2004年度 (平 成 16年度) 事 業 報 告 書 社団法人日本ユネスコ協会連盟 〒1500013 東京都渋谷区恵比寿1−3−1 朝日生命恵比寿ビル12階 TEL 0354241121 FAX 0354241126 社団法人日本ユネスコ協会連盟 2004年度事業報告書 も く じ Ⅰ.事業報告 .............................1 [公益会計事業] (1)一般会計事業 .........................3 1.ユネスコ・世界寺子屋運動事業 .................3 2.世界遺産活動事業 .......................4 3.青少年育成活動事業 ......................5 4.普及広報活動事業 .......................8 5.組織拡充活動事業 ......................10 6.国際交流活動事業 ......................14 (2)特別会計事業 ........................14 [収益会計事業] .........................15 Ⅱ.組織 ..............................17 役員(理事・監事・顧問) ....................17 評議員・会員数 .........................18 会員の異動 ...........................19 (地域ユネスコ活動領域代表)日本ユネスコ国内委員会委員......20 Ⅲ.会議 ..............................21 総会 ..............................21 評議員会 ............................21 理事会 .............................22 専門委員会 ...........................24 2004年度事業報告 2004年度事業の成果と課題 2004 年度は、ユネスコ理念に基づいた広範な活動を、事業計画の強調点に優先順位をお いて実施した。当該年度の活動成果は次のとおりである。 Ⅰ 各地ユネスコ協会の活動拡充 各地ユネスコ協会は年間活動計画に沿って地域でのユネスコ活動を積極的に展開した。 ・ 強調された青少年への普及活動として、青少年、大学ユネスコクラブ、青年ユネスコ 層への働きかけなどが積極的に行われた。中でも、全国的に実施した「絵で伝えよ う!わたしの町のたからもの絵画展」、「三菱 IMPRESSIONGALLERY アジア子供アー ト・フェスティバル」、「ガリバープレゼンツ・松井秀喜ホームランチャリティー」は、 各地域から多くの青少年の参加を得ると共に、地域のメディアにも積極的に取り上げ られ、広報効果の高い事業となった。また、「子供キャンプ」、「高校大会」、「ユ ースセミナー」、「青少年交流スタディーツアー」などを通じて青少年のユネスコ活 動への参加は高まった。 ・ 県大会、ブロック別ユネスコ活動研究会、全国大会等の研修活動を通して、会員はユ ネスコ活動の学習と研究に努めた。「ユネスコ 30 の質問」(増補改定版)の出版や 「ブロック活動研究会全国共通資料」は、会員のユネスコに関する知識の増進に役立 った。各地ユネスコ協会及び、日ユ協連のホームページは活動の一般への普及を推進 する重要な広報媒体としてますますその価値を高めた。 ・ ユネスコ協会が地域社会に貢献する活動である「地域草の根活動振興助成」事業を通 して、青少年育成、文化の継承、環境を守るための活動、ユネスコ理念に沿った平和 文化創造活動等広範な活動が展開された。 ・ 理事会や組織・活動専門委員会を中心に、協会の設立促進と同時に休会団体に対する 対応を検討し組織の整備が進められた。 Ⅱ 世界寺子屋運動の継続発展 年間計画に沿ってアジア 6 カ国での支援事業を行い、国内でも「身近にできる国際協 力」として更なる定着を図った。 ・ 世界寺子屋運動は、ノン・フォーマル教育の制度が未発達な国々において、日ユ協連 が「識字のリソースセンター」として技術協力、資金協力を行なう国際協力に成長。 2000 年に開始したベトナム事業以来、インド、ネパール、アフガニスタン各国で、当 該地のNGOや行政と協力し、ノン・フォーマルの基礎(識字)教育普及を推進して きた。その結果、今年も多くの人々が寺子屋に通い、読み書きを習得し、収入向上の ための技術を身につけた。 ・ 国内ではユネスコ協会が中心となって、書きそんじハガキキャンペーン、パネル展、 講演会、各種チャリティーイベント等を開催し、寺子屋募金とユネスコ普及に貢献し た。 ・ 株式会社アドビシステムズの「D−プロジェクト」では、学校の児童・生徒がリーフ 1 レット作りを行い、数多くの素晴らしい寺子屋ポスターが出来上がった。電通グルー プ 4 社による「くるりんぱプロジェクト」が始まり、愉快なキャラクターによって寺 子屋運動の普及が促進された。ソニー株式会社による「QRIOサイエンスプログラ ム」は、日本の子どもたちに科学の楽しさを伝えると共に、インドとベトナムの寺子 屋の子ども達にも科学の面白さを伝えた。 Ⅲ 世界遺産関連活動の積極的推進 国内での啓発活動に加え、世界寺子屋運動のような文化の分野での国際協力パイロッ ト事業を開始した。 ・ 各地ユネスコ協会では、パネル展や講演会活動を通して地域の文化財保護、自然保護、 特に、環境教育に焦点をおいた活動が積極的に推進された。また、世界遺産のあるユ ネスコ協会では世界遺産の保護に関する活動への取り組みが見られた。 ・ 「世界遺産年報 2005」(日本宝くじ協会による助成による)の発行により、新たな世 界遺産を含む世界遺産の最新情報を全国に周知した。「紀伊山地の霊場と参詣道」の 世界遺産リスト登録に伴い、関係自治体への認定証の寄贈を行った。 ・ 「バーミヤン文化支援キャンペーン」を実施し、世界の平和構築の鍵とも言えるアフ ガニスタンの復興を、世界寺子屋運動による教育復興と並んで、文化復興の面からも 支援した。ユネスコ協会を始めとする数多くの賛同者に支えられ、「バーミヤン教育 文化センター」建設は順調に進行した。(2005 年 6 月のセンター竣工後は、世界寺子 屋運動と同じく、地元の人びとへの教育活動、専門家の養成活動を実施する。) Ⅳ 事業計画実施のための財源確保対策 引き続き厳しい経済環境の中、財務構造の変革を進める努力を行った。 ・ 維持会員の漸減に対し、ホームページに新たに維持会員一覧ページを設け相互リンク を行った。 ・ 「自動引き落とし募金」が徐々に浸透、増加し、募金の安定性を高める上で貢献した。 ・ 企業の社会貢献活動により「くるりんぱ」、「D−プロジェクト」、「QRIO」、 「わたしの町のたからもの」、「世界遺産スタディーツアー」など多彩な事業が可能 となった。 ・ 世界寺子屋運動では、ベトナム事業とアフガニスタン事業でJICAと共同し、事業 展開を拡大することができた。 2 〔公益会計事業〕 (I)一般会計事業 1.ユネスコ・世界寺子屋運動事業 (1)ユネスコ・世界寺子屋運動 支援活動 15年目を迎えた世界寺子屋運動は、アジア6カ国(ベトナム、バングラデシュ、 インド、ネパール、パキスタン、アフガニスタン)で日本ユネスコ協会連盟が 「識字のリソースセンター」的な役割を果たしながら継続事業を行った。また、 協力団体間の人的交流によるネットワークを活用し、各国事業の質の向上を図っ た。ユネスコ・世界寺子屋運動の広報に企業による社会貢献活動を仰ぎ、また職 員による報告会を積極的に展開した。 ①アフガニスタン 募金執行による世界寺子屋運動教育支援に加えて、国際協力機構(JICA)提案型 技術協力事業(カブール市内での寺子屋建設と教育省識字局職員の研修)を実施 した。寺子屋募金による支援(イスタリフ、センジッド・ダラ、チャラシアブ) に加えて、国際協力機構(JICA)と共にカブール市内での 3 軒の寺子屋建設と教 育省識字局職員の研修事業を実施した。 ②ベトナム 募金執行によるライチャウプロジェクトのフォローアップと JICA 草の根技術協 力事業を実施した。寺子屋募金によりライチャウ事業のフォローアップを行うと 同時に、JICA 草の根技術協力事業による北部 8 省でのモデル寺子屋の建設と研修 会の開催、教材作成を実施した。 ③インド 2002 年に開始されたゴカック5年プロジェクトの 3 年目を終了し、寺子屋運営に 関する研修を本格的に開始した。ゴカック事業で 16 軒の寺子屋が完成した。2 年 後の自立に向けて研修活動を本格的に開始した。 ④ネパール 治安悪化により職員のネパール視察は1回のみであったが、2002 年に開始された ルンビニ3年プロジェクトでは 6 軒の寺子屋が完成し、事業は順調に進行した。 現地職員により無事終了した。フォローアップと新展開については治安状況を勘 案して実施する。 ⑤バングラデシュ ダッカ・アサニア・ミッションへの5年支援が無事終了した。ソピレット支援も 次年度で最終年を迎える。 ⑥ パキスタン アフガン難民の数は減少したが、引き続き I11 区での難民教育支援事業を継続 した。 (2)ユネスコ・世界寺子屋運動 募金活動 趣 旨 ユネスコ協会が行う市民参加の地域活動を支援した。 内 容 「書きそんじハガキ・キャンペーン2005」を実施し、キャンペーンのた めのツールを配布した。 ㈱電通グループ4社、ソニー㈱によるユネスコ・世界寺子屋運動の広 3 報・支援活動をインド、ベトナムおよび国内各地で実施した。 (3)ユネスコ・世界寺子屋運動 広報資料の配布 内 容 『TERAKOYA リポート2004』日本語版と英語版をユネスコ協会、募金者、 関係機関に配布し、更なる支援を得られるよう努力した。 (4)NFUAJコーアクション活動 趣 旨 コーアクション(CoAction)とは、貧困、飢餓、教育が受けられないな どさまざまな課題を抱える発展途上諸国の人びとと日本人が「共に協力 して」解決するために身近にできることから「行動する」ことを指す。 日ユ協連は1962年から実施している。 内 容 「一杯のスプーン」ではネパールの世界遺産ルンビニの周辺に住む貧し い住民に対して無料診療を行う診療所に対し、医療品と栄養食品の支援 を行った。 「被災地への緊急援助」として新潟県中越大震災被害への義捐金を新潟 県災害対策本部が設置した義捐金窓口を通じて支援した。 「被災地への緊急援助」としてスマトラ沖地震・津波被災地にスリラン カ南部ユネスコクラブ連盟を通じて食料と衣料品の購入資金を支援した。 2.世界遺産活動事業 (1)世界遺産を通した教育活動の実施 趣 旨 人類共通の宝物を守り、次世代に引き継ぐ事の大切さを伝えた。 内 容 ユネスコ協会及び小中高等学校からの依頼に応じ、世界遺産についての 講演を行った。 (2)世界遺産の啓発活動 趣 旨 世界遺産条約の理念、意義について広く広報した。 内 容 「世界遺産年報2005No.10」を(財)日本宝くじ協会の助成により発 行し、国公立図書館、大学付属図書館、教育委員会等に寄贈した。ま た、一般書店での販売も行った。 世界遺産のパネルやビデオの貸出し、パンフレットやポスターの配布 を行った。 (3)地域の文化財や自然保護啓発活動 趣 旨 世界遺産だけでなく自分たちの身近な有形・無形の自然や文化に目を向 け、大切にすることを訴えるために、児童・生徒を対象とした啓発活動 を行った。 内 容 「第7回絵で伝えよう!わたしの町のたからもの」絵画展をユネスコ協 会と共に開催し、「わたしの町のたからもの」をテーマに小・中学生か ら絵画を募集し展示会を行った。また、あいおい損害保険株式会社の 協力により、グランプリ賞を選考し表彰式を実施した。 参加数 47協会、作品数約14,000件 4 (4)発展途上国の世界遺産の支援・協力活動 趣 旨 海外の世界遺産登録地保護・修復に対して支援協力を行った。 内 容 日ユ協連独自の海外プロジェクト支援の事前調査と支援実施。 2003年∼ バーミヤン文化教育センター設立(アフガニ スタン) ルンビニ小冊子制作支援(ネパール) 2004年∼ 屋久島の自然遺産保全活動 (5)関連事業への後援・協賛・協力など普及・啓発事業 趣 旨 世界遺産保全の啓発や普及に役立つ他団体の事業への後援、協賛、協力 を行った。 内 容 展示会、図書出版への協力。テレビ番組TBS{世界遺産}、NHK 「世界遺産100」の制作に必要な情報、便宜供与の提供等。 3.青少年育成活動事業 (1)第50回全国高校ユネスコ研究大会 内 容 全国から参集した高校生が、水俣病の経験から生じた課題解決に努力し た水俣市の歴史的経緯と研究成果、その後の環境モデル都市としての取 り組み等を体験的に学習した。50回大会を記念した基調対談「不知火海 への回帰」では、かけがえのない[いのち」への認識を新たにし、それ ぞれが自分の生き方を考える貴重な機会を得ることができた。最後に環 境破壊、地球の現実を見つめ新たな一歩を踏み出すための誓いとして 「第50回全国高校ユネスコ研究大会 水俣宣言」を発表した。 