土地売買価格提示、売買スケジュー ル及び売買契約にかかる事務手続き 2 周辺農地への配慮及び建築単価高騰等に伴う建設計 画変更等 148 建設用地は優良農地の真ん中に位置しているが、用地 (1)新病院の建築設計の取りまとめ 周辺農地への配慮及び建築市場の単価高騰の影響等に 内には用水路1本、排水路2本が通っているため、これ より大幅な設計変更に踏み切った基本設計については、 ら用排水路を建設用地外周に付け替える必要があり、ま 昨年度より引き続き作業を進め、9月30日に基本設計 た、5月頃からはじまる周辺農地での稲耕作に支障がな を完了したが、当初計画で10か月を見込んでいた基本 いよう通水をしていない時期に工事を実施する必要が 設計期間は、結果的に18か月を費やすこととなった。 あった。 そのため、用排水路付替工事を病院本体工事から切り 主な設計変更内容としては、周辺農地への日影の影響 等を考慮した9階建てから7階建てへの2階層の削減、 離し、かつ先行工事として着手することについて本社の 事業費削減を目的とした外来診療・管理部門棟への耐震 了承を得、平成26年12月10日に用排水路付替工事業者 構造の採用(当初計画では免震構造)などが挙げられる。 選定にかかる一般競争入札を実施した。入札の結果、佐 また、基本設計の完了後、計画変更による遅れを取り 田建設(株)が落札し、平成27年1月から工事を開始 戻すべく基本設計と同様に10 ヵ月の作業期間を見込ん した。 でいた実施設計期間を短縮し、併せて翌年度初頭には入 なお、工事完了は同年5月29日を予定しており、平 札公告ができるよう各種事務手続きを急ピッチで進め 成26年度末時点では懸案事項はあるものの概ね順調に た。この結果、平成26年度末時点において開院予定時 工事が進んでいる。 期に大幅な遅れを生じることはなかった。 ① 11月14日 用 排水路付替工事業者選定にかかる (2)ESP事業の採用 公示 ② 12月10日 用 排水路付替工事業者選定にかかる 設計変更以外での事業費削減の方策の1つとしてES P(エネルギー・サービス・プロバイダー)事業の採用 一般競争入札 ・落札業者:佐田建設(株) を決定した。 ・契 約期間:平成26年12月16日~平 ESP事業とは、事業者が自らの負担で顧客(病院) 成27年5月29日 敷地内にエネルギー供給施設・設備を設置して運営をす る、いわゆるエネルギーのアウトソーシングである。病 院のメリットとしては、初期投資がゼロであること、エ (2)埋蔵文化財発掘調査の実施 ネルギーの利用状況の継続的な監視と分析を基本とする 建設用地内の埋蔵文化財の有無確認のため、前橋市教 エネルギーマネージメントの手法を活用してエネルギー 育委員会が文化財保護法に基づく試掘調査を実施した。 コストの削減や経営管理などに資する多様なサービスや その結果、広範囲にわたり平安時代の水田跡があり、建 方策の提供を受けられることなどが挙げられる。 設用地は遺跡地であるとの報告があった。併せて、開発 ESP事業の採用決定後、公募型プロポ―ザル方式に 等により当該遺跡の現状保存ができない場合には、遺跡 て業者選定を進め、11月20日の最終選考にて(株)エ を記録保存するための発掘調査を行うよう指示があっ ネルギーアドバンスを優先交渉権者として選定した。 た。 現状では、病院本体側との設計調整や費用対効果を考 このことから発掘調査を行うこととし、平成27年1 慮しながらの導入設備の検討などを行いながら、エネル 月19日に埋蔵文化財発掘調査業者選定にかかる指名競 ギー供給施設・設備設計を進めている。 争入札を実施した。入札の結果、技研コンサル(株)が 落札し、同年1月から発掘調査を開始した。 ① 8月11日 ESP事業者選定プロポ―ザル公示 なお、建設用地内での発掘調査は同年4月28日まで、 ② 11月5日 1次選考(書類選考) 発掘調査にかかる報告書の提出は同年9月30日を予定 ③ 11月19日 1次選考通過者プレゼンテーション しているが、平成26年度末時点では全体スケジュール ④ 11月20日 最終選考 に影響を与えるような埋蔵文化財は検出されていない。 ・ (株)エネルギーアドバンスを優先 ① 10月8日~ 埋蔵文化財試掘調査(7日間実施) 交渉権者として選定 ② 1月19日 埋 蔵文化財発掘調査業者選定にか 3 用排水路付替工事、埋蔵文化財発掘調査、土壌汚染 かる指名競争入札 ・落札業者:技研コンサル(株) 状況調査の実施 ・契 約期間:平成27年1月26日~ (1)用排水路付替工事の実施 149 平成27年9月30日 上で、本社・理事会に附議する必要があった。 そのため、 翌年度初頭に予定している入札公告に向け、 平成27年1月13日に支部・建設委員会(第2回)を開 (3)土壌汚染状況調査の実施 建設用地内の旧ガソリンスタンド跡地に対して、前橋 催し、これまでの計画変更を含めた工事発注に必要な事 市から土壌汚染対策法に基づく調査命令が出されたた 項を審議し承認を得た。また、同年3月20日に開催さ め、平成27年1月から約2か月かけて土壌汚染状況調 れた本社・理事会でも承認を得ることができた。なお、 査を実施した。その結果、特定有害物質(ベンゼン)が 平成26年度末時点では翌年度初頭での入札公告が実施 検出され、この調査結果を同年3月に前橋市へ報告した できる見込みである。 ところ、翌年度4月末を目途に前橋市が周辺地域への健 康被害のおそれ及び地下水汚染の有無について調査を行 [今後の課題] 1 本社承認を得たことにより、翌年度初頭には病院本 い、今後の方針について判断することとなった。 体工事にかかる入札公告が実施できる見込みである 4 病院本体工事にかかる本社理事会承認 が、全体スケジュールどおり9月着工に向けて施工業 (1)資金計画の見直し 者を選定する必要がある。 新病院の移転建設事業については、平成24年6月29 2 建設用地内の旧ガソリンスタンド跡地の汚染土壌処 日に開催された支部・建設委員会及び同年9月14日に 理の関係から、西側排水路の付替工事が行えず工期が 開催された本社・常任理事会で承認を得たことにより進 延びる可能性があるため、その対応方法等についてJ めてきたが、その後の消費増税(5%→8%)や建築単 A前橋市と協議する必要がある。 3 平成30年早期の開院を目指し、これまで以上にス 価高騰等の影響により、承認当時の計画と比較して事業 費及び財源等の大幅な見直しを余儀なくされていた。 ケジュール・工程の進捗管理を行う必要がある。 そのため、翌年度初頭に予定している入札公告に向け て会計課とともに財源の検討、事業費の見直し、開院後 の収支シミュレーションを行い、現状に即した資金計画 の見直しを行った。 (2)発注方法及び業者選定方法の検討 新病院の移転建設事業については、群馬県及び前橋市 から多額の財政支援を受けるため、病院本体工事の発注 にあたっては一定の配慮が必要であった。 そこで、日赤群馬県支部と協議の上、発注方法につい ては、建築主体工事、電気設備工事、機械設備工事に分 離し、各工種とも地元業者を含む共同企業体方式(各工 種3JV)を採用することとした。 また、業者選定方法については、建築主体工事、電気 設備工事、機械設備工事のいずれの工種においても、 “企 業の技術力活用による工事の品質確保と総合的なコスト 縮減”、 “必要な技術的能力を有しない不良・不適格企業 の排除”、“価格と品質の2つの基準で企業を選定するこ とによる談合防止”などが期待できる総合評価方式を採 用することとした。 (3)支部・建設委員会及び本社・理事会の承認 病院本体工事の発注にあたっては、会計規則上、支部 事務局長や病院長等で組織される建設委員会を設置し、 当該委員会で工事計画、事業費及び財源計画、資金計画、 発注方法など工事発注に必要な事項を審議し承認を得た 150 Ⅴ 委 員 会 Ⅴ 委員会 1 事故調査委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 上吉原 光 宏(呼吸器外科部長) 加 藤 清 司(副院長兼医療安全推進室長) 前 田 陽 子(副院長兼看護部長) 田 村 直 人(総務課) 上 原 豊(糖尿病内分泌内科部長) 足 立 進(顧問弁護士) 関 根 稔 秋(事務部長) 角 田 貢 一(事務局・医療の質管理課長) 鈴 木 まゆみ(医療安全管理者) 坂 本 恭 子(事務局・医療の質管理課) 員 医事紛争:医療事故のなかで患者あるいは家族や遺族か [活動内容] らクレームがあったもの。 医療施設内の医療安全に対する恒常的な取組みに関す る委員会とは別に、発生した医療事故・紛争に関して対 (参考文献:日本赤十字社 医療事故・紛争対応ガイドライ 応することに特化した委員会である。有事の際は速やか ン[平成22年4月23日]) に委員会を開催する。 実際の活動として当委員会は、医療事故報告書等に基 今年度は7件の事例に対して8回の開催があったが、 づいて事実関係を把握するとともに、医療事故の当事者 来年度以降も迅速・的確・丁寧に活動していく所存であ 及びそれに関わった職員、診療科部長及び看護師長など る。 の上司から直接に状況を聴取し、以下の6つの事項につ いて検討を行い、組織として対応する判断をする。 ●事実経過の把握 ●過失の有無についての組織的な判断 ●組織としての賠償責任の有無及びその範囲 ●根本原因分析 ●再発防止策の策定 ●職員教育、システム改善 [基本方針] 1.患者・家族を中心においた、 誠実なコミュニケーショ ンを柱にする。 2.地域社会に対して情報を公表し、オープンな姿勢を 示す。 3.発生した医療事故・紛争に対しては、組織として対 応する。 4.職員が医療事故・紛争に適切に対応できる環境を整 備する。 [用語の定義] 医療事故:医療に関わる場所で、医療の全過程において 発生した傷害であり、過誤・過失の有無は問わない。 医療過誤:医療従事者が当然払うべき業務上の注意義務 を怠ったことで患者に害を与えたもの。 151 2 M&Mカンファレンス委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 安 東 立 正(外科部長) 針 谷 康 夫(神経内科部長) 大 西 一 徳(皮膚科部長) 鈴 木 まゆみ(医療安全担当師長) 曽 田 雅 之(産婦人科部長) 井 田 浩 之(事務局・総務課) 宮 崎 大(救急科副部長) 今 井 亮 介(事務局・総務課) 員 前 田 陽 子(副院長兼看護部長) [活動内容] M&M(morbidity&mortality) カ ン フ ァ レ ン ス は、 平成16年5月に死亡症例検討会として第1回を開催し た。このM&Mカンファレンスは、当院における死亡症 例や医療事故例を含めた医療安全に関わる症例を各主治 医が記入した死亡症例報告書や医療安全室に入る情報か ら抽出し、治療経過や医療行為等の問題点を全職員対象 で議論し、情報共有や改善方法などを検討することを目 的で開かれる。M&M委員会では月に一度、委員会を開 催し検討会の症例を抽出している。平成26年度は第60 回:5月26日、第61回:9月29日、第62回1月26日に それぞれ行われた。 152 3 医療安全委員会 [委員構成] 委 員 長 丹 下 正 一(心臓血管内科部長) 副 委 員 長 前 田 陽 子(副院長兼看護部長) 鈴 木 まゆみ(医療安全管理者) 宮 﨑 瑞 穗(院長) 石 栗 明 子(看護部・医療安全兼任) 加 藤 清 司(副院長兼医療安全室長) 鈴 木 利 恵(看護部・医療安全兼任) 阿 部 毅 彦(消化器内科部長) 大 澤 忠(看護部・感染管理室) 安 東 立 正(外科部長) 前 島 和 俊(薬剤部長) 伊 藤 潤(放射線治療科部長) 小 林 敦(薬剤部課長) 上吉原 光 宏(呼吸器外科部長) 相 馬 真恵美(臨床検査科部課長) 村 田 知 美(産婦人科副部長) 久保田 利 夫(放射線診断科部技師長) 松 井 敦(小児科部長) 境 野 如 美(臨床工学技術課) 松 尾 康 滋(泌尿器科部長) 立 川 厚 子(栄養課課長) 浅 見 和 義(整形外科部長) 阿 部 克 幸(栄養課) 五 味 暁 憲(歯科口腔外科副部長) 内 田 健 二(栄養課) 関 根 稔 秋(事務部長) 坂 本 恭 子(事務局・医療の質管理課) 松 井 早 苗(看護部・医療安全兼任) 角 田 貢 一(事務局・医療の質管理課長) 委 員 の講演を開催した。 (受講者139名)12月の共通行動 [活動内容] ・院内全体の医療安全活動 (医療事故防止のための活動) として「断捨離2」を掲げ、5Sの推進を呼びかけた。 ・7 月に医療安全推進者養成ワークショップ(出席者 を今年度も継続して実施した。 ・委員会は、毎月第2火曜日に定期開催し、職員からの 51名)、2月には医療安全研修アドバンスコースを(出 インシデントレポートや業務改善提案などを基に医療 席者40名)はじめとする各種講演会、 研修会も企画し、 安全活動に携わっている関係職員と連携しながら、院 職員教育も実施した。また、院外の医療従事者を対象 内での医療安全活動全般の管理や、安全に業務が遂行 とした医療安全研修会を1回開催した。 (出席者38名) ・第6回医療安全大会として、各職場からの自発的な改 できるための環境作りおよび対策等を実施した。 ・今 年度も7月に医療安全推進月間、12月に医療安全 善活動の成果報告発表会を昨年度に引き続き開催し 推進週間を実施し、全職員参加型のキャンペーンを た。17演題中、最優秀部署は、放射線科の「それで 行った。7月は、 医療安全標語を各部署から募集し、 「仕 大丈夫? MRI室には危険がいっぱい!!」であった。 事前、5Sですっきりスマート業務」が優秀賞に選出 ・第9回医療の質・安全学会学術集会に参加し、発表を され、ポスター掲示された。また、中京大学法科大学 院教授稲葉一人先生による 「倫理的対話をするために」 [ワークショップ風景] 153 行った。 4 医療ガス部会 医療安全の1部会。医療ガス設備の保安管理業務を円滑に行い、医療ガス設備の安全管理を図り、患者及び職員等 の安全を確保することを目的として運営されている。 [委員構成] 委 員 長 伊 佐 之 孝(麻酔科部長) 副 委 員 長 清 水 浩 幸(管財課課長) 委 三 枝 典 子(看護師長) 宮 田 広(管財課) 小野澤 京 子(臨床検査科部) 太 田 吉 保(事務局・管財課) 大 澤 淳 子(薬剤部) 平 井 功(事務局・管財課) 員 境 野 如 美(臨床工学技術課) [活動内容] ベ交換や液体酸素の補充時の立会い等を行っている。 当病院の医療ガス設備の保安管理業務として、設備を 当病院での日常巡回検査は1日3回(AM 7時、PM 安全にかつ安心して使用できるように、現在、日常点検 1時、PM 5時)実施し、CE(液体酸素用コールドエ と定期点検の2種類の保守点検を行っている。 バポレーター)タンクの圧力、周囲状況、漏洩の有無等 1.日常点検は、主として医療施設の担当者が行うもの を確認している。 で、特定の機械器具あるいは測定具等を使用しないもの (目視やガス漏れの「シュー音」および機械設備の異常 2.定期点検は業者に委託して1年間に機能点検と精密 音の確認等)と簡単な操作を行い確認するようなもの (ア 点検を各1回実施している。外観点検、作動検査、性能 ダプタを抜き差ししたり、 ガスを流してみる等)がある。 検査および警報連動検査が主な内容である。 (a)供給源設備を対象として、運転状況、バルブの開閉 委員会では、日常点検と定期点検の結果および1年間 状況および圧力計指針値の確認の点検(b)配管端末器 で発生した修理の報告を行い異常時の対応について話し (アウトレット)を対象として、使用時のアダプタプラ 合った。 併せて業者による医療ガス保安講習会を行った。 グの装着状態、ホースの劣化および漏洩の有無等の点検 (c)各種警報の発信が正常であることの確認(d)ボン 〔院内設備〕 CE(液体酸素)タンク設備 圧縮空気設備 吸引機設備 笑気ガス設備 医療ガス警報盤 警報盤(拡大) 154 5 放射線安全部会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 伊 藤 潤(放射線治療科部長) 久保田 利 夫(放射線診断科部技師長) 大 館 由美子(看護師長) 新 井 智 和(人事課) 星 野 洋 満(放射線診断科部) 秋 間 誠 司(管財課) 長 瀬 博 之(放射線診断科部) 田 村 直 人(総務課) 関 根 稔 秋(事務部長) 星 野 いづみ(事務局・総務課) 吉 澤 康(総務課長) 今年度は、原子力規制委員会による5年に一度の定期 [活動内容] 平成26年度の放射線安全部会は、定期報告として以 検査及び定期確認が行われました。 指摘事項等は無く、引き続きソフトとハードの両面か 下の項目の報告を行いました。 ①個人被ばく線量の結果報告 ら職員が放射線業務を安全な環境で行えるよう放射線安 ②核医学検査室 全部会として管理運営を行います。具体的には、ソフト ・定期点検 面では職員の放射線安全教育として、年1回の教育訓練 ・密封線源の使用時間 及び毎月の個人被ばく線量の推移の確認を行う事によ ・医療法施行規則及び放射線障害防止法に示された濃 り、職員の放射線に対する知識の維持向上と安全に放射 度限度及び実効線量限度適合評価 線業務が行えるよう今後も取り組みます。さらに今年度 ③放射線治療室 からは、個人被ばく線量が高い職員に対しヒアリングを ・定期点検 行いました。作業状況の確認やプロテクター使用方法の ・漏洩放射線測定 確認等を行うことにより問題点を早期に把握することが ・使用線量の報告 可能となり、速やかに問題点を改善することができまし ④医療廃棄物(放射線汚染状況) た。 ⑤追加報告 ハード面では、透視検査件数の増加に伴い術者の被ば ・放射線障害防止法による新規業務従事者登録状況の く線量が増加傾向にあることから透視装置に装着する鉛 プロテクターの購入を行いました。これにより術者の被 報告 ばく線量低減が期待できます。 ・放射線障害予防規程の改定の届出 放射線安全部会として、職員が安心安全に業務を行え るように来年度も委員会活動を積極的に行います。 155 6 放射線治療品質管理委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 伊 藤 潤(放射線治療科部長) 久保田 利 夫(放射線診断科部技師長) 桑 子 慧 子(放射線治療科医師) 川 島 康 弘(放射線診断科部) 嘉 納 恵美子(看護部) 萩 原 鈴 絵(放射線診断科部) 佐 藤 順 一(放射線診断科部) 田 村 直 人(事務局・総務課) 久保田 義 明(放射線診断科部) 星 野 いづみ(事務局・総務課) 員 [目的] [活動目標] 放射線治療品質管理委員会は、放射線治療業務と放射 今後とも放射線治療品質管理が適切に実施され、より 線治療品質管理業務における放射線治療装置の品質管 安全で高精度な放射線治療を提供できるように検討して 理・放射線治療業務における医療安全に関すること、ス いく。 タッフの教育や研修に関することなどを検討していく委 員会である。この委員会は、 平成26年度より設立された。 [活動内容] 第1回委員会(平成26年6月6日) 1.放射線治療品質管理委員会の概念・活動内容に ついて 2.委員会規程 3. 平成26年度 放射線治療品質管理プログラム の提示・実施報告 上記について、討議され、承認された。 また、この委員会を年2回開催することとなっ た。 第2回委員会(平成27年3月9日) 1.平成26年度 放射線治療品質管理実施報告 平成26年度 放射線治療品質管理(Daily, Weekly, Monthly, Yearly)QAに つ い て 多 く の項目が適切に実施され、安全で高精度な医療を 提供できるシステムが確立されてきた。 2. 平成27年度 放射線治療品質管理プログラム の提示 品質管理プログラムすべての項目について実施 することを目標とする。 3. 電子銃・ターゲット交換(平成28年2月実施 予定)報告 上記について、各項目について承認された。 156 7 個人情報保護法委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 関 根 稔 秋(事務部長) 笠 井 賢 二(企画情報管理課長) 鈴 木 まゆみ(医療安全担当師長) 須 賀 一 夫(地域医療連携課長 ) 金 井 洋 之(臨床検査科部課長) 中 井 正 江(医療社会事業課長) 荒 木 治 美(薬剤部調剤課長) 高 井 美佐子(医事課) 大 山 昌 利(放射線診断科部第一課長) 井 田 浩 之(事務局・総務課) 鈴 木 栄(診療情報管理室長) 星 野 いづみ(事務局・総務課) [活動内容] 病院で取り扱う患者さんの個人情報には機密性の高い 情報が多く含まれている。個人情報保護法委員会では、 前橋赤十字病院が保有する個人情報の適正な取扱いに関 して必要な基本的事項を定めることにより、 個人情報の 有用性に配慮しつつ、 個人の権利利益を保護することを 目的としている。 本年度の具体的な活動としては、平成26年4月11日 に(株)ソラストの杉本有里先生を講師として招き、事 例を用いた個人情報に関する講演会を全職員対象に開催 した。平成27年度は4月23日、5月15日に「~SNS による個人情報漏洩~」を計画している。 また、院内で起きた個人情報に係るインシデントにつ いて、デジタルサイネージを用いて、 「1.原則として 個人情報は持たない、持ち出さない。2.研究等で必要 な場合は、患者氏名の匿名化、患者IDの暗号化を行う。 3.院内において個人情報を不用意に置かない。」等の 個人情報啓発活動を行っている。 157 8 防火・防災委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 宮 﨑 瑞 穗(院長・管理権限者) 関 根 稔 秋(事務部長・防火防災管理者) 前 田 陽 子(副院長兼看護部長) 新 井 忠(管財課)自衛消防隊長 原 澤 健(薬剤部調剤課長) 森 田 博(管財課電気主任技術者) 立 川 厚 子(栄養課長) 清 水 浩 幸(事務局・管財課長) 吉 澤 康(総務課長) 秋 間 誠 司(事務局・管財課) 員 [活動内容] 新規採用職員を対象とする消火訓練を1回、消防総合訓練を2回実施した。訓練ではテーマを設定して実際の運用 に沿った流れに重点を置いた。同時に消火器・消火栓の訓練を行って消防設備の知識普及を図った。 ・消火訓練(新人対象) 平成26年6月18日(水) 博愛館・救外前駐車場・救外前スロープ ・消防総合訓練 平成26年10月3日(金) 8号病棟(9階フロア) ・消防総合訓練 平成27年3月2日(月) 10・12号病棟 158 9 衛生委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 関 根 稔 秋(事務部長・総括安全衛生管理者) 上吉原 光 宏(呼吸器外科部長・産業医) 小保方 馨(精神科部長・衛生管理者) 横 澤 郁 代(臨床検査科部課長) 天 川 悦 子(薬剤部・衛生管理者) 関 口 範 之(健診課長) 福 田 富 江(看護副部長) 鈴 木 典 浩(人事課長) 員 細 見 陽 子(臨床検査科部課長) 労働者代表: 推 薦 委 員 今 河 翼(看護部・労働組合代表) 栁 田 麻 衣(栄養課) 中 島 飛 志(整形外科副部長) 佐 藤 香代子(臨床検査科部) 林 俊 誠(感染症内科医師) 佐 藤 良 祐(放射線診断科部) 髙 岸 愛 美(看護部・労働組合) 大 澤 忠(看護部・感染管理室) 小 林 典 子(看護部・労働組合) 浅 野 由美子(健診センター保健師) 秋 間 誠 司(管財課) 奈 良 優 子(事務局・人事課) 掛 園 千 香(事務局・人事課) [活動内容] した。 衛生委員会は、労働安全衛生法第18条より委員会の 今年度は、25歳~ 44歳の職員704人の麻疹・風疹・ 設置が義務付けられている。委員会の目的は、(1)職 ムンプスの感染症抗体価検査を行い、結果をデータ化し 員の健康障害を防止するための基本となるべき対策に関 た。集計をベースにして、次の対策を考えていく。 すること(2)職員の健康の保持増進を図るための基本 委員会としては、今後も労働安全法令の趣旨を踏まえ となるべき対策に関すること(3)労働災害の原因及び 職場の作業環境管理・作業管理・健康管理を適正に行う 再発防止対策で衛生にかかわるものに関すること(4) 等、職員が安全で健康的に働ける職場づくりに努めてい その他、職員の健康障害の防止及び健康の保持増進に関 く。 することについて調査・審議することとなっている。 平成26年度の具体的な委員会活動は、労働災害及び 健康障害となる恐れのある環境を排除するために、職場 の巡視を24か所実施し、職場の労働環境の改善並びに 整備に努めた。 ※産業医 「労働安全衛生法第13条 (労 働安全衛生法施行令第5条、労働安 全衛生規則第13条等) 」 :呼吸器科外科部長 上吉原 光宏 喫煙者に対する取り組みとして、①職員喫煙者調査を 実施し、職員の禁煙意識が薄い点を改善していくため、 ※衛生管理者 「労働安全衛生法第12条 (労 働安全衛生法施行令第4条、労働安 職員及び委託業者の喫煙者の洗い出しと集計を行った。 全衛生規則第7条) 」 ①の調査後、喫煙者に対し、職員喫煙アンケートを実施、 :糖尿病内科部長 上原 豊 結果を幹部会議に報告。平成27年1月1日より病院敷 :精神科部長 小保方 馨 地内【全面禁煙】実施となった。職員喫煙者に対して、 :看護師 斉藤 絹子 禁煙パンフレットを配布し禁煙を促す。 :薬剤師 天川 悦子 また、インフルエンザに対し、職員の健康保持及び患 者への感染防止を目的として、全職員及び委託職員を対 象に希望をとり、その希望者に対してインフルエンザワ クチン接種を1,184名の職員及び委託職員131名に実施 159 10 医療廃棄物委員会 [委員構成] 委 員 長 清 水 浩 幸(管財課長) 副 委 員 長 市 川 美代子(看護師長) 委 大 澤 忠(看護部) 佐 藤 順 一(放射線診断科部) 町 田 浩 美(看護部・感染管理) 秋 間 誠 司(事務局・管財課) 松 本 美由紀(臨床検査科部) 唐 澤 義 樹(事務局・管財課) 員 狩 野 江利加(薬剤部) [活動内容] ・平成25年度より、感染性廃棄物についてはダンボール容器にて回収・廃棄を開始した。 医療廃棄物処理量 使用容器 ダンボール (個) 主 な 80L 廃棄物 (感染性廃棄物) プラスチック容器(個) 45L (針等) 合 計(個) ポリタンク容器(個) 廃 油 廃 酸 引火性廃油 20L 65 L 26年度 (臓器等) (ワイヤ等)(パラフィン) (ホルマリン)(キシレン) 4月 3,341 429 1 5 5月 3,169 430 1 7 6月 3,140 477 3 5 7月 3,378 439 2 4 8月 3,251 480 1 11 9月 3,368 441 1 9 10月 3,596 483 2 8 11月 3,237 427 1 7 12月 3,893 527 2 6 1月 3,429 434 2 6 2月 3,208 431 2 3 3月 3,440 485 1 7 合計 40,450 5,483 19 78 3 3,779 4,377 3 3,612 3,889 3,625 3,388 3 3,826 3,963 2 3,745 3,803 2 3,822 3,682 1 4,090 3,851 1 4 3,677 3,736 1 2 4,431 3,785 2 3,873 3,812 2 3,647 3,417 2 3,935 3,829 26 46,062 45,532 2 1 1 6 160 25年度 11 高度救命救急センター・ICU 運営・災害対策委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 中 野 実(副院長兼高度救命救急センター長) 丹 下 正 一(心臓血管内科部長) 松 井 敦(小児科部長) 卯 野 祐 治(看護部) 伊 佐 之 孝(麻酔科部長) 新 井 典 子(看護部) 小 倉 秀 充(血液内科部長) 小 池 伸 享(看護部) 富 澤 直 樹(外科部長) 横 沢 郁 代(臨床検査科部課長) 内 田 徹(整形外科副部長) 丸 岡 博 信(薬剤部) 林 弘 樹(心臓血管外科副部長) 高 橋 稔(放射線診断科部) 中 村 光 伸(救急科副部長) 清 水 浩 幸(管財課長) 川 井 ひで子(看護副部長) 太 田 吉 保(管財課) 吉 野 初 恵(看護師長) 友 野 正 章(地域医療連携課) 牧 口 みどり(看護師長) 羽 鳥 淳 子(医事課) 高 寺 由美子(看護師長) 板 倉 孝 之(事務局・社会課) 員 内 林 俊 明(事務局・社会課) [活動内容] 平成26年度の高度救命救急センター・ICU運営・ 災害対策委員会は、昨年度に設置された救命救急セン ター満床改善検討部会からの『病院全体の満床体制を改 善することがICU及び救命センター病棟の慢性的な満 床体制の改善には必要』との検討報告を受け、今年度か ら全館満床体制改善プロジェクトを新たに設置し検討を 行っている。その他の各部会においても、課題や問題に ついて引き続き検討を行っている。詳細については、別 頁を参照されたい。 今後も高度救命救急センター及びICUの運営を機能 的に行い、基幹災害拠点病院として災害時の医療活動を 迅速に実施できるよう活動していきたい。 161 12 高度救命救急センター・ICU 運営・災害対策委員会 CTAS-JTAS 部会 救命救急センター・ICU運営・災害対策委員会の1部会。救急外来における緊急度判定支援システムの構築を目的 とし運営されている。 [委員構成] 委 員 部 長 員 中 村 光 伸(集中治療科・救急科副部長) 中 野 実(副院長兼高度救命救急センター長) 宮 崎 大(集中治療科・救急科副部長) 朝 倉 健(脳神経外科部長) 高 寺 由美子(看護師長) 丹 下 正 一(心臓血管内科部長) 小 池 伸 享(看護部) 富 澤 直 樹(外科部長) 前 原 幸 雄(看護部) 上 原 豊(糖尿病・内分泌内科部長) 河 野 泰 雄(企画情報管理課) 岡 上 準(腎臓内科部長) 唐 沢 明(医事課) 浅 見 和 義(整形外科部長) 板 倉 孝 之(事務局・社会課) 松 井 敦(小児科部長) 内 林 俊 明(事務局・社会課) 田 口 千 香(産婦人科副部長) [部会会議] [活動内容] 救急外来には18,837人、その内、救急車6,033台(平 平成26年度はトリアージ体制に対する全体会議の開 成26年度)の救急患者が受診された。WalkInで来院さ 催はなし。当直体制検討会議に、トリアージナース代表 れる患者の中にも重症度・緊急度の高い方、救急車で搬 者が出席した。 送される患者の中にも重症度・緊急度の低い方がいるの [検証会] が現状である。患者の診察は、来院順に行うのではなく <一次検証会> 重症度・緊急度の高い方を優先に診察、治療を行わなけ 救急外来看護師によるトリアージ一次検証会を計7回 ればならない。そのため、救急外来での緊急度判定支援 シ ス テ ム の 導 入 が 必 要 で あ る と 考 え、JTAS(Japan (平成26年4月28日、5月26日、6月24日、9月24日、 TriageandAcuityScale)を使用し、専属のトリアー 10月24日、平成27年1月27日、2月24日)施行した。 ジナースによる緊急度判定支援(トリアージ)を行って <二次検証会> いる。 一次検証会の結果をメーリングリスト上で、医師との 情報共有を行い、医師の教育的指導を施行した。 平成27年2月20日に実施した。 [導入経過] ・平 成23年12月からは、全日WalkIn+救急車のトリ アージを行っている。 ・ト リアージを行うためのブース工事を平成24年5月 18日、19日に行い、保健所に申請を行った。同年6 月5日よりトリアージブースの使用を開始した。 ・平 成24年12月より、電子カルテにトリアージレベル の入力を開始した。 162 13 高度救命救急センター・ICU 運営・災害対策委員会 院内災害対応マニュアル作成部会 [委員構成] 部 会 長 町 田 浩 志(集中治療科・救急科副部長) 中 野 実(副院長兼高度救命救急センター長) 高 橋 茜(臨床検査科部) 部 高 橋 栄 治(集中治療科・救急科副部長) 涌 沢 智 子(栄養課) 大 館 由美子(看護師長) 大 崎 仁(リハビリテーション課) 三 枝 典 子(看護師長) 中 井 正 江(医療社会事業課長) 志 水 美 枝(看護師長) 神 尾 芳 恵(臨床工学技術課) 高 寺 由美子(看護師長) 太 田 吉 保(人事課) 萩 原 ひろみ(看護部) 友 野 正 章(地域医療連携課) 城 田 智 之(看護部) 唐 澤 明(医事課) 矢 島 秀 明(薬剤部) 板 倉 孝 之(事務局・社会課) 佐 藤 良 祐(放射線診断科部) 内 林 俊 明(事務局・社会課) 員 [活動内容] 本部会では、平成18年度に改定された院内災害対応 マニュアルについて、近年の災害事情やその対策に沿っ た内容へ改定することを目的に活動している。 平成26年度は年1回の部会しか開催できなかったが、 災害対策本部の役割、組織図などの本格的な検討に入っ た。また、部会メンバーが多職種から構成されていると いう利点を活かし各部門の組織図の作成や連絡体制の構 築について前年度に引き続き検討した。 既に一部改定を行っている災害対策本部設置前情報収 集チーム及び災害対策本部の設置基準や、初動救護班の 参集基準については現状維持とし、この基準に該当する 事例に対しては素早く対応することができている。 平成27年度中のマニュアル完成を目指して次年度も 引き続き活動を継続する予定である。 163 14 高度救命救急センター・ICU 運営・災害対策委員会 当直体制検討部会 高度救命救急センター・ICU運営・災害対策委員会の1部会。当直体制の見直しを目的とし運営されている。 [委員構成] 委 員 長 中 村 光 伸(集中治療科・救急科副部長) 中 野 実(副院長兼高度救命救急センター長) 桑 原 幹 夫(耳鼻咽喉科副部長) 委 員 山 口 玲(脳神経外科副部長) 松 井 敦(小児科部長) 水 島 和 幸(神経内科副部長) 田 口 千 香(産婦人科副部長) 庭 前 野 菊(心臓血管内科副部長) 佐 藤 浩 二(総合・感染症内科部長) 川 田 忠 嘉(呼吸器内科副部長) 町 田 浩 志(集中治療科・救急科副部長) 林 弘 樹(心臓血管外科副部長) 関 口 雄 一(教育研修推進室研修医) 井 貝 仁(呼吸器外科副部長) 工 藤 廣 大(教育研修推進室研修医) 飯 塚 賢 一(消化器内科副部長) 川 井 ひで子(看護副部長) 岩 松 清 人(外科副部長) 高 寺 由美子(看護師長) 石 塚 高 広(糖尿病・内分泌内科副部長) 小 池 伸 享(看護部) 岡 上 準(腎臓内科部長) 小 澤 栄梨子(看護部) 齋 藤 竜 大(血液内科副部長) 前 原 幸 雄(看護部) 大 西 一 徳(皮膚科部長) 藤 井 順 子(人事課) 池 田 文 広(乳腺・内分泌外科副部長) 新 井 智 和(人事課) 反 町 泰 紀(整形外科副部長) 田 村 直 人(総務課) 鈴 木 光 一(泌尿器科副部長) 中 島 美 恵(診療秘書室) 徳 中 亮 平(形成・美容外科副部長) 板 倉 孝 之(事務局・社会課) 内 林 俊 明(事務局・社会課) 幅な変更を必要とする問題点はなしという結論であっ [活動内容] 急性期医療等の適切な提供に向けた病院勤務医等の負 た。その後、平成27年4月以降に、研修医2年目が常 担軽減を目的として、国は、①医師、看護師等の役割分 に日当直を行うことが困難であるため、当直体制につい 担、②交替勤務制の導入、③医師に対する医療事務作業 て検討して欲しいという要望が教育研修推進室から提出 補助体制、④外来縮小の取り組み、⑤予定手術前の当直 された。 に対する配慮を項目として掲げている。その政策に従い 第2回会議では、研修医が当直出来ない場合の体制に 当院では、当直明け業務の配慮として当直明けは1日休 ついてアンケートを行うことが決定した。また、整形外 日を取得することで身体的負担を軽減させること、長時 科より、外科系以外に「土日祝日の日直時に整形外科医 間労働者対策として振替休日の取得促進、交替勤務制の 師を配置すること」 の提案がなされ全員一致で可決した。 導入を目標としている。しかし、実際には当直明けを休 第3回会議では、 第2回会議後のアンケート結果より、 日として管理出来ている科部は少ない現状であった。 事務局より新当直体制に提案を行ったが決定せず、再度 そこで、救急外来当直業務を行っている全科を対象に、 アンケート調査を行うこととなった。 当直体制を見直すことを目的にこの部会を設置した。 第3回会議後に行ったアンケート調査により、 ・平日当直には研修医は当直を行う。 ・金土の当直、土日の日直には研修医は配置せず、内 [部会会議] 平成26年10月24日に平成26年度第1回会議を開催し、 科系と外科系医師が日当直を行う。 その後、平成27年2月5日、3月6日と計3回の部会 ・研修医は、当直回数や希望に合わせて、金土の当直、 を開催した。 土日の日直を選択出来る。 体制となった(別紙参照) 。 [経過] 平成26年6月1日より新当直体制の運用を開始した。 小児科、産婦人科の体制に関しては、従来の当直体制 を踏襲し、来年度以降の検討事項となった。 第1回会議では、新当直体制について議論したが、大 164 15 高度救命救急センター・ICU 運営・災害対策委員会 全館満床体制改善プロジェクト部会 [委員構成] 部 部 会 会 長 員 中 野 実(副院長兼高度救命救急センター長) 朝 倉 健(脳神経外科部長) 中 川 美 行(看護師長) 丹 下 正 一(心臓血管内科部長) 田 村 美 春(看護師長) 針 谷 康 夫(神経内科部長) 関 口 美千代(看護師長) 高 山 尚(消化器内科部長) 大 館 由美子(看護師長) 荒 川 和 久(外科副部長) 戸 塚 広 江(看護師長) 中 村 光 伸(救急科副部長) 鈴 木 美恵子(医事課長) 菊 谷 祥 博(救急科副部長) 大 島 俊 子(医事課) 林 昌 子(看護副部長) 唐 澤 明(医事課) 笹 原 啓 子(看護師長) 笠 井 賢 二(企画情報管理課長) 高 寺 由美子(看護師長) 須 賀 一 夫(地域医療連携課長) 牧 口 みどり(看護師長) 板 倉 孝 之(社会課) 吉 野 初 恵(看護師長) 中 井 正 江(医療社会事業課長) 志 水 美 枝(看護師長) 林 修 己(事務局・医療社会事業課) 部門の介入評価による対策工夫など)や地域医療機関と [活動内容] 全館満床により急性期治療を必要とする患者の病床確 の意見交換の継続による院外連携策を今後も必要な対策 保が困難な事案が発生していることから、全館満床体制 重要項目として掲げ、本部会は来年度も継続することと の改善を維持し入院病床の確保を目的に本部会を設置し した。患者への急性期医療の治療環境の確保とその理解 た。本部会は5月から3月まで合計9回開催し、改善指 を含めた誠意ある患者家族への対応と説明とともに、地 標として全館満床体制発令時間の減少と国の指針に沿っ 域医療機関との連携と健全な病院経営が地域医療の発展 た脱急性期医療に至った病態患者退院数の増加(DPC上 に寄与するものとし、当院の社会的役割を対策立てて実 のⅢ期・Ⅲ期超え及び長期入院患者の退院数の増加)と 践していく。 することとした。院内においてはDPC入院期間情報の データ発信や制度理解の促進により医療者の意識化・啓 発を図った。医師・病棟(看護師)に対し対策意見のア ンケートや入院期間設定の現状アンケートの実施、また 各病棟における長期入院患者の事例紹介を行い具体的対 策を講じた。院外においては地域医療の協働として転院 先との円滑な連携や在宅退院における円滑な医療環境移 行を目的に地域医療支援・連携センターによる地域の医 療機関への訪問を実施し意見交換を行った。全館満床体 制発令時間の減少、病院全体としての退院患者数の増加 と在院日数が短縮し新入院患者数が増加しているが、 DPC上Ⅲ期・Ⅲ期超え患者・長期入院患者の退院数の増 加には至らず、本部会の効果測度は評価し難い状況であ る。院内全体としての対策(適切なDPC病名登録や退院 支援の意識化及び検討実施、開始時期を含めた退院支援 165 16 健診センター運営委員会 [委員構成] 委 員 長 上 原 豊(健診部長) 副 委 員 長 関 口 範 之(健診課長) 鈴 木 美恵子(医事課長) 水 島 和 幸(神経内科副部長) 森 村 真奈美(企画情報管理課) 大 塚 修(消化器内科副部長) 小 林 由美子(看護部) 塚 越 規 子(産婦人科副部長) 浅 野 由美子(保健師) 六本木 京 子(看護師長) 高 瀬 紀 子(事務局・健診課) 廣 清 久 美(臨床検査科部) 清 水 崇 博(事務局・健診課) 萩 原 鈴 江(放射線診断科部) 委 員 [活動内容] 3月に1回開催した、主な協議内容は次のとおり 1.健診運営について 二日ドックが減少傾向にあるが日帰りドックの総収 入は増加している 2.オプション検査について ・平成26年度のオプション検査について アミノインデックの導入により収益は大幅に増加 した ・子宮内膜組織採取検査について 組織採取ができない人が多く、採取時に痛みを伴 う人も多いため、来年度から廃止にしたい。その かわりに子宮超音波検査装置を新規に購入し、受 けやすいよう価格を設定して対応したい ・LOX-indexについて 脳梗塞、心筋梗塞発症のリスクを調べる検査を導 入し収益増を図りたい 3.大塚医師からの議題 除菌された方のピロリ再検査について ピロリを除菌された方は抗体が残っているため、再 検査するとピロリ菌がいなくても陽性反応が出てしま う。ピロリに再感染することは非常にまれであるため、 再除菌はしなくてもよい 166 17 手術室運営委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 伊 佐 之 孝(麻酔科部長) 三 枝 典 子(看護師長) 板 倉 宏 高(眼科部長) 大 澤 忠(感染管理認定看護師) 大 西 一 德(皮膚科部長) 慶 野 和 則(手術室認定看護師) 内 田 徹(整形外科副部長) 伊 藤 好 美(看護部) 内 山 壽 夫(歯科口腔外科部長) 一 倉 美由紀(看護部) 柴 田 正 幸(麻酔科副部長) 増 山 愛 美(看護部) 伊 部 崇 史(呼吸器外科副部長) 中 村 雅 輝(看護部) 坂 本 一 葉(病理診断科医師)H26.7月まで 岩 崎 恵美子(看護部) 富 澤 直 樹(外科部長) 星 野 理 恵(看護部) 二 宮 洋(耳鼻咽喉科部長) 矢 島 秀 明(薬剤部) 藤 巻 広 也(脳神経外科部長) 髙 橋 稔(放射線診断科部) 松 尾 康 滋(泌尿器科部長) 神 尾 芳 恵(臨床工学技術課) 村 松 英 之(形成・美容外科部長)H26.12月まで 若 月 恵 美(医事課) 林 稔(形成・美容外科副部長)H27.1月から 太 田 吉 保(管財課) 石 川 和 徳(心臓血管外科副部長) 井 田 浩 之(事務局・総務課) 村 田 知 美(産婦人科副部長) 今 井 亮 介(事務局・総務課) [今後の課題] [活動内容] 平成26年度の手術室運営委員会は、毎月1回の定期 開催として、12回開催した。 手術予定時間と手術実施時間の差が大きいため、統計 データを作成した。このデータを元に評価を行い、予定 年々増加し続ける手術件数の中で、効率のよい手術室 の有効活用や運営方法を常に問題視して取り組んでき た。 12月は1日平均手術件数が24.6件、24時間稼働率が 96.9%、定時内稼働率が68.5%となり、この2年間で最 も稼働が高い月だった。 手術室枠の使用率について検討をしたところ、6月か ら手術室枠の使用率によって使用する診療科を変更する 事になり、以前と比べると日勤帯での稼働が高くなり、 時間外の稼働が少なくなった。 局所麻酔及び脊髄くも膜下麻酔手術を行う目的で運用 してきた手術室9番を有効利用するために、6月から全 身麻酔症例を開始した。 衛生材料物品のカウントが不一致の場合の対応マニュ アルや針紛失時の対応マニュアル、手術終了後のレント ゲン撮影基準・手順等を提示し各診療科への周知を依頼 し安全の保障に努めた。 167 時間通りに手術を実施し、手術室の効率性に努めていく 必要がある。 18 医師臨床研修管理委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 大 西 一 德(教育研修推進室長兼皮膚科部長) 大 澤 稔(教育研修推進室副室長兼産婦人科副部長) 宮 﨑 瑞 穗(院長) 齋 藤 竜 大(血液内科副部長) 関 根 稔 秋(事務部長) 町 田 浩 志(救急科副部長) 滝 瀬 淳(呼吸器内科部長) 井 貝 仁(呼吸器外科副部長) 針 谷 康 夫(神経内科部長) 萩 原 里 実(小児科副部長) 朝 倉 健(脳神経外科部長) 小 暮 真 也(心臓血管内科副部長) 高 山 尚(消化器内科部長) 柴 田 正 幸(麻酔科副部長) 上 原 豊(糖尿病・内分泌内科部長) 田 口 千 香(産婦人科副部長) 二 宮 洋(耳鼻咽喉科部長) 林 昌 子(看護副部長) 浅 見 和 義(整形外科部長) 村 田 亜夕美(教育担当専任師長) 小保方 馨(精神科部長) 金 子 心 学(臨床検査科部技師長) 鈴 木 光 一(泌尿器科副部長) 前 島 和 俊(薬剤部長) 佐 藤 浩 二(総合・感染症内科部長) 渡 邉 寿 德(放射線診断科部第二課長) 林 弘 樹(心臓血管外科副部長) 鈴 木 典 浩(人事課長) 員 黒 崎 亮(外科副部長) 豊 島 彰(市民代表(外部招聘) ) 早乙女 千恵子(群馬県保健所長会 会長) 中 屋 光 雄(前橋市医師会 会長) 糸 井 政 幸(日本赤十字社群馬県支部 事業推進課長協力病院・施設の指導担当者) 外 部 委 員 藤 井 順 子(事務局・教育研修推進室) 小 林 佳那子(事務局・教育研修推進室) オブザーバー 研修医2名 本年度のメンバーも異動による数名の交替はあったも [活動内容] 医師臨床研修管理委員会は主に日々の初期臨床研修を のの、ほぼ昨年同様にご参加いただいている。