正しいことをするために Merck KGaA · Germany コーポレート・コミュニケーションズ コーポレート・コンプライアンス・オフィス 64271 ダルムシュタット www.merck.de メルク行動規範 メルク行動規範 ミ ッ ショ ン バ リュー 戦略 ミッション 私たちのバリューが成り 立っている基礎は、ミッシ ョン・ステートメントと戦略に 支えられて全体を形成してい ます。ミッション・ステートメントは 私たちの進む方向を、戦略はこれ を達成する方法を示しています。 バ リュー 戦略 目次 メルク行動規範 2|3 経営執行役員会会長のメッセージ 4|5 メルクのステークホルダー 何が正しいか 6 | 15 ビジネス・パートナーとの関係 16 | 21 株主との関係 22 | 25 同僚や社員との関係 26 | 28 政 府 、 地 域 社 会 お よ び 一 般 市 民 と の 関 係 29 30 | 33 34 正しいことをするために 誰に相談するか 全員の責任 タイトル: Heike Petri, Dr. Rainer Hoffmann ドイツ | ダルムシュタット 写真はメルクグループの社員および 顧客の皆さんです。 2|3 メルク行動規範 経営執行役 員 会 会 長 の メッ セ ー ジ 社員の皆様へ この行動規範は、私たちが責任をもって行動するよう導き、日々の仕事で決 定を行うのに役立つ一連のルールを定めるものです。 何よりもまず、責任をもって行動するというのは法律を守って行動することで す。すなわち、会社、役員会、そして社員は、重大な法律違反が起こらない よう徹底させなければなりません。それゆえに、私たちは常に法律違反にか かわるリスクを思い起こさなければなりません。コーポレート・コンプライアンス 機能がその役割を担っており、そのための教育訓練を行います。 私たちは皆、倫理的に正しいやり方で互いに応対し、また外部にそのことを示 すよう求められています。そのため、ビジネス・パートナー、株主、同僚・社員、 そして社会環境に対する行動原則を本冊子の主たる4つの章で説明します。 私たちの事業活動はますます国際化しています。そのため、行動規範は国境 を越え、世界中の関連会社および社員に適用されます。 全ての社員は、倫理的または法的問題について決定する場合、または職場で 倫理的または法的に疑問のある行動に気づいた場合、内々に支援や助言を 受けることができます。関係する連絡先は本冊子の末尾に掲載されています。 グローバルな企業として、責任をもって行動することはまた、私たちがミッショ ン・ステートメントやバリューで表明し約束する原則をもってはかられます。私 たちは「良い」ビジネスを行うこと、すなわち、責任をもって行動しつつ、成功 裡に利益を生み出したいと願っています。この成功と責任という二つの側面 は関連しており、ビジネス・パートナーまたは雇い主としての当社のイメージ を形づくっています。このため、私たちが公約を守り、適正な行動を取るた め、これらガイドラインに従うことが重要なのです。 カール-ルドウィッグ・クライ コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 4|5 メルク行動規範 メ ル ク の ス テ ークホ ルダ ー 多国籍企業で働く場合、社員や幹部はそれぞれ幅広い問題と多くの異なった 文化に対処しなければなりません。全ての活動におけるわが社のやり方が、メ ルク独自の文化またはメルクの世界基準であると当社のステークホルダーにみ なされるようになることが目標です。 ステークホルダーとの関係を通じてこそわが社の基準に生命を与えることがで きます。私たちの行動を通じて、メルクの価値が私たちにとってどれほど重要 か、そして究極的にはどんなにステークホルダーを大切にしているかを示しま す。国連グローバル・コンパクトおよびメルク社会憲章(イントラネットのA-Zセ クションで見つけられます)で掲げる倫理基準の公約を通じて、メルクは、会社 としてこの基準をどのように世界的に適用しているか実例を示してきました メルクの重要なステー クホルダーは、ビジネス・ パートナー、株主、社員、 そして地域社会です。 この行動規範は、基本的な倫理原則と価値が、どのように 私たち社員の日常の活動に適用され、そして重要な4種 類のステークホルダー、すなわち、ビジネス・パートナー、 株主、社員、そして地域社会に対処するに当たってどのよ うに影響を及ぼすか、ということを理解する助けとするため に作成されました。 サプライヤーもまたビジネスの重要なパートナーです。公正な取引と相手への 敬意という原則に基づいて、お互いの事業目標を達成するためにサプライヤ ーと協働する約束をします。 そのために、私たちが事業を行っている市場に適用される全ての法律および 倫理基準を堅く守ります。 株主 私たちは、会社の繁栄のため最善を尽くし、株主から受けた投資に対し好収 益を還元するために努力しています。株主とはメルク家や一般の投資家の方 々です。会社は株主の所有物ですので、私たちは責任をもって会社の資産を 取り扱わなければなりません。株主の正当な財産を損なう行為はいかなるもの もわが社の基本原則に反します。 社員 社員の皆さんの仕事、創造力、そして起業家精神はわが社の重要な資産の一 つです。わが社の全社員は、差別なく、互いに敬意を払い、人間としての尊厳 を守るという原則に基づいて、皆さんそれぞれが公平に扱われる職場環境を 築くよう目指してください。 