Konnekt 24D Konnekt 8 ユーザーマニュアル Japanese Version 重要 - 安全のために 正三角形に括られた矢印付きの落雷マークは、人体に対して 正三角形に括られた「!」サインは、本体の使用上、あるいはサ 有害な高電圧の電気ショックを与えうる部品が本体内部に配 ービス/メンテナンス上で、重要な情報が製品に同梱の取扱説明 置されていることを示します。 書に含まれていることを示します。 1 必ずお読みください。 警告! 2 この書類は手の届くところに保管してください。 • 3 全ての警告をお守りください。 の入った物を本体の上に置かないでください。電気ショック、あるいは 4 全ての指示に従ってください。 火事等の恐れがあります。 5 本機を水気の近くで使用しないでください。 • 6 本体の手入れは、乾いた布で乾拭きしてください。 • 7 通風に必要となる本体の開口部は塞がないでください。本体の設置は、製 造者の指示に従ってください。 • 適切な電源ケーブルとプラグ形状・動作電圧は地域によって異なります。 8 ラジエーター、ヒート・レジスター、ストーブ、音響用アンプリファ • 以下の表に従い、各地域の規格に準拠した電源ケーブルを使用してく 本体に水が垂れたり、はねる環境での保管・使用は避け、花瓶等液体 必ずアースを正しく接続してください。 製品に同梱されているのと同様の、アース付 3 芯の電源ケーブルを使 用してください。 イア等、またそれに限定されないあらゆる熱を発する機器の近くに設 ださい。 置しないでください。 9 極性プラグ、あるいは接地プラグの安全機構に手を加えないでくださ 電圧 い。極性プラグは、二つの金属ブレードの内、片側が大きく設計され ています。接地プラグは、二つの金属ブレードに加えてアース用のピ 220-230V CEE 7 page VII, SR section 107-2-D1/IEC 83 page C4. ンがございます。これらは、安全のための機構です。付属のプラグが コンセントの形状に合わない場合は、旧式のコンセントの更新について 240V 最寄りの電気工事事業者までご相談ください。 10 電源ケーブルとプラグは、踏み付けられたりはさまれたりしない様に 設置してください。特に、プラグとコンセント、そして本体と電源ケ ーブルが接続される周りにはご注意ください。 11 本機に設置するアクセサリーや装着器具は、製造者指定のもののみを ご使用ください。 12 カート、スタンド、三脚、ブラケット、テーブルは製造者 が指定するもののみを使用してください。カートを使用する 際には、カートと荷物の移動による荷物の落下による事故に ご注意ください。 13 落雷を伴う天候の場合、あるいは本機を長期間使用しない場合は、本 機の電源ケーブルをコンセントから抜いてください。 14 本体の点検・修理が必要となった場合は、必ず認定技術者までご連絡く ださい。付属の電源ケーブルやプラグが破損した、液体を本体にこぼし た、本体シャーシ内に異物が入ってしまった、雨や過度の湿度にさら した、本体の動作異常が生じた、本体を落としたなど、原因に関わら ず本機に破損が生じた場合はサービスが必要です。 プラグ規格 110-125V UL817 and CSA C22.2 no 42. • BS 1363 of 1984. Specification for 13A fused plugs and switched and unswitched socket outlets. 本機は、電源ケーブルの抜き差しが容易に行える、コンセントの近く に設置してください。 • コンセントから完全に絶縁するには、パワーサプライのケーブルをコン セントから外してください。 • パワーサプライのプラグは容易に抜き差しができる様にしてください。 • • 閉じられた空間に設置しないでください。 本体を開けないでください。人体に対して有害な高電圧の電気ショッ クの恐れがあります。 注意 本マニュアルに明示されていない本体への変更・改造を行った場合、本機器 を操作する権利を失うことがあります。 サービスについて • 本体内にユーザ保守可能なパーツはございません。 • サービスが必要となった場合は、必ず認定の技術者までご連絡ください。 a EMC / EMI & CERTIFICATE OF CONFORMITY - 海外準拠規格に基づく記載 EMC / EMI 本機器は FCC 基準 Part 15 に準ずる Class B デジタル機器の制限事項に適 合するための試験に合格しています。 これらの制限事項は、居住地域での設置時に生じうる有害な電波障害を規制 するために制定されたものです。本機器は無線周波エネルギーを生成・使用 しており、これを放射することがあります。指示に従った設置と使用を行わ ないと、無線通信に障害を及ぼす可能性があります。しかしながら、特定の 設置状況において電波障害を起こさないという保証はありません。本機器が Certificate of Conformity TC Electronic A/S, Sindalsvej 34, 8240 Risskov, Denmark, hereby declares on own responsibility that the following product: Konnekt 24D & Konnekt 8 ラジオやテレビの受信に障害を与えていないかを判断するには、本機器の電 源を落としてから再投入してください。障害を及ぼすことがわかった場合、 次の方法で障害の解消を試みることを推奨します。 • 受信アンテナの方向、設置場所を変更する • 本機器と受信機の距離を遠ざける • 本機器を受信機とは別の系統の電源回路に接続する • 必要に応じて、販売代理店、または経験のある無線/ TV の専門技術者 に問い合わせてください。 that is covered by this certificate and marked with CE-label conforms with following standards: EN 60065 (IEC 60065) EN 55103-1 For Customers in Canada: This Class B digital apparatus complies with Canadian ICES-003. Cet appareil num 屍 ique de la classe B est conforme à la norme NMB003 du Canada. 本 Class B 電子機器は、カナダ ICES-003 に準拠しています。 EN 55103-2 Safety requirements for mains operated electronic and related apparatus for household and similar general use Product family standard for audio,video, audio-visual and entertainment lighting control apparatus for professional use. Part 1: Emission. Product family standard for audio, video, audio-visual and entertainment lighting control apparatus for professional use. Part 2: Immunity. With reference to regulations in following directives: 73/23/EEC, 89/336/EEC Issued in Risskov, August 2006 Mads Peter Lübeck Chief Executive Officer b 目次 イントロダクション 付録 重要 - 安全について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .a 海外準拠規格に基づく記載 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .b 目次 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .3 はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .4 Konnekt 24D / Konnekt 8 - 機能比較 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .5 クイック・セットアップ・ガイド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .6 Konnekt と Cubase . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .6 Fabrik R & Fabrik C を VST プラグインとして使用する . . . . . .8 シグナルフロー - Konnekt 24D . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .58 シグナルフロー - Konnekt 8 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .59 ASIO チャンネル名 - Konnekt 8 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .60 ASIO チャンネル名 - Konnekt 24D . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .61 FAQ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .62 キーボード・ショートカット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .62 仕様及び性能 - Konnekt 24D . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .63 概要 フロントパネル - Konnekt 24D . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .10 バスパワー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .13 リアパネル - Konnekt 24D . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .14 フロントパネル - Konnekt 8 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .15 リアパネル - Konnekt 8 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .15 セットアップ例 スタジオ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .16 モバイル・スタジオ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .18 ライブ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .19 スタンドアロン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20 複数台の Konnekt . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .21 コントロールパネル MIXER - ミキサー・ページ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .22 SETUP - セットアップ・ページ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .26 ROUTING MODES - ルーティング・モード . . . . . . . . . . . . . .31 KONNEKT WDM ドライバー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .33 SYSTEM SETTINGS - システム設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .34 ファームウェアのアップデート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .37 ディフォルトにリセット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .37 FABRIK C . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .38 FABRIK R . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .50 KONNEKT チューナー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .56 TC Electronic, Sindalsvej 34, DK-8240 Risskov – [email protected] Japanese Version Manual revision 1.7 – SW – V 1.20 3 はじめに この度は、Konnekt 24D / Konnekt 8 をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 Konnekt 24D は、TC エフェクトを最新デザインのオーディオ・インターフェイスと融合させた、革新的な製品です。TC ならではのノイズに対する極めてシビアな 内部構造を踏襲しており、入力から内部 DSP エフェクト、そして録音されるまでのシグナル・フロー全般に渡って、最上級のパフォーマンスと品質を約束します。 フロント・パネルに用意された 2 つのコンボ・ジャックは、パッシブのギターやベースを直接入力できるトゥルー Hi-Z 対応ラインと、ファンタム電源供給可能なマ イク入力端子を統合。パラメータ調節のツマミには視認性に優れたライト・リング表示を採用し、主なパラメーターにダイレクト・アクセスが可能です。また、 Konnekt は最大 4 台までをカスケードして I/O やエフェクト・チャンネルを拡張することが可能なネットワーク構築テクノロジー TC NEAR™( Network Expandable Audio Recording)を採用しています。アナログ・ボリューム・コントロールは極めて広いダイナミック・レンジを確保しており、アクティブ・モニ ターを直接接続し、モニター・ボリューム・コントローラとして使用することも可能です。録音時の作業を想定して 2 系統のヘッドフォーン出力を搭載し、片方は スピーカーアウトを自動的にミュートする機能を搭載しています。 DSP エフェクトや多くの I/O を必要としない場合は、 DSP レスで I/O が一部省略された Konnekt 8 をご選択いただけます。 Konnekt 24D は TC の PowerCore プラットフォームで知られる Fabrik C チャンネル・ストリップと Fabrik R リバーブを内蔵し、これらはスタンドアロン時でも 使用できます。 Konnekt 24D では、PowerCore の人気のプラグインの一つ「Assimilator」を Konnekt 用に設計した「Assimilator Konnekt」も用意されています。Assimilator Konnekt は、素材の周波数バランスを他の素材に素早く近付けることができる、ユニークなプロセッサーです。