H25年度 運営に関する計画 最終評価

平成25年度
「運営に関する計画・自己評価(最終評価)
及び「学校関係者評価報告書」
大阪市立城東幼稚園
-1-
平成 26 年 3 月
大阪市立城東幼稚園 平成 25 年度 運営に関する計画・自己評価 (総括シート)
1 園運営の中期目標
[視点 学力の基礎の向上]
○平成27年度の保護者アンケートで「子どもは園生活の中で体を動かすことの楽し
さや心地よさを感じている」という項目について「そう思う(どちらかといえばそ
う思う)」と回答する割合を90%以上にする。
(カリキュラム改革関連)
○遊びから学びへの連続性や地域とのつながりを考えて、年間計画に幼保小の連携を
位置づける。平成27年度の保護者アンケートで保育所や小学校との交流を楽しん
でいると回答する割合を80%以上にする。
(カリキュラム改革関連)
[視点 道徳心・社会性の育成]
○保護者アンケートで「幼稚園は幼児一人一人を大切にした指導に努めている」という項
目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合を、毎年前年度より
向上させる。
(カリキュラム改革関連)
○平成27年度の保護者アンケートで、次の全項目「そう思う(どちらかといえばそ
う思う)」と回答する保護者の割合を90%以上にする。
①子どもは進んであいさつをしている。
②保護者の方は進んであいさつをしている。
③幼稚園は進んであいさつをするように指導している。
(マネジメント改革関連)
[視点 健康・体力の保持増進]
○保護者アンケートで次の項目について「そう思う(どちらかといえばそう思う」と回答す
る割合を、毎年、前年度より向上させる。
①子どもが健康について関心をもてるようにしている。
②「ほけんだより」を発行し、保健指導等の様子を知らせ、保護者に健康への関
心を高めるようにしている。
(カリキュラム改革関連)
[視点 教職員の資質・能力の向上]
○平成27年度までの保護者アンケートで「教職員は研究・研修に努めている。」という項
目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合を、毎年、前年度よ
り向上させる。
(マネジメント改革関連)
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2 中期目標の達成に向けた年度目標
[視点 学力の基礎の向上]
① 本年度の保護者アンケートで「子どもは園生活の中で体を動かすことの楽しさや心地よ
さを感じている」という項目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割
合を75%以上にする。
(カリキュラム改革関連)
② 本年度の保護者アンケートで「子どもは、保育所や小学校との交流を楽しんでいる」
という項目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合を75%以上
にする。
(カリキュラム改革関連)
[視点 道徳心・社会性の育成]
①本年度の保護者アンケートで「幼稚園は幼児一人一人を大切にした指導に努めている」
という項目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合を60%以上に
する。
(カリキュラム改革関連)
② 本年度の保護者アンケートで、「子どもは進んであいさつをしている」という項目について
「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合を90%以上にする。
(マネジメント改革関連)
[視点 健康・体力の保持増進]
① 手あらいうがいについて関心がもてるような指導を工夫し、学期ごとの実態調査で手あ
らいうがいを進んで行なう子どもが前回より増加するようにする。
(カリキュラム改革関連)
② 本園保護者アンケートで次の項目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答
する割合を、60%以上にする。
①子どもが健康について関心をもてるようにしている。
②「ほけんだより」を発行し、保健指導等の様子を知らせ、保護者に健康への関心を
高めるようにしている。
(カリキュラム改革関連)
[視点 教職員の資質・能力の向上]
① 保護者アンケートで「教職員は研究・研修に努めている。」という項目について「そう思う
(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合を、50%以上にする。
(マネジメント改革関連)
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3 本年度の自己評価結果の総括
園運営全体を通じてどのような成果があったか
目標や成果が保護者をはじめ、いろいろな方にわかっていただけるようにあげることで、教職員
自身も目標を明確にもって取り組むことにつながった。
学期ごとに評価・反省を行い、次学期への指導に生かした。
目標を達成するための取り組みやその意図についての説明の必要を感じたことから、機会を捉えて活
動の教育的意義を伝える意識が強くなった。
体を動かすことの楽しさを感じる子どもを育てる指導ができるよう、健康研究部として、さらには文部科
