小牧市農業委員会議事録 小牧市農業委員会議事録

と き
ところ
平成26年5月26日
小牧市役所 301会議室
小牧市農業委員会議事録
小牧市農業委員会
1
1
第5回小牧市農業委員会総会議事録
開会の日時と場所
平成26年5月26日(月)
小牧市役所 301会議室
2
午前10時30分
出席した委員
1番
3番
 田
梶 田
喜代治
馨
2番
4番
永
今
井
枝
5番
7番
野
羽
村
飼
利
6番
8番
亀
栗
9番
11番
志 村
波多野
冨
健
寛
美
10番
12番
13番
15番
17番
後
河
林
重 信
日出夫
泰 夫
藤
合
康
宗
谷
木
徳
之
松
落
浦
合
益
重
敏
之
14番
16番
18番
加
稲
河
藤
山
田
秀
桂
逸
守
丹 羽
長谷川
鈴 木
永 田
猛
宏
和
伸
3
欠席した委員
4
出席を求められた職員
小牧市農業委員会事務局長
小牧市農業委員会事務局係長
小牧市農業委員会事務局主任
小牧市農業委員会事務局主事補
修
修
武
隆 行
智奈未
議
長
本日は、出席者 18 名で、委員全員が出席ですので、規則第7条に基づき本総
会は成立いたします。また、本日傍聴人はございません
それでは、ただ今から議事に入ります。議事に先立ち、規則第21条第2項
に基づき、議事録署名者を指名させて頂きたいと思いますがご異議ございませ
んか。
(異
議
な
長
異議なしと認め、議事録署名者は3番
お願いをいたします。
し)
議
2
梶田馨委員、4番
今枝康宗委員に
(午 10 時 31 分)
議
長
それでは、ただいまから、議事に入ります。
第 19 号議案 農地法第3条の規定による許可申請の決定についてを上程します。
事務局の説明を求めます。
事務局
議案書1ページをお願いします。
第 19 号議案 農地法第3条の規定による許可申請の決定について説明します。
件数は1件です。申請内容の検討結果をご説明します。
番号1
名古屋市昭和区に主たる事務所を持つ社会福祉法人 AJU 自立の家
が、
・・在住の・・・・・の所有する 野口字大洞 2333 番 外3筆 田 448 ㎡
畑 951 ㎡、を賃借権設定するものです。
この申請は、農地法施行令第6条第1項 1 のハに該当し、通常の農地法第3条
の許可要件である不耕作目的の権利取得の禁止等の審査基準を必要としないも
のです。
取得目的としましては、社会福祉事業の一環として、ワイン用のブドウ栽培を
行うためのものです。
なお、登記地目が田の部分がありますが、現況は畑であり、一体としてブドウ
畑として使用するとのことです。
以上、件数1件。田2筆
448 ㎡、畑2筆
951 ㎡、総面積 1,399 ㎡です。
議
長
ただいま説明は終わりました。ただいまから、質疑に入ります。発言のある
方は挙手をお願いします。
【質問、意見なし】
議
長
質問もないようですので、許可することに賛成の方は挙手お願いします。
(全
議
員
挙
長
3
手)
全員賛成ですので、許可と決定いたします。
会 長
次に、第 20 号議案
農地法第5条の規定による許可申請意見決定について、
を上程いたします。事務局の説明を求めます。
事務局
議案書
3ページをお願いします。
第 20 号議案 農地法第5条の規定による許可申請意見決定についてです。
件数は2件です。
番号1
・・・・・在住の・・・が、
・・・・在住の・・・・が所有する
多
気西町 285 番 畑 394 ㎡ を使用貸借権設定し、分家住宅を新設するものです。
現在の賃貸アパートが、・・・・・・・・・・により狭小になったため、両親
の居宅に近い・・・・・・に建築するものです。
この農地については、住宅等が連たんする区域に近接する農地で、その規模
が 10ha未満であることから、第2種農地と判断されます。
他の検討事項については、資金は自己資金及び借入金、平成 26 年8月1日着工
予定、建ぺい率 21.01%、周辺農地への支障はなく、許可要件を満たしていると
考えます。
番号2 小牧市が本社の東洋樹脂株式会社が、・在住の・・・・・・・が所有
する林野原 24 番 外2筆 畑 1,079 ㎡ を賃借権設定し、駐車場及び出入道
路を造成するものです。
現在利用している道路が大型車両通行禁止で、警察で通行許可を得て利用し
ている状態なので、大型車両が通行可能な道路から工場敷地までの通路の確保
と、これに伴い従業員駐車場の移設を図るものです。
この農地については、概ね 10ha以上の一団の農地の区域であることから、