複数テイクの素材や、異なる時期にレコーディング されたトラックを一つのアルバムにまとめるなどの際に、周波数特性のばらつきを揃える用途に特に威力を発揮します。 Konnekt 24D / Konnekt 8 共通マニュアル 本マニュアルは、Konnekt 24D と Konnekt 8 に共通です。Konnekt 8 は、Konnekt 24D と同一のクオリティーながら、エフェクト処理(Fabrik C、Fabrik R、 Assimilator Konnekt)と I/O の一部が省略されています。詳細は、ページ 5 の製品比較表をご参照ください。本マニュアルのスクリーンショットは、Konnekt 24D のものを使用しています。 このマニュアルで目的の情報が得られない場合、オンラインの TC Support サービスをお試しください(英 語のみ)。TC Support は、www.tcelectronic.com からアクセスできます。ユーザ様から多くいただいたご 質問は、マニュアルの改定の際の参考にさせていただきます。マニュアルのアップデートは、PDF 形式で弊 社ウェブサイトでご提供させていただきます。 Cubase LE のサポートについて サポートについては、http://www.steinberg.net/knowledgebase または http://www.cubase.net をご参照ください。 アップグレードについては、http://www.steinberg.net/cubaseLEupgrade をご参照ください。 4 KONNEKT 24D & KONNEKT 8 - 機能比較 Konnekt 24D Konnekt 8 • 高品位な IMPACT™ マイク・プリアンプ • • トゥルー Hi-Z ギター・インプット - ギター/ベース用に最適化された、 • 専用の回路を搭載 高品位な IMPACT マイク・プリアンプ トゥルー Hi-Z ギター・インプット - ギター/ベース用に最適化された、 専用の回路を搭載 • フロントパネルから内部ミキサーの主要パラメータをコントロール可能 • フロントパネルから内部ミキサーの主要パラメータをコントロール可能 • パワード・スピーカーと完璧な統合を実現するアナログ・ボリューム・ • パワード・スピーカーと完璧な統合を実現するアナログ・ボリューム・ コントロール • 最大 4 台までの Konnekt をカスケードして I/O やエフェクト・チャン コントロール • 最大 4 台までの Konnekt をカスケードして I/O やエフェクト・チャン ネ ル を 拡 張 可 能 な TC NEAR™( Network Expandable Audio ネ ル を 拡 張 可 能 な TC NEAR™( Network Expandable Audio Recording)を採用 Recording)を採用 ダイレクト・モニタリング対応 - エフェクトとネットワーク接続された • ダイレクト・モニタリング対応 本体間でもダイレクト・モニタリングが可能 • 自動入力検知を含む、直感的な操作が可能なコントロールパネル • 自動入力検知を含む、直感的な操作が可能なコントロールパネル • FireWire バスパワー対応 • 内部ルーティング/ミキサー/エフェクト設定のトータル・リコールを • • • • JET™(Jitter Elimination Technology - ジッター・エリミネーショ 可能にする 3 つの DSP プログラム ン・テクノロジー)を採用した DICEII デジタル・インターフェイス・チ FireWire バスパワー対応 ップを搭載 JET™(Jitter Elimination Technology - ジッター・エリミネーショ • WDM / ASIO / CoreAudio(Intel Mac 含む)対応のロー・レーテン • ヘッドホン・モニタリング用出力端子 x 2(内 1 つはスピーカーアウ ン・テクノロジー)を採用した DICEII デジタル・インターフェイス・チ ップを搭載 シー・ドライバー トを自動的にミュートするスピーカー・ミュート機能を搭載) • WDM / ASIO / CoreAudio(Intel Mac 含む)対応のロー・レーテン シー・ドライバー • 24 ビット/ 192kHz サンプリング・レート • ヘッドホン・モニタリング用出力端子 x 2(内 1 つはスピーカーアウト • サンプル・アキュレイト MIDI を自動的にミュートするスピーカー・ミュート機能を搭載) • 4/4 I/O: Mic/Inst/Line 入力× 2 及び AUX 入力× 2、Line 出力× 2、 • 24 ビット/ 192kHz サンプリング・レート S/PDIF(同軸、2 ch)入出力 • サンプル・アキュレイト MIDI • • 14/14 I/O: Mic/Inst/Line 入力× 2 及び Line 入力× 2、Line 出力× 4、 • ADAT(8 ch)/ S/PDIF(オプティカル及び同軸、2 ch)入出力 • • Cubase LE 付属 チューナー内蔵、TC Near コントロールパネルとフロントパネルから確 認可能 Cubase LE 付属 チューナー内蔵、TC Near コントロールパネルとフロントパネルから確 認可能 • 内蔵リアルタイム DSP エフェクト - MINT™ テクノロジーをベースとし た Fabrik R リバーブ及び Fabrik C チャンネル・ストリップ、VST プラ グインにインテグレーション可能 • Assimilator Konnekt ネイティブ・フィンガープリント EQ 5 クイック・セットアップ・ガイド 所要時間 10 分のクイック・セットアップ * 本クイックガイドでは、Konnekt を一般的な用途向けにセットアップする手 順を解説します。設定の詳細については、本マニュアルで後述の各セクショ ンをご参照ください。 Konnekt は、専用の FireWire バスで使用することを推奨します。コンピューターに複 数の FireWire 端子が用意されている場合でも、それらは通常全て同一のバスに接続さ れています。Konnekt はいずれの端子にも接続できますが、外部ハードディスク等他 の機器を接続する場合はそれらの機器を別のバスに接続することを推奨します。通常、 この増設は FireWire PCI カードなどで行います。この場合も、一般的には複数の端子 を搭載していますが、それらはバスで作動します。 開梱 • 化粧箱を上から開き、ケーブルを取り出します。 ソフトウェアのインストール • 発泡スチロールを取り出し、両手で Konnekt を取り出します。 • • Konnekt のビニール袋を外します。 • Konnekt 本体に搬送による破損等が見られないことを確認します。 • 本体が破損している場合は、宅配業者と販売店にご相談ください。 • 本体が破損している場合は、全ての梱包物を保管してください。これら は、搬送時に過度の衝撃等が加わったことの証明として使用できます。 • 将来的な搬送の可能性に備え、全ての梱包物を保管しておくことをお勧 めいたします。 梱包物の確認 次の梱包物が含まれていることをご確認ください。 • Konnekt オーディオ・インターフェイス本体 • パワーサプライ • FireWire ケーブル • ソフトウェア等を含む CD-ROM 動作環境 Konnekt を接続する前にソフトウェアをインストールすることを推奨し ます。 • Konnekt のパッケージまたは CD に含まれる Konnekt インストール・ ガイドをご参照ください。 • ソフトウェアのインストールに詳しい場合は、 CD-ROM をドライブに 挿入し、指示に従ってインストールを進めてください。 TC Near コントロールパネル Konnekt ドライバーが正しくインストールされている場合、TC Near コント ロールパネルを起動させることができます。 Windows 機の場合: スタート/プログラム/ TC Electronic / TC Near を開きます。 Windows コントロールパネルからアクセスすることも可能です。 Mac 機の場合: /アプリケーション/ TC Near を開きます。 システム環境設定からアプリケーションを起動させることも可能です。 Mac OS • PowerPC(1 GHz 以上)または Intel CPU 搭載機 • 最低 256MB RAM • FireWire(IEEE 1394)ポート • OS X 10.3.9 以降 Windows • Pentium 4、1.6 GHz 以上 • 最低 256 MB RAM • FireWire(IEEE 1394)ポート • Windows XP 6 TC Electronic は、Cubase のサポートを行っておりません。 一 般 的 な 情 報 及 び 詳 細 に つ い て は 、 Cubase の マ ニ ュ ア ル を ご参照ください。 Konnekt と Cubase Konnekt には Cubase LE が付属します。Cubase をホスト・アプリケーシ ョンとして使用する場合は、このガイドに従って設定を行ってください。 クイック・セットアップ・ガイド Cubase のインストール Konnekt インストール・ガイドの指示に従って既に Konnekt のソフトウェ アがインストールされている前提で解説を行います。 Cubase プロジェクト例 • 空の新規プロジェクトを作成します。 • Devices - VST Inputs を開きます。 • 開いている全てのアプリケーションを終了します。 • Konnekt CD-ROM をドライブに挿入します。 • 多くの場合においては、Konnekt インストーラーが自動的に起動します。 • すでに一度インストーラを使用しているため、アプリケーションが自動 ASIO チャンネル名/ポート 的に起動した場合はアプリケーションを閉じます。 左側の欄は、Konnekt の物理的な入力ポートを示します。中央の欄は、入力 • • このメニューから Konnekt の入力をエンネーブル/ディスエーブルでき、任 意の名称を与えることができます。 CD-ROM 内の Cubase LE フォルダーにある Cubase_LE_setup.exe の ON/OFF ボタンです。右側では、各インプットの名称を指定できます。選 を開きます。 択するサンプルレートによって、使用できるデジタル・チャンネルに制限が 指示に従い、Cubase をインストールします。 生じる可能性があります。ASIO チャンネル名と分布については、付録をご Windows - インストール中に、シリアルナンバーを入力する画面が表示さ 参照ください。 れます。シリアルナンバーは、CD ラベルにございます。 Mac - Windows のインストール手順とは異なり、シリアルナンバーの入力 は必要ありません。 Cubase で Konnekt をインターフェイスとして設定する • Cubase を起動します。 • Devices - Device Setup を開きます。 Mac 用の Cubase LE では、VST インプットの名称は自動的に割り振られま せん。ただ、チャンネル名は自由に指定できます。Konnekt 24D を使用する 場合、上記のスクリーンショット通りに名称を与えることを推奨します。 • • 左の欄で、「VST Multitrack」を選択します。 画面右側のドロップダウン・メニューで、「Master ASIO Driver」を 「ASIO TCNear」に設定します。 • OK を押します。 7 クイック・セットアップ・ガイド 前ページの例では、フロントパネルの入力 2 つに「 Mic/Inst ch 1」と 「Mic/Inst ch 2」という名称を与えました。これらのパワー・ボタンを押し て、入力をアクティベートしています。 • VST Inputs メニューを閉じます。 • Project - Add Track - Audio から、オーディオ・トラックを作成しま Fabrik R を VST センド・エフェクトとして使用する ここでは、 Cubase LE のセンド・エフェクトとして Fabrik R を使用する 方法を紹介します。この手順は、上位版の Cubase とは若干異なります。 • Devices - VST Send Effects を開きます。 す。 • Konnekt フォルダの Fabrik R を選択します。 • センド・エフェクトに移動し、すでにアクティベートされていない場合 は Fabrik R を選択してアクティベートし、スライダーで Fabrik R にセ ンドを行います。 次に、トラックの入出力を指定します。 • 上図の「in」フィールドをクリックします。Mic/Inst ch 1 等、先ほど VST Inputs メニューでセットアップしたいずれかの入力を選択します。 • 出力バスのディフォルト設定を変更した場合を除き、 「out」は「BUS 1」 となります。そのままで結構です。 これで、Konnekt のフロントパネル入力から録音し、メイン・アウトから再 生を行う用意が完了しました。 「e」ボタンを押し、Fabrik R プラグインに移動します。プラグイン表示の下 部にあるドロップダウン・メニューで PLUG-IN MODE を選択します。 *) 8 クイック・セットアップ・ガイド • スライダーで Fabrik R にチャンネルの信号を送ります。 Fabrik C を VST インサート・エフェクトとして 使用する Cubase LE のインサート・エフェクトとして Fabrik C を使用する方法を紹 TC Near コントロールパネルの Fabrik R ページから、Fabrik R の キルドライ機能をアクティベートできます。 *) 介します。 • Fabrik C をインサートしたいトラックを選択します。 • インサート・エフェクトに Fabrik C を選択します。 • Fabrik C プラグインのセンド/リターン・モードを選択します。 PLUG-IN MODE / INTERNAL MODE プラグイン・モードとインターナル・モード PLUG-IN MODE(プラグイン・モード)- Fabrik R をホスト・アプリケー ションからセンド/リターン・エフェクトとして使用する場合のモードです。 ここでは、Cubase を例として使用しています。 INTERNAL(インターナル・モード)- Fabrik プラグインを TC Near コント ロールパネルから使用する場合のモードです。 9 フロントパネル - KONNEKT 24D 1 FIREWIRE /パワー LED インジケーター 1/4"端子 Konnekt が FireWire で接続されている場合、次の通り、青 LED が作動 PAD/INST を押すと、この回路がアクティベートされます。 の状況を示します。 点灯: 作動に十分な電源が供給されていることを示します。 点滅: ファームウェアのアップデート中であるか、ハードウェア・エ オフ: ラーまたは FireWire のコミュニケーション・エラーが生じて 1/4"ジャックに接続された信号は、高品質な Hi-Z 回路にルーティングさ いることを示します。 れます。この回路は、ストラトキャスターのパッシブ・ピックアップの ドライバーがインストールされていないなどの理由で、 ギター等を直接接続する様にデザインされています。 Konnekt がドライバーに正しくリンクしていないことを示し フロントパネルのジャック入力はアンバランス仕様です。TRS ジャック ます。 2 のバランス機器を接続する場合は、リアパネルのライン入力を使用しま MIC / INST CH1 / CH2(XLR / 1/4"コンボ・ジャック) す。 コンボ・ジャックの入力端子です。XLR と 1/4"ジャックを使用できます。 