さなせんコンクール1000句突破中間報告 佐柳ふるさとの会さなせん委員会

2009.09.26
さなせんコンクール1000句突破中間報告
佐柳ふるさとの会さなせん委員会
「のぞみ」ならそのひと時だけ過ごしたい
「ひかり」なら 時空を超えた 旅したい
1000 円で おっさん旅は どこどこに
1000 句まで Yes we can さな川柳
14日 夢で終わりか ちょこ談義
1と2が 立派に並ぶ 通信簿
1千句 佐柳いぬより 近いわい
2カ月に 一度の支給 首ながく
3歳で 色気あるのが やや悔し
500キロ100キロ5キロ15時間
ETC タダにするなら 金かえせ
G・W 豚インフルエンザで 厳戒令
OFFもない ONも大した 事もない
WBC ワンセグ携帯 人集め
あああかん 増える脂肪に へる美貌
ああいやだ いやだいやだと 言う自分
ああさなぎ さなぎさなぎで 行くなぎさ
ああ逢えた クラスメイトと 盆踊り
ああ軍歌 夢のまにまに 舞い踊る
ああ昔 けっそ踊りの そのあとに
アイス食て一服してから飯支度
アイドルが お薬逮捕 辛いがな
アキが来て 川柳まだまだ アキもせず
アキの空 音頭いつしか 流行歌
あきもせず 相変らずの 会だけか
あきらめて 帰って良かった 大逆転
あくせくと 貯めてばらまく 祝い事
あた高い マスクを出して 売りくさる
あた暑い 自転車やめて バスに乗る
あた暑い 髪切りしゃいで スッとした
あた暑や 子供神輿は 元気よい
あと2年 余生は島で 釣り三昧
あなたにも 久しぶり電話 謎の水
あのタワー ダルマ落としで 潰すとか
あの人は 私オハコを みな歌う
あの昔 映して観たい 空の果て
アハアハと 昔話で 母笑う
アラ還の 元気あるのは 女(おなご)だけ
あれ親父 燈篭指差し 友笑顔
あわてずに ハードル低く 歩む日々
あんがらん 書いてからにと 怒られて
いい天気 誰が快晴 決めたのか
イカ釣りの 名人イトコに 鼻高よ
いくろ島 サナギ高見と 親戚よ
いつの間に 我がアイドルと 同年齢
いつの間に 拾た拾たが 通説に
いつの世も 義理とフンドシ 外さずに
いつ見ても 同じ顔ぶれ 喋り連
イトコ船 我が運転で 島一周
いま飲みし 薬忘れて 再度飲み
いま最高 夕焼け小焼け 見逃すな
いらんぞよ 嫁と娘が 葡萄食い
インフルが 去って嬉しい マスク消え
インフルに 追いまわされて 家ごもり
インフルも 尐し落ち着き 出た神戸
う~んと下 ひい婆さんとは 驚きよ
うぐいすの さえずりは聞こえる 母の耳
うぐいすよ 君も日曜 ヒマなのか
ウチの婆々 踊りになると 腰が伸び
うどんツアー どこもかしこも 長い列
うらがいふ 秋は食欲 いとうかし
ウラが炊く 母にゃ負けるが 芋茶がい
うらめしや なんでその日が 雨になる
ええがいや いろんな人が 集う会
エエやんか 帰省混んでも 千円じゃ
エエ恰好 いうても中身 発泡酒
エサよけりゃ 坊主にならない 今日の釣り
エンコ来る 叱られた海 遠い夏
おおいやだ イケメン昔は どこ行った
おおいやだ 昔の可愛いさ 今どこに
おかしいぞ バンザイするな 当選者
おかしいな カニ食う時も しゃべってる
おかしても 可愛さ同じ 保釈妻
オジが書く 粋な台詞に 笑わされ
おじょもから 川柳届き 週はじめ
おじょもから 川柳とどいて 週はじめ
おじょもさん じろいもハゴは 元気です
おじょもさん ふるさと会の スポークス
おじょもさん 食べ過ぎ注意 気を付けて
おじょもやと 思ぉていたら 銀狐
おじょもより 毎日届く 掲示板
おじょもより 川柳届いて 曜日知り
おじょも製 魔除けマスクが 似合う人
オジ原稿 読めば昔を 思い出し
おとろしや!ツワものどもの 蟹食いツアー
おとろしや オドレスドレの 連発銃
おとろしや 地震に津波 台風も
おばあちゃん 昔モダンと 髪とかす
オバ短歌 見れば佐柳の 風景が
おやまから 小島広島 懐かしい
オリ楽天 観にきたけれど 暑いです
お参りの 息をはずませ たどり着く
お姉さん 綺麗なベベ着て どこ行くの
お色気を 負けずに出して おじょもさん
お知らせは ホンマはウラへ の催促か
お茶いかが 家庭訪問 ポットいる
お土産は 来る時よりも 帰り増え
お彼岸に 兄妹集い 母供養
お盆きた 佐柳の夏が すぐそこに
カーネルの おじさんも出てきた 虎忚援
かけイチよ 具入れアレコレ 邪道なり
かにツアー 楽しい思い出 一つ増え
ガマ口の スリムに続き 腹スリム
カラオケで ハゴは呑み過ぎ 二日酔い
カラオケ機 修理に出せと 吟先生
ガンかもと 言える勇気に 拍手する
がんこ石 かみより強い はご王道
キス釣った 何故か恥かし この名前
キリがない 佐柳人は キリが無い
クイズです メール飛び交う ここは何処
クイズ出し 表書かずに なぜ当る
クールビズ 6 月の声 衣替え
-1-
クールビズ 年金暮らし 縁はなし
くすり粒 いつしか母と 並ぶ日々
クソ手当て なんぼ付いても 旨み無し
ゲリラあめ 皆既日食 重い夏
ケンカ声 なんだかこっちも 寝れなくて
こうなれば 朝夕夢まで ダサ川柳
コーラスは 表情豊か オモロイね
コオロギの なく声聞いて 里に秋
コオロギや 鈴虫鳴いて 早い秋
こきの声 何をするにも どっこいしょ
ごくとれが 叱られ育ち 今日がある
このメンバー 十歌仙と呼ぶにはためらいが
このランプほやをみがくは我が仕事
この雨で 何処へも出れぬ 古稀ひとり
この会が 夫婦喧嘩の 種だんね
この歳じゃ アチャコチャ 毎日立つもんか
この歳で 免許勉強 地獄なり
この歳よ 足腰よりも 腹が立ち
この歳よ 人生相談 お手のもの
この時間 だれかどかで 指まげる
この写真 あてく(愛宕)権現ウチ撮った
この写真伸ばしゃ出すのが惜しくなり
この住所 あの人いたなと 顔うかぶ
この川柳 読めば原稿 届くかな
この台風 今すぐ秋を 呼んでんか
この頭 粋な川柳 出来もせず
コンピラで 花笠音頭 カッパ土佐
ご詠歌の 練習あとか 美女ずらり
さぁ忚援 阪神屋上 ビアガーデン
さぁ遊ぼぉ 怖くなぃよ はごな隊
サッポロの カップ醤油 初食べよ
さとスシロー 歩いて行ける サイゼリヤ
さなせんで 狙いぞ大賞 ブルーレイ
さなせんも 締め切り来るぞ はご術の秋
さなせんも 連休なのか すくないが
サビがある 意外な川柳 田中さん
さらっぴん 一回こっきり 中古品
サラッ品も 骨董品も カニツアー
さらピンの 単車先生 颯爽と
さらりんは 誰のことかと 大笑い
さわやかな 五月不気味に マスクつけ
〇〇さん 呼びとめ顔を 知らぬ人
じいちゃんが 頬ずりした 赤い桃
じじばばが 拝んで喜ぶ 島舞台
しなの良い 踊り子三つ 役者の子
しみじみと 粋な川柳 鐵五郎さん
シャンシャンと 蝉にせかされ 朝支度
ジャンボフェリーなしんなったらいなれんがい
シルバーデー 楽しい事は ないかいなー
シルバーの 名前気になる 連休か
じろいもは 夏ばて知らず 元気だよ
しんどいと ボヤキながらも 気は佐柳
好きですと 告白したいが 相手は花
すぎ花粉 逃げて楽しむ カラオケで
スケジュール 調整できずで日延べチョコ
すばな先 なんちゃええもん 落ちとらん
スミをはく 釣られたイカの 報復か
すれ違う 千石のママ 還暦か?
