インバータユニット MWINV-2044 ユーザーズマニュアル 対応ハードウェアバージョン MWINV-2044 1.0 以降 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 1/36 2012/08/20 本取扱説明書について 1) 本製品及び本取扱説明書の内容については,万全を期しておりますが,万一ご不明な点な どがありましたら,弊社へお申しつけください。 2) 本取扱説明書に記載された情報及び本製品の使用に起因する特許権,その他権利の侵害に 関しては,弊社は一切の責任を負いません。 3) 本取扱説明書によって第三者または弊社の特許権その他権利の実施権を許諾するものでは ありません。 4) 本製品の使用により生じる損害について、その原因によらず、弊社は一切の責任を負いま せん。 5) 弊社の書面許諾なく,本取扱説明書の一部または全部を無断で複製することを固くお断り します。 Copyright 2012 by Myway Plus Corporation. All rights reserved. No part of this manual may be photocopied or reproduced in any form or by any means without the written permission of Myway Plus Corporation. MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 2/36 2012/08/20 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル はじめに この度は、弊社インバータユニット MWINV-2044(400V/20kVA、以下 2044 と表記し ます)をご採用いただき、誠にありがとうございます。この装置を有効にご利用いただ くためには、本装置の機能・構成等を十分に理解することが大切です。誤って取扱った 場合は、インバータの破損、思わぬ事故の原因となります。ご使用前にはこの説明書を よくお読みの上、お取扱いください。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 3/36 2012/08/20 ご注意事項 ●製品のご使用、本資料について 1. 本資料に記載された弊社製品の使用に際しては、弊社製品及び弊社製品で制御するシステムの保護、安全 のため、本資料をはじめ弊社が提供する製品に関する使用方法ならびに案内をよくお読みいただき、その内 容に従ってご使用ください。 弊社が弊社製品の確実な動作に必要と認める使用環境を満たさない状況で使用する場合等、お客様が弊 社の想定していない使用や改造行為を行った場合には、保護機能が損なわれる等、その機能が十分に発揮 できない場合があります。その結果生じた故障またはお客様もしくは第三者の損害等について、弊社は一切の 責任を負いません。 2. 弊社製品は、軍事目的または原子力機器、航空機器、医療機器などの人身に直接関わる用途、状況下で使 用されることを目的として設計、製造されておりません。これらの用途には使用しないよう、お願いいたします。 3. 弊社は弊社製品の品質、信頼性の向上に努めておりますが、不具合の発生が完全に発生しないことを保証 するものではありません。本資料に記載された弊社製品を装置に組み込む場合には、バックアップやフェイル セーフ機能をシステム的に設置する等、安全性、信頼性の対策を講じていただくよう、お願いいたします。 4. 本資料に記載された弊社製品の使用に関連して発生した第三者の特許権、著作権、その他権利の侵害につ いては、弊社は一切の責任を負いません。また、弊社は本資料に基づいて弊社または第三者の特許権、著作 権、その他の知的財産権の実施、使用を許諾または保証するものではありません。 5. 本資料に記載された弊社製品ならびに本資料の全部または一部を弊社による事前の承諾なしに転載または 複写、複製することを禁じます。なお、記載されている会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。 6. 本資料に記載された弊社製品の仕様ならびに販売については、予告なく変更することがあります。また、保 証期間の終了後、その内容について予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。 7. 本資料の内容についてご不明な点がございましたら、弊社窓口までお申し付けください。 ●保管及び使用環境について 本資料に記載された製品は日本国内かつ屋内での使用を想定しており、以下のような環境では動作保証をしてお りません。保管、使用の際はご注意ください。 1. 極端な高温もしくは低温または温度変化の激しい環境、湿度の高い場所や結露を生じる可能性の高い環境 2. 大きな衝撃、振動、雑音の加わる環境、ほこりの多い環境 3. 大きな磁界、電界に近接した環境、静電気の発生しやすい環境 4. 薬品に触れる環境、薬品の気化しやすい環境 5. 外国での使用や商用電源外での使用等、指定外の電源環境 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 4/36 2012/08/20 ●保証について Myway プラス株式会社(以下弊社)が提供する製品の保証に際しまして、以下についてご確認ください。 1. 保証対象と適用除外 保証期間内(出荷日より 1 年間)に弊社の責による故障または損傷が生じた場合、製品を無償で修理または同 等品と交換させていただきます。保証の対象は弊社が製造販売するハードウェア製品とし、ソフトウェアは保証対 象外とさせていただきます。 本保証は弊社規定の検査に合格した製品を最初に購入されたお客様ご本人様のみに適用され、お客様が製 品を譲渡、転売された場合、その第三者には適用されません。また、保証期間内であっても以下の事項に該当す る場合には、有償での対応とさせていただきます。 ① 製品に印字、貼付されたシリアル番号の確認が汚損、破損または何らかの理由により確認できない場合 ② 使用上の誤り及び修理や改造による故障または損傷(「製品のご使用、本資料について」もご覧ください。) ③ お客様または弊社以外の者による取扱いまたは使用により生じた故障または損傷 ④ 輸送、移動時の落下、衝撃等、お客様の扱いが適切でないために生じた故障または損傷 ⑤ 火災、風水害、地震、落雷その他天災事変、公害、煙害、ガス害、異常電圧等の不可抗力事由により生じた 故障または損傷 ⑥ 指定外の電源使用や接続している弊社製品以外の他の機器を原因とする場合等、外部要因により生じた 故障または損傷 ⑦ その他合理的な事由から弊社が保証対象外と判断した故障または損傷 2. 保証期間内の対応 (1) 故障現品の症状、お客様が故障と判断された事象・理由、発生時期・場所の情報とともに、ご購入いただき ました弊社営業窓口または販売代理店窓口までお申し付けください。 (2) 故障の原因究明及び報告書作成は原則としてお受けいたしかねます。