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟、全国高等学校ユネスコ活動指導者協議会 熊本ユネスコ協会 後 援 文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、熊本県、熊本県教育委員会、水俣 市、水俣市教育委員会、全国高等学校長協会、日本私立中学高等学校連 合会ほか 期 日 2004年8月8日(日)∼8月11日(水) 開催地 熊本県水俣市文化会館、芦北町あしきた青少年の家、水俣市立水俣病資 料館他 内 容 基調対談、分科会、フィールドワーク、全体会ほか 参加人員 250人(韓国参加者36人を含む) (2)第36回ユネスコ子どもキャンプ 内 容 雄大な自然の中で、全国の友だちとのびのびと遊びながら、集団生活を 通じて自主自立の精神、自然愛護の精神、国際感覚を培い、国際理解と 協力の態度を育成した。 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟、茨城県ユネスコ連絡協議会 後 援 文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、茨城県、茨城県教育委員会 大洗町、大洗町教育委員会ほか 期 日 2004年7月30日(金)∼8月2日(月) 開催地 茨城県立児童センターこどもの城 5 対 象 小学4年生∼中学3年生 参加人員 173人 (3)三菱IMPRESSION-GALLERYアジア子供アートフェスティバルの共催 趣 旨 1990年の国際識字年を記念して、三菱グループの全面的な協力により開 始された事業の7回目。アジアの子供たちが描く絵日記を通し、相互の 文化や生活に触れ、理解を深めることを目的とする。「わたしの生活」 を共通テーマに、アジアの24の国と地域から作品を募集し、グランプリ 他各賞を選考・決定した。 主 催 三菱広報委員会、アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟、 (社)日本ユ ネスコ協会連盟 後 援 ユネスコ (4)ユネスコ・ユースセミナー 内 容 全国のユネスコ活動に携わる青年が集まり、ユネスコについての基本的 学習をワークショップ、リレー講演等を通して深め、ユネスコ活動手作 りマニュアル(「虎の巻」)を各参加者が作成した。 期 日 2005年2月11日(金)∼13日(日) 開催地 神奈川県愛川ふれあいの村 参加人員 70人(28ユネスコ協会・青年部、3大学ユネスコクラブ、) (5)露木青少年活動振興基金事業 2003年度は今後の実施を検討し、募集を行わなかった。 (6)2004ユネスコ東アジア子ども芸術祭イン スオン(韓国) 韓国・スオンにおいて松浦事務局長列席のもと、東アジアの4か国2地 域から10歳から15歳の青少年約600名が参加して第3回が開催された。 日本からは徳島のえびす連阿波踊りが参加した。 (7)ユネスコ青年交流信託基金委託事業 趣 旨 世界の青年層が異文化交流することにより相互理解と平和の実現をめざ す。ユネスコ・パリ本部との直接契約による委託事業として青年交流事 業を実施した。 内 容 インド世界寺子屋運動実施地へのスタディーツアーを実施。全国からユ 協が推薦する34名の応募があり、作文と面接を経て選ばれた、ユネスコ 活動に意欲を燃やす高校生・大学生・青年18名が参加した。なお、11月 1314日には事前勉強会が恵比寿事務局で、2月11日13日に事後勉強会 がユースセミナー最終日に組み入れて実施された。 期 日 2004年12月25日∼2005年1月8日 (8)生徒・児童がつくるユネスコ・世界寺子屋運動リーフレット制作 趣 旨 小・中・高等学校の児童・生徒及び教員を対象として、世界寺子屋運動 を通した、国際理解教育の一環として実施する。 内 容 コンピューターを用いて総合的な学習の時間などを通じ、「生徒・児童 がつくるユネスコ・世界寺子屋運動リーフレット制作」をDproject (デジタル表現研究会)と共催で実施。 6 参加学校の近隣ユネスコ協会からはゲストティーチャーとして各校を訪 問、ユネスコや世界寺子屋運動の話を聞き、調べ、理解を深めながらリ ーフレットやポスターを授業で制作させる。なお完成した制作物を用い て、自ら学校の仲間や地域に呼びかけ、書きそんじハガキや募金活動を 実施した。2004年度は全国で19校が参加。採用されたリーフレットは全 国の紀伊國屋書店とアドビシステムズ㈱の協力により、ユ協用とは別に 20万枚配布された。 対 象 小・中・高等学校の児童・生徒及び教員 (9) ガリバープレゼンツ・松井秀喜ホームランチャリティー世界遺産スタディ ープログラム 趣 旨 子どもたちにUNESCOや世界遺産についての学習を促すと共に現地訪問を とおしてフランスユネスコクラブ連盟の同世代の子供たちとの交流を深 めた。 内 容 ㈱ガリバーインターナショナルのイメージキャラクターであるニューヨ ーク・ヤンキース松井秀喜選手のシーズンにおけるホームラン数(34 本)×55=1870万円を、同社がチャリティー運営資金として提供。全国 から作文公募を行い、優秀者24名がスタディプログラムに参加した。 主 催 「ガリバープレゼンツ・松井秀喜ホームランチャリティー世界遺産スタ ディープログラム実行委員会」 期 日 2005年3月29日∼4月3日 対 象 日本国内に在住の13歳∼18歳 (10)「QRIO サイエンスプログラム」の実施 趣 旨 ソニー(株)の協力により 青少年に科学への夢と関心を、また科学を通 じて平和を希求する心を育てることを目的として、小・中・高校生を対 象に、QRIOサイエンスプログラムを実施した。 内 容 日本ユネスコ協会連盟サイエンスメッセンジャーに任命した二足歩行ロ ボットQRIOとソニー社員が講師となり、実験を交えて科学技術や科学の 楽しさについての話をする小・中・高校生向け科学技術教室を国内およ び海外で開催した。 期 日 2004年9月23日 仙台 2004年10月26、27日 インド・ニューデリー 2004年10月29、30日 インド・ゴカック 2004年12月12日 高崎 2005年1月26日 ベトナム・ハノイ 2005年1月28日 ベトナム・チーラン (11)大学ユネスコクラブの会合 内 容 全国的に大学ユネスコクラブ間交流は図られていない現状を踏まえ、青 年活動専門委員会が4大学ユネスコクラブに呼びかけ情報交流の機会を 持った。大学生間での情報交流を深めることを確認し、今後のネットワ ーク構築については引き続き協議することとした。 期 日 2004年12月5日(日) 場 所 日本ユネスコ協会連盟事務局会議室 7 (12) ユネスコ協同学校計画(ASP)に関する協議会 内 容 2003年に設立された日本ユネスコ協同学校ネットワークの参画団体が集 まり、協同学校の取り組みと成果発表を行うとともに、ネットワークの 活発な展開と協同学校の実践活動の進め方等について協議した。 