昨年度か 管理・監視する部門であり病院全体の横断的組織である。 ら外部委員(市民代表)として豊島彰さんにもご加入い 昨年(平成25年)度の目標として ただいており、市民目線で当院の研修医教育にご意見を 「EPOCの期限内入力と症例レポート早期提出の促進」 頂戴している。この外部招聘人事(市民代表)も今や NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)の求める必須 「未経験項目・未経験疾患の半減」 の2項目を掲げたが1年を終わり振り返ると、後者に 事項であることを申し添える。 ついてはほぼ目標を達成したものの、前者については未 だ改善の余地を残した。そこで新年度の目標としては 臨床研修管理委員会の重要な役割の1つに、マッチン 再度 グ順位の参考となる採用試験 (当面は面接と小論文筆記) 「EPOCの期限内入力と症例レポート早期提出の促進」 ならびに 「各種勉強会の出席率50%以上』 を新目標として掲げた。 の実施が挙げられ、採点方法を含め毎年重大な仕事を各 委員の先生方にお願いしている。また協力病院・施設の 指導担当者には、毎年地域医療研修の病院・施設選択説 明会を盛大に企画させていただき、より研修医自身の 168 ニーズに合った地域医療研修ができるように情報提供の 場を設けている。 ときに群馬県の研修医の採用人数停滞に関しては病院 個々の問題に止まらず、県全体の問題として顕在化して いる。そんな中平成26年度からは群馬県内2病院(群) が臨床研修プログラムを解消することとなり、定員の増 員割り当てが県から舞い込んだ。当院では協議の結果、 平成27年度採用分の募集を16名で決定、群馬県からも 了承を得た。しかしながら結果は残念ながらフルマッチ には届かなかった。 その理由については検討中であるが、 採用された研修医からも意見を聴取し再度フルマッチを 目指して研修環境の改善・研修プログラムの更新を模索 中である。 協力病院・施設訪問も年1回行っているが、当院研修 医のパフォーマンスはすこぶる良好とのことであり、当 委員会での活動も評価されていることを申し添える。今 年度も未来の良医を育てるべく、 ”教育研修推進室”と の連携をとりながら、さらなる初期臨床研修の質向上に 邁進していく所存である。 [活動内容のまとめ] ・平成26年度採用研修医オリエンテーション H26.4.1 ~ H26.4.11 ・第1回臨床研修管理委員会 H26.7.10 ・試験部会 H26.8.4 ・研修医採用試験(H27年度採用者) H26.8.11・8.21 受験者:21名 合格者:12名(マッチ者:11名 H26.10.23発表、マッ チング以外:1名) ・地域医療研修(選択)協力施設説明会(院内開催) H26.11.6 ・第2回臨床研修管理委員会 H26.12.16 ・評価部会(修了認定) H27.2.27 ・第3回臨床研修管理委員会(修了認定他) H27.3.5 ・第10期生研修修了式 H27.3.27 169 19 地域医療連携委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 朝 倉 健(地域医療支援・連携センター長兼脳神経外科部長) 須 賀 一 夫(地域医療連携課長) 大 竹 弘 哲(リハビリテーション科部長) 小野里 譲 司(薬剤部) 林 弘 樹(心臓血管外科副部長) 町 田 忠 利(薬剤部) 内 山 壽 夫(歯科口腔外科部長) 高 橋 稔(放射線診断科部) 佐 藤 浩 二(総合・感染症内科部長) 立 川 厚 子(栄養課長) 萩 原 里 実(小児科副部長) 林 修 己(医療社会事業課) 榎 田 泰 明(外科副部長) 大須賀 結 花(医事課) 町 田 浩 志(救急科副部長) 下 田 隆 也(外部・前橋市医師会理事) 村 田 知 美(産婦人科副部長) 清 宮 和 之(外部・前橋市医師会理事) 志 水 美 枝(看護師長) 友 野 正 章(事務局・地域医療連携課) 笹 原 啓 子(看護師長) 渡 井 晴 美(事務局・地域医療連携課) 柏 谷 あき代(訪問看護) 引 田 紅 花 ( 事務局・地域医療連携課 ) 大 崎 泰 章(臨床検査科部) 1 第11回日赤市民健康フォーラム [活動内容] 6月1日(日)午前11時より参加者320名、運営ス 本会は地域医療支援病院承認要件として医療法の定め タッフ78名の計398名にて開催した。 に則り院外から意見を傾聴する目的で、前橋市医師会から 2 第15回登録医大会 病診連携担当理事と救急医療担当理事の2名を外部招聘 委員として招き、委員長以下22名(外部委員含む)の委 9月17日(水)の午後7時より職員112名、登録医 142名の合計254名にて開催した。 員及び事務局である地域医療連携課3名で構成されてい る。本会は地域医療支援病院の承認要件である定期的な 報告として、地域医療連携活動にかかる事業報告を補完 [今後に向けて] 群馬県内では12の地域医療支援病院があり、前橋市 する役割を担い、毎月の地域医療支援紹介率、逆紹介率、 内では4つの病院があり、市内地域医療支援病院による 地域医療連携にかかる問題解決のための報告と提議を行 なうほか、診療所・院長並びに登録医の立場である医師 医療連携事業は、全てを患者さんの立場にたち、他の病 会理事の出席をいただき、紹介時や逆紹介時での情報共 院や診療所、施設などからの要望に応えるために、互い 有、問題事案の解決策を検討する場と位置づけている。 にレベルアップを図り、どれも高度で専門化された医療 本会はまた、市医師会からの当院に対する要請や医師会 連携を行っている。本会ではほぼ毎月、前橋市医師会の 行事の確認等を委員メンバーに告知および情報共有をす 病診及び救急の2名の担当理事を外部委員としてお招き ることで、医師会とのより良い医療連携促進に努めている。 し、紹介や逆紹介、紹介返書、救急受入れ、お戻しなど 特に医療連携に関する問題解決のために、 「かかりつ の病院とかかりつけ医との問題発生に際して、本会をと け医」と「医師会」からの立場から適切な助言を頂き、 おして助言や指導をいただくことで、解決や改善を図っ 当院の地域医療連携に関する立ち位置を確認すること ている。今後は本会としても病診、病病、そして在宅連 で、より標準的な医療連携活動を行うことができる。ま 携と多岐にわたり、さらに2025年に向けての地域包括 た連携に関して先進病院の実践例も取り上げ、国の医療 ケアシステムを視野に、住まい・医療・介護・予防・生 政策を見据えた中長期的な展望も行っている。 活支援の一体的提供が求められるために、今後さらに医 本年度の地域医療連携委員会主体事業は、9回の地域 師会や歯科医師会と当院職員との意思疎通と改善を密に 医療連携委員会開催の他に、6月1日に第12回日赤市 し、より一層の進化と成熟した地域医療連携活動を進め 民健康フォーラム、9月17日に第15回登録医大会の運 て参りたい。 営を行った。 170 20 がん診療委員会 [概 要] 院内のがん診療の向上に資するため、その診断、治療に関する事項並びに総合的ながん診療情報の収集提供に積極 的に取り組むことを目的に運営している。新規抗癌化学療法の審査、混注の件数や外来治療室の運営などを目的とす る化学療法部門、院内がん登録や情報追跡、成績公開などを行うがん登録部門、講演会活動や情報提供、地域連携な どを行う広報部門に大きく分けられる。 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 滝 瀬 淳(呼吸器内科部長) 伊 藤 潤(放射線治療科部長) 小 倉 秀 充(血液内科部長) 須 藤 弥 生(薬剤部) 佐 藤 浩 二(総合・感染症内科部長) 矢 島 俊 介(薬剤部) 池 田 文 広(乳腺内分泌外科副部長) 真 下 晴 菜(薬剤部) 荒 川 和 久(外科副部長) 有 馬 ひとみ(臨床検査科部) 上 野 敬 史(消化器内科副部長) 久保田 義 明(放射線診断科部) 藤 塚 雄 司(泌尿器科副部長) 中 井 正 江(医療社会事業課長) 井 貝 仁(呼吸器外科副部長) 田 村 直 人(総務課) 土 屋 卓 磨(呼吸器内科副部長) 小 川 日登美(医事課) 六本木 京 子(看護師長) 渡 邉 孝 子(医療の質管理課) 今 井 洋 子(看護部) 村 田 知 映(事務局・医療の質管理課) 角 田 美登里(看護部) 沼 居 綾(事務局・医療の質管理課) 員 北 爪 ひかり(看護部) <講演会開催>第9回地域がん診療連携拠点病院講演会 [活動内容] 平成26年度は全体会議を6回、化学療法部会を8回 「泌尿器癌について」 第 10回地域がん診療連携拠点病院講演 開催した。化学療法部門では、加算の変更に伴う生物学 的製剤の取り込みについて検討、より安全な治療を行う 会「あきらめない放射線治療」 ため、初回治療や緊急時の対応について外来治療室の体 制を整えた。がん登録部門では、厚生労働省の依頼で [課題] 2012年診断症例の患者体験調査に参加した。広報部門 拠点病院としての新要件を網羅し、新レジメンシステ では、相談支援センターが窓口となり第1回がんサロン ムや加算取得についての運用、見直しを行う。またがん が開催され患者への新たなサポート体制を確立した。 情報を積極的に活用し、地域医療への連携を強めていき たい。 [がん種別外来化学療法人数(延人数) ]合計2559件 前立腺 12 膵臓 158 子宮 29 小腸 8 369 膀胱 22 原発不明 3 大腸 673 悪性リンパ腫 乳房 434 食道 胃 161 胆のう 肺 405 卵巣 29 162 75 多発性骨髄腫 腎臓 骨髄異形成症候群 171 2 13 4 [MNレポート(地域がん登録)数]合計1,926件 24 女性性器 92 消化器 753 男性性器 139 呼吸器系及び胸腔内臓器 275 尿路 131 口唇、口腔及び咽頭 骨、関節及び関節軟骨 造血系 1 108 眼、脳及び中枢神経 52 甲状腺、その他の内分泌腺 33 皮膚 80 リンパ節 96 結合組織、皮下組織、軟部腫瘍 16 原発部位不明 16 乳房 110 172 21 診療情報管理委員会 [委員構成] 委 員 長 滝 瀬 淳(呼吸器内科部長) 副 委 員 長 高 山 尚(消化器内科部長) 委 員 池 田 文 広(乳腺内分泌外科副部長) 貝 瀬 宏 子(放射線診断科部) 曽 田 雅 之(産婦人科部長) 涌 沢 智 子(栄養課) 橋 田 哲(糖尿病・内分泌内科副部長) 市根井 栄 治(企画情報管理課) 上吉原 光 宏(呼吸器外科部長) 小 川 日登美(医事課) 田 村 美 春(看護師長) 山 上 陽 子(診療秘書室) 中 川 美 行(看護師長) 渡 邉 孝 子(事務局・医療の質管理課) 神 尾 聡 子(看護部) 沼 居 綾(事務局・医療の質管理課) 天 笠 道 也(臨床検査科部) 村 田 知 映(事務局・医療の質管理課) 小 林 敦(薬剤副部長) [サマリー提出率 ] 診 療 科 総 外 整 脳 形 神 皮 外 経 外 膚 総 数 退院後10日以内 作成数 数 13,724 10,539 科 1,531 科 905 科 作成率(%) 退院後14日以内 作成数 作成率(%) 76.8% 13,450 98.0% 1,277 83.4% 1,524 99.5% 583 64.4% 877 96.9% 948 920 97.0% 946 99.8% 科 67 66 98.5% 67 100.0% 泌 尿 器 科 880 811 92.2% 875 99.4% 産 婦 人 科 973 537 55.2% 932 95.8% 科 970 900 92.8% 969 99.9% 科 669 424 63.4% 666 99.6% 科 434 434 100.0% 434 100.0% 形 成・ 美 容 外 科 487 441 90.6% 476 97.7% 小 耳 児 良 咽 喉 眼 歯 科 口 腔 外 科 73 39 53.4% 68 93.2% 心 臓 血 管 内 科 1,083 455 42.0% 980 90.5% 科 351 342 97.4% 351 100.0% 神 経 内 呼 吸 器 内 科 1,121 884 78.9% 1,100 98.1% 呼 吸 器 外 科 361 254 70.4% 351 97.2% 心 血 管 外 科 140 140 100.0% 140 100.0% 科 342 286 83.6% 334 97.7% 救 急 血 液 内 科 270 130 48.1% 257 95.2% 腎 臓 内 科 181 151 83.4% 176 97.2% 総 合 内 科 22 22 100.0% 22 100.0% 糖尿病・内分泌内科 168 115 68.5% 167 99.4% 乳 腺・ 内 分 泌 外 科 147 146 99.3% 147 100.0% 放 射 線 治 療 科 15 13 86.7% 15 100.0% 1,586 1,169 73.7% 1,576 99.4% 消 化 器 内 科 173 [概 要] 診療録は患者さんの重要な情報であるという基本的な 考え方から、前橋赤十字病院における病歴管理業務の円 滑な運営を図り、電子カルテシステムを中心として構築 された総合医療情報ネットワークシステムについ運用管 理することを目的とし、委員会は原則として月1回開催 する。 [活動内容] 退院時サマリー状況報告(管理会議へ報告・医局へ掲 示) 、カルテ・資料廃棄、診療情報データ抽出依頼、カ ルテ監査(医師・看護師・管理士で監査し結果報告) 、 退院時サマリー承認期限超過報告 (委員会原則より医師・ 診療部長・院長へ報告) 、診療録の管理と利用の一部内 容変更、死亡診断書の運用周知、スキャナ運用要綱の周 知・新規書類の申請、研修医へ退院時サマリー記録済 チェックの周知、研修医の退院時サマリーアクセス状況 の集計などの活動を行った。 [課題] 退院時サマリーの提出率向上、診療録の質向上 174 22 臨床検査科部・病理診断科部運営委員会 [委員構成] 委 員 長 丹 下 正 一(臨床検査科部長兼心臓血管内科部長) 副 委 員 長 金 子 心 学(臨床検査科部兼病理診断科部技師長) 委 員 小 倉 秀 充(血液内科部長) 萩 原 里 実(小児科副部長) 橋 田 哲(糖尿病・内分泌内科副部長) 宮 崎 大(救急科副部長) 吉 野 初 枝(看護師長) 丸 岡 博 信(薬剤部) 唐 澤 明(医事課) 平 井 功(管財課) 大 西 一 徳(病理診断科部長兼皮膚科部長) 細 見 陽 子(事務局・臨床検査科部課長) 顧 問 稲 沢 正 士(臨床検査科部兼病理診断科部) 2.無効抗菌薬の感受性成績表示について [目 的] 3.培養依頼検体名の変更について 本委員会は臨床検査科部、病理診断科部を対象とし、 検査業務の技術推進と管理運営の適正化に関わる問題点 4.SRL採取管の表示変更について を検討する。 5.血圧脈波(ABI)報告書の追加について 6.カンジテックを中止したい [活動内容] 7.臨床研究の検体保存等について 平成26年度は2回開催した。 8.外注検査依頼画面の管理について 9.患者基本情報の身長体重が間違っていることが多い 第1回 平成26年7月28日(月曜日) ことについて 10.真 の緊急検体の報告遅延を防ぐため、緊急表示検 議事説明のため、冨沢課長、金井課長、横澤課長を招 聘した 体減少の協力依頼 議 題 11.その他 1.病理診断科部病理医不在期間(8月・9月)の対応 ・QFTの中止について について 2.システム更新に伴う細菌検査結果の未送信について 3.タクロリムスの測定試薬変更について 4.尿 中アルブミン及びHCVコア抗原の院内導入につ いて 5.梅毒TP抗体判定保留の扱いについて 6.オ ーダ-マスターで、採取管変更時のダイアグロ ボックスの表示について 7.シ ステム停止時・オーダーシステム停止時の検査依 頼伝票について 8.その他 ・ 点滴中患者の心電図負荷試験で転倒があった 第2回 平成27年2月6日(金曜日) 議事説明のため、金井課長、横澤課長、林医師を招聘 した 議 題 1.ノロ容器の変更について 175 23 放射線部運営委員会 [委員構成] 委 員 長 伊 藤 潤(放射線治療科部長) 副 委 員 長 森 田 英 夫(放射線診断科部長) 委 員 新 井 弘 隆(消化器内科部長) 久保田 利 夫(放射線診断科部技師長) 久保田 裕(泌尿器科部長) 渡 邉 寿 徳(放射線診断科部課長) 川 島 隆 弘(脳神経外科副部長) 新 井 智 和(人事課) 大 館 由美子(看護師長) 角 田 小 巻(事務局・放射線診断科部) 嘉 納 恵美子(看護部) 久保田 義 明(事務局・放射線診断科部) [活動内容] 平成26年度は放射線部の円滑な運営を図るため、定 例議題および下記の主な議案について検討を行った。 <定例議題> 1.各部署運用状況報告 (各部署担当者より予約状況、 事故発生等報告) 2.リスクマネージャーより、検査中の事故等の状況報 告 3.放射線科看護師より、造影剤副作用報告等 <主な議案> 1.CT 予約枠の入れ替え 2.6番透視室の予約枠拡大 3.第3AG室の更新 <会議のまとめ> 高スペックである第2CTの検査枠があまり使用され ず、逆に第1CTは検査待ち日数が長かったため、オー ダー画面上で第2CTを選びやすいように順序を入れ替 えて、機器のスペックも表示したところ第1CTの待ち 日数が改善され、第2CTの検査枠も利用されるように なった。 泌尿器科検査を主に行っていた6番透視室装置が更新 となり、他科の検査も行えるようになったため、泌尿器 科の協力により7月1日からIVPの検査枠を減らし、他 科が予約できるように変更した。 第3AG室が更新されたことに伴い、消化器科AGが第 3AG室のみで行えるようになった。 第2AG室の消化器科枠が空いたため、心臓血管内科 の検査開始時間を早めることや、脳神経外科の検査を行 うことが出来るようになった。 176 24 消化器病センター運営委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 富 澤 直 樹(外科部長) 新 井 弘 隆(消化器内科部長) 杉 村 みどり(看護師長) 高 山 尚(消化器内科部長) 黒 崎 亮(外科副部長) 飯 塚 賢 一(消化器内科副部長) 榎 田 泰 明(外科副部長) 豊 田 満 夫(消化器内科医師) 岩 松 清 人(外科副部長) 大 塚 修(消化器内科副部長) 佐 藤 弘 晃(外科副部長) 山 田 俊 哉(消化器内科副部長) 小 澤 直 也(外科専攻医) 増 田 智 之(消化器内科医師) 岡 田 拓 久(外科専攻医) 清 水 雄 大(消化器内科医師) 八 木 直 樹(外科専攻医) 上 野 敬 史(消化器内科副部長) 福 田 富 江(看護副部長) 春 日 健 吾(消化器内科専攻医) 市 川 美代子(看護師長) 長 坂 昌 子(消化器内科専攻医) 戸 塚 広 江(看護師長) 佐 藤 綾 希(消化器内科専攻医) 森 村 真奈美(企画情報管理課) 安 東 立 正(外科部長) 須 賀 仁 美(事務局・医事課) 池 田 文 広(乳腺内分泌外科副部長) 小 川 日登美(事務局・医事課) 荒 川 和 久(外科副部長) 田 村 聡 実(事務局・医事課) 小 林 克 巳(外科副部長) [平成26年度の目標] [活動内容] 消化器病センターは同じ疾患を扱う消化器内科、外科 1.消化器病センターの業績向上 の垣根を取り払い、スムースに治療が行われる目的で設 2.医療安全の推進 立された。病棟は9号、10号、11号病棟の3病棟より 3.病棟カンファレンス等を通じての若手医師、スタッ なり、治療の変更による転棟が必要ないようにしている。 フの教育 疾患は多岐にわたり重症度も高く、 高度な医療技術、 チー ム医療が必要とされる。その内容は非常に複雑化し職員 [平成26年度の主な議題] の業務量も多い。月一回開かれる委員会では外科医、消 1.消化器病センターの業務改善の取り組み 化器内科医、外来・病棟看護師、事務職員、病棟薬剤師 2.センターの業務改善やスタッフの教育の場としての がメンバーとなり、消化器病センターが円滑に運営され、 病棟カンファレンスの充実 機能を十分発揮できるようにさまざまな案件について討 3.医療安全のためのセンター内ルール作り 議を行なっている。 4.職員特に医師の労働環境の変化についての対応 (当直体制の変更やそれに伴う複数主治医制) [主な議題] 1.管理会議報告 [平成27年度の目標] 2.病床管理 1.消化器病センターの業績向上 3.医療安全 2.医療安全の推進 4.新しい医療技術の紹介 3.病棟カンファレンス等を通じての若手医師、スタッ 5.各部門間の伝達事項 フの教育 6.経営改善のための対策 7.チーム医療の推進 8.職員の労働環境の改善 177 25 血液浄化療法運営委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 岡 上 準(腎臓内科部長) 鈴 木 光 一(泌尿器科副部長) 久保田 裕(泌尿器科部長) 山 口 理 恵(看護部) 藤 塚 雄 司(泌尿器科副部長) 原 澤 健(薬剤部課長) 吉 野 初 恵(看護師長) 宮 崎 郁 英(臨床工学技術課) 六本木 京 子(看護師長) [部会]透析機器安全管理委員会 委 員 長 宮 崎 郁 英(臨床工学技術課) 副 委 員 長 岡 上 準(腎臓内科部長) 委 鈴 木 光 一(泌尿器科副部長) 員 六本木 京 子(看護師長) [活動内容と今後の課題] 平成26年度の血液浄化療法センター運営委員会では、 更新時期を迎えた透析用監視装置の更新スケジュールの 確認や、機器更新によりon-lineHDF療法が可能となる ためその運用方法について協議した。透析用監視装置に ついては老朽化により早期の入れ替えが必要であったた め、各部署と協議し一部は年度内での更新を行うことが 出来た。今後も計画的に更新を進めていく予定である。 透析液の水質管理加算に関しては、部会である透析機 器安全管理委員会を設置し引きつづき協議した。日本透 析医学会など関連学会の推奨する水質管理基準を満たす ことなどが求められるため、当院血液浄化療法センター においても水質検査の方法および運営方法などを検討 し、内規を作成した上でより厳しい水質管理を行ってい る。 178 26 透析機器安全管理委員会 [委員構成] 委 員 長 宮 崎 郁 英(臨床工学技術課) 副 委 員 長 岡 上 準(腎臓内科部長) 委 鈴 木 光 一(泌尿器科副部長) 員 六本木 京 子(看護師長) [活動内容] 透析機器の更新スケジュールを作成し、計画的な透析 装置の更新を行っている。透析液水質確保加算およびオ ンラインHDF治療の水質基準を満たすため、透析液の 清浄化管理の方法について検討した。透析液のエンドト キシンおよび生菌の検査結果を報告し透析液の水質結果 が基準値を満たしていることを報告。 179 27 輸血委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 小 倉 秀 充(血液内科部長) 伊 佐 之 孝(麻酔科部長) 高 橋 栄 治(救急科副部長) 宮 原 由 佳(看護部) 藤 塚 雄 司(泌尿器科副部長) 荒 木 治 美(薬剤部課長) 関 口 美千代(看護師長) 南 幸 子(臨床検査科部) 三 枝 典 子(看護師長) 平 井 功(事務部・管財課) 中 西 文 江(看護部) 相 馬 真恵美(事務局・臨床検査科部課長) 員 高 橋 美 幸(看護部) を「血液型不明輸血」と呼称を統一したのにともない、 [活動内容] 平成15年血液新法施行後、安全かつ適正な輸血医療 運用方法、手順書、PFCを作り直している。 が求められるようになり、当委員会は厚労省の「輸血療 法実施に関する指針」および「血液製剤の使用指針」に [課題] 基づく輸血医療の実施に努めている。 輸血前後の感染症検査の実状を把握し、実施率が上昇 奇数月の第3火曜日を定期開催とし、今年度は6回開 したか、確認をする。また、「血液型不明輸血」の呼称 催した。各月の血液製剤の使用量、廃棄血液の発生状況 および運用方法を職員全員に周知徹底するよう、啓蒙活 を集計し、適正使用を定期的に検証しているほか、平成 動を行っていきたいと考える。 22年7月より輸血管理料Ⅰを取得しているため、RBC、 FFP、アルブミンの使用動向の確認を行っている。当院 では外傷性の大量出血患者に積極的にFFPの補充がされ ているため、FFP/MAP比0.54未満の基準をクリアする のが難しくなってきているが、FFPの適正使用を推進し、 平成26年度もその取得を継続することができた。また、 自己血採血データも集計し、自己血パスの適応率、鉄剤 の内服率、エリスロポエチンの使用件数、補液の実施率、 VVRの発生率や問題点を検討し、安全な自己血採血に 努めている。 当院では、輸血前後の感染症の実施率がとても低く、 今年度は重要課題とした。まず、輸血前後の感染症検査 実施手順に関するアンケートを医師にとり、実施方法の 確認と問題点をあらい出した。また、輸血前感染症検査 の実施がされているかを検査側でも確認することにし た。輸血後感染症検査も3ヶ月後に検査室で確認し、検 査の実施がされていない場合は、検査室より未検査リス トを送り、実施率の向上を図るようにした。 外来で輸血治療を行った方の対応として、家に帰った 後に遅発性の輸血副作用を起こす場合を考慮し、患者さ んに、もし起こってしまった場合の対応のお知らせを輸 血終了後に渡すようにした。 また、血液型検査が行われていない状況での緊急輸血 180 28 栄養委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 立 川 厚 子(栄養課長) 村 松 英 之(形成・美容外科部長) 中 野 実(副院長兼高度救命救急センター長) 清 水 國 代(看護部) 委 員 新 井 弘 隆(消化器内科副部長) 井 田 浩 之(総務課) 大 澤 稔(教育研修推進室副室長) 高 瀬 紀 子(健診課) 橋 田 哲(糖尿病・内分泌内科副部長) 山 本 淳 子(栄養課) 伊 藤 奈 央(形成・美容外科医師) 阿 部 克 幸(栄養課) 柴 崎 広 美(看護師長) 橋 本 秀 顕(栄養課) 杉 村 みどり(看護師長) 内 田 健 二(栄養課) 伊 東 七奈子(看護部・栄養サポート室) 涌 沢 智 子(事務局:栄養課) 金 澤 真 実 (看護部) 佐 藤 千恵美(事務局:栄養課) 世話になっているが、その都度メニューも変わって楽し [活動内容] 本委員会は、本院における栄養管理の充実と患者給食 んで食べている。 」等、おほめの言葉も多くなってきて の適正な運営を図ることを目的に2ヶ月に1回、偶数月 いる。来年度は日本人の食事摂取基準も変更になり常食 の第一水曜日に委員会を開催し今年度は6回の開催と についても更に塩分量の設定が少なくなるため、今まで なった。 以上に味付けの工夫が必要と思われる。また、嗜好調査 委員会の中では患者さんのご意見を中心に、一般食と 特別食の食数、入院と外来の個人栄養指導件数、母親学 の実施についても常食以外の食種にも広げていきたいと 考えている。 級と糖尿病集団栄養指導の件数、災害時の備蓄食保管状 今後も患者さんに美味しく喜んでいただける食事が提 況、I-Systemの報告内容や嗜好調査の結果と病棟訪問で 供できるよう、新年度も栄養委員会で活発な意見を交わ の患者さんのご意見や問題点等を議題として取り上げて し栄養管理の充実と患者給食の改善を図っていきたい。 きた。 I-Systemの報告の中では異物混入、主食の配膳間違い や補助食品の付け忘れ等について、配膳方法の改善や ディスポキャップの見直し、厨房内に入る前の粘着テー プの使用について話し合い改善に努めた。 嗜好調査については、6月、9月、12月、3月の年 4回実施し、病院食の満足度及び改善点を把握すると共 に経時的推移の評価を行った。対象者は常食、 幼児常食、 学童常食を提供した患者347名に実施し224名の患者か ら回答を得た。回収は管理栄養士がベッドサイドへ伺っ た。アンケート内容については5段階評価とし、 味付け、 食事量、食事の温度、献立内容等について調査した。 「や や不満」「不満」については理由の記入をお願いし食事 改善に努めてきた。不満の中では 「味付けに変化がない。 ムラがある。献立が単調。 」等のご意見をいただいたが、 「魚料理や肉料理も味や見た目が工夫してあり美味しい。 野菜が沢山あり子供を持つ親にはありがたい。何度かお 181 29 業務改善委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 加 藤 清 司(副院長兼麻酔科部長) 鈴 木 典 浩(人事課長) 森 秀 暁(心臓血管外科部長) 小野澤 京 子(臨床検査科部) 岡 上 準(腎臓内科部長) 天 笠 道 也(臨床検査科部) 上吉原 光 宏(呼吸器外科部長) 小 林 智(医局診療秘書室) 林 弘 樹(心臓血管外科副部長) 新 井 智 和(事務局・人事課) 田 村 教 江(看護師長) 貞 形 由 子(事務局・人事課) 員 杉 村 みどり(看護師長) 対策委員会 当直体制検討部会を参照いただきたい。 [活動内容] 業務改善委員会は、平成21年度に病院の日常業務の 今後は、委員会機能の充実を図り、医師の当直体制変 中で機能効率の向上推進および患者サービス等の向上を 更の評価も含め、医師の長時間労働等の改善に向けた更 目的として発足した委員会であったが平成22年度より なる対策、看護師の勤務負担軽減に向けた看護助手の充 病院職員(勤務医、看護師及び他職種職員)の勤務負担 実、薬剤師等メディカルスタッフの夜勤及び当直体制な の軽減、業務改善を行うことに改められた。 どの業務負担軽減に取り組みたい。 委員会の審議事項としては、 1.業務の能率化及び簡素化に関する事項 2.職員の役割分担推進に関する事項 3.職員の勤務時間及び当直を含めた夜間の勤務状況 把握に関する事項 4. 具体的な取り組み内容と目標達成年次等を含めた、 「病院職員の負担の軽減及び処遇の改善に資する計 画」を策定すること 5.実施することとなった業務改善事項についての職 種間の業務調整、改善計画の達成評価を行うこと。 6.その他、職員の勤務負担軽減に繋がる事項 としており、病院で勤務するすべての職員の勤務負担 軽減を中心に図ることとした。 平成26年度は「病院職員の負担の軽減及び処遇の改 善に資する計画」のうち第一目標であった医師の勤務体 制のかかる『医師一人あたりの当直回数の減少』 、 『平日 の当直明けは休日を取得するような勤務体制』 、 『夜間・ 休日時間外手当の増額』について救命救急センター・ ICU運営・災害対策委員会の一部会の当直体制検討部会 と協働し、平成24年度より協議を重ね医師の勤務体制 及び休日日直手当の増額を実施することができた。 平成25年度中の活動は、引き続き当直体制部会と協 働し、変更した勤務体制の運用面の検証を中心に行い更 なる改善を図るため平成26年6月より一部体制の変更 を行った。※詳細は救命救急センター・ICU運営・災害 182 30 NST(Nutrition Support Team):栄養サポートチーム [委員構成] 11職種122名で構成している 栄養サポート室長 加 藤 清 司(副院長兼麻酔科部長) 委 小 林 克 巳(外科副部長) 員 長 副 委 員 長 委 員 杉 村 みどり(看護師長) 伊 東 七奈子(看護部) 医師 19 名 歯科医師 看護師 68 名 管理栄養士 1名 13 名 臨床検査技師 2名 言語聴覚士2名 理学療法士 1名 薬剤師 6名 歯科部 歯科衛生課 6名 放射線技師 2名 事務局 2名 分~ 13時)で各病棟の症例を検討している。 [活動内容] NSTでは入院患者の栄養状態を入院時及び週1回の 学会・研究活動として論文8編、JSPEN関東甲信越 スクリーニングで評価し、栄養面を総合的に管理する 学術集会6題、日本静脈経腸栄養学会9題、群馬NST チーム医療に取り組んでいる。急性期病院の特徴から重 研究会1題、PEG・在宅栄養医療研究会学術集会1題で 症例も多が、多職種で連携をとりながら適切な栄養管理 の発表を積極的に行った。 が提供出来るよう努めている。中でも多職種横断のワー 8職種に認められているNST専門療法士資格取得者 キングチームの活動も軌道に乗り多くの業績が得られ は、看護師6名、管理栄養士6名、薬剤師7名、臨床検 た。1、排便コントロールチームでは消化器病センター 査技師1名、歯科衛生士1名、言語療法士1名の6職種 を中心に、ブリストルスケールを患者さん用トイレに提 にわたり、合計22名がこれまでに取得している。 示し、尿測表とセットで置く事で患者さんにもスケール の評価を依頼し、医療者と便性状を共通認識する事がで [今後の課題] きた。2、ERASチームでは、呼吸器外科の外来栄養指 NSTでは「経口摂取」を最終目標に、少しでも「口 導に術前リハビリテーションを導入した。3、静脈栄養 から食べる幸せ」を感じてもらえるように、さらに院内 チームはTPN提案メニューの作成を行い、静脈栄養の の体制を整えるとともに、適切な栄養管理の実施に取り 院内標準化を目指した。4、経腸栄養チームでは各病棟 組んでいきたいと考える。 でアンケート調査を行い、経腸栄養のアルゴリズムを完 成させた。5、口腔・嚥下チームでは嚥下食の変更と摂 食機能療法の依頼箋の院内統一を行った。 NST回診実績は、患者数1468例、のべ回診数3229例 で栄養サポート加算は645800点となった。摂食機能療 法は院内にさらに普及し、2651例に対し、延べ17577回 に算定し、3251745点とさらに増加した。 そのほか院外活動として、市内の主だった病院や施設 が参加する「群馬栄養ネットワーク」で、胃瘻ファイル の検討や様々な勉強会に参加して、顔の見える連携を 図っている。 NSTの具体的な活動として、NST会議(毎月第1水 曜日)は年間12回開催、栄養療法の院内普及を目的に、 全職員対象に院内勉強会を年5回、TNT-C講習会を年 4回、またランチカンファレンス(毎週水曜日12時15 183 31 褥瘡対策委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 大 西 一 德(皮膚科部長) 牧 口 みどり(看護師長) 清 水 國 代(褥瘡対策室 皮膚・排泄ケア認定看護師) 委 員 他看護師 56名 理学療法士 2名 医師 2名 管理栄養士 2名 薬剤師 2名 事務 2名 伴い新たな褥瘡管理システムが導入され、褥瘡の臨床写 [目的] 院内の褥瘡発生状況を把握し、 その治療を円滑に進め、 真も電子カルテ上で閲覧できるようになった。本年度は ポジショニングクッションを107個購入した。 予防意識の啓蒙に努めることを目的とする。 [あゆみ] [活動内容] 平成14年3月より褥瘡対策委員会が発足し、毎月1 褥瘡を有する患者さんについては褥瘡記録を提出し、 回の委員会を定期的に開催している。同年11月よりエ 各病棟の褥瘡患者動向をチェックしている。褥瘡専従看 アマットをレンタルで中央管理とした。平成15年10月 護師は褥瘡対策に関する診療計画を作成し、褥瘡対策を から第2、4火曜日の午後に、入院中の褥瘡を有する全 実施、評価し、褥瘡ハイリスク患者ケアの予防治療計画 ての患者さんを対象に褥瘡回診を実施していたが、平成 を担当している。褥瘡回診では個々の患者さんに適切な 18年11月より毎週火曜日に回診数を増やした。平成17 治療を選択するとともに、原因、増悪因子の推定、除去 年よりNST委員が回診に参加することとなった。平成 について検討、助言を行っている。 18年より病院として電子登録による栄養、褥瘡、口腔 [今後の課題] 状態スクリ-ニングを週1回行うこととなり、定期的な 褥瘡再評価が行われることとなった。平成19年度から 25年度には年間推定褥瘡発生率は残念ながら増加に 褥瘡対策室が設置され、専従の褥瘡対策管理者が置かれ、 転じたが、本年度は褥瘡発生率(新規褥瘡発生人数/入 病棟末端のコンピュ-タから褥瘡報告を入力することと 院人数)1.07%、褥瘡推定発生率1.6%、 。医療機器関連 なった。また「褥瘡局所ケア選択基準」を、平成21年 圧 迫 創 傷(MDRPU) 推 定 発 生 率0.76 % に 減 少 し た。 度には褥瘡対策の「指針・マニュアル」を作成した。ま MDRPUの約半数は下肢深部静脈血栓塞栓症予防に使用 たエアマットのレンタル契約更新されるのを機に、当院 している弾性ストッキングによるもので、医療安全委員 の褥瘡危険因子を有する患者に合わせ、200台のウレタ 会等と検討し今後日本人の体型に合った規格のものに変 ンマットと35台の高機能エアマットのレンタルに変更 更予定である。昨年度より新しい褥瘡管理システムが導 した。平成22年度より褥瘡専従看護師が中心となった 入されたがその後も改定が行われている。その運用にも 金曜日の褥瘡ラウンドを追加した。平成22年7月より 看護師等が慣れてきているようだが更なる改善が必要で 全病床がウレタンマットレスとなり、高機能エアマット あろう。 レス50台、ポジショニングクションは24年度、25年度 に追加配備した。平成23年度から褥瘡初期対応(褥瘡 回診まで)パスを作成し、年1回の各病棟、部署からの 褥瘡対策報告会を開始した。25年度にはエアマットレ ス、ウレタンマットレスのリース終了に伴い、ビッグセ ルインフィニティ 35台、ストレッチグライド200枚を購 入した。新たに4名の褥瘡兼任看護師得て活動を行った。 褥瘡対策委員会内でリンクナースを対称にミニレク チャーを10回開催した。3月から電子カルテの更新に 184 32 かんわ委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 佐 藤 浩 二 専任医師(総合・感染症内科部長) 小保方 馨 専任医師(精神科部長) 戸塚 広江(看護師長) 理学療法士 1名 北爪ひかり(看護部) 作業療法士 1名 他看護師 53名 言語聴覚士 1名 医師 6名 管理栄養士 2名 薬剤師 2名 MSW 1名 事務 3名 主催した。患者成績:平成26年度の依頼患者は141名で、 [活動内容] 1か月の依頼患者は平均12名、一日の回診患者数は平 院内:かんわケア委員会は隔月の第2水曜日に開催し、 均10名であった。外来は延べ57名であった。 病院全体の緩和ケアのシステム構築を行っている。診療 体制は専従看護師と専任薬剤師が基本的に毎日回診して おり、毎週金曜日には専任医師、専任薬剤師と共に合同 [今後の課題] ラウンドを行っている。新規依頼患者については、かん H26年度は「継続的な心理サポートの実施」を委員会 わチーム、病棟看護師、リハビリスタッフ、MSWなど 目標としていた。背景には、患者家族への心理的サポー 多職種でカンファレンスを開き、情報共有やケアの検討 トを目的とした 「がん患者指導管理料」 が算定できるよ を行っている。週1回の多職種合同カンファレンスは、 うになり、患者家族への心理的サポートの充実が求めら 病棟リンクナースも交え、病棟患者の紹介や死亡患者の れた。患者家族が安心して治療に臨めるよう、サポート デスカンファレンス、症例検討を行っている。月1回の 体制の構築や医療者間の連携が課題である。 緩和ケア勉強会も行っており、9月には特別講演で 「患 者家族とのコミュニケーション~怒りに対するコミュニ ケーションを中心に~」 というテーマで大庭章先生(群 馬県立がんセンター臨床心理士)に講演頂き、51名が参 加した。緩和ケア外来は毎週水曜日午後、一人1時間枠 (予約制)で行っている。また9月より、院内がんサロ ンを立ち上げた。ピアサポーターにも協力を頂き、月1 回行っている。群馬県がん分野における質の高い看護師 育成研修の実習で1名の看護師を受け入れた。さいたま 赤十字病院緩和ケアチームとの合同カンファレンスを継 続しており計8回開催された。在宅医療:チーム介入中 の患者に対して、在宅医や訪問看護、ケアマネージャー 等との退院前カンファレンスが行われる場合は、チーム も積極的に参加し、情報共有を図っている。7月には、 当院と在宅側(診療所スタッフ、訪問看護師、調剤薬局) での合同デスカンファレンスを行った。遺族ケア:かん わ支援チームに介入していた患者の死後3か月に遺族へ 手紙を送っている。院外:第6回「がん患者に携わる医 師への緩和ケア研修会」や、第6回「がん医療に携わる 医師のためのコミュニケーション技術研修会」を当院で 185 33 院内感染対策委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 丹 下 正 一(心臓血管内科部長) 林 俊 誠(総合・感染症内科医師) 宮 﨑 瑞 穗(院長) 関 口 美 香(臨床検査科部) 松 井 敦(小児科部長) 川 島 康 弘(放射線診断科部) 藤 巻 広 也(脳神経外科部長) 大 崎 仁(リハビリテーション課) 荒 川 和 久(外科副部長) 立 川 厚 子(栄養課長) 川 田 忠 嘉(呼吸器内科副部長) 関 根 稔 秋(事務部長) 石 川 和 徳(心臓血管外科副部長) 太 田 吉 保(管財課) 鈴 木 裕 之(救急科副部長) 貞 形 由 子(人事課) 前 田 陽 子(副院長兼看護部長) 清 水 智 子(医事課) 市 川 美代子(看護師長) 横 澤 郁 代(事務局・臨床検査科部) 大 澤 忠(看護部) 吉 田 勝 一(事務局・臨床検査科部) 吉 沢 浩 美(看護部) 山 上 陽 子(事務局副担当・医局診療秘書室) 前 島 和 俊(薬剤部長) 並 木 育 美(事務局副担当・医局診療秘書室) 矢 島 秀 明(薬剤部) 1年目研修医 金 子 心 学(臨床検査科部技師長) 2年目研修医 員 [活動内容] 1.感染対策実施教育を例年通り、全職員対象に講習会 4回と、4月より赴任された林先生(総合感染症内 科)が第1回講演会、第2回目は浜松医療センター 矢野先生を講師として招聘し講演会を2回開催し た。 2.第6回院内キャンペーン(ICT祭り)は、92名参加 を得て行った。標語・ポスターともによい作品が応 募され、感染対策カルタなども好評であった。ポス ターは1年間院内に掲示してある。来年度も引き続 き継続して行う予定である。 3.職業感染対策において、針刺の件数は増加傾向であ る。安全器具の選定、変更を含め今後も検討課題で ある。手術室、救急部での予防困難な針刺しや病棟 でのかみつき、ひっかきなど対処が難しい事例が増 加している。職員の針刺しに対する意識が高くなっ たため、曝露事故全般での届出が多くなった。また、 総合感染症内科医師の赴任により、曝露事故対応の 一元化が出来た。 4.ICTリンクナースで①感染症に対する現場レベルの 初動動作マニュアルの作成、②針刺し粘膜暴露対策 (主に翼状針、インシュリン針、吸引)③整理整頓・ 環境清掃の3グループを作り活動している。ICT祭 りでは、ICT会議で作成中のベストプラクティスの 一部①静脈内注射、②気管内吸引、③膀胱内留置カ テーテル、④口腔ケア等の発表を行った。 5.サーベイランスの実行:耐性菌の新規発生患者情報 の用紙を作成し適時対象病棟に報告を継続して行っ ている。MRSA感染の増加した病棟にインターベン ションすることで感染数は減少した。院内職員の流 行性疾患発生状況の報告用紙作成し、疾患の罹患情 報を入手できるようにし、感染制御を行っている。 また耐性菌発生時の院内隔離ルールを作成し実行し ている。他、感染管理室で実施している医療感染感 染サーベイランスも適宜会議や週報等で周知をは かっている。 6.抗菌薬サポートチームで、感染症カンファレンスを 計画・実行している。 7.医療関連感染予防マニュアルの改訂を行った。 随時、 結核、新型インフルエンザ等マニュアルの改訂を行 う。 8.感染防止対策地域連携加算Ⅰに伴う、相互チェック を済生会前橋病院、 および足利赤十字病院と行った。 来年度も、加算Ⅰ算定病院で相互チェックを行う。 また、病院感染防止対策地域連携加算Ⅱに伴い善衆 会病院および協立病院と合同カンファレンスを年4 186 回行った。来年度も引き続き行う。 9.感染症医、ICN、薬剤師、検査技師の4職種で週1 回抗菌薬ラウンド、および週1回全部署の環境ラウ ンド(平成27年2月より)を実施した。 [感染管理室] 昨年にひきつづき 1.サーベイランスの実行 2.教育・研究の推進 3.コンサルト、指導、相談 4.ICTラウンド(感染制御の環境整備、感染対策の啓蒙) 5.針刺し防止対策の強化 6.新型インフルエンザ対策 7.各種マニュアルの改訂 8.ICT会議の運営 を行ってきた。 Ⅲ.実績 1) 毎月ICT会議開催(内容:14時~ 15時グループ ワ ー ク、15時 ~ 16時00分ICTラ ウ ン ド、16時 ~ 17時ICT会議)。院内感染対策委員会 12回。 2) 教育:院内6回 院外教育6回。 3) ICTキャンペーンを2週間実施。ICTまつりで手 洗いカルタや感染対策○×クイズ、グリッタバグ で手洗い状態の確認を実施し大盛況であった。 4) リンクナース活動①感染症に対する現場レベル の初動動作マニュアルの作成、②針刺し粘膜暴露 対策(主に翼状針、インシュリン針、吸引)③整 理整頓・環境清掃の3グループを作り1年間活動 し、ICT祭りでは、①静脈内注射、②気管内吸引、 ③膀胱内留置カテーテル、④口腔ケア等ベストプ ラクティスの発表を行った。 5) 日本環境感染学会総会で3演題発表を行った。 