‐平成 27 年度版‐ 浦安市地域ネットワーク課 <目 次> 「浦安市国際化の現況」作成目的 ・・・1 第1章 浦安市における国際交流推進 1.浦安市のまちづくり ・・・2 2.舞浜アーバンリゾート ・・・2 3.浦安市の外国人居住状況 ・・・3 第2章 国際化への対応 1.外国人相談窓口 ・・・4 2.外国語資料の充実 ・・・6 3.国際化推進事業 ・・・8 4.浦安市国際センター ・・・12 5.国際交流・協力推進団体 ・・・15 6.教育の国際化 ・・・22 7.外国人のための日本語教室 ・・・26 8.浦安市国際交流ボランティア ・・・26 9.浦安市国際交流基金 ・・・27 第3章 姉妹都市オーランド市 1.交流の目的 ・・・28 2.提携までの経緯 ・・・29 3.選考方法と選定理由 ・・・29 4.市の概要 ・・・30 5.市の特徴と魅力 ・・・30 6.姉妹都市提携 25 周年 ・・・31 7.その他の姉妹都市交流 ・・・32 第4章 そのほか 1.自治大臣表彰「世界に開かれたまち」受賞 ・・・34 2.留学生の状況 ・・・34 3.ユニセフ外国コイン募金活動 ・・・35 第5章 浦安市国際化指針改訂版 1.策定の趣旨 ・・・36 2.計画期間 ・・・36 3.指針の基本理念 ・・・36 4.浦安市の外国人登録者数の現状 ・・・37 5.施策の柱 ・・・37 6.主な取り組み状況 ・・・39 7.体系図 ・・・41 「国際化の現況」作成目的 1990 年代を境として外国人市民の増加、IT 技術の革新などグローバル化が大きく進展し、世界 のさまざまな出来事の影響を地域レベル、個人レベルで受けるようになってきている。グローバ ル化によって日本から一歩も外に出なくとも、日々の生活のなかで異文化と向き合う機会も多く なっている。 浦安市もその例外ではなく、1955 年(昭和 30 年)に5人であった外国人の数は、1980 年(昭 和 55 年)には 258 人、2011 年(平成 23 年)には市の人口 164,360 人のうち 3,448 人(2.10%)、 出身国も 77 カ国にわたり(平成 23 年 6 月末日現在)、世界中の人が一緒に暮らすまちになってき ている。また、東京ディズニーリゾートを有することから、観光客や関係者などの外国人が浦安 を訪れるなど、国際色豊な都市へと変化している。 このような状況の中、市では「人が輝き躍動するまち・浦安」をまちづくりの基本目標に掲げ、 「浦安市基本構想」で掲げた都市像のひとつである「創造と交流で築く市民文化都市」を目指し て、2001(平成 13)年度に「浦安市国際化指針」が策定され、国際化施策を展開してきました。指 針の計画期間である 10 年間、国内外をめぐる状況は変化し、今後の時代の変化と動向に即した、 多文化が共生できる地域社会を目指し、平成 23 年3月には「浦安市国際化指針改訂版」を策定し た。 この『浦安市国際化の現況』は、その「浦安市国際化指針」を基に行われている国際化にかか わる取り組みを紹介している。 -1- 1章 浦安市における国際交流推進 1.浦安市のまちづくり 浦安市は、昭和の中ごろまでは漁業を中心とした生活を営み、1955 年(昭和 30 年)の人口は、 16,398 人(うち外国人は 5 人)でした。昭和 40 年代になって、海面の埋め立てがはじまり、1969 年(昭和 44 年)に地下鉄東西線が開通、1988 年(昭和 63 年)には JR 京葉線が開通し、首都圏 からの利便性の良さから、全国各地から人が集まり外国人も多く居住しています。2015 年(平成 27 年)4 月 1 日現在の人口は、163,719 人であり、首都圏近郊の住宅都市として発展を遂げてい る。 2.舞浜アーバンリゾート 舞浜アーバンリゾートの核をなす東京ディズニーリゾートは、1983 年(昭和 58 年)の開園以 来、来場者数を着実に伸ばし、2014 年(平成 26 年)には累計入園者数が 6 億人を突破しました。 1983 年に東京ディズニーランド、2001 年(平成 13 年)には東京ディズニーシーが開園し、ディ ズニーリゾートを中心として、いくつものリゾートホテルが立ち並ぶ一大アーバンリゾートが形 成され、浦安市のイメージを大きく向上させています。2014 年(平成 26 年)の東京ディズニー リゾートの入園者数は 3,137 万人を超え、その約 5.0%(約 156 万人)が海外からの来場者とな っています。(参考データ:OLC GROUP ホームページ) -2- 3.浦安市の外国人居住状況 2015 年(平成 27 年)4 月 1 日現在の外国人居住者数は、3,253 人(浦安市の人口は 163,719 人) となっています(人口比 1.99%)。2011 年(平成 23 年)3 月に起きた東日本大震災や、平成 24 年 7 月の住民基本台帳法の一部改正などの影響により、在住外国人数の減少が見られましたが、その 後緩やかな増加傾向が見られます。 ●過去 10 年間の外国人登録者数の推移(毎年 4 月 1 日現在) 浦安市の人口 外国人居住者数 5,000 4,500 165,128 162,952 162,944 162,679 160,031 164,040 155,714 163,719 162,155 157,896 4,000 3,758 3,703 3,500 3,000 3,348 3,311 3,499 170,000 160,000 150,000 140,000 3,619 3,253 3,108 3,327 3,065 2,500 130,000 120,000 110,000 在住外国… 市総人口 2,000 100,000 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 ●国籍別外国人登録者数の内訳(70 カ国、3,253 人) 順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 国籍 中国 韓国 フィリピン 米国 ベトナム 台湾 スリランカ タイ オーストラリア 英国 ネパール モンゴル インド ブラジル カナダ インドネシア ロシア マレーシア ミャンマー パキスタン ニュージーランド フランス 朝鮮 ペルー ドイツ 人数 1,179 501 334 217 101 87 79 76 75 60 44 38 36 39 37 35 33 34 27 24 24 14 14 12 7 順位 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 国籍 イラン バングラデシュ シンガポール ガーナ シリア イタリア メキシコ スペイン 南アフリカ共和国 スウェーデン ハンガリー ラオス ポーランド ベルギー ボリビア ブルガリア チリ コロンビア コスタリカ アイルランド ヨルダン ポルトガル セネガル スイス ウクライナ -3- 人数 10 10 8 7 6 6 5 6 5 4 4 3 2 2 2 2 2 2 2 2 2 3 2 2 2 (平成 27 年 4 月 1 日現在) 順位 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 国籍 アルゼンチン ベラルーシ カンボジア カメルーン チェコ エルサルバドル フィンランド ホンジュラス キルギス リベリア ルクセンブルク モザンビーク オランダ ナイジェリア ルーマニア サウジアラビア ベネズエラ アンティグア・バーブーダ アゼルバイジャン セルビア 無国籍 合計 人数 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 5 3,253 第2章 国 際 化 へ の 対 応 1.外 国 人 相 談 窓 口 「外国人に住みやすいまちは日本人にも住みやすいまち」を念頭に、1989 年(平成元年)6 月 1 日に「外国人相談窓口」を市役所に設置し、相談業務を行っている。 〔業務内容〕市内に住んでいる外国人、そして一緒に生活している日本人に対しての 情報の提供、相談の受付など。 〔アドバイザー〕3 人(ポーランド出身 1 人、台湾出身 2 人) 〔開設日〕毎週月~金曜日 午前 10 時~正午、午後 1 時~4 時 〔場 所〕地域ネットワーク課内(市役所4階) 〔言 語〕月・火曜日 英語、ポーランド語、フランス語、ロシア語、日本語 水・木曜日 英語、スペイン語、日本語 金曜日 英語、中国語、日本語 〔相談方法〕来所・電話 〔費 用〕無料 2014 年度(平成 26 年度)実績 相談件数:年間 531 件(1ヶ月平均約 44 件) ●相談内容内訳 相談内容 内容数 相談内容 内容数 医療・保健 98 教育・文化 26 UIFA・UFRA 活動 90 市の情報 19 通訳・翻訳 93 仕事・アルバイト 9 語学学習関係 60 婚姻・国籍 9 税金 26 住まい 5 暮らし一般 21 自動車・自転車 5 出入国関係 24 リサイクル・環境 5 福祉 22 その他 19 合計 531 -4- ●受付国籍別内訳 国籍 件数 国籍 件数 国籍 件数 日本(翻訳含む) 121 バングラデシュ 5 パキスタン 1 中国 54 シリア 4 ウクライナ 1 フィリピン 47 ニュージーランド 4 オーストラリア 1 アメリカ 32 ベトナム 4 マレーシア 1 インド 23 タイ 3 ハンガリー 1 インドネシア 17 カナダ 3 スーダン 1 イギリス 13 ブラジル 3 ミャンマー 1 ロシア 11 コロンビア 3 不明 15 スリランカ 9 ブルガリア 3 ドイツ 9 モンゴル 2 台湾 9 ガーナ 2 シンガポール 7 ウズベキスタン 2 フランス 7 メキシコ 2 合計 435 ポーランド 6 イスラエル 1 韓国 6 ペルー 1 -5- 2.