主 催 日本ユネスコ協同学校ネットワーク、日本ユネスコ協会連盟、日本ユネ スコ国内委員会、(財)ユネスコ・アジア文化センター 期 日 2005年3月12日(土) 場 所 文部科学省会議室(東京都千代田区) 4.普及広報活動事業 (1)第60回日本ユネスコ運動全国大会 in 松山 内 容 全国の会員が集い、民間ユネスコ運動の発展を考えるために、「今こそ 初心に心の中に平和のとりでを―ユネスコ精神の更なる継承発展」をテ ーマとして、松浦晃一郎ユネスコ事務局長と世界各地で撮影を続ける写 真家白川義員氏の記念講演や、分科会での世界遺産活動、世界寺子屋運 動、青年活動など全国の民間ユネスコ活動の活性のための協議を深めた。 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟 愛媛県ユネスコ連絡協議会 松山ユネス コ協会 後 援 外務省、文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、国際連合広報センター 愛媛県、愛媛県教育委員会、松山市、松山市教育委員会 ほか 期 日 10月16日(土)∼17日(日) 開催地 松山市 愛媛県県民文化会館 内 容 記念講演「地球再発見による人間性回復へ」白川義員氏 分科会 (2)機関誌『ユネスコ』の発行 内容の更なる充実や読みやすさなどを目標とし、ページ数は20pを平均とし、時 期に応じて24pに増やして対応した。送付先・寄贈先約2万件強のデータ管理を 行った。(詳細p1213) (3)「ユネスコ30の質問」の発行 1986年の改訂版出版以来、絶版となっていた「ユネスコ30の質問」の改訂版を作 成し、発行した。民間ユネスコ運動に携わる人、一人ひとりが参考とできるよう、 新たな質問項目を加え、最近のユネスコパリ本部の動きを含め、内容を一新。添 付資料や用語説明を充実し、実費にて配布を行った。 (4)特別企画ユネスコ・シンポジウム 「今、なぜ新渡戸か?∼『武士道』そして五千円札の顔∼」 趣 旨 新渡戸稲造の肖像が 2004 年秋、五千円札から消えるにあたり、ユネス コの前身というべき国際知的協力委員会を創設し、世界平和に貢献した 新渡戸稲造の事績が現代社会にどのような意味を持つのかについて問う シンポジウムを開催し、若い世代に個人のありかた、国際社会への参加 8 のあり方について考える機会を提供した。講師は原田前検事総長、湊東 京女子大学長、草原拓殖大学副学長、畔柳東京三菱銀行頭取、立馬ジャ パンタイムズ顧問、ハウズ・ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授、ホルバー ト・アジア財団駐日代表、司会久野日米協会専務理事 (社)日本ユネスコ協会連盟 NITOBE会、国際交流基金、国連大学、ア ジア財団 後 援 ユネスコ、日本ユネスコ国内委員会、社団法人日米協会、東京 女子大学、拓殖大学、ジャパンタイムズ 期 日 6月19日(土) 開催地 東京渋谷区 国連大学 ウ・タント国際会議場 参加人員 400人 主 催 (5)平和の鐘を鳴らそう 内 容 全国39のユネスコ協会が参加のもと、平和を祈念し、日本国内の寺や教 会などの鐘(音)を鳴らす運動を行った。全国で約6,000人が平和の鐘 を鳴らした。 期 日 2004年7月、8月 (6) ホームページ(http://www.unesco. jp)の更なる情報発信 月平均約25000件のアクセス数があるホームページ内容を更に充実させ、最新情報 を網羅した。2004年度事業の「アフガニスタンバーミヤン文化支援キャンペー ン」に伴うWEBサイトも新たに作成。維持会員のページを増設した。トピックスに は可能な限り最新情報をアップした。 また、現在存在するページの見直しを行い、内容のリニューアルに向けて方針を 検討した。 (7)「ユネスコ情報マガジン」(毎月)の発行 タイムリーな情報をより早くメールにより配信し、上記ホームページとの連動も はかりながら、機関誌の内容とは異なった位置づけで発行を行った。購読者数が 3000人を突破した。 (8) 広報ツールの作成 日本ユネスコ協会連盟の活動を紹介するパンフレットをはじめ、ポスター等を必 要に応じて作成、配布した。また2003年度Dprojectで児童・生徒が作成した世 界寺子屋運動のリーフレットを使用できる形にし、紀伊國屋書店、アドビシステ ムズ㈱の協力を得て22万部配布した。 (9) 企業との共催事業の実施 連盟の活動方針に鑑み、共催事業に相応しいと考えられる企業の社会貢献的事業 などに協力し、更なる展開を図る。とくに、2003年度より共催事業を実施もしく は協力関係構築をはかりつつある㈱電通、ソニー㈱、アドビシステムズ㈱、㈱ガ リバーインターナショナルなどを含め日本の児童・生徒を対象とする事業にも力 を注いだ。 (10)企業などとの協力関係の構築 9 連盟の活動方針に鑑み、企業との新たな協力関係(広報・募金協力)の構築を行 った。 (11)マスコミ対応 日本ユネスコ協会連盟主催事業に関連して適宜プレスリリースを配信した。 (12)修学旅行・訪問学習・教員研修等の受け入れ 2004年度は中部、東北を中心に43団体、441人の受け入れを行い、ワークショッ プやクイズなどを交えながらUNESCO並びに民間ユネスコ活動についての説明を行 った。 (13)日本ユネスコ協会連盟名義後援申請への対応 申請のあった地域ユネスコ協会の事業を後援すると共に他団体、企業からの後援 申請に対しては、その都度日本ユネスコ協会連盟の理念に沿った内容であるかを 審査し、名義後援の可否について対応した。 (14)広報素材の管理と貸出し対応 日本ユネスコ協会連盟の活動に関するビジュアル素材の管理と貸出しを行った。 (15)ユネスコ村子供学習室の企画展示 趣 旨 子どもを中心に広く一般の人びとを対象に、ユネスコ活動の意義と重要 性を普及広報するための、企画展示を行った。 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟 開催地 埼玉・ユネスコ学習室(ユネスコ村大恐竜探検館2階に設置) (16)機関誌交換サービス 趣 旨 地域ユネスコ協会間の情報交流を促進することにより、民間ユネスコ運 動の振興を図る。 期 日 年4回(2月、5月、8月、11月)実施 内 容 指定期日に日本ユネスコ協会連盟事務局に送付される地域ユネスコ協会 発行の機関誌を取りまとめ、機関誌の受け取りを申し込んだユネスコ協 会に発送した。 (17)第2回「私の青空」国際環境絵本コンクール 趣 旨 昨年に引き続き、環境・自然・生物・資源を大切にすることを伝える ため、全日本空輸(ANA)グループとの共催で「私の青空」国際環境絵 本コンクールを実施した。 主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟 全日本空輸株式会社・ANAグループ 5.