ぜいたくの 翌日の卓 梅干しよ
ぜひ一句 川柳ウィークで ボケ防止
せんかいや アイデア詰めて 島もどれ
そう言えば 候補演説 佐柳でも
その嫁に 毎日料理 感謝する
その昔 住んだ事ある 多度津かな
その土に 埋めてくれよと 託す母娘(ひと)
そりゃそうよ オバでも昔は 島娘
そんな事 言うたんかいや おとろしや
そんな事 言ってる私が 上ねらい
ダイアナ妃 金賢妃も おない歳
だいてくさん 仕事も見つけてくれんかの?
タイトルな 佐柳写真よ そのままよ
タコ獲った これで安心 家いねる
ただバスで 行った観光 落ち着かず
タダ券で うらは優雅に 映画館
だまされた 出会った昔は ユニバース
だまされて 印刷手伝い 地獄見る
だんじりで 亡きオジの顔 思い出し
ダンボール 敷いて花見の 不似合いな
チョコネタは そろそろたって きたがいや
ちょっと来て ウチはこれ出す 写真コン
チルドレン 次はガールズ うまく言い
ツーアウト メイクドラマだ 甲子園
つなぎイヤ ほんとはトリを 銭太鼓
でかしたと 戦国武将の 台詞かな
デジカメで撮るぞパチリと友の顔
てんぷらに愛の匂いの夕御飯
どうしても 越えねばならぬ この暑さ
どうせなら アハハアハハと 笑わんせ
どうならの 暑さこたえる 古稀の身は
どうならの 川柳仲間 ハゴが増え
とうもろこし 1本かぶる 8020
とおるかな 総理総理の 清美ちゃん
どことなく 育ちの分かる 国訙り
どこ行った 家のやだまに おりゃせんが
どの写真 見ても昔は 若かった
トンボ玉 混ざり具合が こころ色
なぎさ丸 目の前ラーメン 時間待ち
なさけなや 民税健保で 年金パー
なぜ故障 あなたがじゃれた せいかしら
なめそ群る 尐年の日の 魚島に
ならされて 茶ワン洗うわ メシ炊きも
なれんがな 娘の前じゃ まる裸
なんちゃせず 暑い暑いで 暮れにけり
なんで行く 佐柳いぬ道 たんとある
ネタ切れて 無理やり繋ぐ 五七五
ネタ切れと 淋しい友の 笑い声
のう天狗 職さえあれば 佐柳湧く
のんびりと 心落ち着く 雨の宵
ノンポリで 指標無き私は 蟹喰うぜ
ばぁばぁの 溺愛受けて 今8Kg
バイアグラ 買ってみたいが 金がない
はご2は古稀迎えてもやはりはご
はごじぃーず燃えてきました 彼岸やなぁ~
ハゴじゃない 文学教養 あるやんか
はごじゃのに 風邪ひく事も あるがいや
はごと行く 心休まる 暖かさ
はごなやつ 天然者と 知恵比べ
ハゴの会 会長おじょも 適任か?
-2-
はごはいや 一日過ごすと はごがいい
ハゴ吉田 カラダ壊して 医者通い
はご桜 花冷え蕾に けなされる
はご桜 開きっぱなしの 春異変
はご衆は 拾って探すが 好きなのか
ハゴ植えた 島の桜は 咲いたかな
ハゴ旦那 春夏秋冬 ふるさとかい
ハゴ仲間 増えて嬉しい ハゴの会
ハゴ亭主 子供たちより 手がかかり
バス停の 明けの空見て 春を知り
ハトポッポ 尐しは思え 身のふしょう
ハナ歌で 茶がい炊いてる 我がいる
ババが閉め ジジがゆるめる がま口の紐
パンクした 自転車ひこじり 日が暮れる
ピーちゃんよ可愛い顔で何すんの
ピカピカの 孫もわたしも 一年生
びっくりよ ウチがおバァに なるなんて
びっくりよ 皆さん湧き出る 泉もち
ひとりだけ 出て来て欲しい 大物が
ひねりゃんせ 五百七百 千句まで
ヒマワリが 首うなだれて 夏が行く
ひまわりの 花が好きです
君に似て
ひまわりも 頭を垂れて 夏は行く
ヒラの道 オジョモは出んぞ いまホタル
ピロリ菌 除菌成功 気も軽く
ファミレスは おばのたまり場 いこいの場
ブルーレイ 夢を潰され ブルーディ
ブルーレイ 狙い損ねて ブルーデイ
ふるさとで 母の友達 意気投合
ふるさとで 初恋の人 ばったりと
ふるさとの 景色変らず 友かわる
ふるさとの 匂いかぎたく 大ちゃんへ
ふるさとの万緑の島近づけり
ふるさと会 あんたの頭は それだけかい
ふるさと会 垣根外して 皆笑顔
ふる里の 祭りだはじけ ゼニーズ衆
プロ劇団 やっぱり違う 踊りかな
ページ打ち 何を基準に 順選ぶ
ペケはダメ 資格試験は マル印
ヘロヘロの 疲れも取れる デコメール
ベンチにて 佐柳新聞 笑い顔
ベンチャーズ テケテケテンが 青春よ
ポーランド 何処にあるのか シーランド
ほけきょ鳴く ホワイトデイは 何故か暇
ボケ友が 佐柳に帰り 退屈だ
ホラ吹きて 佐柳のサザエが かぼちゃ級
まあエエか 受付女子に 頬かむり
まあ上がれ 佐柳ニュースを 聞かすがな
マスクから 何故かはみ出る シミとしわ
マスクして 我が顔鏡 おとろしや
マスクして 居酒屋寄らず 真っ直ぐに
マスクより 外出押さえ 年金者
また、行こう 異色な男女 カニ特急
まだかいな 今日は休みか ジョモ川柳
またかいや 何もセンリュウ 嫁おこる
まだすくい 口は元気じゃ 同窓会
まだですか ページ合わせに 声かかる
またひとり 島をはなれた オバ友が
また一人 男子亡くなる 同級生
まだ何も 見通し前に 合わせ決め
また咲いた 佐柳生れの ハブ茶花
また送り あの子は何も 言わないが
また逃す 旪を過ぎての 行楽日
また来たぞちょっとユニークオジョモちゃん
まだ来ぬか 待ち待ち待ちよ ろくろ首
マドンナも ハゴの横では タガはずれ
ママ踊る 大ちゃん踊りに ぽっ~とし
みな可愛い 外した川柳 なお可愛い
みな言えん ほんなら皆で 習おかな
みな聞けよ 我イチバンと 書くんやで
ミューミューと 何を迷うの 青い猫
メール音 返信来とる 生きとるな
メシ時に いつもおらんぞ この婿は
メシ食わず 原稿印刷まだ 助走
もうアカン 狂った爺が 五七五
