教員 2016

教員 2016
〒904-0495 沖縄県国頭郡恩納村字谷茶1919-1
Tel 098-966-8711
www.oist.jp
ご挨拶
沖縄
科学技術
大学院大学
「知の創造」は研究を行う大学の使命です。
しかし、そこで
行われる教育および研究のあり方は日々大きく変化していま
す。大学が社会に沿った存在であり続けるためには、21世紀
のニーズに合った教育プログラムを提供しなければなりま
せん。学生一人一人が有能な市民となり、多様性に富み、高
度にグローバル化した世界のリーダーとなれるような教育
を行う必要があります。大学職員および教授陣は、気候変動、
エネルギー問題、医療、食糧、水問題といった地球規模の課
題に対し、持続可能な解決方法に率先して取り組まなけれ
ばなりません。イノベーションの真の原動力、長期にわたる
研究開発を目的とする基礎研究が、
これらの課題を解決する
最も有効な手段であることに疑いの余地はありません。
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、教育研究の変革の最
前線にあります。OISTでは世界トップレベルの教授陣を採用
し、十分な支援体制と基礎研究を遂行するための自由な環
境を提供しています。従来の組織区分および物理的な境界
を取りはらい、研究者同士が交流しやすく、研究機器を利用
しやすい環境を整備した結果、学際的な教育および研究が
自ずと生まれる非常にオープンで自由闊達な環境が出来上
がりました。本学では、将来の学術界や産業界で世界的リー
ダーとして活躍する学生および若手研究者を新たに育成し
ています。若い才能は、専門分野において確固たるトレーニ
ングを受けると同時に、物理学と生命科学の境界を乗り越え
る意欲をかき立てられずにはいられないような、真に学際的
な体験をしています。数年前には変革のビジョンにすぎなか
ったものが今や現実となっているのです。
学長 ジョナサン・ドーファン
教員
行動の脳機構ユニット
構造物性相関研究ユニット
量子システム研究ユニット
教授
准教授
マヘッシュ・
バンディ
准教授
トーマス・
ブッシュ
アバディーン大学
(学士
(理学)
、
博
士)
カロリンスカ研究所、
アバディーン大
学、
エジンバラ大学、
オタゴ大学を経てOIST着任
マドラス大学
(学士
(工学)
)
ピッツバーグ大学
(修士
(理学)
、
博
士)
米国ロスアラモス国立研究所、
ハーバード大学、
ブラウン大学を経てOIST着任
インスブルック大学
(博士)
コンスタンツ大学、
インスブルック大
学、
オーフス大学、
ダブリン工科大学、
コーク・カレッジ大学を経てOIST着任
ゴードン・
アーバスノット
行動の脳機構ユニットでは、特定のニ
量子システム研究ユニットは、量子世界
の理論的な概念について研究していま
ューロンで産生される脳内報酬物質、
構造物性相関研究ユニットは、
ソフトマ
す。極低温原子気体やその他の自然も
ドーパミンの分泌過剰および分泌不足
ター物理学、応用数学、力学、およびそ
しくは人工的な量子システムを用い、1
について研究しています。
神経系におけ
れらの生物学的な問題への応用に幅広
つの粒子が同時に2か所に存在する等
るドーパミンの役割を解明するため、本
い関心を持つ実験グループです。
ユニッ
の量子力学的な現象を解明するモデル
ユニットでは、
生理学、
分子遺伝学、
およ
トの研究者たちは、巨視的な、非相対論
の考案を行っています、
また、それらの
び解剖学の手法を用いながら、ヒトを
的物質およびその相互作用に関する全
定量化、制御および操作に関する手法
含めた動物が外界と関わる際の基本的
般的な分野で研究を行っています。現
の開発も研究目的としています。
なメカニズムを研究します。研究の結
在は、界面流体力学、粉粒固体、および
果は、
依存症からパーキンソン病まで様
ヒトの足の生物学的メカニズムに関す
々な疾患に関連があります。
る問題に関心を持っています。
流体力学ユニット
フェムト秒分光法ユニット
計算脳科学ユニット
神経計算ユニット
生物多様性・複雑性研究ユニット
ソフトマター数理ユニット
准教授
准教授
ピナキ・チャクラ ケシャヴ・ダニ
ボルティー
教授
エリック・
デ・シュッター
教授
銅谷 賢治
准教授
エヴァン・
エコノモ
教授
エリオット・
フリード
インド国立工科大学(学士
(工学)
)
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン
校
(修士
(理学)
、
博士)
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン
校を経てOIST着任
カリフォルニア工科大学
(学士
(理学)
優等学位)
カリフォルニア大学バークレー校
(修
士、
博士)
米国ロスアラモス国立研究所 、
ローレンス・バークレー国立研究所
を経てOIST着任
アントワープ大学(RUCA)
(学士(医
学)
)
アントワープ大学 (UIA)
