独自の価値を一番乗りでお届けする、 スピード感のある企業へ 2016年2月26日(金) 田辺三菱製薬株式会社 広報部IRグループ グループマネジャー ( 証券コード 4508 ) 加藤 千賀子 本日のご説明内容 田辺三菱製薬の概要 医薬品市場の現状 田辺三菱製薬の成長戦略 株主還元 1 田辺三菱製薬の概要 2 田辺三菱製薬の概要 会社概要 発足 本社住所 代表取締役社長 2007年10月 (田辺製薬と三菱ウェルファーマが合併) 大阪市中央区道修町3-2-10 三津家 正之 (みつか まさゆき) 資本金 500億円 連結従業員数 8,457人 連結売上高 (2014年度末現在) 本社(大阪市) 三菱ケミカルホールディングスグループ (2014年度末現在) 4,151億円 (2014年度) 3 世界で、日本で、一番歴史の古い製薬会社は? 4 田辺三菱製薬の概要 沿革 創業以来、 1678 330年を超える歴史 田邊屋五兵衞が大阪土佐堀に薬種問屋として創業 1943 田辺製薬に社名変更 1949 東京証券取引所、 大阪証券取引所に上場 2007 田辺製薬と 三菱ウェルファーマが合併し、 田辺三菱製薬が発足 2005 2001 三菱ウェルファーマと三菱化学が共同で 持株会社三菱ケミカルホールディングス を設立し、同社の完全子会社となる 三菱東京製薬とウェルファイドが 合併し、三菱ウェルファーマが発足 創業当時の軒下看板 5 田辺三菱製薬の概要 2014年度連結業績 売上高 営業利益 4,151億円 671億円 売上高および営業利益の推移 〈参考〉 〈参考〉 伊藤ハム 4,811億円 (営業利益 38億円) 味の素 745億円 (売上高1兆66億円) (億円) 4,500 1,000 丸井グループ 4,049億円 (営業利益 280億円) 東急不動産ホールディングス 633億円 (売上高 7,731億円) 4,000 750 テルモ 4,895億円 (営業利益 675億円) ヤマトホールディングス 689億円 (売上高 1兆3,967億円) 3,500 500 ミサワホーム 4,098億円 (営業利益 58億円) 日本郵船 662億円 (売上高2兆4,018億円) 3,000 250 2,500 0 日清食品ホールディングス 4,316億円 (営業利益 243億円) コニカミノルタ 662億円 (売上高1兆118億円) (億円) 08 09 10 11 12 13 14 (年度) 売上高 営業利益 6 田辺三菱製薬の概要 連結売上高内訳 99%が医療用医薬品による売上高 その他 0.1% 一般用医薬品 1.0% ジェネリック医薬品 ワクチン 医療用医薬品 98.9% 売上高 4,151億円 街の薬局・薬店で、ご自身で購入し て使うことのできるくすりを一般用 医薬品(または大衆薬、市販薬)と いいます。 医師の診断のもと医師が処方せん を出して、薬剤師が調剤するものを 医療用医薬品(または処方薬)とい います。 7 田辺三菱製薬の概要 主要な国内医療用医薬品 レミケード 多種多様な 製品群 2014年度売上高 セレジスト タリオン ワクチン 706億円 160億円 303億円 <薬効> 関節リウマチな どの治療 <薬効> アレルギー性疾 患の治療 国内トップクラスの 販売額 メインテート シンポニー ジェネリック医薬品* 157億円 141億円 105億円 136億円 <薬効> 脊髄小脳変性症 の治療 <薬効> 高血圧症、狭心 症などの治療 <薬効> 関節リウマチの 治療 100品目以上を販売 * 長期収載品を含む 8 田辺三菱製薬の概要 ワクチン・一般用医薬品のご紹介 ワクチン ( )内は2014年度売上高 一般用医薬品 テトラビック(75億円) 水痘ワクチン(72億円) フルコートf ナンパオ 百日せき、ジフテリア、 破傷風、ポリオの予防 水痘(みずぼうそう)の予防 湿疹・皮膚炎の治療 腰痛、肩こりの治療 インフルエンザワクチン(74億円) ビケンHA、フルービックHA、フルービックHAシリンジ インフルエンザの予防 アスパラドリンク 滋養強壮、肉体疲労時の 栄養補給 ワクチンに関する情報提供サイト 「ワクチン.net」を運営しています。 