187 34 クリニカルパス委員会 [委員構成] 委 員 長 安 東 立 正(外科部長) 副 委 員 長 三 枝 典 子(看護師長) 曽 田 雅 之(産婦人科部長・運営部会長) 松 尾 美智子(臨床検査科部) 堀 江 健 夫(呼吸器内科副部長・作成改訂部会長) 佐 藤 順 一(放射線診断科部) 委 伊 部 崇 史(呼吸器外科副部長) 北 爪 麻 由(放射線診断科部) 大 澤 稔(産婦人科副部長) 深 井 恵 美(リハビリテーション課) 飯 塚 賢 一(消化器内科副部長) 石 井 弘 美(リハビリテーション課) 山 口 玲(脳神経外科副部長) 阿 部 克 幸(栄養課) 佐 藤 弘 晃(外科副部長) 涌 沢 智 子(栄養課) 中 島 飛 志(整形外科副部長) 鈴 木 大 介(医療社会事業課) 近 藤 理 香(看護部・パス兼任) 濱 布美子(医事課) 斉 藤 絹 子(看護部・パス兼任) 金 井 仁 美(医事課) 小 林 敦(薬剤部副部長) 北 爪 綾 花(医局診療秘書室) 丸 岡 博 信(薬剤部) 平 井 愛(企画情報管理課) 品 川 理 加(薬剤部) 坂 本 恭 子(事務局・医療の質管理課) 冨 澤 一 与(臨床検査科部課長) 沼 居 綾(事務局・医療の質管理課) 員 [活動内容] 本委員会は運営部会と作成部会に分かれて活動してお た。院内標準化をテーマに退院指導マニュアル(経管栄 養、吸引、膀胱留置カテーテル、中心静脈栄養)の標準 り、委員会がこれを統括している。運営部会は主にパス 化に向けた取り組みについて活発な議論がなされた。 の教育普及やパス大会の運営を、作成改訂部会は新たな また昨年に引く続きこの1年間にパス活動に積極的に パスの作成や改訂をサポートしている。 取り組んでくれた部署をパス委員会独自の採点で選び表 今年度の活動は 彰した。 5月 第84回パス大会 医療の質安全講座の一環とし てパスの基礎知識の講義を行なった。 さまざまな試みにより3月現在670を超える電子カル テパスが稼働し、パス適用率は50%を超えている。 6月 第4回パス作成会 作成運用が進まない診療科に 学会活動として、クリニカルパス学会に10演題の発 対する支援として パス作成会を開催しパスを作成し 表を行った。群馬クリニカルパス研究会には5題発表し た。腎臓内科:シャント初穿刺パス、神経内科:正常圧 た。 水頭症パス、麻酔科:全身麻酔パス 現在、パス委員会として電子カルテパスを「作る」か 9月 第85回パス大会 6月の作成会で作成したパス らいかに効率よく「使う」かをテーマにPDCAサイクル の発表を行なった。 を回せるようにサポートしている。 11月 第86回公開パス大会 全身麻酔パスの電子化に 向けた取り組みを発表した。 2月 第2回バリアンス分析会 小児科:肺炎パス、耳 鼻科:扁桃腺摘出術パス、 ラリンゴマイクロサージェリー パス、TPF化学療法パスのバリアンス分析をそれぞれ行 なった。 3月 第87回公開パス大会で院外の方も多数参加され 188 35 病院機能委員会・機能評価部会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 阿 部 毅 彦(副院長兼消化器内科部長) 川 井 ひで子(看護副部長) 新 井 弘 隆(消化器内科部長) 八 木 聡(病院建設室長) 福 田 富 江(看護副部長) 石 田 澄 夫(医局診療秘書副室長) 金 子 心 学(臨床検査科部技師長) 鈴 木 美恵子(医事課長) 土 屋 道 代(薬剤部副部長) 大 島 俊 子(医事課) 町 田 忠 利(薬剤部) 唐 澤 義 樹(管財課) 久保田 利 夫(放射線診断科部技師長) 新 井 智 和(人事課) 渡 邊 寿 徳(放射線診断科部課長) 掛 園 千 香(人事課) 立 川 厚 子(栄養課長) 角 田 貢 一(事務局・医療の質管理課長) 山 本 淳 子(栄養課) 坂 本 恭 子(事務局・医療の質管理課) としたため、 「条件付」での認定となったが、その後、 [活動内容」 8月に病院機能評価Ver5.0の認定期間が終了するた め、昨年度より新バージョン3rdG:Ver1.0での更新を目 指し活動を行ってきた。当院は、認定取得目的の取り組 みではなく、あくまで医療の質向上を目的として機能評 価というツールを使うことで外部審査(評価)を実施し ている。 今回の審査においても、前回のVer5.0受審結果や、2 月に実施した訪問受審支援での指摘をもとに改善を図っ た。 実際の審査は、6月26日、27日の2日間の日程で合 同面接やケアプロセス調査、部署訪問など、7名のサー ベイヤーにより行われた。 審査の中間結果として 「受動喫煙を防止している」 「薬 、 剤の安全な使用に向けた対策を実践している」の2項目 で指摘を受けた。指摘を受けた項目について改善に取り 組み、10月に補充的な審査を受審した。受動喫煙防止 に対する改善に関して、院内全面禁煙の開始時期を1月 189 再度、確認審査を受審し、条件付が解除となり、正式に 病院機能評価3rdG:Ver1.0の認定を取得した。 36 病院機能委員会・QMS(Quality Management System)部会 [委員構成] 委 員 委 長 員 阿 部 毅 彦(副院長兼消化器内科部長) 宮 﨑 瑞 穗(院長・総括) 荒木 治美(薬剤部課長) 朝倉 健(脳神経外科部長) 町田 忠利(薬剤部) 大西 一徳(皮膚科部長) 高麗 貴史(薬剤部) 針谷 康夫(神経内科部長) 金子 心学(臨床検査科部技師長) 林 弘樹(心臓血管内科副部長) 久保田淳子(臨床検査科部) 前田 陽子(副院長兼看護部長) 秋元裕太朗(リハビリテーション課) 笹原 啓子(看護師長) 櫻井 敬市(リハビリテーション課) 鈴木まゆみ(看護師長) 角田 貢一(事務局・医療の質管理課長) 渡邉 寿徳(放射線診断科部課長) 坂本 恭子(事務局・医療の質管理課) [目 的] 回すための改善指標を設定し、改善を進めた。 業務の可視化と整理による医療の質向上と効率化を図 り、その結果として、患者及び職員の満足度を上げる。 [内部監査の実施] 今年度は、 昨年度に引き続き診療科を中心に実施した。 外来診療PFCを監査対象とし、心臓血管内科、糖尿病・ [活動内容] 今年度7月で8年目を迎え、部会員を中心に院内WG 内分泌内科、歯科、泌尿器科、総合内科、血液内科、呼 も継続して開催し、業務改善を続けてきた。プロセスフ 吸器外科、形成・美容外科の内部監査を実施した。昨年 ローチャート(以下PFC)も概ね完成し、昨年度同様、 度同様、監査側、被監査側がお互いに尊重し合い、業務 内部監査を実施するなど、PFC作成と並行して改善活動 を改善していくことしを共通認識とし、実施できたと考 も実施した。 える。今後は、内部監査員の教育に力を入れ、監査員を また、10月にはISO9001の第2回定期維持審査が行わ 増やしながら、より効果的な内部監査が実施できるよう れ、検出された課題について、改善を進めた。そして、 改善していきたい。 外部有識者により発足し活動しているQMS-H研究会へ [文書管理システムの稼働] も年間を通じて参加し、他院の方々と一緒に医療の質向 数年前よりシステム導入に向けて取り組んできたが、 上に向けた取り組みについて共同研究を行い、年度末の 今年度は特に力を入れて活動し、2015年1月に稼働す 成果報告シンポジウムで発表を行った。 今年度はQMSの「深化」をテーマに掲げ、QMSを院 るまでに至った。 内に浸透させるべく各部署よりQMS推進者を選出し、 勉強会を開催した。今後は各部署のQMS活動の中心的 [内部監査風景] 役割を担って活動していただくことを期待する。 [WGの活動] サブPFCWGでは未着手部門のPFC作成を行うととも に、作成後経年経過したものの見直しを行った。 下部組織であるサブPFCSWGは、今年度から看護PFC マニュアル委員会と名称を変更し、看護部内のPFC作成 を進めるとともに、完成したPFCを対象に内部監査も実 施し、内部監査員の育成にも力を入れた。 改善指標WGでは昨年度に引き続きPDCAサイクルを 190 37 教育研修委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 阿 部 毅 彦(副院長兼消化器内科部長) 中 野 実(副院長兼高度救命救急センター長) 林 昌 子(看護副部長) 大 澤 稔(教育研修推進室副室長) 角 田 貢 一(医療の質管理課長) 村 田 亜夕美(看護師長) 中 井 正 江(医療社会事業課長) 金 井 洋 之(臨床検査科部課長) 田 中 真理子(リハビリテーション課) 関 口 美 香(臨床検査科部) 山 本 淳 子(栄養課) 大 崎 泰 章(臨床検査科部) 阿 部 克 幸(栄養課) 土 屋 道 代(薬剤部副部長) 高 田 清 史(臨床工学技術課) 小 林 敦(薬剤部副部長) 田 中 淳 子(歯科衛生課) 星 野 洋 満(放射線診断科部) 岩 鼻 美和子(眼科部視能訓練士) 久保田 義 明(放射線診断科部) 横 山 隆 則(事務局・事務部) 鈴 木 典 浩(人事課長) 藤 井 順 子(事務局・人事課) 鈴 木 美恵子(医事課長) 小 林 佳那子(事務局・人事課) との整合性を図りながら、 教育研修の方針と目標を定め、 [活動内容] 平成22年度から教育研修体系を一元化し、教育機能 経験年齢や階層別の対象者がレベルに応じて修得すべき を十分に果たすため独立した組織の検討を進めてきた。 知識、技能、態度とは何かを分かりやすくまとめたもの その結果、院内研修の集約化を図り効率的かつ合理的に で、各職種別に到達目標をレベルⅠからⅤまでの5区分 教育研修を実施できる組織として、これまであった職員 とし、それぞれのレベルごとに達成するための行動目標 研修委員会を改組して、平成23年4月1日付けで「教 を明示している。 また、平成23年度から開始した「医療の質・安全教 育研修センター」を設置した。 この設置に合わせ、センターの円滑な運営を図るため 育講座」について、過去の出席状況やアンケートを集計 「教育研修センター運営要綱」の制定とともに、職務、 して内容の見直しを検討した。出席については管理の一 組織等に関し必要な事項を定めた 「教育研修委員会規程」 元化システムを検討し、各部署の受講状況を所属長が把 の整備も行った。 握することにより受講率アップの環境づくりを整えてい 運営要綱では目的を「良質で安全かつ高度な医療を提 供できるよう臨床能力並びに知識・技能・態度を向上さ きたい。 今後は、各部署でのカリキュラムデザインの実施とそ せるために職員等の教育研修を行うことを目的とする」 の評価の構築が課題であり、引き続き教育研修委員会で とし、前橋赤十字病院として特徴のある教育研修の在り 議論を重ねていくこととしたい。 方などについて協議を重ねてきた。 委員会としては、平成26年度に開催する研修会や講 ○ 開催日(原則、毎月最終月曜日午後5時~) 演会等を調整し、年間スケジュールを表として取りまと 第1回 平成26年 4月28日 めたほか、月間スケジュール表を作成し、これを院内の 第2回 〃 5月27日 掲示板や院内ネットワークを利用して情報提供に努め 第3回 〃 6月30日 た。加えて、出欠管理システムを活用し、参加者の把握 第4回 〃 7月28日 や研修意欲の醸成に努めた。 第5回 〃 9月30日 また、当委員会では、職種別、段階別の人材育成カリ 第6回 〃 10月28日 キュラムデザインの策定作業をしてきたが、平成25年 第7回 〃 11月25日 度に完成したカリキュラムデザインのレベルⅠからⅢの 第8回 平成27年 1月27日 運用を開始し、続いてレベルⅣ及びレベルⅤの完成をす 第9回 〃 2月25日 ることが出来た。これは当院の「理念」と「基本方針」 第10回 〃 3月16日 191 38 広報・記録・ホームページ委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 高 橋 栄 治(救急科・集中治療科副部長) 八 木 聡(病院建設室長) 丹 下 正 一(心臓血管内科部長) 藤 井 順 子(人事課) 中 島 飛 志(整形外科副部長) 五十嵐 美 季(人事課) 榎 田 泰 明(外科副部長) 田 村 直 人(総務課) 福 田 富 江(看護副部長) 久保田 奈津子(総務課) 戸 塚 広 江(看護師長) 井 田 浩 之(総務課) 久保田 淳 子(臨床検査科部) 今 井 亮 介(総務課) 安 藤 大 輔(放射線診断科部) 星 野 いづみ(総務課) 家 合 歩 美(薬剤部) 塚 越 貴 子(事務局:総務課司書) 横 山 隆 則(人事課主監) [活動内容] [院外広報部会] イムリーな記事を掲載するために、3回発行から4 ◇タ 委員会目標 回発行に変更した。 〔平成26年4月、9月、11月、平 「伝えよう!前橋赤十字病院」 〕 成27年2月(各3,000部) 活動内容 当委員会は5つの部会で構成され、活動は主に各部会 ◇「前橋日赤の活動をもっと広めよう!」を目標に、重 単位で行っている。平成26年度は第1回全体会議を7月 症集中治療管理、新病院の進捗状況、診療科の治療内 10日(木)に開催し、委員会の活動目標、各部会のメン 容など、 当院の最新情報を外部に周知する事ができた。 バー及び活動目標について決定した。また、第2回全体 ◇今年度は発行回数を増やした事により、1回の発行で 会議を平成27年4月24日(金)に開催し、各部会の活動 の内容が薄くなってしまった。来年度は各部署に原稿 報告を行うと共に次年度への課題について討議した。 依頼を行い、診療科以外の内容も多く掲載し、内容の ボリュームを増やしていきたい。 [年報部会] 成25年度年報を発行した。〔平成25年12月3日納品 ◇平 [図書部会] (450部)〕 [合計 ◇平 成26年度の新規購入図書の選定を行った。 ◇今回からCD化にしたが反応が薄かった。 196冊] 間購読雑誌の変更、削除、見直しを行った。[冊子体: ◇年 が多くあり、 記録書である年報では 「で ◇「ですます口調」 ある調」で統一する。 中止1誌・新規6誌 電子ジャーナル:中止3誌・新 成26年度年報に向けては、データでもらえる業者 ◇平 規5誌] を選定し院外ホームページに掲載する。CDは作成せ ◇次 年度への展望として、電子ジャーナルやスマート ず、ダウンロードをしてもらう。この場合原稿依頼時 フォンなどモバイル端末を利用した臨床サポートツー に、個人情報や患者さんが不快になる文章を控えるよ ルを中心とした検索案内の開催、デジタルサイネージ うお願いする。 を利用した広報を進めていきたい [院内広報部会] [ホームページ部会] を4回発行した。 〔平成26年6月、 ◇院内広報「前橋日赤」 月26日、27日に医療機能評価再審査があったため、5 ◇6 9 月、12月、 平 成27年 3 月( 6 月 は2,500部、 9・ 月に各部署の更新状況を確認し最新情報をアップした。 12・3月は各2,350部)〕 当者表を所属長に確認し、新たに作成。年2回更新 ◇担 ◇発送については次年度から印刷会社による外部委託を 検討している 状況をチェックする体制を作る予定 ◇業者の変更を検討している ◇依頼原稿が遅延したため、刊行に遅れが生じた。来年 度は早期発行を心がけたい。 192 39 病院サービス委員会 [委員構成] 長 吉 澤 康(総務課長) 副 委 員 長 委 員 六本木 京 子(看護師長) 委 員 内 山 壽 夫(歯科口腔外科部長) 奈 良 優 子(人事課) 関 栄 江(看護部) 小 貫 誠(人事課) 上 野 美 紀(看護部) 五十嵐 美 季(人事課) 女 屋 正 子(看護部) 土 田 ゆかり(病院建設室) 松 尾 美智子(臨床検査科部) 田 村 直 人(総務課) 石 倉 順 子(臨床検査科部) 井 田 浩 之(総務課) 我 妻 みづほ(薬剤部) 塚 越 貴 子(総務課) 角 田 小 巻(放射線診断科部) 今 井 亮 介(総務課) 鈴 木 栄(診療情報管理室長) 久保田 奈津子(事務局・総務課) 矢 内 啓 子(社会課長) 星 野 いづみ(事務局・総務課) 高 井 美佐子(医事課) 看護部主任会(オブザーバー) 河 野 泰 雄(企画情報管理課) ㈱ソラスト(オブザーバー) 中でいかに患者さんに対して、どのようなサービスが良 [活動内容] 平成26年度は「ご意見・ご相談対応」 「講演会」 「接遇」 「待ち時間調査」「患者満足度調査」 「コミュニケ」の6 いのか検討していく当委員会の意義は大きいと考える。 【接遇】 服装調査(身だしなみチェック)を12月1日~5日 つの部会により活動した。 【ご意見・ご相談対応】 にかけ実施し、結果についてはデジタルサイネージ(職 毎週月曜日にご意見箱から投書の回収を行い、ご指摘 員用電子掲示版)や週報に掲載し職員に対する周知を やご不満、ご意見・ご要望、お褒めや感謝等に分類して 行った。 集計を行い、幹部・各部課(科)に報告、職員へはイン また、接遇研修会を2日に分け開催した。 トラネットにて周知している。回答は正面玄関に掲載し 日 時:平 成27年3月11日(水) ・27日(金) 両日17:30 ~ ている。 テーマ:ホ スピタリティと接遇 ~コミュニケー ご意見等集計(年度別) お褒め・ 感謝等 ご指摘・ クレーム ご意見・ ご要望 合計 22年度 116 44% 52 20% 94 36% 262 23年度 57 32% 75 42% 45 26% 177 24年度 53 28% 80 41% 60 31% 193 25年度 56 24% 141 60% 38 16% 235 ションスキルを学ぶ~ 26年度 54 28% 102 54% 34 18% 190 講 師: (有)イマージュ 久保田 桂子先生 対 象:全職員、派遣職員、委託業者 参加数:241名 会 場:博愛館 【待ち時間調査・患者満足度調査】 患者及び家族により満足いただけるよう、来院された 方からのご意見でサービスや接遇の改善をすることを目 的とし、待ち時間調査グループと患者満足度調査グルー 【講演会】 プの合同により調査を実施した。調査期間については外 来が平成27年3月10日から3日間、また入院について 地域住民への健康促進のために始めた 「日赤健康教室」 であるが、開催回数は合計10回 参加者数も昨年度を 上回る874名であった。また25年度より始めた出張講座 は3月17日から3日間で実施した。 【コミュニケ】 も2回実施し、696名の参加者があった。地域住民の健 日本語の話せない外国人患者等が来院した際に対応で 康志向がますます高くなっていると思われる。地域密着 きるよう英語、ポルトガル語、ハングル語、中国語、手 型を目指す当院にとっては今後も継続していきたい。今 話に対応できる職員を登録しているが、登録者数も少な 後も医療制度が激しく変更となることが予想され、その いため、人材の発掘が急務と思われる。 193 40 医療倫理委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 伊 藤 潤(放射線治療科部長) 針 谷 康 夫(神経内科部長) 小保方 馨(精神科部長) 前 島 和 俊(薬剤部長) 松 井 敦(小児科部長) 吉 澤 康(総務課長) 前 田 陽 子(副院長兼看護部長) 中 井 正 江(医療社会事業課長) 員 関 根 稔 秋(事務部長) 外 部 委 員 千吉良 覺 足 立 進 31件の案件について審議を行った。 [活動内容] 当委員会は昨年度に引き続く委員数にて構成された、 今後も、院内で起こりうる倫理的問題や臨床研究にお 外部委員2名を含む11名で運営にあたった。26年度は いて、倫理的・社会的・科学的観点から公正かつ中立的 増加する申請数に対応するため四半期ごとの委員会開催 な立場で正当な審議を行い、質の高い医療を提供できる に加え、臨時書面審査を含む計6回の委員会を開催し、 ように努めていきたい。 [審議事例] 申 請 内 容 1 Intra-AorticBalloonOcclusionCatheter(IABO カテーテル)の改良に伴う追加試験 2 非弁膜症性心房細動患者の急性脳梗塞 / 一過性脳虚血発作(TIA)におけるリバー ロキサバンの投与開始時期に関する観察研究 3 群馬県における急性肝障害の発生状況調査と診断、治療法に関する研究 4 胃静脈瘤に対するバルーン閉塞下逆行性経静脈塞栓術(balloon-occludedretrograde transvenousobliteration:B-RTO):予後についての後方視的研究 5 proPSA 関連インデックスの前立腺癌羅患・生物学的悪性度予測因子としての意義に関する研究 6 低リスク前立腺癌患者を対象とした低用量クロルマジノン酢酸エステルのアクティブサーベイランス継続率 に対する効果を検討する多施設共同、プラセボ対照、無作為化二重盲検群間比較試験 7 心臓性失神および心室細動患者における血清 FABP 4濃度の検討 8 機能性ディスペプシア患者に対する六君子湯の有効性および安全性に関する多施設二重盲検比較試験 9 臨床材料で分離されるカンジダ・アルビカンス菌株の同定の再検討 10 口腔環境が嚥下機能回復に及ぼす影響 11 HTLV- 1抗体陽性妊婦および判定保留妊婦から出生した児のコホート研究 12 EGFR 遺伝子変異を有する根治切除術後再発非小細胞肺癌を対象としたアファチニブの容認性と有効性の検討 13 原発性 / 転移性肺がんの発生・進展・治療・耐性に関与する遺伝子変異・多型・発現形式に関する研究 14 経腸栄養製剤の持続投与における、プロバイオティクス混注による有害菌増殖の抑制効果の検討 15 体外式膜型人工肺(ECMO)を導入した症例の後方視的検討 16 イクスタンジによる去勢抵抗性前立腺癌に対する臨床的効果の検討 17 院内製剤の適正使用を目的としたクラス分類と運用内規について 18 大量輸血療法の予測におけるTraumaticBleedingSeverityScore の有用性に関する多施設協同試験 194 19 本邦における肺切除術後脳梗塞に関する周術期、手術因子の解析 20 切除不能進行・再発胃癌に対する TS -1/ オキサリプラチン(SOX 療法)の第Ⅰ / Ⅱ相試験 21 消化器疾患の腹腔鏡手術における経肛門標本摘出術の実施について 22 消化器疾患の単孔式腹腔鏡手術の実施について 23 横静脈洞狭窄に伴う頭蓋内圧亢進症のステント留置術 24 膵頭十二指腸切除術後膵液瘻 gradeC の危険因子の同定 - 前向き観察多施設共同研究 - 25 解剖学的・機能的心血管指標への性差の影響 26 院内製剤「エストロゲン軟膏(クラスⅡ) 」 27 インフルエンザによる重症呼吸不全患者の症例報告 28 麻酔関連偶発症例調査ならびに麻酔症例の基本情報提供 29 院内製剤「0.02%ピオクタニン(クラスⅠ)について」 30 アナフィラキシーにおけるアドレナリン持続静脈内投与方法の検討 31 軟部組織感染症の初期治療における壊死性軟部組織感染症鑑別のためのスコアリングシステムの評価・再検討 195 41 臓器提供委員会 [委員構成] 委 員 委 長 員 朝 倉 健(脳神経外科部長) 松 井 敦(小児科部長) 北 爪 美 葵(看護部) 雨 宮 優(救急科・集中治療科医師) 松 本 郁 実(看護部) 金 井 洋 之(臨床検査科部課長) 吉 田 真 弓(看護部) 卯 野 祐 治(看護部) 田 村 直 人(事務局・総務課) 一 倉 美由紀(看護部) 星 野 いづみ(事務局・総務課) [活動内容] 臓器提供施設としての院内体制整備を目的に臓器提供 委員会をほぼ毎月1回開催した。院内コーディネーター 6名を含む9名の委員の他に、議題によっては群馬県移 植コーディネーターの稲葉伸之さんにも参加して頂い た。 当院は平成24、25年度の日本臓器提供ネットワーク (JOT)院内体制整備事業において、地域での臓器提供を 指導する施設に指定され、臓器提供体制をさらに充実さ せる計画を立て、JOTからの補助金を得て多くの事業を 行った。平成26年5月25日にJOTが開催した「臓器提 供のための院内体制整備事業報告会」において朝倉がそ の報告を行った。 平成26年度は脳死とされうる状態の患者の家族に対 し、臓器提供の選択肢があるという情報提供を行う(オ プション提示)マニュアルを作成した。その作成過程で は臓器提供委員会の委員以外のICU、救命救急センター、 6号の師長の方々なども参加して頂いた拡大臓器提供委 員会も開催した。 平成27年3月12日に開催した脳死下臓器提供シミュ レーションは、ICUにおいて救急科入院成人患者のオプ ション提示を想定して行われた。 平成26年10月3日、当院で脳死下臓器提供を行った 患者のご両親をお招きして「命のリレーを語る」講演会 を開催し、院内外から多くの方々の参加を得た。 平成26年10月19日「臓器移植推進国民大会」におい て宮﨑瑞穗院長が臓器移植対策推進功労者として厚生労 働大臣感謝状を贈呈された。 平成26年度の臓器・組織提供はなかった。 196 42 院内 CAPS 委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 松 井 敦(小児科部長) 中 井 正 江(医療社会事業課長) 佐 藤 晃 之(脳神経外科副部長) 柴 崎 広 美(看護師長) 板 倉 宏 高(眼科部長) 高 寺 由美子(看護師長) 小 倉 崇 以(集中治療科・救急科医師) 卯 野 祐 治(看護部) 清 水 真理子(小児科副部長) 櫻 井 尋 敬(総務課主幹) 萩 原 里 実(小児科副部長) 田 村 直 人(事務局・総務課) 柴 梓(小児科副部長) 星 野 いづみ(事務局・総務課) 員 を情報収集し、その中に回避可能な死亡が含まれている [活動内容] 委員会として対応した症例は12例だった。当該診療 か、死亡を回避するためにできることはないかというこ 科は小児科5例、脳神経外科3例、救急科3例、形成美 とを検討するため、30年以上前からアメリカで行われ 容外科1例だった。児童相談所への虐待通告は2例で、 ている。日本でも導入が望まれ、その事前調査として群 他は保健センターなどとの連携をとった。 馬県では当院を含む3病院でパイロット調査が開始され 定期会議を3か月毎に4回開催した。会議は委員の他 た。当院では対象を18歳未満で、救急外来で気管挿管 に関係する看護師、児童相談所や警察などからも出席し された症例、あるいは院内で死亡した症例として前方視 ていただき事例についての検討や対応法について意見を 的な調査を行った。調査対象は1年間に8例で、その中 いただいた。2月25日に行った会議では当院と伊勢崎 で死亡例は4例だった。調査結果についての検証が行わ 市民病院の2病院で深く関わった兄弟症例について先方 れている。 からも小児科医とMSWに出席していただき忌憚のない この委員会は児童虐待に対応することはもちろん、家 議論をおこなった。児童虐待に関連した症例では病院間 庭での養育に問題がある児童が心身ともに健全に成長し や病院と行政との連携が重要であることを実感した。県 てゆくことを支援するためにある。児童虐待は犯罪とし 内の連携整備を今後は進めてゆかなければならない。 ての側面もあるが、私たちは犯罪者を糾弾するために活 特定妊婦について:特定妊婦は、出産後の子どもの養 動しているものではなく、家庭内に問題があることを認 育について出産前から支援を行うことが必要される妊婦 識していただき、家族や親戚が協力して解決できること のことで、低所得、家族構成が複雑、親の知的・精神的 や社会が手助けしなければならないことを考えていただ 障害などで育児困難が予測される場合などがある。病院 くきっかけをつくっている。子育て支援委員会という名 として関わるのは妊婦健診が未受診でいわゆる飛び込み 前の方が実態を表しているかもしれない。 出産となる場合や、入院中に育児不安の強い場合などが ある。12号病棟からこのような社会的問題の多い妊婦 について当院の現状に関する発表があった。 CAPSチェックリストについて:平成26年2月か ら、救急外来を受診する18歳未満の患者全員にトリアー ジナースが虐待の可能性についてスクリーニングをする CAPSチェックリストの運用を開始した。チェックリ ストは対応法について問題点が指摘され、チェックリス トの改良などを行った。概ね定着しているため、次年度 は医師への啓発を中心に行ってゆく。 CDR調査について:CDR(ChildDeathReview) 調査は18歳未満の死亡患者について詳細な死亡の状況 197 43 治験審査委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 針 谷 康 夫(神経内科部長) 小 林 敦(薬剤副部長) 豊 島 彰(院外委員) 嘉 納 恵美子(看護部) 朝 倉 健(脳神経外科部長) 小 林 由美子(看護部) 松 井 敦(小児科部長) 鈴 木 美恵子(医事課長) 上 原 豊(糖尿病・内分泌内科部長) 古 源 真(会計課長) 庭 前 野 菊(心臓血管内科副部長) 矢 島 秀 明(事務局・薬剤部) 員 五 味 暁 憲(歯科口腔外科副部長) [活動内容] 治験審査委員会は、月1回(第4月曜日)開催し、治 験の実施、継続、変更、中止・中断、被験者の同意に関 する事項等について治験薬概要書、治験実施計画書、同 意説明文書等により、治験の倫理性、科学性の両面から 審議を行なった。今年度は、委員に歯科医師を加え、全 13名の体制で治験の推進を図った。 新規プロトコールを4件受託し、継続しているプロト コールと併せて全9プロトコールを実施できた。疾患で は、脳梗塞、糖尿病性神経障害、大腿骨骨折、レビー小 体型認知症、潰瘍性大腸炎、アルツハイマー型認知症、 小児ワクチン、門脈血栓症、急性心不全に対して行い、 実施率は59.6%とまずまずであった。研究費、治験薬管 理費、治験審査委員会費用等で約3,000万円の収入とな り、前年度を大きく上回ることができた。 今年度より、群馬大学医学部附属病院を中心とした前 橋・高崎・佐久・深谷の5病院による治験・臨床研究ネッ トワーク事業が開始され、当院もこれに参加した。ネッ トワークとしての治験受託はこれからであるが、協力し て治験の受託拡大に努めたい。 198 44 薬事委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 加 藤 清 司(副院長兼麻酔科部長) 前 島 和 俊(薬剤部長) 宮 﨑 瑞 穗(院長) 上 原 豊(糖尿病・内分泌内科部長) 川 田 忠 嘉(呼吸器内科副部長) 川 井 ひで子(看護副部長) 森 秀 暁(心臓血管外科部長) 鈴 木 まゆみ(看護師長) 岡 上 準(腎臓内科部長) 高 橋 佳 久(臨床検査科部) 丹 下 正 一(心臓血管内科部長) 小 林 敦(薬剤部副部長) 新 井 弘 隆(消化器内科部長) 唐 澤 明(医事課) 小 倉 秀 充(血液内科部長) 平 井 功(管財課) 曽 田 雅 之(産婦人科部長) 矢 島 秀 明(事務局・薬剤部) 員 50㎎等を導入し、使用量増および経費削減に努めた。 [活動内容] 薬事委員会は、年4回(5、8、11、2月)開催し、 平成26年4月に行われた診療報酬改定では、DPC 医薬品の仮採用、本採用、院外マスター登録、削除、後 制度が見直され機能評価係数Ⅱに後発医薬品指数が新設 発医薬品への変更について審議、また、臨時採用医薬品 された。後発医薬品の数量ベースで評価が行われ、60% についての報告を行なった。 各内訳は次のとおりである。 以上に0.01544の係数が与えられることとなった。当院 は58.8%とやや60%に届かず、指数も0.01503であった。 仮採用品目 1品目 本採用品目 51品目 今後多くの施設で数量ベース60 %を達成するとみこま 院外マスター登録品目 31品目 れ、さらなる後発医薬品の導入が進むと考えられる。ま 削除品目 52品目 ずは、数量ベース60 %を早期に達成し後発医薬品指数 後発医薬品導入品目 24品目 0.01544を獲得することはもとより、さらに多くの後発 医薬品の採用に際しては1増1減を原則に行い、平成 医薬品を導入し、経費削減を含めた病院収入に貢献した 27年3月の採用品目数は1,332品目(内服薬575品目、 外用薬238品目、 注射薬519品目)とやや減少傾向にある。 後発医薬品はセボフルラン吸入麻酔液、メトクロプラミ ド注10㎎、レボフロキサシン錠250㎎、バルサルタン錠 40㎎、イマチニブ錠100㎎、オキサリプラチン注100㎎、 199 い。 45 購買委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 宮 﨑 瑞 穗(院長) 清 水 浩 幸(管財課長 ) 加 藤 清 司(副院長兼麻酔科部長) 関 根 稔 秋(事務部長) 阿 部 毅 彦(副院長兼消化器内科部長) 古 源 真(会計課長) 中 野 実(副院長兼高度救命救急センター長) 太 田 吉 保(事務局・管財課) 前 田 陽 子(副院長兼看護部長) 平 井 功(事務局・管財課) 実施後、一次選定及び二次選定で購入機器を選定した。 [活動内容] 平成26年度の購買委員会への申請数は、131件(昨年 度129件)で採用は37件(昨年度64件)であった。平成 昨年度と比較して申請件数は2件増加し、採用件数は 27件減少した。 26年度は7月から8月にかけて各部署とのヒアリング [購買委員会医療器具・備品購入状況] № 申請科 メーカー 1 心臓血管内科 メディコン 2 眼科 3 品 名 数量 購入月 クロッサーシステム 1式 12 月 ニデック 光干渉式及びエコースキャン式眼軸長 測定装置 1式 12 月 呼吸器外科 日本コヴィディエン トパーズ電動式低圧吸引器 1台 12 月 4 呼吸器外科 日本エー ・ シー ・ ピー スキャンラン内視鏡用手術器具 2本 12 月 5 歯科 メディカルリーダーズ 1台 12 月 6 褥瘡対策室 ケープ ポジショニングクッション 106 セット 12 月 7 臨床工学技術課 テルモ 輸液ポンプ 10 台 12 月 8 臨床工学技術課 テルモ シリンジポンプ 10 台 12 月 9 臨床工学技術課 パシフィックメディコ ハイフローセラピーシステム 1式 12 月 10 手術室 日本光電 ベッドサイドモニター 1台 12 月 11 整形外科 ストライカー 電動ドライバー 1式 12 月 12 看護部医療安全推進室 パラマウント 電動ベッド 5台 12 月 13 呼吸器外科 メディカルリーダーズ 1台 12 月 14 産婦人科 ストルツ モルセレーター 1式 12 月 15 12 号病棟産婦人科 アイ ・ エル ・ ジャパン 血液ガス分析装置 1式 1月 16 消化器内科 放射線安全委員会 保科製作所 X 線 TV 装置散乱線防護クロス 1式 1月 17 麻酔科 心臓血管外科 フィリップス 超音波診断装置 1式 1月 18 リハビリテーション科 フクダ電子 運動負荷検査装置・ストレングスエルゴ8 ・ アンギオリカンベッド 750 1式 2月 MedLEDサファイアスタンダード キット MedLEDサファイアスタンダード キット 200 19 臨床工学技術課 心臓血管内科 泉工医科 補助循環用バルーンポンプ駆動装置 1台 2月 20 放射線診療科部 ヨシダ 口腔外科用デンタル画像デジタルシス テム 1式 2月 21 手術室 瑞穂医科 電動油圧式手術台 1台 2月 22 手術室 瑞穂医科 レビテーター ( 両支脚器 ) 固定器具 1組 2月 23 整形外科 GE エコープローベ 1式 2月 24 病理診断科 サクラファインテックジャパン 迅速凍結組織切片作成装置 ( クリオスタット ) 1式 2月 25 呼吸器外科 オリンパス 先端湾曲ビデオスコープ 1式 2月 26 手術室 泌尿器科 オリンパス TUR-is 用 Pro レゼクトスコープシス テムハンドル 1台 2月 27 消化器内科 センチュリーメディカル EZ-FIX システム 1式 3月 28 血液浄化療法センター JMS 多用途用透析用監視装置 10 式 3月 29 歯科 オサダデキシコ デジタル X 線診断装置 1式 3月 30 歯科 エルコデント 歯科技工用成形器 1式 3月 31 形成・美容外科 日本バイナリー 3Dプリンター 1式 3月 32 栄養課 エレクター 配膳車 3台 3月 33 栄養課 三信化学 汁椀 500 セット 3月 34 栄養課 タイジ 温蔵ショーケース 1台 3月 35 栄養課 エレクター トレイラックカート 1台 3月 36 手術室 センシンメディカル 電動昇降式器械台 1台 3月 37 薬剤部 TOSHO 薬袋印字装置 2式 3月 201 46 保険診療委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 中 野 実(副院長兼高度救命救急センター長) 鈴 木 美恵子(医事課長) 内 山 壽 夫(歯科口腔外科部長) 阿 部 克 幸(栄養課) 高 橋 栄 治(救急科副部長) 那 賀 稔(放射線診断科部) 庭 前 野 菊(心臓血管内科副部長) 川 崎 二 朗(リハビリテーション課) 佐 藤 晃 之(脳神経外科副部長) 濱 布美子(医事課) 小 林 敦(薬剤部副部長) ソ ラ ス ト(外来委託) 荒 木 治 美(薬剤部課長) 大 島 俊 子(事務局・医事課) 細 見 陽 子(臨床検査科部課長) 唐 澤 明(事務局・医事課) 員 立 川 厚 子(栄養課長) グに関する委員会』も兼ねているため、事例に基づいた [活動内容] 保険診療委員会では『保険診療が、療養担当規則及び 疾病コーディングについて検討を行った。また、外部講 診療報酬制度の定めに基づき適切に行われること』を目 師による施設基準対策研修会を下記のとおり計6回実 的に問題点を検証し、管理会議等で報告し周知を図った。 施、10月には支払基金による定例の懇談会を実施した。 さらに、DPC対象病院の要件にある『適切なコーディン 第1回 平成26年8月6日 レセプト行為別一覧から判読できる注意点および問題点 第2回 平成26年9月5日 看護の対価を診療報酬につなげるために 第3回 平成26年10月31日 多角度からみる運用と増収対策 第4回 平成26年11月14日 各部門の大切な技術を診療報酬に反映(薬剤部、リハビリ) 第5回 平成27年1月16日 近年の適時調査の動向とポイント 第6回 平成27年2月20日 各部門の大切な技術を診療報酬に反映(検査、病理、放射線) ことを目標に業務を行った結果、同理由による保留額 〈委員会で検討、周知した主な事項〉 ◇1000点以上の高額査定について、各担当が査定内容 は減少傾向となっている。 を精査・分析し委員会で発表。対応策について議論検 討を行った。医師に周知が必要な事項については、管 今後も保険診療が適切に行われるよう問題点を検証 理会議で診療科部長に報告し、さらに全医師にメール し、保険請求の精度を高め、さらなる査定減につなげら 配信することにより周知徹底を図った。 れるよう、関連部署に周知し改善を図っていきたい。 ◇再審査請求の結果については、復活した事例とそれに 使用した詳記を管理会議に提示し報告を行った。 ◇保険診療・算定マニュアルを新たに作成した。当委員 会にて議論の結果、マニュアルに追加が必要と認めら れたものについては、随時内容の追加を行っている。 ◇レ セプトの保留額について、保留理由の詳細が提示で きるようになった。症状詳記待ちによる保留をなくす 202 47 治療材料委員会 [委員構成] 委 員 長 森 秀 暁(心臓血管外科部長) 副 委 員 長 桑 原 幹 夫(耳鼻咽喉科副部長) 委 上吉原 光 宏(呼吸器外科部長) 六本木 京 子(看護師長) 岩 松 清 人(外科副部長) 矢 島 秀 明(薬剤部) 清 水 浩 幸(管財課長) 岩 崎 恵美子(看護部) 大 澤 忠(看護部) 清 水 智 子(医事課) 佐 藤 香代子(臨床検査科部) 太 田 吉 保(事務局・管財課) 岡 上 準(腎臓内科部長) 平 井 功(事務局・管財課) 員 [採用件数] [委員会目的] 採用43件 院内において使用する治療材料の管理及び使用につい て、経済的且つ合理的な運用方法を委員会にて決定する。 [実積] 平成26年度の治療材料申請件数は53件であった。平 [活動内容] 治療材料委員会は毎月第三金曜日16時から開催し、 成25年度の治療材料申請件数は80件であったので、昨 院内の治療材料の採用・使用・管理等について検討を行っ 年度と比較して27件の減少となった。平成26年度申請 ている。感染管理室より安全面についての情報提供を受 件数が最も多かった部署は消化器内科の8件で、次いで け、安全で使いやすい治療材料を検討している。また、 脳神経外科・救急科7件、泌尿器科6件と続いている。 各部署で使用している材料の標準化・統一化を図り、治 また、コスト削減を目的として「IVテープ」の切替 を実施し、年間約100万円の削減効果見込となった。 療材料の使用基準を定め、コスト意識を常に持ちながら 病院経営管理に側面から参画する。 新規採用治療材料については単価をスタッフへ提示 [主な治療材料申請] し、治療材料を限定して経済性や使いやすさを優先的に 検討している。また、高価な治療材料は使用直前までは 1.消化器内科 X-Suit NIR 胆道用メタリックステント、Through Pass-DP(胆道ステント)、ダブルレイヤーステント(胆 開封しない意識を習慣化している。 道ステント)、ビジグライドⅡ(ディスポーザブルガイ [委員会開催] ドワイヤ)、ディスポーブル プレローデッド胆管ステ 9回開催(4月、10月、1月は開催せず) ント、X-Suit NIR 胆道カバードメタリックステント、 第163回-第171回治療材料委員会 内視鏡用バイポーラ止血鉗子 ヘモスタットY、内視鏡 用軟性生検鉗子 Trefle [申請件数] 2.脳神経外科 53件 (昨年度80件) SolitaireFR(血栓除去用/血管内手術用カテーテル)、 消化器内科(8件)、脳神経外科(7件) 、救急科(7 Marksman マイクロカテーテル(造影強化型/血管内 件)、泌尿器科(6件) 、外科(5件) 、心臓血管内科(3 造影マイクロカテーテル) 、TrevoProvueRetriver(血 件)、眼科(3件)、 臨床検査科(3件) 、 心臓血管外科(2 栓除去用/血管内手術用カテーテル)、TrevoProvue 件)、感染管理室(2件) 、麻酔科(1件) 、ICU(1件) 、 18 マイクロカテーテル(選択的アプローチ型/血管内 産婦人科(1件) 、血液内科(1件) 、糖尿病・内分泌内 造影マイクロカテーテル) 、ノンスティーナX (血液吸収・ 科(1件)、その他(1件) 組織保護綿) 、人工骨 バーホールボタン 203 3.救急科 テ ー パ ー ガ ー ド 気 管 チ ュ ー ブ、UTフ ィ ル タ ー (CHDF血液濾過器) 、エクセラン回路HP 2、NSHヘパ リン化カニューラ、エクセランNSH-R(ECMO)、皮膚 欠損用創傷被覆材・メピレックスボーダーライト 4.泌尿器科 尿管アクセスシース リトレース(尿管拡張カテーテ ル) 、ディスポーザブル型親水性自己導尿カテーテル、 排尿バッグ2500ml、マイセルフカテーテルセミハード チーマンタイプ、膀胱瘻造設キット 204 48 病院システム検討委員会 [委員構成] 委 員 長 副 委 員 長 委 員 加 藤 清 司(副院長兼麻酔科部長) 滝 瀬 淳(呼吸器内科部長) 朝 倉 健(脳神経外科部長) 川 井 ひで子(看護副部長) 上 原 豊(糖尿病・内分泌内科部長) 田 村 美 春(看護師長) 曽 田 雅 之(産婦人科部長) 中 川 美 行(看護師長) 松 井 敦(小児科部長) 関 口 美 香(臨床検査科部) 高 山 尚(消化器内科部長) 細 井 京 子(臨床検査科部) 小 暮 真 也(心臓血管内科副部長) 市 川 敦 史(病院建設室) 林 弘 樹(心臓血管外科副部長) 都 丸 陽 子(医局診療秘書室) 笠 井 賢 二(企画情報管理課長代理) 浅 野 太 一(事務局・企画情報管理課) 河 野 泰 雄(事務局・企画情報管理課) 市根井 栄 治(事務局・企画情報管理課) 次年度も引き続き新病院建築に向けた病院システム [活動内容] 本委員会は毎月第2、第4木曜日に開催しています。 (主に院内電話のIP化や、重症系システム等)の検討 平成26度からは第2木曜日は検討メンバーを拡大して を中心に進めていく予定です。 新病院建築に向けた病院システムの導入検討、第4木曜 日は例年通りの電子カルテ導入ベンダーを交えた定例会 [26年度導入の主なシステム] 1.医療用画像管理システム (PACS) :横河医療ソリュー 議を行っております。 主な検討内容は以下の通りです。 ションズ※一部クラウドシステムを利用 2.院外画像参照システム:横河医療ソリューションズ 1.電 子カルテをはじめとする、病院システムへの機能 追加及び改造要望に対する検討 3.西毛地域画像連携システム:GEヘルスケアジャパ ン 2.病院システムへの追加・改造要望に対するベンダー からの進捗状況確認 4.アクティブディレクトリサーバ更新:富士ゼロック ス群馬(CISCO UCS利用) 5.資産管理サーバ更新:富士ゼロックス群馬(CIS 3.情報システムによる個人情報漏洩対策 4.規導入システムに対する検討 CO UCS利用) ※データバックアップ先として、GEヘルスケアジャパ 5.新病院建築に向けた病院システムの検討 等 ンのクラウドシステム「医知の蔵」を利用 当委員会は平成22年度から活動を開始して、病院に おける情報システムに関する必要性・内容の確認検討を 行いながら、病院情報システムの方向性を決定していま す。平成26年度は、主に平成30年竣工予定の新病院に 向けた病院システムの検討と、クラウド化を基盤とした 次期PACS(医療用画像管理システム)や、地域の診 療所等への情報公開を目的とした地域連携ネットワーク システムの導入と運用検討を行いました。 