報告書をとりまとめました。

千葉市一人暮らし高齢者等見守り支援事業
事業報告書
2012年3月
社団法人
千葉県社会福祉士会
目次
1
はじめに
「み・まも~れ」の意味
2
事業の概要
1.幸町2丁目の概要
2.み・まも~れ幸町の実施体制について
3
実施事業の内容
1.アンケートの実施・考察について
(ア)アンケートの実施について
(イ)結果の概要
(ウ)考察・事業の方向性
2.見守り活動の実施
1 相談員の業務・役割
2 訪問員の業務・役割
3.関係機関との連携
1
あんしんケアセンターとの連携
2 介護支援専門員との連携
3 UR・その他関係機関との連携
4 自治会・民児協との関係
5 各種団体との関係
4.見守り支援ネットワーク会議
1 会議の目的
2 実施の内容・構成メンバー
3 実践の事例 湯けむり横丁
5.安心協力員制度について
6.安心カードの発行
4
3原則についての検証
1.ニーズ把握
1 アンケート項目の考察
2 見守り対象者へのコンタクト、実施にあたる課題等
2.地域の支援体制構築について
1 要介護高齢者への対応
2 地域へのアプローチに関する課題・考察
3.自主財源確保
5
まとめ
1.事業実施の効果について(プラスの反省点)
2.事業実施の効果について(マイナスの反省点)
3.将来に向けて
6
資料編
1.はじめに
み・まも~れの意味
社団法人
会 長
千葉県社会福祉士会
神 山
裕 也
み・まも~れ幸町が走ってきた丸 2 年の間、幸町 2 丁目は、はたまた日本
は平穏無事であったかと言えば必ずしもそうではありませんでした。「無縁社
会」「孤独死」という言葉に世の中の多くの人が言い知れぬ恐怖感を感じ、「明
日は我が身」と感じながらもどうにもしがたい閉塞感が蔓延しているような中、
私たちの想像をはるかに超えた大規模な災害も発生しました。幸町も液状化の
被害は大きく、相談員は避難所にて 1 晩過ごしました。そして注目を集めるこ
ととなった「絆」という考え。その昔、日本の地域社会において存在していた
人と人とのつながりを取り戻そうという声が様々な場面で聞かれるようになり
ました。
このような中でみ・まも~れは、人と人との間に立ってつなぐといった個別
支援を進めてきました。さらに、福祉専門職としての視点からの専門的なアプ
ローチを意識したコミュニティソーシャルワークの実践場面にも取り組みまし
た。失いかけていた人と人とをつなぐ接点を探し、それらを結びつけていくよ
うな作業は、従来の形の中にはなかなか類似型を見つけることが難しい、新し
い形の「福祉に関するよろず相談所」であったのかもしれません。
そしてここに、それらの集大成としての報告をまとめることができました。
み・まも~れ幸町は私たちのような福祉専門職の職能団体が受託することはな
いようなモデル事業であり、事業の運営にあたっては地元の自治会をはじめと
する多くの方々、団体のご協力をいただきました。今日、この報告書をまとめ
ることができたのも、ひとえにご尽力いただきました関係各位のご支援の賜物
だと感じています。
団地跡地利用やあんしんケアセンターの増設計画などに伴い、幸町 2 丁目は、
平成 24 年度からあらたな局面を迎えます。み・まも~れ幸町は 9 月末までの延
長が決まりましたが、今回の関わりに縁を感じながら、今後も引き続き幸町 2
丁目に住まう方々のお役に立つことができるよう、会を挙げて精一杯のお手伝
いをさせて頂く所存ですので、今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いい
たします。
2.事業の概要
1. 幸町2丁目の概要
幸町 2 丁目は京葉線の千葉みなと~稲毛海岸の中間にある地区で、地区内
は昭和 40 年代から宅地開発された。主に昭和 44 年に入居開始した中層 5
階建ての公団(現 UR)団地群からなり、平成 23 年 3 月末現在およそ 6 千
3 百世帯、1万 3 千人が居住している。中心地区となる幸町団地には 143 棟、
自治会が 3 会あり、地区内には小学校 3 校、中学校 1 校、幼稚園 2 園、保
育園、公民館等の公共施設に加え診療所 3 施設、スーパーマーケットおよび
商店街があるが、小学校は段階的に 3 校統合が計画されている。
65 歳以上人口は 2,931 人、高齢化率は平成 23 年 3 月末で 22.6%、前年
同月比で 1.4%増加している。高齢者独居世帯 661 世帯(男性 209 人、女性
452 人 H23.9 現在)
、高齢者2人世帯 674 世帯(H22.6 現在)に上る。
