RAIL EUROPE JAPAN NEWS 2005/10

RAIL EUROPE J APAN NEWS 2005/10
2005 年 第 10 号(10 月 28 日発行
発行:RAIL EUROPE JAPAN
通巻 第 59 号)
今月のニュース
●ヨーロッパ鉄道、全面禁煙化へ
●クリスチャン・ラクロワ氏がデザイン、フランス高速列車
●オーストリア国鉄、サービス近代化で鉄道駅を改修
●鉄道の高速サービス網拡充へ、スペインで輸送基盤プラン策定
●フランス国内のプレミアトレインに各種割引料金を設定
●フランス国鉄、鉄道駅でのヴァリデート方法を変更
●エクストラネット、06 年鉄道商品を掲載
●エリプソスのスケジュール変更
●パリ・ドイツナイトトレインがルート変更
お知らせ
●締め切り迫る!ペアで当たる豪華ヨーロッパ旅行クイズ
●第 2 回ヨーロッパ鉄道旅行 2006 カレンダーフォトコンテスト審査結果発表
●06 年スキルアップコース開講! <レイルエキスパート養成講座>
●ユーロスター日本語パンフレット、申し込み受け付け開始
●「ヨーロッパ鉄道パス&チケットカタログ 2005」申し込み受け付け中
●スイストラベルシステムの日本語版パンフレット 05 年版、申し込み受け付け中
●エクストラネット日本語版の申し込み方法について
●一般消費者向けメルマガ会員のご登録について
●レイルヨーロッパ発行印刷物からの写真・テキスト転載について
旅のヒント
●ヨーロッパ鉄道の旅 9 日間
イギリス・フランス・イタリア・スイス 4 カ国
今月のニュース
ヨーロッパ鉄道、全面禁煙化へ
ヨーロッパ鉄道は昨今、ますます禁煙化が進み、ここ 2 年、禁煙に関する規則が強化されています。
禁煙車両の導入から始まり、次いで禁煙列車が運行されました。最近では、国によっては鉄道網全体
が全面禁煙となっています。特に受動喫煙者らによる環境衛生に関する意識の高まりが、禁煙化を促
進しています。
スイス国鉄では、禁煙によって車内の清掃や喫煙車両の改修にかかるコスト削減にもつながると考
えています。以下は、各国の禁煙事情です。
◎ ノルウェー
04 年 6 月、ノルウェー国鉄(NSB)の長短距離列車で禁煙列車が導入されました。
REJ_new s_2005_10.doc (1/9)
◎ イタリア
環境衛生法施行により、イタリア鉄道(トレンイタリア)は 04 年 12 月、全面禁煙となりまし
た。
◎ スイス
スイスでは全列車が 05 年 12 月 11 日(日曜)以降、禁煙になります。
◎ フランス
05 年末にはすべてのフランスの列車が全面禁煙になります。TGV は 04 年 12 月から禁煙となり
ました。地方発列車や夜行列車、国鉄といったすべての国内列車は年末までに全面禁煙になりま
す。従来の喫煙車両は臭気除去を行い、すべての灰皿を排除し、喫煙にかかわるサインが修正さ
れる予定です。
→
詳しくはエクストラネットhttp://www.raileurope.jpをご覧ください。
クリスチャン・ラクロワ氏がデザイン、フランス高速列車
05 年 9 月、世界的に知られるフランス人ファッションデザイナー、クリスチャン・ラクロワ氏が内
装を手がけたフランス国鉄の高速列車が登場しました。フランス国鉄が世界トップクラスのファッシ
ョンデザイナーを抜擢するのは初めてのことです。今後 5 年間で順次、TGV 大西洋ルートと東部フラン
スへの TGV 新ルートにラクロワ氏デザインの列車を導入していきます。また、ラクロワ氏は 07 年、フ
ランス国鉄スタッフの制服もデザインすることになっています。
2 等車両はレジャー客や家族が多く利用することから、レッドや深みのある紫といったビビッドな色
使いが特徴。1 車両の座席数を減らし、座席周りをゆったりとさせました。一方、ビジネス客がより多
く利用する 1 等席ではグレーを基調とした車両内に、アップルグリーン色の座席をいくつか配置しア
クセントをつけました。クリスチャン・ラクロワ氏の鮮やかな色調が、車内のインテリアデザインに
