22 MC-Smart/MC-B M arrtt//M ma C--B Sm MC C--S MC B 数式フォントサンプル 数 トサ ント ォン ル フォ プル 式フ ンプ 数式 サン 数式フォントについて MC-Smart、MC-B2 では、数式組版のための専用の フォントを3種類ご用意しております。3種類とは、数 式フォント(Type1 数式)、数式フォントⅡ(標準数式)、 数式フォントⅡ-G Type(標準数式 G)です。各フォン トによって、デザインが異なっております。 フォントの選択肢があることで、用途に合わせてご活 用いただけます。 ※ MC-Smart/MC-B2で選択できる数式モード(フォントの種類)は1種類です。同一文書内に異なる種類のフォントを使用することはできま せん。 ※この数式フォントは MC-Smart/MC-B2専用のフォントです。 ※ MC-Smart では数式オプションのご契約が別途必要です。MC-B2ではご利用製品により、専用数式フォント製品の購入が必要になります。 作成日:2014.03 ● 数式フォント字形比較 ● Type1 6 2 (n-1) 2 x n=0 n j n+2,j n+1 j n+2+j n+1 j n+2+j n+1 / + DZ 2DX 2DY 標準 2 x n! φ −φ φ +φ φ +φ = + ΔZ 2ΔX 2ΔY 標準 G [ インデックス ] 2 x n! * ∑ ※数式パラメータは各フォント固有 の初期設定を適用しています。 ※表記を以下のようにしています。 ∑ φ −φ ΔZ = φ +φ 2ΔX + φ +φ 2ΔY 数式フォントⅡ:標準 数式フォントⅡ-G type:標準 G 標準 G 標準 Type1 [ 矢印 ] [ ルート ] | | | AP/OA+OP f(x) f'(a) /lim xa g(x) xa g'(a) AP=OA+OP lim AP=OA+OP lim lim 数式フォント:Type1 f (x) f' (α) =lim g(x) g' (α) f (x) f'(α) =lim g(x) g'(α) @ 0 π 1,sin 22 d2 2 12 1−sin d 2 1−sin d 2 1 2 p 4 π 1 2 Type1 [ 文字 ] #$%&'()*+,-./0123456789:;<=> #$%&'()*+,-./0123456789:;<=> abcdefghijklmnopqrstuvwxyz abcdefghijklmnoqrstuvwxyz ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ abgdezhqiklmnxoprstucyw cdfghjklopqrstuvwxz{}~ 標準 G 標準 ABGDEZHQIKLMNXOPRSTUFCYW !"#$ #$%&'()*+,-./0123456789:;<=> #$%&'()*+,-./0123456789:;<=> abcdefghijklmnopqrstuvwxyz abcdefghijklmnopqrstuvwxyz ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ αβγδεζηθικλμνξοπρστυφχψωϑϒϕϛϝ αβγδεζηθικλμνξοπρστυφχψω ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ #$%&'()*+,-./0123456789:;<=> #$%&'()*+,-./0123456789:;<=> abcdefghijklmnopqrstuvwxyz abcdefghijklmnopqrstuvwxyz ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ αβγδεζηθικλμνξοπρστυφχψωϑϒϕϛϝ αβγδεζηθικλμνξοπρστυφχψω ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ ● 数式フォント利用サンプル ● 標準 G(学習参考書) 09年度:数ⅠA/本試<解答> ∴ 3 9 = 16 PR = 復習 4 sin( α+β )=sinαcosβ+cosαsinβ sin( α−β )=sinαcosβ−cosαsinβ ⑵ cos( α+β )=cosαcosβ−sinαsinβ cos( α−β )=cosαcosβ+sinαsinβ tanα+tanβ ⑶ tan( α+β )= 1−tanαtanβ tanα−tanβ tan( α−β )= 1+tanαtanβ したがって,∠QPR=θ とすると cos θ = 〔2〕 5 PQ ∙ PR 24 = = PQ ∙ PR 7 3 ∙ 4 6 正弦・余弦・正接の加法定理 ⑴ 5 7 21 標準 《 2 次関数》 2 次関数 y=x −4ax+4a−4a−3b+9 を標準形にすると y=( x−2a ) −4a−3b+9 よって,この関数のグラフC は頂点の座標が ( 2 a,− 4 a− 3 b+ の放物線である。 