ビジネス・パートナー 政府、地域社会および一般市民 わが社は、顧客に優れた製品とサービスを提供すべく日々努力しています。私 たちにとって、顧客のニーズに応えることが最も重要ですが、誠実かつ公正な 態度でもって顧客の信頼を勝ち取ることも同様に約束します。 当社の行動は事業を行っている地域社会と国に影響を与えます。公益に対す る当社の関心は、私たちそれぞれが社会的・倫理的に責任のある個人としてど のように行動するかに現われます。私たちは、地域社会を支援するとともに、わ が社が所在する地域社会や国の環境、福祉、そして社会的な安定を守るため の様々なプログラムを支援することを目指しています。私たちは賄賂を容認し ません。 コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 6|7 メルク行動規範 何 が 正 し いか ビジネ ス ・ パ ー ト ナ ー との 関 係 独占禁止法と公正な競争 わが社は、製品とサービスの品質、そして市場での競争力で成功したいと考え ています。顧客が市場競争の恩恵を享受できれば、最終的には消費者である 私たち全員の利益にもなります。従って、競合他社との違法な話し合いや調整 によって競争を制限することは、違法で、容認できない道義に反した行為です。 わが社の公正な競争の基準は次の通りです。 競合他社と価格の • 価格情報やそれに関連する情報について競 話し合いをしない。 合他社と話し合いをせず、そうした事項につい ていかなる種類の合意もしてはいけません。 • 競合他社と協定して、価格の設定、市場や顧 客の割当てや分割、または顧客やその他の市 場参加者をボイコットしてはいけません。 • わが社の製品をある価格で再販売するように再販売業者に不当な 取引慣行を用いたり、圧力をかけたりしてはいけません。 • 生産量を限定するような協定を競合他社と結んではいけません。 • 偽りの入札をする取り決めなど、競争入札の手続において不正行 為をしてはいけません。 § Sarah Batchelder ア メ リ カ |ロ ッ クラ ン ド コ コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 8|9 メルク行動規範 何が正しいか ビ ジネス ・パートナ ーとの関係 業界団体の会合、見本市、科学関係の会議などに出席する際、競合他社の人と の話題に注意してください。上記の違法行為に向かいそうになったときには直ち に話をやめ、会合から出て行き、出て行ったことが皆に分かるようにしてください。 わが社の基準はほとんどの国で採用されている基本的な法律の必要事項に従っ ています。これに違反した場合、巨額の罰金に加えて、そのような行為に関係ま たは承認した社員に対する刑事上の有罪判決や投獄など厳しい刑罰を伴いま す。早期に通報することは刑罰を軽減するためのよいチャンスとなります。 競争に影響を与えるために、独占禁止法上問題となるような契約があります。次 のような契約をするときは、事前に法務担当/部門に相談してください。 § 市場での支配的地位の濫用 国によっては市場を独占したり、独占しようとする試みは独占禁止法上違法と され、さらに別の国では市場で支配的地位を獲得する会社の行為を法律で規 制しています。そのような支配的地位にある会社は以下のことを行ってはなりま せん。 • 他社による市場参入の阻止 • 競争の排除 • 原価を下回る略奪的な価格設定を行うこと § こうした問題での違法行為を避けるため、法務担当/部門に必ず相談してくだ さい。例えば、原価を下回る価格設定をする理由がある場合、価格設定が略 奪的でなく、また関連する法律に違反しないことを確認するために法的な検討 が必要です。 • 競合他社との合弁事業、購買、マーケティングまたはこれらに類す る契約 • 他社がわが社のみから購入するという排他的な取り決め • ある製品の販売を他の製品の販売に結び付けた、抱き合わせ取引 やセット取引 コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 10 | 11 メルク行動規範 何 が 正 し いか ビ ジネス ・パートナ ーとの関係 競合他社について/からの情報収集 ビジネス・パートナーと個人の利益 ビジネスをするにあたって、競合他社の情報を含む市場情報を収集することが 重要ですが、情報収集のやり方によっては法律違反になります。市場調査の ための合法的な情報源は次のようなものです。 わが社は、顧客やサプライヤーとの関係を尊重します。ビジネス関係とは人と 人との相互作用です。パートナーとの社会的なつながりによってのみ、信頼を 築き永続するビジネス関係を確立することができます。 ビジネスにおいて適用されるルールがあることに注意してください。 § • 秘密情報を求めることなく顧客と話す • 競合他社からの申し出についての顧客の情報で、機密に当たらな いもの • 新聞、報道記事およびインターネットで得られる公知の情報 • 工業統計や市場調査会社からのレポート • 見本市で得られる情報(ただし、上記の独占禁止法の項目で述べ たようなものでない場合に限ります。) 全体に当てはまる原則としては、ビジネス上のパートナーに応対する場合、社 員一人ひとりがわが社を代表していることを忘れないことです。 メルクは汚職を容認しない。 メルクのバリューは、社員と民間人、公務員を問わず第三者全般とのやり取り に適用されます。それゆえに、提示される価格や支払いは透明性を有し、十分 に文書化しなければなりません。