38号の公式IMDS ニュースレター

IMDS Newsletter 38
IMDS ステアリングコミッティー発行 2014 年 12 月 4 日
© 2014 IMDS Steering Committee
この IMDS ニュースレターには、次の記事が掲載されています:
1.
2.
3.
4.
IMDS におけるGADSLとバイオサイド >>詳細
来たるIMDSリリース10.0 >>詳細
様々な言語のIMDSユーザーマニュアル>>詳細
ユーザーの声 – IMDSに寄せられたEメールの紹介 >>詳細
1. IMDS における GADSL とバイオサイド
自動車会社の連絡先
IMDS でのバイオサイドについての申告
2014 年 8 月、GADSL に殺生性のある活性物質が含まれるようになりました。これは
「殺生物性製品規則 EC528/2012」(バイオサイドの製造許可および利用に関する規則
(EU)の欧州議会 2012 年 5 月 22 日の評議番号 528/2012)によるものです。
Anadolu ISUZU Otomotiv
E. Sener
Aston Martin Lagonda
D. Pearson
殺生物剤に関する規則は非常に複雑です。そのため、HP はあなたが IMDS FAQ(法
規・規制(REACH 規制を含む)のひとつめの FAQ)のガイダンスに従わずに、データシ
ートを拒否してしまわないことをお勧めします。
BMW
Dr. K. Oldenburg-Nazaruk
次の製品タイプは自動車部品関連として同定されました。
Chrysler LLC
Chris Sidney
製品タイプ 7 - フィルム防腐剤 (IMDS 材料分類: 6.1, 9.7)
製品タイプ 8 - 木材防腐剤 (IMDS 材料分類: 7.1, 9.7)
製品タイプ 9 - ファイバー、皮革、ゴム、重合された材料の防腐剤
(IMDS 材料分類: 5.x, 6.1, 7.1, 9.7)
GADSL 分類 D の殺生物剤は青色で表示されます。GADSL 分類 P または D/P の殺
生物物質は赤色で表示されます。これらは特定の“製品タイプ”では許可されていな
いため、このように表示されます。
たとえ殺生物物質があなたの材料で報告されていても、それが殺生物性製品規則の
対象であることを意味するものではありません。もしこの物質が、(加硫剤、熱安定剤
および触媒などのような)殺生物性ではない理由で添加された場合、BPR の規定は適
用されず、データシートを拒否すべきではありません。
Daimler
V. Ackermann
FAW-VW
Xin Bao
Fiat
K. Zardo
Ford
S. Riewer
Fuji Heavy Industries
SUBARU IMDS Coodinator
General Motors
Anne Grützner
IMDS プロセスの殺生物剤に関しては、下記の手順に従ってください。
1. IMDS 上でこれらの活性物質に関するデータを収集します。
2. 赤色として表示された物質は、 GADSL に記載されている殺生物性添加物と IMDS
データを比較する必要があります (www.GADSL.org 参照)。
GM India
Kirankumar Jagatap
GM Korea
Raeshil Gang
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3. 次のガイドラインは殺生物剤を使用してよいか決めるのに役立ちます。
3a. IMDS 材料分類が 6.1 または 9.7 でない場合、この材料は、製品タイプ 7 にはなり
ません。データシートを細かく調査し、これがフィルムか大きな高分子基材か、明らか
にしなければなりません。製品タイプ 7 のみが禁止されていて、材料が明らかにフィル
ムでない場合であれば、材料に殺生物剤が含まれていないと確信することができま
す。
3b. IMDS 材料分類が 7.1 または 9.7 でない場合、この材料は、製品タイプ 8 ではあり
ません。したがって、製品タイプ 8 のみが禁止されている場合、材料は殺生物剤では
ないことを確信することができます。
3c. IMDS 材料分類が 5.x、6.1、9.7 である場合、この材料は、製品タイプ 9 である可能
性があります。したがって、製品タイプ 9 が禁止されている場合、材料には殺生物剤
が含まれている可能性が高いです。
IMDS は、殺性物性を持つ化学物質がその殺生物特性のために添加されているかど
うかを判断し、かつどの製品タイプとして使用されるのかを識別するという追加機能を
提供するために近々修正されます。これらの情報を提供するのは、材料データシート
の作成者の責任となります。
2. 来たる IMDS リリース 10.0
IMDS ステアリングコミッティーは、下記の機能拡張が IMDS リリース 10.0 に向けて計
画、導入されることを同定しました。ビジネス設計は現在準備中です。OEM が、ビジネ
ス設計書および実施計画を承認すると、新しいリリースが予定に組み込まれます。ま
た、これらの活動に関する詳細な情報がすべての IMDS 関係者に提供されます。
材料のチェックと最適化
・いまだに、材料が添加物を含まない、単一の塩基性物質として報告されてることが
ありますが、ほとんどの材料は、二つ以上の物質で構成する必要があります。
Honda
Honda IMDS Coordinator
Honda-Sundiro
Akira Iwatake
Hyundai
T. Unger
Isuzu
T.Koreeda
Jaguar Land Rover
M. Griffin
Mazda
T. Tomita
Mitsubishi
T. Isogai
Nissan
H. Okuyama
Porsche
H. Ampferer
Renault
Renault IMDS Coordinator
Renault Samsung
Renault Samsung IMDS Coordinator
SAIC
Yusong He
・既存のポリマー(高分子)の材質表示に関する 25 グラム、100 グラム、200 グラムの
チェックは、完全に関連規則をサポートしていません。そのため、既存のチェックは、
現行の規制に準拠するように修正されます。
Scania
Frank Schlüter
・レコメンデーションにある含有率の範囲値の定義を再検討し、それに応じて反映しま
す。
Shanghai GM
Shanshan Feng
一般的な品質改善と公開データシート
Shanghai Volkswagen
Shen Jian
・公開された材料データシートの品質はいまだ改善が必要です。材料データを公開す
る前に、さらに細かなチェックをともなった自己認証を導入することによって、現行の
公開プロセスは拡張されます。これにより公開するためにはさらに多くの作業が必要
