こども発達学科 - 関東学院大学

2016 年 5 月 1 日現在
専任教員の教育・研究業績一覧表
○ 教育学部こども発達学科
1. 青戸
泰子
10.城倉 登代子
2. 伊藤
賀永
11.鈴木
公基
3. 太田
俊己
12.照沼
晃子
4. 小原
豊
13.藤馬
享
5. 土谷 みち子
14.三谷
大紀
6. 東
卓司
15.山下
俊幸
7. 石渡
浩司
16.横浜
勇樹
8. 浮田
咲子
17.大﨑
裕子
9. 黒田
篤志
18.久保
健太
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
教授 氏名
青戸 泰子
学位
博士(心理学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 有 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2016年度方針・計画
発達心理学
人間の発達を生涯・人生という観点として捉えながら、 乳幼児期、学童期を中心に、それぞれの時期における子ども
の特徴や変化を知り、そのメカニズムや発達の課題について習得させる。
乳幼児発達心理学
子どもの成長を発達心理学の観点から理解させ、教育・保育場面において子どもに効果的に関わっていく力の基礎
を形成する。
学校心理学
学校教育を取り巻く様々な課題について、その理解と具体的な支援方法についてコミュニティ援助の視点を含めて検
討する。また、教育場面において子どもに効果的に関わっていく力の基礎を形成する。
障害児心理学
障害児・者を含むすべての人々や社会に対してどのような関わりを行うことが必要なのか,保育・教育場面では 具
体的にどのようなことに留意する必要があるのかなどについて検討させる。
教職実践演習
教育現場に教員として出て行く前の最終的な実践力の習得とその確認をする。①教員としての使命感や責任
感、教育的愛情等②社会性や対人関係能力が身についているか。③児童理解・幼児理解、そして学級経営等
についての理解を深める。④教科の学習指導や保育指導の内容や方法についての確認。
1
教育実習指導Ⅲ
実習の経験を通して、学校の特色、組織、運営について学ぶとともに、教師の仕事について実践的な理解を深
めるられるよう指導する。実習校における授業参観や実地授業、全日経営を通して、学習指導や生活指導、学
級経営の実際を学びながら、教職について理解を深めていけるようにする。
作成した教科書・教材・参考書
①DVD教材「学級担任のためのカウンセリングとその実
践」
2008年4月~現在
教師が子どもを理解し支援していくために、学校における心理学的課題を解説した。
②『教員免許状更新講習テキスト・DVD: 2009年4月~現在
親と教師のための臨床心理』
教員免許状更新のための講習テキストとDVDを作成。子どもの理解と支援・発達障害の基礎
知識・生育歴/環境要因・具体的な支援方法等。
③「教育心理学」の教科書 (丸善出版)
(「著書、学術論文」に「(再掲)」)
2013年4月~現在
教育心理学と課題、発達と教育、特別支援教育と発達障害、学習指導、適応の心理と教育
(いじめ、不登校、自殺)、学習理論、動機づけ、授業法、学級の心理等。
④「発達心理学」の教科書 (丸善出版)
(「著書、学術論文」に「(再掲)」)
2014年4月〜現在
発達心理学とは、胎児期・新生児期の発達・乳児期の発達・幼児期の発達、児童期の発達、
青年期の発達、成人期前期の発達、成人期後期の発達について解説した。
⑤『教員免許状更新講習テキスト:いじめと学校教育』
2015年8月~現在
いじめの対処から予防の視点を含めて、「いじめに関する基礎知識」「いじめを生まない学
級、学校づくり」をテーマにして、個の理解と支援方法からユニバーサル・アプローチの授業
づくり、人間関係づくりまで幅広く解説している。
2016年4月
大学院通信課程におけるガイドブックを作成。学習を進める上で、学習方法、学習のポイン
ト、学習課題など受講者にわかりやすいよう解説している。担当科目:「臨床心理学特講」「教
育相談研究」「教育心理学特講」
スクール・カウンセラー
2004年~現在
公立小学校、中学校、私立中学校、高等学校のスクールカウンセラーを勤め、教育現場にお
いて児童生徒、保護者、先生の支援を行っている。
特別支援教育スーパーバイザー
2009年~現在
特別支援教育に関するスーパーバイザーを勤めている (小学校、中学校、高等学校、教育
相談センターなど)
⑥『岐阜女子大学大学院『通信教育課程ガイドブック』 (「著書、学術論文」に「(再掲)」)
その他教育活動上特記すべき事項
2
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2016年度方針・計画
多くの児童生徒にとって「わかりやすい授業と
ユニバーサル・デザインによる 昨年度に引き続き、教員を対象とした調査を基に、信頼性・妥当性を検証し尺度を開発
は何か」について教員を対象とした調査を実
授業づくりに関する研究
する。
施
児童生徒のキャリア成熟に関する 児童生徒を対象にした調査を行い、キャリア成
児童生徒にアンケート調査を行い、キャリア成熟に必要な要因を分析する。
研究
熟に必要な要因を検討する。
3
2011年度以降に発表した著書・論文等
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
『カウンセリング心理学ハンドブック(下巻)』
共著
2011年10月
金子書房
『児童心理』
(特集「だらしがない子」(2011年10月号)
共著
2011年12月
金子書房
『児童心理』
(特集「子ども理解を深める心理アセスメント」-特別支援
教育・教育相談・学級経営に生かす-(臨時増刊2011年
12月号)
共著
2013年12月
金子書房
岩宮恵子、小澤美代
子、諸富祥彦、牟田悦
pp.37-60
子、伊藤亜矢子、会沢
信彦、青戸泰子他
『生涯発達の中のカウンセリング(第2巻)』
共著
2014年2月
サイエンス社
石隈利紀、藤生英行、 pp.278田中輝美、河村茂雄、
280
青戸泰子他
『教育心理学』
共著
2014年2月
丸善出版
松原達也、石暁玲、稲 pp.208垣応顕、青戸泰子他 223
『不登校児童生徒の援助における自己概念の変容』
単著
2014年1月
風間書房
『発達心理学ー健やかで幸せな発達をめざして』
共著
2014年2月
丸善出版
『小学校教員をめざす人のために』
共著
2016年4月
関東学院大学出版会
『岐阜女子大学大学院通信教育課程ガイドブック』
共著
2016年4月
岐阜女子大学
共著
2014年3月
「岐阜女子大学紀要」
第42号 青戸泰子、村瀬まき
pp.15-25
共著
2014年3月
「岐阜女子大学紀要」
第43号 青戸泰子、平岩 恵
pp.77-86
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
松原達哉、福島脩美、
山口正二、河村茂雄、 pp.95-100
青戸泰子他
深谷和子、新井肇、諸 pp.278富祥彦、平木典子、 280
青戸泰子他
全426頁
松原達哉、石暁玲、東
pp.42-54
優子、西澤哲他
遠藤健次、大﨑裕子、 pp.30-38,
太田俊己、小原豊、山
pp.108-115
下俊幸、青戸泰子他
青戸泰子、佐々木恵里
pp.133143
(学術論文)
『定時制高校生の自己肯定感を高める一研究』
『障がい者観の変容に関する一研究 -障がいのある児童生徒との交流活動を通して- 』
4
共著
2014年9月
「関東学院大学人間環境学会紀
青戸泰子、田邊資章
要」第22号
pp.15-25
『乳幼児を持つ母親への育児支援に関する研究 ー母親の育児自己効力感に焦点をあててー』
共著
2014年3月
関東学院大学人間環境研究所所
青戸泰子、田邊資章
報第13号
pp.3-10
『学校教育におけるユニバーサル・デザインの一研究 −特別支援教育の視点から−』
共著
2015年10月
「関東学院大学人間環境学会紀 青戸泰子、田邊資章、
pp.1-11
要」第24号
野田篤秀、小原豊
『院内学級に通う児童への書道を通した関わり −自尊感情・自己肯定感に焦点をあてて−』
共著
2015年3月
関東学院大学人間環境研究所所
青戸泰子、井上弥紀. pp.23-30
報第14号
学会発表 『パーソナルアプローチからユニバーサル教育へ」
単独
2012年10月
第45回日本カウンセリング学会
全国大会 (麗澤大学)
学会発表(座長) .『事例発表:子どもの理解と支援」
単独
2013年8月
第46回日本カウンセリング学会
全国大会 (東京電気大学)
『コミュニティカウンセリング部会活動報告』
単著
2013年4月
日本カウンセリング学会認定カウ
ンセラー会創刊号
pp.9
『人間環境学会研究助成活動報告』
単著
2015年10月
「関東学院大学人間環境学会紀
要」第24号
pp.58
『家庭生活充実感尺度の開発』
(その他)
5
3.社会活動等
テーマ
ア
概要
神奈川県、東京都、岐阜県 教職員研修会の講師(特別支援教育、教育相談に関する指導・助言)
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
6
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
教授
氏名
伊藤賀永
学位
保健学博士
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 有 ・ 無 博士後期: 有 ・ 無
1.教育活動
授業科目名
2016年度方針・計画
カウンセリング概論
カウンセリングの基礎的な知識を得、中でも重要な面接方法の基本を学ぶ。
甘えの心理学
土居健郎の「甘え」理論及びその土台となっているジグムント・フロイトの精神分析理論を学ぶ中で、受講
生が自らの”こころ”のあり方を知る糸口を見つけることができるように導く。
人間関係演習
グループディスカッションやロールプレイ等の受講生の主体的参加を促す授業方法を駆使して、人間関係
について受講者の気付きを促し、理解を深める。
精神保健
子どもの精神保健を中心に学び、“人間が精神的に健康である”ことの意味を考える。 教職実践演習
教育・保育現場に出る前に、小学校教員や保育者として養成課程で身に付けておくべき知識や実践力等
が備わっているか最終的に確認し、更に高い目標に向かって力を養う。
「子どもの保健Ⅰ-1」
子どもの正常な心身の成長・発達並びにそれらを促す保育のあり方や環境の果たす役割について理解を
深める。(オムニバス講義)
「子どもの保健Ⅰ-2」
保育・教育現場でよくみられる子どもの感染症とその予防対策等について詳しく学び、同時に子どもの精神
保健とその課題について理解を深める。(オムニバス講義)
こども発達論Ⅰ
乳幼児期から児童期だけでなく、人間の生涯に渡る発達について、心理学的観点から様々な諸相を学ぶ。 (オムニバス講義)
キャリアディベロップメント演習
保育者を目指す者として、就職に対する意識を高め、就職活動に必要な知識やノウハウを身に付ける。
(オムニバス講義)
1
ゼミナールⅠ
「人間が精神的に健康であること」の意味を文献により考察し、自らのこころの健康について考える。 ゼミナールⅡ
毎時間異なる事例について、ステップを追って細かく分析しながら、事例検討の方法と考え方を学ぶ。 卒業研究
大学における勉学の集大成として卒業論文を書く。精神保健学や臨床心理学の分野からテーマを選び、卒
業論文を書く中で、研究調査の手法、研究論文の書き方、そして口頭発表の方法を身に付ける。
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
2015年4月~現在
教育学部こども発達学科、人間環境学部人間発達学科の学科長として、特に留年
生、ゼミに所属しない学生、精神的に問題を抱えている学生等に対して カウンセ
リングセンターと連携を取りながら、勉学と学生生活の両面から支援をおこなう。
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
『学生支援』
2
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2016年度方針・計画
筆者がスイス人研究者と共に開発した学際的
学際的集団精神療法”ファン 集団精神療法の“ファンタジーセラピー”につい
タジーセラピー”の研究と実 て、このセラピーの意義や特徴を探り、臨床結
践
果を見据えつつ、その有効性と適応範囲につ
いて検証する。
左記の”ファンタジーセラピー”の研究成果をまとめたものが2015年6月末に出版さ
れ、ドイツ語圏の多くの専門家にこのセラピーの存在と方法を知らせることが可能
となった。実際、共同執筆者たちは講演やワークショックを開き、このセラピーの普
及に努めている。その結果、これまで以上に広範囲の専門家からフィードバックを
得ることができるようになり、それがこのセラピーの妥当性や有効性の検証の一助
となっている。日本での普及については、これまで論文発表やワークショップ等を
通しておこなってきたが、筆者一人のため、その効果は限られている。.その意味で
も、上記の日本語訳が待たれるところであるが、それには今しばらく時間が必要と
思われる。
上記の共同研究者の一人で、スイス・チュー
リッヒ州の特別支援プログラムでムーブメント
“ファンタジーセラピー”の保
セラピストとして活躍しているRebecca
育・幼児教育プログラムへの
Eisenhut Müller女史が実践している“ファンタ
応用の可能性についての研
ジーセラピー”を応用した保育・幼児教育プロ
究”
グラムを検証し、日本での応用の可能性を探
る。
筆者が2013ー14年にスイスでサバティカルイヤーを送った時からMüller女史に同
行し、この特別支援プログラムを実地研修し、このプログラムについて様々な角度
から、多くの議論を重ねてきた。2016年夏にもMüller女史を訪れる予定で、更に議
論を深め、できればその成果を論文としてまとめたいと考えている。
スイスではいじめ対策の中心に教員を据え、
「いじめに対応できる教員」を目指して、養成課
程の段階から組織的な教育をおこなっている。
本学でもそうした教員の養成を目指して、スイ
スで実施されている教員養成のカリキュラムを
いじめに対応ができる小学校
精査し、応用の可能性を探る。同様に、いじめ スイスの教員養成課程で実施されている左記のプログラムを知る。また、幼児期
教員・保育者の養成に関する
問題は既に幼児期から存在するという様々な のいじめ問題について実態を把握する。
研究
研究チームの重要な指摘がある。日本の保育
者にはそのような問題意識が余りないように推
察されるので、日本のの現状を把握するととも
に、「いじめに対応できる保育者」の養成につ
いてカリキュラム等の研究をしていきたい。
3
子育て支援における母親グ
ループに関する考察
子育て支援の一環として筆者が平成16年春
より2週間に1回おこなっている母親グループ
母親グループで話される内容について分析する。また、子育て支援における母親
の経験を基に、子育てにおける母親が感じる
グループの文献から、母親同士が体験を共有することの意味を検討する。
ストレスや問題、またそれらを母親同士で共有
することの意味等について考察する。
4
2011年度以降に発表した著書・論文等
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
Garry Bruno Schmidt,
Kae Ito, Rebecca
Eisenhut Müller
全般
(著書)
“Fantasietherapie-Realität in der Fantasie wiederfunden”共著
2015年6月
Springerverlag
(学術論文)
「ファンタジーの治癒力と“ファンタジーセラピー”」
共著
2011年3月
関東学院大学人間環 伊藤賀永、シュミット 19~34頁
境学会『紀要』第15号 ギャリー・ブルノ
「“ファンタジーセラピー”の学際性と遊戯性及び精神
病治療に対するタブーについての考察」
共著
2012年3月
関東学院大学人間環 伊藤賀永、シュミット 3-18頁
境学会『紀要』第17号 ギャリー・ブルノ
スイスの学校におけるいじめの問題と防止対策及び
心のケアについて
単著
2014年3月
関東学院大学人間環
境学会『紀要』第21号
単
2015年7月4日
(その他)
東京大学大学院医学系研究所精神保健分野主催シ
ンポジウム「それぞれのキャリアから思うこと」にシン
ポジストとして参加
5
東京大学医学部教育 鉅鹿健吉、長谷川徹
研究棟第6セミナー室 他参加
27-43頁
3.社会活動等
テーマ
総合病院における母親を対象にした子育て支援グ
ループの開催
概要
都内の某総合病院において、地域貢献のための子育て支援事業の一環として、平成16年春より継続して
子育て中の母親グループを開催している。その中で、子育てや子どもの教育に関する様々な問題や家族
間の葛藤等について話し合われ、心理臨床家の立場から支援をおこなっている。同時にここで得た知見を
授業に還元し、保育相談や教育相談に関する最新の現場の声を学生に伝えている。
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
教育学部こども発達学科・人間環境学部人間発達学
2015年4月~現在
科 学科長
6
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
教授 氏名
太田俊己
学位
修士(教育学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 有 ・ 無 博士後期: 有 ・ 無
1.教育活動
授業科目名
相談援助
生活(B)
2015年度方針・計画
ソーシャルワークの理論と方法について基礎的理解を図る。保育所保育士を中心に、遭遇しやすい例を挙
げ、話し合いも入れて積極的な受講を促す。
幼児期・小学校低学年における主体的で体験的な学びとしての生活科について意義と授業方法に関する
理解をもつようにする。授業案を作成し、発表し合うことなどを織り交ぜることで主体的な参加を促すように
する。
障害児保育
障害のある幼児に関する保育の現状と障害ごとの支援ニーズと保育方法等について理論と実践方法を習
得するようにする。実技や模擬場面の導入、また話し合いも入れて主体的な受講と実践的な理解を促す。
障害者援助技術演習
障害のある人たちが必要とするニーズの見極めと必要な援助技術の初歩を習得するようにする。実習や
見学、参観も入れて実感も大事に授業を進めるようにする。
教職実践演習
障害のある児童生徒への教育支援も含め、教職に向けての実践的対応と資質への自覚を高めるようにす
る。授業参観や話し合い、校長等による教職に関する講師の話なども織り交ぜ、力量を高めるようにする。
保育実習Ⅲ
保育士資格に向けて必要な児童福祉施設で望まれる技術、知識等を習得し、資質を高めるようjにする。
保育実習指導Ⅲ
教養ゼミナール
保育実習Ⅲに向けての適切な備えと意識を十分なものとするようjにする。内省や調査、発表の機会も確保
しながら進める。
関東学院大学学生、および教育学部生として望まれる基礎的な資質や意識を養い、人間関係も築きつつ、
円滑に初年次を送ることのできるよう支援する。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
新版 知的障害教育総論
2015年3月
放送大学(ラジオ)の同名専門科目の印刷教材(テキスト)として3つの章を執筆・編著。
はじめてのインクルーシブ保育
2016年5月
障害幼児等を含むインクルーシブ保育について50の事例から解説した入門書。
監修・執筆を担当。障害児保育テキスト使用
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
教員免許状更新講習(必修・選択)講師
2009~2014年
植草学園大学(千葉県)開催の講習会にて講師を担当
特別支援学校教諭免許認定講習講師
2010~2014年
同 上
全日本特別支援教育研究連盟 発達障害教育セミ
ナー講師
2010~2013年
左記連盟が全国3会場で開催するセミナーのうち、1か所半日分の講義・講師を担当。
埼玉県・特別支援学校教諭認定講習講師
2013~2014年
埼玉県教育委員会主催の講習会にて「特別支援教育基礎理論」の講師を担当
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2015年度方針・計画
特別支援学校教育に関する 特別支援学校における教育課程及び指導法
研究
に関して理論的、実践的な検討を行う。
神奈川県内の特別支援学校に焦点を当て、教育課程及び指導法の変遷に関する
検討を行う。
インクルーシブ保育に関する 障害幼児の保育における合理的配慮の検討
研究
を行う。
インクルーシブ保育を実践する幼稚園等で事例を追跡し保育者から配慮の実状を
聞き取り考察する。
気になる子の保育に関する
研究
学会におけるシンポジウム、関係研究者による協議と検討により、気になる子の保
育について事例的、理論的、多面的に検討を進める。
「気になる子」とされる幼児の保育に関してシ
ンポジウムや調査等を通じて考察する。
2
2011年度以降に発表した著書・論文等
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
監修・共著
2011年3月
ケーアンドエイチ社
知的障害教育の歩み~三木教育論と戦後小史
共編著
2011年5月
自閉症支援のすべて
共編著
2011年5月
日本文化科学社
全日本特別支援教育研
究
連盟編
発達障害白書2012年版
共編著
2011年9月
日本文化科学社
日本発達障害福祉連
盟編
特別支援の「子ども理解」よさが生きる教育サポート
共編著
2012年2月
ケーアンドエイチ社
太田俊己,高倉誠一,
中坪晃一監修
知的障害-定義,分類および支援体系 第11版
共訳
2012年6月
発達障害支援ハンドブック
共著
2012年8月
金子書房
日本発達障害学会編 5
発達障害白書2013年版
共編著
2012年9月
明石書店
日本発達障害福祉連盟編
インクルーシブ保育っていいね─
一人ひとりが大切にされる保育をめざして
共編著
2013年3月
福村出版
小山望、太田俊己、
加藤和成、河合高鋭編著
共著
2013年3月
東洋館出版
全日本特別支援教育
研究連盟編
発達障害白書2014年版
共編著
2013年9月
明石書店
新版 知的障害教育総論(再掲)
共編著
2015年3月
放送大学教育振興会
太田俊己・藤原義博編
著
小学校教員をめざす人のために
共著
2016年4月
関東学院大学出版会
小原豊、太田俊己ほ
か
監修・共著