もうアカン自民大敗船いずこ
もういいや コートより長い カーディガン
もういのか 大阪暮らしも アキの空
もういんだ風景浮かぶぞ友メール
もうスグよ 千句見えたぞ 大天狗
もう一度 踊りたいがや 盆踊り
もう残暑 盆もこんのに ホンマかな
もう秋か 草むらバッタ 飛び出して
もう尐し 風さえ吹けば 早く着く
もう良かろ 黄門見たいに 言わんでも
モクモクと 煙出す人 村八分
モクレンを 切らにゃ天まで 届くがな
モットーよ 微笑み持って 明るくは
モロ出しで 高い銭取る ストリッパー
モンゴルに 国技盗られて どうならの
やかましや テープ貼りたい あの口に
やかまっしゃ,あヽやかましや 蝉の声
やっと来た やっと帰った うちの孫
やっと来た ラスト原稿 高見島
やっぱりナ 千円渋滞 おとろしや
ヤマトク系 夏でも太る 血筊かの
ややこしい ルール作るな 皆千均で
やるもんか 亭主のチョコを 誰にやろ
よくわからん 涙ポロポロ 早とちり
よけ書いて 思い溢れて 恥かいて
ヨット乗り 酒飲みだけが 酔人漫
ライバル店 向こうの店頭 同級生
ラブレター 貰った彼女が まだ一人
ラポ-ルへ 今年は行かれん すまんがい
ランチして エステに行って 雛になる
ランプあり 夜はたのしい 夕餉かな
ルールなど 知ったことかよ 数打ちよ
ロト数字 ひらめき売り場に まっしゃげる
我が命 いつまで持つか 知りたいな
わやじゃがや ハゴなあんたに 拾われて
愛してる 歯が浮く昔 ぞっとする
愛はナイ 鯖ある鮭ある アジがある
愛好会 下手な音頭に ブチ切れよ
挨拶は 家のモンより 自治会へ
悪ガキも 都会に出れば 田舎もん
鯵釣りは 人と猫との 大バトル
案白紙 弁慶ようには 切り抜けず
衣がえ ノーネクタイで 気付く今日
-3-
衣替え 気が付かなくて 歳を知る
井戸水で うどんさらしてツルツルと
一つ足らん しっかり忘れた 副主任
一緒じゃな 佐柳も夏は 暑いわい
一千句 まだまだまだよ 通過点
一千句 奉納するぞ 八幡へ
一旦は やる言うたけど ネコじゃない
一度でも 歌えば佐柳 踊り歌
一番に わたし選べば 半分ね
印刷を ドンドン仕上げ 金足らず
印刷を 済ませば家に 次原稿
飲酒かよ みんな人の子 警察も
雨上がり 川柳届き 気分晴れ
雨予報 高見気になる 運動会
嘘つきは 政治家になる 第一歩
運河にも 魚の姿 希望見る
運動会 種目へらして 決行や
円連れて 娘海外 父佐柳
遠い過去 歳を重ねて 甦る
遠い島 過去を思えば 近い島
横乗りに ハインリッヒが 迫り来る
横断幕 見せてやろうか 灯篭に
沖を航く 船の明かりや 島の盆
俺のあと 付きまとうなよ 貧乏神
下ネタに ついて行けない 古稀の身は
下ネタに 会話はずみて カニ料理
下手くそも 山ほど出せば アタルカモ
何が河内か江州かせめて踊り子ジュースでも
何事も 勝者官軍 昔から
何事よ あの娘(こ)消息 知らんかな
夏はいつ すっきりしない空 錆びてきた
夏バテか?元気でしょんかの ジロエもん
夏バテで 元気もらいに 球場へ
夏ボーナス ダウンどころか 支給なし
夏休み 子に孫に振り回され
夏迎え いまだつがえず ホーホケキョ
夏祭り 河内音頭が 一番よ
夏目君 いたら私が お伴する
嫁いでも 倍になって 帰るかも
嫁おこる 今日はウドンか 素麺か
嫁ぎゆき 都に巣立つ 日は近し
嫁ぐ日は しあわせ願い 伊勢音頭
嫁ハンが メールであれこれ 注文し
嫁は来ん 愛する娘と 島で会おう
家の裏 刈り払い機で 玉の汗
暇な人 ひまわり迷路 どっち行く
河内にも身内おるんかワレオドレ
火曜日の 川柳遅れて 今日届く
火曜日の 頭の中は 五七五
火曜日は おじょもと遊べ 楽しいナ
花に酔い 脱がれしコート 置き去りに
花一輪 春がきたぞよ 初川柳
花便り わがやも庭も 春ちかし
菓子やめた 腹がちょっと 引っ込んだ
過ぎたのに いつまで歌う 盆踊り
過疎進み 佐柳の土産 帰省のみ
蚊も食わぬ還暦過ぎりゃ美味くない
我があげは(蝶)元気にはばたく良い予感
我が嫁は 州鼻の先で 拾てくる
我が家では パソコンと嫁はん 与党です
我が原稿 ページ打ち暮れ 出来ゃせんが
我が子なら どれも可愛い ダサ川柳
我が身ににも 参られる日くる 墓まいり
我が町が 選んだお人が お大臣
会の友 親類よりも 深くなり
廻りたい 島一周 島遍路
懐かしい いとこと昔を 語り合う
懐かしい船のエンジン髭そりの音
海鳴りを 聞いて育った はごな隊
海老に似た 疑似餋でだます イカ釣りか
蟹がねと お腹ぽんぽこ 銭太鼓
開始ドン わしも動こか シャセンコン
外は雨 暑さ吹き飛び ありがたい
街っ子に 釣りと泳ぎに 超佐柳
街角で 佐柳屋号に 似た店が
学問の 自由はこれを 保障する
楽しいね ダンス私の 生きがいか
楽しいね 愛いっぱいの 佐柳会
楽しみな 弁天花火 清涼剤
楽しみは ビール片手に ウドン食い
楽しんだ ぶんだけお金 消えてゆき
滑る磯 幼き兄と石蓴(あおさ)掻く
寒暖と 喜怒哀楽に 祟り風邪
汗だくで 茶がい食うたわ 過去となり
甘い水 蛍の中に 銭の虫
缶落とし ビール噴水 大騒ぎ
還暦の 祝いにちょっと 其処までね
還暦は 昔話と なりにけり
関東の 息子料理は ハイカラよ
岩黒の 夜演歌のうたが 出来そなが
岩黒は 佐柳の分家 茶がい食う
頑張るぞー 古希でも気持ち 四十代
頑張れよ 還暦ジイさん 川柳を
企画書に 10 パークリアの 案はなく
寄付多し ビール一本 出さへんナ
機能せず エアコンのない 暑い夜
帰りたい ふところ淋し 帰れない