重要! XLR 端子(バランス) コ ン ボ ・ ジ ャ ッ ク に 1/4"ジ ャ ッ ク を 接 続 す る 場 合 は 、 マイクを XLR 接続すると、信号は IMPACT™ マイク・プリアンプでプ PAD/INST を必ず押した状態でご使用ください。 ロセスされます。 3 - - PAD/INST セレクターは、入力感度を 20dB アッテネートします。 は、(6)の通りファンタム・パワーを ON にします。 GAIN/TRIM ツマミで信号を十分にアッテネートできない場合に使用し 入力レベル LED ( 4 )は入力レベルを示します。赤い O/L (オーバー ます。一般的に、この状況はラインレベルの楽器を接続する場合などに ロード)LED の点灯は、信号がホット過ぎることを示します。この場合 生じます。 は、PAD/INST を押し、信号を 20dB アッテネートします。 10 PAD/INST - パッド/インストゥルメント・セレクター ファンタム・パワーを必要とするコンデンサー・マイクを使用する場合 フロントパネル - KONNEKT 24D 4 入力レベル LED されています。このボタンで、使用する端子を選択します。リアパネル -30dB /-10dB / O/L(オーバーロード)のレベル・インジケーターで の入力はライン入力のみで、バランス仕様です。 す。O/L が絶対的なピークでのみ点灯する様にしてから、同じピークで も点灯しなくなるまで GAIN/TRIM を下げてください。レベルの設定は、 音楽制作時には使用しないテレビやラジオ・チューナーなど のソースをリアパネルの LINE IN 1/2 に接続することによ GAIN/TRIM で行います。 5 り、場面に応じてフロントパネルとリアパネルの入力を切り GAIN/TRIM - ゲイン/トリム 替えることができます。 入力レベルを設定します。(上記「入力レベル LED」参照) 6 PHAN +48V CH1/2 - +48V ファンタム・パワー(チャンネル 1 / 2) 8 SOURCE LEVEL(PUSH PAN/USER) ソース・レベル(押すとパン/ユーザーをコントロール) XLR / 1/4"コンボ・ジャックの XLR 端子を使用している際にこのボタ 選択したチャンネルのレベルまたはパンを調節します。ツマミ外周のラ ンを押すと、+48V ファンタム・パワーが ON になります。ファンタ イト・リングが選択したチャンネルのレベルまたはパンの設定値を表示 ム・パワーは、ライン・ドライバーやコンデンサー・マイクへの電源供 します。 給に使用します。 ディフォルトでは、SOURCE LEVEL ツマミは選択したチャンネルのレ マイクには、大まかに分類して 3 種類ございます。 ベルをコントロールします。一度ツマミを押すと、パンを変更できます。 コンデンサー・マイク - ファンタム電源が必要です(専用バッテリーま その後 1 秒間操作を行わないと、パンからボリュームのコントロールに たは電源供給ユニットが付属する一部の機種を除く。マイクの仕様をご 復帰します。 確認ください)。 9 MONITOR LED - モニター LED エレクトロダイナミック・マイク - ファンタム電源は不要ですが、通常 モニターしているチャンネルを示します。チャンネルの選択には、CH. はマイクに危害は与えません。 SELECT ボタンを使用します。 リボン・マイク - ファンタム電源を供給すると、マイクを破損する可能 10 CH. SELECT - チャンネル・セレクト 性があります。使用前に、説明書等マイク製造者の指示を読み、それに SOURCE LEVEL ツマミ外周のライト・リングは、選択したチャンネル 従ってください。 のレベル(SOURCE LEVEL を押した場合にはパン)を示します。 ファンタム電源を必要とするのは、コンデンサー・タイプのマイクのみ 次の通り、モニターするチャンネルを選択できます。 です。しかしながら、例えば、CH. 1 にコンデンサー・マイクを、CH. 2 に Shure SM57 などのエレクトロダイナミック・マイクを接続すること CH 1 フロントまたはリアパネルの入力チャンネル 1* に問題はありません。また、XLR 端子経由でのみ電源を供給するため、 CH 2 フロントまたはリアパネルの入力チャンネル 2* ファンタム・パワーを ON にして片方の入力にコンデンサー・マイクを * フロントとリアの入力切替は、フロントパ 接続しながら、もう片方のチャンネルにギターからの出力を 1/4"ジャッ ネルの LINE IN スイッチで行います。 クに接続することも可能です。 7 LINE IN - CH 1/2 ON REAR PANEL リアパネルのライン・イン・チャンネル 1 / 2 チャンネル 1/2 の入力端子は、フロントパネルとリアパネル両方に用意 CH 3/4(Konnekt 24D) チャンネル 3/4(チャンネル 3/4 は常にリン クされています) 11 フロントパネル - KONNEKT 24D DI(Konnekt 8) S/PDIF デジタル入力 USER USER を選択した際にモニターするチャン ネル(またはチャンネルの組み合わせ)の 指定は SETUP ページで行います。選択肢 は、接続している機器によって異なります。 さらに、TC Near コントロールパネルの MIXER ページから任意のチャ ンネルのライト・リングのアイコンをクリックすることにより、チャン ネルのレベル・コントロールを USER チャンネルにアサインすることも 可能です。 11 OUTPUT LEVEL - アウトプット・レベル アナログ 1/2 とヘッドフォーンのアウトプット・レベルを設定します。 12 DSP TOTAL RECALL - DSP トータル・リコール(Konnekt 24D のみ) プログラムの設定は、P1 / P2 / P3 の 3 つの領域に保存できます。こ れらのプログラムには MIXER / SETUP / PLUG-IN 各ページの設定 が含まれます。PLUG-IN モードのルーティング時には、Fabrik プラグ インの設定は含まれません。 AUX IN(Konnekt 8 のみ) Konnekt 8 では、ここに AUX IN スイッチが配置されています。 AUX IN スイッチを押すと、リアパネルの AUX 入力の信号をモニターで きます。AUX 入力にキーボードなどを接続すると便利です。 12 13 PHONES(MUTING)- ヘッドフォーン(ミュート) ヘッドフォーンを接続するための端子です。メインの出力はミュートさ れます。 14 PHONES(NON-MUTING)- ヘッドフォーン(ノン・ミュート) ヘッドフォーンを接続するための端子です。メインの出力はミュートさ れません。 バスパワー バスパワー Konnekt 24D / Konnekt 8 は、FireWire のバスパワー駆動に対応しています。 FireWire のバスパワーを使用する場合、Konnekt は FireWire から電源を得る ため、付属のパワーサプライを使用する必要はありません。 バスパワーについては、次の留意点がございます。 4 ピン FireWire コネクター 全ての FireWire ポートがバスパワーによる電源供給に対応している訳ではご ざいません。一部のラップトップは、4 ピンのコネクターを使用しています。 これらは、バスパワーによる電源供給を行えません。 単独の FireWire バスに複数台の Konnekt を接続する場合 単独の FireWire バスに複数台の Konnekt を接続する場合、バスパワー駆動 させられるのは一台のみです。他の機器はパワーサプライをご使用ください。 バスパワーが不足している場合 6 ピンの端子を装備している場合でも、一部のラップトップでは 1 台の Konnekt を正しく作動させるのに十分な容量の電源を供給できません。 Konnekt をご使用の際に動作上の問題が生じた場合、まずは外部パワーサプ ライを接続し、それで問題が解決するかどうかをご確認ください。 13 リアパネル - KONNEKT 24D 1 POWER - パワー・スイッチ 5 本体を ON/OFF します。 2 外にも、例えば外部デジタル・エフェクト機を接続してセンド・エフェ 電源入力 クトとして使用することも可能です。 Konnekt は、コンピュータの FireWire 端子からバスパワーで駆動 させることができます。コンピュータの仕様をご確認ください。コン 6 1/4"ジャックの出力で、次のチャンネルが用意されています。 の Konnekt を 接 続 す る 場 合 は 、 付 属 の 12VDC パ ワ ー サ プ ラ イ を - CH 1(MAIN LEFT)/ CH 2(MAIN RIGHT) - CH 3(LEFT)/ CH 4(RIGHT) BUS-POWERED FIREWIRE - バスパワー FIREWIRE コネクター MAIN 出力をアクティブ・スピーカー等に接続する場合、接続先の コンピュータまたは複数台の Konnekt を接続するための IEEE 1394 入力がバランスの場合は、グラウンドとコールドを接続してくださ コネクターです。Konnekt は、コンピュータの FireWire 端子からバス い( XLR 端子の場合はピン 1 と 3、ジャック・タイプの場合はス パワーで駆動させることができます *。コンピュータの仕様をご確認く リーブとリング)。 ださい。 FireWire コネクターを接続する際には、端子を正しい向きで挿入 7 する様にお気をつけください。 * ページ 13 のバスパワーに関する記述をご参照ください。 4 LINE OUTPUTS - ライン・アウト(バランス) ピュータからの電源供給がないまたは不足している、あるいは複数台 ご使用ください。 3 S/PDIF DI / DO - S/PDIF デジタル入出力 24 ビットの S/PDIF デジタル入出力端子です。標準的な入出力として以 8 LINE INPUTS - ライン・イン(バランス) - CH 1(L) - CH 3(L) - CH 2(R) - CH 4(R) DI(DIGITAL IN) - デジタル入力(オプティカル) MIDI IN / OUT オプティカル S/PDIF または ADAT 入力で、使用するフォーマットに 標準 MIDI IN/OUT 端子です。 Konnekt をスタンドアロン・モードで よって最大 8 チャンネルまでの信号を入力できます。 使用する場合は、MIDI OUT は常に MIDI THRU として機能します。 9 DO(DIGITAL OUT) - デジタル出力(オプティカル) オプティカル S/PDIF または ADAT 出力で、使用するフォーマットに よって最大 8 チャンネルまでの信号を出力できます。 14 フロント & リアパネル - KONNEKT 8 前述の、Konnket 24D フロントパネルの説明をご参照ください。ここでは、 AUX IN Konnekt 24D と異なる部分のみを解説いたします。 Konnekt 8 では、Konnekt 24D の DSP リコール機能の場所に、AUX IN LED /ボタンが装備されています。 AUX IN スイッチを押すと、リアパネルの AUX 入力の信号をモニターできま す。AUX モニタリングが ON の際に、LED が点灯します。 前述の、 Konnket 24D リアパネルの説明をご参照ください。ここでは、 AUX L / AUX R Konnekt 24D と異なる部分のみを解説いたします。 モニタリング用に、外部のライン機器を接続できます。AUX 入力の信号をモ Konnekt 8 では、次の機能が省略されています。 • オプティカル入出力 • ライン・アウト 3/4 • ライン・イン 3/4 ニターするには、フロントパネルの AUX IN ボタンを押します。 ここに入力した信号はモニタリング専用で、録音することはできません。 15 セットアップ例 - 「スタジオ」 16 セットアップ例 - 「スタジオ」 1 2 エレキギターを Konnekt に直接接続する KONNEKT 24D(リア) Konnekt のリアパネルです(詳細については、「リアパネル」セクショ 標準 1/4"ジャックの楽器用ケーブルでギターを接続し、PAD/INST ボタ ンを参照)。 ンを押します。 ACTIVE SPEAKERS - アクティブ・スピーカー このセットアップ例では、Konnekt をアクティブ・モニターとの組み合 わせで使用します。当然、通常のアンプとパッシブ・スピーカーの組み 合わせでもかまいません。 3 キーボード コンデンサー・マイクを接続する モニタリング/レコーディング用に、キーボードを LINE IN CH. 3/4 に Konnekt は、コンボ・ジャックの XLR 部分からコンデンサー・マイク 接続しています。Konnekt 8 では、AUX IN はモニタリング専用で、レ 用の +48V ファンタム電源を供給できます。PHAN ボタンを押すとファ コーディングは出来ません。 4 ンタム電源が ON となります。 ヘッドフォーン この図では、外部のヘッドフォーン・アンプを経由して複数のヘッドフ ォーンを接続しています。ヘッドフォーン・アンプへの接続には、LINE OUT CH. 3/4 を 使 用 し て い ま す 。 フ ロ ン ト パ ネ ル に あ る NONMUTING ヘッドフォーン端子を併用することができます。 5 6 7 COMPUTER WITH FIREWIRE - FIREWIRE 装備のコンピュータ 8 コンピュータへの FIREWIRE 接続 Firerwire 装備のコンピュータです。コンピュータの必要スペックについ コンピュータと Konnekt の接続には標準 FireWire(IEEE 1394)ケー ては、動作環境のセクションをご参照ください。 ブルを使用してください。どちらの端子を使用してもかまいません。 ADAT INTERFACE - ADAT インターフェイス 9 パワーサプライ ADAT インターフェイスを使用して、入出力を拡張することができます。 Konnekt は、コンピュータの FireWire 端子からバスパワーで駆動させ RCA ピンジャックの S/PDIF 2 チャンネルと併用する場合、チャンネル ることができます。ご使用のコンピュータがバスパワーに対応している 7/8 を ADAT と S/PDIF のいずれかに指定できます。後述の「 SETUP か、コンピュータの仕様をご確認ください。コンピュータからの電源供 ページ」セクションをご参照ください。 給が不足しているまたは複数台の Konnekt を接続する場合は、 FRONT VIEW - Konnekt 24D(フロント) Konnekt 付属のパワーサプライをご使用ください。 Konnekt のフロントパネルにマイクとエレキギターを接続した場合のフ ロントパネル図です。 17 セットアップ例 - 「モバイル・スタジオ」 ギター/マイク/ラップトップで構成される、典型的なモバイル・セット 1 台のみの Konnekt を使用して、コンピュータの FireWire ポート アップです。 に他の FireWire 機器を接続しない場合は、Konnekt はコンピュー • 1/4"ジャックの標準的な楽器用モノラル-モノラル・ケーブルを使用し タの FireWire ポートのバスパワーで稼動させることができます *。 て 、 ギ タ ー を CH 1 に 接 続 し ま す 。 PAD/INST ボ タ ン を 押 し ま す 。 これは、フィールド・レコーディングに最適な環境です。 GAIN TRIM ツマミで入力レベルを設定します。 • マイクを CH 2 に接続し、PAD/INST ボタンを使用するマイクに合った 入力感度に設定します。ファンタム・パワーを必要とするコンデンサ ー・マイクを接続した場合は、PHAN ボタンを押します。 • 標準 FireWire ケーブルで Konnekt をラップトップに接続します。 • いずれかのヘッドフォーン端子にヘッドフォーンを接続します。