活かされています。
このほか各車両内のゴミ箱を大きくし、荷物置場も広くしました。AC アダプター電源(コンセント)
の数を増やし、1 等車両には Wifi サービスを導入、ネット接続が可能となります。
オーストリア国鉄、サービス近代化で鉄道駅を改修
オーストリアでは 03 年、オーストリア国鉄(OBB)改革に伴う新たな鉄道法案が可決されたことで、
05 年 1 月に新組織が運営を開始しました。OBB グループは、ヨーロッパ鉄道の中で重要な地位を築く
ことを目的とし、今後数年は鉄道サービスの近代化に焦点を当てていきます。ウィーン中央駅
(Wien-Europa-Mitte)とウィーン・ミッテ駅(Wien Mitte)が大規模な改修工事を実施します。
◎ ウィーン中央駅(Wien-Europa-Mitte)
ウィーン南駅とウィーン東駅の 2 駅に発着する国際線の列車をウィーン中央駅に集約し、中欧
南部の主要な鉄道ハブ駅とします。建設工事は 07 年までを予定、この開発計画では 4000 戸の新
しいアパートと地下駐車場の建設も含まれます。
◎ ウィーン・ミッテ駅(Wien Mitte)
市中心部に近いウィーン・ミッテ駅は市内を走る地下鉄サービス網、郊外への路線、空港から
ウィーン市内への高速列車リンクなど、すべての列車のハブ駅になる予定です。計画ではオフィ
ススペースや商業センター、ホテルなどが入居する高層ビル(高さ 70m)が建設されます。改修
工事は、06 年末から始まる予定です。
REJ_new s_2005_10.doc (2/9)
鉄道の高速サービス網拡充へ、スペインで輸送基盤プラン策定
スペイン政府は先ごろ、乗客と貨物を含む陸・海・空の交通網のニーズを前面に押し出した新たな
戦略的な輸送基盤プランを明らかにしました。これは、道路や航空に対する鉄道輸送の競争力を高め
るもので、政府は同プランによって 2020 年までに、排気ガス量を 20%減少できると試算しています。
輸送基盤への開発費用 248 億 9000 万ユーロの 5 割以上が、高速サービス網の拡充を伴う鉄道に費や
される予定です。今後 15 年をかけて 9000km におよぶ高速、複線、標準軌の電化された鉄道路線を構
築し、将来的に州都をすべて高速線ネットワークで結ぶ計画です。また、標準軌を設置することで、
スペイン国鉄はほとんどのヨーロッパ鉄道網にアクセス可能となります。
現在のスペインにおける鉄道サービスでは、バルセロナ/マドリッド/マラガといった比較的大き
な都市が結ばれているだけですが、輸送基盤プランの実現により観光客はスペイン各地へのアクセス
が一段と便利になります。
フランス国内のプレミアトレインに各種割引料金設定
フランス国内 TGV、テオズ、ルネアでは 10 月 1 日から、大人料金、子供料金のほか、ユース料金(乗
車時 26 歳未満)、シニア料金(乗車時 60 歳以上)、事前購入による割引料金(TIER 1、2)、大人グル
ープ料金、子供グループ料金を設定しました。詳細はエクストラネットの各ファクトシートに掲載し
ています。また、これら列車への乗車の際には、必ずヴァリデートが必要となります。ご注意くださ
い。
→
詳しくはエクストラネットhttp://www.raileurope.jpをご覧ください。
フランス国鉄、鉄道駅でのヴァリデート方法を変更
フランスの鉄道駅における鉄道乗車券のヴァリデート手順が変更されました。利用方法は簡単です。
以下の手順を参考にしてください。
1) フランスの鉄道駅に到着したら、エントランス付近にある列車出発案内板で、乗車予定の列車
の出発ホーム番号を確認します。出発案内板には最新の発着スケジュールと列車の運行ルート
上の主な都市名が表示されます。
2) 列車が出発するプラットフォーム(Quai)へ行き、「Compostage des Billets」と書かれた小
さな黄色、またはオレンジ色のボックス型の機械を探してください。その機械に乗車券を差し