9 ) 2 次方程式 x −4ax+4a−4a−3b+9=0 の 2 つの解を α,α+2 11 とおくと,解と係数の関係より ⑴ α+α+2 11 =4a ……① α (α+2 11 )=4a−4a−3b+9 ①より これを②に代入すると ……② α=2a− 11 206 F 206 (2a− 11 )(2a+ 11 )=4a−4a−3b+9 これを整理すると 素関数 F(z)を定義し,F(z)の関数論的性質から f 4a+3b= の性質を導くことは,広く用いられ最も有力な方法 20 である.f から F(z) を作る方法としては,ベキ級 変形して 3b=4(5−a ) ∞ ∞ 数 f (n) z ,ディリクレ級数 f (n)n 等が最 3,4 は互いに素であるから, を自然数として b=4 と表すことができ,b0 であるから 3=5−a ∴もよく使われる.いずれの場合にも関数の性質を数 a=5−3 論的関数の性質に戻す必要があるが,ベキ級数の場 a は自然数であるから =1 であり,このとき 合は Cauchy の積分定数,ディリクレ級数の場合は a= 2 , Perron b= 4の公式†がしばしばその目的で使われる. 代表的な数論的関数の生成関数をあげる.すべて a ⑵ 直線 x= ,ℓ および C で囲まれた図形の面積 S は の自然数で1をとる関数 σ の生成関数は Riemann 2 † のゼータ関数 である.μ(n),d(n),σ(n),φ(n),i(n) (任意の n に対し i(n)=n) の生成関数をディリク 1 a S= × ×a− −x +2x dx ζ2(z), ζ(z)ζ(z−1), レ級数で作ると,それぞれ ζ(z)−1, 2 2 ζ(z−1)ζ(z)−1,ζ(z−1)になる.これら数論的関数の a詳しい性質は,生成関数の性質から導かれる(⇀314 a x a a a = − − +x = − − + = 4 3 4 24 ディリクレ級数,227ゼータ関数). 4 24 分割数†p(n)はベキ級数が使われる代表的な例で a ある.| 放物線 y= x +qx+r が O 0, 0, P a, −a+2a , Q z |<1で , a を通るとき ⑶ 2 0=r ……① −a+2a= a+qa+r ……② a a a= ∙ +q ∙ +r 4 2 ……③ これを解いて る.Hardy と S.Ramanujan は Cauchy の積分公式 n n ( n+1) ∑ k= dz(C は原点中心で半径 F (z) z ∑ 1=n, 2 k=1 が1より小さい円)の右辺を巧妙に計算することに 1 2n/3 を導き,これが円周 m hm (( )) と k k おき, W = exp(πi s(h,k)) とする.ただし Σ 内 q x =−2x + a+2 x とおくと, 0≦x≦a において の((t))は t が整数でないときは t−[t]−1/2([ ]は Gauss の記号),t が整数のときは0と約束する記号 x−a ≧0 q x − f x =−x +ax=−x である.このとき,F(z)は次の変換公式(transforよって, C と C で囲まれた図形の面積 S は 0≦x≦a において, C が C の上にあるので mation formula)を満たす(Hardy - Ramanujan): 2 自然数 h, k に対して s(h, k)= ,r= 0 2πih 2πz k − k =W z π πz 2πih' 2π exp F exp . − − 12kz 12k k kz F exp sh, k+sk, h =− 1 1 + 4 12 h k 1 k + h + hk . Hardly-Ramanujan(1918)は F(z)の性質を調べ るために Dedekind の η 関数を考えるとよいこと を発見し,新しい研究の出発点を与えた.τを上半 複素平面を動く複素変数とするとき,η(τ)は η (τ)=exp πiτ cr+d =ε ar+b ∞ 12 (1−exp(2πinτ) ) によって定義される関数であり,変換公式 τ η(τ) i cr+d η(τ) , c>0 i となる.ここに ε は1のある24乗根で,その値は a,b,c,d から具体的に求めることができる数である. これらの結果からη(τ)は楕円モジュラー群†Γ(1) に対する重さ1/2のモジュラー形式†であることが 分かる. Romanujan は分割数 p(n)の間の合同式に注目 し,p(5m+4)≡0(mod 5),p(7m+5)≡0(mod 7), p(11m+6)≡0(mod 11)のような結果を得た.