飲食物・嗜好品と薬−3

あじさい Vol.13,No3,2004
Aug.2004Vol.13 No.3
★シリーズ 薬物相互作用―7
『飲食物・嗜好品と薬−3』
要旨:医薬品と食品(健康食品を含む)との相互作用を添付文書、並びに各種文献より調べてみました。
最近、サプリメント効果の増強、速効性などを期待して、推奨された使用法に従わずに自己判断で増量服用し
た際の健康被害が多くなってきています。その例として、『にがり(マグネシウム含有)』があり、独立行政法人国
立・健康・栄養研究所より取り過ぎに注意するよう注意喚起がされています。
No.1、No.2 では、医薬品を中心に薬効順にまとめていますが、今回は食品ごとに分類し、五十音順に掲載し
ました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
◎はじめに 95)
かし、下痢による一時的な体重変化は、主に必要な水分
最近、テレビや雑誌で「にがり」によるダイエット効
果について紹介され、女性を中心にブームになっ
ています。
独立行政法人国立健康・栄養研究所(東京)は
「にがり」によるダイエット効果の根拠がないとして、
取り過ぎに注意するようホームページで下記の通り
呼びかけています。
(塩類下剤)として利用されている酸化マグネシウムは 2g/
の減少によるもので、見かけの変化です(ちなみに、下剤
日、水酸化マグネシウムは 0.9-2.1g/日、硫酸マグネシウ
ムは 5 -15g/日であり、これらはマグネシウムイオンのため
に消化管内の水分が吸収されにくくなり、便の軟化、瀉
下作用がでると考えられています )。さらに、下痢を起こ
す程、にがりや マグネシウムを過剰摂取することは 、エネ
ルギー源となる糖質や脂質だけでなくビタミンやミネラル
等の吸収も阻害されます。そのような 状況は私たちの体
にがりは 、海水を濃縮したときの塩を除いた残留物であ
にとって好ましいことではありません。下剤としてにがりを
り、その主成分は塩化マグネシウムです。昔から豆腐を
利用し、その摂取量を間違えて重大な健康被害が出た
作るときの凝固剤に利用されてきました。
事例もあります。
最近、にがりや マグネシウムに「痩身効果 」があるという
情報が流されています。例えば、「糖の吸収を遅らせる」
マグネシウム、亜鉛、銅は科学的根拠に基づき、
2004 年 4 月から栄養機能食品としての表示が認め
られています 。その内容は下記の通りです。(表1
参照)
「脂肪の吸収をブロックする」「糖質代謝を促進する」「エ
ネルギー 代謝を促進する」といったメカニズムから、ダイエ
ット効果を論証するような 情報がありますが、いずれにつ
いても確実な根拠・文献等はありません。また、マグネシ
ウムは、医薬品では下剤として使用されており、食品であ
っても多量に摂取すると下痢になる可能性 があります。し
34
あじさい Vol.13,No.3,2004
表1 亜鉛、銅及びマグネシウムの機能表示
栄養成分
亜鉛
銅
上限・
下限量
機能表示
注意事項
3mg∼15mg
亜鉛は、味覚を正常に
保つために必要な栄養
素です。亜鉛は、皮膚
や粘膜の健康維持を助
ける栄養素です。亜鉛
は、たんぱく質・
核酸の
代謝に関与して、健康
の維持に役立つ栄養素
です。
本品は、多量摂取により疾病
が治癒したり、より健康が増
進するものではりません。亜
鉛の採りすぎは、銅の吸収を
阻害するおそれがありますの
で、過剰摂取にならないよう
注意してください。一日の摂
取目安量を守ってください。
乳幼児・小児は本品の摂取を
避けて下さい。
0.5mg ∼5mg
銅は、赤血球の形成を
助ける栄養素です。銅
は、多くの体内酵素の
正常な働きと骨の形成
を助ける栄養素です。
本品は、多量摂取により疾病
が治癒したり、より健康が増
進するものではりません。一
日の摂取目安量を守ってくだ
さい。乳幼児・小児は本品の
摂取を避けて下さい。
マグネシウムは、骨や
本品は、多量摂取により疾病
歯の形成に必要な栄養
が治癒したり、より健康が増
素です。マグネシウム
進するものではありません。
は、多くの体内酵素の
マグネシ
多量に摂取すると軟便(下
80mg∼300mg 正常な働きとエネル
ウム
剤)になることがあります。一
ギー産生を助けるととも
日の摂取目安量を守って下さ
に、血液循環を正常に
い。乳幼児・小児は本品の摂
保つのに必要な栄養素
取を避けて下さい。
です。
私たちにとって、ミネラルの必要量はごく微量です
が、生命維持には不可欠の栄養素なのです。
ミネラルは、残念なことに人間の体内で作り出す
ことができないため、食べ物から補うしかありません。
しかし、摂取量が不足すると欠乏症が起き、様々な
病気のもとになってしまいます。
ミネラルのなかでも、とくに不足しやすいのが『カ
ルシウム』です。なんと日本人は、摂取量が目標値
を上回ったことが過去約 30 年間一度もないようで
す(慢性カルシウム不足)。さらに、これに加えて最
近の調査では、鉄 、銅、亜鉛、マグネシウムさえも
不足しています。豊かな食生活を送っているようで
も、今や日本人は「深刻なミネラル不足」なのです。
日本人において、ミネラル不足は深刻な現代病と
いえるでしょう。
1)日本人に不足しがちなミネラル
①カルシウム(Ca)
表2 にがりの組成(%)
製塩法
塩化マグネシウム
イオン交換膜法
天日塩田法
塩田法
12∼19
12∼21
14∼21
2∼7
6∼8.3
0.24∼0.42
0.25∼0.36
硫酸マグネシウム
臭化マグネシウム
0.5∼1.1
塩化ナトリウム
4.3∼7.3
2∼11
2∼7
塩化カリウム
5.4∼10
2∼3.4
2.4∼3.2
塩化カルシウム
2.9∼5.4
◎ミネラルとは 92)95)
ミネラル(無機質)は、たんぱく質、脂質、炭水化
物、ビタミンと並び、5 大栄養素の一つです。
人の体の約96%は、炭素(C)・水素(H)・酸素
(O)・窒素(N)の4つの元素でできています 。残り
の 4%の元素を栄養学上、ミネラル(無機質)と定義
しています。人間に必須であることがわかっているも
のが、約20種類あり、比較的多く存在するのが、カ
ルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシ
ウムです。一方少ないのが、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、
マンガン、セレン、クロム、コバルト、モリブデン、フッ
素などでこれらを特別に微量元素と呼んでいます。
この他、ミネラルは体液量や酸・アルカリ度の調整、
筋肉や神経のはたらきの調節にも欠かせません。さ
らにビタミンと同様に、炭水化物やたんぱく質、脂
質などの代謝にも深く関わっています。ミネラルの
働きと栄養所要 量 については、あじさい Vol.13
No.1 表2を参照下さい。
35
第6次改訂日本人の栄養所要量におけるカルシ
ウム摂取基準は、1 日所要量が成人男性で 600∼
700mg 、成 人 女 性 は 600mg 、摂 取 上 限 値 は
2500mg となっています。
カルシウムを多く含む食品は少なく、また、吸収率
の低い食品が多いので、よく選ぶ必要があります。
食品中のカルシウムの大部分は骨や歯にあります
が、肉類には少ないので、骨ごと食べる小魚、牛乳
や卵を多く取るようにします。
カルシウムの吸収率は、カルシウムとリンの比が
1:1 程度のときが最も良いとされています。
牛乳はリン酸を多く含み、その比もだいたい 1:1 で
吸収も良く、カルシウムを摂取するためには最適の
食品といえます。
牛乳のカルシウム吸収率が 50∼60%に対し、小
魚が 30%、野菜は 20%位です。
欧米人が主に牛乳・乳製品からカルシウムを取って
いるのに対し、日本人は小魚や野菜、海藻からカ
ルシウムを取っています 。これらも日本人のカルシ
ウム不足の原因になっています。
②鉄(Fe)
鉄は血液の大切な成分です。ヘムというたんぱく
質と結び 付いて、赤血球中 のヘモグロビン(血色
素)を作り、体内に酸素を運ぶ働きをしています。
鉄不足から起きる貧血が鉄欠乏性貧血です。
鉄は、微量でも毎日必要で、男性は 10mg 、女
あじさい Vol.13,No3,2004