込むと、スタンプが押されます。乗車前に乗車券のヴァリデートしなければ、罰金を科せられ
ることもあります。ご注意ください。
3) 乗車時あるいは列車内で、乗車券と予約クーポンを車掌に提示してください。
→
詳しくはエクストラネットhttp://www.raileurope.jpをご覧ください。
エクストラネット、06 年鉄道商品を掲載
レイルヨーロッパでは、06 年分の各種鉄道商品を順次、エクストラネットに情報掲載しています。
ユーレイルパスは、新たにルーマニアを加え、18 カ国で利用できるようになりました。さらに、ユー
レイル関連の 06 年商品では、
「ユーレイル ベネルクス・フランスパス」
「ユーレイル ハンガリーパ
ス」「ユーレイル ポーランドパス」「ユーレイル ルーマニアパス」「ユーレイル スウェーデンパ
ス」などの新たなパスも誕生しました。
REJ_new s_2005_10.doc (3/9)
→
詳しくはエクストラネットhttp://www.raileurope.jpをご覧ください。
エリプソスのスケジュール変更
既報の通り、エリプソスは建設工事のため、以下の通りルートを変更します。ご注意ください。
◎ 12 月 6∼9 日
Montlaur 駅で行われる建設工事のため、ホアン・ミロ号(477 便、475 便)はリヨン経由での
運行となります。Limoges 駅と Les-Aubrais-Orleans 駅には停まりません。工事期間中の運行ス
ケジュールは次の通りです。
・ ホアン・ミロ号 477 便
パリ・オステルリッツ駅 18:54 発、バルセロナ・フランセ駅 8:24 着
・ ホアン・ミロ号 475 便
バルセロナ・フランセ駅 21:05 発、パリ・オステルリッツ駅 10:29 着
◎ 06 年 1 月 23 日
ペルピニャン/ナルボンヌ間の高速線建設工事に伴い、ホテルトレイン、エリプソス(477 号、
475 号)は、パリ/バルセロナ間を運休します。
→
詳しくはエクストラネットhttp://www.raileurope.jpをご覧ください。
パリ・ドイツナイトトレインがルート変更
既報の通り、路線工事のため、11 月 20・24 日の夜に出発するホテルトレイン、パリ・ドイツナイト
トレイン 361 便(パリ発フランクフルト行き)は、ダルムスタッド駅止まりとなります。ご注意くだ
さい。
→
詳しくはエクストラネットhttp://www.raileurope.jpをご覧ください。
お知らせ
締め切り迫る!ペアで当たる豪華ヨーロッパ旅行クイズ
レイルヨーロッパでは昨年に引き続き、一般公募イベントとしてレイルヨーロッパの日本語ホーム
ページ(http://www.raileurope.jp)上で、
「インターネット特別企画! ヨーロッパ鉄道クイズ」を
実施中です。クイズ正解者の中からペア 1 組(2 名様)に、総額 100 万円相当の豪華ヨーロッパ鉄道旅
行をプレゼント! 締め切りは 10 月 31 日。お客様にもおすすめください。
→
詳しくはエクストラネットhttp://www.raileurope.jpをご覧ください。
第 2 回ヨーロッパ鉄道旅行 2006 カレンダーフォトコンテスト審査結果発表
「第 2 回ヨーロッパ鉄道旅行 2006 カレンダーフォトコンテスト」は、おかげさまで大変多くの方々
にご応募頂き、最終的な応募点数は 682 点にのぼりました。この場を借りまして、皆様にお礼を申し
上げます。フォトコンテスト運営事務局では、10 月 6 日(木)に審査委員長の櫻井寛先生を迎え、す
REJ_new s_2005_10.doc (4/9)
べての応募作品について第一次審査を行い、翌日の 10 月 7 日(金)、櫻井審査委員長以下、合計5名
の審査員が集い、大賞、特選以下、合計 13 点の入選作品、さらに 5 点の佳作を以下の通り選出しまし
た。
→
詳しくは http://www2.tjnet.co.jp/rephotocontest/index.html をご覧ください。
06 年スキルアップコース開講!