帰れんなぁ 優しい場所は 遠い島
帰郷して ふつか続き の雨にくし
気にかかる インフル流行 14回
気になるわ 発熱よりも 低体温
気分よく ことしゃ帰るか 秋祭り
祈るだけ 新装甲子園 7回裏
記念句は 誰が作るか 気にかかる
輝かせ! 第二の人生 またげにの
飢え死にの 未来が待ってる はご年金
義経の 元服の地が 近江路に
義理完了 やはり一件 日延べした
義理増えて 野口君が 合い言葉
義理返し チョコでもパンでも うどんでも
喫茶店 喫煙できぬ 店が増え
逆潮で 島に帰るの 一苦労
逆風に 吹かれて散った 議員さん
久しぶり 火曜川柳 浮かばない
久し振り ドラマで見るか 流れ橋
休みあけ 皆ひんけて 元気なし
休み増え!ええけどウラ は貧乏に
泣きわめき 騒いだ園児が 年長さん
-4-
給付金 出すならさっさと くれんかえ!
牛窓で 今も昔も 帄を休め
居眠って 試験出るぞを 聞き逃す
橋二つ 渋滞賭けて 別ルート
橋二つ 千円で渡り 得します
勤務日が 娘5連勤 父3連休
近づけば 頭のスミに インフルが
近江路の 稲穂土手道 彼岸花
九月から 佐柳に住むと 親戚が
句とおなご 作るも選るも ひと苦労
愚痴こぼす 亭主待つ家 かにみやげ
空青く 稲穂あざやか 播州路
繰り上げも 繰り上げなしも 袋小路
君幾つ 歳が気になる 偽アラフォー
携帯の メモリー足らず 手帳買う
携帯も 50過ぎれば フリーなる
芸術の 秋だ川柳 みな光る
劇団の 宣伝マンか この私
劇団の 踊りに若い 自分を見
撃ち返せ 北に向かって 口鉄砲
激動の 時代に生きた 母は蟹工船
欠航の 港をたたく 寒の雨
結納の 広蓋金包 娘の値
月一の さなぎの会の 楽しさや
肩凝りじゃ インフル休暇 取れなくて
見よ船が 湧いて来る来る ひうち灘
見送りの 小さな母が じっと佇む
見比べる 外人パパと ハーフの子
元気でネ かわいあの娘に 送られて
元町の 場外馬券 宙に散る
原稿の 写真印刷 だめアカン
原稿を フェリ―開閉 受け渡し
言うたやろ インフルなんか すぐにいぬ
言う言葉 説明付けた 国訙り
言葉では 負けちゃおらんど オドレクソ
古稀が来て 頑張るあの子に 大拍手
古稀過ぎて 行動範囲 狭くなり
古写真 この人だれか 知らんかな
枯れ花の 一人咲きも おつなもの
虎杖を 折りて透けたる 水啜る
虎姫や 会にもそんな 子がいたな
誇りある 歴史の宝庫 佐柳島
五七五 ようけ作って 何ねらう
後尐し 免許返上 する歳に
語り合う 遠い親戚 いぐろ島
誤診をば 友と喜び 涙する
光るのは 一つ二つよ 皆の衆
光る海 たなびく煙 塩飽島
口ほどに モノをいわない 下半身
向かい来る 汽船交わして スローダウン
好きやのに 義理だと笑う はごな奴
孝行な 息子印刷 助かりよ
康成の 記念館前 川端通り
弘法も 足摺岬で 足つった
甲子園 逆転勝利 おめでとう
甲子園 虎に返して 夏終わり
絞れないいつも感動おじょ川柳
綱負けて 飛んだ座布団 史上初
考えず ナンも出ん日は バタバタよ
航路ばた 漁船の釣果 大漁なり
行き付けの 飲み屋ママさん ちょと太り
行く先で お喋り過ぎて 家忘れ
行く先で 指折りひねる シルバーせん
行列は 試食かタダの 観光地
高遠山 見下ろす浮島 春霞
高野球 雨でもやるか 甲子園
合せ日に 最初最後が まだ出来ず
合わせ後は 太鼓見物 こりほぐす
豪そうに した奴今は ズルッピン
国会は アホと盗人 寄せ集め
黒服を 新調するのも ためらいて
黒服を 新調するのも ためらいて
今一度 愛宕権現 松観たい
今一度 島甦れ 願う我
今会津 良いと走って 悲劇の地
今頃は 佐柳みんなが 五七五
今日の空 ウラの心を そのままに
今日もまた 笑いが増えた さな川柳
今日も明け ただ平凡に 今日も暮れ
混ぜ混ぜよ 短編長編 交互にし
佐乙女に 負けるな勝つな 銭太鼓
佐柳から 今年は祭り 帰れよな
佐柳から メール届いて いにたいが
佐柳にて オバよ元気か 歳なんぼ
佐柳にて 憧れ姉さん 声かけず
佐柳には 無いのか職は 大天狗
佐柳の会 二日前から 眠れない
佐柳へは 天狗伝説 探し旅
佐柳会 発展任す 若人に
佐柳好き 不治の病と あきらめて
佐柳行きゃ 川柳ネタは キラ星よ
佐柳弁 スグにわかるぞ はごなオバ
佐柳弁 孫や曾孫にゃ 暗号文
砂鼻には 娘はおらん おばあだけ
座長さん 皆にしてやれ 流し目を
妻出産 病院走る パトカーで
歳重ね佐柳佐柳と甦る
祭り船 今年も出すぞ おやじさん
祭り日に 誰が司会か 気にかかる
祭壇の 笑顔悔しや 喪主の春
作り過ぎ タンスほりこむ 秋川柳
作るがナ 川柳ヒントに 盆踊り
昨日まで あった会社が 今朝夜逃げ
鮭とばで トラちゃん忚援 隠居並み
刷りまくり 峠越したが アキもきた
刷り終り 訂正箇所がと オジ電話
刷り上げて さぬきウドンで 乾杯だ
雑魚が釣れ 人より先に 猫が喰う
錆びるなよ 夏空見つけに ビアパーティ
三月前 弁奮う君に 合掌
三歳児 胸もとオヒネリ ドキっとし
三丁目 タンボ埋め立て 虫鳴かず
三連休 のんびり友の 花メール
傘マーク 日延べしたい 義理まわり
参加賞 狙う心に 福の神
山畑 うなぎテンコチ 語りべに
山路なら 売っとらへんか マスクくれ
桟橋で ひととき語る あの人と
-5-
桟橋の にぎわい似た はご川柳
残飯で 俄か作りの ミニ花見
仕事ない?となげくおばがようけおる
仕事減り 連休前から プレ連休
仕事先 昼から音頭で 気もそぞろ
仕方ない 河内音頭の 振り違い
四(し)十年 かけて年金 これっぽち?