厚生労働省・安心生活創造事業について
「安心生活創造事業」とは(厚生労働省資料より)
「安心生活創造事業」は、厚生労働省が選定する地域福祉推進市町村
が実施するモデル事業で、
「悲惨な孤立死、虐待などを 1 例も発生させな
い地域づくり」を目指すとしている。各地域福祉推進市町村は、この事
業の「3 つの原則」に基づいた取組みを行うとされている。
3 つの原則とは
地域において、基盤支援(見守りや買い物支援)を必要とする
方々を把握することと、その方々が普段の生活においてどのようなこ
とに困っており、どのようなことを必要としているのかを把握するこ
と。
原則(2) 原則(1)で把握した基盤支援(注)を必要とする方々が、もれなく
カバーされる地域の支援の体制をつくること。
原則(3) 原則(1)と(2)を支える、安定的な地域の自主財源確保に取り組
むこと。
原則(1)
※(注 1)基盤支援とは、家族などの支援が受けられない一人暮らし世帯等の見守りと
生活必需品などの買い物支援等を位置づけている。
2. み・まも~れ幸町の実施体制について
事務所の概要
名
称:み・まも~れ幸町
所 在 地:千葉市美浜区幸町 2 丁目 15-5
幸町中央集会所集会室 2
(幸町郵便局脇・幸町中央診療所前)
T E L / F A X :043-441-4467
E-mail [email protected]
開 設 時 間 :月~金、午前 9:00~午後 5:00
(年末年始等休みの日あり)
職
員:2 名体制(別記)
開 設 日:平成 21 年 2 月 1 日
実施体制(詳細別掲)
主 任:社会福祉士を主任として週 5 日勤務の常勤雇用。
訪問員:訪問介護員 2 級所持者を見守り訪問員として週 3 日勤務の非常
勤雇用。
み・まも~れ幸町プロジェクトチーム
事業を受託した社団法人千葉県社会福祉士会は、平成 20 年 11 月に理事
会において受託方針を決定後、同年 12 月から事業実施の準備を行う会員 5
名からなるプロジェクトチーム(PT)を組織した。開設後も月 1 回を目安
に PT メンバーと主任相談員を交えた会議を行い、相談内容や相談員の対応
の確認を行い、事業所の運営方針および事業展開を検討している。
安心協力員および見守りネットワーク(別掲)
3.実施事業の内容
1. アンケートの実施・考察について
(ア) アンケートの概要
平成 22 年 1 月から 2 月にかけて、千葉幸町団地自治会、千葉幸町東住宅自治
管理組合、幸町 15 街区自治会に暮らしているすべての世帯(5,671 世帯)を対象
に、
「高齢者になっても、安心して暮らすことができる地区にするためのアンケ
ート調査」を実施した。なお、アンケートの配布・回収には各自治会の方々に
ご協力いただいた。
アンケート調査を行なった目的のひとつは、安心生活創造事業の3つの原則
のひとつである「見守りや買い物などの支援を必要とする方々と、そのニーズ
を把握すること」であった。アンケートの最後には、見守り等の支援を希望さ
れる方が氏名・連絡先を記入していただけるようにし、今後「み・まも~れ幸
町」に常駐する社会福祉士(相談員)が直接出向き、見守りや買い物支援などの必
要性について直接お話を聞かせていただき、ご本人やご家族にとってよりよい
解決策を一緒に考えていけるようにした。
また、アンケート調査の目的のもうひとつは「地区内で支援を必要としてい
る高齢者等を見守ってくださるボランティア活動への参加意欲を把握するこ
と」であった。こちらも、今後ボランティア活動をしてもよいという方に氏名・
連絡先を記入していただくようにした。
(イ) 結果の概要
アンケートは、1,591 世帯の方々に回答いただいた(うち有効回答数:1,520
世帯)。
回答者の性別は、男性が 55.3%、女性が 42.3%で、年齢は、60 代~80 代の
方で約 75%を占めた。世帯状況は、一人暮らし世帯の方が 30.1%、夫婦のみの
世帯の方が 34.1%、その他の世帯の方が 34.1%と、ほぼ3分の一ずつの割合で
あった。 見守りや買い物等の支援を必要とする世帯は、7.8%(28 世帯)で、残
りの約 90%の世帯が不要と回答しているものの、これは回答者自身および回答
者の家族で介護を受けていない方が 90%を占めていることから、現在支援が必
要な方がこのアンケートに回答していないことが考えられる。
もうひとつの調査目的であったボランティア活動への参加意欲のある方は
18.4%(70 名)であり、参加する意向のない方 27.1%を下回る結果であった。
