短期志向を強める世界において 長期的に確信の持てる銘柄に着目 アクティブ・ファンダメンタル・エクイティ|グロース株式運用チーム|インべストメント・インサイト| 2016 年 本稿では学術研究の結果をグローバル株式に 適用することにより、グローバル株式につい 筆者 ても、アクティブ・シェアの高いポートフォリオが KRISTIAN HEUGH マネージング・ディレクター グロース株式運用チーム所属 アウトパフォームしてきたことを示します。そして 顧客のポートフォリオ構築に際しては、長期保有 の考え方の下に、ボトムアップ・ベースで強固 MARC FOX エグゼクティブ・ディレクター グロース株式運用チーム所属 な確信を抱くことのできる銘柄に焦点を当てる ことの重要性について、論じていきます。 確信度をどのように測定するか 個々 組 入 銘柄 強 確信 抱 鍵 言 対 体現 。何故 、強 確信 抱 投資 、資金 集中的 投資 、強 確信 抱 。加 、短期的 雑音 惑 柄 切 捨 減 有効 、 開発 割安 銘 。確信度 計測 ・ 。 、銘柄選択 結果 、学者 、運用者 、長期的 ・ 乖離 計量 概念 。 重要ポイント アクティブ・シェア 銘柄選択 vs ファクター・タイミング 市場は目先の展開に焦点 長期的な見解を持つことの利点 インべストメント・インサイト アクティブ・シェアとは何か ・ ・ 的 見 、 氏 氏 開発 銘柄選択 指標 、 乖離 持 計算 、 1。 ・ 提案 。 ・ 動 1980 年 両氏 2003 年( ・ 分析 3。 分析 判明 一因 、 増加 、 対照的 、 ・ アクティブ・シェアの高いグローバル株式 ポートフォリオはアウトパフォーム 。加 、 ・ 1.13%(年率) 。 米国 。 、我々 同研究 適用 、 高 (運用報 関係 、 平均 研究 焦点 当 点 踏 株式 ・ 、 両氏 株式 一貫 酬控除後) 結果、 最 低 。」4 ・ 最 高 後 2009 年 最 高 、 、長期 対象期間 延長) ・ 。 「 一方、 ・ 個人投資家 2。 結論付 ・ 。 指標 説明 計測 高 運用 尺度 、 次 低下傾向 降、半分 低下 ・ 両氏 比率 、1980 年以 ・ 補完 弱 。平均 ・ 、80% 超 全体 占 割合 度合 明 2006 年 当時 大学教授、 ・ 徐々 幅広 対象 有効 対 検証 。 図表 1 ベンチマーク対比の超過収益率(年率、運用報酬控除後) 1.5 年率超過収益率︵% ︶ 1.16 1.0 1.18 1.25 0.5 0.0 (0.5) 0.12 0.02 0.12 0.06 (0.14) (0.14) 低アクティブ・シェア (75%未満) 中アクティブ・シェア (75%以上 90%以下) ■ 3 年 ■ 5 年 ■ 設定来 高アクティブ・シェア (90%超) 出所:モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント、モーニングスター。2016 年 9 月 30 日現在。 1 マーティン・クレマーズ、アンチ・ペタジスト、�How Active is Your Fund Manager? A New Measure That Predicts Performance, � エール大学 ICF ワーキング・ ペーパー No. 06-14 (2006 年 )。 SSRN: http://ssrn.com/abstract=891719 で入手可能。過去のパフォーマンスは将来の運用成果等を保証するものではありません。 アクティブ・シェアが高いポートフォリオがベンチマークをアウトパフォームすることを保証するものではありません。 2 3 トラッキング・エラーとは、ポートフォリオ・リターンの、ベンチマーク・リターンからの乖離の標準偏差を表したものです。 4 5 上記ワーキング・ペーパー No.18 上記ワーキング・ペーパー No.28 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント、モーニングスター。データは 2016 年 9 月 30 日現在。過去のパフォーマンスは将来の運用成果等を保証 するものではありません。アクティブ・シェアが高いポートフォリオがベンチマークをアウトパフォームすることを保証するものではありません。