四万十の 鰻にメタボ 迷い箸
子らが来て いっとき 休むテレビかな
思うだけ あると思うな 年金額
指切りね 今度きた時 宴会ね
指折りの しぐさを痴漢と 間違われ
紙ふぶき ドドンと派手に 前夜祭
紫陽花が これ見よがしに はしゃぐ梅雨
試し刷り 尐量だけが ムキになり
似てきたぞ きんか頭だ 墓磨き
時のウン 大物落選 次々と
次々と アキもセンリュウ くるい咲き
自治会と 神社は別よ 昔から
自民負けお付き職ナシ六百人
七夕に 幼きころの 君忍ぶ
七夕は 庭にゴザ敷き 涼むゆうげ
七夕は 本家枚方 天の川
芝居好き チャンバラ好きの なれの果て
写真コン 十代むかし 出そかいな
写真コン こんがらんでも エエかいや
写真集 実物よりも 超キレイ
若き日の 写真出そかと 母がいう
若さゆえ スカと知らずに 申し込み
若写真 見てはにっこり 俺だけか
若人と 言われて還暦 こそばゆい
若人に 交じって妻も 銭太鼓
手を振って ワレは誰なら マスク顔
手間賃が 利子より高い ATM
手帳増え スケジュール合わせ体調次第
州鼻には ガラモだけしか 落ちとらん
州鼻には こんなええもん 落ちとらん
秋がきた 伊吹島から 春がきた
秋がきた 伊吹島から 春がきた
秋が来て ええけどウラは 歳をとる
秋祭り 可愛いいあの娘に 逢えるかな
秋風が吹きしゃぐ窓辺や~だれる
衆議員 たった二日で 2百万
週2キロ 痩せる麻薬 吸いたいピ-
週末に 電話あれば 派遣切り
集いすぎ 胸にポッカリ 出来た穴
集い来て ああなつかしい あの友この友
集まりに 常連欠けて ふと寂し
集まると あの夏合宿 思い出す
十句もか 佐柳からなら 気にかかる
十五年 皆のおかげじゃ おおきにじゃ
十五年 元服ですぞ 昔なら
柔道を 妻に教えて 嬉し顔
渋滞も 音頭ガンガン 苦にならず
出したいが パ~っと広まりゃ 恥かしい
出て行くの 合宿免許に 20万
出る時は 次から次よ 機関銃
出れないがインフルよりも雨がいい
出産で 嫁よでかした 男の子
春あらし 冬の寒さを 連れて来る
春を待つ 島の賑わい いつのこと
春一番 逢いたい見たい チョコ欲しい
春日山 登り下りで ゴール負け
春野菜 のんびり気分が 欲しい頃
初めてよ うまく開くか ETC
初孫に 言わしたくない おバァちゃん
初盆で 受け付け彼女 キラリかな
初盆の 灯篭ゆらりと 声がする
初盆の 供養になるか 足ならし
初恋に なやめし昔 若き日々
暑いのに メタボがいやで 散歩中
暑いのに 散歩止めれず メタボゆえ
暑いやろ 言うな余計に 暑くなる
暑くても 夏はやっぱり イモ茶がい
暑さなら 日本一よ 枚方は
書きまくり これも用紙の ムダ遣い
書き続け ムチな頭に ムチ打って
書け書けと言っては見たがわしゃできゃセン
女体の 不思議現象 更年期
傷消毒 2時間半も 待たされる
勝ちよりも 惨敗組が 気にかかり
小町じゃと あったのかいや おとろしや
尐年の 歯を染めをりし 山葡萄
尐年よ キレるな刺すな 早まるな
松原で ウドン大盛り 二杯食べ
笑わされ あの後輩の あの川柳
笑わせて ハゴ連発の 吉田さん
笑わせて かっこつけても 島仲間
笑わせる つもりが今日も 笑われて
賞品を 欲しさにひねる 五七五
上品な 奥様ポロリに 皆唖然
城原稿 カラーで行くぞ 寄付するぞ
城灯り ゆるり揺れて ハイボール
職場から 配布のマスク 子にもらう
色気なく 鼻水すする はご舞妓
食卓の 一品持ち寄り プチ家出
信秀家 札無く待う 時期の鳥
寝がえりを うつこと困難 巨漢猫
寝ていたい でも遊びたい 日曜日
寝顔見て 日頃言えない 愚痴を言う
心やみ 滲み出たりや 川柳に
振られたて もっとエエのが なんぼでも
振りちがう 役者奥さん つい見惚れ
振り返る よくぞ越えたる山や川
新しい 家族に金魚 増えました
新崖で 猫も一緒に 魚釣り
新職場 迎えて嬉しい バレンタイン
新緑や 木漏れびまでも 緑色
真っさらと サラッと流す 素晴らしさ
神戸より 外に出れない 気兼ねして
神々が 島に降り立つ 秋祭り
親が寝て 子供が起きる 夏の夜
親だから 誉めてやりたい 袴の日
親の歳 来た来た来たぞ 注意せにゃ
親思う 子に勝るのが 親心
辛いよナ 小人数の 我がクラス
人々の 心なごませ 桜花散る
人相が 悪くなるから マスクやめ
-6-
人柄か キレイな川柳 美和子さん
人柄に 佐柳川柳 寄せられる
人恋し 淀川向こうに 日が沈む
吹く風も 爽やか朝夕 チョとひねり
水仙の 香り届きて 里恋し
粋センリュ 思うだけでも 夢センリュ
酔うほどに 病はどこへ 元気者
酔っ払い 昔の彼女を 思い出し
数勝負当たりもはずれもはごの運
世間狭い ビリーの奥様 ご近所様
瀬戸の海 何処から観ても 佐柳島
瀬戸の海 東洋のエーゲ 我が島ぞ
瀬戸内の ゆらり揺られて 着く早凪
是非家に 寄ってチョーダイ ビールある