(修士
(医学)
、
博士
(医学)
)
アントワープ大学を経てOIST着任
東京大学(学士
(工学)
、
修士
(工学)
、
博士
(工学)
)
カリフォルニア大学サンディエゴ校、
ソーク生物学研究所、
ATR脳情報研究所を経てOIST着任
アリゾナ大学
(学士
(理学)
)
テキサス大学オースティン校
(博士)
ミシガン大学を経てOIST着任
カリフォルニア大学バークレー校
(学
士、
優等学位)
カリフォルニア工科大学
(修士、
博士)
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン
校、マギル大学、
ワシントン大学を経
てOIST着任
計算脳科学ユニットでは、ニューロンお
神経計算ユニットでは、脳のように柔
進化プロセスを経て創出され維持され
よび局所神経回路が脳内でどのように
軟かつ確実な学習を実現するアルゴリ
るのか?という問題を探究しています。
流体力学ユニットでは、物質の流れ方
を研究しており、その対象は台風の乱
生物多様性・複雑性研究ユニットは、生
物学的多様性がどのような生態学的・
流やパイプラインの中を流れるオイル
フェムト秒分光法ユニットでは、強力で
活動しているかを研究しています。研究
ズムの開発と、それによる脳の学習の
本ユニットでは、
どのように種が進化、
に及びます。本ユニットでは、エネルギ
超高速なレーザーパルスを用いて、物
者たちは、ニューロンの形態および興
仕組みの解明に取り組んでいます。最
移動、
そして環境に適応するのかという
ーが二次元、三次元的に拡散する様子
質の光学的特性を研究しています。
ユニ
奮性が、シナプス可塑性および学習な
大のテーマは「強化学習」
と呼ばれる
問題に対し、理論・フィールドワーク・実
の極めて重要なディテールを知るため、
ットのメンバーたちは、透明でフレキシ
どの一般的な神経機能におよぼす影響
探索と報酬フィードバックによる新た
験室的アプローチのすべてを駆使して
石鹸水の薄膜とパイプを通して挙動を
ブルな電子機器向けにグラフェンやそ
を調べ、
これらの機能を可能にしている
な行動の学習が、脳でいかに実現され
研究しています。現在は、太平洋諸島に
詳細に分析しています。
このような現象
の他の二次元物質の研究、光触媒およ
分子機構を明らかにしようとしていま
ているかを明らかにすることです。
その
おけるアリ群集の動態、
アリ全種の世界
をモデル化することで、
悪天候の動向を
び太陽エネルギー利用のための半導
す。比較的構造がシンプルで主要なニ
ためにトップダウン的な計算論的アプ
的な多様性パターン、
アリ種の中でも超
予測してより良い対策をとれるようにな
体研究、そして生物学および医薬のた
ューロンの生理機能がよく知られてい
ローチとボトムアップ的な神経生物学
多様化したオオズアリ属のマクロ進化
り、また石油パイプラインネットワーク
めの超高速レーザーパルス応用の研究
る小脳を中心に研究を行っており、様々
的アプローチを融合した研究を進めて
のプロジェクトに重点を置いています。
の管理にも役立ちます。
を行っています。
な複雑度での詳細なモデル化が可能に
います。
なっています。
ソフトマターは複数の原子や分子で構
成されている物質を研究対象とし、
急速
に進展を遂げている比較的新しい研究
分野です。一般的にソフトマターとは、
マイクロ‐メゾスコピック領域に属する
構造単位を持ち、その名の通り、変形し
やすい物質の事を指します。
ソフトマタ
ー数理ユニットでは統計力学、連続体
力学 、微分幾何学、漸近解析、分岐理
論、
および大規模な計算科学処理など、
あらゆる手法を統合し、基礎から応用ま
で幅広く研究しています。現在、円盤状
高密度リポタンパク質、穿孔脂質二重
膜、
自己推進力をもつエージェントであ
るバクテリアの懸濁液、表面上の液滴
の蒸発・凝結状態下における三相境界
線ダイナミクスなどを研究内容として活
動しています。
連続体物理学研究ユニット
生物システムユニット
数理理論物理学ユニット
免疫シグナルユニット
微生物二次代謝産物研究
ユニット
錯体化学・触媒ユニット
教授
グスタボ・
ジョイア
教授(アジャンクト)
イゴール・
ゴリヤニン
教授
氷上 忍
准教授
石川 裕規
准教授
准教授
国立ブエノスアイレス大学
(学士)
ノースウエスタン大学
(修士
(理学)
)
ブラウン大学
(博士)
ミネソタ大学、
ラトガース大学、
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン
校を経てOIST着任
モスクワ工業物理大学(学士)
ロシア科学アカデミー
(博士)
ロシア科学アカデミー、
ユニヴァーシ
ティ・カレッジ・ロンドン、
エジンバラ大学、
グラクソ・スミスクラ
イン株式会社を経てOIST着任
現在、
エジンバラ大学とOISTに所属
東京大学(学士
(教養)
、
修士
(理学)
、
博士(理学)
)
東京大学を経てOIST着任
名古屋大学(学士(農学)、修士(農
学)、博士(農学))