学省の研究協力園として研究を進めた。幼児期運動指針を読み込み、実態を客観的に把握し、その結果
を振り返りながら取り組むことができた。
小学校、保育所との交流活動では、他校種の教職員と共に交流の計画をたて、他校種間で参観交流を
するなど互いの教育内容の理解や進学に向けての連携をとっていった。そのことが子どもが楽しく交流す
ることにつながった。
幼児一人一人を大切にした指導のために、教職員間で支援の仕方を学び合った。幼児の成長を、
保護者に分かりやすく的確に伝えるように努めるよう共通理解できた。
あいさつの指導では、
「あいさつ強化週間」を定めることで子どもだけでなく保護者への啓発が強
化できた。
手洗いうがい指導では指導教材の掲示を行うなど事後の指導を工夫することで子どもたちの振り返りや保護者
への啓発ができた。研修については年間計画に基づき、研究テーマに即して園内研究会を計画的に実施し
たことで、互いの学びあいにつながった。
項目や取組の重点の置き方は適切であったか
項目設定については、知・徳・体のバランスを考慮した設定をすることができた。
保護者アンケートでは、年齢により保護者が回答しにくい項目もあった。
目標達成できなかった項目はどのような課題
どの項目も目標達成することができた。
成果を伸ばし課題を改善するために次年度はどのように取り組むか
どの取組についても保護者への啓発の大切さを再確認した。啓発の仕方の工夫も踏まえた取組内容
を検討したい。保護者アンケートは、中期目標にせまることができるよう、より具体的に質問項目
を再設定していきたい。また、アンケートの回収率を上げる手立てを考えていきたい。
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大阪市立城東幼稚園 平成 25 年度 運営に関する計画・自己評価 (目標別シート)
評価基準 A:目標を上回って達成した
B:目標どおりに達成した
C:取り組んだが、目標を達成できなかった D:ほとんど取り組めず、目標も達成できなかった
年度目標
達成
状況
[視点 学力の基礎の向上]
① 本年度の保護者アンケートで「子どもは園生活の中で体を動かすことの楽しさや心
地よさを感じている」という項目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回
答する割合を75%以上にする。
(カリキュラム改革関連) A
② 本年度の保護者アンケートで「子どもは、保育所や小学校との交流を楽しんで
いる」という項目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合を
75%以上にする。
(カリキュラム改革関連)
年度目標達成に向けた取組内容、取組の進捗状況を測る指標
進捗
状況
取組内容①【健康】
幼児期運動指針を基に、発達段階・年齢に応じた運動機能の発達を促す環境づくりを
B
する。
指標
毎週、週案の打ち合わせの際に、学年ごとに重点的に取り組みたい運動の活動
内容を決め、環境構成を考えていく。
取組内容②【健康】
遊びの記録を定期的にとり、実態を把握する。
A
指標
各学年で月に 1 回保育の見直しをする。
取組内容③【校種間・園間連携】
B
年間計画を立案し、子どもの実態に合わせて幼保小との交流活動を実施する。
指標
年間5回以上実施する。
取組内容④【校種間・園間連携】
B
幼保小連携だよりを発行し、保護者への啓発に取り組む。
指標
年間計画にそって実施し、交流実施後、毎回、幼保小連携だよりを発行する。
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年度目標達成状況や、取組の進捗状況の結果と分析
① 子どもの運動能力の実態を把握し、運動指針を基に子ども達が無理なく意欲的に体を動かしたくな
るようなさまざまな環境の工夫に取り組んだ。学年で話し合い、縄跳びやサーキット、スクーター、
手作りの運動遊具など子どもの実態に応じて環境の工夫を行ったことで、子どもが興味をもち意欲的
に体を動かす姿が多く見られるようになった。縄遊びでは個人持ちの縄を用意したことで、子どもた
ちが継続的に遊び、いろいろな動きを工夫して楽しむことにつながった。5歳児は次第にサッカー、
ドッチボール、鬼ごっこなど主体的に友達とかかわったり、ルールのある遊びを楽しむようになって
きている。寒くなると、皆で体を動かして体を温めて遊ぶ時間を意識して確保することで、子どもた
ちが体を動かす心地よさを味わい、安全にもつながった。
自分なりの目標を自分で決めていく子どもの姿も見られるようになり、継続して取り組む、新しい
ことへ挑戦する意欲が高まる等、運動能力の向上と共に心の成長も見られるようになった。
その結果年度の保護者アンケートでは「子どもが園生活の中で体を動かすことの楽しさや心地よさ
を感じている」という項目に対し「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合は肯定意
見が100%と高い回答が得られた。また、文部科学省が実施した保護者アンケートでも「体を動か
すことを楽しんでいるか」という項目などに対し本園は他園よりもよい結果が得られた。
9月に実施した要請指導の園内研究会では、多様な動きができる遊びについて研究し、発達段階・