第1種農地と判断されます。他の検討事項については、資金は自己資金、平成
26 年8月1日着工予定、利用率 100%、周辺農地への支障はなく、許可要件を
満たしていると考えます。
以上、件数2件、畑4筆
1,473 ㎡
です。
会 長
ただいまから、質疑に入ります。発言のある方は挙手願います。
4
河合委員
2番について、工場への出入は堤防の道路を拡幅するのか。
事務局
堤防の道路を拡幅するのではなく、工場への出入のために転用し敷地内に道
を造るものです。
会
長
その他、質問・意見等ありませんか。
【質問、意見なし】
会
長
質問もないようですので、やむを得ないということに賛成の方は挙手願いま
す。
(全
員
挙
手)
会 長
全員賛成です。それではやむを得ないということで意見決定します。
会
長
次に、第 21 号議案 農業振興地域整備計画変更の意見決定について、番号1
及び3、4を上程いたします。事務局の説明を求めます。
事務局
議案書5ページをお願いします。
第 21 号議案 農業振興地域整備計画変更の意見決定について、4件の内3件を
説明します。
番号1 小牧原四丁目 152 番地 株式会社ホンダ小牧が、
・・・・が所有する
間々原新田字上新池 839 番 田 1,008 ㎡ に賃借権設定し駐車場を移設するも
のとして説明。
番号3
多気南町 361 番 1
フジデノロ株式会社が、・・・・が所有する多気
5
南町 356 番 1
畑
212 ㎡を所有権移転し、駐車場を新設するものとして説明。
番号4 大草南 43 番地株式会社ムソーが、
・・・が所有する郷西町 1 番 1
837 ㎡ 他5筆 を賃借権設定し、駐車場を移設するものとして説明。
会
畑
長
ただいまから、質疑に入ります。発言のある方は挙手をお願いします。
永井委員
番号4の申請地は昔から集約した優良農地だったはず。昔は転用が難しかっ
た所だったと思うが、現在は何の制約も受けないのか。
事務局
おっしゃるとおり、区画も整備され優良農地にも相当していることから、農
振地に指定されていると思われますが、過去さまざまな企業が要件を満たした
申請により農振除外を行い開発を進め、現在の状態に至っております。今回も、
要件を満たしている申請に対しては受けざるを得ません。
平成 21 年に農地法が改正され、第1種農地の一団の農地の面積が見直され、
20ha から 10ha でも第1種農地となり規制が厳しくなりました。しかし、申請地
の一団は 10ha に満たないため第1種農地には該当しません。そのため、第2種
農地の許可要件を満たされてしまうということになります。
永井委員
おそらく、農業を行うために集約され農道もあるが、狭いので開発が進み道
路沿いに倉庫や工場が建つと、大きな車では奥の農地に入っていくことができ
なく今度開発しようとしてもできなくなってしまう。何か手を打たないと奥の
農地が中途半端になってしまうが、そのような開発に関して何か話は上がって
いないのか。
事務局
農政部局とは直接関係ありませんが、総合計画に、農振地ではあるが田園地
帯として位置付けられていない区域もあります。そのことにより、今回のよう
に要件をみたしているということで、虫食いのように開発されないかという懸
念がされております。開発に関しては、農地の法律だけでなく都市計画の法律
も関係するため、都市計画の法でも規制を掛けていますが、その都市計画の規
制を緩和することで、虫食い状の開発を防ぐことができないかという話が昨年
6
ありました。申請地のようなところに関して、都市計画などの方からなるべく
虫食い状の開発をなくそうというような流れはあります。
今回のように、道路に面した使い易い場所だけ開発が進み奥地が使えなくな
ってしまっては、有効利用ができなくなってしまうので、虫食い状の開発を防
ぐというような、将来的な位置付けに関して、今年度の農振地の全体見直しに
ついても、市の上位計画と整合性を取り検討していかなくてはならないと思っ
ております。
会
長
その他、質問・意見等ありませんか。
【質問、意見なし】
会
長
質問もないようですので、やむを得ないということに賛成の方は挙手願いま
す。
(全
員
挙
手)
会 長
全員賛成です。それではやむを得ないということで意見決定します。
会
長
次に番号2を上程いたします。この案件は羽飼委員に関する案件であります
ので、本議案中、羽飼委員は退席していいただきます。暫時休憩とします。
【休
会
憩】
長
休憩を解き義事を再開します。それでは、事務局の説明を求めます。
事務局