<レイルエキスパート養成講座>
レイルヨーロッパでは、ヨーロッパの鉄道商品情報に精通したヨーロッパ鉄道旅行のプロフェッシ
ョナルの養成を目的とした「レイルエキスパート養成講座」を実施しています。現在、第 9 回養成講
座スタンダードコースが開講中で、年内にはレイルエキスパート有資格者が約 230 人に達する見込み
です。そこで来年以降、スタンダードコースを休講とし、06 年は年間を通して、同コースを修了し資
格試験に合格した有資格者の皆様を対象としたスキルアップコースを開講いたします。
このコースでは、これまでに身につけたヨーロッパ鉄道に関する知識やスキルをブラッシュアップ
することを目的とし、クレーム処理や普段から疑問に思っていることなど一歩踏み込んだ、より実践
的な業務、販売知識、より高度な商品知識の習得を目指すコースです。
なお、スタンダードコースは 07 年度の再開を予定しています。詳細が決まりましたら、同メールマ
ガジンでもお知らせいたします。
ユーロスター日本語パンフレット、申し込み受け付け開始
新しい座席クラスを案内したユーロスターの日本語パンフレットがこのほど完成しました。ビジネ
スプレミアやレジャーセレクト、スタンダードクラスのサービスを写真入りで紹介しています。申し
込み方法はエクストラネットをご覧ください。
→
詳しくはエクストラネットhttp://www.raileurope.jpをご覧ください。
「ヨーロッパ鉄道パス&チケットカタログ 2005」申し込み受け付け中
日本で販売している鉄道パス、列車などの情報を網羅したコンシューマー向けの「ヨーロッパ鉄道
パス&チケットカタログ」の 05 年版の申込を受付けています。申し込み方法はエクストラネットをご
覧ください。
→
詳しくはエクストラネットhttp://www.raileurope.jpをご覧ください。
スイストラベルシステムの日本語版パンフレット 05 年版、申し込み受け付け中
スイス国鉄およびその他の交通機関で構成されるスイストラベルシステム(STS)の 05 年度版日本
語パンフレット「スイストラベルシステム 2005」(STS Brochure)が完成しました。人気のパノラマル
ートをはじめ、各種列車やパス、パスの適用エリアなど、スイス旅行に関する詳細が網羅されていま
す。スイス旅行販売にお役立てください。
STS Brochure のご請求は、エクストラネットより「鉄道資料カタログ、ポスター申込用紙」をダウ
ンロードの上、メールにて[email protected]までお送りください。
なお、こちらの申込用紙は、請求可能なすべての鉄道資料、カタログ、ポスター類のリストとなっ
ていますので、一度ご覧ください。
→
詳しくはエクストラネットhttp://www.raileurope.jpをご覧ください。
REJ_new s_2005_10.doc (5/9)
エクストラネット日本語版の申し込み方法について
会員制のホームページ「エクストラネット」には、ユーロネットで発券できる全商品の詳細、最新
情報や料金などヨーロッパ鉄道商品の情報が網羅されています。新商品や実施中のプロモーションを
含め、この「REJ ニュース」でお知らせした情報の詳細もすべて収められているほか、
『ヨーロッパ鉄
道パス&チケットカタログ 2005』に未掲載の新商品や各商品の最新料金、プレミアトレイン運行スケ
ジュールなども、ひと目でわかるように整理されています。さらに、区間乗車券の料金表、よくある
質問(FAQ)、ユーロネット端末で発券したチケットの見方など、ヨーロッパ鉄道商品の販売に必要な
情報が PDF ファイルでアップロードされています。必要な情報をより早く確実にお届けするため、情
報は随時更新しております。