モーニングスター の世界株式カテゴリーの 942 ファンドのうち、3 年間のパフォーマンス実績を有し、5,000 万ドル超の運用資産を持つ 144 のグローバル株式ファンドの分析に基づ く(複数のシェア・クラスによるファンドの重複、および小型株、上場プライベート・エクイティ、グローバル・アセット・アロケーション中心のファンドを除く)。アク ティブ・シェアは 2013 年 9 月 30 日現在の目論見書のベンチマークに対して計算。 6 2 同上 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント | アクティブ・ファンダメンタル・エクイティ 短期志向を強める世界において長期的に確信の持てる銘柄に着目 学術研究 結果 同様、 高 図表 2 ベンチマークからの乖離はファクター・アロケーションもしくは銘柄選択により達成される ・ 株式 判 5。 2016 年 9 月 30 日現 在、 高 ( 90 %以 上) 株式 、3 年間、5 年間、 ・ 設定来 見 銘柄選択 75% 、 年 率 1.16%、1.18%、 1.25% (運用報 Allocation 酬控除後)。一方、当該期間 ・ ファクター・アロケーション 、 低 ( 75%未 満) 75% 株式 、 (図表 1 )6。 直感的 、以上 分析結果 納得 。 ・ 短期 、 出所:モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント。データは 2016 年 9 月 30 日現在。例示目的でのみ表示。 異 運用 必要 。難 源泉 峻別 。 銘柄選択はアウトパフォーマンスの源泉 となり得る 近代 分析 基礎 築 、 大学教授、 。 ・ ・ 氏 氏 1972 年 選択性 ・ 明確 尺度 概念的 違 7。選択性 、 「(一定 下 )銘柄選択 、無作為 度 手法、 2 銘柄 抽出 同程 水準 比較 程度優 、 達成 」 測 尺度 。一方、 ・ 、時価総額、業種、地域 要因 対 時々 適 行 。簡単 言 指 銘柄選択 、付加価値 獲得 (図表 2)。 目指 7 8 9 ・ 指標 後者 捉 。 研究 、時価総額、業種、 地域 指標 市場循環 基 、短期的(通常 未満) 12 月 説明 示 。我々 過去 3 年以上 期間 要因 市場参加者 経験 計 知 通信 置 投 。 恩恵 伴 結果 生 。 参加者 関心 目 投資 時間軸 短 以下 3 向 世 界 一瞬 、 長期市場 。 8。 ・ 意図 、金融市 変化 、 。例 定 、市場 投資 。 、 考 時間 ・ 企業 、短期的 値動 証券間 焦点 当 恩恵 享受 発展 取引 、今 人手 介 軸 短期化 生産性 、 主要証券取引所 義 、経済 市場 。技術進歩 場 、HFT 執行 思 。過去半世紀 上 、新 ・ (高頻度取引) 増加 。 長期投資 視野 進歩 投資、 隆盛。 、銘柄選択 考 資家 投資機会 技術 取引 、 短期志向 強 、3 ∼ 5 年 1. 世界 市場参加者はますます短期志向に 、 、株式 ・ 幾 牽引 ・ 可能性 長期 相関性 。 2. 株式保有期間 1 年間。株式市場 参加者構成 次第 変化 、 ・ 短期投資家 占 比率 増加傾向 結果、 。 ・ 推定平均 保有期間 、1960 年 7年 1 年弱 短 9。同様 、 証券取引所(NYSE) 推 定平均保有期間 8 年 1年 短 2010 年 (図表 3)10。 ユージン・ファーマ、�Components of Investment Performance,� Journal of Finance, 第 27 巻、第 3 号 (1972 年 ):551-567 証券取引法リリース No.34-61358、75FR 3594、3606(2010 年 1 月 21 日) (�Concept Releace on Equity Market Structure�) モーニングスター 10 ニューヨーク証券取引所の年間発表売買高より。売買回転率の逆数として計算。データは 2010 年 12 月 31 日現在。 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント | アクティブ・ファンダメンタル・エクイティ 3 インべストメント・インサイト 図表 3 平均保有期間は短期化 3. 街 着目。 通常、長 期的 本質的価値 10 、足元 四半期 業績 動向 焦点 当 9 業 8 、向 。