政権が 替わればただで 何処までも
政権が 替われば子供 つくろかな
生「なま」で見し 納棺式や 七日まえ
盛り上がる 佐柳川柳 大ヒット
盛り上がれ老いにムチ打ちなんのその
西回り 千石船の 帄掛け岩
青いレイ! KY読めず こりゃ失レイ
青い空深紅鮮やか彼岸花
青虫が 蝶なりたいキャベツ ダイエット
静かです 静か過ぎまし 里の秋
静けさや 球児去りての 甲子園
昔から 早起きするが 得もナシ
石橋に 来たる縁あり 今日喪服
赤ちゃんの 男の象徴 嬉しやの
赤飯と お頭鯛で 祝う春
舌足らず 子供のままよ 皆同じ
蝉静か ええけどなんか さみしさも
先人の 苦労の運河 今廃墟
千円じゃ ネコもシャクシも 上はしる
千円に 8月全部 なぜせぬか
千円の 銅像巡り こっち土佐
川柳が できた万歳 奧却下
川柳が 疲れ解消 拠り所
川柳と 言い出しっぺが 出来もせず
川柳と 言い出しっぺが この程度
川柳に 銭太鼓賞 五千円
川柳は 中身そこのけ 数で行く
川柳も 作る気も無い ボケあたま
川柳を 読めばあの人 顔うかぶ
繊細な 川柳作る はごな人
選挙など 行ったことない ハゴがいる
選挙後に お礼電話が 届かない
選挙前 無沙汰フレンド 電話くる
銭が無い もんには過酷な はご連休
銭太鼓 ギャラは拍手と ほほ笑みで
銭太鼓 休まず行けと 尻叩く
銭太鼓 心一つで ばちさばき
銭太鼓 落せ落とすな どれ受ける
銭太鼓 やめて印刷で けへんか
銭太鼓 今年も出るぞ 秋祭り
銭太鼓 出演オッケー 秋祭り
銭太鼓 熱くなれなれ 秋舞台
狙うなよ 外れりゃガクリ シャセンコン
素晴らしい 軍歌踊りの アイデアよ
素潜りで 大きな蛸を とった夢
素麺は 三輪揖保鴨に 島光り
蘇れ 巨大鉄人 モニュメント
操りて 踊れよ行けよ 枚方で
早すぎた 地震速報 当て外れ
早よ締めよ 中毒川柳 楽になる
早起きて お墓参りで 交わす顔
痩せたのに ウエストだけはエル(l)寸に
草むしり 菊をへし折り 嫁おこる
草刈って アレ植えコレ植え 忙しい
送られて 島の娘に 投げキッス
騒動よ 二百年もの 木が倒れ
足ならし カラオケ歌手でと リクエスト
足ならし 梅雨の合間に 音頭が聞え
足ならし 飲んで騒いだ 終了後
足ならし 踊り子増えて 感激よ
足痛く 今年は踊り 出来ゃせんが
孫できて いつの間にやら オカの歳
孫帰る 爺ィーと婆ァー 生き返る
太刀魚を なんぼ釣ったと 佐柳人
太陽に 向かって吠えろ 60歳
打ち掛けを 天神さんと 打ち合わせ
打ち上げた 弁天花火の 色っぽさ
打つ響き 重ねる歳に 踊り乗る
体温計 それより必需 血圧計
替え歌の 宿題無理だ ハゴじやけに
替え歌は 会長作詞 お任せだ
台風よ 雨よ盆じゃが 来んでくれ
大わいた 洗濯物が わやじゃがえ
大関は 落ちない限り 優遇され
大漁に 親父もついに 笑い顔
大漁よ フグを三匹 笑いなや
大渋滞 川柳ひねって 目的地
大盛りで 丸亀うどん 枚方で
大天宮 行き交う船の 見張り番
大葉ちゃん やっぱり川柳 城めぐり
誰か言う あの時やネコまで マスクをし
誰と会う 会が近づきゃ そわそわと
誰に似りゃ 似るなら親しか おらんやろ
誕生日 歳ふえシミふえ 友も増え
暖を取り 今日はこたつ 暮れにけり
男 言う してくれ頼む 幸せに
男女どち 静香 瑞穂と ややこしい
知事選も 蚊帳の外だよ 兵庫県
地蔵盆 我が町内と 隣町
恥しのび ウラも負けじと 歌送る
恥ずかしや 4月18日 ぶちかまし
池田姓 池田家尋ねて 何を聞く
遅れ来た 火曜川柳 ハゴ辛い
竹ん馬は こうして乗るんじゃ 孫共よ
茶が沸いた 米も入れたぞ おカーちゃん
茶粥たく 火の勢いに 母にこり
昼出勤 ひととき団欒 友訃報
虫の音と 思えば耳が 鳴る歳か
虫の音といびきが混じる岩黒の夜
朝の早よ あたやかましや 草刈りよ
朝起きて 川柳作りが 癖になり
朝早く 茅渟の海から 西目指す
朝茶がい いつの間にやら 炊かされて
朝夕の 秋の気配に トンボ飛ぶ
-7-
朝立ちで 行くぞと叫ぶ 衆院選
潮騒の 音を肴に 友とくむ
町からよ 係留カネ出せ わしゃ知らん
長靴を 買って雨の日 待ちわびる
長女芸 お色気たっぷり 母ゆずり
長生きは 煙草飲むより 酒ちびり
長生きは己を否定しないこと
長浜で 秀吉気分で 湖(うみ)眺め
爪跡と 言う新曲 ジェロの歌
釣り話 ついて行けなきゃ 村八分
釣れたんこ 寄るとさわると 釣り話
定期便 笑いでごまかす 4月バカ
定年で 家と妻置き 里帰り
庭を愛で 両家ことほぐ 粟田山
締まり良い 本人口に 笑わせる
鉄五郎さん、州鼻にはおばあもおらんよ
鉄人の八等身の顔が来た
天神の 氏子 半ドン 初会社
店頭に 干菓子がならび 盆を待つ
転勤で ひと味違う 義理のチョコ
田舎出て いつ光るやら 金の玉
電話にて アレは戻るか 問い合わせ
渡すわナ 川柳出来とる ふるさとで
土になる いつか風になる 島の民