年齢に応じた運動機能の発達を促す環境づくりを全学年で探ることができた。更に一学期の振り返りか
ら保育指導案の形式を再編成し、健康に関する項目を記入できるようにしたことで、学年間で確認
しやすくなった。
二学期に運動能力調査を実施したことで個々の実態把握につながった。子どもたちもいろいろな
運動への関心が高まり、その後の保育に活かすことができた。
年間を通して幼児期運動指針を読み込み、子どもの遊びの中にどの動きが経験できていないかを
意識して保育を進めることができた。
専門家を招き「幼児期の運動の大切さ」について講演していただいた。また、健康だよりや保育室
降園なども通して幼児期の運動の重要性を保護者へも啓発できた。
② 毎月各クラスで子どもの運動遊びについて実践記録を取り、協議する時間を確保した。教職員全体
で子どもの運動遊びに関する実態把握に努め、子どもの運動能力向上のための要因を探り、子どもの
成長に気付くことができた。
③
昨年度の幼稚園、保育所、小学校との交流の成果を活かし、計画的に交流が進められるよう、年間計画
を作成した。それを基にして小学校、保育所の交流学級担任と、直接打ち合わせをする機会をもった。年間
を見通した連携を図り、また積極的に交流活動に取り組んでいけるよう確認し合えた。 一学期・・・小学校
交流を3回、保育所交流を2回実施。二学期・・・保育所交流を1回実施。三学期・・・小学校交流を1回、小
学校・保育所交流1回を実施。避難訓練も小学校と合同で行った。(内容詳細は別紙参照)
交流をすることで、5歳児は小学校への期待も高まり、就学に向けての接続がスムーズに準備された。ま
た、4歳児も5歳児が交流する姿を見たり話を聞いたりすることで来年度へ期待する気持ちをもてた。小学
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校の教員とは日頃から交流を心がけ二学期には作品展やお弁当の様子を三学期には生活発表会を見に
来てもらったり、小学校の学習発表会を見せてもらったりと幼稚園・小学校双方の保育・学習内容の理解や
進学に向けて連携を図ることができた。保育所の先生方とは、打ち合わせの機会を活用し、互いの幼児の
実態や保育内容について意見交換することができた。
④ 交流後には、写真入のわかりやすい「幼小交流だより」を作成し全園児に配布し、園内にも掲示した。また
保育室降園時を利用して、交流時の活動の様子やエピソードを伝えるようにした。園門にも掲示して地域の
方にも発信した。年度末の保護者アンケートでは幼保小交流活動について「子どもは保育所や小学校との
交流を楽しんでいる」「保護者は、保育所や小学校との交流の様子を見聞きすることを楽しんでいる」という
項目に対し「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合は95パーセントと一学期末アン
ケートよりも評価が高くなった。保護者に一学期より継続して発信してきたことや教師側も一学期末の反省
から積極的に交流の様子を伝えていくようにしたこと、また学年末には3.4歳児の子ども達、保護者も進級
に向けて交流の意識が高くなったことが高い評価に繋がったと考えられる。
次年度への改善点
①
今後は運動能力調査のデータを参考も踏まえ、年間計画を立てていきたい。
② 引き続き記録を取りながら実態把握に努め、指導法を探っていく。またその中でクラスの中での課
題点や子どもの苦手な動きに注目し、日常の活動に取り入れる工夫をするなど、学年での共通理解も
図りながら、保育を振り返り、より体を動かすことが好きになるための指導に生かしていきたい。
③ 引き続き保育所の実態や現場を教師が見学したり話を聞いたりして、教職員同士の交流を図り、互いの教
育内容を理解し保育内容を共有する機会(ドッジボール大会など)を増やして年間計画に組み込んでいきた
い。小学校とも進学に向けてより様々な機会を通し来年度も連携を図っていきたい。
④
幼保小の交流活動に対し3・4歳児も関心をもてるように、交流で得た成果を園全体で共有する機会を作
り、5歳児になったら自分達も交流できるという期待を高めていきたい。また3・4歳児の保護者へも保育室降
園を活用し交流の目的や教師間同士の交流や連携についても伝達しより詳しく啓発していきたい。
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大阪市立城東幼稚園 平成 25 年度 運営に関する計画・自己評価 (目標別シート)
評価基準 A:目標を上回って達成した
B:目標どおりに達成した
C:取り組んだが、目標を達成できなかった D:ほとんど取り組めず、目標も達成できなかった
年度目標
達成
状況
[視点 道徳心・社会性の育成]
① 本年度の保護者アンケートで「幼稚園は幼児一人一人を大切にした指導に努め
ている」という項目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合を A
60%以上にする。
(カリキュラム改革関連)
②今年度の保護者アンケートで、「子どもは進んであいさつをしている。」という項目に
ついて「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合を90%以上にする。