大手企 2 年間 業績予想 20 人超 上 発表 7 年 2 ∼ 3 年後 業績予想 対 (図表 4) 、5 年後 業績予想 6 発表 勇敢 平均 3 人 11。 結果、投資 時間 5 軸 拡大 、長期的 価値 焦点 置 4 投資家 、情報 非対称性 3 恩恵 享受 2 1 0 1960 1970 1980 ミューチュアル・ファンド 1990 2000 2010 確信度が最も高い銘柄に集中投資する ことにより高アクティブ・シェアを達成 図表 5 示 、高 成 NYSE 出所:ニューヨーク証券取引所、モーニングスター。売買回転率の逆数として計算。データは 2010 年 12 月 31 日現在。 図表 4 アナリストは一般に、長期的な本質的価値よりも足元の四半期業績の動向に焦点 25 。 ・ 達 主 手法 1 、 上位 10 銘柄 株式 集中 12。図表 右上 位置 、上位 10 銘柄 40%以上 構成 。逆 、上位 10 銘柄 20%以下 少数 ・ 低 。 20 平均業績予想数 17 15 10 我々は 5 年後の 予想フリー・キャッシュフローに 基づいて企業を評価 21 20 。 ・ 同様 投資 行 規模 大 ■ 時価総額 200 億米ドル超 (図表 6) 。 ・ 4 3 年後 4 年後 ■ 時価総額 10 億米ドル超 表口座 3 2 5 年後 出所:モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント。時価総額 10 億米ドル超の企業 4,601 社に対するブルーム バーグの推定に基づいて計算。データは 2016 年 9 月 30 日現在。 株式運用戦略 代 、 ・ 。 、 ・ ・ 96%異 ・ 。 株式市場 参加者 短期的 機会 近視 眼的 焦点 当 様々 必要 中 、株式市場 通 考 ・ 長期的 確信 持 。 原則 13。 12 時価総額 10 億ドル超の 4,601 社に対するブルームバーグの推定。データは 2016 年 9 月 30 日現在。 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント。データは 2016 年 9 月 30 日現在。円の大きさは運用資産の規模を表示。 13 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント。グロース株式運用チーム(2016 年) 4 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント | アクティブ・ファンダメンタル・エクイティ 96 達 MSCI 運用 行 、投資家 11 両氏 」 、 グローバル・オポチュニティ株式運用戦略 10 6 2 年後 説明 、 呼 「 指 5 1 年後 規模 、1 13 12 0.00 0 低 ・ 確信 、構築 短期志向を強める世界において長期的に確信の持てる銘柄に着目 、多様性 富 • 知的好奇心 柔軟性 新 • 自己認識 反省 追求 世界観 持 可能 • 知見 持 歩 。 付 文化 模倣 。 、類似 達成 難 。 難 文化 根幹 強固 認識 植 困 。我々 膨大 時間 資源 投入 、運用 回避 、客観的 投資判断 下 、運用 。 信頼 説明責任 育 、長期保有 対 、視野狭窄 陥 特徴 数値化 学 、進 不可欠 • 、投資家 過度 専門的 間違 文化 築 上 。 、報酬 3 年間 。 連動 、成功 報酬 投資家 利益 一致 図 図表 5 上位 10 銘柄へのポジションの集中度 極 。 対照的 、投資運用業界 、 定量的指標 使用 100 力量 計測 アクティブ・シェア︵% ︶ グローバル・オポチュニティ 株式運用戦略 90 ・ 開発 、学者 統計的 。 活用 ・ ・ 、 要因分析 指標 情報 駆使 、希少 資産 注 80 削 。 尺度 。 手腕 60 限 、 過去 基 関 運用 受 ・ 選別 試 70 様々 、 銘柄選択、将来 知見 成果 提供 。 「過去 将来 運用成果等 保証 50 0 」 20 10 30 50 40 60 ポートフォリオに占める上位 10 銘柄の構成比 「クローゼット・インデクサー」< 60 インデックス・ ポートフォリオ = 0 最小 = 0% 、 氏 次 言葉 肝 銘 、 向 向 滑 。 