みんなで男女共同参画の輪を広げよう 男女共同参画市民情報誌ゆっパル第 26 号 相談窓口一覧 思います。 あれば、出会いはいくらでもあると 関係なく、前向きな行動、姿勢さえ が あ り ま し た。 実 を 結 ぶ 結 ば な い は や知り合いに紹介をお願いする時期 蛯沢 わ た し は 合 コ ン し ま し た よ。 結婚したいという時期は進んで友達 坂爪 今はインターネットを通じて 出会いやすくなったと思います。 わ っ て き て い る と 感 じ ま す。 も し 自 当たり前でした。今は、女性がどん し の 母 は、 専 業 主 婦 で 家 に い る の が い う イ メ ー ジ が で き な い で す。 わ た 坂爪 わたしはまだ学生で、お金を 稼 い で い な い し、 自 分 が 結 婚 す る と 司会 小さいころから考えていた結 婚のイメージはありますか? 相手の意思を尊重したい 分 に 子 ど も が で き た ら、 偏 見 か も し いう願望はあります。ただ、そうも で、それぞれのしたいことを大切に 夫婦の最低限の時間を確保した上 蛯沢 結婚生活は、お互いが生き生 き と し て い れ ば い い な と 思 い ま す。 持ちです︵笑︶。 蛯沢 育った家庭によってお互いの 理 想 が あ る と 思 い ま す が、 結 婚 し た きたい﹂という人が多いですね。 田村 専業主婦が好きという女性も いますが、どちらかというと今は﹁働 いうかたが多いですよね。 結婚のイメージの基盤になっていま 独 身 の か た は、 自 分 の 育 っ た 家 庭 が 切 に し て い る か が 分 か り ま し た。 既 婚 の か た は 今 ま さ に 実 践 し て い て、 ン が 取 れ て い る 家 庭 で 育 つ と、 自 分 10 2013年(平成25年)11月号 広報 坂爪 自分の時間を楽しめる方法が 増えたのが草食系男子が増えている 原因のひとつだと思います。 田村 自分の中の楽しいことの優先 順 位 と し て、 彼 女 を 作 る こ と は 現 代 出会いを求めることに男性 が消極的になっている? 司会 皆さんは出会いについてどの ように考えていますか。 とですよね。 田村 自分で求めないとチャンスは つかめないですね。 れ ま せ ん が、 妻 に 家 に い て 欲 し い と の男性は特に重要じゃないというこ 蛯沢 まず婚活しないと結婚に至ら ないですよね。 奥沢 自分から求めない男性、いわ ゆる草食系男子ってことですよね。 いかない場合もありますよね。 ど ん 社 会 に 出 て 行 き、 結 婚 の 形 が 変 司会 草食系男子という言葉が流 行 っ て い ま す よ ね。 実 際 の と こ ろ 男 も 働 き た い、 も し く は 家 庭 に 入 り た 性は消極的になったのでしょうか。 奥沢 確かに草食系男子は増えてい る 気 が し ま す。 わ た し も な か な か 積 い 場 合 で も、 相 手 の 意 思 に 任 せ た い 奥沢 自分の両親は共働きが当たり 前 だ っ た の で、 相 手 が 結 婚 し て か ら 極的に行けないです︵笑︶。 田村 結婚についてイメージは持っ て な か っ た で す ね。 わ た し の 妻 は 年 と思います。 るんですよ。彼女いない宣言は堂々 上 な の で、 む し ろ 頼 り た い と い う 気 蛯沢 わたしは肉食系かなぁ。自分 の中で行くしかないと思うときがあ としたほうがいいですよ。 したいです。わたしの妻は仕事を続 らお互いきちんと話し合って家庭を す。つまり、家族とコミュニケーショ 座談会を終えて⋮ けたいというので、意思を尊重しま 築くことができればいいですよね。 皆 さ ん の お 話 を 聞 い て﹁ い か に 家 族と一緒の時間を共有するか﹂を大 した。 の築く家庭も家族の時間を大切にす ま た、﹁ 相 手 を 尊 重 し た い ﹂ と い う 思 い が あ る こ と が 分 か り ま し た。 