性は 12mg が 1 日の目安とされています。
しかし、吸収率が 10%程度と低く、特に清涼飲料
や加工食品 に含まれるリン酸、野菜の中のシュウ酸
などは、吸収を妨げます。
吸収を良くするには、ビタミン C やたんぱく質と一緒
に取ること、かんきつ類や酢などで胃酸の分泌を良
くすることがあげられます。
⑤亜鉛(Zn)
第6次改訂日本人の栄養所要量における亜鉛の
摂取基準は、1 日所要量が成人男性で 11∼12mg、
成人女性は 9∼10mg 、摂取上限値は 30mg となっ
ています。
体内に約2g含まれます。
亜鉛は広く細胞全体に存在し、働 きはDNAや
蛋白質の合成に関与しています。
血漿中の亜鉛は、ほとんどアルブミンなどの蛋
白質と結合していて免疫機能に関係します。
また、糖代謝にも必要でインシュリンの合成や作
用発現に必須のミネラルです。
亜鉛の所要量は、鉄と同じくらいとされていますが、
尿や汗の中に排泄される量は、鉄の十倍も多く、ダ
イエットや運動によって不足しがちになります。
また加齢によっても、尿中の排泄量が増えます。
亜鉛は、DNAや蛋白質合成に関係している細胞
分裂に必要なため、不足すると免疫機能が低下し
ます。
亜鉛は、カキ、レバー、ウナギ、カシュナッツ、たら
こ、ホタテ、アーモンド、高野豆腐 、さんま、ささみ肉
などの食品の多く含まれています
亜鉛は植物性蛋白質 と一緒に摂ると、吸収が促
進されます。
③銅(CU)
第6次改訂日本人の栄養所要量における銅の摂
取基準は、1 日所要量が成人男性で 1.8mg、成人
女性は 1.6mg 、摂取上限値 は 9mg となっていま
す。
銅は、体内に 75∼150mg 含まれています。
銅を多く含む食品には、レバー、ココア、チョコレ
ート、カキ、蟹、エビ、胡麻、大豆などがあります。体
内に広く各種の臓器に分布して存在し 酵素の成
分にもなっています。
銅は、腸管からの鉄の吸収を助け骨髄でのヘモ
グロビン生成のとき鉄の利用をよくする働きをしてい
ます。
貧血の予防や治療に鉄とともに必要です。
④マグネシウム(Mg)
第6次改訂日本人の栄養所要量におけるマグネ
シウム摂 取 基 準 は 、1 日 所 要 量 が成 人 男 性 で
310mg 、成 人 女 性 は 250mg 、摂 取 上 限 値 は
700mg となっています。
マグネシウムを特に多く含んでいる食材はありま
せんが、主な摂取源としては、貝類・豆類・海草類・
穀類・牛乳・ピーナッツなどがあり、毎日の食事によ
り1 日 200∼400mg 程度は摂取できます。(表7参
照)
マグネシウムは通常の食生活で摂取基準を満た
すことができます。食事中含量の 1/3 が吸収され、
残りは糞便に排泄されます。吸収機構はカルシウム
と同一で、同じ輸送蛋白質を必要とし、カルシウム
摂取量が多いとマグネシウムの吸収は抑制されま
す。カルシウム摂取量が多い人はマグネシウムを多
く摂取する必要があり、重要比にしてカルシウム:マ
グネシウムを2:1程度(カルシウムの吸収率が最も
よいとされる摂取量の割合でもある)に保つ事が進
められています 。マグネシウムの尿中への排泄量は
摂取量の 1/3(ほぼ吸収量)で、腎臓がマグネシウ
ムの調節を行っており、健常人では一定範囲内で
摂取量と尿中排泄量は相関しています。
表4∼8には、カルシウム、鉄、リン、マグネシウム、
カリウムを多く含む食品についてまとめました。
36
表3 カルシウムを多く含む食品
常用量
食品名
1/2丁
( 75 )
113
がんもどき
1枚
( 50 )
114
木綿豆腐
1/3丁
( 100 )
72
干しえび
どじょう
うるめいわし(丸干し)
副
菜
1個
大さじ1杯
5∼6尾
大1尾
( 17 )
( 8
)
( 40 )
( 60 )
カルシウム含有量(
mg)
180
240
135
270
120
120
112
90
568
19
440
32
7100
1100
342
143
660
570
312
むろあじ(
くさや)
中1尾
( 35 )
84
きびなご(調味干し)
1人前
( 20 )
55
かたくちいわし(煮干し)
中5∼6尾
( 10 )
33
えんどう(塩豆)
1人前
( 30 )
109
なずな
1人前
( 70 )
25
モロヘイヤ
1人前
( 70 )
27
きょうな
1人前
( 70 )
16
こまつな
1人前
( 70 )
10
119
葉だいこん
1人前
( 70 )
13
119
23
112
160
9
105
150
なばな
つるむらさき
まこんぶ(素干し)
1人前
1人前
1人前
( 70 )
( 70 )
( 10 )
890
280
1400
220
2200
390
1300
203
290
182
260
147
15
71
70
210
170
170
710
ほしひじき
1人前
( 5
)
7
加工乳(
低脂肪)
1カップ
( 210 )
97
ナチュラルチーズエメンタール 1枚
( 20 )
86
240
1200
加工乳(
濃厚)
1カップ
( 210 )
153
231
110
脱脂乳
1カップ
( 210 )
69
大さじ1杯
( 10 )
58
アイスクリーム(普通脂肪)
1個
( 150 )
270
ホワイトチョコレート
1枚
( 50 )
294
125
250
ミルクチョコレート
1枚
( 50 )
279
120
240
カスタードプディング
1個
( 120 )
151
調味料 ごま(乾)
嗜
好
品
エネルギー
(
Kcal)
生揚げ
凍り豆腐
主
菜
目安量
( )
内はg数
100g中
カルシウム
含有量
(
mg)
1400
273
130
210
100
120
1200
210
140
97
0
200
81
400
600
表4 鉄を多く含む食品
常用量
食品名
主食
主
菜
副
菜
調味料
嗜
好
品
エネル
ギー
(
Kcal)
目安量
(
)内はg数
鉄含有量(
mg)
2.4
そば(生)
1玉
( 170 )
466
オートミール
1人前
( 50 )
190
2
生揚げ
1/2丁
( 75 )
113
2
かき
5∼6個
( 250 )
150
ほっきがい
1個
( 100 )
73
しじみ
1/2カップ
( 80 )
41
4.4
4.2
3.8
大さじ1杯
( 20 )
45
あさり
1/2カップ
( 80 )
24
3
どじょう
5∼6尾
( 40 )
32
2.2
はまぐり(つくだ煮)
2∼3個
( 30 )
66
2.2
まぐろ(赤身)
大1切れ
( 100 )
106
2
やつめうなぎ
1/2尾
( 100 )
273
2
かつお(角煮)
4∼5個
( 20 )
45
1.2
きびなご(調味干し)
1人前
( 20 )
55
1.2
0.9
うなぎ(きも)
1人前
( 20 )
24
豚レバー
1人前
( 60 )
77
鶏レバー
1人前
( 60 )
67
豚スモークレバー
1人前
( 20 )
40
牛レバー
1人前
( 60 )
79
鶏卵(卵黄)
中1個
( 18 )
70
豆乳
コップ1杯
( 200 )
92
だいず(乾)
大さじ2杯
( 20 )
83
1.9
なばな
1人前
( 70 )
23
2
こまつな
1人前
( 70 )
10
2
なずな
1人前
( 70 )
25
1.7
きょうな
1人前
( 70 )
16
1.5
ほうれんそう
1人前
( 70 )
14
1.4
えだまめ
1人前
( 50 )
68
1.4
しゅんぎく
1人前
( 70 )
15
1.2
そらまめ
5∼6個
( 50 )
54
1.2
ほしひじき
1人前
( 5
7
7.8
5.4
4
2.4
1.1
2.4
2.8
あおのり(素干し)
1人前
( 1
)
2
0.7
ごま(乾)
大さじ1杯
( 10 )
58
1
黒砂糖
大さじ1杯
( 12 )
42
0.6
カシューナッツ(フライ・味付け) 1人前
( 20 )
115
1
ポップコーン
1袋
( 60 )
290
ミルクチョコレート
1枚
( 50 )
279
(
)
(
)
1.4
3.9
2.6
1.9
4.4
5.3
18.8
3.8
5.6
7.2
2
2
6
5.9
4.6
13
9
19.8
4
6
1.2
9.4
2.9
2.8
2.4
2.1
2
2.7
1.7
2.3
55
