教育目標 - さいたま市立仲町小学校

平成27年度
学校経営の重点・努力点
仲町小学校長
常見昌弘
H27.4.01(水)
<学校教育目標>
明るく(知育) 正しく(徳育) たくましく(体育)
モットー:一に健康・二に健康、三・四がなくて、
五に、
「のびのびシティ さいたま市の
のびのびスクール仲町小学校」
◇
みんなが、のびのび、すごせる学校。
◇
未来に向かって、伸びていく学校。
◇
豊かな自然・安心して学べる環境の中で、
のびのび成長していく仲町小の子ども達。
◇
のびのびする中にも、
節度を守り責任のある行動のできる子ども達。
Ⅰ めざす学校像・児童像・教師像
(H26・H27年度・・・校歌の歌詞の具現化)
♪「日本一の仲町小、力を合わせ進もうよ」♪
以下の学校像・児童像・教師像めざし、力を合わせよう。
○ 学校像・・・さらに魅力ある学校にするために
充実した研修と確かな教育実践で子どもたちの自信を
はぐくみ、保護者・地域の期待に応える学校
・成果が目に見える学校(指導と評価の工夫と着実な実践)
・安心、安全で美しい学校(教育環境のさらなる充実)
※教師は子どもにとって一番の教育環境。
重点:日々の教師の姿・教師の言動が信頼される学校の基本
・家庭や地域と心の通い合う学校(相互理解と信頼)
1
○ 児童像・・・・「自ら学び、共に生きる子ども」
♪「さあべんきょうだ
たんれんだ」♪
□ 仲よく、思いやりのある子〔徳〕→あなたもぼくもみんなにこにこ
□ 進んで学ぶ子〔知〕→さあべんきょうだ
□ 心も体もたくましい子〔体〕→たんれんだ(心も体もきたえよう)
□ 人とうまく関われる子〔コミュニケーション〕→力を合わせ進もうよ
※ 本校のキャラクター「なかよっしーのコンセプト」をいつも念頭に。
「仲よし」「仲間」・・・キーワードをいつも頭に、
いじめ0の学校をめざす。
○ 教師像「子どもと共に生きる、
豊かな人間性と社会性のある教師。」
☆
凡事徹底・・・・「1.時を守り 2.場を浄め 3.礼を正す」
1人の教師として・・・・ あたりまえのことがあたりまえにできるように。
一人の大人、社会人として、あたりまえのことがあたりまえにできるように。
○時を守る・・・1分1秒を大切にして生活する。(生活させる)
学年に応じて、見通しをもたせて生活(計画的に)させる。
○場を浄める・・・教育環境を日々整える。(整えさせる)
教師の言語環境に注意。心にうるおいを与える言葉かけ。
○礼を正す・・・時と場に応じたあいさつに心がける。(TPO)
教師の率先垂範。明るいあいさつ(朝~帰りまで)を心がけさせる。
□
実践的指導力のある教師
(確かな児童理解に基づく学習指導・生徒指導)
□
子どもの心に寄り添える教師
(豊かな人間性、社会性)
子どもによりそった言葉かけに心がける。
・・・主語は、いつも「わたし」にするよう心がける。 主語「I」
2
よい例・・・・・私は(先生は)、○○さんが◇◇◇してくれて、とても嬉しい。
先生自身の嬉しさを素直に伝えていくとよい。
悪い例・・・・・○○は(あなたは)、どうしていつもそうなの。
(何を注意されているか不明)
改善・・・・ 先生は(私は)、あなたが・・・しているのがとても心配。
(子どもの心に訴えるよう)とても心配しているから言っている。
あなたやみんなのためを思い注意をしているんだ
と思わせるような言い方が大切。
□ 常に学び続ける教師
(専門的な知識、技能、研究と修養)
いろいろな情報をアンテナを高くして収集する。
教師自身もクリティカルシンキング。
□ 子ども・保護者・地域の人とうまく関われる教師
(コミュニケーション能力)
あいさつ。名前を早くおぼえて。児童・保護者・地域の人の名前覚える。
Ⅱ
学校及び地域の実態と学校課題
・市役所など行政機関をかかえる閑静な住宅地→教育熱心な保護者や地域住民。
・住民に卒業生も多く、学校に誇りと愛着を持つ→学校に大変協力的である。
・研究委嘱による実践研究を伝統的に継承→熱心に取り組む多くの教職員。
・社会の変化や転入住民の増加(マンション建設ラッシュ)で、学校に対する保護者
の意識も多様化してきている。
児童増・学級増に伴い、配慮を要する児童も増加傾向にある。
→
学校の教育活動、教職員に対する保護者の期待感が大きい
・素直で元気に遊ぶ子供が多い一方、内気な児童や落ち着きにかける児童が増加
傾向にある。人前で自分の考えをしっかりと話せる子を増やしていく。
・登校渋りへの対応や特別支援が必要な児童の通常学級における指導
※
教育相談体制・学校カウンセラー・さわやか相談員・
3
特別支援教育コーディネーターの積極的な活用(持ち時数の調整)
Ⅲ 平成27年度の学校経営の重点
1
研修の充実を柱にした学校経営
(1)本校が研修で目指してきた「自ら学び共に生きる児童の育成」の継続
(2)これまで研究してきた生活科・総合的な学習の時間の研究をベースに、
算数科を窓口にしながら、小中一貫教育の研究を進めていく。
※
小・中一貫教育コーディネーターの積極的な活用を図る。
※
学校地域連携コーディネーターの積極的な活用。(地域との窓口)
(3) ハッピースタート 1 年生(生活科)を生かした保・幼・小の交流活動の継続
(4)小・中一貫教育研究(H27年度・H28年度)常盤中学校とのさらなる
