2002年度 (平 成 14年度) 事 業 報 告 書 社団法人日本ユネスコ協会連盟 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1−3−1 朝日生命恵比寿ビル12階 TEL 03-5424-1121 FAX 03-5424-1126 社団法人日本ユネスコ協会連盟 2002年度事業報告書 も く じ Ⅰ.事業報告 .............................1 [公益会計事業] (1)一般会計事業 .........................2 1.ユネスコ・世界寺子屋運動 ....................2 2.ユネスコ世界遺産活動事業 ...................3 3.青少年育成活動事業 ......................5 4.ユネスコ普及広報活動事業 ...................7 5.組織拡充活動事業 .......................8 6.国際交流活動事業 ......................11 (2)特別会計事業 ........................11 [収益会計事業] .........................11 Ⅱ.組織 ..............................13 役員(理事・監事・顧問) ....................13 中央委員・評議員・会員数 ....................14 会員の異動 ...........................15 (地域ユネスコ活動領域代表)日本ユネスコ国内委員会委員......16 Ⅲ.会議 ..............................17 総会 ..............................17 中央委員会 ...........................17 理事会 .............................19 専門委員会 ...........................22 Ⅰ.2002年度事業報告 2002年度事業計画に記載の強調点の成果と問題点 年度の初めに事業計画で強調した点については、組織強化の活動・新規事業の具体化にお いて多くの成果が見られたが、財政の改善についてはいくつかの端緒的な努力はあるが、 結果を出すに至らなかった。各項目別の強調点に対応した成果と問題点は以下のとおりで ある。 Ⅰ 組織強化の活動 定款と諸規程の改訂を実現し、以下の点で全国組織の強化を進展させた ① 寺子屋書きそんじハガキ・キャンペーンに95の地域ユネスコ協会が参加 ② 寺子屋支援先に地域ユネスコ協会会員を派遣、交流の進展 青年交流信託基金3チーム(40人)他10チーム(84人) ③ 支援国の関係者を日本に招聘し地域ユネスコ協会と交流 ④ 青年層の運動の多面的な活発化、中心メンバーの交流・研修の強化 青年活動専門委員会のもとに、全国大会・ユースセミナー・高校大会・ 子どもキャンプ・その他を一元的に運営し、全体として活性化した。 ⑤ ブロック研究会の活性化 職員のブロック担当制を確立し、共通データの作成とプレゼンテーショ ンの実施によりユネスコ活動情報の共有化が図られた。青年層の参加も 約半数のブロックで実現した。 ⑥ 機関誌を中心とする情報発信の改善 機関誌の内容と形式をリニューアルした(結果は2003年5月号か ら) ホームページに修学旅行対応ページ、国際年に関するページなどを新設 し、毎月刊行のメールマガジンと併せて、発信する情報を豊富にした。 ⑦ 地域草の根助成金、わたしの町のたからもの助成金などの有効な活用 助成合計91件、約 1300 万円により地域ユネスコ協会の地元への普及 と活性化に大きな役割を果たした。 ⑧ 総合的な学習に関する2冊の事例集を作成。全国大会・ブロック研究会など で意見・情報交換を図った。 Ⅱ 事業計画 以下の事業を新たに具体化した ① アフガニスタン支援活動を本格化させるため首都カブールに現地事務所を開 設し、職員の常駐体制を整えた。 教育支援として、イスタリフ村に寺子屋の第 1 号を建設し、男性のための識 字教育を開始した。また、文化財保護支援として、カブール博物館写真展の 開催に協力することなった。 ② ベトナム JICA 開発パートナー事業「北部山岳地域成人識字振興計画」が無 事3年間で成功裏に終了し、ベトナム政府への引渡しを完了した。 ③ 東アジア子ども芸術祭イン福岡、ユネスコシルクロード国際学術シンポジュ ムなどの事業が成功をおさめた。 ④ すべての事業の執行にあたり、地域ユネスコ協会と協同し、ユネスコ協会の 強化に連動させるようにした。 1 Ⅲ 財政計画 年度当初に計画した安定した財政計画の追及は、①新しい維持会員層の獲得、②大型 の店頭募金システムの開発など部分的な成果はあったが、財政状況全体の改善は次年 度以降の課題となった。 〔公益会計事業〕 (1)一般会計事業 1.ユネスコ・世界寺子屋運動事業 ①ユネスコ・世界寺子屋運動 支援活動 趣 旨 2000 年4月にセネガルのダカールで開催された「世界教育会議」で 2015 年までに「すべての子どもたちが学校に行けるようにする、特に女性の 識字率を向上させる」という新たな目標が設定された。また、国連は 2003 年から 2012 年までを「国連識字の 10 年」とすることを決定した。 ユネスコ・世界寺子屋運動は、2015 年までにアジア6カ国(ベトナム、 ネパール、インド、カンボジア、バングラデシュ、アフガニスタン)を中 心に寺子屋(コミュニティー・ラーニング・センター)を核とした識字 教育・社会開発の支援を継続していく。また、寺子屋(コミュニティ ー・ラーニング・センター)が各国の教育政策に導入されるようにユネ スコの地域事務所や関係機関と協力関係を構築した。 内 容 ・2002年度の第14次世界寺子屋運動では、インド、ネパール及びアフガ ニスタンにおける識字教育・地域開発プロジェクトを中心に支援を行 った。 ・支援開始から10年を迎えるカンボジアは半期のみ支援継続をし、次年 度はカンボジア側が今後の計画を策定する期間として支援を休止する こととした。 ・JICA開発パートナー事業(ベトナム・ライチャウ・プロジェクト)は2003 年3月に終了し現地に引渡した。研修については次年度事業として継 続支援する。 ②ユネスコ・世界寺子屋運動 募金活動 趣 旨 地域ユネスコ協会の活動が市民参加型の草の根運動として広がるよう支 援する。また、協力団体、企業、労働組合などからより強力かつ継続的 な支援を得られるようにする。 内 容 ・ ユネスコ協会書きそんじハガキ・キャンペーンを実施し、運動ツール としてキャンペーン参加ユネスコ協会に活動助成金及び新ビデオ配 布を行った。 ・ 協力団体、企業、労働組合には現地進展状況の報告、現地視察ツア ーの同行、募金箱設置依頼などを実施した。 ・ 『TERAKOYA リポート 2002』を送付し、世界寺子屋運動への協力継続 をお願いした。 ③ユネスコ・世界寺子屋運動 スタディツアー 2 趣 旨 内 容 世界寺子屋運動を通して、支援をする人々と支援を受ける人々が連帯す る心をもち、共に学習し、相互理解をより深めるために支援先各国への スタディツアーを実施した。また。モデルプランを機関誌などにて紹介 し、ユネスコ協会や募金団体独自のツアーを奨励した。 日ユ協連及び地域ユネスコ協会が企画するスタディーツアーに対してユ ネスコ協会活動助成金及び参加者への海外旅行傷害保険加入を実施した。 ④ユネスコ・世界寺子屋運動 広報資料の作成配布・頒布 内 容 ・世界寺子屋運動の新ビデオ(6巻セット)を製作し、ユネスコ協会、募 金者、一般市民を対象に貸出しを始めた。 ・『TERAKOYA リポート2002』日本語版と英語版を製作し、ユネスコ協会、 募金者、関係機関に配布した。 ・『機関誌ユネスコ』及び日ユ協連のホームページを通じて支援事業の 進行状況を報告し、広報資料の積極的な活用をすすめた。 ⑤NFUAJコーアクション活動 趣 旨 現実に起こっている世界の様々な問題を、苦しみながらも解決しよ うとしている人々と「共に」解決していくために、思いやりと分か ち合いの心で「協力」し、身近にできることから「行動していこう」 という活動。「被災地への緊急援助」については世界寺子屋運動の 支援地が被災した場合を優先することを基本方針とした。 内 容 ・「アジアの子どもたちに本を」による本の出版と配布をネパール で実施した。 2.ユネスコ世界遺産活動事業 2002年は「国連文化遺産年」であり、また世界遺産条約30周年にあたる。この機会を事 業に生かしながら、以下の活動を実施した。 ① 世界遺産を通した教育活動の実施 趣 旨 総合的な学習の時間の導入(小中:2002年∼、高校:2003年∼)に伴い、 世界遺産条約の理念である、人類共通の宝物を守り、次世代に引き継ぐ 事の大切さを、児童・生徒たちが楽しみながら学ぶことができるプログ ラムを企画・実施した。 内 容 ユネスコ協会及び小中高等学校からの依頼に応じ、世界遺産についての 講演を行った。 ②世界遺産の啓発活動 趣 旨 「人類にとってかけがえのない文化や自然を守り、次世代に受け継いで いかなければならない」という世界遺産条約の理念、意義について周知 を図った。 内 容 ・世界遺産の最新情報などを盛りこんだ「世界遺産年報2003 No.8」 を(財)日本宝くじ協会の助成により発行し、国公立図書館、大学付 属図書館、教育委員会等に寄贈すると同時に一般への販売も行なった。 ・児童・生徒がクイズなどで楽しみながら、世界遺産条約の意義や保護・ 保全のあり方について学ぶことが出来る貸出し用パネル「まもろう地 球のたからもの」日本編、世界編各15セット(1セット20枚)の貸出し を行った。 3 ・「ユネスコ・シルクロード国際学術シンポジウム」を実施した。 ③地域の文化財や自然保護啓発活動 趣 旨 世界遺産だけでなく自分たちの身近な有形・無形の自然や文化に目を向 け、大切にすることを訴える為に、児童・生徒を対象とした啓発活動を 行った。 内 容 「第5回絵で伝えよう!わたしの町のたからもの」絵画展を全国の各地ユ ネスコ協会と共に開催し、「わたしの町のたからもの」をテーマに小・ 中学生から絵画を募集し展示会を行なった。 参加数 37協会、作品数11,332件 ④発展途上国の世界遺産の支援・協力活動 趣 旨 海外の世界遺産登録地保護・修復に対して支援協力を行った。ワールド ヘリテジファンドを通したユネスコ世界遺産センターへの活動支援と、 日ユ協連独自の世界遺産活動への募金(世界遺産募金)を通した海外プ ロジェクト支援を実施した。 内 容 a)ユネスコ・パリ本部の世界遺産センターを通した支援の実施。 1996年∼1998年の募金 ネパール 「カトマンズの谷」 家屋修復(2軒) 1999年∼2002年の募金 アジア地域の世界遺産 (世界遺産センターと調整中) b)日ユ協連独自の海外プロジェクト支援の事前調査と支援実施。 1998年∼ ベトナム「古都ホイアン」家屋修復 2002年∼ ガンダーラ遺跡のパンフレット制作 2002年∼ 小冊子「ルンビニ」の制作 2003年∼ カブール国立博物館写真展開催のための支援 ⑤ユネスコ加盟50周年記念事業 趣 旨 昨年度に引き続き、日本国のユネスコ加盟50周年を記念する映像ソフト 「日本遺産」並びに「世界遺産」の制作を行った。一般販売は2003 年秋に開始する予定。 内 容 VHSビデオ「日本遺産」全10巻(約50分×10巻) 「世界遺産」全10巻(約50分×10巻) ※1巻につき5ヶ所、全45ヶ所を収録予定) 企画・総監修:社団法人日本ユネスコ協会連盟 協力: 日本ユネスコ国内委員会 制作・販売: 大日本印刷株式会社 ⑥関連事業への後援・協賛・協力など普及・啓発事業 趣 旨 世界遺産保全の啓発や普及に資すると認められる、他団体が主催するさ まざまな事業への後援、協賛、協力業務を行った。 内 容 展示会、図書出版への協力。テレビ番組「世界遺産」(TBS系列で放 映)の制作に必要な情報、便宜供与の提供。番組内でワールドヘリテジ ファンドへの協力を呼びかけ、募金をユネスコ・パリ本部に送金した。 ⑦その他 世界民族芸能祭シンポジウム 4 趣 旨 世界民族芸能祭の継承事業として昨年から実施されている催事の中で、 アフガニスタンの文化に関するシンポジウムを行った。 期 日 2002年10月16日 開催地 堺市 3.