2016年4月
合同出版社
著書・学術論文等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
すぐ役に立つ特別支援学級ハンドブック 特別支援教育 学級経営12か月~特別支援学校
はじめてのインクルーシブ保育(再掲)
(学術論文)
3
太田俊己監修
全日本特別支援教育 全日本特別支援教育研
究
研究連盟
連盟編
日本発達障害福祉連 日本発達障害福祉連
盟
盟編
p212-p21
日本発達障害福祉連盟編
柴崎正行・太田俊己監
修
p7-p13
知的障害教育の作業学習のあり方に関する検討-
昭和50年代の千葉大学教育学部附属特別支援学
校
における教育実践を基に
共著
2011年3月
植草学園短期大学研 高倉誠一、中坪晃一、藤
田俊明、高瀬浩司、太田 p43-p54
究紀要
俊己
共著
2013年3月
植草学園大学研究紀
太田俊己ほか
要
単著
2013年2月
共著
2013年3月
単著
2014年8月
生活中心教育研究
p1-5
単著
2015年2月
生活中心教育研究
p1-p6
肢体不自由特別支援学校における教育課程と指導
法に関する考察-ある養護学校の学校要覧を中心
に
共著
2016年9月
関東学院大学人間環
太田俊己・山下・俊幸 p13-p28
境学会紀要 第24号
病弱児の生と死に対する共感と理解
共著
2016年2月
関東学院大学
人間環境学会紀要25 太田俊己・城倉登代子 p19-p32
号
気になる子の保育をめぐって
共著
2016年2月
関東学院大学人間環 太田俊己、三谷大紀
境研究所所報第14号 ほか
特別支援教育-大学でしっかり学ぶには
単著
2011年1月
SYNAPSE
生活中心の教育-意義と展望
単著
2011年3月
特別支援教育研究
p2-p6
単著
2012年3月
特別支援教育研究
p2-p6
単著
2012年7月
特別支援教育研究
p2-p6
共編著
2013年9月
第一法規
幼児教育のいくつかの課題
-「幼稚園教育が直面する複合課題に関する共同的
研究」
まとめとして
小出進先生の「統合教育論」から学ぶ
~インクルーシブ教育システムと生活中心教育を考えるために
インクルーシブ保育における子どもの「参加」
子ども主体の教育への系譜
~小出進著作選集「知的障害教育の本質」刊行に携わって
小出進先生を偲んで
~日本生活中心教育研究会と小出進先生
生活中心教育研究
p1-p8
植草学園大学研究紀
広瀬由紀・太田俊己
要
p41-p53
(その他)
ともに「生きる力」を育む生活単元学習
知的障害教育課程の特質と意義
就学時の健康診断における知的発達スクリーニング
検査 実施の手引き
4
p10-p13
山口薫、上野一彦、太田俊
己
、大六一志
3.社会活動等
テーマ
概要
地域福祉行政等への貢献 ア
地域児童福祉等の増進への寄与 千葉市社会福祉審議会児童福祉分科会(会長 ~2014年) 千葉市こども・子育て支援会議委員( ~2014年) 千葉市社会福祉法人等審査会委員(~2014年) ほか
地域教育行政への貢献 ア
千葉県特別支援教育研究推進会議委員長( ~2014年) 千葉県幼稚園教育教育課程協議会講師( ~2014年)
特別支援教育の推進 ア
全日本特別支援教育研究連盟副理事長( ~2014年) 文部科学省特別支援学校学習指導要領改訂協力委員(2期)知的障害教育主査
国立特別支援教育総合研究所外部評価委員(2011年~ )
発達支援行政への協力 ア
千葉県習志野市市民協働こども発達支援推進協議会委員(2013年~ )
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
小学校委員会委員長
2015年4月1日~
教育実践センター運営委員会委員
2016年4月1日~
5
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
教授 氏名
小原 豊
学位
修士(教育学)
大学院における研究指導担当資格の有無
有 1.教育活動
授業科目名
初等教科教育法(算数)
算数
教育工学
教育実習指導Ⅲ
2016年度方針・計画
指導と評価の更なる一体化を図り教育実践力を培う。
算数指導の基盤となる受講者の数学的思考力を一層充実させる。
授業での情報機器及びその教材開発力とデジタル機器使用の実践力を培う。
教育現場での指導実践への対応力を育成する。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
①算数・数学科教員教育用図書
②小学校算数科用 文部科学省検定教科書
2013/4/9
『 子どもの学力を高める新しい算数科教育法』(齋藤昇,秋田美代,小原豊,全
143頁)。共編著,分担執筆
2013/9/21
『授業に役立つ算数教科書の数学的背景』(齋藤昇,小原豊,全153頁)。共編著,
分担執筆
『わくわく算数』(新興出版社 啓林館,清水静海,船越俊介他共著)。分担執筆及
び共編。第一学年(全159頁),第二学年上下(全138頁,全126頁),三学年上下(全
138頁,全128頁), 第四学年上下(全142頁,全130頁),学年上下(全148頁,全119
頁),第六学年上下(全160頁,全124頁)。〔授業科目:算数〕
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
3.教育方法・教育実践に関する発表,講演等
①Perspective of Case Method for Error Analysis in Prospective Teacher Training
2010年9月
『Proceeding of International Conference of Educational
Research 2010』,Learning Community for Sustainable
Development, pp.186-191.
②ケースメソッドによる人文社会系学生の統計的リテラシー育成
に関する試行
2010年9月
『数学教育学会誌 臨時増刊 発表論文集』,2010年度数学教育
学会 秋季例会(於 名古屋大学),8-9頁
③教職志望学生の教科知識拡充に関するケースメソッドの試行
2011年8月
『年会論文集35』,日本科学教育学会第35回年会(於 東京工業
大学), pp.408-409.
④Approach to Utilization of Electronic Whiteboard in
2012年8月
『NUE Journal of International Educational
Cooperation』, vol.6, pp.1-6.
⑤Research on Case Method for Naïve Conception in
Prospective Elementary Mathematics Teacher Training
2012年9月
『Proceedings of 5th International Conference on
Educational Research, (ICER 2012)』, Khon Kaen, 9th,
September, 2012
2012年12月
The 1st Conference of International Society for Science
and Mathematics Education, Vientiane, 25th, December,
2012
⑥Pre-Service Teacher Training in Mathematics via
Case Method
2
⑦Research on Prospective Elementary School
Teachers' Perceptions for Disaster Prevention Education
2013年2月
『Proceedings of APEC-Tsukuba International Conference
Ⅶ: Innovation of Mathematics Education through Lesson
Study』, Tsukuba, 14th, Feb.
⑧The Impacts of Case Method on Prospective
Mathematics Teacher Training
2013年3月
『Proceedings of 6th East Asia Regional Conference on
Mathematics Education (EARCOME 6)』,Phuket,19th,
March
⑨How does the Case Method Improve Prospective
Elementary Teachers’ Views on Mathematics Teaching?
2013年3月
『人間環境学会紀要』 第19号,関東学院大学人間環境学部,
pp.33-41.
⑩高等教育機関における相互授業参観に関する小考
2013年3月
『人間環境研究所所報』 第11号,関東学院大学人間環境学部,
pp.3-10.
⑪初等教員養成におけるスマートデバイス導入の本質的課題
2013年9月
『人間環境学会紀要』 第20号,関東学院大学人間環境学部,
pp.1-9.
⑫Smart Device-Based Collaborative Learning in Elementary
School Teacher Training
2013年9月
『Proceedings of 6th International Conference on
Educational Research, (ICER 2013)』, Khon Kaen, 9th,
September, 2013
⑬Investigation of Prospective Elementary Teachers' Views on
Error Analysis in Arithmetic Teaching via Case Method
2015年3月
『人間環境学会紀要』 第23号,関東学院大学人間環境学部,
pp.4-12.
①日本数学教育学会 算数数学全国大会 指導助言者
2011年~2015年
93回(神奈川),94回(福岡),95回(山梨),96回(鳥取), 97回(札幌)
②日本数学教育学会 論文発表会(秋季大会) 査読者
2011年~2015年
44回(新潟),45回(奈良),46回(栃木),47回(熊本),48回(長野)
その他教育活動上特記すべき事項
3
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2015年度方針・計画
教授学的変換の探究
学校数学への教材化過程を分節化する
知見を学術的に逐次発表する。
ケースメソッドの実践
教員養成を実践的かつ双方向的にする
実践上の効果を高める同時に実践例を集積する。
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
『子どもの学力を高める新しい算数科教育法』
共著
2013年4月
東洋館出版
齋藤昇,秋田美代,小
原豊
129-134
『授業に役立つ算数教科書の数学的背景』
共著
2013年9月
東洋館出版
齋藤昇,小原豊共編
『中学校数学科つまづき指導事典―授業の種,研究
の芽―』
共著
2014年2月
明治図書
単著
2010年8月
日本数学教育学会
34~35
2013年8月
International Society
for Science and
Mathematics
Education
19~26
著書・学術論文等の名称
(著書)
礒田正美, 小原 豊, 宮
川健, 松嵜昭雄 共編
著
7-10, 2328, 74-80,
133-136
9-10
(学術論文)
「学び方・価値の教育,道徳教育と人間形成」,
『日本数学教育学会誌』,第92巻 第12号
「Case Method Implementation in Mathematics Teacher
Education」,『International Journal of Research on Science
and Mathematics Education』,Vol.1, International Society
for Science and Mathematics Education
単著
4
「多様な考えを活かし練り合う開かれた問題解決授
業の展開」,『日本数学教育学会誌』,第92巻第7号
「算数数学科の問題解決授業における板書の機
能」,『日本数学教育学会誌』,第92巻第7号
「創造性の基礎を培う山登り式学習法の国際教育協
力への展開」,『日本数学教育学会誌』,第92巻第7
号
単著
2014年10月
日本数学教育学会
共著
2014年10月
日本数学教育学会
谷竜太,小原 豊
36~39
共著
2014年10月
日本数学教育学会
齋藤昇, 小原 豊, 秋田
美代
16~19
(その他)
5
28~31
3.社会活動等
テーマ
概要
双方向参加型学習環境による算数数学科教員養成
科研費(基盤C) (研究課題番号:24531162)
プログラム改善の実証的研究
横浜市立八景小学校とへの算数研究指導
研究指定校での指導及び講演(地域貢献事業)
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
教育学部website管理者
2014.04-
KGU情報科学センター運営委員会委員
2014.04-
6
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
教授 氏名
土谷 みち子
学位
文学修士
大学院における研究指導担当資格の有無
無
1.教育活動
授業科目名
2016年度方針・計画
教養ゼミナール
大学生活の不安を軽減し、今後の学習・研究活動に対する倫理教育や免許・資格取得に向けての専門的な学びへ動
機を高める。
乳児保育(オムニバス教員代表)
保育所等における3歳未満児の保育理念と意義を学び、乳児院や児童擁護施設における乳児保育の制度と現状を学
習する。乳児・保護者との交流など体験学習を通して 子どもの発達と保育の特徴を教授する。
子育て支援総論(オムニバス教員代表)
わが国の子育て支援の歴史的背景や現状(必要性)を知る。グループ討議・調査・発表など学生の主体的な学習を進
める。将来保育者や教育者になる学生に対して現代的課題への問題意識を高める。
教職実践演習
最終学年の4年次学生にむけて、大学生活の学びの集大成をする。また現場で活躍する大学先輩や地域の方の経験
談を伺い社会人としての自覚をもちつつ、子ども観察を継続的に行い保育専門職への実践的な力量を磨く。
家庭支援論(A・B)
現代の子ども・家庭支援に関する問題点を理解し、保育施設における支援の実際と関係機関との連携に関する学習
を深める。複数の事例からグループワークによる協議を重ね、学生の主体的な学習を支援する。
教職実践演習
幼稚園教員としての使命感や責任感,教育的愛情等について理解を深めることができる。教育現場に教員として出て
行く前の4年次学生として、クラス運営など最終的な実践力を身につけ確認することを目指す。
1
ゼミナールⅠ・Ⅱ
ゼミ活動の目標とする「子どもと家族の発達支援」に関する専門家として、必要な基礎的知識を先行研究から習得す
る。卒業論文に関する準備をし、論文作成内容・方法をお互いの学習で支援する取り組みを行う。
卒業研究
各自の関心テーマを設定し、論文の独自性や社会的貢献にも留意し、積極的に取り組む。4年間の大学生活集大成と
して保育・教育に関わる専門的知識や学びを総括し身につける指導を丁寧に重ねる。
保育実習指導Ⅰ(オムニバス教員代表)
保育施設における子ども理解・職員の勤務内容への理解と実践、および各種児童福祉施設の役割と社会的機能につ
いて主体的に事前学習を進めるように支援する。各自の実習準備教材ノート作成を導入する。
2
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
新・保育士養成講座第10巻 家庭支援論:家庭支援と保
育相談支援(全国社会福祉協議会出版部・共著)
2011年3月
執筆代表:網野武博・金子恵美。全国保育士養成協議会推奨の授業テキスト。 「家庭支援論」{青鞜社:単著)
2011年3月
2008年度出版の全面改訂第3版。「家庭支援論」授業テキストとして使用。
保育内容ー総論(青鞜社:共著)
2012年3月
編著者代表:近藤幹生 「保育内容総論」授業テキストとして全国保育者養成校で使用。
「家庭支援論」(青鞜社:共著)
2014年3月
2011年度出版の改訂第4版。「家庭支援論」授業テキストとして使用。近藤幹生共著
最新保育講⑧保育内容「人間関係」(ミネルヴァ書房・共
著)
2015年2月
編者:森上史郎・小林紀子・渡辺英則。本学科含み全国の保育者養成校で使用
新・保育士養成講座第10巻 家庭支援論:家庭支援と保
育相談支援(全国社会福祉協議会出版部・共著)
2015年4月
2011年度出版の全面改訂第2版。全国保育士養成協議会推奨の授業テキスト。 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
神奈川県内保育士研修講師(白峰学園保育センター)
2010年 6月~現在
2010年度から現在まで、県内の保育関係者対象の年間企画講座(県助成)において講
師を担当している。主に乳児保育・中堅保育士及び園長研修・子育て支援講座を担当。
横浜市こども青少年局主催「家庭支援論」研修講師
2012年11月~2014年3月
2012年度から2014年度まで、横浜市全市の保育所職員に対して、「家庭支援論」の研修
講師を担当。 平成14年度から保育士養成科目として導入された同科目の研修。
日本保育学会第65回大会におけるゼミ研究活動発表
2012年 5月
ゼミ活動で行っている乳児家庭訪問における研究「これからの子育て支援-③学生によ
る乳児家庭訪問における保護者との振り返りの対比」に関して発表した。
横浜市保育フォーラム第1回基調講演
2014年7月
横浜市初の保育フォーラムにおいて、今後の保育に求められるもの(方向性)について、
市内大学生・現職保育者に向けて筆者の臨床・研究活動から講演した。
その他教育活動上特記すべき事項
学生の学外体験学習への支援
2010年〜現在
「ゼミナールⅠ・Ⅱ」および「卒業研究」メンバーにおける、保育者企画の虐待問題研修会
に参加し、現職の保育者による虐待事例対応に関する学習を支援する。
ひろばにおける学生の地域子育て支援施設との連携
2010年〜現在
乳児保育やゼミ学生と共に、子育て支援ひろばにおける「赤ちゃんの会」などの相談や
親子のコミュニケーション支援を実施している。
行政・地域との連携による学生の乳児家庭訪問実施
2010年〜現在
「ゼミナールⅠ・Ⅱ」および「卒業研究」メンバーにおける子育て家庭訪問を実施。地域の
支援者と連携し、学生の訪問する意義を保護者の協力を得て研究に反映している。
3
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2016年度方針・計画
子育て支援施設における利用者の 各地の子育て支援施設における利用者の実態と相
横浜市における子育て支援拠点フォーラムにおいて研究協力依頼後、実態調査実施。
実態と今後の支援方策
談事例について分析し、今後の課題を探る。
乳幼児期の過剰なメディア接触(初期経験)が子ど
初期経験と子どもの成長の回復 もの成長に与える影響とその後の成長発達の回復 17年間の追跡研究の成果は、学会誌に投稿中(筆頭著者)。
に焦点をあて縦断的に追跡研究している。
保育施設における一時保育の実
態と課題
保育施設における一時保育に対して社会的ニーズ
の高まりを受けて、その実態と課題を整理して問題 2014年度に各施設における実態調査を開始し、今後関係学会において発表予定である。
提起する。
編者・著者名
(共著の場合の
み)
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
育児のなかでの臨床発達支援
共著
2011年3月
ミネルヴァ書房
編者:藤崎眞知代・
大日向雅美
p.94~102
新・保育士養成講座第10巻 家庭支援論:家庭支援と保育相談支援(再掲)
共著
2011年3月
全国社会福祉協議会出版部
執筆代表:網野武
博・金子恵美
PP.22〜28,115-123
家庭支援論(2008年出版「家族援助論」の全面改訂版)(再掲)
単著
2011年3月
青鞜社
保育内容ー総論
共著
2012年3月
全国社会福祉協議会出版部
家庭支援論(2011年出版「家庭支援論」の改訂版)(再掲)
共著
2014年3月
最新保育講⑧保育内容「人間関係」(改訂版)(再掲)
共著
著書・学術論文等の名称
該当頁
(著書)
全220ページ
執筆代表:網野武
博・金子恵美
p.117〜138
青鞜社
土谷みち子・近藤幹
生
PP.1〜57,62〜195
2015年2月
ミネルヴァ書房
編者:森上史郎・小
林紀子・渡辺英則
p.132~156
新・保育士養成講座第10巻改訂第2版 家庭支援論:家庭支援と保育相談支援(再掲)
共著
2015年4月
全国社会福祉協議会出版部
執筆代表:網野武
博・金子恵美
PP.22〜29,121-132
新版 保育用語辞典
2016年2月
一藝社
共著
4
編集代表:谷田貝公
p.136〜138
昭
共著
2016年5月
親と子の成長に関わる保育支援の試み-過剰なテレビ画
面視聴をしていた幼児の追跡事例を手がかりとして-
単著
2012年7月
「臨床発達心理学実践研究」(第7 日本臨床発達心
p.89〜100
巻)(査読論文)
理士会編
IT時代における乳児期のメディア利用と影響を考える
単著
2016年1月
「家庭教育研究所紀要」37巻(査読 日立家庭教育研
p.65〜71
なし)
究所編
乳幼児とテレビ・ビデオ視聴:過剰接触幼児の思春期追跡
調査
単独
2011年3月
日本発達心理学会第22 回大会
研究論文集
P.285
これからの子育て支援-②虐待予防プログラムと保育内
容
単独
2011年5月
日本保育学会第64回大会研究
論文集
p.148
『保育学講座』第5巻 「第Ⅱ部保育臨床相談」
東京大学出版会
日本保育学会編 p.155~173
(学術論文)
(その他)
(学会発表)
これからの子育て・保護者支援- 保育者の行動可能性を
考える(自主シンポジウム企画者)
共同
2011年5月
(企画)土谷みち
子(話題提供者)
日本保育学会第64回大会研究
仁木やす子・渡
論文集P.128
辺令子・柏女霊
峰
4ヶ月児家庭のメディア接触と発達
共同
2012年3月
谷村雅子・大熊
日本発達心理学会第23 回大会
加奈子・土谷み
研究論文集
ち子 P.349
これからの子育て支援-③学生による乳児家庭訪問にお
ける保護者との振り返りの対比
単独
2012年5月
日本保育学会第65回大会研究
論文集
2013年4月