アスパラドリンクシリーズの ブランドサイトを公開中です。 9 田辺三菱製薬の概要 医療用医薬品業界におけるポジション 8位 医療用医薬品の売上高は、国内第 (億円) 2014年度 国内市場医療用医薬品売上高(薬価ベース) 6,000 4,000 2,000 0 株式会社メディサーチの調査による 出所:ミクス・IMS 10 田辺三菱製薬の概要 田辺三菱製薬の強み ~ 創薬力 日本薬学会創薬科学賞の第 以来計 1回目受賞企業 4回の受賞を誇る 日本薬学会創薬科学賞 1988年に創設された権威ある賞。医薬品の創製およびそれに関連した薬学の応用技術の開発 に関して、独創性があり、医療に貢献する研究業績に対して授与される。 2014年 インヴォカナ/カナグル(2型糖尿病治療薬) 当社が世界で最初に提唱したコンセプト 「過剰な血糖を、直接、体の外に排泄する」が評価された 2012年 ジレニア/イムセラ (多発性硬化症治療薬) 2003年 ラジカット (脳梗塞治療薬) 1988年 ヘルベッサー (狭心症・高血圧症治療薬) ★ 第1回目 最多受賞は5回 武田薬品工業、アステラス製薬 が最多の計5回受賞。その次に、 田辺三菱製薬が続く。 11 医薬品市場の現状 12 当社の売上高は約4,000億円 では、世界で一番の会社の売上高は? 13 医薬品市場の現状 世界の製薬企業ランキング 2014年度 医薬品売上高世界トップ50に、国内製薬企業 10社がランクイン (億ドル) 順 位 企業名(国) 医薬品 売上高 研究 開発費 (億ドル) 順 位 企業名(国) 医薬品 売上高 研究 開発費 1 ノバルティス(スイス) 471 86 16 ノボ・ノルディスク(デンマーク) 158 25 2 ファイザー(米国) 457 84 17 武田薬品工業 153 39 3 ロシュ(スイス) 426 92 18 ベーリンガー・インゲルハイム(ドイツ) 143 35 4 サノフィ(フランス) 381 64 19 アステラス製薬 118 21 5 メルク(米国) 360 72 20 アクタビス(アイルランド) 114 11 6 ジョンソン&ジョンソン(米国) 323 62 7 グラクソ・スミスクライン(英国) 295 54 8 アストラゼネカ(英国) 261 56 21 大塚ホールディングス 108 24 9 ギリアド・サイエンシズ(米国) 249 29 24 第一三共 82 20 10 アムジェン(米国) 201 43 33 エーザイ 48 15 11 アッヴィ(米国) 200 33 36 中外製薬 44 8 12 テバ製薬工業(イスラエル) 184 15 38 田辺三菱製薬 39 7 13 イーライ・リリー(米国) 173 47 41 大日本住友製薬 31 7 14 バイエル・ヘルスケア(ドイツ) 167 25 47 塩野義製薬 25 5 15 ブリストル・マイヤーズスクイブ(米国) 159 45 49 協和発酵キリン 24 4 出所:CSDユート・ブレーン事業部の調査による 世界トップ50に入る上記以外の日本企業 14 当たれば大きい!? 1品目で「☆」円超えも! 15 医薬品市場の現状 世界医療用医薬品売上高 100億ドルを超える売上高に達する医療用医薬品も 製品名 薬効等 販売企業 2014年 アッヴィ/エーザイ 129億ドル ソバルディ/ハーボニ 慢性C型肝炎 ギリアド・サイエンシズ 124億ドル 3 レミケード 関節リウマチ/クローン病 J&J/メルク/田辺三菱 99億ドル 4 エンブレル 関節リウマチ/クローン病 アムジェン/ファイザー/武田 89億ドル 5 リツキサン 抗がん剤/抗リウマチ ロシュ/バイオジェン 87億ドル 6 ランタス 