青少年育成活動事業 ①第58回日本ユネスコ運動全国大会in神戸 内 容 全国の会員・一般市民が「ユネスコの使命−教育・科学・文化を通した 平和の構築−日韓国際会議−」をテーマとした、米沢富美子氏の記念講 演「科学と人間」、韓国文化と日韓ユネスコ協会交流プログラム紹介を 通してユネスコ活動の普及を行った。「ユネスコ協会の運営」「世界寺 子屋運動の展開」「世界遺産保護活動の展開」「国際理解・国際交流の 取り組みと総合的な学習の時間への対応」「続ジェネレーションギャッ プ解消」の5テーマに分かれて研修を行った。 韓国ユネスコ協会クラブ連盟会員29名、アフガニスタン教育関係者4 名が海外から参加した。 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟 兵庫県ユネスコ連絡協議会 神戸ユネス コ協会 後 援 外務省、文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、国際連合広報センター 兵庫県、神戸市 神戸市教育委員会 ライオンズクラブ国際協会335− A地区 神戸甲南ライオンズクラブ 期 日 2002年5月31日(金)∼6月2日(日) 開催地 神戸市 神戸新聞松方ホール 参加人員 833人 ②第48回全国高校ユネスコ研究大会 趣 旨 全国の高校生が集い、環境、識字、子どもをとりまく世界、多文化共生、 バリアフリー、平和等のテーマで、事例発表、意見交換を行い、地球市民 としての高校生に何ができるかを考えた。 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟、全国高等学校ユネスコ活動指導者協議会 後 援 文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、名古屋ユネスコ協会、日本私立中 学高等学校連合会ほか 期 日 2002年 7月31日(水)∼8月3日(土) 開催地 愛知県美浜少年自然の家 内 容 記念講演、分科会、フィールドワークほか 参加人員 230人 ③第34回ユネスコ子どもキャンプ 趣 旨 雄大な自然の中で、全国の友だちとのびのびと遊びながら、集団生活を 通じて自主自立の精神、自然愛護の精神、国際感覚を培い、国際理解と 協力の態度を育成した。 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟、奈良県ユネスコ連絡協議会、奈良ユネス コ協会 期 日 2002年7月31日(水)∼4日(日) 開催地 奈良県 国立曽爾少年自然の家 対 象 小学4年生∼中学3年生 参加人員 93人 5 ④ユネスコ子供学習室の企画展示 趣 旨 子供を中心に広く一般の人びとを対象に、ユネスコ活動の意義と重要性 を普及広報するための、企画展示を行った。 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟 期 日 2002年3月21日(木)∼2002年10月27日(日) 開催地 埼玉・ユネスコ学習室 内 容 ユネスコの科学への取り組みに焦点をあわせ、地球と生命の歴史、地球 や生命を守るためのユネスコの役割を学べる企画とした。写真・イラス トパネルや、造作物、化石・微生物の標本、ゲームなどを用意し、来場 者が楽しみながら学べる展示とした。 ⑤三菱IMPRESSION-GALLERYアジア子供アートフェスティバルの共催 趣 旨 ・1990年の国際識字年を記念し、三菱グループの全面的な協力のもと、 アジアの子供たちが描く絵日記を通し、相互の文化や生活に触れ、理解 を深めることを目的に開催。「わたしの生活」を共通テーマに、アジア の22の国と地域から選ばれたグランプリ受賞者(6歳から12歳)を日 本に招聘(8月4日∼8月9日)し、授賞式、協同作品制作、横浜市立本町 小学校との交流プログラムを実施した。 ・グランプリ受賞者の作品をニューヨーク国連本部で開催された「国連 識字の10年」開始式において展示した。 主 催 三菱広報委員会、アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟、(社)日本ユ ネスコ協会連盟 後 援 ユネスコ ⑥露木青少年活動振興基金「2002年度青少年ユネスコ活動助成」事業 趣 旨 青年ユネスコ活動の振興を図るため、各地ユ協、青年部、大学ユネスコ クラブ、小・中・高等学校のユネスコ活動に助成した。 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟 協 賛 ㈱ テレビ山梨、富士急行㈱、㈱山梨中央銀行、㈱山梨放送 期 日 2002年度上半期、下半期の2回募集 受託団体 4団体 ⑦2002ユネスコ東アジア子ども芸術祭イン福岡 趣 旨 子どもたちの文化交流を通じて東アジアの国や地域の間の相互理解を促 進した。 主 催 ユネスコ、(社)日本ユネスコ協会連盟、福岡市など 期 日 8月1日(木)∼3日(土) 内 容 大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、中華人民共和国、モンゴル、マカ オ、日本の子どもたちが舞踊、音楽などの民族芸能を披露し、文化交流を 行なった。 ⑧ユネスコ青年交流信託基金委託事業 趣 旨 世界の青年層が異文化交流することにより相互理解と平和の実 現をめざ す。本年度からユネスコ・パリ本部との直接契約による委託事業となり、 以下の青年交流事業を実施した。 内 容 ① ベトナム世界寺子屋運動実施地へのスタディーツアー(高校生) 6 ② インド世界寺子屋運動実施地へのスタディーツアー(大学生) ③ ネパール世界寺子屋運動実施地へのスタディーツアー(青年) ④ アフガニスタン教育支援調査 ⑤ アフガニスタン文化支援調査 ⑥ アフガニスタン教育使節団招聘 ⑦ アフガニスタン中学生招聘 4. ユネスコ普及広報活動事業 ユネスコ活動(全般)や日ユ協連の世界寺子屋運動、世界遺産活動などの広報をさまざま な手法で行うと同時に「アフガニスタン教育復興支援」に関する取組みについても広く広 報を行った。特に2002年度は協力企業とのタイアップによる初めての全国規模の募金活動 を実施することができた。