土谷みち子・谷
こども環境学会2013年東京大
村雅子・大熊加
会研究要旨集
奈子
乳児期からのメディア接触の背景-外遊びとテレビ画面視
聴時間のバランスが崩れた子どもの成長と親子遊び
共同(筆頭)
5
p.258
3.社会活動等
テーマ
概要
日本保育学会「保育学研究」査読者
2010年4月~現在まで、日本保育学会機関誌「保育学研究」の査読を担当。
横浜市子育て支援拠点スーパーバイザー
2008年3月〜現在まで、神奈川区・金沢区・戸塚区で発達相談と運営支援を担当。
横浜市子育て支援事業運営事業者選定委員会委員(委員長)
2012年4月〜2015年3月まで、横浜市子育て支援事業に関して運営事業者の選定委員を担当。
関東学院六浦こども園「おりーぶ」乳幼児発達相談
2013年4月〜現在まで、横浜市親と子のひろば事業を展開する学院こども園において発達相談を担当。
横浜市子ども・子育て会議委員(子育て部会部会長)
2014年4月〜2015年3月まで、子ども子育て新法案に関わる会議委員を担当。
関東学院のびのびのば園「ぶどうの木」子育て支援企画
2015年4月〜現在まで、学院こども園内子育て支援室における企画・実践助言を担当。
NPO「こどもと未来」理事長
2015年4月〜現在まで、横浜市内における子育て支援広場の運営・子育て支援者の研修会等の企画・実施。
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
人間発達学科長
2013年4月1日〜2015年3月31日
教育学部学部長
2015年4月1日〜現在
6
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
学科
こども発達学科
職名
准教授 氏名
東 卓治
学位
修士(音楽)
大学院における研究指導担当資格の有無
研究科 研究科
専攻
専攻
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2016年度方針・計画
音楽Ⅰ
教員・保育者として必要な読譜能力を身につける。
教育・保育現場で行われる音楽的活動にふれ、その意義を理解する
ピアノ
1)ピアノ教則本による演奏技術・表現方法の習得
・一般的に教育・保育現場への就職で必要とされるバイエル終了程度の演奏能力を最低到達ラインと
する。
2)子どもの歌の弾き歌い
・教育・保育現場で必要とされる子どもの歌の弾き歌いの習得を目標とする。
・ピアノ伴奏と同時に歌唱のレベルも向上させ、教育者・保育者として十分な表現力を身につける。
人間と文化
音楽分野における文化のありようを学ぶことで、人間と文化の関係性を理解する。
教養ゼミナール
人間環境学部の学生としての学習態度と必要な基礎的なスキルを獲得する。また、人間発達学科という枠
を超えた学際的な視点を持つとともに、専門分野に取り組む意欲と姿勢を身につけていく。
教育実習指導Ⅱ
実習の意義や目的、内容、心構え、手続き、記録の方法、指導案の作成および展開の方法など、実習を行
う上で必要な知識、技能を身につける。
さらに、実習後の報告会を通して、幼稚園の実態や幼稚園教諭に必要な知識や技能についての学びを深
める。
音楽表現演習
楽器の奏法・子ども向けの器楽アレンジやスコアの作成・歌唱指導法など、教育・保育現場における音楽
表現の指導法について理解する。教育・保育現場における音楽劇の指導法について学ぶ。
1
音楽と文化
さまざまな音楽にその時代背景に触れながら接することで、今までとは違った音楽の感じ方、考え方ができ
るようにすることを目標とします。
声楽
さまざまなジャンルの歌やそのスタイルを学び、子どもへの歌の提供の幅を拡げると同時に、教育者・保育
者自身の歌唱を磨き、子どもの前で歌う自信をつけることを目標とします。
音楽Ⅱ
①和音、カデンツ、コードネームを学ぶことにより音楽の構成を理解し、かつ簡単な伴奏付けの能力を身に
つける。
②曲を移調することにより、子どもの音域に合わせた歌の活動ができるようにする。
③歌・リトミック・器楽を中心とした子どもの音楽活動について実践を通して理解する。
教育実習Ⅱ
教育実習IIの3週間の実習を通して、次の項目の達成を目標とする。
(1)幼児の理解および援助のあり方について理解を深める。特に、環境による教育、遊びを通して
の総合的指導、ふさわしい生活の展開、個と集団、クラスの運営等について学ぶ。
(2)実際に計画を立てて子どもとかかわる中で、教材研究や環境構成のあり方、計画と実践の関係
について学ぶ。
(3)幼稚園と家庭や地域との連携、および幼稚園の社会的役割について学ぶ。
(4)幼稚園教諭の役割および職務内容について学ぶ。
2
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
音楽の基礎理解に関する資料集
2014年3月
音楽理論やピアノに関する基礎理解につながる資料を作成した。
基礎的なリズムを体得するための音源集(改訂)
2015年5月
各拍子(4/4、3/4、6/8)における基礎的なリズムを身体で覚えるための音源集を
作成。学生が譜面を見ながら音源に合わせてリズム打ちをすることで、リズム感が
自然に身につくよう工夫されている。
学生のレベルに応じた連弾集
2016年1月
3人による連弾「アラベスク」、4人による交代制の連弾「イッツ・ア・スモール・さん
ぽ」
のアレンジ作成
基礎的なリズムを体得するための動画集
2016年6月
各拍子(4/4、3/4、6/8)における基礎的なリズムを身体で覚えるための動画集を
作成。基礎的なリズムが画面上で入れ替わり、各画面に合わせてリズム打ちをす
ることでリズム感が自然に身につくよう工夫されている。
2011年~20012年
人間発達学科の学生によるコーラスグループを設立し、大学内での行事や近隣施
設でのコンサートを行い、学生の音楽性を高めるとともに、地域貢献を果たした。
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
特になし
その他教育活動上特記すべき事項
「うたい隊」の活動による音楽教育の実践
室の木コンサート運営
2011年~現在
音楽関連科目の総合的な発表の場として、「室の木コンサート」を毎年開催し、企
画・運営・指導を行っている。
全学年の音楽の発表の場を設けることで、学生の授業への意欲・向上心を持たせ
ている。
3
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2016年度方針・計画
コンサート「飛翔」プロデュー
若手主体のコンサートを企画・運営
ス
第4回にあたる今年は新たにサックスを加え、声楽、ピアノ連弾、クラリネット等
さまざまな演奏形態によるコンサートを企画・運営する
歌劇「シンデレラ」実践研究 歌劇「シンデレラ」出演
歌劇「シンデレラ」王様役で出演予定
「おしゃべり音楽館」
第37回~第39回を開催予定
プロデュース・および出演
2011年度以降に発表した著書・論文等
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
単
平成24年
関東学院大学『人間環
境学会紀要』第17号
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
なし
(学術論文)
1.教員養成課程におけるピアノ教育の現状と課題
4
35~46頁
2.学校教育における「音楽」の必要性 ―中学・高校
の場合―
共
平成25年9月
関東学院大学『人間環
共著者:東実和
境学会紀要』第20号
11~21頁
3.歌曲にみるベートーヴェンの調性選択
共
平成26年2月
関東学院大学『人間環
共著者:東実和
境学会紀要』第21号
49~60頁
(その他)
3.社会活動等
テーマ
概要
地域向けコンサート開催による金沢区の音楽の普及
約10年近く継続している金沢区での「おしゃべり音楽館」を今年度も継続して行い、地域文化の拡大へ貢献
している。
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
人間環境学部教務主任
人間環境学部教員養成課程主任
期間(西暦)
2011年度
2011年度
5
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
新約聖書学 専攻
職名
准教授 氏名
石渡浩司
学位
Masrer of Arts in Theology
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
キリスト教の成立
キリスト教の発展
キリスト教と現代社会(A)
2016年度方針・計画
イエスの登場、あるいは、教会の誕生をもってキリスト教が誕生した、という一般的理解が不正確であるこ
とを理解してもらい、ユダヤ教イエス派が、ユダヤ教と分離してはじめて「キリスト教」と呼ばれ得ることを理
解してもらう。
キリスト教の歴史を、基本的に通時的に学ぶ。授業時間の制約により扱えるトピックに制約はあるが、その
中で、時代時代のキリスト教の姿を学ぶ取っていく。
現代社会(に生きる「私」)との関わりから、聖書、キリスト教に関する理解を深めてもらう。聖書のメッセー
ジに基づいて、生命の大切さ、他者と「共に生きること」の大切さを学ぶ。
キリスト教と教育
教育、保育の基礎となる人間観、児童観をキリスト教を通して学ぶ。
人間発達論
人間の生涯にわたる発達の過程を発達社会学の視点から学び、発達を社会的、文化的、歴史的文脈と
の関連において理解する。 また人間の発達過程を乳児期から青年期という「上昇的」変化の時期ととも
に、成人期という「水平的」変化の時期、そして老人期という「下降的変化」の時期からも把握し、学んでい
く。
ゼミナールⅠ
複雑な過程を経て今年創立132年目を迎えた関東学院の歴史と関東学院への主な貢献者に焦点を当
て、母校に関する理解を深める。世界、及び日本の時代背景・情勢も視野に入れつつ、歴史的文脈との連
関において学んでいく。
ゼミナールⅡ
ゼミナールⅠでは、関東学院(の歴史)についての学びを深め、関連する事柄や人物についてのレポートを
書いてもらった。ゼミナールⅡでは、関東学院(の歴史)に関わる事柄、あるいは人物(学院の内外を問わ
ない)に目を転じ、主に近代日本の教育に関わる事柄や教育者(の思想)についての学びを深めていく。
1
人間と倫理
前半は、ひろく倫理を論じ(杉田正樹先生担当)、後半は、特にキリスト教的観点から倫理について学ぶ
(石渡担当)。
KGUキャリアデザイン入門(C)
卒業後を意識した4年間の大学生活をデザインしていく。「自己実現力」、「他者と関わる力」を高める。自
分にとって納得のいく人生を送るために、「生き方」、「働き方」、「大学生活の過ごし方」を自分で考え、行動
に移すことができるようにする。
教職実践演習(幼・小)(A)
小学校や幼稚園教員としての使命感や責任感、教育的愛情などについて理解を深める。社会性や対人関
係能力が身に付いているjか確認できるようにする。児童理解・幼児理解、そして学級経営等について理解
する。こうして、教育現場に出て行く前の大学生としての最終的な実践力を身に付けたり、確認できるよう
にする。
KGUキャリアディべリップメント演習
教育保育分野への進路と就職活動を進めるために、それぞれの地域での保育の特色と状況について、幅
広く学内外のゲストスピーカーを招聘し、お話を聴いたり、就職模擬試験を行いながら、主体的に就職活動
を展開することができるように導く。
保育実習指導Ⅱ
保育実習Ⅰ及び保育実習指導Ⅰで学んだことを基礎として、保育実習Ⅱに向けて、事前準備を行い、また
事後の省察を行う。
保育実習
保育実習Ⅰでの学びが、園や子どもの基本的な理解を中心としていたのに対して、実習Ⅱでは、より多面
的、より詳細に学びを深めていく。
教養ゼミナール
人間環境学部の学生としての学習態度と必要な基礎的スキルを獲得する。また、人間発達学科という枠を
超えた学際的な視点を持つと共に、専門分野に取り組む意欲と姿勢を身に着けていく。
2
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
大学チャペル礼拝説教におけるキリスト教に基づく人
2014年~
格教育
2016年度は年8回
『告知板』(関東学院大学チャプレン会編)原稿執筆
2014年~
「聖書の言葉」他
『いんまぬえる』(関東学院編)原稿執筆
2014年~
「創立記念祈祷会説教要旨」他
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2016年度方針・計画
初期キリスト教の発展に関わ 新約聖書における異邦人伝道(異邦人とのス 文献の講読を通して、下の研究と比較し、早くまとまった方をキリスト教と文化研究
る研究
タンス)を旧約・ユダヤ教的背景から考察する 所研究会で発表し、論文としてまとめる。
聖書以外の古代キリスト教文献の考察を通し
2世紀使徒教父やユスティノ
文献の講読を通して、上の研究と比較し、早くまとまった方をキリスト教と文化研究
て1世紀末から2世紀のキリスト教の発展を考
ス等の文献研究
所研究会で発表し、論文としてまとめる。
察する
3
2011年度以降に発表した著書・論文等
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
マタイ福音書における「来臨の『人の子』言葉」に関す
る一考察
単著
2011年3月
彰栄保育福祉専門学
校『研究紀要』26号
p3~p14
マタイ福音書における「憐れみ」に関する一考察(1)
単著
2012年3月
彰栄保育福祉専門学
校『研究紀要』27号
p3~p16
マタイ福音書における「憐れみ」に関する一考察(2)
単著
2013年3月
彰栄保育福祉専門学
校『研究紀要』28号
p3~p22
キリスト教学校の人格教育の基礎となる校訓とその
聖書的根拠に関する一考察
単著
2014年3月
彰栄保育福祉専門学
校『研究紀要』29号
p.3~p11
マタイ福音書における「家族」イメージ――神を表す
‘Πατήρ’(「父」)の用法に関する一考察――
単著
2016年3月
関東学院大学『人間環
境研究所所報』14号
p3~p21
単独
2015年10月
関東学院大学キリスト
教と文化研究所新約 石渡浩司
研究会
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
(学術論文)
(その他)
研究発表 マタイ福音書における「ファミリー・イメー
ジ」――神を表す ‘Πατήρ’(「父」)の用法とその
意味に関する一考察――
4
3.社会活動等
テーマ
概要
新子安バプテスト教会における協力
関東学院が協力団体となっている日本バプテスト同盟の、自分の所属教会における説教奉仕 原則隔月1
回
無牧(牧師がいない)教会への協力
現在の予定 関東学院教会5月
他の学校における礼拝説教
現在の予定 青山学院大学6月
ア.関東学院大学大学宗教センター「キリスト教公開講座」
オムニバスで7月に1回担当
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
学校法人彰栄学園 評議員
2007年5月~2014年3月
彰栄学園 宗教主任
2004年4月~2014年3月
関東学院大学 宗教主事
2014年4月~現在
5
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
学科
こども発達学科
専攻
職名
准教授 氏名
浮田 咲子
学位
修士( 体育学 )
大学院における研究指導担当資格の有無
無 1.教育活動
授業科目名
2016年度方針・計画
体育
子どもの発育発達にあった運動遊びと技能を学び、自ら動けるようになる。
健康スポーツ
①スポーツを楽しみ、自ら積極的に取り組む姿勢を身につける。②将来の健康について,どのようにして自ら設
計し実践するかを説明できる。③授業を通して友との和を計り、人を大切にする気持ちが持てるようになる。
保育内容指導法・健康Ⅰ
子どもの健康の基礎知識について学び、援助していく事が出来るようにする。
初等科教育法(体育)
① 体育が何故あるのかをしる。 ② 体育科教育の諸理論と実践を踏まえて、自分自身の考えを形成する。
③ 初等体育の授業を計画し、実践し、評価が出来るための、基礎的知識と指導技術を身につける。
ゼミナール
現状の子どもの健康・体力・身体表現について学び、自分が気になる事の先行研究を探す。
卒業研究
子どもの健康・体力・身体表現について研究し、各自テーマを決めて検討していく。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
幼児の楽しい運動遊びと身体表現-めざせガキ大将-(圭
文社)
2010年4月
体育の授業科目のテキストとして使用。
スポーツの世界地図(丸善出版)
2012年5月
健康スポーツの授業科目の参考書として使用。
幼児体育 理論と実践 上級(大学教育出版)
2013年1月
日本幼児体育学会幼児体育指導員認定資格の指導書として使用。
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
昭和学院短期大学 子育て支援『もこもこひろば』の講師
2009年〜2013年
昭和学院短期大学にて行われた、子育て支援『もこもこひろば』ミニ講座「幼児体育〜
親子で楽しもう体操〜」講師を担当し、近隣地域の方の子育ての支援をしていた。
いちかわ市民アカデミー講座 昭和学院短期大学コース
の講師
2009年〜2013年
昭和学院短期大学にて行われた、公開講座の「活き粋シェイプアップ」の講師を担当
し、近隣地域の方の生涯学習活動を支援していた。
2013年〜現在
日本幼児体育学会幼児体育指導員認定資格の上級の「身体表現」の講師を担当して
いる。
幼児体育学会の幼児体育指導員認定資格 上級講師
2014年2月24・26日、 関東学院六浦こども園にて行われた、子育て支援でミニ講座「親子で楽しもう体操」講
2015年9月10・15日 師を担当し、近隣地域の方の子育ての支援をしていた。
関東学院六浦こども園 子育て支援の講師
関東学院大学 教員免許更新講習 講師
平成27年8月4日
関東学院大学で行われた教員免許更新講習 講師を行った。
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2016年度方針・計画
子どもの体力について
子どもの体力・活動量・足型
子どもの体力低下が言われて久しい。学院の子ども達はどうであるかを調べ、何か出
来ないかを考える。
子どもの健康について
子どもの生活習慣・足型
子どもの生活習慣が乱れており、体調の変化がよく言われている。学院の子ども達は
どうであるかを調べ、何か出来ないかを考える。
2
2011年度以降に発表した著書・論文等
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
共著
2012/5/30
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合の
み)
該当頁
(著書)
『スポーツの世界地図』(再掲)
『幼児体育 理論と実践 上級』(再掲)
共著
2013/1/10
単著
2011年5月
丸善出版
阿部 生雄、寺島
善一、森川 貞夫 p90~p94
監訳
大学教育出版
p142〜
p166
日本幼児体育学会 編
p324〜
p327
(学術論文)
日本幼少児健康教育学会誌
「年中から年長の幼稚園児における身体発達と生活条件」
「人間生活学科のイメージについて〜平成22年度 アン
ケート調査より〜」
共著
2011年10月
「幼稚園における身体活動環境の改善が園児の身体活動
量に及ぼす影響」
共著
2013年7月
共同
2015年6月
p63〜p76
日本幼少児健康教育研究 第
17巻 第1号
渡辺明香・浮田
昭和学院短期大学人間生活学科 咲子・田中正夫・
昭和学院短期大学 生活科学誌
p16〜p20
佐藤智広・松田
第22号
素行
日本幼少児健康教育学会誌
浮田咲子・桑森
p24〜p33
真介
(その他)
学会発表
1.私立M小学生(横浜市)の体力と運動習慣の実態
3
日本運動・スポーツ科学学会第 浮田咲子・津山 22回大会
薫
学会発表
2.保育内容の異なる園に通う幼児の身体活動量と運動習
慣の比較
共同
2015年8月
日本体育学会第66回
浮田咲子・津山 薫
学会発表
3.幼児期から学童期の足指筋力の実態と体力との関係
共同
2015年9月
日本体育医学学会大会 第70回
浮田咲子・津山 薫
学会発表
4.保育内容の異なる園に通う幼児(4~5歳児)の足指筋
力、立ち幅跳び、両足連続跳び越しの縦断的研究
共同
2016年3月
日本発育発達学会大会 第14回
浮田咲子・津山 薫
4
3.社会活動等
テーマ
概要
日本運動・スポーツ科学学会 理事・評議員・総務委員・学会委員(2005年7月~2017年6月)
ゥ 学会活動
ゥ 学会活動
幼児体育指導員認定資格(上級)の指導員
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
保健体育主任
期間(西暦)
2015年4月1日〜2017年3月31日
5
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
准教授
氏名
黒田篤志
学位
博士(教育学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 有 ・ 無 博士後期: 有 ・ 無
1.教育活動
授業科目名
理科A・B
初等教科教育法(理科)A・B
理科実験A・B
保育指導内容Ⅰ・環境
教育実習Ⅰ
教育実習指導Ⅰ
教養ゼミナール
2016年度方針・計画
(1)教科理科に関する基礎的な知識を獲得する。(2)観察・実験などを取り入れながら、実践的指導力の基礎を育む。(3)子どもの表現を認め、生か
せる教師。この3点を授業の目的とする。また、「経験してきた理科授業の省察による自己の理科授業観の構築」を授業のテーマとする。
小学校理科について、指導計画・指導内容・指導方法という視点から単元構成できる能力を養成し、教師としての実践力を高めることをねらいとす
る。
小学校の理科指導に必要な基本的な力量を学ぶ。実験・観察を通して,自分が「実験・観察の事実から学ぶ」ことを体験する。また,理科授業で最
も大切な安全指導について,過去に起きた事件・事故を取り上げる。さらに,A・B区分の実験・観察の実際を,子どもの学習の様子から学んでい
く。
環境とは子どもを取り巻く全てである。保育所保育指針においても「環境を通して行う保育」が叫ばれる中、環境の重要性を確信し、環境について
幼児の発達を踏まえながら保育の中でどのように考え、デザイン構成していくかがテーマである。
幼稚園・小学校という教育の場、幼稚園教諭・小学校教諭の職務等について学び、幼稚園教諭・小学校教諭としての自己の適性を探り、今後の
