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『入門はじめての分散分析と多重比較』
【理解度チェック】 解答
1章
2つの母平均の差の検定
[p.32]
独立サンプルの検定
2 つの母平均の差の検定
体脂肪率
t値
2.312
2.312
等分散を仮定する。
等分散を仮定しない。
自由度
10
8.615
有意確率
(両側)
.043
.047
・等分散を仮定する場合
有意確率 0.043≦有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されます。
したがって、糖尿病患者の女性と男性の体脂肪率に差があります。
・等分散を仮定しない場合
有意確率 0.047≦有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されます。
したがって、糖尿病患者の女性と男性の体脂肪率に差があります。
1
2章
1元配置の分散分析
[p.66]
分散分析
グループ間
グループ内
合計
平方和
572.888
2013.528
2586.416
自由度
平均平方
286.444
134.235
2
15
17
F値
2.134
有意確率
.153
正規性の検定
A
B
C
統計量
.989
.963
.960
Shapiro-Wilk
自由度
6
6
6
有意確率.
.986
.846
.822
等分散性の検定
Levene 統計量
2.488
自由度1
2
自由度2
15
有意確率
.117
この場合
有意確率 0.153>有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されません。
したがって、3 種類の局所麻酔薬 A,B,C の持続時間に差があるとはいえません。
2
3章
多重比較
[p.94]
多重比較
y
(I) 経口薬
A
B
C
(J) 経口薬
B
C
A
C
A
B
平均値の差
(I-J)
-11.0000
13.3333*
11.0000
24.3333*
-13.3333*
-24.3333*
す
標準誤差
4.9632
4.9632
4.9632
4.9632
4.9632
4.9632
有意確率
.101
.042
.101
.001
.042
.001
多重比較の出力結果を見ると、有意確率が 0.05 以下になっている経口薬の組合せは
経口薬 A
と
経口薬 C
経口薬 B
と
経口薬 C
の 2 組です。
したがって、血糖値差の間に差がある組合せは
経口薬 A
と
経口薬 C
経口薬 B
と
経口薬 C
となります。
3
4章
反復測定による1元配置の分散分析
[p.112]
被験者内効果の検定
ソース
時間
誤差 (時間)
球面性の仮定
Greenhouse-Geisser
Huynh-Feldt
下限
球面性の仮定
Greenhouse-Geisser
Huynh-Feldt
下限
タイプ III 平方和
241.075
241.075
241.075
241.075
78.275
78.275
78.275
78.275
自由度
3
1.555
2.127
1.000
15
7.773
10.633
5.000
平均平方
80.358
155.077
113.358
241.075
5.218
10.070
7.361
15.655
球面性が仮定できる場合
有意確率 0.000≦有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されます。
したがって、インスリンは変化していることがわかります。
4
F値
15.399
15.399
15.399
15.399
有意確率
.000
.003
.001
.011
5章
2元配置の分散分析
[p.162]
被験者間効果の検定
ソース
修正モデル
切片
食事療法
運動療法
食事療法 * 運動療法
誤差
総和
修正総和
タイプ III 平方和
14.752b
2603.380
2.465
9.606
2.681
14.818
2632.950
29.570
自由度
11
1
2
3
6
36
48
47
平均平方
1.341
2603.380
1.233
3.202
.447
.412
F値
3.258
6325.067
2.995
7.779
1.086
有意確率
.004
.000
.063
.000
.389
食事療法*運動療法 の有意確率 0.389 は、有意水準 0.05 より大きいので
仮説は棄却されません。
したがって、交互作用があるとはいえません。
食事療法 の有意確率 0.063 は、有意水準 0.05 より大きいので
仮説は棄却されません。
したがって、食事療法間に差があるとはいえません。
運動療法 の有意確率 0.000 は、有意水準 0.05 以下なので
仮説は棄却されます。
したがって、運動療法間に差があるといえます。
5
6章
くり返しのない2元配置の分散分析
[p.174]
被験者間効果の検定
ソース
修正モデル
切片
因子A
因子B
誤差
総和
修正総和
タイプ III 平方和
286.583
2667.042
241.075
45.508
78.275
3031.900
364.858
自由度
8
1
3
5
15
24
23
平均平方
35.823
2667.042
80.358
9.102
5.218
F値
6.865
511.091
15.399
1.744
・因子 A について
有意確率 0.000≦有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されます。
したがって、水準 A1, A2, A3, A4, A5, A6 の間に差があります。
・因子 B について
有意確率 0.185>有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されません。
したがって、水準 B1, B2, B3, B4 の間に差があるとはいえません。
6
有意確率
.001
.000
.000
.185
7章
共分散分析
[p.204]
被験者間効果の検定
従属変数: 麻酔時間
ソース
タイプ III 平方和
麻酔薬 * 体重
27.437
自由度
平均平方
13.719
2
F値
.205
有意確率
.818
被験者間効果の検定
ソース
修正モデル
切片
体重
麻酔薬
誤差
総和
修正総和
タイプ III 平方和
1754.368
3541.787
1181.480
859.197
832.048
24727.510
2586.416
自由度
3
1
1
2
14
18
17
平均平方
584.789
3541.787
1181.480
429.599
59.432
F値
9.840
59.594
19.880
7.228
有意確率
.001
.000
.001
.007
パラメータ推定値
パラメータ
切片
体重
[麻酔薬=1]
[麻酔薬=2]
[麻酔薬=3]
B
74.909
-.702
16.240
3.109
0
標準誤差
10.881
.157
4.485
4.499
.
t値
6.884
-4.459
3.621
.691
.
有意確率
.000
.001
.003
.501
.
95% 信頼区間
下限
上限
51.571
98.247
-1.040
-.364
6.621
25.859
-6.541
12.758
.
.
・平行性の検定
有意確率 0.818>有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されません。
したがって、平行性を仮定してよさそうです。
・回帰の有意性の検定
有意確率 0.001≦有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されます。
したがって、回帰の有意性があることがわかります。
・共分散分析
有意確率 0.007≦有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されます。
したがって、3 種類の局所麻酔薬 A,B,C の間に差があることがわかります。
7
8章
ウィルコクスンの順位和検定
[p.230]
検定統計量
Mann-Whitney の U
Wilcoxon の W
Z
漸近有意確率 (両側)
正確有意確率 [2x(片
側有意確率)]
正確有意確率 (両側)
正確有意確率 (片側)
点有意確率
体脂肪率
7.000
28.000
-1.761
.078
.093
.093
.047
.014
この場合
正確有意確率 0.093>有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されません。
したがって、差があるとはいえません。
片側検定の場合には、差があります。
8章
クラスカル・ウォリスの検定
[p.231]
検定統計量
持続時間
4.082
2
.130
.131
.003
カイ2乗
自由度
漸近有意確率
正確有意確率.
点有意確率
この場合
正確有意確率 0.131>有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されません。
したがって、差があるとはいえません。
8
8章
フリードマンの検定
[p.232]
検定統計量
N
カイ2乗
自由度
漸近有意確率
正確有意確率.
点有意確率
6
14.600
3
.002
.000
.000
この場合
正確有意確率 0.000≦有意水準 0.05
なので、仮説は棄却されます。
したがって、インスリンは変化しているといえます。
9