東北大学、
マイアミ大学を経てOIST
着任
連続体物理学研究ユニットのメンバー
数理理論物理学ユニットでは、ランダ
ホルガー・
イェンケコダマ
ベルリン自由大学(修士)
フンボルト大学
(博士)
東京大学、
ケルン大学、
フンボルト大
学、
マックスプランク分子遺伝学研究
所を経てOIST着任
ム行列理論などの数理モデルを用い、
全ての動植物は感染および疾病に対抗
物理学の理論体系から実体を伴う生
するため、
自然免疫系、
または非特異的
多くの生物は二次代謝産物と呼ばれる
物系まで、
大きく異なる系において普遍
免疫系を持っています。自然免疫系の
ジュリア・
クスヌディノワ
ロシア・カザン大学(学士)
メリーランド大学カレッジパーク校
(博士)
ワシントン大学(米国セントルイス)
、
ワイツマン科学研究所を経てOIST
着任
小さな分子を産生します。二次代謝産
錯体化学・触媒ユニットでは、新しい遷
は、セル状材料、粒状体材料、および複
生物システムユニットでは、微生物が廃
的パターンが見られることを示そうとし
細胞と異なり、獲得免疫系の細胞は1度
物の中には特定の目的を持つものもあ
移金属錯体を設計し、触媒として、再生
合流体を含む連続体力学の理論的研
棄物を分解しその過程でエネルギーを
ています。
出会った病原体を記憶します。免疫シグ
り、植物は被食防止のため二次代謝産
可能エネルギー産生に関連する反応
究および実験的研究を行い、地球物理
放出する装置の研究を行っています。
こ
ナルユニットでは、
より効率的なワクチ
物を葉に蓄えています。
よく知られた例
や、有機合成において、
「グリーン」な環
学、 材質科学、 水力学、および構造工
の取り組みは、泡盛蒸留所、養豚および
ンの開発を目的とし、
自然免疫系によっ
として、アオカビはペニシリンによって
境に優しい反応方法の開発に応用する
学への応用を行っています。
養鶏場、砂糖工場、市町村の下水処理
て獲得免疫系の細胞が活性化され、免
細菌を撃退します。微生物二次代謝産
ことに関心を持っています。
また、
ユニッ
施設といった沖縄の基幹産業にとって、
疫記憶が形成される仕組みを研究して
物研究ユニットでは、有毒藻類のような
トでは有機金属化合物の電気化学的反
経済面および環境面でプラスになりま
います。
微生物がなぜそのような化学物質を産
応の変化を研究し、分光学的方法を用
生するように進化したのか、
またそれら
い、
これらの反応を解明することにも関
の化学物質を発現する遺伝子について
心を持っています。
す。
研究しており、生態系におけるこれらの
化合物の役割を解明するための広範囲
な取り組みを行っています。
統合オープンシステムユニット
量子ダイナミクスユニット
光学ニューロイメージング
ユニット
膜協同性ユニット
ゲノム・遺伝子制御システム科学
ユニット
情報処理生物学ユニット
教授(アジャンクト)
准教授
准教授
教授(アジャンクト)
教授(アジャンクト)
教授
モスクワ物理学・技術研究所(学士、
修士)
ブラウン大学
(博士)
理化学研究所、
ブラウン大学を経て
OIST着任
ウルム大学
(学士)
ミュンヘン工科大学、
マックスプラン
ク生化学研究所
(博士)
マックス プランク生化学研究所、
マッ
クス プランク医科学研究所、
プリンストン大学を経てOIST着任
北野 宏明
国際基督教大学(学士)
京都大学(博士)
現在、
ソニーコンピュータサイエンス
研究所、
システム・バイオロジー研究
機構、
オーストラリア再生医療研究所
とOISTに所属
デニス・
ベアン・クン
コンスタンチノフ
楠見明弘
ニコラス・
ラスカム
丸山 一郎
ヘルスケアとサステナビリティーは、現
の場所に同時に存在し得るという特性
光学ニューロイメージングユニットで
京都大学(学士、博士)
ケンブリッジ大学
(学士
(優等学位)
、
京都大学、
ウィスコンシン医科大学、 修士)
東京大学、名古屋大学、
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン
科学技術振興機構ERATO・ICORPプ (UCL、
博士)
ロジェクト総括責任者(兼任)
イェール大学、
欧州バイオインフォマ
を経て現在、京都大学とOISTに所属
ティクス研究所
(EMBL-EBI)
、
ケンブリッジ大学を経て、
現在、
UCL、
英国がん研究所とOISTに所属
膜協同性ユニットは、細胞膜が働く仕組
代の地球規模の課題として特に重要な
をデータのコード化に利用できれば、
は、
神経生物学における2つの根幹的な
みの基本ルール解明を目指していま
問題です。
これらは、生体とエネルギー
情報処理に革命がもたらされます。量
疑問、すなわち細胞活動から行動が起
す。単なる分子間相互作用を超えて、3
生物が正常に機能するためには、適切
は、感覚器官が外界の情報を検知し、
や交通システムなどの社会システムと
子ダイナミクスユニットでは、量子コン
こる仕組み、および脳が情報を処理す
個以上の分子が協同的に働くことが重