(ウ) 考察・事業の方向性
まずは、見守り等の支援を希望すると回答した 28 世帯へ、社会福祉士(相談
員)が直接訪問しニーズ把握を行った。しかし 28 世帯という数字は、幸町2丁
目のひとり暮らし高齢者世帯約 550 世帯(調査当時)から、1 割も満たないも
のであったことから、見守り等の支援を必要としている方が潜在していること
を想定し、平成 22 年 6 月に行なわれた「高齢者実態調査」の際、民生委員の協
力のもとに、み・まも~れ幸町の相談員が直接訪問することについて調査対象
者の方にご了解(同意書)をとっていただいた。これにより、潜在している見守り
等の支援を必要とする方の情報を発掘できるようになったとともに、幸町 2 丁
目のすべてのひとり暮らし高齢者を洩れなく把握していく道筋ができたといえ
る。
なお、地域の方々による見守り等のボランティア活動については、高齢者の
方々のニーズ把握をした後に、具体的な活動方針を決めていくこととした。
2. 見守り活動の実施
1 相談員の業務・役割
・見守りを行うにあたり、対象者の状態やニーズを基に見守りの方法や頻度な
どについてプランニングし、提案する。
・実際の訪問や電話、訪問員からの報告、民生委員
や安心協力員(後述)、近隣の住民との協働などに
より、対象者の状態を把握する。
・対象者の状態が著しく変化したなどの事案が起き
たときに、関係機関との協働により問題解決や状態
の改善を図る。
2 訪問員の業務・役割
・決定した方法や頻度に基づいて、実際に訪問や電話などにより対象者の安否
確認、心身の状態や日常生活に変化はないか、相談したいことはないかなどに
ついて把握する。
・必要に応じて、対象者に日常生活上の情報や資料の提供、助言を行う。
3. 関係機関との連携
1
あんしんケアセンターとの連携
見守り対象者の状態を把握していく中で、介護保険サービスの利用につな
げる必要があると考えられる場合や、協働することで問題解決が円滑に進む
と考えられる場合にあんしんケアセンターと連絡を取り、同行訪問やそれぞ
れで把握している対象者の状態等の共有を行った。あんしんケアセンターで
把握している高齢者等で見守り支援が必要な方について、あんしんケアセン
ターからみ・まも~れ幸町へ見守り実施の依頼があり、見守りを行い、対象
者の状態の変化があれば、その都度あんしんケアセンターへ報告し、情報を
共有するようにした。これらを通じて、対象者の心身状態や生活上の変調を
早期に発見し、対応できるように連携を図ることができた。
2 介護支援専門員との連携
見守り対象者が介護保険サービスの利用者である場合、担当の介護支援専
門員と連絡を取り、双方で把握した対象者の状態について情報を交換し、共
有した。さらに、サービス担当者会議への出席、情報提供、意見交換を行う
ことで、他の介護サービス提供事業者とも連携を図り、対象者の状態変化を
早期に察知できるよう協働した。
3 UR・その他の関係機関との連携
団地サービス管理センターとの連携により、管理センターに手続きに来た
高齢者などにみ・まも~れ幸町や見守り支援についての情報提供をお願いし
た。また、団地の住民などから管理センターに寄せられた高齢者等の情報や
相談のうち、見守りなどの支援が必要だと考えられる事案について、み・ま
も~れ幸町へ情報の提供をいただき、これらを相談や見守りなどの支援につ
なげることができた。
この他にも、対象者の急激な状態変化などが発生したときには、美浜区
高齢障害支援課・警察・消防などの関係機関とも連絡を取り合い、より迅
速で適切な対応を行うようにした。
4 自治会・民児協との関係
自治会とは、この見守り支援の事業を行うに当たっての広報(回覧板・
広報紙への掲載など)を依頼した。また、自治会で把握した独居高齢者等
状態等について情報提供をお願いし、実際の見守りや相談などに繋げるこ
とができた。
民生委員とは、対象者の状態や日常生活の様子についての情報が集約さ
れるところから、これらに関してそれぞれが把握している情報の交換を行
い、共有を図った。さらに対象者について民生委員が直面している問題等
について相談を受け、相談員による助言や同行訪問、専門機関との結びつ
きを作るなどの取り組みを通じて、民生委員だけでは対応が困難だった問
題の解決を進めることができた。
5 各種団体との関係
上記に挙げた各機関・団体をはじめ、千葉市社会福祉協議会美浜区事務
所・同協議会幸町 2 丁目部会など福祉関係団体、医療機関、近隣の商店・
事業所などと、
「幸町 2 丁目高齢者等見守り支援ネットワーク会議」