糖尿病/インスリンアナログ サノフィ 84億ドル 7 アバスチン 抗がん剤/血管新生阻害 ロシュ/中外 70億ドル 8 ハーセプチン HER2乳がん ロシュ/中外 69億ドル 9 アドエア/セレタイド 抗喘息/COPD GSK/アルミラル 66億ドル 10 クレストール 高脂血症/スタチン 塩野義/アストラゼネカ 64億ドル 34 ジレニア/イムセラ 多発性硬化症(経口) 田辺三菱/ノバルティス 29億ドル 1 ヒュミラ 2 関節リウマチ/クローン病 出所:CSDユート・ブレーン事業部の調査による 16 新薬を作ることができる国は、実はそう多く無い! 17 医薬品市場の現状 新薬の創出国 医薬品売上高上位100品目のうち、 日本は世界第 85品目を上位5カ国が創出 3位の新薬創出国となっている 企業国籍 上位5カ国 2013年 企業国籍別 新薬創出数 85品目 出所:© 2014 IMS Health. World Review, LifeCycle, Pharmaprojects, Thomson Innovation, EvaluatePharmaをもとに作成(転写・複製禁止) 新薬 創出数 アメリカ 47 スイス 15 日本 8 イギリス 8 ドイツ 7 デンマーク 4 フランス 2 スウェーデン 2 ベルギー 2 イスラエル 2 その他 3 18 新薬の研究開発期間はどれくらい? 新薬の開発にはどれくらいのお金がかかるの? 19 医薬品市場の現状 研究開発の成功確度 9~17年の長期に及ぶ 医薬品となる成功確率は1/30,000以下 研究開発期間は * *新薬の候補として研究を始めた化合物が販売まで至る確率 臨床試験(治験) 基 礎 研 究 非 臨 床 試 験 5~8年 フ ェ ー ズ 1 試 験 フ ェ ー ズ 2 試 験 フ ェ ー ズ 3 試 験 3~7年 申 請 承 認 1~2年 販売 新薬 特 許 権 満 了 ジェネリック 医薬品 (後発医薬品) の販売が可能 長期収載品 (先発医薬品) 出所:日本製薬工業協会「製薬協ガイド2012-2013」 20 医薬品市場の現状 研究開発費 国内製薬企業の上位10社で年間 1兆円を超える研究開発費を投資 日本の製薬企業(各年の売上高上位10社)の 平均研究開発費 (億円) 1,500 25% 1,200 20% 900 15% 2013年度 研究開発費 研究開発費比率 600 10% 300 5% 0 0% 09 10 研究開発費 11 12 13 研究開発費比率 (年度) 1,390億円 18.4% 〈参考〉 産業別研究開発費比率 医薬品 製造業平均 11.7% 4.2% 出所:日本製薬工業協会 「DATA BOOK 2015」 21 田辺三菱製薬の成長戦略 22 中期経営計画11-15の総括 ◎ ○ 国内事業 ○ × × 海外事業 ◎ × レミケード、シンポニーの伸長:売上高1,000億円突破(薬価ベース) 新薬の上市と既存重点品の育薬による売上高伸長 構造改革による費用削減 薬価制度見直しとジェネリック医薬品使用促進策による長期収載品の減収 ジェネリック医薬品事業の売上目標の未達 ジレニア、インヴォカナの大幅な伸長 腎疾患領域の開発品の中止による米国事業展開の遅延 当初目標 2015年度数値計画 (日本基準) 修正目標 見込 2011年10月公表 2014年4月公表 2016年2月公表 売上高 5,000億円 4,100億円 4,290億円 営業利益 1,000億円 650億円 920億円 23 23 新薬の上市と既存重点品の育薬による価値創造 新薬の上市と育薬の主な成果 新薬の 上市 販売提携 製品名 適応症 イムセラ 多発性硬化症 (2011) シンポニー 関節リウマチ 2型糖尿病 テネリア (2011) カナグル (2014) 2型糖尿病 テトラビック 4種混合ワクチン レクサプロ レミケード 育薬 (年度) 海外導出先 メインテート タリオン ラジカット