74.8
9.6
4.7
4.8
4.3
2.4
4.8
あさり(つくだ煮)
)
100g中
鉄
含有量
(mg)
2.6
1.2
0
5
10
表5 リンを多く含む食品
常用量
食品名
主食 干しそば(乾)
目安量
(
)
内はg数
エネル
ギー
(
Kcal)
100g中
リン
含有量
(mg)
リン含有量(
mg)
1人前
( 100 )
344
凍り豆腐
1個
( 17 )
90
だいず(乾)
大さじ2杯
( 20 )
83
うるめいわし(丸干し)
大1尾
( 60 )
143
きんめだい
大1切れ
( 100 )
160
するめ
1/2枚
( 40 )
134
かつお(なまり節)
1切れ
( 60 )
104
くるまえび
中2∼3尾
( 100 )
97
310
310
大1切れ
( 100 )
117
310
310
1串
( 100 )
293
300
300
むろあじ(くわや)
中1尾
( 35 )
84
284
810
どじょう
5∼6尾
( 40 )
32
276
690
豚レバー
1人前
( 60 )
77
204
340
198
330
主 まぐろ(赤身)
菜 うなぎ(かば焼)
230
230
880
150
580
116
546
910
490
490
1100
440
570
342
牛レバー
1人前
( 60 )
79
鶏卵
中1個
( 60 )
91
108
180
鶏卵(卵黄)
中1個
( 18 )
70
103
570
うずら卵
2∼3個
( 30 )
54
66
八つ頭
中1/3個
( 100 )
97
72
スイートコーン
1本
( 200 )
184
そらまめ
えだまめ
モロヘイヤ
副
なずな
菜
ブロッコリー
なばな
加工乳(濃厚)
脱脂乳
加工乳(低脂肪)
アイスクリーム(普通脂肪)
5∼6個
1人前
1人前
1人前
1人前
1人前
1カップ
1カップ
1カップ
1個
ひまわりの種(フライ・味付け)1人前
ブジルナッツ(フライ・味付け) 1人前
落花生(
乾・
殻つき)
嗜
好 アーモンド(乾)
品
( 50 )
( 50 )
( 70 )
( 70 )
( 70 )
( 70 )
( 210 )
( 210 )
( 210 )
( 150 )
( 20 )
( 20 )
200
72
100
110
54
220
220
68
85
170
27
77
110
25
23
64
92
62
89
60
23
86
210
153
69
120
1枚
( 100 )
261
カスタードプディンブ
1個
( 120 )
151
ミルクチョコレート
1枚
( 50 )
279
680
114
169
ホットケーキ
830
136
134
( 20 )
120
166
122
1人前
90
180
270
( 30 )
95
189
97
1人前
100
200
380
100
500
170
170
132
110
120
0
200
240
400
600
表6 マグネシウムを多く含む食品
常用量
食品名
主食 そば(
生)
マカロニ・
スパゲッティ(
乾)
オートミール
大豆(
乾)
糸引納豆
かき
あわび
するめいか(
生)
あさり
なまこ
ゆで)
主 まだこ(
菜 ほっきがい
きんめだい
するめ
まいわし(
丸干し)
さざえ
いさき
くるまえび
まぐろ(
赤身)
かつお(
春獲り)
干しえび
八つ頭
えんどう(
塩豆)
いんげんまめ(
乾)
ほうれんそう
つるむらさき
モロヘイヤ
副
えだまめ
菜
ごぼう
くり
アボガド
バナナ
まこんぶ(
素干し)
ほしひじき
調
味
料
嗜
好
品
ごま(
乾)
目安量
(
)内はg数
エネルギー
(
Kcal)
1玉
1人前
1人前
大さじ2杯
小1個
5∼6個
1個
中1尾
1/2カップ
1/2匹
足1本
1個
大1切れ
1/2枚
大1尾
1個
中1尾
中2∼3尾
大1切れ
大1切れ
大さじ1杯
中1/3個
1人前
12∼13粒
1人前
1人前
1人前
1人前
1人前
5∼6個
( 170
( 100
( 50
( 20
( 30
( 250
( 250
( 250
( 80
( 50
( 150
( 100
( 100
( 40
( 60
( 120
( 150
( 100
( 100
( 100
( 8
( 100
( 30
( 20
( 70
( 70
( 70
( 50
( 50
( 80
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
466
378
190
83
60
150
183
220
24
12
149
73
160
134
143
107
191
97
125
114
19
97
109
67
14
9
27
68
33
131
1/2個
1本
1人前
1人前
( 200
( 130
( 10
( 5
)
)
)
)
374
112
大さじ1杯
( 10 )
58
( 20 )
128
290
122
134
120
169
135
499
279
1人前
ピーナッツバター
1袋
ポップコーン
ひまわりの種(
フライ・
味付け) 1人前
ブラジルナッツ(
フライ・
味付け)1人前
1人前
アーモンド(
乾)
1人前
落花生(
乾・
殻つき)
1人前
くるみ(
いり)
1袋
ポテトチップス
1枚
ミルクチョコレート
(
(
(
(
(
(
(
(
60
20
20
20
30
20
90
50
)
)
)
)
)
)
)
)
100g中
リン
含有量
(mg)
リン含有量(
mg)
111
55
50
44
30
185
135
135
80
80
78
75
73
68
66
65
48
46
45
42
42
42
36
30
48
47
32
31
27
32
66
42
51
15
7
31
37
370
36
180
95
390
370
310
170
150
70
74
57
78
74
62
51
30
63
37
0
65
55
100
220
100
74
54
54
100
160
52
75
73
170
110
54
32
46
45
42
520
42
120
150
69
67
46
62
54
40
33
32
510
620
100
200
表7 カリウムを多く含む食品
常用量
食品名
主
食
主
菜
副
菜
目安量
( )内はg数
エネルギー
(
Kcal)
そば(生)
1玉
即席中華めん(揚)
1袋
マカロニ・スパゲッティ(乾)1人前
うるめいわし(丸干し)
大1尾
かんぱち
大1切れ
さわら
大1切れ
うるめいわし
大1切れ
しいら
大1切れ
まだい
大1切れ
まぐろ(赤身)
大1切れ
豚ヒレ
1人前
八つ頭
中1/3個
( 170
( 100
( 100
( 60
( 100
( 100
( 110
( 100
( 100
( 100
( 100
( 100
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
466
445
378
143
129
177
150
108
194
106
115
97
さつまいも
中1/2本
( 100 )
132
じゃがいも
中1/2個
( 80 )
61
豆乳
コップ1杯
( 200 )
92
大豆(乾)
大さじ2杯
( 20 )
83
くり
5∼6個
( 80 )
131
落花生(乾・殻つき)
1人前
( 30 )
169
スイートコーン
1本
( 200 )
184
ほうれんそう(夏採り)
1人前
( 70 )
14
あしたば
1人前
( 70 )
23
モロヘイヤ
1人前
( 70 )
27
かぼちゃ(西洋)
1人前
( 80 )
73
こまつな
きょうな
1人前
1人前
( 70 )
( 70 )
10
16
しゅんぎく
1人前
( 70 )
15
かぼちゃ(日本)
切り干し大根
なずな
1人前
1人前
1人前
( 80 )
( 10 )
( 70 )
39
28
25
1人前
4∼5個
1/2個
1/2個
1本
2∼3個
1人前
1人前
1カップ
大さじ1杯
1袋
( 70
( 50
( 200
( 250
( 130
( 6
( 10
( 5
( 210
( 17
( 90
46
25
374
105
112
11
15
7
97
15
499
れんこん
めキャベツ
アボガド
メロン
バナナ
乾燥しいたけ(
乾)
