株 主メ モ 毎年 4 月1日から翌年 3 月 31日まで 毎年 6 月開催 定時株主総会 毎年 3 月31日 期末配当金 毎年 3 月 31日 中間配当金 毎年 9 月30日 その他必要があるときは、あらかじめ公告して定めた日 単 元 株 式 数 1,000 株 株主名簿管理人及び 東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 1 号 特別口座の口座管理機関 三井住友信託銀行株式会社 ( 事 務 取 扱 場 所 ) 東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 1 号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 ( 郵 便 物 送 付 先 ) 〒183 -8701 東京都府中市日鋼町 1 番10 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 ( 電 話 照 会 先 ) 0120 -176 - 417(通話料無料) 事 業 年 度 定 時 株 主 総 会 基 準 日 (ホームページ U R L ) 公 告 方 法 上場証券取引所 http://www.smtb.jp/personal /agency/ index.html 電子公 告により行います。ただし、事故その 他のやむを得ない事由によって行うことが できない場合は、日本経済新聞に掲載いた します。 ※公告掲載の当社ホームページ URL http://www.awi.co.jp/ir/koukoku.html 札幌、東京、大阪 皆 株主の 様へ 書 告 報 第12 期 年 平成 23 旧相模ハム株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 5 号 株 主 様 の た め の 三菱UFJ信託銀行株式会社 特別口座の口座管理機関 ( 郵 便 物 送 付 先 ) 〒137- 8081 東京都江東区東砂七丁目 10 番 11 号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 ( 電 話 照 会 先 ) 0120-232-711(通話料無料) (ホームページ U RL ) http://www.tr.mufg.jp/daikou/ 成 24 年 から平 4月1日 3 月 31 日まで i n d e x 株主の皆様へ 1 セグメント概況 3 産業ガス関連事業/エレクトロニクス関連事業 ケミカル関連事業/医療関連事業 エネルギー関連事業/その他の事業 見やすいユニバーサルデザイン フォントを採用しています。 環境に優しい 「植物油インキ」 を使用しています。 ニュース特集 9 連結財務諸表 11 会社の概要・役員 13 株式の状況 14 株主の皆様へ 当連結会計年度の業績 「全天候型経営」と「ねずみの集団経営」が奏功 代表取締役会長・CEO 株主の皆様におかれましては、 日頃より格別の ことによるものです。 ご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。 また、 2011年度を2年目とする3ヵ年中期経営 さて、2011年度における当社グループの業績 計画「NEXT-2020Ver.1」 に基づき、成長戦略と は、売上高・経常利益の両面で堅調な伸びを達成 して掲げた諸種の施策を各事業分野において着 することができました。 実に推進したことも、 業績に貢献しました。 これは、主力の産業ガス関連が厳しい状況に 2012年度は、 「 NEXT-2020 Ver.1」の最終年 置かれたものの、医療関連やその他事業セグメ 度となります。2011年度と同様に変化の激しい ントに属する食品や物流といった生活関連向け 事業環境が予想されますが、当社グループでは環 の事業分野が順調に推移するなど、これまでに 境変化に積極的かつ俊敏に対応しながら諸種の 当社グループが 取り組んできた産業関連向けの 施策を推進いたします。また、最終目標の確実な 事業分野に偏重しない「全天候型経営」と、環境 達成に努めるとともに、 「さらなる成長への基盤 変化に俊敏に対応する活力を持った事業群に づくり」 を着実に進展させ、 次期の中期経営計画 よる 「ねずみの集団経営」の成果が発揮された に繋げてまいります。 ・成長分野への事業シフト 収益基盤の再構築 主要経営目標 5,000 億円 営業利益 350 億円 経常利益 350 億円 当 期 純 利 益 185 億円 売上高 中期経営計画 NEXT-2020 Ver.1 (2010年度(第11期)~2012 年度(第13期))の概要 主要施策 ・全国の支社・地域事業会社の再編 ・調達・物流コストの削減 国内製造業は、東日本大震災によるサプライチェーンの混乱から 想定以上の速さで回復の過程を辿るも、年度後半には海外経済の 減速や円高、タイの洪水などから輸出関連産業を中心に厳しい局 400,000 426,357 471,809 492,679 第 11 期 第 12 期 面を迎えました。しかしながら第4四半期には、円高の修正や米国 経済の持ち直しにより回復の兆しが見えはじめました。 売上高 200,000 売 上 高 4,926 0 億円 第 10 期 H22/3 国内製造業を需要先とする主力の産業ガス関連は厳しい状況で (百万円) 推移しましたが、医療関連やその他の事業セグメントに属する食品 30,000 事業並びに物流事業などの生活関連向けの事業分野が順調で、 売上高は4,926億7千9百万円(前年比104.4%) となりました。 利益 H24/3 33,601 32,958 経常利益 29,020 当期純利益 20,000 当期純利益 171 H23/3 経常利益・当期純利益 (前年比104.4%) 営業利益は316億7千2百万円(前年比101.3%) 、経常利益は9期 17,167 13,916 10,000 NEXT-2020 /1 兆円 ビジョンに向けた課題への挑戦 主要施策 ・中国市場での基盤づくり ・技術立社の推進と人材育成 0 連続増益の336億1百万円(前年比102.0%) でした。当期純利益 11,680 第 11 期 H23/3 (円) 年間配当金 22 円 当社は、 将来の戦略的投資等に必要な内部留保の充実に留意しつつ、 80 H24/3 1 株当たり 当期純利益 89.35 1 株当たり 配当金 73.64 61.24 60 40 連結純利益の30%を配当性向の目標として、将来にわたって業績に見 合った安定的な配当を行うことを基本方針としております。これに基 第 12 期 1 株当たり当期純利益・1株当たり配当金 託設定益などを特別利益に計上したため、171億6千7百万円(前 年比147.0%)となりました。 第 10 期 H22/3 は、前年度に震災関連等の特別損失を計上する一方、退職給付信 配当 ・農業事業の創業 1 600,000 (前年比147.0%) 主要施策 ・地域事業の川下への拡大 事業環境 億円 新たな成長戦略の構築 ・事業のグローバル展開 売 上 高 (百万円) 20 22 22 22 第 10 期 第 11 期 第 12 期 づき、期末配当は1株当たり11円としました。中間配当と合わせると、 年間配当は1株当たり22円となります。 0 H22/3 H23/3 H24/3 2 セグメント概況 産業ガス関連事業 エレクトロニクス関連事業 需要回復の遅れなどから総じて厳しい状況に 太陽電池向けの特殊ガスが堅調に推移 当連結会計年度の売上高は1,333億1千9百万円、 当連結会計年度の売上高は469億7百万円、 経常利益は122億2千2百万円となりました。 ● 鉄鋼向けのオンサイトガス供給では、震災の影響に加え、歴史的な 円高をはじめとする輸出環境の悪化などから国内の粗鋼生産量が 減少し、ガス供給量が伸び悩みました。 ● 自動車関連産業向けのガス供給は、政府の振興策などによる自動 車の国内生産の回復を受け、年度後半は前年同期の供給量を超える 水準で推移しました。 売上高 億 売上高構成比 27.06% 売上高 150,000 133,319 130,871 50,000 ● しかしながら、産業ガスの需要は全般的に回復が遅れたことに加え、 電力料金の上昇による製造コストの増加などの影響もあり、総じて 厳しい状況となりました。 千 (単位:百万円) 100,000 ● 地域ガス事業におけるシリンダー供給は、震災復興に関連した建設 機械・鉄骨加工向けのガス需要が増加するなど、回復の兆しが見え はじめました。 0 第11期 第12期 H23/3 H24/3 百万円 経常利益 (単位:百万円) 15,000 経常利益は40億3千9百万円となりました。 ●バルクガス供給は、震災に起因する顧客工場の一時的な操業停止や 円高等により液晶パネル関連分野での生産調整が続くなどの影響が あったものの、ほぼ 前年並みの水準で推移しました。 10,000 ●機器工事は、液晶製造工場で使用される温室効果ガスの排出削減 対策に有効なPFC回収精製装置を国内外で受注するなど、堅調に 推移しました。 5,000 ●特殊材料では、年度後半に需要の停滞が見られたものの、太陽電池 向けの特殊ガスが堅調に推移しました。 