富士通フロンティック 新規ビジネス研修セミナー 情報爆発時代の情報整理サービス ライブグラフィ研究所 石井 光雄 2008年11月5日 http://www.livegraphy.com 個人が作り出す情報が爆発の元 社会状況 1. カメラ、ビデオ、携帯とWebの連携で個人著作のコンテンツが増加 WEBには個人が手軽に発信したデータが日々蓄積されている 個人のブログやWebのアクセスログがマーケティング戦略に利用さ れている – – – Webデータの状況 2. – – – 2008/11/7 WEBで代表されるデジタルデータ空間の情報は気楽にアップできる ので本の編集出版のような手入れがなされていない アップするのに時間を掛けて整理するほどの価値を見出せない人が 大半。 その結果Webデータは整理されていない情報の坩堝 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 2 Webコンテンツの情報整理の課題 Webで観てもらいたいとき関心を引く整理方法が難しい 1. 検索ソフトに引っ掛かるようにするのは整理か? Googleは検索技術によって全ての情報を整理すると主張している。 これは制作者ではなくWebを見る側が情報整理している – – マルチメディアデータは関連付けが難しい 2. マルチメディアデータのテキストと音声、画像とビデオの関連付け方法 それらのデータがそれぞれ異なるメディアに在る時さらに困難。 – – 個人が整理するには限界がある 3. – 出版本は文字・画像の情報を整理した窮極の姿だが、プロが整理したものであ る。本の売れ行きは減少傾向にあるので、その人たちがWebコンテンツの整理 に参入できるか? – ビデオ情報、Webの情報も含めて印刷物で整理できるか? 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 3 三次元空間を利用した情報整理サービス 三次元バーチャルギャラリーによる整理 1. テキスト、画像、ビデオ、オーディオ等のマルチメディアデータを空間 の位置関係で関連つける。 – アクセス方法を統一する 2. 画像を見る時、ビデオを観る時、などメディアが異なっても同じ操作で 視聴できる – データを変換して関心を呼ぶ見せ方にする 3. 一望で理解できるような展示 静止画をビデオで見せるスライドショウ PDFをページめくりFlipViewerで見せる – – – 物理的モデルを利用する 4. – 2008/11/7 リアリティ空間からバーチャルリアリティ、デジタル空間への連携を可 能にすることで現実の整理感覚に近くなる Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 4 バーチャルミュージアムによる整理 膨大なビデオや写真のデータからお気に入りの写真を 素敵なバーチャル美術館に展示しよう! 旅行などのイベント毎に関連するデータは纏めてみたい。 ビデオ、画像、などメディア毎に異なる操作ではなく同じ操作で観たい。 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 5 展示データの種類と整理 バーチャル空間の展示物にマルチメディア・データを関連つける クリックすると オリジナルサイズの写真を 表示する ビデオ映像の再生を始める 日記などのメモファイルを表示 する デジタル空間のアドレス: URL,データパス 2008/11/7 録音音声の再生を始める Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 6 本棚の本をクリックすれば本が読める 本をクリックすると その本のフリップブックが 表示されてパラパラ読める。 カタログとかパンフレットを 見るのに便利 E-ブックを開く FlipViewer 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 7 デジタルコンテンツの実行 ライブノートの視聴 TV画面をクリックすると ビデオから作成したコン テンツが開始する ビデオコンテンツ 画像インデックス 音声のテキスト化 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 8 バーチャル美術館の外観建設 バーチャル美術館の外観、ロビーの設計・建設 – – 2008/11/7 テンプレートの提供及び請負建設 玄関とかドアをクリックして展示室に入る Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 9 美術館の敷地設計と展示室とのリンク付け バーチャル展示室に飛ぶ 枯山水庭園 美人画 築山庭園 縄文出土品 売店 江戸日本画 平安朝絵巻物展示室 玄関 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 10 デモ 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 11 3Dバーチャル旅行記念館 展示室壁面のデータ配置図 ホノルル6日間旅行記念展示館 (◎はクリックすると表示されるデータ) 画像の展示 ◎精細な原画像 ◎スライドショウ ◎フォトビデオショウ ◎高品質Audio 1 ダイヤモンドヘッド AUDIO 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy ◎E-Book ◎Video ◎PDF ◎URL VIDEO 12 旅行記念館ライブ生成モデル(未) 1. 