まこんぶ(素干し)
ほしひじき
加工乳(低脂肪)
調味料 トマト加工品(ペースト)
ポテトチップス
嗜
ミルクチョコレート
好
ビール(
黒)
品
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
1枚
( 50 )
大ジョッキ1杯 ( 500 )
100g中
カリウム
含有量
(mg)
カリウム含有量(
mg)
272
260
200
492
490
490
484
480
470
450
410
630
470
328
380
380
336
222
580
483
378
371
360
350
336
322
320
320
308
308
305
1440
875
468
126
610
220
399
187
1080
220
275
279
230
0
500
1000
1500
160
260
200
820
490
490
440
480
470
450
410
630
470
410
190
1900
420
740
290
690
540
530
450
500
480
460
400
3200
440
440
610
720
350
360
2100
6100
4400
190
1100
1200
440
55
表8 銅を多く含む食品
常用量
食品名
そば(
生)
干しそば(
乾)
目安量
(
)
内はg数
1玉
1人前
主
食
マカロニ・スパゲッティ(乾)
1人前
オートミール
1人前
大豆(
乾)
大さじ2杯
糸引納豆
小1個
するめ
1/2枚
かき
5∼6尾
しゃこ(
ゆで)
3尾
まだこ(
ゆで)
足1本
さざえ
1個
くるまえび
中2∼3尾
干しえび
大さじ1杯
さくらえび(
ゆで)
1/4カップ
あんこう(
きも)
1人前
主
しじみ
1/2カップ
菜
あまえび
5∼6尾
あわび(
干)
1個
うなぎ(
きも)
1人前
イクラ
大さじ1杯
あみ(
つくだ煮)
大さじ1杯
牛レバー
1人前
フォアグラ(
ゆで)
1人前
豚レバー
1人前
鶏レバー
1人前
牛ヒレ
1人前
鶏卵(
卵黄)
中1個
八つ頭
中1/3個
さつまいも
中1/2本
そらまめ(
乾)
5∼6個
モロヘイヤ
1人前
えだまめ
1人前
そらまめ
5∼6個
副
わらび
3∼4本
菜
オクラ
4∼5個
アボガド
1/2個
あんず(
乾)
4個
プルーン(
乾)
2個
干しぶどう
大さじ1杯
ナチュラルチーズエメンタール 1枚
調味料 ピ−ナッツバター
1人前
ブラジルナッツ(
フライ・
味付け) 1人前
カシューナッツ(フライ・
味付け) 1人前
アーモンド(
乾)
1人前
嗜
くるみ(
いり)
1人前
好
ミルクチョコレート
1枚
品
ポテトチップス
1袋
芋かりんとう
10本
( 100
( 100
( 100
( 50
( 20
( 30
( 40
( 250
( 60
( 150
( 120
( 100
( 8
( 20
( 40
( 80
( 60
( 30
( 20
( 20
( 8
( 60
( 60
( 60
( 60
( 100
( 18
( 100
( 100
( 20
( 70
( 50
( 50
( 50
( 50
( 200
( 20
( 16
( 8
( 20
( 20
( 20
( 20
( 20
( 20
( 50
( 90
( 30
エネルギー
(
Kcal)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
100g中
銅
含有量
(
mg)
銅含有量(mg)
274
344
378
190
83
60
134
150
59
149
107
97
19
18
178
41
52
82
24
54
19
79
306
77
67
133
70
97
132
70
27
68
54
11
15
374
58
38
24
86
128
134
115
120
135
279
499
143
0.21
0.34
0.28
0.14
0.2
0.18
3.96
2.23
2.08
0.65
0.47
0.42
0.41
0.41
0.4
0.34
0.26
0.22
0.22
0.15
0.08
3.18
1.11
0.59
0.19
0.11
0.04
0.23
0.18
0.24
0.23
0.21
0.2
0.07
0.07
0.48
0.09
0.05
0.03
0.15
0.13
0.39
0.38
0.27
0.24
0.28
0.19
0.06
0
1
2
3
4
0.21
0.34
0.28
0.28
0.98
0.61
9.9
0.89
3.46
0.43
0.39
0.42
5.17
2.05
1
0.42
0.44
0.74
1.08
0.76
0.97
5.3
1.85
0.99
0.32
0.11
0.2
0.23
0.18
1.2
0.33
0.41
0.39
0.13
0.13
0.24
0.43
0.3
0.39
0.76
0.65
1.95
1.89
1.35
1.21
0.55
0.21
0.21
表9 亜鉛を多く含む食品
常用量
食品名
主
食
目安量
( )
内はg数
エネルギー
(
Kcal)
亜鉛含有量(
mg)
そば(生)
1玉
( 170 )
466
1.7
マカロニ・スパゲッティ(乾)
1人前
( 100 )
378
1.5
凍り豆腐
1個
( 17 )
90
0.9
かき
5∼6個
( 250 )
150
毛がに(ゆで)
1杯
( 500 )
415
するめいか
中1尾
( 250 )
220
ぼら(からすみ)
1/2個
( 40 )
169
うなぎ(かば焼き)
1串
( 100 )
293
2.7
まだこ(ゆで)
足1本
( 150 )
149
2.7
ほや
1/4個
( 50 )
15
2.7
さざえ
1個
( 120 )
107
2.6
するめ
1/2枚
( 40 )
134
2.2
2
33
3.8
3.7
かつお(塩辛)
大さじ1杯
( 17 )
11
3尾
( 60 )
59
2
ほっきがい
1個
( 100 )
73
1.8
しじみ
1/2カップ
( 80 )
41
1.7
うるめいわし(丸干し)
大1尾
( 60 )
143
1.6
やつめうなぎ
1/2尾
( 100 )
273
1.6
はまぐり(
つくだ煮)
2∼3個
( 30 )
66
1.3
たらこ
中1/2腹
( 40 )
56
1.2
ほたてがい(貝柱・煮干し)
4∼5個
( 20 )
64
1.2
どじょう
5∼6尾
( 40 )
32
1.2
かずのこ
1個
( 50 )
81
1.2
あんこう(きも)
1人前
( 40 )
178
0.9
はまぐり
2個
( 50 )
19
0.9
牛かたロース
1人前
( 100 )
237
牛リブロース
1人前
( 100 )
252
4.4
牛もも(皮下脂肪なし)
1人前
( 100 )
220
4.2
豚レバー
1人前
( 60 )
77
4.1
牛ヒレ
1人前
( 100 )
185
3.3
牛サーロイン
1人前
( 100 )
270
3.3
豚ひれ肉
1人前
( 100 )
221
2.5
牛レバー
1人前
( 60 )
79
2.3
鶏レバー
1人前
( 60 )
67
2
鶏ささみ
2枚
( 80 )
91
1.9
えんどう(塩豆)
1人前
( 30 )
109
1.1
そらまめ(乾)
5∼6個
( 20 )
70
0.9
スイートコーン
1本
( 200 )
184
2
調味料 カシューナッツ(フライ・味付け)1人前
( 20 )
115
1.1
ひまわりの種(フライ・味付け) 1人前
( 20 )
122
1
主
菜
副
菜
嗜
好
品
5.8
1人前
( 20 )
120
0.8
ブラジルナッツ(フライ・味付け)1人前
( 20 )
134
0.8
アーモンド(乾)
1
1.5
5.2
13.2
3.8
1.5
9.3
2.7
1.8
5.3
2.2
5.4
11.8
3.3
1.8
2.1
2.7
1.6
4.2
3.1
6.1
2.9
2.3
2.2
1.7
5.8
4.4
4.2
6.9
3.3
3.3
2.5
3.8
3.3
2.4
3.6
4.6
1
5.4
5
4
4
19
しゃこ(ゆで)
0
20
100g中
亜鉛
含有量
(mg)
40
あじさい Vol.13,No.3,2004