番号2 名古屋市北区玄馬町 112 番地の株式会社イワカワが、
・・・が所有す
る多気中町 94 番 1 田 602 ㎡ 他 3 筆に賃借権設定し、資材置場及び駐車場
を新設するものとして説明。
7
会
長
ただいまから、質疑に入ります。発言のある方は挙手願います。
【質問、意見なし】
会
長
質問もないようですので、やむを得ないということに賛成の方は挙手願いま
す。
(全
会
員
挙
手)
長
全員賛成です。それではやむを得ないということで意見決定します。羽飼委員
の案件は終わりましたので、羽飼委員の退席を解きます。暫時休憩とします。
【休
憩】
会 長
休憩を解き議事を再開します。次に、第 22 号議案 生産緑地に係る農業の主
たる従事者の証明願の決定について、を上程いたします。事務局の説明を求め
ます。
事務局
議案書7ページをお願いします。
第 22 号議案 生産緑地に係る農業の主たる従事者の証明願の決定について説
明します。件数は2件です。
番号1 ・・在住の申請人、
・・・・が、舟津字柏瀬 81 番 1 畑 469 ㎡ を、
・・・・・
により農業を継続することが困難となったため、生産緑地の買取申出に伴う農
業の主たる従事者の証明願が提出され、現地調査で営農状況を確認しました。
番号2 ・・・在住の申請人・・・・が、西之島字小塚山 955 番 田 581 ㎡
を、
・・・・・により農業を継続することが困難となったため、生産緑地の買取
申出に伴う農業の主たる従事者の証明願が提出され、現地調査で営農状況を確
認しました。
8
以上2件。田1筆
581 ㎡、畑1筆
469 ㎡、総面積
1,050 ㎡です。
会 長
ただいまから、質疑に入ります。発言のある方は挙手願います。
【質問、意見なし】
会
長
質問もないようですので、願出のとおり証明することに賛成の方は挙手願い
ます。
(全
員
挙
手)
会 長
全員賛成です。それでは願出のとおり証明することに決定します。
会
長
次に、第 23 号議案 平成 25 年度の目標及びその達成に向けた活動計画の点
検・評価の決定についてを上程いたします。事務局の説明を求めます。
事務局
議案書9ページをお願いします。
第 23 号議案 平成 25 年度の目標及びその達成に向けた活動計画の点検・評価
の決定について説明します。
この案件は昨年2月に決定した 25 年度の目標と活動計画について、
反省・点検・評価をし、これをまた縦覧等市民に公開し、意見をいただいて、
その評価をするものです。審議後、公告、告示して市民の方、農業に関する市
民の方からご意見を賜り、そしてその意見を反映させて、その結果を県、国に
報告します。様式は国指定です。
11 ページをお願いします。 「Ⅰ 法令事務に関する点検」
1 総会等の開催及び議事録の作成については、農業委員会が密室の会議に
なっていないか、きちんと周知されているかを点検するもののようですが、
(1)
のとおり、総会の開催や公開会議であることについては市のホームページに掲
載して周知しております。また、
(2)
(3)
(4)のとおり、総会議事録につい
ても詳細なものを作成し公開しております。
9
12 ページ 2事務に関する点検については、申請内容の確認や総会での審議
がされているかを点検するもののようですが、3条許可については(1)のと
おりで、事実関係の確認、総会等での審議、申請者等への審議結果の通知、
審議結果の公表、すべて適切に実施しており是正措置はありません。また、
標準処理期間として 25 日ですが、毎月5日を申請の締め日にしており、3条は
農業委員会の許可なので、総会後に許可書を交付することで問題ありません。
また、処理件数 39 件の内許可 39 件です。受付前の事前相談や書類審査で不備
等を修正するよう指導しており、不許可はゼロです。
4条・5条許可の農転については(2)のように、事実関係の確認、総会等
での審議、申請者等への審議結果の通知、審議結果の公表、すべて適切に実施
しており是正措置はありません。また、標準処理期間として 30 日で、総会後月
末までに県に進達しており問題ありません。処理件数 73 件です。
13 ページにいきまして(3)農業生産法人からの報告への対応については、
(有)アグリ熊澤、
(有)アグリ尾張中央の2社については、毎年報告書を提出
いただいており、要件確認の結果を農業委員会総会において報告しています。
(4)の情報の提供等については、毎年のことですが、農地法3条・利用権と
も使用貸借がほとんどで、賃借権設定の事例はほとんどありません。林地区と
