別 府 大 学・別 府 大 学 短 期 大 学 部 教員紹介 Veritas Liberat 真 理 は わ れ らを 自 由 に する ❶ 研究のキーワード ❷ 具体的な研究内容 ❸ 人生を変えた一冊 本学では、長年にわたって地域との関係を深める努力を地道に積み重ねてきました。本学が行う地域貢献は、教員 の個々の活動、教職員・学生の組織的活動、施設設備の提供など多種多様なものがあり、自治体や企業、教育機 関と多くの連携事業を行っています。今後も、本学の人的・物的、学術的資源を地域のニーズに応じて提供し、地 域の学術・文化・生涯学習の発展に貢献することに努めてまいります。 学 科 紹 介 文学部 日本語・日本文学コース 英語・英米文学コース 学 部 学 科 国際言語・文化学科 言語・文学・芸術を複合的に学び、 文化を創造し、そして継承していく人間を育成します。 文学部 史学・文化財学科 日本史や世界史に加え、考古学、文化財の保存修復、民俗学など幅広い分野を擁す歴史 系学科です。西日本を中心に文化財職員、学芸員として多くの卒業生が活躍しています。 人間関係学科 「心理」 、 「社会福祉」 、 「教育・生涯スポーツ」の分野から、社会における人間関係を 多面的に考察し、地域社会の活性化や再生に携わる人材の育成を目的としています。 国際経営学部 国際経営学科 グローバルな経営管理の知識と技術の修得をメインに、再生エネルギー、集落営農、 アグリビジネス、観光資源の分野で自治体との取組も活発に行っています。 国際経営コース 会計・税理士コース 観光・地域経営コース 大分県で唯一の管理栄養士養成施設です。保健、医療、福祉領域において、 人々の健康に貢献できる人材の育成を目指します。 発酵食品学科 国内でも数少ない醸造発酵学を専門とする学科です。伝統的な発酵食品から、バイ オ科学を応用した環境浄化・代替エネルギー、香料などの研究を行います。 書道コース 短期大学部 ❸ 食物栄養科学研究科 食物栄養学専攻(修士課程) レトリック、和歌、文化圏、古代、万葉集 ❸ 西脇 順三郎『Ambarvalia』 万葉集と古今集との関係。具体的には万葉集 の一番最後の第四期という時代の和歌と古今 集の和歌との表現を比較し、その変容につい て時代背景を考慮しながら研究を進めている。 金子 賢(鷗亭) 『書之理論及指導法』 教授 教授 近代ヨーロッパ精神論 哲学 日本画 篠 悠 子 仏教美術、仏像彫刻、磨崖仏、石仏、石窟 芸術、図像、造像銘、臼杵石仏、宝珠 ❶ 近代精神、内面的に自律した社会的主体、ニ ヒリズム ❶ 日本画、文化財保存修復(書画・彩色文化 財) ❷ 日本の仏教美術と密接に関わる中国仏教美術 の研究に端を発し、日本の仏教美術、特に臼 杵石仏の調査研究に長く携わっています。日 本で石の仏像彫刻として国宝に指定されてい るのは、唯一臼杵石仏のみです。 ❷ ❷ 日本画制作、および、日本絵画(伝統的な技 法)の技法研究や古典模写が専門で、文化財 保存修復に関する彩色文化財などにも関わっ ています。目指すべき芸術の本質とは何か。 終わりなき探求です。 ❸ 佐和 隆研『仏教美術入門』 (社会思想社) 戦後日本に現れた「近代主義」の思想を丸山 真男を中心に研究し、近代や近代精神の意味 を究明するとともに、ドイツの哲学者カール・ レーヴィットのヨーロッパ精神史研究に見られ る近代精神批判の研究を通して近代精神の意 味について研究しています。 ❸ 丸山 真男『現代政治の思想と行動』 ❸ 埴谷 雄高『死霊』 教授 教授 安松 みゆき 教授 田代 為寛 河野 豊 (ペンネーム:田代しんたろう) 西洋近代美術史 日独美術交流史 文学研究科 ❶ ❷ ❶ 発酵食品コース 食品流通コース 食品香料コース 歴史学専攻(博士前期・後期課程) 日本語・日本文学専攻(博士前期・後期課程) 文化財学専攻(博士前期・後期課程) 臨床心理学専攻(修士課程) 浅野 則子 佐藤 瑠威 日本美術史 東洋美術史 仏教美術史 イギリス文学 マンガ ❶ ウィーン世紀末美術、ジャポニスム、日本美 術交流、ミュンヒェンの画家C.G.プファフ ❶ マンガ、ユーモア、ルポルタージュ、地方分 権、武道 ❶ 17世紀、散文、サー・トマス・ブラウン、庭 園、魔術と科学 ❷ 西洋近代美術の研究。特に現地調査を踏まえ て、ウィーン世紀末美術、鴎外の『独逸日記』 に登場するドイツ近代女流画家( 「チェチリ イ」 ) 、日本とドイツの美術交流の歴史を研究 しています。 ❷ マンガの実作。特に、ストーリーの発想及び 構成の作法について研究しています。取材を ベースにしたルポマンガや行政関連の啓発マ ンガ冊子、また武道の意義をマンガで伝える 仕事も多く手がけています。 ❷ イギリス17世紀の文人、サー・トマス・ブラ ウンを中心に研究しています。ブラウンの著 作は魔術と科学とが未分化であった時代の産 物です。その両方にまたがるブラウンの著作 は今なお非常に示唆的です。 ❸ 木村 毅『クーデンホーフ光子伝』 ❸ 月刊漫画雑誌『ガロ』 ❸ フランツ・カフカ『変身』 食物栄養科 「調理のできる栄養士」 、 「地域社会で活躍できる栄養士」を養成し、 子育て支援や食育活動、学外行事などの地域貢献にも積極的に参加します。 初等教育科 現場のニーズに即したカリキュラムで、保育所、幼稚園、小学校までの保育・教育 の専門分野を学びます。保育士と小学校・幼稚園教諭二種免許を取得できます。 専攻科 福祉専攻 初等教育専攻 ❸ 方言、日本語、談話、コミュニケーション 九州方言の可能表現、大分方言のフィラー的 に使われる「アンタ」のイントネーションと機 能、方言談話の地域差・世代差・性差の比 較研究 山野 敬士 日本語史 文法史 語彙史 方言学 日本語教育 ❶ ❷ 教授 森脇 茂秀 松田 美香 小学校・幼稚園コース 保育・幼稚園コース 豊かな人間性と高い専門的知識を身につけ、社会的ニーズに適応できる 保育士養成を行っています。保育士と幼稚園教諭二種免許を取得できます。 心豊かなケアワーカーを育成する「福祉専攻(1年コース) 」と、 小学校教諭を目指す「初等教育専攻(2年コース) 」を設置しています。 教授 教授 保育科 1 雁塔聖教序の線の研究(なぜこの線が生ま れたのかの問題点を一つ一つ述べている。) 書道の教員養成課程における心構え( 「指 導上の留意点」の文言の意味がもたらすこ とと、真の生徒のための指導案からは離れ てしまうことの真意の追及を求めて。 仲嶺 真信 別科日本 語課 程 大学院 ❷ 教授 社会福祉コース 心理コース 教育・生涯スポーツコース 古代和歌史 書 道 史、中 国 書 道 史、書 論、書 の 創 作 論、 書の理論と鑑賞、書道科教育法 デザイン&絵画コース 世界史コース 日本史・アーカイブズコース 考古学・文化財科学コース 環境歴史学・文化遺産学コース 書道の実技と理論 ❶ マンガ・アニメーションコース 日本語・日本文学コース 英語・英米文学コース 国際文化コース マンガ・アニメーションコース デザイン&絵画コース 書道コース 食物栄養学科 食物 栄養科学部 国際文化コース コ ー ス・専 攻 教授 荒金 信治 国際言語・文化学科 大 学 教授 アメリカ文学 ❶ 日本語の歴史、助辞史、語彙史、希望表現、 比況表現、接続法 ❶ アメリカ南部文学、アメリカ演劇、文学と映 画、文学と音楽 ❷ 日本語がどのように歴史的に変遷するのかと いう過程を明らかにする研究を行っています。 希望表現、比況表現等の変遷を明らかにする ことが研究の大きな柱ですが、現在は動詞の 動作性に着目しています。 ❷ ❸ スティーブンソン『宝島』 アメリカ南部文学の特徴を、人種、性、階級 の 問 題を中 心に考えて います。最 近 では、 オーソドックスな言語的、文学的分析に加え、 カントリーソングやブルースといった南部発祥 の音楽的要素を文学作品に読み込む試みなど も行っています。 ❸ 織田 作之助『六白金星』 村上 春樹『アンダーグラウンド』 2 ❶ 研究のキーワード ❷ 具体的な研究内容 ❸ 人生を変えた一冊 教授 教授 川村 正敏 高木 伸幸 編集デザイン 電子書籍 坂口 淳志 日本近現代文学 国語教育 日本語教育 異文化理解 ❶ 電子書籍、市民メディア、インタラクティブデ ザイン、DTP、EPUB3 ❶ 日本 近 現 代 文 学、昭 和 文 学 史、戦 後 文 学、 国語科教育法 ❶ 日本語教育、異文化、対照研究、多様性、コ ミュニケーション ❷ 今はパッとしない電子書籍ですが、将来的に は非常に面白いメディアです。「書籍」の持ち 味を守り、「電子」の魅力をどう生かすかを考 えながら、動向を見守り、試作品づくりを進 めています。 ❷ 井上靖、梅崎春生など、日本の近現代作家を 研究しています。小説のモチーフを読み解き つつ、小説と材料との関係や、社会状況との つながりなどを論じています。国語教育も研 究テーマの一つです。 ❷ 中国語と日本語の対照研究の成果をもとに中 国語圏の学生が効率的に日本語を学べる方法 と異文化(特にイスラム文化)の人々とのコ ミュニケーションのとり方を研究しています。 デール・カーネギー『道は開ける』 ❸ 「微生」(新潮社版『梅崎春生全集』第二巻 ❸ 准教授 篠 ❸ 大司 史学・文化財学科 世界史コース ❶ 二豊地域の近世社会、城下町、在町、村落、 産業、人物、教育 ❶ ローマの平和、皇帝礼拝、解放奴隷、都市と 農村、社会的結合関係 ❷ 大分県域を対象とした近世の歴史について政 治、社会、文化をトータルにとらえた研究を めざしています。具体的には、藩体制の歴史、 産業や町村などの社会経済史、人物の思想や 教育の歴史を取り上げています。 ❷ 紀元後1世紀から2世紀にかけては「ローマ の平和」と呼ばれています。歴史上稀にみる 平和は何によって可能だったのか。 ❸ 特にありません 考古学・文化財科学コース 環境歴史学・文化遺産学コース ❸ 安良城 盛昭『幕藩体制社会の成立と構造』 准教授 教授 教授 グラフィックデザイン デザインマネジメント 日本語学(表現学・文体論) 東南アジアのイスラーム史 中国政治制度史 内山 和也 古代ローマ史 地中海世界 ネットワーク 日本近世史 (現、大分県域を対象として) 日本史・アーカイブズコース 司馬遷『史記』 山本 晴樹 豊田 寛三 文学部 准教授 渡海 道英 教授 教授 収録) 日本語教育学 利光 正文 教授 田村 憲美 友永 植 日本中世史 中世村落史 民衆生活史 ❶ 日本語教員養成、ブレンディッドラーニング、 eラーニング、反転授業、教材開発 ❶ エディトリアル、グラフィック、パッケージ、シ ンボルマーク、CI・VI ❶ 文体とは何か、文体論とは何か、表現のすが た、日本語の書きことば、日本語表現法 ❶ 東南アジアのイスラーム化、ムスリム近代派、 宗教運動史 ❶ 中国史、三国志の世界、唐・宋時代、日中 文化交流史、古代東アジア世界 ❶ 中 世 荘 園 制、村 落、自 然 環 境、気 候 変 動、 中世林業技術、人口動態 ❷ 日本語教員養成や日本語学習者向けにeラー ニング教材を開発するとともに、開発したeラーニングシステムと対面式授業を融合した 反転授業等の実践を通して、よりよい学習モ デルの構築を模索しています。 ❷ グラフィックデザインを中心に、実践的デザイ ンの研究。バウハウスの流れを組んだデザイ ンの探究。マーケティングや企業経営に生か せるデザインマネジメントや、バリアフリーな ど福祉デザインも研究。 ❷ 表現とは私たちに知覚できる何かがうみださ れる過程のことで、そこでの〈表現のすがた〉 が文体です。あらゆるコミュニケーションは表 現と文体を含むと考えられますが、特に書き ことばが私の研究対象です。 ❷ 東南アジアのイスラーム化について、様々な 史料に基づいて考察するとともに、20世紀初 頭に設立されたインドネシアのイスラーム改 革団体ムハマディヤ(ムハンマドに従う者)の 運動史を研究しています。 ❷ 中国史における所謂「唐宋変革」を睨みなが ら、唐から宋にかけての政治・制度の変化を 研究しています。特にこの時代の内官や側近 官僚の動静を分析し、宋朝の皇帝独裁体制と の関わりを考察しています。 ❷ 日本中世(平安中後期∼戦国期)の地域社 会の在り方を荘園制や村落を基軸に研究して います。最近では、高精度の気候復元の成果 を利用して中世社会に気候変動が与えた影響 を探求する試みをしています。 ❸ バーンド・シュミット、アレックス・シモンソン 『エスセティクスのマーケティング戦略』 ❸ 伊東信・作/横山明・絵『SOS地底より』 ❸ エドガー・スノウ『中国の赤い星』 ❸ 吉川 英治『三国志』 ❸ 一冊となると特に思い当たりません ❸ 『日本語教育ハンドブック』日本語教育学会編 准教授 講師 鈴木 晶 講師 阿部 淳 国際観光 温泉観光学 ❶ インバウンド・アウトバウンド、日中観光、温 泉観光 歴史環境学 ❶ 柔道、少年柔道、柔道の意識調査、大分県 柔道 柔道選手の傷害 Tomás O'Connor ❷ インバウンド・アウトバウンドの研究を行って います。温泉や文化、地理などキーワードを もとに観光文化、資源、政策などの講義を行 い、インバウンド観光に適応できる人材を育 てていきます。 ❷ 大分県の少年柔道競技者および保護者への意 識調査や、学生の体力・スポーツに関する意 識調査、柔道選手の傷害に関する研究などを 行っています。 ❸ 山下 晋司『観光人類学』 ❸ 沢木 耕太郎『敗れざる者たち』 西洋史 ❶ ❷ ❸ 英語、沖縄返還、英語教育 沖縄の歴史に母国アイルランドの歴史と共通 点を感じ、沖縄返還交渉の研究を行っていま す。特に焦点を正式交渉に当て、米国政府、 特に国防省・国務省の資料を利用して研究し ています。 Peig『The Autobiography of Peig Sayers of the Great Blasket Island』 教授 教授 教授 日本中世史 環境歴史学 日本民俗学・民具学 日本考古学(先史考古学) 飯沼 賢司 オカナ・トマース 体育 柔道 段上 達雄 下村 智 ❶ 環境歴史学、共生、文化的景観、神仏習合 八幡神、六郷山、家族、女性、金属 ❶ 日本民俗学(祭礼行事・民俗技術・民俗芸 能) 、民具学、民俗文化財 ❶ 縄文時代、弥生時代、文化伝播、精神文化、 自然環境、生業 ❷ 研究は「環境歴史学」 「宗教史」 「家族史」 「分 析歴史学」等多岐であるが、基本は人と自然 (ときには神)のどのような関係、距離間をも ちながら暮らしてきたのかを歴史的に考察す ることである。 ❷ 最近は全国の祭礼行事における傘鉾や風流傘 を対象に研究しています。文献史料を調べる と共に祭礼行事を現地調査し、傘を憑霊する 道具のひとつとして位置づけたいと考えてい ます。また、神楽などの民俗芸能、山車ので る都市祭礼、民具なども調査研究しています。 ❷ わが国の先史時代、特に縄文時代や弥生時代 の文化について研究を行っています。また、 日本は古い時代から東アジアと深い関係があ りますので、東アジア的視点を重要視して研 究を進めています。 ❸ 宮本 常一『忘れられた日本人』 ❸ 高校時代の恩師 富樫卯三郎先生(人生を変 えた人) ❸ 石母田 正『中世的世界の形成』 講師 講師 特任教授 教授 教授 教授 アニメーション 映像制作 英語学 油彩画 マヤ文明 文化人類学 日本近世史 近世城郭史 アーカイブズ学 日本近代史 甲元 隆則 ❶ ❷ アニメーション、映像制作、デザイン、美術 ❸ 宮崎 駿『宮崎駿の雑想ノート』 セルアニメーションとFlashアニメ―ションの 研究を行っています。Flashアニメ―ションの 特性とセルアニメーションの特性を融合した Flashアニメの研究を進めたいと思います。 舩田 佐央子 ❶ 文体論、修辞学、認知言語学、意味論、メタ ファー、メトニミー、ディケンズ ❷ 英国作家ディケンズの言語研究をしています。 とりわけ、彼の小説の中に見られるメタファー などの比喩表現に着目し、それぞれに潜む意 味産出のメカニズムについて、認知言語的観 点から研究を進めています。 ❸ ドリス・レッシング『Through the Tunnel』 3 准教授 松本 篤 ❶ ❷ ❸ 美術、芸術、絵画、油彩、春陽会 色相の対比による調和いわゆる「色価」を テーマに油彩を制作しています。