(カリキュラム改革関連)
年度目標達成に向けた取組内容、取組の進捗状況を測る指標
進捗
状況
A
取組内容①【人権を尊重する教育の推進】
幼児の姿を記録し、教職員間で情報を共有していく機会をもつようにする。
指標
教職員間で学期に1回話し合いの場をもつ。
A
取組内容②【人権を尊重する教育の推進】
保護者に子どもの成長を伝える機会をもつ。
指標
あゆみノートを通じて子どもの成長を学期に1回以上伝える。
取組内容③【基本的生活習慣の自立】
子ども達が意識して進んであいさつができるように指導し、おはよう当番を実施する。
B
指標 取り組んだ内容を掲載したあいさつ通信を作成したり、おはよう当番を月1回(1
週間)定着させる。
年度目標達成状況や、取組の進捗状況の結果と分析
①
幼児一人一人への理解を深める為、幼児の遊んでいる様子や言葉、友達関係を意識して記録するよ
うにした。職員間で日々の保育の振り返りや幼児の様子の報告をすることで、気付きやアイデアを保
育に活かしていくことができた。お互いの情報を共有したことで、園全体、全職員で一人一人の幼児
を見守る態勢がとれた。二学期は引き続き、幼児の変化・成長を見過ごさずに、職員間で共通理解し
ながら、ボランティア・介助アルバイトの先生方や預かり保育指導員との連絡体制も作り、より幼児
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理解に努めていった。
個々の育ちについて理解を深め、巡回支援や家庭児童相談所の先生とも連携をとり、教職員間で支
援の仕方を学び保育に活かすことができた。年間を通して、子どもの様子や行動を話し合う環境が教
職員間でできており、担任が見えていない実態にも気付き、管理作業員も含め、全教職員が子どもの
成長を考え連携を図り、一人一人をサポートすることができた。
②
一学期はあゆみノートを通じて2回、子どもの成長を伝えた。
日々の降園時に子どもの様子を伝えたり、月に1回の保育室降園時には、子どもの活動を知らせる写
真掲示をし、視覚的にも分かりやすく知らせるようにしている。その取り組みが、一学期末の保護者
アンケートの「一人ひとりを大切にした指導に努めている」という項目で、98%の保護者が「そう
思う(どちらかといえばそう思う)
」とした評価につながった。
二学期はあゆみノートの書式を工夫し、テーマを絞ったことで、保護者に知って欲しいこの時期な
らではの幼児の成長を、分かりやすく的確に伝えられた。行事の後に保護者に書いていただいた、子
どもに対してのメッセージをクラスで読み、あゆみノートに貼り残すようにし保護者、教職員共に子
どもの成長を共有できるようにした。年間を通して行事ごとにアンケートを取ることで、保護者の思
いや考えも知ることができた。また、保護者と子どもの成長について話すきっかけ作りにもなった。
年度末の保護者アンケートの「一人ひとりを大切にした指導に努めている」という項目で、99%の
保護者が「そう思う(どちらかといえばそう思う)
」と回答した評価につながった。
③
一学期は6、7月、二学期は毎月、一週間「あいさつ強化週間」を決め、5歳児が園門に立ち、お
はよう当番を実施した。一学期、二学期と継続して行うことで、5歳児は「あいさつすることの気持
ち良さ」を感じると共に、毎朝あいさつすることが習慣化しつつある。おはよう当番の時だけでなく、
クラスでも自然と友達を見つけると「おはよう!」と声を掛けあう姿が見られるようになってきてい
る。4歳児は、5歳児にあいさつをしてもらうことを喜び、憧れの気持ちをもつようになってきた。
一学期はなかなか自分からあいさつをすることが難しかったが、しだいに5歳児を真似て、テラスに
立ち、「おはよう」と友達を迎える姿が見られるようになった。3歳児は、あいさつ以前に、門で保
護者と離れることが課題であったが、あいさつ当番の時に、年長児に見守られ、気持ち良くあいさつ
をしてもらうことで、自分から進んで門で離れられるようになり、テラスまで来ると、担任に元気よ
くあいさつをするようにもなってきた。三学期はおはよう当番に4歳児も参加し、より意欲が高まり、
さらに次年度への期待をもった。また毎学期末に保護者への啓発も兼ねて、「あいさつ通信」を発行
し、配布した。一学期は、主に「おはよう当番」について、二学期は、日々の子ども達の様子を中心
に知らせた。三学期は、総まとめとして、一年間の成果や頑張りについて知らせた。
年度末のアンケートで、「幼稚園は進んであいさつをするように指導してる」に対して、そう思う(ど
ちらかといえばそう思う)の回答率は、100%、
「保護者は進んであいさつをしている」に対しては、
98,9%とどちらも90%を超え、一学期の回答率より高くなっている。しかし、
「子どもは進んで
あいさつをしている」に対しては、87.6%と一学期よりは回答率が上がっているが、90%を超え
ることができなかった。
次年度への改善点
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① 引き続き、全教職員間で普段から何でも相談し話し合える環境を作るようにしていきたい。積極的
に他の機関とも連携をはかり、幼児理解に繋げていきたい。
② あゆみノートの取り組みの意図が職員と保護者の間に大きな温度差が感じられるので、保護者に対