(後述)
を通じて地域での見守り体制の強化を図った。
4. 見守り支援ネットワーク会議
1 会議の目的
高齢者の見守り拠点を設置して 1 年経過し、地域住民や民生委員との信
頼関係も築きつつある中で、約 6,000 世帯に及ぶこの地区で、さらに見守
りが必要な方々をもれなくカバーするために、平成 23 年 1 月に関係企業・
団体に、日々の業務の中で日常の異変への気づきの目を増やし、報告頂く
ことができるネットワークを構築して、早期に問題を発見し、必要な支援
等を迅速かつ効果的に行っていくことを目的として、参加協力を呼びかけ
た。
2 実施の内容・構成メンバー
参加協力の呼びかけにUR、郵便・ガス・電力・宅配・生協・牛乳・ヤ
クルト・スーパー銭湯・歯科・診療所等 13 団体、自治会・民生委員会・
警察・消防・福祉関係等 11 団体合計 24 団体に登録頂き、3 月 10 日に第 1
回会議を開催し 21 団体 35 名の出席にて、準備した「企業・団体見守り活
動マニュアル」をもとに、お願いしたい見守り活動、情報への対応の報告、
気づきの事例、ネットワーク連絡体制などを報告・検討した。
第 2 回は 7 月 21 日に開催し、
「み・まも~れ幸町」の取り組み内容を報
告し、3 月 11 日の東日本大震災対応について、浦安市と幸町団地での被害
状況と対応並びに課題が報告され質疑応答・情報交換を行った。
またこの間に、登録メンバーに対してネットワークニュースを5回(湯
けむり横丁サービス、幸町あんしんカード、安心協力員活動、ネットワー
ク会議議事録等)メール配信している。
3
実践の事例 湯けむり横丁
登録メンバーのスーパー銭湯「湯けむり横丁 みはま店」が、
「み・まも
~れ幸町」で利用申込を行い割引入館証の発行を受けた方に対して、入館
料の半額サービスを平成 23 年 4 月から当初 6 月までの期間限定で実施し
ていただいたが、好評で期間延長の声に現在もサービス提供を継続頂いて
いる。同店では火曜・木曜・土曜のカルチャー教室(骨盤&リンパ体操、
寝たきり防止げんき体操教室、初心者向け健康ヨーガ教室)も無料で開催
され介護予防にも効果が期待できる。
5. 安心協力員制度について
平成 22 年 7 月に、
「悲惨な孤立死、虐待などを 1 例も発生させない地域
づくり」を目指して、地域の実情を理解している地域住民の方々に、
「み・
まも~れ幸町」、民生委員と連携した見守りボランティア「安心協力員」へ
の参加登録を呼びかけ 27 名の方に登録頂き、現在、安心協力員の自宅の
近くにお住まいの見守り対象者 20 名に対して 19 名の方が活動を行ってい
る。自宅を訪問して、安否や健康状態などを確認する他、自宅を外から見
ていただき、ベランダに洗濯物が干したままになっていないか、新聞や郵
便物などがポストに溜まっていないかなどの方法で見守りを行い「み・ま
も~れ幸町」に報告をお願いしている。
6. 安心カードの発行
平成 23 年 3 月の見守り支援ネットワーク会議にて紹介した「幸町安心
カード」は、具合が悪くなり、本人が症状などを説明することが出来ない
場合に、救急隊員等がこのカードの情報を確認することで、適切で迅速な
救急活動に役立てるために、また、家族や親族、友人への連絡にも利用で
き、病院等へ駆け付けてもらえるように緊急連絡先も記入できるように作
成した。さらに「幸町安心カード」の書き方、記入例のチラシを作り、自
治会や民生委員の皆様にも配布のご協力を願い、
「み・まも~れ幸町」でも
見守り訪問している方の自宅に持参し、ご希望が有ればその場での記入の
お手伝いもし、4 月 5 月で 1,000 枚用意したうち、800 枚ほど配布した。
縦 15cm 横 21cm で冷蔵庫や玄関ドア等に磁石で貼り付けられる仕様で、
表面には警察、救急車・火事、幸町
団地3自治会、あんしんケアセンタ
ー、保険保健福祉センター、トイレ
パイプ等の緊急センターの電話番号
を表記し、裏面には氏名、電話番号、
生年月日、血液型、かかりつけ医、
持病、薬、アレルギー、緊急連絡先
が記入できるようになっている。
安心カード表面には警察や救急の番号のほか、み・まも~れ幸町やあんしんケアセ
ンター、自治会などの連絡先を掲載している。
安心カード裏面。氏名や緊急連絡先のほか、かかりつけ医や持病、服薬まで記入で
きる欄を設けている。内容は随時更新が必要なため、記入は鉛筆にてお願いした。記
入は本人が行うほか、民生委員やみ・まも~れ幸町訪問員が聞き取りしながら記入を
するなどした。