組織拡充活動事業 (1)ブロック別ユネスコ活動研究会 内 容 下記の内容で全国9ブロック別ユネスコ研究会を実施した。 10 <北海道ブロック> 期 日 9 月 25 日(土)∼26 日(日) 担当協会 北海道ユネスコ連絡協議会 石狩ユネスコ協会 開催地 北海道石狩市 内 「みんなでつなごう平和の心 拡げよう世界へ」を全体テーマとして、 容 児島仁日ユ協連会長の講演「いまこそ、若者やこどもたちに語る努力 を」や、日ユ協連事務局の「アフガニスタン寺子屋現地報告」、「地 域と学校とユネスコ活動」実践報告、4分科会討議、事務局長会議会、 講演「私の出会ったネパールの人達」、全体会の研修・討議を行った。 参加規模 1道ユ連 18 協会 197 名 <東北ブロック> 期 日 10 月 2 日(土)∼3 日(日) 担当協会 東北ブロックユネスコ連絡協議会 宮城県ユネスコ連絡協議会、白石 ユネスコ協会 開催地 宮城県白石市 内 容 大会テーマを「共に生きるくにづくりー地域からの提言―」として、 記念講演「非戦―清衡のこころー」講師千田中尊寺貫首、4分 科会、 寺子屋運動報告などの研修・討議を行った。 参加規模 6 県 30 協会 676 名(一般市民を含む) <関東ブロック> 期 日 10 月 30 日(土)∼31日(日) 担当協会 関東ブロック・ユネスコ連絡協議会、東京都ユネスコ連絡協議会 開催地 東京都江戸東京博物館 内 容 「ユネスコ活動:日本から世界へー地域社会からの発信」をテーマと し、特に科学の分野に焦点をあて黒田玲子講師の基調講演「科学を育 む」、パネルディスカッション「住みやすい地球と世界平和を目指し て科学の役割は何かー民間ユネスコ活動へ科学をどう取り入れるか ー」、3分科会、インドスタディーツアー報告などの研究・討議を行 った。 参加規模 1 都 5 県 46 協会 376 名 <中部東ブロック> 期 日 9月4日(土)∼5日(日) 11 担当協会 中部東ブロックユネスコ連絡協議会、山梨県ユスコ連絡協議会 忍野 ユネスコ協会 開催地 山梨静岡県富士吉田市上吉田 内容 基調講演「変わりゆく富士山の自然環境を考える」、3分科会、パネ ルディスカッション、日ユ協連事務局プレゼンテーションなどの研 修・討議を行った。 参加規模 4県 19 協会 206 名 <中部西ブロック> 期 日 6 月 26 日(土)∼27 日(日) 担当協会 名古屋ユネスコ協会 開催地 愛知県名古屋市 内容 「未来は若者たちから」をスローガンにすえ、大人会員のサポートを うけながら青年会員が中心となりプログラム構築を行った。世界寺子 屋運動、世界遺産活動、総合的な学習の3つのテーマでグループディ スカッションを実施した。 参加規模 6 県 18 協会 106 名 <近畿ブロック> 期 日 11 月 20 日(土)∼21 日(日) 担当協会 奈良県ユネスコ連絡協議会 奈良ユネスコ協会 開催地 奈良県奈良市 内 容 「継承と創造−いまユネスコがめざすもの−」をテーマに、文化庁長 官の河合隼雄氏による基調講演「無形文化遺産について」や3つの分科 会を通して研修討議を行った。 参加規模 2 府 4 県 27 協会 240 名 <中国ブロック> 期 日 11 月 6 日(土)∼7 日(日) 担当協会 津山ユネスコ協会 岡山県ユネスコ連絡協議会 中国ブロックユネス コ連絡協議会 開催地 岡山県津山市 内 容 「よりすばらしい地球の未来に向けて 今、私たちが取り組まなけれ ばならないこと」をテーマに記念講演「環境と農業」(講師・目瀬守 男氏、美作大学学長)と「国際理解と交流」など 4 つの分科会を通し 12 て研修討議を行った。 参加規模 4 県 12 協会 80 名 <四国ブロック> 期 日 12 月 11 日(土)∼12 日(日) 担当協会 徳島ユネスコ協会、四国ブロック・ユネスコ協議会 開催地 徳島県徳島市 内 容 基調講演「もっと知りたい!世界遺産って何?」 (評議員・工藤父 母道氏) 「東アジアこども芸術祭」に参加した阿波踊り・ゑびす連の報告と実演 の後、各ユ協がどのように世界遺産活動に取り組んでいるかを発表し、 全体で研修討議を行った。 参加規模 3 県9協会 140 名 <九州ブロック> 期 日 12 月 4 日(土)∼5日(日) 担当協会 鹿児島ユネスコ協会 開催地 鹿児島県鹿児島市 内 容 講演「『新しい戦争』と平和構築の課題」(東京大学教授 藤原帰一 氏)、シンポジウム「世界自然遺産の現状と対策:屋久島と白神山地 について」、九州内ユネスコ協会の現状・課題報告、意見交換、日ユ 協連事務局プレゼンテーションなどの討議・研修を行った。 参加規模 7 県 14 協会 112 名 (2)ユネスコ地域草の根活動振興助成金 趣 旨 ユネスコの運動が地域社会に広く知られ、親近感を持って認知される 事は、全国各地のユネスコ活動の活性化につながるとの立場から、地域 諸団体及びユネスコ協会が行うさまざまな活動に対して助成を行った。 助成件数 56件 助成総額 ¥6,252,100主 催 (社)日本ユネスコ協会連盟 期 日 2004年4月1日∼2005年3月31日 (3)指導者の派遣 内 容 各地のユネスコ活動振興のため、講師・指導者の派遣・斡旋を行った。 (4)ユネスコ活動への助成 内 容 各地のユネスコ協会活動への支援として、新設ユネスコ協会加盟促進、 加盟時のユネスコ旗贈呈を行った。 (5)後援協賛業務 趣 旨 関連団体等を対象に、各種事業の後援、協賛を行った 13 6.国際交流活動事業 (1)世界連盟(WFUCA)の振興 内 容 ユネスコパリ本部が中心となって「(世界連盟再生のための)アド・ホ ック・コミティー」が服部英二日ユ協連評議員が座長となって2003年に構成され、 その委員に野口昇理事長が就任した。アド・ホック・コミティーの小委員会であ る世界連盟規約改正案ドラフティング・コミティーに日ユ協連野口昇理事長代理 を日ユ協連事務局から3回(6月、9月、12月)派遣した。 (2)アジア連盟(AFUCA)の振興 内 容 ①第 15 回アジア連盟執行委員会が中国ユネスコ協会連盟主催のもとで 開催され、日ユ協連から野口昇理事長・職員の 2 名を派遣した。同執 行委員会にはアジア連盟執行委員国8カ国が参加し、2005 年までの 新執行委員、事業計画・予算などを決定した。アジア連盟新会長には 陶西平中国ユネスコ協会連盟会長が就任し、インド、タイが副会長国 に、事務局長に日本ユネスコ協会連盟野口昇理事長、監事にベトナム 連盟が就任した。名誉会長として過去4年間会長を務めた韓国の金蘭 洙氏が就任した。 期 日 5 月3日∼6日 開催地 北京市民族飯店 ②アジア連盟事務局長国として、アジア連盟執行委員会開催などを掲載 したアジア連盟機関紙を発行した。 