してあゆみノートの取り組みの意味をもう一度知らせ、分かりやすく、読みやすいあゆみノートを目
指し内容や書き方に工夫していく必要がある。
年単位でなくあゆみノートを継続して使用していくことで、成長過程が分かり幼児理解を深めてい
くこともできるのではないか。今までの活用法を保護者にたずね、さらにあゆみノートの活用にいか
していきたい。
③ 保護者アンケートからもわかるように、
「幼稚園は進んであいさつをするように指導している」とい
う回答率が100%に対し、子どもや保護者自身がまだ進んであいさつができていないという実態が
ある。次年度も引き続き、
「おはよう当番」を行い、保護者啓発も含め、内容や実施方法についても検
討していきたい。また、「さよなら」についても、意識をして行えるように指導していきたい。
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大阪市立城東幼稚園 平成 25 年度 運営に関する計画・自己評価 (目標別シート)
評価基準 A:目標を上回って達成した
B:目標どおりに達成した
C:取り組んだが、目標を達成できなかった D:ほとんど取り組めず、目標も達成できなかった
年度目標
達成
状況
[視点 健康・体力の保持増進]
① 手あらいうがいについて関心がもてるような指導を工夫し、学期ごとの実態調査
で手あらいうがいを進んで行なう子どもが前回より増加するようにする。
(カリキュラム改革関連)
B
② 本園保護者アンケートで次の項目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と
回答する割合を60%以上にする。
① 子どもが健康について関心をもてるようにしている。
② 「ほけんだより」を発行し、保健指導等の様子を知らせたりして、保護者の健康へ
の関心を高めるようにしている。
(カリキュラム改革関連)
年度目標達成に向けた取組内容、取組の進捗状況を測る指標
進捗
状況
取組内容①【健康な生活習慣の確立】
手あらいうがいの習慣が身につくような指導をする。
B
指標 学期に1回健康週間を実施し、実態把握し、実態に応じた指導を行う。
取組内容②【家庭との連携】
健康に関する情報を提供し、家庭との連携に努める。
指標 「ほけんだより」を毎月発行する。
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A
年度目標達成状況や、取組の進捗状況の結果と分析
①
三学期は、感染症流行期でもあるため、前学期末よりも手洗い、うがい励行の取り組みに力を入れた。保健指導
内や、日々の生活の中でもハンカチ、ティッシュの有無を個別に質問し、寒冷期の冷水で長時間の手洗いを避け
る傾向にあるので、石けんを使用ししっかりと洗えているかなどのチェックも行った。また、各クラス担任の積極的
な声かけにより、園内での手洗い、うがいの頻度も向上させた。また、体重測定後の保健指導教材の掲示を行う
ことにより、保健指導の振り返りや保護者の目にも留まるよう工夫した。
3 学期のアンケートで①「子どもが健康について関心をもてるようにしている。」という項目については、「そう思
う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合は 97%という結果となっており、1 学期末の 90%という結果を顧み
ると、今学期の手洗い、うがいに対する取り組みは園児の意識向上に一定の効果を上げたと考えられる。
② ほけんだよりを毎月発行し、健康に関心が高まるように努めた。ほけんだよりでは実際に手洗いうがい
を習慣化し、健康を維持している園児のエピソードを記載し、家庭でみられる保健指導の効果が見えるこ
とにより園児、保護者双方の関心を得られるように努めた。インフルエンザが流行した季節とも重なるた
め、具体的な感染者数をクラス毎に数値として表示し、園内の感染状況と感染予防の啓発を行った。3 学
期のアンケートでは②「ほけんだよりを発行し、保健指導等の様子を知らせたりして、保護者の健康への関
心を高めるようにしている。」の項目では「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合が 100%という
高い結果となった。
次年度への改善点
① 健康週間は中々実施することが出来なかったため、今後は時期や対象への課題には臨機応変に対応し、また、
担任の先生と連携をとり、実態の把握や強化週間の意識が高まるように、より具体的な実施方法を明確化
し、実施に向けて取り組んでいきたい。
2.視覚的な教材の充実を図り、掲示物の多様化など今後も充実した保健指導を行っていく。
②
アンケート回答のうち「そう思う」の回答は 86%であったため、今後はこの数値の向上を目指し、また、新しい目
標を設定し達成に向け努力していく。
保健指導の内容や地域の感染情報などについて家庭との連携が図ることができるように、今後も降園時
などに保護者に啓発をしていく。
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大阪市立城東幼稚園 平成 25 年度 運営に関する計画・自己評価 (目標別シート)
評価基準 A:目標を上回って達成した
B:目標どおりに達成した