上の端 子を使用するとリアパネルのメイン出力がミュートされますが、この例 ではメイン出力になにも接続しないため、どちらの端子を使用しても実 質上の差はありません。 18 しかしながら、ファンタム・パワーを使用している場合は特に、 Konnekt は電力を消費します。ラップトップをバッテリーで使用 している場合はバッテリーの消耗を早めますので、可能な限りコン ピュータか Konnekt のいずれかはパワーサプライから電源を供給 することをお勧めいたします。 * 前述「バスパワー」セクション参照 セットアップ例 - 「ライブ」 Konnekt をライブ用のセットアップで使用するセットアップ例です。次の目 全ての機器を、上の図を参考に接続します。ファンタム・パワーを必要とす 的を想定します: るコンデンサー・マイクを使用する場合は、ファンタム・パワーを ON にす • ラップトップの DAW からオーディオファイルを再生します。 • ヘッドフォーンでモニタリングを行います。モニタリングのレベルは、 OUTPUT LEVEL ツマミを使用します。 • ヴォーカル用にマイクを使用します。マイクには、Konnekt の IMPACT™ プリアンプと、例えば Fabrik C チャンネル・ストリップ * ることを忘れないでください。 このセットアップでは、PA 用のメイン・アウトに Konnekt の 3/4 出力を使 用します。 このセットアップの利点 を使用します。 DAW を経由して、ヘッドフォーンと PA に独立した信号を送ることができま • MIDI キーボードで、演奏やプログラム・チェンジを行います。 す。これは、DJ を行う場合のキュ−・モニタリングに便利です。さらに、2 • 出力は PA(アンプ/スピーカー)へ送ります。SOURCE LEVEL で独 系統の信号に対する独立したレベル・コントロールが可能になります。 立してレベルをコントロールします。 * Konnekt 24D のみ 19 セットアップ例 - 「スタンドアロン」 Konnekt 24D は、コンピュータを接続しないでスタンドアロンの機器として • 使用している場合でもチャンネル 1/2 の優れたマイク・プリアンプと Hi-Z 入 に接続します。ファンタム・パワーを必要とするコンデンサー・マイク 力を使用できます。さらに、付属の Fabrik R リバーブと Fabrik C チャンネ ル・ストリップ/コンプレッサーを使用することができます。 を使用する場合は、ファンタム・パワーを ON にします。 • ヤーの光 S/PDIF 出力を Konnekt のオプティカル DI 端子に接続します。 グラム/プリセットを切り替えることができます。これらのプログラムの設 20 CD プレイヤーを Konnekt に接続します。CD プレイヤーのアナログ出 力を Konnekt の LINE IN 3/4 に接続するか、上の図に従って CD プレイ 正しいセットアップ設定を行えば、TOTAL RECALL ボタンで 3 種類のプロ 定は、TC Near コントロールパネルで行います。 マイクをフロントパネルの CH 1 に、ギターをフロントパネルの CH 2 • モニターには、アクティブ・スピーカーを使用できます。MAIN L/R の 出力を、スピーカーに供給します。 セットアップ例 - 「複数台の KONNEKT」 このセットアップ例では、4 台の Konnekt 24D を FireWire で接続します。 このセットアップでは、1 台の場合に比べて 4 倍の入出力を使用できます。 • FireWire バス上に複数台の Konnekt が接続されている場合、バス パワーによる電源供給を行えるのは 1 台のみとなります。他の機器は、 外部パワーサプライをご使用ください。この例では、全てに外部パワー サプライを使用しています。 • 各 Konnekt 間 を 標 準 FireWire ケ ー ブ ル で 接 続 し 、 内 1 台 を 標 準 FireWire ケーブルでコンピュータに接続します。 • 複数台が接続されている場合は、コンピュータがマスター・コントロー ラの役割を果たすため、スタンドアロンでは使用できません(コンピュ ータが OFF または接続されていない場合)。 21 コントロールパネル/ MIXER - ミキサー・ページ 22 コントロールパネル/ MIXER - ミキサー・ページ 1 全チャンネル セレクト・タブ 4 入力メーター 入力チャンネルの信号レベルを示すメーターです。入力信号が稀なピー クで「0」に到達する状態で最善の S/N 比が得られます。レベルの調節 CH 1/2 & 3/4 - チャンネル 1/2 & 3/4 2 CH 1/2 - チャンネル 1/2(モノ/ステレオ) 5 クリップ LED(赤) 前ページの例では、CH 1/2 はデュアル・モノ・モードで表示されてい クリップ LED の点灯は、信号がホットすぎることを示します。ソースの ます。SETUP ページで、CH 1/2 を 1 系統のステレオ・チャンネルにリ 出力でレベルを下げてください。 ンクすることができます。リンクを行うと、チャンネルの表示が変わり ます。後述の SETUP ページの解説をご参照ください。 3 は、ソースの出力で行います。 6 FABRIK C シンボル(CH 1/2 用) シンボルをクリックすることにより、Fabrik C チャンネル・ストリッ CH 1/2 オート・センシング(自動感知)インプット プ・プラグインを ON/OFF します。Fabrik C のパラメータの調節は、 フロントパネルの CH 1/2 入力はオート・センシング機能を装備してお FABRIK C ページで行います。 り、接続した端子の種類を自動的に検知して、 XLR (マイク)または 1/4"ジャック(インストゥルメント)のいずれかをグラフィカルに表示 7 SEND - センド SEND ツマミで各チャンネルから Fabrik R リバーブへのセンド・レベ します。 ルを調節します。リバーブの効果を確認するには、Fabrik R が ON にな っている必要があります。 オプションは次の通りです: 8 PAN/BAL - パン/バランス 左マウス・ボタンでパンを設定します。 CTRL+ シフト + 左マウス・ボ タンでセンターに復帰します。 接続なし マイク インストゥルメント/ ジャック インストゥルメント・ジャックを使用する場合には、PAD/INST ボタンを押 して入力をアクティベートする必要があります。状況は、SETUP ページに も表示されます。 9 OUT LEVEL - アウト・レベル マスター・アウト・レベルです。 10 ライト・リング・アサイン ライト・リングのついたフェーダーは、フロントパネルの SOURCE LEVEL コントローラにアサインできます。アサ インすると、 Konnekt フロントパネルのライト・リングが フェーダーの位置を表示します。 CH 3/4 ライン・チャンネル 3/4 の端子は、リアパネルにございます。 11 デジタル・チャンネル デジタル・チャンネルのコンフィギュレーションは、 SETUP ページで 設定します。後述のセクションをご参照ください。 23 コントロールパネル/ MIXER - ミキサー・ページ 12 DAW MAIN - DAW メイン・メーター及びフェーダー 13 エフェクト・リターン・レベル - Fabrik R* ミキサーのこのセクションは、 DAW からのメイン出 Fabrik R リバーブ・プラグインは、各チャンネルからセンド可能なバス 力のモニタリングを扱います。このコントロールがこ 上に配置されています。このエフェクト・リターン・レベル・コントロ こに配置されていることにより、プログラムを変更す ーラで、バスのリターン・レベルを設定します。 ることなく、このページから直接 DAW と入力の信号 をミックスすることを可能としています。 * Konnekt 24D のみ 14 モニター・ミキサー - メイン・アウト・レベル モニター・ミキサーの出力レベルを設定します。ミキサーの出力は、任 意の物理出力端子にアサインできます( LINE 1+2、 3+4、 S/PDIF、 ADAT)。 *Konnekt 8 の場合は、出力 1/2 のみ フェーダー・ハンドルを CTRL + シフト + クリックすることによ り、チャンネルを瞬時にミュートできます。 24 コントロールパネル/ MIXER - ミキサー・ページ プリセット管理 プリセット管理はファイル・ベースで行ないます。これは、極力理解しやす く、シンプルにプリセットを管理するための配慮です。プリセットは、それ ぞれ個別のファイルとしてハードディスク上に保存されます。一度プリセッ トをディフォルトの位置に保存すると、プラグインを使用する時に自動的に 「FILE」メニューに選択肢としてあらわれます。 15 FILE - プリセット・ファイル・メニュー FILE ボタンを押すと、FILE メニューが開きます。FILE メニューからは、 選択されている P1 / P2 / P3 いずれかのプログラムに対して、ロード またはセーブ操作が行えます。本メニューで行える操作は次の通りです。 LOAD - ロード LOAD を選択すると、共有フォルダを含む、システム上で読み込み権限 のある任意のフォルダを選択できます。ディフォルトでは、Konnekt プ リセットのディフォルト位置からロードされます。ポップアップ・メニ ューには、TC Near コントロールパネルのディフォルト位置にあるプリ セットのみが表示されます。 SAVE - セーブ SAVE を選択すると、共有フォルダを含む、システム上で書き込み権限 のある任意のフォルダを選択できます。ディフォルトでは、TC Near コ ントロールパネル・プリセット保存用のディフォルト位置に保存を行い ます。 16 P1 / P2 / P3 ボタン(Konnekt 24D) TC Near コントロールパネルでは、プリセットをロード/セーブするた めの 3 つのプリセット領域が用意されています。これらのプリセットは トータル・リコールで、Fabrik プラグインを除く全てのページの全ての 設定が含まれます。 25 SETUP - セットアップ・ページ 26 SETUP - セットアップ・ページ INPUT / ANALOG - INPUT / DIGITAL INPUT SETUP - インプット・セクション/アナログ インプット・セクション/デジタル入力セットアップ 1 CH 1/2 - チャンネル 1/2 オート・センシング(自動検知)入力 外部デジタル信号を処理する場合、Konnekt はその信号にロックしないと、 フロントパネルの CH 1/2 入力はオート・センシング機能を装備してい 正しく作動しません。ロックの状態はこのセクションに表示されます。 ます。接続されている端子の種類を自動的に検知し、XLR(マイク)ま たは 1/4"ジャック(インストゥルメント)のいずれかをグラフィカルに 表示します。 オプションは次の通りです: 4 次のいずれかの表示が行われます: LOCK - ロック Konnekt は、外部ソースに正しくロックしていることを示します。 接続なし 2 マイク インストゥルメント/ NO REF - レファレンスなし ジャック Konnekt は、外部デジタル信号に正しくロックできません。Konnekt は、自動的に内部クロックに切り替わります。 PAD/INST - パッド/インストゥルメント フロントパネルの PAD/INST セレクターで、入力感度を設定できます。 5 デジタル入力オプション PAD アイコンが点灯している場合は、PAD が選択されている(ライン レベルである)ことを示します。キーボードや、ギター・プリアンプ/ ペダル等などを接続している場合は、この状態を選択します。 LED が OFF の場合は、感度が上がります。パッシブ・ピックアップの ギター等を接続する用途に使用します。 3 STEREO LINK(MIXER VIEW) ステレオ・リンク(MIXER ビュー) ADAT 1-8 ADAT チャンネル 1 ∼ 8 を使用します。 ADAT 1-6 + S/PDIF 7-8 ADAT チャンネルの 1 ∼ 6 と、同軸(フォノ)端子の S/PDIF 2 チャン ネルを使用します。 キーボードなどのステレオのソースを使用する場合は、このボタンを押 すことにより、チャンネル 1 / 2 と 3 / 4 をそれぞれステレオ・リンク できます。 TOS 1-2 + S/PDIF 7-8 オプティカル S/PDIF ( TOS )と、同軸(フォノ)端子の S/PDIF 2 チャンネルを使用します。 27 SETUP - セットアップ・ページ 6 MIXER VIEW - ミキサー・ビュー(デジタル) 8 LINKED DEVICES - リンク・デバイス MIXER ページにおけるデジタル・チャンネルの表示に関するオプション 最大 4 台の Konnekt を接続することができます。ほとんどの場合では、 を設定します。 出力端子から他の機器に接続するのは、1 つの機器となります(複数台 STEREO LINK - ステレオ・リンク: ステレオ・リンクを行います。 HIDE - 隠す: デジタル・チャンネルは MIXER ページに表示されません。 の Konnekt の出力をそれぞれ別のアクティブ・スピーカーに接続する、 などの用途は稀であると思われます)。 しかしながら、LINK オプションを使用することにより、Konnekt シス SHOW - 表示: デジタル・チャンネルは MIXER ページに常に表示され テム全体のどの入力でも、同じ出力からモニターすることが可能となり ます。 ます。 AUTOSHOW - 自動表示: 最低 1 つのデジタル入力端子に有効な信号が 例: 供給されている場合にのみ、デジタル・チャンネルが MIXER ページに 次のスクリーンショットでは、2 台の Konnekt を使用しています。3 台 表示されます。 または 4 台の Konnekt を接続している場合も、ここに表示されます。 2 台の Konnekt はそれぞれ「Control Room」(コントロール・ルーム) と「Recording Booth」(レコーディング・ブース)と名称を与えてい ます。コントロール・ルーム機にはアクティブ・スピーカーを接続しま MONITOR - モニター・セクション 7 LIGHT RING ASSIGN(MENT) - ライト・リング・アサインメント SOURCE LEVEL ツマミの周りにあるライト・リング LED には、任意 のチャンネルのソース・レベルの設定を表示させることができます。 CH. SELECT ボタンを押すことにより、次の選択を行えます: ADAT 1+2 / OPTICAL S/PDIF ADAT 3+4 ADAT 5+6 ADAT 7+8 / COAXIAL S/PDIF DAW メイン FABRIK R レベル/ディケイ ミキサー・レベル/ディム・レベル チューン・ピッチ/トーン 28 すが、レコーディング・ブース機からもフロントパネルの MIC/INST.端 子の信号をモニターしたいとします。ドロップダウン・メニューからこ の状況に対応する設定を選択します。 SETUP - セットアップ・ページ 9 MIXER VIEW - ミキサー・ビュー KONNEKT MIXER - KONNEKT ミキサー Konnekt の MIXER ページで設定したメイン・アウトの信号を出力端子 にルーティングします。 MIXER SEND KNOBS - ミキサー・センド・ツマミ Konnekt のミキサーでは、チャンネルの SEND ツマミで信号を Fabrik リバーブに送ることが可能です * が、センドを出力端子にルーティング することも可能です(メイン・アウトを除く全ての出力。メイン・アウ SHOW - 表示 トは、Konnekt ミキサーをモニタリングする用途に固定されています)。 リンク・チャンネルが MIXER ページに表示されるかを選択します。 この設定は、外部エフェクト機などをモニター・ミックスと独立してモ STEREO LINK - ステレオ・リンク ニタリングする場合などに使用します。 