205 Ⅵ 資 格 Ⅵ 資 格 1 医師有資格者 標榜科目 氏 名 認定医・専門医 総合・感染症 内科 佐 藤 浩 二 日本内科学会認定内科医 日本がん治療認定医機構がん治療 認定医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本内科学会総合内科専門医 日本呼吸器学会専門医 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専 門医 総合・感染症 内科 末 丸 大 悟 日本内科学会認定内科医 総合・感染症 内科 林 俊 誠 日本内科学会認定内科医 日本抗菌化学療法学会認定医 日本エイズ学会認定医 ICD制度協議会認定ICD(感染管理 医) 日本感染症学会専門医 糖尿病・内分 泌内科 上 原 豊 糖尿病・内分 泌内科 石 塚 高 糖尿病・内分 泌内科 橋 腎臓内科 岡 指導医 医学博士 日本呼吸器学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 日本内科学会認定内科医 人間ドック学会認定医 日本内科学会総合内科専門医 日本糖尿病学会専門医 日本肥満学会肥満症専門医 日本内科学会指導医 日本糖尿病学会研修指導医 日本肥満学会肥満症指導医 臨床研修指導医 医学博士 広 日本内科学会認定内科医 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会内分泌代謝科(内 科)専門医 臨床研修指導医 医学博士 田 哲 日本内科学会認定内科医 日本甲状腺学会専門医 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会内分泌代謝科(内 科)専門医 臨床研修指導医 医学博士 上 準 日本内科学会認定内科医 日本内科学会総合内科専門医 日本リウマチ学会専門医 日本腎臓学会腎臓専門医 日本透析医学会専門医 日本内科学会指導医 日本腎臓学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 腎臓内科 加家壁 健 日本内科学会認定内科医 日本内科学会総合内科専門医 日本リウマチ学会専門医 日本腎臓学会腎臓専門医 日本透析医学会専門医 臨床研修指導医 医学博士 腎臓内科 本 橋 日本内科学会認定内科医 臨床研修指導医 日本リウマチ学会専門医 日本腎臓学会腎臓専門医 日本リウマチ学会登録ソノグラファー 腎臓内科 大 崎 愛 果 日本内科学会認定内科医 血液内科 小 倉 秀 充 日本内科学会認定内科医 日本造血細胞移植学会造血細胞移 植認定医 日本血液学会専門医 日本内科学会総合内科専門医 玲 奈 207 日本血液学会指導医 日本内科学会指導医 臨床研修指導医 標榜科目 氏 名 認定医・専門医 藤 竜 大 医学博士 齋 血液内科 大 崎 精神科 小保方 馨 精神保健指定医 日本医師会認定産業医 臨床心理士 日本児童青年精神医学会認定医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本精神神経学会精神科専門医 日本老年精神医学会専門医 一般病院連携精神医学専門医 産業精神保健専門職 日本精神神経学会精神科指導 医 日本老年精神医学会指導医 日本緩和医療学会暫定指導医 一般病院連携精神医学指導医 日本プライマリ・ケア連合学 会認定指導医 臨床研修指導医 医学博士 神経内科 針 谷 康 夫 日本内科学会認定内科医 日本認知症学会専門医 日本神経学会認定神経内科専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本老年医学学会専門医 日本脳卒中学会専門医 日本内科学会指導医 日本神経学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 神経内科 水 島 和 幸 日本内科学会認定内科医 日本認知症学会専門医 日本神経学会認定神経内科専門医 日本頭痛学会専門医 日本神経学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 神経内科 関 根 彰 呼吸器内科 滝 瀬 日本内科学会認定内科医 日本がん治療認定医機構がん治療 認定医 日本医師会認定産業医 ICD制度協議会認定ICD(感染管理 医) 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本内科学会総合内科専門医 日本呼吸器学会呼吸器専門医 日本呼吸器内視鏡学会専門医 日本内科学会指導医・教育責 任者 日本呼吸器学会指導医 日本呼吸器内視鏡学会指導医 日本がん治療認定医機構暫定 教育医 日本臨床腫瘍学会暫定指導医 日本プライマリ・ケア連合学 会認定指導医 臨床研修指導医 医学博士 呼吸器内科 堀 江 健 夫 日本内科学会認定内科医 日本アレルギー学会認定医 日本内科学会総合内科専門医 日本呼吸器学会呼吸器専門医 日本アレルギー学会専門医 日本呼吸器学会指導医 日本呼吸ケア・リハビリテー ション学会呼吸ケア指導士 臨床研修指導医 医学博士 呼吸器内科 川 田 忠 嘉 日本内科学会認定内科医 日本内科学会総合内科専門医 日本呼吸器学会呼吸器専門医 日本アレルギー学会専門医 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専 門医 臨床研修指導医 医学博士 呼吸器内科 土 屋 卓 磨 日本内科学会認定内科医 日本呼吸器学会呼吸器専門医 臨床研修指導医 消化器内科 阿 部 毅 彦 日本内科学会認定内科医 日本肝臓学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器病学会指導医 日本消化器内視鏡学会指導医 日本肝臓学会指導医 臨床研修指導医 洋 平 子 淳 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 指導医 血液内科 臨床研修指導医 日本内科学会認定内科医 日本血液学会専門医 医学博士 日本内科学会認定内科医 日本神経学会認定神経内科専門医 208 医学博士 認定医・専門医 指導医 医学博士 消化器内科 標榜科目 高 山 氏 名 尚 日本内科学会認定内科医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本内科学会総合内科専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医 日本内科学会指導医 日本消化器病学会指導医 日本消化器内視鏡学会指導医 日本肝臓学会指導医 日本がん治療認定医機構暫定 教育医 日本プライマリ・ケア連合学 会認定指導医 臨床研修指導医 医学博士 消化器内科 新 井 弘 隆 日本内科学会認定内科医 日本内科学会総合内科専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医 日本消化器病学会指導医 日本消化器内視鏡学会指導医 日本肝臓学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 消化器内科 飯 塚 賢 一 日本内科学会認定内科医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器内視鏡学会指導医 臨床研修指導医 消化器内科 大 塚 修 日本内科学会認定内科医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本消化器病学会専門医 消化器内科 山 田 俊 哉 日本内科学会認定内科医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 臨床研修指導医 消化器内科 上 野 敬 史 日本内科学会認定内科医 日本肝臓学会専門医 臨床研修指導医 消化器内科 増 田 智 之 日本内科学会認定内科医 消化器内科 清 水 雄 大 日本内科学会認定内科医 日本内科学会総合内科専門医 日本消化器病学会専門医 日本超音波医学会専門医 消化器内科 佐 藤 綾 希 日本内科学会認定内科医 消化器内科 豊 田 満 夫 日本内科学会認定内科医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医 消化器内科 長 坂 昌 子 日本内科学会認定内科医 心臓血管内科 丹 下 正 一 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本内科学会認定内科医 ICD制度協議会認定ICD(感染管理 医) 植込型除細動器/ペーシングによる 心不全治療登録医 日本心血管インターベンション治 療学会認定医 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本心血管インターベンション治 療学会専門医 AHAACLSインストラクター AHABLSインストラクター 209 日本消化器内視鏡学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 日本心血管インターベンショ ン治療学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 標榜科目 氏 名 認定医・専門医 指導医 医学博士 心臓血管内科 庭 前 野 菊 日本内科学会認定内科医 日本心血管インターベンション治 療学会認定医 ICD植込み登録医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本循環器学会認定循環器専門医 AHABLSインストラクター AHAACLSインストラクター ICLSコースディレクター・インス トラクター 心臓血管内科 小 暮 真 也 日本内科学会認定内科医 日本循環器学会認定循環器専門医 心臓血管内科 長 坂 崇 司 日本内科学会認定内科医 心臓血管内科 今 井 美智子 日本内科学会認定内科医 小児科 松 井 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本小児科学会専門医 日本医療情報学会医療情報技師 小児科 清 水 真理子 日本周産期・新生児医学会新生児 臨床研修指導医 蘇生法「専門」コース(Aコース) 認定 日本小児科学会専門医 小児科 萩 原 里 実 日本小児科学会専門医 小児科 柴 梓 日本小児科学会専門医 小児科 杉 立 玲 日本小児科学会専門医 外科 安 東 立 正 日本外科学会認定医 日本外科学会指導医 日本乳癌学会認定医 臨床研修指導医 ICD制度協議会認定ICD(感染管理 医) 日本内視鏡外科学会技術認定医(消 化器・外科) 日本外科学会専門医 日本乳癌学会乳腺専門医 医学博士 外科 富 澤 直 樹 日本外科学会認定医 日本外科学会指導医 日本内視鏡外科学会技術認定医(消 日本消化器外科学会指導医 臨床研修指導医 化器外科) 消化器がん外科治療認定医 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器病学会専門医 医学博士 外科 荒 川 和 久 日本外科学会認定医 消化器がん外科治療認定医 日本がん治療認定医機構がん治療 認定医 日本化学療法学会抗菌化学療法認 定医 ICD制度協議会認定ICD(感染管理 医) 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 医学博士 敦 210 臨床研修指導医 医学博士 日本プライマリ・ケア連合学 会認定指導医 臨床研修指導医 医学博士 臨床研修指導医 日本肝胆膵外科学会高度技能 指導医 日本外科学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 標榜科目 氏 名 認定医・専門医 指導医 医学博士 巳 日本外科学会認定医 日本がん治療認定医機構がん治療 認定医 日本静脈経腸栄養学会TNT研修会 修了 緩和ケア研修会修了 嚥下機能評価研修会修了 日本外科学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 臨床研修指導医 医学博士 崎 亮 日本外科学会認定医 緩和ケアの基本教育に関する指導 者研修会修了 日本外科学会専門医 臨床研修指導医 医学博士 佐 藤 弘 晃 日本外科学会認定医 緩和ケアの基本教育に関する指導 者研修会修了 日本外科学会専門医 臨床研修指導医 医学博士 外科 岩 松 清 人 日本外科学会専門医 外科 榎 田 泰 明 日本外科学会専門医 乳腺・内分泌 外科 池 田 文 広 マンモグラフィ検診精度管理中央 委員会検診マンモグラフィ読影認 定医師A評価 日本外科学会専門医 日本乳癌学会乳腺専門医 日本乳癌学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 呼吸器外科 上吉原 光宏 米国胸部外科学会(STS、 InternationalMember) 日本胸部外科学会認定医 日本がん治療認定医機構がん治療 認定医 肺がんCT検診認定機構CT検診認 定医 日本医師会認定産業医 診療情報管理士 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 甲種防火管理新規講習課程修了 日本呼吸器外科学会専門医 日本外科学会専門医 日本救急医学会専門医 日本呼吸器外科学会指導医 日本胸部外科学会指導医 日本外科学会指導医 日本がん治療認定医機構暫定 教育医 臨床研修指導医 医学博士 呼吸器外科 伊 部 崇 史 日本外科学会認定医 日本がん治療認定医機構がん治療 認定医 日本呼吸器外科学会専門医 日本外科学会専門医 日本外科学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 呼吸器外科 井 貝 仁 日本がん治療認定医機構がん治療 認定医 肺がんCT検診認定機構CT検診認 定医 ヨーロッパ心臓胸部外科学会 臨床研修指導医 医学博士 日本胸部外科学会指導医 日本外科学会指導医 心臓血管外科修練指導医 臨床研修指導医 医学博士 外科 小 林 克 外科 黒 外科 activemember 日本呼吸器外科学会専門医 日本外科学会専門医 心臓血管外科 森 秀 暁 日本外科学会専門医 日本循環器学会認定循環器専門医 日本心臓血管外科学会専門医 日本脈管学会脈管専門医 211 標榜科目 氏 名 認定医・専門医 指導医 心臓血管外科 林 弘 樹 日本外科学会専門医 日本心臓血管外科学会専門医 日本脈管学会専門医 臨床研修指導医 心臓血管外科 石 川 和 徳 胸部ステントグラフト実施医 日本外科学会専門医 日本循環器学会認定循環器専門医 日本心臓血管外科学会専門医 日本脈管学会脈管専門医 心臓血管外科修練指導医 腹部ステントグラフト指導医 整形外科 浅 見 和 義 日本整形外科学会スポーツ医 日本整形外科学会運動器リハビリ テーション医 日本整形外科学会専門医 臨床研修指導医 臨床研修指導医 整形外科 内 田 徹 日本整形外科学会専門医 整形外科 反 町 泰 紀 日本整形外科学会脊椎脊髄病認定 日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄 医 外科指導医 日本体育協会公認スポーツドクター 臨床研修指導医 日本整形外科学会専門医 整形外科 中 島 飛 志 日本整形外科学会脊椎脊髄病認定 医 日本整形外科学会専門医 整形外科 山 本 哲 生 形成・美容外科 林 稔 日本形成外科学会専門医 形成・美容外科 徳 中 亮 平 日本形成外科学会専門医 眼科 板 倉 宏 高 日本眼科学会認定眼科専門医 日本眼科学会指導医 臨床研修指導医 脳神経外科 宮 﨑 瑞 穗 日本脳神経外科学会専門医 日本救急医学会救急科専門医 日本脳神経外科学会指導医 臨床研修指導医 脳神経外科 朝 倉 健 日本脳神経外科学会専門医 日本脳卒中学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 臨床研修指導医 臨床研修指導医 医学博士 医学博士 医学博士 医学博士 日本整形外科学会専門医 日本整形外科学会リウマチ医 臨床研修指導医 医学博士 医学博士 脳神経外科 藤 巻 広 也 日本脳神経外科学会専門医 臨床研修指導医 脳神経外科 山 口 玲 日本神経内視鏡学会技術認定医 日本脳神経外科学会専門医 日本脳卒中学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本脳神経外科学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 脳神経外科 佐 藤 晃 之 日本脳神経外科学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 臨床研修指導医 医学博士 皮膚科 大 西 一 德 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医 臨床研修指導医 医学博士 皮膚科 森 本 奈緒子 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医 臨床研修指導医 医学博士 泌尿器科 松 滋 日本透析医学会認定医 日本小児泌尿器科学会認定医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本泌尿器科学会専門医 日本透析医学会専門医 日本泌尿器科学会指導医 日本透析医学会指導医 日本がん治療認定医機構暫定 教育医 臨床研修指導医 医学博士 泌尿器科 久保田 裕 日本がん治療認定医機構がん治療 認定医 日本がん検診・診断学会がん検診 認定医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本泌尿器科学会専門医 日本透析医学会専門医 日本泌尿器科学会指導医 日本透析医学会指導医 日本がん治療認定医機構暫定 教育医 臨床研修指導医 医学博士 尾 康 212 標榜科目 氏 名 認定医・専門医 指導医 医学博士 泌尿器科 鈴 木 光 一 日本小児泌尿器科学会認定医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本泌尿器科学会専門医 日本透析医学会専門医 泌尿器科 藤 塚 雄 司 日本泌尿器科学会専門医 泌尿器科 鈴 木 智 美 日本泌尿器科学会専門医 産婦人科 曽 田 雅 之 日本女性医学学会認定医 母体保護法指定医 日本産科婦人科学会専門医 臨床研修指導医 医学博士 産婦人科 大 澤 稔 日本女性医学学会認定医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本産科婦人科学会専門医 臨床研修指導医 医学博士 産婦人科 村 田 知 美 日本産科婦人科学会専門医 臨床研修指導医 産婦人科 塚 越 規 子 日本産科婦人科学会認定医 臨床研修指導医 産婦人科 田 口 千 香 日本産科婦人科学会専門医 臨床研修指導医 産婦人科 萬 歳 千 秋 日本産科婦人科学会専門医 臨床細胞診専門医 臨床研修指導医 医学博士 耳鼻咽喉科 二 宮 洋 日本耳鼻咽喉科学会認定騒音性難 聴担当医 日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器相 談医 日本医師会認定産業医 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医 日本気管食道科学会気管食道科専 門医(咽喉系) 日本頭頸部外科学会頭頸部が ん専門医制度暫定指導医 臨床研修指導医 医学博士 耳鼻咽喉科 桑 原 幹 夫 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医 放射線治療科 伊 藤 潤 日本放射線腫瘍学会認定医 日本乳癌学会乳癌認定医 日本核医学会PET核医学認定医 日本がん治療認定医機構がん治療 認定医 マンモグラフィ検診精度管理中央 委員会検診マンモグラフィ読影認 定医師B評価 日本医学放射線学会放射線科専門 医 日本核医学会核医学専門医 日本がん治療認定医機構暫定 教育医 日本医学放射線学会研修指導 者 臨床研修指導医 医学博士 放射線診断科 森 田 英 夫 日本医学放射線学会放射線科専門 医 日本IVR学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 麻酔科 加 藤 清 司 麻酔科標榜医 日本麻酔科学会専門医 日本麻酔科学会認定指導医 臨床研修指導医 医学博士 麻酔科 伊 佐 之 孝 ICD制度協議会認定ICD(感染管理 医) 麻酔科標榜医 日本麻酔科学会専門医 日本麻酔科学会認定指導医 臨床研修指導医 医学博士 麻酔科 伊 藤 奈穂美 麻酔科標榜医 日本麻酔科学会専門医 日本麻酔科学会認定指導医 臨床研修指導医 医学博士 麻酔科 柴 田 正 麻酔科標榜医 NPO法人日本医学シミュレー ション学会CVCインストラクター 麻酔科 肥 塚 恭 子 幸 麻酔科標榜医 日本麻酔科学会専門医 213 日本泌尿器科学会指導医 日本透析医学会指導医 日本がん治療認定医機構暫定 教育医 臨床研修指導医 日本麻酔科学会認定指導医 標榜科目 氏 名 認定医・専門医 麻酔科 比 嘉 愛 麻酔科標榜医 麻酔科 藤 井 理 沙 麻酔科標榜医 麻酔科 安 藤 光 麻酔科標榜医 日本麻酔科学会専門医 リハビリテー ション科 大 竹 歯科口腔外科 内 山 壽 歯科口腔外科 五 病理診断科 指導医 医学博士 日本内科学会認定内科医 日本リハビリテーション医学会認 定臨床医 日本神経学会認定神経内科専門医 日本リハビリテーション医学会専 門医 日本神経学会指導医 日本リハビリテーション医学 会指導医 臨床研修指導医 夫 日本歯周病学会専門医 歯科臨床研修指導医 味 暁 憲 言語聴覚士 日本口腔外科学会認定専門医 歯科臨床研修指導医 医学博士 井 出 宗 則 死体解剖資格 日本病理学会病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 日本外科学会専門医 大腸肛門病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器病学会専門医 大腸肛門病学会指導医 日本消化器内視鏡学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 臨床検査科 稲 沢 正 士 日本体育協会公認スポーツドクター 日本人間ドッグ学会人間ドッグ認 定医 ICD制度協議会認定ICD 日本医師会認定産業医 臨床検査管理医 日本内科学会総合内科専門医 日本アレルギー学会専門医 日本呼吸器学会専門医 日本内科学会指導医 日本アレルギー学会指導医 日本呼吸器学会指導医 臨床研修指導医 医学博士 健診部 中 村 保 子 日本内科学会認定内科医 日本人間ドック学会人間ドッグ認 定医 日本体育協会公認スポーツドクター 労働衛生コンサルタント 日本医師会認定健康スポーツ医 臨床心理士 日本内科学会総合内科専門医 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会内分泌代謝科(内 科)専門医 日本人間ドック学会人間ドッグ健 診専門医 日本内分泌学会内科指導医 日本内科学会指導医 日本糖尿病学会研修指導医 日本人間ドック学会研修指導 医 臨床研修指導医 医学博士 弘 哲 214 医学博士 標榜科目 救急科 氏 名 中 野 認定医・専門医 実 ICD制度協議会認定ICD 麻酔科標榜医 日本中毒学会クリニカル・トキシ コロジスト 日本救急医学会救急科専門医 日本集中治療医学会専門医 日本麻酔科学会専門医 日本熱傷学会専門医 日本呼吸療法医学会専門医 日本外傷学会専門医 AHABLSコースディレクター・ト レーナー・リードインストラクター AHAACLSコースディレクター・ト レーナー・リードインストラクター AHAPALSインストラクター ICLSコースディレクター・インス トラクター JATECインストラクター・インス トラクタートレーナー JPTECインストラクター ITLSインストラクター 小児ITLSインストラクター 日本DMATインストラクター 日本DMAT統括隊員 NBC災害・テロ対策研修プログラ ムインストラクター MIMMSインストラクター MCLSインストラクター PBECインストラクター BDLSプロバイダー ADLSプロバイダー 救急科 高 橋 栄 治 日本外科学会認定医 日本救急医学会救急科専門医 JPTECインストラクター ICLSインストラクター JATECインストラクター ITLSインストラクター 日本DMATインストラクター NDLSインストラクター MIMMSインストラクター MCLSインストラクター MCLS-CBRNEインストラクター NBC災害・テロ対策講習会インス トラクター 日本DMAT統括隊員 有毒化学物質の取り扱い及び化学 災害対策担当者[1級] 生物テロ・バイオ災害対策担当者 [1級] 爆発物災害対策担当者[1級] 215 指導医 日本救急医学会指導医 日本麻酔学会指導医 日本航空医療学会航空医療医 師指導者 臨床研修指導医 臨床研修指導医 医学博士 医学博士 標榜科目 氏 名 救急科 中 救急科 宮 救急科 鈴 村 光 崎 木 裕 指導医 医学博士 伸 日本救急医学会救急科専門医 日本脳神経外科学会専門医 日本集中治療医学会専門医 日本航空医療学会認定指導医師 AHABLSインストラクター AHAACLSインストラクター ICLSディレクター ITLSインストラクター JATECインストラクター 日本DMATインストラクター ISLS認定ファシリテーター MCLSインストラクター 認定医・専門医 日本プライマリ・ケア連合学 会認定指導医 臨床研修指導医 医学博士 大 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本救急医学会救急科専門医 日本高気圧環境・潜水医学会高気 圧酸素治療専門医 日本集中治療医学会専門医 日本熱傷学会専門医 臨床研修指導医 之 ICD制度協議会認定ICD 日本医師会認定産業医 日本航空医療学会航空医療医 師指導者 日本プライマリ・ケア連合学 会認定指導医 臨床研修指導医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本救急医学会救急科専門医 日本集中治療医学会専門医 日本呼吸療法医学会呼吸療法専門 医 日本熱傷学会専門医 救急科 町 田 浩 志 日本航空医療学会航空医療医 日本外科学会認定医 日本旅行医学会認定医 師指導者 日本救急医学会救急科専門医 臨床研修指導医 ICLSインストラクター ITLSAdvancedCourseインスト ラクター ITLSPediotricCourseインストラ クター JPTECインストラクター JATECインストラクタートレーナー 日本DMAT隊員養成研修インスト ラクター 統括DMAT 救急科 菊 谷 祥 博 日本内科学会認定内科医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 JATECインストラクター 救急科 原 澤 朋 史 日本救急医学会救急科専門医 救急科 小 倉 崇 以 日本救急医学会救急科専門医 救急科 藤 塚 健 次 日本旅行医学会認定医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本救急医学会救急科専門医 JATECインストラクター 日本DMAT統括隊員 救急科 岡 島 真 里 日本内科学会認定内科医 日本救急医学会救急科専門医 216 日本プライマリ・ケア連合学 会認定指導医 臨床研修指導医 氏 名 認定医・専門医 指導医 救急科 標榜科目 田 中 由基子 日本内科学会認定内科医 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本救急医学会救急科専門医 日本プライマリ・ケア連合学 会認定指導医 救急科 菊 哲 英 日本救急医学会救急科専門医 日本麻酔科学会専門医 救急科 桜 澤 忍 日本プライマリ・ケア連合学会認 定医 日本麻酔科学会専門医 救急科 堀 仁 日本内科学会認定内科医 日本救急医学会救急科専門医 日本集中治療医学会集中治療専門 医 日本内科学会総合内科専門医 日本循環器学会認定循環器専門医 救急科 雨 宮 川 口 真 優 日本救急医学会救急科専門医 217 医学博士 医学博士 2 メディカルスタッフ等有資格者 【放射線科部】 難 波 侑 里 江 原 彩 莉 第1種放射線取扱主任者 久保田 利 夫 星 野 洋 満 長 瀬 博 之 放射線治療専門技師 久保田 利 夫 細胞検査士 冨 澤 一 与 川 島 康 弘 細 井 京 子 安 藤 大 輔 尾 身 麻理恵 久保田 義 明 布瀬川 綾 子 放射線治療品質管理士 久保田 利 夫 国際細胞検査士 冨 澤 一 与 星 野 洋 満 布瀬川 綾 子 川 島 康 弘 認定病理検査技師 冨 澤 一 与 医学物理士 星 野 洋 満 有機溶剤作業主任者 細 井 京 子 川 島 康 弘 特定化学物質作業主任者 冨 澤 一 与 放射線管理士 星 野 洋 満 放射線機器管理士 星 野 洋 満 【病理診断科部】 【薬剤部】 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 日本静脈経腸栄養学会 NST専門療法士 萩 原 鈴 絵 原 澤 健 角 田 小 巻 薊 典 代 貝 瀬 宏 子 狩 野 江利加 関 口 美 雪 大 澤 淳 子 鈴 木 麻 由 日本糖尿病療養指導士 町 田 忠 利 北 爪 静 香 家 合 歩 美 X線CT認定技師 那 賀 稔 天 川 悦 子 CT国際認定技師 安 藤 大 輔 大 澤 淳 子 MRI国際認定技師 安 藤 大 輔 日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師 医療画像情報精度管理士 高 橋 稔 安 藤 大 輔 日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師 矢 島 秀 明 第1種作業環境測定士 安 藤 大 輔 日本病院薬剤師会認定実務実習指導薬剤師 衛生工学衛生管理者 安 藤 大 輔 小 林 敦 日本診療放射線技師会認定シニア診療放射線技師 原 澤 健 安 藤 大 輔 日本薬剤師研修センター漢方薬・生薬認定薬剤師 星 野 洋 満 原 澤 健 日本薬剤師研修センター認定薬剤師 小 林 敦 大 澤 淳 子 摂食・嚥下リハビリテーション認定歯科衛生士 町 田 忠 利 高 坂 陽 子 品 川 理 加 長 岡 恵美子 須 藤 弥 生 田 中 淳 子 日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師 【歯科衛生課】 須 藤 弥 生 生活習慣病予防(特定保健指導)認定歯科衛生士 小 林 敦 原 澤 健 日本静脈経腸栄養学会NST専門療法士 大 澤 淳 子 高 坂 陽 子 日本臨床腫瘍薬学会外来がん治療認定薬剤師 介護支援専門員 田 中 淳 子 社会福祉士 木 村 千亜貴 日本腎臓病薬物療法学会腎臓病薬物療法認定薬剤師 長 岡 恵美子 218 須 藤 弥 生 原 澤 健 体外循環技術認定士 神 尾 芳 恵 統計士 原 澤 健 介護支援専門員 原 澤 健 第1種ME技術実力検定 宮 崎 郁 英 小野里 譲 司 臨床ME専門認定士 宮 崎 郁 英 衛生検査技師 小野里 譲 司 医療機器情報コミュニケータ(MDIC) 木 部 慎 也 大 澤 淳 子 日本DMAT隊員 矢 島 秀 明 町 田 忠 利 【看護部】 慢性期看護専門看護師 髙 橋 恵 重症集中ケア認定看護師 村 田 亜夕美 阿 部 絵 美 NST専門療法士 山 本 淳 子 感染管理認定看護師 大 澤 忠 阿 部 克 幸 清 水 真理子 涌 沢 智 子 町 田 浩 美 定 方 香 糖尿病看護認定看護師 髙 木 あけみ 熊 王 茉由美 齋 藤 久 美 日本病態栄養専門師 山 本 淳 子 手術看護認定看護師 慶 野 和 則 糖尿病療養指導士 定 方 香 皮膚・排泄ケア認定看護師 木 村 公 子 阿 部 克 幸 清 水 國 代 TNT-D認定管理栄養士 山 本 淳 子 救急看護認定看護師 小 池 伸 享 阿 部 克 幸 木 村 恵美子 涌 沢 智 子 城 田 智 之 人間ドック健診情報管理指導師 定 方 香 がん性疼痛看護認定看護師 北 爪 一 成 熊 王 茉由美 がん化学療法認定看護師 今 井 洋 子 栁 田 麻 衣 緩和ケア認定看護師 北 爪 ひかり 日本栄養士災害支援チーム 山 本 淳 子 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 【栄養課】 【臨床工学技術課】 小屋原 ほづみ 認知症看護 新 井 智 美 透析技術認定士 高 田 清 史 認定看護管理者 前 田 陽 子 神 尾 芳 恵 福 田 富 江 境 野 如 美 笹 原 啓 子 宮 崎 郁 英 救急救命士 川 井 ひで子 山 本 君 枝 杉 村 みどり 門 倉 理 恵 樺 澤 紀久子 木 部 慎 也 大 館 由美子 内 山 陽 平 大 澤 忠 関 善 久 三 枝 典 子 小 林 雄 貴 小 澤 栄梨子 呼吸療法認定士 高 田 清 史 志 水 美 枝 神 尾 芳 恵 山 口 絵 里 境 野 如 美 角 田 あゆみ 宮 崎 郁 英 吉 野 初 恵 山 本 君 枝 古 見 浩 二 門 倉 理 恵 内視鏡技師第1種 田 島 松 江 木 部 慎 也 山 口 絵 理 内 山 陽 平 松 本 好 美 関 善 久 都 丸 明 子 219 吉 沢 香代子 笠 井 苑 﨡 原 康 代 猪 熊 綾 子 金 井 亜紀子 髙 岸 まゆみ 萩 原 美由紀 石 田 悦 子 清 水 友希子 介護支援専門員 三 枝 典 子 小 林 由美子 今 井 洋 子 内視鏡技師第2種 野 上 美由紀 鈴 木 芳 実 呼吸療法認定士 村 田 亜夕美 宮 前 芳 枝 鈴 木 芳 実 渡 邊 さち子 町 田 真 弓 吉 野 初 恵 宮 前 芳 枝 女 屋 正 子 神 尾 聡 子 後 藤 幸 子 卯 野 祐 治 特化物質作業主任者 大 澤 忠 吉 野 初 恵 NST専門療法士 金 澤 真 実 新 井 美 香 伊 東 七奈子 堀 越 広 子 大井田 明 子 萩 原 ひろみ 角 田 あゆみ 島 田 由美子 木 村 恵美子 波田野 由佳里 春 原 ひと美 木 村 恵美子 診療情報管理士 神 尾 聡 子 長 岡 かおり 心理士(日本心理学会認定) 今 井 洋 子 遠 藤 元 喜 松 井 和 美 片 桐 一 幸 認知症ケア専門士 鈴 木 芳 実 安 中 清 佳 堀 越 広 子 新 井 里 佳 岡 田 和 代 小 倉 美 和 新 井 智 美 阿 部 絵 美 星 野 美 佳 鷹 橋 由利香 自己血輸血看護師(自己血輸血学会認定) 松 下 真 紀 中 西 文 江 松 本 郁 実 湯 浅 愛 安 藤 晴 美 高 橋 美 幸 吉 田 真 弓 宮 原 由 佳 関 口 拓 矢 富 澤 由紀子 水 落 美知雄 メディカルメイクアップアソシエーションサポーター 栗 原 知 己 狩 野 佳 子 山 﨑 純 子 弾性ストッキングコンダクター 横 澤 佳 奈 小屋原 ほづみ 医療リンパドレナージセラピスト 清 水 明 子 糖尿病療養指導士 関 栄 江 血管診療技師 横 澤 佳 奈 高 橋 美 幸 透析技術認定士 松 下 真 紀 梶 山 優 子 小 林 亜矢子 髙 木 あけみ 鳥 山 あゆみ 諸 岡 ゆかり 超音波検査士(消化器領域) 松 尾 美智子 倉 橋 洋 江 久保田 淳 子 齋 藤 久 美 石 倉 順 子 髙 橋 恵 有 馬 ひとみ 【臨床検査科部】 220 金 井 洋 之 細胞検査士 松 尾 美智子 大 崎 泰 章 糖尿病療法士 関 口 美 香 阿 部 奈 規 松 本 美由紀 超音波検査士(体表臓器領域) 久保田 淳 子 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 有 馬 ひとみ 立 沢 春 樹 松 尾 美智子 劇物毒物取り扱い責任者 氏 家 綾 子 広 清 久 美 危険物取り扱い者 氏 家 綾 子 超音波検査士(泌尿器領域) 金 井 洋 之 登録抗酸菌症エキスパート 横 澤 郁 代 久保田 淳 子 吉 田 勝 一 大 崎 泰 章 金 子 心 学 有 馬 ひとみ 松 尾 美智子 超音波検査士(婦人科領域) 有 馬 ひとみ 介護支援専門員 中 井 正 江 超音波検査士(血管領域) 有 馬 ひとみ 林 修 己 松 尾 美智子 鈴 木 大 介 【医療社会事業部】 久保田 淳 子 認定医療社会福祉士 中 井 正 江 超音波検査士(循環器領域) 有 馬 ひとみ 社会福祉士 中 井 正 江 松 尾 美智子 林 修 己 久保田 淳 子 鈴 木 大 介 石 倉 順 子 碓 井 祐太郎 広 清 久 美 杉 本 彩 乃 認定血管診療技師 有 馬 ひとみ 千 田 裕 子 松 尾 美智子 藤 枝 香 織 久保田 淳 子 認定睡眠検査技師 金 井 洋 之 石 倉 順 子 大 崎 泰 章 精神保健福祉士 中 井 正 江 認定臨床微生物検査技師 金 子 心 学 碓 井 祐太郎 横 澤 郁 代 山 田 恵利香 相 馬 真恵美 医療福祉連携士 須 賀 一 夫 感染制御認定臨床微生物検査技師 金 子 心 学 横 澤 郁 代 相 馬 真恵美 診療報酬請求事務能力認定試験 NST専門臨床検査技師 関 口 美 香 認定心電検査技師 久保田 淳 子 北 爪 綾 花 認定輸血検査技師 相 馬 真恵美 石 関 佳 奈 認定総合管理検査技師 金 子 心 学 診療情報管理士 山 田 恵利香 井 上 景 子 豊 野 真 穂 【事務部】 石 田 澄 夫 高 坂 恵美子 鈴 木 栄 認定臨床化学・免疫化学精度管理検査技師 八 木 聡 関 口 美 香 藤 井 順 子 医療情報技師 相 馬 真恵美 渡 邉 孝 子 二級臨床病理技術士(血清学) 金 子 心 学 大 島 俊 子 松 尾 美智子 板 倉 孝 之 二級臨床病理技術士(循環生理学) 金 子 心 学 坂 本 恭 子 横 澤 郁 代 友 野 正 章 松 尾 美智子 小 川 日登美 久保田 淳 子 中 島 美 恵 221 山 上 陽 子 メディカルメイクアップアソシエーションサポーター 平 井 愛 浜 布美子 佐 藤 千恵美 平 井 佳 子 沼 居 綾 日本DMATインストラクター 太 田 吉 保 渡 井 晴 美 MCLSインストラクター 太 田 吉 保 小 林 智 救急救命士 神 尾 沙智乃 高 坂 恵美子 病院経営管理士 吉 澤 康 高 井 美佐子 八 木 聡 清 水 智 子 鈴 木 典 浩 羽 鳥 淳 子 秋 間 誠 司 羽 鳥 友 子 医療メディエーターB認定 鈴 木 典 浩 加 藤 千 遥 石 関 佳 奈 クオリティマネジャー 角 田 貢 一 櫻 井 千 絵 院内がん登録実務中級者 渡 邉 孝 子 巻 口 恵里奈 松 田 祐 佳 唐 澤 江利香 押 金 愛 角 田 幸 子 秋 間 真 幸 石 井 有里沙 診療情報管理士DPCコース認定 渡 邉 孝 子 浜 布美子 (社) MAF認定パラメディカルメイクアップインストラクター 平 井 愛 高 井 美佐子 清 水 智 子 小 川 日登美 若 月 恵 美 医師事務作業補助技能認定 佐 藤 千恵美 巻 口 恵里奈 押 金 愛 角 田 幸 子 メディカルコンシェルジュ資格認定 山 上 陽 子 メディカルアシスタント資格認定 山 上 陽 子 ヘルスサイエンス情報専門員(中級) 塚 越 貴 子 接遇インストラクター 藤 井 順 子 久保田 奈津子 秘書技能士(秘書技能検定1級) 久保田 奈津子 二級建築士 吉 澤 康 医療情報技師 角 田 貢 一 浅 野 太 一 河 野 泰 雄 市根井 栄 治 医療情報システム監査人 市根井 栄 治 基本情報技術者 市根井 栄 治 平 井 佳 子 222 田 村 直 人 Ⅶ 研 究 Ⅶ 研 究 1 学会発表 救急科・集中治療科 1) Tetsuei Kikukawa, Minoru Nakano, Takayuki 8)小倉崇以,鈴木裕之,中野実 他 Ogura,etal VV-ECMO導入により救命した急性大動脈解離合併 HINIinfluenzaassociated-pneumoniawithsevere 重症呼吸不全の一例 obesity:SuccessfulmanagementwithawakeVV- 第36回日本呼吸療法医学会 2014.7 秋田 ECMO EuroELSO2014.5Paris,France 9)鈴木裕之,中野実,小倉崇以 他 本格始動から1年が経過した前橋日赤ECMOチーム 2) Takayuki Ogura, Hiroyuki Suzuki, Minoru Nakano,etal による重症呼吸不全に対するECMO治療の実際 第36回日本呼吸療法医学会 2014.7 秋田 ACaseofSeverRespiratoryFailurewithStanford AAcuteAorticDissection 10)小倉崇以,鈴木裕之,中野実 他 EuroELSO2014.5Paris,France 身体的管理かつ精神的管理に難渋したLongRun VV-ECMOの一例 3)Hiroyuki Suzuki, Minoru Nakano, Eiji Takahashi 第36回日本呼吸療法医学会 2014.7 秋田 etal A Study on the Timing of Switch from APRV- 11)岡島真里,中野実,高橋栄治 他 based HighPEEPStrategy toECMO-based Lung 呼吸不全に対してV-VECMOを導入し救命しえた RestStrategy 塩化カルシウム中毒の一例 EuroELSO2014.5Paris,France 第36回日本中毒学会総会・学術集会 2014.7 東京 4) Takayuki Ogura, Minoru Nakano, Mitsunobu 12)中村光伸,中野実,高橋栄治 他 Nakamura,etal. 塩素系除草剤(クロルプロファム)によるメトヘモ Novel Scoring System to Predict Early Trauma グロビン血症の一例 CoagulopathyTraumaticCoagulopathyPrediction 第36回日本中毒学会総会・学術集会 2014.7 東京 Score(TCPScore) European Congress of Trauma and Emergency Surgery2014.5,Frankfurt,Germany. 13)小林喜郎,小倉崇以,鈴木裕之 他 超重症呼吸不全に対する新規ECMOシステムの導入 第22回群馬県救急医療懇談会 2014.9 渋川 5)小倉崇以,中野実,高橋栄治 他 TraumaticBleedingSeverityScore(TBSS) に よ 14)町田浩志,高橋栄治,中村光伸 他 る急性外傷性凝固障害の予測 群馬県ドクターヘリ長期運休期間中の対応について 第28回日本外傷学会学術集会 2014.6 東京 第22回群馬救急医療懇談会 2014.9渋川 15)小倉崇以,中野実,高橋栄治 他 6)藤塚健次,中野実,中村光伸 他 当施設の後方検討からみる外傷性腎損傷のNOM管理 TraumaticBleedingSeverityScore(TBSS) 大 量 第28回日本外傷学会学術集会 2014.6 東京 輸血療法開始基準の臨床導入とその効果 第42回日本救急医学会総会・学術集会 2014.10 福岡 7)小倉崇以,中野実,高橋栄治 他 対称的な経過を辿った腹部コンパートメント症候群 (ACS)合併熱傷の二例 16)星野江里加,小倉崇以,中野実 他 外傷性心肺停止(TCPA)における自己心拍再開 第40回日本熱傷学会学術集会 2014.6 埼玉 (ROSC)についての検討 223 第42回日本救急医学会総会・学術集会 2014.10 predictearlytraumaticcoagulopathy 福岡 AHAReSS2014.11Chicago,USA 25)町田浩志,中野実,中村光伸 他 17)小橋大輔,小倉崇以,中野実 他 頸髄動静脈奇形からの出血により後頭部痛、後頚部 群馬県ドクターヘリ長期運休期間中の対応について 痛、右上肢麻痺を呈した一例 第21回日本航空医療学会 2014.11 大阪 第42回救急医学会総会・学術集会 2014.10 福岡 26)町田浩志,中野実,中村光伸 他 18)中村光伸,中野実,小倉崇以 他 着陸までの救急隊との連携が迅速な現場活動にとっ 頭部外傷における凝固線溶系異常 ‐ 頭蓋内病変が て重要である 悪化する因子 ‐ 第21回日本航空医療学会総会 2014.11大阪 第42回日本救急医学会総会・学術集会 2014.10 福岡 27)中村光伸,中野実,高橋栄治 他 19)大瀧好美,小倉崇以,中野実 他 『消防判断のキャンセルは適当か?』第2報 TranscatheterArterialEmbolization(TAE) 後 の 第21回日本航空医療学会総会 2014.11 大阪 合併症管理に難渋した重症骨盤骨折の一例 第42回救急医学会総会・学術集会 2014.10 福岡 28)中村光伸,松本尚,横田英己 他 サテライトシンポジウム「広域災害におけるドク 20)劉啓文,小倉崇以,宮武諭 他 ターヘリの運用」 胸背部痛を主訴に救急外来を受診し、気管軟化症の 第9回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会 診断に至った1例 2014.12 東京 第42回救急医学会総会・学術集会 2014.10 福岡 29)増田衛,小倉崇以,中野実 他 21)藤塚健次,中野実,中村光伸 他 VV-ECMO導入にて救命し得た重症溺水の一例 第66回日本救急医学会関東地方会 2015.2横浜 局地災害の経験から考える災害拠点病院の問題点 第42回救急医学会総会・学術集会 2014.10 福岡 30)小林喜郎,小倉崇以,中野実 他 22)Kenji Fujizuka, Minoru Nakano, Mitunobu 外傷蘇生中に致死的な高カリウム血症を呈した症例 Nakamura,etal. 