C:取り組んだが、目標を達成できなかった D:ほとんど取り組めず、目標も達成できなかった
達成
状況
年度目標
[視点 教職員の資質・能力の向上]
① 保護者アンケートで「教職員は研究・研修に努めている」という項目について「そ
う思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合を、50%以上にする。
B
(マネジメント改革関連)
年度目標達成に向けた取組内容、取組の進捗状況を測る指標
進捗
状況
取組内容①【各種研究、研修の充実】
園内研究会の年間計画を作成し、テーマや時期を決め、計画的に園内研究会を B
実施する。
指標
年間計画に基き年7回以上の園内研究会を実施する。
年度目標達成状況や、取組の進捗状況の結果と分析
①
園内研究会の年間計画を作成し、計画的に園内研究会を実施できた。
他の教職員に見てもらうことで、自分の保育を違う角度で見つめなおすことができた。今年度の研究テー
マに沿って実施したことで、それぞれの年齢に適した保育内容や指導方法について学び合う機会となった。
保育後には反省会を行い、互いに刺激を受け、学び合う機会となった。園内研究会実施日の降園時には、
保護者の方に園内研究会をしたことを伝え、随時全クラス実施していくことも伝えた。
9月には要請指導で、研究テーマに即した園内研究会を全クラスで行った。運動する楽しさを味わうには
どうすればよいかについてじっくり考えることができ、運動会に活かしていくことができた。教育指導員の先生
からの指導講評で、園内とは違った視点から課題を明確にすることができ、保育案の工夫についてもよい評
価をいただいた。
園内に幼児期運動指針のリーフレットを掲示し、保護者に体を動かすことの大切さを伝える機会をもっ
た。また、誕生会での演技、作品展、行事の予行などで互いの保育を見合い、意見を出し合うことができ、互
いの研修に繋がった。
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・新任指導に月1回来ていただき、新任教員が指導を受けた。保育後は反省会を行い、保育を見直していく
ことができた。新任指導員について、保護者にも説明し、啓発に繋がった。
・研究部会に参加した。他園の研究保育を見せていただいたり、すぐに実践できる実技研修を受けたりし、
保育に取り入れることができた。
・保護者アンケートの「教職員は研究・研修に努めている」という項目では、100パーセントの方が肯定的意
見であった。降園時などを使って、園内研修会のことについて話したり、歌や体操など毎年違うことをしたり
したことが保護者に伝わっていっていることがわかる。
次年度への改善点
①
引き続き、年間計画通り園内研修会を行えるようにする。行事等で日程が厳しくならないように、早めに日
程調整をするようにする。
③
引き続き保育の取組の様子、研修で学んだことなど保護者にもわかりやすい言葉で伝えていくようにす
る。
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平成25年度
活動名
5
授業参観・校庭散歩
月
ね
ら
城東幼稚園・城東小学校
い
・1年生の姿をみることで、小
学校の生活に興味をもつ
24
ふれあい活動実施状況
活動内容
結果・課題
・1年生の授業の様子を見る。 ・参観の様子を写真付
・今年度は1年生の国語の授業の様子を教室内で
・校庭・中庭を歩く
きの手紙にして全園
参観させてもらった。子どもたちは、教室や授業
児に配布した。
の様子にいろいろ発見したり驚いたり憧れたりす
・上記を掲示する。
る姿が見られた。また、廊下や階段を見たり校庭
・小学校の校庭や中庭を歩き、 (草花、池の様子を見る)
日
保護者への啓発
自然に触れながら、小学校に
親しみをもつ。
探検をしたりして小学校の雰囲気を知ることがで
きた。実際の小学校の環境や生活を知る機会とな
った。
・参観後、子どもたちが感動した気持ちを手紙(絵)
にかき1年生へ届け交流を図った。
6
1年生と遊ぶ会
月
〈 幼 稚園 に1 年 生
が遊びに来る〉
・ダンスやいろいろな遊びを通
・ペアになって一緒に遊ぶ
・交流の様子を写真付
・1年生とペアを作り、ふれあいレクレーション
して 1 年生とふれあい、憧れ ・一緒にダンスやふれあい遊び
きの「幼小連携だよ
のゲームや日頃の園内での遊びをコーナーにして
や親しみの気持ちをもつ
り」を全園児に配布
遊んだ。ペアで相談しながら遊びを進めたり、協
した。
力して取り組んだりと1年生と一緒に遊ぶ中でに
をする
・上記を掲示する。
親しみをもって活動することができた。
・交流後、1年生にはクラスごとにアンケートに
答えてもらい、1年生が遊びや交流を楽しんだ様
子を知り更に親しみをもつきっかけとなった。
7
月
なかよしプール
(5年生)
・小学校のプールで 5 年生とふ
れあいながら水に親しむ
・学校のプールに入れてもら
・交流の様子を写真付
・5年生と2~3人でグループになり、一緒に体
う。いろいろな遊具で一緒に
きの手紙にして全園
操をしたり、洗体操やシャワーも一緒に入ったり
遊んでもらう。
児に配布した。
した。
・上記を掲示する。
小学校の大きなプールに緊張する園児もいたが、
5年生が手を握ったり抱っこしたり優しく接して
