歯科口腔リハビリテーション料1「1のロ 困難な場合」を算定し、傷病名

歯科口腔リハビリテーション料1「1のロ 困難な場合」を算定し、傷病名
部位から困難であることが判断できない場合の「摘要」欄記載について
事例❸ 歯 科
※ 傷病名の部位から困難であることが判断できない場合は、「摘要」欄にその内容(例:「臼歯部の
すれ違い咬合」、「対顎に総義歯を装着」)の記載が必要。
歯科口腔リハビリテーション料1「1のロ 困難な場合」を算定し、傷病名部位から困難であることが判断で
きない場合の「摘要」欄記載については、
「
「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について」
(平成26年3月26日付け厚生労働省通知保医発0326第3号)および通知(平成26年3月5日付け厚生労働省通知保医発
0305第3号)において次のように規定されています。
【通知 平成26年3月26日付け厚生労働省通知保医発0326第3号】
Ⅲ 歯科診療に係る診療報酬請求書及び診療報酬明
カ 歯科口腔リハビリテーション料1(1 有床義歯の場合)又は
細書の記載要領
歯科口腔リハビリテーション料2は、
「歯リハ1」又は
「歯リハ2」
第3 診療報酬明細書の記載要領(様式第3)
の項にそれぞれ点数を記載する。なお、傷病名の部位から困難
2 診療報酬明細書の記載要領に関する事項
であることが判断できない場合は、
「摘要」
欄にその内容
(例:
「臼
(21)「管理・リハ」欄について
歯部のすれ違い咬合」
、
「対顎に総義歯を装着」
)を記載する。
【通知 平成26年3月5日付け厚生労働省通知保医発0305第3号】
第2章 特掲診療料
第7部 リハビリテーション
第1節 リハビリテーション料
H001-2 歯科口腔リハビリテーション料1
(2)「1のロ 困難な場合」とは、区分番号B013に掲げる新製
有床義歯管理料の
(3)に掲げる場合をいう。
【通知 平成26年3月5日付け厚生労働省通知保医発0305第3号】
第2章 特掲診療料
ものをいい、次のいずれかに該当する場合をいう。
第1部 医学管理等
イ 総義歯を新たに装着した患者又は総義歯を装着している患者
B013 新製有床義歯管理料
ロ 9歯以上の局部義歯を装着し、かつ、当該局部義歯以外は臼
(3)「2 困難な場合」とは、特に咬合の回復
歯部で垂直的咬合関係を有しない患者
が困難な患者に対する義歯管理を評価した
本事例については、傷病名部位から困難であることが判断できないため、
「摘要」欄にその内容(例:
「臼歯部のす
れ違い咬合」、「対顎に総義歯を装着」)の記載が必要となりますのでご留意ください。
月刊基金 August 2014
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