特にご要望がある場合は、その実施 の可否も含め、別途協議をさせていただきます。 (3) 調査の結果、良品であった場合または原因がお客様に帰属すると判断された場合、その修理または作業に かかった費用については有償とさせていただきます。 3. 保証に関わる個人情報の取扱について 弊社は保証サービスの提供に際して、製品の状況把握や修理に関するご相談を円滑に進めるためにお客様 の個人情報を利用させていただきます。お客様の個人情報については、サービスの提供に必要な範囲で利用す ることとし、修理業務等を委託する場合や正当な理由がある場合を除いて、第三者に開示いたしません。 個人情報に関するお問い合わせ、ご質問につきましては、弊社窓口までお申し付けください。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 5/36 2012/08/20 目次 ご注意事項..................................................................................................................................... 4 ご注意事項 1. 安全にご使用いただくための注意事項 ................................................................................. 8 2. 概要...................................................................................................................................... 12 概要 3. 2.1. 製品概要 ....................................................................................................................... 12 2.2. 用意するもの................................................................................................................ 12 2.3. 主な仕様 ....................................................................................................................... 13 2.3.1. 一般仕様 ............................................................................................................... 13 2.3.2. 電気的仕様............................................................................................................ 13 2.4. 外形 .............................................................................................................................. 15 2.5. 構成図........................................................................................................................... 16 2.5.1. 主回路部 ............................................................................................................... 16 2.5.2. インターフェース部 ............................................................................................. 17 組み立て............................................................................................................................... 18 組み立て 3.1. 制御ボード取り付け方法.............................................................................................. 19 3.2. 配線 .............................................................................................................................. 21 3.2.1. 接続図 ................................................................................................................... 21 3.2.2. 主回路用電源の接続 ............................................................................................. 22 3.2.3. 負荷の接続............................................................................................................ 22 3.2.4. 制御回路用電源の接続.......................................................................................... 22 3.2.5. 電圧センサを使用する接続 .................................................................................. 23 3.2.6. 接地....................................................................................................................... 24 3.2.7. 