絵画は自然 の模倣にその多くを依ってきましたが、現実 の世界に縛れらない色彩は、個の表現におい て自然からの解放を可能にします。 これから出会いたいと思っています 佐藤 孝裕 ❶ ❷ ❸ 古典期マヤ王朝史、環境破壊と文明の衰亡 古典期マヤの諸国家の形成や変遷の過程を、 内的及び外的要因の観点から研究していま す。特に、メキシコ中央高原の巨大国家テオ ティワカンとの関係性を解明しようと努めてい ます。 ゲーテ『若きウェルテルの悩み』 白峰 旬 針谷 武志 ❶ 近世城郭、城郭統制、公儀普請、老中奉書、 一国一城令、関ヶ原の戦い ❶ アーカイブズ(保存記録) 、歴史的記録、公 文書管理、書体字体、書流 ❷ 近世の城郭と政治史の関係について研究して います。特に江戸時代における幕府主導の公 儀普請や幕府が諸大名に対して行った城郭統 制を中心に、個々のテーマを設定して研究し ています。 ❷ アーカイブズ学と、19世紀の日本の近世近 代移行期の政治史を中心に研究しています。 アーカイブズ学では、アーカイブズに使われ る文字の書体と書流を分析しています。 ❸ 大類 伸、鳥羽 正雄『日本城郭史』 ❸ 石井 進『日本の歴史7 鎌倉幕府』 4 ❶ 研究のキーワード ❷ 具体的な研究内容 ❸ 人生を変えた一冊 教授 教授 教授 准教授 社会学 日本考古学 保存修復・保存科学 精神神経内分泌免疫学 ストレス、臨床心理学 松森 武嗣 ❶ ❷ ❸ 高校入試制度、 R.ローティ、ポストモダン論 モデルネ論争を契機に、知識論や社会科学論 から社会学の学的基礎づけを模索する一方、 高齢社会における扶養・被扶養意識の構造分 析、学習塾の教育システムや高校入試制度変 更の影響を研究してきました。 映画(戦記物、「砂の器」) 田中 裕介 一つ目は、飛鳥時代の古墳群の発掘調査。今 後も学生と共に、大分県最大の石室をもつ鷹 塚古墳を含むこの調査を継続します。二つ目 は、戦国日本への 大砲伝来 についての研 究。世界中で大砲の調査を実施中です。 ❸ 学習漫画『日本の歴史』(集英社版) ❶ 唾液free-MHPG、ストレス科学、フィールド実験室研究、緊急支援、健康心理学 ❶ 若者の生活体験、地域づくりと教育、子ども の貧困 ❶ アメリカ法、障害法、障害のある子どもの教 育を受ける権利 ❷ 日本の古墳時代社会の復元を目指して大分県 をフィールドに古墳調査、埴輪など学生諸君 とチームで研究しています。個人的には日本 に残るキリシタン墓地や唐人墓など外国人の 墓碑に関心を持って調査しています。 ❷ 文化財(とくに出土金属製品)の修理や自然 科学的調査を通して、材質や製作技法、遺存 状況などの調査、研究を行っています。 「物 言わぬ文化財から如何に多くの情報を引き出 すか」を日々考えています。 ❷ 「人はストレスとどう向き合えば、生活しやすく ❷ 市町村合併や学校統廃合後のコミュニティ再 編と社会教育のあり方、子どもの発達を保障 する地域教育、持続可能な地域づくりに向け た教育のあり方などをテーマに研究を行って います。 ❷ 法律学、憲法学の中でも人権分野を中心に研 究をしています。特に、障害のある子どもの 教育を受ける権利について、アメリカにおけ る法制度、また判例などを調査、研究してい ます。 ❸ 特になし ❸ ❸ 光岡 明『柳川の水よ、よみがえれ』 ❸ 山際 淳司『スローカーブを、もう一球』 ❸ 『未来への遺産』(NHK出版) TOPICS»1 講師 藤森 千博 英語学(統語論) 生成文法理論 ❶ フェイズを越える移動、移動要素起因の移動、 θ位置への移動、素性継承 ❷ ミニマリストプログラムに基づく言語分析、特 に移動現象を中心に研究しています。移動を 引き起こす不完全な素性はどこにあるのかを、 素性継承のメカニズムと絡めながら明らかにし たいと考えています。 ❸ 俵 万智『サラダ記念日』 ❷ 社会福祉コース 心理コース 教育・生涯スポーツコース ❸ 教授 突然の事故や病気によって障害を抱え、ひとり では解決できない課題を抱える人びとへの生 活支援に関心を寄せています。とりわけ、高次 脳機能障害のある人の生活のしづらさを当事 者の側から考え、本人の力を活用した援助方 法の体系化に向けた研究に取り組んでいます。 ❸ 5 山本 有三『路傍の石』 篠原 一『市民の政治学』 等の活動を行っています。活動をもとに、精 神障がい者やその家族、生きづらさを感じて いる人たち等への心理支援のあり方を研究 テーマとしています。 ❸ 中野 明德 臨床心理学 精神分析学 精神衛生学 神経生理学 ❶ ❷ 神経科学、教育の情報化 ❸ Neural Darwinism「The Theory of Neuronal Group Selection」 知識や学びを支える様々な技術や方法論の授 業へ導入について、脳という視点から考えて います。 時実 利彦『脳と神経系』 講師 臨床心理学 発達障がい 社会福祉学 精神保健福祉 古川 博文 ❶ 投影法による心理アセスメント、日本的精神 分析、学校のメンタルヘルス ❷ 人間の心をどのように理解し、どのように援助 することができるのかについて探求していま す。精神現象をとらえる方法は多様ですが、 私の場合、意識と無意識の相互作用、対人関 係の視点を重視しています。 ❸ 森 有正『バビロンの流れのほとりにて』 尾口 昌康 ❶ 障害者福祉、 「施設から地域へ」 、社会的障壁、 地域生活支援 ❶ 精神障害者の社会参加・社会復帰、精神保 健福祉領域におけるソーシャルワーク ❷ 自閉スペクトラム症児・者の自己理解・他者 理解について研究をしています。主に、心理 劇という技法を用いて、自閉スペクトラム症 児・者への心理臨床学的支援方法について研 究をしています。 ❷ 現在、障害のある人の地域生活移行が進むな か、さまざまな社会的障害が存在しています。 このような障害のある人をとりまく社会の障 壁、そして地域生活支援について研究を進め たいと考えています。 ❷ 精神障害者の医療と福祉について研究してい ます。その中でも近年特に関心を持っている 領域は、社会的入院患者の退院促進やセルフ ヘルプ・グループ、精神障害者の家族支援な どです。 ❸ 特になし ❸ 石川 信義『心病める人たち∼開かれた精神 医療へ∼』 ❸ ドナ・ウィリアムズ『自閉症だったわたしへ』 TOPICS»2 講師 日和 恭世 社会福祉学 ❶ ❷ ❸ 地方自治体との協定 学校法人別府大学では、大分県 や県内各市町村との包括交流協 力協定を締結しています。大分・ 別府という地方の大学・短大とし て、 地産地消(地域で産み育て、 地域の将来を担う人材を育成す る) を目標に、官学が連携する ことで、学生は地域の活性化やそ れに伴う諸問題を解決すべく様々 な視点から取り組み、学ぶことが 可能になります。 ソーシャルワークの専門職性、思考・判断、 省察(reflection) ソーシャルワークの専門職性について研究し ています。特に、ソーシャルワーカーの思考 や判断に着目し、実践においてソーシャルワー カーが何を見、何を考えているのかを明らか にしたいと考えています。 中津市 (平成26年) 杵築市(平成22年) 日出町(平成22年) 別府市(平成16年) 大分市(平成22年) 日田市 (平成18年) 臼杵市(平成26年) 由布市 (平成18年) 旧挾間町 (平成12年) 竹田市 (平成22年) 佐伯市(平成27年) 豊後大野市(平成27年) 大分県(平成26年) 教授 関谷 忠 宿 元明 国際経営学部 地域経営論 経営診断論 税務会計論 社会安全システム科学 経営工学 ❶ 経営工学、生産管理、SCM、静脈物流(3 R) 、経営情報システム ❷ 主に製造業を対象に、生産・在庫・物流シス テムの解析と設計・構築を中心に研究してい る。近年は、環境問題に注目し、循環形社会 をめざすべく生産・在庫・物流システムの構 築を研究に取り込んでいる。 国際経営コース 会計・税理士コース 観光・地域経営コース 国東市(平成22年) 宇佐市 (平成27年) 教授 国際経営学科 姫島村(平成21年) 豊後高田市 (平成22年) H.M.