第 2 回 環境・開発勉強会 「ポスト 2015 開発アジェンダと開発資金」 ★日時:12 月 11 日(木)17 時~18 時 30 分 (開場 16 時 30 分) その後場所を移して、参加者有志による懇親会を開催予定 ★場所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC) ◎住所:東京都渋谷区神宮前 5-53-70 国連大学ビル 1F ◎行き方: ■表参道駅(東京メトロ:銀座線・千代田線・半蔵門線) :B2出口を出て、そのまま青山通りを直進して ください。右側に国連大学が見えてきます。その右ウィングが GEOC です。(徒歩約 5 分) ■渋谷駅(JR・東急・京王井の頭線・東京メトロ) :宮益坂方面(地図)に出て、宮益坂を登ります。金 王坂上交差点を直進、こどもの城のとなりが国連大学です。その右ウィング(下の写真参照)が GEOC で す。(徒歩約 10 分) ★講師:荒川博人さん(住友商事株式会社顧問) ◆参加費:無料 ◆主催:動く→動かす、 (特活)アフリカ日本協議会 ◆協力:(一財)CSO ネットワーク (特活)ワールド・ビジョン・ジャパン ◆助成:地球環境基金 ◆お申込み先:以下のフォームからお申込みください 国連大学ビル http://ow.ly/EAaK2 ◆お問い合わせ:「動く→動かす」事務局 稲場 雅紀 電話:03-3834-6902(事務所) [email protected] http://www.ugokuugokasu.jp 現在、策定のただ中にあるポスト 2015 開発アジェンダ。その実現のために検討が不可欠となる開発資金の問 題について、講師のお話しと参加者間の交流を交えた勉強会です。 ■こんな方にお勧めです: ・「公的資金が右肩下がりの中、MDGs よりカバー範囲の広い「ポスト 2015 開発目標」は達成できるの?」 ・「ポスト 2015 のアドボカシーをしているけれど、正直なところ、ファイナンスに関する議論や資金の話はよくわか らない、知りたい」 <企画概要> ★現在、2015 年に終了するミレニアム開発目標(MDGs)に代わり、あたらしい世界共通の開発目標とし てポスト 2015 開発アジェンダ(持続可能な開発目標、SDGs)の議論が進んでいます。そこでは、貧困・ 格差の解消と持続可能な開発の実現が両輪で目指されるべきとされています。 ★現行の MDGs よりも幅広いイシューをカバーし、かつ、より意欲的な内容も含む方向にあるポスト 2015 開発アジェンダ。しかしながら、その実行に不可欠な ODA 資金は減少傾向を見せています。 ★そこで本勉強会では、ポスト 2015 の達成に不可欠となる「開発資金」に焦点を当て、今年 7 月に公表 された Finance 委員会の報告書の読み解き方や、市民社会にとって同報告書有する意義について講師に解 説していただきながら、開発資金の問題について市民社会がどう考えどう活動を行っていくべきかについ て、参加者のみなさんとともに考えます。 <お話しのポイント> 1.近年公表された、ポスト 2015 に関する「持続可能な開発のための資金に関する政府間専門家委員会」 (ICESDF)の報告書(以下「ファイナンス委員会報告書」)をいかに読み解くか(※) 2.極端な貧困などの解消と持続可能な世界への移行を両輪で目指すポスト 2015 開発アジェンダにとっ て、開発資金が持つ意義 3.グローバルレベル・先進国内・途上国の現場など各階層でアドボカシーを展開する市民社会にとって、 「ファイナンス委員会報告書」が持つ意義 (※)Synthesis Report(統合報告書)の内容にも適宜触れていただく予定。 <背景・趣旨> ◎荒川博人氏(住友商事顧問)は、海外経済協力基金(OECF)、国際協力銀行(JBIC)、世界銀行、国際 協力機構(JICA)と長らく国際開発金融畑で勤務され、また、直近では世界経済フォーラムに勤務される など、国際開発金融セクター、民間セクターでのご経験とネットワークを豊富にお持ちの方です。 ◎荒川氏が世界経済フォーラム時代に共同執筆された”Paying for zero”では、「世界的にはポスト 2015 開発アジェンダのニーズに対応する資金はあるものの、必要なところに循環していない」とのメッセージ を出されていました。そのお立場から、また、長らく国際開発金融畑でお仕事をされてきたご経験を踏ま え、 「ポスト 2015 開発アジェンダ」を議論する際に欠かすことのできない視点である開発資金についてお 話いただきます。 ◎ポスト 2015 の議論において、それぞれの NGO が専門性を高めた提言を行おうとすると、得てして視 野の狭い議論に陥りがちです。環境・開発勉強会は、元々、極端な貧困等の解消と持続可能な世界への移 行というこれまで別々の枠組みで議論されてきた二つの課題を包括した目標となる「ポスト 2015 開発ア ジェンダ」に NGO が取り組むに当たっては、開発系 NGO と環境系 NGO がそれぞれの専門性を生かし つつ、連携しながら広い視野に基づいた活動を行うようになることが重要、という観点で開始されたもの であることから、お話の中では、NGO がもつべきインパクト重視の高い視座についても触れていただく 予定です。
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