The Measure of Collaboration Project between Tama Art

The Measure of Collaboration Project between Tama Art University
and private sector corporations
多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン研究室 産学共同研究の取り組み
Tatsuya Wada
Tama Art University ,Dept of Product Design,2-1723 Yarimizu,Hachiouji,Tokyo,192-0394 Japan
和田達也、多摩美術大学、生産デザイン学科、プロダクトデザイン研究室
[email protected]
Abstract: At the product design laboratory of Tama Art University, examination was come to the 21st century in piles
about the state of suitable education for the purpose of "a rich and stimulative product design is place structure of
(it both grows up)." The "salon" etc. newly established further for the exchange with special lecture suitable for the time
by fullness of a graduate school and an external maker and industrial, administrative and academic sectors joint research,
and the visiting professor and the seniors who play an active part in society was utilized positively, and fresh, attractive,
and useful lecture has been developed for a student.Industry, academia and government joint research activities are getting
the result which was excellent in many, and have received evaluation in the company etc. highly. Furthermore, the research
in connection with enlightenment of community development or industry is contributing to activation of an area, or development
of local industry greatly. I introduce an example of the result thing born by the joint research this time.
Key words: product design,collaboration project,
1.はじめに
多摩美術大学のプロダクトデザイン研究室では、「豊かで刺激的な、プロダクトデザイン共育
(共に育つ)の場つくり」を目標に、21世紀にふさわしい教育のあり方について検討を重ねてき
ました。大学院の充実、および外部メーカーや産官学共同研究、客員教授による時代に適した特
別講議、さらには、社会で活躍する先輩達との交流のため新設した「サロン」などを積極的に活
用し、学生にとって新鮮で魅力的、かつ有益な講議を展開してきました。そしてそこで得たノウ
ハウや権利を活かし、新しいコンセプトの立案やオリジナルの製品化を目指しています。
図1. 今までに制作された作品や共同研究で生まれた成果物
2.共同研究に対する考え方
プロダクトデザイン研究室の活動の大きな柱のひとつが、産学官共同研究です。
様々な分野における技術や手法の激しい進歩・変化を先取りし、あるいは対応して、研究開発教育を進めて
いくことは非常に重要なことです。また、本学科で開発・創作した新しい技術や手法を社会に還元していく
ことが求められております。 そのためには、企業や官庁との共同研究を進めていくことを通して、日進月歩、
加速度的に進む技術・手法の開発・創作を追及していくことが必要です。また、第一線の専門家との相互刺激
を通して活性化をはかり、知識や技術の発展・向上を図っていくことが必要となります。
一方学生にとっても、研究活動の過程を通して触発され、第一線の専門家の指導を受けながら自分の発想
を具体化するために必要な知識や技術を習得し、自己の専門性を高めていく機会を得ることができます。
これまでの本学の産学官共同研究活動はいくつもの優れた成果をあげてきており、企業等に高く評価を
受けております。さらに、地域開発や産業の啓蒙に関わる研究は地域の活性化や地域産業の発展に大きく貢献
をしております。
今回はその共同研究で生まれた成果物の一例をご紹介いたします。
3.過去の共同研究
プロダクトデザイン研究室では1986より共同研究を続けてまいました。製品化されたモノも多く、特許や
意匠登録も数多く取得しております。
多摩美術大学 立体デザイン・生産デザインプロダクト
産学共同研究の実績`86 ∼`03
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
4P
4P
4P
4P
3P
4P
4PI
3P
3P
2P
4PI
4I
3P
4P
4P
3P
4P
3P
3P
4P
3P
3I
3P
3P
3P
3P
4P
「高速道路への提案」
「高速道路への提案」
「P O S システム」
「マンパワーヴィーグル」
「L C D 応用機器のデザイン」
「横浜MM21地区」
「鉄骨ラーメン構造を利用した空間」
「収納システム」
「ときのデザイン」
「ヘルメットデザイン」
「横浜新山下地区再開発」
「高齢者のためのインテリア及びファニチュア」
「リフレッシュのエレメント」
「J Rターミナルステーション」
「東京フロンティア計画」
「あかりソフト」
「JR関連テーマ」
「ソーラーバッテリー」
「汎用エンジン」
「ゴミ・プロジェクト」
「縫う」
「間伐材を“椅子”に」
「GPS」「ペルチェ素子」
「エマージェンシー」
「ヘルプ・ユニバーサルデザイン」
「ユニバーサルデザイン」
「リユーズプロダクト共同研究」
表1.過去の共同研究事例(1986∼1997年)
日本道路公団試験所
日本道路公団
東京電機(株)
宮田工業(株)
(株)東芝
横浜市役所
(株)セキスイデザインセンター
(株)セキスイデザインセンター
シチズン(株)
大日本インキ化学工業(株)
横浜市役所
ジャパンインテリアセンター
T O T O(株)
JR
東京都
東芝ライテック(株)
JR
ホクサン(株)
HONDA
三鷹市
アイシン
津久井町
アイシン
八王子消防署
NEC
NEC
東京大学
多摩美術大学 立体デザイン・生産デザインプロダクト
産学共同研究の実績`86 ∼`03
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
「ユニバーサルデザイン」
「アルミニウムのパイプを材料としたプロダクト」
「WE LOVE SNOOPY」
「ユニバーサルデザイン」
「元気の出るデザイン」
「ユニバーサルデザイン」
「情報端末のデザイン」
「21世紀の建設機械」
「スポーツシューズ」
「Neo Japanism」
「Center Land Tree Project」
「あそびじゅつ」
4P 「デジタルフューチャー」
3P 「パーソナルケア&グルーミング」
2P 「Bird House Project」
2P 「オリジナルデザインの時計」
1P 「Center Land Tree Project 2000」
4P 「Digital Convergence+Harmony」
3P 「Imaging&information Next」
3・4P 「有田焼」
2P 「アイウェア(眼鏡)のデザイン」
3P 「10年後の衣・食・住」
2P 「ボディプロダクト-女性を美しくするための新しいアプローチ-」
2P 「アイウェア(眼鏡)のデザイン」
4P 「10年後、家庭の中で心を通わすホームロボットのデザイン」
3P 「日々を楽しくするもの2015」
3P 「ブラジャー」
2P 「アイウェア(眼鏡)のデザイン」
3P
2P
2P
3I
3P
3I
4P
4P
2P
2P
1P
表2.過去の共同研究事例(1998∼2003)
NEC
(株)日南
ムービックプロモート
三井ホーム(株)
SONY
三井ホーム(株)
NEC
日本建設機械化協会 建設省
Reebok
(株)日南
多摩センター連絡会
セゾンアートプログラム
kodak /(株)平野デザイン設計
松下電工(株)
(株)日南
多摩センター連絡会
サムスン電子(株)
富士写真フィルム(株)
中小企業総合研究機構
中小企業総合研究機構
松下電器産業(株)Panasonic
(株)ワコール
中小企業総合研究機構
(株)東芝
(株)本田技術研究所
(株)ワコール
(社)福井県眼鏡協会