0 ●情報電子材料は、震災やタイで発生した洪水の影響によるユーザー の減産に伴う受注の減少などにより、厳しい状況で推移しました。 13,419 12,222 469 7 売上高 億 売上高構成比 9.52% 50,000 3,000 10,000 1,000 0 第11期 第12期 H23/3 H24/3 H23/3 H24/3 素、 アルゴンなどの多彩な産業ガスを、ユーザーの個別ニーズ 特殊化学品、関連機器などの幅広い製品・サービスをエレク H23/3 H24/3 高純度窒素ガス 発生装置「V1」 機能性樹脂や高付加価値の電子材料なども、 グループ内の 専門商社である井上喜株式会社を通じて国内外に広くお 届けしています。 展開拡大を進めています。そのひとつであるドライアイススノー 近年、エレクトロニクスメーカーの環 境 意 識が高まる中、 ディスプレイガラスを傷付けることなく高精度で洗浄します。 第11期 第12期 トロニクス産業に向けて提供しています。また、独自開発の ドライアイススノー 精密洗浄システム 「QuickSnow」 現在、関連技術を応用したガスアプリケーションシステムの ドライアイス微粒子を吹き付けることで、半導体ウエハーや液晶 4,039 0 第11期 第12期 高純度窒素などの各種産業ガスを中核に、特殊ガスや 精密洗浄システム「QuickSnow」 は、 液化炭酸ガスからつくる 5,000 30,000 自らガスを作りお届けする製販一貫思想のもと、酸素、窒 グループで賄えるのが特徴です。 48,862 46,907 経常利益 (単位:百万円) 3,581 エレクトロニクス向けに、産業ガスや独自の電子材料を提供 装置・設備の設計開発・施工に至るまで、 すべての工程を自社 百万円 売上高 (単位:百万円) 製販一貫で産業ガスを供給、 ガス応用技術の展開拡大も進む に応じた最適な方法で供給しています。製造や貯蔵、輸送から 3 1,333 1 9 液化ガス充填 温室効果ガスであるPFC系排ガスの排出を削減するPFC回 収・精製・再利用装置を国内外で納入し、その販売強化に注 力しています。 高耐熱半導体基板 「BN300」 4 セグメント概況 ケミカル関連事業 医療関連事業 震災の影響により、 ガス精製・基礎化学品が低調に推移 高度医療設備分野を中心に病院設備工事が順調に推移 当連結会計年度の売上高は777億6千5百万円、 当連結会計年度の売上高は744億7千8百万円、 経常利益は33億5千3百万円となりました。 ● コールケミカルでは、震災の影響により鹿島工場の操業度が低下した ため、コークス炉ガスの精製や粗ベンゼンをはじめとする基礎化学品 の生産量が減少し、厳しい状況で推移しました。 ● タール蒸留事業は、外需を背景に主力の電気製鋼炉用電極向けの ニードルコークスが 堅調に推移するとともに、無水フタル酸やナフタ リンも順調に推移しました。 ● 炭素材関連は、炭化水素樹脂「FR」が新興国におけるタイヤ向けの旺 盛な需要を背景に順調に推移しました。 ● ファインケミカルは、電子材料向けの機能化学品の販売が減少すると ともに、農薬向けの精密化学品の価格下落も影響し、厳しい状況と なりました。 売上高 777 6 5 億 売上高構成比 15.78% 千 売上高 (単位:百万円) 90,000 78,466 77,765 30,000 1,500 3,397 3,353 ● 医療用ガスは、新規取引病院の獲得並びに物流の合理化などにより、 総じて堅調に推移しました。 ● 医療機器では、新生児・小児用人工呼吸器の拡販が進捗するととも に、高気圧酸素治療装置の更新需要並びに循環器系医療機器の需 要も増加し、順調に推移しました。 15.12% 億 千 売上高 (単位:百万円) 経常利益 6,000 66,878 74,478 30,000 4,000 4,382 5,168 2,000 0 0 第11期 第12期 H23/3 H24/3 百万円 (単位:百万円) 90,000 60,000 第11期 第12期 「TEG」を利用した 自動車部材 744 7 8 売上高構成比 ● 医療関連サービスは、 SPD (病院物品物流管理)において業務運営の 効率化を積極的に推進するとともに、受託滅菌業務においても新規 受注の獲得などに努めた結果、堅調に推移しました。 H23/3 H24/3 第11期 第12期 H23/3 H24/3 災害時においても医療用ガスを安定供給 景気変動の影響を受けにくい医療関連事業は、当社グ するコークス炉ガスとコールタールを原料に、 さまざまな ループの安定成長を支える重要な事業分野のひとつです。 