勉学の指針を得る。
幼稚園・小学校という教育の場、幼稚園教諭・小学校教諭の職務等について学び、幼稚園教諭・小学校教諭としての自己の適性を探り、今後の
勉学の指針を得る。
大学生活や大学での勉学の方法及び調査・研究・発表の方法などについて学ぶ。
教職実践演習
①小学校や幼稚園教員としての使命感や責任感、教育的愛情等について理解を深めることができる。②社会性や対人関係能力が身についてい
るか確認することができる。③児童理解・幼児理解、そして学級経営等について理解を深めることができる。④教科の学習指導や保育指導の内容
や方法を身に付けているか確認することができる。など、教育現場に教員として出て行く前の大学生としての最終的な実践力を身に付けたり、確
認したりすることが本授業の目標である。また、「小学校・幼稚園教員へのラストスパート」を本授業のテーマとする。
ゼミナールⅠ・Ⅱ
ゼミナールの目的は、理科教育学上の課題について、自分なりに問題を見つけ、授業実践を通して調査・分析する卒業研究の基礎となる資質・能
力を身に付けることである。
卒業研究
卒業研究の目的は、理科教育学上の課題について、自分なりに問題を見つけ、授業実践を通して調査・分析することである。テーマは、卒業論文
の作成である。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
2012年4月~現在
〔授業科目:理科,初等教育法(理科)〕製作・科学技術振興機構,監修・横浜国立大学附属
横浜中学校・田中保樹,関東学院大学・黒田篤志,シミュレーション制作・河村雄行,赤松直
によるデジタルコンテンツである。粒子概念をモデル化しながら考える子どもの姿とともに,
科学概念を視覚化する方策として活用した。
デジタル教材:粒子<粒子の保存性>映像,アニメー
ションで学ぶ粒子の世界2,学研
2012年4月~現在
〔授業科目:理科,初等教育法(理科)〕製作・科学技術振興機構,監修・横浜国立大学教授・
森本信也,関東学院大学・黒田篤志,撮影協力・東京大学物性研究所教授・八木健彦,東
京農工大学大学院教授・大野弘幸によるデジタルコンテンツである。粒子概念をモデル化し
ながら考える子どもの姿とともに,科学概念を視覚化する方策として活用した。
たのしい理科「実践指導細案」,大日本図書
2012年4月~現在
〔授業科目:理科,初等教育法(理科)〕本来は,現職教員用指導書として作成したものだが,
理科,初等教育法(理科)における指導計画作成,指導案作成の参考資料として活用した。
「実感を伴った理解を図る理科学習」小学校3年・4
年・5年・6年,東洋館出版
2012年4月~現在
〔授業科目:理科,初等教育法(理科)〕本来は,現職教員用実践参考書として作成したものだ
が,理科,初等教育法(理科)における指導計画作成,指導案作成の参考資料として活用し
た。
「子どもが意欲的に考察する理科授業」小学校3年・4
年,東洋館出版
2012年4月~現在
〔授業科目:理科,初等教育法(理科)〕本来は,現職教員用実践参考書として作成したものだ
が,理科,初等教育法(理科)における指導計画作成,指導案作成の参考資料として活用し
た。
2013年4月~現在
横浜市立小学校の理科授業研究会において,年度初めの講演会を行った。該当
校の研究テーマと最近の教育理論を結び付けて講演を行った。(都筑区・戸塚区)
作成した教科書・教材・参考書
デジタル教材:粒子,アニメーションで学ぶ粒子の世
界,学研
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
横浜市立小学校校内授業研究会
その他教育活動上特記すべき事項
特記事項なし
2.研究活動
研究テーマ
理科授業に関わる小学校教
員のためのスーパービジョン
システムの開発
研究概要
2016年度方針・計画
平成26~30年度,基盤研究(C),研究代表者
27年度は、27年度~30年度の研究協力校における専門家による研究協議会での
指導、研究者によるコンサルテーション実施に活用する教授ガイド作成のための教
授行動の調査に当てる。
2
児童・生徒に「汎用的な資質・
能力」を育成するための理科
教員養成プログラムの開発
科学概念構築過程における
教授行動の分析
平成27~29年度,基盤研究(C),研究分担者
これからの学校教育の目標である「汎用的な資質・能力」を、児童・生徒に育成できる理科教
員養成プログラムの開発が本研究の目的である。3ヶ年での研究の遂行を目指す。27年度
は「理科教員養成プログラムの開発と実施」である。「汎用的な資質・能力」に基づく理科教
育法のプログラムの作成と達成基準を明確化し、講義に移す。
理科授業における教師発話でも,価値づけ発 研究成果を理科教育学研究・日本教科教育学会誌などの査読付き学術誌へ2編
話について,授業調査に基づいた分析を行う。 以上の投稿を目指す。
2011年度以降に発表した著書・論文等
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
たのしい理科「実践指導細案」
共著
2011年4月
大日本図書
◎横浜市理科研究会
98~113頁
編著
小学校教員志望学生のための理科教育入門書
共著
2013年11月
東洋館出版社
37~45頁,
◎松森靖夫・森本信也
127~135
編著
頁
著書・学術論文等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
みんなと学ぶ小学校 理科 教師用指導書
研究編 第一部 理科教育キーワード集 2015
◎森本信也・黒田篤志
他
40~43頁
48~51頁
128~131頁
154~157頁
共著
2015年3月
学校図書
「談話としての理科授業を通した科学概念構築に関す
る研究」
共著
2011年3月
日本理科教育学会
理科教育学研究 Vol.51 №3
黒田篤志・森本信也
85~99頁
子どもの科学概念構築における鑑識眼の機能と形成
-小学校第5学年「物の溶け方」の授業分析を事例に
して-
共著
2013年3月
日本理科教育学会
理科教育学研究 Vol.53 №3
齋藤裕一郎・黒田篤
志・森本信也
441~450
頁
科学概念構築過程における相互アプロプリエーション
の機能の分析
共著
2013年9月
臨床教科教育学会
臨床教科教育学会誌 渡辺理文・黒田篤志
Vol.13 №2
139~154
頁
子どもの科学概念構築を促す「形成的アセスメント」
の機能に関する研究
共著
2013年12月
日本教科教育学会
渡辺理文・黒田篤志・
日本教科教育学会誌 13~26頁
森本信也
Vol.36 №3
(学術論文)
査読付き
3
横浜国立大学
教育学会研究論集
vol.1
理科授業に関する形成的アセスメントに関する事例
的研究
共著
2014年3月
対話的な理科授業における足場づくりの機能の分析
-教室談話からの分析-
共著
2015年3月
形成的アセスメントにおけるフィードバック機能に関す
る研究 -理科授業を事例として-
共著
2015年3月
「科学概念構築と思考力・判断力・表現力との関連に
ついての考察」
共著
2011年4月
横浜国立大学教育人
森本信也・齋藤裕一
間科学部紀要Ⅰ(教育
郎・黒田篤志
科学)№13
観点別学習状況評価「科学的な思考・表現」の実践
的検討
共著
2012年4月
横浜国立大学教育人
森本信也・黒田篤志・ 103~123
間科学部紀要Ⅰ(教育
鈴木一成
頁
科学)№14
小学校における対話的理科授業
単著
2012年9月
東洋館出版社『理科の
日本理科教育学会編 32~34頁
教育』9月号
科学概念構築を図る理科ノートづくりの意義
単著
2015年6月
東洋館出版社『理科の
日本理科教育学会編 5~8頁
教育』6月号
科学概念構築における「科学的な思考・表現」の関わ
りについての研究(7)‐談話分析の視点
共同
2011年8月
日本理科教育学会第60
回全国大会(山梨大学)
黒田篤志・森本信也
思考の可視化を評価する教授行動に関する研究
共同
2011年12月
日本理科教育学会第60
回全国大会(山梨大学)
黒田篤志・森本信也
子どもにおける科学概念構築の指導と評価に関わる
研究(6) ‐対話的構築主義の視点からの概念構築‐
共同
2012年8月
日本理科教育学会第62 渡辺理文,黒田篤志・森
回全国大会(鹿児島大学) 本信也
子どもにおける科学概念構築の指導と評価に関わる
研究(9) ‐足場づくりのの機能に関する教室談話分析
‐
共同
2012年8月
日本理科教育学会第62
黒田篤志・森本信也
回全国大会(鹿児島大学)
(学術論文)
(その他)
渡辺理文・黒田篤志・
25~32頁
森本信也
日本教科教育学会
日本教科教育学会誌 黒田篤志・森本信也
Vol.37 №4
横浜国立大学
教育学会研究論集
vol.2
26~36頁
渡辺理文・黒田篤志・
17~27頁
森本信也
大学・研究機関等
学会発表
4
189~206
頁
理科授業における「足場づくりのためのアセスメント」
に関する考察
共同
2012年11月
日本教科教育学会第38
渡辺理文,黒田篤志・森
回全国大会(東京学芸大
本信也
学)
理科授業における「形成的アセスメント」の機能の分
析
共同
2012年12月
日本理科教育学会第51
渡辺理文,黒田篤志・森
回関東支部大会(東京学
本信也
芸大学)
理科授業において思考と表現を深化させる指導と評
価に関する研究(11) ‐教授行動の熟達化に関する教
室談話分析‐
共同
2013年8月
日本理科教育学会第63
黒田篤志・森本信也
回全国大会(北海道大学)
3.社会活動等
テーマ
概要
横浜市立小学校(都筑区・戸塚区)校内授業研究会講師(2012.4~)年間計10回の校内授業研究会講師とし
て参加し,教師の授業力向上を図る指導を行った。
ア.地域貢献・連携
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
入試センター次長
期間(西暦)
2015年4月~2017年3月
5
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
准教授 氏名
城倉登代子
学位
修士(心理学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2016年度方針・計画
ゼミナールⅠ
論文作成に必要な知識をそれぞれで得られるよう、文献をまとめる力をつける。
ゼミナールⅡ
事例検討の仕方を理解した上で報告出来るようになること、ゼミ論をまとめられるようにする。
保育相談
子どもと関わる際に保育の場での相談、援助活動において必要な知識を得る。
教育相談
学生が将来、教員として相談を実践出来る力を身につけさせたい。
臨床心理学
子どものこころを理解し、臨床の現場で必要となる理論や介入方法を知ることを通して人間理解を深める。
保育相談支援
発達及び養育など、多岐にわたる問題を考えられる姿勢を身につける。
カウンセリング演習
子どもと接する、保育する場面で必要なカウンセリングを理解して実践出来るようにする。
心理学実験実習Ⅱ
実験科目のまとめとして、各自で実験を計画し遂行して結果をまとめられるようにする。
卒業研究
自分が選んだテーマを大切に、深く追求していく。
保育実習指導Ⅰ
施設実習の心構えや実習に臨む姿勢を身につける。
教養ゼミナール
学生の主体的学びの基盤を作るとともに、学際的な学びを深める。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
2015年4月~
子どもの発達をふまえて保護者の相談を行ない、教育内容について教職員と協議
している。
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
関東学院六浦こども園カウンセラー
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2016年度方針・計画
子どもの言葉の問題につい
て
吃音や緘黙といった障害の事例研究
これまでの実践を、論文にまとめる。
発達検査と心理療法
検査をふまえた、治療について
事例の考察を通して、論文の形にする。
子どものこころの理解
こころを理解出来る学生養成の為に出来ること
こころを見立てる力をつけることを視野に入れて実施して来た内容を、分析してい
きたい。
2
2011年度以降に発表した著書・論文等
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
(学術論文)
1.病弱児の心理 ―プレイセラピーを通した支援から考える―
単著
2016年2月
関東学院大学人間環
境学会紀要25号
P3-17
2.病弱児の生と死に対する共感と理解
共著
2016年2月
関東学院大学人間環 太田俊己、城倉登代
境学会紀要25号
子
P19-32
3.小児科における不登校の治療 ―心身両面を見ていくことの意味―
単著
2016年2月
関東学院大学人間環
境研究所所報 第14
号
P31-40
単
2014年7月
(その他)
1.分科会発表「内なるトラを表現する」
3
箱庭療法学会2014年
度 第1回 研修会
3.社会活動等
テーマ
ア
概要
子育てひろば「おりーぶ」での相談活動を通して、地域の子育て支援を活性化させる。
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
4
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
学科
こども発達学科
専攻
職名
准教授
氏名
鈴木公基
学位
博士(心理学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2016年度方針・計画
教養ゼミナール(鈴木(公))
教育学部の学生としての学習態度と必要な基礎的なスキルを獲得する。また、こども発達学科という枠を
超えた学際的な視点を持つとともに、専門分野に取り組む意欲と姿勢を身につけていく。
ゼミナールI(鈴木(公))
このゼミナールでは,さまざまな現象を心理学的観点(主に教育心理学・発達心理学)からとらえる力を養
い,卒業研究に向けての基礎的な知識と技能とを習得することが目標である。
ゼミナールII(鈴木(公))
教育心理学,発達心理学の具体的な研究方法について習得し,それをレポート・論文としてまとめる。それ
を通して卒業論文制作のための基礎的な力を養うことが目標である。
卒業研究(鈴木(公))
大学での学習の総まとめとして,特定のテーマについての研究を深め,新しい知見を提示するのが目標で
ある。
教育心理学演習
一人ひとりの子どもの適応的な発達を支えることのできる教育者・保育者を目指し,子どもの生活経験と知
的発達・社会的発達の関連について理解を深める。さらに,それを教育・保育場面で応用する方法につい
て検討する。
教育・保育場面においては,子どもの健全な発達を促進するために,教育心理学の学問的知識を応用して
それを効果的に実践に生かしていく必要がある。そのために有効な教育心理学的知識や実践方法につい
て,整理し,それを応用する方法について考えられるようになることが大きな目標である。
心理統計学
心理学の研究では、実験・調査・観察などの方法を使いデータの収集を行なうが、これらのデータを分析す
る際には、統計の知識が必須となる。この演習では、心理学の研究で必要となる統計手法を習得すること
を目的とする。
1
心理学基礎実験
以下3点についての習得を目標とする。
1)心理学実験計画の基礎 2)データの処理法 3)実験レポートの書き方
1)については、科学的研究の手順・科学の意味の理解
2)については、統計処理の意味と手順の理解(t検定、分散分析)
3)については、科学論文・レポートの構成および書式の理解を目標とする。
保育実習指導Ⅲ
《目標》
1.保育所以外の福祉施設、その他社会福祉施設の養護を実際に体験・実践し、
保育士として必要な資質・能力)・技術を習得する
2.家庭や地域での生活実態にふれ、施設利用者の福祉ニーズに対する理解力、判断力を養う
とともに、それぞれの領域において支援するために必要とされる能力を養う
《内容》
1.養護全般に参加し、養護技術・能力を高める
2.施設利用者の個人差について理解し、対応方法を習得する。特に、障害・発達の遅れや
生活環境にともなう利用者のNeedsやWantsを理解し、その対応について学ぶ
3.種々の援助計画を立案し実践する 4.対象者及びその家族とのコミュニケーションの方法を具体的に習得する
5.地域社会に対する理解を深め、連携のあり方を学ぶ 7.支援者(保育者)としての倫理を具体的に学ぶ
8.福祉施設等の保育士に求められる資質・能力・技術に照らして合わせて、
自己の課題を明確化できるようにする
9.国の多(他)領域におけるさまざまな施策についての解説をしながら、学習の
領域の拡大を図る
10.異なる機能を有する多くの施設で、それぞれの実習を学生が実施するので、プレゼンテーション
を通して情報交換および情報・知識・体験(実践)の共有化を図る
2
保育実習Ⅲ
《目標》
1.養護や福祉実践の実際を体験・実践し、保育士として必要となる資質・能力・技術を習得する
2.それぞれの施設での生活実態にふれ、福祉ニーズを理解し判断する力を養い、それぞれの施設種別
の支援に必要とされる能力を養う
《内容》
1.養護・福祉の実践活動全般に参加し、援助技術を習得する
2.子どもや利用者の個別化について理解し、具体的な援助・支援方法について習得する。
3.援助・支援計画を立案について考えを深め、実践する 4.子どもや利用者とその家族等とのかかわりについて学ぶ
5.地域福祉計画に対する理解を深め、社会資源との連携について学ぶ 6.援助・支援者として求められる倫理観について具体的に理解を深める
7.養護や福祉実践の意味についての理解を深める
3
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
ライブラリスタンダード心理学7-スタンダード発達心
理学
2013年12月
第3章「乳幼児期の知性の発達」を執筆した。
新教職教育講座第7巻 発達と学習
2013年12月
第3章「乳幼児期の知性の発達」を執筆した。
実習に困難を示す学生をどのように理解するか-心
理的側面からのリスク管理
2013年2月
平成24年度第1回神奈川地域私立大学教職課程連絡協議会(鎌倉女子大学)で
の講演。子どもへの関わりが不適切,教職員とのコミュニケーションをとることがで
きない,など教育実習に困難を示す学生たちが存在する。それらの学生に対する
適切な理解と対応のためには心理面からのアプローチが有効であること,また,そ
の方向性には「リスクを管理」という観点が必要であることについて説明した。特に
リスク管理として,①教育実習場面におけるリスク管理,②学生の適応的発達
(キャリア発達)におけるリスク管理というふたつの観点をもつことが重要であるこ
とを論じた。また,そのための大学としての支援体制を確立させていくことと,教育
実習先との綿密な連携が必要になることを述べた。
平成26年度生涯学習指導者研修「学校と地域との協
働推進コース」「配慮が必要な子どもに どう配慮する
か」
2014年8月
学校ボランティアなど、学校に関わる立場の方々に対して、学校において「配慮が
必要なこども」とはどのようなこどもたちであるのかについて解説し、具体的なワー
クを通して,体験的にも理解を深めてもらった。
2014年12月
養護教諭を対象に、発達障害のこどもが日常生活(学校生活)の中で、どのような
困難を感じながら生きているのかについて、具体的なワークを行いながら体験的
に理解してもらった。また、養護教諭として、それら発達障害のこどもやその家族に
対して、いかなる対応が求められるのかについて解説を行った。
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
平成26年度石岡市擁護教諭研修会「発達障害を生き
るとは どういうことだろうか 」
4
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
実習に困難を示す学生をどのように理解するか-心
理的側面からのリスク管理
2013年2月
平成24年度第1回神奈川地域私立大学教職課程連絡協議会(鎌倉女子大学)で
の講演。子どもへの関わりが不適切,教職員とのコミュニケーションをとることがで
きない,など教育実習に困難を示す学生たちが存在する。それらの学生に対する
適切な理解と対応のためには心理面からのアプローチが有効であること,また,そ
の方向性には「リスクを管理」という観点が必要であることについて説明した。特に
リスク管理として,①教育実習場面におけるリスク管理,②学生の適応的発達
(キャリア発達)におけるリスク管理というふたつの観点をもつことが重要であるこ
とを論じた。また,そのための大学としての支援体制を確立させていくことと,教育
実習先との綿密な連携が必要になることを述べた。
平成26年度生涯学習指導者研修「学校と地域との協
働推進コース」「配慮が必要な子どもに どう配慮する
か」
2014年8月
学校ボランティアなど、学校に関わる立場の方々に対して、学校において「配慮が
必要なこども」とはどのようなこどもたちであるのかについて解説し、具体的なワー
クを通して,体験的にも理解を深めてもらった。
2014年12月
養護教諭を対象に、発達障害のこどもが日常生活(学校生活)の中で、どのような
困難を感じながら生きているのかについて、具体的なワークを行いながら体験的
に理解してもらった。また、養護教諭として、それら発達障害のこどもやその家族に
対して、いかなる対応が求められるのかについて解説を行った。
平成26年度石岡市擁護教諭研修会「発達障害を生き
るとは どういうことだろうか 」
その他教育活動上特記すべき事項
2.研究活動
研究テーマ
仲間志向性の測定と発達に
関する研究
研究概要
2016年度方針・計画
大人より仲間に対して関与しようとする傾向に
ついて測定する尺度を開発し,それが発達的 科学研究費(基盤C)に応募する。
にどのように変化するのかについて明らかに カウンセリング研究に投稿する。
する。
5
大学への移行における適応
過程
高校から大学へと生活環境が変化する状況に
研究レヴュー(展望)を人間環境学会紀要に掲載する。
おいて,新しい大学環境に適応するために重
大学生を対象とした調査について紀要にて報告する。
要な心理的側面を明らかにし,適応を促進す
パーソナリティ心理学会およびカウンセリング学会において発表を行う。
る支援について検討する。
6
2011年度以降に発表した著書・論文等
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
櫻井茂男・佐藤有耕
第3章「乳
幼児期の
知性の発
達」。
pp.55-76.