その他の皮膚科用剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
ビタミン A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
ビタミンD・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
ビタミンB2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
ビタミン K・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
無機質製剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
抗凝固剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
その他の血液体液用剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
解毒剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
習慣性中毒用剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
高尿酸血症治療剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
糖尿病用剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
その他代謝用剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
抗癌剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
抗ヒスタミン剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
抗アレルギー剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
ペニシリン系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
アミノ配糖体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
セフェム系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
マクロライド系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
テトラサイクリン系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57
抗結核剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57
抗真菌剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58
合成抗菌剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58
抗ウイルス剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57
抗原虫剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
その他に分類されない治療を主目的としない医薬
品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
麻薬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62
◎ 目次
<No.1 >
全身麻酔剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
催眠鎮静剤(ベンゾジアゼピン系)・・・・・・・・・・・12
催眠鎮静剤(その他)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
抗てんかん剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
解熱消炎鎮痛剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
抗パーキンソン剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
精神神経用剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
抗精神病薬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
抗うつ薬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
躁病治療剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
総合感冒剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
脳機能改善剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
局所麻酔剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
筋弛緩剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
自律神経系用剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
鎮痙剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
強心剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
抗不整脈剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
β遮断剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
チアジド系利尿剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
ループ利尿剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
K 保持性利尿剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
ACE 阻害剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
降圧剤(交感神経抑制)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
降圧剤(レセルピン系)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
その他の降圧剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
血管収縮剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29
亜硝酸剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29
Ca 拮抗剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29
<No.3>
亜鉛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
アボガド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