また一方で各地ユネスコ協会が今まで以上に広報活動を行って いけるよう、ユネスコロゴマークのガイドラインを提示すると同時にFAXや紙媒体など でその都度情報提供を行った。さらに中長期の広報戦略を構築していくため、企画・広報 専門委員会を設置し具体的な検討を行った。 ①企画・広報専門委員会の設置 趣 旨 日ユ協連や地域ユネスコ協会がより広報を行いやすくするために専門委 員会を設置し、中長期を視野に入れた戦略を練った。 委員会の当面の検討事項 ・ユネスコ協会への情報提供と伝達方法 ・ユネスコロゴマークに関するガイドラインの作成 ・機関誌のリニューアルについて ・著名人の活用について ・ホームページのリニューアルについて ・維持会員に対する広報協力方法 ・広報事業における収益イベントの検討 ②機関誌交換サービス 趣 旨 地域ユネスコ協会間の情報交流を促進することにより、民間ユネスコ運 動の振興を図った。 期 日 年4回(1月、4月、7月、10月)実施 内 容 指定期日に日本ユネスコ協会連盟事務局に送付される各地ユネスコ協会 発行の機関誌を取りまとめ、機関誌の受け取りを申し込んだ26のユネ スコ協会に発送した。 ③パネル・ビデオ貸し出し 趣 旨 各地のユネスコ協会および地方自治体、学校、その他の民間団体に対し、 民間ユネスコ運動推進の広報手段、または教材の一つとして、ビデオ、 パネル等を貸し出した。 期 日 通 年 経費負担 構成団体会員については、宅配便の片道送料を日本ユネスコ協会連盟 が負担した。 ④ホームページのリニューアル ホームページをより見やすく、親しみやすくするように内容やレイアウ 7 トをリニューアルした。また新たに総合的な学習の時間受け入れ等につ いてのページや国際年に伴う日ユ協連の活動紹介のページを設置した。 ⑤ユネスコ協会宛ファックス便の送信 特にアフガニスタンにおける寺子屋運動の新規展開に関連してユ協向け ファックス便をその都度送信し、情報の共有化をはかった。 ⑥ユネスコ情報マガジンの配信 毎月1回身近な特集記事と共に、イベント情報を中心にメールによる 「ユネスコ情報マガジン」を配信。購読者数が2500名を超えた。 ⑦企業等の協力を得た全国規模の募金活動の実施 初めて全国規模の募金活動を㈱紀伊國屋書店、日本マクドナルド㈱のご 協力を得て実施。募金協力もさることながら、世界寺子屋運動をはじめ としたユネスコ運動が広く一般の方々の目に触れる機会を得た。 5.組織拡充活動事業 ①ブロック別ユネスコ活動研究会 内 容 下記の内容で全国9ブロック別ユネスコ研究会を実施した。 従来の全国ユネスコ実務担当者研修会をブロック研究会の中に位置付け て開催した <北海道ブロック> 期 日 10月5日(土)∼6日(日) 担当協会 北海道ユネスコ連絡協議会 室蘭ユネスコ協会 開催地 北海道室蘭市 内 容 「地球市民の育成をめざして− 共に理解し、共に尊重し、共に生きる地球市 民をめざして」をテーマとして日ユ協連事務局プレゼンテーション、4分科会 討議、全体会、パネルディスカッション「私のユネスコ活動」、記念講演 「“生きとし生けるものの優しさと厳しさ”ハヤブサを見つめて」などの研 修・討議を行った。 参加規模 1道ユ連15協会4高校147名 <東北ブロック> 期 日 10月12日(土)∼13日(日) 担当協会 東北ブロックユネスコ連絡協議会 天童ユネスコ協会 開催地 山形県天童市 内 容 記念講演「陶芸の心と東北人」、3分科会、日ユ協連事務局プレゼンテーショ ン、子ども俳句実践事例報告などの研修・討議を行った。 参加規模 6県21協会・2県連119名 8 <関東ブロック> 期 日 11月12日(火)∼13日(水) 担当協会 群馬県ユネスコ連絡協議会 沼田ユネスコ協会 開催地 群馬県水上町 内 容 記念講演「今、ユネスコ活動に期待されるもの」(講師・児島仁会長)、3分 科会、他ブロックからの交流講和、組織現況と実務研修などの研修・討議を行 った。 参加規模 1都5県42協会230名 <中部東ブロック> 期 日 10月19日(土)∼20日(日) 担当協会 長野県ユネスコ連絡協議会 長野ユネスコ協会 開催地 長野県長野市 内容 基調講演「今、なぜ世界遺産なのか」、2分科会、日ユ協連事務局プレゼンテ ーションなどの研修・討議を行った。 参加規模 5県20協会154名 <中部西ブロック> 期 日 11月9日(土)∼10日(日) 担当協会 石川県ユネスコ協会 開催地 石川県金沢市 内容 「平和への道−教育−」をテーマとして記念講演「利家とまつ−その人物像を めぐって−」、青少年活動を含めた2分科会などの研修・討議を行った。 参加規模 6県14協会103名 <近畿ブロック> 期 日 11月9日(土) 担当協会 兵庫県ユネスコ連絡協議会 神戸ユネスコ協会 開催地 兵庫県神戸市 内 容 講演「米国のユネスコ復帰とユネスコ活動の展望」(鈴木佑司氏)、ユネスコ 活動活性化のためのシンポジウムなどの研修・討議を行った。 参加規模 2府4県23協会117名 <中国ブロック> 期 日 11月16日(土)∼17日(日) 9 担当協会 山口県青年ユネスコ連絡協議会 開催地 山口県下関市 内 容 記念講演「プロジェクトU」(講師・鈴木幹夫氏)、4分科会、日ユ協連事務 局プレゼンテーションなどの研修・討議を行った。 参加規模 4県19協会73名 <四国ブロック> 期 日 10月26日(土)∼27日(日) 担当協会 愛媛県ユネスコ連絡協議会、松山ユネスコ協会 開催地 愛媛県松山市 内 容 世界寺子屋運動の講演、3分科会での討議・研修を行った。 参加規模 3県9協会90名 <九州ブロック> 期 日 12月7日(土)∼8日(日) 担当協会 熊本ユネスコ協会 開催地 熊本県熊本市 内 容 講演「ボランティアとしてのユネスコ活動に喜びを感じて」(市川市ユネスコ 協会事務局長吉崎晴子氏)、九州内ユネスコ協会の現状・課題報告、2分科会、 日ユ協連事務局プレゼンテーションなどの討議・研修を行った。 参加規模 8県11協会73名 ②ユネスコユースセミナー 趣 旨 次代のユネスコ運動の担い手となる青年リーダーを養成するための研修 会を行った。 