(著書)
1.ライブラリスタンダード心理学7-スタンダード発達
心理学
2.新教職教育講座第7巻 発達と学習
共著
2013年12月
サイエンス社
第2章「知
的能力の
櫻井茂男・茂呂雄二(編)。共著者伊藤崇,香川秀太,黒田
発達」。
pp.25-53.
共著
2013年12月
協同出版
1.中学生の問題行動における親からのサポートおよ
び仲間志向性の役割
単著
2011年3月
関東学院大学人間環
境研究所報第9巻
pp.17-27.
2.大学におけるメンター制度の構築と実践
共著
2011年7月
学生相談研究第32巻1
原田祐貨・小林弥生
号
pp.36-47.
3.コンピテンスによる中学生男子の類型化-物質使
用の理解に効果的な枠組みの検討
単著
2013年9月
関東学院大学人間環
境学会紀要第20巻
pp.23-42.
4.コンピテンスによる中学生女子の類型化-問題行
動の理解に効果的な枠組みの検討
共著
2014年3月
関東学院大学人間環 本多潤子・及川千都
境研究所所報第12号 子・鈴木みゆき
pp.3-22.
単独
2011年7月
(学術論文)
(その他)
雑誌記事
1.小学生の社会性の発達
7
指導と評価第57号
pp.50-53.
3.社会活動等
テーマ
概要
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
人間環境学部教務主任
2012年4月~2015年3月
人間環境学(4学科)教務主任
2015年4月~2016年3月
教育学部教務主任
2015年4月~
8
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
教育学部
学部
所属
こども発達学科
学科
職名
准教授 氏名
照沼晃子
学位
芸術学士
大学院における研究指導担当資格の有無
研究科
研究科
専攻
専攻
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2016年度方針・計画
造形
・人間にとって‘つくる’ことの意味を問い直し、表現の基礎となる造形的行為を実体験を通し理解する。
・心の中の感性の原風景が、乳時期に培われることを理解し、乳幼児からはじまる造形を理解する。
・受講生は技術的な上手・下手という結果に偏った見方でなく、感じる感性と表現する喜びや充足感を培う
ことで、子どもを共感的に受容する感性を育てる。
・乳幼児教育の素材の多様性や望ましい活動のあり方を、発達過程と共に理解する。
保育内容指導法・表現Ⅰ
・幼稚園教育要領の領域表現の視点を理解し、保育者自身が豊かな感性を持って人間性を磨くことの大
切さを自覚して保育者を目指すようになる。
・表現の結果ではなく表現過程へのまなざしの大切さを、日々の生活の中で実感していく。
・実際の乳幼児の表現過程の様々なシチュエーションを理解するためにボランティアに積極的に参加でき
るようになる。
こども発達論
・出生から幼児期に至るまでの幼児の発達の姿を理解し、効果的な保育内容について、保育分野の視点
から理解する。
造形表現演習
・造形表現を乳幼児の生活との出会いから始まる表現の過程として考え、素材と乳幼児の関わりが応答的
に展開される過程を理解する。
・実際に保育の場で設定を行うことを想定し、実践で大事にすべき考え方や進め方を学習する。
キャリアディベロップメント演習
・教育保育職への就職活動を円滑に行うために、学内外のゲストスピーカーの招聘と就職模擬試験等によ
り、昨今の保育職就職の特色と、地域毎の保育の現状を把握する。
1
教職実践演習
・保育現場に保育者として出て行く前の実践力の確認が本授業の目標である。以下の4点を掲げる。①幼
稚園教員としての責任感や教育的愛情等について理解を深める。②社会性や対人関係能力が身につい
ているか確認する。③幼児理解、クラス運営等について理解を深める。④保育内容の理解と保育方法が
身に付いているか確認する。
ゼミナールⅠ
・一人ひとりが柔らかでしなやかな感性、そして豊かな感覚と表現を身につける。
・一人ひとりが幼稚園や保育園の現場において、アトリエのある創造的な保育の場づくりの実践力を培う。
・アトリエの場づくり実践力を培うために、泥や粘土の面白さ、身近な紙の面白さなどを子どもの視点で保
育素材として理解する。
・こどものアトリエの活動を通して、ゼミナールの目標に応じた保育素材や環境設定・創作絵本を研究して
いく。その後ゼミナールⅡ卒業研究へと展開する基礎力を築く。
ゼミナールⅡ
・こどものアトリエの活動の記録や活動後の話し合いから、主体的にアトリエの場づくりを考え行動できるよ
うになる。
・アトリエ活動を通して、保育実践を理解する
・新たなアトリエの展開を模索しながら、様々な人と相互に語り合うい、協働していくことの達成感を理解す
る。
・4年次での卒業研究の自己テーマを探していく。
卒業研究
・一人ひとりが課題を持って主体的に学ぶ創造的な学びを体験する。
・感性の培いと表現について幅広い視点で創造的な展開を目標とする。
・乳幼児の生活と育ちのなかでの感性と創造性の培いに関する探究
・各自の設定テーマに応じ3年次に設定してきたアトリエをフィールドにして、年間を通して卒業研究をまと
めていく。
教養ゼミナール
・教育学部こども発達学科の学生としての学習態度と勉学に必要な基本的な能力とスキルを習得する
・免許・資格取得に向けて、専門分野の知識やそれに取り組む姿勢と意欲を獲得するとともに、教育学部
という枠を超えた学際的な視点を身に付けることを目指す。
教育実習指導Ⅰ、教育実習
・教育実習Iは関東学院のこども園と関東学院の小学校における実習により、幼稚園教育および小学校教
育の実践の基礎を学ぶことを目的とする。実習は見学及び観察実習(参加実習)による。そこで経験し学
習する内容は以下の通りである。
1.幼児・児童とのかかわり、行為の意味やかかわり方について学ぶ。
2.幼稚園・小学校の一日の流れや全体像について学ぶ。
3.幼稚園教諭・小学校教諭の職務について学ぶ。
2
保育実習指導Ⅰ、保育実習Ⅰ
「保育実習I(保育所)」「保育実習I(施設)」の事前・事後指導により、その目的と概要、保育所・施設実習の
心構えや実習に臨む姿勢、保育への参加の仕方、実習ノートの記録の仕方、部分実習及び指導案につい
て学ぶ。さらに、守秘義務などについて学び、保育士としての専門性を身につける。
・担当ゼミナール学生及び学院のこども園との連携事業として、アトリエのあるこども園のアトリエの場づく
授業以外の教育活動(地域連携活動)として、 りにより、園のこども達の保育援助を行う。 アトリエのある保育実践と研修活動
・本実践をケーススタディーとして、地域の保育現場に、アトリエのある保育実践の有効性を紹介する。
3
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
2012年3月23日
学生が、0歳からの保育内容表現を豊かに展開した保育事例とその解説及び環境
設定を読みこむことで、保育実践力を培えるように構成し作成した教科書。
作成した教科書・教材・参考書
豊かな育ちの原体験となる0歳からの保育と造形遊び
保育専門誌(株)世界文化社発行『Pripri』の監修と編
集,執筆
(株)学研教育みらい発行『あそびと環境0・1・2歳』の
監修指導
2013年5月 保育を可視化できるような誌面のデザイン等を行う。
~2015年9月
2014年6月
『あそびと環境0・1・2歳』7月号1頁~9頁
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
横浜市金沢区保育職員研修保育実践講座講師
金沢区福祉保健センターこども家庭支援課主催、区内公立・私立保育所26園の保
育職員研修講師を担当。 2009年度テーマ「乳幼児の発達過程と保育実践」全3回
2009年度 の一連の講座の講師にあたり、その成果を編集し実践報告集をまとめる。また
~2010年度
2010年度テーマ「発達過程にまなざしを向けて」全5回の研修及び公開保育の講
師を担当。その成果の実践報告集作成を行う。
神奈川県私立幼稚園新規採用教員研修会講師
2009年度 (社)神奈川県私立幼稚園連合会主催。新規採用幼稚園教諭の研修にて講演と実
~2014年度
技指導を継続して担当。
横浜市幼稚園協会戸塚支部「表現研修班」講師
表現研修班講師として平成24年度テーマ「子どもの出会い・ヒラメキ・創造性との出
会い」「描きたい,表現したい、気持ちが育まれる環境の工夫」全2回、平成25年度は
2012年度 全テーマ「表現が充実する生活と環境構成」全8回の各々の一連の講座を継続し
~2013年度
て指導にあたる。また第51回横浜市幼稚園教育研究大会分科会(テーマ)「表現の
姿が響き合う場づくり」の助言指導を行う。
横浜市幼稚園協会戸塚支部「3歳児研修班」講師
2012年度
戸塚支部3歳児研修班で「テーマ:感じること・ことばに出来ない気持ちがたくさん、3
歳児の造形表現は幼児のことば」の講師を担当する。
テーマ「様々な素材に親しみながら創造力を高め、自己表現を楽しむ活動の在り
方」について。
平成26年度・27年度大田区第3回第4回幼稚園教員・
2014年度~2015年度 区内の公私幼稚園教員・保育園保育士(公立保育園、私立幼稚園、私立保育園、
保育園保育士合同研修会(大田区教育委員会主催)
認証保育園、定期利用保育室、小規模保育所、母子生活支援施設)計100人の
参加による合同研修会。
(学校法人田園学園)宮崎台幼稚園園内研修講師
2013年度~2016年度
年間を通して年6回の園内研修を行う。1年間の保育カリキュラムの中で、その時
期クラスが取り組む活動を全て発表し、今後の保育展開を考える研修を実施する。
4
その他教育活動上特記すべき事項
アトリエのあるこども園の先行事例として、関東学院
六浦こども園でのアートを中心とした保育実践活動
学院改革推進5カ年計画の2013~2015年度の学院教育改革改善事業として採択
2013年4月 された、「こども園におけるこどもの感性・主体性・創造性を育む、新しい保育実践
~2015年
の創造」の事業で「アトリエのあるこども園がつなぐ次世代育成プログラム」のアト
リエ実践担当者として活動を行う。
こどものアトリエプロジェクトの実践
2013年4月 保育の場でのアートな感性と創造性を育むアトリエの場づくり。保育の場での創造
~2016年度年 的なアトリエ活動の取り組みにより、養成課程の学生と保育者の保育実践力を育
現在
てる。アトリエの実践を社会に広げる活動を展開。
YMCAつるみ保育園アトリエ講師
2014年度~2015年度 012歳児のアトリエ活動の実践。
野川ほのぼの保育園講師
2015年11月10日、
11月24日
六浦こども園園内アトリエの見学と参加
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2016年度方針・計画
多様な保育の場で試みを広げている、豊か アトリエプロジェクトや六浦こども園の保育の場での実践活動と、映像記録、その
乳幼児保育のアートプロジェク
なアトリエ的なアートな保育の場での乳幼児 読みとりを継続し可視化することで検証する。 ト
の心身の育ちの姿や影響・効果を考察する。 ◆美術科教育学会での口頭発表
乳幼児の表現に関する研究方法を検証する これまでの取り組んできた実践の映像記録の整理と検証。他の研究者の研究方
乳幼児の出会いと行為の ため、その表現の過程の適切なドキュメン
法の検証等を通して進める。
可視化
テーションの可視化方法の模索。
◆人間環境学会紀要論文の執筆
5
2011年度以降に発表した著書・論文等
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
共著
2009年6月
大学図書出版
編者:今井和子、他。 共著者:照沼晃子、岸 pp.200-204
井慶子、他
共著
2011年4月
フレーベル館
pp.1-57, 照沼晃子編著、 平田智久
pp.76-79
単著
2012年4月
フレーベル館
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
21世紀の教育・保育・施設実習
保育が変わる!0歳からの造形遊びQ&A
豊かな育ちの原体験となる0歳からの保育と造形遊
び
教育・保育実習に役立つガイドブック
3・4・5歳児の行事&季節の製作アイデア4月~9月
(26~33頁こいのぼりプラン監修)
共著
2012年9月
大学図書出版
全67頁
編者:子どもから学ぶ実践
研究会代表:渡邊真一、
編集委員:黒田眞喜子、
他 共著者:照沼晃子、榊原
剛、他
pp.24-34 「
Step2生活
技術」
編者:世界文化社
pp.26~33
「こいのぼ
りプラン監
修」
共著
2016年3月
世界文化社
乳幼児の生活と保育―1歳児組遊びの過程の見直し
―
単著
2009年度4月
関東学院大学『人間環
境研究所所報』第8号
pp.33-41
アトリエのあるアートな乳幼児保育の場づくり-1
単著
2014年2月
関東学院大学 『人間
環境学会紀要』第21号
pp.61-78
(学術論文)
6
単著
2016年4月
全国大学造形美術教
育教員養成協議会発
行、『大学造形美術教
育研究第14号』
作品「つむぐ」
単著
2014年10月
2,014年第68回二紀展
(国立新美術館にて)
作品「よりそう」
単著
2015年10月
2,015年第69回二紀展
(国立新美術館にて)
2013年3月
編集監修:照沼晃子 関東学院大学人間環
共著者:照沼晃子
境研究所2011年度研
pp.3-5、
(pp.3-5、pp58-59)、柿
究プロジェクト研究報告
pp58-59
内貞女、石田武章、齋
書
藤綾子、他
2010年4月
横浜市金沢区福祉保
健センターこども家庭
支援課
目次、 編集監修:照沼晃子 共著者: pp.190「
照沼晃子、金沢区保育
研修をふり
所職員、他
かえって」
2011年4月
横浜市金沢区福祉保
健センターこども家庭
支援課
はじめに、 編集監修:照沼晃子 目次
共著者:照沼晃子、金
とプロロー
沢区内保育所職員、他
グ
乳幼児保育の中でのアトリエの環境設定の意義と造
形表現の可能性について
pp.8-13
(その他)
(作品発表)
(執筆物)
2011年度研究プロジェクト「保育実践としての造形
遊びの研究」研究報告書
2009年度横浜市金沢区保育所職員研修『保育実践
講座』実践集 「乳幼児と土が触れあう・気づく・育つ」
2010年度横浜市金沢区保育所職員研修『保育実践
講座』実践集 「くっつく!