直流リプル電流/入力力率の改善方法 ................................................................ 24 3.2.8. インバータ出力電圧を正弦波で観測する方法 ..................................................... 24 4. 制御プログラム作成上の注意点 .......................................................................................... 25 5. 運転と停止 ........................................................................................................................... 26 6. 5.1. インバータ運転方法..................................................................................................... 26 5.2. インバータ停止方法..................................................................................................... 26 保護とエラー ....................................................................................................................... 27 6.1. ハードウェア保護回路 ................................................................................................. 27 6.2. 保護値設定 ................................................................................................................... 27 6.3. リセットスイッチ ........................................................................................................ 29 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 6/36 2012/08/20 7. 8. 6.4. ロジック内部................................................................................................................ 30 6.5. LED ランプ................................................................................................................... 31 制御ボードを製作する場合.................................................................................................. 32 制御ボードを製作する場合 7.1. ゲート信号 ................................................................................................................... 32 7.2. コネクタ CN1 仕様....................................................................................................... 32 7.3. 制御基板取り付け板..................................................................................................... 34 改版履歴............................................................................................................................... 35 改版履歴 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 7/36 2012/08/20 1. 安全にご使用いただくための注意事項 本装置を使用する前に本項目を必ず一読してください。 本製品を安全にご使用いただくために、本取扱説明書は守っていただきたい事項を記載して います。ご使用前に本書をお読みの上、正しくご使用ください。本取扱説明書をお読みになっ た後は、いつでも必要なときご覧になれるように保管しておいてください。 ■ 警告事項 警告 ・ 感電の恐れあり いかなる目的があっても、運転中に使用者は絶対に製品のケースおよびパネルは外さ ないでください。内部には高電圧回路があり、誤って触ると感電により、死亡または 重傷を負う危険があります。 警告 ・ 火災の恐れあり 装置から、異臭、異音、発煙、発火が発生した時は、装置をすぐに停止させ、装置へ 接続しているすべての電力供給源を外してください。そして弊社営業所へご連絡くだ さい。 万一火災になった場合は、電気火災用(粉末・ABC)消火器を使用し、水などでの消火 はしないでください。 ■ 輸送・移動時の注意事項 注意 ・ 輸送・移動の際は、装置重量を確認の上、行ってください。 必要ならば別途輸送機器を用意してください。 けがのおそれがあります。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 8/36 2012/08/20 ■ 据え付注意事項 注意 ・ 装置正面、背面にある吸排気口はふさがないでください。 吸排気口をふさぐと内部温度が上昇し、火災の原因になることがあります。 ・ 据え付けは、装置の重量に耐えるところに行ってください。 装置の移動、落下などによりけがの恐れがあります。 ・ 装置は確実に固定してください。 必要であれば固定金具などを別途ご用意ください。地震などの衝撃、振動により、移 動、落下などによる、けがの恐れがあります。 ・ 次のような環境での使用、保管は絶対にしないでください。 故障、損傷、劣化などによって火災などの原因になることがあります。 □取扱説明書に記載の周囲環境条件からはずれた高温、低温、多湿となる場所 □直射日光があたる場所 □ストーブなどの熱源から熱を直接受ける場所 □振動、衝撃が加わる場所 □火花が発生する機器の近傍 □ふんじん、腐食性ガス、塩分、可燃性ガス、水滴のある場所 □屋外 □その他、上記に類するような環境の場所 ■ 配線上の注意事項 注意 この製品は、電気配線が必要です。電気の危険性を十分に理解した方が 配線を行ってください。 ・ 定格電圧以外の電圧では使用しないでください。 火災、感電の恐れがあります。 ・ 電源ケーブルは端子に確実に取り付けてください。 電源ケーブルが外れると、感電の恐れがあります。 ・ 濡れた手で、配線を行わないでください。 感電の恐れがあります。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 9/36 2012/08/20 ■ 使用上の注意事項 注意 ・ 装置は取扱説明書に従って運転・停止操作等をおこなってください。 不用意な操作は、感電の恐れがあります。 ・ 装置周辺での喫煙、火気の使用はしないでください。 爆発、破損により、けが、火災の恐れがあります。 ・ 装置上部に花瓶などの水の入った容器を置かないでください。 花瓶などが転倒した場合、こぼれた水での感電、装置内部からの火災の原因になるこ とがあります。 ・ 装置の上部に腰掛けたり,乗ったり、踏み台にしたりしないでください。 装置が破損し、感電、火災の原因になることがあります。 ・ ファンに棒、指などを入れないでください。 回転しているファンでけがをする恐れがあります。 ・ 装置の端子に金属棒、ゆびなどで触れないでください。 感電、けがの恐れがあります。 ・ 装置の端子をショートさせないでください。 感電、けがの恐れがあります。 ・ 次のような用途には絶対に使用しないでください。 □人命に直接関わる医療機器などへの使用 □人身の損傷に至る可能性のある電車、エレベータなどへの使用 □社会的に、公的に重要なシステムなどへの使用 □これらに準ずる装置への使用 ■ その他の注意事項 注意 ・ 本装置は、日本国内での使用を目的に製造されています。 本装置を国外で使用した場合、電圧、使用環境などがことなり発煙・発火の原因にな ることがあります。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 10/36 2012/08/20 以上の警告事項および注意事項を守り、正しく安全にご使用ください。また、取扱説明書に は個々の項目でも、注意事項が記載されていますので、使用時にはそれらの注意事項を守り、 正しくご使用ください。 取扱説明書の内容でご不審な点、またはお気付きの点がありましたら、当社営業窓口までご 連絡いただきますよう、あわせてお願いいたします。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 11/36 2012/08/20 2. 概要 2.1. 製品概要 本インバータユニット(型式 MWINV-2044)は、三相電源または直流電源と制御ボードから受け 取るゲート信号により任意波形を生成する装置です。 本インバータユニットは単体では動作しません。正しい周辺機器を選定してください。また、 正しい接続をしない場合は、正常な運転ができず破損などの原因となります。 図 1 接続例 2.2. 用意するもの 本インバータユニットを運転するためには周辺機器が必要です。周辺機器はアプリケーション により異なりますが、一例を以下に示します。 三相交流電源(主回路用電源) 単相交流電源(制御回路用電源) 制御ボード(*) 負荷 各周辺機器を接続する電線 インバータ運転用制御プログラム *:制御ボードは弊社製制御ボード PE-PRO シリーズ、制御システム PE-Expert3、または自作 制御ボードが使用可能です。 制御ボードを自作する場合には「7制御ボードを製作する場合」の内容を確認してから製作 してください。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 12/36 2012/08/20 2.3. 主な仕様 2.3.1. 一般仕様 以下に、一般仕様を示します。 表 1 一般仕様 項目 使用周囲温度 使用周囲湿度 設置場所 外形寸法 仕様 0℃~40℃ 30%~80% 結露なし 屋内 W318×D542×H329 備考 誤差±3mm 突起物を含まず。 約 33kg 重量 2.3.2. 電気的仕様 以下に、電気的仕様を示します。 表 2 電気的仕様 交流 出力 直流 入力 交流 入力 項目 型名 定格容量*1 定格電流 仕様 MWINV-2044 20.8kVA 30Arms 備考 出力電圧範囲 AC0~400Vrms 入力電圧、PWM 変調率に依 存します。 動作電圧範囲 DC0~800V 定格電流 DC33A 定格電圧 動作電圧範囲 冷却方式 過負荷耐量 平均値 直流 630V 時 AC400Vrms AC0~460Vrms 強制空冷 120%/1min スイッチング周波数*1 ~20kHz デッドタイム 3.5μsec 制御電源電圧範囲 絶縁抵抗 AC85~264V 100MΩ以上 15kHz 以上は ディレーティング特性有 本装置にデッドタイムを付 加する機能はありません。 AC2500V/1 分間 主回路対制御回路・FG 一括 AC500V/1 分間 制御回路対主回路・FG 一括 絶縁耐圧 IPM*2 PM100CVA120 (三菱電機社製) ダイオード*2 PT7616 (日本インター社製) 平滑コンデンサ容量 7800μF(3900μF/450V×2) MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 13/36 2012/08/20 *1: : スイッチング周波数を 15kHz 以上で使用される場合には、 「図 2 ディレーティングカ ーブ」を参考に出力容量を抑えて使用してください。 *2: :IPM、ダイオードモジュールの詳細は各社のデータシートを参照してください。 図 2 ディレーティングカーブ 表 3 センサモニタ部 仕様 項目 直流電圧(Vdc)センサ 直流電流(idc)センサ U 相電流(iu)センサ W 相電流(iw)センサ UV 線間(Vuv) WU 線間(Vwv) 電圧センサ U 相(Vu) W 相(Vw) MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 レンジ 検出精度 +1000V/+5V ±125A/±5V ±125A/±5V ±125A/±5V ±1000V/±5V ±1000V/±5V ±2000V/±5V ±2000V/±5V 850±10V 85±2A 65±2A 65±2A 850±10V 850±10V 850±10V 850±10V Page. 14/36 2012/08/20 カットオフ 周波数 10kHz 70kHz 10kHz 2.4. 外形 318 端子台 カバー ④ TB4 ② TB2 214.5 ③ TB3 63 329(突 起 部 含 ま ず ) 30 259 25 ① TB1 530 480 542 515 7 7 図 3 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 2044 外形 Page. 15/36 2012/08/20 2.5. 