第66回日本救急医学会関東地方会 2015.2 横浜 Continuous intravenous administration of adrenaline may prevent the biphasic reaction of 31)宮崎大 anaphylaxis SOS-KANTO2012 関東地方におけるプレホスピタ AHAReSS2014.11Chicago,USA ルケア活動について 第66回日本救急医学会関東地方会 2015.2 横浜 23)Takayuki Ogura, Minoru Nakano, Mitsunobu Nakamura,etal. 32)小倉崇以,鈴木裕之,中野実 他 ConsiderationofthePatient’sAgeisimportantto VV-ECMOにおけるカニューレ挿入部創感染について predict the need for Massive transfusion in 第42回集中治療医学会総会・学術集会 2015.2 東京 patientswithsevereblunttrauma AHAReSS2014.11Chicago,USA 33)劉啓文,小倉崇以,中野実 他 カテコラミン心筋症により急性心不全をきたした褐 24 ) Takayuki Ogura, Minoru Nakano, Mitsunobu Nakamura,etal. 色細胞腫クリーゼの1例 第42回集中治療医学会総会・学術集会 2015.2 東京 Massive Transfusion Prediction Scores ca also 224 34)鈴木裕之,中野実,高橋栄治 他 ム・アスコルビン酸配合剤の比較検討 抗凝固薬未使用でECMOを導入し、離脱後に下大静 消化器内視鏡医の集い 2014.7 群馬 脈の血栓が判明した一例 第42回集中治療医学会総会・学術集会 2015.2 東京 4)新井弘隆,上野敬史,豊田満夫 他 使用経験からみえた肝性浮腫治療におけるサムスカ 35)藤塚健次,中野実,中村光伸 他 の位置づけ 消化器疾患の出血性ショックの蘇生治療における MeetingofHowtoUseRealSamscavolume 2 IABOの有効性 2014.9 群馬 第42回集中治療医学会総会・学術集会 2015.2 東京 5)新井弘隆 36)町田浩志,中村光伸,鈴木裕之 他 使用経験からみえた肝性浮腫治療におけるサムスカ ECMO治療の病院間連携に向けてのドクターヘリ内 の位置づけ 人工呼吸器の使用実態調査 サムスカ肝性浮腫適応追加1周年記念講演 第42回集中治療医学会総会・学術集会 2015.2 東京 2014.9 長野 37)原澤朋史,中野実,高橋栄治 他 6)新井弘隆,須賀孝慶,長坂昌子 他 ICUにおける経腸栄養プロトコール導入とその問題 当院における肝硬変患者の腹水に対するTolvaptan 点の検討 の使用経験 第42回集中治療医学会総会・学術集会 2015.2 東京 第22回日本消化器関連学会週間 2014.10 神戸 38)宮崎大,中野実,高橋栄治 他 7)長坂昌子,飯塚賢一,佐藤綾希 他 当院ICUでの院内急変入室の実態 ナトリウム・カリウム配合剤とナトリウム・カリウ 第42回集中治療医学会総会・学術集会 2015.2 東京 ム・アスコルビン酸配合剤の比較検討 第22回日本消化器病関連学会週間 2014.10 神戸 39)中村光伸,松本尚,小井土雄一 他 態監視システムを活用した地域医医療搬送の試み (第2報) 8)新井弘隆,上野敬史,豊田満夫 他 当院におけるシメプレビル3剤併用療法の治療成績 第20回 日 本 集 団 災 害 医 学 会 総 会・ 学 術 集 会 群馬肝炎フォーラム20142014.11 群馬 2015.2 東京 9)新井弘隆 症例経験から見えたB-TACEの位置づけ 消化器内科 “TACE“を考える会 2014.11 東京 1)新井弘隆 バルーン閉鎖下のミリプラチン投与の現状と問題点 ~ 200症例の経験から見えてきたこと~ 10)佐藤綾希,増田智之,飯塚賢一 他 第50回 日 本 肝 癌 研 究 会 ラ ン チ ョ ン セ ミ ナ ー 当院における潰瘍性大腸炎の治療成績の現状 2014.6 京都 第34回群馬大腸疾患研究会 2014.11 群馬 11)山田俊哉,水出雅文,松井綾子 他 2)植原大介,新井弘隆,春日健吾 他 脾動脈バルーン閉塞下obliqueBRTOにより治療し EUS-FNAの合併症と対処法 得た難治性胃静脈瘤の1例 第99回日本消化器内視鏡学会関東支部例会 第33回群馬肝臓研究会 2014.7 群馬 2014.12 東京 12)飯塚賢一,大塚修,長坂昌子 他 3)長坂昌子,飯塚賢一,佐藤綾希 他 ナトリウム・カリウム配合剤とナトリウム・カリウ 225 当院における大腸出血の治療戦略 第99回日本消化器内視鏡学会関東支部例会 21)新井弘隆 2014.12 東京 肝細胞癌治療におけるB-TACEの実際 ~その成 績、適応と限界~ 13)春日健吾,飯塚賢一,山田俊哉 他 ミリプラエリアフォーラムin栃木 2015.3 栃木 塩化カルシウム誤飲により重篤な胃粘膜病変と意識 障害を来した1例 外科 第99回日本消化器内視鏡学会関東支部例会 1) 富沢直樹,安東立正,荒川和久 他 2014.12 東京 大 腸 癌 に 対 す る TASE(Trans-analspecimen extraction)による完全腹腔鏡下手術 14)新井弘隆,春日健吾,清水雄大 他 第114回日本外科学会定期学術集会 2014.4 京都 Balloon-occluded transarterial chemoembolization (B-TACE)の治療成績 2) 室谷研,富沢直樹,安東立正 他 第33回群馬消化器病研究会 2015.1 群馬 胃癌に対するTVSEによる完全腹腔鏡下胃全摘術 第114回日本外科学会定期学術集会 2014.4 京都 15)飯塚賢一,大塚修,長坂昌子 他 当院における大腸出血の治療戦略 3) 黒崎亮,富澤直樹,荒川和久 他 第33回群馬消化器病研究会 2015.1 群馬 切除不能膵頭部癌に対する緩和手術の検討 第19回日本緩和医療学会学術大会 2014.6 兵庫 16)山田俊哉,春日健吾,清水雄大 他 当院における超高齢者総胆管結石患者の内視鏡治療 4)荒川和久,富澤直樹,安東立正 他 に関する安全性についての検討 胆管切除・胆道再建手術における術前胆道ドレナー 第33回群馬消化器病研究会 2015.1 群馬 ジ、術中胆汁培養、SSIの検討 第26回日本肝胆膵外科学会学術集会 2014.6 和歌山 17)新井弘隆 症例経験から見えたB-TACEの位置づけ 5) 黒崎亮,富澤直樹,荒川和久 他 ShizuokaTACEMeeting ~ TACEのありかたを今 肝細胞癌と直腸癌の重複癌に対するIncisonLess 一度考える~ 2015.2 静岡 Surgeryの1例 第26回日本肝胆膵外科学会学術集会 2014.6 和歌山 18)大塚修,植原大介,春日健吾 他 シクロスポリンとインフリキシマブで寛解導入し得 6) Total Laparoscopic Gastrectomy for Gastric た中毒性巨大結腸症を伴う潰瘍性大腸炎の一例 DiseasesatourHospital 北関東炎症性腸疾患研究会 2015.2 群馬 NaokiTomizawa、TatsumasaAndoh 14thWorldCongressofEndoscopicSurgery14th WorldCongressof 19)春日健吾,飯塚賢一,山田俊哉 他 塩化カルシウム誤飲により重篤な胃粘膜病変と意識 Endoscopic 障害を来した1例 Surgery 北関東内科セミナー 2015.2 群馬 Paris2014.6 20)新井弘隆 7)白石卓也,富沢直樹,安東立正 他 肝細胞癌治療におけるB-TACEの実際 ~その成 ECMO管理によって救命した肝部下大静脈 績、適応と限界~ 欠損症を合併した食道癌術後の乳糜胸に起因する重 ミリプラエリアフォーラム in 鹿児島 2015.3 症呼吸不全の1例 鹿児島 第69回日本消化器外科学会総会 2014.7 福島 226 8)佐藤弘晃,富澤直樹,安東立正 他 Incisionlesssurgery(ILS)の術後創痛評価 17)池田文広,安東立正,佐藤浩二 他 第69回日本消化器外科学会総会 2014.7 福島 地域で支える乳癌終末期患者の緩和医療 第22回日本乳癌学会学術総会 2014.7 大阪 9)榎田泰明,富沢直樹,安東立正 他 早期胃癌に対する経腟的標本摘出の導入と短期成績 第69回日本消化器外科学会総会 2014.7 福島 18)荒川和久,小林克巳,黒崎亮 他 遊離穿孔・腹膜炎を発症した大腸癌症例の検討 第52回日本癌治療学会学術集会 2014.8 横浜 10)八木直樹,富沢直樹,安東立正 他 大腸癌との重複癌に対するNOSE(Naturalorifice 19)富澤直樹 specimenextraction) 手技によるIncisionLessSurgery 消化器疾患に対するNOSE(Naturalorificespecimen 第69回日本消化器外科学会総会 2014.7 福島 extraction)手技によるIncisionLessSurgery 第3回Reducedportsurgeryforum 2014.8 福井 11)荒川和久,安東立正,富澤直樹 他 腹腔鏡下大腸手術における切開部SSIの減少・ゼロ 20)富澤直樹,安東立正 を目指した取り組み 腹腔鏡手術のさらなる低侵襲化に対する当院の取り 第69回日本消化器外科学会総会 2014.7 福島 組み 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 12)須藤雄仁,富沢直樹,安東立正 他 当院でのNOSE(NaturalOrificeSpecimenExtraction) 21)岡田拓久,富澤直樹,安東立正 他 におけるReducedportsurgeryの試み Thoracoscopic ‐ laparoscopic co ‐ operative 第69回日本消化器外科学会総会 2014.7 福島 surgeryとNOSEを行った肺・直腸の重複癌の1例 第27回日本内視鏡外科学会総会 2014.10 岩手 13)小林克巳,富澤直樹,荒川和久 他 当 院 に お け る ERAS(enhancedrecoveryafter 22)榎田泰明,富澤直樹,安東立正 他 surgery)に基づく周術期管理について 経腟標本摘出による腹腔鏡下胃全摘の導入と短期成績 第69回日本消化器外科学会総会 2014.7 福島 第27回日本内視鏡外科学会総会 2014.10 岩手 14)高瀬貴章,富澤直樹,安東立正 他 23)白石卓也,富澤直樹,安東立正 他 仰臥位で脾切除を行い経膣的標本摘出を行うこと 腹 部 操 作 と 会 陰 部 操 作 と を 融 合 さ せ たhybrid で,完全腹腔鏡下脾摘術を施行し得た卵巣癌脾転移 naturalorificesurgery の一例 第27回日本内視鏡外科学会総会 2014.10 岩手 第69回日本消化器外科学会総会 2014.7 福島 24)小澤直也,安東立正,富澤直樹 他 15)室谷研,富沢直樹,安東立正 他 鼠径ヘルニア嵌頓に対するTAPP(transabdominal 胃GISTに対するLECS+TVSEによる完全腹腔鏡下 preperitnealapproach)の検討 手術 第27回日本内視鏡外科学会総会 2014.10 岩手 第69回日本消化器外科学会総会 2014.7 福島 25)田口亜由子,白石卓也,富澤直樹 他 16)富沢直樹,安東立正,荒川和久 他 残胃Gastrointestinalstromaltumorに 対しLaparoscopic 消 化 器 疾 患 に 対 す る NOSE(Naturalorifice endoscopicco ‐ operativesurgeryを施行した1例 specimenextraction) 手 技 に よ るIncisionLess 第27回日本内視鏡外科学会総会 2014.10 岩手 Surgery 第69回日本消化器外科学会総会 2014.7 福島 227 26)富澤直樹,安東立正,荒川和久 他 第76回日本臨床外科学会総会 2014.11 福島 大 腸 癌 に 対 す るNOSE(Naturalorificespecimen extraction)手技による完全腹腔鏡下手術 34)小澤直也,白石卓也,富澤直樹 他 第27回日本内視鏡外科学会総会 2014.10 岩手 経腟的標本摘出法による完全腹腔鏡下手術を施行し た胆石イレウスの1例 27)Pure laparoscopic surgery with TVSE(Trans- 第76回日本臨床外科学会総会 2014.11 福島 vaginalspecimenextraction) forgastrointestinaldisease 35)白石卓也,富沢直樹,安東立正 他 NaokiTomizawa1,NaohisaArakawa1,Tatsumasa Zenker憩室癌の一例 Ando1 第76回日本臨床外科学会総会 2014.11 福島 12th Congress of endoscopic and laparoscopic surgeonsofAsiaIndonesiaBali2014.10 36)小林克巳,富澤直樹,荒川和久 他 体組成分析装置を併用した胃癌手術における周術期 28)富澤直樹 栄養評価の検討 NOSE(Naturalorificespecimenextraction)によ 第76回日本臨床外科学会総会 2014.11 福島 るILS(IncisionLessSurgery)に対する機器開発 37)富沢直樹,安東立正,荒川和久 他 の要望 第27回日本内視鏡外科学会ニーズ・シーズセッショ 腹腔鏡下胃部分切除、膵体尾・脾切除、左腎切除を ン 2014.10 盛岡 行った左腎腫瘍の一例 第19回群馬県内視鏡外科研究会 2015.1 前橋 29)安東立正,月田幸枝,近藤理香 他 多職種チーム医療の充実に向けて パスによるチー 38)富澤直樹 ム医療の促進と院内標準化 ミニレクチャー 第15 回 日 本 ク リ ニ カ ル パ ス 学 会 学 術 集 会 IBD症例における外科治療の適応と工夫 2014.11 福井 第28回ストーマ・排泄リハビリテーション研究会 2015.3 高崎 30)富澤直樹,安東立正,荒川和久 他 消化器疾患に対するTVSE(Trans-vaginal 総合・感染症内科 specimenextraction)手技による完全腹腔鏡下手 1)佐藤浩二 他 術の経験 進行がん患者へのリハビリテーションの必要性 第76回日本臨床外科学会総会 2014.11 福島 第12回日本臨床腫瘍学会学術集会 2014.7 福岡 31)佐藤弘晃,富澤直樹,安東立正 他 腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術の術後創痛の検討 2)佐藤浩二 他 第76回日本臨床外科学会総会 2014.11 福島 がん疼痛に対して初期対応としての鎮痛薬投与状況 の変化 32)八木直樹,富澤直樹,安東立正 他 第52回日本癌治療学会学術集会 2014.8 横浜 経腟的標本摘出により完全腹腔鏡下手術を施行した 胃癌・大腸癌の重複癌の一例 糖尿病・内分泌内科 第76回日本臨床外科学会総会 2014.11 福島 1)末丸大悟,橋田哲,石塚高広 他 糖尿病性舞踏病を呈した83歳の高齢発症1型糖尿 33)黒崎亮,富澤直樹,安東立正 他 病の1例 第57回日本糖尿病学会総会 2014.5 大阪 腹腔鏡補助下手術を併用した大腸癌肝転移同時手術 症例の検討 228 6)針谷康夫 2)中村保子 GAから8年後のHbA1cを予測できるか、 パーキンソン病の正しい理解と療養上のポイントに 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 ついて 平成26年度パーキンソン病療養相談会 2014.9 前橋 精神科 7)関根彰子,佐藤晃之,古庄健太郎 他 1)小保方馨,千田裕子,中井正江 他 自殺企図者の再企図防止を目的とし院外の社会資源 特徴的画像所見を呈した頭蓋頸椎移行部硬膜動静脈 と連携するために院内の現状と課題を明確にする 瘻の39歳男性例 第38回日本自殺予防学会 2014.9 福岡 第211回 日 本 神 経 学 会 関 東・ 甲 信 越 地 方 会 2014.11 東京 2)小保方馨 8)針谷康夫,初田裕幸,中野雄太 他 かかわりにくいかけ手の対応 第32回いのちの電話相談員全国研修ぐんま大会 成人発症の神経核内封入体病自験例の臨床的検討 2014.11 安中 第33回日本認知症学会学術集会 2014.11 横浜 神経内科 9)針谷康夫 1)針谷康夫,関根彰子,水島和幸 他 成人発症の神経核内封入体病の臨床的検討 第11回群馬神経内科研究会 2014.11 前橋 成人発症の神経核内封入体病の臨床的検討 第55回日本神経学会学術大会 2014.5 福岡 10)針谷康夫,関根彰子,水島和幸 他 2)水島和幸,関根彰子,朝倉健 他 小脳失調と末梢神経障害を呈し、血中α-fetoprotein 当院におけるt-PA静注療法:治療開始時間による が高値を示した57歳男性例 検討 第212回日本神経学会関東・甲信越地方会 第55回日本神経学会学術大会 2014.5 福岡 2015.3 東京 3)針谷康夫 25年度追加分 神経難病患者の在宅療養移行支援~人工呼吸器装着 1)針谷康夫 症例~ VSRADadvanceとSPECTeZIS解析のアルツハイ 前橋地域病院在宅連携の会 第1回症例検討会 マー病診断における有用性の比較検討 2014.5 前橋 老年病研究会 2014.1 前橋 4)HarigayaY,SekineA,MizushimaK,andYogoY. 2)針谷康夫,関根彰子,水島和幸 他 Cerebellar form of progressive multifocal 白質病変の進展過程を超早期から継時的に観察しえ leukoencephalopathyinapatientwith た神経核内封入体病の63歳女性例 pulmonarysarcoidosis. 第208回日本神経学会関東・甲信越地方会 Joint Congress of European Neurology, Istanbul, 2014.3 東京 TurkeyMay31-June3,2014 3)針谷康夫 5)針谷康夫 多発性硬化症(MS)と視神経脊髄炎(NMO) 認知症の診断と治療~知っておきたい認知症診療の コツ~ 第一三共株式会社主催 猿島認知症カンファランス 2014.7 茨城 229 イムセラ社内勉強会 2014.3 呼吸器内科 コハク酸シベンゾリンの内服で著明に改善した一例 1)堀江健夫,土橋邦生 第25回日本心エコー図学会学術集会 2014.4 金沢 シンポジウムCOPDの啓蒙にむけて 二次予防(早 期発見・治療)へ向けた取り組み第24回日本呼吸 2)今井美智子 ケア・リハビリテーション学会学術集会 カテーテル治療後の食思不振を契機に発見された収 2014.10 奈良 縮性心膜炎を合併した化膿性心膜炎の1例 第605回日本内科学会関東地方会 2014.5 東京 2)堀江健夫,西岡正樹,土屋卓磨 他 3)飯塚貴士 地域へつなげる吸入指導(第一報) 連携システム 構築へむけた活動と成果 全てのPCIに難渋したTriplevesseldiseaseの1例 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10熊本 第 7 回 GunmaCardiovascularCatheterTherapeutics andTrialistGroup 2014.5 群馬 3)堀江健夫,阿部絵美,木村恵美子 他 RST活動はICU入院期間の長期化防止に寄与する 4)庭前野菊 か? 目 撃 な し バ イ ス タ ン ダ ー な し のAMIに よ るVF 第24回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学 storm症 例 に 対 し て、 救 急 外 来 到 着 直 後 のVA ECMO導入により救命し得た一例 術集会 2014.10 奈良 第44回日本心血管インターベンション治療学会関 東甲信越地方会(関東甲信越CVIT)2014.5 東京 4)堀江健夫 ワークショップ吸入療法の実際と理論 医薬連携 5)庭前野菊 医師の立場から 第24回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学 当院におけるEPA治療戦略~心血管イベント症例 術集会 2014.10 奈良 を中心に GUNMAEPAラウンドテーブル 2014.6 群馬 5)桑子智人, 増田友美, 今井久雄 他 高齢者(75歳以上)EGFR遺伝子変異陽性非小細胞 6)庭前野菊 肺癌症例に対する初回ゲフィチニブ療法の検討 NOAC(新規経口抗凝固薬)の使用経験 第55回日本肺癌学会総会 2014.11 京都 前橋循環器疾患フォーラム 2014.6 群馬 6)増田友美,桑子智人,今井久雄 他 7)丹下正一 EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌症例に対する初 救肢プロジェクトチーム-他科Dr・コーディネー 回プラチナ併用療法と初回EGFR-TKI療法の検討 ターナースとの連携- 第55回日本肺癌学会総会 2014.11 京都 TOPIC2014 2014.7 東京 7) Tomohito Kuwako, Hisao Imai, Tomomi 8)小暮真也 masuda, Atsushi Takise et al. Clinical outcomes Crosserにて石灰化病変を貫通し拡張良好であった i n e l d e r l y p a t i e n t s ( A g e d 7 5 o r o l d e r ) 症例 administered first-line gefitinib in epidermal PPIC-KANTO 2014.8 埼玉 growth factor receptor-mutated non-small-cell lungcancer.2014.11. APLCC. 9)長坂崇司 心不全患者のeGFRに対するASV治療の長期的効果 第62回日本心臓病学会学術集会 2014.9 仙台 心臓血管内科 1)反町秀美 S字状中隔による左室流出路狭窄がアテノロールと 10)佐々木孝志 230 SATとPCPS中の左室内血栓により管理に難渋した 19)小暮真也 HITおよび筋強直性ジストロフィー合併急性心筋梗 SFAlongCTOの仕上げ方について悩んでいます 塞の一例 PPIC-KANTO 2015.2 埼玉 第233回日本循環器学会関東甲信越地方会 2014.9 東京 小児科 1)萩原里実,望月博之,佐藤幸一郎 他 11)佐々木孝志 IOS法にて測定した呼吸抵抗の標準値作成と臨床へ ステント内血栓症とPCPS中の左室内血栓により管 の活用についての検討 理に難渋したHITおよび筋強直性ジストロフィー合 第117回日本小児科学会学術集会 2014.4 名古屋 併急性心筋梗塞の一例 第24回群馬県冠血管治療懇談会 2014.9 群馬 2)松井敦,肥沼淳一,山田諭 他 CDR(ChildDeathReview)ケースレポートの運 12)星野圭治 用を開始して Bystanderによる迅速な救命処置、AEDを用いた 第196回日本小児科学会群馬地方会講和会 電気的除細動および、Drヘリ搬送の結果、良好な 2014.6 高崎 転帰に繋がったVF合併の心筋梗塞の1例 第22回群馬県救急医療懇談会 2014.9 群馬 3)松井敦,肥沼淳一,山田諭 他 CDR(ChildDeathReview)調査の目的と運用開 13)庭前野菊 始までの問題点 当院における心房細動に対する治療戦略 平成26年度群馬県小児保健会研究集会 GunmaEmbolismConference2014.10 群馬 2014.9 前橋 14)小暮真也 4)清水真理子,松井敦,肥沼淳一 他 AnyPlaceMicroPUNctureinVAIVT ~ AMPUN ~ 気管軟化症と気管憩室のため急激な呼吸不全を繰り 第8回JPR研究会 2014.10 東京 返し、気管肉芽との鑑別が重要だったCrouzon病の 一例 15)小暮真也 第47回日本小児呼吸器学会 2014.10 東京 上腸間膜動脈起始部慢性完全閉塞に対して腹腔動脈 からのRetrogradeapproachを併用し血行再検した 5)和田元,清水真理子,萩原里実 他 一例 胸部X線写真側面像が診断の手がかりになった気管 第8回JPR研究会 2014.10 東京 支原性嚢胞の一例 第47回日本小児呼吸器学会 2014.10 東京 16)星野圭治 カテコラミン心筋症による重症心不全で発症した褐 6)肥沼淳一,山田諭,杉立玲 他 色細胞腫の1例 5回の膵炎の後に膵・胆管合流異常と診断され分流 第3回CirculationFrontierinGunma 2014.10 群馬 手術を施行した13歳女児例 第197回日本小児科学会群馬地方会講和会 17)小暮真也 2015.2 桐生 動静脈混合性皮膚潰瘍の症例 第3回GunmainterventionConference 2015.1 群馬 乳腺・内分泌外科 1)池田文広,安東立正,佐藤浩二 他 18)飯塚貴士 地域で支える乳癌終末期患者の緩和医療 当院の失神症例とILRの有用性について 第22回日本乳癌学会総会 2014.7 大阪 第14回群馬臨床カンファランス 2015.2 群馬 231 シンポジウム 熱傷診断・治療の新技術 自家高倍 2)池田文広,安東立正 診断に難渋した豊胸術後の腹壁シリコン瘤の1例 率メッシュ併用での自家培養表皮(ジェイス)移植 第50回日本赤十字社医学総会 2014.10 熊本 を用いた全身熱傷患者の検討 第40回日本熱傷学会総会・学術集会 2014.6 埼玉 3)池田文広,安東立正,河谷菜津子 他 高度な気管狭窄をきたした甲状腺疾患の臨床病理学 6)土屋壮登,村松英之,徳中亮平 他 的検討 当院における小児広範囲熱傷の治療 第76回日本臨床外科学会総会 2014.11 福島 第40回日本熱傷学会総会・学術集会 2014.6 埼玉 整形外科 7)土屋壮登,村松英之,徳中亮平 他 1)反町泰紀 苛性ソーダによる広範囲化学熱傷に対し超早期デブ 高エネルギー外傷による胸腰椎移行部骨折に対する リードマンを行い救命しえた1例 治療方針の再考 第40回日本熱傷学会総会・学術集会 2014.6 埼玉 第87回 日本整形外科学会学術総会 2014.5 神戸 8)梅澤和也,徳中亮平,村松英之 2)友松祐介 熱傷治療に対してバーサジェットと陰圧閉鎖療法を 一般住民検診における慢性疼痛の検討 併用した症例の検討 -運動器慢性疼痛と神経障害疼痛の疫学および慢性 第6回日本創傷外科学会総会・学術集会 疼痛が及ぼす健康関連QOLへの影響- 2014.7 高松 第87回 日本整形外科学会学術総会 2014.5 神戸 9)徳中亮平,梅澤和也,村松英之 主要演題:Blowoutfrauctureに対し3Dプリンター 3)友松祐介 軸椎椎体冠状面骨折の6例 を用いた治療経験と工夫 第49回 日本脊髄障害医学会 2014.9 旭川 第6回日本創傷外科学会総会・学術集会 2014.7 高松 形成美容外科 1)村松英之,徳中亮平,土屋壮登 他 10)徳中亮平,村松英之,梅澤和也 当 院 の 下 顎 骨 骨 折 に お け るMatrixMANDIBLE 下顎骨骨折を受傷したサッカー選手の1例 PlatingSystemの使用経験 第57回日本形成外科学会 2014.4 長崎 第32回 日 本 顎 顔 面 外 科 学 会 総 会・ 学 術 集 会 2014.11 大阪 2)村松英之,徳中亮平,土屋壮登 他 前橋赤十字病院口唇口蓋裂センターの現況 群馬県 内における治療連携への発展 脳神経外科 第38回日本口蓋裂学会 2014.5 札幌 1)吉澤将士 ニューニット法による外減圧術 第26回関東日赤脳神経外科カンファランス 3)徳中亮平,村松英之,土屋壮登 他 2014.4 東京 前橋赤十字病院における二次顎裂骨移植の術後評価 第38回日本口蓋裂学会 2014.5 札幌 2)佐藤晃之,藤巻広也,朝倉健、他 4)村松英之,徳中亮平,土屋壮登 他 術中血栓症を来した破裂左中大脳動脈瘤の一例 他病院からの依頼による出張での全身熱傷手術の経験 第54回北関東頭頸部血管内治療手術懇話会 第40回日本熱傷学会総会・学術集会 2014.6 埼玉 2014.5 前橋 5)村松英之,林稔,中野実 他 3)藤巻広也,若林和樹,朝倉健 他 232 13)山口玲,藤巻広也,朝倉健 他 脳梁欠損を伴う半球間裂嚢胞の2症例 第42回日本小児神経外科学会 2014.5 仙台 急性期血行再建術における初診から手技終了までの 所要時間の検討 第30回NPO法人日本脳神経血管内治療学会学術総 4)朝倉健,大竹弘哲,高麗貴史 他 群馬県における脳卒中地域連携クリティカルパスの 会 2014.12 横浜 改訂と運用 第16回日本医療マネジメント学会 2014.6 岡山 14)佐藤晃之,藤巻広也,朝倉健 他 前橋赤十字病院における機械的血栓除去デバイスを 5)佐藤晃之,藤巻広也,朝倉健 他 用いた急性期血行再建の治療成績 下垂体卒中が疑われ稀なトルコ鞍部病変の一例 第30回NPO法人日本脳神経血管内治療学会学術総 第53回群馬脳腫瘍研究会 2014.6 前橋 会 2014.12 横浜 15)佐藤晃之,藤巻広也,朝倉健 他 6)藤巻広也,佐藤晃之,朝倉健 他 脳梁欠損を伴う半球間裂嚢胞の3症例 当科での心原性脳塞栓症に対する治療経験と再発予防 第34回北関東脳神経外科カンファレンス 北関東脳神経外科カンファレンス 2014.12 前橋 2014.7 前橋 16)川島隆弘,藤巻広也,朝倉健 他 7)朝倉健,卯野祐治,一倉美由起 他 小脳出血と思われた成人中枢神経系原発胚細胞性腫 臓器提供に関する院内体制整備の取り組み 瘍の1例 群馬県救急医療懇談会 2014.9 渋川 北関東脳神経外科カンファレンス 2014.12 前橋 17)山口玲,藤巻広也,朝倉健 他 8)山口玲,藤巻広也,朝倉健 他 小児スポーツ頭部外傷における救急外来受診、入院 TSHomaの一例 例に対する検討 第54回群馬脳腫瘍研究会 2015.1 前橋 日本脳神経外科学会第73回学術総会 2014.10 東京 18)朝倉健 関越道高速バス事故患者への対応 9)佐藤晃之,藤巻広也,朝倉健 他 第27回日赤脳神経外科カンファランス 2015.3 京都 前橋赤十字病院における心原性脳塞栓症の現状と予防 日本脳神経外科学会第73回学術総会 2014.10 東京 19)山口玲,藤巻広也,朝倉健 他 10)吉澤将士,藤巻広也,朝倉健 他 急性期血行再建術における初診から手技終了までの ニューニットを用いた外減圧術 所要時間の検討 日本脳神経外科学会第73回学会総会 2014.10 東京 第44回日本脳卒中の外科学会学術集会 2015.3 広島 11)山口玲,藤巻広也,朝倉健 他 20)山口玲,藤巻広也,朝倉健 他 急性期血行再建術における初診から手技終了までの 進行性脳虚血に対する急性・亜急性期STA-MCA 所要時間の検討 bypassの有用性 第55回北関東頭頸部血管内手術懇話会 2014.11 前橋 第44回日本脳卒中の外科学会学術集会 2015.3 広島 12)山口玲,藤巻広也,朝倉健 他 21)佐藤晃之,藤巻広也,朝倉健 他 テント上脳内出血に対する神経内視鏡手術合併症の CarotidWallsten留置術後にステント短縮で再治療 検討 を要した2例 第21回日本神経内視鏡学会 2014.11 東京 第44回日本脳卒中の外科学会学術集会 2015.3 広島 233 22)朝倉健,大竹弘哲 7)上吉原光宏,井貝仁,伊部崇史 他 群馬県脳卒中地域連携パスの改訂と「ぐんまちゃん 単 孔 式 完 全 胸 腔 鏡 下 肺 葉 切 除:uniportalVATS の脳卒中ノート」の作成 lobectomy. 第40回日本脳卒中学会総会 2015.3 広島 第31回日本呼吸器外科学会総会2014.5 東京 呼吸器外科 8)井貝仁,上吉原光宏,河谷菜津子 1)KamiyoshiharaM,IgaiH,KawataniN,etal. 完 全胸腔 鏡 手術に おけ る出 血に 対す るト ラブ ル Lungmetastasectomyforpostoperativecolorectal シューティング cancer in patients with a history of hepatic 第31回日本呼吸器外科学会総会2014.5 東京 metastasis. 6 th Annual Asian Oncology Summit and 10th 9)河谷奈津子,井貝仁,伊部崇史 他 Annual Conference of the Organisation for 当院における自然気胸に対する単孔式胸腔鏡下手術 OncologyandTranslationalResearch2014. の検討と試み 4KualaLumpur,Malaysia 第31回日本呼吸器外科学会総会2014.5 東京 2)KawataniN,KamiyoshiharaM,IgaiH,etal. 10)井貝仁,上吉原光宏,伊部崇史 他 A case of relapsing polychondritis treated 胸骨正中切開+前側方切開アプローチで良好な視野を successfully with an Ultraflex ( TM ) stent: A 得た縦隔原発非精上皮腫性胚細胞性腫瘍の一切除例 long-termsurvivor. 第31回日本呼吸器外科学会総会2014.5 東京 18th World Congress for Bronchology and InterventionalPulmonology/18thWorldCongress 11)伊部崇史,上吉原光宏,井貝仁 他 forBronchoesophagology.2014.4Kyoto,Japan 葉間浸潤肺癌に対し葉間アプローチを行わずに完全 鏡視下右肺上葉・S 6区域切除を施行した1例 3)KamiyoshiharaM,IgaiH,IbeT,etal. 第31回日本呼吸器外科学会総会2014.5 東京 Survival after lung metastasectomy in colorectal cancer patients with reviously resected liver 12)KamiyoshiharaM,IgaiH,KawataniN,etal. metastases. Uniportal thoracoscopic lobectomy with special 第114回日本外科学会定期学術集会2014.4 京都 reference to the methodology: an initialreport in japan. 14th World Congress of Endoscopic Surgery and 4)上吉原光宏,井貝仁,伊部崇史 他 単 孔 式 完 全 胸 腔 鏡 下 肺 葉 切 除:UniportalVATS the 22nd European Association for Endoscopic lobectomy. SurgeryInternationalCongress2014. 6Paris, 第24回三地区合同肺癌・呼吸器疾患研究会 France 2014.4 山形 13)羽鳥悠平,井貝仁,河谷菜津子 他 5)井貝仁,上吉原光宏,伊部崇史 他 右上葉肺内異物の一手術例 広範囲胸壁切除におけるチタンプレートを用いた胸 第165回 日 本 胸 部 外 科 学 会 関 東 甲 信 越 地 方 会 壁再建 2014.6 横浜 第114回日本外科学会定期学術集会 2014.4 京都 14)上吉原光宏,井貝仁,伊部孝史 他 6)伊部崇史,上吉原光宏,井貝仁 他 単孔式完全胸腔鏡下肺葉切除 胸腺上皮性腫瘍症例におけるFDGPETの役割 3rdReducedPortSurgeryForum2014 第114回日本外科学会定期学術集会 2014.4 京都 第8回単孔式内視鏡手術研究会.2014.8 福井 234 15)KamiyoshiharaM,IgaiH,IbeT,etal. 両側自然気胸に対する治療戦略:対側の予防的手術 Troubleshooting vascular injury during anatomic は忍容されるか? thoracoscopic pulmonary resection without 第27回日本内視鏡外科学会総会 2014.10 盛岡 conversion to thoracotomy: the multiple-layer tissue-sealingtechnique. 25)IgaiH,KamiyoshiharaM,IbeT,etal. 24thAnnualWorldCongressofWorldCongressof Troubleshootingforbleedingduringthoracoscopic the World Society of Cardio-Thoracic Surgeons. anatomicpulmonaryresection. 2014.9Geneva,Switzerland The 6 thAsiaPacificLungCancerConference. 2014.11KualaLumpur,Malaysia 16)伊部崇史,上吉原光宏,井貝仁 他 26)井貝仁,上吉原光宏,河谷菜津子 他 肺切除術後ARDSを発症した7例の検討 第67回日本胸部外科学会定期学術集会2014.9 福岡 完全鏡視下肺切除術の出血に対するトラブルシュー ティング~ knackandpitfalls ~ 17)上吉原光宏,井貝仁,伊部崇史 他 第55回日本肺癌学会学術集会 2014.11京都 単孔式完全胸腔鏡下解剖学的肺切除の検討 第27回日本内視鏡外科学会総会 2014.10 盛岡 27)田口亜由子,井貝仁,河谷菜津子 他 肺腺癌孤立性膵転移に対して外科切除を施行した1例 18)上吉原光宏,井貝仁,伊部崇史 他 第55回日本肺癌学会学術集会 2014.11京都 単孔式完全胸腔鏡下肺葉切除の検討 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 28)丹下沙羅,井貝仁,河谷菜津子 他 筋弁充填後に残存した気管支断端瘻に対してEWS 19)河谷奈津子,上吉原光宏,井貝仁 他 が奏功した一例 第55回日本肺癌学会学術集会 2014.11京都 当院における胸部刺創手術例の経験 第42回日本救急医学会総会・学術集会 2014.10福岡 29)伊部崇史,上吉原光宏,井貝仁 他 20)河谷奈津子,上吉原光宏,井貝仁 他 尿膜管癌孤立性肺転移の1例 第55回日本肺癌学会学術集会 2014.11京都 胸部外傷における胸腔鏡下手術の意義 第42回日本救急医学会総会・学術集会 2014.10 福岡 30)河谷菜津子,井貝仁,伊部崇史 他 21)伊部崇史,上吉原光宏,井貝仁 他 気腫化を伴う高度分葉不全症例に対して尾側アプ ガイド下体表マーキングが術中病変部位特定に有用 ローチを用いた完全鏡視下左下葉切除術の1例 であった、胸腔鏡下前縦隔腫瘍手術症例 第55回日本肺癌学会学術集会 2014.11京都 第27回日本内視鏡外科学会総会 2014.10 盛岡 31)星野晶子,井貝仁,河谷菜津子 他 22)吉川良平,井貝仁,河谷菜津子 他 前縦隔に腫瘤性病変を形成した全身性IgG 4 関連 胸腔鏡下左肺舌区切除を施行した胸部刺創の一手術例 疾患の1例 第27回日本内視鏡外科学会総会 2014.10 盛岡 第55回日本肺癌学会学術集会 2014.11京都 23)井貝仁,上吉原光宏,河谷菜津子 他 32)込山和毅,伊部崇史,河谷菜津子 他 当科における自然気胸に対する単孔式胸腔鏡手術の 術前肺癌が疑われた肺限局性アミロイドーシスの1例 周術期結果、再発率について 第166回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 第27回日本内視鏡外科学会総会 2014.10 盛岡 2014.11 高崎 24)河谷菜津子,上吉原光宏,井貝仁 他 33)上吉原光宏,井貝仁,伊部崇史 他 235 第83回日本皮膚科学会群馬地方会 2014.12 前橋 完全鏡視下左下葉切除における気管分岐部リンパ節 郭清~3D内視鏡システムの有用性 第19回群馬県内視鏡外科研究会学術集会 4)森本奈緒子,大西一德 2015.1 前橋 意義未確定のM蛋白血症(MGUS)によるクリオグ ロブリン血症の1例 34)小鮒聖子,伊部崇史,河谷菜津子 他 第84回日本皮膚科学会群馬地方会 2015.3 前橋 成人期に発見された両側性肺低形成の1例 第167回 日 本 胸 部 外 科 学 会 関 東 甲 信 越 地 方 会 泌尿器科 2015.3 東京 1)松尾康滋,鈴木光一 前橋赤十字病院泌尿器科における小児患者ESBL産 心臓血管外科 生菌陽性例についての検討 1)林弘樹,原田忠宜,石川和徳 他 第23回日本小児泌尿器科学会 2014.7 横浜 右房内血液嚢腫の二例 第231回日本循環器学会関東甲信越地方会 2014.2 2)鈴木智美,久保田裕,松尾康滋他 外傷性腎梗塞の1例: 東京 第67回日本泌尿器科学会群馬地方会(第11回日本 泌尿器科学会群馬栃木合同地方会) 2014.7 栃木 2)石川和徳,林弘樹,森秀暁 心臓手術後のASVを用いた呼吸リハビリテーショ ンの効果について 3)藤塚雄司 心不全ASVリサーチ・フォーラム 第2回学術集 群馬県のPSA検診の現状 会 2014.9 東京 第67回日本泌尿器科学会群馬地方会(第11回日本 泌尿器科学会群馬栃木合同地方会) 2014.7 栃木 3)石川和徳,林弘樹,森秀暁 心臓外科手術後のASVを用いた呼吸リハビリテー 4)鈴木智美,藤塚雄司,久保田裕他 ションの効果について BCG関連Reiter症候群の2例 第50回 日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 第68回日本泌尿器科学会群馬地方会 2014.11 前橋 4)林弘樹,森秀暁,石川和徳 5)藤塚雄司,鈴木智美,鈴木光一 他 治療に難渋した大腿動脈穿刺後感染の一例 膿腎症との鑑別が困難であった透析腎に生じた腎悪 第234回日本循環器学会関東甲信越地方会 性リンパ腫の1例 2014.12. 東京 第28回群馬県透析懇話会 2015.2 前橋 皮膚科 産婦人科 1)森本奈緒子,大西一德 1)平石光,曽田雅之,塚越規子 他 Febrile ulceronecrotic Mucha Habermann disease 当院における子宮腟上部切断術(LSH)の工夫 の1例 日本産科婦人科学会第66回学術講演会(東京国際 第81回日本皮膚科学会群馬地方会 2014.6 前橋 フォーラム)2014.4 2)大西一德,森本奈緒子,安部万里絵 2)大澤稔,曽田雅之,塚越規子 他 当院における十年間の皮膚腫瘍の統計 精神的動揺(不安定)患者への簡単な振り分け法の 第82回日本皮膚科学会群馬地方会 2014.9 前橋 提案 大澤式“うつうつ・イライラ・ドキドキ分類”の効 果と妥当性の評価 3)森本奈緒子,大西一德 第34回産婦人科漢方研究会学術集会 2014.9 青森 爪甲色素線条を伴った被角線維腫 236 第108回日本耳鼻咽喉科学会群馬県地方部会 2014.11前橋 3)曽田雅之,塚越規子,田口千香 他 「妊娠と薬外来」開設3年の検討 平成26年度第3回群馬産科婦人科学会 群馬県産 婦人科医会 集談会(第156回)2015.3 前橋 5)横堀有紀,桑原幹夫,二宮洋 喉頭アミロイドーシスの1例 第109回日本耳鼻咽喉科学会群馬県地方部会 2015.3 前橋 眼科 1)板倉宏高 強度近眼における後部硝子体の変化(第67回日本 麻酔科 臨床眼科学会学術展示優秀賞受賞講演) 1)柴田正幸,長田千愛,黒岩陽介 他 第118回日本眼科学会総会 2014.4 東京 術前からの栄養・リハビリ指導導入に向けたPilot study ―骨格筋量からのアプローチ― 第61回日本麻酔科学会 2014.5 横浜 2)板倉宏高 硝子体の成分解析と画像診断(北関東医学会奨励賞 2)柴田正幸 受賞講演)」 第61回北関東医学会総会 2014.9 前橋 前橋赤十字病院におけるデスフルランの現状 三井AnesthesiaTableMeeting 2014.5 東京 3)板倉宏高 硝子体画像診断の新知見(TOPCONランチョンセ 3)柴田正幸 ミナー) 腹腔鏡下胃・結腸手術におけるフロートラックセン 第68回日本臨床眼科学会 2014.11 神戸 サーの有用性 首都圏低浸襲モニタリング研究会 2014.7 東京 耳鼻咽喉科 4)柴田正幸,加藤円,比嘉愛 他 1)横堀有紀,二宮洋,桑原幹夫 頸部異物の一例 術前経口補水療法における経口補水液の摂取量と年 第107回日本耳鼻咽喉科学会群馬県地方部会 齢の関係 2014.6 前橋 第54回日本麻酔科学会 関東甲信越・東京支部合 同学術集会2014.8 東京 2)横堀有紀,二宮洋,松井敦 5)柴田正幸,田村誠志,河原ひろみ 他 小児頸部膿瘍症例の検討 第9回日本小児耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会 麻酔科医の年齢と吸入麻酔薬の選択との関係 2014.6 静岡 第54回日本麻酔科学会 関東甲信越・東京支部合 同学術集会2014.8 東京 3)Yuki Yokobori, Minoru Totoda, Koichi Sakakura, etal 6)田村誠志,柴田正幸,河原ひろみ 他 18F-FDG uptake on PET is a possible biomarker 腹腔鏡下ヘルニア根治手術においてオピオイド不使 formalignantpotentialinearlyoralsquamouscell 用の術後鎮痛法の試み carcinoma 第54回日本麻酔科学会 関東甲信越・東京支部合 5 th world congress of IFHNOS & Annual 同学術集会2014.8 東京 MeetingoftheAHNS 2014.7NewYork,USA 7)柴田正幸,伊佐之孝 全科型術前経口補水療法10000例を経験して ―管 理・マネジメントの観点からの分析― 4)桑原幹夫,横堀有紀,二宮洋 他 第36回日本手術医学会総会 2014.9 札幌 頸部神経線維腫症の1例 237 群馬脳卒中医療連携の会 8) 加藤円,柴田正幸,伊佐之孝 他 群馬県内で共通化された脳卒中地域連携パスの運用 カテコラミン誘発多形性心室頻拍症患者に対する交 報告 感神経焼灼術の麻酔経験 第55回日本神経学会学術集会 2014.5 福岡 第34回日本臨床麻酔学会 2014.11 東京 2)大竹弘哲 9)柴田正幸 群馬県内で共通化された脳卒中地域連携パスの運用 緊急・重症患者に対するデスフルランの存在意義! 