国連グローバル・コンパクトに参加することに より、メルクは世界的かつ継続的に汚職と闘うことを約束しました。この公約は 2005年に導入したメルク社会憲章でも強調されています。 なお、以下のことに注意してください。 § • 競合他社から直接情報を収集することは一般的に禁止されていま す。競合他社との情報交換を伴う、いわゆるベンチマーク・スタディ を行う場合は法務担当/部門で検討する必要があります。 • 価格設定、購買、マーケティング、販売および競合他社と接触を する活動に関係している社員と幹部は全員、わが社の基準と私た ちが事業活動を行っている国または地域の独占禁止法を知り、理 解しなければなりません。 ビジネス・パートナーを知る 個人的な値引きや利益の要求、またはそうした利益を供与するという「文化的 な期待」に関して、ビジネス上の手配を行った結果、公務員やその家族が私的 な利益を受けた場合、法律により一層厳しく罰せられます。 コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 12 | 13 メルク行動規範 何 が 正 し いか ビ ジネス ・パートナ ーとの関係 本規範の26~28ページでは、わが社の社員が公務員と接する際に(例えば、 税関にかかわる事項や許認可申請において)適用となるルールに言及してい ます。しかし、ある国では、国とのつながりゆえに、例えば(部分的に)国が出資 しているとか、民間の販売代理店が公務員と財務的な取決めを行っている場 合、民間のビジネス・パートナーを(表面上)公務員として扱う必要があるかもし れません。 ビジネス・パートナーの正確な地位について詳細調査(「デュー ・ デリジェン ス」)を行うために、あなたの上司またはローカルのコンプライアンス・オフィサー に連絡してください。これは新しいビジネス・パートナーとの最初の取引開始前 にするばかりでなく、既存のビジネス・パートナーに関して懸念が生じた場合、 例えば、普通ではあり得ない価格や支払条件を要求された場合も同様です。 ビジネス・パートナーが同様のコンプライアンスのルールに従うよう、書面による 保証を求めることが適切かもしれません。 公的機関やよく知らない団体と取引する前に、適用となるルールを知ることが 大切です。 民間のビジネス・パートナーとの社交についてもまた本規範に準拠します。 § § § 利益の受領 • 社員とその家族は、わが社のビジネスに関連して、サプライヤーま たは顧客から個人的な利益のために金銭または贈答を要求し、 受 け取ることはできません。贈答とは単に品物だけではなく、サービ ス、コミッション支払いに加えて、個人で品物やサービスを購入する ときのリベートや値引きも含まれます。 利益の提供 • 顧客またはその社員に心づけを供与したり、贈答を行うことは、顧 客のビジネス上の決定に不当に影響を与えると考えられる場合に は禁止されます。 • 国や地域によっては、ビジネスの見返りとして贈答その他の個人的 利益を受け取る慣習があるようですが、そうしたいわゆる「文化的期 待」や賄賂やリベートを渡すような行為は、どんな理由であれ、わが 社の基準と法律に違反します。 容認できる社交活動 • ビジネス・パートナーとの定期的な交流の一環として、招待や小さな 贈答をする必要がある場合は、法律上の要件を満たす限りその範 囲内において、そして、そうした行為が社員や受け取った人の動機 について何らの疑いも招かないときは、そのような利益を与えたり受 け取ったりすることが許されます。運輸会社、ホテル、レンタカー会 社やレストランの割引や販売促進のための特典は、ボーナス・プロ グラムの会員資格に基づくものであって、わが社がそれを禁じてい ない限り容認されます。 多くの場合、何が許され何が許されないかははっきりしません。常識をもって判 断し、疑いがある場合はその問題について上司またはローカルのコンプライア ンス・オフィサーに相談してください。 コーポレート・コンプライアンス・オフィス ス +49 6151 72-2700 14 | 15 メルク行動規範 何 が 正 し いか ビ ジネス ・パートナ ーとの関係 メールの使用方法を含む適切なコミュニケーション 現代社会において、適切なコミュニケーションと正確な情報はきわめて重要で す。顧客や一般の人に誤った情報を出した場合、わが社の信頼を損ない、重 大な法律問題になることがあります。 エンドユーザー(患者)の健康にかかわる 医薬品が特にこれに当てはまります。 § • わが社やわが社の製品およびサービスに関する情報は全て正確 で、誠実かつ公正な方法で提供しなければなりません。 • 競合他社の非難は不適当であり、競合他社やその製品に対する信 用を不当に落とすような声明を顧客に出してはいけません。 • 会社のコミュニケーションの内容は全て当社の本当の価値を正しく 反映するように書いてください。 • わが社やわが社の製品に関する広告は全て法務担当/部門に確 認してください。 メールでくだけた 表現を使わない。 電子メールやインターネットを使用すると、社内外のコミュ ニケーションが簡単で便利になります。この媒体を使用す る場合の危険は明らかで、簡単なコミュニケーションとくだ けた言葉を使うことにより、どんな方法で交信しさらに何について交信している のか不注意になることがあります。 従って、次のことを常に忘れないでください。 § • メールのメッセージに何を書くか適切な判断をしてください。 • 問題となるような記述が含まれる文章、また、不適切または違法行為 の証拠-たとえそうした疑いが不当であっても-とみなされるような文 章は避けてください。 • 機密情報をメールで第三者に送るのが本当に適切かどうか考えてく ださい。 • 機密情報の法的責任と紛失を避けるため、社外とのコミュニケーショ ンにはメルク公式のメール免責メッセージを記載してください。 「送信」をクリックする前にもう一度考えてください。後で考えてみると、他人が誤 った解釈をしたり誤解していたということもありますので、何をどのようにやり取り するかには注意してください。社員が会社のために使用しているメール、その他 の電子媒体は私的なものではないので、会社の調査を受けることに注意してく ださい。個人のメールの使用と電子媒体の安全な使用に関する会社の方針や 規則を参照してください。 他人の知的財産と著作権 わが社は、自社のものと同様に、他人の機密情報を尊重します。これには書類、 ソフトウェア、特許、その他の知的財産が含まれます。私たちの基本的な基準は 次の通りです。 を • 他人の特許権と商標権を尊重し、許可なくそのような権利を使用しな いでください。 • 法務 担当/部門が承認した契約による場合を除き、他人の機密情報 を 入手したり使用しないでください。 • ライセンスのないソフトウェアを会社のコンピュータに取り込まないでく ださい。 • 個別の許可がない限り、著作権のある文書やコンピュータ・ソフトウェ アを複写・複製しないでください。 • 著作権者から個別の許可を得るか、「公正利用」による免責について 法務 担当/部門と相談することなしに、作成資料に著作権のある資 料を入れないでください。文書やインターネット上のものは全て著作 権で保護されていると考えてください。 § これらの基準に違反すると、重大な損害をもたらすことがあります。最悪の場合、 多額の賠償請求に加えて、政府当局による関連文書、物品、製品の捜索と押収 に発展するおそれがあります。 コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 16 | 17 メルク行動規範 何 が 正 し いか 株主との 関 係 会社の資産 株主は、会社および会社の資産の所有者です。株主の信頼を得るために、会 社の資源や資産に配慮していること、およびわが社の共通目標である会社の健 全な繁栄が達成されることを常に示す必要があります。そのため、以下の基準 が適用されます。 § • 各社員は使用している会社の資産を大切にし、誤用、紛失、盗難か ら守る責任があります。 • 労働時間を有効に使い、働いた時間を正確に報告してください。 • 常識と適切な判断により、会社の資産を誤用したり、浪費しないでく ださい。 • 全ての請求、証憑や請求書が正確かつ適切であることを確認してく ださい。 機密情報 各社員は、機密情報を守る必要があります。機密情報は貴重な事業資産です。 この資産を所有しているのは会社であり、多くの場合、法律で保護されていま す。機密情報とは公知になっておらず、それを所有する会社や競合他社にとっ て価値のある情報、または独占的に所有している情報のことです。 David Garmon-Jones, Bernadette Lang, Lindsay Hipkiss イ ギ リ ス| ミ ド ル セック ス コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 18 | 19 メルク行動規範 何 が 正 し いか 株主と の関係 機密情報には例として以下のようなものがあります。 • • • • • • • • • • • • • • • § 財務データ 製品の売上高 会社の製品改良計画 計画済み宣伝プログラム 事業または製品の購入・売却 顧客とサプライヤーのリスト わが社に対するサプライヤーの価格 製造工程 賃金・給料のデータ 資本投資計画 利益計画 会社の方針 発明、研究、試験データに関する情報 社員情報 組織図 場合によっては社外の人と機密情報を共有する必要があります。例えば、社外 のアドバイザーやコンサルタントの支援が必要な場合や、デュー・デリジェンス・ レビュー(詳細調査)を行う場合などです。機密情報を渡せるのは、事前に経営 者から許可をもらい、必要な保護処置がとられた場合のみです。何が必要な処 置か分からない場合には、法務担当/部門に相談してください。 利害相反 社員や幹部の場合、会社との関係で多くの責任があります。その責任の一つ は、会社への忠誠の義務です。個人の利害がこの義務に影響し、または影響を 与える可能性があります。そのため、個人の活動が会社に対する責任の妨げに ならないようにすることが大切です。 副業 一般的に、他の組織のために働いたり、別のビジネスを始めることは、事前にわ が社の同意があるときのみ容認されます。その場合、次のことを忘れないでくだ さい。 • そのような活動がわが社の社員としての責任を妨げるようなことがあ ってはなりません。副業を持っている人は、その仕事がわが社での 業績に影響を与えないよう注意してください。 • わが社の競合他社で働くのは禁止されています。 • 顧客やサプライヤーのために働くことは、現実的または潜在的に利 益相反の問題が生じます。わが社の競合他社、顧客またはサプライ ヤーになろうとしている組織で働く場合も同じです。 • 副業を求める場合には、どんな場合でも上司に相談し許可をもらっ てください。 § コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 20 | 21 メルク行動規範 何 が 正 し いか 株主と の関係 国によっては、社外の雇用やビジネス活動をするときに会社の許可が必要とい う条件は労働法に違反する場合があります。その場合はその国の法律が適用さ れます。 社員は、わが社の社員としての義務に影響のない限り、そして影響のない範囲 内で、非営利目的、政治団体その他の社会団体のために自分の余暇の活動を 通して地域社会に奉仕するのは自由です。 他の会社への投資と株式所有 通常の場合、社員は他の会社への投資を含め、自分自身で投資をしたり、資 産計画を実行することは全く自由です。しかし、競合他社、サプライヤーまたは 顧客が関係する場合、株式取得により利益相反の問題をもたらす可能性があり ます。その場合、わが社への忠誠を損なう可能性があります。 一般的に言って、 § • 社員が1%以上の株式を持っている非公開会社または公開会社であ るサプライヤー、競合他社または顧客との取引に、その社員が直接 関係する場合、その会社の株式保有を上司に報告する必要があり、 その会社との取引関係をその社員が扱うかまたは他の社員がするか 上司が決定します。 インサイダー取引 社員が会社で働いている過程で得た非公開の情報を、その会社または他社の 株式売買に関連して使用することは法律上禁止されています。次の規則が適 用されます。 社員は、直接または第三者を通じて得たかどうかにかかわら ず、以下の社内情報を株式の売買に使用してはいけません。 § • • • • • • インサイダー情報 を使用しない。 会社の一部門の売却 他社の買収 合弁会社の設立 科学試験の結果 新製品の発売 または株価に影響を与えるようなその他の情報(インサイダー情報)。 社員は、問題のプロジェクトに関係のない人または第三者に情報を 提供してはなりません。情報をもらった人が株式の取引にその情報 を使った場合、情報を提供した社員は法律に違反し、「漏洩」の罪に 問われることになります。 インサイダー取引に関する法律違反は重大な犯罪であり、懲戒処分、損害賠償 請求、懲役に服することになります。 コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 22 | 23 メルク行動規範 何 が 正 し いか 同僚や社員 との 関 係 国連グローバル・コンパクトに参加し、社会憲章を発表することにより、メルクは 特定の労働基準を充たし、環境面で責任のある行動を取ることを約束しまし た。メルクでは全社員がこの公約に従って行動します。 仕事が成功し生産性が向上するための基本は、労働環境が良いことです。同僚 や仲間の社員としてお互いに対処する方法には会社の文化が反映されます。 嫌がらせや差別の撤廃 • 社員は、お互いに敬意をもって公正に振る舞 差別はしない い、同僚のプライバシーと尊厳を尊重しなけれ ばなりません。 • 性別、人種、肌の色、国籍、年齢、宗教、性的指向、身体障害また はその他の法律で禁じられた基準に基づいて人を差別してはいけ ません。 • この原則に基づいて、わが社は社員を募集し、雇用し、教育し、昇 進させるものとします。 • 働く環境を不快または敵対的にしたり、仲間の社員の嫌がらせを目 的とする言動は許されません。 § もしあなたが差別されている、嫌がらせを受けていると感じたときには、そのよう な行為は問題で侮辱的だとその人に知らせる必要があります。侮辱的な態度 をとる人と直接話したくない場合、人事担当者またはローカルのコンプライアン ス・オフィサーに相談してください。申立てが悪意でないならば、報復を恐れる ことなくこのような問題を提起できます。 Sangeeta Naik, Sarma Mantha イ ン ド | ム ン バイ コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 24 | 25 メルク行動規範 何 が 正 し いか 同僚や社員と の関係 環境、衛生、安全 環境、衛生、安全の問題はさまざまな規定や会社の方針に関係しています。同 僚や当社の仕事の関係で来社する他の人々のために、安全で健康な作業環境 に対する配慮は非常に重要です。セキュリティと環境問題も私たちの健康状態 や毎日の生活条件に大きな影響を与えます。私たちの基準は次の通りです。 § § § 職場での安全と衛生 • 全ての安全規則に従ってください。 • 事故があったら直ちに責任者に報告してください。 • 私たちの安全基準の問題点を見つけ、改善を提案してください。 • 安全衛生違反や労働環境の問題はすべて上司またはメルクの EQ-E(環境・衛生・安全)担当部門に報告してください。 セキュリティ • セキュリティを守ることは全ての人の責任で、物的資産のみならず、知 的財産とノウハウにも適用されることを常に忘れないでください。 • 材料と製品のグループ管理システムをサポートしてください。セキュリ ティに影響を与えるような事故は直ちに報告してください。 環境 わが社は、天然資源と環境に関し、実績とサービスを常に改善するよう努力して います。 これらの目標を達するため、 • 環境保護対策と産業安全の規則を実施しなければなりません。 • わが社の製品全てについてライフサイクルが完全に終わるまで責任を 持つという原則で常に行動をしなければなりません。 • 環境上持続可能な方法でビジネスを行わなければなりません。 これに関する詳細は、メルクのEQ-E担当部門にある、当社の環境、衛生、安 全についての方針を参照してください。