からくっつけたいと感じるとき」~土粘土 35の実践か
ら~
共著
共著
共著
7
(学会口頭発表・発表論文)
幼児の表現の過程を見直す
単
2010年4月5月
日本保育学会第63回
大会、発表論文集、大
会口頭発表(松山東雲
女子大学)
乳幼児保育が活きる造形遊びの事例を考える
単
2011年4月5月
日本保育学会第64回
大会、発表論文集、ポス
ター発表(玉川大学)
保育実践と造形遊び
-子どもの育ちへの援助の可能性-
共
2012年4月5月
日本保育学会第65回 ◎照沼晃子、柿内貞
大会、発表論文集、口 女、石田武章、石下梨
頭発表(東京家政大学) 恵、山本恵子
2011年度人間環境研究所研究プロジェクト 「保
育実践としての造形遊びの研究」口頭発表
単
2013年1月23日
関東学院大学人間環
境研究所主催、2011年
度研究プロジェクト報告
会口頭発表
アトリエのある保育 ~ 乳幼児の姿・表現・育ち ~
単
2014年3月30日
第36回美術科教育学
会 奈良大会研究発表
(奈良教育大学)
アトリエのある保育の場づくり ~実践からの考察~
単
2014年 5月17日
日本保育学会第67回
大会発表論文集・口頭
発表(大阪総合保育大
学)
アトリエのある乳幼児保育の場から
単
2015年 3月19日
第38回美術科教育学
会大阪大会研究発表
(大阪成蹊大学)
2014年 3月
保育図書『プリプリPriPri4
月号』,世界文化社
pp.42
pp.434
(保育雑誌)
アトリエのあるこども園 春夏秋冬 春編
8
46頁~49
頁
アトリエのあるこども園 春夏秋冬 夏編
2014年 6月
保育図書『プリプリPriPri7
月号』,世界文化社
48頁~51
頁
100の育ちの可能性がふくらむ幼児の造形
2014年 8月
保育図書『プリプリPriPri9
月号』,世界文化社
32頁~45
頁
子どもの“育ち”を伝える表現展・作品展
2014年 9月
保育図書『プリプリPriPri1
0月号』,世界文化社
28頁~37
頁
アトリエのあるこども園 春夏秋冬 秋編
2014年 9月
アトリエのあるこども園 春夏秋冬 冬編
2014年 12月
保育図書『プリプリPriPri1
0月号』,世界文化社
保育図書『プリプリPriPri1
月号』,世界文化社
38頁~41
頁
42頁~47
頁
こんなこいのぼりを作りたい
2015年3月
保育図書『プリプリPriPri4
月号』,世界文化社
1頁~23頁
造形をもっと楽しく
2015年 8月
保育図書『プリプリPriPri9
月号』,世界文化社
4頁~33頁
9
3.社会活動等
テーマ
概要
ア.地域連携・貢献 「アートがつなぐこども園の教育保育プログラム」を目指し、関東学院六浦こども園内のアトリエでの実践活
アトリエのあるこども園のモデル
動を行う。大学生によるアトリエスタッフの育成、アトリエの場とアートによる教育保育プログラムの実験的
事業として、関東学院六浦こども園内アトリエの場づく
な実践を行い、研究発表を行う。
りによる貢献。
ア.地域連携・貢献 アートが育む乳幼児保育の実践の場を、幼稚園や保育園、認定こども園の場に普及する活動。 乳幼児保育のアートプロジェ 2014~2015年度大田区教育委員会幼児教育センター、宮崎台幼稚
クト活動
園、その他の保育園での研修会、ワークショップ、アトリエ実践活動等。
ア. 地域貢献。
横浜市金沢区保育職員研修保育実践講
座講師
2009年度~2010年度。金沢区福祉保健センターこども家庭支援課主。(「1.教育活動」の再掲のため概要
を省略)
ア.
神奈川県私立幼稚園新規採用教員研修会講師
2009年度~現在。(社)神奈川県私立幼稚園連合会主催。(「1.教育活動」の再掲のため概要を省略)
ア.
横浜市幼稚園協会戸塚支部「3歳児研修班」講師
2012年度。(「1.教育活動」の再掲のため概要を省略)
ア.
横浜市幼稚園協会戸塚支部「表現研修班」講師
2012年度~2013年度。(「1.教育活動」の再掲のため概要を省略)
ア.イ.地域貢献・参官学連携。 保育の実践に即した保育教材の企画 (株)世界文化社の月刊誌「保育雑誌Pripri」編集部と協働した保育実践の情報収集と記録、保育内容の提
及び研究を(株)世界文化社と協働し、月刊保育雑誌 案。より質の高い保育文献としての企画、監修。
プリプリの誌面の企画編集及び執筆。
ア.イ.ウ. 1995年3月~現在に至る
一般社団法人 日本美術家連盟会員
ア.イ.ウ. 1999年10月~現在に至る
一般社団法人 二紀会会員
教育保育の研究会運営による貢献
イ.ウ.
幼児造形教育研究会研究員
保育者養成校と保育現場とで連携し運営する幼児造形教育研究会のメンバーとして 後援:(公益財団法
人)教育美術振興会 協賛:株式会社サクラクレパス
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
10
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
就職支援委員 こども発達学科就職支援委員長
2011年~2016年
11
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
准教授 氏名
藤馬 享
学位
教育学士
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
社会(A)(B)
生徒・進路指導論(A) (B)
教養ゼミナール
教育職員論
生涯学習論
教育実習指導III(小学校)
2016年度方針・計画
社会科がどのような内容をどのように学ぶのかを知るとともに、小学校教諭として社会科を指導するために
必要な基礎的基本的事項を学ぶことを目的とする。
生徒指導・進路指導について基礎的・基本的内容を理解し、子どもとのかかわり方、指導の在り方につい
て、教師としての初歩的な実践力を身に付けることを目的とする。
学習態度を身に付け基本的な能力とスキルを習得させる。免許・資格取得に向けて、専門分野の知識獲
得等、取り組む姿勢と意欲をもてるようにすることを目的とする。
教育に携わる専門職を目指すために、「よき教員とは何か。どうあるべきか」について自らの考えを明らか
にすることができるようにする。
教育は人生の全期間にわたって発達と学習を保障するものであるという考えから教育をとらえ直し、生涯
学習社会の充実について理解を深めることができる。
教育実習事前指導として実習の意義と内容について理解を深め、事後指導では、実習で学んだことを整
理・省察し、今後の学習に生かすことができるようにする。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2016年度方針・計画
社会科教育研究実践校での授業実践などをも
社会的な見方・考え方を育む
社会科授業記録をもとに授業分析をし、その取組成果を整理して次年度の研究に
とに子どもの見方・考え方の変容に関する基
社会科授業づくり
つなげる。
礎的研究を進める。
2
2011年度以降に発表した著書・論文等
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
授業改善ガイド 単元づくり編
共著
2012年2月
横浜市教育委員会
ぎょうせい
P34~P41
授業改善ガイド 教材研究・授業実践編
共著
2013年3月
横浜市教育委員会
ぎょうせい
P30~P39
著書・学術論文等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
(学術論文)
(その他)
3
3.社会活動等
テーマ
概要
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
4
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
子ども発達学科
専攻
専攻
職名
准教授 氏名
三谷大紀
学位
教育学 修士
大学院における研究指導担当資格の有無
有 ・ 無
1.教育活動
授業科目名
2015年度方針・計画
保育内容総論(A)
乳幼児期にふさわしい生活のあり方について理解を深める。遊びや生活の中で経験する保育内容を理論
的・体験的に理解し、遊びの意義や保育のおもしろさについて学ぶ。
保育内容総論(B)
乳幼児期にふさわしい生活のあり方について理解を深める。遊びや生活の中で経験する保育内容を理論
的・体験的に理解し、遊びの意義や保育のおもしろさについて学ぶ。
保育内容総論(C)
乳幼児期にふさわしい生活のあり方について理解を深める。遊びや生活の中で経験する保育内容を理論
的・体験的に理解し、遊びの意義や保育のおもしろさについて学ぶ。
フィールドワーク(幼児理解)
保育所や幼稚園などの保育現場におけるフィールド体験を通して、幼児理解を深め、職業として
の保育者意識を高めることを授業の到達目標とする。 教育実習Ⅱ(幼稚園)
教育実習IIの3週間の実習を通して、次の項目の達成を目標とする。
(1)幼児の理解および援助のあり方について理解を深める。特に、環境による教育、遊びを通して
の総合的指導、ふさわしい生活の展開、個と集団、クラスの運営等について学ぶ。
(2)実際に計画を立てて子どもとかかわる中で、教材研究や環境構成のあり方、計画と実践の関係
について学ぶ。
(3)幼稚園と家庭や地域との連携、および幼稚園の社会的役割について学ぶ。
(4)幼稚園教諭の役割および職務内容について学ぶ。
1
教育実習指導Ⅱ(幼稚園)
実習の意義や目的、内容、心構え、手続き、記録の方法、指導案の作成および展開の方法など、実習を行
う上で必要な知識、技能を身につける。
さらに、実習後の報告会を通して、幼稚園の実態や幼稚園教諭に必要な知識や技能についての学びを深
める。
教養ゼミナール
人間環境学部の学生としての学習態度と必要な基礎的なスキルを獲得する。また、人間発達学科という枠
を超えた学際的な視点を持つとともに、専門分野に取り組む意欲と姿勢を身につけていく。
卒業研究
各自で研究テーマを設定し、それに即した具体的な研究方法について理解を深め、卒業論文を作成し、発
表することが到達目標である。
子育て学
現代の子育ての実態を理解することを通して、子育てのおもしろさ、困難さ、支援のあり方について考える
ことを授業の主たる目標とする。
保育原理(A)
「保育」とは何か、その基礎・基本原理を学び、保育の意義や基本的特性を理解する。また、保育を学ぶこ
とに興味・関心を抱き、一人ひとりの子どもたちの主体的な育ちを支える保育を実践していくために必要と
される保育者としての視点や援助のあり方について、それぞれが自分なりに考えていくための最初の糸口
を掴むことを目的とする。
保育原理(B)
「保育」とは何か、その基礎・基本原理を学び、保育の意義や基本的特性を理解する。また、保育を学ぶこ
とに興味・関心を抱き、一人ひとりの子どもたちの主体的な育ちを支える保育を実践していくために必要と
される保育者としての視点や援助のあり方について、それぞれが自分なりに考えていくための最初の糸口
を掴むことを目的とする。
保育実習Ⅱ
1.保育所の役割や機能について具体的な実践を通して理解を深める。
2.子どもの観察や関わりの視点を明確にすることを通して保育の理解を深める。
3.既習の教科や保育実習Iの経験を踏まえ、子どもの保育及び保護者支援について総合的に学ぶ。
4.保育の計画、実践、観察、記録及び自己評価と保育の改善、環境構成について実践や事例を通して学
ぶ。
5.保育士の業務内容や職業倫理について具体的な実践に結びつけて理解する。
6.保育士としての自己の課題を明確化する。
(1)保育所の役割や機能について乳幼児理解と個に応じた援助法
(2)集団やクラス運営における援助法
(3)計画と環境構成
(4)家庭・地域との連携
2
保育実習指導Ⅱ
1.保育所の役割や機能について保育実習IIを通して理解を深める実習の意義と目的を理解する。
2.乳幼児の一人ひとりに応じたかかわりと援助方法と、集団やクラス運営における援助方法を明らかにす
る ことで乳幼児理解と保育の理解について学ぶ。
3.保育の計画、実践、観察、記録及び自己評価を踏まえた保育の改善と環境構成について実践や事例を
通し て学ぶ。
4.保育士の業務内容や職業倫理について具体的な実践に結びつけて理解するとともに、保育士としての
自己 の課題を明確化する。
5.実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識を明確にする。
6.既習の教科や保育実習Iの経験を踏まえ、乳幼児の保育実践力を培うと共に、保護者支援、家庭地域と
の連 携について学ぶ。
ゼミナールⅠ
一人ひとりの子どもたちの主体的な育ちを支える保育を実践していくために必要とされる保育者としての視
点や援助の在り方について、各自が設定したテーマから迫り、理解していくことを目指す。また、ディスカッ
ション、発表等を通して、自分の考えを表現する力を身につけるとともに、現象を多元的な視点からとらえ、
様々な観点から吟味する柔軟性と多様性を身につけることを目標とする。
ゼミナールⅡ
子ども・保育実践に迫り得る研究方法を知り、保育者として必要とされる子どもを見る「まなざし」や「援助」
の在り方について、各自が自分なりに問いをたて、卒業研究に繋げていくための糸口を掴むことを目標とす
る。
教職実践演習(幼・小)(D)
①小学校や幼稚園教員としての使命感や責任感、教育的愛情等について理解を深めることができる。②
社会性や対人関係能力が身についているか確認することができる。③児童理解・幼児理解、そして学級経
営等について理解を深めることができる。④教科の学習指導や保育指導の内容や方法を身に付けている
か確認することができる。など、教育現場に教員として出て行く前の大学生としての最終的な実践力を身に
付けたり、確認したりすることが本授業の目標である。
3
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2015年度方針・計画
さまざまな機能を併せ持つ幼保一体化施設に
幼保一体化施設における子 おいて、その制度・機能上の特徴を生かした上
どもの育ちを支える保育の質 で、子どもたちの豊かな学びや経験を保障して 3年間の研究成果を論文としてまとめる。
と構造に関する研究
いくための保育の在り方を、実践を通して探究
していくことを目的とする。
4
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
最新保育資料集2011-保育所、幼稚園、保育者に
関する法制と基本データ-
共編
2011年4月
ミネルヴァ書房
森上史朗・大豆生田啓
友
最新保育講座3 子ども理解と援助
共著
2011年4月
ミネルヴァ書房
髙嶋景子・砂上史子・
pp.79-96.
森上史朗
最新保育講座6 保育方法・指導法
共著
2012年4月
ミネルヴァ書房
大豆生田啓友・渡辺英
pp17-32.
則・森上史朗
最新保育資料集2012-保育所、幼稚園、保育者に
関する法制と基本データ-
共編
2012年4月
ミネルヴァ書房
森上史朗・大豆生田啓
友
最新保育資料集2013-保育所、幼稚園、保育者に
関する法制と基本データ-
共編
2013年4月
ミネルヴァ書房
森上史朗・大豆生田啓
友
子どもを「人間としてみる」ということ-子どもとともに
ある保育の原点-
共編著
2013年12月
ミネルヴァ書房
子どもと保育総合研究 pp.127166.
所
最新保育資料集2014-保育所、幼稚園、保育者に
関する法制と基本データ-
共編
2014年4月
ミネルヴァ書房
森上史朗・大豆生田啓
友
保育・幼児教育シリーズ 人間関係の指導法
共著
2015年1月
ミネルヴァ書房
若月芳浩・岩田恵子
最新保育資料集2015-保育所、幼稚園、保育者に
関する法制と基本データ-
共著
2016年3月
ミネルヴァ書房
若月芳浩・岩田恵子
該当頁
(著書)
pp.147179.
(学術論文)
保育の質を高めるための取り組みの具体的提案「保
育の質を高めるための体制と研修に関する研究」報
告書
共著
2011年5月
公益社団法人全国私
立保育園連盟 保育・ 大豆生田啓友、高嶋
子育て総合研究機構 景子
研究会企画委員会
「語り合い」をベースにした園内研修へのいざない
単著
2012年9月
『キリスト教保育』2012
年9月号
pp.34-35.
「語り合い」を育む参加者の姿勢と場の雰囲気
単著
2012年10月
『キリスト教保育』2012
年10月号
34-35.
総評「日々の保育に生きる実践研究の魅力」
単著
2013年8月
財団法人鉄道弘済会 保育実践研究集6
pp.183-191.
5
総評「保育の質を高める保育実践研究とは」
単著
2014年8月
財団法人鉄道弘済会 保育実践研究集7
pp.71-74
総評「保育の基本と実践研究」
単著
2015年8月
財団法人鉄道弘済会 保育実践研究集8
pp.68-72
実践を「開く」ことから生まれる保育の省察と変容
(自主シンポジウム)
共同
2013年5月
小林紀子、渡辺英則、
日本保育学会第66回
髙嶋景子、野本茂雄 p.136
大会発表論文集
幼保一体化施設における子どもの育ちを支える保育
の質と構造に関する一考察(1)
連名
2014年5月
日本保育学会第67回 高嶋景子、松山洋平、
大会発表論文集
安村清美
幼保一体化施設における子どもの育ちを支える保育
の質と構造に関する一考察(2)
連名
2014年5月
日本保育学会第67回 高嶋景子、松山洋平、
大会発表論文集
安村清美
「気になる子」の保育を問い直す(自主シンポジウム)
連名
2015年11月
日本乳幼児教育学会 太田俊己、広瀬由紀、
第25回大会
鶴巻直子、前田泰弘
幼保一体化施設における子どもの育ちを支える保育
の質と構造に関する一考察(3)
連名
2016年5月
日本保育学会第68回 太田俊己、広瀬由紀、
大会発表論文集
鶴巻直子、前田泰弘
幼保一体化施設における子どもの育ちを支える保育
の質と構造に関する一考察(3)
連名
2016年5月
日本保育学会第68回 高嶋景子、松山洋平、
大会発表論文集
安村清美
(その他)
(学会発表)
6
3.社会活動等
テーマ
概要
ア 保育・教育界等への貢献
日本保育学会広報委員会 委員(2008年4月から2011年3月まで)
ア 保育・教育界等への貢献
公益社団法人全国私立保育園連盟 保育・子育て研究機構委託研究「保育の質を高める体制と研修
に関する研究」(研究代表者:大豆生田啓友)分担研究者(2008年4月から2011年3月まで)
ア 保育・教育界等への貢献
財団法人こども未来財団児童関連サービス調査研究「保育所における教育的機能に関わる実証的
考察とその活用(主任研究者:高山静子)分担研究者(2009年4月から2010年3月まで)
ア 保育・教育界等への貢献
日本保育学会第65回大会実行委員会 委員(2012年6月まで)
ア 保育・教育界等への貢献
子どもと保育総合研究所主催 冬季セミナー2009 パネルディスカッション パネリスト(2009年1月10日~11
日)テーマ:「保育が深まり、面白くなる『体制』とは」
ア 保育・教育界等への貢献
社団法人 全国私立保育園連盟主催 第52回大会全国私立保育園研究大会 分科会コーディネーター
(2009年6月17日~19日)テーマ:「職員の資質向上<園内研修を考える>」
ア 保育・教育界等への貢献
日本保育協会 長岡市私立保育園連盟研修会 講師(2010年5月15日)テーマ:「より良い保育
を求めて ~職員間の連携・園内研修の持ち方~
ア 保育・教育界等への貢献
日本保育協会 新潟県支部 新潟県私立保育園連盟主任保育士研修会 講師(2010年11月19日)講演題
目:「保育に生きる園内研修とは ~「やらせる」園内研修から 「やりたくなる」園内研修へ~」
ア 保育・教育界等への貢献
金沢市保育実践研究セミナー講師(2011年8月5日)講演題目:日々の保育に生きる実践研究に向けて~
テーマの見つけ方からまとめまで~」
ア 保育・教育界等への貢献
子どもと保育・実践研究会第13回夏季全国大会 第3分科会 コーディネーター(2011年8月9~10日)テー
マ:「子どもにとって意味のある体験を問い直す」
ア 保育・教育界等への貢献
保育内容研修 神奈川県連委託事業 オープン講座 講師(2011年9月1日)講演題目:「保育の充実と 保
育者間の協働・連携」
ア 保育・教育界等への貢献
社団法人横浜市幼稚園協会 教員研修会 分科会講師 (2011年10月26日)講演題目:「子ども・保育を「語り
合う」ことの意味 ~子どもをみるまなざしを育む関係~」
ア 保育・教育界等への貢献
社団法人横浜市幼稚園協会 教育・経営研究委員会宿泊研修 講師(2012年3月10~11日)講演題目:「育
ち合える園の体制と風土を つくるために何ができる?」
ア 保育・教育界等への貢献
横浜市金沢区健やか子育て連絡会 講師(2012年4月~現在)
ア 保育・教育界等への貢献
日本保育学会第65回大会実行委員会企画シンポジウムⅡ 指定討論者(2012年5月4-5日) テーマ:
Children First ~子どもの幸せについて考える~
7
ア 保育・教育界等への貢献
公益社団法人横浜市幼稚園協会 金沢区副園長・教頭・主任教員研修 講師(2012年5月30日)講演題目:
「副園長・教頭・主任教員の役割とは?
