パナソニックグループサイトレポート2016 2015年度:2015年4月1日~2016年3月31日 パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 米原工場 所在地: 滋賀県米原市中多良605番地 敷地面積: 29994m² 延床面積: 19223㎡ 設立: 1973年11月 従業員数: 95名 ISO14001 取得: 主要製品: ISO14001 2014年2月 最新更新: 雨樋、谷・屋根・不燃谷コイル、いぶし雨樋、アーキスペックTOI、機能屋根 システム、LED導光ユニット、内貼断熱パネルシステム 環境コミュニケーション:15年度 1996年10月 情報開示: 1件 工場見学: 問合せ: 米原管理課 地域貢献活動: 142名 TEL: 2件 0749-52-3121 ごあいさつ 写 米原工場は近畿の水がめ滋賀県『琵琶湖』の北東部に位置し、古くから交通の要所として発達してきた米 原市に、1973年(昭和48年)に操業しました。現在、雨樋基材や谷コイル、屋根コイルに加えて、新規事 業の機能屋根システム、内貼り断熱パネル、LED導光棒照明などを生産しており、当社のハウジングシス テム事業における重要な役割を担っています。1994年にISO9001を、次いで1996年にいち早く環境I SO14001の認証を受け、工場従業員全員で環境負荷低減と省エネに配慮した商品の創出に取り組ん でおります。工場スローガン『心をひとつに、チャレンジ米原』を掲げ、近隣住民の皆様とのコミニケーション を大切にして、地域に根ざした工場づくりに邁進して参ります。 環境責任者 山内 進 2015年度の環境重点テーマの取組み 目標 成果 〔1〕地球温暖化防止対策 ☆CO2排出量原単位目標: 27.67t/億円 ☆CO2排出量目標:1,282t/年以下 ◎工場消費電力の削減活動 〔2〕廃棄物・有価物の削減 ☆廃棄物原単位目標:46.34t/億円 ☆3R貢献金額:96万円/年 ◎工程不良削減活動、ゴミ分別活動 〔3〕化学物質の移動排出量の削減 ☆化学物質原単位目標:1.82t/億円 ☆使用量:84.73t/年以下 ◎接着剤蒸発量削減、洗浄用溶剤削減 ☆CO2排出量原単位実績: 25.2t/億円‥原単位良化:△2.47t/億円 ☆CO2排出量実績:993t/年‥排出量良化:△289t/年 製品・環境配慮ポイントの紹介 ■屋根コイルE 樹脂と耐酸被覆鋼板の複合商品 ①対食・耐薬品性に優れる ②耐候性・対変褐色性に優れる 製品の環境配慮ポイント ①長寿命設計 ②軽量化設計 ③廃材削減設計+高リサイクル ■谷コイル ■谷コイル広幅 ☆廃棄物原単位実績:35.34t/億円‥原単位良化:△11t/億円 ☆3R貢献金額:524万円/年・・3R貢献金額良化△428万円/年 ☆排出量実績:446.63t/年・・前年596.89t/年より良化△150.26t/年 ☆化学物質原単位実績:2.20t/億円‥原単位悪化:+0.38t/億円 ☆使用量:77.88t/年‥使用量良化-6.85t/年 ■機能屋根システム 2014年度グッドデザイン賞受賞 ①屋根全体が1ユニットに見えるデザイン ②HIT太陽光モジュール搭載を前提 とした部材設計 製品の環境配慮ポイント ①遮熱:遮熱性が高く、太陽光を反射 ②通気:排熱を考え、屋根の凹凸を 活かして風の通路を確保 機能屋根システムの商品紹介はこちらから ■内貼断熱パネル 部屋の内装材として使用する事で で冷暖房の効率UP ①厚さわずか13mm ②直接クロスを貼る事ができる 製品の環境配慮ポイント ■いぶし雨樋 →製品情報へリンク ■アーキスペックTOI ①内蔵の真空断熱材は一般的な 建築用グラスウール200mmと同等性能 ②リビングの冷暖房費40%削減 ■LED導光モジュール パナソニックグループサイトレポート2016 2015年度:2015年4月1日~2016年3月31日 パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 米原工場 環境パフォーマンスデータ グラフ表示年 15:2015年4月1日~2016年3月31日 単位:千kl エネルギー使用量 電気 0.0034 0.060 0.0008 0.96 灯油 LPG 0.0028 0.054 0.0018 0.0019 0.004 0.0022 CO2排出量 単位:千t 揮発油 0.004 0.0020 0.002 0.0022 1.70 0.94 0.80 1.65 1.29 0.76 0.62 11 12 13 14 1.22 0.99 11 15 12 13 14 15 (年度) 自然エネルギー使用量 15年度 0.00 千kW/h (年度) 算出基準について "エネルギー使用量、CO2排出量の算定基準。環境省「温室ガス排出量算定方法に関する検討結果(2000年9月)を基本。但し、購入電力のCO2排出係 数は0.410kgCO2/kWh(2006年度)。2007年度以降は2006年度の値で算出。 水の使用量 単位:千m³ 最終処分量 上水道 4.5 4.0 3.6 産業廃棄物・有価発生物 3.8 3.8 単位:千t、% 発生量 100.0 100.0 0.7 0.6 リサイクル率 100.0 0.7 100.0 99.8 0.6 0.4 0.00 11 12 循環的使用量 13 14 単位:t 15年度 大気排出 68.88 11 12 13 0.00 14 0.00 15 (年度) 化学物質 ヒト・環境影響度 単位:カウント リサイクル量 62.25 除去処理量 0.00 水域排出 0.00 (年度) 0.00 雨水使用量 15年度 0.00 m³ 0.00 m³ 化学物質 マテリアルバランス 取扱量 1728.78 15 0.00 土壌排出 0.00 製品出荷量 1597.65 14,135.2 移動量 0.00 11 18,873.2 16,657.0 15,585.3 12 13 14,526.7 14 15 パナソニックグループの工場化学物質管理について 