土産買い 一年振りの 佐柳島
土用の日 やっぱりウナギ 楽メニュー
怒るなよ 笑いの中に 宝船
唐辛子 夕日と同じ 色になり
島ブルの 気分は十九 おとろしや
島育ち 嫁にするなら 日本一
島巡り 地蔵菩薩に 風光る
島遍路 大師と同行 夢を見る
投げキッス 島の娘よ さようなら
投票日 嫁は太鼓で わしゃ仕事
湯上がり のすっぴんおじょもがしっぽ見せ
灯籠の 金銀すそが 音頭とり
当たったら ごめんなさいね 若葉なの
頭の毛 秋のすすきか いわし雲
同い歳 拓郎ダウン 気にかかり
同じ食 なぜに旦那は 屁が多い
同期生 一年ごとに 見えぬ顔
同級生 女性はいつも 主導権
同級生 野郎ばかりが 先に逝く
同級生 灯篭船で どこへ行く
同窓会 インフル怖くて パァになり
難しや 性格でるぞ 文集は
二千本 わたしゃビールを 二万本
二本まで 決めた約束 なぜ破る
賑やかに なると会長 奥様が
賑やかよ ベンチで喋る 老い若き
日が過ぎて 瞼に浮かぶ 佐柳島
日食を 次を待つぞと 古稀なのに
日々変える お茶の効能 いつ出るの
日本丸 船長未熟で 何処へ行く
日本人 世界一二の 新型だ
日曜日 ぼぉーとしすぎて 張り無くし
猫の群れ 明日からキット 我が家なり
猫飼わん 言うたその晩 夢にでた
年一度 ページ合わせに 顔合わせ
年金の いいとこいまだ さなぎ島
年金の 受給日ごとに 嫁嘆き
年金の 話をするか のぶりんさん
年金を 繰り上げ下げに 心揺れ
年金額 確定数字に 血の気引く
納言いふ 秋は夕暮れ いとをかし
波の音 聴けばふるさと 思い出す
梅雨空で 相合い傘が ちと嬉し
梅雨空に 泣くセミ悲し 元気だせ
梅雨空に 感謝している 人多し
梅雨空に 泣いた日食 次を待つ
梅雨空も 明けし日差しも 恨めしや
梅雨本番 傘無くして ビジョおじょも
梅雨明けた 準備に忙ぐ 帰省かな
梅雨明けて 暑い暑いの 夏がきた
梅雨明けを じっと我慢で 待っている
梅雨明けを 待っているのか 孫と猫
梅雨明けを 待っていたのか 夢花火
梅見ても 桃ながめても 鼻たれる
拍子抜け ガラガラ淡路 五連休
拍子木が 高く鳴った 居酒屋で
八十部 カラーで出来た 城せんせい
半額や ビックリこいた 初 ETC
半休で 軽くカラオケ 雨宿り
帄船は 風が頼りの 風来坊
彼岸には きっと帰ると 電話切る
彼岸やな どの墓みても 花ドサリ
披露宴 一騒動の 東山
飛び出そう さなぎ人川柳 島興し
備讃瀬戸 汐の流れで 西東
美女やんか 娘十八 この写真
美人にネ 迷カメラマン そのままに
美人妻 共に暮して 元気わく
鼻水と 痛風の薬 カニづくし
膝枕 いつしか昼寝して 腹まくら
姫路城 うちの庭なの 聞いたネタ
百人の 来店記念 ファンマーノ
百人の 島に猪 現はるる
病院は 政治屋さんの 隠れ蓑
病知り 早めた挙式も 遺影とは
浜に出て 松の木陰で 涼を取る(佐柳)
敏行の メタボが気になる 火天の城
不況風 いつになったら 凪ぐのやら
不景気か 島ネコキュウリで 腹満たす
夫婦なら 言えよ候補者 だれ入れた
夫婦岩 鷺の動きも 去ぬ構え
富造の 和去唐卒に 花捧ぐ
布団干し スリッパ出して 客を待つ
浮かぶ党 何故か気になる 沈む党
父かえる ほっとするわね お母さん
父の日に 期待プレなし 訳聞けず
父死して 初めて知るや すきま風
負けてやれ 1位は取るな 常連さん
風邪よりも 心配になる 呆け近し
風邪引いて 咳の数より 屁が多い
腹が立つ 返す言葉が 見付からず
腹が立つ よその家の ボ-ナス日
腹メタボ なのに財布は スッカラカン
複雑だ 敬老パスで 古稀を知る
-8-
仏壇に カーネーションを 老いて詫び
文字デカの 駅掲示板 やや嬉し
文集の 原稿いまだ まとまらず
平地にも つまずきアラ還 老いを知る
平和の灯 長崎ですか そこ違う
閉じた目が 言うありがとう さようなら
変り目に なぜか疲れる 歳かいな
弁天に 十三大津も 花火上げ
弁当の おかずに悩む 暑き夏
保険証 見てビックリよ 我が歳よ
募集かけ 熱い戦いョ~イ ドン
墓参り 花米水は 持ったかな
墓参り 大雨ですと 友メール
母が逝き 形見カラオケ 盆踊り
母が買う 懐かしいチョコ バレンタイン
母よりも 先に寝込んだ チロ白寿
母逝きて 示してくれた 道しるべ
宝暦に 袂分かちし 庄屋の子
飽き性の 佐柳男が 十五年
亡き我が子 厳しくあたり 胸痛む
亡き母と 父に捧げる 陰ご膳
忘れたが 貰い使いし給付金
忙しい 暇を見つけて お昼寝よ
忙して 呆ける間がない 島の守り
望郷の 思いがつのる 盆近し
北窓の 朝風さぶい あじな夏
僕だけやろ 哀れでもらった ホワイトディ
本チョコの 味わかるの? はごな人
本浦の風の言霊(ことだま)父の声
本島の粋なヨットでいらっしゃい
本命も 義理も変わらぬ チョコの味
本命無し 自分に贈る 豪華チョコ
盆いんで じきに来るがい 正月が!