化学品を製造しています。高炉の稼動に不可欠な精製ガス、 その中で、医療用ガスは中核ビジネスであり、医療用酸素や 粗ベンゼンなどのガス副産品、電気製鋼炉用電極向けの 亜酸化窒素、滅菌ガスなど、その供給を半世紀以上にわたり ニードルコークスをはじめとするタール蒸留品が主な製品 展開しています。 です。 患者さんの生命を支えるため、 安定供給が絶対不可欠な医療 また、 ゴム補強剤としてタイヤメーカーに販売される炭化 用ガスについては、 地域製造拠点「VSU」のネットワークをは 水素樹脂「FR」や自動車エンジンのパッキン素材として使 じめとする万全な安定供給体制を確立しています。東日本大 の成長が期待されています。 売上高 手術室やICU (集中治療室) などの高度医療設備 ● 病院設備工事は、 分野における顧客への提案営業が功を奏し、順調に推移しました。 0 第11期 第12期 経常利益は51億6千8百万円となりました。 製鉄の際に、高炉燃料であるコークスの製造過程で副成 用される熱膨張性黒鉛「TEG」などの炭素材分野は、今後 5 4,500 3,000 H23/3 H24/3 コークス副産物から多様な化学品を製造 経常利益 (単位:百万円) 60,000 0 百万円 和歌山工場 コークス炉ガス 精製プラント 医療用酸素濃縮器 「PVM5000 OXY」 震災の際には、発生翌日から 「VSU」 のネットワークを活かし、 被災地の医療機関へ医療用酸素の供給を開始しました。 しなの液酸「VSU」 6 セグメント概況 エネルギー関連事業 その他の事業 ハイブリッド給湯暖房システムの拡販に注力 マグネシア事業、 物流事業並びに食品事業が順調 当連結会計年度の売上高は512億3千1百万円、 当連結会計年度の売上高は1,089億7千6百万円、 経常利益は26億7千万円となりました。 売上高 ● LPガスは、震災の影響並びに家庭における節約志向の高まりなどの 影響により、既存顧客における販売数量が伸び悩みました。 ● こうした中、一般家庭向けにはハイブリッド給湯暖房システムの拡 販を進め、工業・業務用ユーザーにはLPガスへの燃料転換に関する ソリューション提案を強化するなど、 新規顧客の獲得と単位消費量の 増加に努めた結果、前年並みの販売数量を確保しました。 512 3 1 億 売上高構成比 10.40% 千 売上高 経常利益 (単位:百万円) (単位:百万円) 60,000 4.500 47,554 51,231 40,000 3,000 20,000 1,500 0 0 利益面では仕入価格の上昇による影響を受けました。 ● しかしながら、 ● 灯油は、直販顧客の新規獲得などにより販売数量が増加し、堅調に 推移しました。 第11期 第12期 H23/3 H24/3 2,733 2,670 第11期 第12期 H23/3 H24/3 経常利益は62億4千2百万円となりました。 ● マグネシア事業は、新興国における電力インフラ向けの旺盛な需要を 背景に、電磁鋼板用マグネシアが順調に推移しました。 ● 塩事業は、震災の影響により株式会社日本海水の小名浜工場(福島 県いわき市) が操業停止となりましたが、他工場での増産並びに代替 塩の確保による市場への安定供給などにより、業績への影響を最小 限に留めました。 ● 物流事業は、軽油価格の上昇による影響があったものの、東北並び に近畿地区における食品物流分野の荷扱量が増加し、順調に推移 しました。 ● 食品事業は、ブロッコリーを中心とした冷凍農産品が順調に推移す るとともに、新商品を投入した畜産品並びに調理用ソースの販売 が拡大するなど、総じて堅調に推移しました。 LPガスを中核にエネルギーソリューションを提案 数多くの高収益・高シェア事業を展開 北海道を主要エリアとして 「ハローガス」 ブランドで L Pガス事 オンリーワン技術で世界シェアを有するマグネシア事業や、 LPガス充填 業を展開するほか、天然ガス分野でも、LNG(液化天然ガス)専 国内でトップシェアを誇る塩事業、定低温輸送など高度な 用コンテナやサテライト貯槽設備の製造・販売など、産業ガスで 物流サービスを全国展開する物流事業、本年3月に相模ハム 培った極低温技術を活かした独自ビジネスを推進しています。 株式会社を完全子会社化し、経営資源の効率的な活用など また、震災を機に、生活エネルギーの一極集中依存が問題視 事業の強化を進める食品事業をはじめ、数多くの高収益・ される中、L Pガスを中核とした「分散型エネルギーシステム」 の提案営業に注力しています。 Topics. 7 百万円 関東天然瓦斯開発と 資本業務提携 船舶積載用40ftコンテナ 当社はこのほど、国内天然ガスの開発などを手掛ける関東天然瓦斯開発株式会社と資本業務提 携を行いました。