ワークショップ型授業で保健を学ぼう

「ワークショップ型授業で保健を学ぼう」
保健の授業の時間に3時間に1時間くらいはワークショップ型にしてやってみると
よいということを聞いて、やってみようと思いました。講義型授業より子供が自分
の意志で考えること、人の意見や考えたことから学ぶことの大切さを知りました。
教師のもっていき方で生徒ののりが変わってくるというのがおもしろい。結論を話
すのではなく、考えていくことで選びとってもらい、その理由を言語化することが
大切だとわかりました。
「模擬授業でワークショップ型授業を学ぶ」~題材:携帯電話を話合おう~
インパルスゲームから始まり、携帯電話の話、リレー式ワークショップは役割が違う
だけでこんなに学びが深まるのかと驚きました。
教師側から一方的に教え込んでしまうことが多く、子供の気づきを妨げていたのかも
しれないと思いました。
授業時間をもらうことが難しい現状ですが、是非実践してみたいという意欲がこの研
修を聞いて高まってきました。
みんなで輪になって手をつなぐグリークリレーは、参加型でよかった。五感を使うこ
とで授業への導入がしやすかった。
「ワークショップ型授業の作り方」 ~時間設計を中心に~
授業の組み立て方、作り方の基本がよくわかりました。生徒がたっぷり活動できる
ような授業の組み立てを実践したいと思います。
お話リレー方式によるロールプレイを通して、時間設定の大切さを学びました。
「ワークショップ型授業を作ってみよう」
主発問の仕方で授業の流れが変わってくることを実感。それにより生徒の活動につ
いても決まってくるようです。活動の中心を生徒におくためのプロとしての技は、
百戦錬磨でした。
ねらいを考える難しさを感じましたが、上条先生より、「こじつけでもイイじゃな
いか」という言葉で「安心」。子供の活動が生き生として、そこにねらいがのって
いればOK。これでやっていこうと思いました。
「振り返りと評価の仕方」
振り返りは「気づいたこと」「「わかったこと」を書かせることが多く、児童の考
えを生かしきれなかったという失敗があります。「それを元に考えたこと」という
フレーズがとても心に残りました。
具体的な展開には「たとえば」「特に」を入れることは本当に大切。言語化は子供
も大人も苦手。どういう学びを引き出すかが「キー」だと思いました。
☆全体を通しての感想
全国各地の方と知り合えるのは、とても楽しかったです。とても有意義な研修会で
した。
養護教諭である古角先生や柴崎先生の講義を聴いたからこそ、「自分もできるか
も?」という気持ちになりました。上条先生からはプロとしての技を聴いたからこ
そ、自信を持って「できる」という気持ちになりました。充実した2日間でした。