バートレット『社会福祉実践の共通基盤』 教授 西村 靖史 社会福祉学 ソーシャルワーク ❷ ❷ 「大分いのちの電話」や「自死遺族のつどい」 教授 林 眞帆 ❶ ミニ・パブリックスの代表的手法である「プ ラーヌンクスツェレ」をドイツでディーネル教 授に直接学び、日本に紹介。その手法を元に、 日本の自治体では市民討議会の手法が開発さ れ、全国で約450の実施事例がある。その 多様な内容と展開を研究。 カウンセリング、精神障がい者、自殺、自死 遺族、メンタルヘルス 講師 自閉スペクトラム症、心理劇、発達障がい児・ 者への理解の促進 臨床心理学 精神保健 ❶ 准教授 ❶ 大嶋 美登子 プラーヌンクスツェレ(計画細胞会議) 、市民 討議会 柊 あおい『星の瞳のシルエット』 石川 須美子 教授 市民参加論 地方自治論 ❶ なるか」をテーマに研究しています。ストレス に遭遇した時、病気になる、挑戦するなど反 応が違います。この違いを心理生理学的視点 から解明しています。 別府大学から 「九州学」を提案! 本学では、長年九州の歴史と文化の研究・ 発信を行っており、その学びの基盤は「九州 (沖縄・山口含む)」にあり、多くの卒業生が 九州各地で活躍しています。そのネットワー クと九 州 各 地 域 の 方々 の 知 恵 を 集 結 し、 2015年1月「九州学と はなにか」をテーマに、 シンポジウムを開催しま した。今後、新しい九州 像を模索していくことに なり、「九州学」の発展 が期待されています。 篠藤 明徳 文学部 ソーシャルワーク実践理論、実践の理論化、 当事者の力を活用した地域生活支援 法学 憲法学 出土金属製品の保存修復、保存科学、考古 学、古代の金工技法 教授 人間関係学科 織原 保尚 社会教育 生涯学習 環境教育 ❶ 歴史考古学 (飛鳥時代∼近世) ❷ 矢島 潤平 考 古 学、日本 古 墳 時 代、古 代 の 交 通 遺 跡、 近世近代アジアのキリシタン墓と外国人墓 上野 淳也 戦国時代の考古学、大航海時代、大友宗麟、 大砲伝来、金属資源、実相寺古墳群、鷹塚 古墳 准教授 長尾 秀吉 ❶ 准教授 ❶ 渡辺 智恵美 准教授 ❸ ❶ ❷ ❸ 地域経営、経営診断、税務会計、租税法 地域経営の視点から商業問題、まちづくり問 題を経営診断の手法を用いて研究していま す。また、税理士・中小企業診断士として地 域活性化の現場で実践活動も行っています。 P.F.ドラッカー『プロフェッショナルの条件』 Ricard Nixon『Leaders』 6 ❶ 研究のキーワード ❷ 具体的な研究内容 ❸ 人生を変えた一冊 教授 教授 教授 観光地理学 人文地理学 観光資源論 会計学 管理会計 原価計算 英連邦史 オーストラリア外交史 TOEIC 中山 昭則 矢澤 信雄 地域のお宝、地域活性化、観光資源、地域 資源、景観、地域形成、地理空間 ❶ ライフサ イクル・コスティング、サ プ ライ チェーン・マネジメント ❶ オーストラリア、英帝国・英連邦、TOEIC TOEFL、 英検、 国連英検、 科学英語、 実用英語 ❷ 地域のお宝を観光資源として再構築する方策 を研究しています。地域のお宝はそこに住む 人々はなかなか気づかないものです。まず住 民が地域を知る方策を考えています。また、 空間について思索しています。 ❷ 製品の製造から使用・廃棄までのプロセスで 温暖化ガスなどを含めたライフサイクル・コ ストを分析しています。また、国を対象に貸 借対照表や損益計算書を作るとどのようにな るかについても研究しています。 ❷ ❸ 長塚 節『土』 ❸ ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 オーストラリアを中心とした戦間期の英帝国・ 英 連 邦 史 の 研 究 を 行 って い ま す。ま た、 TOEIC、TOEFL、英検を中心とした実用英 語のスコアアップの研究も行っています。さら に、歴史と英語を融合させた研究にも関心を 持っています。 教授 ❸ 教授 阿部 博光 鄭 中国の政治経済 国際経営、日本語文法 朱 経営学 国際マーケティング 再生可能エネルギー、自然エネルギー、環境、 地熱 ❶ 中国の経済成長、国有企業、直接投資、アジ ア経営、日本語複文 ❶ ファッション・マーケティング、地域マーケティ ング、マーケティング・コミュニケーション ❷ 日本内外の環境エネルギー政策の研究を行っ ています。2011年3月の福島原発事故を受 けて注目される自然エネルギー、特に大分県 の地熱エネルギー開発の研究を進めたいと考 えています。 ❷ L2学習者に日本語応用能力を身に付けさせ るための、複文を中心とする日本語教育文法 の研究。直接投資の導入と中国の経済成長と の相関関係の研究及び経済成長における中国 特有の二律背反諸現象の分析研究。 ❷ 松田 忠徳『温泉力』 ❸ 薄氷『英語語法』 ❸ 准教授 准教授 中道 眞 食物栄養学科 経営戦略・中小企業・集落営農・イノベー ション・ビジネスモデル・組織・改善 ❶ 企業経済、産業経済、電子商取引、戦略的 SCM、韓国語・文化教育 ❷ 経営戦略における優位性構築とその源泉、イ ノベーション、オープンイノベーションがどの ように作用するかについて研究しています。 研究対象は主に、中小企業、ベンチャー企業、 集落営農法人です。 ❷ 市場での企業の行動と成果を分析し、産業界 において経済理論をどのように生かすかを考 察するための調査・分析・実証を重視した実 践的な研究を行っています。また韓国語と文 化の教育にも力を入れています。 ❸ デール・カーネギー『道は開ける』 ❸ 『よくわかる経営戦略論』(ミネルヴァ書房) 江 マーケティングと国際マーケティング、ファッ ション・マーケティングの研究を行っていま す。グローバルな視点からファッション産業に おける企業のグローバル・マーケティング戦 略とその国際比較について研究しています。 ❷ 1)食行動調査などを実施し、動脈硬化症予防 のための食事メニューの開発などを共同で研 究しています。2)食品の成分と食味との関係 を味覚センサ等の分析手法を用いて研究して います。 Jernigan、Easterling 『FASHION MERCHANDISING and MARKETING』 ❸ 教授 星野 隆 人体の構造と機能及び 疾病の成り立ち ファイナンス、金融工学、計量経済学、統計 学 ❶ 高齢者の栄養管理、在宅高齢者、嚥下食材、 高齢者の食事、食材のテクスチャー(硬さ) ❶ かおりの生理機能、栄養、食欲、食行動、味 覚、栄養管理 ❷ 多国籍企業や大企業の経営管理とガバナンス が研究テーマですが、小さなあるいは地域に 根差した企業などの組織が協力・連携する パートナーシップの研究に最近は関心がありま す。 ❷ ❷ 金融商品の価格付けやその現実妥当性の評 価、およびリスク管理の観点から市場で実際 に観察される株価や為替レートなどの金融 データを用いた分析・研究を行っています。 ❷ ❷ 司馬 遼太郎『関ヶ原』 かおりの生理機能をヒトの栄養管理や健康維 持・増進に応用したいと考えています。現在、 かおりが、食欲や食行動、味覚の感受性など に及ぼす影響についてヒトや動物で研究を進 めています。 クリシュナムルティ『自我の終焉』 ❸ 在宅高齢者(通所デイサービス利用者、居宅 介護支援利用者)の栄養状態の調査および課 題評価、調査対象者への栄養状態の把握実 施。また、嚥下障害等の介護食(ソフト食) に取り組んできました。 ❸ 企業活動のグローバル化の進展に伴い、各国 の会計の ルール(会計基準)は、調和化・ 統合化されています。中でもドイツはECや EU域内の会計の国際化に対して戦略的な対 応をみせており、このドイツの戦略的対応が 重要な研究テーマです。 ❸ 宮本 輝『にぎやかな天地』 ❸ 西岡 常一『木のいのち木のこころ−天の巻』 ❶ ❷ 准教授 准教授 准教授 教授 准教授 情報科学 農業経済学 食品流通学 観光ビジネス 観光地理学 食品学 臨床栄養学 ❸ 情報処理、ネットワーク、ネットビジネス 国際経営と情報処理の接点として、ネットビジ ネスに関心を持っています。