エクストラネットにアクセスするには、TA アカウントが必要になります。パスワードは、以下の手
順でお申し込みください。パスワードの発行、エクストラネットのご利用は一切無料です。
なお、パスワードは先着順に発行いたしますが、一度に多数のお申し込みがあった場合など、パス
ワード発行が遅れる場合もございます。あらかじめご了承ください。
《申込み方法》
1. レイルヨーロッパのホームページhttp://www.raileurope.jpにアクセスしてください。
2.「業界向けアカウント発行申込書」をクリックしファイルをダウンロードしてください。
3. 必要事項を記入してください。
4. 記入済みのファイルを[email protected] までメールでお送りください。
一般消費者向けメルマガ会員のご登録について
レイルヨーロッパジャパンでは、一般消費者を対象にした「レイルヨーロッパジャパン メールマガ
ジン」の配信を行っています。このメールマガジンには、鉄道に関する最新ニュースだけでなく、レ
イルエキスパート作成のモデルコース、政府観光局とリンクした各国の現地情報などが満載。一般消
費者のヨーロッパ鉄道旅行へのモチベーションを高める内容となっています。配信は月1回、登録は
無料です。受信ご希望の方は、http://www.raku-mag.jp/~re/reg-unreg.html まで。
レイルヨーロッパ発行の印刷物からの写真・テキスト転載について
レイルヨーロッパでは、販売促進にご活用いただけるよう、さまざまな印刷物を用意しております。
これらの印刷物には写真や図版が数多く使用されており、特に「ヨーロッパ鉄道パス&チケットカタ
ログ」では、鉄道旅行の素晴らしさをお客様に伝えるため、レイルヨーロッパで保有している写真以
外に、フォトライブラリーや個人のカメラマンから写真の提供を受けて掲載しています。これらの外
部から提供を受けた写真は、その版権がレイルヨーロッパにではなく、撮影者にあります。このため、
撮影者への許可なく写真を転載するとトラブルの元になります。写真などを転載される際は、どの写
真をどのような目的でご使用になるか、事前にお知らせいただきますよう、お願い申し上げます。ま
た、写真以外のデータに関しても、印刷物から複写したり直接スキャンしたりするなどして印刷物の
入稿データやウェブサイトの画像データに使用することはご遠慮ください。テキストの無断転載もで
きません。
なお、無断転載によるトラブルについて、レイルヨーロッパは一切の責任を負いかねますので、あ
らかじめご了承ください。
REJ_new s_2005_10.doc (6/9)
旅のヒント
レイルエキスパートが体験した
鉄道の旅
このコーナーでは、レイルエキスパートが体験したヨーロッパ鉄道旅行を紹介しています。ルートを組む際
に気をつけたいポイント、日本でチケットを購入するメリットの具体例など役立つ情報も満載ですので、販売
にお役立てください。
ヨーロッパ鉄道の旅 9 日間
イギリス・フランス・イタリア・スイス 4 カ国
(清水
真理)
今回旅行するにあたり、個人的に興味のある列車を選んでからルートを組んだため、8 日間で 7 都
市を回るというタイトなスケジュールとなってしまいました。乗車した主な列車の様子を中心に紹介
します。
旅程
1 日目
2 日目
3 日目
4 日目
5 日目
6 日目
7 日目
8 日目
9 日目
関西空港からイギリス・ロンドンへ。
地下鉄ピカデリーラインにて市内へ移動。
終日、ロンドン市内観光。夕刻、ユーロスターでパリへ。
終日、パリ市内観光。
寝台列車「アルテシアナイト」でヴェネツィアへ。
終日、ヴェネツィア本島観光。
早朝、ミラノへ。ミラノ市内観光。