」 長期保有という考え方 我々 長期投資家 選別 、確信度 極 高 銘柄 、通常 3 ∼ 5 年間投資 。 2016 年 9月30日現在、 ・ 株式運用戦略 上位 10 銘柄 、 グローバル・オポチュニティ 株式運用戦略 = 96 % 最大 = 100% 出所:モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント、クレマーズ、ペタジスト両教授の研究から援用。 14 界 。 「私 行 アクティブ・シェア(%) ・ ・ 出所:モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント、モーニングスター。データは 2016 年 9 月 30 日現在。 図表 6 アクティブ・シェアはポートフォリオに占めるアクティブ・ポジションの規模を示す 業界 常套句 頼 、我々 半分以上 占 、平均保 有期間 5 年超 達 価値 創出 (図表 7)14。 持続可能 競争優位 性 有 、長期的 成長 期待 考 質 高 銘柄 投資 、価格 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント グローバル・オポチュニティ株式運用戦略の代表口座によるもの。ポートフォリオは日々変化します。情 報提供を目的としたものであり、個別銘柄の購入または売却を推奨するものではありません。各ポートフォリオは投資制限、ガイドライン等により異なることがあ ります。ポートフォリオは日々運用されているため、各ポートフォリオにおいて記載銘柄を現時点で保有していない場合があります。当情報は後述のグローバル・ オポチュニティ株式運用戦略のコンポジット・ディスクロージャーを補完するものです。 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント | アクティブ・ファンダメンタル・エクイティ 5 インべストメント・インサイト 売買基準 適用 捉 、投資機会 捕 管理 確信 基 出来 考 将来的 成功 。 自性 関 集中投資 、長期的 洞察 短期的 動揺 源泉 捉 。 。 影響 及 、 。 事業詳細 Facebook Amazon.com TAL Education EPAM Systems DSV A/S Priceline MasterCard ソーシャル・ ネットワーク E- コマース 教育サービス IT サービス 貨物輸送 オンライン旅行 代理店 競争優位性 ネットワーク基盤 ポートフォリオ 構成比 (%) コスト・リーダー シップ ブランド力 コスト競争力 IT サービス Cognizant IT サービス 合計 初回組入れ年月日 保有月数 2012 年 3 月 8 日 6.5 2007 年 12 月 31 日 105 6.3 2012 年 10 月 23 日 47 2014 年 10 月 14 日 54 創出 努 。 略について 15 モルガン・スタンレー・インベストメン ト・マネジメント(MSIM)のグロース 株式運用チームは、他社と大きく差 別化した集中投資ポートフォリオを運 用しています。これらのポートフォリ オは幅広い地域、業種、時価総額に わたる銘柄を投資対象としています。 23 判断した質の高い銘柄に投資すること 組み入れ時点で運用チームが割安と 105 差別化 5.0 2011 年 12 月 23 日 57 4.1 2008 年 10 月 10 日 を目指します。同戦略の運用責任は 95 バル、米国を除くグローバル、日本を コスト競争力 コスト・リーダー シップ 4.1 2011 年 6 月 16 日 63 4.0 2013 年 9 月 5 日 36 3.9 2013 年 9 月 17 日 36 62 運用実績(2016 年 9 月 30 日現在、年率) コンポジット設定日 グローバル・オポチュニティ 株式運用戦略 2007 年 12 月 31 日 (運用報酬控除前、%) グローバル・オポチュニティ 株式運用戦略 2007 年 12 月 31 日 (運用報酬控除後、%) – によって、長期的な値上がり益の確保 Kristian Heugh が担っており、グロー 除くアジア・ベースのポートフォリオを 運用しています。 グローバル・オポチュニティ・ポート フォリオは極めて強い確信度を持つ銘 柄に集中投資します。