サンプル問題 第1章 より 問16 地図の訂正に関する申し出について却下

サンプル問題
第1章
問16
より
地図の訂正に関する申し出について却下理由のうち正しいものはいくつあるか
1.申出をする申請人が当該申出を受けた土地の所在地の登記所の管轄に居住しないとき。
2.抵当権の名義人からの申請があった。
3.電子情報処理組織を利用して申請した
4.申出に係る事項を調査した結果、地図又は地図に準ずる図面に誤りがあると認められないとき。
5.地図又は地図に準ずる図面を訂正することによって申出に係る土地以外の土地の区画又は位置
若しくは形状を訂正することとなるとき。
問17 土地図面つづり込み帳には、土地所在図及び地積測量図をつづり込むものとする。
土地所在図及び地積測量図を電磁的記録に記録して保存した時も、土地所在図及び地積測量図を土地
図面つづり込み帳につづり込むものとする。
問18 登記識別情報失効申出書類つづり込み帳には、登記識別情報の失効の申出に関する書類をつづ
り込むものとする。 登記識別情報の失効の申出が電子情報処理組織を使用する方法によりされた場合
は、当該申出に係る情報の内容を書面に出力したものを登記識別情報失効申出書類つづり込み帳につ
づり込むものとする。
第2章より
問19 登記識別情報の通知を要しない場合で次のうち間違っているのはどれか
ア)登記識別情報の通知を受けるべき者があらかじめ登記識別情報の通知を希望しない旨の申出を
した場合
イ)登記識別情報の通知を受けるべき者が、登記官の使用に係る電子計算機に備えられたファイル
に登記識別情報が記録され、電子情報処理組織を使用して送信することが可能になった時から3週間
以内に自己の使用に係る電子計算機に備えられたファイルに当該登記識別情報を記録しない場合
ウ)登記識別情報の通知を受けるべき者が、登記完了の時から三月以内に登記識別情報を記載した
書面を受領しない場合
エ)登記識別情報の通知を受けるべき者が官庁又は公署である場合(当該官庁又は公署があらかじ
め登記識別情報の通知を希望する旨の申出をした場合を除く。)
問20 登記識別情報の失効の申出は登記名義人又はその相続人その他の一般承継人は、登記官に対
し、通知を受けた登記識別情報について失効の申出をすることができる。
問21
登記識別情報の失効の申出に記載する申出情報は書面申請も電子申請も同じ内容である。
問22 登記識別情報の失効の申出情報の内容である登記名義人の氏名若しくは名称又は住所が登記
記録と合致しないときは、登記名義人の変更または更正登記をした後でなければ登記識別情報の失効
の申出をすることができない。
第3章
問28 下記 不動産登記法第百三十九条の規定による意見又は資料の提出を書面でするときは、当
該書面の写し三部を提出しなければならない
不動産登記法 第百三十九条 筆界特定の申請があったときは、筆界特定の申請人及び関係人は、筆
界特定登記官に対し、対象土地の筆界について、意見又は資料を提出することができる。この場合に
おいて、筆界特定登記官が意見又は資料を提出すべき相当の期間を定めたときは、その期間内にこれ
を提出しなければならない。
2前項の規定による意見又は資料の提出は、電磁的方法(電子情報処理組織を使用する方法その他の
情報通信の技術を利用する方法であって法務省令で定めるものをいう。)により行うことができる。
問29 上記不動産登記法 法第百三十九条第一項 の規定により資料(第二百十九条各号に掲げる方
法によって提出したものを除く。以下この条において同じ。
)を提出した申請人又は関係人は、当該資
料の還付を請求することができる。
筆界特定登記官は、当該資料の還付請求があった場合において、当該請求に係る資料を確認し複写し
たときは速やかに、これを還付するものとする。
問30 意見聴取等の期日における筆界特定登記官の権限のうち正しいものはいくつあるか
①筆界特定登記官は、意見聴取等の期日において、発言を許し、又はその指示に従わない者の発言を
禁ずることができる。
②筆界特定登記官は、意見聴取等の期日の秩序を維持するため必要があるときは、その秩序を妨げ、
又は不穏な言動をする者を退去させることができる。
③筆界特定登記官は、適当と認める者に意見聴取等の期日の傍聴を許すことができる。
①
第4章
1個
②
2個
③
3個
問9 ①②に当てはまる言葉を選びなさい
調査士は、他の法務局又は地方法務局の管轄区域内に事務所を移転しようとするときは、その管轄区
域内に設立された(①)を経由して、(②)に、所属する調査士会の変更の登録の申請をしなければな
らない。
2
調査士は、前項の変更の登録の申請をするときは、現に所属する(①)にその旨を届け出なけれ