さら に彼は証明なしで ∞ (5m+4) =5 φ ( ) ∞ φ ( ) φ () (7m+5) =7 φ () +49 , φ ( ) φ () の よ う な 驚 く べ き 等 式 を 述 べ て い る.た だ し φ()=F () である.これらは後に L.J.Mordell, H.A.Rademacher 等によって証明が与えられたが, それらにはモジュラー関数†の理論が使われた. F.確立論的方法 一般的に数論的関数は非常に複雑な動きをするこ とが多く,確率論的な考え方も利用される. A を N の部分集合とするとき, lim ∞ 1 1=d(A) , が存在するなら,この値を A の自然密度(natural density)あるいは漸近密度(asymptotic density)と 呼ぶ.また ただし(h,k)=1,hh'≡−1(mod k)である.上記 の s(h,k)は Dedekind の和(Dedekind sum)と呼ば れ,つぎの相互法則(reciprocity law for Dedekind sum)が成り立つ. 標準(学術論文) η ポイント 数列の和 が成立するので, F(z) が p(n) の生成関数であ πi 1 ) η(τ) , η (− )= 12 τ を満たす.ただし, τ/i はτが虚軸の正の部分にあ るとき正の実数値をとる Im(τ)>0で正則な関数を とるものとする. したがって a,b,c,d が整数で ad−bc=1なら, ∞ a+q=−a+2 e π より, (n) ~ 4 3 n a+2q=4 法†の端緒となった. = −2 ,q=a+ η (τ+1)=exp( F (z) = (1−z )=1+ (n) z (n)= (2πi) ①と a≠0 より,②,③はそれぞれ ∞ モリサワ論的関数 lim ∞ 1 log lim 1 =d′ A, n 1 n =d″A ζσ が存在するなら,これをそれぞれ A の対数密度 (logarithmic Density) ,Dirichlet の 密 度 (Dirichlet Density)あるいは解析密度(analytic Density)とい う.ここで ζ は Riemann のゼータ関数である.こ れらの密度の間には,d' と d"は存在までふくめて 同じ値をとること,d' が存在しても d は存在するか どうか分からないが,存在するなら値は同じになる こと,などが知られている. f を数論的関数, g(x) を単調な実関数とする. 任意の整数εに対し,自然密度0の集合を除いて (1−ε)g(n)≦f(n)≦(1+ε)g(n)が成立するとき,f は正規の大きさ(normal order)g(x)を持つという. ω(n)や Ω(n)は正規の大きさとして loglog x を持 つことが知られている. ●数式フォントについて● [ 数式フォント(Type1)] 電算写植時代の数式フォントを Type1 フォーマットベースで利用可能にしました。ウェイトは「Regular」 「Bold」の 2 種類があり、それぞれ立体とイタリック体をご用意しております。 MC-Smart 全バージョン、MC-B2 Ver.5 全バージョン対応 [ 数式フォントⅡ ] OpenType フォーマットベースで開発をおこないました。和文の従属欧文と混在しても違和感のないデザ インとしております。ウェイトは「Light」 「Regular」 「Bold」の 3 種類があり、それぞれ立体とイタリック体 MC-Smart 全バージョン、MC-B2 Ver.5.101 以上対応 をご用意しております。 [ 数式フォントⅡ-G Type ] OpenType フォーマットベースで中学・高校の教科書や参考書等でご利用いただくことを目的として、学 参系の出版社などにご意見を頂戴しながら開発をおこないました。字形については、一文字一文字に表現力 を持たせることで、読みやすく誤読のないしっかりとしたデザインとしました。ウェイトは 「Regular」 「Bold」 の 2 種類があり、それぞれ立体とイタリック体をご用意しております。 MC-Smart 全バージョン、MC-B2 Ver.5.40 以上対応 ○ 数式フォントの使用可能な機能 ○ 数式フォント(Type1) 数式フォントⅡ/ G Type 分数 ○ ○ ルート ○ ○ 上付き・下付き ○ ○ 行列 ○ (行・列区切り罫不可) ○ 約物指定 ○ ○ 自動拡大括弧 × ○ ベクトル ○ (括弧類不可) ○ アクセント × ○ 罫巻き・文字合成 × ○ 数式揃え × ○ 打ち消し線 × ○ 長い矢印 × ○ 数式パラメータ ○ (テーブルはドキュメント毎に 1つのみ設定可) ○ (複数のテーブルおよび、個別設定可) 数式カーニング × ○
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