4. 3原則についての検証
第3章にもあるとおり、この事業においては3つの原則を実施すること
が求められたが、ここではその3原則について検証する。
1. ニーズ把握
1 アンケート項目の考察
このアンケート調査では、大きく4つの項目に分けて調査を行った。
i. ご家族について
ご家族の居住地、回答者やその家族の介護の有無、見守り等の支援の有無に
ついて調査した。
なお、このアンケートの回答者状況は、性別は、男性(55.3%)、女性(42.3%)
で、年齢は、60 代~80 代の方が約 75%を占めている。世帯状況は、一人暮
らし世帯(30.1%)、夫婦のみの世帯(34.1%)、その他の世帯(34.1%)と、ほぼ3
分の一ずつの割合となっている。
見守りや買い物等の支援を必要とする世帯は、7.8%(28 世帯)の方で、約
90%の世帯が不要と回答している。自由記述では、「まだ元気である」「現在
は必要としていない」と回答されている方がほとんどであったが、回答者及
び同居の家族で介護を受けている方はわずか(6.0%)、介護を受けていない方
は(92.0%)であり、自由記述でも多く見られたように、現在支援を必要でない
方がこのアンケートに回答していることが予想される。
また、今回のアンケートでは、見守り等の支援を必要としない方の回答とし
て、「近所に暮らす子どもにお願いしている」という自由記述が少数あった。
これは、回答者家族の居住地について、約 50%の方が近所(徒歩 15 分以内)お
よび千葉市内(近所以外)と回答していることに要員があると推測される。
なお、「ホームヘルパーが来ている」といったように、すでに身の回りの人
に支援を依頼しているために、見守り等の支援は必要ないと回答されている方
もあった。なかには「今のところはなんとか2人でやって行けるが、家具を動
かしたり電球などが切れたり高い所の作業などが大変です」といったような生
活に不安を抱える回答や、「現在のところ2人とも健康ですが、2・3年後は
必要になるかもしれません。日々健康に気をつけて、ご近所の方々と助け合っ
ていきたいと願っています。」といったように、ご近所同士のつながりを大切
にしたいと願う回答も散見した。
ii. 地域の助け合いについて
ご近所とのお付き合いの内容や自治会等への参加状況、民生委員さんとの関
わりについて質問した。ご近所づきあいの内容は「会えばあいさつをかわす程
度(32.0%)」が最も多く、次いで「たまに立ち話をする程度(28.9%)」「付き合
いがほとんどない(6.1%)」となっている。前掲の項目よりもご近所づきあいが
深いと思われる項目「一緒にお茶を飲んだり、留守をするときに声をかけあっ
たりする(10.9%)」「困っているときに、相談をしたり、助け合ったりする
(10.7%)」といった回答は合わせて 21.6%にとどまり、多くは女性 60~80 代
であった。
ご近所どうし助け合える人がいるかどうかについては、「近所でお互い相談
したり助け合ったりする」方は(51.9%)であった。反対に、「助け合ったりす
る人がいない」方は(39.8%)であった。「助け合ったりする人がいない方
(39.8%)」は、前掲の「あいさつをかわす程度(32.0%)」、
「付き合いがほとんど
ない(6.1%)」の合計(38.1%)と同等の数値が読み取れる。
自治会へは、回答者のうち 90.8%の方が加入している。自治会の活動に参
加している方は回答者の約半数(47.2%)となっており、残りの方は会費の納入
のみであった。自治会への行事やお祭りの参加した方は(40.1%)と、参加した
ことがない方(52.8%)を下回っている。ただし、ご近所とお互いに相談したり
助け合ったりする関係をつくるための回答を求めたところ、回答者全体の
(85.1%)が、自治会活動や団地内の行事等に参加、同じ階段ごとの付き合い、
公民館等への催しの参加が有効であると回答しており、地域活動の重要性を認
識していると思われる。
民生委員の認知度は、知っている方が(56.6%)であり、ほとんど知らない方
(35.6)を上回っている。
iii. 日常生活における支援について
食料品や日用品の買い物支援が必要かどうか、悩みや不安ごとの相談支援が
必要かどうかについて調査した。
食料品や日用品の買い物を誰かに頼んでいる方はほとんどおらず、依頼する
内容として一番多かった回答は、別居している子や親族に買い物を頼むケース
であった(ただし、全体の 3.5%)。
日常生活の悩みや不安ごとについては、家族・親族に相談したいという方が