構成図 P1 P2 ※電解コンデンサへの充電完了後,インバータを駆動する 前にMC1を外部から信号を与えONにしてください。 R1 主回路部 FUSE IPM R U MC1 (/DO8) S V T W ダイオード モジュール N ヒートシンク ゲート ドライバ 24V_D E OH TB1 CN16 CN8 CN18 CN15 CN20 CN8 FAN FAN駆動 (/DO9) RLY駆動 (/DO8) 電圧 センサ Idc インターフェース部 (MWINV-IF02) Idc Vdc Iu Iw Vuv Vwv 6 U TB3 V TB4 TB2 CN2 電圧 センサ Vuv Vwv W TB5 N TB6 分 圧 抵 抗 基 板 U V W N ERR RLY 駆動 PWM 6 DC/DC FAN 駆動 TB1 TB2 CN17 保護 回路 RESET E Iw CN1 Vdc AC85~264V 制 24V_D 御 電 24V 源 CN3 Iu IPM ERR Vdc Idc Iw Iu Vwv TB3 CN2 Vuv 5V 制御ボード等へ (弊社PE-PROボードが直接接続できます。PE-Expertはオプション基板を用いて接続できます。) 図 4 2.5.1. 構成図 主回路部 主回路部は、ダイオードモジュール、突入電流防止回路、平滑コンデンサ、および IPM から構 成されます。 三相交流電源を使用する場合は、R・S・T 端子に三相交流電源を入力し、P1 端子と P2 端子を ショートバーで接続することによって、整流された電圧(Vdc)を IPM に印加することができ ます。 直流電源を使用する場合は、P2 端子と N 端子間に直接直流電源を接続することにより、IPM に電圧(Vdc)を印加することができます。 また、主回路部には、直流電流(idc) 、U 相電流(iu) 、W相電流(iw)をモニタするためのセ ンサを備えています。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 16/36 2012/08/20 2.5.2. インターフェース部 インターフェース部は、制御ボードと主回路との信号を中継します。 ハードウェア保護機能を搭載していますので、保護検出時はゲート信号をブロックします。 保護検出信号はラッチされます。詳細は「6.1ハードウェア保護回路」を参照してください。 インターフェース部には、直流電圧(Vdc)、交流電圧(Vuv, Vwv)(*)をモニタするためのセ ンサを備えています。 *:交流電圧(Vuv, Vwv)を TB3 に接続する必要があります。 交流電圧(Vuv, Vwv)の検出は、接続方法により UV 線間電圧/相電圧(Vuv)と W V 線間電 圧/相電圧(Vwv)の切り替えが可能です。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 17/36 2012/08/20 3. 組み立て 以下に、インバータを組み立てる手順を示します。 制御ボートの取り付け 主回路用電源の接続 負荷の接続 制御回路用電源の接続 電圧センサを使用する接続 接地 その他の接続 図 5 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 インバータ組み立ての手順 インバータ組み立ての手順 Page. 18/36 2012/08/20 3.1. 制御ボード取り付け方法 制御ボードの取り付けでは、まず、装置の上面の蓋を取り外します。以下に上蓋ネジ位置を示 します。8 個のネジを取り外してください。ネジの径は M3 です。 図 6 上蓋ネジ位置 制御ボードの種類によって取り付け方法が異なりますのでご注意ください。 図 7 保護レベル用 可変抵抗 上蓋ネジ位置 LED CN1 リセット SW(S1) 図 8 2044 内部配置図 コネクタ CN1 制御ボートとインバータのインターフェース基板をつなぐコネクタです。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 19/36 2012/08/20 LED ハードウェアエラーランプと制御電源パワーランプの 2 種類があります。詳細は、「6.5 LED」 を参照してください。 保護レベル用可変抵抗 ハードウェアエラーの閾値用抵抗です。 弊社制御ボード PE-PRO シリーズを使用する場合 (1)インターフェース基板の上の板金にスペーサで制御ボードを固定します。 (2)インターフェース基板のコネクタ CN1 と制御ボードをフラットケーブルで接続します。 弊社制御システム PE-Expert3 を使用する場合 (1)インターフェース基板の上の板金にスペーサで MWPE-IFRX(オプション基板)を固定します。 (2)コネクタ CN1 に MWPE-IFRX を接続し、PE-Expert3 MWPE-PEV ボードと MWPE-IFRX を接続し ます。PE-Expert3 MWPE-PEV ボードと MWPE-IFRX の接続方法は MWPE-IFRX の「HW マニュアル」 を参照してください。 自作の制御ボードを使用する場合 (1)インターフェース基板の上の板金にスペーサで制御ボードを固定します。板金の詳細は 「7.3制御基板取り付け板」を参照してください。 (2)制御ボードにフラットケーブル用のコネクタを実装し、コネクタ CN1 にフラットケーブル で接続します。コネクタの型式は HIF3BA-34PA(ヒロセ電機社製)です。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 20/36 2012/08/20 3.2. 配線 3.2.1. 接続図 負荷として接続する周辺機器はアプリケーションにより異なりますが、一例として三相交流電 源を使用してモータを接続する場合の接続図を下図に示します。 TB3 N W V U インバータ TB2 L N E TB1 E N P2 P1 R S T U V W M 図 9 接続図 接続図 各端子台の名称を下表に示します。端子台位置は「図 3 2044 外形」を参照してください。 表 4 各部名称と説明 記号 名称 TB1 主回路 端子台 TB2 制御電源用 端子台 TB3 TB4 ネジ径 M6 M3.5 電圧センサ用端 M3.5 子台 FAN 配線 中継用端子台 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 M6 説明 主回路用の端子台です。 三相交流電源を使用する場合は、R・S・T 端子に電源 を接続します。 直流電源を使用する場合は、P2・N 端子に電源を接続 します。 U・V・W 端子には負荷を接続します。 制御電源用の端子台です。 AC85~253V 単相交流電源を接続します。 三相電圧信号検出用の端子台です。 接続方法により線間電圧または相電圧がモニタでき ます。 