よ り も 二 人 の ほ う が、 出 来 る こ と が 増 え る と 思 い ま す。 結 婚 っ て 想 像 し ﹁結婚しても仕事を頑張りたい﹂と 編集 十和田市男女共同参画市民情報誌ゆっパル編集委員 木村奈生美、中野渡明美、深谷淳子、吉崎友恵 イラスト 中野渡明美 発行 総務課広報男女参画係☎ 6702 お互いが支え合う結婚生活 ているもの以上に、いいものですよ。 考えている女性にとっては心強い言 27 歳の未婚の娘を持つ母としては、仕事に 生きる女性として頑張ってくれればと思う反面、 ちょっとホロッとさせるトークでした。 (F) 葉ではないでしょうか。 ︵Y︶ 若者男性の結婚についての座談会、和気あい あいと賑わっていました。今後の暮らしに役立 てたいです。 (K) 支え合って、元気をもらって、迷惑かけあって、 ケンカして…それでも家族は笑顔で暮らせれば いいのかも…。 (N) 蛯沢 そうですね︵笑︶。 田村 わたしも自然と家事を分担す る よ う に な り ま し た。 お 互 い 支 え 司会・ゆっパル編集委員 田村 本音は、奥さんにも稼いでも らったほうがいいですよね?︵笑︶ (上段) るのですね。 坂爪友輝(さかつめともき)さん (大学生・23 歳・独身) 奥沢淳(おくさわじゅん)さん (公務員・28 歳・独身) 田村明朗(たむらはるあき)さん (自営業・36 歳・既婚・子2人) 蛯沢達彦(えびさわたつひこ)さん (会社役員・37 歳・既婚) 合 っ て こ こ ま で 来 て い ま す ね。 一 人 (下段左から) 司会 最近の女性は、共働きのほう が収入も安定するし、外でストレス ホットな一句 ○十和田市男女共同参画市民情報誌ゆっパル編集委員によるコーナーです 広報 2013年(平成25年)11月号 11 座談会参加メンバー 発散できるのでバランスが保てると 編集後記 1990 0 ▶DV相談ナビ ☎ 0570 0 55210 ※内閣府男女共同参画局提供の最寄りの相 談窓口を紹介、転送するサービスです。 ▶十和田市役所福祉課「婦人相談室」 ☎ 6716 ■配偶者暴力相談支援センター ▶青森県女性相談所 ☎ 017 781 2000 ▶青森県男女共同参画センター ☎ 017 732 1022 ■配偶者からの暴力に関する通報、緊急相談 ▶DVホットライン ☎ 0120 87 3081 ■セクハラ・労働条件などの相談 ▶青森県労働局雇用均等室 ☎ 017 734 4211 ■警察 ▶青森県警察署 ☎ 017 735 9110 ▶十和田警察署☎ 3195 ■その他 ▶女性の人権ホットライン ☎ 0570 070 810 40 2030 年、男性の3人に1人は結婚していないー内閣府の調査でこんな予想が発表さ よ れました(左記表参照)。世の男性は結婚について消極的になっている?草食系の男性 が増加しているから? そんな疑問を覚えたゆっパル編集委員は、男性に直接聞いてみようということで、 20 ∼ 30 代の男性と座談会を行いました。今回のゆっパルはその様子をお届けします。 皆さんは、結婚についてどのように考えていますか? 生涯未婚率は、50 歳 時点で一度も結婚し たことない人の割合。 2005 年までは「人 口統計資料集(2009 年版)」 、2010 年以 降は「日本の世帯数 の将来推計」より 45 ∼ 49 歳の未婚率と 2000 2010 2020 2030 年 50 ∼ 54 歳の未婚率 出典「内閣府男女共同参画局資料」 の平均。 男性の皆さん!結婚についてどう思いますか? 28.5 29.5 26.0 22.7 19.1 22.5 20 16.0 20.8 12.6 17.4 9.0 13.6 10 5.6 9.9 7.3 5.8 4.3 5.1 男性 女性 30 暴力は許さない! ひとりで悩まないで相談しよう ゆっパル 's トーク 2030 年には男性の 3人に1人は結婚し ていないことに! 生涯未婚率の推移 (%) 11 月 12 日から 25 日は 「女性に対する暴力をなくす運動」期間です
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