最も多かった。家族以外の方による見守りや声かけをのぞむ方は(26.6%)、家族
以外の方はのぞまない(61.3%)に比べて少ない状況であったが、家族以外の方に
よる見守りや声かけをのぞむ方は、ひとり暮らし高齢者で多く見られた。また、
悩みや不安ごとの内容については、「急に具合が悪くなったりしたときのこと」
を不安に感じる方が男女とも 80 代が多く、こちらもひとり暮らし世帯で多くみ
られている。次いで、
「健康のこと」
「災害時や入院するときなど緊急時のこと」
を不安に感じるという回答が多く寄せられた。
iv. ボランティア活動および募金について
ボランティア活動への参加意欲のある方は 18.4%(70 名)、参加する意向のな
い方 27.1%を下回った。
現在ボランティア活動中の方は、男女 70 代の方、男性 60 代、女性 40 代が
多く見られ、今後ボランティア活動をしてもよいと答えた方は、女性 30~50
代で高くなっている。活動できる内容としては、高齢者への声かけ・見守り、
日頃の話し相手、買い物や薬の受け取り、ごみ出し、買い物などの外出の付き
添いなどが多くあげられた。
また、全体の約 75%の方が、高齢者などの見守りを支えるための活動資金
を集めるためにできることとして、地元商店などに置かれた募金箱への募金
(31.5%)、地元でのチャリティーコンサート・バザーの参加(22.5%)、寄付つ
き商品の購入(20.7%)、なかには必要経費を自治会費に上乗せして徴収するこ
とによる参加(19.9%)と回答している。
2 見守り対象者へのコンタクト、実施にあたる課題等
まずは、アンケート結果から見守り等の支援を希望すると回答した 28 世帯へ、
社会福祉士(相談員)が直接訪問しニーズ把握を行った。しかし 28 世帯という数
字は、幸町2丁目のひとり暮らし高齢者世帯約 550 世帯から、1 割も満たない
ことから、見守り等の支援を必要としている方が潜在していることを想定し、
平成 22 年 6 月に行なわれた「高齢者実態調査」の際、民生委員に協力いただき、
み・まも~れ幸町の相談員が調査対象者の方に直接訪問することについての了
解(同意書)をとっていただいた。これにより、潜在している見守り等の支援を必
要とする方の情報を発掘できるようになったとともに、幸町 2 丁目のすべての
ひとり暮らし高齢者を洩れなく把握していく道筋ができた。
2. 地域の支援体制構築について
1
2
要介護高齢者への対応
地域における見守りなど、日常的な生活支援ニーズに対応する仕組み
づくりとして本事業は開始された。事業開始時期においては、地域のサ
ービス拠点“み・まも~れ幸町”に主任及び訪問員を配置し、主として
自治会及び民生委員とのネットワークによりひとり暮らし高齢者の見
守り支援を行うことからスタートした。
団地住民、自治会、地元商店、新聞配達員、電気・ガスなどの公共サ
ービス、あんしんケアセンター、民生委員、UR、警察、消防、そして行
政などのネットワークを構築し、主任と訪問員が対象者の状況を把握・
安否確認・生活上のアドバイスを行い、諸々の社会資源と協働して問題
解決することを企図した。事業の最終年度には、団地住民による地域支
援ボランティア“安心協力員”を組織し主任がコーディネートを行い、
“安心協力員”を見守り実施の貴重な戦力とすることができた。
地域へのアプローチに関する課題・考察
一人暮らし高齢者等が安心して暮らし続けられるような地域づくりを
進めることは、高齢者福祉対策として有効なばかりではなく、誰もが暮
らしやすい街を住民主体で作り上げていく手法とも共通のものと考えら
れる。
“み・まも~れ幸町”は相談機関として単独で活動するのではなく、
地域に存在する様々な団体との連携を保ちつつ、相互の協力関係により
運営されることが重要である。諸々の社会資源をネットワーク化し、共
通の目標設定により関係者をコーディネートする機関が機能していけば
コミュニティ意識の向上に結びつく。
3. 自主財源確保
実際の検討。考察について
i. 有償サービスの検討
無償の見守りサービスと差別化し、本人と家族をつなぐ情報提供サ
ービスを設けた。しかし、多くの一人暮らし高齢者の家族の居住地が
千葉市近隣であったことからニーズが薄かった。
ii. 缶バッチを作成し寄付金的財源を集めた。
写真のような缶バッジを作成し、500 円以上のカンパを提供してくれ
た方へプレゼントした。バッジは各自治会の広報や回覧板などで住民
へ周知した。カンパは集まったものの、少額の募金実績にとどまった。
iii.