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟 期 日 2003年3月21日∼23日 開催地 大阪府長居ユースホステル 参加者 56人(1大学ユネスコクラブ、3高校ユネスコクラブ、12ユネスコ 協会・青年部) ③ユネスコ地域草の根活動振興助成金 趣 旨 ユネスコの運動が地域社会に広く知られ、親近感を持って認知される 事は、全国各地のユネスコ活動の活性化につながるとの立場から、地 域諸団体及びユネスコ協会が行う様々な活動に対して助成を行った。 助成件数 49 件 助成総額 ¥8,420,560 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟 期 日 2002年4月1日∼2003年3月31日 ④指導者の派遣 内 容 各地のユネスコ活動振興のため、講師・指導者の派遣・斡旋を行った。 10 ⑤ユネスコ活動への助成 内 容 各地のユネスコ協会活動への支援として、新設ユネスコ協会加盟促進、 加盟時のユネスコ旗贈呈を行った。 ⑥後援協賛業務 趣 旨 関連団体等を対象に、各種事業の後援、協賛を行った。 6.国際交流活動事業 ①世界連盟(WFUCA)の振興 内 容 世界連盟執行委員服部英二氏を、ユネスコパリ本部と世界連盟共催の 「タスクフォース」へ2回(11月、3月)派遣し、世界連盟再建に向け て協力した。 ②アジア連盟(AFUCA)の振興 内 容 日韓国際会議をテーマとした全国大会に韓国ユネスコ協会クラブ連盟会 員29名を招待した。 アジア連盟事務局長国として、アジア太平洋地域のユネスコクラブ活動 を紹介したアジア連盟機関紙を発行した。 (2) 特別会計事業 ①国際協力活動推進基金(グローバル21基金)の管理・運営・事業実施 寺子屋スタディツアーへの助成 趣 旨 「ユネスコ・世界寺子屋運動」支援プロジェクトを訪ねるスタディツア ーを助成した。 内 容 10チーム(84人)がスタディツアーに参加し助成を受けた。 ②ユネスコ芸術賞基金の管理・運営・事業実施 趣 旨 ユネスコ芸術賞は「ビジュアル・アート部門、パーフォーマンス・アー ト部門、ニューテクノロジー部門」の3部門を対象に世界の若い芸術家 を育成することを目的とした支援した。 〔収益会計事業〕 ①機関誌「ユネスコ」の発行 発行形態 奇数月1日、年間6回発行 購読料 年間800円(消費税・発送料込み) 形 態 原則A4判、16ページ 内 容 5月号より特集とユネスコ活動の広場に連動をもたせると同時に9月号よ り文字を大きくし、各会員の活動の活性化を目指し、ユネスコ、ユネス コ・世界寺子屋運動、世界遺産などに関する情報の提供、各会員の活動 状況の紹介を中心に紹介した。 ②ユネスコバッジ・旗等の作成・頒布 11 内 容 ユネスコ普及のためのユネスコカード・バッジ・旗・物品・出版物等の 頒布を行った。 ○ ユネスコ加盟50周年記念ボールペン 350円 (会員価格 300円) ○ ユネスコバッジ 銀七宝製バッジ(中型)(タック) 単価 555円 銀七宝子供バッジ(丸型)(ピン) 250円 但し、同種50組以上は1割引。* ○ ユネスコの歌のテープ(楽譜付) 1,050円 ○ ユネスコ旗 ユネスコ・マークと協会名入り 大 (2.1mx1.4m) 36,000円 中 (1.8mx1.2m) 33,000円 小 (1.35mx0.9m) 24,000円 ○ トロフィー(クリスタル製) 大 (16cmx8cm) 5,250円 小 (10.5cmx5.5cm) 3,150円 金属プレート文字入れ別途 一文字 25円* ○ 東山魁夷画伯グリーティングカード 「椅子」(5枚組) 500円 但し、同種50組以上は4割引。* ○ 賞状用紙 315円 ○ 画集「平山郁夫が描く世界遺産」(仏語版 日本語解説付) (定価10,000円) 会員価格5,000円 ○ 選書「暴力の文化から平和の文化へ」 (平和の文化をきずく会 編) 735円 「辺境の旅から」(金子民雄著) 2,100円 「新しい開発教育のすすめ方」 (開発教育推進セミナー編) 2,310円 「ユネスコ編世界教育白書1996」 (日ユ協連監訳) 4,200円 「ユネスコ編世界教育白書1998」 (日ユ協連監訳) 4,200円 「ユネスコで世界を読む・改訂新版」 (日ユ協連 編) 2,520円 「ユネスコ50年の歩みと展望」(野口昇著) 2,345円 「アジアのこころ」 (絵・文 葉祥明) 1,680円 「こどもの権利を買わないで」 (絵 森野さかな・文 大久保真紀) 1,680円 「平和の哲学」(俵木浩太郎著) 2,730円 ○ 絵日記教材「アジアの仲間たち」 10,500円 [備考] 価格は2002年1月現在。送料は実費。消費税込。 以上 12 Ⅱ.組 織 1.理事(22) 会 長 児島 仁(日本電信電話㈱相談役) <維持> 副 会 長 平山 郁夫(ユネスコ親善大使、東京芸術大学長) <会指> 村田 昌志(萩ユネスコ協会会長) <構成> 鈴木 幹夫(元日本放送協会理事) <個人> 理 事 長 野口 昇(文京学院大学副学長) <個人> 理 事 今井琉璃男(愛媛県ユネスコ連絡協議会会長) <構成> 畝本 昌介(市川市ユネスコ協会会長) <構成> 江打 正敏(佐賀ユネスコ協会理事) <構成> 大瀧 太市(前朝日実業㈱社長) <維持> 加藤 <構成> 玲子(目黒ユネスコ協会会長) 小島 順彦(三菱商事㈱取締役副社長執行役員) <維持> 佐藤 國雄((財)ユネスコ・アジア文化センター理事長) <会指> 神野 善司(札幌ユネスコ協会会長) <構成> 田川 清(名古屋ユネスコ協会会長) <構成> 田代美代子((有)シャンテ・モコ代表取締役、歌手) <個人> 西村 幸夫(東京大学教授) <個人> フランソワーズ・モレシャン(共立女子大学客員教授) <個人> 堀内光一郎(富士急行㈱取締役社長) <維持> 的場 道子(伊丹ユネスコ協会会長) <構成> 水野哲太郎(前神奈川県ユネスコ連絡協議会会長) <構成> 望月 浩明(全国高校ユネスコ活動指導者協議会理事) <賛助> 和田耕十郎((社)青森県ユネスコ協会理事長) <構成> (注)<構成>:構成団体会員代表、<賛助>:賛助団体会員代表、<個人>:個人会員代表、 <維持>:維持会員代表、<会指>:会長指名 13 2.監事(2) 澤井 昭之(小平ユネスコ協会会長) 平賀 孝(大成火災海上保険㈱社友) 3.