目次 序論 7 0-1. 映像と都市空間:日本における芸術と環境 7 0-2. 新技術とその都市空間に対する影響 9 0-3. ある伝統との関連 13 0-4. 非物質性の探求 15 0-5. 「可能なもの」と「バーチャル」 18 0-6. 空間の延長 23 0-7. 情報における連続と非連続、現代の葛藤 25 0-8. 日本の映像芸術作家の分類のために 27 第一章:芸術の実験:映画、インターメディア、ビデオ 34 1-1-実験映画の歴史と概要 34 1-1-1. 「映像」という言語の語源および定義 34 1-1-2. 戦前の記録映画と前衛映画 37 1-1-3. 日本の実験映画の誕生 39 1-1-4. 草月流の創始:いけばなと前衛 42 1-2- 1960年代、諸芸術の交流 46 1-2-1. 草月アート・センターの活動 46 1-2-2. 実験映画の初期のフェスティバル 51 1-2-3. 草月アート・センターの展開 54 1-3- 80年代までの自主映画の発展 57 1-3-1. 草月のフィルムアート・フェスティバル 57 1-3-2. アンダーグラウンド・シネマテークの成果 60 1-3-3. 80年代への展望、第三世代の映画作家たち 64 1-4- インターメディアの実験、ビデオ・アートの誕生 68 1-4-1. クロス・トーク:グローバルなスペクタクルへ 68 1-4-2. ビデオの源流 72 1-4-3. 日本初のビデオ・アート・イベント 75 1-4-4. グループの設立、ビデオ・アートの意味 79 1-5- 1978年-1983年:新たな出発点 83 1-5-1. パイクとヴィオラによる創造の息吹 83 1-5-2. 「ビデオ・ブーム」:新しい文化の宣言? 86 1-5-3. ビデオギャラリーSCANのコンクール 88 1-6- 21世紀のパスペクティーヴ 96 1-6-1. 「1984」 96 1-6-2. つくば科学博覧会とふくい国際ビデオ・フェスティバル 100 クリストフ・シャルル・現代日本の映像芸術・目次・1 1-6-3. 1985年-1986年、新世代の代表的アーティストたち 104 1-6-4. 1985年のSCANのコンペティション:譲歩のない総括 109 1-6-5. 1987年テレビジョン・ビデオ・フェスティバル 112 1-6-6. 1989年:日本のビデオの回顧展 115 クリストフ・シャルル・現代日本の映像芸術・目次・2 第二章:寺山修司 119 2-1- 理論と疑問 119 2-1-1. 映画論:映像の暴力性 122 2-1-2. 初期の映画、そして演劇の諸問題へ 124 2-1-3. 天井桟敷創設期のメンバー、萩原朔美について 131 2-2- 映画制作 134 2-2-1. 実験映画:第一期 134 2-2-2. 長編映画 137 2-2-3. 「さえぎられた映画」及び「拡張映画」 140 2-2-4. 第三期:1976年−1980年 146 2-3- ビデオによる言語:映像と言葉 151 2-3-1. 《ビデオ・レター》制作の前提 151 2-3-2. アイデンティティーに関する問い:円環の完了 155 第三章:飯村隆彦 159 3-1- 「個人映画」の前提 161 3-1-1. 詩と美術:「オブジェ」の探求 161 3-1-2.《いろ》と《あい》 166 3-1-3. 《Onan》 170 3-2- 環境の変化 173 3-2-1. ボストン/ニューヨーク:日常の再生 173 3-2-2. 視点の変化:《ヴァージン》、《フェイス》 179 3-2-3. 「純粋映画」:推移の提案 181 3-3- 70年代:映画の原点への回帰 186 3-3-1. 概念芸術へ 186 3-3-2. イメージによる幻想からの解放 189 3-3-3. 時間のモニュメント 191 3-3-4. 映画の非物質化 198 3-4- ビデオによる最初の実験 201 3-4-1. ビデオの時間 201 3-4-2. 観察される観察者 204 3-5- 風景とテクノロジー前例のない視覚的角度 209 3-5-1. エヤーズ・ロックの時間 210 3-5-2. 龍安寺の間 213 第四章:松本俊夫 216 4-1- 美学的実験と社会的宣言 216 4-1-1. 