MIXER ページで、リンク・チャンネルをステレオ・リンクします。 * = Konnekt 24D のみ OUTPUT - アウトプット・セクション 例: S/PDIF を使用した外部エフェクト機の接続例 このセクションでは、Konnekt の出力端子のルーティングを設定します。 11 OPTICAL - オプティカル出力(Konnekt 24D のみ) ADAT オプティカル端子から、最大で 8 つの ADAT チャンネルに信号を送れま 10 LINE 3+4 / S/PDIF SOURCE - ライン 3+4 / S/PDIF ソース DAW す。 OPTICAL S/PDIF(TOSLINK) - オプティカル S/PDIF(TOSLINK) HD レコーディング・アプリケーション(Cubase 等)を出力端子にル オプティカル端子(TOSLINK)から、2 チャンネルの S/PDIF 信号を出 ーティングします。選択肢は次の通りです : DAW LINE 3+4 / DAW 力します。 OPTICAL S/PDIF / DAW ADAT / DAW COAXIAL S/PDIF。 SOURCE - ソース MIC/INST/LINE - マイク/インストゥルメント/ライン LINE 3+4 と S/PDIF 出力のソースと同じオプションが用意されていま Konnekt フロントパネルの MIC/INST/LINE 端子に接続した信号を出力 す。 端子にルーティングします。 29 SETUP - セットアップ・ページ STAND ALONE CLOCK SETTINGS スタンドアロン・クロック設定 Konnekt をスタンドアロンで使用する際の設定を行います。変更した設定を 本体に反映させるには、本体の電源を落としてから、再投入します。 12 SYNC SOURCE - シンク・ソース INTERNAL - インターナル Konnekt は内部クロックにシンクし、デジタル入力のクロックは無視し ます。 S/PDIF Konnekt は、S/PDIF DI 端子のデジタル信号にロックを試みます。 OPTICAL - オプティカル Konnekt は、ADAT /オプティカル端子のデジタル信号にロックを試み ます。 13 SAMPLE RATE - サンプルレート 選択肢は次の通りです: 44.1 kHz Fabrik R と Fabrik C を両方使用できます * 48 kHz Fabrik R と Fabrik C を両方使用できます * 88.2 kHz Fabrik R と Fabrik C のいずれかを使用できます * 96 kHz Fabrik R と Fabrik C のいずれかを使用できます * 176.4 kHz Fabrik R と Fabrik C は、いずれも使用できません * 192 kHz Fabrik R と Fabrik C は、いずれも使用できません * * Konnekt 8 は、エフェクトを搭載しておりません。 30 ROUTING MODES - ルーティング・モード 状況別のルーティングの選択方法 このスクリーンショットは、Cubase LE での設定例です。 レコーディングとミックスでは、それぞれ適切なルーティングは異なります。 このセクションでは、Cubase LE と Cubase SX をホスト・アプリケーショ ンとして、ルーティングの選択方法を解説します。 レコーディング - インターナル・モードの使用 典型的なレコーディングでの目的は次の通りです: - ソースをレーテインシーなしにモニタリングする FABRIK R のルーティング - ソースを録音する。ドライまたは Fabrik C チャンネル・ストリップによ Fabrik C とは違い、Fabrik R は通常ホスト・アプリケーションのセンド・エ るプロセッシングが施された信号、そして状況によっては両方を同時に フェクトとして使用します。つまり、レコーディング時の使用法としては、 録音する エフェクトの音はモニタリングしたいものの、この段階ではその音を録音し マイクと標準のプリアンプを使用する際に、多くの場合はプリアンプの たくないことを想定します。 信 号 に 若 干 の コ ン プ と EQ を 加 え て 、 そ の 信 号 の み を 録 音 し ま す。 Konnekt では、簡単な設定で、プロセッシングを施した音とプロセッシ - ングなしの音の両方を、独立したトラックに録音することができます。 - VST Input セ ク シ ョ ン で 、 例 え ば フ ロ ン ト パ ネ ル の チ ャ ン ネ ル 1 (「Konnekt 24D mic/inst/line 1」)を選択します。パワーボタンを押し、 入力のプロセッシングをエンネーブルします。 ソースには、録音時のキュー信号のみ(モニタリング専用)に Fabrik R リバーブを加えます。録音されるトラックに、リバーブは加えません。 設定方法は、次の通りです: - SETUP ページで、Fabrik C と Fabrik R を両方「Internal mode(イン ターナル・モード)」に設定します。 - TC Near コントロールパネルの MIXER ページを開きます。チャンネル 1 の SEND ツマミで信号を Fabrik R に送り、Fabrik R のメイン・ミッ クス・レベルを調節します。 FABRIK C のルーティング - DAW の VST Input セクションで、録音する入力を選択できます。ここ で、ドライのソース、Fabrik C のプロセッシングが施されたソース、あ るいは両方を選択できます。 Fabrik R センド・レベル Fabrik R リターン・レベル (チャンネル 1) 設定は、以上です。 31 32 KONNEKT WDM ドライバー WDM のハンドリング(ウィンドウズのみ) WDM は Windows のオーディオ・ドライバ・システムで、Windows のサウ ンド、メディアプレイヤー、そしてその他 ASIO 非対応のアプリケーション 「音の再生」と「録音」両方の項目で、「TCNear WDM Audio」を選択しま す。 Konnekt は、 WDM と ASIO を同時に扱えます。メディアプレイヤーから で使用します。PowerDVD などのアプリケーションも WDM オーディオ・ BGM を流しながらまたは DVD を再生させながら、オーディオ・アプリケー ドライバ・システムを使用します。 ションで作業を行うといったことも可能です。 Konnekt ソフトウェアの現行ヴァージョンでは、2 つの WDM インプット・ チャンネルと 2 つの WDM アウトプット・チャンネルが使用できます。イン プット・チャンネルは MIC/INST/LINE IN 1 / 2、アウトプット・チャンネ ルは MAIN OUT L / R に固定です。 セットアップ Konnekt を WDM で使用するには、Windows にその旨を指示しなければな りません。 「コントロールパネル」/「サウンドとオーディオデバイス」/「オーディオ」 を開きます。 33 SYSTEM SETTINGS - システム設定 SYSTEM SETTINGS タブをクリックすると、次のページが表示されます。 34 SYSTEM SETTINGS - システム設定 BUFFER SIZE* - バッファー・サイズ・セクション 1 設定例 1 - CLOCK MASTER と SYNC SOURCE の設定 バッファー・サイズは、64 ∼ 8192 サンプルの間に設定できます。バッ ファーが高いほど、Konnekt を経由するレーテンシーが増します。ディ フォルトの設定は 256 サンプルです。 バッファー・サイズは、音にクリックやポップ・ノイズが混入する場合 にのみ変更します。 ** * PC 版のみ。Mac の場合は、バッファー・サイズの設定はオーディオ・ ア プ リ ケ ー シ ョ ン 側 で 行 い ま す 。 例 え ば 、 Logic Pro の 場 合 で は 、 Audio/Hardware Drivers メニューでバッファー・サイズを設定します。 ** クリップやポップ・ノイズは、クロックなど他の原因で生じる場合も ございます。それらの問題を先に解決してください。 CLOCK - クロック・セクション 2 CLOCK MASTER - クロック・マスター セットアップ全体の中で、システム・クロック・マスターとなる Konnekt を選択します。 デジタルのセットアップでは、接続されている全ての機器が同じサンプ • ルレートで作動する必要があります。クロック・マスター機はこのサン プルレートを決定し、そのサンプルレートのクロックをセットアップの • 択することはできず、クロック・マスター機は必ずオーディオ・インタ ーフェイスとなります。しかしながら、クロック・マスター機は、外部 ここで、セットアップ全体を ADAT インターフェイスに同期させます。 • の機器に同期することは可能です。次項「SYNC SOURCE」をご参照 SYNC SOURCE - シンク(同期)ソース クロック・マスターが同期する機器を指定します。DICE II FireWire チ ップは極めて優れたクロックを供給するため、多くの場合は 「INTERNAL」(インターナル)が最善の選択肢となります。しかしなが ら、Konnekt のデジタル入力に接続した外部デジタル機器に同期させる ここでは Peter's Konnekt がクロック・マスターとなるため、SYSTEM SETTINGS ページの CLOCK MASTER を「Peter's Konnekt」に設定 ください。 3 2 台の Konnekt にはそれぞれ「My Konnekt」と「Peter's Konnekt」 という名称を与えています(名称の指定は SETUP ページで行います)。 他の機器に分配します。デジタルのセットアップでは、使用するクロッ ク・マスターは必ず 1 台のみとなります。ここでコンピュータ自体を選 このセットアップは、 FireWire で接続された 2 台の Konnekt とコン ピュータ、そして ADAT インターフェイスで構成されています。 します。 • クロック・マスター機を ADAT インターフェイスに同期させるので、 SYSTEM SETTINGS ページの SYNC SOURCE を「ADAT」に設定し ます。 基本的な設定は以上です。 SAMPLE RATE の設定が必要となるのは、イン ターナル・クロックを選択した場合のみです。 ことも可能で、この場合は DICE II の JetPLL ジッター・リジェクショ ン・テクノロジーによる利点を享受できます。 35 SYSTEM SETTINGS - システム設定 設定例 2 - Konnekt のジッター・リダクション • もう一台の Konnekt(Peter's Konnekt)には外部機器が接続されてお り、そちらはスレーブとなる設定を行います。 4 SAMPLE RATE - サンプルレート SYNC SOURCE を「 INTERNAL(インターナル)」に設定した場合、 サンプルレートを指定する必要があります。選択肢は次の通りです。 44.1 kHz 48 kHz 88.2 kHz 96 kHz 176.4 kHz 192 kHz サンプルレートは、通常ホスト・アプリケーション側で設定が行われま す(Cubase LE 等)。例えば、44.1 kHz のプロジェクトで再生を行うと、 このセットアップは、CD プレイヤーを含みます。一般的な CD プレイヤー サンプルレートは自動的に 44.1 kHz となります。後に 48 kHz のソング はマスター機としてしか使用できず、デジタル・クロックの観点から設定を をロードして再生を行うと、サンプルレートは 48 kHz に切り替わりま 行うことはできません。 す。Konnekt はアプリケーションからサンプルレートについての情報を 得ますが、Konnekt が実際のクロックを供給します。 DICE II FireWire チップは JetPLL ジッター・リダクション・テクノロジーを 統合しており、Konnekt 24D / 8 は極めて高いクロックの精度を確保してい ます。Konnekt は高品質なクロックを生成するだけでなく、外部ソースのデ ジタル信号を使用する際に信号を最適化する優れたジッター・リジェクショ ンを行います。 • CD プレイヤーは、オプティカル S/PDIF 経由で My Konnekt に接続さ れています。 • SYSTEM SETTINGS ページの CLOCK MASTER は「My Konnekt」 に、SYNC SOURCE は「OPTICAL S/PDIF」に設定します。 5 STATUS - ロック・ステータス 状況に応じてステータスを表示します。 INTERNAL LOCK - インターナル(内部)ロック クロック・マスターに設定した Konnekt にシステムがロックしているこ とを示します。 EXTERNAL LOCK - エキスターナル(外部)ロック クロック・マスターに設定した Konnekt が、接続されている外部デジタ ル機器にロックしていることを示します。 NO REFERENCE - レファレンスなし クロック・マスターに設定した Konnekt が、接続されている外部デジタ ル機器に正しく外部シンクできないことを示します。接続と、外部機器 の設定をご確認ください。 36 SYSTEM SETTINGS - システム設定 VERSIONS - バージョン • ると、ファームウェアの含まれるフォルダに移動します。 コントロールパネルと FireWire ドライバーのバージョンについての情報を表 示します。 「UPDATE FIRMWARE」(ファームウェアのアップデート)を選択す 例: アップデートの確認 • コンピュータがインターネット接続されている場合、「 CHECK FOR UPDATES」をクリックすることによりアップデートを確認できます。 www.tcelectronic.com の Konnekt 製品ページに移動します。 • 「Click here to download the latest version」(最新ヴァージョンをダ ウンロードするにはここをクリックしてください)をクリックし、フ ル・インストーラをダウンロードします。 • インストーラを走らせます。 ファームウェアのアップデート • インストーラを走らせると(上記参照)、ハードディスクの TC Near フ ォルダにファームウェアの最新版がインストールされます。 • セットアップ内に接続されている各 Konnekt 機のファームウェアをアッ プデートしなければなりません。 • 例: アップデートしたいユニットの ABOUT ページに移動します。 • 一番高い番号の「xxx.bin」ファイルが最新のファームウェアとなります ので、選択します。 • 「Open」(開く)を選択し、ファームウェアがアップロードされるのを 待ちます。 RESET TO DEFAULT - ディフォルトにリセット 「 RESET TO DEFAULT」(ディフォルトにリセット)機能は、選択した Konnekt 機を、現在のソフトウェアのディフォルト設定に戻します。 以前のソフトウェア・ヴァージョンに回帰することはありません。 プリセットに影響は及ぼしません。 37 FABRIK C はじめに Fabrik C は、プロフェッショナルなオーディオ・プラグインの活用法に革新をもたらす MINT™(Meta Intuitive Navigation Technology =メタ・インテュイティ ブ・ナビゲーション・テクノロジー)を採用しています。MINT™ はオーディオの扱いに、シンプルで直感的な操作で極めて効果的な結果を得ることを可能にし、 その結果、インスピレーションをかき立てるユーザー・インターフェイスを実現しています。多くの場合、プロフェッショナルなツールは高度で煩雑な作業を伴う と思われがちですが、Fabrik はこの固定観念を覆します。