なタイミングおよび場所で遺伝子のオ
感覚ニューロンから送られる情報を脳
いう高度に統合化されたオープン・シス
ピュータへの応用を視野に電子を制御
る仕組みを研究するための新たな技術
要な過程と機構が見えてきました。本質
ン・オフを確実に切り替えなくてはなり
が処理する仕組みを分子レベルで研究
テムです。統合オープンシステムユニッ
する方法を見いだすため、特定の条件
を開発しています。ユニットを率いるク
的理解のため、生細胞中での1分子の
ません。遺伝子発現の制御は複雑なプ
しています。
これらの研究の成果は、ヒ
トでは、
これらのオープンな複雑システ
における電子を観察・制御できるよう強
ン准教授は、覚醒状態のマウスにおい
観察・操作法の開発をおこない、
それら
ロセスであり、多くの調節生体分子が協
トの認知疾患のメカニズムに関する理
ムに関する基礎的な原理を理解し、そ
磁場と超低温を用い、複雑な量子シス
て、
ミクロン単位の解像度でニューロン
を用いて、
細胞膜に見るシグナル伝達と
調して働く必要があります。
このプロセ
解を深め、治療薬の開発に役立てるこ
の知識を現実世界に応用することを目
テムの挙動を研究しています。
の三次元画像を再構築し、ニューロン
神経回路形成の機構を研究していま
スに欠陥が生じると、癌などの多くの疾
とができ、
またより良いコンピュータや
指しています。
これからは、我々の活動
の活動を観察できる二光子励起レーザ
す。
患につながります。ゲノム・遺伝子制御
センサーなどの情報処理装置の開発
である Garuda Alliance や Sustainable
ー走査顕微鏡を構築しました。
システム科学ユニットでは、
コンピュー
につながります。
ナノスケールの世界では、電子は複数
Living を通しても国際的に展開されま
タによる情報解析手法および実験的
す。
手法を組み合わせ、生物の発生初期に
おける遺伝子制御の原理を研究してい
ます。
東京大学(博士号
(医学)
)
国立遺伝学研究所、英国MRC分子
生物学研究所、
米国スクリプス研究
所、
分子科学研究所、
シンガポール
国立ゲノム研究所を経てOIST 着任
応しています。情報処理生物学ユニット
細菌からヒトまで、全ての生物は様々な
方法で周囲の環境を感知し、的確に反
神経発生ユニット
生態・進化学ユニット
物理生物学ユニット
海洋生態物理学ユニット
光・物質相互作用ユニット
エネルギー材料と表面科学
ユニット
准教授
准教授
准教授
准教授
准教授
准教授
東京大学
( 学士
(理学)
、
修士
(理学)
、
博士
(理学)
)
東京大学、
ロンドン大学キングスカレ
ッジ、
独立行政法人理化学研究所を
経てOIST着任
コーネル大学
(学士)
フロリダ州立大学
(修士
(理学)
)
テキサス大学
(博士)
神経発生ユニットではゼブラフィッシュ
こし、歴史上の重要な問いに新しい知
エール大学
(学士)
ケンブリッジ大学
(博士
(生物学)
)
カリフォルニア工科大学
(博士
(物理
学)
)
ベイラー医科大学、
プリンストン大
学、
NEC研究所 、
シカゴ大学、
AT&Tベル研究所を経てOIST着任
をモデル系として用い、
細胞の発生およ
見をもたらしました。生態・進化学ユニ
び組織の形成を制御するメカニズムに
ットでは、最新のテクノロジーを活用し
政井 一郎
アレキサンダー・ ジョナサン・
ミケェエブ
ミラー
進化は生命科学を統一する原理です。
近年の技術的進歩は進化学に革命を起
御手洗 哲司
大阪府立大学
(学士
(工学)
、
修士
(工
学)
)
ワシントン大学
(博士)
カリフォルニア大学サンタバーバラ
校を経てOIST着任
海洋生態物理学ユニットでは、沖縄周
シーレ・
ニコーマック
セントパトリックカレッジ
(学士
(理
学)
優等学位、
修士
(理学)
)
パリ・ノール大学
(博士
(理学)
)
インスブルック大学、
メルボルン大
学、
マックス・プランク研究所、
コーク・カレッジ大学を経てOISTに
着任
辺の熱水噴出孔およびサンゴ礁に生
ヤビン・チー
南京大学(学士)
香港科技大学
(修士)
カリフォルニア大学バークレイ校
(博
士)
プリンストン大学を経てOISTに着任
エネルギー材料と表面科学ユニットで
は、
コスト効率が良く大面積の、
有機材料
物理生物学ユニットでは、主に生物系
息する海洋生物に、海流が与える影響
私たちの眼球レンズから光合成の現象
(プラスチック)で作られる光を電力に
ついて研究しています。
OISTの大規模な
て幅広い研究課題に取り組んでいま
の研究を対象とした物理科学ベースの
について研究しています。本ユニットで
まで、光と物質の相互作用は私たちの
変えられるフィルム(有機薄膜太陽電
アクアリウムシステムは4,800の水槽で
す。本ユニットが扱う研究課題は、共生
ツールを開発しています。
ゲノム進化お
は、
漂流ブイ、
集団遺伝学、
コンピュータ
身のまわりで起こっています。光・物質
池)を開発しています。
このような有機
200,000匹の魚を飼育しており、脊椎動