ア 保育・教育界等への貢献
金沢市 保育所所員の資質向上研修会 講師(2012年6月20日)講演題目:「保育に生きる子ども理解と自
己評価 ~今日の子どもと自分たちの姿を明日の保育に生かすために~」
ア 保育・教育界等への貢献
日本保育協会 平成24年度 保育所主任保育士研修会保育所の人材育成~保育所の職場づくりと職員の
連携~(2012年8月3-4日)講演題目:「子ども・保育を「語り合う」ことの意味 ~保育の質と保育者の専門
性の向上のために~」
ア 保育・教育界等への貢献
石川県保育実践研究セミナー 講師(2012年8月9日)講演題目:日々の保育に生きる実践研究に向けて~
テーマの見つけ方からまとめまで~」
ア 保育・教育界等への貢献
公益社団法人横浜市幼稚園協会戸塚区夏季研修 講師(2012年8月20)講演題目:「子ども・遊びをみるま
なざしとは ~子どもの思いを読み取り、語り合ってみよう~」
ア 保育・教育界等への貢献
子どもと保育・実践研究会第12回夏季全国大会 全体会 シンポジウム シンポジスト(2012年8月17-18
日)テーマ:「りんごの木の保育と『子どものミーティング』」
ア 保育・教育界等への貢献
横浜市金沢区南部地区子育て支援研修 講師(2012年10月25日)講演題目:「地域の子育て支援と保育所
からみえる 子育て支援とは? ~現在のママ事情・子の育ちからみえてくること~」
ア 保育・教育界等への貢献
関東学院のびのびのば園 保護者への講演会 講師 (2012年10月31日)講演題目:「子ども・子育てを めぐ
る おもしろい発見 うれしい発見 ~半径50m以内からの話題提供~」
ア 保育・教育界等への貢献
公益社団法人横浜市幼稚園協会 泉区中堅班研修会 講師(2012年11月7日) 講演題目:「行事を再考す
る ~何のために、何をねらって行う?~」
ア 保育・教育界等への貢献
財団法人鉄道弘済会2012年度保育職員研修会 講師(2012年11月8日)講演題目:「保育士として 成長し
ていくために ~子ども・保育を 「語り合う」ことの意味~」
ア 保育・教育界等への貢献
港区保育園副園長研修会講師(2012年11月22日)講演題目:「保育園の組織力を高めるために~専門職と
しての保育士のスキルアップをめざす~ 」
ア 保育・教育界等への貢献
港区立青山保育園園内研修 講師(2013年2月12日)講演題目:乳児保育の重要さと記録の取り方
ア 保育・教育界等への貢献
豊島区平成25年度子ども福祉研修「園長・主任研修」(2013年7月4日)講演題目:「保育園の資質向上を目
指す~保育の質を高める手法および園内研修の考え方~」
ア 保育・教育界等への貢献
財団法人鉄道弘済会第6回こうさい保育セミナー事前指導研修 講師(2013年7月18日)講演題目:「保育
に生きる実践研究とは」
ア 保育・教育界等への貢献
仙台市私立幼稚園連合会太白地区教員研修会 講師(2013年8月1日)講演題目:「保育の質と 子どもの
「遊び」 ~なぜ,「遊び」が大事なのか~」
ア 保育・教育界等への貢献
子どもと保育・実践研究会第13回夏季全国大会 分科会 コーディネーター(2013年8月17-18日)テーマ:
「子どもが、保育者が、わくわくして遊ぶ時-遊びの楽しさの理解と援助-」
8
ア 保育・教育界等への貢献
沖縄保育実践研究会 講師(2013年8月28日)講演題目:「保育の質を支える子ども理解と語り合い~保育
を拓こう、保育を語ろう~」
ア 保育・教育界等への貢献
横浜市金沢区平成25年度児童虐待防止啓発地域連携事業における研修会 講師(2013年9月5日)講演題
目:「地域の子育て支援と保育所から みえてくる子育て支援とは ~現代の保護者事情・子の育ちからみえ
てくること~」
ア 保育・教育界等への貢献
財団法人鉄道弘済会第6回こうさい保育セミナー第1分科会 講師(助言者)(2013年9月19日)
ア 保育・教育界等への貢献
財団法人鉄道弘済会第6回こうさい保育セミナー 講義・演習 講師(2013年9月20日)テーマ:「子どもに
とっての「経験」から考える行事のあり方~遊びを通しての経験の意味とそれを引き出す保育の展開」
ア 保育・教育界等への貢献
聖園学園短期大学公開講座 講師(2013年10月5日)講演題目:「保育の土台としての子ども理解~保育を
見るまなざしを育む関係とは~」
ア 保育・教育界等への貢献
横浜市金沢区子育て支援者向け講座 講師(2014年2月21日) 講演題目:「保育現場から考える子育て支
援のあり方」
ア 保育・教育界等への貢献
日本保育協会 平成25年度保育所中堅保育所所長研修会(2014年2月20日)講演題目;「保育所の人材育
成~保育所の職場づくりと所長の役割・保育及び保育職員の資質向上~」
ア 保育・教育界等への貢献
平成26年度岩手県私立幼稚園連合会 第7回 県北地区教員研修会(2014年4月26日)講演題目:「子ども
の表現を考える~目に見えるものの背後にあるもの~」
ア 保育・教育界等への貢献
キリスト教保育連盟四国支部研修会(2014年6月20日―21日)講演題目:「保育のなかで子どもが 育つと
いうこと ~子どもの育ちを支える関係とは~」
ア 保育・教育界等への貢献
平成26年度日本保育協会福島県支部研修会(2014年5月27日)講演・演習題目「保育所における 人材育
成 ~保育及び保育所職員の 資質向上について~」
ア 保育・教育界等への貢献
仙台市私立幼稚園連合会教員研修会(2014年7月30日)講演:「保育の質と子どもの遊び~子どもの協同
的な学びを支えるために 私たちにできることとは~」
ア 保育・教育界等への貢献
財団法人鉄道弘済会第7回こうさい保育セミナー事前指導研修 講師(2014年7月17日)講演題目:「保育
に生きる実践研究とは(2)」
ア 保育・教育界等への貢献
白峰学園横浜女子短期大学保育センター主任保育士講座(2014年8月15日)講演・演習題目:「保育所に
おける人材育成」
ア 保育・教育界等への貢献
子どもと保育総合研究所主催 子どもと保育実践研究会 2014年度 夏季全国大会(2014年8月17日) 分
科会A コーディネーター テーマ:「草花のある園庭環境を作る ~プランター1つから始めよう!~」
9
ア 保育・教育界等への貢献
子どもと保育総合研究所主催 子どもと保育実践研究会 2014年度 夏季全国大会(2014年8月17日) シンポジウム コーディネーター テーマ:「片付け場面に見られる子どもの育ち」~「私」と「私たち」に着目
して~」
ア 保育・教育界等への貢献
財団法人鉄道弘済会第7回こうさい保育セミナー(2014年9月11-12日) 講師・研究発表助言者
ア 保育・教育界等への貢献
ア 保育・教育界等への貢献
全日本私立幼稚園連合会 第29回東北地区私立幼稚園教員研修大会 秋田大会(2014年10月17日)第4
分科会「表現する力の育ち」 指導助言者
逗子市子ども・子育て会議 会長就任 (第8回<2014年11月13日>平成25年度逗子市子ども・子育て会
議において選出~現在に至る)
ア 保育・教育界等への貢献
平成26年度豊島区子ども福祉研修(2014年11月27日)講演・演習題目:「保育士の資質向上と 園内研修
の考え方」
ア 保育・教育界等への貢献
横浜市幼稚園協会鶴見支部地域父母組織活動強化事業研修会(2014年12月1日)講演題目:「幼児期の
子どもに 必要な経験とは ~子ども・子育て・保育の面白さと大変さ~」
ア 保育・教育界等への貢献
子どもと保育総合研究所主催 子どもと保育実践研究会 2014年度冬季セミナー(2015年1月11日) シン
ポジウム シンポジスト テーマ:「あなたの保育は、本当に子どもが子どもでいることができていますか?」
ア 保育・教育界等への貢献
茅ヶ崎市幼稚園協会教員研修会 「子どもの表現を考える」講師 講演題目:「子どもの「表現」を考える ~
幼児期に必要な経験を手がかりとして~」
ア 保育・教育界等への貢献
逗子市子ども・子育て会議 会長(2014年11月~)
ア 保育・教育界等への貢献
横浜市幼稚園協会 特別研究2 講師 (2016年4月~)
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
教員養成課程主任
期間(西暦)
2014年
4月
現在に至る
10
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
准教授 氏名
山下 俊幸
学位
修士(教育学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2016年度方針・計画
教職概論
教育における教師の役割についての理解度を高める。定期試験でA以上の取得者を60%以上にする。
教育実習指導Ⅲ
教育実習について実践的な理解を深める。教育実習のB以上の取得者を増やす。
こども発達論Ⅰ
幼児期から学童期のこどもの発達についての理解を深める。A以上の取得者を60%以上にする。
教養ゼミナール
大学での学びについて理解を深め、課題をもつ。A以上の取得者を60%以上にする。
ゼミナールⅠ
研究内容について理解を深める。レポート評価のA以上の取得者を増やす。
卒業研究
研究計画に沿って取り組むことができる。卒論評価のA以上の取得者を増やす。
国語(A)(B)
国語の基礎的・基本的内容の理解を深める。定期試験でA以上の取得者を60%以上にする。
初等教科教育法(国語)A・B
国語科の指導法についての実践的理解を深める。定期試験でA以上の取得者を60%以上にする。
保育内容指導法・言葉Ⅰ(A)
乳幼児の言葉の発達と支援について理解を深める。定期試験でA以上の取得者を60%以上にする。
教職実践演習(幼・小)B
小学校教員に求められる教職実践力を養う。A以上の取得者を60%以上にする。
教育課程論(A)(B)
主に小学校の教育課程についての理解を深める。A以上の取得者を60%以上にする。
児童文学
児童文学についての理解を深め、教材研究等の実践力を養う。定期試験でA以上の取得者を60%以上
にする。
教職基礎演習Ⅰ
教員に求められる国語の基礎的実践力(スピーチ力)を養う。A以上の取得者を60%以上にする。
教職基礎演習Ⅱ
教員に求められる国語の基礎的実践力(小論文)を養う。A以上の取得者を60%以上にする。
ゼミナールⅡ
研究内容について理解を深める。レポート評価のA以上の取得者を増やす。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
横浜市立小学校校内研究会講演
2011年4月~現在
文庫小学校、石川小学校、日限山小学校、岡村小学校等の校内研究会での講演。
伊勢原市立小学校研究発表会講演
2011年4月~現在
太田小学校、桜台小学校、成瀬小学校における研究発表会での講演。
大磯小学校研修会講演
2014年4月~現在
大磯小学校研修会における師範授業の実施と講演。
作成した教科書・教材・参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
学院こども園での絵本ワークショップ(絵本の楽こう)講師2015年7月~現在
学院六浦こども園の保護者を対象とした絵本の読み聞かせワークショップの講
師。
すまいる学習教室での講演
2015年7月~現在
乳幼児、障害児を対象とした読み聞かせの実践と発達支援についての講演。
教員養成特別講座
2011年4月~現在
小学校教員をめざす学生を対象にした補助授業。
教員採用試験合格セミナー
2011年4月~現在
小学校教員採用試験対策(小論文・面接等)の補助授業。
平潟湾環境保全活動「海・守り隊」
2011年4月~現在
ISO14001のEMS活動の一環として行う。地元のこども達を対象に自然観察会も実
施。
読み聞かせ活動「お話聞かせ隊」
2011年4月~現在
学院のこども園や小学校等での読み聞かせを行う学生サークルの指導。
その他教育活動上特記すべき事項
教員免許状更新講習講師
2014年8月、2015年7月大学の教員養成特別講座の「教育の最新事情」を担当。
2.研究活動
研究テーマ
国語科学習におけるグルー
プ学習の基礎的研究
研究概要
2015年度方針・計画
国語科学習構成における児童のグループ学
小学校での授業観察と分析を通して、グループ学習における児童個々の学びと
習の今日的意義と機能について分析・考察を
協働性の実際について明らかにする。
行う。
2
2010年度以降に発表した著書・論文等
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
『国語教育総合事典』
共著
2011/10/1
朝倉出版
『小学校教員をめざす人のために』
共著
2016/4/8
関東学院大学出版会
平潟湾の環境保全活動と環境教育のデザインについて 単著
2011/5/1
関東学院大学人間環
境研究所所報第9号
言語活動の充実についての一考察
2011/11/26
鶴見大学国語教育学
会
グループ学習についての一考察~「大造じいさんと
ガン」の授業を通して~
2013/12/7
横浜国立大学国語日
本語教育学会
道徳学習への認知科学的アプローチ
~判断スキーマから状況論的アプローチへ~
2015/6/28
日本道徳教育学会
著書・学術論文等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
(学術論文)
(その他)
(学会報告)
3
日本国語教育学会編 112~114
関東学院大学教育学
部初等教育研究会
3.社会活動等
テーマ
概要
ア
2014年度から横浜市立八景小学校評議員として学校経営に参画、助言。
イ
教育出版のデジタル教科書の開発への助言。
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
教員養成課程主任
期間(西暦)
2012年4月~2014年3月
4
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
准教授
氏名
横浜勇樹
学位
修士(人間科学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
教養ゼミナール
2016年度方針・計画
初年次教育として大学生の基礎的な学習態度を身に着ける。コミュニケーションの向上をはかり、他者と積
極的に関わる。
社会的養護の意義とその内容について理解する。養護施設など施設保育士の役割を理解する。
社会的養護Ⅰ
社会的養護Ⅱ
社会的養護Ⅰの内容を踏まえ、児童虐待防止について、養護施設での処遇について、養護施設と児童相
談所との関係などについて理解を深める。
児童家庭福祉Ⅰ
児童福祉の歴史についてわが国の状況について理解を深める。児童福祉法、制度、近年の法律の改正な
どについて理解を深める。権利擁護について理解する。
児童家庭福祉Ⅱ
子どもと家庭の関係について事例をあげ、それについてソーシャルワークの視点から課題解決の方法を明
らかにする。
保育士として基本的な態度、実習施設の理解、保育士の仕事について理解する。
保育実習指導Ⅰ
保育実習指導Ⅲ
児童福祉施設における保育士の役割と自立支援計画などの個別援助計画を立案できる。地域と福祉施設
との関係について理解する。
保育実習Ⅰ
実習指導Ⅰで学んだことを実際の保育所で実践する。また、保育所の機能を理解し、保育士の業務全般に
ついて理解する。
1
保育実習Ⅲ
実習指導Ⅲで学んだことを実際の社会福祉施設で実践する。自己課題を明確にして、その課題の達成に
向けて実践の場で努力する。
教育者として身に着けておくべき技術、知識について全般的に理解し、実践できるようにする。
教職実践演習
自己の将来像を明確にし、将来に向けての準備作業が整う。また将来の仕事に対する意識を高める。
キャリアディベロップメント演習
授業以外の教育活動等
児童の権利擁護について学べるようなテキストと資料を作成する。
2
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
2014年4月
保育の5領域の1つである「人間関係」の具体的なカリキュラム作成について、5歳
児を対象にした計画案作成の指導書を記述した。
作成した教科書・教材・参考書
幼児教育におけるカリキュラム・デザインの理論と方法
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項
生涯学習講座 講師(高知県)
2011年11月
地域の子育て環境について地域づくりの視点から講演をおこなった。特に世代間交流が地域の子育て
2.研究活動
研究テーマ
研究概要
2016年度方針・計画
中華圏における福祉NGOの事
業展開に関する比較研究
科研費基盤研究(C)研究代表者として、中国・ 本年度は科研費2年目であるので、主に北京市など中国大陸と台湾のNGOの活
香港・台湾の中華圏における福祉NGOの事 動について調査をする予定である。
業展開の内容と違いから中華文化について、
比較する。
子どもの養護に関するコミュニ
ティ・ネットワークの研究
虐待や貧困などの要保護児童をコミュニティ
ベースで支援する方法を研究する。
児童養護に関わる関係機関と連携して、小地域におけるコミュニティの在り方を研究し、報告したい。
3
2011年度以降に発表した著書・論文等
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
共著
2014年4月
風間書房
1.「現代中国の地域社会の変容」
単著
2011年3月
三重中京大学地域社
会研究所第23号
p147~p166
2.「中国都市部における草の根NGOの地域福祉活動
に関する研究」
単著
2012年3月
高知学園短期大学紀
要第42号
p75~p85
3.「中国都市部の社区服務中心の活動に関する研究
-Y社区の事例-」
単著
2012年3月
三重中京大学地域社
会研究所第24号
p101~p113
4.「中国都市部の社会福祉施設の入居者の生活状況
に関する研究」
単著
2012年3月
三重中京大学地域社
会研究所第24号
p115~p142
5.「中国都市部における草の根NGOによる障害児支援
活動」
単著
2013年3月
大阪大谷大学
教育福祉研究第38号
p26~p37
2013年3月
大阪大谷大学教育学
部
幼児教育実践研究セ
ンター紀要第3号
p58~p71
著書・学術論文等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
峯恭子編・田中伸ら
横浜勇樹
p66~p78
(著書)
1.『幼児教育におけるカリキュラム・デザインの理論と
方法』
(再掲)
(学術論文)
6.「大学における子育てひろばの活動に関する一考察」
単著
7.「保育者の相談援助に関する一考察」
8.「香港の福祉NGOの事業展開に関する研究」
9.「中国都市部のコミュニティ活動とNGO」
大阪大谷大学教育学
部
幼児教育実践研究セ
ンター紀要,第4号
単著
2014年3月
単著
2015年3月
大阪大谷大学紀要第
49号
P41~p61
単著
2016年3月
大阪大谷大学紀要第
50号
P35~p51
2016年3月
大阪大谷大学教育学
部幼児教育実践研究
センター紀要第6号
P41~p56
10.「保育士養成機関における施設実習指導に関する研究」
単著
4
p1~p17
(その他)
(学会発表)
1.Research on community welfare activities of
grassroots NGO in China's urban areas
2.The community care system for the elderly in Chinese
urban areas
3.Study on elderly facility residents' family situation in
urban China
単独
単独
2013年5月
2013年⒑月
単独
2014年6月
単独
2015年3月
4.The role of Social Welfare NGO in urban community
China
5
The Asian Conference
on Cultural Studies
and Asian Studies
The International
Istanbul Initiative on
Ageing
International
Federation on Ageing
12th Global
Conference
The 10th Annual
Conference of the
Asian Studies
Association of Hong
Kong
3.社会活動等
テーマ
行政等への貢献
ア.