当社が同社の発行済株式の15%を取得し、 第2位の株主になるとともに、今後、 天然ガスやLPガスなどのエネルギー分野での提携効果の実現に向け、関係を強化していきます。 高シェア事業を展開しています。 Topics. 売上高 1,089 7 6 億 売上高構成比 22.12% 千 売上高 (単位:百万円) 経常利益 (単位:百万円) 7,500 150,000 100,000 百万円 108,976 99,176 50,000 5,000 5,361 6,242 2,500 0 0 第11期 第12期 H23/3 H24/3 第11期 第12期 H23/3 H24/3 「サガミハム」 調理用ソース 農業事業の拡大に向け、 2012年4月、当社は青果物の卸売、加工等を手掛ける株式会社トミイチの発行済株式の90% を取得し、同社を当社のグループ会社としました。同社の持つ技術ノウハウや生産者から流通 トミイチをグループ化 加工までの幅広いネットワークを活用し、さらなる農業事業の拡大を進めていきます。 8 A i r Wa t e r News エア・ウォーターの飲料水事業 安全・安心で美味しい「AW・ウォーター」をよ り多くの方々に キーマン に聞く AW・ウォーターの最大の 福島第一原発事故などの影響から、体に入れる水や食物の 特徴は、 「逆浸透膜」 という、水 安全性への関心は、かつてないほど高まっています。当社は 分子しかほぼ通さないごく細 今後、AW・ウォーターのビジネスエリアをさらに拡大し、より かな目の膜を用いて製造してい 多くの方々に安全で美味しい水をお届けしていきます。 ること。病原菌はもちろん微細 原水 (国の基準を満たした安全なお水) な有害物質までもほぼシャット アウトできるため、赤ちゃんの ミルク用に使っても安心です。 ただ、逆浸透膜を通してでき た水は、不純物を一切含まない “純水” に近く、あまり美味しい ものではありません。そこで、 自社で製造する天然の海洋由 一般の浄水器 A 活性炭フィルター2∼5ミクロン 一般の浄水器 B スすることで、 “安全・安心”と美味しさを両立しています。 ウォーター」 の宅配ビジネスを、各地域子会社を通じて北海道、 さらに、 “安全・安心” を徹底するため、 専用ウォーター・サー 東北・関東、西日本の3ブロックで展開しています。有害物質 バー の定 期メンテナンスとして、ボトル洗浄や 抗菌フィル や細菌を徹底的に取り除くことから生まれる “安全・安心”が ター交換などを実施し、安心してお飲みいただける環 境を セールスポイントです。 維持しています。 加藤 章一 全国展開に踏み出す一方で、 新たな商材開発も AW・ウォーターと他のミネラルウォーターの違いとは? 逆浸透膜を通してできた純水に海洋由来ミネラ ルを付加したものや、製塩過程で副生される蒸留水 を利用した海水由来のものなど、原水を使い分けな がら消費者のニーズに合った安全で美味しいミネ 中空糸膜 ラルウォーターを供給していることです。また、製造 0.01ミクロン から専用サーバーの管理までを一貫して行っており、 来ミネラルをバランス良くプラ 当社グループは、ミネラルウォーター「AW (エーダブリュー) ・ AW・ウォーター 事業部長 AW・ウォーター 逆浸透膜 0.0001ミクロン 逆浸透膜は 一般の浄水器では 除去しきれない有 害物質も除去 ( 除去率97%以上) 特に自社開発のサーバーは、衛生面や省エネ性、ス タイリッシュな外観で高く評価されています。 今後の事業展開は? 昨年、全国展開を目指して香川県坂出市にプラ ントを建設、西日本地区への展開を開始しました。 さらに回収不要なワンウェイ方式を確立したこと で、全国にお届けできる体制は整いつつあります。 今後、大町市のプラント開設を機に、本格的に全国 展開を行っていく予定です。 長野県大町市に天然水プラントを建設 また、持ち前の技術力と開発力で、お客様の声を 反映した関連商材の開発を進めていきます。例 当社は、AW・ウォーター製造用の新たな天然水プラントを、 水が地下水として豊富に存在する町です。そこで当社はこの地 長野県大町市に建設します。2013年3月の完成を目指し、9月 で、 「大町の豊かな環境を東日本地区の多くのご家庭に」をコ に着工する予定です。製造能力は12リットルボトル換算で月 ンセプトに、新たな飲料水事業をスタートすることとしました。 間約25万本となります。 当社は既に、埼玉県吉川市、札幌市、香川県坂出市に飲料 大町市は北アルプスの豊かな自然環境に恵まれ、清冽な天然 水プラントを保有しており、大町市で4カ所目となります。 