トイレの工夫 泉佐野市立 木馬園 理学療法士 日置 多美 ※ケアのポイント ・手すり等の補助器具を有効に利用して、 個々の子どもに合った環境を整えることで、 できるだけ人による介助を減らし、一人で 行えるようにしていく。 他の人が見ていると、緊張して出ない ことも・・・ 年長になるにつれ、自尊心を傷つけない よう配慮する。 ※ケアのポイント ・身体のどこをどのように介助すれば子どもが 行いやすいか、又、自らの動きを引き出せる かを考えて介助する。 ・排尿、排便しやすい姿勢を考えて介助する。 ・・・男子は立って行えるのであれば、その方 が排尿しやすく、残尿も少ない。 座って行う場合、前かがみになる方が排便 しやすい。 ※ケアのポイント ・将来的にできるだけ、自分で行えるようになる ための介助方法を考える。 ・介助者にとっても行いやすく、又、介助者の身 体的負担の少ない方法を考える。 ・便座への移動や下衣(ズボン、パンツ等)の 上げ下げなどで、一人で立ったり、歩いたりが 難しくても、将来的に身体が大きくなった時の ことを考え、介助して立つことや歩くことも取り 入れ、定着させておく。 1、下衣の着脱 ・介助立位が困難な場合。 …スペースがあればトイレ内に着脱台を設置する。 1、下衣の着脱 ・介助立位が保持できる場合。 …壁にもたれて立位保持し、下衣の上げ下げを する。 手すりを設置し、手すりにつかまって立位保持し、 下衣の上げ下げをする。 2、排泄 ・一人では支えなしで便座に座って保持することが 困難な場合。 …背もたれをつける。 2、排泄 ・一人では支えなしで便座に座って保持することが 困難な場合。 …前方に小さなテーブルをつけて前もたれで保持。 2、排泄 ・一人では支えなしで便座に座って保持することが 困難な場合。 …手すりをつける。 2、排泄 ・介助なしでは立位保持が不安定な場合。 2、排泄 ・便座が高く、足が床につかない場合は足台を 設置する。 2、排泄 ・大人用の便座で不安定な場合は、小児用の 便座を設置する。 2、排泄 ・和式便座の使用が困難な場合の工夫。 2、排泄 ・車椅子から便座への移動時の工夫。 (台と手すりの設置)
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