18 世紀後半から 19 世紀前半にかけて,大西洋をはさんでアメリカ大陸と

問題1
18 世紀後半から 19 世紀前半にかけて,大西洋をはさんでアメリカ大陸とヨーロッパの双方
で戦争と革命があいついで勃発し,この間にヨーロッパ諸国間の関係は大きく変化した。七年
戦争からナポレオン帝国の崩壊にいたる時期にイギリスとフランスの関係はどのように変化
したか, 300 字以内で説明せよ。
〈下書き用 MEMO〉
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(ます目は,全部で 300 字分ある。)
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問題分析
七年戦争からナポレオン帝国の崩壊にいたる時期に(時代)
イギリスとフランスの関係はどのように変化したか(主題)
大西洋をはさんでアメリカ大陸とヨーロッパの双方で戦争と革命があいついで勃発し,こ
の間にヨーロッパ諸国間の関係は大きく変化した。
(副題)
ゆげ作成解答
七年戦争と同時展開されたフレンチ=インディアン戦争において仏国は大敗し,北米植民地か
らの完全撤退に至り,英国は東ルイジアナとフロリダを獲得した。米国独立戦争では,仏国は
北米側に付き,武装中立同盟も加わり,孤立した英国は当時最大の植民地を失った。革命によ
り国民国家となり強大化した仏国に対し,英国は対仏大同盟を結成,仏国を孤立させた。仏国
はトラファルガーで英国に敗北したが,大陸諸国を屈服させ,大陸封鎖令により英国を孤立さ
せた。同令違反の露国への懲罰の為に行ったモスクワ遠征失敗を機に,再び対仏大同盟が結成
された。最終的にはナポレオンはワーテルローで英国に敗北し,パックス=ブリタニカは完成
した。
(297 文字)
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七年戦争と同時展開されたフレンチ=インディアン戦争において仏 →英国勝利
国は大敗し,北米植民地からの完全撤退に至り,英国は東ルイジアナ
とフロリダを獲得した。
米国独立戦争では,仏国は北米側に付き,武装中立同盟も加わり,孤 →仏国勝利 英国孤立
立した英国は当時最大の植民地を失った。
革命により国民国家となり強大化した仏国に対し,英国は対仏大同 →仏国孤立
盟を結成,仏国を孤立させた。
仏国はトラファルガーで英国に敗北したが,大陸諸国を屈服させ,大 →英国孤立
陸封鎖令により英国を孤立させた。
同令違反の露国への懲罰の為に行ったモスクワ遠征失敗を機に,再 →仏国孤立 英国勝利
び対仏大同盟が結成された。最終的にはナポレオンはワーテルロー
で英国に敗北し,パックス=ブリタニカは完成した。
封建
社会
近代
資本
主義
t
中央集権完成
近世
江戸
中世
安土
桃山
室町 鎌倉
やや中央集権
完全な地方分権
資本家
領主
( 騎士 )
労働者
農奴
商工業者
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オ
ラ
ン
ダ
英
ス
ペ
イ
ン
オ
ー
ス
ト
リ
ア
仏
1689 ∼ 1815 第二次英仏百年戦争
《ヨーロッパ》
《植民地》
ファルツ継承戦争
ウィリアム王戦争
スペイン継承戦争
アン女王戦争
オーストリア継承戦争
ジョージ王戦争
七年戦争
フレンチ=インディアン戦争
プラッシーの戦い
アメリカ独立戦争
フランス革命戦争・ナポレオン戦争
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