えば、粉末清涼飲料「AW・ウォータープラスS」は、 コップ150mlに1袋を溶かすだけで塩分、糖分が 補給できるため、熱中症対策に最適です。 当社は、産業ガスから物流・食品と、多種多様な 事業を展開しております。この特徴を飲料水事業 飲料水プラントでの製造風景 9 の事業展開にも活かしていきます。 10 連結財務諸表 連 結 貸 借 対 照 表( 要 約 ) 固定資産 比べて62億2千2百万円増加しました。 240,000 235,715 250,223 平成24年3月31日 256,445 120,000 売 上 高 H22/3 第12期 H23/3 380,535 359,560 固定資産 256,445 250,223 売上総利益 112,143 112,249 有形固定資産 179,944 177,583 80,471 80,980 無形固定資産 16,616 14,261 31,672 31,268 投資その他の資産 59,884 58,378 営業外収益 4,443 4,439 430,547 407,639 営業外費用 2,514 2,749 154,833 139,183 93,014 99,329 247,847 238,512 株主資本 179,278 163,611 資本金 32,263 31,013 資本剰余金 34,460 33,183 利益剰余金 116,207 103,883 自己株式 △ 3,653 △ 4,469 △ 8,829 △ 5,975 142 3,073 △ 299 △ 253 土地再評価差額金 △ 8,800 △ 8,921 為替換算調整勘定 127 固定負債 負債合計 純 資 産 の 部 利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べて 135億7千3百万円増加しました。 (単位:百万円) 150,000 163,949 169,126 182,699 その他有価証券評価差額金 新株予約権 50,000 少数株主持分 純資産合計 0 第10期 H22/3 11 その他の包括利益累計額 繰延ヘッジ損益 100,000 第11期 H23/3 第12期 H24/3 471,809 売上原価 H24/3 純資産 492,679 157,415 流動負債 第11期 平成22年4月 1日〜 平成23年3月31日 174,102 負 債 の 部 0 平成23年4月 1日〜 平成24年3月31日 流動資産 資 産 合 計 60,000 (単位:百万円) 負 債・純 資 産 合 計 経常利益 当連結会計年度 前連結会計年度 平成23年3月31日 資 産 の 部 180,000 第10期 連 結 損 益 計 算 書( 要 約 ) 当連結会計年度末 前連結会計年度末 設備投資やM&Aなどを推進した結果、前連結会計年度末に (単位:百万円) (単位:百万円) 販売費及び一般管理費 営 業 利 益 33,601 32,958 特別利益 4,099 254 特別損失 経 常 利 益 4,199 8,855 税金等調整前当期純利益 33,501 24,357 法人税、住民税及び事業税 13,253 13,139 1,423 △ 1,316 18,824 12,534 1,657 854 17,167 11,680 法人税等調整額 少数株主損益調整前当期純利益 少数株主利益 当 期 純 利 益 連結キャッシュ・フロー計 算 書(要約) (単位:百万円) 平成23年4月 1日〜 平成24年3月31日 平成22年4月 1日〜 平成23年3月31日 営業活動によるキャッシュ・フロー 39,661 32,576 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 28,695 △ 34,766 財務活動によるキャッシュ・フロー 126 △ 7,611 △ 1,591 現金及び現金同等物に係る換算差額 3 △9 261 219 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,358 △ 3,791 11,989 11,271 18,130 21,528 182,699 169,126 430,547 407,639 合併に伴う現金及び現金同等物の増加額 73 22 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 - 370 21,562 18,130 現金及び現金同等物の期末残高 減少したことなどから、前連結会計年度に比べて6億4千3 百万円増加しました。 (単位:百万円) 30,000 29,020 32,958 33,601 第11期 第12期 20,000 10,000 0 第10期 H22/3 H23/3 H24/3 フリー・キャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益や仕入債務の増加に伴い営業活動 によるキャッシュ・フローが増加する一方、 有形固定資産の取得 当連結会計年度 前連結会計年度 現金及び現金同等物の期首残高 営業利益の増加に加え、営業外費用に属する支払利息が による支出の減少などから投資活動によるキャッシュ・フロー のマイナス幅が縮小した結果、フリー・キャッシュ・フローは 109億6千6百万円となりました。 (単位:百万円) 20,000 18,772 10,966 10,000 0 △2,190 △10,000 第10期 H22/3 (注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 第11期 H23/3 第12期 H24/3 12 会社の概要・役員 会社の概要 平成24年3月31日現在 商 号 エア・ウォーター株式会社 設 立 昭和4年9月24日 金 32,263百万円 資 本 従 業 員 数 831名(連結:8,062名) 本 札幌市中央区北3条西1丁目2番地 店 本社事務所 大阪市中央区南船場2丁目12番8号 当社Webサイトで各種情報を公開しております。 ぜひ一度ご覧ください。 http://www.awi.co.jp/ 株式の状況 役 員 株式の状況 平成24年6月28日現在 代 表 取 締 役 会 長 最 高 経 営 責 任 者(CEO) 青 木 弘 代 表 取 締 役 副 会 長 豊 田 昌 洋 代 表 取 締 役 社 長 最高業務執行責任者(COO) 今 井 康 夫 取 長 吉 野 明 締 役 副 社 専 務 取 締 役 泉 田 孝 専 務 取 締 役 赤 津 敏 彦 専 務 取 締 役 藤 田 昭 常 務 取 締 役 豊 田 常 務 取 締 役 唐 渡 有 常 務 取 締 役 松 原 幸 男 喜 久 夫 ■ 発行可能株式総数 ■ 発行済株式の総数 480,000,000 株 198,705,057 株 持 株 数 持株比率 10,000 5.10 三井住友信託銀行株式会社 7,936 4.05 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 6,893 3.51 株式会社三井住友銀行 6,196 3.16 夫 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 5,936 3.03 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 5,882 3.00 大和証券株式会社 5,489 2.80 エア・ウォーター取引先持株会 5,211 2.66 全国共済農業協同組合連合会 4,780 2.44 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (信託口9) 4,347 2.22 株 主 名 佐 伯 憲 康 取 締 役 町 田 正 人 住友金属工業株式会社 取 締 役 南 良 平 取 締 役 寺 井 博 取 締 役 永 田 實 取 締 役 曽 我 部 取 締 役 村 上 幸 勤 監 査 役 片 野 倶 宏 常 勤 監 査 役 中 川 康 一 常 勤 監 査 役 平 松 博 久 監 査 役 関 山 守 洋 監 査 役 高 島 成 光 自己名義株式 253万株(1.27%) 個人・その他 2,710 万株 (13.64%) 金融機関 7,896 万株 (39.74%) ■ 大株主(上位10名) 役 常 証券会社 650万株(3.27%) 19,870万株 締 康 ■ 所有者別株式分布状況 14,937 名 ■ 株主数 取 (注)常勤監査役 中川康一氏、監査役 関山守洋氏及び監査役 高島成光氏は、 社外監査役であります。 13 平成24年3月31日現在 (千株) 外国法人等 4,574 万株 (23.02%) その他国内法人 3,785 万株(19.05%) (%) ■ 所有株数別株主分布状況 5,000 株以上 582名(3.90%) 10,000 株以上 711名(4.76%) 1,000 株未満 8,902名 (59.60%) 14,937 名 1,000 株以上 4,742名 (31.75%) 14
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