通常、ポート フォリオは 30 ~ 45 銘柄で構成され、 上位 10 銘柄がポートフォリオの 50 % を占めます。その結果、ベンチマーク から大幅に乖離したポートフォリオと なり、ア クティブ・シェア は 総じて 設定来 設定来 18.56 10.16 133.19 プロセスでは、革新的な変化に対する 15.49 17.00 8.73 108.02 (ESG)について、統 合 的 な 分 析 を 5.17 10.63 2.64 25.59 1 年 (%) 3 年 (%) 5 年 (%) (年率、%)(累積、%) 90 % 以 上、トラッキング・エラー は 19.57 16.96 18.09 11.96 出所:モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント 過去のパフォーマンスは将来の成果を保証するものでは ありません。リターンは期間一年未満のものを除き、年率換算しています。上記はグローバル・オポチュニティ株式運用 戦略コンポジットによるものです。コンポジットのパフォーマンスは運用報酬控除前および運用報酬控除後、米ドル・ベー ス、配当及び収益再投資のものです。各ポートフォリオは投資制限、ガイドライン等により異なることがあり、その場合は 運用実績も異なります。比較インデックスは MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (税引後配当再投資ベース) です。グローバル・オポチュニティ株式運用戦略のコンポジットの設定日は 2007 年 12 月 31 日です。データは四半期毎 に更新しています。2 桁のパフォーマンスは稀であり、継続するものではありません。またこれらのパフォーマンスは、主 に市場が好ましい環境の時に達成されるものです。上記の情報は次ページに記載されたグローバル・オポチュニティ株 式運用戦略のコンポジット・ディスクロージャーを補完するものです。 15 向上 長期的 価値 オポチュニティ株式運用戦略は、当初 出所:モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント。データは 2016 年 9 月 30 日現在。 MSCI オール・カントリー・ ワールド・インデックス(%) 実践 2007 年 12 月 31 日 53.2 運用戦略またはベンチマーク 創出 5.2 決済ネットワーク ネットワーク効果 Luxoft 投資 コスト競争力 決済ネットワーク ネットワーク効果 Visa 。 グローバル・オポチュニティ株式運用戦 8.9 5.7 、質 75%以上 考 厳格 投資基準 忠実 図表 7 長期保有という考え方-上位 10 銘柄の平均保有年数は 5 年超 銘柄名 超過収益 我々 引 続 、新 限 焦点 置 通常、長期的 銘柄選択 銘柄 保有 続 知見 持 、 、 、 基本的 我々 銘柄選択 質 高 企業 発掘 焦点 競争優位性 独 5 ~ 10%のレンジとなります。当運用 持続可能性、財務健全性、環境・社会 な どの 外 部 要 因 および ガバナンス 行います。 コンポジットの設定以降 2016 年 9 月 30 日までに、グローバル・オポチュニ ティ株式運用戦略はベンチマークで ある MSCI オール・カントリー・ワール ド・インデックスを、グロス(運 用 報 酬控除前)ベースで年率 7.52%アウト パフォームしています。 上記情報はグローバル・オポチュニティ株式運用戦略のものです。オポチュニティ株式運用戦略はすべて同一の運用チームによって運用されていますが、各ポー トフォリオの特徴や運用実績は異なることがあります。通常のアクティブ・シェア、組み入れ銘柄数、およびその他の情報は標準的な範囲を示しており、最大値で はありません。ポートフォリオは日々運用されており、市場環境や個々の取引の状況によっては標準的な範囲を逸脱する可能性があります。 