くれたことで信頼を寄せ安心感をもって活動でき
た。園児と5年生が互いに心を通わせ充実した交
- 15 -
流活動となった。
・交流後、園児が嬉しかった気持ちをお礼の手紙
として書いた。後日5年生に手渡すことができ、
教室内に掲示してもらった。
7
七夕のつどい
月
・お世話になった方にお礼の気
5
・作った笹飾りを小学校に届け
る
・子どもたちの様子を
・事前に小学校に連絡を入れておくことで、直接
伝える。
受け取ってもらうことができた。いろいろ質問さ
持ちを伝える
れたり話したりすることで、より小学校が近い存
日
在となった。
9
金管バンド鑑賞会
月
・小学生の演奏や、ダンスを見
30
・小学生バンド演奏や、ダンス
を見る
て、憧れの気持ちをもつ
・写真掲示して子ども
・全園児が小学校へ行かせてもらい、小学生のバ
たちの様子を伝え
ンド演奏やバトンのダンスをみせてもらった。ポ
る。
ンポンやバトンを使ったダンスをたいへん興味深
日
く楽しんだ。年中児がお礼にペンダントを用意し
ありがとうの気持ちを込めてプレゼントした。
11
参観をする
月
(作品展)
11
作 品 展に 小学 生 を
作品展
月
招待する
・自分の作品をいろいろな人に
った。子どもたちの作品を一つ一つていねいに鑑
23
見てもらい、自信をもち、作
賞し幼稚園の子どもたちの実態や保育内容を知っ
日
る楽しさを味わう
ていただく機会となった。
1
避難訓練
・小学生に憧れの気持ちをもつ
・今年度小学校の作品展が実施さず。
・作品を小学生に見てもらう
・地震のときに起こりうる事 ・震災後津波が起こったと想定
・作品展当日に小学校の先生が参観に来てくださ
・子どもたちの様子を
・全園児が緊張した状態で真剣に取り組み、指示
月
態を具体的に知り、大人の
16
指示をしっかり聞き、行動
・小学生が避難する様子を見せてもらったり、避
日
できるようにする
難訓練に関する話を聞いたりして具体的な避難の
し、小学校の校舎に避難する
伝える。
をよく聞き行動することができた。
仕方を知ったり確認したりする機会となった。
- 16 -
1
給食参観・授業参観
・小学校の生活を知り、期待を ・給食や授業の様子を見せても
月
もつ
らう
17
・写真掲示して子ども
・1年生が多数の昔遊びを教えてくれ、一緒に遊
たちの様子を伝え
んだ。はきはきと話して遊びの説明をしたり優し
る。
く接してくれたりする1年生の姿に憧れを感じ
日
た。
・給食の様子を参観させてもらった。給食を配膳
したり楽しい雰囲気で給食を食べる様子を見せて
もらったりして期待が膨らんだ。
・交流後には交流だよりを作成し、全園児に配布
するとともに、1年生にお礼の手紙を書き届けた。
平成25年度
活動名
2
月
3
日
授業参観・校舎見学
ね
ら い
・小学校の生活を知り、興
城東幼稚園・鴫野小学校
活動内容
・1年生と一緒に遊ぶ
味を持つ
ふれあい活動計画案
保護者への啓発
結果・課題
・交流の写真を掲示
・鴫野保育所の5歳児も小学校に来ており、一緒に
する。
・小学校へ親しみや興味を
1年生とグループになり、手作りの遊びのコーナー
を回り教えてもらったり一緒に遊んだりすることが
もつ。
できた。手作りのおみやげもいただいた。
・校舎を案内してもらい、小学校生活のイメージを
膨らませることができた。
・交流後には交流だよりを作成し、全園児に配布する
とともに、1年生にお礼の手紙を書き届けた。
- 17 -
平成25年度
活動名
5
城東幼稚園で遊ぶ
ね
城東幼稚園・鴫野保育所・東中浜保育所
ら い
・保育所の友達と一緒に遊
活動内容
・保育所の友達と遊ぶ
ふれあい活動計画案
保護者への啓発
結果・課題
・交流の様子を写真
・幼稚園で楽しんでいる遊びを園庭で保育所のお友
月
び、同年齢の友達との関
付きの手紙にして
達も一緒に楽しんだ。初めての保育所の友達との交
15
わりをもつ
全園児に配布し
流で初めは戸惑っている様子が見られたが、時間が
た。
経つにつれ、お互いに関心をもって少しずつ話をし
日
・上記を掲示する。
たり誘ったりする姿が見られた。
・交流後、
「交流だより」を保育所に届け掲示しても
らった。
6
鴫野保育所で遊ぶ
月
・保育所の友達と一緒に遊
び親しみをもつ。
19
・保育所の建物や小さいお
日
友達など保育所のことに
・保育所の友達と遊ぶ
・交流の様子を写真
・雨天で延期になっていたため、園児たちは保育所
・乳児の様子を見せてもら
付きの手紙にして
での交流を大変楽しみに待っていた。2回目の交流
う
全園児に配布する
では東中浜保育所の友達とも交流し、前回よりも交
予定。
流の輪が広がった。その中で前回交流した友達を探
ついて興味をもつ。
・上記を掲示する予
定。
したり自分から話しかけたり一緒に遊んだりする姿
が見らえた。新しい遊びや体操を教えてもらい、幼
稚園での遊びにも活かしていくことができた。
・保育所に通っている小さな子どもたちとも触れ合
って遊んだことで優しい気持ちで接したり幼稚園と
の違いに気付いたりすることができた。
11
城東幼稚園で遊ぶ
・保育所の友達と一緒に遊
・保育所の友達と遊ぶ
・全園児に交流だよ
・今年度3回目の交流になり、顔見知りになる子ど
月
び、同年齢の友達との関
りを配布し、活動
もたちも見られるようになった。今回は進学先小学
6
わりをもち、小学校への
