裏 - 飯舘村

熱を逃がさない!
がさない!北海道レベル
北海道レベルの
レベルの断熱性能
「までいな家
までいな家」のコンセプト
新エネルギーを
エネルギーを活用する
活用する
太陽をとりこみ
太陽をとりこみ、
をとりこみ、さまざまな熱
さまざまな熱を蓄える
古民家をイメージする母屋の平屋部分を「
「親 の 家 」
① 太陽光発電(
太陽光発電(1kw)
屋根材と一体型のタイプを採用。太陽の光を電気
に変換して施設内で使用します。
② 太陽熱温水パネル
太陽熱温水パネル
なるべく化石燃料を使わず、太陽の熱から作った
お湯をお風呂やキッチンで使います。 ③ 温水タン
温水 タン
ク を室内に設置することで夜間の熱損失を最小限
に抑え、熱エネルギーを有効活用します。
⑪ 蓄熱障子
親の家和室(茶の間)と広縁の間仕切りには住化プラステック㈱
の「スミターマル」という蓄熱材を使った蓄熱障子を設置し、冬の
太陽熱を蓄えて室温の急激な低下を和らげます。
⑫ 石の蓄熱体(
蓄熱体(御影石の
御影石の石積み
石積み棚)
温室の屋根から差し込む太陽熱を蓄えることで、冬は室温の急
激な低下を防ぎ、夏は熱の拡散を抑えます。石積みに水を掛け
温室の窓を開けると、南からの風が石の隙間を通り抜け、打ち
水をしたような爽やかな涼風が天然のクーラー代わりにも。
⑬ 石の蓄熱体(
蓄熱体(薪ストーブ裏
ストーブ裏)
薪ストーブからの廃熱を蓄え、室温の急激な低下を和らげます。
若夫婦向けに増築したイメージの二階建て部分を「
「子 の 家 」
農家の納屋をイメージする「
「作業場」
作業場」
それら3つのブロックにつつまれた「
「食べる庭
べる庭」・・・
飯舘村で見かける“
“半農のくらし
半農のくらし”
のくらし”を再現しました。
・ 食品庫 :全館暖房により室内の野
菜やお酒・調味料等の食品が傷むの
を防ぐため、断熱材入りの建具で間
仕切り、庫内の温度を一定に保つ。
⑧薪ストーブ
●基礎断熱:押出法ポリスチレンフォーム
⑥薪ボイラー
④
100mm
●外壁断熱:充填断熱 高性能グラスウール 120mm
+付加断熱 グラスウールボード 50mm
●屋根断熱:充填断熱 高性能グラスウール 200mm
+付加断熱 高性能グラスウール 100mm
自然の
自然の恵みを利用
みを利用する
利用する
⑭ 雨水貯留タンク
雨水貯留タンク
屋根に降った雨を集め、木製樽を再利用して作った
タンクに貯めておき、畑の散水や洗車などに利用。
⑮ ブドウ棚
ブドウ棚(ヤマブドウ)
ヤマブドウ)
夏は温室の屋根を葉っぱが覆い日陰をつくり、冬は
葉を落とし太陽の光を室内に取り込む。秋には実を
つけ、ヤマブドウ収穫の楽しみも。
③太陽熱温水タンク
⑬
⑦
⑨
までいな暮らし
普及センター事務所
⑪蓄熱障子
⑭
⑫
⑤
①
出入口
②
⑮
母 屋 1 階 平 面 図
までいな家
までいな家の暖房設備
暖房は ④ 温水パネルヒーター
温水 パネルヒーター と ⑤ 床下放熱器 を
使用。機械室に設置した⑥ 薪 ボイラーで沸かしたお
湯を不凍液に熱交換して床下を循環させています。
⑦ 土間の
土間 の 基礎下にも
基礎下 にも温水配管
にも 温水配管 が入っているので
冬季には土間特有のヒンヤリ感を和らげます。
作業場にも温水配管が地中を通って繋がっていて
寒い季節でも快適に作業することができます。
補助暖房として通り土間に⑧薪ストーブを設置。
キッチンの近くに配置することで調理にも利用可能。
もちろん燃料には全て飯舘村の薪を使います。
⑩断熱障子
飯舘村の
飯舘村の気候に
気候に合わせた窓
わせた窓の性能
冬季に日射取得の期待できない北面・東面は窓を極力小さくして
サッシとガラスの性能を上げ、南面はあえてガラスの性能を落と
して窓を大きく取り、太陽熱を室内に取り込むよう配慮しました。
西面は夏の西日を考慮して夏型 Low-e ペアガラスを使用。
※飯舘村は太平洋側に属するため、冬季の日照時間が長い
南 面 : 断熱アルミサッシ
断熱アルミサッシ + ペアガラス
西 面 : 断熱アルミサッシ
断熱アルミサッシ + LowLow-e ペアガラス
北・東面:
東面: 断 熱 木 製 サッシ
サッ シ + トリプルガラス
夜間は⑨断熱ブラインド
断熱ブラインドや⑩断熱障子を閉め、窓からの冷気を
遮断し、室内の熱を逃がさない!
母 屋 2 階 平 面 図
排水に
排水に配慮する
配慮する
飯舘村は県の水源地として、下流の
工 事 概 要
地域への排水を極力汚さないよう配
慮すべきと考えます。
高 性能合併処理浄化槽 で雑排水を
BOD 5ppm程度まで浄化し、さらに
自然浄化水路 を通ってリン・窒素を
植物に吸着させ、揚水風車で汲み上
げた水を畑へ散水。地面に浸透した
水は長い年月を経てさらに浄化され、
河川へたどり着きます。
敷地面積
建物面積
母屋
(親の家・子の家)
作業場
屋外整備工事
2,630.36㎡
建築面積 201.106㎡
延床面積 221.990㎡
1F 200.269㎡
2F 21.721㎡
構造:木造平屋建て(一部2階建て)
屋根:ガルバニウム鋼板 段葺き
外壁:杉板 t=12 ドイツ下見板張り
建築面積 66.248㎡
延床面積 49.686㎡
構造:木造平屋建て
屋根:ガルバニウム鋼板 瓦棒葺き
外壁:杉板 t=12 ドイツ下見板張り
菜園、果樹園、水路、
池、揚水風車
植栽:実のなる樹木、芝生、ハーブ類