外 国 語 資 料 の 充 実 市では、外国人市民のために外国語資料等の充実に努めています。 英字広報「City News うらやす」(英語)や、日本語・英語・中国語・ハングル併記の市民生活 ガイドブックの発行、各種案内ガイド・パンフレット・申請書・避難所の案内などを多言語にて 作成しています。 また、図書館では、さまざまな言語の資料を収集し、外国語資料目録の作成 を行っています。 ● 外国語資料・刊行物・標示一覧 課名 タイトル 人事課 財政課 財政課 収税課 防災課 防災課 防災課 広聴広報課 広聴広報課 広聴広報課 市職員ネームプレートのローマ字併記 新浦安駅前プラザ施設案内板 庁舎内課名プレート 延滞金減免申請書 浦安市防災マップ 浦安市水害ハザードマップ 避難場所標示板・誘導版 浦安市内案内図 市勢要覧 英語版広報「City News」 広聴広報課 浦安市公式ホームページ 市民課 市民課 市民課 市民課 市民課 商工観光課 商工観光課 商工観光課 地域ネットワーク課 地域ネットワーク課 地域ネットワーク課 住所等変更申請書 住民票の写しの申請用紙 住民基本台帳カード交付申請書 住民基本台帳カード廃止申請書 住民基本台帳カード変更届 浦安ガイドマップ 多言語観光ガイドマップ 観光案内板 浦安市花火大会ポスター 納涼盆踊り大会ポスター 市民生活ガイドブック 地域ネットワーク課 外国人相談窓口案内 地域ネットワーク課 ごみゼロ課 クリーンセンター 斎場 国民健康保険課 健康増進課 健康増進課 健康増進課 姉妹都市提携 25 周年記念誌 資源物と、ごみの分け方・出し方 クリーンセンター視察用パンフレット 施設利用案内 国民健康保険の手引き 赤ちゃん通信 1 歳 6 か月児健診のお知らせ・問診票 3歳児健診のお知らせ・問診票 健康増進課 母子健康手帳(外国人用) 健康増進課 予防接種済証 健康増進課 予防接種と子どもの健康 健康増進課 こども課 こども家庭課 都市政策課 道路管理課 妊娠届 児童手当制度のご案内 子ども医療費助成のご案内 おさんぽバス バス停名称 道路名称表示板 併記している言語 配布場所または設置場所 英・日 英・中・韓・日 英 英・中 英・日 英・日 英・日 英・日 英(一部)・日 英語 英・中・韓・日・西・葡・ 独・仏・タガログ 英・日 英・中 英・中 英・中 英・中 英、日 英・中(簡・繁)・韓 英・中 英・日 英・日 英・中・韓・日 英・中・日・西・仏・露・ ポーランド 英・日 英・中・韓・日 英・日 英・日 英・中・韓・西・葡・日 英・中・日 英・日 英・日 市職員ネームプレート 新浦安駅前プラザ 庁舎内課名 収税課 防災課・庁舎受付・行政サービスセンター 防災課・庁舎受付・行政サービスセンター 各避難場所・市内各所 広聴広報課・行政サービスセンター 広聴広報課・行政サービスセンター・公民館・国際センター 広聴広報課・新聞折り込み・広聴広報スタンド・国際センター 英・中・・韓・・日・タガログ・スペイ ン・ポルトガル・インドネシア・タイ 英 英・中・韓・タガログ・ポ ルトガル・日 英・日 英・日 英・日 英・日 英・日 -6- http://www.city.urayasu.chiba.jp/ 市民課 市民課 市民課 市民課 市民課 商工観光課・観光インフォメーションマーレ、市内観光施設等 商工観光課・観光インフォメーションマーレ、市内観光施設等 浦安駅前 各自治会・公共施設 各自治会・公共施設 地域ネットワーク課・市民課・国際センター 地域ネットワーク課・国際センター 地域ネットワーク課・国際センター ごみゼロ課・市民課 クリーンセンター 斎場 国民健康保険課・地域ネットワーク課 健康増進課 健康増進課 健康増進課 健康増進課 健康増進課 健康増進課 健康増進課 こども課 こども家庭課 おさんぽバス各バス停 シンボルロード、宮前通り等 道路管理課 みどり公園課 交通安全課 交通安全課 交通公園・若潮公園 消防本部総務課 保健体育安全課 保健体育安全課 保健体育安全課 中央図書館 郷土博物館 郷土博物館 サイン板(案内板) 公園・街路樹に設置する樹名板 自転車安全利用五則 ブルーゾーン(自転車通行区分)での走り方 体験学習施設の諸室名称標示・注意事項 消火器無償配布申込書兼領収書 学校給食費のご案内 就学時健康診断票 健康調査票 市立図書館利用案内 郷土博物館パンフレット 英語版案内板(豊受神社の大銀杏、旧大塚家住宅、 旧宇田川家住宅) 英・日 英・日 英 英・日 英・日 英・中・日 英・中・日 英・日 英・日 英・中・韓・日 英・韓・日 英・日 -7- 新浦安駅、舞浜駅 市内公園等の樹木 交通安全課・地域ネットワーク課 交通安全課 体験学習施設の諸室(交通公園) 市民課 保健体育安全課 保健体育安全課 保健体育安全課 中央図書館・分館・国際センター 郷土博物館 各所(豊受神社・旧大塚家住宅・旧宇田川家住宅) 3.国際化推進事業 市では、多様化する社会情勢に対応するため、2001 年に浦安市国際化指針を策定しました。 現在では 2011 年に改訂した浦安市国際化指針(改訂版)に基づき、様々な事業をとおして、 「多 様な文化と人がともに支え創造するまち・浦安」を推進しています。 (浦安市国際化指針(改訂版)については、第5章参照) 外国人相談窓口の実施 (地域ネットワーク課) 【具体的施策 1-1-2、1-1-3】 在住外国人や、外国人に関わる市民に対し、7か国語で様々な相談に応じる窓口を開設し ている。相談内容は、保健福祉・税・教育・語学など多岐にわたる。 平成 26 年度の相談実績は 531 件。 音声ガイドシステムの導入(予定)(郷土博物館) 【具体的施策 1-1-1、1-2-2】 対応言語は、日本語・英語・浦安弁。平成 29 年度の稼働に向け準備を進めている。 通訳コンシェルジュ 119(消防本部総務課) 【具体的施策 1-1-1、2-6-3】 千葉県北西部消防指令センターにおける外国人対応を迅速かつ正確に行うため、119 番受 付業務に習熟したオペレーターを介した、三者通話による通訳サービスを試験導入。 日本語教室初級・中級(中央公民館) 【具体的施策 1-2-1】 日本で生活する外国人が、日本語を学習することにより、日本での生活を不自由なく過ご せることができるようにするとともに、外国人同士また日本人との交流を深める中で、日本 の文化を学ぶ。 世界がもし 100 人の村だったら in 当代島公民館(当代島公民館) 【具体的施策 2-2-4、3-1-1】 世界の人口を 100 人に縮め、ワークやゲームをとおして、世界のマイノリティの存在や、 貧困とは何かを学ぶ。 外国語指導助手(ALT)の配置及び派遣 (指導課) 【具体的施策 2-2-4】 公立小学校の外国語活動、公立中学校の外国語(英語)教育及び国際理解教育の充実と推進を 図るため、ALT(Assistant Language Teacher)を各小学校に派遣し、各中学校へ配置している。 -8- 日本語指導員派遣事業 (指導課) 【具体的施策 2-2-2】 外国から公立小中学校に編入学してきた日本語指導を要する帰国および外国人児童・生徒に 指導員を派遣し、学校生活への適応や、内面的な不安の解消に努める。 花火大会での英語アナウンス (地域ネットワーク課) 【具体的施策 1-1-1】 浦安市ふるさとづくり推進協議会主催の花火大会で英語によるアナウンスを行った。 うらやす市民大学授業「世界とつながる(We are with you.)うらやすを創る」 (市民大学) 【具体的施策 3-1-1】 うらやす市民大学学生を対象とした講座を実施した。 多言語資料の収集 (中央図書館) 【具体的施策 1-1-4】 中国語・ハングル・英語を中心として多言語資料の収集に取り組んでいる。 英語による講演会「Our World Today」 (地域ネットワーク課) 【具体的施策 1-1-3、3-1-1】 浦安在住外国人会との共催で、日本とは違う国で生活をしてきた方、又は世界を舞台に活 躍している方を講師として招き、講演会を開催する。平成 26 年度は、講師に石黒武人氏(現、 順天堂大学准教授)を迎え、異文化コミュニケーションをテーマに英語による講演会を行った。 学校や幼稚園での支援 (地域ネットワーク課) 【具体的施策 2-2-3、2-2-5】 外国人相談窓口アドバイザーを介し、幼稚園や学校での面談通訳や文書翻訳などにより、 転入時のケアを行った。 国際交流・協力フェスティバル 2014 (地域ネットワーク課) 【具体的施策 2-2-4、3-1-1、3-1-4、4-2-4】 地域でできる国際交流・協力について、市民全体で考えていこうと、平成9年度より国際交 流・協力フェスティバルを開催している。 平成 26 年度は 9 月 20 日 (日)に、新浦安駅前広場にて、姉妹都市提携 25 周年記念イベン トとの同時開催として実施し、国際交流・国際協力をテーマに活動する 14 の参加団体による 活動紹介や出展販売を行った。また、ステージでは、団体紹介やボサノバ・サンバ・タイ民 族音楽などを披露した。 庁内文書の翻訳(地域ネットワーク課) 【具体的施策 1-1-1】 庁内で作成される文書のうち、担当課から依頼のあった文書について、外国人アドバイザ ーや業者翻訳を活用し、多言語による行政情報の提供に努めた。 -9- 姉妹都市市民派遣事業「友好の翼」 (地域ネットワーク課) 【具体的施策 3-1-1、4-1-3】 平成 27 年 2 月 4 日~11 日まで、浦安市国際交流協会の主催により、米国フロリダ州オーラ ンド市へ市民を派遣した。市庁舎や学校などへ公式訪問を行い、日本文化の紹介などをはじ め、オーランド市民との交流を深めた。 