わが社の社員は、自分の仕事に適用 される規則を学び、間違いなくそれに従ってください。わが社は、国内外の化 学産業の団体が同意した「レスポンシブル・ケアのための指導原則」と題された 規則とともに、これらの方針を実行します。 国連グローバル・コンパクトに参加し、社会憲章を発表することにより、メルクは 特定の労働基準を充たし、環境面で責任のある行動を取ることを約束 しました。 薬物・物質の濫用 麻薬やアルコールの濫用が個人やその周囲にいる人にもたらす悲惨な結果を 誰でも知っています。薬物やアルコールの影響下で働くことは健康と安全を損 ない、本人と周りの人々に重大な害を与えます。そのため、 § • 職場にいるとき、職務中、もしくは会社が後援するイベントで、非合 法な薬物を所持、濫用し、または 合法な薬物を濫用することは禁止 されています。 • 就業時間中、アルコール性飲料を飲むことは一般に禁止されてい ます。適用除外の可能性については、各国の会社規則と規定を参 照してください。 • 薬物濫用は、どんな場合でも、ローカルの人事担当者または上司 に必ず報告してください。 援助や相談が必要な場合、上司、人事担当者または直ちに専門的な援助が できる人に連絡してください。 コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 26 | 27 メルク行動規範 何 が 正 し いか 政府、地域 社 会 お よ び 一 般 市 民 との 関 係 政府の問合せまたは調査 わが社は、医薬品・化学品の会社として多くの規則や規定に従う必要がありま す。そのため、わが社の社員は、こうした規則を実施する立場にある政府当局 や公務員と接触する機会があります。次の基準に従ってください。 § • 政府の職員には誠実に対応することが大切です。 • 同時に、政府当局の代表者に応対するときは注意を払い、わが社 の正当な利益を保護するためにあらゆる必要な処置をとらなければ なりません。 • 通例的な問合せ以外の情報の要求があった場合、返事を出す前 に常に法務担当/部門に相談し、助言をもらってください。 • 政府の問合せに関連する記録は全て保存し、廃棄や削除しないで ください。 賄賂防止の法律 どこの国で事業を行うにせよ、公務員に利益供与を申し出て影響を与えようと いう試みは、法律による処罰の対象になります。「文化的な期待」に応じて、公 務員(またはその家族)に利益供与を申し出ることは腐敗行為防止の法律に違 反し、巨額の罰金および刑事の有罪判決につながります。こうした厳格な法律 における「公務員」の定義は広範で、国内外の機関(国連、欧州連合や世界保 健機関)の職員(その家族を含む)、政治団体のメンバー、公職の候補者、国 有の企業や非営利団体(研究財団など)も含まれる可能性があります。何か懸 念があれば相談してください。 Grace Lin Liu, Dr. D. Ramesh ア メ リ カ | サ ン ディエゴ コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 28 | 29 メルク行動規範 何 が 正 し いか 政府、 地域社会および一般市民との関係 § • 社員は公務員に謝礼金や贈答品を提供してはいけません。 • このルールは国や地域を問わず、「文化的期待」にかかわらず適用 されます。 • このルールは、相手先の医療従事者や科学者が公立の病院や大 学に勤務している場合、特に当てはまります。 • 寄付金、助成金、奨学金の拠出は、賄賂防止の法律違反とならな いか注意深く審査され、常に承認ガイドラインを遵守して行われな ければなりません。 政治団体 政治的な決定は多くの点でメルクとその事業に影響を与えます。社会の一員 および企業市民として、政治プロセスに建設的に参加し、私たちの立場や見 解を説明することは義務であり、権利であると考えています。メルクは事業者団 体の活動ばかりでなく、直接の対話を通じてこれを行っています。 メルクは、行政官庁、政治団体、関係団体の役職者や候補者に対し金銭的な 支援を行いません。 非政府組織 正しい ことを す る ために 考え、話し合い、発言してください! 私たちの倫理的な行動基準を達成するためには、「行動規範」を読むだけでは 十分でありません。行動規範について考え、そして活用してください。毎日遭 遇する様々な責任ある問題に対して適切な判断と常識を使ってください。法律 上や倫理上の責任を完全に理解するため、仕事の中で抱いた疑問点を話し 合ってください。どんな行動をとればよいのかはっきりしない場合は、助言を求 めてください。 さらに、わが社の他の社員がここで紹介した基本原則や法律に違反する行為 をしていると思われるときには申し出てください。黙ってい 常識をもって判断し、 る方が都合よいかもしれませんが、そうすると潜在的な損 話し合ってください。 害が大きくなり、自らの責任に発展する場合もあります。会 社の他の人に問題を知らせさえすれば、助けが得られる チャンスがあり、社員、会社、そして当社に依存している人々への危害を避けら れる可能性があります。 問題を提起すれば、会社は必要な支援をするとともに、報復を恐れずに済む ルートを用意します。善意により問題を提起したり、懸念事項を報告した社員 に対して、報復を行う試みはこの行動規範の重大な違反であり、解雇などの厳 しい懲戒措置がとられます。 わが社は、個人が非政府組織(NGO)を組織し、合法的な方法により重要な問 題について意見を述べる権利を尊重します。