顧問(18) 阿部 純也 衞藤 瀋吉 恩村 恭平 糟谷 勝一 栗野 鳳 曽我 貞子 堤 清二 常森 義男 鶴見 和子 中村 秀子 丹羽 三郎 濱中昭一郎 原 享二 福原 義春 松浦晃一郎 村井 了 村上 英二 E.H.Rose 4.中央委員数 会員種別 前年度末 退任 新任 今年度末 欠員 定員 構成団体会員 51 0 0 51 0 51以内 賛助団体会員 7 0 0 7 1 8以内 個人会員 16 0 0 16 4 20以内 維持会員 16 3 0 13 7 20以内 計 90 3 0 87 12 99以内 5.評議員数 2000年度末 65 退任 新任 1 0 2001年度末 64 注:定款変更が2003年3月7日付けで文部科学並びに外務両大臣の認可を受け、 発効したことに伴い、これまでの中央委員会が評議員会に変わり、従来の中央委 員と評議員が評議員となった。2003年3月31日現在の評議員数は151。 6.会員数 会員種別 2001年度末 減 構成団体会員 293 3 3 293 賛助団体会員 25 1 0 24 個 人 会 員 354 14 9 349 維 持 会 員 437 74 19 382 1,109 48 43 1,086 計 14 増 2002年度末 7.会員の異動 ①構成団体会員 <入会>(3) 姫路ユネスコ協会 でいごユネスコクラブ 斑鳩ユネスコ協会 2002年5月31日第204回中央委員会承認 2002年9月28日第205回中央委員会承認 2003年1月25日第206回中央委員会承認 <退会>(3) 佐用郡ユネスコ協会、徳島ユネスコレディス協会 2002年5月11日第203回中央委員会承認 東京ユネスコレディス協会 2002年9月28日第205回中央委員会承認 ②個人会員 <入会>(9) 長尾俊克 2002年5月11日第203回中央委員会承認 加藤義雄、保科勝久 2002年5月31日第204回中央委員会承認 小出拓己、牧野健太郎、脇水 均、加藤憲一郎 2002年9月28日第205回中央委員会承認 ファルク アーセフィ、古田真美 2003年1月25日第206回中央委員会承認 <退会>(13) 赤羽繁、石川陽治、福田雅子 2002年5月11日第203回中央委員会承認 秋元征紘 2002年5月31日第204回中央委員会承認 青木寿恵、浮田久子、古胡博己、青柳美代子 2002年9月28日第205回中央委員会承認 後藤 壽、水津和夫、佐々木實、永井滋郎、佐藤照雄 2003年1月25日第206回中央委員会承認 <物故>(1) 杉山甲子雄 2002年5月31日第204回中央委員会承認 ③維持会員 <入会>(19会員・28口) (有)新生堂、㈱ジェイティービー海外旅行虎ノ門支店 2002年5月11日第203回中央委員会承認 ㈱ニコン 2002年5月31日第204回中央委員会承認 日米文化交流協会、クレートン大学日本校、トライノーツ㈱、大和証券㈱、㈱ミドルウェイ・ジーエスエイチ ㈱紀伊國屋書店 2002年9月28日第205回中央委員会承認 ㈱ギャガ・コミュニケーションズ、(有)エイコーン、ネッツトヨタ札幌㈱、ネッツトヨタ苫小牧㈱、 ネッツトヨタ旭川㈱、ネッツトヨタ北見㈱、ネッツトヨタ釧路㈱、ネッツトヨタ函館㈱ ネッツトヨタ帯広㈱、㈱ジェイティービー 2003年1月25日第206回中央委員会承認 <退会>(74会員・74口) アクサ生命保険㈱、開発電子技術㈱、㈱関電工、ケイエスオリンパス㈱、㈱京三製作所、 澁澤倉庫㈱、新宿エルタワー管理㈱、西濃印刷㈱、㈱セントラルマリン商会、第一建築サービス㈱、 大成火災海上保険㈱、太陽生命保険(相)、中部電力㈱、㈱東京ドーム、日本ギア工業㈱、 日本鋼管㈱、富士通インターナショナルエンジニアリング㈱、富士通ヴイエルエスアイ㈱、㈱富士通研究所、 ㈱富士通東北システムエンジニアリング、富士通リフレ㈱、㈱北國銀行、三菱東京製薬㈱、 ㈱メディカルサービス、㈱山形富士通、㈱ユタックス、日本電気㈱、㈱富士通システムソリューションズ、 新日本製鐵㈱、(財)朝日生命厚生事業団、富士通コミュニケーション・システムズ㈱、富士通システムコンストラクション㈱、 富士通ネットワークエンジニアリング㈱、㈱富士通ビー・エス・シー、北陸放送㈱、㈱千代田組 2002年5月11日第203回中央委員会承認 ㈱富山富士通、九州エフエイチピー㈱、第一勧業カード㈱、㈱日本旅行国際旅行部、東京ガス㈱ 第一勧業信用組合 2002年5月31日第204回中央委員会承認 富士通特機システム㈱、富士通九州システムエンジニアリング㈱、福神㈱、㈱アサヒファシリティーズサービス 15 ㈱富士通宮城エレクトロニクス、みずほファクター㈱、日産火災海上保険㈱、㈱富士通総研、 東京ベンチャーキャピタル㈱、㈱1002、コーホク印刷㈱、岩井商事㈱、㈱高見沢サイバネティクス ㈱富士通ロジスティクス、三幸㈱、㈱富士通中部システムズ、小西安㈱、三井精機工業㈱ 朝日不動産管理㈱、大成㈱、富士通コワーコ㈱、㈱富士通関西システムズ、日本ケミファ㈱ 2002年9月28日第205回中央委員会承認 ㈱東北医療資材協会、㈱七映、㈱JTB教育旅行東京西支店、みずほ総合研究所㈱、㈱日本形色、 清和興業㈱、戸田建設㈱、㈱富士銀行、大昭和製紙㈱ 2003年1月25日第206回中央委員会承認 ④賛助団体会員 <退会>(1) (社)日本国際学生技術研修協会 2003年1月25日第206回中央委員会承認 8.地域的なユネスコ活動の領域を代表する、日ユ協連関係日本ユネスコ国内委員(11) 2002年度(2003年3月31日現在) 北海道 廣重 力(北海道ユネスコ連絡協議会会長) 東北 和田耕十郎((社)青森県ユネスコ協会理事長) 関東 長門 芳子(宇都宮ユネスコ協会会長) 中部東 鴇澤 武彦(鎌倉ユネスコ協会副理事長) 中部西 児島 眞平(ふくいユネスコ協会会長) 近畿 宮辺 鈴子(奈良ユネスコ協会事務局長) 中国 脇 正典(防府ユネスコ協会会長) 四国 小笠原紀子(松山ユネスコ協会副会長) 九州 高木 眞弓(久留米ユネスコ協会事務局長) 全国的連合組織 児島 仁(日本ユネスコ協会連盟会長、日本電信電話㈱相談役) 〃 野口 昇(日本ユネスコ協会連盟理事長) 16 Ⅲ.会 議 1.