滞在期間中に、オーランド市による姉妹都市提携 25 周年記念事業が行われ、「友好の翼」一 行もこれに参加した。 姉妹都市提携 25 周年記念 青少年海外派遣 (地域ネットワーク課) 【具体的施策 4-1-1】 浦安在住の高校生 10 人を姉妹都市(アメリカ合衆国フロリダ州オーランド市)へ派遣し、ホー ムステイをしながら、現地での高校授業体験やホストファミリーとの交流、オーランド市表敬 訪問などをとおし、アメリカでの海外生活を肌で感じ、国際感覚を養う。 オーランド市マラソン大会選手派遣事業 (市民スポーツ課) 【具体的施策 4-1-2】 オーランド市マラソン大会へ、浦安市民を派遣した。 東京ベイ浦安シティマラソン大会 (市民スポーツ課) 【具体的施策 4-1-2】 姉妹都市提携 25 周年を冠に付して実施し、東京ベイ浦安シティマラソン大会にオーランド 市民 3 人を受け入れた。 姉妹都市提携 25 周年記念事業(地域ネットワーク課)(詳細は P.31 参照) 【具体的施策 4-1-3】 米国フロリダ州オーランド市と姉妹都市を提携して 25 周年の節目に、これまでの両市の継 続的な交流を称えるとともに、今後の友好関係の継続性を再確認し、市民にこれを周知する ため、様々な記念事業を実施した。またこれに合わせ、市国際交流協会(UIFA)においても、 記念事業を企画・実施した。 ・記念事業「友好のかけはし 2014」 ・両市長記念調印式 ・タイムカプセル事業 ・オーランド高校生(Dr.Phillips 高校)の受け入れ ・青少年海外派遣事業 ・オーランド市での記念レセプション・記念調印式 ・市民派遣事業友好の翼 ・オーランド市長を囲む市民交流会(UIFA) ・英語プレゼンテーション大会(UIFA) ・人形交換(UIFA) など - 10 - 浦安市国際交流協会補助金 (地域ネットワーク課) 【具体的施策 4-2-2】 市民による国際化を推進するため、浦安市国際交流協会へ補助金を交付しました。 平成 26 年度補助金額 6,000,000 円 ◎浦安市国際交流協会の主な事業(詳細は P.15 参照) ・日本語学習支援教室の実施【具体的施策 1-2-1】 ・外国語講座の開催【具体的施策 3-1-1】 ・日本文化紹介【具体的施策 1-2-2】 ・明海大学留学生支援【具体的施策 1-2-2、2-6-2】 ・防災訓練への参加【具体的施策 2-5-1】 ・防災セミナーの実施 ・各種セミナーや講演会の開催【具体的施策 3-1-1】 ・ホームステイ・ホームビジット【具体的施策 3-1-1】 浦安在住外国人会補助金 (地域ネットワーク課) 【具体的施策 4-2-3】 在住外国人による相互扶助及び日本人との交流を促進するため、浦安在住外国人会へ補助 金を交付しました。 平成 26 年度補助金額 800,000 円 ◎浦安在住外国人会の主な事業(詳細は P.16 参照) ・各種講座やイベントの実施【具体的施策 1-1-3、3-1-1、3-2-2】 ・防災訓練への参加【具体的施策 2-5-1】 浦安市国際センターの運営(詳細は P.12 参照) 【具体的施策 4-2-1】 市民の国際交流・協力に関する情報提供や市民の相互交流の場として平成 18 年度に開設。 指定管理者制度を導入し、現在(公社)青年海外協力協会が指定管理者として運営している。 - 11 - 4.浦安市国際センター 浦安市は行政、民間団体、関係機関、そして市民の参加と協力により浦安市の国際化を推進す るため、国際センターを 2006 年(平成 18 年)4 月に開設しました。外国人市民の日常生活を支 援するとともに、国際交流・協力に関する情報提供・発信の場、さらに相互交流の場となる拠点 として、市民の幅広いネットワークづくりを支援していきます。 ● 運営方針 ・市内在住外国人の日本語学習の場の提供(日常生活の支援) ・語学研修を通して国際交流のきっかけとなる語学能力を習得する場の提供 ・日本人市民と外国人市民の相互交流及び情報交換ができる場 ・外国人市民、浦安市を訪れる外国人に対し、行政・生活情報などの情報提供の場 ● 施設紹介 ☞展示スペース:姉妹都市であるオーランド市からの記念品等が展示してあるほか、月替わりで 常時国別展示と全世界に共通した現状や課題のパネル展示をしている。 ☞窓口・情報コーナー:外国人市民に行政・生活・地域情報の提供をし、暮らしやすい環境づく りを支援している。また、センター内施設の予約や国際交流・協力に関 する相談も受け付けている。 ☞交流サロン:国際交流・協力に関する情報として各国の新聞や雑誌の閲覧が可能。 ☞ミーティングルーム:国際交流・協力団体の少人数の打ち合わせに利用可能。 (予約優先・無料) ☞研修室:国際交流・協力団体の活動場所として活用可能。 定員は1部屋 30 名、2部屋同時利用で最大 60 名。 (登録の上、要予約・有料) ☞調理室:研修室と合せて利用でき、国際交流・協力団体の料理を通じての交流会などに利用可 能。 - 12 - ● 平成 26 年度国際センター主催事業報告 ◆サロン運営 :月ごとに国や地域を取り上げ、民族衣装や民芸品などの紹介をする展示 を行い、様々な国の文化を知るきっかけづくりを行っている。また、平 成 25 年度末にレイアウトを変更するなど、市民の交流の場として気軽に 立ち寄れる雰囲気づくりに努めている。 ◆センター内事業 ◎エンジョイウィークエンド:土日の研修室使用の少ない時間帯を利用し、気軽にセンターに足 を運んでもらえるような催しを開催しています。 ◎外国語図書交換会 :本や雑誌を持ち寄り、市民の外国語雑誌の交換を行って います。 ◎インターンの受け入れ:市内大学と連携し、学生のインターン受け入れを行なって います。 ◎講座の開催 :国際交流・協力、国際貢献などをテーマに講座を展開しま した。(タンザニアについて・私たちのできる国際協力など) ◎シニアのためのゆっくり英会話 :シニア世代を中心に、世界に出て行くための一つのツール である英語を学びます。 ◎幼児のための英語教室:未就学児とその保護者を対象に、手遊び歌や読み聞かせを通じて、 楽しみながら英語に触れあいます。 ◆センター外事業 :多くの市民を対象とするため、国際センター以外の施設で事業を(アウト リーチ事業) 実施します。具体的には、国際理解につながるワークショ ップを児童育成クラブにて実施しています。また、大使館への訪問事業 も開催しました。 ※その他、市民まつり、新浦安まつり、国際交流・協力フェスティバルなどへ参加してい ます。 ● 国際センター使用登録団体 国際センターでは、国際交流・協力に関する活動を行う団体の登録を行い、研修室の使用を 許可しています。研修室は各団体の語学教室や会議、研修の場として使用されています。 ☞ 平成 26 年度登録団体数:18 団体 - 13 - ● 国際センターのこれまでの来館者数推移 総来館者数 ● うち外国人 前年比 前年増減 平成18年度 16,116人 1,693人 平成19年度 17,507人 2,393人 108.63% 1,391人 平成20年度 19,423人 3,279人 110.94% 1,916人 平成21年度 23,203人 3,963人 119.46% 3,780人 平成22年度 24,551人 3,933人 105.81% 1,348人 平成23年度 24,580人 3,109人 100.12% 29人 平成24年度 33,113人 3,276人 134.72% 8,533人 平成25年度 38,626人 4,119人 116.65% 5,513人 平成26年度 44,630人 4,845人 115.54% 6,004人 浦安市入船1‐2‐1 新浦安駅前プラザマーレ2階 開館日:日~土 午前9時~午後9時 休館日:祝日、12 月 29 日~1月3日 [TEL] 047‐306‐5181 [FAX] 047‐306‐5182 [E-mail] [email protected] [URL] http://www.urayasu-ic.jp - 14 - 5.国 際 交 流 ・ 協 力 推 進 団 体 ● 浦安市国際交流協会(UIFA) Urayasu International Friendship Association 会長 :白木 聖代 会員数:756 人、15 団体(2015 年 3 月末日現在) 住所 :浦安市海楽1-29-12 TM ビル3階 (平日 午前 9 時~12 時、午後 1 時~午後 5 時) 電話 : 047-381-5931(FAX 共通) E-mail: [email protected] URL : http://members.jcom.home.ne.jp/uifa 「いま、世界はお隣どうし」を合言葉に、市民主体の国際交流団体として、1987 年(昭和 62 年)に設立された。設立以来、身近な生活の場において国際理解と国際親善を深め、平和 な国際社会の実現と多文化が共生できる地域社会の創造に寄与することを目的として、外国 語学習、日本語学習支援、文化交流、姉妹都市交流、地域国際化、ホームステイ・ビジット、 翻訳・通訳など多岐にわたった活動を続けている。 