インターネット上 では地方と都会、大企業と中小企業、個人で さえ同じ土俵で勝負できるのです。 ❶ 食の安心・安全、畜産経営、食品流通の再 編、6次産業化、世界の牛肉産業の動向 ❷ 国内外の食料品生産・流通の実態調査研究 を行っています。特に、最近では、畜産物の 地域ブランド化の動向や畜産の6次産業化な ど、国際化に対応した食肉流通の再編をテー マとする研究を行っています。 コリン・フレッチャー『遊歩大全』 ❸ ニーチェ『ツァラトストラかく語りき』 ❶ ❷ ❸ 観光ビジネス、観光地理学 観光による地域経済効果について、大分県を 事例に産業連関表を用いて分析しています。 地域の特色を踏まえたあるべき観光戦略とは 何か、GIS(地理情報システム)等を駆使し ながら理論的に研究しています。 加藤 諦三『やさしさの心理』 木村 靖浩 ❶ 機能性食品、核酸系旨味物質、抗炎症、生 活習慣病、消化・吸収 ❷ 疾病の予防や進展防止に役立つ食品機能性成 分の探索研究を行っています。現在は、核酸 系旨味物質による消化器や腎臓の炎症性疾患 の発症予防や改善に関する研究を中心に行っ ています。 ❸ 藤田 恒夫『腸は考える』 WILLIAM A. BONNER, ALBERT J. CASTRO 『 ESSENTIALS OF MODERN ORGANIC CHEMISTRY』 基礎栄養学 ❶ 池口 功晃 大分県は食材に富んでおり、独特な郷土料理 が数多く存在しています。郷土料理について、 どのようなものがあるのか、歴史、成立の背 景、生理活性成分を中心に研究をしています。 藤井 康弘 給食経営管理論・給食の運営 食生活論 国際会計、国際財務報告基準(IFRS)、ドイ ツ会計、EU(EC)法 中川 隆 ❸ 調理学、郷土料理、調理特性 教授 ❶ 榎本 守伸 ❶ ❷ 教授 国際経営、多国籍企業、グローバル・ガバナ ンス、経営管理、社会経営 朝日新聞社会部編『日航ジャンボ機墜落』 調理学 レイチェル・カーソン『沈黙の春』 ❶ ❸ 西澤 千恵子 微生物学 生体防御学 栄養生理学 血管年齢、食行動、食味分析、味覚センサ、 官能検査 計量ファイナンス 統計科学 教授 一子 ❶ 河合 研一 会計学(国際会計・財務会計) 教科教育学(商業科) Morrow『Putting People on the Balance Sheet』 企業・産業経済 韓国語・文化教育論 ❶ 食物栄養科学部 准教授 髙木 正史 国際経営 経営管理 グローバルガバナンス 人的資源の会計的研究を行っています。近年 は日欧のプロサッカークラブにおける人的資 源の測定・評価に関する実務の事例研究を行 い、管理会計やマネジメント・コントロールの 観点からの研究にも力を注いでいます。 教授 ❶ ❸ ❸ 人的資源会計、プロサッカークラブの会計 南 喜玄 経営戦略 中小企業 集落営農 会計学 財務会計 人的資源会計 ❶ ❷ 講師 森 宗一 ⻆田 幸太郎 国弘 正雄『英語の話し方』初版 准教授 姚 宇龍 環境エネルギー政策 国際関係 7 岡本 哲明 ❶ 講師 講師 樋園 和仁 ❶ ❷ 消化・吸収、栄養教育(食育) 、保健指導 大きく2つの異なった分野の研究をしています。 消化・吸収に関する研究(現在は、エリタ デニンという成分を用いて研究中) 幼児期の子どもたちへ食に関する教育を効 果的に行う方法についての検討 ❸ ドラえもんからだシリーズ『食べ物の消化』 一見健康そうでも生活習慣病やメタボリックシ ンドロームといった「もうひとつの栄養障害」 が増える一方で低栄養状態の人も存在する状 況に対して病態栄養学を通した研究を進めて いきたいと思います。 ❸ 『くすりの話』 准教授 野村 文宏 浅田 憲彦 ❶ ❷ 病態栄養学、血液内科学、血栓止血学 哲学 倫理学 ドイツ語 ❶ ❷ ❸ 哲学、現象学、フッサール フッサールの現象学を中心に研究を行ってい ます。現在は、方法論に関心をもっており、 現象学的方法を他の学問分野へと、どのよう に応用できるかを研究しています。 ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』 8 ❶ 研究のキーワード ❷ 具体的な研究内容 ❸ 人生を変えた一冊 准教授 准教授 准教授 教授 准教授 准教授 スポーツ生理学 応用健康科学 応用栄養学 生化学(免疫生化学) 醸造学 香料学 生化学 微生物生態学 応用微生物学 吉村 良孝 平川 史子 ❶ 生活習慣病、運動処方と運動療法、運動器の 機能改善ロコモティブシンドローム ❶ スポーツ栄養、アスリート、ライフステージ 食育 ❷ 1)地域住民への食事・運動介入指導による健 康づくり(主に生活習慣病予防・介護予防) 2)地域で健康づくりを指導する指導員の養成 3)地域の特徴を活かした健康教室の立ち上 げと継続支援 4)ダイエット・リバウンド経験者に対する健康 支援 ❷ プロ野球球団の管理栄養士として働いた経験 を生かし、アスリートの競技力向上と最適な 栄養摂取のあり方を研究しています。ライフ ステージでの健康維持・増進、疾病予防と食 生活の関係も追求しています。 ❸ 渡辺 淳一『遠き落日』 仙波 和代 ❶ ❷ 免疫、樹状細胞、栄養 ❸ 村上 龍『限りなく透明に近いブルー』 生体内機能を有する食品成分の研究(硫黄 を摂取した際に、どのような機能があるか 検討しています) アレルギーに関する研究(口腔アレルギー 症候群についての基礎研究をしています) 米元 俊一 林毅 藤原 秀彦 ❶ 醸造学、酒類製造学、醸造微生物学、香料化 学、香料分析学、香料機能学、食品機能学 ❶ バイオエタノール、麹菌、遺伝子工学、タン パク質化学、食物アレルゲン ❶ 環境汚染、水平伝播、環境適応進化、微生 物変換 ❷ 香りは、食品、酒、香料の重要な要素ですが、 それぞれに含まれる香りの様々な成分の特徴、 生成機構、人間の嗅覚の仕組み、官能評価、 生理的機能性について、大分香りの博物館と 協力して実践的な研究を行います。 ❷ 遺伝子工学やタンパク質化学の技術を駆使し てバイオエタノールを高生産する微生物や美 味しい焼酎を造る麹菌の開発を行っています。 また共同研究テーマとして食物アレルゲンの 研究も行っています。 ❷ 環境汚染物質分解菌を用いて研究を行ってい ます。微生物は新しい遺伝子を獲得し環境適 応進化します。このメカニズムを解明し、分 解遺伝子の進化の謎に迫りたいと考えていま す。 ❸ 立花 隆、利根川 進『精神と物質』 ❸ まんが『日本の歴史』 ❸ トム・スタンデージ『世界を変えた6つの飲 み物』 (エス・ワン・グランプリ) 講師 TOPICS»3 「第2回S-1g大会」で 金賞受賞! 講師 下村 美保子 中村 弘幸 臨床栄養学 栄養教育論 公衆栄養学 ❶ 臨床栄養、栄養アセスメント、栄養教育、栄 養カンセリング ❶ 健康教室、骨量、性周期、減塩、地域組織 活動、生活習慣病の一次予防 ❷ 管理栄養士にとって栄養ケア・マネジメントの 計画や実行は重要な実践活動です。特に臨床 栄養分野である傷病者の疾病・病態に基づい た的確な栄養ケア・マネジメントの研究を進 めていきたいと考えています。 ❷ 健康教室等による長期・短期の栄養改善活動 の効果について検討を行っています。具体的 には、大学の健康センターと協力し長期的な 健康教室参加による健康増進効果について取 り組んでいます。 ❸ 中村 ハル『努力の上に花が咲く』 ❸ 佐々木 敏『わかりやすいEBNと栄養疫学』 国立循環器病研究センターの主催する「第2 回S-1g(エス・ワン・グランプリ)大会」におい て、食物栄養科学部食物栄養学科の「湯けむ り健康戦隊 ゲンエンジャー」チームによる 「お 塩減らしていいあんべぇ∼うっとーのまごた ちはやさしい定食」が、全国137件の応募の 中から第2位の金賞を受賞しました。大分県 産のしいたけやカボス、ひじきを使い、旨味や 酸味、香りを効か せ、薄味でもまろ やかな味に仕上 げ、高い評価をい ただきました。 