芸術と映画、<実験工房>とのコラボレーション 216 4-1-2. アヴァンギャルドのレアリスム:レネエの《ゲルニカ》 218 クリストフ・シャルル・現代日本の映像芸術・目次・3 4-1-3. 1950年代の前衛記録映画 220 4-1-4. 個人映画のための弁論 223 4-1-5. 長編映画 226 4-2- 映像の変容 229 4-2-1. 動かない物の動き 229 4-2-2. 複製とだぶり 231 4-2-3. 1970年、国際万国博覧会:エロチックな空間 233 4-3- 構築と脱構築の同時性 236 4-3-1. 《Metastasis》、《Mona Lisa》:テクノロジーと映画 236 4-3-2. 幻覚と謎の美学 240 4-3-3. ずれと配置転換 243 第五章:中谷芙二子 248 5-1- 環境の 直感的意識 249 5-2- 社会における「ミクロ」と「マクロ」な展望 253 5-3- 電子の流れの性質 257 5-4- アートと社会:創造のもう一つの可能性 262 5-5- アートコンペティションおよびフェスティバルの企画 264 5-6- 透明な芸術への回帰 270 第六章:山口勝弘 274 6-1- 初歩 274 6-1-1.- 〈実験工房〉の結成 274 6-1-2. 芸術分野の相互作用、芸術とテクノロジーとの出会い 277 6-1-3. 1956年∼1958年:〈実験工房〉の第三期 281 6-1-4. 山口勝弘の造形作品、《ヴィトリーヌ》 284 6-2- 60年代:空虚から巨大化まで 287 6-2-1. 旅行、空虚や新しい方向 287 6-2-2. 空虚の彫刻 289 6-2-3. フルクサスとの出会い:イベントやハプニング 291 6-2-4. 巨大なプロジェクト:大阪万国博覧会 293 6-3- 日本のビデオ・アートの誕生(1972年∼1974年) 297 6-3-1. 再発見された著名な観点 297 6-3-2. グローバル・コミュニケーションと社会問題 301 6-4- 空、風景や庭園(1977年∼1986年) 303 6-4-1. 光と環境 304 6-4-2. インタラクティブなインスタレーション 306 6-4-3. 想像の庭園 308 6-4-4. 庭園の延長として《ビデオ・スペクタクル》 310 6-4-5. 兵庫県近代美術館で行なわれた展覧会:鏡やブラウン管 314 6-5- 「自立した作品」への回帰 319 クリストフ・シャルル・現代日本の映像芸術・目次・4 6-5-1. 三つの彫刻 319 6-5-2. ビデオと建築:最近の作品群 322 6-5-3. 環境と芸術をつなぐ淡路島芸術村の設立 325 第七章:山本圭吾 328 7-1- 日本のビデオ情勢の起源:火と水、距離とエネルギー 328 7-2- 気のエネルギー 330 7-3- 間隔:電子的な「間」 336 7-4- 1980年代のインタラクティブなインスタレーション 340 7-5- エネルギーのコミュニケーションの延長 343 7-6- ISDNによるコミュニケーション・アート 348 クリストフ・シャルル・現代日本の映像芸術・目次・5 第八章:中島興 物事の自然の観察 ビデオ・ドキュメンタリー: 「シングル」及び「ダブル」なドキュメンタリー テクノロジー:実践と哲学 五つの元素:「悟りの軌道」 富士山の色 ビデオ五大:石、火、木 二項対立性の美学 第九章:河口洋一郎 視覚に於ける「デジタル」性 最初期の線画アニメーション制作 〈グロースモデル〉の誕生 「時間の造形」と〈エコロジーモデル〉 〈グロースモデル〉を〈メタボール〉に での高精細画像 年代:不思議な人工生物 《 》、ネットワークによる生命体の普及 結論 芸術と技術の関係に関する楽観論 山口と松本、空間に関する二つの概念 芸術、メディアと社会的意識 テレビっ子からコンピュータ世代へ 内容と方法の不定形性 動きの不確実性 ミクロコスモスからマクロコスモスへ 芸術と集団体験 資料編 作家略歴 戦後映像芸術年表 索引 人名、団体名 索引 作品名、展覧会名 図版出典一覧 参考文献(単著及び共著書籍、展覧会目録) 参考文献(記事) クリストフ・シャルル・現代日本の映像芸術・目次・
© Copyright 2024 Paperzz