夕刻、ブリーク経由でツェルマットへ移動。
終日、マッターホルン観光&ハイキング。
朝、氷河特急でサンモリッツへ。着後、市内観光。
朝、クール経由でチューリヒへ。着後、市内観光。
その後、チューリヒ発で日本へ。
午後、成田空港着。
【ロンドン泊】
【パリ泊】
【車中泊】
【ヴェネツィア泊】
【ツェルマット泊】
【ツェルマット泊】
【サンモリッツ泊】
【機中泊】
旅のポイント
◎寝台列車「アルテシアナイト」でヴェネツィアへ
パリからヴェネツィアへは「アルテシアナイト」に乗車。「アルテシアナイト」の車両入り口前に
て、専任スタッフがパスポートとチケットを確認。発車後、客室へのウェルカムドリンク(シャンパ
ンとクッキー)のサービスがあり、食堂車のスタッフが夕食の予約を取りに来ました。その後、客室
へやってきた専任スタッフにパスポートとチケットを預けました。寝台列車では、夜間の国境越えで
もスタッフが出入国手続を代行してくれるので便利。 食堂車での夕食は、パスタ(トマトソースか
ボロネーゼを選択)、メイン(チキンとポテト)、デザート(ケーキかフルーツを選択)
、ミネラルウ
ォーターで、合計 26 ユーロ。アルコールもあります。21 時∼22 時 30 分の間、ゆっくりと食事を楽
しみました。
部屋に戻ると座席がベッドになっていました。バスルームは 1 畳ほどで清潔です。寝台車は初めて
の体験でしたが、ベッドの狭さも気にならず熟睡。到着 1 時間前にモーニングコールがあり、その後、
部屋へ朝食が運ばれます。トースト風スナック、ヨーグルト、オレンジジュース、ホットドリンクの
朝食をベッドの上で楽しみました。到着 5 分前にパスポートとチケットが返却されました。30 分遅れ
の出発でしたが、ほぼ定刻でベニス・サンタルチア駅に到着しました。
REJ_new s_2005_10.doc (7/9)
◎「チザルピーノ」でイタリアからスイスへ
車内は落ち着いた感じで、車内販売もあります。発車後、まもなく検札がありました。しばらくす
ると、右手にコモ湖や雄大なアルプスの山々が見え、車窓からの眺めに感動。途中、ブリーグの手前
で係官がパスポートをチェック、係官はトイレの中も念入りに確認していましたが、自分自身は座っ
たままで出入国の手続が完了してしまいました。車窓の景色、乗り心地ともに大満足!
ブリーグでローカル列車に乗り換えてツェルマットへ。列車は赤と白でシンプルながら、かわいら
しい車両でした。初めて 2 等を利用してみましたが、乗客もローカルの人や観光客とさまざまで、座
席も快適でした。どんどんとアルプスの山々が近くなり、マッターホルンが現れた時、観光客から歓
声があがったほどです。
◎ツェルマットではゴルナグラート鉄道に乗車
翌日、登山電車のゴルナグラート鉄道で、ツェルマットから終点のゴルナグラート駅へ(標高 3089m、
所要時間 40 分)。時速 15km。途中で森林限界線を越え、そこからは雄大な山々を見上げながら進みま
す。車内では日本語の案内放送もありました。
終点駅には、展望台、レストラン、売店があります。マッターホルンの美しさ、モンテローザ山脈
の雄大さは圧巻。左手にマッターホルンを眺めながら、ハイキング(下山)を楽しみました。リッフェ
ル湖では、逆さに映るマッターホルンにまたまた感激。ホテルリッフェルベルグのレストラン(標高
2582m)で昼食をとりました。リッフェルベルグからリッフェルアルプに向かう途中、青、白、黄色
のかわいらしい高山植物が咲いていました。本当はリッフェルアルプより登山電車で下山するつもり
でしたが、天気が良く、あまりの楽しさにハイキングを続けました。
◎氷河特急で壮大なアルプスを堪能
氷河特急の 1 等席はパノラマ仕様の大きな窓が特徴。ドイツ語、英語、フランス語の順で、テープ