〔2014 年度の主な国際交流・協力活動実績〕 ・総会及び交流会 ・新春交流会 ・浦安市‐オーランド市姉妹都市提携 25 周年事業 ・オーランド市長を囲む市民交流会 ・英語によるプレゼンテーション大会 ・第 20 回友好の翼(市民オーランド派遣) ・記念碑の設置(若潮公園内) ・オーランド高校生ホームステイ受け入れ ・オーランド高校生の市内見学・学校交流の際の通訳支援 ・UIFA 会員募集活動説明会 ・在住外国人防災体験ツアー ・日本語グループ交流会 ・イングリッシュカフェ(語学力向上研修) ・明海大学留学生支援 ・日本文化体験(抹茶体験/和菓子作りとお茶の作法) ・JENESIS フィリピン人ホームステイ受け入れ(JICE 委託) ・日本語学習支援者入門講座/スキルアップ講座 ・千葉県通訳ボランティア養成検討会議委員 など ・日本語学習支援教室(11 教室) ・外国語学習講座(9言語 16 講座) ・浦安市国際交流協会ニュース発行(年4回)/UIFA メール便(随時) - 15 - ● 浦安在住外国人会(UFRA) Urayasu Foreign Residents Association 会長 : 林 パトリツィア 会員数: 140 人(31 カ国)(2015 年 3 月末) 住所 : 千葉県浦安市猫実 1-1-1 浦安市役所地域ネットワーク課内 電話 : 047-351-1111 FAX : 047-351-8600 浦安在住外国人会は、外国人同士の親睦と相互協力を深め、さまざまな事業を通じて市民 とのコミュニケーションを図る目的で、1986 年(昭和 61 年)9 月に設立された。会員による各 種講座をはじめ、異文化理解・チャリティ活動・春節など、年間をとおして各種事業を行い、 国籍を問わず市民間の交流をとおして、相互理解を深めている。 〔2014 年度の主な国際交流・協力活動実績〕 5 月 UFRA 総会 6 月 書道ワークショップ 9 月 国際交流フェスティバル 2014 参加 10 月 アート展示会 11 月 UIFA/UFRA研修 12 月 イヤーエンド・サンキューパーティ 2 月 春節祝賀会 3 月 Our World Today、アフタヌーン・ティー、在住外国人防災体験ツアー 〔そのほかの活動〕 月例ミーティング 外国語講座(9 講座) ニューズレター発行…毎月1日発行(ただし 7・8 月と 12・1 月は合併号) ● アフリカへ毛布を送る会 代表 : 太田 満子 住所 : 千葉県浦安市美浜 3-6-6 電話: 047-352-7670(FAX 共通) 1984 年アフリカ北東部で起きた大干ばつをきっかけに外務省の後援で NGO 団体などが中心 となって結成。その後 AMDA、JHP 学校をつくる会、日本国際ボランティアセンター等がアフ リカへ毛布をおくる運動推進委員会をつくり、現在に至っている。 毎年 3 月~5 月に毛布を回収し、秋ごろ船便にてアフリカ各国へ送付していますが、今年 度はモザンビーク、ケニア・マラウイに向け発送している。現地のパートナー団体をとおし、 難民や HIV 陽性者やエイズ患者などに手渡される。 - 16 - ● 浦安市ユネスコ協会 会長 : 森田 貞行 会員数: 41 人(2015 年 3 月現在) 住所 : 千葉県浦安市堀江 4-16-5 電話: 047-351-4444 1988 年 10 月 10 日、ユネスコ憲章の精神に賛同する浦安市の有志によって設立し、身近な 地域においてできるだけ多くの方々との出会いと交流の進展を目指している。浦安在住・在 勤であれば入会可能。 国際協力活動として、書き損じハガキ回収キャンペーンに取り組んでいる。また、不定期 で文具を海外へ送るチャリティーバザーを開催している。 ● ファイバーリサイクルうらやす 代表 : 及川 綾 会員数: 42 人(2015 年 4 月末日現在) 住所 : 千葉県浦安市入船 6-6-501 連絡担当者 畑山文恵 電話: 047-390-7620/090-9342-6173 FAX : 047-390-7606 E-mail: [email protected] URL : http://www005.upp.so-net.ne.jp/FR-URAYASU/ 「ゴミ減量、環境保全、市民事業の展開、第 3 世界との連携、地域社会への貢献」を目的 として、1998 年に設立。支援先のパキスタン・カラチ市のスラム地区にある「アルカイール・ アカデミー」の校長や学校運営に携わる方々を招き、交流会や活動報告会を開催しています。 アルカイール・アカデミーの子どもたちの様子や学校の状況などについて話を聞くことで、 国際協力への理解を深めています。古着回収などの活動で得た収益は、この学校に寄付し、 コンピュータークラスの運営費に充てています。 〔2014 年度の主な国際交流・協力活動実績〕 5月 交流会:アルカール・アカデミー校長を招いて 9月 浦安市国際交流・協力フェスティバル 2014 参加 - 17 - ● ボーイスカウト浦安第 1 団 団委員長 :菊地 康介 会員数: 60 人(2015 年 3 月末日現在) 住所 : 千葉県浦安市入船 5-5-4 電話:047-351-0554(FAX 共通) E-mail: [email protected] URL: http://urayasu1.blog103.fc2.com/blog-entry-115.html 設立 ボーイスカウトは100年以上前に英国で始まり世界中で活動しています。 当団は45年を超えてます。 活動目的 健全な青少年育成をめざした世界的な社会教育運動です。仲間たちと自然の中で遊び ながら、いろいろなことを身につけて、より良き社会人を目指す活動です。ボーイスカ ウトの活動は、各年齢層に応じ以下の 5 つの部門により構成されそれぞれ活動していま す。 ・小学校1年生の就学直前1月〜 ビーバースカウト ・小学校3年生4月〜 カブスカウト ・小学校5年生9月〜 ボーイスカウト ・中学校3年生9月〜 ベンチャースカウト ・18歳以上〜25歳 ローバースカウト 入会条件 特にありません、幼稚園年長、小学生から大学生(25歳)まで参加できます。 活動日数:毎月、2から3回の集会やハイキング等年代に応じた活動を野外で活動していま す。夏はキャンプ、冬はスキーを実施 〔2014 年度の主な国際交流・協力活動実績〕 日中青年友好交流協力事業、植林緑化訪問 平成26年 4月24日(木)-4月28日(月)5日間 *江西省都昌県の緑化活動 *都昌県青少年施設見学、交流 2015 年度の予定 1)第23回世界スカウト 7 ジャンボリー派遣及び運営 場所:山口県山口市キララ浜 日程:7月28日~8月8日 大会規模:世界160カ国から3万人参加(国内5千人) 世界各国の14歳から17歳のスカウトと引率指導者18歳以上のスタッフと して参加する指導者 2)第23回世界スカウト 7 ジャンボリー英国派遣隊のホームステイ受け入れ 8月8日から10日 (2泊3日) 受け入れ数青少年4名(男女各2名) 3)日中青年友好交流協力事業、植林緑化訪問 4月21日-4月25日5日間 *長江支流、清河流域の緑化活動 *湖北省宣都市青少年施設見学、交流 - 18 - ●ガールスカウト千葉 60 団 団委員長 :志賀 智子 会員数: 63 人(2015 年 3 月末日現在) URL: http://gschiba60.jimdo.com/ ガールスカウト千葉 60 団は、社会に役立つ女性の育成を目的として、浦安市を中心に活動 しています。幼稚園年長から成人までの女性で構成されている団体です。活動日は日曜日を 主として野外訓練・キャンプ・ボランティア活動などを行っています。 〔2014 年度の主な国際交流・協力活動実績〕 6月 シャプラニール講座参加 7月 Journey to Destination(アメリカ交流)参加 ミクロネシア諸島自然体験交流参加 9月 浦安市国際交流・協力フェスティバル 2014 参加 12 月 ユニセフ募金活動 ※シャプラニール:バングラデシュ・ネパールなどの支援をしている国際協力 NGO ●青年海外協力隊千葉 OB 会 会長 :浜田 眞一 会員数: 1,300 人(2015 年 3 月末日現在) 住所 :柏市根戸 103-10-713 TEL : 04-7134-2592(FAX 共通) E-mail : [email protected] URL : http://www.jocvchiba.net/ 青年海外協力隊事業に参加した帰国隊 員等で組織し、帰国隊員相互の親睦を図り ながら、協力隊支援事業を後押しし、開発 途上国での活動で培った経験を生かし、千 葉県内の国際協力や国際交流活動を促進 させる。 - 19 - ● 千葉県 JICA シニアボランティアの会 会長 :津田 正臣 会員数: 95 人(2015 年 3 月末日現在) 住所 :千葉市若葉区東寺山町 1056-15 電話:043-253-3075(FAX 共通) E-mail: [email protected] URL : http://www.chibajicasv.com JICA からシニア海外ボランティアとして派遣された千葉県に在住するボランティアが、帰国 後に培ってきた知識・経験を千葉県の国際協力事業や、JICA の地域協力事業に生かし、社会に 役立つボランティア活動を行うことを目的としている。 具体的活動としては、年 2 回の公開講演会及び帰国報告会の開催、公民館や小中高大学にお ける国際理解に関する出前講座、県・市が開催する国際交流・協力イベントへの参加、会報の 発行、ホームページ開設などを行っている。 〔2014 年度の主な国際交流・協力活動実績〕 ・浦安市国際交流・協力フェスティバル 2014 参加 ・柏 de 国際フェスタ 2014 参加 ・国際フェスタ CHIBA2014 参加 ・成田市国際市民フェスティバル参加 ・ちば市国際ふれあいフェスティバル 2015 参加 これらのイベントにて、会員の海外での活動等を写真パネル等で紹介 ● レイチェル・カーソン日本協会浦安 代長 :服部 丈夫 会員数: 14 人(2015 年 3 月末日現在) 住所 : 千葉県浦安市日の出 1-3-1-105 電話:047-355-6195(FAX 共通) 2001 年レイチェル・カーソン日本協会からとして、彼女の生涯や思想を語り継ぎ、かけが えのない自然や環境を守る運動を浦安において行うことを承認され発足しまた。