RefWorks・Zotero・Mendeley 機能比較表

2012 年 12 月 12 日
RefWorks・Zotero・Mendeley 機能比較表
概要
費用
RefWorks2.0
Zotero3.0
Mendeley1.6
Web クラウド型文献情報管理
オープンソースのデスクトップ版と
デスクトップ版と Web クラウド版
ツール
web 上のアカウント
無料(契約済みのため ICU
一定容量まで無料
一定容量まで無料
構成員・卒業生まで無料)
対応 OS
全ての OS で動作
Win, Mac, Linux
Win, Mac, Linux
インターフェースの対応言語
多言語
多言語
英語のみ
web アカウント容量
5GB(容量制限の対象は添
Web ア カ ウ ン ト は 300MB
1GB(共有スペースの容量
付ファイルのみ。文献書誌につ
(無料版)/追加料金で引
100MB )/ 契約に より 引き
いては制限なし)
き上げ可能
上げ可能
IE7以降/Firefox3 以降/
Firefox3.6 以降(4 以上推
IE7 以降/Firefox6 以降/
Safari3以降/Chrome
奨)/Safari/Chrome
safari5 以降/Chrome
デ ー タ ベ ー ス か らの ダ イレ ク
可(詳細)(一部のデータベ
可(詳細)
可(詳細)
ト・エクスポート
ースはテキストで DL したものを
可
可
対応ブラウザ
再読み込みする手順をとる)
PDF のダウンロード
可(一度ローカル保存する手
順をとる)
ソースへのリンク
可
可
可
スタイルの種類・数
3200 種類以上。(詳細)
2700 種類以上(詳細)
2700 種類以上(詳細)
可
可
可
可
可
レコードの重複発見
可
可
可
PDF メタデータ抽出
不可
可
可
PDF 編集機能
不可
不可
可
Web スナップショット機能
不可
可
可
他人とのレコードのシェア
可
可
可
モバイルとの互換性
可
アプリにて可(詳細)
アプリにて可
ICU 図書館経由で依頼すれ
ばオリジナルの形式も作成可
能
Web 上の書誌情報のインポ
部分的に可(RefGrab-It を
ート
通じて DOI, PMID, ISBN デ
ータからインポート)
文 書 作 成 ツ ー ル ( Word
等)との連携
RefWorks の強み・弱み
強み
・
研究者同士の書誌データの共有をする「RefShare」は、相手が RefWorks を使っていなくても利用可能
・
大容量のアカウント。添付ファイルは 5GB まで。文献書誌については制限なし
・
クラウド型のため、 ネット環境があれば場所を選ばず利用できる
・
対応論文スタイルが豊富。ICU 図書館経由で依頼すればオリジナルの形式も作成可能
・
アプリをダウンロードすることなくモバイル利用が可能
弱み
・
ネット環境にないと作業ができない
・
PDF は一度 PC 上などローカルに保存し、アップロードするという手続きをとらなければならない
・
Google Scholar の検索結果を一括で取り込むことができない
Zotero の強み・弱み
強み
・
直感的なつくり。Web ページのお気に入りを増やしていく感覚で、書誌情報を集めていくことができる。
・
Amazon との相性が良い。「.com」だけでなく、「.co.jp」の書誌情報もスムーズに取り込める。また 1 冊 1 冊の紹介ページではな
く、一覧リストからも一括で書誌情報を取り込める。
・
Google ドライブとの相性が良い。Google ドライブの作業ページを上部に表示させ、下部に zotero のウィンドウを出した状態で、
書誌情報を複数選択するだけで、瞬間的に参考文献リストが形成される。
・
BBC や CNN のニュース記事、IMDb・YouTube などの動画も書誌情報として取り込める。
・
マニュアル(手動)でのレコード追加方法がシンプル。選択可能な「文書の種類」も「公聴会」「手紙」「地図」「特許」「録音」など
30 種類以上と豊富。
・
文献の年表・時系列表示ができる。
・
タグ作成機能・フォルダ作成機能がシンプル。
・
複数のコンピューター間でのデータ移行が容易。
弱み
・
ICU 図書館の契約データベースは Zotero のワンクリック取り込みに対応していないものが多い(LexisNexis,Sage,日本の
新聞,Daily Yomiuri など)。この場合、書誌情報はマニュアルもしくは Google Scholar を介して取り込む必要がある。
・
日本語データベースの書誌情報取り込みの際に不具合が生じやすい。これらのバグに対してはマニュアル(手動)でレコードを修
正する必要がある。
・
Google books は一覧リストの一括取り込み機能に対応していない。
・
学内 PC はシャットダウンをすると個人データが消去される仕様のため、「sync」ボタンを押さずにブラウザを閉じると、Web 上で集め
た書誌情報は消えてしまう(個人 PC はこの限りではない)。
・
ブラウザ上で収集した書誌情報を、Web 上の個人アカウントに保存する作業が必要だが、この Web 上アカウントの容量が
300MB で、画像・PDF・動画の大量保存には耐えられない。対策は下記の 2 点。

設定>ファイルの同期にある 2 つのチェックボックスのチェックを外す。こうすることで、web 上にアップされるのは書誌情報のみに
なり、大きな容量を必要としなくなる。(反面、2 つ以上の PC にデータをダウンロードし、シェアしたくても、共有できるのは書
誌情報のみで画像・PDF・動画は見られないことになる)

お金を支払い、容量の上限を引き上げてもらう
Mendeley の強み・弱み
強み
・
研究者用 Facebook に文献管理ツールがついたイメージ。各研究者のプロフィールや、研究内容・実績が分かり、交流ができる。
研究者コミュニティの活動が活発。
・
デスクトップ版にはオリジナルの PDF ビューワーがついている。注釈やハイライトをつけることが可能。
・
ドラッグ&ドロップで簡単にデスクトップ版 Mendeley に PDF をダウンロードすることができる
弱み
・
Mendeley はデスクトップ版を主体として使用するため、個人 PC を持っていない学生には使える機能に制限がある。Web 版では
簡単な文献管理、ソーシャルネットワーク的機能と、オープンアクセスの資料が中心になる。
・
インターフェースが英語のみ。
・
iPhone・iPad に関してはデスクトップ版と web 版の同期に時間がかかる