共同募金配分金の活用
共同募金の活用について、県内にて同事業を運営する2市(市原市・
鴨川市)の担当者と県共同募金会にて協議をしたが、共同募金会から
配分された募金の使い道は人件費相当の経費には活用できないことが
判明、この事業の財源として活用することは困難だった。
課題
上記取り組みを行なったが成果には至っていない。
缶バッジ構想は、
「支援が必要な方を地域で支える」方法の 1 つ
として発案しました。支援が必要な方を支えるための財源を受
益者負担だけではなく、地域全体で支えることへの賛同の意味
と、自分たちの住む街を愛していますという意思表示に使って
いただきたいという願いも込めています。
5. まとめ
1. 事業実施の効果について(プラスの反省点)
最近の福祉の動向では、「地域における相互扶助」の重要性が言われている。
ニーズが多様化する中でそのすべてを公的サービスによって充足させることが
困難であることから、地域内における相互扶助を期待するところは大きくなっ
ている。しかしながら、多くの場合、地域への期待を受け止めるのは自治会や
民生・児童委員であり、その業務量が増大している側面も看過できない。また、
それらの重責を担っている人たちへの支援は、必ずしも手厚くない。事実、そ
れらの役職に就ける住民が限定され、なり手がいないことも全国的に問題にな
っている。
また、日本におけるコミュニティ・ソーシャルワークは主として社会福祉協
議会が担っていることが多いが、福祉専門職による支援が全国で実施されてい
るかといわれれば必ずしもそうではなく、地域によって差があることは否めな
い。
み・まも~れ幸町では福祉専門職である社会福祉士が、限定されたエリアの
中において様々な機関や団体と比較的深く関わりを持ちながら事業を実施でき
た。限定された地域の中に専門職の常駐する事務所が存在すること自体が大き
な成果になる部分もあるが、さらに細かく検証すると、下記のような効果があ
ったと推測する。
1
福祉専門職による地域社会へのアプローチの重要性
地域福祉活動で最も期待されるのは、地区内に福祉専門職が常駐して
いる事務所があることである。住民にとって、なにか困ったときに身近
に相談ができる福祉の専門職は心強い存在になる。また、地域内にいる
ことからフットワークが比較的軽く、関係団体などとの連携なども容易
であった。多くの事項に関して、進捗のスピードが早いことに現れてい
ると考える。
2
民生委員活動への支援・バックアップの必要性
先にも述べたとおり、民生委員に期待される役割は非常に大きくなっ
ているが、十分なサポートをできているとは言い難い。み・まも~れ幸
町が果たした大きな役割として、民生委員が直面している困難ケースに
ついて相談員が支援を行い、ケースによっては協働して対応できていた
ことが挙げられる。民生委員には担当エリア内の情報が集約されるが、
その対応に苦慮するような、いわゆる「困難ケース」が散見されている。
その対応について相談員が協力・支援することで、新たなサービスへ結
びつけたり、的確な助言ができていたのであるならば、み・まも~れの
果たした役割は大きいと推測される。
3
コミュニティワークと地域包括ケアの統合・連携
今回の事業で欠かすことができない視点の1つとして、コミュニテ
ィ・ソーシャルワークと地域の実情に沿った個別支援実践が並行できた
ことが挙げられる。個別支援のみではなく、例えば安心協力員のしくみ
を作るといった地域を1つの単位として捉えた取り組みを行いながら、
そこに実際の要援護者をリンクさせる作業がスムーズに行うことがで
きた。対象エリアがそれほど広くないことから、上記の2つの視点を持
ちながら支援を行うことができたと推測される。
2. 事業実施の効果について(マイナスの反省点)
1
財源確保の問題
一方、事業を実施したことで明らかになった課題もあった。福祉専門職
が常駐する相談所を設置する場合、そこにかかるコストをどのように確
保するかは大きな課題であった。安心生活創造事業においては事業実施
の3原則の中に「自主財源の確保」が明記されていたが、限られたエリ
ア内でそのコストを賄うだけの収益事業を行い、実際に収益を上げるこ
とは容易ではなかった。共同募金の活用も検討したが、実現は難しいと
結論づけた。
また、寄付を受けることもあったが、受託した千葉県社会福祉士会が
社団法人であったことから税控除ができないといったこともあった。寄
付は千葉市社会福祉基金にて受け付けたが、寄付依頼者が「この街のた
めに」と希望された場合、それを叶えられる仕組みが必要であった。
販売物による自主財源確保では、写真のような缶バッジを製作し、一
定額のカンパ(500 円以上)を頂いた方にプレゼントできるようにした。
これにより、少額ではあるが自主財源の確保を行うことができた。
受益者負担を求める事業として、離れて暮らす家族に安否に関する情
報を定期的にメール配信するサービスを用意した。
しかしながらそれらを実施したとしても、事業所の維持をそれだけで
行うのはかなり難しく、行政からの補助に依存する状況は改善すること
ができなかった。
2
実施期間の制約
今回の事業実施は平成 24 年 3 月までの期間が定められていたことか
ら、それ以降の事業継続が行われるのかどうかを説明することが難しか
った。結果として、地域の各種団体へ不安を与えることもあった。社会
