今年は攻めて備える新年あけましておめでとうございます。年末「中小企業とは何ぞや」と考えました。知人から「広告に『中小企業の経営者のための・・・』というキャッチフレーズは、果税理士たして受け入れられるのか？」藤田　ひろみという質問を受けたからです。中小企業の定義は、様々な施策において若干の違いはありますが、法人税法上の軽減税率の適用となる資本金1億円以下というのが一般的です。中小企業施策の目的は、高度経済成長期の「大企業と中小企業の格差の是正」という弱者の視点から、「技術や経営に独自性を有するやる気のある中小企業」という成長の担い手の視点、さらに「地域や生活を支える中小企業」という日本の生活基盤に不可欠なものという位置づけに変遷しています。日本の中小企業数は99.7%、雇用は約7割を占め、中小企業の施策は正に日本の産業政策であり、中小企業の経営者は「日本を支えている」という自覚と誇りを持って企業努力をされています。その中で年末に平成28年度の税制大綱が発表されました。中小企業については、法人税率減税、所得800万円までの軽減税率、交際費課税の不適用枠、繰越欠損金制限の不適用、企業版ふるさと納税の新設などが盛り込まれる一方、平成29年4月に向けての消費税増税、将来的なインボイス導入、税制以外では保証協会保証が100％から80％・50％への変更、マイナンバー導入により社会保険未加入事務所の加入要請、未納税額の徴収強化、外形標準課税の検討などが負担増、検討材料となります。今年は消費税増税に向けての駆け込み需要も予想されますし法人税率も下がりますので、できるだけ多くの売上を上げ、来年以降に備えるのがよろしいのではと考えています。ホームページに使える無料画像インターネットで開いたページが、字ばっかりで埋め尽くされていたらどう思いますか？「うわっ」と思ってしまい、見る気にならないですよね。やっぱり写真だったりイラス株式会社ウィズアルファトなどの画像があると、読者の代表取締役興味を引いて読み進める人が増宮崎　弥生えると思います。そのときの画像ですが、自分で全て撮影したり作ったりしたものを使えるといいのですが、実際にはそんな時間やお金そして技術もなかったりして、思い通りのものが手元にないということも多いでしょう。このような場合、画像素材を提供しているサイトを利用すればいいでしょう。そのときは、必ず商用利用OKのものを使いましょう。ロイヤリティフリーという風に表現されてお問い合わせいる場合もあります。画像は有料のところもありますし、商用利用OK でも無料で画像を提供しているサイトもあります。有料のところは１つの画像毎に課金するところ、一ヶ月間に限定金額で特定数量まで画像を使っていいですよというような課金するところと課金方法はいろいろです。無料画像があるところでも、画像サイト運営者はどうにか稼がなければならないと考えていて、画像が小さいものは無料でも大きいサイズのものは有料になるケースもあります。また、有料のコースに入ると画像がめんどくさくなく簡単にダウンロードできるように仕組みを作って、なるべく有料コースに申し込むように誘導しているところもあります。自分で全ての画像を用意するのは大変なため、手っ取り早く画像が使えるこれらの画像素材サイトは、有料無料にかかわらず結構便利なものなのではないかと思います。情報取引推進課　TEL：092-622-6680 BUSINESS SUPPORT FUKUOKA 2016.1 33