Fabrik プラグインはオーディオの扱い方に新しいアプローチを採用しながら、多くの賞に輝く TC の技術 を投入することにより最上級の音質を実現しています。 Fabrik C は、1 つのプラグインに EQ とディエッサー、そして 3 バンド・コンプレッサー/リミッターを統合した、チャンネル・ストリップです。MINT™ を採用 することにより、最小限のコントロールで全てのパラメータをコントロールできます。EQ セクションはハイパス/ローパス・フィルター搭載の 4 バンド・パラメト リックで、フィルター・タイプは 4 種類から選択できます。ディエッサーは、フェーダー 1 本による操作ながらも、本格的な作りとなっています。 コンプレッサーは、3 バンドのインテリジェント・コンプレッションを行い、最高級のコンプレッサーの一つでありながら、一般的なコンプレッションによる好まし くない副作用を回避した処理が行えます。コンプレッション・セクションはリミッターも統合しており、オーバーシュートを心配することなく音楽的な使い方がで きます。 主な機能 • MINT™(メタ・インテュイティブ・ナビゲーション・テクノロジー) • 3 セクション構成: EQ /ディエッサー/コンプレッサー • 直感的でシンプルな操作によるパラメータ操作 • 4 バンド・パラメトリック EQ • スケーラブル・ディエッサー • 3 バンド/フルバンド・コンプレッサー • リミッター 重要! • 少ないツマミで多くのパラメーターを操作可能 ROUTING(ルーティング)ドロップダウン・メニューで、2 つのルーティ • 48 ビット・ダブル・プレシジョン内部演算 ング・モードのいずれかを選択できます。 Fabrik C チャンネル・ストリップにアクセスするには、FABRIK C タブをクリックします。 PLUG-IN MODE(プラグイン・モード)- Fabrik C を VST プラグインとし て使用する場合のモードです。 INTERNAL(インターナル・モード)- Fabrik C プラグインを VST 対応のホ スト・プログラムなしで使用する場合のモードです。 38 FABRIK C プラグイン概要 フルバンドと 3 バンド・コンプレッション Fabrik C は、3 バンドとフルバンドのコンプレッション・モードを搭載しています。Fabrik C はミックス用のマスタリング・ツールではなく、単体のソースで使用 することを想定してデザインされているため、3 バンド・モードがどの様に使用できるか、不思議に思われるかもしれません。 原則として、ソースの周波数レンジが広く、ピークが特定の周波数帯に偏っている場合は、3 バンド・モードが適していると言えます。逆に、トランペット・セクシ ョンやバック・ボーカルなど、周波数レンジが小さい素材では、フルバンド・モードで良好な結果が得られます。 いくつかのシナリオを想定して、コンプレッション・モードの使い分け方を解説します。 39 FABRIK C ベースに対する 3 バンド・コンプレッション ベースに対して 3 バンド・コンプレッションを使用する場合、高周波数帯をそのまま通しながら、低周波数帯に対してのみコンプレッションを施す使用法が考 えられます。こうすることにより、サステインを得るなどのコントロールが行え、倍音に影響することなくベースにパンチを与えることができます。 グループされたセクションに対する 3 バンド・コンプレッション グループを組んだソースの集合体に対してコンプレッションを行いたい場合は、3 バンド・モードは極めて効果的になりえます。3 つの周波数バンドに対して独 立したコンプレッション設定を行えるため、ミックス全体に透明感を与えることができます。 ヴォーカルに対するフルバンド・コンプレッション 密着度が高く空気感のあるヴォーカルを得るには、フルバンド・コンプレッションを使用し、遅いアタックと速いリリースを使用します。一度コツさえつかめ れば、極めてシンプル且つ効果的なテクニックです。 ギターに対するフルバンド・コンプレッション 音程感の強い楽器でも、適切なプロセッシングを行うことによりパーカッシブな方向に変貌させることができます。リズム・ギターにフルバンド・コンプレッ ションを施すことにより、演奏のリズムやパーカッシブな特徴を強調した、シャープでファンキーな効果を得ることができます。 リミッター リミッターは、ソースで稀に生じる極端なピークによるオーバーロードを防ぐ目的に使用します。これは、コンプレッサーでは十分に捉えきれない、または抑えき れないピークに対して有効です。コンプレッサーとリミッターを 2 段階で使用する手法では、コンプレッサーをソフトなダイナミクス圧縮に、リミッターを極端な ピークの制圧に使用します。 EQ セクション Fabrik C の EQ セクションは 4 バンドのパラメトリック構成で、ハイ/ローパス・フィルターを内蔵しています。ノッチ/パラメトリック/シェルビング/カット のフィルター・タイプを選択できます。ノッチフィルターは極めてシャープで、0.01 オクターブまで範囲を狭めることができます。よりゆるやかなカーブが求めら れる場合は、3 / 6 / 9 / 12dB/oct.のスロープを得られるシェルビング・タイプを使用します。カット・フィルターでは最大 12dB/oct.のフラット・アンプリチ ュードと、フラット・グループ・ディレイのタイプが使用できます。ナチュラルで「礼儀正しい」バンドワイズが欲しい場合には、パラメトリックを選択します。 ディエッサー ディエッサーとは、歯擦音などのシビランスの周波数帯域にのみ作動する種類のコンプレッサーです。ヴォーカル・トラックなどでは「サ」行の音のみが強い場合 があり、この様な状況においてディエッサーは有効です。 ヘッドルーム Fabrik C の内部処理は、クリッピングを回避するために全て 48 ビットで行われ、リミッターの出力まで 24 ビットにトランケートされない様に設計されています。 40 FABRIK C シグナル・フロー - 3 バンド・モード Comp/ De-Esser Comp In Level Make-up Gain Hi 3 band Comp/ Split De-Esser Filter Parametric Comp EQ In Level Hi Parametric EQ 3 band Split Filter Mid Mid Make-up Gain + Limiter Lo + Limiter この図は、3 バンド・モードにおけるアルゴリズムのシグナル・フロー図です。図の通り、信号はまず 4 バンド・パラメトリック EQ を通ります。次に、信号 Lo は Lo / Mid / Hi の 3 つの帯域に分割され、それぞれ独立してコンプレッションが施されます。バンド間のクロスオーバー周波数は、 Source Type(ソース・ Comp Make-up タイプ)で設定します。メイクアップ・ゲインによるゲインの補完が行われた後に、信号はリミッターを通ります。 In Level Gain シグナル・フロー - フルバンド・モード Parametric EQ Comp In Level Parametric EQ Comp/ De-Esser Comp/ De-Esser Make-up Gain Limiter Limiter フルバンド時におけるシグナル・フローは 3 バンドと共通しており、違いはコンプレッションの種類にあります。3 バンド・モードでは周波数帯域を分割して それぞれの帯域に独立してコンプレッションを行うのに対して、フルバンド・モードでは信号全体に対してコンプレッションを行います。 41 FABRIK C EQ セクション Fabrik C の EQ セクションは 4 バンドのパラメトリック構成で、ノッチ/パラメトリック/シェルビング/カットのフィルター・タイプを選択できます。ノッ チフィルターは極めてシャープで、0.01 オクターブまで範囲を狭めることができます。よりゆるやかなカーブが求められる場合は、シェルビング・タイプを使 用します。カット・フィルターでは最大 12dB/oct.のフラット・アンプリチュード(バターワース)と、フラット・グループ・ディレイ(ベッセル)のタイプ が切り替えられます。調節したいバンドのハンドル(1 / 2 / 3 / 4)を選択して BW/Type(バンドワイズ/タイプ)を設定、次にハンドルを移動して周波数 とゲインを調節します。 バンド ON/OFF ハンドルを ドラッグして 選択/調節 BANDS ON/OFF - バンド ON/OFF 各バンドを ON/OFF します。 FREQ./ GAIN - 周波数とゲインの調節 アクティブなバンド(1 / 2 / 3 / 4)を左マウスでクリック−ドラッグすることにより、周波数とゲインを調節できます。 BW/TYPE - バンドワイズ/タイプ まずは、バンドを選択します。次に、カーソルを BW/Type フィールドに移動し、左マウスをクリックしながらマウスを上下に移動することにより、タイプ/ バンドワイズを変更できます。Low / Mid / High フィルターではそれぞれ異なるタイプのフィルターが選択できます。詳細は、次ページの解説をご参照くだ さい。 BYPASS - バイパス ボタンをクリックすると、EQ セクションがバイパスされます。 42 FABRIK C フィルター・タイプ Notch Filter(Narrow Type)- ノッチ・フィルター(ナロー・タイプ) Lo と Hi フィルターでは、Parametric / Notch / Shelve / Cut が選択で きます。 Mid 1 / Mid 2 では、Parametric と Notch が選択できます。 Parametric Filter(Broad Type)パラメトリック・フィルター(ブロード・タイプ) Cut Filter(Bessel Type)- カット・フィルター(ベッセル・タイプ) Shelving Filter - シェルビング・フィルター Cut Filter(Butterworth Type)カット・フィルター(バターワース・タイプ) 43 FABRIK C Type - タイプ Freq - 周波数 ノッチ・フィルターのゲイン・レンジ: 周波数レンジ: Lo ゲイン: -inf(無限)、-97dB ∼ 0 dB Lo バンド: 20 Hz ∼ 20 kHz Mid1 ゲイン: -inf(無限)、-97dB ∼ 0 dB Mid1 バンド: 20 Hz ∼ 20 kHz Mid2 ゲイン: -inf(無限)、-97dB ∼ 0 dB Mid2 バンド: 20 Hz ∼ 20 kHz Hi ゲイン: -inf(無限)、-97dB ∼ 0 dB Hi バンド: 20 Hz ∼ 40 kHz ノッチ・フィルターのレンジ: Lo BW : 0.01 oct. ∼ 1 oct. Mid1 BW : 0.01 oct. ∼ 1 oct. Mid2 BW : 0.01 oct. ∼ 1 oct. Hi BW : 0.01 oct. ∼ 1 oct. パラメトリック・フィルターのレンジ: Lo BW : 0.1 oct. ∼ 4 oct. Mid1 BW : 0.1 oct. ∼ 4 oct. Mid2 BW : 0.1 oct. ∼ 4 oct. Hi BW : 0.1 oct. ∼ 4 oct. シェルビング・フィルターのレンジ: Lo BW : 3 dB/oct. ∼ 12 dB/oct. Hi BW : 3 dB/oct. ∼ 12 dB/oct. カット・フィルターのタイプ: Lo BW : Bessel(ベッセル)/ Butterworth(バターワース) Hi BW : Bessel(ベッセル)/ Butterworth(バターワース) バンドワイズ/ Q 変換早見表 BW Q 0.5 2.87 0.7 2.04 1.0 1.41 44 Gain - ゲイン 値を変更するには、 Gain フィールドをクリックしながらマウスを上下に移 動します。 パラメトリック/シェルビング・タイプのゲイン・レンジ: Lo ゲイン: -12 dB ∼ +12 dB Mid1 ゲイン: -12 dB ∼ +12 dB Mid2 ゲイン: -12 dB ∼ +12 dB Hi ゲイン: -12 dB ∼ +12 dB FABRIK C コンプレッション 3-BAND 及び FULL-BAND モード - SOURCE SELECTION ページ コンプレッション 3-BAND 及び FULL-BAND モード GAIN CONTROL ページ SOURCE SELECTION - ソース選択 処理したい素材の種類を選択します。 • 「S」を上下左右にドラッグし、ソースに一番近いタイプを選択します。 各タイプは、アタック/リリース/スレッショルド/レシオといった、コン プレッションの主要パラメータの組み合わせを変更します。 ヴォーカル向け: Female Vocal (女性ヴォーカル)/ Male Vocal (男性ヴォーカル)/ Speak(語り)/ Choir(合唱団) インストゥルメント向け: Guitar (ギター)/ Piano (ピアノ)/ Horns (ホーン)/ Bass (ベー ス) 打楽器向け: Kick(キック)/ Snare(スネア)/ Perc.(パーカッション)/ Kit(キ GAIN CONTROL - ゲイン・コントロール ゲインの設定は極めて重要です。 In Gain(イン・ゲイン)が高い程、信号 がコンプレッサーのスレッショルドにかかる様になります。 • 「 G 」を上下左右にドラッグすることにより、ハンドル一つで In Gain と Make Up Gain(メイクアップ・ゲイン)が同時に調節できます。 スレッショルドは、ソース・タイプの種類によって自動的に設定されます。 GAIN セクションは、信号がどれだけスレッショルドにかかるかを調節する ことを可能とします。 コンプレッサーのパラメータ設定によって、レベルは変わります。Make Up Gain パラメータは、このレベル変更を補正する用途に使用します。 In Gain レンジ: -18 ∼ +18 dB Make Up Gain : -18 ∼ +18 dB ット) フルレンジ素材向け: Mix Rock(ロック)/ Mix Soft(ソフト)/ Mix Aqstic(アコースティッ ク)/ Mix Purist(ピューリスト) 45 FABRIK C コンプレッション コンプレッション 3-BAND モードのみ 3-BAND モードのみ COMPRESSOR CONTROL ページ LEVEL CONTROL ページ COMPRESSOR CONTROL - コンプレッサー・コントロール LEVEL CONTROL - レベル・コントロール Low / Mid / High パラメータは、 3 つのバンドに対するコンプレッショ コンプレッションの強さによって、バンド毎のレベルをそれぞれ補正する必 ンの量を示します。 要が生じるかもしれません。 • 「C」を上下左右にドラッグすることにより、 3 つのバンドのコンプレッ • 「L」を上下左右にドラッグすることにより、3 つのバンドのレベルを指 ション量の分布を指定できます。 定できます。 低い周波数帯にコンプレッションの重点を置きたい場合は、「 C」を LO 寄 Gain ページの Make-up Gain 機能は信号全体に対してレベルの補正を行 りに移動します。中・高域にしたい場合は、同様に MID / HI 寄りに移動 いますが、ここではバンド毎のレベルを個別に調節できます。 します。 Gain パラメータはコンプレッサーの入力ゲインと出力のメイクアップ・ゲ インを調節するのに対し、Compressor Control は 3 つのバンドそれぞれに 対するコンプレッションの量を調節します。 46 FABRIK C コンプレッション FULL-BAND モード 「 3-BAND」にチェックがついていない場合、コンプレッサーはフルバンド で作動します。 3 バンド・モードでは、「 C 」( Compressor Control )と「 L 」( Level Control)は 3 バンドのコンプレッションの分布とレベルを調節します。 