うつ病 社会不安障害(SAD) クローン病用量変更 点滴時間短縮 乾癬用量変更 特殊型ベーチェット病 心不全 心房細動 小児 ジレニア:ノバルティス (2010年米国上市) (2012) インヴォカナ:ヤンセンファーマシューティカルズ (2013年米国上市) (2012) (2011) (2015) (2011) (2012) (2015) (2015) (2011) (2013) (2015) 筋萎縮性側索硬化症(ALS) (2015) 24 24 国内重点品の伸長 国内重点品(7製品)売上高は、順調に伸長 レミケード、シンポニーの売上高1,000億円突破(薬価ベース) 新薬の上市と育薬により、売上高を伸長 25 25 世界で通用する医薬品を継続的に創製 26 26 構造改革の進展 構造改革によって、 2015年度は80億円の効果を見込む コア事業への集中 血漿分画事業譲渡(2012年度) ファインケミカル事業譲渡(2012年度) 中国輸液事業譲渡(2014年度) 国内製造拠点の集約 足利工場譲渡(2014年度) 鹿島工場譲渡(2015年度) 創薬研究拠点の集約 かずさ事業所閉鎖(2015年度) 購買体制再構築、 部門業務プロセス見直し 2014年度実績で40億円の費用削減効果 27 27 中期経営計画16-20 概要 中期経営計画16-20期間中に直面する課題 国内事業 海外事業 薬価制度の見直し ジェネリック医薬品の使用促進策(目標80%)の浸透 最大の成長市場である米国への進出(成長率5-8%)* ジレニアクリフ * 出典:IMS Global Outlook for Medicines Through 2018 (Nov 2014) 国内の事業環境が一層厳しくなり、 世界的に新薬候補品の獲得競争が激化する中、 ジレニアクリフを克服し、米国を中心に成長する 28 28 中期経営計画16-20 概要 中期経営計画16-20 概要 キーコンセプト 期間 2016年4月~2021年3月 期間中に実現するもの 1. 研究開発費4,000億円を投資し、 ワールドワイドに展開可能な新薬を上市 2. 国内医薬品の売上高3,000億円 新薬および重点品売上高比率75%(医療用医薬品) 3. 米国事業の本格展開、海外売上高2,000億円 (海外売上高比率40%、導出品RR/MS含む) 4. 従業員国内連結5,000人体制* 売上原価、販管費200億円削減 *2015年9月末現在:6,176人 数値計画(IFRS) 2020年度 売上高 コア営業利益 5,000億円 1,000億円 29 未来を切り拓く「4つの挑戦」 パイプライン価値最大化 ● ● 後期開発品目標 10品目創製(導入品含む) 研究開発投資 4,000億円 育薬·営業強化 ● ● 投資 収益 米国事業展開 ● ● 米国売上高目標 800億円(2020年度) 米国戦略投資 2,000億円以上 国内売上高目標 3,000億円(2020年度) 新薬および重点品売上高比率75% 重点疾患領域 自己免疫、糖尿病・腎、中枢神経系、 ワクチン 業務生産性改革 ● ● 売上原価・販管費削減目標 200億円(2020年度:対15年度比較) 従業員数 国内連結5,000人体制* *2015年9月末現在:6,176人 30 30 1. パイプライン価値最大化 研究開発プロセスの改革 オープンシェアードビジネスを活用して、後期開発品10品目を創製する 31 31 1. パイプライン価値最大化 未来の医薬品への拡がり ● 予防医療 ● 先制医療 ● 抗体・蛋白医薬品(例:VLP*1、ADC*2技術) ● 核酸医薬品 *1. ウイルス様粒子(Virus Like Particle) *2. 抗体薬物複合体 (Antibody-Drug Conjugate) ジレニア、インヴォカナ、 テネリアを生み出した 創薬力 ● ガス医薬品(大陽日酸) ● デバイス融合医薬品 ● 再生医療 (生命科学 インスティテュート) 三菱ケミカルホールディングスグループ各社との協奏、未来創造室の設置、 在米投資子会社MPHと社内ベンチャーTRLの活用 32 32 2. 