6 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント | アクティブ・ファンダメンタル・エクイティ 短期志向を強める世界において長期的に確信の持てる銘柄に着目 グローバル・オポチュニティ・ストラテジー コンポジット・ディスクロージャー 米 ・ コンポジット 収益率運用 報酬控除前 (%) コンポジット 収益率運用 報酬控除後 (%) 2009 79.67 2010 年 2008 -53.09 -53.64 各年末の コンポジットに占める 各年末の 会社の運用 各年末の インデックス コンポジット 資産総額に 会社の コンポジットの 運用報酬を課さない ポートフォリオの割合 収益率 資産総額 占める割合 運用資産総額 散らばり コンポジット インデックス (%) (%) (%) 3 年標準偏差 3 年標準偏差 口座数 (100 万米ル) (%) (10 億米ドル) -42.19 N/A N/A 3 3 0.0 312.0 N/A 0.00 77.40 34.63 N/A N/A 3 12 0.0 206.2 N/A 0.00 30.38 28.75 12.67 29.85 24.84 2 13 0.0 223.1 N/A 0.00 2011 -3.84 -5.23 -7.35 24.53 20.88 2 22 0.0 233.7 N/A 0.00 2012 11.34 9.73 16.13 20.17 17.37 2 64 0.0 280.1 N/A 0.00 2013 41.47 39.58 22.80 18.11 14.14 2 103 0.0 310.1 N/A 0.00 2014 9.58 8.11 4.16 13.99 10.64 2 154 0.0 332.3 N/A 0.00 2015 20.39 18.99 -2.36 14.17 10.94 2 1,349 0.4 334.3 N/A 0.00 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(MSIM)は、グローバ ル投資パフォーマンス基準(GIPS®)への準拠を表明し、GIPS® に準拠してこ の報告書を作成しています。モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジ メントは 1994 年 1 月 1 日から 2014 年 12 月 31 日までの期間において検証を受 けています。検証報告書はご要望に応じて提供可能です。検証では、(1)全 な成長性を重視します。当戦略は MSCI オール・カントリー ・ワールド・インデッ クスの時価総額の範囲内において企業へ投資することで元本の成長を目指しま す。また当戦略では、収益成長が一貫しているか拡大傾向にある、優位性の高 い事業戦略を有する銘柄の発掘に努めます。当戦略において、市場での投資機 会を捕捉する目的や、運用の効率性を高める目的で、外国有価証券の投資に関 社的に GIPS 基準の全ての要件に準拠した形でコンポジットが構築されている し為替先渡取引などのデリバティブを使用する場合があります。デリバティブの 測および提示を行えるよう設計されているか、を評価します。検証により特定 関リスク、市場リスクといった特有のリスクを内包しています。全てのコンポジッ か、(2)会社の方針および手続きが GIPS 基準に準拠したパフォーマンスの計 使用はカウンターパーティ・リスク、流動性リスク、バリュエーション・リスク、相 のコンポジットの提示資料の正確性を保証するものではありません。 トに関する一覧および説明資料はご要望に応じて提供可能です。 スタンレーの資産運用部門に属します。MSIM の様々な運用部門が資産の運 ません。各ポートフォリオは投資制限、ガイドライン等により異なることがあり 社を、MSIM のアクティブ・ファンダメンタル・エクイティ、債券、リクイディティ これらのパフォーマンスは、主に市場が好ましい環境の時に達成するもので ド・エクイティ・アドバイザーズ、ファンダメンタル・エクイティ・アドバイザーズ ンポジットに組入れられていた 6 以上のポートフォリオの運用報酬控除前の年 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(MSIM)はモルガン・ 用を行っています。この報告書の作成にあたり、本基準の準拠主体である会 の各運用部門、上場リアル・アセット、グローバル・マルチ・アセット、アプライ の各運用戦略と定義しています。2016 年 2 月 26 日付で、複数の現地法人を 運用部門に再編したことを受けて会社の定義を変更しましたが、この変更に 伴う会社の運用資産額への影響はありません。 2002 年 1 月 1 日以前は、本基準の準拠主体である会社は、様々な現地法人に おける運用助言業務から成る運用会社であると定義していました。