アルカリ性食品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
アルコール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
イチョウ葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
エキナセア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
L-アラビノース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
オオバコ種子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
オリゴペプチド類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
カート茶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
ガーリックサプリメト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
ガヴァヴァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61
カモミール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62
カリフラワー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62
カルシウム含有食品(乳製品等)・・・・・・・・・・・62
カロリー摂取の制限・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64
キトサン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64
<No.2>
高脂血症治療剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
鎮咳剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40
気管支拡張剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
消化性潰瘍治療剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
H2 ブロッカー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
プロトンポンプ阻害剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
健胃消化剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
下剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
消化管運動機能調節剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
甲状腺ホルモン剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
副腎皮質ホルモン剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
女性ホルモン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
混合ホルモン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
その他のホルモン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
37
あじさい Vol.13,No3,2004
キャベツ、芽キャベツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64
グァバ葉ポリフェノール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66
クエン酸リンゴ酸カルシウム・カゼインホスホペプチ
ド、フラクトオリゴ糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66
グレープフルーツジュース・・・・・・・・・・・・・・・・・・66
◎ 食品と医薬品の相互作用一覧
添付文書 、文献報告を元に相互作用一覧表 を作
成しました。判定には、添付文書相互作用の項の
併用禁忌、併用注意を用いています。
食 品 群ごとに五 十 音 順にまとめて掲載していま
す。
データベースの記載要項 については表3を参照し
て下さい。
表3 相互作用記載要領
1:薬品名は一般名[商品名]で記載
A薬品:
主に薬品
B薬品:薬剤と相互作用を起こす食品
2:作用・
・
・具体的な相互作用
A作=「
A薬品名」の作用
B作=「B薬品名」
の作用
↑=作用増強 ↓=作用減弱
3:判定・
・
・併用して良いかどうかの目安
添付文書情報
禁=禁忌(投与しないこと)
注=併用注意(注意して投与)
添付文書以外の報告があるもの
報=報告がある
4:促進・阻害・・・
吸収、排泄、代謝、薬理作用について促進と
阻害に分類しメカニズムの概略が分かるように記載
5:症状・
・
・併用による症状
6:措置
具体的な措置、対処法を掲載
38
あじさい Vol.13,No.3,2004
♪♪♪♪♪まとめ♪♪♪♪♪
ミネラルとは、生体内で種々生理作用を有し体内
で合成されないために、外部より摂取しなければな
らない無機質です。前回のあじさいでご紹介しまし
たように、ミネラルにはそれぞれに色々な働きがあり、
健康を維持していく上で必要不可欠です。
日頃の食事からは 、食塩からのナトリウムの過剰
摂取以外は、ミネラルによる過剰症はみられません。
ところが、特定の地域である食品を大量に摂取した
り、サプリメント
を大量に摂取したりすると中毒症とし
て出現することがあります。にがりによる健康被害も
その一例です。
健康食品ブームで複数の種類を安易に食べ 合
わせる人が多くなっていますが、これまで効果や安
全性は十分検証されておらず 、併用についての研
究も殆どありませんでしたが、最近、厚生労働省研
究班(主任研究員・斎藤衛郎国立健康・栄養研究
所部長)で、「脂肪がつきにくいとうたう健康食品を
組み合わせて食べると、効果が上がるか」という研
究が行われました。
結果、同じような効果を持つ特定保健用食品2
種類を食べても、組み合わせによっては相乗効果
が出ないケースがあることが明らかになりました。
今回の研究は、いずれも特定保健用食品で(1)
体脂肪が付きにくい 成分を持つ食用油(植物ステロ
ールを含む)(2)コレステロールの排泄を促進する
豆乳(大豆タンパク)(3)脂肪が付きにくいとうたう
「カテキンを含む緑茶」−−を使用しています。血
清コレステロール値が高めの中高年に、食用油と
豆乳、食用油とカテキンの組み合わせを数週間ず
つ試してもらった結果、食用油と豆乳の組み 合わ
せは、食用油だけを摂取したときより悪玉のLDLコ
レステロールの吸収が抑制されましたが、食用油と
カテキンの組み合わせでは、摂取の前後でほとん
ど変化がなく、1種類を摂取する以上の効果はみら
れなかった。という結果がえられています。
以上のように色々なものを摂取すればよいというこ
とではありません。又、健康食品の中には数万円と
いう非常に高価な商品もあるため、サプリメント選び
は慎重に行う必要があります。
サプリメントを賢く利用し自分の健康を自らまもっ
ていきたいものです。
<参考文献>
1)添付文書
2)最新サプリメントガイド、日本評論社
3) 澤田.薬と食の相互作用 2 1.食・嗜好品が薬
を毒 に す る a) 薬 と低 塩 食 ;医 薬 ジ ャ ー ナ
39
35:11.168,1999
4) 澤田ら.薬と食の相互作用 3 1.食・嗜好品が
薬を毒にする b)薬と果物ジュース+制酸剤;医
薬ジャーナ 35:11.168,1999