となりそうです。
・現行の用語「デベロップメントサンプルレポート」は、より正確である必要があります。
サンプリングしてみると、サプライヤーはたびたび誤ってこれを選択します。したがっ
て、その意味を説明するために、追加情報が提供されます。
殺生物性製品規則(BPR)(GADSL とバイオサイドに関して P.1 を参照してください)
・殺生物性製品規則(BPR)は「活性物質」が殺生目的のために材料に組み込まれて
いるかどうかを知ることを課しています。もし殺生目的であるならば、殺生物剤適用の
ための「製品タイプ」が報告されなければなりません。
Ssangyong Motor Company
Kyoung Soo Kim
Suzuki
Suzuki IMDS Coordinator
Tata Motors
M. Hatwalne
Tesla Motors
E. Shen
Toyota
E. Hoffmann
UD Trucks
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K. Kuwahara
リリース 9.0 の機能拡張で選択されたトピックスの再考
・隠し属性および削除された化学物質 - 隠し属性および無効な化学物質のための化
学物質グループ(Hidden and Deleted Substances)を作成し、維持します。無効および
隠し属性のデータシートを分析できるよう Where-Used 分析を拡張します。(すでに実
装済み)
・材料データシートの「サプライヤー」と「商品名」の自由なテキスト入力フィールドに関
連したサプライチェーン機密性認知を改善します。
3. 様々な言語の IMDS ユーザーマニュアル
Volkswagen
VW IMDS Coordinator
Volvo Car Corporation
I. Rade
Volvo Group
Volvo Group IMDS Coordinator
Wuyang-Honda Motors
Wuyang-Honda IMDS Coordinator
IMDS ユーザーマニュアルは、すべての様々な言語を使用するユーザーにとって
「IMDS の使い方」に関しての貴重な情報源となっています。ログイン後、ヘルプメニュ
ーの下に様々な言語のユーザーマニュアルがリスト表示されます。これまでは、ログ
イン時に選択した言語のマニュアルへのリンクのみでした。別の言語を選択しないか
ぎり、その言語がデフォルトのユーザーマニュアルになります。
4. ユーザーの声 –IMDSに寄せられたEメールの紹介
IMDS チーム御中
紛争鉱物を宣言する必要性についてよく聞きますが、正確には紛争鉱物とは何なの
か、なぜそれらは報告されなければならないのか、IMDS にどのような関係があるのか
といった疑問があります。背景的情報を教えていただけませんか。
IMDS ユーザー企業御中
2010 年 7 月 15 日に、米国議会は紛争鉱物のための規定を含めたウォールストリー
ト改革法案を可決しました。法案では、企業*1 が自社の製品や自社製品の生産に
錫、タングステン、タンタル、金のいずれかを使用している場合、米国証券取引委員
会(SEC)に報告することを義務付けています。報告は、これらの材料がコンゴやそ
の隣接国の原産であるかどうかについての詳細情報を、年次開示報告書として提出
することによって行われます。また、企業が紛争鉱山から調達されていないかどうか
証明するために、これらのレポートを監査する必要があります。
SEC への報告は、2013 年の報告分の期日として 2014 年 5 月 31 日に初めて実施さ
れました。今後、企業は前年分の報告を 5 月 31 日*2 には提供する必要があります。
すでに多くの企業が、この新しい要件をサプライヤーに認識させるために、サプライ
チェーンを通じて、情報の文書を広めています。この文書の中では、サプライヤーに
次のように依頼しています。
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・どの部品や製品が紛争鉱物およびその派生物を使用しているか確定してください。
・サプライヤーとともに、それらの部品のサプライチェーンを示した地図を作成してく
ださい。
・使用された製錬所を特定したり、紛争鉱物の起源が廃物またはリサイクル材料で
あることを確認したりしてください。
よろしくお願い申し上げます。
ご意見・ご感想
本ニュースレターへのフィードバック
をお待ちしております。IMDS や IMDS
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に E メールにてご連絡下さい。
IMDS ニュースレターチーム
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クエスト、ご質問等につきましては以
下のアドレスまでご連絡下さい。
*1 米国の上場企業およびそのサプライヤー
[email protected]
*2 このニュースレター以前では 3 月 31 日とお伝えしていましたが、正しくは 5 月 31
日です。
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ては日本 IMDS サービスセンター
[[email protected]]までご連
絡下さい)
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中国– [email protected] 月~金 午前 9 時 30 分~午前 12 時 30 分、午
後 1 時 30 分~午後 5 時 BST(GMT+8) 電話+86 27 87431668
ヨーロッパ (英語)– [email protected] 月~金 午前 8 時~午後 4 時 30 分
(GMT+1) 電話+36 1 298 1536
ヨーロッパ (フランス語・ドイツ語)– [email protected] 月~金 午前 8 時~午
後 4 時 30 分(GMT+1) 電話+36 1 298 1536
フランス – [email protected] 月~金 午前 8 時~午後 4 時 30 分(GMT+1) 電
話 +33 1 55 69 7860
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電話 +82 2 2199 0203~4
北米 - [email protected] 月~金 午前 8 時~午後 6 時 (EST)
電話 +1 972-403-3607
編集
本IMDSニュースレターの編集は、
MDSステアリングコミッティーに代わり
HP Ilona, Herrmannが担当しました。
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