2002 年 1 月 1 日、会社の定義は拡大され、ラップ・フィー・プログラムを除くMSIM の全 ての投資助言業務を含むこととなりました。2007 年 1 月 1 日から 2010 年 5 月 31 日までは会社の定義にラップ・フィー・プログラムが含まれていましたが、 2010 年 5 月 31 日付で同プログラムを売却しました。2015 年 10 月 1 日付でモル ガン・スタンレー・スミス・バーニー LLC(MSSB)から資産を取得したことに伴 い、再び会社の定義にラップ・フィー・プログラムが含まれることとなりました。 グローバル・オポチュニティ・ストラテジーは、2008 年 7 月 31 日に構築されてお り、設定日は 2007 年 12 月 31 日です。コンポジットは、グローバル・オポチュニ ティ・ストラテジーに基づき、完全に投資一任で運用されている自社の投資信託 および運用を委託されている投資信託で構成されています。当コンポジットに は、2007 年 12 月 31 日から 2008 年 8 月 31 日までの期間、一任で運用されてい る運用報酬を課さないポートフォリオを含んでいました。当該運用戦略は、持 続的な競争優位性を有し、強固なフリー ・キャッシュフロー創出の可能性を秘 めた確立された企業ならびに新興企業で、購入時点で割安に評価されていると 判断される銘柄への投資を行います。また、短期的なイベントではなく長期的 上記は過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではあり ます。2 桁のパフォーマンスは稀であり、継続するものではありません。また す。基準通貨は米ドルです。コンポジットの散らばりは、その年間を通してコ 率収益率の資産額加重標準偏差です。年間を通してコンポジットに組入れら れていたポートフォリオが 5 以下である場合、コンポジットの散らばりは表示 しておりません。3 年間の標準偏差は、過去 36 ヶ月のポートフォリオおよびイ ンデックスの散らばりを計測するものです。コンポジットの運用期間が 36 ヶ 月未満である場合、標準偏差は表示しておりません。ポートフォリオの評価方 法、パフォーマンス計測方法、準拠資料のご提供はご要望に応じて可能です。 ベンチマークとして MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスを使用し ています。 MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスは先進国および エマージング国の株式市場の動向を示す浮動株調整後の時価総額加重平均 指数です。ベンチマークは税引後配当再投資で計算されており比較目的での み使用しています。指数にはパフォーマンス低下の要因となる費用、販売手 数料などは発生しません。比較目的でのみ使用しており、指数に直接投資す ることはできません。 運用報酬控除前の運用実績は、全ての取引費用控除後です。運用報酬控除 後の運用実績は、全ての取引費用、運用・助言報酬、管理費用の控除後で す。標準運用報酬料率は以下のとおりです: 0.5 億米ドルまでの部分に対して 0.90%、0.5 億米ドル超 0.75 億米ドルまでの 部分に対して 0.80%、0.75 億米ドル超 1 億米ドルまでの部分に対して 0.75% (いずれも年率)、1 億米ドルを超える部分に対してはご相談に応じます。 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント | アクティブ・ファンダメンタル・エクイティ 7 重要事項 リスクについて 供されるものであり、特定の金融商品の取引や申込みの推奨や勧誘を目的と の価格の下落により投資元本を割り込むことがあります。また、外貨建ての 金融商品の取引や申込みの推奨や勧誘を行うものではありません。 れているものではなく、運用の結果生じた利益及び損失はすべてお客様に帰 本書は、当社の投資一任契約および投資顧問契約に関する業務に関連して提 するものではありません。また、当社は、本投資戦略によって運用されている 1. 投資一任契約の概要 投資一任契約は、お客様の資産の運用に関し、お客様があらかじめ運用の基本 当運用戦略は主に海外の有価証券等を投資対象とするため、当該有価証券 資産は為替変動による影響も受けます。