報告 関東AnesthesiaTableMeeting 2015.3 東京 第51回日本リハビリテーション医学会学術集会 2014.6 名古屋 放射線診断科 1)森田英夫,松田吉裕,小倉崇以 エタノール動注併用により塞栓を試みた重症出血の リハビリテーション課 1)春山滋里,町田友里恵,安原寛和 他 3例 かんわ支援チームにおけるリハビリテーションス 第43回日本IVR学会総会 2014.7 奈良 タッフの役割 第29回群馬緩和医療研究会 2014.4 前橋 2)森田英夫,松田吉裕 NBCAにて良好に塞栓された多発顔面骨折大量出血 2)田坂陽子 他 当院における口蓋二次手術後の言語成績 の一例 第38回日本口蓋裂学会 2014.5 札幌 (関越道バス事故の一救命例) 群馬IVR研究会 2015.2 前橋 3)春山滋里 かんわ支援チームにおけるリハビリテーションス 放射線診断科部 1)長瀬博之 タッフの役割 前橋赤十字病院における肝MRI検査について 第19回日本緩和医療学会学術大会 2014.6 神戸 第1回群馬GyroUsersMeeting 2014.4 前橋 2)長瀬博之 4)大崎仁,川崎二朗,大竹弘哲 当院における開心術に対する術前からのリハビリ介 放射線技師から見たX線撮影のポジショニング練習 入に伴う変化 キッドorファントムに関する製品ニーズ 第20回日本心臓リハビリテーション学会 平成26年度 医療現場の課題・ニーズ発表会 2014.7 京都 2014.10前橋 5)高橋さおり 3)川島康弘, 佐藤良祐,久保田義明 他 二次予防事業対象者の主観的健康感と生活機能・運 頭部SRS用ドーム状水ファントムによる線量検証 動機能との関連 日本赤十字社 診療放射線技師会 東部ブロック研 第33回関東甲信越ブロック理学療法士学会 究会 2014.11 那須 2014.10 千葉 4)川島康弘,佐藤良祐,久保田義明 他 頭部SRS用ドーム状水ファントムによる線量検証 歯科口腔外科 1)五味暁憲 他 第61回関東部会研究発表大会 2014.11 前橋 舌・口腔底癌術後リハビリテーションにおける舌接 触補助床(PAP)の有用性[示説] リハビリテーション科 第51回日本リハビリテーション医学会 1)大竹弘哲,関根彰子,水島和幸 他 2014.6 愛知 238 オピオイド開始時における制吐薬の適正使用の推進 第8回日本緩和医療薬学会年会 2014.10 愛媛 2)五味暁憲 他 中咽頭癌治療後の嚥下・構音障害に対する口腔内装 置の有用性[示説] 3)小野里譲司,前島和俊,堀江健夫 第51回日本リハビリテーション医学会 2014.6 愛知 地域へつなげる吸入指導 第3報 吸入指導連携に 携わる保険薬局薬剤師の変化 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 3)五味暁憲 他 放射線・薬物療法による口腔粘膜炎に対する半夏瀉 心湯の効果-投与開始時期の検討[口演] 4)小野里譲司,前島和俊,堀江健夫B他 第10回群馬和漢診療フォーラム 2014.9 前橋 HOT患者における吸入指導連携システムの憎悪入 院の影響 第24回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 4)五味暁憲 他 漢方薬を用いた口腔疾患の治療[口演] 2014.10 奈良 平成27年群馬県歯科医学会学術大会 2015.1 群馬 5)狩野江利加,丸岡博信,大澤淳子 他 病棟薬剤師の取り組み~薬剤関連インシデント減少 5)五味暁憲 他 放射線・薬物療法で生じる口腔粘膜炎に対する半夏 を目指して~ 瀉心湯投与の開始時期の検討 第33回群馬県病院薬剤師会学術大会 2015.3 前橋 第33回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会 2015.1 奈良 栄養課 1)山本淳子 歯科衛生課 周術期チームとしての管理栄養士のあり方 ~術前 1)難波侑里,江原彩莉,五味暁憲 他 栄養指導導入を経験して~ 口腔汚染度からみた周術期口腔衛生管理開始時期の 第28回日本手術看護学会 2014.10 福岡 検討 第50回日赤医学会 2014.10 熊本 看護部 1)栗原知己,関口拓矢,島田由美子 Survey of the Problem to Introduce Long Run 2)難波侑里,江原彩莉,五味暁憲 他 口腔汚染度からみた周術期口腔衛生管理開始時期の Pulmonary ECMO in Japanese General Intensiive 検討 CareUnit 群馬県歯科医学会 2015.1 前橋 INTERNATIONAL COURSE ON ECMO AND Euro-ELSO2014 2014.5 PARIS 健診部 1)中村保子 2)栗原知己,島田由美子,水落美知雄 糖尿病家族歴を持つ健診受診者における生活習慣の pulmonaryECMOを受け持つ看護師の不安とその 特徴および耐糖能異常について 解決策の考察 第55回日本人間ドック学術大会 2014.9 福岡 第36回日本呼吸療法医学会学術総会 2014.7 秋田 薬剤部 3)関口拓矢,栗原知己,吉野初恵 医療者と患者間でECMO治療への意識の相違を経験 1)高橋光生,丸岡博信,後藤沙和子 他 当院におけるワルファリン維持投与療法(案)の検証 した一例 日本病院薬剤師会関東ブロック学術大会 2014.8 大宮 第36回日本呼吸療法医学会学術総会 20.14.7 秋田 2)品川理加,須藤弥生,猿井智美 他 4)木村恵美子,阿部絵美,小池伸亨 239 RSTラウンドの現状と課題~人工呼吸器装着のま 13)茂木亜矢子,高木留美,久保田美恵子 まICU退室した患者に焦点を当てて~ がん関連倦怠感に対する日常生活行動の調整に向け 第36回日本呼吸療法医学会学術総会 2014.7 秋田 た支援の効果 ―倦怠感アセスメント内容を患者と共有した事例研究― 5)清水明子,池田文広,木村公子 他 日本看護学会慢性期看護 2014.9 徳島 腋窩リンパ節郭清を施行した乳がん患者のリンパ浮 腫に対する指導管理 14)田中紗由莉,櫻井洋子 第22回日本乳癌学会学術総会 2014.7 大阪 LOW ALBUMIN ON ARRIVAL IS ONE THE FACTERSASSOSIATIEDWITHDEVELOPMENT INFLAMMATION AND IMMUNOSUPPRESSION 6)川上恵美子,馬籠みどり,成田望 小児点滴固定のアセスメントツールを使用しての考察 CATABOLISM SYNDROME(PICS) IN SEVERE 日本看護学会ヘルスプロモーション 2014.8 熊本 TRAUMAPATIENTS 3 6 t h E S P E N C O N G R E S S O N C L I N I C A L NURTRITION & METABOLISM 2014.9 7)三枝典子 GENEVA 手術看護における「業務パトロール危険予知トレー ニング」のリスク感性への効果 第18回日本看護管理学会学術修会 2014.8 愛媛 15)林友香,阿部里美,伊藤翠 治療継続を拒否した患者の一例~看護師の関わりを 8)木野内洋恵,横山昌代,浦野陽子 振り返って~ 急 性 期 病 棟 に お け るADL機 能 低 下 の あ る 患 者 の 第22回群馬県救急医療懇談会 2014.9 渋川 ナースコールに対する予測的対応の現状~実態調査 の結果をふまえて~ 16)小池加奈子,三枝典子 日本看護学会 慢性期看護 2014.9 徳島 手術室と産婦人科病棟合同の超特急帝王切開シミュ レーションを実施しての評価 第36回日本手術医学会総会 2014.9 北海道 9)中嶋由花,田島和子,石丸紗織 咽頭摘出術後患者に対する退院指導の現状 日本看護学会慢性期看護 2014.9 徳島 17)江戸谷真紀,小池加奈子,三枝典子 手術室新人看護師のシャドウイング研修の評価 10)石原恵里,大河原麻由美,鈴木理恵 第36回日本手術医学会総会 2014.9 北海道 身体拘束検討カンファレンスによる看護師の身体抑 制に対するジレンマの変化 18)阿部二葉,三枝典子 日本看護学会看護管理 2014.9 宮崎 褥瘡システムの有効活用 第36回日本手術医学会総会 2014.9 北海道 11)関真由美,真下真里,南部明美 終末期呼吸器疾患患者に対する急変時延命処置の説 19)三枝典子 明を受けた患者家族の意思決定に至るまでの行動と 手術室における固定チーム制導入に対する医師から 心理 の評価 日本看護学会慢性期看護 2014.9 徳島 第36回日本手術医学会総会 2014.9 北海道 12)神村早紀,齋藤春美 20)三枝典子 自宅退院を躊躇した消化器疾患患者の家族が自宅退 手術看護の質の向上と効果的な手術室運営の可視化 院を決めた理由 第36回日本手術医学会総会 2014.9 北海道 日本看護学会看護管理 2014.9 宮崎 21)小林由美子,浅野由美子,丸橋真理 240 上部消化管検査に経鼻内視鏡を導入して 第55回人間ドックドック学会 2014.9 福岡 31)柴泉富美子,木村有子,田村教江 帝王切開既往妊婦が分娩に向けて抱く思い 22)高橋美佐子,早川さか江,小林祐子 日本看護学会急性期看護 2014.10 神奈川 外来看護師が拘束待機中に直面した困難と私生活の 32)中澤美智代,伊草美智子,小森由佳 調整 日本看護学会看護管理 2014.9 宮崎 診療科が増えた病棟における看護師の仕事に直面す る困難 23)卯野祐治,一倉美由紀,松本郁実 日本看護学会急性期看護 2014.10 神奈川 脳死下臓器提供に関する職員へのアンケート調査 第22回群馬県救急医療懇談会 2014.9 渋川 33)関山裕一,滝沢悟,小池享行 院内急変対応システムの検証 第3報 24)掘米直美,堀越広子,吉田朋美 第16回日本救急看護学会学術集会 2014.10 大阪 脳卒中患者の肺炎予防に向けた看護師によるポジ 34)根岸紀裕,阿部絵美,栗原知己 ショニングの現状 ~経管栄養時に焦点をあてて~ インシュリン持続静脈内投与中の患者に発生した医 日本看護学会 急性期看護 2014.10 神奈川 原性低血糖の背後要因 第45回 日 本 看 護 学 会 - 急 性 期 看 護 - 学 術 集 塊 25)堀越広子,米直美,吉田朋美 2014.10 横浜 脳卒中患者の経管栄養時のポジショニングにおける 35)栗原知己,小池伸享,関口拓矢 アセスメント 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 外 傷初 期看 護セ ミナー を 受講し たICU看 護 師の、 ICUにおける知識・技術の臨床活用に関する考察 26)高橋恵,関栄江,長麻衣子 日本救急看護学会 2014.10 大阪 インシュリン自己注射パスの現状と課題 日赤医学会総会 2014.10 熊本 36)岡田智美,竹中由紀栄,三枝典子 手術室におけるクリニカルラダー熟達者が実践する 27)大館由美子,中川美行,福田富江 メインリーダー行動 看護助手がチームの一員として働き続けられる組織 第28回日本手術看護学会 2014.10 福岡 作り(第2報) 日赤医学会総会 2014.10 熊本 37)星野理恵,岩崎恵美子,三枝典子 手術室新人看護師に対するシャドウイング研修の効果 28)神尾聡子,近藤裕子,川井ひで子 第28回日本手術看護学会 2014.10 福岡 「身だしなみ標語」月めくりカレンダーの作成 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 38)小西さつき プリセプターシステムの円滑な運用を目指して~ 29)山口悦子,三枝典子,慶野和則 他 TOC考察プロセスの活用~ 腹腔鏡手術の安全性向上のための当院手術室の取り 第28回日本手術看護学会 2014.10 福岡 組み 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 39)神尾亜弥,小西さつき,三枝典子 手術室看護師からみたORTへの取り組み―10000例 30)阿部二葉,三枝典子,鹿野和則 他 から見えてきた有効性と問題点― 創部SSI減少に向けての当院手術室の取り組み 第28回日本手術看護学会 2014.10 福岡 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 241 40)斉藤悟,村田亜夕美,牧口みどり 49)竹内今日平,川上麻衣,大澤忠 遠位型ミオパチーにより人工呼吸器装着患者に対す 吸引時・口腔ケア時におけるエプロン・ゴーグルの る急性期からの退院支援 着用状況と背景要因の調査 第50回日本赤十字社医学総会 2014.10 熊本 第30回感染環境学会 2015.2 神戸 41)近藤一貴,中島章江,根岸亜由美 50)斎藤悟,根岸亜由美,大澤忠 救急病棟で勤務する看護師が求める情報 情報共有 救命救急病棟での末梢静脈カテーテル留置状況と感 の円滑化に向けて 染状況覚知 第45回日本看護学会急性期看護 2014.10 横浜 第30回感染環境学会 2015.2 神戸 42)柴崎麻衣,高岸まゆみ,山口早月 51)坂上明美,清水國代,木村公子 急性期病院において入院化学療法を受けている肺癌 直腸穿孔後の難治性瘻孔に対しチームによる創傷管 患者の思い 理で在宅管理が可能になった一例 日本看護科学学会 2014.11 名古屋 第28回群馬ストーマ・排泄リハビリテーション研 究会 2015.3 群馬 43)阿部里美 ICU入室患者への洗顔ケアの援助 臨床検査科部 第18回群馬県看護学会 2014.11 前橋 1)有馬ひとみ 右冠動脈入口部が剥がれた重症の若年大動脈解離に 44)滝沢悟,田村千佳子,城田智之 対しYacoub手術に成功し救命しえた一例 第25回日本心エコー図学会 2014.4 金沢 群馬県ドクターヘリにおけるストレッチャーの安全 対策の取り組み 第21回日本航空医療学会総会 2014.11 大阪 2)佐藤香代子 シンポジウム 45)新井慎一郎 これからの医療人に必要な人材育成とは~コミュニ 高度救命救急センターにおける熱傷の包帯交換に対する ケーション能力の重要性~ 取り組み 第51回日臨技関甲信支部医学検査学会 2014.9 日光 第23会日本熱傷学会関東地方会 2015.1 東京 3)横澤郁代 46)川上麻衣,竹内今日平,大澤忠 肺炎球菌が化膿性膝関節炎、下腿膿瘍より検出され 吸引時・口腔ケア時におけるエプロン・ゴーグルの た1症例 着用状況と背景要因の調査 第51回日臨技関甲信支部医学検査学会 2014.9 日光 第30回感染環境学会 2015.2 神戸 4)金子心学 47)小林愛美,近藤裕子,天川早百合 当院における新人研修について ~アンケート結果 血管造影検査チェックリストの活用状況 を中心に~ 第25回群馬県冠血管治療懇談会 2015.2 前橋 第51回日臨技関甲信支部医学検査学会 2014.9 日光 48)林友香,栗原知己,吉野初恵 5)阿部奈規 ECMOの管理中に覚醒させた積極的な理学療法を実 当院検査部における糖尿病支援の現状と課題 施した高度不満を伴ったH 1N 1インフルエンザ 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 の一例 第42回日本集中治療医学会学術集会 20.15.2 東京 6)南祥子 当院の貯血式自己血輸血の現状 242 第60回群馬県医学検査学会 2014.10 藤岡 6)羽鳥友子、巻口恵里奈、堀江健夫 他 地域へつなげる吸入指導 第二報連携システムに携 わる診療秘書の役割 7)吉田勝一 Methicillin-sensitiveStaphylococcusaureusにおけ 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 る 誘 導 β-lactamase試 験penicillindiskzone-edge 7)平井佳子,狩野佳子,村松英之 他 法の有用性 第60回群馬県医学検査学会 2014.10藤岡 メディカルメイク患者からの今後の要望 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 8)高橋佳久 肺結核が疑われたMycobacteriuminteracellulareに 8)新井智和,五十嵐美季 よる肺炎の3症例 メンタルヘルス対策の組織的な取り組み(第2報) 第60回群馬県医学検査学会 2014.10 藤岡 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 9)高橋茜 9)友野正章,須賀一夫 他 細菌検査成績報告におけるWHONETの活用法 地域医療連携ネットワーク「からっ風ネット」の構 第60回群馬県医学検査学会 2014.10 藤岡 築について 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 10)横澤郁代 10)角田貢一 他 シンポジウム ICTに参加する臨床検査技師として 効果的な監査のための内部監査方法改善の取り組み 第60回群馬県医学検査学会 2014.10 藤岡 第9回医療の質・安全学会学術集会 2014.11 幕張 11)角田貢一 他 事務部 質マネジメントシステム(QMS)の組織的な取り 1)平井佳子,狩野佳子,村松英之 他 メディカルメイクの施設からの評価と展望 組み 第16回日本医療マネジメント学会学術総会 日本医療マネジメント学会 第4回群馬県支部学術 2014.6 岡山 集会 2015.2 前橋 CTAS-JTAS部会 2)唐澤明,鈴木美恵子,大須賀結香 分散会計実施に向けた取り組みについて 1)前原幸雄 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 トリアージナースの質向上に向けての取り組み 第16回日本救急看護学術集会 2014.10 3)森村真奈美 ご意見箱から学ぶ病院サービスの改善点 2)梶山優子 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 救急車緊急度判定の現状と今後の課題 第16回日本救急看護学術集会 2014.10 4)河野泰雄,笠井賢二,浅野太一 他 電子カルテ端末仮想化の試験的導入について NST 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 1)安田美菜子,伊東七奈子,田中紗由莉 他 チームで取り組む排便コントロール~ 「下痢とめ隊」 の発足~ 5)山上陽子,石田澄夫,阿部毅彦 他 第21回群馬NST研究会 2014.5 前橋 医局診療秘書室6年の歩みと今後の課題 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 2)山本淳子,高坂陽子,松本好美 他 243 食道癌術後患者の栄養管理とHENの経過 10)柴田正幸,伊佐之孝,山本淳子 他 第19回PEG・在宅医療研究会学術集会 2014.9 ERASプロトコールにおける新しい輸液戦略 東京 -目標指向型輸液管理の有用性- 第30回に本静脈経腸栄養学会 2015.2 神戸 3)内田健司,山本淳子,田村高広 他 調理師が病棟に出れば病院食が代わる? !~美味し 11)山本淳子,柴田正幸,大和彩 他 い病院食へ向けた取り組み~ 呼吸器外科悪性腫瘍手術患者に対する管理栄養士に 第2回日本静脈経腸栄養学会 関東甲信越支部学術 よる術前栄養指導の有用性の検討 集会 2014.10 高崎 第30回に本静脈経腸栄養学会 2015.2 神戸 4)熊王茉由美,阿部克幸,山本淳子 他 12)小林克巳,柴田正幸,伊東七奈子 他 当院における病棟管理栄養士常駐に向けた取り組み 体成分分析装置とCTにおける内臓脂肪面積の比較 第2回日本静脈経腸栄養学会 関東甲信越支部学術 第30回日本静脈経腸栄養学会 2015.2 神戸 集会 2014.10 高崎 13)田中紗由莉,柴田正幸,伊東七奈子 他 5)安田美菜子,伊東七奈子,島田理奈 他 重症患者における周術期低体温の現状と対策 第30回日本静脈経腸栄養学会 2015.2 神戸 ブリストルスケールを用いた便性状評価の標準化に おける検討 第2回日本静脈経腸栄養学会 関東甲信越支部学術 14)春原ひと美,角田あゆみ,安田美菜子 他 集会 2014.10 高崎 開心術後のASV(AdaptiveServo-Ventilation)が 術後の回復に与える影響についての検討 第30回日本静脈経腸栄養学会 2015.2 神戸 6)櫻井洋子,小倉崇以,中野実 他 重症外傷患者における来院時低アルブミン血症は PICS発症のひとつのリスク因子である 15)島田理奈,大河原美幸,伊東七奈子 他 第2回日本静脈経腸栄養学会 関東甲信越支部学術 当院の胃瘻症例の現状と今後の課題 集会 2014.10 高崎 第30回日本静脈経腸栄養学会 2015.2 神戸 7)小林克巳,柴田正幸,伊東七奈子 他 16)安田美菜子,伊東七奈子,松本知沙 他 当院におけるERASプロジェクトチーム立ち上げか チームで行う 「下痢とめ隊」 の活動~排便コントロー ら4年間の取り組みについて ルに向けた取り組み~ 第2回日本静脈経腸栄養学会 関東甲信越支部学術 第30回日本静脈経腸栄養学会 2015.2 神戸 集会 2014.10 高崎 17)川田忠嘉,大和彩,涌沢智子 他 8)山本淳子,伊東七奈子,田坂陽子 他 経口摂取不足による低栄養から呼吸困難となり補 摂食機能療法の確立に向けた取り組み~嚥下調整食 液・経管栄養にて救命し得た食思不振症の一例 改定を中心に~ 第30回日本静脈経腸栄養学会 2015.2 神戸 第2回日本静脈経腸栄養学会 関東甲信越支部学術 集会 2014.10 高崎 褥瘡 1)眞下晴菜,荒木治美,新井里佳 他 9)櫻井洋子,原澤朋史,田中紗由莉 他 当院における医療関連機器圧迫創傷の現状 ICUにおける早期経腸栄養の包括的プロトコールの 第11回日本褥瘡学会関東甲信越地方会学術集会 作成 2014.7 東京 第30回日本静脈経腸栄養学会 2015.2 神戸 2)中島友紀,清水國代,大西一德 244 当院における脊髄損傷患者の褥瘡発生の特徴と今後 第31回群馬緩和医療研究会 2015.3 藤岡 の課題 第13回日本褥瘡学会学術集会 2014.8 名古屋 クリニカルパス 1)齊藤絹子,近藤理香,月田幸枝 他 かんわ 電子パスバージョンアップにおける兼任看護師の取 1)佐藤浩二,小保方馨 他 り組み 第11回群馬クリニカルパス研究会 2014.7 前橋 希望する療養場所を見据えた退院時支援の必要性 第19回日本緩和医療学会 2014.6 神戸 2)近藤理香,齊藤絹子,吉野礼子 他 パスの「運用」から「改訂」への支援~兼任看護師 2)北爪ひかり,春山幸子 他 緩和ケアをつなぐリンクナース育成のために の取り組み~ 第19回日本緩和医療学会 2014.6 神戸 第11回群馬クリニカルパス研究会 2014.7 前橋 3)小見雄介,須藤弥生 他 3)髙麗貴史,丸岡博信,小林敦 他 早期からの緩和ケアの普及に向けて―がん性疼痛へ 脳卒中地域連携クリニカルパスにおける薬剤シート の対応は十分に行われているか― の新規運用と退院時薬剤情報管理指導料同時算定の 第19回日本緩和医療学会 2014.6 神戸 取り組み 第11回群馬クリニカルパス研究会 2014.7 前橋 4)田端真央,黛智子 他 高度救命センター病棟のデスカンファレンス導入で 4)大竹弘哲,大崎仁,棚橋由佳 他 得られた病棟看護師の心理的変化 群馬県内で共通化された脳卒中地域連携パスの運用 第19回日本緩和医療学会 2014.6 神戸 報告 第11回群馬クリニカルパス研究会 2014.7 前橋 5)神村早紀,進邦真由子 他 一般病棟看護師が緩和ケアを必要としている患者と 5)藤倉裕子,矢部愛子,田村教江 他 の関わりに困難だと感じていること~緩和リンク 腹腔鏡下子宮筋腫パスのバリアンス分析から行った ナースとしての今後の課題~ パス改訂 第19回日本緩和医療学会 2014.6 神戸 第11回群馬クリニカルパス研究会 2014.7 前橋 6)榊原佳那,富田俊 他 6)近藤理香,齊藤絹子,吉野礼子 他 レスキュードーズ使用後に残存する痛みがある患者 パスの「運用」から「改訂」への支援~兼任看護師 へ温罨法による看護介入を行って―卒後2年目看護 の取り組み~ 師の気付き― 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 第30回群馬緩和医療研究会 2014.10 沼田 7)齊藤絹子,近藤理香,月田幸枝 他 電子パスバージョンアップにおける兼任看護師の取 7)鈴木大介,中井正江 他 院内がんサロンの立ち上げ~ピアサポーターとの共 り組み 働~ 第50回日本赤十字社医学会総会 2014.10 熊本 第31回群馬緩和医療研究会 2015.3 藤岡 8)渡辺悦子,新井美香,高寺由美子 他 アナフィラキシーパスの使用状況と課題 8)坂爪美祐,富田俊 他 終末期がん患者・家族と関わる中でタッチングを通 第15回クリニカルパス学会・学術集会 2014.11 して学んだこと 福井 ―卒後2年目としての関わりの中で― 245 9)佐藤美季,中里由香里,田村彩夏 他 17)齊藤絹子,近藤理香,吉野礼子 他 バリアンス分析会でみえたアウトカム評価の重要性 パス作成・運用に対する教育的支援~兼任看護師の 第15回クリニカルパス学会・学術集会 2014.11 取り組み 福井 第15回クリニカルパス学会・学術集会 2014.11 福井 10)藤倉裕子,竹内永江,矢部愛子 他 腹腔鏡下子宮筋腫パスのバリアンス分析から行った パス改訂 第15回クリニカルパス学会・学術集会 2014.11 福井 11)山崎雅恵,片桐奈緒美,増山愛美 他 手術室全身麻酔パスの電子化導入に向けた取り組み 第15回クリニカルパス学会・学術集会 2014.11 福井 12)深井恵美,大竹弘哲,田中真理子 他 脳卒中地域連携パス改訂における取り組み 第15回クリニカルパス学会・学術集会 2014.11 福井 13)髙麗貴史,芹澤いずみ,丸岡博信 他 脳卒中地域連携クリニカルパスにおける薬剤シート の作成と運用 第15回クリニカルパス学会・学術集会 2014.11 福井 14)品川理加,丸岡博信,須藤弥生 他 食道癌化学放射線療法クリニカルパス作成における 薬剤師の取り組み 第15回クリニカルパス学会・学術集会 2014.11 福井 15)内山壽夫,五味暁憲,高坂陽子 他 当院の周術期口腔機能管理地域連携パスの取り組み ~第2報~ 第15回クリニカルパス学会・学術集会 2014.11 福井 16)近藤理香,齊藤絹子,吉野礼子 他 パス兼任看護師6年の軌跡 第15回クリニカルパス学会・学術集会 2014.11 福井 246 2 論文 救急科・集中治療科 9)鈴木裕之,原澤朋史,小倉崇以 【症例とQ&Aで学ぶ最新のECMO】 VVECMOのカ 1)藤塚健次,中野実,中村光伸,他 劇症型偽膜性腸炎による心肺停止を救命した一例 ニュレーション 日本集中治療医学会雑誌 22:117-121,2015. 救急・集中治療 26 (11-12) P.1438-1446,2014. 10)仲村佳彦,中野実,中村光伸,他 2)中野実 第3章 外傷治療戦略 1 蘇生に必要な戦術 ③ ショックおよび心筋障害を呈した脱法ハーブ中毒の TraumaIVRと蘇生的なIVRⅡ 蘇生的なIVR 1例 6 IABO 中毒研究 27 (4)P.333-338,2014. 外傷専門診療ガイドライン 一般社団法人 日本外傷学会 監修,日本外傷学外 11)中野実 傷専門診療ガイドライン編集委員会 編集 257- 1 救急医療 B.手技 甲状輪状靭帯穿刺・切開 261 へるす出版 東京 2014 今日の治療指針 2015版 山口徹・北原光夫 監修 94-95 医学書院 東京 2015 3)小倉崇以,中村光伸,中野実 [Seamlessな頭部外傷診療をめざして] 小児軽症 12)OguraT,NakamuraY,NakanoM,etal. 頭部外傷 Predicting the need for massive transfusion in 救急医学 38 (7) P.836-840,2014. traumapatients:theTraumaticBleedingSeverity Score. JTraumaAcuteCareSurg.2014;76:1243-50. 4)中野実 8 演習の企画と組織化 13)OguraT,LeforAT,NakanoM,etal. 危機管理ハンドブック 一般社団法人 MIMMS日本委員会 監訳 237-259 Nonoperative management of hemodynamically へるす出版 東京 2014 unstable abdominal trauma patients with angioembolization and resuscitative endovascular balloonocclusionoftheaorta. 5)宮﨑大,中野実,高橋栄治,他 JTraumaAcuteCareSurg.2015;78:132-5 ドクターカーの試行的運用の報告 群馬県救急医療懇談会誌 10巻P.10-11,2014. 14)中村光伸 高速道路での多数傷病者事案発生時 搬送手段の動 6)宮崎大,中野実 【熱傷治療ガイド2014】 Ⅳ 手術療法 2.デブ 態監視・相互連絡システムの構築 リードマンと早期植皮術 高速道路と自動車 57巻 52-53 公益財団法人高 救急医学 38 (10) P.1254-1258,2014. 速道路調査会 東京 2014 15)中村光伸,清水庸夫 7)町田浩志,中野実 [ドクターヘリ/ドクターカー] Ⅱ ドクターヘリ 脳神経外科における救急診療 観察,問診から鑑別 2.ドクターヘリ運用の特別なミッション 6) 診断まで 運動・感覚障害 運行時間終了間際の運航 すぐに役立つ脳神経外科救急ハンドブック 改訂2 救急医学 38 (11) P.1397-1400,2014. 版 34-37 メディカ出版 東京 2015 16)雨宮優 8)町田浩志,藤塚健次,小倉崇以 外傷急性期における凝固異常のモニタリング 第一線救急医による症例検討セミナー(第83回) 救急・集中治療 26 (7-8)P.1050-1055,2014. 偶発性低体温症 プレホスピタル・ケア 28 (1)P.72-77,2015. 247 消化器内科 前橋市医師会医学講演集録 平成24年度版(第36 1)H i r o t a k a A r a i 、 T a k e h i k o A b e 、 H i s a s h i 集) Takayama 、 Mitsuo Toyoda 、 Takashi Ueno 、 SatoruKakizaki、KenSato 3)IkedaM,TashiroY,TakeiE,KuroseS,FugamiN, S a f e t y a n d e f f i c a c y o f b a l l o o n - o c c l u d e d TsudaK,ArisakaY,KodairaS,FujitaY,Makioka transcatheter arterial chemoembolization using K,MizunoY,ShimadaH,HarigayaY,Takatama miriplatinforhepatocellularcarcinoma M, Amari M,Yamazaki T, Yamaguchi H, Higuchi HepatologyResearch2014Aug8.doi:10.1111/ T,OkamotoK,TsushimaY,IkedaY. hepr.12403.[Epubaheadofprint] CSFlevelsofAβ 1 -38/Aβ 1 -40/Aβ 1 -42and (11)CPiB-PETstudiesinthreeclinical variants of primary progressive aphasia and 2)小林克巳,荒川和久,富澤直樹,他 腸管洗浄液からランブル鞭毛虫が検出された肝膿瘍 Alzheimer’sdesease. の1例 Amyloid.2014Dec;21(4):238-45. GastroenterologicalEndoscopy 57(2)P.165-169, 2015. 4)Miyashita A, Wen Y, Kitamura N, Matsubara E, KawarabayashiT,ShojiM,TomitaN,Furukawa 外科 K,AraiH,AsadaT,HarigayaY,IkedaM,Amari 1) 白石卓也,富澤直樹,安東立正,荒川和久,須納瀬 M, Hanyu H, Higuchi S, Nishizawa M, Suga M, 豊,竹吉泉 KawaseY,AkatsuH,ImagawaM,HamaguchiT, 手術手技 直腸反転法を用いた完全腹腔鏡下低位前 Yamada M, Morihara T, Takeda M, Takao T, 方切除術におけるReducedPortSurgery. Nakata K, Sasaki K, Watanabe K, Nakashima K, 手術 2014,68 (7) ,981-987. Urakami K, Ooya T, Takahashi M, Yuzuriha T, Serikawa Yoshimoto S, Nakagawa R, Saito Y, HatsutaH,MurayamaS,KakitaA,TakahashiH, 2) 室谷研,富澤直樹,安東立正,竹吉泉 胃GISTに対する経腟的標本摘出を用いた腹腔鏡内 YamaguchiH,AkazawaK,KanazawaI,IharaY, 視鏡合同胃切除術の経験. IkeuchiT,KuwanoR. 日本臨床外科学会雑誌76 (1) ,10-15,2015 LackofgeneticassociationbetweenTREM 2and late-onset Alzheimer ’ s disease in a Japanese population. 3) 小林克巳,荒川和久,富澤直樹,安東立正,飯塚賢一, JAlzheimersDis.2014;41(4):1031-8. 新井弘隆,高山尚,阿部毅彦,須納瀬豊,竹吉泉 腸管洗浄液からランブル鞭毛虫が検出された肝膿瘍 の1例. 呼吸器内科 日 本 消 化 器 内 視 鏡 学 会 雑 誌.2015,Vol.57 (1) , 1)Y.Shimizu,A.Takiseetal.SerumGlycopeptidolipid 165-169 core IgA Antibody Levels in patients with Chest ComputedTomographyfeaturesofMycobacterium 神経内科 Avium-intracellularcomplex pulmonarydisease.J 1)針谷康夫 Biological Regulators & Homeostatic Agents 28 【Alzheimer病 画 像 診 断 の 新 た な 進 歩 】VSRAD (3):399-4052014. advanceの有用性 神経内科 81 (5) :P.500-506,2014. 2) Y.Shimizu, A.Takise et al. Gastrointestinal Symptoms in Idiopathic Pulmonary Fibrosis patients treated with pirfenidone and herbal 2)針谷康夫 パーキンソン病uptodate medicine. J Biological Regulators & Homeostatic 第458回卒後研修会 Agents.28(3):433-442,2014. 248 3)Y. Shimizu , M. kamiyoshihara , J. Okajo , Y. 2)丹下正一 Ishii and A. Takise. Tracheobronchial Stenosis 達人が教える! PCI・カテーテル室のピンチからの evaluated by Inspiratory and Expiratory Three- 脱出法119 DimensionalComputedTomographyandImpulse ガイドワイヤーがすぐに抜けてしまうのはなぜ? oscillationwithThree-Demensionalcolorimaging 南江堂 2014年 in a patient with relapsing polychondritis. J Biological Regulators & Homeostatic Agents 28 3) ImaiM,NakajimaT,KanekoY,NiwamaeN,IrieT, OtaM,IijimaT,TangeS,KurabayashiM. (2):325-331,2014. NovelKCNQ 1splicingmutationinpatientswith formefrusteLQT 1aggravatedbyhypokalemia 4)堀江健夫 【すぐ役に立つ-呼吸器薬の標準的使い方】気管支喘 Journalofcardiology:201464(2):121-6. 息【増悪期の治療】 発作時の対応. Medicina 2014;51:1810-1814. 形成美容外科 1)Hayashi, Minoru; Muramatsu, Hideyuki; Nakano, Minoru;Ito,Hideaki;Inoie,Masukazu;Tomizuka, 5)堀江健夫 【COPDの呼吸リハビリテーション】 呼吸リハビリ Yosuke; Inoue, Mayuko; Yoshimoto, Shinya: テーションにおけるチーム医療とPTの役割. ExperienceofUsingCulturedEpithelialAutografts 理学療法いばらき 2014;18:21-26. fortheExtensiveBurnWoundsinEightPatients. AnnalsofPlasticSurgery:73(1)25-9,2014. 6)堀江健夫 【そうだったのか!保険適用できる呼吸ケアの検査・ 診療・看護】 ( Theme 2)保険適用できる呼吸ケア 脳神経外科 1)朝倉健,美原盤,谷崎義生,神澤孝夫,甲賀英明, の検査ってなに? 栗原秀行,松本正弘. 呼吸器ケア 2014;12:801-806. 群馬県におけるt-PA治療の現状. 群馬県救急医療懇談会誌. 2014,Vol.10,53-55. 7)堀江健夫 吸入手技の重要性 いかに吸入指導をおこなうか (第6回) 急性増悪後、いかに吸入ステロイド薬を 2)山口玲,甲賀英明,田村勝 日常診療における遠隔画像診断の有用性 群馬県救急医療懇談会誌. 2014,Vol.10,58-60. 継続させるか RespiratoryMedicalResearch 3(1)P55-58,2015. 呼吸器外科 8)堀江健夫 1)Kamiyoshihara M, Igai H, Ibe T, Kawatani N. A 吸入療法の実際と理論医薬連携 医師の立場から 3 . 5 - c m s i n g l e - i n c i s i o n V A T S a n a t o m i c a l 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 24 (1) segmentectomyforlungcancer. P70-74,2014. AnnThoracCardiovascSurg.2015;21(2):178-82. 心臓血管内科 2)Kamiyoshihara M, Kawatani N, Igai H. Modified 1)丹下正一 application of a wound retractor for surgery in 救急疾患におけるPitfall 専門医にconsultするタイ chesttrauma. ミング AsianCardiovascThoracAnn.2015;23(2):232-4. 不整脈診療のピットフォール-医原性不整脈の予防 3)Kamiyoshihara M, Ibe T, Igai H, Kawatani N, と早期発見のために- HayashiH.Profusemediastinalhemorrhagedue 群馬県医師会総合政策研究機構 2013年4月 249 to mediastinitis after a sternal infection. Ann 11)河谷菜津子,上吉原光宏,井貝仁,伊部崇史 T h o r a c C a r d i o v a s c S u r g . 2 0 1 4 D e c ; 2 0 緊急手術を施行した特発性血気胸の1救命例―本邦 Supplement:629-631. 報告例を加えての検討―. 日胸 (accept) 4)Kamiyoshihara M, Igai H, Kawatani N, Ibe T, T o m i z a w a N . L u n g m e t a s t a s e c t o m y f o r 整形外科 postoperativecolorectalcancerinpatientswitha 1)反町泰紀,飯塚伯,高岸憲二 historyofhepaticmetastasis. 【 ス ポ ー ツ 傷 害( 外 傷・ 障 害 ) の 画 像 診 断-X線、 Gen Thorac Cardiovasc Surg. 2014 May;62 CT、MRI、超音波-】 頸椎損傷における単純X線の (5):314-320. 有用性と限界 関節外科 33 (4)P.387-394,2014. 5)Igai H, Kamiyoshihara M, Ibe T, Kawatani N. Single-Incision Thoracoscopic Surgery for 産婦人科 Spontaneous Pneumothorax Using Multi-Degrees 1)大澤稔 ofFreedomForceps.AnnThoracCardiovascSurg. 女性のための自分で選べる漢方の本 2014;20(6):974-9. PHP研究所 2015. 6)Igai H, Kamiyoshihara M, Kawatani N, Ibe T. 2)大澤稔 Thoracoscopic caudal left lower lobectomy in a 聞きたい!知りたい!薬の使い分け(第4回) 骨 patientwithfusedfissure. 粗鬆症の治療薬 内服?注射?種類もたくさんある AsianJEndoscSurg.2014Nov; 7(4):342-4. けど、どう選択すればいいの? Gノート 1(4)P.595-606,2014. 7) Igai H, Kamiyoshihara M, Nagashima T. A Resectable Pancreatic Metastasis fromPulmonary 3)大澤稔 Adenocarcinoma. [臨床研修指定病院69施設からきいたこれだけは押 Ann Thorac Cardiovasc Surg. 2014 Jun 21;20 さえて欲しいルール&マナー] (3):243-5. 実際に患者さんと接するときのポイント「当科(○ ○科)的には異常はありません」と言うべからず! 8)Igai H, Kamiyoshihara M, Kawatani N, Ibe T. 日本医事新報 4714号P.64,2014. Sternal intraosseous schwannoma mimicking breastcancermetastasis. 4)大澤稔 JCardiothoracSurg.2014Jun27;9:116. 産婦人科漢方におけるAlternativePathway もう 一つの処方プロセス 産婦人科漢方研究のあゆみ 31号P.1-8,2014. 9)上吉原光宏,井貝仁,伊部崇史,河谷菜津子 単孔式完全胸腔鏡下肺葉切除. 胸部外科2014;67 (7):540-543. 5)平石光,曽田雅之,塚越規子,大澤稔,山田清彦 緊急腹腔鏡下手術前に診断しえた卵管捻転の1例 日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 30(2)P.421-426, 10)上 吉 原 光 宏, 井 貝 仁, 伊 部 崇 史, 河 谷 菜 津 子, 2015. 滝瀬淳,堀江健夫,清水泰生,川田忠嘉,横川友美, 伊藤秀明,坂元一葉,新井秀雄,伊藤潤,森田英夫, 朝永博康.原発性肺癌(腫瘍3cm以下)に対する 6)平石光,曽田雅之,塚越規子,大澤稔,山田清彦 胸腔鏡手術の有用性(前橋赤十字病院2013年報告) . 