大草地区内での賃借権設定がありましたが、賃借料が 10aあたり 9,000 円とで、
平成 24 年度事例の 9,000 円/10aと同様で、また、借主が法人で一般の賃借と
事情の乖離も考えられるため、現在のところ平成 24 年度のまま 9,000 円/10a
で賃借料情報としております。今後参考となる事例が出てきましたら、数値を
更新します。
14 ページ (5)はこの内容を公告、告示後に市民から意見を記載するとこ
ろです。
15 ページ 「Ⅱ 法令事務(遊休農地に関する措置)に関する評価」につい
て、1の現状と課題、2の目標と実績はごらんのとおり、1,150ha の全農地の内
13ha、1.13%が耕作放棄地で、0.1ha が減少しました。3の目標達成に向けた活
動と4の評価の案では、これまで同様、現地確認と所有者へ適正管理のお願い
や、相続の届出時に相続者に対して農地の適正管理の意識付けを図りました。
5、6は公告後の市民からの意見を記載するところで、指導の反響というか苦
情というか、そのようなものはありますが、ここでいう意見ではありません。
16 ページ 「Ⅲ 促進事務に関する評価」について、1認定農業者等担い手
の育成及び確保(1)現状及び課題から、
(4)評価の案まで、農家数 1,580 戸。
これは、平成 25 年選挙人名簿登載農家数です。うち農業生産法人2法人、
認定農業者数は 21 経営です。集落営農組織のような特定農業法人、特定農業団
体は0です。課題としては、現状としてごらんのような状況としてました。目
10
標については、担い手事業は行政、市長部局担当ということで、委員会として
の目標値は設定しておりません。
同様に(3)
(4)も、委員会の活動計画は特にありませんが、JA 尾張中央の
担い手協議会への委員の参画や、セミナー参加等の活動をしております。
17 ページ 2担い手への農地の利用集積ですが、
(1)~(4)まで、管内の
農地面積 1,150haで、 集積面積 70.1ha、集積率は 6.09%、 課題としては
記載のような内容としております。利用集積は市長部局の事務ですので、委員
会としての目標値は設定していません。昨年までの集積面積が 64.9ha でしたの
で、25 年度は 5.2ha の農地が担い手に集積されました。目標は定めないものの、
農地調査時のアンケート等により、農家の意向調査をしております。データ活
用が望ましいですが、転用への期待が高い本市の状況から、単純に公開するこ
とは得策とはいえず、整理・活用方法は保留している状態です。
18 ページ 3 違反転用への適正な対応についてです。 農地パトロールや
耕作放棄地の現地確認、資産税課データ等の確認等で状況把握に努めておりま
すが、重機が入っているので何事かと思ったら畔をぬりなおしているだけとか、
農転許可後も法務局で地目変更をしていないとか、法律の施行以前からの古い
建物、境界間違いや紛争中の土地、公図や登記の間違い等もあり、単純に、申
請や届出が無いとか、市が把握している地目と違うとからと違反転用と判断す
ることはトラブルのもとであり、面積や目標値設定は現実にそぐわないと考え
記載しておりません。
窓口で申請や届出がありますので、違反事案が発覚した場合には、書類の補
正や受け渡し時に是正するよう指導しており、始末書案件としての追認のほか、
果樹等を植え農地に戻すなど指導が成功している場合もあります。こうした対
応は、一般論として匿名での問い合わせもあり、電話応対同様とくに記録を残
すこともないので把握できません。結果として指導が成功した案件を記載すれ
ば達成状況は 100%ですが、いつ発覚や改善したかもあいまいであり、また、市
で指導はするものの、様々な理由により県の現状回復命令が出せず、追認も復
元もできない案件や、解決したけど何年もかかった等もあり、時点を区切って
状況把握できる性質のものでないと考えます。
転用されるにしろ復旧されるにしろ、現場の状況は日々変わりますし、耕作
放棄地にしても1年かけてやっと調整区域の現地確認ができるかという状況で
すので、一斉の把握・取り締まりは困難といわざるをえません。通報等により
発覚した段階で個別に状況確認し指導にあたっているのが現状で、そんなよう
なことを記載しております。
都市化やインフラ整備で楽になった反面、地域の協同作業も減り、良くも悪
くも周りを気にするお百姓さん的感覚も減ってきているかもしれません。自分
11
の土地を管理することなのに何が悪い、農業委員会のいうことがおかしいとい