ばならない。
3
第一項の申請をした者が第五十二条第一項の規定による入会の手続をとつていないときは、
(②)
は、変更の登録を拒否しなければならない。
調査士会
問10
調査士会連合会
管轄法局
法務大臣
調査士連合会が登録を取り消さなければならない場合の記述のうち間違っているのはどれか
①その業務を廃止したとき。
②死亡したとき。
③引き続き二年以上業務を行わないとき
④調査士となる資格を有しないことが判明したとき。
⑤身体又は精神の衰弱により業務を行うことができないとき。
ア)①②
イ)①③
ウ)③④
エ)
③⑤
オ)④⑤
問11 法務大臣は、調査士の登録をしたとき、及びその登録の取消しをしたときは、遅滞なく、そ
の旨を官報をもつて公告しなければならない。
問12 調査士又は調査士であつた者は、業務上取り扱つた事件について知ることのできた秘密を他
に漏らす事ができる場合がある。
第5章
問16 事前通知書が受取人不明を理由に返送された場合において,期間の満了前に申請人から事前
通知書の再発送の申出があったときは,その申出に応じて差し支えない。この場合には,同項に規定
する期間は,再送に応じた日から起算するものとする。
問17 事前通知をした場合において,通知を受けるべき者が死亡したものとしてその相続人全員か
ら相続があったことを証する情報を提供するとともに,電子申請にあっては当該申請人の相続人が通
知番号等を特定する情報及び当該登記申請の内容が真実である旨の情報に電子署名を行った上,登記
所に送信したとき,書面申請にあっては当該申請人の相続人が登記申請の内容が真実である旨を記載
し,記名押印した上,印鑑証明書を添付して登記所に提出したときは,その申出を適法なものとして
取り扱って差し支えない。
問18 法人の代表者に事前通知をした場合において,その法人の他の代表者から,当該他の代表者
の資格を証する書面及登記申請の内容が真実である旨を記載し,記名押印した上,印鑑証明書を添付
して同項の申出があったとしても受け付けることはできない。
問19 資格者代理人による本人確認情報の提供で申請人の氏名を知り,かつ,当該申請人と面識が
あるときとは,次に掲げるときのうちのいずれかとする。
(1) 資格者代理人が,当該登記の申請の3月以上前に当該申請人について,資格者代理人として本人
確認情報を提供して登記の申請をしたとき。
(2) 資格者代理人が当該登記の申請の依頼を受ける以前から当該申請人の氏名及び住所を知り,かつ,
当該申請人との間に親族関係,3年以上にわたる取引関係その他の安定した継続的な関係の存在があ
るとき。
解答
第1章
問16 3個 不動産登記規則第16条13項
登記官は、次に掲げる場合には、理由を付した決定で、
第一項の申出を却下しなければならない。
一
申出に係る土地の所在地が当該申出を受けた登記所の管轄に属しないとき。
二
申出の権限を有しない者の申出によるとき。
三
地図訂正申出情報又はその提供の方法がこの省令の規定により定められた方式に適合しないと
き。
四
この省令の規定により地図訂正申出情報と併せて提供しなければならないものとされている情報
が提供されないとき。
五
申出に係る事項を調査した結果、地図又は地図に準ずる図面に誤りがあると認められないとき。
六
地図又は地図に準ずる図面を訂正することによって申出に係る土地以外の土地の区画又は位置若
しくは形状を訂正すべきこととなるとき。
問17 × 不動産登記規則第 第二十条
土地図面つづり込み帳には、土地所在図及び地積測量図(こ
れらのものが書面である場合に限る。)をつづり込むものとする。
2第十七条第二項の規定にかかわらず、登記官は、前項の土地所在図及び地積測量図を同条第一項の
電磁的記録に記録して保存することができる。
3登記官は、前項の規定により土地所在図及び地積測量図を電磁的記録に記録して保存したときは、
第一項の土地所在図及び地積測量図を申請書類つづり込み帳につづり込むものとする。
問18 ○ 不動産登記規則第 第二十六条
登記識別情報失効申出書類つづり込み帳には、登記識別
情報の失効の申出に関する書類をつづり込むものとする。
2登記識別情報の失効の申出が電子情報処理組織を使用する方法によりされた場合は、当該申出に係
る情報の内容を書面に出力したものを登記識別情報失効申出書類つづり込み帳につづり込むものとす
る。
第2章
不動産登記規則 第六十四条
法第二十一条 ただし書の法務省令で定める場合は、次に掲げる場合
とする。
一
法第二十一条 本文の規定により登記識別情報の通知を受けるべき者があらかじめ登記識別情報