腹 腔 鏡 下 子 宮 全 摘 術(TLH:TotalLaparoscopic 群馬医学2014;100:57-61. Hysterectomy)における手術技術向上の推移 群馬県産婦人科医会誌 22 (2)P.7-15,2015. 250 強化促進を阻害するファクターである―婦人科手術 小児科 における悪心嘔吐発生調査より― 1)萩原里実 ヒューマンニュートリション 7 (2) 26-31,2015. 【気管支喘息・COPDにおける肺機能~呼吸生理と 病態生理~】小児科 ForcedOscillation 皮膚科 Techniqueと小児気管支喘息の呼吸生理 1)大西一徳 アレルギー・免疫 21 (9) P.1384-1391,2014. 【高齢者の褥瘡~今、私たちにできること~】 緊急 対処を要する褥瘡 WOCNursing 3(3)P.83-89,2015. 眼科 1)板倉宏高 【OCTを読む】硝子体の「OCTを読む」 歯科口腔外科 あたらしい眼科 31:1789-95,2014. 1)内山壽夫,高坂陽子,長岡恵美子 他: 医科歯科連携 当院の周術期ロ腔機能管理・地域連 2)板倉宏高,岸章治 携の取り組み. 特集:進化するOCT ~硝子体病変におけるOCTの 日本クリニカルパス学会雑誌 16 (2)194-196,2014. トピックス~ . RetinaMedicine.3:139-143,2014. 2)五味暁憲,他: 中咽頭癌術後に生じた鼻咽腔閉鎖機能不全に対し bulb-PLPを適用した1例. 3)板倉宏高 硝子体の成分解析と画像診断. 頭頸部癌 40 (3)385-390,2014. THEKITAKANTOMEDICALJOURNAL65:117118,2015 3)五味暁憲,他: 口腔癌の放射線・薬物療法中に生じる口腔粘膜炎に 対する半夏瀉心湯の有効性. 4)板倉宏高 【硝子体・網膜病変の診かた-私はこう診る-】 所見と 漢方と最新治療 23 (4)357-362,2014. 病態 硝子体剥離、硝子体黄斑癒着 眼科 57:465-470,2015. 4)難波侑里,江原彩莉,五味暁憲,木村千亜貴, 田中淳子,高坂陽子,長岡恵美子,高坂陽子, 5)板倉麻理子,戸所大輔,板倉宏高他 内山壽夫,横尾稔 転移性眼内炎を契機に肝膿瘍が発見されたinvasive 口腔汚染度からみた周術期口腔衛生管理開始時期の liverabscesssyndromeの1例 検討 臨床眼科 68 (4) P.527-531,2014. 群馬県歯科医学会 Vol.19.2015. 耳鼻咽喉科 健診部 1)YukiYokobori,MinoruToyoda,KoichiSakakura, 1)中村保子 etal 非糖尿病健診受診者のグリコアルブミン値による8 18F-FDGuptakeonPETcorrelateswithbiological 年後の耐糖能予測の試み potentialinearlyoralsquamouscellcarcinoma. 糖尿病 57 (9)P.507-512,2014. ActaOto-Laryngologica.2015;EarlyOnline,1–6 看護部 1)志水美枝 麻酔科 【慣習を打破する変化を好む集団に!“病棟の慣れ・ 1)柴田正幸 【病態に応じた個別メニューのアプローチ 術後食 なあなあ”を正す師長の改善&動機付け】 職場風土 と栄養管理】[Part 1]術後悪心嘔吐は術後回復能力 が業務にもたらす影響を踏まえた師長主導の業務改 251 善実践例 人間関係のよさや気を遣い合える環境が アセスメント 時にマイナスに 月刊ナーシング 34 (11)P.18-26,2014. ナースマネジャー 16 (3) P.14-19,2014. 9) 小池伸享 【ICUでのくすりの使い方・考え方】 循環器系薬剤 2)根岸紀浩,阿部絵美,栗原知己 インシュリン持続静脈内投与中の患者に発生した医 心蘇生薬 投与のタイミングを知ろう!薬剤投与ま 原性低血糖の背後要因 での時間と心拍再開や生存率との関係が示唆されて 日本看護学会論文集:急性期看護45号 P.143-145, います 2015. 重症患者ケア 3 (4)P.562-568,2014. 10)小池伸享 3)村田亜夕美 【循環動態のアセスメントと輸液指示・管理】 体液 院内トリアージの実践とトリアージナースの育成 量過剰および体液量不足のアセスメントと治療(輸 (第6回) (最終回) 経験的思考と論理的思考を使い 液と薬剤)の基本とは何か? 分けるトリアージナースの育成 重症集中ケア 13 (5) P.26-31,2014. 救 急 看 護トリアージのスキル 強 化 4(1)P.100-105, 2014. 4)高木あけみ 【糖尿病を持つ高齢者の訪問看護と最新薬物療法】 11)城田智之 高齢者への糖尿病看護の基本と地域連携 【本当に風邪?違う怖い疾患かも?隠れた致死的疾 コミュニティケア 17 (3) P.10-16,2015. 患を見逃すな!】 胸痛にまつわるエトセトラ 胸痛 アセスメントの第一歩! 救急看護トリアージのスキル強化 4 (3) P.26-31, 5)高木あけみ 2014. 【誌上コンサルテーションシリーズ(10) 糖尿病 ケア インシデント防止への取り組みと連携】 安全 12)阿部絵美 に効果的にインスリン療法を継続するために 在宅 での安全なインスリン治療継続への取り組み クリ 【看護ケアや手技がどうしてもうまくいかないとき ニカルパスを活用したインスリン導入患者へのサ の次の一手】 その他のケア・処置 経鼻カニューラ ポートシステムづくり で効果的な酸素投与ができないときは、どうします ナーシング・トゥデイ 29 (5) P.41-46,2014. か? 経鼻カニューラで酸素投与をしているが、口 呼吸で、効果的な酸素投与ができない 月刊ナーシング 34 (14)P.83-84,2014. 6)町田真弓 【そのまま使える!高齢者急変対応基本マニュアル】 13)阿部絵美 意識障害がある時の対応 高齢者安心安全ケア: 実践と記録 12 (4) P.61-67, 【看護ケアや手技がどうしてもうまくいかないときの 2015. 次の一手】 その他のケア・処置 経鼻カニューラで 効果的な酸素投与ができないときは、どうしますか? 口腔ケアを行いたいが、出血が多く、むずかしい 7)小池伸享 【循環器病棟の急変予測シミュレーション】 背中・ 月刊ナーシング 34 (14)P.82-83,2014. 腰が重い…痛い… 循環器ナーシング 5 (1) P.30-37,2015. 14)木村恵美子 【初心者のための緊急度・重症度分類パーフェクト 8) 小池伸享 ガイド JTASを中心に基本から分かる!「見極め ナース」入門】 ココが怖い!注意すべき徴候・状態・ 【異変を見抜ける状況別・場面別フィジカルアセス メント】 気管挿管患者 挿管前、挿管中、挿管後の 病態・疾患 産婦人科編 252 救急看護トリアージのスキル強化 3 (6) P.40-45, 栄養医療のスペシャリストがつづる心に残る経腸栄 2014. 養の患者さんたち 編集井上善文 フジメディカル出版P.109-111, 2015. 15)大井田明子,田村教江 子育て支援の一環としての幼児安全法講習会開始に 向けて~事前アンケート調査結果~ 2)春原ひと美 群馬母性衛生 No.63P.25-26,2015. 第8章 患者さんと家族の気持ち 医療者と目指す ゴールと患者・家族が目指すゴールがなぜ違う?~ 薬剤部 手紙を通じて感じたこと~ 1)原澤健 栄養医療のスペシャリストがつづる心に残る経腸栄 【明日から活かせるアイデアが満載! 「セルフケア ができる!」を支える透析室の患者指導ポイント ブック】 (第5章)服薬管理 透析合併症に対する 養の患者さんたち 編 集 井 上 善 文 フ ジ メ デ ィ カ ル 出 版 P.338-340 (2015.03) 薬 カリウム抑制薬 透析ケア2014年冬季増刊 P.135-139,2014. 3)島田理奈 第3章 胃瘻(PEG)をめぐって 胃瘻の適応につ 2)原澤健 いて~患者さんの笑顔から学んだこと~ 【明日から活かせるアイデアが満載! 「セルフケア 栄養医療のスペシャリストがつづる心に残る経腸栄 ができる!」を支える透析室の患者指導ポイント 養の患者さんたち ブック】 (第5章)服薬管理 透析合併症に対する 編 集 井 上 善 文 フ ジ メ デ ィ カ ル 出 版 P.106-108 (2015.03) 薬 リン吸着薬 透析ケア2014年冬季増刊 P.140-144,2014. 4)安田美菜子 第8章 患者さんと家族の気持ち 患者と医療者の 3)眞下晴菜 肝動脈内動注化学療法の悪心・嘔吐に対するアプレ 経管栄養に対する認識の違いで学んだこと ピタントの有効性 栄養医療のスペシャリストがつづる心に残る経腸栄 薬事新報 2859号P.7-11,2014. 養の患者さんたち 編 集 井 上 善 文 フ ジ メ デ ィ カ ル 出 版 P.341-343 (2015.03) 臨床検査科部 1)吉田勝一,津久井綾子,高橋茜,高橋佳久, 横澤郁代,金子心学 5)伊東七奈子 当院における血液培養実施状況と陽性時間の比較検討 栄養療法におけるエキスパートナースとは? 群臨技会誌 53 (1) P.45-50,2014. Tomorrow Nourse 2014.vol.12最終号 6)伊東七奈子 2)細見陽子 日臨技 検査説明・相談ができる臨床検査技師育成 摂食・嚥下障害認定看認定看護師の視点による栄養 にむけて 管理 群臨技会誌 53 (1) P.5-7,2014. NutritionCare 7(12)P.1192-4,2014. NST 7)高坂陽子,若林秀隆 1)伊東七奈子 いまこそ、低栄養、サルコペニアに目をむけよう(第2回) 第3章 胃瘻(PEG)をめぐって 食べることは生 低栄養とはどのような状態か? きる楽しみ~食事や仕事を継続するために決断した ~飢餓、侵襲、悪液質、低栄養による問題点~ 胃瘻~ デンタルハイジーン 34 (2)P.879-882,2014. 253 8)高坂陽子 リレー連載 管理栄養士に伝えたいことメッセージFoeyou 食べる喜びのある入院生活のために! ~食べられない理由、ひょっとしてお口に問題あり かも?~ Nutrition Care 7(9)P.8,2014. クリニカルパス 1)安東立正,月田幸枝,近藤理香,他 多職種チーム医療の充実に向けて パスによるチー ム医療の促進と院内標準化 日 本 ク リ ニ カ ル パ ス 学 会 誌 16 (2)P.187-190, 2014. QMS 1)阿部毅彦,笠井俊,角田貢一 医療機関における品質マネジメントの実践 前橋赤 十字病院におけるQMS導入・推進 経営システム 24 (1) 40-45,2014. 254 3 地域連携学術講演会・疾患別勉強会など地域医療者向け研修 平成26年度の地域医療従事者への研修は、昨年度に続き全国的な講師を招いて、第一部を症例報告とし、第二部 として特別講演の二部形式とした。 学術講演会のなかに症例検討会を含めた会を行うことで、より多くの登録医や開業医など医療従事者への参加を増 やしている。 また引き続き連携パスや病診連携推進を目的とした疾患別勉強会の増加を積極的に企画運営を行った。 毎年確実に診療所の医師向け勉強会を増やしており、可能な限り地域医療機関からの医療ニーズを受け入れている と思われる。 地域連携学術講演会 (敬称略) 開催日 開催 場所 演者 出席 者数 うち 二次 第63回 H26.4.16 博愛館 ①脳神経外科 副部長 ②東京女子医科大学病院 副院長兼循環器内科 主任教授 ①佐藤 晃之 ②萩原 誠久 96 27 第64回 H26.6.11 ①当院における糖尿病地域連携パスの経過 前橋赤十字病院 博愛館 ②糖尿病治療の世界の動きとSGLT2阻害 アステラス製薬式会社 剤の役割 MSD株式会社 ①糖尿病・内分泌内科 ②加藤内科クリニック 院長 ①末丸 大悟 ②加藤 光敏 100 12 第65回 H26.7.30 博愛館 前橋赤十字病院 第一三共株式会社 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 細胞生理学 教授 竹田 秀 65 12 第66回 H26.10.24 ①当院における鼠径ヘルニア嵌頓症例に 対するTAPP TransAbdominalPre-Peritoneal repair法の経験 博愛館 ②大規模臨床病院への積極的腹腔鏡下手 術導入の歴史 ~術後疼痛と再発ゼロを目指した腹腔 鏡下手術導入の歴史~ 前橋赤十字病院 コヴィスディエンジャパン 株式会社 ①消化器病センター 外科 ②医療法人豊田会 刈谷 ①岡田 拓久 豊田総合病院 ②早川 哲史 副院長兼下部消化管・ 一般外科部長 88 8 第67回 H26.10.30 博愛館 前橋赤十字病院 ヤンセンファーマ株式会社 鳥取大学医学部 脳神経 外科学講座 脳神経内科学分野 講師 和田 健二 95 15 第68回 H26.11.26 博愛館 乳がん診療におけるFDG-PET/CTの有用性 前橋赤十字病院 日本メジフィジックス株式会社 京都大学大学院 医学研究科 新倉 直樹 標的治療腫瘍学講座 特定助教 86 2 第69回 H27.1.22 ①敗血症性DICにおけるリコモジュリン の臨床効果 ②大雪対応の失敗 博愛館 ~災害モードのスイッチを入れなかっ たことによる弊害~ ③山梨県の観測史上最高の豪雪に対する 救急活動 前橋赤十字病院 旭化成ファーマ株式会社 ①救急科兼集中治療科 ②救急科兼集中治療科 副部長 ③山梨県立中央病院 救命救急センター長 ①小倉 崇以 ②町田 浩志 ③岩瀬 史明 89 6 第70回 H27.1.29 博愛館 前橋赤十字病院 田辺三菱製薬株式会社 医療法人健清会 那珂記念クリニック 院長 遅野井 健 84 7 第71回 H29.2.4 ①体組成評価を取り入れた周術期栄養指 導の有用性 ②重症患者に対するカロリーと蛋白質投 前橋赤十字病院 博愛館 与量に関する理論的及び実証的結論~ 株式会社 大塚製薬工場 EPaNICからCALORIESTrialまで近年 のCRTが突き付ける真理~ ①栄養課 係長 ②筑波大学大学院 人間 総合科学研究 所疾患制御医学専攻外 科学 教授 ①山本 淳子 ②寺島 秀夫 139 15 第72回 H29.2.12 博愛館 救急医療におけるサイエンス漢方処方 前橋赤十字病院 株式会社 ツムラ 医療法人静仁会 静仁会静内病院 院長 井齊 偉矢 106 28 H29.3.19 ①重症多発外傷を迅速な蘇生処置と集学 的治療で救命した1例 博愛館 ②IABO&Abdominalshocktrauma ③外傷診断に必要なIVRの考え方~ DCIRとは~ 前橋赤十字病院 大正富山医薬品株式会社 ①救急科兼集中治療科 ②救急科兼集中治療科 ③済生会横浜市東部病院 救命救急センター 救 急科医長 第73回 ①増田 衛 ②小倉 崇以 ③船曳 知弘 117 9 第74回 H29.2.26 博愛館 痛みに即した運動器疾患の薬物治療 前橋赤十字病院 ファイザー株式会社 自治医科大学 整形外科 教授 竹下 克志 118 10 ①救急科兼集中治療科 ①小橋 大輔 ②救急科兼集中治療科 ③東北大学大学院 医学系 ②小倉 崇以 研究科 外科病態学講座 ③久志本成樹 救急医学分野 教授 73 3 ①済生会新潟第二病院 地域医療連携室長兼医事課長 ②済生会新潟第二病院 消化器内科 部長 94 16 26年度 講演内容 共 催 ①心原性脳梗塞栓症に対する一次/二次 予防の現状 ②心房細動のトータルマネージメント ~抗凝固療法を中心に~ 前橋赤十字病院 日本ベーリンガーインゲル ハイム株式会社 骨粗鬆薬の使い分け ~抗RANKL抗体への期待~ 認知症診療について ~地域における理解と支え~ 新時代の糖尿病診療 ~厳格な血糖管理に向けて~ ①Listeria髄膜炎による敗血症ショック に対し集学的治療にて救命しえた1例 ②T r a u m a t i c B l e e d i n g 第75回 H29.3.18 前橋赤十字病院 SeverityZscore(TBSS) 博愛館 ~ MassiveTransfusionProtocol発動基準の 小野薬品工業株式会社 カットオフ設定とGrayZoneApproach ~ ③変化する侵襲病態の捉え方 ~ミトコンドリアからDANPsへ~ 第76回 H29.3.19 ①地域における診療連携体制について 博愛館 ②C型慢性肝炎治療の新たなる展開 ~あらゆる段階での治療の挑戦~ 前橋赤十字病院 MSD株式会社 255 ①斎川 克之 ②新井 弘隆 日赤市民健康フォーラム 開催日 平成26年 6月1日 開催場所 前橋市 総合福祉 会館 講演内容 共 催 第11回日赤市民健康フォーラム みんなで治そう 心臓と血管の病気 ~心臓血管疾患の予防、診断、最新の手術など 多くの職種による治療~ 前橋赤十字病院 日本赤十字社群馬県支部 原町赤十字病院 群馬県赤十字血液センター 第一部 ①前橋市医師会 病診連携理事 ②前橋市医師会 救急医療理事 ③地域医療支援・連携センター長 第二部 ①心臓血管内科 部長 ②栄養課 係長 ③薬剤部 係長 ④リハビリテーション科 部長 ⑤心臓血管外科 部長 演 者 講演 件数 出席 者数 第一部 ①下田 隆也 ②我妻 通明 ③朝倉 健 第二部 ①丹下 正一 ②阿部 克幸 ③丸岡 博信 ④大竹 弘哲 ⑤森 秀暁 8 398 演者等 出席 者 うち 二次 疾患別勉強会 勉強会名 開催数 開催日 担当科 第18回 H26.7.31 心臓血管内科、救急科 兼集中治療科 演題「早期治療介入により良好な転帰とな 心臓血管内科医師 った急性心筋梗塞の一例」ほか3症例7題 佐々木 孝志 ほか 94 38 第19回 H27.1.21 心臓血管内科 症例発表「心房細動で当院搬送となり救 命することができた38才男性ほか2症例1 心臓血管内科医師 講演 内田 浩太郎 119 ほか 32 第2回 H26.5.22 産婦人科 女性・妊産婦に喜ばれる漢方10処方ほか 産婦人科副部長兼教育研 症例提示 修推進室副室長 大澤 稔 ほか 23 11 第3回 H27.1.28 産婦人科 女性・妊産婦に喜ばれる漢方11処方ほか 産婦人科副部長兼教育研 症例提示 修推進室副室長 大澤 稔 ほか 15 6 前橋日赤 皮膚科の会 第21回 H26.10.9 皮膚科 症例提示「50才女性で前足下肢での真性 利根中央病院 皮膚科 紅班の出現した一例」ほか10題 遠藤 幸恵 ほか 27 9 アナフィラキシー 勉強会 第1回 H27.2.17 呼吸器内科、救急科兼 集中治療科 ①アナフィラキシーの概念 ②アナフィラキシー~診断治療~ ①呼吸器内科副部長 ②救急科兼集中費治療科 ①川田 忠嘉 ②藤塚 健次 150 33 口唇口蓋裂 連携パス勉強会 第6回 H26.12.19 形成・美容外科 歯科 症例検討: 「9歳男児、左唇顎口蓋裂」 ほ か13症例 形成・美容外科部長 村松 英之 32 4 眼科・形成外科連 携研究会 第2回 H27.2.6 形成・美容外科、眼科 ①報告: 「眼窩形成外科連携の経過」 ①形成・美容外科部長 ②講演: 「眼窩手術のトピックス~眼窩骨 ②聖隷浜松病院 眼形成 折から医原性窩損傷経由、ブラウン症候 眼窩外科部長 群まで~」 ①村松 英之 ②嘉鳥 信忠 73 17 第3回 H26.6.19 呼吸器外科 ①講演: 「当科が取り組んできた肺癌地域 ①呼吸器外科看護師 連消すの成果」 ②講演 「当科における肺癌に対する低侵 ②呼吸器外科副部長 襲手術の現状」 ①牧口 美江 ②井貝 仁 19 5 第4回 H26.7.17 呼吸器外科 ①講演: 「当科が取り組んできた肺癌地域 連消すの成果」 ①呼吸器外科看護師 ②講演 「当科における肺癌に対する低侵 ②呼吸器外科副部長 襲手術の現状」 ①牧口 美江 ②井貝 仁 32 5 周術期口腔機能管 理連携パス講習会 第4回 H26.10.21 歯科口腔外科 教育講演 「原発性肺がん~診断、治療、 周術期管理」 ほか連携パス経過報告ほか 呼吸器外科部長 上吉原 光宏 ほか 85 69 渋川北群馬周術期 口腔機能管理連携 パス講習会 第1回 H26.11.25 歯科口腔外科 教育講演 「周術期口腔機能管理~患者さ んにケアを行う意義と注意点」 ほか連携 パス経過報告ほか 歯科・口腔外科副部長 五味 暁憲 40 0 糖尿病連携研究会 兼ディナーバイキ ング 第1回 H26.10.14 糖尿病・内分泌内科 ①糖尿病地域連携パスの5年間の経過 ②糖尿病地域連携パスの指導と実際 ①糖尿病・内分泌内科部長 ①上原 豊 ②糖尿病認定看護師 ②高木あけみ 32 32 第8回 H25.6.18 脳神経外科、神経内科、 症例提示 「意識障害の精査目的に搬送 救急科 された57歳男性例」ほか2症例5題 ①吾妻広域消防本部 西部消防署 ②神経内科医師 ①小野 隆吾 ②関根 彰子 119 ほか 38 第9回 H26.12.20 脳神経外科、神経内科、 講演: 「急性期血行再建~脳梗塞が完成 救急科 する前にできること~」ほか1題 脳神経外科副部長 佐藤 晃之 110 ほか 37 心臓救急症例 カンファランス 漢方症例検討会 肺がん治療勉強会 脳神経救急医療 カンファランス 内 容 256 4 クリニカルパス大会 開催日 平成26年 5月23日 9月26日 11月28日 平成27年 3月13日 回数 プログラム 第84回 クリニカルパス教育 新しい電子パスの操作説明 第85回 新規パス紹介 ・センター病棟(脳神経外科) 作成会報告 ・4号病棟(腎臓内科) ・6号病棟(神経内科) 第86回 第16回公開パス大会 薬剤部 手術室 発表パス名等 クリニカルパス委員が分担で講演 ①クリニカルパスの定義と効果 ②前橋赤十字病院におけるパスの取り組み ③クリニカルパスの基礎知識Ⅰ 用語 ④クリニカルパスの基礎知識Ⅱ 構成要素 ⑤クリニカルパスの基礎知識Ⅲ 作成過程 ⑥クリニカルパスの基礎知識IV パスの改訂 ⑦栄養士の役割 ⑧薬剤師の役割 ⑨臨床検査技師の役割 ⑩放射線技師の役割 ⑪リハビリテーション科の役割 ⑫MSWの役割 ⑬パス適用率について 兼任看護師より説明 脳出血パス シャント初穿刺パス 正常圧水頭症 帰室後の疼痛管理向上を目指して-ソセゴンの上手な使い方- 全身麻酔パスの電子化 ①手術室全身麻酔パス ②全身麻酔パスの電子化に向けた取り組み 院外参加者 2名 第87回 第17回公開パス大会 退院指導マニュアル院内標準化 退院支援室及び認定看護師会在宅ワーキンググループ ①退院指導マニュアルの標準化の向けて ②経管栄養の在宅指導 ③吸引の在宅指導 ④膀胱留置カテーテル管理と膀胱洗浄の在宅指導 ⑤中心静脈栄養法の在宅指導 ⑥今後の予定 表彰式 平成26年度クリニカルパス功労賞 院外参加者 21名 【院内掲示ポスター】 ※平成27年度も開催予定です。 257 5 プライマリケア勉強会 開催日 テ ー マ 講 師 出席数 第6回 4月9日 めまいを訴える患者をみたら 耳鼻咽喉科副部長 桑原 幹夫 60 第7回 4月16日 本当にあった薬物相互作用 薬剤部 小見 雄介 77 第8回 4月23日 検査における基準値の意義 臨床検査科部 金井 洋之 関口 美香 天笠 道也 73 第9回 4月30日 あなたもひょっとしてドライアイ? 眼科部長 板倉 宏高 53 大澤 稔 48 第10回 5月7日 漢方薬で痛みを和らげる~NSAIDを使いにくい 教育研修推進室副室長 患者さんへの優しい治療~ 第11回 5月14日 開示に耐えうる診療録の記載法 診療情報管理士 沼居 綾 62 第12回 5月21日 虫垂炎を疑ったら 外科副部長 榎田 泰明 72 第13回 5月28日 危険な頭痛の見分け方 脳神経外科副部長 山口 玲 65 第14回 6月4日 “眠れない”患者への対応 精神科医師 佐久間 泰 65 第15回 6月11日 アドバンス・ケア・プランニング 総合・感染症内科部長 佐藤 浩二 63 第16回 6月18日 介護保険について 医療社会事業課 碓井祐太郎 67 第17回 6月25日 バイタルサインとしての呼吸パターン 呼吸器内科副部長 堀江 健夫 57 第18回 7月2日 抗凝固薬・抗血小板薬の適正使用について 薬剤部主任 天川 悦子 75 第19回 7月9日 簡単な整復法(顎関節脱臼・肘内障 その他) 整形外科部長 浅見 和義 70 第20回 7月16日 転倒・転落事故の防止戦略 医療安全推進室看護師長 鈴木まゆみ 61 第21回 7月23日 高血圧管理の基本 心臓血管内科副部長 庭前 野菊 78 患者解釈モデルと満足度について 上手なコミュニケーションのために 教育研修推進室副室長 大澤 稔 58 第23回 8月6日 成人に対しての感冒様症状への対応 総合・感染症内科部長 佐藤 浩二 70 第24回 8月13日 女性の腹痛について 産婦人科副部長 村田 知美 61 第25回 8月20日 退院支援と訪問看護 退院支援室看護師長 笹原 啓子 69 第26回 8月27日 アナフィラキシー 集中治療科・救急科専攻医 星野江里加 61 桑子 慧子 64 第22回 7月30日 第27回 9月3日 放射線治療の副作用とoncologicemergency 放射線治療科専攻医 ~日常生活で知っておきたい放射線治療のこと~ 第28回 9月10日 急いで対応すべき口腔疾患 歯科口腔外科副部長 五味 暁憲 65 第29回 9月17日 生活習慣病と骨 産婦人科部長 曽田 雅之 55 第30回 9月24日 家族ケアについて かんわケア認定看護師 北爪ひかり 54 第31回 10月1日 超音波でみる急性腹症 臨床検査科部主任 有馬ひとみ 67 第32回 10月8日 「しびれ」を訴える患者をみたら 神経内科医師 関根 彰子 62 第33回 10月22日 抗がん剤の支持療法 薬剤部係長 須藤 弥生 79 第34回 10月29日 結核菌陽性患者をみたらどうするか 呼吸器内科部長 滝瀬 淳 70 第35回 11月5日 減塩食について~最近のトピックス~ 医療技術部 栄養課係長 阿部 克幸 57 第36回 11月12日 薬疹・中毒疹 皮膚科部長 大西 一德 65 第37回 11月19日 ウィルス性肝炎 消化器内科専攻医 佐藤 綾希 56 第38回 11月26日 小児の発熱を伴う発疹と予防接種 小児科部長 松井 敦 56 第39回 12月3日 インフルエンザ関連薬の適正使用について 薬剤部係長 矢島 秀明 60 第40回 12月10日 知っておきたい常在菌 臨床検査科部 細菌検査室 吉田 勝一 48 第41回 12月17日 PAD-PublicAccessDefibrillation- 救急科専攻医 小橋 大輔 64 第42回 12月24日 むせなく食べていれば安全~不顕性誤嚥とは~ 摂食嚥下障害看護認定看護師 伊東七奈子 55 258 開催日 テ ー マ 講 師 出席数 第43回 1月7日 目薬の正しい使い方・指導法 眼科部長 板倉 宏高 56 第44回 1月14日 解熱鎮痛剤(NSAIDs)の適正使用について 薬剤部 大澤 淳子 60 第45回 1月21日 花粉症への対応 耳鼻咽喉科部長 二宮 洋 55 第46回 1月28日 包帯法(固定法)の基本について 整形外科部長 浅見 和義 53 第47回 2月4日 「冷え症」のプライマリ・ケア 教育研修推進室副室長 大澤 稔 57 第48回 2月18日 ご意見箱が伝えること 患者相談室長 鈴木 栄 56 第49回 2月25日 創の治し方 形成・美容外科医師 梅澤 和也 60 第50回 3月4日 血液製剤の正しい知識 臨床検査科部課長 相馬真恵美 49 第51回 3月11日 日常よく見る貧血について 血液内科副部長 齋藤 竜大 65 第52回 3月18日 うつ病診療について 精神科部長 小保方 馨 62 第53回 3月25日 いぼ・たこ・うおのめ・やけど 皮膚科部長 大西 一德 62 平均 62 6 内科系カンファレンス 開催日 演 題 演者 出席 うち 者数 院外 第1回 4月11日 左下腹部を主訴に救急外来を受信した一例 救急科研修医 関谷 真志 26 0 第2回 5月9日 ネフローゼ症候群治療中に呼吸困難をきたした一例 腎臓内科研修医 丹下 沙羅 25 0 第3回 6月13日 自殺企図で洗剤を大量に飲んだ患者 内科研修医 関口 雄一 23 2 第4回 7月11日 術後3日目に突然酸素化不良をきたした一例 泌尿器科研修医 田口亜由子 23 1 第5回 8月8日 視野狭窄及び構音障害にて来院し、トリアージにて著明な血圧低値を認めた一例 精神科研修医 星野 圭治 26 0 第6回 9月12日 排尿障害、全身脱力で来院した一例 内科研修医 藤田 真弥 22 0 第7回 10月10日 心窩部痛と背部痛を主訴に来院した一例 麻酔科研修医 松村 郁子 21 0 第8回 11月14日 高齢者の意識障害をきたした一例 内科研修医 本多 良哉 17 0 第9回 12月12日 胸部違和感を訴えて来院した一例 婦人科研修医 吉川 良平 13 0 第10回 H27.1月9日 急性腹症で来院した一例 消化器内科研修医 小鮒 聖子 12 0 第11回 2月13日 頚部痛・体動困難を主訴に来院し、人工呼吸器管理を要した一例 脳外科研修医 工藤 廣大 14 0 第12回 3月13日 鑑別に苦慮した肺胞出血の一例 神経内科研修医 竹内 淑恵 17 0 7 CPC 開催日 第1回 6月16日 第2回 11月17日 演 題 演者 認知症を伴う筋萎縮性側索硬化症の一例 神経内科部長 針谷 康夫 骨髄異型性症候群、肝硬変の一例 血液内科部長 小倉 英充 急性心筋梗塞の一例 心臓血管内科 佐々木孝志 12月15日 亜急性劇症肝炎の一例 消化器内科 第4回 H27.2月16日 急激に悪化した肺炎を伴った再生不良貧血の一例 血液内科副部長 第5回 3月16日 筋萎縮性側索硬化症の一例 神経内科副部長 第3回 259 上野 敬史 大崎 洋平 水島 和幸 出席 うち 者数 院外 23 1 29 1 38 20 29 2 0 1 8 日赤健康教室 一般市民を対象にした保健予防活動として「日赤健康教室」を平成16年2月から実施している。昨年から始めた 出前講座も2回開催し、年間受講者数は過去最高の1,570名、平均130.8名となった。 [ 日赤健康教室 ] 開催回数:10回 参加者数合計:874名 平均参加者数:87.4名 [ 出 前 講 座 ] 開催回数:2回 参加者数合計:696名 平均参加者数: 348名 日赤健康教室開催記録 回数 開催日 演 者 所属科 職 名 演 題 氏 名 参加人数 小保方 馨 認知症で困ったら 認知症に伴う行動症状・心理症状の対応 143 歯科・口腔外科 副部長 五味 暁憲 口の中の病気 粘膜の病気やがんについて 90 第89回 6月24日 整形外科 医師 山本 哲生 膝関節痛・股関節痛について 139 第90回 7月30日 精神科 医師 佐久間 泰 不眠症 ~あなたにも出来る睡眠のくふう~ 127 第91回 9月26日 放射線治療科 専攻医 桑子 慧子 切らずに治すがん治療 58 第92回 10月28日 脳神経外科 部長 藤巻 広也 脳卒中の予防と治療 脳の健康を保つため 70 第93回 11月26日 総合・感染症内科 医師 林 俊誠 ニュースで話題の感染症 エボラ出血熱、デング熱、インフルエンザ 52 第94回 12月17日 泌尿器科 鈴木 智美 みんなで考える排尿障害 69 第87回 4月25日 精神科 第88回 5月28日 部長 医師 第95回 2月25日 形成・美容外科 副部長 林 稔 形成外科で治せる事 まぶたが重くなったら・傷跡はどこまで綺麗に治りますか 47 第96回 3月24日 糖尿病・内分泌内科 医師 末丸 大悟 糖尿病について 79 874 合計 出前講座 開催日 前橋市明寿大学 演 者 所属科 職 名 氏 名 演 題 参加人数 7月14日 (月)消化器内科 副部長 飯塚 賢一 内視鏡で治る胃がん・大腸がん 前橋市明寿大学同窓会 12月9日 (火)産婦人科 376 320 副部長 大澤 稔 漢方で冷えも解消 696 合計 9 院内コンサート 入院中の患者さんや一般市民を対象に「院内コンサート」を平成9年から実施している。今年度は4回開催した。 開催場所:外科外来前 回数 開催日 時間 出演者 演奏曲目 114 8月23日 (土) 13:30 ~ 14:10 115 10月25日(土) 14:00 ~ 14:40 小池 昭夫 (アコーディオン演奏) 月の砂漠 他 116 12月18日(木) 19:00 ~ 20:00 milk&honey (歌と演奏) クリスマスソング特集 117 3月14日 (土) 13:00 ~ 13:45 ルパン三世 他 樹徳高等学校吹奏楽部 前橋市立みずき中学校吹奏楽部 260 レット・イット・ゴー 他 Ⅷ 派遣事業 Ⅷ 派遣事業 臨時救護派遣 日本赤十字社群馬県支部の依頼を受けて、年間46の行事に医師と看護師を派遣した。 派遣した職員は、医師8名、看護師述べ86名の計94名で派遣回数は延70回でした。 № 月 日 曜日 氏 名 用 務 出 張 地 派遣要員 医師 看護師 1 4月20日 日 第57回北関東水泳競技大会群馬 岡田 智美 県予選会兼第65回全国実業団水 泳競技大会群馬県予選会 前橋市敷島町(群馬県立敷島公園水泳場) 1 2 4月29日 火 伊藤 優峻 第18回群馬県年齢別長水路水泳 競技大会 前橋市敷島町(群馬県立敷島公園水泳場) 1 3 5月11日 日 久保田美恵子 群馬県水泳連盟ジュニア委員会J 前橋市大渡町(大渡温水プール) O予選会 1 4 5月18日 日 瀬川千香子 安中 清佳 第8回赤城山トレイルランニングレース 前橋市富士見町(赤城青少年交流の家) 木野内洋恵 3 5 5月18日 日 矢代 久美 第51回群馬県春季新人水泳競技大会 前橋市敷島町(群馬県立敷島公園水泳場) 1 6 6月8日 日 桜井 未央 6月13日 金 6月14日 土 増田 敦子 平成26年度関東スポーツ推進委 齋藤 春香 員研究大会群馬大会 7 8 第37回全国ジュニアオリンピッ ク夏季大会群馬県予選会 前橋市敷島町 (群馬県立敷島公園水泳場) 前橋市関根町(群馬県総合スポーツセンター) 6月20日 金~日 大井田明子 第61回日本小児保健協会学術集会 福島市太田町(福島グリーンパレス他) ~6月22日 1 1 1 1 9 6月22日 日 富沢 明梨 群馬県水泳連盟ジュニア委員会ジ 前橋市大渡町(大渡温水プール) ュニア選抜記録会 1 10 6月29日 日 大川 桂子 2014年度群馬県実業団対抗水泳 競技大会県予選 前橋市敷島町(群馬県立敷島公園水泳場) 1 7月3日 木 友野 真映 日本赤十字社群馬県支部 青少年赤十字リーダーシップトレ 日~火 友野 真映 ーニングセンター(中学校の部) 前橋市富士見町赤城山(赤城少年自然の家) 1 11 8月3日 ~8月5日 群馬県水泳連盟ジュニア委員会 夏季記録会 1 12 7月13日 日 大沢由美子 7月22日 火 山崎 純子 7月23日 水 竹内今日平 7月27日 日 柳原 賢悟 前橋市関根町(県総合スポーツセンター群馬武道館) 1 田中 大樹 高崎市上里見町(高崎榛名体育館) 1 富岡市上黒岩町(富岡市民体育館) 1 みどり市笠懸町阿左美(みどり市民体育館) 1 田部井好美 前橋市上細井町(前橋市北部運動場) 1 吉野 礼子 前橋市堀越町(前橋市大胡総合運動公園サッカー場) 1 高崎市上里見町(高崎榛名体育館) 前原 幸雄 みどり市笠懸町阿左美(みどり市民体育館) 長野 聖子 小池 瑞世 前橋市上佐鳥町(前橋市民体育館) 松本 知沙 第50回群馬県スポーツ少年団大会 前橋市上細井町(前橋市北部運動場) 北爪 一成 前橋市関根町(県総合スポーツセンター群馬武道館) 1 中島 有紀 1 13 14 14 伊草美智子 8月2日 8月3日 8月24日 土 日 日 小林 愛実 前橋市大渡町(大渡温水プール) 平成26年度横浜市サマースクール 昭和村糸井(横浜市少年自然の家) 第50回群馬県スポーツ少年団大会 前橋市関根町(県総合スポーツセンター群馬武道館) 261 1 1 1 1 1 1 1 № 月 日 8月7日 曜日 氏 名 木 岡野 優子 平山 伶奈 15 8月8日 金 8月9日 土 8月10日 日 17 8月15日 金 16 五十嵐麻衣 竹内 永江 用 務 第8回関東6県議会議員軟式野球大会 吉田 真弓 梶山 優子 第31回関東小学生男・女 ソフトボール大会 友野 真映 星野 晶子 巻 果菜絵 平成26年度群馬県戦没者追悼式 長 麻衣子 出 張 地 派遣要員 医師 看護師 前橋市敷島町(上毛新聞敷島球場) 1 高崎市下和田町(高崎城南球場) 1 前橋市敷島町(上毛新聞敷島球場) 1 高崎市下和田町(高崎城南球場) 1 太田市只上町(太田市渡良瀬スポーツ広場) 2 太田市只上町(太田市渡良瀬スポーツ広場) 1 前橋市関根町(県総合スポーツセンター群馬武道館) 1 2 8月18日 月~水 青少年赤十字リーダーシップトレ 前橋市富士見町赤城山(赤城少年自然の家) ~8月20日 町村 美樹 18 ーニングセンター(小学校の部) 9月5日 金 日本赤十字社群馬県支部 19 8月29日 金 大美賀由貴 第53回関東少年水泳大会 20 9月7日 日 中嶋 由花 21 9月21日 1 1 前橋市大渡町(大渡温水プール) 1 前橋市敷島町(群馬県立敷島公園水泳場) 1 日 関口美千代 第69回群馬県選手権水泳競技大会 前橋市敷島町(群馬県立敷島公園水泳場) 1 9月19日 金 田島 松江 高崎市歌川町(パークレーン高崎) 1 9月21日 日 中嶋愛一郎 伊勢崎市下触町(県立ふれあいスポーツプラザ) 1 9月28日 日 田口亜由子 伊勢崎市下触町(県立ふれあいスポーツプラザ) 1 22 10月3日 金 飯野 麻衣 群馬県障害者スポーツ大会2014 前橋市東片貝町(産業人スポーツセンタ-) 1 前橋市上細井町(前橋市北部運動場) 1 10月5日 日 園田 雅幸 萩原菜那美 前橋市東大室町(県立渡良瀬養護学校)、 伊勢崎市下触町(県立ふれあいスポーツプラザ) 1 10月19日 日 新井 優子 伊勢崎市東小保方(あずまサッカースタジアム) 1 23 10月8日 水 横澤 佳奈 第7回養護老人ホームスポーツ大会 伊勢崎市下触町(群馬県立ふれあいスポーツプラザ) 1 10月11日 土 叶野 恭子 高寺由美子 2 10月12日 日 牧口みどり 戸塚 広江 25 10月19日 日 原田 博子 10月25日 土 新井祐美子 10月26日 日 細野 恵子 27 11月2日 日 菅原 啓季 ファンケルキッズベースボールチャレンジ2014 前橋市荒口町(前橋市民球場) 1 月 朝倉 真理 丹下 沙羅 藤生裕紀子 小見真紀子 第24回ぐんま県民マラソン2014 新井 望 梶山 優子 木暮 直子 高木 留美 6 24 26 28 11月3日 第39回群馬県小学生選手権水泳 競技大会 リレーフォージャパン 前橋市関根町(県総合スポーツセンター) 2 群馬県水泳連盟ジュニア委員会ス 前橋市大渡町(大渡温水プール) プリント水泳競技大会 第25回群馬県酪農畜産フェスティバル 前橋市富士見町(群馬県畜産試験場) 262 前橋市敷島町(正田醤油スタジアム群馬) 2 1 1 1 № 月 日 曜日 氏 名 用 務 羽鳥 悠平 中原 綾子 29 11月7日 金 出 張 地 前橋市関根町(県総合スポーツセンター) 派遣要員 医師 看護師 1 1 第31回県民スポーツ祭ぐんまね 岡部 春菜 んりんピック2014 前橋市総社町(前橋市設ゲートボール場) 1 鈴木奈津美 前橋市上細井町(前橋市北部運動場) 1 30 11月2日 日 江戸谷真紀 31 11月9日 日 上條 藍 32 11月9日 日 金子麻里子 第15回群馬県年齢別短水路水泳競技大会 前橋市大渡町(大渡温水プール) 1 33 11月10日 月 千明弥乃梨 平成26年度群馬県社会福祉大会 1 34 11月13日・14日 木・金 関口美千代 第52回群馬県民体育大会 1 前橋市関根町(県総合スポーツセンター) 1 前橋市南町(前橋市民文化会館) 1 第32回いのちの電話相談員全国研修会 安中市磯部(ホテル磯部ガーデん) 11月15日 土 星野 悦子 35 11月20日 木 平成26年度群馬県老人福祉県民 毛見 勇太 大会及び第40回群馬県老人クラ 稲村 匡介 ブ連合会芸能発表大会 前橋市日吉町(ベイシア文化ホール) 1 1 36 11月30日 日 藤田 真弥 全日本空手道連盟剛柔会第38回 上林 伸寛 関東地区空手道選手権大会 前橋市上佐鳥(前橋市民体育館) 1 37 12月7日 日 斎籐 絹子 38 1月18日 日 第30回群馬県水泳連盟新年記録 中川 美行 会(兼)第15回群馬県クラブ対抗 前橋市敷島町(群馬県敷島公園水泳場) 水泳競技大会 39 1月18日 日 佐藤 美季 第15回群馬県ディスタンス招待 公認記録会 前橋市敷島町(群馬県敷島公園水泳場) 1 40 2月1日 日 田村 敦子 第37回全国ジュニアオリンピッ ク春季大会県予選 前橋市大渡町(大渡温水プール) 1 41 2月15日 日 金井南美子 群馬県水泳連盟ジュニア委員会冬 前橋市大渡町(大渡温水プール) 期記録会 1 42 2月22日 日 関 章子 第5回群馬県冬期記録会(ウイン 前橋市敷島町(群馬県敷島公園水泳場) ターカップ) 1 43 3月1日 日 高谷 智美 第25回クラブ対抗少年少女駅伝競走大会 前橋市敷島町(正田醤油スタジアム群馬) 1 44 3月8日 日 高岸 愛美 45 3月14日 土 矢部 愛子 第24回ミルクカップドッジボー 嘉納恵美子 ル選手権大会 前橋市関根町(県総合スポーツセンター) 2 46 3月15日 日 神島七生子 第9回群馬県スポーツ少年団フェスティバル 前橋市関根町(県総合スポーツセンター) 1 群馬県水泳連盟ジュニア委員会ジ 前橋市大渡町(大渡温水プール) ュニア選抜記録会 群馬県水泳連盟ジュニア委員会全 前橋市大渡町(大渡温水プール) 県BC級大会 263 1 1 1 1 1 災害救護訓練並びに訓練派遣者 回 月 日 曜日 訓練名 日数 職 種 氏 名 訓練場所 班 医師(コントローラー) 中野 実 医師(コントローラー) 中村 光伸 看護師(コントローラー) 高寺由美子 主事(コントローラー) 太田 吉保 群馬県広域医療搬送 受入訓練 医師 医師 医師 1日 医師 看護師 看護師 看護師 薬剤師 主 事 主 事 主 事 高橋 栄治 町田 浩志 雨宮 優 陸上自衛隊相馬原 鈴木 裕之 駐屯地 萩原ひろみ 田村千佳子 城田 智之 矢島 秀明 関口 範之 板倉 孝之 内林 俊明 初動救護班 (日本DMAT) 1 5月13日 月 2 8月30日 内閣府主催 土 「総合防災訓練広域医療搬送 実動訓練」 医師(コントローラー) 医師(コントローラー) 1日 医師(コントローラー) 主事(コントローラー) 主事(コントローラー) 髙橋 栄治 中村 光伸 大分、熊本、宮崎、 町田 浩志 鹿児島県内 太田 吉保 災害拠点病院 等 板倉 孝之 3 9月6日 土 群馬県総合防災訓練 班長(医師) 看護師長 看護師 1日 看護師 薬剤師 主 事 主 事 川原ひろみ 市川美代子 泉 安希子 渡良瀬右岸 高山 理奈 「渡良瀬スポーツ広場」 丸岡 博信 五十嵐美季 田村 聡美 第5班 4 9月27日 班長(医師) 看護師長 看護師 土 原町赤十字病院災害救護訓練 1日 看護師 薬剤師 主 事 主 事 佐藤 浩二 笹原 啓子 高橋 恵 竹内 永江 原町赤十字病院 小見 雄介 平井 功 村田 知映 第7班 5 10月5日 班長(医師) 看護師長 看護師 1日 看護師 薬剤師 主 事 主 事 飯塚 貴士 田村 美春 茂木亜矢子 北爪 一成 館林市役所東広場 高麗 貴史 長岡 怜子 飯塚 静香 第6班 班長(医師) 看護師長 月 看護師 6 11月3日・4日 本社・2B支部災害救護訓練 2日 火 看護師 主 事 主 事 原澤 朋文 中川 美行 近藤 一樹 さいたまスーパー 春原ひと美 アリーナ他 小林 智 市根井栄治 第3班 田口 千香 三枝 典子 小見 直子 馬目 宏和 前橋工科大学 大澤 淳子 引田 紅花 金井 仁美 第4班 7 11月9日 日 館林市総合防災訓練 日 前橋市総合防災訓練 班長(医師) 看護師長 看護師 1日 看護師 薬剤師 主 事 主 事 264 初動救護班 (日本DMAT) 回 月 日 8 11月14日 曜日 金 訓練名 関東管区緊急援助隊総合 訓練 日数 職 種 班長(医師) 看護師長 1日 看護師 主 事 主 事 氏 名 訓練場所 髙橋 栄治 杉村みどり 陸上自衛隊相馬原駐 斉藤 悟 屯地 唐澤 章 内林 俊明 班 初動救護班 (日本DMAT) 医師(コントローラー) 中野 実 医師(コントローラー) 高橋 栄治 医師(コントローラー) 中村 光伸 医師(コントローラー) 町田 浩志 看護師(コントローラー) 高寺由美子 看護師(コントローラー) 小池 伸享 看護師(コントローラー) 城田 智之 主事(コントローラー) 太田 吉保 主事(コントローラー) 板倉 孝之 主事(コントローラー) 内林 俊明 医師 医師 関東ブロックDMAT訓練 医師 (日本赤十字社群馬県支部 看護師長 災害救護訓練共同 看護師長 開催) 看護師 看護師 金 9 11月28・29日 2日 看護師 土 看護師 薬剤師 診療放射線技師 主 事 主 事 主 事 主 事 主 事 宮崎 大 藤塚 健次 雨宮 優 大館由美子 志水 美枝 滝沢 悟 齊藤 悟 田村千佳子 矢内 健太 矢島 秀明 佐藤 良祐 関口 範之 唐澤 明 友野 正章 田村 直人 市川 敦史 初動救護班 (日本DMAT) 群馬県庁 陸上自衛隊相馬原駐屯地 県内災害拠点病院 群馬県消防学校 フライトドクター 菊谷 祥博 フライトナース 木村恵美子 班長(医師) 看護師長 看護師 看護師 薬剤師 主 事 主 事 日本赤十字群馬県支部災 害救護訓練 (関東ブロックDMAT訓練 と共同開催) 10 2月13日 金 群馬県災害対策本部図上 訓練 医師(コントローラー) 班長(医師) 医 師 1日 看護師 看護師 薬剤師 主 事 11 3月24日 火 災害時等における燃料対 策訓練 1日 主 事 主 事 265 伊部 崇史 戸塚 広江 馬目 美保 岡田 智美 我妻みづほ 清水 崇博 鈴木 泰輝 第8班 中野 実 雨宮 優 原澤 朋文 鹿沼憲一郎 群馬県庁 矢内 健太 矢島 秀明 八木 聡 初動救護班 (日本DMAT) 太田 吉保 前橋赤十字病院、 新井 忠 群馬県庁等 初動救護班他 (日本DMAT) 赤十字健康生活支援講習・災害時高齢者生活支援講習 日本赤十字社群馬県支部の依頼を受け、年間37回の講習に述べ62名の指導員の派遣を行った。 