以後、レイ チェル・カーソン関連の映画や講演会を多数開催しています。 ● エコフレンド浦安 代長 :服部 丈夫 会員数: 14 人(2015 年 3 月末日現在) 住所 : 千葉県浦安市日の出 1-3-1-105 電話:047-355-6195(FAX 共通) ケナフを楽しみ、自然に親しむ遊び心を大切にした環境ボランティア団体です。現在行っ ている主な活動は、市内でケナフを栽培し、市内の公民館や小中学校で環境活動を行ってい ます。 - 20 - ● ジュエリーボックス 会長 :川口 守 会員数: 13 人(2015 年 3 月末日現在) 住所 :浦安市海楽 2-12-9 電話:047-352-4686 E-mail: [email protected] 障がいを持った人も、健常な人も一緒になって異文化交流活動をしている。 〔2014 年度の主な国際交流・協力活動実績〕 毎年 3 月末の金曜に盲人留学生と、浦安市の障がいを持つ人及びボランティアの人たちと、 総合福祉センターで交流会を実施している。 ● うらやすの観光を推進する ガーデンシティうらやすの会 代表 :宮澤 君子 会員数: 16 人(2015 年 3 月末日現在) 住所 :浦安市日の出 5-6-1-1015 電話: 047-353-3390(FAX 共通) E-mail:Miyazawa.Kimiko @creflap.com ● 言語交流研究所ヒッポファミリークラブ浦安 代表 :染野 裕子 会員数: 13 人(2015 年 3 月末日現在) 住所 :浦安市海楽 2-33-10 電話: 047-350-1387(FAX 共通) E-mail:[email protected] URL :http://www.lexhippo-gr.jp/ 人間なら誰でも環境さえあれば何語でも話せるようになるとのヒッポファミリークラブの コンセプトに共感し、浦安でも多言語の環境を作りたいと、2006 年 3 月に浦安グループがス タートしました。毎週の活動に加え、様々な国の人との交流や持ち寄りパーティなども随時 開催。赤ちゃんから大人までだれでもいつからでも入会できます。 どんなことばにもどんな国の人にも心を開くことを大切にするホームステイ交流でも色々な 国の人と出会いを重ねています。 〔2014 年度の主な国際交流・協力活動実績〕 5月 フランスからのホームステイ受け入れ 7月 青少年交流(韓国) 8月 青少年ホームステイ受け入れ(台湾) 高校生留学プログラム出発(フランス) 9月 明海大学留学生オリエンテーション参加(韓国・台湾) 11 月 ホームステイ受け入れ(ベトナム) 3月 教育講演会・ワークショップ開催・明海大学留学生オリエンテーション(韓国・台湾) - 21 - 6.教育の国際化 浦安市では 1979 年(昭和 54 年)に ALT(外国語指導助手:Assistant Language Teacher)1人 を採用して以来、英語教育の充実に努めてきた。現在では全市立小・中学校に、ALT を配置し、 英語クラブの担当、英会話や英語授業の補助、ALT の出身国の紹介などを行っています。また、 外国籍児童・生徒は 50 名を超えており、個々の状況に応じて日本語指導員などによる支援を行っ ています。日本の生活へ溶け込んでいく場合が多いが、学校と保護者との意思疎通が困難なケー スもみられ、今後の課題となっています。 ● 平成 26 年度 ALT(外国人指導助手)の状況 学 校 名 出 身 国 実 施 内 容 小学校(市派遣、県派遣) 浦安小学校 オーストラリア 英語活動(1~4 年)、外国語活動 (5・6 年) 南小学校 イラン 英語活動(1~4 年)、外国語活動 (5・6 年)、英語クラブ 北部小学校 フィリピン 英語活動の実施、給食や休み時間交流 美浜南小学校 オーストラリア 出身国の紹介など 東小学校 フィリピン 英語活動(1~4 年)、外国語活動(5・6 年)、出身国紹介 入船南小学校 フィリピン ALT 出身国の紹介・国際理解クラブ支援 舞浜小学校 フィリピン 英語活動(1~4 年)、外国語活動(5・6 年) 美浜北小学校 フィリピン ALT 出身国の紹介など 富岡小学校 フィリピン ALT 出身国の紹介など 日の出小学校 フィリピン 英語活動の授業を実施 明海小学校 フィリピン 出身国の紹介、英会話や外国語活動の学習を実施。 明海南小学校 フィリピン 明海中学校英語教諭との合同授業 高洲北小学校 フィリピン 英語活動の補助、英語クラブの実施・出身国紹介 東野小学校 バングラデシュ 英語活動(1~4 年)、外国語活動(5・6 年) 浦安中学校 フィリピン 出身国の紹介 堀江中学校 フィリピン ALT 出身国の紹介・掲示物の作成 見明川中学校 アメリカ 出身国の紹介・掲示物の作成 富岡中学校 カナダ 授業補助 美浜中学校 アメリカ 出身国の紹介 日の出中学校 フィリピン 出身国紹介、教材作成、会話活動、インタビューテスト 中学校(市派遣、県派遣) 明海中学校 出身国の紹介など - 22 - 私立中学校・高等学校(参考) ・英語弁論大会指導 ・浦安市国際交流協会英語プレゼン大会参加生徒への指導 ・1・2 年の授業(出身国紹介や教科書指導) ・英語科教員の会話力向上指導 県立浦安南高等学校 アメリカ 県立浦安高等学校 アメリカ 東海大学付属浦安高等学校中等部 イギリス2名 東海大学付属浦安高等学校 カナダ・スコットランド 英会話授業、英会話部の指導 東京学館浦安中学校 イギリス・カナダ 出身国の紹介、チームティーチングでの英会話授業、イギリス修 学旅行前の事前英語指導 東京学館浦安高等学校 イギリス・カナダ 英会話授業 英会話授業、英会話部の指導 ● 市内小・中学校での国際理解事業(平成 26 年度実績)(ALT 活動を除く) 年度 内 容 明海小学校 明海大学日本語学科の留学生を招き、全校児童で留学生交流会を実施した。 浦安中学校 1学年のうち 30 人が、アジア協会から講師を招き、アジアの国の現状と課題について学習した。 高洲北小学校 社会科の授業で、世界の国について調べた。 ユニセフからの資料をもとに、世界の国々の子供たちの現状について学んだ。 道徳の授業で、世界の国々の中で辛い思いをしている子供たちがいることを学び、「今自分たちに何ができるの か」について考える機会を設けた。 入船南小学校 国際理解クラブで、市国際センターから講師を招いて、文化紹介を行った。 国際理解クラブで、シリア人保護者を招き、シリアの紹介を行った。 富岡小学校 外国語学習や社会科の学習の中で、外国を知る機会を設けた。 見明川中学校 修学旅行の訪問先で外国人観光客と交流を図った。 - 23 - ● 市内県立高校及び私立校での国際理解事業(平成 26 年度実績) (ALT 活動を除く) 内 容 東京学館浦安中学校 イギリスへの修学旅行にて、大学のドミトリー(宿泊所)に滞在しコミュニケーションを図った。 東京学館浦安中学校 国際コース2年がオーストラリアへ修学旅行を行う。 国際コースでは、3か月間ニュージーランドへ留学している。 浦安南高等学校 姉妹都市オーランド市からの高校生訪問事業において、国際交流協会主催の英語プレゼン大会に生徒が出 場。また、その後の交流会に生徒・職員が参加。 東海大学付属浦安高等学校中等部 総合的な学習の時間として、中学3年生に、スマイルアフリカプロジェクト(ケニアへの運動靴寄付)を実施した。 東海大学付属浦安高等学校 総合的な学習の時間として、高校3年生に、リベリアシューズドネーションプログラム(靴の寄付)を実施した。 ● 市内小・中学校の外国の交流校(提携校) 交流校 内 容 入船南小学校 南アフリカ共和国 日本人学校 5 学年の社会科で、浦安を紹介する DVD を作成して送付 舞浜小学校 韓国 浦項 (ホハン) 市 浦項製鉄東初等学校 手紙の交流・図工作品の交流を実施(H26 のみ) 東野小学校 アメリカ フロリダ州オーランド市 平成 22 年度に親善人形交換の交流を行った。 ファンクリーク小学校 美浜北学校 アメリカ フロリダ州オーランド市 平成 12 年に親善人形交換による交流を行った。 サードグッドマーシャル小学校 南小学校 アメリカ フロリダ州オーランド市 平成 17 年に親善人形交換による交流を行った。 ドゥランス小学校 美浜南小学校 アメリカ フロリダ州オーランド市 平成 14 年に親善人形交換による交流を行った。 ロックレイク小学校 見明川中学校 アメリカ フロリダ州オーランド市 平成 9 年に親善人形交換による交流を行った。 レイクハイランド小学校 富岡中学校 - 24 - アメリカ フロリダ州オーランド市 平成 13 年に親善人形交換による交流を行った。 メモリアル中学校 浦安高等学校 アメリカ フロリダ州オーランド市 H26 に浦安市の姉妹都市事業の一環として、Dr.フィリップス高校生の歓迎行事 Dr.フィリップス高校 や部活動体験を行った。 東海大学付属浦安高等学校中等部 ニュージーランド ウェリントン市 平成 16 年から交流が始まり、3年生全員が約 2 週間のホームステイ研修を行って カピティカレッジ いる。また、隔年で先方から、日本語クラス生のホームステイ研修を受けている。 東海大学付属浦安高等学校 ニュージーランド ウェリントン市 平成 16 年から交流が始まり、3年生希望者が約1か月のホームステイ留学を行っ カピティカレッジ ている。また、隔年で先方から、日本語クラス生のホームステイ研修を受けている。 - 25 - 7.外 国 人 の た め の 日 本 語 教 室 ● 浦安市国際交流協会 日本語ボランティアクラス 浦安市国際交流協会(UIFA)では、市内在住・在勤・在学の外国人のために「生活に慣れる ための日本語」を教えるボランティアによる日本語教室を行っている。