わが社は、そのような組織に対し 公正・正当に対処するとともに、NGOもわが社に対して同じように対処すること を期待します。 そのため次の基準が適用されます。 • NGOに対処する場合、その組織の権限のあるメンバーに公正かつ 誠実に応対してください。 • 同時に、わが社の正当な利益が保護されることも確認してください。 • NGOのメンバーと接触する前に、法務担当/部門と企業広報部門 に確認し、助言または支援を受けてください。 § コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 30 | 31 メルク行動規範 誰に相談するか メルクには皆さんが利用できる2つの電話があります。 もし通報したいコンプライアンス問題があると感じた場合に、行動規範違反や 他の事件を知らせる機会を与えるために、メルクはスピーク・アップ・ラインを設 けました。皆さんの母国語で、必要があれば匿名で通報することができます。ス ピーク・アップ・ラインは24時間/週7日利用することができるので、いつでも電 話することができます。このために各国にフリーダイヤルの電話番号を設け、現 地で連絡できるようにしました。 全ての問題は機密として扱われ、会社で調査が必要な場合、法律上の要件に 従い、取締機関に協力します。善意でもって助言を求めたり、違法行為を報告 する社員は行動規範の規則に従っているので、そのような人に対する報復は いかなるものであっても許されません。 もし皆さんが行動規範、その他コンプライアンスに関する問題について疑問を 抱いたり、話したいときは、コーポレート・コンプライアンス・オフィサーまたはロ ーカルのコンプライアンス・コーディネーターに助言を求めることができます。ド イツ本社では+49 6151 72-2700に特別なヘルプラインを設置しており、ダルム シュタットの営業時間内に連絡することができます。 質問がある場合のその他の連絡先 人事部門 | 問題が上司に関する場合や上司と問題を話し合いたくないときに は、ローカルの人事部門の担当者、またはあなたの職制上でもうひとつ上の職 位者に相談してください。 コンプライアンス・オフィサー/コーディネーター | ローカルにコンプライアンス・オ フィサーまたはコンプライアンス・コーディネーターがいる場合は、行動規範に 関する質問を尋ねてください。会社のコンプライアンス・オフィサーと話すために 許可をもらう必要もなく事前に他の人に告げる必要もありません。コンプライアン ス・オフィサーは行動規範の実施を監視する責任があるので、全ての条項につ いて完全に理解しています。質問は機密として扱われ、会社で調査が必要な場 合、法律上の要件に従い、取締機関と協力します。コンプライアンス・オフィサー には匿名でも連絡できます。 法務担当/部門 | ある行為が合法的かまた倫理の慣行に抵触しないかどうかと いう疑問に関しては法務部門が最も助けになります。弁護士がそれぞれ異なっ た分野のビジネスを担当しています。 コントローラー(経理責任者) | 財務問題については、あなたのビジネス・ユニット 担当のコントローラーに連絡してください。 他の専門家 | 特定の分野に関する質問はそれぞれの事項を担当する専門家に 問い合わせることもできます。例えば、環境問題は一般的にEQ-E担当部門で取 り扱っています。ローカルの名簿で誰が何をしているか調べてみてください。 上司|一般的に行動規範について疑問がある場合、あなたの責任範囲を最も よく理解している人、即ち上司に最初に相談してください。 コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 32 | 33 メルク行動規範 誰に相談するか コーポレート・レベル コンプライアンス・プログラム コーポレート・コンプライアンス・オフィス | 行動規範に関する問題を最初に相 談するには上司または人事担当者が最適です。しかし、この人たちと話したく ないときには、コーポレート・コンプライアンス・オフィスに連絡してください。 行動規範に関する問題は全て、ヘルプラインを通じてコーポレート・コンプライ アンス・オフィサーと話し合うことができます。電話番号は +49 6151 72-2700 です。また、当社のスピーク・アップ・ラインでは皆さんの母国語で行動規範違 反を通報することもできます。通話料は無料です。皆さんの国で利用できる電 話番号はイントラネットおよびローカルの通知をご参照ください。 行動規範は全社コンプライアンス・プログラムにおいて欠くことのできない部分を 構成し、法律および行動規範の基本原則を実行するために作られたものです。 このプログラムは法律に従い正しいことをするというわが社の公約を反映してい て、大きな損害と支出をもたらす過ちを犯さないように、会社と各社員を守るのに も役立っています。 コンプライアンス・プログラムは、役員会の支援のもと、コーポレート・コンプライア ンス・オフィスが作成し管理しているもので、次の行動や方策が含まれています。 • コンプライアンス・オフィサーのネットワークを構築、管理する。 • コンプライアンスのトレーニングとコミュニケーションを統括する。 • コンプライアンス監査、監視、評価を統括する。 • 行動規範に関する質問に対応するためのヘルプラインを設け、管 理する。 • 社内調査の過程に参加する。 • 行動規範違反に対する懲戒手続を精査する。 • コンプライアンス・プログラムの実行と有効性について取締役会に 報告する。 