回 派遣日 曜日 期間 派遣講師名 講習名称 会場名 1 5月11日(日) 日 1日 関口美千代 赤十字健康生活支援講習短期講習 館林市美園町(ジョイハウス) 2 5月15日(木) 木 1日 山口 早月 太田 智子 狩野 佳子 赤十字健康生活支援短期講習 高崎市箕郷町西明屋(高崎市 箕郷公民館) 3 6月1日(日) 日 1日 田村 教江 赤十字健康生活支援講習短期講習 前橋市富士見町田島(前橋市 富士見公民館) 4 6月3日(火) 火 1日 戸塚 広江 赤十字健康生活支援講習短期講習 前橋市亀里町(ベイシアビジ ネスセンター) 赤十字健康生活支援講習短期講習 前橋赤十字病院 5 6月13日(金) 金 1日 杉村みどり 市川美代子 関口美千代 田村 教江 6 6月16日(月) 月 1日 杉村みどり 赤十字健康生活支援講習短期講習 前橋市元総社町(群馬県市町 村会館) 7 6月18日(水) 水 1日 戸塚 広江 新井 典子 赤十字健康生活支援講習短期講習 下仁田町下仁田(下仁田町公 民館) 8 7月4日(金) 金 1日 関口美千代 赤十字健康生活支援講習指導員ス 日本赤十字社群馬県支部 キルアップ研修 9 7月9日(水) 水 1日 佐藤 清美 藤生裕紀子 赤十字健康生活支援講習短期講習 桐生市織姫町(桐生市文化会 館) 10 7月9日(水) 水 1日 木村 有子 田村 教江 赤十字災害時高齢者生活支援講習 南北村大字磐戸(南北村活性 センター) 11 7月15日(火) 火 1日 太田 智子 樺沢紀久子 赤十字健康生活支援講習短期講習 高崎市吉井町(高崎市吉井福 祉センター) 12 7月16日(水) 水 1日 木村 有子 星野 友子 赤十字健康生活支援講習短期講 習・災害時高齢者生活支援講習 高崎市吉井町(高崎市吉井福 祉センター) 土・日 2日 市川美代子 小見真紀子 六本木京子 赤十字健康生活支援講習支援員養成講習 日本赤十字社群馬県支部 14 7月22日(火) 火 1日 篠原 文子 赤十字健康生活支援講習短期講習 玉村町下新田町(玉村町ふる ハートホール) 15 7月23日(水) 水 1日 狩野 佳子 関口美千代 赤十字健康生活支援講習短期講 習・災害時高齢者生活支援講習 桐生市織姫町(桐生市文化会 館) 16 7月31日(木) 木 1日 近藤 理香 赤十字健康生活支援講習短期講習 沼田市薄根町(利根沼田県民 局) 17 7月31日(木) 木 1日 戸塚 広江 赤十字健康生活支援講習 前橋市富士見町(前橋市赤城 少年自然の家) 18 8月7日(木) 木 1日 木村 有子 赤十字健康生活支援講習短期講習 高崎市末広町(高崎中央公民 館) 19 8月8日(金) 金 1日 関口美千代 赤十字健康生活支援講習短期講習 桐生市新宿(桐生市総合福祉 センター) 20 8月19日(火) 火 1日 田村 教江 能登真由美 櫻井 未央 赤十字災害時高齢者生活支援講習 前橋市樋越町(養護盲老人ホ ーム明光園) 13 7月19日(土) ~7月20日(日) 266 回 派遣日 曜日 期間 派遣講師名 講習名称 会場名 21 8月28日(木) 木 1日 狩野 佳子 赤十字健康生活支援講習短期講習 渋川市吹屋(渋川子持社会体 育館) 22 9月1日(月) 月 1日 山口 早月 赤十字健康生活支援講習短期講習 昭和村大字糸井(昭和村総合 福祉センター) 23 10月2日(木) 木 1日 藤生裕紀子 赤十字災害時高齢者生活支援講習 みどり市大間々町(みどり市 立厚生会館) 24 10月31日(金) 金 1日 樺澤紀久子 篠原 文子 太田 智子 赤十字健康生活支援講習短期講習 高崎市高松町(群馬シンフォ ニーホール) 25 11月11日(火) 火 1日 星野 友子 赤十字災害時高齢者生活支援講習 前橋市鼻毛石(宮城公民館) 26 11月18日(火) 火 1日 能登真由美 小見真紀子 赤十字健康生活支援講習短期講習 高崎市沖町(高崎市沖公民館) 27 11月22日(土) 土 1日 関口美千代 赤十字健康生活支援講習支援員資 日本赤十字社群馬県支部 格継続研修 28 11月28日(金) 金 1日 新井 典子 近藤 理香 赤十字災害時高齢者生活支援講習 前橋市住吉町(住吉町一丁目 集会室) 29 12月19日(金) 金 1日 関口美千代 赤十字健康生活支援講習指導員研修会 日本赤十字社群馬県支部 30 1月13日(火) 火 1日 関口美千代 赤十字健康生活支援講習短期講習 前橋市岩神町(前橋市医師会 立前橋高等看護学院) 31 1月22日(木) 木 1日 狩野 佳子 小見真紀子 赤十字健康生活支援講習短期講習 高崎市棟高町(高崎市群馬福 祉会館) 32 1月23日(金) 金 1日 近藤 理香 太田 智子 赤十字災害時高齢者生活支援講習 玉村町下新田(玉村町役場) 33 2月5日(木) 木 1日 櫻井 未央 赤十字災害時高齢者生活支援講習 沼田市利根町老神(吟松亭あ わしま) 34 2月25日(水) 水 1日 星野 友子 赤十字災害時高齢者生活支援講習 安中市安中(安中市文化セン ター) 35 3月3日(火) 火 1日 戸塚 広江 赤十字健康生活支援講習短期講習 昭和村大字糸井(昭和村公民 館) 36 3月6日(金) 金 1日 関口美千代 赤十字健康生活支援講習指導員研修会 日本赤十字社群馬県支部 37 3月19日(木) 木 1日 木村 有子 能登真由美 赤十字災害時高齢者生活支援講習 高崎市筑縄町(高崎市六郷地 区公民館) 267 赤十字救急法講習 日本赤十字社群馬県支部の依頼を受け、90回の講習に述べ111名の指導員の派遣を行った。 回 曜日 期間 派遣講師名 1 4月7日 派遣日 月 1日 田村 美春 赤十字救急法講習 講習名称 会場名 2 4月7日 月 1日 金子冨士子 赤十字救急法講習 前橋市天川大島町(群馬県赤十字血液センター) 3 4月7日 月 1日 大沢三枝子 赤十字救急法講習 前橋赤十字病院 日本赤十字社群馬県支部 4 4月8日・4月9日 火・水 2日 伊藤 明子 赤十字救急法講習 日本赤十字社群馬県支部 5 4月8日・4月9日 火・水 2日 鈴木まゆみ 赤十字救急法講習 前橋市天川大島町(群馬県赤十字血液センター) 6 4月8日・4月9日 火・水 2日 大館由美子 赤十字救急法講習 前橋赤十字病院 木 1日 角田美千代 赤十字救急法短期講習 前橋市若宮町(群馬大学教育学部付属特別支援学校) 7 5月1日 8 5月9日 金 1日 市川 雄子 赤十字救急法基礎講習 日本赤十字社群馬県支部 土・日 2日 北爪 未葵 救急法救急員養成講習 日本赤十字社群馬県支部 5月18日 日 1日 鈴木まゆみ 赤十字救急法資格継続研修 日本赤十字社群馬県支部 5月19日 月 1日 原田 博子 赤十字救急法基礎講習 高崎市下和田町(大原スポーツ専門学校) 火・水 2日 坂口 理子 救急法救急員養成講習 高崎市下和田町(大原スポーツ専門学校) 5月28日 水 1日 遠藤 元基 赤十字救急法基礎講習 東吾妻町(吾妻高等学校) 5月29日 木 1日 小澤栄梨子 赤十字救急法短期講習 前橋市南町(勢多会館) 9 5月10日・5月11日 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 5月20日・5月21日 6月5日 木 1日 伊藤 明子 赤十字救急法基礎講習 前橋市新前橋町(前橋東洋医学専門学校) 6月12日 木 1日 新井 典子 赤十字救急法基礎講習 前橋赤十字病院 6月14日・6月15日 土・日 2日 志水 美枝 救急法救急員養成講習 前橋赤十字病院 6月18日 水 1日 田村 美春 赤十字救急法短期講習 伊勢崎市今泉町(群馬県総合教育センター) 6月26日 木 1日 神尾 聡子 赤十字救急法短期講習 前橋市南町(勢多会館) 6月27日 金 1日 神尾 聡子 赤十字救急法基礎講習 前橋市江木町(前橋東看護専門学校) 6月27日 金 1日 大沢三枝子 赤十字救急法短期講習 吉岡町北下(吉岡町立明治小学校) 7月2日 水 1日 北爪 美葵 赤十字救急法基礎講習 渋川市行幸田(群馬県ゆうあいピック記念温水プール) 7月3日 木 1日 曾田 明美 救急法救急員養成講習 高崎市箕郷町生原(高崎市立箕郷東小学校) 7月8日 火 1日 新井 典子 赤十字救急法講習会・健康生活支援講習 渋川市赤城町敷島(渋川市赤城公民館) 7月13日 日 1日 小林亜矢子 赤十字救急法救急員資格継続研修 日本赤十字社群馬県支部 7月13日 日 1日 坂口 理子 赤十字救急法短期講習 前橋市大友町(群馬県歯科医師会) 7月14日 月 1日 柴崎 広美 赤十字救急法救助員養成講習 東吾妻町原町(群馬県立吾妻高等学校) 7月15日・7月16日 火・水 2日 遠藤 元基 救急法救急員養成講習 東吾妻町原町(群馬県立吾妻高等学校) 7月17日 木 1日 小澤栄梨子 赤十字救急法基礎講習 高崎市栄町(東日本旅客鉄道高崎支社) 7月17日 木 1日 鈴木まゆみ 赤十字救急法短期講習 前橋市南町(勢多会館) 7月22日 火 1日 増田由美子 赤十字救急法基礎講習 藤岡市篠塚(藤岡北高校) 7月23日・7月24日 7月25日 7月28日~7月30日 7月30日 7月31日・8月1日 8月7日 水・木 2日 新井 典子 救急法救急員養成講習 藤岡市篠塚(藤岡北高校) 金 1日 伊藤 明子 救急法救急員養成講習 藤岡市篠塚(藤岡北高校) 月・水 3日 會田 明美 赤十字救急法救助員養成講習 中之条町大字中之条(中之条高校) 水 1日 柏谷あき代 赤十字救急法基礎講習 日本赤十字社群馬県支部 木・金 2日 林 昌子 救急法救急員養成講習 日本赤十字社群馬県支部 木 1日 大館由美子 赤十字救急法短期講習 桐生市広沢町(桐生市桜木公民館) 8月9日 土 1日 鈴木まゆみ 赤十字救急法基礎講習 前橋市西片貝町(西片貝町公民館ホール) 8月16日 土 1日 神尾 聡子 赤十字救急法基礎講習 前橋市昭和町(群馬大学昭和キャンパス) 8月19日 火 1日 角田美千代 赤十字救急法基礎講習・救急員養成講習 高崎市浜川町(高崎市立経済大学附属高等学校) 8月20日・8月21日 8月27日 8月28日・8月29日 水・木 2日 大館由美子 赤十字救急法基礎講習・救急員養成講習 高崎市浜川町(高崎市立経済大学附属高等学校) 水 1日 小澤栄梨子 赤十字救急法基礎講習・救急員養成講習 高崎市吉井町(吉井高等学校) 木・金 2日 坂口 理子 赤十字救急法基礎講習・救急員養成講習 高崎市吉井町(吉井高等学校) 9月6日 土 1日 志水 美枝 赤十字救急法資格継続研修 日本赤十字社群馬県支部 9月11日 木 1日 會田 明美 赤十字救急法短期講習 前橋市南町(勢多会館) 9月13日 土 1日 関口美千代 赤十字救急法基礎講習 前橋赤十字病院 268 回 派遣日 曜日 期間 派遣講師名 日・月 2日 金子冨士子 救急法救急員養成講習 前橋赤十字病院 水 1日 志水 美枝 赤十字救急法短期講習 藤岡市藤岡(藤岡市みかぼ未来館) 水 1日 大沢三枝子 赤十字救急法基礎講習 高崎市栄町(東日本旅客鉄道高崎支社) 50 10月9日 木 1日 1日 関口美千代 伊藤 明子 赤十字救急法短期講習 前橋市南町(勢多会館) 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 金 1日 曾田 明美 赤十字救急法基礎講習 高崎市栄町(東日本旅客鉄道高崎支社) 土 1日 大井田明子 赤十字救急法基礎講習 日本赤十字社群馬県支部 47 9月14日・9月15日 48 9月17日 49 10月8日 10月10日 10月11日 10月12日・10月13日 10月22日 11月7日 11月8日 11月15日 11月22日・11月23日 11月26日 12月5日 12月6日・12月7日 12月10日 12月12日 12月16日 12月17日 12月18日 1月12日 1月16日 1月17日・1月18日 1月22日 講習名称 会場名 日・月 2日 田村 美春 救急法救急員養成講習 日本赤十字社群馬県支部 水 1日 原田 博子 赤十字救急法基礎講習 高崎市栄町(東日本旅客鉄道高崎支社) 金 1日 田村 美春 赤十字救急法基礎講習 高崎市栄町(東日本旅客鉄道高崎支社) 土 1日 大沢三枝子 赤十字救急法救急員資格継続研修 日本赤十字社群馬県支部 土 1日 坂口 理子 赤十字救急法基礎講習 桐生市新宿(桐生市社会福祉総合センター) 土・日 2日 小澤栄梨子 救急法救急員養成講習 桐生市新宿(桐生市社会福祉総合センター) 水 1日 大館由美子 赤十字救急法基礎講習 高崎市栄町(東日本旅客鉄道高崎支社) 金 1日 柏谷あき代 赤十字救急法基礎講習 日本赤十字社群馬県支部 土・日 2日 原田 博子 救急法救急員養成講習 日本赤十字社群馬県支部 水 1日 増田由美子 赤十字救急法基礎講習 日本赤十字社群馬県支部 金 1日 神尾 聡子 赤十字救急法基礎講習 高崎市栄町(東日本旅客鉄道高崎支社) 火 1日 田村 美春 赤十字救急法救助員養成講習 前橋市元総社町(群馬県総合交通センター) 水 1日 原田 博子 赤十字救急法救助員養成講習 前橋市元総社町(群馬県総合交通センター) 木 1日 大沢三枝子 赤十字救急法救助員養成講習 前橋市元総社町(群馬県総合交通センター) 月 1日 林 昌子 赤十字救急法資格継続研修 日本赤十字社群馬県支部 金 1日 小澤栄梨子 赤十字救急法基礎講習 日本赤十字社群馬県支部 土・日 2日 小林亜矢子 救急法救急員養成講習 日本赤十字社群馬県支部 木 1日 鈴木まゆみ 赤十字救急法基礎講習 高崎市栄町(東日本旅客鉄道高崎支社) 71 1月27日 火 1日 1日 関口美千代 志水 美枝 赤十字救急法基礎講習 前橋市岩神町(前橋市医師会立前橋高等看護学院) 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 1月28日 水 1日 北爪 美葵 赤十字救急法基礎講習 高崎市栄町(東日本旅客鉄道高崎支社) 1月29日 木 1日 坂口 理子 赤十字救急法短期講習 前橋市南町(勢多会館) 2月8日 日 1日 神尾 聡子 救急法救急員養成講習 前橋市富士見町(富士見地区農村環境改善センター) 2月15日 日 1日 神尾 聡子 救急法救急員養成講習 前橋市富士見町(富士見地区農村環境改善センター) 2月23日 月 1日 大井田明子 赤十字救急法基礎講習・救急員養成講習 高崎市大類町(高崎健康福祉大学) 2月24日 火 1日 伊藤 明子 赤十字救急法基礎講習・救急員養成講習 高崎市大類町(高崎健康福祉大学) 2月25日 水 1日 鈴木まゆみ 赤十字救急法基礎講習・救急員養成講習 高崎市大類町(高崎健康福祉大学) 2月26日 木 1日 柏谷あき代 赤十字救急法基礎講習 伊勢崎市山王町(東京福祉大学) 2月27日 金 1日 大館由美子 救急法救急員養成講習 伊勢崎市山王町(東京福祉大学) 3月1日 土 1日 志水 美枝 赤十字救急法基礎講習 日本赤十字社群馬県支部 3月2日 月 1日 関口美千代 赤十字救急法基礎講習 前橋市岩神町(前橋医師会立前橋准看護学校) 3月2日 月 1日 北爪 美葵 赤十字救急法基礎講習 伊勢崎市山王町(東京福祉大学) 3月3日 火 1日 坂口 理子 赤十字救急法基礎講習 前橋市岩神町(前橋医師会立前橋准看護学校) 3月3日 火 1日 原田 博子 赤十字救急法救急員養成講習 伊勢崎市山王町(東京福祉大学) 3月4日 水 1日 鈴木まゆみ 赤十字救急法救急員養成講習 伊勢崎市山王町(東京福祉大学) 3月5日 木 1日 小林亜矢子 赤十字救急法短期講習 前橋市南町(勢多会館) 3月7日・3月8日 土・日 2日 會田 明美 赤十字救急法救急員養成講習 日本赤十字社群馬県支部 3月11日 水 1日 遠藤 元基 赤十字救急法基礎講習 高崎市栄町(東日本旅客鉄道高崎支社) 3月13日 金 1日 原田 博子 赤十字救急法基礎講習 高崎市栄町(東日本旅客鉄道高崎支社) 269 赤十字幼児安全法講習 日本赤十字社群馬県支部の依頼を受け、24回の講習に述べ35名の指導員を派遣した。 回 派遣日 曜日 期間 派遣講師名 講習名称 会場名 1 4月30日 水 1日 新井 典子 赤十字幼児安全法短期講習 前橋市朝倉町(あゆみ保育園) 2 5月25日 日 1日 増田由美子 赤十字幼児安全法短期講習 日本赤十字社群馬県支部 3 5月29日 木 1日 田村 美春 赤十字幼児安全法短期講習 伊勢崎市宮子町(職業支援センターいせさき) 4 6月28日・6月29日 土・日 2日 柴崎 広美 赤十字幼児安全法支援員養成講習 日本赤十字社群馬県支部 5 7月4日 金 1日 櫻井 敬市 赤十字幼児安全法指導員スキルアップ研修会 日本赤十字社群馬県支部 6 7月14日 月 1日 新井 典子 赤十字幼児安全法短期講習 前橋市河原浜町(大胡保健センター) 7 7月14日・7月15日 月・火 2日 田村 美春 赤十字幼児安全法支援員養成講習 伊勢崎市山王町(東京福祉大学伊勢崎キャンパス) 8 7月16日 1日 柏谷あき代 杉村みどり 赤十字幼児安全法短期講習 前橋市五閑町(上川淵公民館) 9 7月28日~ 7月30日 月~水 3日 大沢三枝子 赤十字幼児安全法支援員養成講習 前橋市古市町(中央情報経理専門学校) 水 10 8月6日 水 1日 樺澤紀久子 増田由美子 赤十字幼児安全法短期講習 前橋市上泉町(前橋市桂萱公民館) 11 8月6日 水 1日 志水 美枝 赤十字幼児安全法短期講習 前橋市日輪寺町(前橋市南橘公民館) 2日 樺澤紀久子 赤十字幼児安全法支援員養成講習 高崎市中大類町(高崎健康福祉大学) 12 8月18日・8月19日 月・火 13 8月21日 木 水 1日 田村 美春 大井田明子 赤十字幼児安全法短期講習 前橋市二之宮町(前橋市城南公民館) 14 10月8日 水 1日 大井田明子 赤十字幼児安全法短期講習 伊勢崎市粕川町(伊勢崎市児童センター) 15 10月10日 金 1日 新井 典子 赤十字幼児安全法短期講習 前橋市元総社町(前橋市元総社公民館) 16 11月5日 水 1日 杉村みどり 赤十字幼児安全法短期講習 伊勢崎市粕川町(伊勢崎市児童センター) 17 11月18日 火 1日 田村 美春 赤十字幼児安全法短期講習 高崎市筑縄町(高崎市六郷公民館) 18 12月13日 土 1日 前田 陽子 赤十字幼児安全法短期講習 前橋市文京町(群馬県生涯学習センター) 19 2月4日 水 1日 杉村みどり 赤十字幼児安全法及び健康生活支援講習 日本赤十字社群馬県支部 20 2月9日 月 1日 篠原 文子 赤十字幼児安全法及び健康生活支援講習 太田市飯塚町(太田市学習文化センター) 21 2月21日 土 1日 柴崎 広美 大井田明子 赤十字幼児安全法短期講習 前橋赤十字病院 22 2月24日 火 1日 六本木京子 赤十字幼児安全法及び健康生活支援講習 富岡市田島(富岡合同庁舎) 23 2月28日・3月1日 土・日 2日 新井 典子 赤十字幼児安全法支援員養成講習 前橋市富士見町(前橋市富士見地区村環境改善センター) 24 3月16日・3月17日 月・火 2日 大沢三枝子 赤十字幼児安全法講習支援員養成講習 前橋市昭和町(明和学園短期大学) 270 Ⅸ 新規購入医療機器 Ⅸ 新規購入医療機器 医療機器購入状況 購買委員会の承認32件、その他6件で総計38件の整備を行った。 購入医療機器一覧 No 品 名 規 格 メーカー 設置場所 整備月 1 X線循環器診断システム InfinixCeleve-i 東芝メディカルシステムズ 放射線部 8月 2 人工呼吸器 ベンチレータ840 コヴィディエン 臨床工学技術課 10月 トーメー 眼科 12月 日本光電 手術室 12月 3 超音波診断装置/眼軸長角膜厚測定装置 UD-8000/AL-4000/ /光干渉式眼軸長測定装置 OA-2000 4 ベッドサイドモニター PMV-2701 5 MedLEDサファイアスタンダードキット MLS01 メディカルリーダーズ 歯科・口腔外科 12月 6 MedLEDサファイアスタンダードキット MLS01 メディカルリーダーズ 手術室 12月 7 輸液ポンプ(10台) TE-261 テルモ 臨床工学技術課 12月 8 シリンジポンプ(10台) TE-351 テルモ 臨床工学技術課 12月 9 トパーズ電動式低圧吸引器 79.0003 日本コヴィディエン 8号病棟 12月 10 スキャンラン内視鏡用手術器具 9009-211 日本エーシーピー 手術室 12月 11 スキャンラン内視鏡用手術器具 9009-241 日本エーシーピー 手術室 12月 12 クロッサーシステム GEN200 日本メディコン 心臓血管内科 12月 13 電動ベッド( 5台) KA-94121A パラマウントベッド 3・6・7・8・10号病棟 14 モルセレーター スーパーカットモルセレーター ストルツ 12月 手術室 12月 手術室 12月 7205-000-00 15 システム7 ロータリーハンドピース他 7203-126-000 7208-000-000 日本ストライカー 16 ハイフローセラピーシステム パシフィックメディコ 臨床工学技術課 12月 17 スーパーカットモルセレーター ユニドライブⅢ K26701001- 1 カールストルツ 手術室 12月 18 血液ガス分析装置 GEMプレミア3000 アイエルジャパン 12号病棟 1月 19 超音波診断装置 EPIC 7 フィリップス 手術室 1月 20 散乱線防護クロス 0.25PbNP 保科製作所 手術室 1月 瑞穂医科 手術室 2月 手術室 2月 21 電動油圧手術台 PMB-5000ブレンダ MOT-5602RMBSTD セット 22 レビテーター (両支脚器) 08-070-04 瑞穂医科 23 凍結組織切片作成装置 PORLAR-D サクラファインテックジャパン 病理診断科部 2月 24 補助循環用バルーンポンプ駆動装置 コラートBP21-T MERA(泉工医科) 臨床工学技術課 2月 25 先端湾曲ビデオスコープ LFT-S190-10 オリンパス 手術室 2月 26 内視鏡用炭酸ガス送気装置( 2台) UCR オリンパス 内視鏡室 2月 27 デンタル画像デジタルシステム ビスタスキャンミニ ヨシダ 放射線撮影室 2月 負荷心電図処理装置/運動負荷血圧計 28 TangoM 2/ストレングスエルゴ8/ アンギオリカンベント750 ML-9000H/ 99-0088-40/ BK-ERG-121/750 フクダ電子 リハビリ室 2月 29 マイクロコンベックスプローブ 8C-RS GE 整形外科 2月 30 歯科技工用成形器 エルコプレス300TP-Ci エルコデント 歯科口腔外科 3月 31 ポータブルX線撮影装置 ADX3000 オサダデキシコ 歯科口腔外科 3月 32 透析装置(10台) GC-110N JMS 血液浄化センター 3月 271 No 品 名 規 格 メーカー 設置場所 整備月 33 EZ-FIXシステム EZ-FIX センチュリー 34 超音波診断装置 TUS-X200 東芝メディカルシステムズ 生理検査室 3月 35 電動式自動昇降台 DS-B-4F センシンメディカル 手術室 3月 36 超音波診断装置 ARIETTA70 日立アロカ 手術室 3月 37 超音波診断装置 F37 日立アロカ 健診センター 3月 38 薬袋印字機( 2台) CN-6V トーショー 薬剤部 3月 内視鏡室 3月 修理不能医療機器 修理不能に伴う医療機器は13件を更新した。 修理不能医療機器一覧 No 品 名 規 格 メーカー 設置場所 整備月 血液浄化センター 4月 1 ベッドサイドモニター PVM-2701 日本光電 2 透析・化学療法向けチェア エルザKA-8260P パラマウントベッド 中央採血室 4月 3 モニター送信機 ZS-630P 日本光電 7号病棟 5月 4 新生児・小児用人工呼吸器 インファントフローサイパップ エアウォーター 臨床工学技術課 7月 5 内視鏡超音波プローブ UM-3R オリンパス 内視鏡室 10月 6 VISION PRO 26インチディスプレイ 0240-031-020 日本ストライカー 手術室 10月 7 超音波プローブ PVM-375AT 東芝メディカルシステムズ 救急外来 8 血液保冷庫 MBR-107T 4-PJ パナソニック 手術室 12月 9 セントラルモニタ HXC-1100 オムロンコーリン 5号病棟 12月 10 ベッドサイドモニタ HBP-2070-NEXT オムロンコーリン 放射線撮影室 2月 11 電気メス ForceTriad コヴィディエン 手術室 3月 12 超音波プローブ PVM-375AT 東芝メディカルシステムズ 9号病棟 3月 13 超音波診断装置 F37 日立アロカ 3月 272 産婦人科 11月 修理機器 医療機器の修理(100万円以上)は12件あり、放射線関連の高額医療機器の1,000万円以上の修理が2件発生した。 修理機器一覧 No 品 名 修理内容 設置場所 修理月 1 フィリップス MRI装置 グラジエントコイル交換 放射線部 4月 2 ケイセイ医科 熱傷ベッド セラミックビーズ交換 ICU 5月 3 島津 一般X線撮影装置 管球交換 放射線部 6月 4 バリアン 医療用リニアック 管球交換 放射線部 6月 5 バリアン 医療用リニアック メインサイラトロン交換 放射線部 7月 6 フィリップス MRI装置 インターフェイスBOX交換 放射線部 7月 7 シーメンス 血管撮影装置 内部基盤・フラットパネル交換 放射線部 8月 8 東芝 一般X線撮影装置 管球交換 放射線部 11月 9 富士フイルム 超音波診断装置 基板・ディスプレイ交換 救急外来 11月 10 フィリップス MRI装置 スパンコイル交換 放射線部 12月 11 島津 一般X線撮影装置 管球交換 放射線部 2月 12 シーメンス PET-CT装置 寝台システム制御ユニット交換 放射線部 2月 273 Ⅹ 新規採用者・退職者・表彰 Ⅹ 新規採用者・退職者・表彰 新規採用者 平成26年4月1日付 事務部主事 星野 いづみ 総務課 歯科口腔外科副部長 五味 暁憲 歯科口腔外科 助産師 鹿田 実里 12号病棟 泌尿器科副部長 藤塚 雄司 泌尿器科 助産師 関口 由起子 12号病棟 脳神経外科副部長 山口 玲 脳神経外科 看護師 八塩 仁美 3号 外科副部長 岩松 清人 外科 看護師 青木 智嘉 看護部 医師 長坂 崇司 心臓血管内科 看護師 青木 りか 看護部 医師 萬歳 千秋 産婦人科 看護師 青栁 奈津未 看護部 医師 西岡 正樹 呼吸器内科 看護師 秋山 拓哉 看護部 専攻医 増田 衛 救急科 看護師 伊藤 義倫 看護部 専攻医 劉 啓文 救急科 看護師 今井 千里 看護部 専攻医 白戸 康介 救急科 看護師 岩﨑 理沙 看護部 専攻医 桑子 慧子 放射線治療科 看護師 大澤 千夏 看護部 専攻医 八木 直樹 外科 看護師 太田 佳奈子 看護部 研修医 工藤 廣大 教育研修推進室 看護師 大塚 拓馬 看護部 研修医 小鮒 聖子 教育研修推進室 看護師 小川 聡美 看護部 研修医 込山 和毅 教育研修推進室 看護師 女屋 美沙貴 看護部 研修医 齋田 竜太 教育研修推進室 看護師 小野里 育美 看護部 研修医 齊藤 真規 教育研修推進室 看護師 柿沼 千穂 看護部 研修医 坂井 俊英 教育研修推進室 看護師 金子 彩綾 看護部 研修医 竹内 淑恵 教育研修推進室 看護師 岸和田 杏奈 看護部 研修医 田部井 彬史 教育研修推進室 看護師 黒﨑 恵梨子 看護部 研修医 本多 良哉 教育研修推進室 看護師 小島 千夜 看護部 研修医 松村 郁子 教育研修推進室 看護師 小林 愛子 看護部 研修医 吉川 良平 教育研修推進室 看護師 齋木 栞 看護部 診療放射線技師 村中 友治 放射線部 看護師 櫻井 瑠梨佳 看護部 診療放射線技師 川上 温子 放射線部 看護師 信太 萌子 看護部 臨床検査技師 小澤 瑞稀 検査部 看護師 志村 優里 看護部 臨床検査技師 氏家 綾子 検査部 看護師 須藤 岬 看護部 臨床検査技師 染谷 美帆 検査部 看護師 鷹羽 夏子 看護部 理学療法士 髙橋 さおり リハビリテーション課 看護師 高橋 愛美 看護部 理学療法士 竹内 一馬 リハビリテーション課 看護師 髙橋 実希 看護部 理学療法士 石井 文弥 リハビリテーション課 看護師 田口 恵里奈 看護部 作業療法士 西富 一哉 リハビリテーション課 看護師 田角 千尋 看護部 作業療法士 今井 彩陽 リハビリテーション課 看護師 田中 舞 看護部 臨床工学技士 中林 寛人 臨床工学技術課 看護師 田村 直義 看護部 歯科衛生士 江原 彩莉 歯科衛生課 看護師 常松 美歩 看護部 社会福祉士 井上 景子 医療社会事業課 看護師 戸丸 麻美 看護部 社会福祉士 豊野 真穂 医療社会事業課 看護師 中島 裕季 看護部 事務部主監 川田 恵一 跡地対策室 看護師 並木 莉沙 看護部 事務部主幹 櫻井 尋敬 総務課 看護師 西山 ひとみ 看護部 事務部主事 今井 亮介 総務課 看護師 長谷川 理恵 看護部 事務部主事 大須賀 結香 医事課 看護師 原口 美紅 看護部 275 看護師 福島 早紀子 看護部 平成26年7月22日付 看護師 堀 史成 看護部 嘱託業務員 看護師 増田 志織 看護部 平成26年8月1日付 看護師 町田 果穂 看護部 看護師 松井 瑞早 看護師 辻井 恵子 薬剤部 嘱託事務員 設楽 章子 医療の質管理課 看護部 嘱託事務員 須田 彩実 医療の質管理課 松浦 瑞月 看護部 平成26年9月1日付 看護師 松本 久美 看護部 嘱託事務員 小澤 美峰 医局診療秘書室 看護師 室岡 里穂 看護部 平成26年9月24日付 看護師 横田 実里 看護部 嘱託病棟クラーク 穴原 真美 4号病棟 看護師 横山 花歩 看護部 嘱託病棟クラーク 森田 理恵 ICU 看護師 横山 萌 看護部 パート看護師 浅井 泰子 外来 看護師 四方田 朋子 看護部 平成26年10月1日付 看護師 和南城 みずほ 看護部 病理診断科副部長 井出 宗則 病理診断科 嘱託薬剤師 熊倉 春香 薬剤部 腎臓内科副部長 加家壁 健 腎臓内科 嘱託事務員 小菅 良太 医事課 嘱託業務員 椎名 利子 薬剤部 嘱託事務員 小山 陽子 医局診療秘書室 平成26年10月20日付 嘱託事務員 田村 光子 医局診療秘書室 パート看護師 石田 寛子 3号病棟 嘱託事務員 星野 美代子 医局診療秘書室 平成26年10月27日付 嘱託事務員 中曽根 萌衣 医局診療秘書室 パート看護助手 城田 めぐみ 7号病棟 嘱託事務員 石井 有里沙 医局診療秘書室 平成26年11月1日付 嘱託事務員 永井 美里 医局診療秘書室 嘱託看護助手 木暮 たまみ 4号病棟 嘱託業務員 一倉 久恵 薬剤部 パート看護助手 南野 廣美 高度救命救急センター病棟 嘱託看護助手 樋口 宮子 9号病棟 平成26年11月21日付 パート看護師 小山 さち子 健診センター パート看護助手 伊藤 美紀 7号病棟 パート事務員 水野 恭子 医事課 平成26年12月1日付 パート事務員 山田 睦 医事課 パート臨床検査技師 佐久間 美奈 パート事務員 若林 美香 会計課 平成26年12月8日付 平成26年5月1日付 パート看護助手 検査部 岡村 智恵子 8号病棟 看護師 小林 睦美 9号病棟 平成26年12月24日付 事務員 鈴木 愛 医事課 パート看護助手 橋本 瑞紀 8号病棟 検査部 パート看護助手 荒巻 千香子 7号病棟 関井 香菜子 4号病棟 柳岡 恵 6号病棟 堀口 真仁 救急科 金子 真澄 12号病棟 吉澤 遼 3号病棟 戸谷 しおみ リハビリテーション課 パート臨床検査技師 石川 千代子 平成26年5月12日付 嘱託事務員 平成27年1月17日付 清水 美和 医事課 平成26年6月2日付 パート看護師 平成27年1月19日付 山田 由美子 8号病棟 平成26年6月9日付 パート看護師 パート看護助手 平成27年2月1日付 木村 友子 訪問看護ステーション 小池 麻美 7号病棟 平成26年6月23日付 嘱託看護助手 パート看護助手 医師 平成27年2月7日付 平成26年7月1日付 パート看護助手 平成27年2月21日付 嘱託調理師 登坂 彰 栄養課 パート看護助手 嘱託理学療法士 宮口 琢磨 リハビリテーション課 平成27年3月16日付 石関 麻衣 医局診療秘書室 平成26年7月7日付 嘱託事務員 パート業務員 276 平成27年3月18日付 嘱託事務員 施設間異動 大井 悠平 平成26年4月1日付 医事課 さいたま赤十字病院より 村田 知美 医師 産婦人科副部長 深谷赤十字病院より 肥塚 恭子 医師 麻酔科副部長 水戸赤十字病院より 早坂 摩耶 助産師 12号病棟 さいたま赤十字病院より 佐藤 絵理香 看護師 手術室 深谷赤十字病院より 吉澤 圭織 看護師 3号病棟 日本赤十字社医療センターより 茂木 のぞみ 看護師 3号病棟 日本赤十字社より 会計課長 古源 真 日本赤十字社群馬県支部より 鈴木 典浩 人事課長 群馬県赤十字血液センターより 清水 浩幸 管財課長 原町赤十字病院より 引田 紅花 地域医療連携課 日本赤十字社群馬県支部より 飯塚 静 医事課 日本赤十字社群馬県支部より 清水 崇博 健診課 退職者 平成26年4月30日付 パート助産師 平成26年7月17日付 今西 茉莉 12号病棟 嘱託看護助手 平成26年5月9日付 パート看護師 岸 理世 看護部 中村 美奈子 7号病棟 平成26年5月20日付 パート看護師 7号病棟 調理師 須田 典行 栄養課 調理師 井上 祐美子 栄養課 嘱託医師 坂元 一葉 病理診断科 薬剤副部長 土屋 道代 薬剤部 看護師 入田 貴子 高度救命救急センター外来 看護師 吉浦 利恵 4号病棟 高橋 信江 外来 平成26年7月31日付 平成26年5月12日付 嘱託看護助手 宮澤 摩耶 羽入 かず枝 外来 平成26年5月31日付 看護師 田丸 恵子 3号病棟 平成26年8月23日付 看護師 宮下 梓 3号病棟 看護師 看護師 坂井 瞳 健診センター 平成26年8月31日付 看護師 丸橋 直子 看護部 看護師 下田 はるか 3号病棟 看護師 尾上 あずさ ICU 看護師 柴田 いづみ 6号病棟 看護師 酒井 智帆 ICU 研修医 戸田 和辰 教育研修推進室 看護師 藤生 恵美子 看護部 研修医 齋藤 由樹 教育研修推進室 パート看護師 高橋 直子 外来 パート看護師 須藤 美佐代 5号病棟 パート看護助手 塚越 勇斗 7号病棟 萩原 志保 4号病棟 平成26年6月9日付 嘱託事務員 福原 清美 平成26年9月10日付 薬剤部 平成26年6月30日付 嘱託看護助手 調理師 新堀 誠 栄養課 平成26年9月30日付 看護師 岡田 怜 4号病棟 専攻医 田村 誠志 麻酔科 看護師 川田 美香 4号病棟 専攻医 植原 大介 消化器内科 看護師 橋場 由香 ICU 専攻医 川原 ひろみ 麻酔科 嘱託業務員 木村 扇舞 薬剤部 専攻医 土方 利之 救急科 パート看護師 樺沢 優子 7号病棟 看護係長 金子 京子 8号病棟 看護師 田部井 好美 8号病棟 277 看護師 井上 さとみ ICU 平成27年3月13日付 嘱託看護助手 金濵 寿佳 8号病棟 パート看護助手 腎臓内科副部長 青木 剛 腎臓内科 平成27年3月31日付 嘱託事務員 後藤 梢 医局診療秘書室 嘱託病棟クラーク 櫻井 千秋 嘱託汽缶士 宮﨑 美穂子 11号病棟 院長 宮﨑 瑞穗 院長室 4号病棟 腎臓内科部長 岡上 準 腎臓内科 浦野 真一 管財課(保全室) 消化器内科副部長 上野 敬史 消化器内科 整形外科副部長 中島 飛志 整形外科 鯉淵 郁也 教育研修推進室 小児科副部長 萩原 里実 小児科 皮膚科副部長 森本 奈緒子 皮膚科 平成26年10月5日付 研修医 平成26年10月31日付 嘱託看護助手 石田 悦子 8号病棟 血液内科副部長 大崎 洋平 血液内科 嘱託看護助手 塩野 祐司 高度救命救急センター病棟 医師 大崎 愛果 腎臓内科 医師 鈴木 智美 泌尿器科 大貫 実 管財課(保全室) 医師 関根 彰子 神経内科 医師 菊川 哲英 救急科 医師 岡島 真里 救急科 医師 飯塚 貴士 心臓血管内科 医師 安藤 貴俊 整形外科 医師 梅澤 和也 形成・美容外科 平成26年11月7日付 嘱託汽缶士 平成26年11月25日付 看護師 川野 有香 看護部 平成26年11月28日付 嘱託事務員 岡部 智美 医局診療秘書室 平成26年11月30日付 専攻医 青山 康 救急科 医師 松田 吉裕 放射線診断科 研修医 鈴木 純貴 教育研修推進室 医師 佐久間 泰 精神科 パート臨床検査技師 齋藤 真純 検査部 医師 清水 雄大 消化器内科 嘱託看護助手 高度救命救急センター病棟 専攻医 横堀 有紀 耳鼻咽喉科 専攻医 松井 祐介 麻酔科 鈴木 あけみ 平成26年12月31日付 形成・美容外科部長 村松 英之 形成・美容外科 専攻医 佐藤 綾希 消化器内科 脳神経外科副部長 川島 隆弘 脳神経外科 専攻医 山田 諭 小児科 薬剤師 矢島 俊介 薬剤部 専攻医 熊倉 みなみ 麻酔科 看護師 石田 奈美 高度救命救急センター病棟 専攻医 戸田 祐太 救急科 専攻医 友松 佑介 整形外科 専攻医 藤井 理沙 麻酔科 研修医 朝倉 真理 教育研修推進室 研修医 関口 雄一 教育研修推進室 研修医 關谷 真志 教育研修推進室 平成27年1月16日付 看護師 福島 美晴 看護部休業者 平成27年1月30日付 嘱託調理助手 小田 雅士 栄養課 平成27年1月31日付 看護師 真下 真里 8号病棟 研修医 田口 亜由子 教育研修推進室 パート看護師 日向 節子 10号病棟 研修医 丹下 沙羅 教育研修推進室 嘱託看護助手 堀川 雅弘 7号病棟 研修医 中嶋 愛一郎 教育研修推進室 研修医 羽鳥 悠平 教育研修推進室 平成27年2月28日付 専攻医 田上 大祐 救急科 研修医 藤田 真弥 教育研修推進室 研修医 広上 智宏 教育研修推進室 研修医 町田 純帆 教育研修推進室 パート看護師 石倉 有美子 8号病棟 研修医 和田 元 教育研修推進室 嘱託事務員 大谷 まどか 医局診療秘書室 嘱託事務員 丸山 江梨 医局診療秘書室 嘱託看護助手 須永 広美 6号病棟 研修医 杉本 健輔 教育研修推進室 看護副部長 川井 ひで子 看護部 看護係長 樺澤 紀久子 7号病棟 看護係長 角田 美千代 3号病棟 平成27年3月10日付 看護師 原田 悦子 訪問看護ステーション 278 看護師 阿部 聖美 外来 看護師 池田 理香 高度救命救急センター病棟 看護師 清塚 遊 7号病棟 看護師 鈴木 直美 外来 看護師 後藤 修司 手術室 看護師 近藤 一貴 高度救命救急センター病棟 看護師 新井 祐美子 10号病棟 看護師 飯野 真衣 3号病棟 看護師 佐々木 育子 6号病棟 看護師 松井 和美 外来 准看護師 平林 三幸 3号病棟 パート看護師 青山 登志美 健診センター パート看護師 髙野 なをみ 外来 パート准看護師 小澤 文代 外来 薬剤部長 前島 和俊 薬剤部 薬剤師 小見 暁子 薬剤部 診療放射線技師 貝瀬 宏子 放射線部 診療放射線技師 関口 美雪 放射線部 栄養課長 立川 厚子 栄養課 管理栄養士 中野 由希子 栄養課 事務員 奈良 優子 人事課 嘱託事務員 関口 由美 医事課 看護助手 武井 幸子 外来 看護助手 中村 光子 5号病棟 パート看護助手 木元 千佳代 8号病棟 パート調理助手 品川 奈都美 栄養課 施設間異動 平成27年3月31日付 日本赤十字社群馬県支部 事業推進課係長 板倉 孝之 社会課 組織振興課主事 森村 真奈美 企画情報管理課 鈴木 泰輝 医事課 岡田 智美 手術室 遠藤 元基 7号病棟 原町赤十字病院 医事課主事 深谷赤十字病院 看護師 長岡赤十字病院 看護師 279 表彰 勤続30年以上 社長表彰 (五十音順) 氏 名 勤続20年以上 社長表彰 職 名 (五十音順) 氏 名 職 名 宮﨑 瑞穂 院長 吉野 初恵 看護師長 伊藤 潤 放射線治療科部長 新井 典子 看護係長 天笠 道也 臨床検査係長 伊東 七奈子 看護係長 清水 智子 主事(主任) 木村 公子 看護係長 中澤 静子 看護師 矢島 秀明 医薬品情報係長 長野 聖子 助産師(主任) 一倉 美由紀 看護師(主任) 大井田 明子 看護師(主任) 佐藤 清美 看護師(主任) 里見 朋栄 看護師(主任) 山上 陽子 主事(主任) 若月 恵美 主事(主任) 平井 佳子 主事(主任) 井上 祐美子 調理師 今 千香子 看護師 徳世 由美子 看護師 村田 知映 主事 勤続15年以上 支部長表彰 氏 名 (五十音順) 氏 名 職 名 職 名 上吉原 光宏 呼吸器外科部長 角田 美登里 看護師 須藤 弥生 製剤係長 鈴木 奈津美 看護師 那賀 稔 放射線画像技術係長 吉本 京子 看護師 角田 美千代 看護係長 大河原 範子 看護師 狩野 佳子 看護係長 島田 由美子 看護師 高橋 信江 看護師 増山 愛美 看護師 渡辺 悦子 看護師 北爪 美葵 看護師 太田 ゆかり 看護師 木村 真里子 看護師 田口 美代子 看護師 野上 美由紀 看護師 並木 枝里子 看護師 上林 伸宜 看護師 上野 美紀 看護師 川上 恵美子 看護師 吉田 英里 助産師 高坂 恵美子 主事 280 勤続10年以上 院長表彰 (五十音順) 氏 名 職 名 氏 名 職 名 朝倉 健 脳神経外科部長 岩崎 弘幸 看護師 伊佐 之孝 麻酔科部長 内林 俊明 主任(社会課) 大西 一德 皮膚科部長 小野 久美子 看護師 小保方 馨 精神科部長 川崎 望美 看護師 内田 徹 整形外科副部長 北爪 ひかり 主任(看護師) 秋山 美砂 看護師 小池 加奈子 看護師 阿部 聖美 看護師 坂入 三枝 主任(看護師) 阿部 葉子 看護師 坂口 理子 主任(看護師) 新井 里佳 看護師 櫻井 未央 看護師 安藤 大輔 主任(放射線診断科) 髙橋 茜 臨床検査技師 安中 清佳 看護師 滝沢 悟 看護師 池田 理香 看護師 田村 千佳子 看護師 石田 綾子 看護師 手島 悦子 看護師 市川 敦史 主任(病院建設室) 中村 雅輝 主任(看護師) 稲村 麻希 看護師 細井 京子 主任(臨床検査技師) 永年勤続退職者 院長表彰 氏 名 在職時所属 (在職年数順) 在職時役職 正職員採用日 退職年月日 勤続年数 年 月 小沢 初美 外来 看護師長 昭和49年4月1日 平成26年3月31日 39 2 鈴木 良重子 5号病棟 看護師長 昭和50年4月1日 平成26年3月31日 38 9 代田 京子 外来 看護師(主任) 昭和50年4月1日 平成26年3月31日 38 6 萩原 勉 臨床検査科部・病理診断科部 副技士長・課長 昭和51年7月1日 平成26年3月31日 37 9 松岡 一弘 栄養課 調理師 昭和56年11月11日 平成25年6月30日 31 8 下山 康子 外来 看護師(係長) 昭和57年4月1日 平成26年3月31日 31 2 内田 浩 医局診療秘書室 医局診療秘書係長 昭和61年7月1日 平成26年2月28日 27 8 伊藤 秀明 病理診断科部・臨床検査科部 病理診断科部(兼) 臨床検査科部部長 平成2年6月1日 平成26年3月31日 23 10 川端下 好宏 医療機器管理室 臨床工学技士 平成2年7月1日 平成25年6月30日 23 0 淺沼 恵子 臨床工学技術課 臨床工学技士(係長) 平成4年7月1日 平成26年3月31日 21 9 茂木 絹代 4号病棟 看護助手 平成6年10月1日 平成26年3月31日 19 6 日向 節子 10号病棟 看護師 平成7年7月1日 平成26年3月31日 18 9 高橋 みつ代 外来 看護師 平成7年7月17日 平成26年3月31日 17 11 春山 幸子 緩和ケア支援室 看護師 平成9年4月1日 平成26年3月31日 17 0 田中 文恵 5号病棟 看護助手 平成9年3月16日 平成25年5月31日 16 5 峯岸 愛子 外来 看護師 平成14年4月1日 平成25年12月31日 11 1 281 世の書籍の多くは、インターネット環境やスマートフォンなどの普及に伴い、電子媒体化や インターネットへの配信へと急速に変化していきました。こうした時代背景の中、平成10年か ら続いてきました年報も、冊子から電子化への変化を経て、平成26年度ではとうとうインター ネット配信という次なる一歩を踏み出すこととなりした。この結果、より多くの方々に、いつ でもどこでも年報に触れて頂けることとなり、当院の業績や活動を知って頂き、評価して頂け るような環境となったことは、医療にとって厳しい時代に向けての必要な第一歩であったと思 っております。ただ、こうした取り組みを進めていく中で、これまでの慣れ親しんだ冊子が欲 しいというご意見をお伺いすることも多々ありました。こうした冊子と電子化についてのご意 見をお伺いし、そのあり方についてより議論を深め、来年度以降の年報の運用を考えていきた いと思っておりますので、引き続き皆様よりご意見を頂ければ幸いです。 今回も本誌の発刊にあたり、業務多忙のなか短期間に業績をとりまとめていただきました各 部署の皆様には、多大なるご尽力を賜り厚く御礼申し上げます。年報編集委員では、来年度以 降もより充実した内容や、より見やすい内容を目指して努力して参りますので、今後ともどう ぞよろしくお願い申し上げます。 広報・記録・ホームページ委員会 年報部会責任者 平成26年度 責任者 高橋 栄治(高度救命救急副センター長) 委 員 高澤 英嗣(整形外科) 福田 富江(看護部) 横山 隆則(事務部主監) 久保田淳子(臨床検査科部) 八木 聡(病院建設室) 塚越 貴子(図書室) 田村 直人(総務課) 星野いづみ(総務課) 久保田奈津子(事務局・総務課)
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