による景勝地の案内放送がありました。飲み物、お菓子のほか、名物の傾いたグラスなど、オリジナ
ルグッズの車内販売も。発車後、まもなく検札がありました。この日、食堂車は事前予約分で満席と
案内されていたのですが、食堂車のスタッフに問い合わせをする乗客もいました。食堂車は日本での
予約をおすすめすることは必須だと思います。
車内では光を遮る物が何も無く、日光をまともに受けます。エアコンはありますがとても暑く、し
かも、停車中はエアコンがストップしてしまいます。車内でも多くの人が、帽子をかぶっているのが
印象的でした。列車は雄大なアルプスの景色の中、ひたすらゆっくりゆっくりと走ります。全長 1 万
5407m の新フルカトンネルを通過し、オーバーラルフ峠(標高 2033m)を越えます。14 時 30 分∼15
時 45 分、食堂車にて昼食。木目調のレトロな雰囲気の車両でした。サラダ、ビーフカレー、ティラ
ミス、ホットドリンク、アルコール、ソフトドリンクもあります。トンネル内では、列車内の壁に備
えられた電気スタンドのみ灯され、お洒落な雰囲気でした。
クールの辺りから、車窓の景色が変わり、山間に点在する集落、教会、畑やランドバッサー橋を含
む数多くのループ橋など、さまざまな風景が現れます。前半は壮大なアルプスの山々、後半は多様な
景色を楽しみながら、8 時間を超す列車の旅を飽きることなく楽しみました。氷河特急は今年、開通
75 周年で、記念グッズも多数販売されていました。
◎旅を終えて
タイトなスケジュールのため出発前は予定通りに旅ができるか、多少の疑問を抱きましたが、予想
以上にどの駅も利用しやすく、施設も充実し、市街地へのアクセスも便利でした。ユーロスターへの
乗車以外はチェックインがないので、その時間を利用して観光するなど、有効に時間を使うことがで
きます。乗車の際は、駅構内の案内板(モニター)にてホームを確認し、車両ドアで行き先、列車番
号、号車番号を確認して乗り込みました。ほとんどの駅はトンネル型のターミナル駅で、ホームは段
差無く移動が楽です。最終日は朝早く目が覚めたので、サンモリッツを当初の予定より1本早い列車
で出発できたので、その分、チューリヒでゆっくりと観光しました。これぞ列車の旅ならではの醍醐
味でしょう。
REJ_new s_2005_10.doc (8/9)
★使用した鉄道商品
ユーレイルパスフレキシー15 日間。
乗車した列車:ユーロスター(ロンドン・ウォータールー駅/パリ・北駅、1等)、アルテシアナイ
ト(パリ・ベルシー/ヴェネツィア、1 人用個室、パスホルダー料金 275 ドル 日本予約)
、IC606(ヴ
ェネツィア・サンタルチア駅/ミラノ中央駅、1 等、3 ユーロ 現地予約)、チザルピーノ(ミラノ中央
駅/ブリーグ、1 等、7.20 ユーロ 現地予約)、TRN147(ブリーグ/ツェルマット、2 等、33 スイス
フラン)、ゴルナグラート鉄道(ツェルマット/グルナーグラート、36 スイスフラン)
、氷河特急(ツ
ェルマット/サンモリッツ、1 等パノラマコーチ、18 ドル、日本予約)、
(ツェルマット/ディセンテ
ィス、1 等区間乗車券、96 ドル、日本予約)、TRN1128(サンモリッツ/クール、2 等、ユーレイルパ
ス利用)、IC570(クール/チューリヒ中央駅、2 等、ユーレイルパス利用)
○レイルエキスパート プロフィール
清水真理(しみず
まり)
パシフィックツアーシステムズ旭川西武旅行サロン勤務。カウンター販売業務全般、および FIT 旅行を担当。
ヨーロッパ旅行における鉄道の利便性をアピールし、ヨーロッパ鉄道の楽しさを提案していきたいと考えてい
る。
REJ_new s_2005_10.doc (9/9)