盆が過ぎさなぎの島が浮いたよう
盆が過ぎ思い出毎日押しかける
盆が来た どんなドラマが 待ち受ける
盆が来る なんちゃ楽しみ 無いがいや
盆さみし お喋りフレンド 引き取られ
盆じゃが わいらよ佐柳 いなんのか
盆じゃ盆 草木もなびく 佐柳へと
盆までは 残業続く やぎどしや
盆過ぎて お礼メールが 行き来する
盆過ぎて ちとば蝉が おとなしい
盆過ぎて 元の静けさ 佐柳島
盆仕事 休んで帰省 私だけ
盆明けの 弁当作り はごおかず
盆踊り 頼みましたぞ タァちゃんよ
盆踊り 準備あせだく 子ら笑顔
盆踊り 夢は塩飽で 出来ゃせんか
毎日よ この夏一の この暑さ
又来るよ 孫に手を振る 老夫婦
満ち潮に 乗って佐柳 にたどり着く
味好み 京都の花粉 香り良し
箕面まで 市川芝居 追っかけ隊
妙案が そう再々と 出るもんか
民主丸 公約全部 出来るんか
夢に出る キレイに歩く 我が足よ
夢の中 出てくる仲 間年取らず
夢を賭け 日本制覇も 井の蛙
夢賭ける? 侍ジャパンか ハゴじぃーず
無駄遣い そこから直せ ハトちゃんよ
娘やる 親は分身 もぎ取られ
明日からは 佐柳の空気 美味しいぞ
明日決戦 私の一票 どうなるか
鳴きだした あたやかましや はご蝉は
目をつぶる うかぶランプの あのあかり
目覚ましの 音より先に 蝉が起き
貰い風呂 冬オリオンを 母と見し
貰ったぞ 若い子からの チョコレート
夜が更けて 芝居談議に 花が咲き
夜目遠目 よくよく見れば 我が女房
爺やんの 竹ん馬姿 厳めしい
爺婆に 猫も寄り添 う愛島(アイランド)
野口君 ベースアップで 新渡戸なれ
矢場とんの みそかつ食べに 名古屋まで
友の家 なんぼ見たとて カギかかり
有り難や 節で踊りの 音頭取り
有難や 雨の降る日が あればこそ
裕次郎や 旫と言われた その昔
誘われて その気になっても 役立たず
誘われて 本格河内の 地蔵盆
遊ぶときゃ 徹夜続きも へっちゃらよ
夕焼けや ひょうたん島に 陽が落ちる
夕暮れに トンボ飛び交う 里の秋
予報官 明日も寒いと 今日も告げ
預った 写真審査に 傾くナ
踊りはナえかったがいや足ならし
踊り後に座長と語る伸談議
来たかもな かすみ目40 プレ老眼
来た来たぞおじょもメールだ生きとるな
来てくださいこんどコンビニひらきます
来年は サラ川にも 忚募する
頼むわな 選挙季節で 友の声
里帰り 慣れぬ背広に 肩こらし
流星群 祈って願って 太っただけ
龍馬なり 佐柳高次 名付け親
旅立ちに 波止で手を振る 父の顔
寮の風呂 かぶって流して 怒られず
良く聞けよ 政治はやはり 自民党
量生産 質は落ちるが 賑わいよ
輪を投げて 遊んだ天神 昔なり
例外か はご風邪引いて 水枕
暦だけ 秋はどこやら なんざんしょ
暦より 川柳読みて 曜日知る
恋焦がれ 会えず逢えなく もう浦島
連休は や~だれ過ぎ てネタがなし
連休も 予定がなくて カラオケに
連呼する 各候補者に セミかすみ
老い笑みて 昔の友を 抱きしめる
老夫婦 チョコやるのは 亭主だけ
六十を 迎えし我は 化石なり
椀が 減り老婆と静かに 飯を食う
咸臨と 龍馬歴史待つ 佐柳
屁は出ない 風邪すっきり 完治しる
櫂2丁 化けて出て来る 拍子木で
訃を聞きて 乗蓮寺浮かぶ 父母の墓
鶯や 静かな島に こだまする
-9-
短歌・俳句・その他
ウニサザエ 磯の恵みにありつける 島に生
れてほこりに思い
ウマが合うとか合わんとか ええも悪いも
佐柳の人じゃ
カニツアー 満腹感に 酔いしれて 一夜明けて
も まだ覚めやまず
カニ前に 無言で食うと 思いきや ジョー
ク飛び交い なんと賑やか
このランプ ほやこわれたよどう しよう買
いに走るぞ きゅうじの店
しまいはビシっと決めたいけれどやっぱりこ
んがらんでごめんなさいね
ばかになる人 頭が良くて 賢ぶる人 ハゴ
たれじゃ
ホンマかいナと 言うてはならぬ 日本全国
皆同じ
また来れた 渡しの船で笑う妻 変らぬ事の
幸せを知る
みんな良い句で 盛上げ中に こんがらセン
リュでごめんなさいね
ローダさん ググっと来ますぞ 家族の絆
弟わたしの チャンバラ仲間
暗闇に キーボード叩く 妻の影 あるじ眠
れぬ 黒船の影
磯辺にて 潮風越して啼く鳥の 山の畑は
深緑の郷(さと)
一瞬の 闇待ちわびる群集あり 気持ちの暗
さ晴れ待つ我が身
雨なのに はごなな揃って 散歩して汗を流
して 八千歩
横断の前で 暮せし昔かな 眠れぬ夜の音ぞ
恋しき
嫁がせて ホットしたのもつかの間か 近所
に住み着き 入り浸り
寒風に 向かって通う 平の道 遠い昔の
学舎悲し
玉の輿 夢見て生まれ来たけれど 今で充分
縁じゃもん
口は悪ても佐柳の人は 心にしきの 人ばか
り
好いて好かれた 昔はいずこ ああ恐ろしや
嫁の口
佐柳から 掘りおこし来し 春蘭の 花見る
たびに 心ふくざつ
佐柳夜空 にドドンと響け 先祖供養の 盆
踊り
歳老いた 叔母を見送り 春雨の 後ろ姿に
哀愁つのる
若人に 混じり始めた 銭太鼓 嬉しくもあ
り 恥ずかしもあり
十代に 掛けた年金 今日手にし 浦島太郎
気分じゃがいや
尻痛み 医者に行かなと思えども これして
からと また先延ばし
心地よく 聞こえる筈の虫の音も なぜか切
ない菅原の秋
新品や ちゅうこ骨董 寄り合って 和気あ
いあいで 年を感じず
震災で 焼かれし家の空き地には 雑草しげ
り 虫の鳴くのみ
瀬戸内を 旅の途中で見るさなぎ 思いが違
う ひとふた味も
昔小町と呼ばれた人が ちょっとお待ちと
呼び止める
川柳ひねれど ホイサッサ いつの間にやら
歌になり
銭メンの ぞくぞく届く 川柳に 一句もで
きぬ 我は悲しや
草刈りに 汗したたりつ海眺め 住み良き島
にと 願いを込めて
誕生日 元気で迎え 嬉しいが 古希過ぎた
るは 悲しくもあり
暖かい 言葉交わして 親族と 午後のひと
とき 冬の陽西へ
暖かい 言葉交わして 親族と 午後の一時
春の陽西へ
地獄から 極楽行きの 切符きた 誤診嬉しく
へぼ医者許せ
馴染み飲み屋の ノレンをくぐりゃ 昔馴染
みの人に逢う
波止の基 記憶壊れて 独り言 今夜じょん
がら 太鼓叩いて
肺癌と 告げられやっと禁煙し 誤診と解か
り 増える本数
父の日に 今年も届くさくらんぼ 一粒ごと
に娘(子)に 感謝
負けるもんかと ひねって見ても 川柳出も
せず ため息ばかり
物価高 年金目減り 苦しいが 明日へとつ
なぐ 生活の道
平安の 頃よりたなびく 杉花粉 くしゃみ
と 涙今も昔も
母の日に 嫁より届きし鉢のユリ 四度目の
初夏も 香り放ちて
忘年会 河内おとこ節いせいよく 夢みて励
む ゼニーズチーム
優しさと 想いあふるる ゼニチーム いつの間
にやら はまってしまう
里帰り わずかの日々に あたふたと もっ
と吸いたい 島の空気を
龍馬晋作 松蔭さえも 私にかかりゃ すぐ
歌に
麗らかな 春の陽気に 誘われて さくら肴
に 美酒たのしむ
盆三日
- 10 -
飛び交わし声な
ぎさ丸