の通知を希望しない旨の申出をした場合(官庁又は公署が登記権利者のために登記の嘱託をした場合
において、当該官庁又は公署が当該登記権利者の申出に基づいて登記識別情報の通知を希望しない旨
の申出をしたときを含む。)
二法第二十一条 本文の規定により登記識別情報の通知を受けるべき者(第六十三条第一項第一号に定
める方法によって通知を受けるべきものに限る。)が、登記官の使用に係る電子計算機に備えられたフ
ァイルに登記識別情報が記録され、電子情報処理組織を使用して送信することが可能になった時から
三十日以内に自己の使用に係る電子計算機に備えられたファイルに当該登記識別情報を記録しない場
合
三 法第二十一条 本文の規定により登記識別情報の通知を受けるべき者(第六十三条第一項第二号に
定める方法によって通知を受けるべきものに限る。)が、登記完了の時から三月以内に登記識別情報を
記載した書面を受領しない場合
四
法第二十一条 本文の規定により登記識別情報の通知を受けるべき者が官庁又は公署である場合
(当該官庁又は公署があらかじめ登記識別情報の通知を希望する旨の申出をした場合を除く。)
2
前項第一号及び第四号の申出をするときは、その旨を申請情報の内容とするものとする。
不動産登記規則 第六十五条
登記名義人又はその相続人その他の一般承継人は、登記官に対し、通
知を受けた登記識別情報について失効の申出をすることができる。
2
前項の申出は、次に掲げる事項を内容とする情報(以下この条において「申出情報」という。)
を登記所に提供してしなければならない。
一
申出人の氏名又は名称及び住所
二
申出人が法人であるときは、その代表者の氏名
三
代理人によって申出をするときは、当該代理人の氏名又は名称及び住所並びに代理人が法人であ
るときはその代表者の氏名
四
申出人が登記名義人の相続人その他の一般承継人であるときは、その旨及び登記名義人の氏名又
は名称及び住所
五
当該登記識別情報に係る登記に関する次に掲げる事項
イ 不動産所在事項又は不動産番号
ロ 登記の目的
ハ 申請の受付の年月日及び受付番号
ニ 次項第一号に掲げる方法により申出をするときは、甲区又は乙区の別
3
第一項の申出は、次に掲げる方法のいずれかによりしなければならない。
一
法務大臣の定めるところにより電子情報処理組織を使用して申出情報を登記所に提供する方法
二
申出情報を記載した書面を登記所に提出する方法
4申出情報の内容である登記名義人の氏名若しくは名称又は住所が登記記録と合致しないときは、申
出情報と併せて当該登記名義人の氏名若しくは名称又は住所についての変更又は錯誤若しくは遺漏が
あったことを証する市町村長、登記官その他の公務員が職務上作成した情報を提供しなければならな
い。ただし、公務員が職務上作成した情報がない場合にあっては、これに代わるべき情報を提供すれ
ば足りる。
5登記名義人の相続人その他の一般承継人が第一項の申出をするときは、申出情報と併せて相続その
他の一般承継があったことを証する市町村長、登記官その他の公務員が職務上作成した情報を提供し
なければならない。ただし、公務員が職務上作成した情報がない場合にあっては、これに代わるべき
情報を提供すれば足りる。(以下省略)
第3章
(書面の提出方法)
不動産登記規則 第二百二十条
申請人又は関係人は、法第百三十九条第一項 の規定による意見又
は資料の提出を書面でするときは、当該書面の写し三部を提出しなければならない。
2筆界特定登記官は、必要と認めるときは、前項の規定により書面の写しを提出した申請人又は関係
人に対し、その原本の提示を求めることができる。
(資料の還付請求)
不動産登記規則 第二百二十一条
法第百三十九条第一項 の規定により資料(第二百十九条各号に
掲げる方法によって提出したものを除く。以下この条において同じ。)を提出した申請人又は関係人は、
当該資料の還付を請求することができる。
2筆界特定登記官は、前項の規定による請求があった場合において、当該請求に係る資料を筆界特定
をするために留め置く必要がなくなったと認めるときは、速やかに、これを還付するものとする。
(意見聴取等の期日における筆界特定登記官の権限)
不動産登記規則 第二百二十四条
筆界特定登記官は、意見聴取等の期日において、発言を許し、又
はその指示に従わない者の発言を禁ずることができる。
2筆界特定登記官は、意見聴取等の期日の秩序を維持するため必要があるときは、その秩序を妨げ、
又は不穏な言動をする者を退去させることができる。
3筆界特定登記官は、適当と認める者に意見聴取等の期日の傍聴を許すことができる。
第4章
(所属する調査士会の変更の登録)
第十三条
調査士は、他の法務局又は地方法務局の管轄区域内に事務所を移転しようとするときは、