学習希望者の希望時 間帯とボランティアの提供できる時間帯を考慮して組み合わせ、マンツーマンまたはグルー プ学習(2~3 人)で受講者の学習目的に合わせたテキストを選択し、日本語を教えており、 現在、約 70 名の生徒と、ほぼ同数のボランティアが参加している。 〔日 時〕 月・水・木・金 午前 10 時~12 時 国際センター 月曜日 午後 7 時~9 時 富岡公民館 火曜日 午前 10 時~12 時 UIFA 事務局 火曜日 午後 7 時~9 時 当代島公民館 水曜日 午後 1 時~3 時 国際センター 木・金 午後 7 時~9 時 国際センター 〔費 用〕 1 ヶ月 300 円 〔受 付〕 地域ネットワーク課(運営は浦安市国際交流協会) ● 中央公民館日本語教室 中央公民館では、日本語教室(初級・中級)を行っている。募集時期などの詳細はは中央 公民館へ。 問 [TEL] 351-2638(月~金 午前8時 30 分~午後5時) 8.浦安市国際交流ボランティア 市や市民団体などが行う国際的な交流行事や事業の際の、通訳や案内などを行っています。 ボランティア登録者数は、現在 137 人であり、通訳可能登録言語は、英語、中国語、フラン ス語、スペイン語、タイ語など 13 ヶ国語。 〔受 付〕 地域ネットワーク課 関連 URL:http://www.city.urayasu.chiba.jp/menu2230.html(登録申込書ダウンロード可) ※このほかにも、浦安市国際交流協会(UIFA)では、翻訳・通訳部会があり、主に外部の公 的機関からの要請により、通訳・翻訳支援を行っています。 問 浦安市国際交流協会(UIFA) TEL 047-381-5931(平日 9:00 から 12:00 HP http://www.uifa-urayasu.jp/ E-mail [email protected] - 26 - 13:00 から 16:00) 9.浦 安 市 国 際 交 流 基 金 本市の国際交流推進事業の財源を確保するため、1989 年(平成元年)10 月 5 日に浦安市国際 交流基金条例が制定され、浦安市国際交流基金が設置されました。 基金元金現在高 2014 年度(平成 25 年度)末現在 284,385,335 円 ※ 国際交流基金利子の基本的な運用について 基金のスタート時点では運用利率が比較的良好であり、浦安市国際交流協会や浦安在住 外国人会補助金のほか、市の各種交流事業(青少年海外派遣、障がい者交流など)に支出 することが可能でした。しかし、1993 年(平成 5 年)度からはバブル経済崩壊後の引き続 く超低金利により、国際交流基金利子のみで事業展開を行うことが困難になったため、一 般会計予算から不足分の充当を行い、市の各種の交流事業については各担当部署がそれぞ れ予算計上することとなっています。 平成 25 年度は、浦安市国際交流協会への補助金 6,000,000 円、姉妹都市提携 25 周年記 念事業経費に 5,098,000 支出しています。 - 27 - 第3章 姉妹都市オーランド市 1.交 流 の 目 的 日本国千葉県浦安市とアメリカ合衆国フロリダ州オーランド市は、両市民及び両市間の相互 理解と友好親善を恒久的に願うものである。 1989 年4月8日に浦安市で調印した両市の覚書により、現在の友好関係を更に発展させるた め、教育、文化、スポーツ、経済及びその他の分野での交流を一層促進することをここに同意す るものである。 本協定により、両市は姉妹都市として提携することを協約し、本日、ここに同意し、署名する。 1989 年 10 月 23 日 1990 年 1月 27 日 於:オーランド市 於:浦安市 - 28 - 2.提携までの経緯 1987 年(昭和 62 年)7月 :姉妹都市選定委託。市長より浦安市国際交流協会(UIFA)に依 頼。以後、UIFA の都市交流委員会を中心に姉妹都市候補の調 査、情報収集を行う。 1988 年(昭和 63 年)2月 13 日 :姉妹都市選定報告を市長に提出。以後視察等が活発に 1989 年(平成元年)4月8日 :浦安市において覚書を交換 1989 年(平成元年)6月 20 日 :第2回定例議会で提携議案可決 1989 年(平成元年)10 月 23 日 :オーランド市で提携調印式 1990 年(平成2年)1月 27 日 :浦安市で提携調印式 3.選考方法と選定理由 ● 選考方法 浦安市国際交流協会 都市交流委員会が、広報などを通して市民から情報収集をし、候補を6都 市に絞る。その都市を下記の選考基準を基に点数を出し、ウォロンゴン(オーストラリア)、アレ キサンドリア(アメリカ)、オーランド(アメリカ)、メンフィス(アメリカ)の4市に絞り、そ の中で最も得点の高かったオーランドを姉妹都市の第 1 候補に決定した。 ● 選考基準 (1) 都市の人口と広さ (9) 市民の勤勉度・協力度 (2) 地理的類似 (10) 言語のコミュニケーション (3) 近郊大都市のベッドタウン (11) 都市の治安度・政治の安定度 (4) 新旧の入り交じった都市 (12) 日本に対する興味 (5) レジャー観光都市 (13) 日本からの訪問のしやすさ (6) 政治・産業のつながり/類似性 (14) 気候と風土 (7) 文化・スポーツの活発度 (15) 日本の他の都市と姉妹都市提携を (8) 教育レベルの高さ 結んでいないこと ● 両市の共通点 ・急成長都市 ・人口の伸びが急速 ・新しい住民が多い ・住民の平均年令が若い ・ディズニーによる活性化が著しい - 29 - 4.市の概要 ●国 ・ ●気 州:アメリカ合衆国フロリダ州 候:亜熱帯性気候で、温暖・湿潤。年間を通して、気温も湿度もかなり高く、午 後の夕立が名物。 ●年 平 均 気 温 :約 22℃ ●面 積:295.3 ㎢ ●人 口 (2014 年 ):253,355 人 ●主 要 産 業:柑橘類栽培、ハイテク・コンベンション、映画・テレビ、観光、ヘルスケア、 スポーツ産業など ●観 光 ス ポ ッ ト :マジック・キングダム、エプコットセンター、ディズニー・MGM・スタジオ、シ ー・ワールド、ユニバーサルスタジオ・フロリダなど ●日本からの距離:成田からジェット旅客機で 14~17 時間(但し途中で1回乗り継ぎ) ●日 本 と の 時 差 :夏時間で-13 時間、冬時間で-14 時間 5.市の特徴と魅力 どこまでも広がる美しい緑と湖の大地を持つオーランド。アメリカ国内でも群を抜く急成長都 市であり、世界有数の観光都市でもある。「City Beautiful(美しいまち)」を合言葉に、さまざ まな環境保全・自然保護プログラムに取り組んでいる。 ● 産 業 約 100 年前までは食用牛・綿花・オレンジといった農産業を中心に発展していたオーランドだ が、ハリケーン・寒波といった自然災害や鉄道・電気など社会のインフラ整備の影響を受けその 主力産業も変化してきた。ミサイル工場の建設をきっかけに 1960 年代から先端技術産業が成長、 他にも観光産業が発展し、今やオーランドの観光産業といえばセントラル・フロリダの主要産業 である。オーランドにはウォルト・ディズニー・ワールドをはじめ、ユニバーサル・スタジオ、 シー・ワールドなどのアミューズメントパーク、そして米国最大級の大きさを誇るコンベンショ ンセンターがあり訪問客を引き寄せる。観光産業での躍進は建設・小売などの他の業種にも大き な影響を与え、今日ではホテルの部屋数が 115,200 室、レストラン数が 5,300 以上にも上る。オ ーランドへの訪問客の数は年間約 4,930 万人で、その経済効果は 296 億ドルとされている。ユニ バーサル・MGM などの映画会社が大スタジオをオープンし、東のハリウッドとしても注目を集め ている。 ● 自然環境 沖縄とほぼ同緯度にあるため、一年中を通じて温暖な気候。夏は夕立が多いが、年間を通じて 晴天率が高いので、アウトドアライフに最適。市街地内だけでも湖が 75(中部フロリダ全体では 1,000 以上)もあり、大西洋・メキシコ湾にも近く、ウォータースポーツが盛んである。 - 30 - 6.姉妹都市提携 25 周年 2014 年度は、1989 年に両市が姉妹都市協定を締結してから、25 周年の節目の年を迎えました。 これを記念して、両市で様々な記念事業が実施され、多くの市民が交流を深めました。 <浦安市にて実施> ●友好のかけはし 2014 2014 年 9 月 20 日 新浦安駅前広場 姉妹都市提携 25 周年を記念して開催されました。松崎秀樹浦安市長とバディ・ダイヤーオーラ ンド市長が記念調印を行い、これまでの交流をたたえるとともに、これからの両市の友好関係を 確認しました。また、浦安小学校の児童から、ダイヤー市長へ、オーランドの子供たちへのメッ セージを託しました。そのほか、姉妹都市交流を支えてきた市民団体の紹介が行われ、会場は大 いに盛り上がりました。 ●記念植樹 2014 年 9 月 20 日 若潮公園 両市長により、姉妹都市提携 25 周年を記念して、ハナミズキの記念植樹が行われました。ハナ ミズキは、1912 年に当時の東京市長であった尾崎行雄が、アメリカ合衆国ワシントン D.C.へサク ラ(ソメイヨシノ)を贈った際、1915 年にその返礼として贈られたのがきっかけで日本での植栽 が始まりです。 ●オーランド高校生の来日 2014 年 11 月 21 日から 29 日 オーランド市にある公立高校の「Dr.フィリップス高校」の生徒 29 人と随行者 6 人が浦安市を 訪れ、ホームステイをしながら、中学校や高校での学校交流・合気道体験・英語プレゼンテー ション大会への参加など、浦安にて様々な体験をとおして、姉妹都市交流を行いました。 ●タイムカプセル事業 浦安市とオーランド市の子供達が両市の同世代の友達や将来に向けた想いを絵に描き、両市で 交換しました。