7.ユネスコ共催事業 途上国大学・ユネスコ講座事業 趣 旨 ユネスコが日本の企業に協力依頼して発展途上国の大学に講座 を開設し、途上国の学生の技術研究の向上に寄与する事業。 内 容 三菱重工業㈱、ユネスコ、日ユ協連間で締結された合意書に基 づきベトナム、ハノイ大学のユネスコ講座に支援した。 (II) 特別会計事業 ユネスコ芸術賞基金の管理・運営・事業実施 趣 旨 ユネスコ芸術賞は「ビジュアル・アート部門、パーフォーマン ス・アート部門、ニューテクノロジー部門」の3部門を対象に 世界の若い芸術家を育成することを目的とした支援した。 14 〔収益会計事業〕 ①機関誌「ユネスコ」の発行 発行形態 奇数月1日、年間6回発行 購読料 年間800円(消費税・発送料込み) 形 態 原則A4判、20ページ 2005年1月号のみ24ページ 内 容 機関誌の表紙には活動のひとつの柱である「世界寺子 屋運動」の現場写真を活用し、識字がもたらす影響について焦 点をあてた。毎号、世界遺産ノートでは「アフガニスタンバー ミヤン文化支援キャンペーン」に伴う情報を掲載し、新たにア フガンだよりとして「アフガンからサラーム!」の連載も開始 した。 ②ユネスコバッジ・旗等の作成・頒布 内 容 ユネスコ普及のためのユネスコカード・バッジ・旗・ 物品・出版物等の 頒布を行った。 ○ ユネスコバッジ 会員バッジ(中型)(タック) 単価 700円 子供バッジ(丸型)(ピン) 女性会員バッジ 250円 (ピン) 3,500円 ○ ユネスコの歌のテープ(楽譜付) 1,050円 ○ ユネスコ旗 ユネスコ・マークと協会名入り 大 (2.1mx1.4m) 36,000円 中 (1.8mx1.2m) 33,000円 小 (1.35mx0.9m) 24,000円 旅行旗(0.9mx0.6m) 12,000円 ○ フォトフレーム(クリスタル製) 大 4,660円 小 2,790円 ○ 賞状用紙 315円 ○ 画集「平山郁夫が描く世界遺産」(仏語版 日本語解説付) (定価10,000円) ○ 図書「暴力の文化から平和の文化へ」 会員価格5,000円 (平和の文化をきずく会 編) 「脱暴力宣言」(平和の文化をきずく会 編) 「辺境の旅から」(金子民雄著) 15 735円 735円 2,100円 「新しい開発教育のすすめ方」 (開発教育推進セミナー編) 2,520円 「ユネスコで世界を読む・改訂新版」 (日ユ協連 編) 2,520円 「ユネスコ50年の歩みと展望」(野口昇著) 2,300円 「アジアのこころ」 (絵・文 葉祥明) 1,680円 「こどもの権利を買わないで」 (絵 森野さかな・文 大久保真紀) 1,680円 「平和の哲学」(俵木浩太郎著) 2,730円 「ユネスコ事務局長奮闘記」(松浦晃一郎著) 1,890円 「ユネスコ世界遺産年報2005」 1,050円 ○ 世界遺産ポストカード シリーズ1 (8枚セット) 1,200円 シリーズ2 (8枚セット) 1,200円 シリーズ3 (8枚セット) 1,200円 シリーズ4 (8枚セット) 1,200円 ○ ポストカード 平山郁夫が描く日本の世界遺産(6枚セット) 500円 平山郁夫「シルクロード平和の旅」(6枚セット)500円 東山魁夷「四季の小曲」(10枚セット) 700円 ○ ハンカチ 500円 ○ アクリル募金 2,800円 ○ ボールペン 200円 ○ ユネスコ・世界寺子屋運動新ビデオ (8巻) 7,800円 [備考] 価格は2005年3月現在。送料は実費。消費税込。 以上 16 Ⅱ.組 織 1.理事(20) 会 長 副 会 長 理 事 長 児島 仁(日本電信電話㈱特別顧問) 非常勤 <維持> 平山 郁夫(ユネスコ親善大使、東京芸術大学学長) 非常勤 <会委> 村田 昌志(萩ユネスコ協会会長) 非常勤 <構成> 鈴木 幹夫(元日本放送協会理事) 非常勤 <個人> 野口 非常勤 <個人> 秋田 実 (三菱商事(株)社会・環境室長) 非常勤 <維持> 神野 善司(札幌ユネスコ協会顧問) 非常勤 <構成> 田代美代子((有)シャンテ・モコ代表取締役、歌手) 非常勤 <個人> 田中 弘允(鹿児島ユネスコ協会会長) 非常勤 <構成> 清(太田ユネスコ協会顧問) 非常勤 <構成> 東嶋 末起(盛岡ユネスコ協会会長) 非常勤 <構成> 中西 釦治((財)ユネスコ・アジア文化センター理事長) 非常勤 <会委> 西村 幸夫(東京大学教授) 非常勤 <個人> 林 美紀子(杉並ユネスコ協会会長) 非常勤 <構成> 平井 花画(岐阜県ユネスコ協会会長) 非常勤 <構成> 松田 昌士(東日本旅客鉄道(株)取締役会長) 非常勤 <会委> 的場 道子(伊丹ユネスコ協会会長) 非常勤 <構成> 望月 浩明(全国高校ユネスコ活動指導者協議会理事長) 非常勤 <賛助> 森井 曠雄(鎌倉ユネスコ協会理事長) 非常勤 <構成> 森田 俊夫(北条ユネスコ協会会長) 非常勤 <構成> 昇(文京学院大学副学長・教授) <元文部省大臣官房付> 理 事 <元鹿児島大学学長> 長南 (注1)<構成>:構成団体会員代表、<賛助>:賛助団体会員代表、<個人>:個人会員代表、 <維持>:維持会員代表、<会委>:会長委嘱 (注2)役職下段に記載の<>内は、最終官職名 (注3)2005年3月31日現在 17 2.監事(3) 畝本 昌介(市川市ユネスコ協会会長) 非常勤 大瀧 太市(前朝日実業株式会社社長) 非常勤 澤井 昭之(前小平ユネスコ協会会長) 非常勤 <元特命全権大使> (注)役職下段に記載の<>内は、最終官職名 3.顧問(16) 阿部 純也 衞藤 瀋吉 恩村 恭平 糟谷 勝一 曽我 貞子 堤 常森 義男 鶴見 和子 中村 秀子 丹羽 三郎 平賀 福原 義春 松浦晃一郎 村井 清二 濱中昭一郎 孝 了 E.H.Rose 4.評議員数 会員種別 2004年度末 定員 構成団体会員 90 90以内 賛助団体会員 6 10以内 (但し会員総数:24の「3分の1以内」のため実数は8以内) 個人会員 37 40以内 維持会員 13 30以内 計 146 150以内 5.会員数 会員種別 2003年度末 構成団体会員 300 賛助団体会員 減 増 2004年度末 14 5 291 24 2 1 23 個 人 会 員 350 20 21 351 維 持 会 員 350 22 6 334 1,024 51 28 999 計 18 6.