その管轄区域内に設立された調査士会を経由して、調査士会連合会に、所属する調査士会の変更の登
録の申請をしなければならない。
2
調査士は、前項の変更の登録の申請をするときは、現に所属する調査士会にその旨を届け出なけ
ればならない。
3
第一項の申請をした者が第五十二条第一項の規定による入会の手続をとつていないときは、調査
士会連合会は、変更の登録を拒否しなければならない。
4
前二条の規定は、第一項の変更の登録の申請に準用する。
(登録の取消し)
第十五条
調査士が次の各号のいずれかに該当する場合には、調査士会連合会は、その登録を取り消
さなければならない。
一
その業務を廃止したとき。
二
死亡したとき。
三
調査士となる資格を有しないことが判明したとき。
四
第五条各号のいずれかに該当するに至つたとき。
2
調査士が前項各号に該当することとなつたときは、その者又はその法定代理人若しくは相続人は、
遅滞なく、当該調査士が所属し、又は所属していた調査士会を経由して、調査士会連合会にその旨を
届け出なければならない。
第十六条
調査士が次の各号のいずれかに該当する場合には、調査士会連合会は、その登録を取り消
すことができる。
一
引き続き二年以上業務を行わないとき。
二
身体又は精神の衰弱により業務を行うことができないとき。
2
調査士会連合会は、前項の規定により登録を取り消したときは、その旨及びその理由を当該調査
士に書面により通知しなければならない。
3
第十条第一項後段の規定は、第一項の規定による登録の取消しに準用する。
(登録及び登録の取消しの公告)
第十八条
調査士会連合会は、調査士の登録をしたとき、及びその登録の取消しをしたときは、遅滞
なく、その旨を官報をもつて公告しなければならない。
(秘密保持の義務)
第二十四条の二
調査士又は調査士であつた者は、正当な事由がある場合でなければ、業務上取り扱
つた事件について知ることのできた秘密を他に漏らしてはならない。
第5章
(事前通知書の再発送)
第45条 事前通知書が受取人不明を理由に返送された場合において,規則第70条第8項に規定す
る期間の満了前に申請人から事前通知書の再発送の申出があったときは,その申出に応じて差し支え
ない。この場合には,同項に規定する期間は,最初に事前通知書を発送した日から起算するものとす
る。
(相続人等からの申出)
第46条 事前通知をした場合において,通知を受けるべき者が死亡したものとしてその相続人全員
から相続があったことを証する情報を提供するとともに,電子申請にあっては当該申請人の相続人が
規則第70条第2項の通知番号等を特定する情報及び当該登記申請の内容が真実である旨の情報に電
子署名を行った上,登記所に送信したとき,書面申請にあっては当該申請人の相続人が規則第70条
第1項の書面に登記申請の内容が真実である旨を記載し,記名押印した上,印鑑証明書を添付して登
記所に提出したときは,その申出を適法なものとして取り扱って差し支えない。
2 法人の代表者に事前通知をした場合において,その法人の他の代表者から,当該他の代表者の資
格を証する書面及び規則第70条第1項の書面に登記申請の内容が真実である旨を記載し,記名押印
した上,印鑑証明書を添付して同項の申出があったときも,前項と同様とする。
(事前通知書の保管)
第47条 登記申請の内容が真実である旨の記載がある事前通知書は,当該登記の申請書(電子申請
にあっては,電子申請管理用紙)と共に保管するものとする。
(前の住所地への通知方法等)
第48条 前の住所地への通知は,別記第56号様式の書面によってするものとする。
2 前の住所地への通知は,登記義務者の住所についての変更の登記又は更正の登記であって,その
登記の受付の日が規則第71条第2項第2号に規定する期間を経過しないものが2以上あるときは,
当該登記による変更前又は更正前のいずれの住所にもしなければならない。
3 第1項の通知が返送されたときは,当該登記の申請書(電子申請にあっては,電子申請管理用紙)
と共に保管するものとする。
(資格者代理人による本人確認情報の提供)
第49条 規則第72条第1項第2号の申請人の氏名を知り,かつ,当該申請人と面識があるときと
は,次に掲げるときのうちのいずれかとする。
(1) 資格者代理人が,当該登記の申請の3月以上前に当該申請人について,資格者代理人として本人
確認情報を提供して登記の申請をしたとき。
(2) 資格者代理人が当該登記の申請の依頼を受ける以前から当該申請人の氏名及び住所を知り,かつ,
当該申請人との間に親族関係,1年以上にわたる取引関係その他の安定した継続的な関係の存在があ
るとき。