フルバンド・モードでは、これらのコントロールは重複するため、使用でき ません。フルバンド・モード時には「 S 」( Source Selection )と「 G 」 (Gain Control)のみが使用できます。マルチバンドとフルバンドの使い分 けについては、ページ 39 ∼ 40 をご参照ください。 パラメータの調節 - コンプレッサー・セクション 前セクションの解説にもある通り、コンプレッションの 4 ページでは「 S」「G」「C」「L」の各ハンドルを移動することによりサウンドを調節できます。ハンド ル操作には、いくつか追加の機能が用意されています。 Grid - グリッド Source ページの「S」ハンドルは上下または左右にしか移動しませんが、Compressor Control / Level Control / Gain Control ページの「C」「L」「G」ハンドル は全ての方向に移動できます。しかし、ハンドルを一つの方向にだけ動かしたい状況に遭遇するかもしれません。その場合は、グリッド上でハンドルが移動す る方向をロックすることができます。 • 「C」「L」「G」いずれかのハンドルを左マウスボタンでグラッブします。 • Alt キー( Mac ではコマンド・キー)を押しながらマウスを移動します。「コンパス」機能が起動し、ハンドルを移動する方向を 2 ∼ 6 つから選 択できます。 • 左マウスボタンは押したままで Alt /コマンド・キーを離し、マウスを移動します。ハンドルは、指定された方向のみに移動します。 • マウスボタンをリリースすると、グリッドがリリースされます。 47 FABRIK C Limiter - リミッター Fabrik C はリミッターを搭載しています。リミッターは、ソースで稀に生じる極端なピークによるオーバーロードを防ぐ目的に使用します。これは、コンプレッ サーでは十分に捉えきれない、または抑えきれないピークに対して有効です。コンプレッサーとリミッターを 2 段階で使用する手法では、コンプレッサーをソ フトなダイナミクス圧縮に、リミッターを極端なピークの制圧に使用します。 Threshold - スレッショルド 設定レンジ:-12dB ∼ 0dB リミッターを通過する最大のレベルを指定します。-0.1dB の設定を推奨します。 De-Esser - ディエッサー ディエッサーは、歯擦音などのシビランスの周波数帯域にのみ作動する種類のコンプレッサーです。ヴォーカル・トラックなどでは「サ」行の音のみが強い場 合があり、この様な状況においてディエッサーは有効です。また、ディエッサーは、バックグラウンド・ボーカルなどで複数のヴォイスがリード・トラックと 同じ「サ」行の音を重ねている場合にも便利です。 ディエッサーは、 3 バンドとフルバンド・モードいずれの状態でも使用できます。 Bypass - バイパス ディエッサーを ON / OFF します。 Amount - 適用量 設定レンジ: 0 ∼ 100% ソースを再生しながらスライダーを左から右に動かし、ディエッサーの適用量を指定します。ディエッサーは一部の高周波数成分を除去しますので、 Amount パラメータを必要以上に高く設定することはしないでください。 48 FABRIK C ROUTING - ルーティング・モード ROUTING(ルーティング)ドロップダウン・メニューで、2 つのルーティ ング・モードのいずれかを選択できます。 PLUG-IN MODE(プラグイン・モード)- Fabrik C を VST プラグインとし て使用する場合のモードです。 INTERNAL(インターナル・モード)- Fabrik C プラグインを VST 対応のホ スト・プログラムなしで使用する場合のモードです。 例: 典型的な例で、Fabrik C チャンネル・ストリップで若干のコンプレッショ ンと EQ を通した信号をレコーディングしたいとします。この場合は、イ ンターナル・モードを選択します。 その後、ミックスの段階で、特定のチャンネルに良質なチャンネル・スト リップとして Fabrik C を VST インサートとして使用したいとします。こ の場合は、プラグイン・モードを選択します。 49 FABRIK R はじめに Fabrik R は、プロフェッショナルなオーディオ・プラグインの活用法に革新をもたらす MINT™(Meta Intuitive Navigation Technology =メタ・インテュイテ ィブ・ナビゲーション・テクノロジー)を採用しています。 Fabrik R は、1 つのプラグインに 4 つの新しい TC アルゴリズムを統合しています。MINT™ を採用することにより、お求めのサウンドを素早く得ることができ ます。ヴォーカルや楽器などにライブ感を与えたい場合は、Live リバーブを使用します。ヴォーカルによりビッグな質感を与えたい場合は、Hall リバーブを選 択します。レトロなサウンドを得たい場合やドラム/パーカッション類には Plate を、そしてギターには Club リバーブを選択します。Club リバーブはヴォーカ ルにも適しています。リバーブの種類を選択した後は、耳で効果を確認しながら極めて直感的に設定を調整できます。 主な機能 • MINT™(メタ・インテュイティブ・ナビゲーション・テクノロジー) • 4 種類の TC リバーブを搭載: FabrikLive / FabrikHall / FabrikPlate / FabrikClub • 直感的でシンプルな操作によるパラメータ操作 • ヴォーカル、ドラム/パーカッション、インストゥルメントに極めて高い順応性 • 代表的なライブ・アンビエンスを完全にエミュレート • 少ないツマミで多くのパラメータを操作可能 • 48 ビット・ダブル・プレシジョン内部演算 重要! ROUTING(ルーティング)ドロップダウン・メニューで、2 つのルーティ ング・モードのいずれかを選択できます。 • Fabrik R リバーブにアクセスするには、FABRIK R タブをクリックします。 PLUG-IN MODE(プラグイン・モード)- Fabrik C を VST プラグインとし て使用する場合のモードです。 INTERNAL(インターナル・モード)- Fabrik C プラグインを VST 対応のホ スト・プログラムなしで使用する場合のモードです。 50 FABRIK R プラグイン概要 ALGORITHM - リバーブ・アルゴリズム・セクション • 左マウスボタンで 4 つのリバーブ・タイプのいずれかを選択します。 LIVE - ライブ 生音を収録したソースは、多くのバックグラウンド・ノイズを含むことがあります。この様なソースに対しては、スムーズなディスクリート・リバーブでは効 果が埋もれてしまうため、よりブライトで粒子の粗いリバーブが要求されます。Live リバーブは、この様な用途に適しています。まずはミディアムからロング のリバーブ・タイムから始め、効果を確認してみてください。Live リバーブは、クリアでピンポイントなリバーブが必要とされるヴォーカルや楽器に対しても 優れています。様々な種類のソースでお試しください。その結果に驚かれるかも知れません。 HALL - ホール 多くのユーザーは、ソースが元から持つキャラクターを維持することに重点を置くため、ラージなリバーブを避ける傾向にあります。Hall リバーブは、ソース の特徴を維持しながら、ラージ・ホールの自然な空間を加えます。このリバーブは幅広いスタジオ・アプリケーションで使用できる高い汎用性を持ち合わせて おり、ほとんどのヴォーカル素材において、多くの他機種に比べて優れた結果をもたらします。 51 FABRIK R CLUB - クラブ このリバーブは、ギターやボーカルに焦点を合わせたい場合の処方箋と言えます。ミディアム・サイズのクラブをエミュレートし、ソースに広がりのある親密 感の高い質感を与えます。ギターにリバーブを与えたい、しかしスタジアム級のサウンドは避けたい、と言った状況にも最適です。ギター以外にも、ヴォーカ ルやホーンなどにも良好な順応性を持ちます。 PLATE - プレート 過去へ、ようこそ! 昔は、リバーブの効果を得るために、残響を持ったスプリングや大きい金属のプレートを使用していました。Plate リバーブは、名称通り、 プレート・タイプのリバーブをエミュレートします。打楽器を扱う際に要求される、ブライトで軽めの拡散するリバーブが必要とされる用途に適しています。 TWEAK - 操作セクション メーター・セクション パラメータの操作は、このセクションで行います。パラメータは 4 つのレ 下のリストは、IN / OUT メーターのレベル分布を dBFS で示します。 イヤー(ページ)に分かれています。 メーターの単位は、より正確な表示が必須である 0dBFS 及び-18 /- R - Reverb(リバーブ) C - Color(カラー) 20 /-24dBFS 近辺などのキーとなる値に重点が置かれています。 O/L - オーバーロード・インジケーター M - Modulation(モジュレーション) 内部オーバーロードは、IN / OUT メーター間にある O/L インジーケー D - Distance(距離) ターで示されます。特定の極端なパラメータ設定では、IN レベルが適当 パラメータの値は、次の方法で変更できます。 • まずは、R / C / M / D いずれかの駒にポインターを合わせてクリック することにより、パラメータを選択します。次に、駒を任意の方向にドラ ッグすると、パラメータの値が変更されます。極めてシンプルな操作で、 パラメータを操作できます。 • 下部に表示されるパラメータ値のフィールドをクリックしながらポイン ターを上下させることにより、値を変更することも可能です。 • パラメータの値フィールドをダブルクリックした後にキーボードから数値 を直接入力することも可能です。 52 な値であっても内部オーバーロードが生じる場合があります。この場合 は、LEVEL IN / OUT パラメータでオーバーロードを回避します。 0 dBFS -16 -0.5 -18 -1 -20 -2 -22 -3 -24 -4 -30 -5 -36 -6 -42 -8 -48 -10 -56 -12 -64 -14 -72 FABRIK R R - リバーブ・ページ M - モジュレーション・ページ Decay - ディケイ 本アルゴリズムは、リバーブのディフューズ・フィールドが極力スムーズ 設定レンジ: 10ms ∼ 20s でナチュラルに仕上がる様に設計されています。場合によって、ディフュー リバーブの長さを調節します。リバーブのディフューズ・フィールドが約 ズ・フィールドにモジュレーションを施すことにより、リバーブが全体の 60dB 減衰するのにかかる時間を指定します。 サウンドにより馴染む様になります。モジュレーションは、リバーブの質 PreDelay - プリディレイ 感を変更・調節する用途にも使用できます。 設定レンジ: 0 ∼ 100ms Rate - レート ドライ信号とリバーブ処理の間に挿入される短いディレイです。プリディ 設定レンジ:± 25 レイは通常、ソースの信号をリバーブと分離させ、クリアさを保つ目的で モジュレーションの速度を調節します。 使用されます。 Depth - デプス 設定レンジ:± 25 モジュレーションの深さを調節します。 53 FABRIK R C - カラー・ページ D - ディスタンス/レベル・ページ Color はリバーブのディフューズ・フィールドの周波数バランスをより細 Dry(ドライ)/ Early(初期反射)/ Reverb(リバーブ)のバランスは、 かくコントロールするためのパラメータです。リバーブのレベルを変更す ソースの距離感を定義します。ドライ信号が少ない程、聴感的な距離は増し ることなくリバーブ成分を目立たせたい、といった場合に HiColor を若干 ます。Early と Reverb の相対的なバランスは、リバーブ全体の空間の特性 上げてみてください。 とリバーブのディフューズ・フィールドのバランスを決めます。 Low Color - ロー・カラー Kill Dry を選択すると、Dry Level が Off に固定されます。Kill Wet を選択す ディケイ成分の低域のカラーを調節します。 ると、Early と Reverb レベルが Off に固定されます。 Hi Color - ハイ・カラー Dry - ドライ ディケイ成分の高域のカラーを調節します。焦点を当てる周波数帯を選択し 設定レンジ: Off、-24dB ∼ 0dB ます。 ドライ信号のレベルを指定します。 Hi Factor - ハイ・ファクター Early - 初期反射 Hi Color パラメータで選択した周波数帯をエンハンス、またはアッテネート 設定レンジ: Off、-24dB ∼ 0dB します。 初期反射は、リバーブの空間の特徴を司る成分です。ここで、初期反射のレ ベルを指定します。初期反射とディフューズ・フィールドのバランスを調節 します。 Reverb - リバーブ 設定レンジ: Off、-24dB ∼ 0dB リバーブのディフューズ・フィールドのレベルを指定します。 54 FABRIK R その他のパラメータ Bypass - バイパス プラグイン全体をバイパスします。 Level In / Out - IN/OUT レベル 入力レベルレンジ: -24 ∼ 0dB 出力レベルレンジ: -24 ∼ +12dB アルゴリズムの入出力レベルを指定します。内部オーバーロードを示す O/L インジケーターが点灯する場合は、ここでレベルを調節します。 Meters - メーター Routing - ルーティング Fabrik R のルーティング・オプションは、SETUP ページの DSP EFFECTS SETTINGS と FABRIK R ページの両方から設定できます。 選択肢は、次の通りです: - Internal(インターナル) - Computer s/r stereo(コンピュータ・センド/リターン・ステレオ) - Computer s/r dual mono(コンピュータ・センド/リターン・デュア ル・モノ) ルーティング・モードについての詳細は、SETUP ページの解説をご参照く ださい。 入出力メーターです。最善の音質を維持するには、In メーターがクリップす ることなく極力 0dB に近い状態を保つ様にしてください。 Kill Dry/Kill Wet - キルドライ/キルウェット リバーブは、インサートとセンド・エフェクトのいずれかとして使用できま す。一般的には、バス上のセンド・エフェクトとして使用し、各チャンネル からバスに対して信号を送ります。センド・エフェクトとして使用する場合、 AT 96kHz USE - 96kHz 時に使用 Kill Dry が On の状態(ディフォルト設定)で使用します。インサートで使用 する場合はドライ信号を通過させる必要がありますので、Kill Dry は Off にし ます。 96kHz と 88.2kHz では、Fabrik C と Fabrik R プラグインを同時に使用する ことはできません。ここで、いずれかを選択します。 55 KONNEKT チューナー Konnekt は、弦楽器用に多彩なモードを備えた、優れたチューナーを内蔵しています。チューナーの設定を表示は TUNER ページで行います。チューナーの表示を、 Konnekt 本体のライト・リング側で行わせることも可能で、これはスタンドアロンでの使用時に便利です。 TUNER - チューナー・ページ TC Near コントロールパネルにある TUNER ページの表示例は次の通りです。 1 チューナー表示 STROBE MODE(ストロボ・モード)時: 3 つの LED が常に点灯します。音程が低すぎる場合には LED が右から左へ、音程が高すぎる場合には LED が左か ら右へと流れます。 NORMAL MODE(ノーマル・モード)時:音程が正確になると、緑の LED 3 つがセンター・ポジションで点灯します。 2 音程表示 表示される音程は、選択された SCALE(スケール・モード)が反映されます。