会員の異動 ①構成団体会員 <入会>(5) たまりばユネスコ倶楽部 2004年5月29日第430回理事会承認 新居浜ユネスコ協会 2004年9月11日第431回理事会承認 埼玉県ユネスコ連絡協議会、出雲地区ユネスコ協会、石見地区ユネスコ協会 2005年1月22日第433回理事会承認 <退会>(14) 北海道青年ユネスコクラブ、葛巻ユネスコ協会、西宮ユネスコ協会青年部 2004年5月8日第429回理事会承認 盛岡ユネスコ協会青年部、金ヶ崎ユネスコ協会、松尾村ユネスコ協会、軽米ユネスコ協会 福島ユネスコ協会青年部、仙台ユネスコ協会青年部、氷上ユネスコ協会 富士通テンユネスコ友の会、日和佐ユネスコ協会、北条青年ユネスコ、延岡ユネスコ協会青年部 2005年1月22日第433回理事会承認 ②個人会員 <入会>(21) 中川寿賀子、 山口雄子、広長文子、新妻威男、富田友子 2004年5月8日第429回理事会承認 中里良二 2004年5月29日第430回理事会承認 荒川研、上杉貞夫、草原克豪、畔柳信雄、小島瑞子、清水可子、高崎昇一、田賀秀一、 立馬歳郎、西間木正孝、原田明夫、湊晶子 (終身個人会員) 林美紀子 引地功侃、引地瑠美子 2004年9月11日第431回理事会承認 2004年11月27日第432回理事会承認 <退会>(10) 野本彰子、仲田達男、林清三、落合憲光、古本英之 2004年5月8日第429回理事会承認 高野雅巳、宮内淳 2004年9月11日第431回理事会承認 馬渡瑛子 2004年11月27日第432回理事会承認 米谷斉、大隈繁男 2005年3月5日第434回理事会承認 <物故>(10) 松原博臣、北村甫、石川幸夫、池田 栗野鳳 杉山甲子雄、安田功子 海老原邦子 荒井佐悆子 原亨二 威人 2004年5月8日第429回理事会確認 2004年5月29日第430回理事会確認 2004年9月11日第431回理事会確認 2004年11月27日第432回理事会確認 2005年1月22日第433回理事会確認 2005年3月5日第434回理事会確認 ③維持会員 <入会>(6会員・7口) ㈱ガリバーインタナショナル、㈱ドリームズ・カム・トゥルー 2004年5月8日第429回理事会承認 カバヤ食品㈱、㈱理想ベック 2004年9月11日第431回理事会承認 ㈱ブルーヒルズ 2004年11月27日第432回理事会承認 ㈱エス・エー・ピー 2005年3月5日第434回理事会承認 19 <退会>(22会員・34口) 日本バルカー工業㈱、全国税理士共栄会、イオン㈱、大阪朝日生命ビル管理㈱ 2004年5月8日第429回理事会承認 ㈱ニコン、双葉工芸印刷㈱、松尾建設㈱、イーピーディーシー海外炭㈱ 2004年5月29日第430回理事会承認 アラ商事㈱、㈱内田洋行、㈱松坂屋 2004年9月11日第431回理事会承認 ㈱日比谷ビルディング、㈱常陽銀行 2004年11月27日第432回理事会承認 セコム㈱、西鉄旅行㈱、丸の内センタービルディング㈱、㈱データキーピングサービス、 朝日生命ビジネスサービス㈱、㈱ジェイ・ティー・ビー、㈱ギャガ・コミュニケーションズ、㈱静岡銀行、 ㈱きんでん 2005 年 3 月 5 日第 434 回理事会承認 ④賛助団体会員 <入会>(1) 社団法人日本写真文化協会 2004年9月11日第431回理事会承認 <退会>(2) 特定非営利活動法人アイセック・ジャパン、日本工芸協議会 2004年5月8日第429回理事会承認 7.地域的なユネスコ活動の領域を代表する、日ユ協連関係日本ユネスコ国内委員(11) 2004年度(2005年3月31日現在) 北海道 橋本 淳孝(北海道ユネスコ連絡協議会副会長) 東北 三田地宣子(岩手県ユネスコ協会連盟副会長) 関東 長門 芳子(宇都宮ユネスコ協会会長) 中部東 岡宮 照行(長野県ユネスコ連絡協議会会長) 中部西 安達 節子(名古屋ユネスコ協会理事長) 近畿 宮辺 鈴子(奈良ユネスコ協会事務局長) 中国 脇 四国 小笠原紀子(松山ユネスコ協会副会長) 九州 江打 正敏(佐賀ユネスコ協会副会長) 全国的連合組織 野口 〃 正典(防府ユネスコ協会会長) 昇(日本ユネスコ協会連盟理事長) 西村 幸夫 (日本ユネスコ協会連盟理事) 20 Ⅲ.会 議 1.総会 第55回通常総会 日 時 2004年5月29日(土)14:30∼16:10 場 所 大手町サンスカイルーム A会議室 議 長 会長 児島 仁 出席者 構成団体会員 66名 賛助団体会員 3名 個 人 会 員 45名 維 持 会 員 8名 委 任 状 410通 議 題 1.議事録署名人の選任、及び維持会員代表理事の選任報告 2.2003年度事業報告書案及び決算案について 3.2004年度事業計画書案及び予算書案について 4.その他 2.評議員会 第3回評議員会 日 時 2004年5月8日(土)13:15∼15:40 場 所 東京都・大手町サンスカイルーム(A会議室) 議 長 会長 児島 仁 出席者 構成団体会員 57名 賛助団体会員 2名 個 人 会 員 17名 維 持 会 員 3名 委 任 状 37通 議 題 1.前回議事要録の承認 2.新規加盟構成団体会員の紹介 3.2003年度事業報告・決算案 4.2004年度事業計画、予算案 5.最近の事業等取り組み状況について ・アフガニスタン出張報告 ・書きそんじハガキ・キャンペーン 第4回評議員会 日 時 2004年9月11日(土)13:15∼15:30 場 所 東京都・大手町サンスカイルーム(A会議室) 議 長 会長 児島 仁 出席者 構成団体会員 48名 賛助団体会員 4名 個 人 会 員 16名 維 持 会 員 2名 委 任 状 44通 議 題 1.前回議事要録の承認 2.2004年度前半期の事業実施報告及び後半期の主要事業について 21 3.2005年度事業計画(案)について ・「日本ユネスコの日」の制定について ・「平和の鐘(かね・おと)を鳴らそう!」キャンペーンについて ・「国連持続可能な開発のための教育の 10 年」について ・ ユネスコ・世界寺子屋運動について 4.その他 第5回評議員会 日 時 2005年1月22日(土)13:15∼15:40 場 所 東京都・大手町サンスカイルーム(A会議室) 議 長 会長 児島 仁 出席者 構成団体会員 53名 賛助団体会員 3名 個 人 会 員 16名 維 持 会 員 4名 委 任 状 38通 議 題 1.前回議事要録の承認 2.新入会員紹介 3.2005年度事業計画案について ・世界連盟について ・子どもキャンプについて ・「わたしの町のたからもの」絵画展について ・「ユネスコの日」について ・スマトラ島沖地震被災地への支援活動について 4.その他 5.特別講演 「ユネスコ世界自然遺産登録までのプロセスと 保護のあり方について」 環境省自然環境局自然環境計画課 奥田直久課長補佐 3.理事会 第429回理事会 日 時 2004年5月8日(土)15:45∼17:00 場 所 東京都・大手町サンスカイルーム(B会議室) 出席者 14名 委任状 4通 議 題 Ⅰ.前回議事要録の承認 Ⅱ.協議事項 追加議案1.青年活動専門委員会委員の補充について 追加議案2.