う風潮も感じます。農業委員会への風当たりの強さは、委員の方も感じていら
っしゃると思います。
(5)(6)、苦情等はここに記載するもではございません。
以上で第 23 号議案についての説明を終わります。
会 長
ただいまから、質疑に入ります。発言のある方は挙手願います。
林委員
傍聴人は発言権があるのか。
事務局
発言権はありません。
河合委員
委員会のことはホームページに掲載されているようだが、プライバシーに関
することは載っていないが、確かに個人情報が関係しているが、掲載している
だけでは何も分からないのではないか。
事務局
農業委員会は密室の会議になってはいけないとなっておりますので、なるべ
くありのままを公開するよう心がけております。案件の中には申請者の家族関
係など細部にいたるまで説明することもありますので、そのような個人情報に
係る部分の議事録などは黒塗りにして公開しております。
会
長
その他、質問・意見等ありませんか。
【質問、意見なし】
会 長
本案件について、原案通り承認することに賛成の方は挙手願います。
(全
員
挙
12
手)
会 長
全員賛成ですので、原案通り承認することに決定します。
会
長
次に、第 24 号議案 平成 26 年度小牧市農業委員会活動計画の決定について
を上程いたします。事務局の説明を求めます。
事務局
議案書 19 ページをお願いします。
第 24 号議案 平成 26 年度小牧市農業委員会活動計画の決定についてです。
本市に限らず、多くの委員会で改選を控えているこの時期に今年度の活動計画
というのもなんですが、期限が切られておりますのでお願いします。
現状と課題については、先ほどの議案第 23 号と同じ内容ですので省略し、こ
こでは 26 年度の目標案と活動計画案のみ説明させていただきます。
21 ページ 遊休農地に関する措置について平成 26 年度の解消目標面積は
1.8ha としております。
今年度同様に現地調査を行い、2月頃所有者あてに文書を出す活動計画です。
22 ページ 認定農業者等担い手の育成及び確保について農業委員会として目
標値設定などしませんが、引き続き、JA 尾張中央地域担い手育成総合協議会へ
参画します。
23 ページ 担い手への農地の利用集積について農業委員会として目標値設定
などしませんが、農業経営基盤強化促進法に基づく利用権設定申請があった際
には、総会において審議を行います。
24 ページ 違反転用への適正な対応について 23 号議案と同様、標値の設定は
そぐわないと考えます。引き続き窓口で、農地法第3条の3第1項の届出者な
どに対して、違反転用が判明した場合は是正を促す活動計画です。
ここには書きませんが、通報があった場合の土地所有者への指導も当然行い
ますし、委員さんが地元で個別に土地所有者にお話をするのも当然指導ですの
で、こうした活動は引き続き行います。
以上で第 24 号議案についての説明を終わります。
会
長
ただいまから、質疑に入ります。発言のある方は挙手願います。
稲山委員
数字の確認ですが、管内の農地面積(A)が平成 25 年と平成 26 年の数字が
13
一緒ということは一年間でそれだけ農地転用していて昔の一桁には戻らないの
か。
事務局
平方メートルからヘクタールに変換するにあたってそうゆうことになります。
落合委員
22 ページの農業生産法人が前年より1法人増えているが何かあてがあるのか
事務局
桃を生産している大地のめぐみが営農しているが、現段階では収益がない状
態です。今後、農業の収益があがればこちらに載せる予定です。
永井委員
遊休農地の面積がかなりのペースで増えているがなぜか。
事務局
昨年度、現地確認をした折にそれまで許容範囲だった農地がそのままになっ
ており、さすがに許容範囲を超えるものとして遊休農地として計上したものも
あり、増加したと思われます。
永井委員
その現地確認は、調査員5名で行っているのか。
事務局
昨年に関しては事務局職員で行いました。事務局職員で打ち合わせをし遊休
農地について判断基準を合わせ、5人でエリアを分担して現地確認を行いまし
た。
永井委員
耕作放棄地の判断の合せ方は難しいと思うが、百姓から見れば1年でも放置
してあれば遊休農地と同じである。実際に百姓をやっている者と携わっていな
い者とでは、目線がものすごく違う。現実的に今後もそのような形で遊休農地
が増えていく可能性は大きいだろうか。
事務局
14
農業者の目線と違った目線で判断しているというのは否めないと思います。
