校長だより No 12 中津市立緑ヶ丘中学校 平成 25 年 10 月 21 日発行 校長 古口 宣久 緑ヶ丘中生徒会・新執行部発足 10 月 10 日、平成 25 年度・緑中生徒会・後期役員立会演説会ならびに選挙が行われ、下記の新役員 が決定し、選挙管理委員長から任命証書が手渡されました。 【生徒会長】原田 【副会長】棚田・原田 【書記】吉川・井上 【執行委員】田邉・中江 ・岩久・葉山・恒廣・大月・吉浦 ・川野・上村・淀原・神崎 以上 16 人 すばらしい演説 どの立候補者も立候補した理由や公約(当選してからの決意・約束)を具体的にわかり やすく述べ、聴衆をひきつける立会演説でした。 ・全校をまとめ引っ張っていく執行部をみて、自分もやりたいなと思った。 ・今の明るく過ごしやすい雰 囲気をつくったのは先輩のおかげ、自分も貢献したい。 ・執行部に入っていたけど、先輩に頼ってばかりだ った。やり残したことをやりたい。 ・資源回収や合唱コンクールなどの行事ももっと盛り上げたい。 ・ 「あい さつ」や「けじめ」をきちんとし、笑顔あふれる学校にしたい。 ・校則違反をなくし、規律ある学校にした い。 ・一人ぼっちをなくし、あたたかい学校にしたい。など緑中をよくしたいという気持ちが身体中にあふ れていました。新執行部を支えるのは生徒会の一員である全校生徒のみなさんです。緑中生徒会前進を! 心の成長まずまず、学習面に課題中学 3 年対象 全国学力学習状況調査結果 4 月に実施した調査で、 「人の気持ちがわかる人間になりたい」 「いじめはどんな理由があってもいけな いと思う」など規範意識については全国に比べて高くなっています。一方、教科に関する調査(国語・数 学)で、2つの教科とも「A・主として知識」 ・ 「B・主として活用」の両方で全国平均に比べて、正答率 が4~8ポイント下回っていました。基礎学力定着はもちろん、国語・数学とも資料や情報を読み取り、 根拠を明確にして説明する力(活用の力)などが求められています。◎全国に比べて高い △全国に比べて低い 国 語 分 析 今後の取組 ◎漢字の読み書き △課題を設定したり、情報を収集する △文章の展開に即して内容をとらえる △国語への意欲・関心・態度 数 学 △図形領域、関数問題の基礎学力 △事柄が成り立つ理由を筋道を立てて説明す る △資料の傾向を読み取ったり、事柄の特徴を数 学的に説明する ・書くことで自分の思考を深め、論理的 ・少人数の班学習などで、自分の考えを論理的 に文章を組み立て、言語を活用できる に表現できるようにする。 ような力をつける。 ・基礎基本定着に向けた学習プリントを計画的 ・新聞やインターネットを使った授業 にやっていく。 ・多くの文章に触れ、生活の中で活用で ・身近な問題を取扱い、数学への興味関心が持 きる言語力、表現力をつける てるようにする。 全国平均を上回った項目 「そう思う」の割合、「どちらかといえばそう思う」は除く 中学校の授業は、年間 1015 ① 学校に行くのが楽しい 緑中・67%(全国・46%) 単位時間、1単位時間は 50 ② 友達との約束を守っている 緑中・74%(全国・65%) 分なので、正味約 846 時間 ③ 人の気持ちがわかる人間になりたい 緑中・82%(全国・73%) です。毎日テレビを2時間 ④ いじめはどんな理由があってもいけない 緑中・80%(全国・71%) 20 分以上見る人は、授業時 緑中・36%(全国・28%) ⑤ 将来の夢・目標実現のため努力している 間よりテレビ視聴時間の方 全国平均を下回った項目 が長いと言えます。家庭で ① 友達が悪いことをしたとき注意する 緑中・19%(全国・22%) の時間の使い方工夫を! ② 地域や社会での出来事に関心がある 緑中・15%(全国・17%) ③ 月~金、1 日あたりの家庭学習時間 3 時間以上・5%(11%) 2 時間以上・29%(37%) ( )は全国 1 時間以上・69%(69%)30 分以上・92%(85%) ④ 月~金、1 日あたりのテレビ・ 4 時間以上・24%(14%)3時間以上・40%(30%) DVD 視聴時間 ( )は全国 2 時間以上・69%(56%)1 時間以上・93%(83%) わかりやすい授業 わからない生徒への配慮 家庭学習の指導 本校研究部(主任・池田基樹先生)が1学期末に行った「学校アンケート」 (対象、全校生徒・教職員・ 保護者)結果は、4段階評価(4・そう思う、3・どちらかといえばそう思う、2・どちらかといえばそうは思わない、1・そう は思わない)で下表のようになっています。 「わかりやすい授業に取り組めたか?」では、教職員の評価が一番低く、自分の授業に対する厳しい見 方があらわれています。授業のねらい(AIM)を生徒にとってわかりやすく表現(その時間のゴールが見 通せる)することや生徒の興味関心を高める教材教具の準備をさらに充実させていかねばなりません。 また、 「分からないとき『分からない』と言えたか?」では、生徒の回答が「2.6」 、教職員が「2.8」と 低く、課題を残しています。授業形態の工夫(コの字の机配置や班学習)で生徒どうしの学び合いの場の 設定や教師の個別指導の時間の確保などを心がける必要があります。 「家庭学習の指導を行っているか?」では、教職員が「2.5」と低いのに対し、生徒「3.1」 ・保護者「3.2」 と高くなっています。家庭学習の習慣化にむけて、意欲的に取り組める課題や提出後の的確な評価などに ついて研究・実践していかねば成りません。 わかりやすい授業 分からない生徒の配慮・言えたか 家庭学習の指導、宿題・テスト勉強 生 徒 3.2 2.6 3.1 教職員 2.6 2.8 2.5 保護者 3.2 3.2 教師の授業力をつける・公開授業 本校では学期に1回校内研究会を開催し、 「意欲的に学 習する生徒の育成 ~学びのある授業づくりを通して ~ 」 をテーマとして研究をすすめています。 あわせて、 教師の授業公開を行い、授業力の向上を図っています。 18 日(金)6限に渡邊修先生(社会科2の2)が歴史 的分野「第一次世界大戦」の授業を行いました。生徒は DVD の映像(シェルショック・戦闘ストレス障がい) を見て、班で話し合いその症状の原因を考えたり、 「第一 次世界大戦はどんな戦争といえるか?」について簡単な コピーをつくって発表しました。 また、本日3限に河野秀男先生(数学2の2)が「一次関数」の公開授業を行いました。生徒は二元一 次方程式の解をグラフ上に表し、一次関数と一致することを確認しました。また、グラフの交点が連立方 程式の解になっていることに気づいた生徒の発言をもとに学び合い学習が広がり、具体的な課題に挑戦し ました。市教委の指導主事をはじめ数名の先生が生徒の意欲的な学習を参観しました。 23 日(水)2限、久保一美先生(音楽3の4)の公開授業予定、11 月 29 日(金)緑中第2回校内研究会予定 卓球部女子 優勝 10 月 19 日 日田近郊大会 決勝 3-0 判田中 準決 3-0 南陵中 決 T1回戦 3-0 田主丸中 予選3勝
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