２０１４年サイエンスクラスニュースＮｏ．３特別講座「ひき逃げ犯は逮捕する」（千葉県警察本部交通捜査課との連携講座５／９，５／１０）本校での講義講義の様子今年も千葉県警察本部交通捜査課と連携し「ひき逃げ犯は逮捕する」を実施しました。県警交通捜査課の刑事さんと鑑識課の方に来校していただき、県警の基本的な仕事の内容や、質問タイムではなぜ警察官になろうと思ったのか？警察官になるためにはどうすればいいのか？など生徒が興味を湧くような内容について熱心に答えてくれました。翌日、千葉県警察本部へお邪魔しました。昨年よりさらに工夫された内容で最新の捜査をするための機器の説明、ひき逃げ捜査の基本的な内容を学びました。教場での講義の様子通信司令室の中を見学する様子教場での講義の後、グループに分かれそれぞれの施設見学となりました。写真は通信司令室の中を見学している様子です。通信司令室は千葉県内の１１０番を最初に受け取る場所になっており、内部の写真撮影は不可でした。ガラス越しに見学したのですが、重大事件が起きると、そのガラスも瞬時に不透明になって見学中止になるのだそうです。見学している短い時間の間にも、いくつもの通報が入り、大変なお仕事であることが実感されました。鑑識課室次に鑑識課室の中を見せてもらいました。写真は交通事故の現場を特殊な眼鏡を通してみると、３Ｄに事故現場を再現することができるという機器で、何度も興味深そうにパソコンと睨めっこしている生徒もいました。教場に戻り、３つのブースにに分かれてそれぞれの説明を聞きました。左の写真は特殊な道具を使って平面の絵を立体的に見ている様子です。平面の絵を立体的に見ている様子右の写真はひき逃げ捜査で威力を発揮する赤外線カメラです。自動車に轢かれた布は肉眼では何も見えないのですが、赤外線カメラを使う事でタイヤの跡がくっきりと写っていました。赤外線カメラを使いタイヤの跡を探す様子左の写真は皮下出血観察装置といい、皮膚の上からは見ることのできない出血を観察できる装置で血腫など皮下の情報を画像化できる画期的な装置です。皮下出血観察装置を見学する様子最後に玄関ホールで記念撮影をしました。千葉県警の皆さん、ありがとうございました。（文責サイエンスクラス担当並木和）