絵はタイムカプセル入れて両市で保管し、10 年後にカプセルを開くことにしてい ます。 ● 浦安市青少年海外派遣事業 「国際的な視野を持って、国際社会に貢献できる青少年を育成すること」を目的に、姉妹都 市提携 25 周年記念として、市内在住の高校生 10 人をオーランド市に派遣ました。 滞在中はホームステイをしながら、Dr.Phillips 高校での授業体験や、高校での英語プレゼン テーションや交流会、オーランド市表敬訪問、市内の施設などを見学し、市民や青少年との交 流を図りました。(地域ネットワーク課) - 31 - <オーランド市にて実施> ●姉妹都市提携 25 周年記念日の決議 2015 年 2 月 9 日 オーランド市議会 2015 年 2 月 4 日から 11 日にかけて、市民派遣事業「友好の翼」(市国際交流協会主催)が実施 されました。滞在中の 2 月 9 日(現地時間)を姉妹都市提携 25 周年記念日として、オーランド市議 会にて決議されました。 ●姉妹都市提携 25 周年記念調印式・歓迎レセプション 2015 年 2 月 9 日 オーランド市庁舎 オーランド市庁舎にて姉妹都市提携 25 周年記念調印式が行われました。 調印式では中村浦安市副市長とバディ・ダイヤーオーランド市長が両市を代表し、これまでの 両市の活発な交流を称えるとともに、今後一層の国際親善の輪が広がることを祈念して調印書に 署名しました。 また、調印式後に行われたレセプションでは、両名のほか、浦安市側から、姉妹都市市民派遣 団(友好の翼)、オーランド市側からは、オーランド浦安姉妹都市委員会、 市議会議員など姉妹都市関係者を中心に、総勢 70 名以上の方が出席しました。 会場ではオーランド日本人会による和太鼓パフォーマンスも行われ、25 周年を祝う盛大なレセプ ションとなりました。 7.その他の姉妹都市交流 ●姉妹都市から届いた支援の手 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災により、浦安市も市域の 4 分の 3 が液状化被害を受 け、住民生活に大きな影響を受けました。 地震発生直後から、オーランドの姉妹都市関係者からお見舞いのメッセージが届きました。そ の後オーランドの市民により姉妹都市浦安への義援金活動が行われました。姉妹都市関係者をは じめ、学生やオーランド在住の日本人、地元企業など様々な市民の方々が義援金活動に参加し、 貴重な義援金がオーランド市長によって直接浦安市へ届けられました。 <オーランド市長の浦安訪問> <浦安市での震災報告> - 32 - <義援金活動で販売したゴムバンド> ● オーランド市とのマラソン交流 毎年、オーランド市の市民ランナー4人を東京ベイ浦安シティマラソンに招待し、また、浦 安市内の市民ランナーを、オーランド市で開催されるオーランドハーフマラソンに派遣してい ます。2015 年 2 月 1 日に実施した東京ベイ浦安シティマラソンは、姉妹都市提携 25 周年記念と して実施されました。これらの大会をとおして、両市民の大会参加のほか、ランナー同士の交 流やホームステイを通じて市民交流を深めました。 (市民スポーツ課) ● 姉妹都市市民派遣事業「友好の翼」 姉妹都市オーランド市へ浦安市民(一般公募)を派遣する友好の翼事業を隔年で行っていま す。浦安市国際交流協会が中心となり、公式訪問やホームビジットなどを通して、浦安市民と オーランド市民の市民間の交流を図りました。(浦安市国際交流協会) 〔第 20 回〕2015 年2月 4 日~11 日 参加者:22 人 - 33 - 第4章 そのほか 1.自治大臣表彰「世界に開かれたまち」受賞 ~ 1998 年3月 ● 自治大臣表彰「世界に開かれたまち」とは この表彰は、国際化の進展に対応して、地域における国際化のための環境整備などを進め、世 界に開かれた地域社会づくりに積極的に取り組んでいる自治体の功績をたたえるもので、1994 年 (平成6年)度から実施されている。 国際交流・協力の施策、外国人の暮らしやすいまちづくりなど住民と一体となった地域レベル での国際化の推進において顕著な功績があったと認められる都道府県、政令指定都市を除く市町 村が、都道府県から推薦を受け、「新ふるさとづくり懇談会」の審査、意見を踏まえ決定される。 ● 浦安市が表彰された功績 浦安市国際交流協会(UIFA)や浦安在住外国人会(UFRA)では、市民のボランティア活動によ り各種講座、講演会や国際交流・協力に関するイベントの開催など盛んに活動を進めている。ま た、市でも8言語(現在は 7 言語)にのぼる外国人相談窓口を国際交流課(現 地域ネットワーク課) 内に設置し、市内外から寄せられる相談に対応しているほか、外国語広報や市民ハンドブックの 発行、公共施設サインの外国語標記など、外国人にも住みよい街づくりに向けて、さまざまな特 色のある事業を行っている。 1989 年(平成元年)10 月に行われたオーランド市との姉妹都市提携も、市民が中心となり事業 を進めたものである。青少年海外派遣やマラソン選手交換派遣、友好の翼などさまざまな事業に より、毎年多くの市民の方がオーランド市を訪問している。現在では相互交流が盛んになり、浦 安市へも多くのオーランド市民が訪れるなど、市民主体の交流が進められている。このように、 浦安市の国際交流・協力事業が行政主導型ではなく、市民が主体になり進められている点が評価 され、表彰された。 2.留 学 生 の 状 況 浦安市には明海大学浦安キャンパスが明海地区にあり、年間約 600 人の留学生を受け入れてい る。現在、アメリカ、中国、オセアニア地域など世界8ヶ国、1地域、25 校もの海外交流校を持 ち、2000 年(平成 12 年)より姉妹都市オーランド市にあるセントラルフロリダ大学との学生交 換プログラムを開始した。 市国際交流協会では、明海大学留学生に対し、ホームビジットや七夕・ひな祭りなどの日本文 化の紹介をとおし、留学生との交流を図っている。 〔留学生の状況〕 留学生数(浦安キャンパス) 合計 691 人(平成 27 年5月1日現在) - 34 - 3.ユニセフ外国コイン募金活動 世界では、1週間に約 25 万人の子どもたちが栄養失調や感染症で死亡している。この犠牲者の 3分の2が低コストで簡単に予防できる病気のために大切な命を失っている。 ユニセフ(国際連合児童基金)では、発展途上国の子どもたちの命と健康を守るために、各種 の援助活動を展開しているが、その中に「外国コイン募金」がある。海外旅行などで持ち帰った 外国コインを集めて、発展途上国の子どもたちの支援に役立てている。浦安市でも、市民から募 金された外国コインを取りまとめて、公益財団法人日本ユニセフ協会へ寄附している。 〔設置場所〕 市役所(4階地域ネットワーク課)及び国際センター 〔募金状況〕 平 成 6 年 12 月 :82 カ国、日本円に換算して約 18 万 2,000 円のコインが集まった。 平 成 10 年 8 月 :ボランティアセンターの青少年グループによりコインの仕分けを行い、67 カ 国、日本円に換算して2万 1,732 円のコインが集まった。 平 成 11 年 7 月 :ボランティアセンターの青少年グループにより、コインの仕分けが行われた。 計日本円で 10 万 6,971 円、米ドルで 83.99 ドルが集まった。 平 成 14 年 2 月 :ユーロへの切り替えのため、コインの仕分けを行った。日本円 101,221 円、 米ドル 114.19 ドル、カナダドル 20.75 ドル、ドイツマルク 246.31 マルク、 フランスフラン 611.55 フラン等、日本円に換算して約 20 万円が集まった。 平成 15 年 12 月:日本円 82,195 円、米ドル 66.65 ドル、カナダドル 29.52 ドル、イギリスポン ド 102.50 ポンド、スイスフラン 44.25 フラン、オーストラリアドル 217.55 ドル等、日本円に換算して約 15 万円が集まった。 平成 18 年1月:米ドル、カナダドル、ドイツマルク、フランスフランなど 84 カ国、日本円に 換算して約 23 万円が集まった。 平成 25 年 6 月:米ドル、ユーロ、イギリスポンドなどの外貨コイン、日本円に換算して約 8 万 円が集まった。 - 35 - 第5章 浦安市国際化指針改訂版 (2011 年 3 月策定) 1.策定の趣旨 「浦安市国際化指針」は「浦安市基本構想」で掲げた都市像のひとつである「創造と交流で築 く市民文化都市」を目指して 2001 年に策定されました。 しかし策定から 10 年が経過し、その間に国内外をめぐる状況は変化してきました。少子高齢化 が進展し、総人口が減少する時代を迎え、経済のグローバル化を背景とした外国人労働者の増加 と定住化等が顕在化してきました。 外国人も生活者として地域に受け入れ、日本人も外国人も、すべての市民がともに快適に暮せる 社会を目指して、今後 10 年間の方向性を示した「浦安市国際化指針」を策定しました。 2.計画期間 2011 年度から 2020 年度までの 10 年間 3.指針の基本理念 「多様な文化と人がともに支え創造するまち・浦安」 施策の柱1 コミュニケーション支援 施策の柱2 生活支援 施策の柱3 多文化共生の地域づくり 施策の柱4 国際都市としての魅力あるまちづくり 浦安には、暮らしやすく、 「愛着」と「親しみ」を持って住み続けたい快適さがあります。一方、 日本に来てから、あるいは浦安市に住み始めてからの期間が短い外国人市民では、日常生活に苦 労していることがうかがえます。 外国人市民に限らず日本人でも、生まれ育ってきた環境や文化的な背景は多種多様です。 