連携を深める。つぼみの日、小中教員の交流(授業・研修)市教委委嘱校。
(5)初任者をはじめ、経験の浅い教員の増加に対応。(校内パワーアップ研修)
初任者研修や年次研修の機会を利用し、お互いの授業力を磨く。
※
確かな教育実践で「確かな学力」と「主体的な学び」の定着
2 学習指導要領の全面実施後の対応(学習指導要領のさらなる円滑な実施)
さいたま市(平成28年1月実施)・国(平成27年4月実施)の学習状況調査や
生活調査結果を有効活用し、児童のよさや課題をより多面的に把握していく。
①
4月の全国学力学習状況調査(6年)
②
平成28年1月実施・市の学力学習状況調査1年~6年
③
文科省の新体力テスト結果を受けて。→体力向上委員会の充実。
体力向上委員会(運動朝会)のびのびサンデーの導入。2極化を和らげる。
※
学習状況調査(テストではない)→成績に反映しないが、
教師の指導方法や児童の学習方法や日常の生活について等、教師の指導方法
の改善や、個人の指導に生かすための調査である。
したがって、やりっぱなしではなく、結果を分析し、次の指導に生かす。
→算数科を中心に、尐人数指導の在り方について、共通理解を深める。
3
学習指導要領改訂に向けた準備および研修の充実
①道徳の特別教科化に向けた職員研修と、保護者アンケートの実施・集計
②小学校1年生からの英語のスタート(さいたま市)に向けた職員研修。
4
心身の健康と体力の向上に積極的に努めるとともにケガ防止指導のさらなる
充実を図る。継続して指導をしっかり行い、けがの数、大きなけがの発生を
4
尐なくする。(児童数の増加も加味して、けがの発生率を分析する)
○
病気・ケガをしないように、自分の体は自分で守る意識を高める。
※校庭を中心としたプレイゾーン・校舎を中心とした、学習ゾーンの徹底。
校舎内および防球ネット北側は、基本的に「走らないで歩くゾーン」
防球ネットから南側は、体育や休み時間に「元気よく活動するゾーン」
○昨年度・本年度のけがの人数を比較させ、注意喚起を図る。(継続)
○登校指導に加えて、下校指導をさらに充実させる。(下校指導の充実)
5
安心で安全な学校づくりに努める
さらに安全な教育環境づくりに努める。計画的な修繕・改修工事の実施。
安全対策に日々心がける。教職員一人ひとりが点検者。(割れ窓理論)
※
6
壊れているところを早期発見、早期対応。(早めの連絡)
よりよい人間関係を築くコミュニケーション力の育成
あいさつ指導の継続、ふわふわ言葉を積極的に使用、ちくちく言葉の排除。
※言葉の暴力は、心に深い傷を負わせてしまいます。要注意!!
特に「はい」の返事。
・・・心をうるおす4つの言葉。 声のものさしの徹底。
7
人とのかかわりを通して共に学び合い、共に感じる豊かな心をはぐくむ
児童の「こころ」をたがやす言葉かけを、教職員が率先垂範して行う。
○ささいなことでも、「よさ」を保護者に伝える努力を。よさを積極的に
見つけて評価していく。もっとよさを保護者に伝える努力を。
○連絡帳の基本は「よいこと」を伝える。
児童の課題については直接、保護者に電話等で伝えるほうがよい。
後でまとめてではなく、その都度、よいことも、課題も対応する。
8 「仲町小せいかつのきまり」等を守る子どもの育成指導を徹底する。毎月
生活の振り返り〔自己評価〕を充実させ、きまりを意識させた生活をさせる。
毎月の生活振り返りカードの活用。保護者にもフィードバック。
(生徒指導委員会のさらなる充実)
2つのポストの活用。
◇トトロのポスト・・・いじめを核にした、相談ポスト。
◇クマもんポスト・・・よいこと(平成27年度は小さな親切が重点)
を吸い上げる→全校レベルで
5
今年は、小さな親切運動にリンクさせる。
※仲町小の「よさ」をみんなのものにひろげる。
9 教育環境の整備・充実に努める
掲示物の精査や校舎内の美化・緑化(校舎内にもっと緑を)、
掲示物も全員の目で日々、点検をしてください。
県議会の森の清掃ボランティア活動を通して、公園をきれいに使おうとする
心づくりをする。(積極的な生徒指導)
10 保護者、地域社会と学校の連携を深める
さらなるパブリシティに努める。(積極的に学校の活動をPRしていく)
学校だより、学年だより、PTAや育成会の広報誌、
新聞社やテレビ局の取材等にもこころよく対応して学校の活動をアピールする。
Ⅳ 本校の教職員としての重点努力点
<仲町小職員としての心構え>
○ 笑顔と誠意をもって・6つのSをいつも意識して。
Smile(笑顔)いつも明るい笑顔での接遇に心がけます。
明るい笑顔で、明るい元気なあいさつをする。
Speed(速い)お客様をお待たせしない迅速な対応を行います。
保護者の相談には早めの対応。
Sincerity(誠実に)思いやりと真心をもって接客します。
Smart(スマート)服装・身だしなみを整え確実かつ的確な業務を行います。
華美な服装でなくてよいが、清潔感のある服装に心掛ける。
Soft(ソフト・柔軟に)お客様の要望に対して柔軟に対応します。
要望に臨機応変に応える態度で。冷たい対応をしない。
Study(研修)常に勉強し豊富な業務知識を身につけ、満足度の高い対応を行
います。
研修会などで得た情報は、学校に持ち帰り共有化でいるように。
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