FAN 配線の中継用の端子台です。 接続を変更しないでください。 Page. 21/36 2012/08/20 注意 感電のおそれあり 本インバータユニットには放電回路がありません。通電後に本体に触れると電解コンデンサに 溜まった電荷により感電する恐れがあります。制御回路用電源、主回路用電源を切った後、30 分程度置いてから放電抵抗などで放電してください。 3.2.2. 主回路用電源の接続 TB1 に主回路用の電源を接続します。ブレーカ等は、別途ご用意ください。 TB1 の位置は「図 3 2044 外形」を参照してください。 以下に、TB1 の端子記号を示します。 図 10 TB1 端子台 記号 三相交流電源を使用する場合 (1)TB1 の P1、P2 端子にショートバーを接続します。(出荷時は接続されています。) (2)R・S・T 端子に三相交流電源の U・V・W 相を接続します。 DC 電源を使用する場合 (1)TB1 の P1、P2 端子に接続されているショートバーを取り外します。 (2)TB1 の P2 に DC 電源の+側を、TB1 の N 端子に DC 電源の-側を接続します。 3.2.3. 負荷の接続 TB1 の U・V・W に負荷を接続します。 3.2.4. 制御回路用電源の接続 TB2 に制御回路用の電源を接続します。ブレーカ等は、別途ご用意ください。 まず装置側面の端子台用カバーを取り外してください。端子台カバーの位置は「図 3 外形」を参照してください。端子台用カバーのネジの径は M3 です。 接続する電源は、AC85~253V 単相交流電源を使用し TB2 に接続します。 以下に、TB2 の端子記号を示します。 図 11 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 TB2 端子台 記号 Page. 22/36 2012/08/20 2044 3.2.5. 電圧センサを使用する接続 電圧センサを使用すると、三相電圧信号をモニタと過電圧保護をかけることができます。TB3 に TB1 の U・V・W を接続することで電圧センサを使用できます。 また、下記のように接続方法により線間電圧、または相電圧をモニタすることができます。過 電圧保護については「6.1ハードウェア保護回路」を参照してください。 接続する前に、装置側面の端子台用カバーを取り外してください。端子台カバーの位置は「図 3 2044 外形」を参照してください。 以下に、TB3 の端子記号を示します。 図 12 TB3 端子台 記号 線間電圧をモニタする場合 TB1 の U・W を TB3 の U・W に接続し、TB1 の V を TB3 の N に接続します。 相電圧をモニタする場合 TB1 の U・V・W を TB3 の U・V・W に接続します。 以下に、接続例を示します。 線間電圧をモニタする場合 インバータユニット MWINV-2044 TB1 U V W I/F部 (MWINV-IF02) 50kΩ 電圧 センサ インバータユニット MWINV-2044 TB3 CN17 50kΩ U Vuv 50kΩ 50kΩ Vwv 負荷へ TB1 U V W I/F部 (MWINV-IF02) CN17 Vuv 相電圧をモニタする場合 V 電圧 センサ W 電圧 センサ Vwv TB3 U 50kΩ V 50kΩ W 電圧 センサ N N 図 13 電圧センサ接続例 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 23/36 2012/08/20 負荷へ 3.2.6. 接地 端子台 TB1 と TB2 の E 端子を接地端子(使用環境にある接地端子)に接続します。 可能であれば主回路用電源の接地と制御回路用電源の接地は別々の接地端子に接続してくだ さい。 また、使用する電線はできるだけ太い線を使用し、極力長さを短くしてください。 3.2.7. 直流リプル電流/入力力率の改善方法 直流リプル電流、または入力力率を改善したい場合は、端子台 TB1 の P1 と P2 の間に DC リ アクトルを接続します。 3.2.8. インバータ出力電圧を正弦波で観測する方法 インバータ出力電圧を正弦波で観測する場合は、端子台 TB1 の U・V・W に LC フィルタを接 続します。 LC フィルタは、弊社アクセサリ「LC フィルタユニット MWPE-STK-LC2」を利用することが できます。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 24/36 2012/08/20 4. 制御プログラム作成上の注意点 インバータを運転するためには制御プログラムが必要です。 以下に、制御プログラムを作成するときの注意事項を示します。 (1)FAN を駆動します。ゲート信号出力の開始前にコネクタ CN1 の pin16 を Low レベルにしま す。PE-PRO を使用する場合は、DO9 を出力すると FAN を駆動できます。 (2)「図 4 構造図」にある電解コンデンサの充電完了後、突入電流防止回路を短絡します。ゲ ート信号出力の開始前にコネクタ CN1 の pin15 を Low レベルにします。 PE-PRO を使用する場合は、DO8 を出力することにより突入電流防止回路を短絡します。 (3)ゲート信号を生成するときは、デッドタイムを必ず 3.5μsec 以上に設定してください。 (4)ゲート信号を停止した後、突入電流防止回路を有効にします。コネクタ CN1 の pin15 を High レベルにします。 PE-PRO を使用する場合は、DO8 の出力を停止することにより突入電流防止回路が有効にな ります。 注意 破損のおそれあり 通常運転時は必ずコネクタ CN1 の pin15 を Low レベル(PE-PRO 使用時は DO8 を出力) にして使用してください。セットしない場合は突入電流防止抵抗に電流が流れ続けて突入 電流防止抵抗が焼損する恐れがあります。 注意 破損のおそれあり 本装置にデッドタイム付加機能はありません。インターフェース基板上にあるコネクタ CN1 へ入力するゲート信号には必ず 3.5μsec 以上のデッドタイムを付加してください。 デットタイムが 3.5μsec 未満の場合は、IPM が破壊することがあります。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 25/36 2012/08/20 5. 運転と停止 5.1. インバータ運転方法 (1)制御ボードに制御プログラムをダウンロードします。 (2)制御回路用電源のブレーカを ON にします。 (3)プログラムを実行します。 (4)主回路用電源のブレーカを ON にします。 (5)ファンを駆動します。 (6)電解コンデンサ充電完了後、突入電流防止回路を短絡します。 (7)ゲート信号を出力するとインバータが運転します。 5.2. インバータ停止方法 (1)ゲート信号を停止します。 (2)突入電流防止回路を有効にします。 (3)プログラムを停止します。 (4)主回路用電源のブレーカを OFF します。 (5)制御回路用電源のブレーカを OFF します。 注意 感電のおそれあり 本インバータユニットには放電回路がありません。通電後に本体に触れると電解コンデンサに 溜まった電荷により感電する恐れがあります。制御回路用電源、主回路用電源を切った後、30 分程度置いてから放電抵抗などで放電してください。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 26/36 2012/08/20 6. 保護とエラー 6.1. ハードウェア保護回路 下記の条件が 1 つでも成立した場合に、IPM のゲート信号をブロックし、その状態を保持しま す。 Vdc 電圧が設定された電圧値を越えた場合。 Idc 電流が設定された電流値を越えた場合。 Vu,Vw の電圧が設定された電圧値を越えた場合。 Iu,Iw の電流が設定された電流値を越えた場合。 IPM がエラーを検知した場合。 FUSE エラーを検知した場合。 OH エラー(温度保護:80℃)を検知した場合。 制御電源(インターフェース部基板上の+15V 電源)の低下を検知した場合。 6.2. 保護値設定 電圧と電流の保護値は可変抵抗(VR)で設定できます。保護値の設定方法を表 5に示します。 保護値用可変抵抗の位置は「図 8 2044 内部配置図」を参照してください。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 27/36 2012/08/20 表 5 保護値設定 調整項目 調整 VR Idc 過電流 検出設定 VR1 Iu 過電流 検出設定 VR2 Iw 過電流 検出設定 VR3 Vdc 過電圧 検出設定 VR4 Vuv 過電圧 検出設定 VR5 Vwv 過電圧 検出設定 VR6 調整方法 GND(TPG*)を基準にして TP1 を電圧計で測定しながら VR1 を 調整します。 設定値=(過電流設定値/125) ×5.0V GND(TPG*)を基準にして TP2 を電圧計で測定しながら VR2 を 調整します。 設定値=(過電流設定値/125) ×5.0V GND(TPG*)を基準にして TP3 を電圧計で測定しながら VR3 を 調整します。 設定値=(過電流設定値/125) ×5.0V GND(TPG*)を基準にして TP4 を電圧計で測定しながら VR4 を 調整します。 設定値=(過電圧設定値/ 1000)×5.0V GND(TPG*)を基準にして TP5 を電圧計で測定しながら VR5 を 調整します。 調整範囲 初期設定値 0A~125A 85A (TP1= 3.4V) 0A~125A 65A (TP2= 2.6V) 0A~125A 65A (TP2= 2.6V) 0V~1000V 850V (TP4= 4.25V) ◆線間電圧の場合 ◆線間電圧の場合 0V~1000V 設定値=(過電圧設定値/ ◆相電圧の場合 1000)×5.0V 0V~2000V ◆相電圧の場合 設定値=(過電圧設定値/ 2000)×5.0V GND(TPG*)を基準にして TP6 を電圧計で測定しながら VR6 を 調整します。 ◆線間電圧の場合 ◆線間電圧の場合 0V~1000V 設定値=(過電圧設定値/ ◆相電圧の場合 1000)×5.0V 0V~2000V ◆相電圧の場合 設定値=(過電圧設定値/ 2000)×5.0V 850V *1 (TP5= 4.25V) 850V *1 (TP6= 4.25V) *1:初期設定値は線間電圧に対して調整をしています。相電圧に対して保護をかける場合は保 護レベル用可変抵抗を調整してください。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 28/36 2012/08/20 6.3. リセットスイッチ ハードウェア保護によるハードウェアエラーを解除する場合に使用します。リセットスイッチ (S1)の位置は「図 8 2044 内部配置図」を参照してください。 表 6 スイッチ機能 記号 名称 S1 リセット スイッチ 機能 ハードウェアエラーを解除します。 本スイッチは、異常の原因を修復した後に押してくださ い。 ハードウェアエラーを解除するには、エラー原因を修正した後に、以下の動作のいずれ かを行ってください。 リセットスイッチ(S1)を押す。S1 の位置は「図 8 2044 内部配置図」を参照し てください。 制御回路用電源を再投入する。 コネクタ CN1 の 14pin に Low パルスを 1ms 入力する。 PE-PRO を使用してコネ クタ CN1 の 14pin を Low にする場合は、DO16 に High を出力します。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 29/36 2012/08/20 6.4. ロジック内部 ハードウェア保護(ハードウェアエラー)は、インターフェース基板の PLD で行って います。下図に PLD 内部のロジック動作概念図を示します。 U15 ラッチ+フィルタ 73pin FU_ERR S Q /FU_LED Q /OH_ERR Q /IPM0_ERR Q /OV_DC Q /OC_DC Q /OC_AC_LED 74pin OH_ERR S S S S 36pin OC_IU S LED D11:OH 17pin LED D12:IPM0 8pin LED D3:OV_DC 10pin LED D5:OC_DC 11pin LED D6:OC_AC 9pin LED D4:OV_AC 7pin LED D2:PWR_ERR 90pin CN1,2 18pin R 33pin OC_DC 16pin R 39pin OV_DC LED D10:FU R 61pin /IPM0_ERR 15pin R R R 37pin OC_IW S Q R 34pin OV_VUV S /OV_AC Q R 35pin OV_VVW S Q R 65pin /+15VB_LOW S Q /PWR_ERR R 27pin CLK 1MHz リ セッ ト IC (U2)出 力 CN1,2 14pin CN1,2 16pin ERR_DI15 /ERR_DI15 High active /PLD_RESET 99pin D Q D Q D Q nGB 85pin RS_DO16 87pin PWM0_DB_DO9 24V CN16 1pin CN16 2pin 24V CN16 3pin CN16 4pin フィルタ1 Vcc 76pin /RLT_ON0 Vcc フィルタ2 77pin 86pin CN1,2 15pin D MC_DO8 91-96pin Q /RLT_ON1 nGB PWM UP0-WN0 UP0_IN,UN0_IN VP0_IN,VN0_IN WP0_IN,WN0_IN CN20 66,67,68, 70,71,72pin 図 14 ロジック概念図 通常動作時の状態ではハードウェアエラー条件はすべて Low、 リセット IC とコネクタ CN1 の 14pin は共に High、nGB は High です。 