育薬・営業強化 自己免疫疾患領域における取り組み 領域シェアNo.1 レミケード シンポニー レミケード: LCMによる製品価値向上 レミケード薬価改定の影響を、 数量増とシンポニーの成長で埋め、 領域における売上高を維持 シンポニー: No.1皮下注製剤へ育成 育成方針 育成方針 関節リウマチ: バイオ製剤初投与例から他バイオ製 剤の効果不十分例まで幅広く啓発する 潰瘍性大腸炎:より高い治療目標の定着を図ること で、バイオ製剤の投与例を拡大する 有効性と利便性を兼ね備えたバイオ製剤として 幅広い認知を図る 効能追加 川崎病、小児炎症性腸疾患(IBD) 効能追加 潰瘍性大腸炎 剤型追加 100mgシリンジ 用法用量追加 乾癬(増量) 33 33 2. 育薬・営業強化 糖尿病・腎疾患領域における取り組み 第一三共との協業体制を一層強化 既存薬とのシナジー発揮 テネリア カナグル テネリア: さらなる伸長・シェア拡大 カナグル: 市場での基盤構築 育成方針 育成方針 高齢者・腎機能低下例などでの使いやすさと 有効性による差異化 安全性と有効性を考慮したポジショニングの確立 効能追加 糖尿病性腎症 海外エビデンス CANVAS試験(心血管) CREDENCE試験(腎症) 合剤の上市 MT-2412(カナグル/テネリア合剤)によって 選択肢を拡大 34 34 2. 育薬・営業強化 国内環境変化の克服 国内市場環境が厳しさを増す中、育薬・営業強化により 新薬および重点品の売上高目標を達成し、2020年以降の躍進につなげる 新薬および重点品売上高比率75%へ 売 上 高 ( イ メ ー ジ ) その他長期収載品 新薬および重点品 35 35 3. 米国事業展開 米国事業基盤の構築 米国のスペシャリティ領域における事業基盤を構築 MCI-186*(適応症:ALS)を第一歩として、製品ラインアップを構築 * 国内製品名:ラジカット 神経内科医等の専門医をターゲットとする営業組織を整備 MCI-186 自社承認取得の 第一歩 自社品目 獲得品目 メディカゴ VLPワクチン 獲得品目 米国売上高 (2020年度) 800億円 自社創薬と導入品の 獲得により、 製品ラインアップを強化 米国戦略投資 2,000億円以上 RR収入 36 36 3. 米国事業展開 MCI-186 米国での取り組み 筋萎縮性側索硬化症(ALS) 運動ニューロンが変性消失し、筋萎縮と筋力低下を引き起こす神経難病 進行性の経過をたどり、多くは発症後およそ2-5年*1で呼吸不全により死に至る 米国でも毎年約6,400人*2の患者さんがALSと診断されている *1. *2. 出所:難病情報センターホームページより 出所:ALS Associationホームページより MCI-186 ALSの機能障害進展抑制を世界で初めて実証 2015年6月に、日本で効能追加 オーファンドラッグ指定 (FDA / EMA) 2016年度の 米国承認・上市を めざす 出所:ラジカット注添付文書より 試験結果を抜粋 37 37 数値計画 数値計画 [参考] 日本基準 IFRS*1 2015年度見込*3 2020年度目標 2015年度見込 4,110億円 5,000億円 4,180億円 コア営業利益*2 880億円 1,000億円 820億円 親会社株主帰属純利益 470億円 700億円 420億円 研究開発費 700億円 800億円 7600億円 25% 40% 28% 売上高 海外売上高比率 *1. 2016年度よりIFRSを適用(2014年6月30日公表) *2. IFRSにおける営業利益から非経常項目(構造改革費用等)を控除した利益 *3. 