クラブだより自由投稿たわいない話・雑談力と言葉の力デジタルシニアライフを楽しもう！～副題 (喜歌劇)メリー・ウィドウを鑑賞して～ “フリーソフトで遊ぼう”倶楽部生環 19 期永井恵美子音文 19 期小波本直吉 70 歳代の 2 割以上がインターネットを利用し、60 歳代では実に 5 割を超えると言われるデジタルシニア。パソコンは高齢者にとってのライフラインです。私たちの倶楽部は今年で創部 3 年目を迎える若々しいクラブですが、パソコンの基礎はある程度理解したものの、充分に活用しきれていない人たちと一緒に、豊かで充実した健やかライフを送れるよう、皆で楽しんでいます。今年１年間の倶楽部活動予定を簡単にご紹介しましょう。インターネット情報を皆で共有し合い、ネット検索でフリーソフトをダウンロード。まず手始めに、自分の名刺を作りましょう。書体はどうします？レイアウトを考えて、シルバーカレッジの校章も忘れずに。とってもカッコイイものができました。次は、デジタル写真の編集加工と整理。カレッジ生活を送る中でも、写真はどんどん増えてきます。無料のソフトウエアを活用して、合成写真を作成したり、動画への編集を行ない、映像化を楽しみましょう。それから、パワーポイントのお勉強です。3 年生のグループ学習発表時の必需品となるので、何とかこれだけはしっかりマスターし、見易く・分かり易い形で、作品を作り上げたいものです。また、年末には、クリスマスカードや年賀状に挑戦します。写真や絵文字を入れ込んで、自分だけの手作り年賀状の出来上がりです。最後の仕上げはゲームです。頭を柔らかくして、大いに楽しみましょう。パソコンの世界は実に奥が深いので、この他にも、カレンダーを作ったり、音楽をダウンロードしたり、面白メニューを用意しています。さあ、これで、あなたも立派なデジタルシニアの仲間入りです。ご一緒に、フリーソフトで遊びましょう。 12 雑談には、たわいない話もありますが雑談の上手な人は元気がある。雑談は相手と気楽に話せてその人の心に入っていけるように、気遣うことも大切とのこと。愛のある相槌や笑顔のある会話は直には終わらない。特に女性の間の雑談や会話は、３分後には必ず笑い声や笑顔が見られます。一笑一少、笑顔は脳を活性化し一つ笑えば一つ若くなると言われています。たわいない話を続けます。昔話「兎と亀」では亀を称えるのが常識で、昼寝している兎を何故、起こしてやらなかったか、と諭すのが良識とのことです。良識は宗教に根差したもので、少しは損をしてもよいではないかと言う「仏心」だそうです。しかし、我々の日常生活では損をするのはいやだと競争社会を造り、偽装請負もあるようです。その結果、人間らしい心を失った人もあるようです。なお、雑談に限らず、言葉の持つ力は大きく、人（東北の）を救うのも、人を愛するのも言葉からと思います。私は今年２月に芦屋ルナ・ホールで神戸大学の斎田好男名誉教授指揮による芦屋市民オペラ「メリー・ウィドウ」を神戸市シルバーカレッジ音文の多くの級友と鑑賞して、深く感動しました。 ♪ 高鳴る調べに、何時か心の悩みもとけて言わねど知る恋心、思う人こそ君よと、調べにつれときめく胸、その思いを告げよとなみうつ、口は閉じても、心にもひびく、愛のあまき、ささやき♪ ♪♪メリー・ウィドウワルツ♪♪ 演奏歌曲は人の心を 1 ミリでなく何と 100 ミリも動かす力があるようです。この喜歌劇には愛と笑顔がありました。斎田好男名誉教授に感謝します。有難う御座いました。愛のある言葉の力は大きいと思います。なお、愛と言う漢字は「心を久しく受ける」と書く由。