構成団体会員の休会に関する内規について 1.議事録署名人の選出について 2.会員の入退会について 3.2003年度事業報告・決算案 4.2004年度事業計画・予算案 5.その他 (1)維持会員代表理事の辞任と新理事の選任について 22 (2)2006年度全国大会開催地について Ⅲ.報告事項 1.後援・共催事業について 第430回理事会 日 時 2004年5月29日(土)13:15∼14:00 場 所 東京都・大手町サンスカイルーム(B会議室) 出席者 14名 委任状 3通 議 題 Ⅰ.協議事項 1.会員の入退会について 2.2003年度事業報告書案及び決算案について 3.2004年度事業計画書案及び予算案について 4.スペシャルアドバイザーの内規について Ⅱ.報告事項 1.後援・共催事業について 2.その他 第431回理事会 日 時 2004年9月11日(土)15:45∼17:00 場 所 東京都・大手町サンスカイルーム(B会議室) 出席者 15名 委任状 3通 議 題 Ⅰ.前回議事要録の承認 Ⅱ.協議事項 1.議事録署名人の選任について 2.会員の入退会について 3.「バーミヤン文化支援」中間報告と今後の見通し 4.2005年度事業計画(案)について Ⅲ.報告事項 1.2004年度8月末収支概況報告 2.後援・共催事業について 第432回理事会 日 時 2004年11月27日(土)13:15∼15:00 場 所 東京都・大手町サンスカイルーム(B会議室) 出席者 15名 委任状 4通 議 題 Ⅰ.協議事項 1.会員の入退会について 2.2005年度事業計画骨子(案)について ― 前回評議委員会を踏まえて ― Ⅱ.報告事項 1.「バーミヤン教育・文化支援プロジェクト」の現状と 今後の見通し 2.後援・共催事業について 3.その他 第433回理事会 日 時 2005年1月22日(土)16:45∼17:30 場 所 東京都・大手町サンスカイルーム(B会議室) 23 出席者 17名 委任状 0通 議 題 Ⅰ.前回議事要録の承認 Ⅱ.協議事項 1.会員の入退会について 2.2005年度事業計画案について 3.その他 Ⅲ.報告事項 1.後援・共催事業について 第434回理事会 日 時 2005年3月5日(土)13:15∼15:00 場 所 東京都・大手町サンスカイルーム(B会議室) 出席者 16名 委任状 2通 議 題 Ⅰ.前回議事要録の承認 Ⅱ.協議事項 1.議事録書名人の選任について 理事の委嘱について 2.会員の入退会について 3.2005年度事業計画案について 4.2004年度決算案・2005年度予算案について 5.役員・評議員改選と「評議員予備推薦管理委員会」委員の 委嘱について 6.その他 Ⅲ.報告事項 1.後援・共催事業について 2.2004年度第3四半期事業実施報告について 3.その他 4.専門委員会 ① 世界寺子屋運動専門委員会 委嘱事項 1.世界寺子屋運動プロジェクトや事業の実施、展開への助言 2.世界寺子屋運動の国内展開の方策への助言 3.世界寺子屋運動を世界に発信する方策への助言 委員長 委員 千葉 柴尾 笹井 田代 平井 松代 行松 柳 羽太 杲弘(日ユ協連評議員、国際基督教大学客員教授) 智子(ユネスコ・アジア文化センター・国際協力課長) 宏益(国立教育政策研究所生涯学習政策研究部・総括研究官) 美代子(日ユ協連理事) 花画(日ユ協連理事、岐阜県ユネスコ協会会長) 隆子(株式会社電通・社会貢献部部長) 泰弘、(文部科学省・大臣官房国際課・国際協力政策室長) 孝(行松室長転出につき交代) 宣博(日ユ協連評議員、日本放送協会 報道局制作セン ター) 24 林川 眞紀(国際協力機構 国際協力総合研修所 嘱託) 横関 祐美子(国際協力機構 国際協力総合研修所 国際教職専門員) 開催期日 下記日程で委員会を開催した。 ① 2004年5月7日 ② 2004年12月7日 ② 青年活動専門委員会 委嘱事項1.将来を見据えた青年対策の検討・課題 2.各地ユネスコ協会の長年課題になっている青年層の取りこみについ て提言を行う。 3.従来行ってきた全国規模の青少年対策事業の基本的な骨子の立案 委員長 委員 田川 清(日ユ協連評議員、個人会員、 名古屋ユネスコ協会会長) 林 美紀子(日ユ協連理事、杉並ユネスコ協会会長) 有田 知永(日ユ協連個人会員、山口県青年ユネスコ連絡協議 会事務局長) 有光 慶眞(松山ユネスコ協会理事) 小林 亮(日ユ協連個人会員) 佐藤 ユミ(白石ユネスコ協会青年部) 新保 智子(ユネスコ砺波青年部) 田島 重雄(日ユ協連評議員、個人会員) 手島 廣三(日ユ協連個人会員) 望月 浩明(日ユ協連理事、全高ユ指協理事) 米津 孝成(気仙沼ユ協青年部、岡山ユネスコ協会) 開催期日 下記日程で委員会を開催した。 ①2004年6月20日 ②2004年7月19日 ③2005年2月6日 ③ 組織・活動専門委員会 委嘱事項1.日ユ協連の組織対策・整備 ①構成団体会員入退会等検討 ②日ユ協連組織・運営のガイドライン検討 2.全国的組織運動への提言・日ユ協連事業の再検討 委員長 村田 昌志(日ユ協連副会長、萩ユネスコ協会会長) 副委員長 加藤 玲子(日ユ協連評議員、目黒ユネスコ協会会長) 委員 尾花 珠樹(日ユ協連評議員、個人会員、 鎌倉ユネスコ協会理事) 田川 清(日ユ協連評議員、個人会員 名古屋ユネスコ協会会長) 田中 弘允(日ユ協連理事、鹿児島ユネスコ協会会長) 25 二瓶 和敏(日ユ協連評議員、個人会員) 和田 耕十郎(日ユ協連評議員、青森県ユネスコ協会 理事長) 開催期日 下記日程で委員会を開催した。 ① 2004年5月8日 (第1回) ② 2004年9月11日 (第2回) ③ 2004年11月27日 (第3回) ④ 2005年1月22日 (第4回) ⑤ 2005年2月22日(第5回) ④世界遺産専門委員会 委嘱事項1.世界遺産に関する最新情報の提供と分析 2.日ユ協連の行う国内外の世界遺産関連活動に対する助言と協力 3.日ユ協連発行の『ユネスコ世界遺産年報』の企画編集への助言・協 力 4.世界遺産に関わる外部からの企画協力等に対する助言と協力 5.その他 委員長 西村 幸夫(日ユ協連理事、東京大学大学院工学研究科・工学 部都市工学科教授) 委員 稲葉 信子(東京文化財研究所国際文化財保存修復協力センタ ー企画情報研究室長) 奥田 直久(環境省自然環境局自然環境計画課長補佐) 城戸 一夫(日ユ協連評議員、工学院大学付属中学・高等学 校長) 工藤父母道(日ユ協連評議員、プロジェクト“ワールド・ヘリ ティッジ”総括) 矢野 和之(文化財保存計画協会代表理事) 開催期日 下記日程で委員会を開催した。 2004年7月14日 26
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