教授 発酵食品学科 臨床心理学 教育臨床 ❶ 表象機能の発達、自我機能の発達、自閉症ス ペクトラム ❶ スクールカウンセラー、臨床心理学的援助の 構造化、個別面接における時間軸の視点 ❷ 心の発達はいくつかの飛躍的な段階を経ま す。なかでも2歳の頃に出現する表象機能は、 その後人間独自の世界を実現していきます。 この表象機能と人との関わりがどのように関連 するかを研究しています。 ❷ スクールカウンセラーの実践を踏まえ、関係 するスタッフと連携しつつ、どのように援助し ていくか、および児童・生徒や保護者との個 別面接で過去・現在・未来という視点を用い る方法、理論を構築すること。 ❸ メルロ=ポンティ『知覚の現象学』 ❸ スタンダール『赤と黒』 准教授 今井 航 針塚 瑞樹 佐藤 敬子 教育学 教育史 比較教育 分子生物学 細胞生物学 講師 准教授 文化人類学 教育人類学 インドの教育 コーチング コミュニケーション 教育学 酵母、乳酸菌、清酒・焼酎製造、ステビア農 業資材、除塩・除染 ❶ 細胞増殖、細胞老化、細胞のガン化、造血幹 細胞、エピジェネティクス制御 ❶ 中国近代教育史、学校教育、学校体系、六・ 三・三制、教育改革、中等教員養成 ❶ コミュニケーション、コーチング、男女共同参 画、キャリア教育、生徒指導 ❶ ❷ JST委託研究「ステビア農業資材の塩害水 田に対する土壌修復効果とそのメカニズム の探索」 大分県酒造組合より受託研究 大分県産学官連携共同調査研究「マイクロ バブルの活用開発」 ❷ 私たちの体を構成する細胞のほとんどは増殖 を停止しています。この細胞の増殖の制御が 壊れるとガンが生じます。ガン細胞の増殖をう まく制御できる新しいがんの治療法を目指し た研究を行っています。 ❷ 中国の六・三・三制の導入、実施、展開に関 する歴史的研究です。中国のそれは日本より も25年ほど早く導入されました。学校段階・ 系統の変遷や学校の普及程度に焦点を当てて 研究を進めています。 ❷ 人材育成のためのマネジメントであるコーチ ングの理論を教員養成や学生のキャリアデザ イン・女性のエンパワメント学の分野で活用 する実践と研究を積み重ねてきました。 ❷ ❸ 柳田 充宏『細胞から生命が見える』 ❸ 中村元『合理主義』 ❸ ダニエル・ピンク『モチベーション3.0』 食品流通コース 食品香料コース ❸ 特になし ❸ インド都市社会、子ども・若者の「自己決定」 と共同性構築過程、児童養護施設 インドの児童養護施設出身の若者の変容過程 (おとなになること)について、教育経験と社 会関係に着目しつつフィールドワーク(現地調 査)を行っています。若者のもつ「共同的関 係性」に注目にしています。 本田 勝一『事実とは何か』 教授 教授 教授 准教授 講師 アメリカ文学 アメリカ文化 食品加工学 食品衛生学 公衆衛生学 図書館情報学 図書館情報学 三重野 佳子 9 心理学 発達心理学 小川 幸男 ❶ 発酵食品コース ❶ アメリカユダヤ系作家、バーナード・マラマッ ド、エコクリティシズム ❷ アメリカのユダヤ系アメリカ人作家、特に、 20世紀の作家Bernard Malamudを中心に 研究しています。また、エコクリティシズムの 観点から、アメリカ文学を読む試みにも取り 組んでいます。 ❸ 教職課程 大坪 素秋 醸造学 麹学 生理活性物質の単離・同定 教授 川瀬 泰治 教授 岡本 啓湖 食物栄養科学部 教授 Bernard Malamud The Assistant 高松 伸枝 ❶ ❷ 食物アレルギー、栄養食事指導 管理栄養士として医師やコメディカルの方々と ともに、食物アレルギーをもつ子どもやその 家族の望ましい食生活のあり方や、原因食物 中のタンパクについて調査研究を続けていま す。 ❸ トーマス・マン『魔の山』 小河 正雄 ❶ ダニ類、ウイルス、リケッチア、細菌、衛生 動物、感染症、公衆衛生 ❷ 大分県内のダニ類の生息調査、及びダニ類が 保有する日本紅斑熱やSFTS、つつが虫病な どの病原体の研究を行っています。 ❸ ピーター・メイル『南仏プロヴァンスの12か 月』 工藤 邦彦 司書課程 石川 賀一 ❶ 司書養成教育、文庫活動、多文化サービス、 情報資源 ❶ 図書館史、図書館の教育的職能、学校図書 館、公共図書館 ❷ 離島圏域における図書館サービスの在り方に ついて検討しています。現在は奄美群島内の 中核図書館が実施している集落に向けた文庫 活動に着目し、利用動向や職員養成について 調査を行っています。 ❷ 主に大正期における図書館教育論について研 究しています。現在図書館の機能は様々な分 野から注目されています。研究を通じて先人 の知見を明らかにし、今日の図書館づくりに 活かしていきたいと考えています。 ❸ 日本圖書館協會編『圖書館小識』 ❸ 学研の図鑑『日本の歴史』 (私の原点) 10 ❶ 研究のキーワード ❷ 具体的な研究内容 ❸ 人生を変えた一冊 教授 教授 食物栄養科 ❶ 郷 土 料 理、地 産 品 料 理 開 発、新 商 品 開 発、 食育、食育教材、災害時の料理と栄養 ❷ 地産食材を使った新しい料理の研究開発や企 業からの依頼の新商品の開発もしています。 「育ドル娘」と各市町村と連携しながら食育活 動をし、食育教材開発や災害時の食事作りの アドバイスをしています。 COOK調理全集(人生を変えた料理です) 教授 ❸ 渡辺 和子『置かれた場所で咲きなさい』 ❶ 水 産 物 の 品 質・鮮 度 保 持、水 産 発 酵 食 品、 水産物流通・加工食品分野の技術開発 ❷ 水産物の品質向上・加工・流通の技術開発に ついて、工業など他分野の研究者や業界の 方々と共同して研究しています。研究結果が 現場に反映され、地域振興に寄与することを 目指しています。 ❸ 『イソップ寓話集』 ❸ 児童虐待、不登校、ひきこもり等児童∼青年 期の社会化の問題を抱えた人達の理解と支援 に関する研究。メンタルヘルス・マネージメ ントの 認 知 行 動 療 法、EMDRによるセラー ピーの実践・研究。 ❸ 司馬 遼太郎『空海の風景』 ❸ 聖書 阿部 敬信 佐藤 慶子 ❶ ❷ ❸ 幼稚園教育実習で学生が感じる困難の解消 幼稚園教育実習担当者として、全員の学生が 実習を達成するために 保育技術の提供と共 に、子どもとの対応で困難を感じていること を把握し、事前に具体的に指導できるよう研 究を進めたいと考えています。 森上 史朗『子どもに生きた人倉橋惣三の生 涯と仕事』 特別支援教育 幼児教育 日本語教育 ❶ 聴覚障害、知的障害、発達障害、日本手話、 バイリンガル教育、インクルーシブ教育 ❷ 特別な教育的ニーズのある子どもの教育につ いて研究を進めています。中でも、インクルー シブ教育システムにおける「合理的配慮」と 日本手話・日本語バイリンガル教育について、 特に強い関心があります。 ❸ 現代思想「ろう文化」特集(青土社) 教授 教授 教授 国語 国語科教育学 教職に関する教職概論 生徒指導など 教科教育(理科) 教育実習 大塚 守 島田 隆樹 ❶ 教材研究、ジャンル別の授業の組み立て方、 模擬授業、小学校、中・高等学校 ❶ 教職教養、生徒指導、進路指導、道徳、高 大連携、理科教育 ❷ 個別の児童生徒と教員とが対峙する一問一答 式の授業を改善し、学級のダイナミクスを活 かした「学びあい」の授業を志向しています。 そのための教材研究の方法論を教科書教材を 素材に考えているところです。 ❷ 教職に求められる資質や能力、教師として必 要な法規や制度、学級経営の在り方、生徒指 導や進路指導の進め方、理科教育の在り方な どを高校と大学の連携を基本に研究に取り組 んでいます。 大岡 昇平『レイテ戦記』 ❸ ❸ 教授 三浦 清 ❶ ❷ 教科教育(理科・算数) 、教育実習 ❸ 柳田 邦男『壊れる日本人』 理科教育を中心に、小学校教諭としての指導 力の向上を目指す教科教育及び授業改善につ いて研究しています。 高野 悦子『二十歳の原点』 准教授 講師 講師 教授 教授 教授 臨床栄養学 栄養教育論 食品学 食品加工学 生化学 分子生物学 教職概論 教育原理 算数・生徒指導論 英語 アイルランド文学 社会福祉 臨床栄養、栄養教育、生活習慣病 各ライフステージにおける生活習慣病予防お よび治療のための栄養教育のあり方を検討し ています。