ハードウェアエラーの条件が 1 つでも High になると nGB は Low になり、ゲート信号が ブロックされます。 リセットボタン押下、またはコネクタ CN1 の 14pin に Low を入力するとハードウェアエ ラー条件のラッチが解除されます。(リセットボタン押下中は、nGB は Low) リセットボタンを離した後に nGB が Hjgh になり、ゲート信号を出力します。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 30/36 2012/08/20 6.5. LED ランプ 制御回路用電源が供給されたときと、ハードウェアエラーが検出された場合に LED ランプが 点灯します。以下の表に LED ランプの点灯条件を示します。LED ランプの位置は「図 8 2044 内部配置図」を参照してください。 表 7 名称 PWR PWR ERR OV DC OV AC OC DC OC AC IPM2 IPM1-1 IPM1-2 FU OH IPM0 STATUS0 STATUS1 STATUS2 STATUS3 STATUS4 LED ランプ点灯条件 ランプ点灯条件 役割 制御電源供給により点灯 備考 点灯した場合には修理が必要で す。弊社にご連絡ください。 Vdc が過電圧検出された場合に 保護値の設定は表 5 保護値設 点灯 定を参照ください Vuv、Vwv が過電圧検出された場 保護値の設定は表 5 保護値設 合に点灯 定を参照ください Idc が過電流検出された場合に 保護値の設定は表 5 保護値設 点灯 定を参照ください Iu、Iw が過電流検出された場合 保護値の設定は表 5 保護値設 に点灯 定を参照ください 常時消灯 常時消灯 常時消灯 ヒューズ溶断(CN18 1-2pin 開 点灯した場合には修理が必要で 放)時点灯 す。弊社にご連絡ください。 温度保護検出(CN18 3-4pin 開 放)により点灯 IPM エラー検出時点灯 常時消灯 常時消灯 常時消灯 制御電源供給により点滅 *1 制御電源供給により点滅 *1 制御電源(+15V)低下により点灯 *1:STATUS3,STATUS4 は LED が点滅しているのが正常です。 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 31/36 2012/08/20 7. 制御ボードを製作する場合 7.1. ゲート信号 インバータはインターフェース部のコネクタ CN1 を介して入力されるゲート信号に基づき, 各アームを駆動するパルス信号を生成し,IPM をスイッチングします。ゲート信号と IPM の各 アームとの対応を「図 15 ゲート信号の入力と IPM のアームとの対応」に示します。入力電 気信号が Low のときにゲートが ON します。装置内部でゲート信号に、デッドタイムは付加さ れないのでご注意ください。「図 15」内の信号名(/UP 等)は表 8の 19~24pin と対応します。 ゲート信号入力回路 ゲート信号と IPM の関係 +5V 470Ω /UP-/WN P TC74ACT14F /UP /VP /WP /UN /VN /WN GND 入力信号レベル Hレベル:2V以上(typ) Lレベル:0.8V以下(typ) Lレベル時, 該当するIPMはONします。 U V W N 図 15 ゲート信号の入力と IPM のアームとの対応 7.2. コネクタ CN1 仕様 「表 8 CN1 ピン配置」にコネクタ CN1 のピン説明を示します。(信号名は PE-PRO に従って います。) 基板側実装コネクタ型式は HIF3BA-34PA(ヒロセ電機社製)です。信号入出力回路は添付資料 「MWINV-IF02-2 回路図」を参照してください。 図 16 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 コネクタ CN1 フラットケーブルコネクタ(HIF3BA-34PA) フラットケーブルコネクタ Page. 32/36 2012/08/20 表 8 CN1 ピン配置 ピン番号 1 2、3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25~30 31、32 33、34 PE-PRO 信号名 -15V GND +15V Vuv Vwv Iu Iw Vdc Idc ― ― NC Low レ ベ ル で 動 /DO16 作。 /DO8 入力回路は,図 /DO9 17 を 参 照 し て く ださい。 ― ERR_DI15 LowレベルでIPM /UP はON。 /UN 入力回路は,図15 /VP を参照してくだ /VN さい。 /WP /WN ― +5V GND 意味 備考 -15Vを制御ボードに給電 グランド +15Vを制御ボードに給電 Vuvアナログ値を出力。 Vwvアナログ値を出力 Iuアナログ値を出力 Iwアナログ値を出力 Vdcアナログ値を出力 Idcアナログ値を出力 未使用。 未使用。 未使用 入力信号。H/Wエラーのリセット動作。 入力信号。突入電流防止用MCの駆動信号。 入力信号。FAN駆動信号。 未使用 ハードウェアエラー検出 PWM入力信号 PWM入力信号 PWM入力信号 PWM入力信号 PWM入力信号 PWM入力信号 未使用 +5Vを制御ボードに給電 グランド +5V 入力信号レベル Hレベル:2V以上(typ) /DO8, /DO9 Lレベル:0.8V以下(typ) Lレベル時, MCまたはFANが動作します。 GND 図 17 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 470Ω TC74ACT14F DO 入力回路 Page. 33/36 2012/08/20 7.3. 制御基板取り付け板 制御基板取り付け板は、インターフェース基板の上に取り付けます。これにより、制御基板が 受けるノイズなどの影響を低減します。 以下に、制御基板取り付け板の寸法を示します。 図 18 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 制御基板取り付け板 Page. 34/36 2012/08/20 8. 改版履歴 ドキュメント番号 111091-A2-001 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 改版日 改版内容 2012/08/29 初版発行 Page. 35/36 2012/08/20 MWINV-2044 ユーザーズマニュアル 発行:Myway プラス株式会社 〒220-0022 神奈川県横浜市西区花咲町 6-145 横浜花咲ビル TEL.045-548-8836 FAX.045-548-8832 ホームページ: http://www.myway.co.jp Eメール: [email protected] MWINV-2044 ユーザーズマニュアル Doc.No. 111091-A2-001 Page. 36/36 2012/08/20
© Copyright 2026 Paperzz