内容を知らせると
校ごとにグループを作って、自己紹介をしてから、
日
期待を高める。
ともに、園内や園
遊んだ。同じ進学先の友達を見つけて一緒に遊ぶ子
門にも掲示した。
どももいた。お互いに運動会を経験し成長を実感で
- 18 -
き、リレー・ドッジボールなど共通の遊びも多くよ
り活動的に活発に交琉して遊ぶ姿が見た。全体で活
動する時間ももったことで、同じ小学校に行く友達
にも意識が向き、自分や友達がどの小学校に行くと
いうことにも以前より興味をもつようになった。
- 19 -
(様式 3)
平成 25 年度学校関係者評価報告書
大阪市立城東幼稚園 学校協議会
1 総括についての評価
・本年度の幼稚園の自己評価の結果は概ね妥当である。年度目標にあげた保護者アンケートの肯定意見のパー
センテージは100%に近く、十分達成できていると考えるため、達成状況はAと考える。
2 年度目標ごとの評価
年度目標:[学力の基礎の向上]
①本年度の保護者アンケートで「子どもは園生活の中で体を動かすことの楽しさや心地よさを感じている」と
いう項目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)
」と回答する割合を75%以上にする。
②本年度の保護者アンケートで「子どもは保育所や小学校との交流を楽しんでいる」という項目について「そ
う思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合を75%以上にする。
充分達成できている
①・無理なく体を動かす楽しさを教えているのが子どもの様子で伝わる。保護者にも子どもの出来る事、苦手
なことを伝え、様々な活動を取り入れてきた。マラソンやボール遊びなど年中少から取り入れてほしい。
・総合遊具がないのがさみしい。総合遊具、大縄、一輪車の台数を増やすなど遊具の充実があればもっと体
を動かすことを楽しめると思う。
②・他園や小学校との交流はとても良い刺激になり、スムーズに入学できる状況を作っている。小学校の学習
発表会へ幼稚園教諭が見学に来ることが、修了した子どもも喜び成長を見てもらえる機会にもなった。
・小学校教諭が生活発表会を見学され幼稚園の様子を知ってもらう機会になった。
年度目標:
[道徳心・社会性の育成]
①本年度の保護者アンケートで「幼稚園は幼児一人一人を大切にした指導に努めている」という項目について
「そう思う(どちらかといえばそう思う)
」と回答する割合を60%以上にする。
②本年度の保護者アンケートで「子どもはすすんであいさつをしている」という項目について「そう思う(ど
ちらかといえばそう思う)
」と回答する割合を90%以上にする。
充分達成できている。
①・降園時やあゆみノートを活用し、一人一人の様子を保護者に伝えているので、個々の幼児をよく見て、そ
の子に応じた指導をしていることが分かる。
・あゆみノートに行事ごとの保護者からのメッセージを貼ってもらえるので成長記録として残るのがよかっ
た。
「こんなことをがんばろうね」などの目標があれば、コミュニケーションツールとして活用できると思
う。
②・あいさつ当番は、定着した。親子であいさつを意識できるいい機会になった。
・外から来た人にもあいさつができる子どもが増えた。
・年中児にも伝えていけたのがよかった。
- 20 -
年度目標:
[健康・体力の保持増進]
①手洗いうがいについて関心がもてるような指導を工夫し、学期ごとの実態調査で手洗いうがいを進んで行な
う子どもが前回より増加するようにする。
②本年度の保護者アンケートで次の項目について「そう思う(どちらかといえばそう思う)」と回答する割合
を60%以上にする。
1.子どもが健康について関心をもてるようにしている。
2 「ほけんだより」を発行し、保健指導等の様子を知らせたりして、保護者の健康への関心を高めるよう
にしている
充分達成できている。
①・うがい手洗いの習慣がついてきた。
・毎年インフルエンザで学級休業があることが残念。冬期はお茶の減りが少ないので、水分補給を促すこと
や外遊び換気を勧めてほしい。
「うがいうた」などを創ったら楽しんでするのではないか。
② ほけんだよりや降園時の連絡で、
子どもにもわかりやすく健康についての話を伝えているので意識が高ま
った。
年度目標:
[教職員の資質・能力の向上]
①保護者アンケートで「教職員は研究・研修に努めている」という項目について「そう思う(どちらかといえ
ばそう思う)
」と回答する割合を50%以上にする。
充分達成できている
①・職員の意識の高さが保育内容や子どもたちの成長に見られる。研修の多さや反省会で職員間で情報を共有
しているのが分かる。
・保護者への連絡で、何に取り組んでいるのかよくわかった。
・保護者の中には先生方が研究・研修をしていることが伝わっていない人もいるので、どういうことを学ん
でいるのか掲示やプリント等で伝えてはどうか。
3 今後の学校運営についての意見
・アンケートの回収率が低かった。配布時にその場で記入できて出して帰れるような内容にしたらよいので
はないか。今、何のアンケートを回収しているのかを掲示して周知するなどわかりやすくしていく。
・総合遊具の設置をしてほしい。
・協議会の資料の準備や取り組みの反省など先生方の熱心さが伝わる。
・小学校につないでいける情報交換をしていく。
- 21 -