5) 澤田ら.薬と食の相互作用 4 1.食・嗜好品が
薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュース
(1);医薬ジャーナ 36:1.178,2000
6) 澤田ら.薬と食の相互作用 5 1.食・嗜好品が
薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュース
(2);医薬ジャーナ 36:2.192,2000
7) 澤田ら.薬と食の相互作用 6 1.食・嗜好品が
薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュース
(3);医薬ジャーナ 36:3.189,2000
8) 澤田ら.薬と食の相互作用 7 1.食・嗜好品が
薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュース
(4);医薬ジャーナ 36:4.142,2000
9) 澤田ら.薬と食の相互作用 8 1.食・嗜好品が
薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュース
(5);医薬ジャーナ 36:5.139,2000
10)澤田ら.薬と食の相互作用 9 1.食・嗜好品が
薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュース
(6);医薬ジャーナ 36:6.176,2000
11) 澤田ら.薬と食の相互作用 10 1.食・嗜好品
が薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュー
ス(7);医薬ジャーナ 36:7.242,2000
12) 澤田ら.薬と食の相互作用 11 1.食・嗜好品
が薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュー
ス(8);医薬ジャーナ 36:8.189,2000
13) 澤田ら.薬と食の相互作用 12 1.食・嗜好品
が薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュー
ス(9);医薬ジャーナ 36:9.162,2000
14) 澤田ら.薬と食の相互作用 13 1.食・嗜好品
が薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュー
ス(10);医薬ジャーナ 36:10.278,2000
15) 澤田ら.薬と食の相互作用 14 1.食・嗜好品
が薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュー
ス(11);医薬ジャーナ 36:11.166,2000
16) 澤田ら.薬と食の相互作用 15 1.食・嗜好品
が薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュー
ス(12);医薬ジャーナ 36:12.155,2000
17) 澤田ら.薬と食の相互作用 16 1.食・嗜好品
が薬を毒にする d)薬とお 酒(1);医薬ジャーナ
37:1.200,2000
18)澤田ら.薬と食の相互作用 17 1.食・嗜好品が
薬 を毒 に す る d) 薬とお 酒(2) ;医 薬ジャーナ
37:2.131,2001
19)澤田ら.薬と食の相互作用 18 1.食・嗜好品が
薬を毒にする e)薬の食後服用がもたらす 副作
あじさい Vol.13,No3,2004
用;医薬ジャーナ 37:3.229,2001
20)澤田ら.薬と食の相互作用 19 1.食・嗜好品が
薬 を毒 に す る f) 薬 と牛 乳 ;医 薬 ジ ャ ー ナ
37:4.172,2001
21)澤田ら.薬と食の相互作用 20 1.食・嗜好品が
薬 を毒 に す る g) 薬 とタバコ;医 薬 ジャーナ
37:5.135,2001
22)澤田ら.薬と食の相互作用 21 1.食・嗜好品が
薬 を毒 に す る h) 薬 とコーラ;医 薬 ジャーナ
37:6.209,2001
23)澤田ら.薬と食の相互作用 22 1.食・嗜好品が
薬 を毒 にする I) 薬とコーヒー ;医 薬ジャーナ
37:7.190,2001
24)澤田ら.薬と食の相互作用 23 2.薬が食・嗜好
品 を毒 に す る a) 薬 とマグロ;医 薬 ジャーナ
37:8.177,2001
25)澤田ら.薬と食の相互作用 24 2 薬が.食・嗜好
品 を毒 に す る b) 薬 とチ ー ズ;医 薬 ジャーナ
37:9.186,2001
26)澤田ら.薬と食の相互作用 25 2 薬が.食・嗜好
品 を毒 にする c) 薬とコーヒー ;医 薬ジャーナ
37:10.278,2001
27)澤田ら.薬と食の相互作用 26 2 薬が.食・嗜好
品 を毒 に す る d) 薬 とお 酒 ;医 薬 ジ ャ ー ナ
37:11.171,2001
28)澤田ら.薬と食の相互作用 27 3 薬と.食・嗜好
品の作用が集積する a)薬とビタミン A;医薬ジャ
ーナ 37:12.138,2001
29)澤田ら.薬と食の相互作用 28 3 薬と.食・嗜好
品の作用が集積する b)薬とセロリ;医薬ジャー
ナ 38:1.174,2002
30)澤田ら.薬と食の相互作用 29 3 薬と.食・嗜好
品の作用が集積する c) 薬とビタミン D 含有の
食・嗜 好 品・健 康 食 品・栄養剤 ;医 薬ジャーナ
38:2.150,2002
31)澤田ら.薬と食の相互作用 30 1.食・嗜好品が
薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュース
(13);医薬ジャーナ 38:3.135,2002
32)澤田ら.薬と食の相互作用 31 1.食・嗜好品が
薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュース
(14);医薬ジャーナ 38:4.155,2002
33)澤田ら.薬と食の相互作用 32 1.食・嗜好品が
薬を毒にする c) 薬とグレープフルーツジュース
(15);医薬ジャーナ 38:5.164,2002
34)澤田ら.薬と食の相互作用 33 3.薬と食・嗜好
品の作用が集積する d)薬とセントジョーンンズ
ワート(1);医薬ジャーナ 38:6.117,2002
35)澤田ら.薬と食の相互作用 34 3.薬と食・嗜好
品の作用が集積する d)薬とセントジョーンンズ
ワート(2);医薬ジャーナ 38:7.154,2002
36)澤田ら.薬と食の相互作用 35 1.薬の解毒促
進から薬理効果 がダウン a)薬とセントジョーンン
ズワート(3);医薬ジャーナ 38:8.126,2002
37)澤田ら.薬と食の相互作用 36 1.薬の解毒促
進から薬理効果 がダウン a)薬とセントジョーンン
ズワート(4);医薬ジャーナ 38:9.129,2002
38)澤田ら.薬と食の相互作用 37 1.薬の解毒促
進から薬理効果 がダウン a)薬とセントジョーンン
ズワート(5);医薬ジャーナ 38:10.270,2002
39)澤田ら.薬と食の相互作用 38 1.薬の解毒促
進から薬理効果がダウン b)薬とタバコ;医薬ジ
ャーナ 38:11.146,2002
40)澤田ら.薬と食の相互作用 39 1.薬の解毒促
進から薬理効果がダウン c)薬とビタミン B6 含有
の食・嗜好品・健康食品・栄養剤;医薬ジャーナ
38:12.182,2002
41)澤田ら.薬と食の相互作用 40 1.薬の解毒促
進から薬理効果がダウン d)薬と葉酸含有の食・嗜
好 品 ・健 康 食 品 ・栄 養 剤 ;医 薬 ジ ャ ー ナ
39:1.192,2003
42)澤田ら.薬と食の相互作用 41 2.薬の小腸吸
収低下から薬理効果 がダウン a)薬と果 物ジュ
ース;医薬ジャーナ 39:2.153,2003
43)澤田ら.薬と食の相互作用 42 2.薬の小腸吸
収低下から薬理効果がダウン b)薬とカルシウム
含 有 健 康 食 品 な ど ;医 薬 ジ ャ ー ナ
39:3.125,2003
44)澤田ら.薬と食の相互作用 43 1.薬の解毒促