生物の共進化、景観遺伝学を用いた草
よび集団ゲノム科学などを主な対象と
モデリング、波力で駆動する遠隔操作
相互作用ユニットでは、
ナノ光ファイバ
薄膜太陽電池は軽量かつ柔軟です。
ま
物における網膜の発生を研究するプロ
食動物の宿主適応、
コカミアリのカース
し、遺伝的変異が自然選択と進化とを
探査機、および物理的な海洋観測の手
ーをレーザーから照射される光と研究
た、新聞紙を印刷するような、roll-to-roll
ジェクトのために、変異およびトランス
ト
(女王アリまたは働きアリ)において
結合する仕組みに関する新たな知見を
法を用い、黒潮海流のマッピング、幼生
試料のインターフェースとして使用し、
方式による製造を想定して開発が進め
ジェニックゼブラフィッシュを維持して
侵襲性に影響を与えるゲノム変異、
ハキ
得ようとしています。
分散の追跡、
サンゴを食害するヒトデ発
原子ほどの大きさの少数の粒子を単
られています。そのため窓や壁、その他
います。
リアリと、ハキリアリが栽培するキノコ
生源の探索、およびプランクトン発生状
離、調査しています。万物を構成する要
の表面を覆う太陽電池になるでしょう。
の共進化、
およびマムシ毒のプロテオミ
況のモニタリングを行っています。
素である光子、原子、細胞およびタンパ
本ユニットでは最新の超高真空装置お
クスなどがあります。今後のプロジェク
ク質をよりよく理解することが最終目標
よびクリーンルームデバイス加工施設
トでは、野外および博物館に収蔵され
です。
を使用し、太陽電池を構成する様々な
ている標本の大規模シーケンシングを
個々の材料の性質および材料間の界
行い、生態学と進化の主要テーマを結
面・表面における相互作用を研究して
びつけたいと考えています。
います。研究成果を元に、材料選択や構
造を最適化して太陽電池としての性能
向上に取り組んでいます。
マリンゲノミックスユニット
植物エピジェネティクスユニット
量子理論ユニット
マイクロ・バイオ・ナノ流体ユニット
教授(ビジティング・アジャンクト) 准教授
教授
准教授
准教授
教授
プリンストン大学(学士)、
コーネル大学(修士、博士)
IBMトーマス・J・ワトソン研究所を経
て、
カリフォルニア大学バークレー校、
ローレンス・バークレー国立研究所、
米エネルギー省共同ゲノム研究所
とOISTに所属
弘前大学(学士(理学))
新潟大学(修士(理学))
東京大学(博士)
京都大学を経てOISTに着任
分子遺伝学ユニット
ダニエル・
ロクサー
細胞膜通過輸送研究ユニット
ファデル・サマテ 佐藤 矩行
ジョセフ・フーリエ大学
(学士)
ルイ・パスツール大学
(修士)
ジョセフ・フーリエ大学
(博士)
大阪大学、独立行政法人科学技術振
興機構、大学共同利用機関法人高エ
ネルギー加速器研究機構、
フランス
国立科学研究センター、
ラウエ・ラン
ジュバン研究所を経てOIST着任
ノミクスや集団生物学的モデル、
遺伝
子マッピングを組み合わせて、
新たなア
プローチによって配列決定およびゲノ
ム解析を行い、
動物の形態的および機
能的複雑さの進化を解 明しようとして
います。
現在の研究対象は頭足類で、
複
雑な神経系が脊椎動物とは独自にどの
ようにして発生したのか、
また、
複雑な
行動能力を支えるゲノム科学的基礎に
ついて理解することを目指しています。
ニック・シャノン
に役立ちます。
マリンゲノミックスユニッ
生物の機能を研究するための様々な手
トは、大きなゲノムを高速にシーケンス
ちその遺伝子が生物に影響を及ぼすか
法が開発されてきたにもかかわらず、
難
する能力を有し、世界で初めてサンゴ、
どうかを決定するメカニズムについて
量子物質が示す物質は、それらの中を
しい研究対象である膜タンパク質が埋
褐虫藻、および軟体動物の遺伝子配列
研究する分野です。植物エピジェネティ
運動する電子がいかにお互いに相互作
マイクロ流体プラットフォームを用い
め込まれている細胞膜の研究は未だに
を解読した研究室となりました。また、
クスユニットでは、シロイヌナズナおよ
用するかによって支配されています。銅
て、
ナノスケールやミクロスケールにお
困難を極めています。サマテ准教授が
本ユニットではヒトとヒトデをつなぐ共
びイネにおけるエピジェネティックな制
などの金属では電子はお互いを無視し
ける流体力学、質量運搬、流体の運動
率いる細胞膜通過輸送研究ユニットで
通祖先が存在する証拠も発見していま
御を研究しています。
また、次世代型シ
て運動していますが、量子物質では電
量、
流体エネルギー、
流体の反応過程に
は、
X線結晶学を用いて細菌べん毛の細
す。
ーケンシングテクノロジーによって得た
子同士が「ソーシャルライフ
(社会生活)
」
ついて調べています。マイクロ流体プラ
胞膜タンパク質の立体構造を解析して
ゲノム情報を応用し、イネの品種改良
を営みます。
量子理論ユニットの主な研
ットフォームのような斬新な装置デザイ
います。細菌べん毛は、病原性細菌が形
に取り組んでいます。
.