実際、耕作せず土地の草刈りだけしているという人はいます。そうなると、遊
休農地と取れると思われるのですが、我々からは適切な管理をお願いしている
ことから、草刈りしているということは一応管理してくれているとみなしてい
ます。
松浦委員
耕作放棄地の解消方法として市民菜園が考慮されているが、現在そうのよう
な計画はあるのだろうか。
事務局
現在、池之内の市民菜園にはまだ空区画があります。まず、空区画をうめる
ことが優先です。また、他地域に市民菜園を増やすよりは、管理の問題から池
之内市民菜園を拡張していくのが最良になるのではないかと思います。
会
長
その他、質問・意見等ありませんか。
【質問、意見なし】
会 長
本案件について、原案通り承認することに賛成の方は挙手願います。
(全
会
員
挙
手)
長
全員賛成ですので、原案通り承認することに決定します。
会 長
次に報告事項に入ります。
報告第 23 号 農地法第4条第1項第7号の規定による届出について、報告第 24
号 農地法第5条第1項第6号の規定による届出について、報告第 25 号 現況
証明願について、報告第 26 号 農地改良届出について、報告第 27 号 相続税
の納税猶予に関する適格者証明願について、報告第 28 号 農地法第3条の3第
1項の規定による届出について事務局の説明を求めます。
15
事務局
それでは、報告事案について説明いたします。
議案書 25 ページをお願いします。
報告第 23 号 農地法第4条第1項第7号の規定による届出についてです。件
数は1件です。
番号1 ・・・・が本庄字井ノ口 2061 番
外2筆
田
3,003 ㎡に
祉デイサービス施設を建築するものです。以上、件数1件、田 3 筆
す。
老人福
3,003 ㎡で
つづきまして、議案書 27 ページをお願いします。
報告第 24 号 農地法第5条第1項第6号の規定による届出についてです。件
数は8件です。
番号1 有限会社プライムが、
・・・・・・・の所有する小牧五丁目 382 番 畑
509 ㎡に、駐車場を造成するものです。以下8番まで。件数8件、田 5 筆 3,769
㎡ 畑 4 筆 915 ㎡ 総面積 4,684 ㎡です。
つづきまして、議案書 31 ページをお願いします。
報告第 25 号 現況証明願についてです。件数は1件です。
番号1 ・・・・・・・が所有する、元町二丁目 181 番外 1 筆 台帳地目 田
2,052 ㎡について、昭和 45 年建築の倉庫 1 棟 1,142.24 ㎡ を証明するもので、
現地確認及び市の固定資産課税台帳で非農地を確認しました。以上1件です。
件数1件、田2筆 2,052 ㎡です。
つづきまして、議案書 33 ページをお願いします。
報告第 26 号 農地改良届出についてです。件数は3件です。
番号1 ・・・在住の・・・・が二重堀字中田 1037 番 1 外 1 筆 田 1,858
㎡ の湿田の嵩上げをするものであります。以下3番まで。件数3件 田5筆
4,398 ㎡です。
つづきまして、議案書 35 ページをお願いします。
報告第 27 号 相続税の納税猶予に関する適格者証明願についてです。件数は
1件です。
番号1 ・・・・・・の相続が平成 25 年 11 月 22 日に発生し、この相続に伴
う納税猶予に関する適格者証明願が・・・・・から提出され、現地確認、所有
地及び耕作地に関する調査書等で確認しました。以上、件数1件 田3筆
1,757 ㎡です。
16
つづきまして、議案書 37 ページをお願いします。
報告第 28 号 農地法第3条の3第1項の規定による相続の届出書についてで
す。件数は6件です。
番号 1 ・・在住の・・・・・・・・から、高根二丁目 518 番 畑 1,118 ㎡ の
相続の届出がされたので受理しました。以下6番まで。件数6件、田5筆 1,813
㎡
議
畑7筆 1,743 ㎡
総面積 3,556 ㎡です。
長
報告は終わりました。質問等がありましたら発言してください。
松浦委員
26 ページの老人福祉サービス施設について農地転用の許可は必要ないのか。
事務局
申請地について市街化区域であり、転用の届出で済みます。
【質問、意見なし】
議
長
発言もないようですので、計 20 件の報告を完了します。
これをもちまして、第5回小牧市農業委員会総会を終了します。
(午前 11 時 37 分)
17
上記の経過、要領及び結果を称するため議事録署名者において署名押印する。
平成 26 年 5 月 26 日
小
牧
市
会
長
委
員
委
員
農
業
委
員
会
18