総会 第53回通常総会 日 時 2002年5月31日(金)15:30∼17:30 場 所 兵庫県・神戸市総合教育センター・ホール(9階・10階) 議 長 会長 児島 仁 出席者 構成団体会員 71名 賛助団体会員 1名 個 人 会 員 22名 維 持 会 員 10名 委 任 状 637通 議 題 1.議事録署名人の選任 2.中央委員・監事の選考について 3.2001年度事業報告案について 決算案について 4.2002年度事業計画案について 予算案について 5.定款改訂案について 6.その他 2.中央委員会 第203回中央委員会 日 時 2002年5月11日(土)15:15∼17:00 場 所 東京都・経団連会館(9階クリスタルホール) 議 長 会長 児島 仁 出席者 構成団体会員 19名 賛助団体会員 2名 個 人 会 員 7名 維 持 会 員 4名 委 任 状 31通 議 題 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①会員の入退会について ②2002年度事業報告書案について ③2003年事業計画書案 ④定款改訂案について ⑤その他 3.報告事項 ①後援・共催事業について ②アフガニスタン出張報告 ③地域草の根活動振興助成金の近況について ④その他 第204回中央委員会 17 日 時 2002年5月31日(金)14:15∼15:15 場 所 兵庫県・神戸市総合教育センター・ホール(9階・10階) 議 長 会長 児島 仁 出席者 構成団体会員 37名 賛助団体会員 1名 個 人 会 員 4名 維 持 会 員 4名 委 任 状 24通 議 題 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①会員の入退会について ②2001年度事業報告案の補足について 決算案について ③2002年度事業計画案の補足について 予算案について ④定款改訂案の補足について ⑤その他 3.報告事項 ①後援・共催事業について ②その他 第205回中央委員会 日 時 2002年9月28日(土)14:45∼16:30 場 所 東京都・日本青年館 国際ホール(3階) 議 長 会長 児島 仁 出席者 構成団体会員 26名 賛助団体会員 3名 個 人 会 員 7名 維 持 会 員 3名 委 任 状 36通 議 題 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①会員の入退会について ②定款改訂に伴う諸規定案について ③その他 3.報告事項 ①ユネスコの名称・ロゴの使用について ②2003年度事業方針骨子<特に、アフガン 教育支援、各地ユネスコ学校の開設・振興と ユネスコ協同学校、世界遺産教育キッド(仮称)について> ③2002年度ブロック研究会の準備について ④地域草の根活動振興助成金について ⑤露木青少年活動振興基金助成団体について ⑥その他 第206回中央委員会 日 時 2003年1月25日(土)14:30∼17:0 場 所 東京都・朝日東海ビル27階 大手町サンスカイルーム(A会議室) 議 長 会長 児島 仁 出席者 構成団体会員 30名 18 議 題 賛助団体会員 2名 個 人 会 員 8名 維 持 会 員 5名 委 任 状 23通 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①会員の入退会について ②2003年度事業計画書案 2003年度全国大会開催要項案 ③その他 2003年度理事会・評議員会・総会開催日程案 3.報告事項 ①日本ユネスコ協会連盟諸規程案について 定款改訂案について ②その他 3.理事会 第414回理事会 日 時 2002年4月27日(土)15:00∼17:00 場 所 東京都・日本ユネスコ協会連盟 会議室 出席者 17名 議 題 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①2001年度事業報告書案について ②2002年度事業計画書案について ③定款改訂案につい 第415回理事会 日 時 2002年5月11日(土)13:30∼15:15 場 所 東京都・経団連会館9階 (906会議室) 出席者 14名 委任状 8通 オブザーバー(日ユ国内委員)3名 議 題 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①会員の入退会について ②2002年度事業報告書案について 決算案について ③2003年事業計画書案について 予算案について ④定款改訂案について ⑤その他 3.報告事項 ①後援・共催事業について ②地域草の根活動振興助成金の近況について ③その他 第416回理事会 19 日 時 2002年5月31日(金)13:00∼14:00 場 所 兵庫県・神戸市総合教育センター 701号室 出席者 14名 委任状 6通 オブザーバー(日ユ国内委員)5名 議 題 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①会員の入退会について ②2001年度事業報告案の補足について 決算案の補足について ③2002年度事業計画案の補足について 予算案の補足について ④定款改訂案の補足について ⑤その他 3.報告事項 ①後援・共催事業について ②その他 第417回理事会 日 時 2002年7月8日(月)15:00∼17:00 場 所 東京都・日本ユネスコ協会連盟会議室 出席者 20名 議 題 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①ユネスコの名称・ロゴマークに関するガイドライン (企画広報専門委員会より) 3.報告事項 ①各種専門委員会への付託事項について 第418回理事会 日 時 2002年9月28日(土)13:00∼14:30 場 所 東京都・日本青年館 301号室 出席者 15名 委任状 7通 オブザーバー(日ユ国内委員)3名 オブザーバー 4名 議 題 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①会員の入退会について ②定款改訂に伴う諸規定案について ③世界寺子屋運動とアフガニスタン教育支援活動について ④各地ユネスコ学校の開設・振興とユネスコ協同学校について ⑤その他 3.