海洋生物の主要な門のゲノムをシーケ
ンスすることで、大規模進化、および生
態系内における、生物間の関係の解明
京都大学
(学士、
修士
(農学)
)
バーゼル大学
(博士)
国立遺伝学研究所を経てOISTに着
任
エイミー・
シェン
バーミンガム大学
(学士
(理学)
優等
学位)
ウォーリック大学
(博士)
ブリストル大学、
ウィスコンシン大学
マディソン校、
マックスプランク複雑系物理学研究所
遺伝子は生物の外見および活動を決定
(MPI–PKS)
しますが、遺伝子もまた制御を受けて
フランス原子力・代替エネルギー庁
います。エピジェネティクスとはある遺
を経てOISTに着任
伝子が活性状態であるかどうか、
すなわ
分子遺伝学ユニットでは、動物進化の
主要な遷移を解明するために、
比 較ゲ
佐瀬 英俊
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン
校
(博士)
ハーバード大学、
ワシントン大学を経
てOISTに着任
造をもつ物質の作製に取り組んでいま
マイクロ・バイオ・ナノ流体ユニットで
は、複雑流体や複合流を使って、バイオ
テクノロジーやナノテクノロジー、エネ
ルギー分野において応用可能な形態構
す。同ユニットでは、手のひらサイズの
究目標は、
集団となって運動する電子間
ンは、個々の細胞の特性や、発生生物
成する
「ニードル複合体」に似ているた
の相互作用に関する新しい物理法則を
学、神経科学への理解を深めるのに役
め、病原性細菌が関わる感染症の治療
発見することです。
立つ可能性をもっています。そして、流
に役立つと考えられています。
体運動や特性を理解することで、疾病
治療のための適当な化合物を同定する
ドラッグ・スクリーニングや、病気の診
断、食の安全、
エネルギー分野における
バイオセンサーや化学センサーの開発
に繋がることが期待されます。
量子波光学顕微鏡ユニット
数理生物学ユニット
構造細胞生物学ユニット
ナノ粒子技術研究ユニット
理論生物物理学ユニット
教授
准教授
教授
准教授
准教授(アジャンクト)
新竹 積
九州大学(学士(工学)博士(工学))
独立行政法人理化学研究所を経て
OISTに着任
量子波光学顕微鏡ユニットが新たに組
み立てた低エネルギー電子顕微鏡は、
レンズを用いず、DNAおよびウイルスの
ロバート・
シンクレア
モナッシュ大学
(学士
(理学)
)
ベルリン自由大学
(修士)
スイス連邦工科大学
(博士)
スイス連邦工科大学、
バーゼル大学、
デンマーク工科大学、
メルボルン大学、
琉球大学を経て
OISTに着任
鮮明なホログラムを作成できます。
この
ウルフ・
スコグランド
ストックホルム大学(学士、博士)
カロリンスカ研究所、
ストックホルム
大学 、
ウプサラ大学を経てOISTに着
任
構造細胞生物学ユニットでは、顕微鏡
ムックレス・イブ グレッグ・
ラヒム・ソーワン スティーブンズ
ヤルムーク大学
(学士)
ヨルダン大学
(修士)
ヘブライ大学ラカー物理学研究所
(博士)
アルクッズ大学、
スタンフォード大学
を経てOISTに着任
細胞分子シナプス機能ユニット
ディスティングィッシュト
プロフェッサー(フェロー)
高橋 智幸
オハイオ大学
(学士
(物理学)
)
シラキュース大学
(修士(物理学)
メリーランド大学
(博士
(物理学)
)
プリンストン大学、
米国ロスアラモス
国立研究所を経て 、現在、
アムステ
ルダム自由大学とOISTに所属
東京医科歯科大学(学士(医学)、
博士(医学))
京都大学、東京大学、同志社大学を
経て、OISTに着任
による観察とコンピューティングを組み
細胞分子シナプス機能ユニットでは、
シ
合わせ、分子および細胞構造を三次元
ナノ粒子技術研究ユニットでは、
カスタ
物理学者たちは長い間、物質およびエ
ナプスにおける神経伝達物質の放出を
制御するメカニズムを解明するため、
新技術により、時間を要する結晶学的
数理生物学ユニットは、
数学的に表すこ
で可視化しようとしています。加速電圧
ムメイドのナノ粒子を研究するための
ネルギーの本質を説明できる普遍的法
な手法を用いる必要がなくなり、1分子
とが困難な生物学上の問題にも対応す
300 kVの 透過型電子顕微鏡Titan Krios
超高真空システムを開発しました。
最大
則を探し求めてきましたが、最近まで複
巨大なシナプスであるがゆえにプレシ
の画像をサブナノメートル分解能で得
る新しい解析手法を開発することで、分
を用いて、その場観察によって高分子
3種類の物質の原子を供給源から同時
雑な生物系の研究は困難でした。理論
ナプスおよびポストシナプスの電気信
られると期待されています。
これとは大
野の境界を越えた研究を行っています。
の動態を解明したり、
これらの高分子同
に放出してナノクラスターを形成し、一
生物物理ユニットでは、生体の脳およ
号を同時に測定できる、ヘルドのカリッ
きく様相が異なる
「シーホース」
と名付
脊椎動物の進化研究、形態学、神経科
士がどのように結合し、相互に作用し合
定範囲のサイズに収まるクラスターの
び行動に関するシンプルで統一的な原
クス
(calyx of Held)
を研究しています。
けられたプロジェクトでは、沖縄周辺の
学、微生物学およびウイルス学におけ
うかを研究しています。
この研究は、
タ
みを選択するマスフィルターを通過さ
理を探索しています。
実験研究者と緊密
シナプス伝達に関する知見により、ニュ
黒潮が流れる海底に設置した300基の
る問題の解決に迫る数学的な手法を、
ンパク質結合の分子的な詳細、
ウイル
せた後、固体表面に付着させるか、
また
に連携しながら、ユニットのメンバーは