2015年通期業績予想(2015年9月30公表)をIFRSに組み替え 2016年2月 業績予想を修正 売上高 4,290億円 営業利益 920億円 当期純利益 530億円 研究開発費 740億円 38 38 数値計画 戦略的投資 積極的な成長投資により企業価値の増大を図る 持続的成長に向けた戦略的投資 研究開発投資:4,000億円 米国戦略投資:2,000億円以上 ● 事業基盤構築 ● 製品ラインアップ構築 その他の投資:1,000億円 ● 設備投資 ● 導入費用 39 39 株主還元 40 数値計画 株主還元 ● ● ● 安定的かつ継続的な株主還元を実施 連結配当性向50%(IFRS)を目途に引き上げ 現行配当方針に対し実質10%* の向上 * 現行の配当方針の連結配当性向50%はのれん償却前40%に相当するため、実質10%の引き上げに相当 41 41 株主還元 株式の状況 発行済株式総数 561,417,916株 一単元の株式数 100株 株主数 (発行可能株式総数:2,000,000,000株) 14,855名 主要株主(持株比率) (2015年9月末現在) 所有者別株式分布状況 ■ 金融機関 17.9% ■ 外国法人等 17.7% ■ 個人・その他* 4.2% ■ その他の法人 59.6% ■ 金融商品取引業者 0.6% * 個人・その他には自己株式(2015年9 月末428千株)を含む 三菱ケミカルホールディングス 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 日本生命保険 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 三菱東京UFJ 銀行 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505225 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口9) 田辺三菱製薬従業員持株会 STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 ニプロ 56.3% 4.6% 2.2% 1.8% 1.3% 1.0% 0.9% 0.8% 0.8% 0.7% 42 株主還元 株価推移(直近1年間) JPX日経400採用銘柄 (円) 2,200 (円) 2016年1月末 田辺三菱製薬(左軸) 22,000 2,000 20,000 1,960円 時価総額 11,004億円 配当利回り 2.2% 1,800 1,600 1,400 18,000 日経平均(右軸) 16,000 14,000 〈参考〉 東証1部上場企業平均 (2016年1月末現在) 時価総額 2,745億円 配当利回り 1.9% 1,200 12,000 (加重平均) 出所:東京証券取引所 1,000 10,000 43 シンボルマークの由来 田辺三菱製薬は、自らの「飛躍」と社会の皆様からの「信頼」の証として、 このシンボルマークを制定しました。 シンボルマークの形は、世界の人々の健康をやさしく包み込む手のひらであり、国際創薬 企業として成長する田辺三菱製薬の未来への広がり、無限の可能性を象徴しています。 コーポレートカラーのブルーは、製薬会社としての「知性」「技術力」「倫理観」を意味し、 さらに、世界の人々に役立つ医薬品の創製に挑戦する「積極性」を表しています。 44 注意事項 本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料発 表日現在において入手可能な情報を基礎とした判断および仮定に基づ いており、実際の業績等は、今後様々な要因によって大きく異なる結果と なる可能性がございますので、ご了承ください。 お問い合わせ先 広報部IRグループ TEL:06-6205-5110 FAX:06-6205-5105 45
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