障害者と一緒に誰にでも楽しめるスポーツとして「カローリングの講演 と

平成 28 年度 都立特別支援学校におけるスポーツ教育推進事業
「2020 年オリンピック・パラリンピックに向けて特別支援学校におけるスポーツの振興」
障害者と一緒に誰にでも楽しめるスポーツとして「カローリングの講演
と実技指導」の教員研修をおこないました。
期日:8月30日(火) 場所:王子特別支援学校体育館
競技の概要
カローリングは、氷上で行うカーリングをフロアーで手
軽にできるように考えられたまったく新しいスポーツであ
る。フロアーコートで、1 チーム 3 人のプレーヤーが 6 個
のジェットローラーを、
コートの先端にある直径 90 ㎝のポ
イントゾーンに向け、相手のチームのプレーヤーとジェッ
トローラーを交互に走行してぶつけ合い、得点を競うゲー
ムである。チームプレーを楽しむゲームであり、簡単なル
ールと使いやすい用具で特別な技術も力も必要としないの
で、子供から高齢者まで手軽に楽しめるスポーツである。
主なルール
①
カローリングは、1 チーム3人のプレーヤー
からなる、2チームによってプレーされる。
②
競技は、先攻、後攻の順に交互にスローライ
ンからポイントゾーンに向かって投球する。相
手の邪魔をしたり、味方の援護をしたりして最
終的に相手よりポイントの高いところにジェッ
トローラーを送る。
③
6 つのジェットローラーをすべて投球し終え
た時に、1 番ポイントの中心に近い方のチーム
が勝ちとなり、勝ったチームは相手より優位の
ローラすべての合計が得点となり負けチームは
0 点。
④
勝利チームは、次のイニングで先行となり、8
インニング行った後、その合計点で勝敗を決め
る。但し、第 7 イニングは、特別点が加算され
る場があり、大逆転が可能である。ポイントゾ
ーンの赤色を2倍の6点、黄色を 2.5 倍の5点、
青色を4倍の4点に規定する。但し、赤・黄・
青のジェットローラーが同色のポイントゾーン
停止している場合に限る。
使用する用具
ジェットローラー
主体部は直径 25.8 ㎝、厚さ 4.6 ㎝、重さ 3.7
㎏裏側にベアリング入りホイールがついてい
るので床面を軽快に回転走行する。
色は赤・青・黄・緑・青・紫の6色
ポイントゾーン
講師:東京都障害者総合スポーツセンター スポーツ支援課
持 永 洋 貴 スポーツ指導員
○ 正しい投球
佐 野 み き スポーツ指導員
× ダメな投球(膝は床につける)
投球練習!!
11mのポイントゾーンにむかって投球練習!!
中央1番ポイントゾーンに止めた教員(1名)
2・3番ポイントゾーンに止めた教員(41名中7名)
文責:小嶋隆司