(8)の解説をご参照ください。 56 KONNEKT チューナー 3 STROBE - ストロボ・モード・セレクター STROBE(ストロボ)とノーマル・モードを切り替えます。 STROBE モード: 3 つの赤い LED が、音程が低い場合には左へ、高い場合は右へと流れます。 チューニングがずれている場合(クロマチック・スケール・モード時) 4 チューニングが合っている場合(C major スケール・モード時) ライト・リングへのアサインメント Konnekt のフロントパネルにあるライト・リングでチューナー表示をさせたい場合に選択します。スタンドアロンでの使用時等に便利です。 5 PLAY TONE - トーンを再生 基準トーンに対してチューニングを行いたい場合に使用します。選択した基準ピッチ(ディフォルトでは 440 Hz)に対応した「A」の音程を再生します。 トーンのレベルは、PLAY TONE ボタンの下にあるスピーカーのハンドルを移動することにより調節できます。ライト・リングへのアサインメントが ON の場 合、SOURCE LEVEL エンコーダーで基準トーンのレベルを調節できます。 6 PITCH - ピッチ 基準ピッチを指定します。設定レンジは 438 ∼ 445 Hz、ディフォルト値は 440 Hz です。 7 MUTE - ミュート チューナーの出力をミュートします。視覚のみでチューニングしたい場合に選択します。 8 SCALE - スケール・モード ドロップダウン・メニューで、次の選択からスケールを選択します。 57 付録 - シグナルフロー - KONNEKT 24D 58 付録 - シグナルフロー - KONNEKT 24D 59 付録 - ASIO チャンネル名 - KONNEKT 8 Konnekt 8 と Konnekt 24D の、選択されているサンプルレートに応じた ASIO チャンネルの分配表です。 Konnekt 8 44.1 - 48 kHz 88.2 - 96 kHz 176.4 - 192 kHz 1 2 3 4 Inputs Mic inst / line 1 Mic inst / line 2 Coaxial L Coaxial R 1 2 3 4 Inputs Mic inst / line 1 Mic inst / line 2 Coaxial L Coaxial R 1 2 3 Inputs Mic inst / line 1 Mic inst / line 2 Coaxial 1 2 3 4 Outputs Line 1 / Main L Line 2 / Main R Coaxial L Coaxial R 1 2 3 4 Outputs Line 1 / Main L Line 2 / Main R Coaxial L Coaxial R 1 2 3 Outputs Line 1 / Main L Line 2 / Main R Coaxial 60 付録 - ASIO チャンネル名 - KONNEKT 24D Konnekt 24D 44.1 - 48 kHz 88.2 - 96 kHz 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 Inputs Mic inst / line 1 Mic inst / line 2 Line 3 / L Line 4 / R Fabrik Channel L Fabrik Channel R Fabrik Reverb L Fabrik Reverb R ADAT 1 / optical L ADAT 2 / optical R ADAT 3 ADAT 4 ADAT 5 ADAT 6 ADAT 7 / Coaxial L ADAT 8 / Coaxial R 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 Outputs Line 1 / Main L Line 2 / Main R Line 3 / L Line 4 / R Fabrik Channel L Fabrik Channel R Fabrik Reverb L Fabrik Reverb R ADAT 1 / optical L ADAT 2 / optical R ADAT 3 ADAT 4 ADAT 5 ADAT 6 ADAT 7 / Coaxial L ADAT 8 / Coaxial R 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 Inputs Mic inst / line 1 Mic inst / line 2 Line 3 / L Line 4 / R Fabrik Channel L Fabrik Channel R Fabrik Reverb L Fabrik Reverb R ADAT 1 / optical L ADAT 2 / optical R ADAT 3 ADAT 4 Coaxial L Coaxial R Outputs Line 1 / Main L Line 2 / Main R Line 3 / L Line 4 / R Fabrik Channel L Fabrik Channel R Fabrik Reverb L Fabrik Reverb R ADAT 1 / optical L ADAT 2 / optical R ADAT 3 ADAT 4 Coaxial L Coaxial R 176.4 - 192 kHz 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 Inputs Mic inst / line 1 Mic inst / line 2 Line 3 / L Line 4 / R Optical Coaxial Outputs Line 1 / Main L Line 2 / Main R Line 3 / L Line 4 / R Optical Coaxial 61 付録 - FAQ 付録 - DICE TC Near がコンピュータのスタンバイ・モードを阻害する場合 Konnekt は、TC Applied Technologies 社の最新 DICE II デジタル・イン コンピュータをスタンバイ・モードにする前に、 TC Near コントロールパ ターフェイス・チップを採用しています。DICE II チップは、極めて安定し ネルを閉じてください。コンピュータは、機種によってスタンバイとハイ たデジタル・クロックを搭載し、機器全体を通してジッター・フリーなシ バネーションの扱いが異なります。コンピュータを再度つけた際にオーデ グナルフローを確保します。 ィオ・インターフェイスの安定性が損なわれるのを防ぐために、 TC Near コントロールパネルは事前に閉じる必要があります。多くの場合は、 Cubase や Logic 等のホスト・アプリケーションも閉じる必要があります。 デジタルの音質は、単純な「音質」だけで語れるものではなく、安定した デジタル・クロックが音質に極めて重要な要素となります。 DICE II チップは JET™ テクノロジーを内蔵し、外部デジタル・ソースか らの信号を完璧にアラインすることが可能です。対応する全てのデジタ ル・フォーマットでアラインメントを取ることにより、最大限まで信号の 質を維持します。 JET(特許申請中)は、TC のフラッグシップ機である System 6000、EQ キーボード・ショートカット キーボード・ショートカットでページの切り替えを行えます。 Station、 AIR スピーカーなどの技術を元に、次世代ジッター・エリミネー ションとシンク・ハンドリングを行います。 DICE II は、長年の研究と、放送業界やスタジオ等のプロフェッショナル市 機能 ショートカット MIXER(ミキサー)ページ M、または 1 SETUP(セットアップ)ページ S、または 2 Fabrik C ページ C、または 3 Fabrik R ページ R、または 4 DICE II ハードウェア・ベース FireWire オーディオ・ストリーミング・エ ABOUT ページ A、または 5 ンジンは、高い信頼性とパフォーマンスを両立し、ストリーミングのチャ システム設定 コントロール + S ンネル数に影響されることなくその性能を発揮します。 モニター・ミックス ON/OFF コントロール + 62 場に向けた製品の開発の歴史により得られたノウハウを投入した、 S/PDIF / ADAT / 1394 / AD/DA 用にデザインされた高パフォーマンス のデジタル・インターフェイスです。 付録 - 仕様及び性能 デジタル入出力 コネクター(S/PDIF): フォーマット(S/PDIF / TosLink *1)) : フォーマット(ADAT® / TosLink *2)) : フォーマット(ADAT® *3)): FireWire: デジタル IO エンジン クロック及びジッター 内部サンプルレート: 外部サンプルレート: ジッター・リジェクション・エンジン: ジッター・リジェクション・フィルター: DIO インターフェイス・ジッター: AD/DA コンバージョン・ジッター: デジタル出力フェーズ (スタンドアロン/ネットワーク時): 入力スリップ・サンプル耐久性(全 DI): 処理遅延 DIO @ 96 / 48 kHz: 周波数特性 DIO: デジタル入出力 RCA フォーン、75 Ohm S/PDIF(24 ビット)、IEC 958、プロ・ステータス・ビット オプティカル・パイプ 8 チャンネル @ 48 kHz、4 チャンネル SMUX @ 96 kHz IEEE 1394a、S400、IEC 61883 TC DICE II、全 IO フォーマット時 44.1 kHz、48 kHz、88.2 kHz、96 kHz、 176.4 kHz、192 kHz 43 ∼ 193 kHz、全サンプルレート対応 TC DICE II 内蔵 JET™ テクノロジー < -3 dB @ 10 Hz、< -100 dB @ 600 Hz < 1 ns ピーク、BW: 700 Hz ∼ 100 kHz < 42 ps RMS、BW: 100 Hz ∼ 40 kHz サンプル周期の < 0.5 % サンプル周期の +50 % ∼-50 % 0.15 / 0.3 ms DC ∼ 23.9 kHz ± 0.01 dB @ 48 kHz MONITOR / LINE 出力、 チャンネル 1 / 2 / 3 / 4 *5) コネクター: インピーダンス: レベル・レンジ(チャンネル 1 / 2): 固定フルスケール・レンジ(チャンネル 3 / 4): THD+N: S/N 比: 周波数特性: クロストーク: MONITOR/LINE 出力、 チャンネル 1 / 2 / 3 / 4 *5) 1/4”フォーンジャック、グラウンド・センシング・デザイン 100 Ohm -40 dBu <> +12 dBu(アナログ・ゲイン・スケール) +12 dBu < -94 dB (0.002%) @ 1 kHz、-1 dBFS >111 dB(A)、>108 dB、20 Hz ∼ 20 kHz +0/-0.1 dB、20 Hz ∼ 20 kHz < -100 dB、20 Hz ∼ 20 kHz DAC D/A 変換: D/A 変換遅延: 24 ビット、128 ×オーバーサンプリング・ビットストリーム 0.70 ms(44.1 kHz)/ 0.65 ms(48 kHz) PHONES 出力、チャンネル 1 / 2 コネクター: インピーダンス: ゲイン・レベル・レンジ: THD+N: S/N 比: 周波数特性: クロストーク: 2 × 1/4”フォーンジャック(ステレオ) 80 Ohm -80 dBu <> +16 dBu @ 300 ohms (アナログ・ゲイン・スケール) < -94 dB(0.002%)@ 1 kHz、-1 dBFS >103 dB(A)、> 100 dB、20 Hz ∼ 20 kHz +0/-0.1 dB、20 Hz ∼ 20 kHz < -100 dB、20 Hz ∼ 20 kHz LINE 入力 - チャンネル 1 / 2 / 3 / 4 *4) コネクター: インピーダンス(バランス/アンバランス): フルスケール入力レベル @ 0dBFS: THD+N: S/N 比: 周波数特性: クロストーク: 1/4”フォーンジャック(バランス) 20 kOhm / 25 kOhm +13 dBu < -100 dB(0.001%)@ 1 kHz、-1 dBFS >111 dB(A)、>108 dB、20 Hz ∼ 20 kHz +0/-0.5 dB、20 Hz ∼ 20 kHz < -100 dB、20 Hz ∼ 20 kHz ADC A/D 変換: A/D 変換遅延: 24 ビット、128 ×オーバーサンプリング・ビットストリーム 0.68 ms(44.1 kHz)/ 0.63 ms(48 kHz) 安全 準拠規格: MIC 入力 - チャンネル 1 / 2 コネクター: 感度、フルレンジパッド ON / OFF: プリアンプ・トータル・ゲイン: インピーダンス、パッド ON / OFF: NF @ Rg = 150 ohm、最大ゲイン: EIN @ Rg = 150 ohm、最大ゲイン: THD+N、最小ゲイン: S/N 比、最小ゲイン: Neutrik コンボ(XLR) -10 / +10 dBu <> -52 /-32 dBu 62 dB 2000/1300 ohm < 4 dB < -127 dBu < -100 dB (0.001%) @ 1 kHz、-1 dBFS >109 dB(A)、>106 dB、20 Hz ∼ 20 kHz 環境 動作環境温度: 保存環境温度: 湿度: 0° C ∼ 50° C(32° F ∼ 122° F ) -30° C ∼ 70° C(-22° F ∼ 167° F) 最大 90 %(結露状態を除く) コントロール・インターフェイス MIDI: FireWire (DAW): In / Out: 5 ピン DIN IEEE 1394a、IEC 61883 INST 入力 - チャンネル 1 / 2 コネクター: 感度レンジ: プリアンプ・トータル・ゲイン: インピーダンス: THD+N、最小ゲイン: S/N 比、最小ゲイン: クロストーク: Neutrik コンボ(1/4”フォーンジャック) -25 dBu <> +17 dBu 42 dB 1 Mohm < -100 dB(0.001%)@ 1 kHz、-1 dBFS >107 dB(A)、>104 dB、20 Hz ∼ 20 kHz < -100 dB、20 Hz ∼ 20 kHz Konnekt 8 の場合 *1) *2) *3) *4) *5) S/PDIF のみ N/A N/A Line 1+2 レコーディング可能 + AUX 1+2 出力は 2 系統のみ パワー(40 Ohm 負荷時): パワー(600 Ohm 負荷時): EMC 準拠規格: 一般 寸法: 重量: 仕上げ: PPM メーター(チャンネル 1 / 2): パワーサプライ(付属): 200mW 93mW EN 55103-1 and EN 55103-2、FCC part 15、Class B、 CISPR 22、Class B IEC 60065、EN 60065、UL6500 and CSA E60065 CSA FILE #LR108093 241.5 × 44 × 226 mm(9.5" x 1.75" x 9") 1.5 kg(3.3 lb.) アクリル・フロント・パネル。プレート及びコーテッ ド・スチール・バックプレート。アノダイズド・アルミ ニウム・カバー。 3 LED(各チャンネル) 12V DC アダプター、90 ∼ 240 VAC、50 ∼ 60 Hz (自動選択) FireWire バスパワー: 8 ∼ 30 VDC 消費電力: <14 W 保証 1年 技術仕様及び性能は、予告なしに変更となる場合があります。 63
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