福祉協議会等の団体であれば、継続実施について多くの可能性を探るこ
とができたのかもしれないが、小さい団体では自主運営をする体力もな
いことから、特に最終年度においては大掛かりな取り組みも行うことが
難しく、例えば「安心協力員」制度についても、他団体に引き継ぐのか、
それとも継続して行うのかを明確に打ち出すことができなかった。最悪
の場面として作った仕組みが地域の中で生きていけばいいという考え
ではあったが、取り組みが大きければ大きいほど、その継続を引き受け
てくれる団体は限られ、結果として事業所が終了となった所でそれまで
の取り組みも消えてしまう可能性が生じてしまった。
3. 将来に向けて
相談機関としての理想像
今後の福祉施策全般が「住民主体の地域福祉活動」に依存した形で展開さ
れていくのであれば、当然、その住民主体を支えるシステムが必要になる。
住民主体を支える仕組みが現在において十分かと言われれば、必ずしもそう
ではないということは先にも述べたとおりである。事業の実施を通じて明確
になったことだが、「住民主体の地域福祉活動」に必要なのは、実際に活動
するための組織や仕組みづくりを行うコミュニティ・ソーシャルワークの技
法を用いた専門職による継続的な関わりであり、個別支援のキーマンとなり
得る民生委員への手厚い支援体制である。安心生活創造事業で想定した事業
所の形は、現在制度化されているどの事業所よりもこれに近い形にあたる。
しかしながらこれらは、現在のどの制度にも位置づけがされていない故、
財源の確保をどのようにするかが大きな課題となる。自主財源の確保による
自主運営は難しいことから、きちんとした位置づけによる予算措置をどのよ
うな形で行うかが課題である。
また、これらに従事する社会福祉専門職の確保も課題となる。安心生活創
造事業では相談員が社会福祉士であることが求められたが、今後、同事業で
想定する事業所を全国的に設置するとなれば、そこに従事する社会福祉士の
質的保証をどのように行うかを検討しなければならない。専門職団体の責務
として養成するのか、行政が主体となって研修等を実施するのか、いずれに
しても人材育成は重要な課題である。
今後の福祉施策を展開するにあたり、「地域」という存在は無視すること
ができない。しかしながら、現状を見るとこの「地域」に必ず福祉専門職が
いるという状況になっていない。地域包括支援センターが想定するエリアよ
りもさらに小さい単位の地域において活動する福祉専門職をどのように確
保し、その拠点となる場所を確保し、継続した事業として行うかが重要にな
ると考える。
6. 資料編
1. み・まも~れ幸町のあゆみ(略年表)
平成 21 年 12 月 千葉市と(社)千葉県社会福祉士会が事業委託契約
PT第一回打合せ
平成 22 年 1 月
幸町団地集会室にて開所、当初は事務所環境整備および近隣関係機関へ
の訪問
三自治会を通じ幸町団地全住民への記入式意識調査を開始
平成 22 年 2 月
主任常駐により「み・まも~れ幸町」正式開所
平成 22 年 3 月
意識調査回収後、希望者への連絡・訪問開始
平成 22 年 4 月
見守りケースの定期進行確認(PT から 2 名参加)開始
平成 22 年 7 月
安心協力員(見守りボランティア)説明・研修会実施
訪問員交替
平成 22 年 9 月
UR「団地新聞」にて活動紹介記事掲載
平成 22 年 11 月 千葉県社会福祉協議会広報誌「福祉ちば」にて活動紹介記事掲載
平成 23 年 3 月
第一回幸町 2 丁目高齢者等見守り支援ネットワーク会議開催
会議席上にて安心カード(マグネット)を関係機関に紹介し配布開始
会議翌日に震災発生。相談員は避難所に一泊するも見守り対象者は全員
無事を確認。
平成 23 年 4 月
「湯けむり横丁」
(隣接地区の公衆浴場)にて見守り対象者の利用料割引
開始
(本人同意に基づき登録の上情報共有、入浴中の事故時連絡先の確保)
平成 23 年 7 月
第二回幸町 2 丁目高齢者等見守り支援ネットワーク会議開催
(震災対応をテーマに情報交換)
平成 24 年 1 月
寄付金募集に際し寄付者へのお礼として缶バッジ作成
2. 幸町 2 丁目高齢者等見守り支援ネットワーク会議メンバー一覧
名
称 (順不同)
千葉幸町東住宅自治管理組合会
郵便事業株式会社 美浜支店
千葉幸町団地自治会
東京ガス株式会社 千葉支店
幸町15街区自治会
東京電力株式会社 千葉支社
602 地区民生委員児童委員協議会
ヤマト運輸株式会社 美浜支店
千葉市社会福祉協議会幸町2丁目地区部会
佐川急便株式会社習志野店
ジャスミン歯科
生活協同組合ちばコープ
幸町団地歯科クリニック
UR都市機構千葉地域支社
幸町中央診療所
千葉西警察署
ゆいまーる薬局
千葉市消防局
湯けむり横丁
千葉市保健福祉局
古谷乳業株式会社
千葉市美浜保健福祉センター
千葉県ヤクルト販売株式会社千葉支社
あんしんケアセンターみはま苑
朝日新聞幸町営業所
千葉市社会福祉協議会美浜区事務所
【事務局】
千葉市保健福祉局高齢障害部高齢者福祉課
千葉県社会福祉士会
み・まも~れ幸町
3. 千葉県社会福祉士会「み・まも~れ幸町プロジェクトチーム」メンバー
会
長
神山
裕也
副会長
目黒
義昭
事務局長
岡本
崇広
事務局次長(開設時)
稲永
和年
相談役(開設時会長)
山﨑
泰介
野田 滋
矢島
未季