従ってお客様の投資元本は保証さ 属します。投資する可能性のある金融商品等には、価格変動リスク、信用リ スク、流動性リスク、為替変動リスク、デリバティブ取引に伴うリスク、カント 方針を定めた上で、有価証券の価値等の分析に基づく投資判断のすべてを当社 リーリスク等のリスクを伴います。 な権限を当社に委任し、当社は委任された権限を行使するにあたっては、当社 投資顧問契約および投資一任契約に係る投資顧問報酬として、契約資産額に に一任し、当社がこれをお引き受けするものです。お客様は投資を行うのに必要 の投資判断に基づきこれを行い、お客様は個別の指示を行わないものとします。 2. 元本損失が生ずることとなるおそれ 受託資産の運用には、受託資産に組入れられた株式その他の有価証券等の価 格変動リスク、株式その他の有価証券等の発行体の信用リスク及び株式その他 有価証券等を売却あるいは取得する際に市場に十分な需要や供給がないため、 十分な流動性の下で取引を行えない、または取引が不可能となる流動性リスク 等による影響を受けます。また、外貨建て資産に投資するため為替変動リスク の影響を受けます。受託資産の運用による損益はすべてお客様に帰属し、元本 が保証されているものではなく、元本損失が生ずることとなるおそれがあります。 受託資産の運用に係る費用について 対して年率 2.16%(税込)を上限とする料率を乗じた金額が契約期間に応じて かかります。その他の費用として、組み入れ有価証券の売買手数料、先物・ オプション取引に要する費用、有価証券の保管費用等を間接的にご負担頂い ただく場合があります。これらの手数料等は契約内容、契約資産の額、運用 状況等により異なる為、事前に料率、上限額等を示すことができません。 本書は、グロース株式運用チームが作成したレポートをモルガン・スタンレー・ インベストメント・マネジメント株式会社が翻訳したものです。本書と原文(英 語版)の内容に相違がある場合には原文が優先します。本書はグローバル・ オポチュニティ株式運用戦略に関する情報提供を目的として作成したものであ 3. 投資一任契約締結に際しての留意事項 り、法令に基づく開示資料ではありません。本書は信頼できると判断した情報 引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なりますの するものではありません。本書の内容は作成時点のものであり、将来予告なく 受託資産の運用は、個別の受託資産ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取 で、投資一任契約を締結する際には、契約締結前交付書面をよくご覧ください。 4. 受託資産の運用に係る費用について 投資顧問契約及び投資一任契約に係る投資顧問報酬として、契約資産額に対し て年率 2.16%(税込)を上限とする料率を乗じた金額が契約期間に応じてかかり ます。また、一部の戦略では、前記の報酬に加えて成功報酬がかかる場合があ を元に、十分な注意を払い作成しておりますが、その正確性や完全性をお約束 変更されることがあります。本書中のグラフ、数値等は過去のものであり、将 来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。また、特定の 銘柄及び市場等全般の推奨や価格の上昇又は下落を示唆するものではありま せん。当社の事前の許可無く、本書を第三者へ交付することはご遠慮下さい。 ります。その他の費用として、組み入れ有価証券の売買手数料、先物・オプショ モルガン・スタンレ-・インベストメント・マネジメント株式会社 あります。これらの手数料等は契約内容、契約資産の額、運用状況等により異 一般社団法人投資信託協会会員、一般社団法人日本投資顧問業協会会員 ン取引に要する費用、有価証券の保管費用等を間接的にご負担いただく場合が なる為、事前に料率、上限額等を示すことができません。 金融商品取引業者 関東財務局長 ( 金商 ) 第410号 一般社団法人第二種金融商品取引業協会会員 ウェブサイトをリニューアルしました www.morganstanley.co.jp/im © 2016 Morgan 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