コーポレート・リーガル・サービス | コーポレート・リーガル・サービス(CL-L)は、 メルクグループの全ての法律問題を担当していて、世界的レベルで法律相談 に応じています。メルクグループ内で生じる世界での法律問題全てについて 専門知識を有し、ダルムシュタットの法務スタッフとわが社が所在する国のロー カルの法律顧問を通じて業務を行っています。 コーポレート・オーディティング | コーポレート・オーディティング&リスク・マネジ メント(CA)も援助が受けられるグループです。コーポレート・オーディティングの 担当者は、会計に関する問題を調査するために特別な訓練を受けています。 教育訓練 コーポレートEQ-E | 環境、衛生、安全に関する監査およびカウンセリング (EQ-E)は、研究開発の過程からリサイクルまで、またサイトの取得から閉鎖に 至るまで、会社のあらゆるところで発生するメルクグループのEQ-Eに関する全 ての問題を扱い助言します。 行動規範で言及されている問題に関してメルクが実施する教育訓練について は、皆さんのコンプライアンス・オフィサーから連絡があることでしょう。オンライン で教育訓練を行うことにより、皆さんは日々の職務と教育訓練の受講を両立する ことが可能となります。 コーポレート・コンプライアンス・オフィス +49 6151 72-2700 34 | 35 メルク行動規範 全員の責任 説明責任 行動規範は単なる一組の規則ではなく、私たちが毎日の仕事をどのように行う かについて定めた本質的な枠組みです。 全ての社員や幹部、役員会のメンバーも同様に、行動規 範の規定と基準に従う必要があります。行動規範に違反 すれば責任を伴い、重大な義務違反の場合は解雇になることもあります。行動 規範に違反した結果、会社としての責任が発生した場合、わが社はその個人 に説明責任を課し、損害賠償を求めることがあります。 行動規範は義務 メルク行動規範 発行元 発行し たのは Merck KGaA Corporate Communications and Corporate Compliance Office Frankfurter Str. 250 64293 Darmstadt Germany ファックス: ++49 6151 72-8793 Eメール: [email protected] インターネット: www.merck.de 内容 コーポレート・コンプライアンス・オフィス コン セプ ト と編集責任 Maria Schaad と Michael Volz デザイ ン とタイ プセ ット Brigitte Schneider, Corporate Communications 写真 Marco Moog (Hamburg), Eva Speith (Darmstadt) Claus Völker (Darmstadt) 最終改訂2008年8月 当社の行動規範は、Merck KGaAのコーポレート・コミュニケーションズ [D-64271 Darmstadt, Germany]または [email protected]で入手できます。 言語としては、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、日本語、中 国語とインドネシア語版があります。 メルク行動規範 メ ル ク の バ リ ュー 今日と明日をつなぐもの 誠実さ (Integrity) は信頼感を高めます 勇気 (Courage) は未来への扉を開きます • • • • • • • • • • 誠実さは人から信頼されるための基本です。 誠実さは有言実行を可能にします。 誠実さは約束を守るという義務感を醸成します。 誠実さはNoと言えることでもあります。 誠実さはわが社のバリューに合致したビジネスのみを可能にします。 勇気は自身の能力を信じることです。 勇気は健全な自己認識につながります。 勇気は変更の際に必要な決断力を後押しします。 勇気は自身に対するチャレンジです。 勇気は新しいアイデアへと導いてくれます。 尊敬 (RESPECT) はすべてのパートナーシップの基本です 達成 (Achievement) は企業の成功を可能にします • • • • • • • • • • 尊敬は人としての尊厳と人間性に基づいています。 尊敬は相手への敬意、公平、尊重する環境を生み出します。 尊敬はオープンで真摯なコミュニケーションが基本です。 尊敬は多様な文化における人々とのビジネスの成功につながります。 尊敬は過去、今日、未来において達成した結果を重んじることです。 達成は個人と企業の能力を具体化します。 達成は社員の意欲をかきたて、彼ら自身を高めます。 達成は社員一人ひとりの成長につながります。 達成は成果によって測ることができます。 達成は企業の自立を確かなものにします。 透明性 (Transparency) は相互信頼を築きあげます 責任感 (Responsibility) は起業家としての行動を決定します • • • • • •責任感は顧客、社員、投資家、ベンダーへの対応の基本です。 • 責任感は自然資源を大切にし、環境を守ることです。 • 責任感は社員が共に推進できるビジネスの決断へと導きます。 • 責任感はよい手本を作り上げます。 • 責任感はわが社のビジネスに対する認識と支持へとつながります。 透明性はすべての利害関係者が情報を通して、関わりを持つことです。 透明性は私たちの行動を明確にします。 透明性は全社員に目標意識を持たせます。 透明性は相互信頼を育みます。 透明性は全社員が責任感を持ち、参画することを推進します。
© Copyright 2026 Paperzz