概要
大阪市子育て活動支援事業他2事業 委託事業者選定会議委員(2012年4月~2013年3月)
大阪市立児童福祉施設 指定管理予定者等選定会議委員 座長(2012年4月~2013年3月)
ア
富田林市子ども・子育て会議委員(2013年4月~2014年3月)
ア
大阪市西成区子育て支援事業 選定会議委員(2013年4月~2015年3月)
ア
大阪市児童福祉向上のための調査研究等事業 委託事業者選定会議委員(2014年4月~2015年3
月)
大阪市要保護児童対策地域協議会機能強化事業 委託事業者選定会議委員(2014年4月~2015年
3月)
ア
ア
大阪市西成区「プレーパーク事業」委託事業者選定会議委員(2014年4月~2015年3月)
ア
大阪市母子生活支援施設及び児童養護施設 民間移管予定者選定会議委員(2015年4月~2016年3月)
ア
大阪市ひとり親家庭等日常生活支援事業及びエンゼルサポーター派遣事業
委託事業者選定会議委員(2015年4月~2016年3月)
ア
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
なし
6
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
講師 氏名
大﨑 裕子
学位
博士(学術)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 無 博士後期: 無
1.教育活動
授業科目名
2016年度方針・計画
教養ゼミナール
大学生としての学習態度と必要な基礎的なスキルを獲得する。また学際的な視点を持つとともに、専門分
野に取り組む意欲と姿勢を身につけていく。
教育方法論(A)教育方法論(B)
よりよい学習を成立させるための仕組みや条件について考えるために、教育の方法及び技術に関する基
礎的事項について理解することを目指す。また、授業づくりに関して、これまでの自らの学校体験における
「授業を受ける」立場での授業観にとらわれず、教師の立場から多角的に分析する視点を養うことをねらい
とする。
生活(A)
幼児・児童が遊びや生活の中で、どのような体験をし、どのように成長していくかを学ぶ。また、幼児や児童
が豊かな経験をするためにはどのような配慮が大切かを学ぶ。具体的には、まず身近な動植物や環境、
季節の変化等に触れ合うことに対する興味を引き出し、豊かな心や思考力を育てるためにはどうすればよ
いかを考える。
カリキュラム論(A)(B)
教育における計画の必要性、意義を、社会、子どもの視点から理解する。幼稚園・保育所と小学校のカリ
キュラムの考え方の違いがわかるようになる。カリキュラムと指導計画との関係性について理解する。指導
案の作成の流れを理解し、実際に書くことができるようになる。
特別活動の指導法(A)(B)
望ましい集団活動を通して豊かな人間性・社会性を育成することを目指す特別活動の果たす役割りについ
て理解する。
特別活動の意義と活動のあり方を、子どもの自発的・自治的な活動の指導と展開を通して考察し、指導力
を身に付ける。
1
教職実践演習(幼・小)(K)
①小学校や幼稚園教員としての使命感や責任感、教育的愛情等について理解を深めることができる。②
社会性や対人関係能力が身についているか確認することができる。③児童理解・幼児理解、そして学級経
営等について理解を深めることができる。④教科の学習指導や保育指導の内容や方法を身に付けている
か確認することができる。など、教育現場に教員として出て行く前の大学生としての最終的な実践力を身に
付けたり、確認したりする。
卒業研究
1.4年間の学習の集大成として、自らの関心に沿って設定した研究テーマについて卒業論文を完成させ
る。
2.卒業論文に取り組む過程で、子どもの教育にまつわる諸問題について考察を深める。
教育行政学
公教育の概念とその制度的原理、教育法政の構造と機能、教育行政の概念と基本理念など、 教育行政
の基盤にある理念や法的枠組、文部科学省と教育委員会の構造と機能について理解することができるよう
にする。また、教育行政の個別領域としての学校経営、教育課程行政、教職員の職務と教員評価制度、教
員 養成と研修制度、社会教育行政、保育行政、教育財政について理解するとともに、我が国の教育政
策・教育改革の動向についても理解し、教育行政の今日的課題について考察することができるようにする。
ゼミナールⅠ
文献や資料を丁寧に読み、レジュメとして整理し、報告することについて一連の流れを身につける。また、こ
れまでに身に付けた文献の読み方、発表や討論の仕方、レポートのまとめ方等の力を生かし、事実に即し
て自らの頭で考える力をつける。
ゼミナールⅡ
ゼミナールⅠIを踏まえ、各自の研究テーマを発展・深化させ、基本的には卒業論文として成果を纏めてい
くことを目標に授業を進めていく。各自の研究成果の発表を主とするが、資料収集・調査、資料作成、口頭
発表、討議、論文作成等の一連の作業を通し、プレゼンテーション能力を高めていくこともこのゼミの目標
のひとつである。
教育の歴史
・「教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想」に関する基礎知識・技能を身につける。
・教育の原理的問題にかかわる基礎教養を習得する。
教育実習指導Ⅰ
1.幼児・児童とのかかわり、行為の意味やかかわり方について学ぶ。
2.幼稚園・小学校の一日の流れや全体像について学ぶ。
3.幼稚園教諭・小学校教諭の職務について学ぶ。
2
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
①「観察実習の手引き」及び「観察実習日誌」
2011年4月~2012年3 3年次の教育実習の前段階となる「観察実習」について、実習日誌の記述法や、授
月
業観察の仕方などから、お礼状の作成法に至るまで、実習全体を通して活用でき
るよう配慮した。
②「履修の手引き」
2011年4月~2012年3 小学校・幼稚園教員免許、保育士資格が取得可能な学科カリキュラムを、学生
月
各々が取得を希望する資格免許ごとに履修計画を立てることができるような手引
きを作成した。とくに初年次の履修計画づくりにおいては、それぞれの希望ごとの
履修モデルを示すことで、カリキュラムを自らで選択することに不慣れな新入生で
もわかりやすいよう丁寧な解説を付した。
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
「連携拠点学校園方式」による地域密着型教員養成 2012/3/1
の試み(於:福井大学教職大学院スプリングセッショ
ン「実践し省察するコミュニティ」)
南九州大学人間発達学部における地域密着型教員養成の新たな取り組みについ
て発表を行った。附属校を持たない教員養成系学部が近隣の6つの小学校と4つ
の幼稚園と連携協力協定を結び、「連携拠点学校園方式」を用いて教育実習・教
育実践の質の向上をめざす過程を整理した。その中での、カリキュラム・学びの動
機づけ・省察の方法を詳しく分析した。履修カルテの活用や、教育ボランティア活
動との関連付けなどについても触れた。
その他教育活動上特記すべき事項
3
2.研究活動
著書・学術論文等の名称
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
(著書)
『小学校教員をめざす人のために』
関東学院大学初等教
pp.71-76
育研究会編
共著
2016年4月
関東学院大学出版会
間宮不二雄の学校図書館論 : 山形市男子国民学校
の学校図書館実践に注目して
単
2011年3月
『南九州大学人間発達
研究』南九州大学人間
発達学部、第1巻
pp.13-24
野口援太郎における教育思想形成過程-西洋新教
育の影響を中心に-
単
2012年3月
『南九州大学人間発達
研究』南九州大学人間
発達学部、第2巻
pp.31-42
単
平成24年度~平成25年度文部科
学省科学研究費補助金費(若手
研究B)
(学術論文)
(その他)
日本における国際的新教育運動の受容に関する比
較教育史的研究
4
3.社会活動等
テーマ
行政等への貢献 ア
概要
平成24年度 曽於市教育委員会外部評価委員
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
5
関東学院大学専任教員の教育・研究業績
所属
学部
教育学部
研究科
研究科
学科
こども発達学科
専攻
専攻
職名
講師
氏名
久保 健太
学位
修士(教育学)
大学院における研究指導担当資格の有無
博士前期: 有 ・ 無 博士後期: 有 ・ 無
1.教育活動
授業科目名
2016年度方針・計画
教育原理
自分なりの教育観をもつ
人間関係
子どもの育ちを支える人間関係のあり方を理解する。
保育者論
子どもの感性を育む者としての保育者の専門性を考察する。
1
授業以外の教育活動等
年月(西暦)
摘要
作成した教科書・教材・参考書
とくにありません
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
こども環境学会 こみち研(こどもとコミュニティのため
の道研究会) 研究会
「安心して子育てできる都市環境~子どもの育ちの視
点から~」
2012年6月27日
パネリスト:高柳百合子・久保健太・賀須井久悦 コメ
ンテーター:Karen Malone コーディネーター:木下勇 DIスタジオ 2012年6月27日
GTサミット
「保育者養成の課題について」
KKRホテル東京 2012年8月28日
長崎見守る保育研究会 公開保育研修会
「見守る保育と21世紀の保育」
パネリスト:藤森平司、久保健太
諫早観光ホテル道具屋 2012年9月20日
子どもが道草できるまちづくりについて都市計画の研究者とのシンポジウム
2012年8月28日
保育者養成の課題について、保育園長とのシンポジウム
2012年9月20日
子ども主体の保育について、保育園長とのシンポジウム
全国私立保育園連盟 第38回保育総合研修会
ライブセッション
「日本の保育のグランドデザインを語り合おう…曖昧
さを抱えたままの法改正を越えて」
2013年1月30日
藤森平司・遠山洋一・森眞理・久保健太・片山喜章
ANA クラウンプラザホテル神戸 2013年1月30日
日本の保育のグランドデザインについて、保育園長、研究者とのシンポジウム
2
子どもの文化 春のセミナー
「保育における遊びと「環境」――育ち合いの保育」
講師:島本一男、久保健太
こどもの文化研究所 2013年2月3日
2013年2月3日
25年度 TOKYO PLAY 公開学習会
「道遊びから、子どもが遊べるまちづくりへ」
パネリスト:嶋村仁志、久保健太、星野諭
2013年5月20日
国立オリンピック記念青少年総合センター 2013年5
月20日
子どもの文化 夏のセミナー
「保育における遊びと「環境」」
講師:汐見稔幸、島本一男、久保健太
こどもの文化研究所 2013年8月25日
全国私立保育園連盟 園長セミナー2013 in 清里
「日本の保育・子育てのグランドデザイン」
清里清泉寮新館、2013年9月19日
第31回幼保セミナー
「日本の保育・子育てのグランドデザイン」
関西セミナーハウス、2013年11月14日
正統的周辺参加論について、保育園長とのシンポジウム
子どもが育つまちづくりについてNPO代表たちとのシンポジウム
2013年8月25日
正統的周辺参加論について、研究者、保育園長とのシンポジウム
2013年9月19日
日本の保育のグランドデザインについて、保育園の方々への講演
2013年11月14日
日本の保育のグランドデザインについて、保育園、幼稚園、こども園の方々への講
演
全国私立保育園連盟 第39回保育総合研修会
シンポジウム
「”保育のグランドデザイン”を描くために――今大切
にしたい保育(教育)とは何か」
2014年1月29日
汐見稔幸、鈴木眞廣、室田一樹、久保健太
ANA クラウンプラザホテル神戸 2014年1月29日
京都府保育協会
「子どもが育つ社会のデザイン」
京都府立総合社会福祉会館ハートピア京都、2014年 2014年11月7日
11月7日
日本の保育のグランドデザインについて、保育園長、研究者とのシンポジウム
日本の保育のグランドデザインについて、保育園の方々への講演
3
京都府私立幼稚園連盟研究大会
「幼児期に育てたい力とそのために必要な環境や援
助」
2014年11月9日
グランヴィアホテル京都、2014年11月9日
愛知県私立保育園連盟
「子どもが育つ社会のデザイン」
金山サテライトセンター、2014年11月21日
2014年11月21日
全国私立保育園連盟 第43回 関東ブロック保育研
究大会
第一分科会『生きることと学ぶこと』
2014年11月28日
三井ガーデンホテル千葉 2014年11月28日
乳幼児教育の本質について、幼稚園の方々への講演
日本の保育のグランドデザインについて、保育園の方々への講演
大田堯の教育思想について、保育園の方々への講演
全国私立保育園連盟 第58回 全国私立保育園研
究大会
第九分科会「幼児教育を再考する~探究的保育につ
いて考える~」
2015年6月18日
提案組織:群馬県 愛泉保育園、大阪市 大阪聖和
保育園、熊本県 緑川保育園
助言者:久保健太
とりぎん文化会館 2015年6月18日
保育実践の報告に対して、指定討論者としてコメント
葛飾保育研究会
「教育の本質って」
講演者:久保健太
葛飾シンフォニーホール アイリスホール 2015年7
月3日
2015年7月3日
乳幼児教育の本質について、保育園の方々への講演
大阪私立幼稚園連合会
「幼児期に育てたい力」
講演者:久保健太
大阪南海プラザホテル 2015年7月27日
2015年7月27日
乳幼児教育の役割について、幼稚園の方々への講演
2015年10月29日
日本の保育のグランドデザインについて、保育園の方々への講演
京都府保育協会
「子どもが育つ社会のデザイン」
4
その他教育活動上特記すべき事項
とくにありません
2.研究活動
研究テーマ
乳児の育ち
空間と赤ちゃん
研究概要
全国私立保育園連盟からの研究委託
昨年度まで行ってきた共同研究の発表
2016年度方針・計画
2016,17年度の複数年委託。2017年度の冊子刊行に向けて、研究を進める。
赤ちゃん学会第16回学術会議での登壇。研究報告書を2016年7月に刊行予定。
5
2011年度以降に発表した著書・論文等
単著共著
の別
発行又は発表の
年月(西暦)
発行所、発表雑誌又は
発表学会等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ)
該当頁
育ち合いの場づくり論
共著
2015年6月
ひとなる書房
鈴木まひろ・久保健太
200-21
9
乳幼児教育の真を保育園からとらえ直そう
単著
2015年9月
全国私立保育園連盟
保育のグランドデザインを描く
共著
2016年5月
ミネルヴァ書房
著書・学術論文等の名称
(著書)
汐見稔幸・久保健太編
著
(学術論文)
「保護」と「過剰な保護」の分水嶺について――岡田敬司の人間形成論を手がかりに――
2011年5月
単著
武蔵大学総合研究所
紀要 第20号
101-122
子どもの「囲い込み」を批判する理論――大田堯の諸概念を手がかりに――
2012年3月
単著
東京大学教育学研究
科紀要 第51巻
41-52
遊びの意欲の源泉について
単著
2013年5月
武蔵大学総合研究所
紀要 第22号
89-110
大田堯の歩み、生き方を描いた映画が、今、問うもの
映画「かすかな光へ」によせて
単著
2011年11月
『子どもの文化』11月
号
44-45
人間どうしで育ち合う
共著
2012年3月
『子どもの文化』3月号 溝口義朗・久保健太
2-11
大人の輪のなかで、子どもどうしが育ちあう
共著
2012年3月
『子どもの文化』3月号 蔵持康子・久保健太
12-22
地域・人とのつながりが子どもを育てる
共著
2012年9月
『子どもの文化』9月号
ニーズを察し、充たし合うこと ――育て合いの基本
――
単著
2012年9月
『子どもの文化』9月号
30-34
「失敗」を「自信の根」に
単著
2012年11月
『保育通信』691号
40-43
(その他)
6
佐藤一子、溝口義朗、
久保健太
2-13
友だちはリズムの共有者
単著
2013年2月
2-3
『子どもの文化』2月号
『子育てを皆で支え合
う街作りを目指して 0
~3歳の子供を持つ母
親(保護者)の意識調
査報告書』
平成24年度川口市民
活動助成事業
10-20
子どもにやさしいまちは、みんなにやさしい
単著
2013年3月
子どもたちが「生命」にふれたとき
単著
2013年4月
『母のひろば』587号
4-5
子どもの生きるリズムに沿う
単著
2013年6月
『子どもの文化』6月号
23-30
失敗を評価するために
単著
2013年10月
『子どもの文化』10月
号
17-23
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第13回―保育
のグランドデザインを考える対談【1】…子どもが、自
分の「物語」「ドラマ」の主人公として生きるためには」
共著
2013年11月
『保育通信』703号
汐見稔幸、鈴木眞廣、
久保健太
24-30
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第14回―保育
のグランドデザインを考える対談【2】…保育の根本に
は、子どもに対する深い信頼がある」
共著
2013年12月
『保育通信』704号
汐見稔幸、鈴木眞廣、
久保健太
28-34
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第15回―保育
のグランドデザインを考える対談【3】…保育の場の
アートについて―①子どもの「表現」」
共著
2014年1月
『保育通信』705号
汐見稔幸、室田一樹、
久保健太
28-35
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第16回―保育
のグランドデザインを考える対談【4】…保育の場の
アートについて―②「美」と「共同体」」
共著
2014年2月
『保育通信』706号
汐見稔幸、室田一樹、
久保健太
16-22
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第17回―保育
のグランドデザインを考える対談【5】…人類の知恵と
保育のグランドデザイン」
共著
2014年3月
『保育通信』707号
汐見稔幸、藤森平司、
久保健太
24-29
私が見てほしかったもの
単著
2014年3月
『子どもの文化』3月号
7
16-24
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第17回―保育
のグランドデザインを考える対談【6】…遊びと生活」
共著
2014年4月
『保育通信』708号
汐見稔幸、藤森平司、
久保健太
22-27
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第19回―保育
のグランドデザインを考える対談【7】…日々の保育か
らグランドデザインを」
共著
2014年6月
『保育通信』710号
汐見稔幸、片山喜章、
久保健太
16-22
教育観を変えようという提案
単著
2014年6月
NEWSLETTER 保育・
子育て総合研究機構
だより NO.31
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第20回―保育
のグランドデザインを考える対談【8】…保育者主導と
子ども主導のバランス」
共著
2014年7月
『保育通信』711号
汐見稔幸、片山喜章、
久保健太
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第21回―保育
のグランドデザインを考える対談【9】…地域の文化の
中で保育をするということ」
共著
2014年8月
『保育通信』712号
汐見稔幸、當間左知
子、久保健太
22-29
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第22回―保育
のグランドデザインを考える対談【10】…続・地域の文
化の中で保育をするということ」
共著
2014年9月
『保育通信』713号
汐見稔幸、當間左知
子、久保健太
16-23
自然の奥行きを感じるからだ
単著
2014年9月
『子どもの文化』9月号
共著
2014年10月
『保育通信』714号
汐見稔幸、遠山洋一、
久保健太
30-39
共著
2014年11月
『保育通信』715号
汐見稔幸、遠山洋一、
久保健太
4-11
「引き込まれる体験」と「つくり込む執念」
単著
2014年12月
NEWSLETTER 保育・
子育て総合研究機構
だより NO.33
3-4
会話における食い違い
単著
2015年4月
『子どもの文化』4月号
23-27
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第23回―保育
のグランドデザインを考える対談【11】…次の世代に
伝えておきたいこと」
「シリーズ 乳幼児期の教育を考える 第24回―保育
のグランドデザインを考える対談【12】…続・次の世代
に伝えておきたいこと」
8
3-4
21-28
「教育」って何だ?――「グランドデザイン」を考える
単著
2015年9月
NEWSLETTER 保育・
子育て総合研究機構
だより NO.36
7-8
テレビゲームと外遊び
単著
2015年10月
『子どもの文化』10月
号
14-19
短大・専門学校における教育と学び
共著
2015年11月
『教育』2015年11月号
9
久保健太、武石聖子、
植上一希、南出吉祥
77-86
3.社会活動等
テーマ
概要
イ.
保育のグランドデザインの検討。全国私立保育園連盟研究機構委員としての活動
イ.
文部科学省委託事業 「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業:「保育分野のイ
ノベーションに向けた「リテイン&キャリアアップ プログラム」の開発・実証・普及」事業事業責任者
ア.
中央区立勝どき児童館 運営委員会 運営委員長
※テーマ記載にあたって、ア.地域貢献・連携 イ.産官学連携 ウ.大学間連携等に関する事項については、ア.イ.ウの記号をもって省略可
4.管理運営等
名称等
期間(西暦)
【学科内】保育委員、オープンキャンパス委員
2016-2017
【学部内】教授会書記、図書館図書委員
2016-2017
10