今回策定した浦安市国際化指針は、2001 年に策定した指針の施策の方向性を継承し、これから の時代の動向に即した内容を検討し、 「多様な文化と人がともに支え創造するまち・浦安」の基本 理念のもと、「コミュニケーション支援」「生活支援」「多文化共生の地域づくり」「国際都市とし ての魅力あるまちづくり」の 4 つの施策の柱を立て、今後 10 年間の国際化施策を総合的・計画的 に推進していきます。 - 36 - 4.浦安市の外国人登録者数の現状 ※内容は策定当時。現況は P.3 参照 浦安市の外国人登録者数は年々増加し、2010 年3月末現在の外国人登録者は 3,703 人になりま した。総人口に対する外国人登録者数の割合も増加傾向にあり、2002 年以降は2%を超える水準 にあります。 国籍別の外国人登録者数では中国が最も多く、2010 年3月末現在では 1,441 人で全体の 38.9% を占め、韓国・朝鮮 666 人 18.0%、フィリピン 369 人 10.0%、アメリカ 262 人 7.1%と続き、こ れらの国で全体の 74.0%を占めています。 5.施策の柱 ●施策の柱1 コミュニケーション支援 日本語の不自由な外国人が日々の暮しの中で様々な情報が得られるように、公的な施設の案 内表示や刊行物・パンフレットなどの多言語化の充実を図ります。また、日常生活で必要な医 療・保健、子育て等の情報を日本語だけでなく外国語で提供し、生活におけるコミュニケー ションを支援します。 外国人が地域社会になじみ、社会参加を促すために、日本語学習及び日本文化や浦安の歴史・ 文化に触れる機会を設けます。 ・施策の方向 1-1 地域における情報の多言語化 ・施策の方向 1-2 日本語及び日本社会に関する学習支援 ●施策の柱2 生活支援 日常生活では仕事を探すこと、病気になったときの病状の説明、子育て・教育、部屋探し等 では不便を感じている外国人は少なくありません。特に日本に来てから日の浅い外国人では生 活に不慣れなことから、これらのことを支援していくことが求められています。生活支援とい う観点から、居住、教育、労働環境、医療、防災などについての施策の方向性を定め、支援を 進めていきます。 ・施策の方向 2-1 居住 ・施策の方向 2-2 教育 ・施策の方向 2-3 労働環境 ・施策の方向 2-4 医療 ・施策の方向 2-5 防災・防犯 ・施策の方向 2-6 その他(留学生支援、緊急時の対応など) - 37 - ●施策の柱3 多文化共生の地域づくり 市民全体の多文化共生に対する理解を深め、外国人市民が地域の中で孤立することがないよ うに、外国人の自立を促すとともに、地域社会への参画を進め、お互いの考え方、価値観、生 まれ育ってきた文化的背景等を理解する市民の増加と多文化共生の地域づくりを目指します。 ・施策の方向 3-1 地域社会に対する意識啓発 ・施策の方向 3-2 外国人市民の自立と社会参画 ※「多文化共生」 「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社 会の構成員として共に生きていくこと」 (多文化共生の推進に関する研究会報告書 2006 年3月 総務省より) ●施策の柱4 国際都市としての魅力あるまちづくり 浦安市国際化についてのアンケート調査結果では、外国人にも住みやすいまち づくりを進めていくために取り組むこととして、外国人と気軽に交流できる機会 を増やすことや海外の姉妹都市との交流が求められています。 また、海外の情報を得て国際的な視野をはぐくみ、諸外国に対する興味を持つ ことも必要とされています。 こうした意向を踏まえ、国際交流を中心とした施策を進めます。 ・施策の方向 4-1 国際的視野の醸成 ・施策の方向 4-2 国際交流・協力活動への支援 - 38 - 6.主な取り組み状況 (詳しくは P.8〜参照) ●施策の柱1 コミュニケーション支援 ◆施策の方向 1-1 地域における情報の多言語化 ・庁内文書の翻訳(1-1-1) ・通訳コンシェルジュ 119(1-1-1) ・郷土博物館音声ガイドシステムの導入(予定) (1-1-1) ・花火大会での英語アナウンス(1-1-1) ・外国人相談窓口(1-1-2、1-1-3) ・各種事業による在住外国人の活用(1-1-3) ・図書館における多言語資料の収集(1-1-4) ◆施策の方向 1-2 日本語及び日本社会に関する学習支援 ・日本語学習支援教室(1-2-1) ・日本文化紹介(1-2-2) ・郷土博物館音声ガイドシステムの導入(予定) (1-2-2) ・明海大学留学生支援(1-2-2) ●施策の柱2 生活支援 ・施策の方向 2-1 居住 ◆施策の方向 2-2 教育 ・日本語指導員派遣事業(2-2-2) ・学校や幼稚園での支援(2-2-3) (2-2-5) ・学校における国際理解教育の実施(2-2-4) ・公民館における国際理解講座の実施(2-2-4) ・小学生対象の国際理解講座・外国語研修(2-2-4) ・国際交流・協力フェスティバルでの学校展示(2-2-4) ・外国語指導助手(ALT)の派遣及び配置(2-2-4) ◆施策の方向 2-3 労働環境 ◆施策の方向 2-4 医療 ・在住外国人に対する医療通訳制度研究(2-4-2) ◆施策の方向 2-5 防災・防犯 ・国際交流協会、在住外国人会による防災訓練参加(2-5-1) ・国際交流協会、在住外国人会による防災セミナーの実施(2-5-1) - 39 - ◆施策の方向 2-6 その他(留学生支援、緊急時の対応など) ・国際交流協会による明海大学留学生対象事業の実施(2-6-2) ●施策の柱3 多文化共生の地域づくり ◆施策の方向 3-1 地域社会に対する意識啓発 ・各種セミナーや講演会 (3-1-1) ・姉妹都市市民派遣事業「友好の翼」(3-1-1) ・ホームステイ・ホームビジット(3-1-1) ・国際交流協会、在住外国人会による市民対象の外国語講座 (3-1-1) ◆施策の方向 3-2 外国人市民の自立と社会参画 ・在住外国人会の会員による各種講座の実施(3-2-2) ●施策の柱4 国際都市としての魅力あるまちづくり ◆施策の方向 4-1 国際的視野の醸成 ・青少年海外派遣事業(4-1-1) ・オーランド市マラソン大会選手派遣事業(4-1-2) ・東京ベイ浦安シティマラソン大会でのオーランド市民受入(4-1-2) ・姉妹都市市民派遣事業「友好の翼」(4-1-3) ◆施策の方向 4-2 国際交流・協力活動への支援 ・浦安市国際センターの運営(4-2-1) ・浦安市国際交流協会補助金の交付(4-2-2) ・浦安在住外国人会補助金の交付(4-2-3) - 40 - 7.体系図 施策の柱 1 コミュニケーション支援 施策の方向 具体的施策 1-1 地域における情報の多言語化 1-1-1 多様な言語、多様なメディアによる 行政情報、生活情報の提供 1-1-2 外国人市民の生活相談のための窓口の設置 1-1-3 外国人市民の人材活用 1-1-4 図書館の外国語書籍の充実 1-1-5 標示の多言語化、わかりやすい日本語表記の 推進 1-2 日本語及び日本社会に関する 学習支援 1-2-1 日本語学習支援の実施 1-2-2 日本文化及び浦安の歴史・文化を知る機会の 提供 41 施策の柱 2 生 活 支 援 施策の方向 具体的施策 2-1 居 住 2-1-1 情報提供による居住支援 2-2 教 育 2-2-1 小・中学校についての情報提供 2-2-2 外国人児童及び生徒への日本語の学習支援 2-2-3 外国人児童、生徒及び保護者が利用しやすい 相談体制の充実 2-2-4 多文化共生の視点に立った国際理解教育の推進 2-2-5 保育園・幼稚園についての情報提供 2-3 労働環境 2-3-1 ハローワーク等との連携による就業支援 2-3-2 商工会議所等との連携による相談や起業支援の 体制づくり 2-4 医 療 2-4-1 外国語対応可能な病院・薬局に関する情報提供 2-4-2 医療通訳者派遣制度の検討 2-5 防災・防犯 2-5-1 外国人市民への防災・防犯意識の啓発 2-5-2 災害時の通訳ボランティア派遣体制の確立 2-5-3 災害時の外国人への効果的な情報伝達手段の 検討 2-6 その他 2-6-1 より専門性の高い相談体制の整備と人材育成 2-6-2 留学生への支援 2-6-3 緊急時の対応 42 施策の柱 3 多文化共生の地域づくり 施策の方向 具体的施策 3-1 地域社会に対する意識啓発 3-1-1 地域住民等に対する多文化共生の啓発 3-1-2 市職員への多文化共生についての意識啓発 3-1-3 人権や男女共同参画への対応 3-1-4 国際交流・協力をテーマにした交流イベントの 開催 3-2 外国人市民の自立と社会参画 3-2-1 外国人市民の意見を地域の施策に反映させる 仕組づくり 3-2-2 外国人市民の地域社会への参画 施策の柱 4 国際都市としての魅力あるまちづくり 施策の方向 具体的施策 4-1 国際的視野の醸成 4-1-1 国際感覚に富んだ青少年の育成 4-1-2 スポーツを通した市民の国際意識の高揚 4-1-3 市民主体の姉妹都市交流の推進 4-1-4 国際観光都市への成長と地域活性化 4-2 国際交流・協力活動への支援 4-2-1 国際センターを拠点とした国際交流・協力事業 の発信 4-2-2 浦安市国際交流協会への支援 4-2-3 浦安在住外国人会への支援 4-2-4 多文化共生・国際交流などを目的とする 市民団体への支援 43 浦安市国際化の現況 ‐平成 27 年度版‐ 編集発行:浦安市 市民経済部地域ネットワーク課 浦安市猫実一丁目 1 番 1 号 電話 047(351)1111 URL http://www.city.urayasu.chiba.jp
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