また地域活性化のために別府温泉 の飲泉水を用いて、泉質ごとに適した調理の 活用法を見出しています。 辰巳 芳子『あなたのために いのちを支える スープ』 衛藤 大青 ❶ ❷ ❸ 初等教育科 小学校・幼稚園コース 保育・幼稚園コース 専攻科 初等教育専攻 食品加工、調理科学 大分県産の食材を原料とした新規加工食品の 開発を行っています。それぞれの市町村の特 色も踏まえた加工品を作っていければと考え ています。 藤岡 竜太 ❶ 食と疾病、心と栄養、精神・神経疾患、遺伝 病、ゲノム ❷ 変異マウスによる統合失調症の分子病態解明 および家族性の難治性神経疾患の遺伝解析を 行ってきました。これからは生化学の観点から 「食」と「健康増進」とをつなぐ研究をしたい と考えています。 石川 雅之『もやしもん』 ❸ ❶ ❷ ❸ 工藤 豊文 ❶ ❷ 新学習指導要領(算数科)に即した指導法 ❸ 下村 湖人『次郎物語』 基本的・基礎的な知識・技能の習得と数学的な 思考力・判断力・表現力の育成を目指した授 業を中心とした指導の在り方について研究。 ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』 八幡 雅彦 杉野 寿子 ❶ 北アイルランド小説、粉争、ユ―モア、融和、 普遍性 ❶ 開発と障害、地域生活支援、保育とソーシャ ルワーク ❷ ジョ―ジ・A・バ―ミンガムを中心に北アイル ランド小説の研究を行っています。粉争を克 服する北アイルランドの人々を描いた彼らの 小説がいかに世界の人々の心に訴えるかを解 明しようとしています。 ❷ だれもが住み慣れた地域で生活できる環境を 整えるためにはどうすればよいのかについて、 関心をもちながら研究しています。インクルー シブな社会をめざす地域づくりや支援につい て研究しています。 ❸ ジョージ・A・バーミンガム『麗しき土地』 ❸ 糸賀 一雄『この子らを世の光に』 教授 教授 准教授 准教授 准教授 絵画の制作と発表 幼児音楽 リトミック 家庭 被服学 保育学 科学教育 情報教育 野村 正則 短期大学部 11 ❷ 栄養教育論 給食実務論 応用栄養学 生活を送るためのライフスタイルに合わせた 食生活を正しい形に導くのが栄養士の仕事で す。学生には知識・技術を将来あわゆる場面 で活用してほしいです。 幼児教育関係 児童虐待、発達障害、ひきこもり、メンタル ヘルス、認知行動療法、トラウマセラピー 緒方 雅子 ❶ ライフスタイル、食生活 ❷ 「食」は人間にとって生活の基本です。健康 心理学 ❶ 准教授 食品衛生学 水産食品学 東保 美香 ❶ ❷ 雑誌『現代英語教育』 (研究社) 岡本 昭 臨床栄養 食事療法 栄養教育 別府温泉の泉質の違いを生かした料理および 調理法を研究し、介護食への応用を検討して おります。また、生活習慣病予防の観点から、 飲酒時に摂取する食事(つまみ)内容も考慮 した効果的な栄養教育内容も検討しています。 ❸ 学校経営、学校教育、英語教育 1年生を対象に基礎レベルの英作文チェックな どを実施し、英語学力の実態把握を行ったり、 食物栄養に関連する語彙や表現に触れさせる ことにより、英語学習に対する興味関心を深 め、英語指導法の工夫改善に努めています。 教授 海陸 留美 温泉と栄養、飲酒(アルコール)と栄養 ❶ ❷ 教授 中村 廣光 英語 教育学概論 教育実習 学校栄養指導論 調理実習 ❸ ❶ ❷ 真部 健一 立松 洋子 短期大学部 教授 西洋絵画・構図・色調・明暗・社会性 ここ数年は、「窓辺の詩」と言うシリーズで、 絵画の中に、現代の社会性や個人の世界観を どのように取り入れて、明暗・色調や構図を 整えたら良いか悩みつつ、制作している。 仲嶺 まり子 菅 裕子 ❶ 音楽表現・音楽と動き・リズム遊び・ふれあ い遊び・こどものうたの弾き歌い ❶ 家 庭 科 教 育、生 活 素 材、衣 環 境、住 環 境、 生活支援、衣生活 ❷ 保育者養成における「動きを通して学ぶ音楽」 や「こどものうたの簡易伴奏教材」の研究を 行っています。また、保育における「遊び歌 やわらべうたを使ったリズム活動」についての 研究も行っています。 ❷ 環境問題、消費者教育、家庭科教育の視点 から、洗濯や染色について研究をおこなって います。また、高齢化社会、人口減少の現在 において、高齢者の衣・住環境整備について の研究も行っています。 海老沢 敏『むすんでひらいて考』 ❸ 本ではないが、長谷川等伯の「松林図屏風」 ❸ 辰巳 芳子、中谷 健太郎『毛づくろいする鳥 たちのように』 髙濱 正文 ❶ ❷ ❸ 保育実践、保育所実習、保育評価、人形劇 保育現場の実践から、保育者としての役割や 子ども理解に関することや、保育所実習など における評価に関する実践研究を行っていま す。また、人形劇などの表現活動を学生と共 に研究、開発しています。 後藤 善友 ❶ ❷ ❸ 科学教育、情報教育、Eラーニング 科学教育、情報教育について研究を行ってい ます。また、非線形振動子の同期現象につい ての研究も行っています。 特になし 須永博士『詩集 本気をだせばなんでもやれ る』 12 ❶ 研究のキーワード ❷ 具体的な研究内容 ❸ 人生を変えた一冊 准教授 准教授 准教授 教授 教授 教授 心理学 教科教育(国語) 国語 社会 教育実習 現代美術 美術教育 保育学 教育学理論 理科教育 小野 貴美子 ❶ 協働、学校臨床、保育臨床、ロールプレイン グ、心理劇、カウンセリング ❷ 学校臨床や保育臨床について研究していま す。子どもたちの理解や支援のために、ロー ルプレイングなどの技法を使いながら、教師 や保育士とカウンセラーの協働のあり方や方 法を探っています。 ❸ 神谷 美恵子『こころの旅』 豊浦 章治 ❶ ❷ ❸ 言語能力、Z図、問題解決的学習、実の場 確かで豊かな読みや表現ができる言語能力 を、Z図を活用した授業で獲得させます。子 どもの主体的な読みと表現の学習を成立させ る授業構想を、Z図との関連で研究していま す。 大分大学教育学部附属小学校『個の追求を 生かす授業』 ❶ 生きる力、言葉の力、国語単元学習、言語体 験 ❶ 現代美術、美術教育、造形、図画工作、ワー クショップ ❶ 保育学、保育者養成、実習指導、保育者研 修システム ❶ 教育原理、教育課程、教育相談、理科教育 法 ❷ 単元学習は、「学習者が目的をもって、学習 材と言語活動とで組織されるひとまとまりの言 語体験を通して学ぶ。その過程において言葉 の力・生きる力が育てられる」学習方法で、 今、求められる教育の理念があります。 ❷ 記憶や時間をテーマに作品制作を行っていま す。主に展示空間と作品の関係性を意識しな がらcast-off skin(抜け殻)と題し、年に2 ∼3回の個展やグループ展を開催しています。 ❷ 「保育とは何か」を突き詰めていくことを命題 ❷ 教職免許取得に必要な各科目について、学生 諸君が学校現場での教育実践の基礎となりう るような内容や指導法について研究を進めた いと考えています。 ❸ 姜 尚中『悩む力』 ❸ アルボムッレ・スマナサーラ『言葉の偉大な る力』 ❸ 『美術手帖BT』(美術出版社) としています。乳幼児の「最善の利益」のた めに、保育現場の方がと共に保育の方法や保 育者の研修の在り方を考えていきたいと思っ ています。 ❸ レオ・レオニー『あおくんときいろちゃん』 准教授 准教授 准教授 保健学 看護学 日本近代文学 図画工作・美術教育学 文化実践論 音楽教育 声楽 幼児教育 幼稚園実習等 心理学 ❷ 専門職者の職業倫理に関する研究を行ってい ます。学生達が、将来就く職業にどんな志や 信念を持つようになるのか、変化しているの か、大変興味・関心があります。 ❸ 中村 雄二郎『臨床の知とは何か』 山本 裕一 ❶ ❷ ❸ 日本近代文学、昭和文学、近代小説 昭和初期∼戦後までの時期の小説を中心に文 学作品・作家の研究を行っています。「真理 はわれらを自由にする」の建学の精神にのっ とり、人間性の真実を時代とともに考察して いきたいと考えています。 