平成 25 年度 研究計画書 2013-2014 Research Plan 講座名・職名 ヨーロッパ・アメリカⅡ講座 Course Title・Job Title 特任准教授 氏名 Name 富本ジャニナ 専門分野 Academic Field フランス語教育学 平成 25 年度 研究計画 2013-2014 Research Plan 主たる研究テーマ 擬音語 (オノマトペ - onomatopées) と擬態語 (idéophones) の分析により、フランス語 Principal Research Subject の理解をさらにふかめる。 本研究のテーマは、昨年に引き続き、取り上げたフランス語に存在している擬音語 (オノマトペ - onomatopées) と擬態 語 (idéophones) の分析です。 私は、大阪弁で綴られている田辺聖子先生の短編小説をフランス語に翻訳することによって、日本語(特に大阪弁)の豊富 なオノマトぺをどういう風にフランス語に表現すればいいかという点にとても関心を抱きました。 フランス語にも、オノマトぺばかりではなく idéophones (擬態語)が存在し、あらゆる場面でイキイキとした表現に役立っ ています。しかも、そのような表現はとてもダイナミックで、現在も変遷し続けています。この分析は、現代フランス語のメ カニズムへの理解に繋がります。 フランス語の歌や小説、あるいはインパクトを与えるために擬態語が散りばめられた政治家の演説等、色々な場面に出てきま す。但し、仏和辞書にはそのような表現の一部しか載っていませんので、擬態語の作り方と言語進化(例えば、語尾音消滅か ら語頭音消滅の傾向)につきましても実際の例を挙げながら、テーマごとにリストを作るように努めていきます。 又、その研究に伴い、更に翻訳のタスクに努めることももう一つの目的です。 共同研究可能な分野 Research Fields feasible for joint research キーワード Keywords フランス語 翻訳 田辺聖子 オノマトペ 大阪弁
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