旅行中に撮影した画像・ビデオをWebサイトのミュージアムに送信する 2. ライブで画像がミュージアムに展示されてゆく 3. 旅行終了時に旅行記念の3Dバーチャルミュージアムを受け取る。 4. 編集ツールも提供。展示内容の入換え、ブラッシュアップできる TVで鑑賞 Wii 撮影したデータを送信する 旅行中に送信するとライブ で展示できる 2008/11/7 Webサイトの3Dバーチャルミュー ジアムに自動展示 旅行コースに合わせたミュージア ムを予め旅行者が選択しておく Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 編集ツールでマイミュージアム にカスタム化してブラッシュアッ プもできる 13 三次元バーチャルミュージアムに展示 する人を広く募集中 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 14 Webサイト ギャラリータウンLiveCapの開設予定(11月末) WEBサイト LiveCap ギャラリー展示ソフトVME3ト をダウンロードする 三次元バーチャミュージアム が立ち並ぶギャラリータウン VME3を使ってバーチャル ギャラリーに展示する ギャラリーをWEBサイト LiveCapにアップする ギャラリーを自分の作品の 紹介、宣伝、仲間つくり、 販売等に利用する。 クロスメディアアルバム印 刷製本サービスを行う 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 15 この街にあなただけのギャラリーを建設します http://livecap.com 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 16 ギャラリータウンに建設募集する展示館例 1. 絵画館 – 自作の絵画展示即売会 – 額には説明と購入方法 2. ビデオ展示館 – 秘蔵のビデオを展示する – 額には説明つき 3. 写真館 – 衝撃写真の展示 – 自慢の秘蔵写真展 – 新人写真家の個人写真展 4. アマチュア音楽家展 – 新人音楽家の紹介 – 自作の曲をお披露目する – 額にはケースラベルと説明 5. 特別企画展示館 – 匠の技の記録館 – 開店記念展示館 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 17 整理の王様 本との連携 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 18 写真アルバムをクロスメディアアルバムにする 製本「クロスアルバム」 ・ 3次元バーチャルギャラリーの内容を説明した本をつくる。 ・ 紙上の写真や 文章や記号をペンでタッチすればPC上の ギャラリーと連動して動画、資料を表示する ペンで紙上の絵をタッ チすればPCに動画、画 像、資料を表示する クロスアルバム GridOnput印刷 2008/11/7 3Dバーチャルギャラリー パソコンで観る Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 19 GridOnput印刷物から電子データを閲覧する WEB GrdiOnput印刷物 文字と画像に重畳して ・Audio & Video ・Web Address が陰に印刷されている タッチペン 紙面に隠されて 印刷されている 情報を読みとり、 Audio,Video,HP を表示する *GridOnputはグリッドマーク社の製品 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 20 Fpcode印刷物から動画を観る 富士通サイト Fpcode印刷 FPコード変換サーバー コンテンツサーバー 携帯カメラで本の画像を撮影して動画を観る Fpcode印刷は富士通製 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 21 GridOnput のデモ Fpcodeのデモ 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 22 情報発信は整理してから!! 1. 情報爆発といわれているほどコンテンツが氾濫してい る状況で一瞬でも関心を引いてもらう必要がある 2. 自分の見たいものかそうでない物か一瞥で判断できる ような提示 内容を精選、要約したもの – 理解しやすい構造にする 3. 鳥瞰図、相関図のような空間展示 – 慣れ親しんだリアル空間との連携をとる 4. – 2008/11/7 リアル空間→バーチャル空間→デジタル空間→Web空間 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 23 END Thank you 2008/11/7 Allright Reserved(C)2008 Livegraphy 24
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