ーロン間の情報伝達をより深く理解で
巨大プロペラを利用し、海流から1GW
通常は他ユニットと共同で構築してい
スの構造、および細胞膜における受容
は回収して、新規がん治療、
ドラッグデ
定量的な生物測定を、統計物理学、情
きると考えられます。
の電力を得ることを目的としています。
ます。
体の相互作用を明らかにするため、
ドラ
リバリーシステム、赤外線探知機、およ
報理論、およびダイナミカル(動的)
シス
ッグ・デリバリーに応用できる可能性が
びセンサーなどのアプリケーションに
テムから導かれる理論的概念と結び付
あります。
利用できます。
けています。
生体制御分子創製化学ユニット
発達神経生物学ユニット
神経結合の形成と制御研究
ユニット
進化神経生物学ユニット
神経生物学研究ユニット
生体分子電子顕微鏡解析ユニット
准教授
教授
教授(ビジティング)
准教授
教授
研究科長
准教授
田中 富士枝
ゲイル・トリップ ディヴィッド・
ヴァン・ヴァクター
岐阜薬科大学(学士(薬学))
京都大学(博士(薬学))
米国スクリプス研究所を経てOISTに
着任
オタゴ大学(理学(学士)優等学位、
博士)
オタゴ大学を経てOISTに着任
発達神経生物学ユニットでは、注意欠
生体制御分子創製化学ユニットでは、
陥多動性障害(ADHD)の特性、原因お
生命機能の解明や創薬に貢献する分子
よび対処法について研究しています。
ユ
の創製に関する研究を行なっています。
ニットのメンバーは、ADHDと診断され
研究領域は、有機合成化学、生物有機
た児童が、報酬に対して定型発達児と
化学です。不斉有機分子触媒反応法な
は違った反応を示す理由について研究
どの分子変換反応法の開発研究、それ
を行い、海外の共同研究者と共にfMRI
らを活用する有用分子の合成、創製研
ジョンズ・ホプキンス大学
(学士)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校
(博士)
カリフォルニア大学バークレー校、
ハ
ーバード大学・メディカル・スクール、
ウッズホール海洋研究所、
コールド・
スプリング・ハーバー研究所を経て、
現在、
ハーバード大学・メディカル・ス
クールとOISTに所属
渡邉 寛
東海大学
(学士)
東京工業大学
(修士、
博士)
東京都医学総合研究所、
ハイデルベ
ルク大学を経てOIST着任
ジェフ・
ウィッケンス
オタゴ大学
(学士
(医学、
外科学)
、
博
士)
オタゴ大学を経てOISTに着任
神経生物学研究ユニットの目標は、脳
マティアス・
ウォルフ
インスブルック大学
(修士
(薬学)
)
ブランディーズ大学
(博士)
ハーバード大学医学大学院、
ボスト
ン小児病院、
ブランディーズ大学、
イ
ンスブルック大学を経てOISTに着任
進化神経生物学ユニットでは、特に⑴
における学習の神経メカニズムを解明
左右相称動物に最も近縁な刺胞動物の
することです。同ユニットは学習経験の
生体分子電子顕微鏡解析ユニットで
散在/集積神経系の解剖学的および生
結果シナプスで起こる物理的な変化、
ま
は、高分子複合体の構造について、
ウイ
理学的特徴に関して、最先端の神経生
たこれらの変化が、動機付けに重要な
ルス、
イオンチャネルおよび膜タンパク
理学およびイメージング技術を駆使し
役割を果たす化学物質であるドーパミ
質に重点をおいて研究しています。
同ユ
脳内神経細胞間情報伝達の場、シナプ
た解析を行うことにより、原始的な集積
ンに依存する仕組みを研究しています。
ニットは、試料調製および画像処理の
および薬剤研究を行い、疾患の背景に
スにおける1秒あたり数十億回ものシグ
神経系の理解を目指しています。
また⑵
この研究はさらに、パーキンソン病や注
改善に取り組み、感染や細胞内シグナ
究、
また、
それらに用いる反応触媒の開
ある神経生物学の探索を行っています。
ナル分子のやりとりが、外界の状況の認
刺胞動物の集積神経系(准中枢神経
意欠陥多動性障害といった疾患に対す
ル伝達といった重要なプロセスを司る
発研究、触媒開発戦略の開発研究など
また、ADHDを持つ児童の社会的問題
識と外界の変化への適切な対応を可能
系)に焦点を絞り、
その局所化された発
るより良い治療法の開発を目指してい
高分子の働きをより良く理解することを
を行なっています。
解決スキルを研究し、
ADHD児童を持つ
ならしめます。
神経結合の形成と制御研
生機構を明らかにしたいと思っていま
ます。
目指しています。
さらに、
ユニットではこ
日本人の保護者に対する支援プログラ
究ユニットでは、ショウジョウバエを用
す。
これにより神経系中枢化の進化過程
ムを開発しています。
い神経ネットワーク形成に関する遺伝
の再構築を行います。
さらに⑶上述した
三次元マップを得るための新しい技術
子機構解析を通じ、シナプスの形成お
動物群などを用いた神経伝達物質の包
を探索しています。
よび維持機序の解明を進めています。
括的なオミックス解析を行うことで、原
始的な神経細胞の生理学的特性の解
明を目指します。
れまでにない分解能で脳組織の詳細な
細胞シグナルユニット
G0細胞ユニット
臨界期の神経メカニズム
研究ユニット
核酸化学・工学ユニット
生体模倣ソフトマターユニット
その他教員
教授
教授
准教授
准教授(アジャンクト)
准教授
教授
首席副学長(沖縄の自立的発展
担当)
山本 雅
柳田 充弘
大阪大学
( 学士
(理学)
、
博士)
米国NIH 癌研究所、東京大学を
経てOIST着任
東京大学(学士
(理学)
、
修士
(理学)
、
博士
(理学)
)
京都大学を経てOISTに着任
細胞シグナルユニットでは、マウスモデ
G0細胞ユニットでは、
ポストゲノム的手