環境パフォーマンスデータの特記事項 http://www.panasonic.com/global/corporate/sustainability/eco.html パナソニックグループサイトレポート2016 2015年度:2015年4月1日~2016年3月31日 パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 米原工場 環境法令等の順法状況 15年度 <大気汚染物質計測状況> 単位 SOx Nm³/h 施設名 法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値 N/A 計測頻度 0.00 0.00 0.00 NOx ppm N/A 0.00 0.00 0.00 ばいじん g/Nm³ N/A 0.00 0.00 0.00 <水質汚濁物質計測状況> 単位 COD mg/l 施設名 法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値 最終放流槽北(工場排水) 50.00 20.00 最終放流槽南(工場排水) 50.00 20.00 2.03 3.00 12回/年 4.64 9.20 12回/年 計測頻度 0.00 BOD mg/l 最終放流槽北(工場排水) 50.00 20.00 1.16 2.20 12回/年 最終放流槽南(工場排水) 50.00 20.00 1.88 6.50 12回/年 最終放流槽北(工場排水) 15.00 10.00 0.99 1.30 12回/年 最終放流槽南(工場排水) 15.00 10.00 1.55 2.40 12回/年 最終放流槽北(工場排水) 1.50 1.00 0.05 0.05 12回/年 最終放流槽南(工場排水) 1.50 1.00 0.07 0.11 12回/年 0.00 窒素 mg/l 0.00 リン mg/l 0.00 <騒音・振動> 計測場所 単位 騒音 振動 dB dB 法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値 昼 工場敷地境界 70.00 55.00 51.50 54.00 1回/年 夜 工場敷地境界 60.00 50.00 47.25 50.00 1回/年 昼 工場敷地境界 70.00 65.00 30.00 30.00 1回/年 夜 工場敷地境界 65.00 60.00 30.00 30.00 1回/年 法令規制値:法または条例および協定の規制する値 N/A:法令規制対象外の項目 法令規制値超過について 報告すべき事項はございません。 指導、指摘事項に対する改善状況 指導、指摘事項 報告すべき事項はございません。 改善対策 計測頻度 パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 米原工場 環境方針 パナソニックグループサイトレポート2016 2015年度:2015年4月1日~2016年3月31日 パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 米原工場 パナソニックグループサイトレポート2016 2015年度:2015年4月1日~2016年3月31日 環境負荷削減の取り組み事例 1.メタコア交替勤務体制変更の工程停止による使用電力削減 交替勤務体制を変更、休日非稼動にすることで設備・照明使用電力の削減を図りました ☆電力削減量 53,582kwh/年 ⇒ 0 kwh/年 53,582kwh/年 ☆CO2排出削減量 53,582kwh/年 × 0.410(CO2排出係数) = 21,968kg/年 = 21.97on/年 2.メタコア工程エアー漏れ改善による使用電力削減 写真 各工程内のわずかなエアー漏れ箇所を改善して使用電力削減を図りました 576㎥/月×(上期50箇所+下期30箇所)=420,480㎥/年 ☆電力削減量・・・420,480㎥/年×0.086kwh/㎥ = 36,161kwh/年 ☆CO2排出削減量・・・36,161kwh/年×0.410(CO2排出係数)=14,826kg/年 = 14.8ton/年 3.メタコア工程照明LED化による使用電力削減 出荷場の照明を蛍光灯からLEDに交換し、照明電力の削減を図りました ☆電力削減量 146,724kwh/年 ⇒ 101,892kwh/年 44,832kwh/年 〔前年比 31%削減〕 ☆CO2排出削減量 44,832kwh/年 × 0.410(CO2排出係数) = 18,381kg/年 = 18.3ton/年 環境コミュニケーション事例 写真 1.530(ごみゼロ)の日 清掃活動 毎年5月30日を「ごみゼロ」の日として、従業員全員で 工場周辺道路のごみ拾いや除草作業を実施しています。 ■日時:2015年5月29日(金)16:45~17:30 ■参加人数:45名 ■収集ごみ重量:95kg 2.琵琶湖クリーンキャンペーンの参加 毎年琵琶湖クリーンキャンペーンに参加し、近隣企業の方と協力し琵琶湖周辺 のゴミ拾いを実施しています。 ■日時:2015年9月27日(日)8:00~10:00 ■場所:長浜市港町周辺 ■参加人数:30名 緊急事態への準備と対応 考え方と訓練計画 米原工場は琵琶湖の間近にあり、近畿の水瓶でもある琵琶湖への化学物質の 流出を起こさないため水質事故の緊急訓練に力を入れています。 環境保全組織メンバーで年1回、各職場でも年1回独自で訓練を実施しています。 緊急事態処置訓練 可塑剤搬入時の化学物質流出事故を想定して緊急事態処置訓練を 実施致しました。班分けして構内水路の堰きとめや汲上ポンプ使用による 吸引、工場外排水路の土嚢での堰きとめや放流層ゲートの操作方法等を 行いました。又、工場外に流出した場合の通報訓練など実施しました。 ■日時:2016年3月8日 ■場所:可塑剤地下タンク周辺、工場外排水路周辺
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