堀 辰雄『風立ちぬ』 講師 ❶ ❷ 私の研究は,以下の3つに分類されます。 小学生の体力向上のための介入研究 学士力関連スキルに影響を及ぼす大学体育 授業について 高齢者の運動行動を変容させるためのアプ ローチ研究 ❶ 美術教育、現代美術、アートプロジェクト・ ワークショップ、ローカリティ ❷ 美術教育の理論的研究と実践を行っていま す。沖縄の大学から赴任したばかりですが、 今後は別府や大分、九州という地域を前提と した教育研究を考察したいと考えています。 ❸ 三島 由紀夫『豊饒の海』全4巻 ❶ ❷ ❸ 専門分野である剣道の研究を行っています。 特に生涯剣道、少年剣道、国際剣道に重点を 置き一人でも多くの方々に日本古来の伝統文 化である武道を身近なものに感じてもらい広 く普及・発展させていきたいと思っています。 司馬 遼太郎『竜馬がゆく』 ❶ ❷ ❸ 安部 えつ子 ❶ ❷ 音楽教育、音楽鑑賞、吹奏楽 小学校音楽の研究、音楽鑑賞教材の研究をし ています。その他に吹奏楽の指導を行ってお り、学生と共に音楽を通じて地域での活動や コンクールなどにチャレンジしています。 ❸ (本ではありませんが)モーツァルトの「クラ リネット協奏曲」 音楽教育、模擬指導、子どもの歌の弾き歌い 音楽教育のなかで、模擬的に指導場面を経験 することの重要性と音楽活動における学生間 の評価活動、また子どもの歌の簡易伴奏に関 する研究も行っています。 久保田 貴子 遊びの様子や姿からの読み取り、子どもの育 ち、環境の構成、援助 ❶ 「子育て支援」について、心理臨床や児童家 ❷ 保育実践研究に取り組んでいます。幼稚園や 保育園での子ども達の遊びの様子や姿から、 育ちを丁寧に読み取り、幼児理解を深めると 共に幼児期にふさわしい教育の在り方を考え ています。 ❷ 困難を抱えている子どもや母親が安心して過 ごせるようにという願いをもって地域の現場に 入り、当事者から学んだ多くのことを社会に 還元すべく、子育て支援に関する研究をして います。 ❸ 竹山 道雄『ビルマの竪琴』 ❸ 深見 憲『ひろしくんの本Ⅰ∼Ⅵ』 属 啓成『ベートーヴェン 生涯編』 講師 助教 幼児体育 幼児教育 ❶ 身体教育学、スポーツ科学、応用健康科学、 スポーツ医学、野外教育 ❷ 幼児・児童の発育発達に関する研究。幼児・ 児童を対象としたキャンプに関する研究。大 学体育に関する研究。スポーツ医学に関する 研究。 ❸ 手塚 治虫『ブラックジャック』 飯田 法子 ❶ 神田 亮 音楽教育 クラリネット専攻 体育学 保健体育、剣道 藤田 光子 講師 岩本 貴光 教科教育学、大学体育学 測定評価学、運動生理学 新体力テスト、学士力、大学体育の意義、高 齢者の運動処方、要支援・要介護 吉村 壮明 講師 中山 正剛 島田 知和 ❶ ❷ ❸ 集団づくり、異年齢保育 庭福祉の観点から研究しています。 短期大学部 専攻科 福祉専攻 異年齢保育では、集団内の発達の差を出発点 とし、共同的に取り組む集団づくりが有効だと 考えられます。今後、異年齢保育における集 団づくりで個々の子どもがどのように発達する か分析していきたいです。 たかたまさひろ『こころのおそうじ』 三浦 弘行『プラス思考―夢をかなえる発想法』 助教 有吉 宏朗 洋画 洋画、絵画、芸術、写実絵画、リアリズム 現代に於ける、リアリズム絵画の可能性と在 り方についての研究 保育科 教授 教授 教授 准教授 早期英語教育 リメディアル教育 介護技術 障害者福祉論 看護学 ソーシャルワーク実践理論 師子鹿 元美 短期大学部 ❶ ❷ Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía『Antonio López』 ❸ 13 柴田 龍太郎 准教授 職業倫理、基礎看護学、精神看護学、看護 倫理、保育の倫理 ❸ 相浦 雅子 准教授 ❶ ❶ ❷ 伊藤 昭博 准教授 谷川 友美 ❸ 尾濱 邦子 小学校外国語活動、小中連携、動機づけ 小学校における英語活動について、小学校 5・6年生の意識、得意分野、苦手分野など について調査研究をしています。さらに、中 学での英語学習に小学校での英語活動がどの ように影響をしているかも研究課題です。 ル ーシー・M・モンゴメリ『Ann of Green Gables(赤毛のアン) 』 足立 圭司 ❶ 介護技術、高齢者、障害者、自立、生活支援、 サービス評価 ❷ 現在の福祉制度のなかで、高齢者と障害者間 の自立の理解はかなりの乖離がみられます。 障害の程度や高齢化による生活の制約にかか わらず自立した生活を営むための生活支援を 研究しています。 ❸ 糸賀 一雄『この子らを世の光に』 相馬 尚美 ❶ ❷ ❸ 医療行為、介護福祉教育 介護福祉士の業務に医療的ケアが追加された ことから、養成教育や介護現場で医療的ケア を安全に実施するための教育や指導法につい て研究しています。 小山内 美智子『あなたは私の手になれます か』 伊藤 佳代子 ❶ ソーシャルワーク、独立型社会福祉士、児童 福祉、高齢者福祉、他職種連携 ❷ 狭義の福祉分野に限定されないソーシャル ワーク実践について研究しています。独立型 社会福祉士のスーパービジョン方法の開発や、 弁護士と連携した包括的生活支援システムの 構築を目指しています。 ❸ 太 田 義 弘・秋 山 薊 二 編『ジェネラル・ソー シャルワーク』 14 地域と連携した研究・活動 別府大学 夢米(ゆめ)棚田プロジェクト 本学では、教員や学生がキャンパスから飛び出し、地域をフィールドに活動して います。その学びを地域に還元し、 地域社会との双方向の活動を目指しています。 育ドル娘 若者の農業・農山村・環境問題・食農等に対する関 育ドル娘は、別府大学短期大学部食物栄養科の学生 心を高めることを目的とし、大分県、別府大学、大 で編成する食育活動グループです。メンバーは「歌 分県農業農村振興公社による連携事業として、平成 とダンスで食育を」をキャッチフレーズに、食中毒 22年にプロジェクト協定を結びました。学部の垣根 予防や食事マナーの指導、日本型食生活「一汁三菜」 を越えて学生が参加しており、大分県農業文化公園 の推奨、食生活改善の呼びかけを保育園や地域の行 内にある棚田で米作りに取り組み、国東特産の「七 事などで行っています。また、地産地消の取り組み 島イ」の栽培も行っています。 や企業と連携して商品開発にも挑戦しています。 史学研究会学生部会 初等教育科・保育科研究会 文学部史学・文化財学科の学生が研究したい分野の研 初等教育科と保育科の大きな特色である「研究会」 究会に所属し、自主的に研究・発表を行っています。 には、学生がそれぞれ興味のある活動に自発的に参 今では14もの研究室が活動しており、古文書の解読 加しており、授業では得られない経験を楽しく積み、 や発掘調査、実地研修などを行っています。それらの 実践力を身につけています。自分たちがアイデアを出 活動が糧となり、史学研究会出身の多くの卒業生は、 し合って作りあげた活動を、幼稚園や保育所、イベン 全国各地で文化財関連業務に従事しています。 ト会場などで実践しています。研究会を通じた学生・ 教員とのつながりは、卒業後も続いています。 活動中の研究会 アーカイブズ・史料学、アジア史、日本近世近代、日本古代・ 中世、考古学、女性史、日本城郭、西洋史、戦史、東洋史、 文化財科学研、民俗学、歴史美術、文明学 活動中の研究会 エプロンシアター、絵本、授業研(授業研究会)、劇団マーブル (人形劇)、パネっこ (パネルシアター)、ふれ研(ふれあい遊び)、 幼Can(幼児キャンプ)、心理ふれあい研究会、外国文化研究会 教員紹介2015 お問合せ先/別府大学・別府大学短期大学部 広報室 〒874-8501 大分県別府市北石垣82 TEL 0977-67-0101 FAX 0977-66-4565 E-mail [email protected] 教員の詳しい研究内容につ いては、本学HPの「研究者 総覧」で公開しています。
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