報告事項 ①後援・共催事業について ②地域草の根活動振興助成金の近況について ③露木青少年活動振興基金助成団体について ④その他 ・2002年度一般会計等事業実施状況報告(第1四半期) ・世界連盟の現況について 20 第419回理事会 日 時 2002年11月30日(土)13:00∼15:25 場 所 東京都・経団連会館 901会議室 (9階) 出席者 16名 委任状 6通 オブザーバー(日ユ国内委員)3名 オブザーバー 1名 議 題 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①会員の入退会について ②定款改訂に伴う諸規訂の改訂について ③2003年度事業計画の骨子(案)について ④その他 3.報告事項 ①後援・共催事業について ②2002年度第2四半期事業実施報告について ③ユネスコシルクロード国際学術シンポジウムについて ④アフガニスタン事務所の開設について ⑤その他 第420回理事会 日 時 2003年1月25日(土)13:00∼14:15 場 所 東京都・朝日東海ビル27階 大手町サンスカイルーム(B会議室) 出席者 20名 委任状 2通 オブザーバー(日ユ国内委員)8名 議 題 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①会員の入退会について ②2003年度事業計画書案 ③2003年度全国大会開催要項案 日本ユネスコ協会連盟諸規程案につい 定款改訂案について ④その他 ・定款・諸規程検討専門委員会の 組織対策専門委員会への変更について ・2004年度の全国大会について ・2003年度理事会・評議員会・総会開催日程案 3.報告事項 ①後援・共催事業について ②2002年度第3四半期事業実施報告について ③その他 第421回理事会 日 時 2003年3月8日(土)13:30∼16:00 場 所 東京都・経団連会館 906会議室 出席者 14名 委任状 1通 オブザーバー(日ユ国内委員)1名 オブザーバー 1名 議 題 1.前回議事要録の承認 2.協議事項 ①会員の入退会について ②2003年度事業計画(案) 2003年度暫定予算(案) ③「ユネスコ/世界連盟・タスクフォース」への対応について 21 ④役員等改選と予備推薦管理委員会委員の委嘱について ⑤その他 3.報告事項 ①後援・共催事業について ②世界遺産活動専門委員会の発足準備について ③定款・諸規程検討専門委員会の名称変更について ④その他 4.専門委員会 ① 世界寺子屋運動専門委員会 委嘱事項1.アフガニスタンの教育の現状と展望についてアフガニスタン教育関 係者を招待して討議をした。 2.千葉委員長にアフガニスタン視察報告をしたいただき、第 14 次支 援について検討をした。 3.実施事業について事務局より報告し、世界寺子屋運動の普及促進を はかる今後の展開について討議をした。 委員長 委員 千葉 杲弘(日ユ協連評議員、国際基督教大学大学院教授) 柴尾 智子(ユネスコ・アジア文化センター・国際協力課長) 渡辺 良(国立教育政策研究所国際研究・協力部部長) 田川 清(日ユ協連理事) 田中 正人(日ユ協連評議員、国民生活センター理事) 尾花 珠樹(日ユ協連評議員、個人会員) 開催期日 下記日程で委員会を開催した。 ① 2002年6月3日 ② 2002年9月25日 ③ 2003年1月15日 ② 企画広報委員会 委嘱事項1.日ユ協連が行う活動の広報の充実を図る 2.新しい募金活動等の企画・検討 委員長 鈴木 幹夫(日ユ協連副会長、個人会員) 委員 加藤 玲子(日ユ協連理事、目黒ユ協会長) 鴇澤 武彦(日本ユネスコ国内委員会委員、鎌倉ユ協理事) 牧野健太郎(㈱NHKプロモーション メディア事業本部部長、個人会員) 開催期日 下記日程で委員会を開催した。 ① 2002年3月13日 事前会合 委嘱内容説明、意見交換 ② 2002年4月10日 (第1回) ③ 2002年5月16日 (第2回) ④ 2002年6月10日 (第3回) ⑤ 2002年7月2日 (第4回) ⑥ 2002年9月17日 (第5回) ⑦ 2002年10月22日(第6回) ⑧ 2002年12月2日 (第7回) ⑨ 2003年1月20日 (第8回) ⑩ 2003年3月4日 (第9回) ⑪ 2003年4月1日 (第10回) 22 ③ 青年活動専門委員会 委嘱事項1.将来を見据えた青年対策の検討・課題 2.各地ユネスコ協会の長年課題になっいる青年層の取りこみについて 提言を行う。 3.従来行ってきた全国規模の青少年対策事業の基本的な骨子の立案 委員長 委員 田川 清(日ユ協連理事、名古屋ユ協会長) 有田 知永(山口県ユ連会長) 有光 慶眞(松山ユ協理事) 佐藤 ユミ(白石ユ協青年部) 新保 智子(ユネスコ砺波青年部) 手島 廣三(個人会員) 望月 浩明(日ユ協連理事、全高ユ指協理事長代行) 米津 孝成(気仙沼ユ協青年部、岡山ユ協) 開催期日 下記日程で委員会を開催した。 ① 2002年6月15日 ② 2002年9月28日 ③ 2003年1月26日 ④ 定款・諸規程検討専門委員会 委嘱事項1.日本ユネスコ協会連盟定款を、現在の事業内容にあわせた表現にし、 総会、中央委員会、理事会の機能と役割を明確にするとともに組織 運営の簡素化をはかった定款に修正した。 2.定款改訂に伴い、諸規程の見直しと変更案を策定した。 委員長 委員 村田 昌志(日ユ協連副会長、山口県ユ連会長) 加藤 玲子(日ユ協連理事、目黒ユ協会長) 田川 清(日ユ協連理事、名古屋ユ協会長) 尾花 珠樹(日ユ協連評議員、鎌倉ユ協理事、個人会員) 二瓶 和敏(日ユ協連評議員、個人会員) 開催期日 下記日程で委員会を開催した。 ① 2002年2月25日 (第1回) ② 2002年4月22日 (第2回) ③ 2002年5月20日 (第3回・持ち回り開催) ④ 2002年7月22日 (第4回) ⑤ 2002年8月26日 (第5回) ⑥ 2002年9月28日 (第6回) ⑦ 2002年10月21日(第7回) ⑧ 2002年11月25日(第8回) ⑨ 2003年2月17日 (第9回) 23
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