ルを用いながら、がん、神経疾患、免疫
法と遺伝学的アプローチを用い、増殖
疾患、および糖尿病、肥満などの様々な
杉山
(矢崎)
陽子
横林 洋平
イェ・ジャン
ロバート・
バックマン
日本女子大学
(学士
(理学)
)
上智大学
(修士
(理学)
、
博士
(理学)
)
上智大学、
デューク大学、
独立行政法人理化学研究所を経て
OISTに着任
東京大学
(学士、
修士
(工学)
)
米国スクリプス研究所
(博士)
カルフォルニア工科大学を経て、
カリフォルニア大学デービス校と
OISTに所属
中国・南開大学
(学士)
香港科技大学
(博士)
イタリアトリノ大学、
スイス連邦工科
大学
(EPFL)
ローザンヌ校、
米国ブラ
ンダイス大学を経てOIST着任
期における細胞分裂周期およびG0期
私たちが若い時期には、脳が感覚入力
DNAやRNAを含む核酸は生物を形作る
自然は、
ナノからマクロに近いスケール
疾患の原因を分子レベルで解明しよう
とよばれる細胞分裂停止期の分子的
の変化に適応する能力、可塑性を持っ
基盤の一つです。
核酸は、
遺伝情報の保
の構造を組み合わせ、階層化すること
としています。そのために、環境からの
な制御メカニズムを研究しています。
ま
ています。臨界期の神経メカニズム研
持、
触媒、分子認識等の優れた化学的
で物質を設計し、
多くの場合、
人工物質
刺激に応答して引き起こされる細胞内
た、沖縄産の食材がもたらす健康上の
究ユニットでは、
若い
「臨界期」
にいる個
機能を示します。核酸化学・工学ユニッ
では達成困 難である、
特徴のある特性
生化学反応に焦点をあて、その制御に
利益、および沖縄県人の長寿の理由に
体の脳内で、神経の可塑性がどのよう
トでは、核酸の多様な機能を活用して、
の組合せを作り出しています。
生体模倣
関わる遺伝子の発現を抑制する機構、
ついても研究しています。
に制御されているのかを研究していま
試 験 管、
デバイス、そして生きた細胞
ソフトマターユニットの課題は、
このよ
内で働く機能性核酸(DNA、
RNA、
およ
うな素晴らしい物質の組織化の機構を
び人工核酸)の設計と合成を行います。
理解し、
天然に存在する物質や生命体
つまりmRNA分解機構に着目して研究
す。ユニットがモデル生物として選んだ
を進めています。
キンカチョウは幼鳥期の聴覚経験から
歌を覚えるため、
この驚くべき学習期に
何が起こっているかを研究することがで
きます。
の構造、
特性、
または、
性能を模倣した、
新しい人工物質を開発することです。
ニューカレッジ・オブ・フロリダ
(学
士)
ハーバード大学医学部(修士、博士)
ハーバード大学医学部、米国立衛生
研究所、
国立神経疾患・脳卒中研究所を経て
OIST着任
バックマン教授は、ハーバード大学医
学部で神経生物学教授として教鞭をと
り、
その後、米国立衛生研究所の国立神
経疾患・脳卒中研究所のディレクターを
務めました。2007年に独立行政法人沖
縄科学技術研究基盤整備機構の理事
として就任後は、沖縄科学技術大学院
大学学園の立ち上げ準備段階から2011
年11月の設立まで、OISTの発展を先導
してきました。現在、同教授はOISTの首
席副学長
(沖縄の自立的発展担当)
を務
めています。
最先端医療技術開発ユニット
ディスティングィッシュト
プロフェッサー
シドニー・
ブレナー
教授(ビジティング)
研究科長特別顧問
デイヴィッド・
ドーファン
ディスティングィッシュトプロフェ
ッサー
南アフリカ共和国ヴィットウォーター
ズラント大学
(学士、
修士)
英国オックスフォード大学
(博士)
英国医学研究機構分子生物学研究
所、同分子遺伝学研究ユニット、
米国分子科学研究所(MSI)所長、
ソ
ーク研究所を経てOIST着任
米国コロンビア大学
(博士)
スタンフォード大学スタンフォード線
形加速器センター、
カリフォルニア大学サンタクルーズ
校
東京大学(修士、博士)
東京大学原子核研究所、高エネルギ
ー加速器研究機構、総合研究大学院
大学、
日本学術振興会ワシントン研究連絡
センターを経てOIST着任
菅原 寛孝
ドーファン教授はカリフォルニア大学サ
ンタクルーズ校で物理学教授として教
菅原教授はコーネル大学、
カリフォルニ
シドニー・ブレナー教授は遺伝学の分
鞭をとり、
定評のある同大学物理学部の
ア大学バークレー校、東京教育大学、東
京大学、
シカゴ大学、ハワイ大学などで
野で優れた研究業績を数々おさめてい
設立に大きく尽力し、
学部長および学科
ます。2002年には、同教授の発生生物
長を3度にわたって務めるなど、素粒子
研究職や教授職を歴任後、高エネルギ
学における先駆者的な研究に対し、
ノ
物理学者として活躍してきました。現在
ー加速器研究機構長および総合研究
ーベル生理学・医学賞が授与されまし
は1年のうち数ヶ月OISTに滞在し、教鞭
大学院大学(総研大)理事を務めまし
た。2005年から2011年にかけては独立
をとっています。
た。また、OIST着任以前は日本学術振
行政法人沖縄科学技術研究基盤整備
興会ワシントン研究連絡センター長を
機構の理事長を務め、決断力と行動力
務めました。
をもってOISTを設立へと導きました。現
在はディスティングィッシュトプロフェッ
サーとして定期的にOISTを訪問してい
ます。
Design by Sandbox Studio, Chicago
Photography by Vanessa Schipani
Micheal Cooper, Laura Petersen
and Olga Garnova
Media Section, Communication and
Public Relations Division