進から薬理効果 がダウン e)薬と炭火焼きビー
フ;医薬ジャーナ 39:4.139,2003
45)澤田ら.薬と食の相互作用 44 1.薬の解毒促
進から薬理効果がダウン f)薬とガーリック・サプ
リメント
;医薬ジャーナ 39:5.168,2003
46)澤田ら.薬と食の相互作用 45 2.薬の小腸吸
収低下から薬理効果がダウン c) 薬とお茶;医薬
ジャーナ 39:6.134,2003
47)澤田ら.薬と食の相互作用 46 2.薬の小腸吸
収低下から薬理効果がダウン d)薬と高蛋白食 ;
医薬ジャーナ 39:7.212,2003
48)澤田ら.薬と食の相互作用 47 2.薬の小腸吸
収低下から薬理効果がダウン e)薬とコーヒー 、
コーラ;医薬ジャーナ 39:8.154,2003
49)澤田ら.薬と食の相互作用 48 2.薬の小腸吸
収低下から薬理効果がダウン f)薬と乳製品など
(1);医薬ジャーナ 39:9.138,2003
50)澤田ら.薬と食の相互作用 49 2.薬の小腸吸
40
あじさい Vol.13,No.3,2004
収低下から薬理効果がダウン f)薬と乳製品など
(2);医薬ジャーナ 39:10.135,2003
51)澤田ら.薬と食の相互作用 50 2.薬の小腸吸
収低下から薬理効果がダウン f)薬と乳製品など
(3);医薬ジャーナ 39:11.140,2003
52)澤田ら.薬と食の相互作用 51 2.薬の小腸吸
収低下から薬理効果がダウン f)薬と乳製品など
(4);医薬ジャーナ 39:12.217,2003
53)澤田ら.薬と食の相互作用 52 1.食・嗜好品が
薬 を 毒 に す る j) 薬 と塩 ;医 薬 ジ ャ ー ナ
40:1.131,2004
54)本間ら.食品と医薬品のやくぶつ動態学的相
互作用;臨床と薬物治療 19:9.836,2000
55)安田.朝食を抜く人への指導;臨床と薬物治療
19:9.841,2000
56)鷲見ら.お酒をよく飲む人への指導;臨床と薬
物治療 19:9.846,2000
57)渡邉ら.サプリメントをよくとる人への指導;臨床
と薬物治療 19:9.850,2000
58 )大 脇 ら.高 血 圧 治 療 薬 ;臨 床 と薬 物 治 療
19:9.856,2000
59 )山 田 .糖 尿 病 治 療 薬 ;臨 床 と薬 物 治 療
19:9.861,2000
60 )秋 山 .喘 息 治 療 薬 ;臨 床 と薬 物 治 療
19:9.864,2000
61 )大 久 保 .抗 て ん か ん 薬 ;臨 床 と薬 物 治 療
19:9.868,2000
62)山下ら.高脂血症治療薬;臨床と薬物治療薬
19:9.874,2000
63)渡辺ら.消化性潰瘍治療薬;臨 床と薬物治療
19:9.878,2000
64 )長 谷 川 .抗 血 栓 薬 ;臨 床 と薬 物 治 療
19:9.882,2000
65 )宮 澤 .貧 血 治 療 薬 ;臨 床 と薬 物 治 療
19:9.886,2000
66)加 藤 .ドリンク剤 と医 薬 品;臨 床 と薬 物 治 療
19:9.890,2000
67 )清 水 .OTC 薬 と食 品 ;臨 床 と薬 物 治 療
19:9.892,2000
68)徳山.サプリメントをめぐる現状;臨床と薬物治
療 21:7.711,2002
69)徳山.サプリメントアドバイスの必要性とアドバイ
ザリースタッフ の 養 成 ;臨 床 と薬 物 治 療
21:8.859,2002
70)徳山.サプリメントの安全性と副作用;臨床と薬
物治療 21:8.915,2002
71)徳山.各種疾患に対するサプリメント使用の影
響と関連医薬品との相互作用ー高血圧を中心と
してー(1);臨床と薬物治療 21:10.1006,2002
72)徳山.各種疾患に対するサプリメント使用の影
響と関連医薬品との相互作用ー糖尿病を中心と
してー(2);臨床と薬物治療 21:10.1006,2002
73)徳山.各種疾患に対するサプリメント使用の影
響と関 連 医 薬 品との相互作用ー高脂血症を中
心 と し て ー (3) ; 臨 床 と 薬 物 治 療
21:10.1006,2002
74)徳山.各種疾患に対するサプリメント使用の影
響と関 連 医 薬 品との相互作用ー骨粗鬆症を中
心 と し て ー (4) ; 臨 床 と 薬 物 治 療
21:10.1006,2002
75)徳山.整腸作用に関連するサプリメント摂取時
の注意点と医薬品との相互作用;臨床と薬物治
療 22:2.146,2003
76)徳山.歯科疾患に関連するサプリメント摂取時
の注意点;臨床と薬物治療 22:5.480,2003
77)徳山.医薬品とサプリメントの相互作用ーリスク
回 避 に 向 け て ー ;臨 床 と 薬 物 治 療
22:6.600,2003
78)エーザイ株式会社.Warfarin の適正使用情報
第2版
79)澤田.薬物・食 物(嗜好品)相互作用一覧表;
月刊薬事 42:4.815,2000
80) 古 泉 .ミル ク・アルカリ症 候 群 ;調 剤 と情 報
6:8.22,2000
81) 梅 本 ら.飲 食 物 − 薬 物 相 互 作 用 6 ;薬 局
47:7.119,1996
82) 梅 本 ら.飲 食 物 − 薬 物 相 互 作 用 7 ;薬 局
47:8.121,1996
83) 梅 本 ら.飲 食 物 − 薬 物 相 互 作 用 8 ;薬 局
47:9.121,1996
84) 梅 本 ら.飲 食 物 − 薬 物 相 互 作 用 9 ;薬 局
47:12.117,1996
85)Egashira K.,et al. Transplant.,75:1057,2003
86)澤田ら.薬と食の相互作用 53 2.薬の小腸吸
収低下から薬理効果 がダウン g)薬と食物繊維 ;
医薬ジャーナ 40:2.133,200486)澤田ら.薬と食
の相互作用 53 2.薬の小腸吸収低下から薬理
効果 がダウン g )薬と食 物 繊 維;医薬ジャーナ
40:2.133,2004
87)Meisel C et al,Atherosclerosis,167,2003
88)インタビューフォーム
89)小口ら.経口抗真菌剤 Itraconazole の臨床第Ⅰ
相試験(第 2 報)ー健常人における経口単回お
よび連続投与後の薬物動態の検討ー;基礎と臨
床 25:2.397,1991
90)国立札幌病院.くすりと食べ物飲み合わせにつ
41
あじさい Vol.13,No3,2004
いて;http://www.sap-cc.org/
91)白鳥.薬との飲み合わせ毒;毒かクスリか?気
になる食べ合わせ:.38,2001
92)ふくおか県薬会報 17:7.36,2004
93)澤田ら.薬と食の相互作用 56 4.薬がビタミン
の作用を無効にする b)薬とビタミン B12 含有
の食・嗜好品・健康食品・栄養剤;医薬ジャーナ
40:5.142,2004
94)くまもとDI ニュース:285.5.4,2004
95)http://www.nih.go.jp/eiken/
96)食事指導の ABC:日本医師会編
97) ふくおか県薬会報 17:8.32,2004
98)小内.サプリメントの適正使用とその指導;
薬局 55:5.15,2004
<編集後記>
最近の問い合わせの中に、1人で20種類もの
健康食品を服用されている方がいらっしゃいまし
た。よくよく内容をみてみると、同じ成分が含まれ
ているものを重複して服用されていました。取り過
ぎによる健康被害も多数報告されているようです
ので、注意が必要かと思います。
種類を沢山とると、摂取した分だけ効果が現れ
ると思われている方もおられるようです。非常に恐
いものがあると思います。
薬剤の重複投与 だけでなく健康食品 について
も一度尋ねてみる必要があると思います。
先生方の参考資料としてご使用していただけれ
ば幸いです。
発行者:富田薬品(株)
医薬営業本部
池川登紀子
お問い合わせに関しては当社の社員又は、下記
までご連絡下さい。
TEL (096)373-1141
FAX (096)373-1132
E-mail t-ikegawa@tomita-pharma.co.jp
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